あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り

あなたの健康はお金で買えますか・・・?

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益子直美さんも悩んだ五十肩は「どうせ体操」で症状軽減 

【Q】肩が痛くて腕を上げられません。元バレーボール選手の益子直美さんがブログで五十肩の症状について書いているのを読んで、もしかして……と思っています。 (50代女性)

【A】いわゆる五十肩は、肩の痛みに加え、関節の可動域が狭くなる状態。内視鏡技術の進歩で、肩の骨の内側にできたトゲ状の突起「骨棘」が一因だと分かりました。

 骨棘で腱板という肩の中にある腱がこすれ、痛みや炎症が起き、肩を動かしづらくなるのです。

「四十肩」も全く同じ状態で、30代から80代まで、誰にでも起こり得ます。益子直美さんのようなスポーツをやっていた人でも、例外ではありません。

 通常、強い痛みのある急性期が約3カ月、次に肩を動かしづらい慢性期が6カ月。その後、回復期に入り、1~2年ほどで痛みが治まり、動きが良くなります。

 このように五十肩は自然と治る場合が多いのですが、腱板の損傷が大きく、治らない人も2割程度います。

 その重症例に対して、これまでは病院でも治しようがなく、痛み止めを処方するしかありませんでした。

 しかし、今は骨棘を削る内視鏡手術で治すことが可能です。15年前から私は始めていますが、実施している医療機関はまだまだ少ないです。

 五十肩の長引く痛みに苦しんでいる人は、ぜひ手術を行っている機関を探してみてください。

 長期化・重症化させないためには、急性期でも腕を垂らして軽く肩を動かすことです。腕を下ろして「前ならえ」のように肘を垂直に曲げ、手のひらを上に向けて体の前から横に動かす体操(どうぞ体操)がお勧めです。肩を温めるとヒアルロン酸が分泌し、関節の滑りが良くなるので、入浴中に体操するのもよいでしょう。

 冷や汗が出るような痛み、また眠れないほど強い痛みは、五十肩ではなく、心筋梗塞などの症状かもしれません。すぐに医療機関を受診してください。

(自治医科大学・神戸克明特命教授)



( 2018/05/23 21:41 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰痛を招く「筋力不足」…簡単で効果的な筋トレ法 

◆男性1位・女性2位! 男女共に多い「腰痛」の自覚症状

よくある体の痛みといえば「腰痛」。厚生労働省による「平成28年度国民生活基礎調査の概況」の「自覚症状」においても、男性1位、女性2位と、前回調査と同様の高い順位にランクインしています。男女ともに、腰の調子が気になる人、腰痛で困っている人は、かなり多そうだとわかります。

それだけ、日常生活の中に、腰痛を招く要素が多くあるということでしょう。

日常生活の中の何が腰痛の原因となっているか、自分で分析して明確にするのは意外と難しいかもしれません。ぎっくり腰のような予期せぬ腰痛もあれば、慢性的に不調を感じている人、時々腰が痛く感じることがあるという人など様々です。たとえ軽度な腰痛であっても、腰が気になり始めると、日常動作も制限しがちになったり、心理的なストレスになったりするため、無理なくできる腰痛予防に取り組んでいくことが大切です。
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◆気付かないうちに腰への負担が増す生活に?

腰痛予防を始めるタイミングも、よくわからないという人もいるかもしれません。腰に不調を感じなければ、特に予防を考えることもなく、忙しく毎日を過ごしてしまうものです。実は日常生活の中で、腰に無理を強いるような生活をしていたとしても、自覚できずに仕事や家事などをこなしている人も多いでしょう。

無理を続けていると、上半身の重さを支える腰背部の筋肉が、しっかり働かなくなってしまうことがあります。また、腹筋の働きが弱くなっている場合も、腰背部の筋肉とのアンバランスが影響し、腰部への負荷が増すことで腰痛を招いてしまうこともあるのです。
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◆腰痛予防に大切な筋力アップ

上半身の重みは、体重の約60%を占めます。腹筋や腰背部の筋肉は、日常のあらゆる動作や姿勢において、この重さを支えているのですから、負担が大きいのも当然です。まして、姿勢のバランスを崩した状態では、腰部にかかる負荷がかなりのものになることが想像できると思います。

通常の立位では、腰部へは体重の1~1.2倍の力がかかるため、あらゆる姿勢をとることで腰椎を支点としてより負荷が生じることになります。荷物を持ち上げようとした時に腰に痛みを感じたという人は、腹筋・腰背部の筋肉の働きの低下がみられるかもしれません。腰の不調が本格的に現れる前の段階で、腰痛予防として筋力アップを目指してはいかがでしょうか。

◆腰痛予防のための腹筋・脊柱起立筋トレーニング

上半身の重みをしっかりと支えることができるよう、まずは腹筋と背部にある脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の筋力トレーニングに挑戦してみましょう。すでに腰痛がある人や腰に不安を感じている人は無理に行わないでください。動作により腰痛が誘発されるケースもあるため、途中で腰に違和感が生じた場合は中止してください。

■腹直筋を鍛える腹筋トレーニング

1. 両肘と足のつま先を床につき、床から体を浮かせます。この時、体がしならないよう直線をイメージしましょう。2. 背中がまるくならないよう意識しながら、お尻を天井方向へ上げましょう。3~5秒間キープしたら「1」へ戻ります。10回挑戦してみましょう。

■腹斜筋を鍛える腹筋トレーニング

1. 両膝を曲げて仰向け姿勢になります。両腕は軽く体から離します。

2. 足の位置をなるべくずらさないようにしながら、両脚を揃えたまま倒していきます。肩が浮かないように注意しましょう。倒した脚を「1」の位置へ戻す際に、腹斜筋(いわゆる「脇腹」と呼ばれている範囲)に力が入るよう意識してください。往復10回を目安に行ってみましょう。

■脊柱起立筋トレーニング

1. 両膝を軽く開きうつぶせになり、両肘は曲げて手を顔斜め前方へ置きます。

2. 肩の付け根から動かすイメージで、左腕を持ち上げると同時に右下肢を持ち上げます。お尻に力が入るよう意識して下肢を動かしていきます。3~5秒間キープしたら、反対側も行います。左右交互に5~10回ずつ挑戦してみましょう。

腰痛予防のための筋力トレーニングは、くれぐれも無理はせずにコツコツと続けることが大切です。その日のコンディションによっては、動かした際に違和感や痛みを伴うこともあるため、その都度、様子をみながら中止したり回数を調整したりと、柔軟に検討してください。

■参考資料
「運動機能障害症候群のマネジメント」著 Shirley A. Sahrmann  
医歯薬出版株式会社




( 2018/05/04 06:21 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰から下にビンビンという痛み 脊柱管狭窄症の可能性も 

 少し歩くと、ふくらはぎが“キュッ”と締め付けられるように痛み、休まなければならなくなる──いわゆる「こむら返り」と同様の症状に感じられるが、動脈硬化の一種である閉塞性動脈硬化症のサインかもしれない。清水整形外科クリニックの清水伸一医師がいう。

「人によっては500メートル程度歩いただけでも痛むことがある。休むと痛みはすぐ取れるので“体力が落ちただけだろう”と対処が遅れるケースが多いのですが、閉塞性動脈硬化症によって、下半身に十分な血流が巡っていないことが考えられる」

 放置すると痛みは強くなり、慢性的に“ギリギリ”と足が痛んで歩けなくなる間欠性跛行(かんけつせいはこう)に発展する。

「間欠性跛行の痛みも休めば和らいでしまうため、無理をすれば日常生活程度ならこなせてしまう。そのため、我慢強い人だとさらに動脈硬化が進行し、かかとやくるぶしが壊疽を起こして、最悪の場合は足の切断を余儀なくされる」(同前)

 閉塞性動脈硬化症は他にも脳梗塞・心筋梗塞などの重篤な病に直結する。特に肥満や糖尿病の傾向がある人は、ふくらはぎや足先の「キュッ」に敏感になったほうがよさそうだ。

 腰から下の足全体にかけて“ビンビン”と電気が走るような痛みがあったり、足の裏が“ジリジリ”と痺れる場合、脊柱管狭窄症の可能性がある。前屈みになると痛みが和らぐのが特徴だ。進行すると正しい姿勢の維持が困難になり、尿漏れなどを引き起こす。


( 2018/04/26 13:26 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

「1回20秒からの5ステップ」で首の痛みや肩こりが治った!喜びの声続出 

首の痛みと、肩こりに長年悩まされ、もうすでにコリをほぐす事を諦めてしまっている人もいるのではないだろうか。そんな方に朗報だ。『ゆるめて伸ばしてリセット! 首の痛みと肩こりは自分で治せる』(武藤雅英/主婦の友社)には、自分でコリを簡単に治せる方法が詰まっている。

 日頃の不良姿勢により、肩こり首こりがひどくなっている人が増加している。頭を前に突き出した姿勢、頭を下に傾けた姿勢、背中を丸めて肩を前に突き出した姿勢といった不良姿勢は、背骨やその周辺の筋肉に大きな負担がかかり続け、首、肩、腰などにコリや痛みを引き起こすことになるのだ。

 日頃の不良姿勢は、家事や育児、通勤時間、職場での休憩時間、夜寝る前のリラックスタイムなど、様々なシーンで作られている。例えば、職場までの行き帰りの電車やバスの中、スマートフォンやタブレット端末で、ネットや動画を見ている人は、背中を丸めてうつむき、首を前に突き出した姿勢で見ている。毎日の家事も、掃除や料理は下を向く作業が多いし、育児となると授乳や抱っこなどで、お子さんの重さも加わり、さらに背中が丸まり、頭と肩が前に突き出してしまう。多くの人が1日の大半を、不良姿勢のまま過ごしているのだ。

 ただ、日常生活で起きる不良姿勢は、日頃の心がけ次第で改善される。スマートフォンやタブレット端末を使用するときは、画面に顔を近づけ過ぎないこと、画面を目の高さに持ってくるなど意識的に前かがみのうつむき姿勢を止めることが大切。家事で掃除機を使うときも、パイプの長さを調節し、できるだけ前かがみの姿勢にならないようにすること、低い場所に掃除機をかける時も、床に膝をつけ、できるだけ腰や肩に負担がかからないように意識するだけで日常生活の中でコリがたまることは軽減される。

 こう話すのは、「田園調布の駆け込み寺」と人気を呼んでいるむとう鍼灸整骨院の院長である武藤雅英先生だ。学生時代に腰の骨を折って、長時間座っていることも立っていることもできないほどのつらい症状が7年も続いている時に、整形外科や鍼灸整骨院での研修から、自身の症状の根本原因を突き止め、症状を完全に克服した。自身も体験したつらい経験から、導き出した答えだからこそ、説得力が増す。

 首の痛みと肩こりを自分で治すメソッドは、5ステップ。しかも、1回20秒から。

(1)肩を正しい位置に戻す「胸のストレッチ」
(2)肩を正しい位置にキープする「背中のエクササイズ」
(3)肩を柔軟にする「わきの下のストレッチ」
(4)肩や首の動きをスムーズにする「背中の下のエクササイズ」
(5)頭を正しい位置に戻す「あご引きエクササイズ」

 実際、このエクササイズを実践することで肩こりからくる片頭痛に悩まされ、頭痛薬が手放せなかった女性も、5ステップのストレッチとエクササイズを始めて1か月で偏頭痛は改善され、薬も手放せたと体験談を寄せている。

 本書では、なぜ5ステップでコリや痛みが治るのか、また、なぜ肩こりや首の痛みは起こるのか、痛みを放っておくとどうなるか、逆に肩こりが治るとキレイになるといったきちんとした解説が非常にわかりやすく載っている。マッサージや薬、運動ではコリの根本が改善されなかった方、ぜひ一度試していただきたい。



( 2018/04/21 01:28 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

あなたも危ない「スマホ巻き肩」って? やせにくくなる、息苦しい…様々な“新症例”相次ぐ  

スマートフォンの普及に伴い、スマホの操作、閲覧により、背中を丸めた姿勢を長時間とることで起きる酸欠状態や「巻き肩」の症例が、専門のクリニックに相次いで寄せられている。スマホを使い続けるときには、意識して休憩を取り、ストレッチなどを取り入れて正しい姿勢を取り戻したい。(戸谷真美)

 スマホを使う際、多くの人は自然な目線の位置よりも、下方にある画面をのぞき込みながら操作する。いわゆる猫背の状態だが、多くの人はスマホの画面に意識が集中しているため、この姿勢を長時間とり続けてしまうことになる。

 呼吸器内科の専門医で池袋大谷クリニック(東京都豊島区)の大谷義夫院長は、「スマホを使っているときの猫背の姿勢では、肺が圧迫されるので、通常に比べて吸い込む酸素の量が減る。このために全身の血流が悪くなり、肩こりをはじめ、さまざまな体の不調が表れます」と話す。

 大谷院長によると、大人は通常、1分間に15回、1日に2万回の呼吸をしている。スマホを長時間使うことで、1回ごとの呼吸が浅くなり、体に供給される酸素の量が減る。大谷医師が健康な33歳の男性(喫煙歴なし)を対象に、肺活量と気道抵抗を測定したところ、通常の姿勢で5440ミリリットルだった肺活量は、スマホを操作する姿勢では3720ミリリットルに減少。気道抵抗を合わせて算出する「肺年齢」は、通常の姿勢では「18歳未満」だったが、スマホ操作時には「41歳」と実年齢を超えていた。

 「背を丸めた姿勢でスマホを使い続けることは、軽い酸欠状態が続くのと同じ。浅い呼吸が続くと血流が悪くなり、肩こりのほか、疲れが抜けにくくなったり、体の代謝が落ちてやせにくくなったりすることもある」

 背を丸めた状態でスマホを長時間使うことが習慣化すると、通常の姿勢でも両肩が前に出る「巻き肩」になってしまうことがある。肩こりに悩む人に専門的な治療を行う肩こり研究所(目黒区)の丸山太地所長は「猫背はもちろんスマホの普及以前もあった。ただ、多くの情報を1台で得ることができ、ゲームやメッセージのやり取りもすべてできてしまうスマホは使用時間が長く、全体的に体を動かすことが減ってしまうことが問題なんです」と話す。

 例えば現在はかつて新聞や雑誌で得ていた情報をスマホで得ている人は多い。紙媒体を読む場合はページをめくるという動作が伴うが、スマホの場合は指先を動かすだけ。ページをめくる際に腕を動かすことで肩甲骨を動かし、周りの筋肉も使うが、スマホではそうした動作は行われない。「動作が減ることで筋力が低下する。すると知らず知らずのうちに、正しい姿勢を維持できなくなり、悪い姿勢が定着してしまう」と丸山所長は言う。同研究所には、最近20代の女性や10代の男性の患者も多く訪れている。「気分が優れない」「息苦しさが続く」と訴える人が多いという。

 治療はマッサージや鍼、ストレッチといった処置と、立つ、座る、歩くといった基本的な動作を正しく行う生活指導と合わせて行う。

 スマホを長時間使い、目や肩が疲れたと感じたら、ストレッチを行って筋肉をほぐし、血流を改善することが効果的だ。お薦めは胸を広げる「背中式呼吸」。椅子に深く座り、頭の後ろに手を当てて、大きく3回深呼吸する。丸山所長は「頭の重さを使って大きく胸を広げ、より多くの空気を吸うイメージ。肩こりの改善には、ハードな運動よりも、普段の姿勢を意識して変えていくことが大切」と話している。



( 2018/04/21 01:27 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

膝の痛みは運動不足(筋力低下)が原因かも?  

膝(ひざ)に痛みが起こる原因にはさまざまなものがありますが、運動不足による筋力低下でも起こることがあると言います。これは本当でしょうか?運動と膝痛の関係について詳しくお伝えします。

運動不足により膝の痛みが起こるメカニズム

膝(ひざ)の痛みを引き起こす原因にはさまざまなものがありますが、多くの場合は、膝を長い間使い続けたことによる膝関節の障害と、スポーツや肉体労働などで膝を駆使したことによる障害で起こります。

これを見ると、膝はあまり使わない方がトラブルを起こしにくいのでは?と考えがちですが、実は使わないことも痛みを招く原因となります。これは、膝まわりの筋肉に関係します。膝関節は、主に大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の総称)と「ハムストリングス(半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋の総称)」によって安定が保たれていますが、運動不足によりこれらの筋肉が衰えると膝に過剰な負担がかかるようになり、痛みとなって現れます。

また、関節も使わないと徐々に硬くなっていきます。膝関節の柔軟性が衰えると周囲の組織に痛みが生じるようになり、これが膝の重みとなって現れます。膝関節が硬くなると、しっかり伸ばせないことから、ふくらはぎに負荷をかける歩き方となります。すると、やがては股関節まで痛めてしまい、動きを制限することでさらに運動不足になるという悪循環に陥ってしまいます。これに加齢、肥満、スポーツ・肉体労働による膝への負担などの要素が加わると、大きな膝の疾患を引き起こす可能性もあります。

ただし、このような状態にならないためには意識的に運動していなければならない、というわけではありません。普段の生活を送っている分には、筋力低下や膝関節の柔軟性が衰えることによる膝痛の心配はほとんどないでしょう。問題は、病気やケガなど、なんらかの原因により横になって休んでいる時間が長かった場合です。このようなときは筋肉の衰えが顕著になるので、しっかりとリハビリして筋力をとり戻すことが大切になります。

膝痛を解消するための筋力トレーニングとは

すでに膝の痛みが出ている場合は、運動は避けましょう。膝が痛い=膝を休ませなくてはならないというサインなので、無理をさせてはいけません。無理にトレーニングをしてしまうと、膝蓋大腿関節軟骨(しつがいだいたいかんせつなんこつ)の障害や炎症など、他のトラブルを招く原因となります。また、無意識に膝をかばった動きになるので、適切に筋肉を鍛えることもできません。

トレーニングは、ある程度痛みが治まってから行いましょう。その際も、膝に負担をかけない方法で行うことが大切です。膝に負担をかけない筋力トレーニングでおすすめなのは「等尺性運動(アイソメトリック)」です。これは、膝関節は一定角度で固定して動かさないまま、筋肉に力を入れて収縮させる運動のこと。たとえば、大腿四頭筋の等尺性運動には、以下のようなやり方があります。

・床に座って両脚を伸ばします。

・太ももに力を入れてできるだけ膝を伸ばし、つま先を自分の側に反らします。

・この状態(力を入れた状態)で5秒、力を抜いて5秒数えます。

これを、左右10回程度行いましょう。朝晩の1日2回行うと効果的です。

ポイントは、ゆっくりと行うこと。早いテンポでは効果が少なくなってしまうので、あせらずゆっくり数えましょう。膝蓋骨(膝の皿)に手をそえて、その上の筋肉の盛り上がりが確認できれば正しくできている証拠です。

筋力がついてきたら、膝への負担や衝撃を筋肉がカバーしてくれるので、運動も普通にできるようになります。このような状態になったら、週3回程度はウォーキングをしたり、日常生活の中でできるだけ歩いたり、エスカレーターではなく階段を使うなど、筋力をキープできるような生活を送りましょう。膝痛の予防になります。


( 2018/04/21 01:26 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

頑固な肩こりは「ペインクリニック」で根絶!  

働き盛りの40代男性のなかには、肩こりに悩まされている人も多いはず。整体やマッサージなど様々な対処法を試してきたけど、肩こりの悩みを解消できない…という場合に強い味方となってくれるのが「ペインクリニック」だ。痛みを取り除くことを専門とするペインクリニックでは、慢性的で頑固な肩こりの痛みも和らげることができるそう。そんなペインクリニックの実態について、富永ペインクリニック院長の富永喜代先生に教えてもらった。

■今回のアドバイザー
医療法人TMC(Tominaga Medical Communication) 理事長 
富永喜代

痛みで苦しまない人生を医学で導く痛み改善ドクター。456g のベビーから100歳以上の高齢者、一流プロスポーツ選手まで、1日平均 12人 (通常2人)、2万人を超える臨床麻酔実績を持つ麻酔専門医。人脈ゼロ・資金ゼロから開業3年で、女性院長クリニックでは日本一、年間15000人の肩こり頭痛に悩む人を診療(エーザイ社調べ)。

確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」などのキー局テレビ番組を始め、ラジオ、新聞、雑誌からも取材が殺到している。肩こり改善メソッドの処女作『こりトレ』(文藝春秋)は10万部のベストセラーとなっているほか著書多数。経済産業省「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」を委託され、痛み最新医療のリーダーとして注目されている。

肩こりの根本的な原因は何か?を一緒に考える

富永先生「ひとくちに『肩こり』と言っても、その原因はさまざまです。痛みには、骨折やケガ、リウマチなど体の組織が損傷を受けることでおこる痛み『侵害受容性疼痛(しんがいじゅようせいとうつう)』。坐骨神経痛など、神経が原因でおこる『神経因性疼痛(しんけいいんせいとうつう)』。ケガや病気がなくとも感じる精神的な『心因性疼痛(しんいんせいとうつう)』の3つがあります。

ですが、肩こりの痛みはこの3種類の痛みが複雑に作用しあっているケースが少なくないのです。ペインクリニックでは、この3種類の痛みの全てについて扱っており、肩こりの原因をまず究明するところから治療が始まります」

慢性的な肩こりは、「神経の記憶」によってもたらされる!?

富永先生「ペインクリニックでは肩こりについての診察を行った上で、その原因に則して薬や漢方薬の処方や、運動療法などの治療を行います。そのなかでも、ペインクリニックを代表する治療としてよく行われているのが『ブロック注射』でしょう。

3カ月以上続く慢性的な肩こりは、体に病気などの明らかな原因が無い場合は、脊椎神経のもつ“痛みの記憶”によってもたらされている場合があります。その痛みの情報伝達を局所麻酔薬によって断ち切ってくれるのがブロック注射です。決して神経そのものを断ち切るような大掛かりな施術ではありません。体に悪い所が見つからないのに、繰り返す慢性的な肩こりに悩まされている…という方は、ブロック注射によって脊椎神経の“痛みの記憶”を忘れさせてあげるのも選択肢のひとつかもしれませんね」

肩こりや腰痛の放置は、目に見えない損失を招く

富永先生「『ただの肩こりで病院に行くのは気が引ける』という考えで、ペインクリニックを受診することに尻込みしている方も多いかもしれません。しかし、肩こりを甘く見てはいけません。先ほども申し上げた通り、痛みは3カ月以上長引くことで脊髄神経が痛みを記憶してしまい、慢性化する可能性があります。また、何か病気などの原因がある場合、放置することで重篤化する危険性も否定できません。

それだけでなく、働き盛りの40代男性たちにとって、肩こりや腰痛などの痛みは目に“見えない損失”が生じることも。在日米国商工会議所(ACCJ)が2011年に実施した意識調査では、病気・ケガによる経済的損失額は約3.3兆円。その2大要因が、鬱病などの精神疾患と、疼痛(背中、首、肩などの慢性的な痛み)なのです。会

社に来たけど肩こりや腰痛でパフォーマンスが発揮できない。ぎっくり腰で会社に行けない。このような状態は、痛みによってもたらされる個人の社会的評価や日本経済の大きな損失です。ムダな損失を出さないためにも、肩こりをはじめとする痛みの悩みは、痛みのプロであるペインクリニックに早めに相談にきてくださいね」

最後にアドバイザーからひと言

「ペインクリニックでの治療は保険がききます。色々な病院を渡り歩くより、ペインクリニックにまず来てもらった方が早く肩こりの原因が判明することもありますよ」



( 2018/04/21 01:25 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

僧帽弁狭窄症(そうぼうべんきょうさくしょう)の原因となる主な疾患とは  

左心房から左心室へ流れにくくなった血液が滞り、さまざまなトラブルを引き起こす「僧帽弁狭窄症」。その僧帽弁狭窄症を招く原因のほとんどが、あるひとつの疾患であるという事実をご存じでしょうか?以下では、意外と知られていない、僧帽弁狭窄症を発症する原因について解説します。

主な原因の一つである「リウマチ熱」とは

僧帽弁狭窄症の原因となるケースが多い「ある疾患」とは、「リウマチ熱」です。リウマチ熱はA群連鎖球菌(溶連菌)の感染後、1〜3週間経ってから突如として高熱を発症する全身性炎症性疾患のこと。リウマチ熱を発症すると、多くのケースで強い関節痛が見られます。この痛みは、リウマチ熱によって関節や神経などが炎症を起こしてしまうため生じるといわれています。

また、リウマチ熱が発症しやすいとされている年齢は5〜15歳で、男女差は特にありません。しかし、現在の日本をはじめ、衛生状態がよく、治療環境の整っている先進国では、症例数は大きく減少傾向にあります。

リウマチ熱にともなう僧帽弁の癒着・石灰化が「僧帽弁狭窄症」を引き起こす

リウマチ熱による炎症は、関節や神経に悪影響を及ぼすだけでなく、僧帽弁やその周囲の組織の癒着・石灰化(カルシウムが沈着すること)を招きます。こうして引き起こされるトラブルのひとつが、僧帽弁狭窄症です。癒着・石灰化といった変化は時間をかけて徐々に進んでいくため、僧帽弁狭窄症はリウマチ熱にかかってから少なくとも2年以上後に発症します。

リウマチ熱の症状が現れるのは40〜50歳が多い

日本では、リウマチ熱が大きく減少傾向にあるとお伝えしましたが、発症までタイムラグがあるので僧帽弁狭窄症にならないとは言い切れません。日本循環器学会が発表した『弁膜疾患の非薬物療法に関するガイドライン(2012年改訂版)』によれば、小児期にリウマチ熱にかかってから7〜8年で弁の機能障害が発覚し、そこからさらに10年以上の無症状期間を経て40〜50歳の壮年期に僧帽弁狭窄症の症状が出るといったケースが多いようです。

まれに見られるリウマチ熱以外の原因とは

僧帽弁狭窄症は、リウマチ熱以外の原因で発症することもまれにあります。ひとつが、「先天性の僧帽弁狭窄症」です。こちらは先天性心疾患の0.2〜0.3%を占めるもので、新生児期や乳児期より症状が見られる場合には早期治療が欠かせません。

また、感染性心内膜炎や慢性腎不全による僧帽弁輪への石灰沈着が原因で、僧帽弁狭窄症を発症するケースもあります。この場合、人工透析を受けている高齢の方などに発症するリスクがあるとされています。

発症するリスクがある方は早めの検査を

リウマチ熱には抗生物質が有効です。しかし、子供の頃に抗生物質の恩恵を受けずにリウマチ熱にかかった壮年〜高齢の方、抗生物質が普及していない地域で生まれ育った方には僧帽弁狭窄症のリスクがあると言えます。上記の原因に心あたりのある方は、一度、医療機関で検査することをおすすめします。



( 2018/04/21 01:24 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

体を動かしても肩こりが解消されない人の特徴と、運動時の注意点  

肩こりによいとされる全身運動。しかし、全身運動をしてもなかなか肩こりが改善されない、といった人もいます。では、肩こり解消のために運動をする際には、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

肩こりと運動の関係

肩こりの解消には、肩甲骨周りの血流をよくすることが効果的です。首や肩をグルグル回すことでこの血流がよくなることもありますが、ひどい肩こりの場合、これでは追いつかないこともあります。

そのようなときによいとされているのが、ヨガや水泳、ラジオ体操など体全体を使った全身運動です。特に肩こりの原因が肩や首周りの筋肉の硬さだけではない場合、体全体を使う運動によって背中や腰の筋肉もほぐれ、また、肩こりの原因のひとつとされるストレスの緩和にもつながるなど、メンタル面からもよい影響を与えます。

運動をしても肩こりが解消されない人の特徴

全身運動をしても肩こりが改善しなかったり、むしろ体が硬くなったように感じる、といった人もいます。それはなぜなのでしょう。以下のチェックリストを見てみましょう。

運動を始めてまだ間もない肩こりが起こる前から定期的に運動をしていたハードな運動をしているストレスや悩みを多く抱えている遅い時間に運動している運動後にクールダウンを行っていない運動後にすぐ入浴している夜、寝付きにくい

あてはまる項目が多いほど、運動が肩こり解消につながりにくい傾向にあるといえます。

運動するときの注意点

肩こりの解消につながる、ヨガや水泳、ラジオ体操などの全身運動。その効果をしっかりと得るためには、どのようなことに注意すればよいのでしょう。以下で、そのポイントを紹介します。

運動後は必ずクールダウンを

運動を行った後は、筋肉を緊張させる働きのある交感神経が優位になっています。気持ちも高ぶっており、リラックスした状態ではありません。

そこで、ウォーキングなどの軽めの有酸素運動を15分ほど行い、交感神経優位から副交感神経優位の状態へと持っていきましょう。クールダウンさせることで血流が回復し、疲労物質も流されます。

さらにその後ストレッチを行うと効果的です。ストレッチを行うと体をリラックス状態に導くことができ、筋肉の細胞が修復されやすいのです。

運動直後の入浴は避ける

運動後すぐに入浴するのは避けましょう。運動後は上心拍数や体温が上がった状態です。そこで入浴しさらに体を温めてしまうと、交感神経が活発になり、寝付きも悪くなってしまいます。どうしても運動直後に入浴される際は、ぬるめのお風呂にゆっくり入りましょう。

遅い時間の運動は避ける

運動すると筋肉を緊張させる働きのある「交感神経」が働きます。そのため、就寝時間に近いタイミングで運動すると、筋肉が硬いまま眠りにつくことになってしまいます。

眠る前は筋肉の細胞が修復されやすい「副交感神経」が優位な状態で、簡単にいえばリラックスした状態になっていることが理想です。就寝前の運動は避けるようにしましょう。

交感神経が興奮しすぎない様な運動を行い、また使った筋肉をしっかり疲労回復させることが、肩こり解消のポイントです。

運動を行う時間帯や運動後のクールダウンに気をつけながらしっかり体を動かして、つらい肩こりの解消を目指しましょう。



( 2018/04/21 01:23 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

変形性膝関節症の患者負担を軽減 川崎医科大付属病院、実績重ねる  

加齢などが原因で膝関節の軟骨がすり減り、痛みが出る「変形性膝関節症」。ひどくなると、人工関節に置き換える手術が必要になる。川崎医科大付属病院(岡山県倉敷市松島)は、関節の一部だけを換えることで患者の身体、経済的な負担を減らす方式や、県内でも珍しい両膝同時手術を取り入れ、実績を重ねている。

 「膝がうずいて眠れなかった。仕事だけでなく普段の生活にも支障が出ていた」

 倉敷市の建築業男性(71)が、変形性膝関節症の症状で悩んでいた手術前を振り返る。ただ、同病院で5月末に手術を受けてからは「驚くほど良くなった。仕事にも復帰できそう」と喜ぶ。

 男性が受けたのは、膝関節の一部だけを人工関節に換える「部分置換術」と呼ばれる手術。関節全体に及ぶ「全置換術」と比べ傷口が小さくて回復が早く、自分の膝の感覚を残せることからリハビリもスムーズという。金属やセラミックでできた人工関節の材料費が少ない分、手術費が抑えられる利点もある。男性は、両膝同時に手術に臨んだ。

 厚生労働省の推計では変形性膝関節症の潜在的な患者は全国で約3千万人。人工関節への置き換え手術は増加傾向にあり、年間に約8万件に上るとされる。現在は全置換術が主流で、より狭い範囲で緻密な作業が求められる部分置換術は、全体の約1割にとどまるという。

 川崎医科大付属病院整形外科は2010年から、変形性膝関節症患者の人工関節手術を本格的にスタート。年間約200件を実施しており、うち3分の1を部分置換術が占めている。全置換術の際に筋肉や靱帯(じんたい)を損傷しない難手術も昨年から手掛けている。

 同科の難波良文教授は「これからも患者にとって最も負担が少なく、効果のある手術法を提案したい」と話している。


( 2018/04/21 01:22 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

布施博さん歩行困難告白 脊柱管狭窄症の症状改善ポイント 

【Q】俳優の布施博さんが脊柱管狭窄症と診断されたテレビ番組を見て、不安になっています。私も数年前から脊柱管狭窄症。このままいけば歩けなくなるのでしょうか? 手術を受けるか悩んでいます。 (60代・女性)

【A】私はスマートフォンやパソコンを通して脊椎疾患の相談に乗る「オンライン診察」を毎週土曜日の午後に行っており、そちらでも同様の相談をよく受けます。

 脊柱管狭窄症は脊柱管の内腔が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが出てくる病気。痛みの程度や進行度合いは人それぞれで、何年経ってもそれほど痛みやしびれがひどくならず、症状がひどい時だけ鎮痛剤や抗炎症剤を飲めばOK、という人もいます。

 手術を受けるかどうかで悩んでいるとのことですが、すぐにでも手術を検討した方がいいのは、排尿や排便に異常がある場合。具体的には、頻尿や尿漏れがある、便秘がある、などです。

ただし、泌尿器疾患である可能性もありますので、きちんと確認してください。

 それ以外では、歩けなくて日常生活に支障が出る場合、です。

 たとえば、私が勤務する岩井整形外科内科病院は東京・小岩駅から徒歩5分ほどのところにありますが、駅との往復を何度もしなければならないのに、頻繁に休まないと駅に行けないようであれば、手術を検討した方がいいでしょう。

 逆に、すでに隠居生活にあり、痛みやしびれはそれほどでもなく、休み休み歩いても特に支障がないようであれば、様子を見てもいいかもしれません。

 画像診断の結果は、必ずしも症状の強さと一致しません。自分がどれだけ困っているかを医師に相談し、手術を受けるかどうか検討してください。

 なお、私が行う細い内視鏡を用いた手術なら、体の傷は小さく、入院期間は2~7日程度で済みます。

(岩井整形外科内科病院・古閑比佐志副院長)


( 2018/04/19 20:00 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

みのもんたも苦しんだ 脊柱管狭窄症が疑われるポイント2つ 

 歩いていると足が痛くなる、しびれる……などの症状があれば、脊柱管狭窄症が疑われる。岩井整形外科内科病院・古閑比佐志副院長に聞いた。 今月2日放送のTBS系医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」で俳優の布施博さん(59)が脊柱管狭窄症であることが判明した。

 布施さんは、2~3年前から歩きづらさを感じ、最近は階段を下りることに恐怖を覚えるなど、生活に支障をきたすレベルにまで症状が悪化。酔っぱらうと足に全く力が入らなくなる姿も番組で流された。

 脊柱管狭窄症といえば、タレントのみのもんたさん(73)も苦しんだ病気。紅白歌合戦の総合司会を終えた2006年正月に入院し手術を受けた。

「背骨の神経の通り道である脊柱管を取り巻く組織、黄色靱帯は老化などで厚みを増しやすくなります。それによって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが生じるのが、脊柱管狭窄症です」

■対策が遅れると元に戻らないケースも

 脊柱管の狭くなり方は大きく分けて2タイプある。脊柱管を輪切りにして上から見た場合、全体的に狭くなっている「中心性狭窄」と、一部が狭くなり通り道が三角形のように見える「外側陥凹狭窄」だ。典型的な症状が異なる。

 まず中心性狭窄では、歩いていると片方、あるいは両方の足が痛んだりしびれたりして歩けなくなる間欠性跛行が起こりやすい。しばらく休むと症状は消え歩けるようになるが、歩き始めるとまた痛みやしびれが出てくる。一方、外側陥凹狭窄は、「片方の足の前側だけ」「両方の足の横側だけ」といったように、足の一部に痛みやしびれが起こる。間欠性跛行と違い、歩かなくても症状はあり、寝返りをうったり、体勢を変えたりすると、程度がひどくなる場合がある。

 中心性狭窄にしろ、外側陥凹狭窄にしろ、脊柱管狭窄症は、たとえば椎間板ヘルニアなどと比べると、症状の強さはそれほどではない。しかし、歩けなくなるなど日常生活に支障が出る。

また、膀胱や直腸の働きに関係する馬尾神経が圧迫された場合、頻尿や残尿感、尿漏れ、便秘など膀胱・直腸障害が生じる。圧迫がひどく馬尾神経が“不可逆的な損傷”に至ると、元には戻らない。

「脊柱管狭窄症の最初の治療は抗炎症剤や鎮痛剤ですが、『歩き続けられず日常生活に支障が出る』『膀胱・直腸障害がある』ようなら手術を検討します。特に、膀胱・直腸障害はすぐに手術を受けるべきです」

 狭窄の程度と症状の強さは必ずしも一致しないため、画像検査の結果だけでは判断できない。高齢男性では、頻尿や残尿感がある前立腺肥大も疑われるので、鑑別診断も必要だ。

 脊柱管狭窄症の手術には、切開手術と内視鏡下手術がある。古閑副院長が行っているのは、内視鏡の中でも直径が細い内視鏡MEL(直径16ミリ)やPELD(直径7ミリ)を用いた内視鏡下手術だ。

MELは主に中心性狭窄に対し、PELDは外側陥凹狭窄に対して行う。

「いずれも全身麻酔で行います。MELは入院期間が4~7泊、PELDは2~3泊になります。MELもPELDも保険適用です」

 微小内視鏡PELDによる脊柱管狭窄症の治療は非常に高い技術力が求められる。

 この数年、PELDによる脊柱管狭窄症手術を行う医療機関が少しずつ増えているが、一方で、神経損傷の報告もやや増えている。内視鏡下手術を受けるなら、手術件数の多い医療機関を選ぶべきだ。


( 2018/04/19 19:52 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

変形性膝関節症の患者負担を軽減 川崎医科大付属病院、実績重ねる  

加齢などが原因で膝関節の軟骨がすり減り、痛みが出る「変形性膝関節症」。ひどくなると、人工関節に置き換える手術が必要になる。川崎医科大付属病院(岡山県倉敷市松島)は、関節の一部だけを換えることで患者の身体、経済的な負担を減らす方式や、県内でも珍しい両膝同時手術を取り入れ、実績を重ねている。

 「膝がうずいて眠れなかった。仕事だけでなく普段の生活にも支障が出ていた」

 倉敷市の建築業男性(71)が、変形性膝関節症の症状で悩んでいた手術前を振り返る。ただ、同病院で5月末に手術を受けてからは「驚くほど良くなった。仕事にも復帰できそう」と喜ぶ。

 男性が受けたのは、膝関節の一部だけを人工関節に換える「部分置換術」と呼ばれる手術。関節全体に及ぶ「全置換術」と比べ傷口が小さくて回復が早く、自分の膝の感覚を残せることからリハビリもスムーズという。金属やセラミックでできた人工関節の材料費が少ない分、手術費が抑えられる利点もある。男性は、両膝同時に手術に臨んだ。

 厚生労働省の推計では変形性膝関節症の潜在的な患者は全国で約3千万人。人工関節への置き換え手術は増加傾向にあり、年間に約8万件に上るとされる。現在は全置換術が主流で、より狭い範囲で緻密な作業が求められる部分置換術は、全体の約1割にとどまるという。

 川崎医科大付属病院整形外科は2010年から、変形性膝関節症患者の人工関節手術を本格的にスタート。年間約200件を実施しており、うち3分の1を部分置換術が占めている。全置換術の際に筋肉や靱帯(じんたい)を損傷しない難手術も昨年から手掛けている。

 同科の難波良文教授は「これからも患者にとって最も負担が少なく、効果のある手術法を提案したい」と話している。




( 2018/04/19 01:42 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

手治療の専門家 ばね指・腱鞘炎は仕事しながらでも治せる  

ばね指や腱鞘炎に悩む人が増えている。痛みでパソコンを使えず、仕事に支障が出るなど、日常生活への影響は大きい。

 50代後半のHさんは、5年以上もばね指に悩んできた。パソコンを極力使わないようにすれば痛みは軽減するが、使い始めるとぶり返す。整形外科は腰痛患者や膝痛患者でごった返しており、行く気がしない。だましだましやってきた。

 しかし、とうとう痛みが我慢できない段階に。プロのピアニストも訪れる「さかい整形外科」(東京・江古田)を受診した。

 日本最初の音楽家専門外来を設立した酒井直隆院長(写真)は、「手」治療のエキスパート。音楽家は腱鞘炎など手の疾患に悩まされることが多いが、音楽家への治療法は当時ガイドラインなどもなく、試行錯誤を経て、現在の治療法を確立した。

 ばね指は、腱鞘炎のうち、炎症部分にひっかかりが生じるものを指す。

 腱は手足の骨と骨の周りの筋肉をつなぐ組織で、腱鞘は、その文字に使われている「鞘」のように腱を包み込み、手足の関節をスムーズに曲げ伸ばしする役割を持っている。ここに炎症が起こるのが腱鞘炎だ。
「腱鞘炎は鞘が細くなることが原因といわれてきましたが、加えて腱のむくみが大きな原因になることが最近明らかになりました」

■パソコンを使っても大丈夫

 むくみは、手・指の使いすぎ、気圧の変化などが関係するとみられている。一般サラリーマンでは、どちらかというと前者の影響が強い。そのため、「パソコンを使わない。安静に」と医療機関で指示されがちだが、それでは仕事にならない。

「すぐに症状を取りたい患者さんには、注射を提案します。腱の中に直接、0.5㏄ほどの微量のステロイド薬と麻酔薬を注入し、むくみを取ります。コンサートを目前に控え、練習を休めないピアニストにも行っており、即効性が高い治療法です」

 ただ、注射は的確な場所に打つことが必要で、そうでなければ「注射を打ってもらっても、期待したほど症状はよくならない」ということになってしまう。

 また、早期対策が治りを早くするのは、ほかの疾患と同様だ。

「症状が出て1カ月くらいで治療を受ければ、1回から数回で症状は消失します。しかし、年単位で患っている場合は、関節が硬くなっているため、長い治療期間を要します。注射は最低限にして、抗炎症剤の服用、炎症部分を温めて血行をよくする温熱療法、硬くなった関節の屈伸運動の指導をします」

■洗面器のお湯で温めるのはNG

 屈伸運動では、痛みのある指の関節を屈伸させて柔らかくする。パソコン作業の前後にやるとよい。この運動を行うと痛みが出るが、痛みが出るほど屈伸しないと関節は柔らかくならない。自己流でやるとその加減が難しく、少なくとも最初のうちは専門医の指導を仰ぐべきだ。

 温熱療法は、自宅なら湯船で行う。

「洗面器にお湯をためて温めても、すぐに湯温が体温より下がるので、熱を奪われて温熱療法にはなりません」 

 なお、ばね指の治療は手術もあり、整形外科医がまず最初に取り組む手術といわれるほど比較的簡単なものだ。しかし、酒井院長は積極的には勧めていない。腱鞘を切るので、一度切ると再生不能になり、後に不都合を感じても「やり直し」ができないからだ。

 最後に酒井院長から一言。ばね指、腱鞘炎が治れば、ゴルフの飛距離も伸びるかもしれない。




( 2018/04/19 01:42 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰をピキッと痛めた時は? 間違いがちな腰痛対処法  

■対処を間違えると腰痛が悪化することも
腰が痛くなった時、すぐに対処をしますか? 初めて腰痛を経験した人は、なんとなく聞いたことがあるような知識で対処することが多いようです。

しかし、自分の腰の痛みにその対処法であっているのか、実はよくわからないという声も少なくありません。最初の対処が間違っていると腰痛緩和に効果がないだけでなく、腰痛が悪化したり長引いたりすることもあるので、注意が必要です。実際にうかがった対処法の失敗談を例に、正しい対処法をご紹介します。

■腰に違和感があるけれど動けてしまう例
29歳で3歳児の母親であるA子さんは、健康には自信のあるパワフルで明るい印象の女性。毎朝、子供を保育園に送り、事務のパートを4時間しています。

仕事が終わると、近所のスーパーで買い物をして帰宅し、掃除などの家事を済ませます。早く済めば、少しだけ自分の時間ができます。仕事が休みの土曜日・日曜日も思う存分体を休めてリフレッシュする、ということはほとんどありません。しかし、それでも特に疲労感は感じていないそうです。

腰痛経験もなかったA子さんですが、その日は少し体に変化を感じました。仕事の後、掃除を終えて、自転車で保育園へ子供を迎えに行きました。その時です。子供を自転車の子供用イスに座らせようと、抱きかかえ持ち上げた瞬間のことでした。右の腰にピキッと軽い痛みが走りました。初めての経験でしたが、少し違和感が残った程度で、動くこともできたので、そのまま自転車に乗って帰りました。

■対処法を間違えてしまうと翌朝ツライ
帰宅後も違和感はあったものの、いつも通り家事をして食事も済ませました。さて、お風呂に入る時間です。子供と一緒に入ったので、ゆっくりとしたバスタイムではありませんでした。そしてA子さんは、雑誌で読んだことのある情報を思い出しました。

「腰の調子が悪い時はマッサージでほぐして、あとはお風呂でゆっくり温めて血行をよくすればいいんだ」

就寝の直前に、夫に腰の筋肉がほぐれるように強めに押してもらいました。もう指が痛いからと、マッサージを切り上げたそうな夫にかまわず、筋肉ほぐしは続きました。そして、お風呂へゆっくりと浸かり、体の芯まで温まり、その夜は体が温かいうちに布団へ入ったのです。

この後、A子さんはどうなったでしょう? 就寝前の努力の結果、筋肉の血流はよくなり、腰も軽快な朝を迎えた、と言いたいところですが、朝、目が覚めて起き上がろうとした時、腰痛が悪化していることに気がつきました。昨日はできた動作が、今は思うようにできないのです。A子さんの腰はどうなってしまったのでしょうか?

■「腰痛は温めればいい」は間違い!? 腰痛対処のポイント
「腰痛になったら、血行をよくしましょう」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。その血行改善に役立つものとして、市販のマッサージグッズや入浴法、体操など、いろいろなものがあります。どうしてもツライ時は、家族や友達に頼んで、筋肉を押したり、さすったりしてもらうのもよいといわれます。

ここでポイントになるのは、今ツラい腰痛がこれらの「血行を改善させること」が効果的なタイプの腰痛かどうか、ということです。A子さんは、過去に今回のような腰痛の経験がなかったせいもあり、判断を間違えてしまったようです。

■温めるべきか冷やすべきか……腰痛対処法を決める基準は?
自己判断はとても難しいところではあるのですが、おおまかな目安を知っておくとよいと思います。A子さんが、最初に腰に違和感を覚えたのは、子供を自転車に乗せようと抱きかかえた瞬間でした。このように、何かの動作をとった瞬間に痛みが出た場合は、「急性腰痛」の症状につながるケースが多いため、血液循環がよくなる対処法で悪化する可能性が高くなります。

痛みがそれほど強くなく、体も動かすことができたとしても、その後に腰に負担をかけたり、ゆっくりお風呂で温まることで、翌朝に腰痛がひどくなってしまうケースも、今回の例のようにあります。腰の痛めた部分が少なからず炎症している場合が多いため、これを鎮めるためには、冷却するのが効果的です。ビニール袋に氷を入れ、少しだけ水を足した簡単なものでよいので、約10分間痛い部分を冷やしましょう。

■温めると効果的なのは慢性的な腰痛
反対に、温めて血行を改善させる方法が有効的な腰痛は「慢性的な腰痛」です。「デスクワークで座っていると、腰が重くなって徐々に痛くなってくる」「同じような腰の痛みが、1年近くあり、運動をすると多少楽になる」といった「突然の痛み」ではないケースは、筋肉の血行不良によりこり固まった状態が原因のひとつとして考えられます。血行を改善させ、さらなる悪化を予防しなくてはなりません。

■長引く腰痛を抱えている場合は受診も検討を
慢性腰痛でも症状に波があり、残業や肉体労働などで、体に無理をかけてしまった日から、痛みが強くなるケースもありますが、自己判断が難しい時は、専門の先生に診てもらい、適切な処置とアドバイスを受けましょう。慢性腰痛は、ある程度痛みの種類や部位が決まってくるのですが、その中でも、時々違う部位が痛くなったり、痛み方が違ったりすることがあります。そうなると、また別の問題が隠れているかもしれませんので、この場合も専門の先生を受診すると安心です。

温めるべきか冷やすべきか、判断に悩むと思いますが、間違った処置をしてしまった場合、すぐに気づくことができたという話もよく聞きます。炎症が強い状態で温めてしまい、途中で痛みが強くなったため、すぐに冷やしたら痛みが和らいだ、というような場合です。急性の腰痛では、なるべく早く冷やすことができると、治りが早いようです。上手に対処ができるとよいですね。


( 2018/04/19 01:41 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

発症から2年がリミット…リウマチを治すチャンスを逃すな  

リウマチは、近年、治療結果が格段に向上した。しかし、その恩恵を受けられていない患者は多い。

「リウマチは診断が非常に困難な疾患です。経験を積んだ専門医でも、時に判断に迷います」と言うのは、日本リウマチ学会専門医で「とうきょうスカイツリー駅前内科」院長の金子俊之医師。

 診断が難しいのは、問診、血液、レントゲン、超音波、MRIなど必要な検査すべてが、「リウマチと100%確定」につながらないからだ。

 たとえば、かつては「リウマチ因子の数値が高ければリウマチ」とされてきたが、高くてもリウマチでない場合がある。また、リウマチ診断に用いる抗体が陰性の場合も、抗体が陰性のタイプがあるのでリウマチを否定できない。

 さらに、リウマチの治療は極めて慎重さが求められる。

「自己免疫が正常に機能せず関節に炎症を起こす疾患なので、治療の基本は免疫抑制になる。リウマチには必要な治療ですが、免疫が低くなると感染症を発症しやすくなる。健常な人には『ただの風邪』が、高致死率の肺炎につながるのです」

 免疫抑制剤の中でも、リウマチに最初に使用することが望ましいとされる「MTX」という薬剤があるが、これが悪性リンパ腫のリスクを高めることも最近、判明した。デメリット(副作用)も十分に理解した上でリウマチの治療を行わないと、思わぬ事態を招きかねない。

■意外に多い誤診

 ところが現状は、これらが医師の間で認識されているとは言い難い。そもそも専門であるリウマチ・膠原病内科の医師は少ない。専門外の医師が知識や経験が乏しいのに加え、前出の必要な検査を行わず、血液検査だけで診断する。結果的に誤診や不適切な治療が減らない。

 金子院長は順天堂医院膠原病・リウマチ内科を経て今年開業したが、この8カ月という短い期間でも、「リウマチとして治療を受けていたが、リウマチではなかった」「リウマチとの診断は受けているものの、適切な治療ではない」「リウマチなのに『一般的な関節炎』とされていた」といった患者がかなりいたという。

「治らないといわれていたリウマチは、免疫抑制剤や生物学的製剤の登場以降、『治る』疾患となりました。早期診断・早期治療によって、寛解(病気がしっかりと治まっている状態)や、さらに薬が全く不要となるドラッグフリーに持っていけるのです」

 その目安は、発症してだいたい2年がリミット。しかし、診断や治療が不適切なために、寛解のチャンスをみすみす逃している患者は多い。それだけではない。リウマチは、進行すれば関節が変形し、物を持ったり歩いたりすることができなくなる。心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まる。

 私たちは何を知っておくべきか?

 適切な診断のためには、セカンドオピニオンを受ける。金子院長は専門医だが、それでも「私と、もうひとり別の専門医の診断を受けるのが理想」と話す。

 治療の段階では、「薬のデメリットについてもきちんと説明してくれる」「3カ月から半年に1回は関節の超音波などで炎症が治まっているかを調べ、薬の追加、変更を検討する」との条件を満たした医師を選ぶ。

 残念ながら、リウマチ患者の数に対し、専門医の数が見合っているとは言い難い。それでも、自分の身を守るのは自分なのだ。

▽遠隔診療スタート=地方在住で専門医の診断を受けるのが困難な患者のために、金子院長は遠隔診療を4月からスタート。ただし、対面診療を一部交える。また、病状が安定している患者が基本。大学病院では難しい薬の2カ月分処方や、症状が突然変わった時の相談などに対応している。

▽更年期と酷似=更年期に出てくる症状にはリウマチに酷似したものがある。診断には注意が必要だ。


( 2018/04/19 01:38 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰痛の原因 筋肉や骨の障害による腰痛  

腰痛の原因で多く見られるものに、脊椎(特に腰の部分にあたる5つの腰椎)と、その周辺筋肉が障害を受けるものがあります。腰椎や筋肉の状態がどう変化すると腰が痛くなるのでしょうか?詳しく解説します。

筋肉の障害による腰痛とは

筋肉の障害による腰痛は、一般的に「腰痛症」に分類されます。主に、不自然な姿勢や運動不足や加齢による筋力低下、仕事や運動などで腰を使いすぎることによる筋肉疲労によって引き起こされます。腰痛症は、いわゆる「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛症と、痛みがあったりなかったりをくり返す「慢性腰痛症」に分かれます。

※急性腰痛症について、詳しくは『腰痛の種類(1)ぎっくり腰』 (/article/011225/)をご覧ください。

急性腰痛症は、腰をひねったり、重い物を持ち上げたときに起こることが多いですが、特に誘因のない場合もあります。腰痛の原因として、筋・筋膜性腰痛、椎間板性腰痛、神経痛をともなう腰痛(椎間板ヘルニア)仙腸関節性腰痛、椎間関節性腰痛、骨折(圧迫骨折など)があげられます。一方、慢性腰痛症は、あるときに起こった腰痛が3か月以上持続するものの総称で、普段の生活の中での悪い姿勢や筋肉疲労、椎間板や椎体の変性などが関与していることが多いですが、原因がわからない腰痛がほとんどであるといわれています。

「筋・筋膜性腰痛症」は、スポーツ選手などに多く、筋肉のオーバーユースによる場合があります。ジャンプやスイング、ピッチングなど、腰に負担がかかる動作をくり返すことで筋肉が疲労し、筋膜や筋肉が損傷して発症します。腰椎の捻挫とほぼ同じような症状で、「肉ばなれ」とも呼ばれます。

骨の障害による腰痛とは

骨の障害による腰痛は、主に脊椎のゆがみや第4、5腰椎の異常により引き起こされるものと、椎間板の異常により起こるものに分けられます。

脊椎のゆがみ・腰椎の異常により腰痛が起こるメカニズム

脊椎は側面からみるとまっすぐではなく、緩やかなS字カーブを描いています。これにより、体のバランスが保たれ、しなやかな動きが可能になっているのです。しかし、筋力の低下や疲労が起こったり、悪い姿勢が続くと、このS字カーブがゆがみやすくなります。脊椎がゆがむと、体のバランスを保てなくなることから周辺部位に負担がかかり、腰痛も起こりやすくなります。

また、上半身を支える要の椎骨である第4、5腰椎は、脊椎の中でも特に不可がかかりやすいことから、異常が起こりやすくなっています。そもそも、腰椎はスムーズな動きが可能になるよう他よりも骨格組織が少なくなっています。デリケートなうえに負荷も大きいことを考えれば、異常による痛みが起こりやすいというのもうなずけます。

※脊椎・腰椎の構造について、詳しくは『腰の構造と腰痛が起こるメカニズム』 (/article/011202/)をご覧ください。

脊椎のゆがみや腰椎の異常により引き起こされる主な腰痛症には、腰痛症と腰椎分離症があります。腰椎分離症とは、発育期に腰椎にヒビが入ることで脊椎が不安定になり、腰の疲れや鈍い痛みなどの症状を引き起こす疾患です。激しいスポーツによって起こることが多いとされています。

椎間板の異常により腰痛が起こるメカニズム

脊椎は、およそ30個の小さな骨である椎骨が積み重なって構成されています。椎骨と椎骨の間には、脊椎にかかる衝撃をやわらげるためのクッションのようなものが挟まっており、これを椎間板と言います。椎間板は、外側の「線維輪」(靭帯に似た構造物)と中心にあるである「髄核(ずいかく)」(水分を含んだゼラチン状の物質)で構成されています。椎間板には弾力性があり、前後左右に動く腰椎を支えています。

椎間板の異常による腰痛は、その原因により主に4つに分かれ、痛みが起こるメカニズムもそれぞれで異なります。

(1)腰椎椎間板ヘルニア

椎間板の大部分を占める線維輪が弱くなって亀裂が生じることで線維輪内中心部にある髄核が外に飛び出し、これが神経を圧迫することで腰や下肢が痛みます。

(2)変形性脊椎症

老化により椎間板に変性が起こり、脊椎を支える筋力の低下により椎体や椎間関節に不安定性が生じることで骨棘(こっきょく)と呼ばれるとげのような出っ張りが作られます。また、椎体同士を連結する靭帯が固くなって腰椎の可動性が低下します。椎間板の変性や骨棘の形成は加齢にともなう現象なので、誰にでも起こります。軽度であれば無症状のことも多いですが、変形が進んで高度になると、慢性の疼痛などが起こります。

(3)腰椎変性すべり症

老化によって椎間板の弾力性や柔軟性がなくなると、椎間関節がすり減って腰椎が前にずれてしまうことがあります。このずれ度合いが大きいと、脊柱管がすぼまって狭くなり、中の神経が挟まって、腰痛や下肢の痛みやしびれが引き起こされます。ただ、ほとんど症状がない人もいます。

(4)シュモール結節、椎体辺縁分離

激しいスポーツなどで腰へ負担をくり返し与えると、椎間板の中心にある髄核が上下に突き抜け、腰痛を引き起こすことがあります。髄核が椎骨の中心部に突き抜けた状態をシュモール結節、椎骨の周辺に飛び出した状態を椎体辺縁分離と呼びます。

症状・痛みの特徴

筋肉や骨の障害によって起こる腰痛は、原因によって症状と痛み方が異なります。痛みの特徴について具体的に見ていきましょう。

急性腰痛症

腰痛の程度はさまざまですが、ときに激烈な痛みが起こり、体動困難となります。腰の運動制限も強くなり、前後に曲げることが難しくなります。また、お尻や下肢にしびれや痛みをともなうこともありますが、坐骨神経痛をともなう場合は除きます。

慢性腰痛症

急性に比べると痛みは軽いことが多いです。腰全体がだるくなったり、お尻や下肢にしびれや痛みをともなうことがあります。

筋・筋膜性腰痛症

背筋が緊張したり、筋肉に沿った痛みが起こります。

腰椎分離症

腰の疲れや鈍い痛みが起こり、腰を動かしにくくなります。ときに、分離部が神経根を刺激すると、椎間板ヘルニアに見られるような下肢の痛みを生じます。

腰椎椎間板ヘルニア

急性腰痛症(ぎっくり腰)のような痛みと同時か、または腰痛が数日続いた後、片側の下肢に放散する激痛が生じます。睡眠が妨げられるほどの激痛が起こることも多いとされます。2〜3週間がピークで、その後は下肢へ放散する鈍痛が徐々に軽くなっていきますが、足に力が入らない、感覚が鈍い、時に膀胱直腸障害といわれる残尿感や排尿・排便障害などの麻痺症状をともなう場合には緊急の対応が必要となることがあります。

変形性脊椎症

軽度の場合は、痛みを感じないことも多いです。変形が進むと、慢性的な疼痛や運動制限が生じることがあります。まれに、神経根症状が起こることもあります。

腰椎変性すべり症

軽度の腰痛のみのこともありますが、脊柱管狭窄にともなう下肢痛が起こります。足の親指や足首に力が入らなくなる神経根症状や、歩行開始後5~10分して腰痛や下肢痛が生じることで休息を強いられる「間欠跛行(かんけつはこう)」が見られることもあります。

一口に筋肉や骨の障害による腰痛と言っても、その原因と症状はさまざまです。放っておくと悪化することもあるので、休んでも痛みが引かない、下肢のしびれをともなうなど、いつもと違うと感じた時は、すぐに医療機関を受診し、原因に合った治療をほどこすようにしましょう。



( 2018/04/19 01:37 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

なぜ? 「ギックリ腰なら安静に」は“百害あって一利”なし  

ギックリ腰を起こしたのでコルセットを着けて安静に――。腰痛対策の“あるある”だが、実はこれが腰痛をさらに悪化させている。

「近年、腰痛の研究が飛躍的に進み、これまで常識とされていたことが当てはまらなくなってきた」

 こう話すのは、「腰痛は『動かして』治しなさい」(講談社新書+α)の著者で、東京大学医学部付属病院特任教授の松平浩医師。ギックリ腰に関しては、ベッドなどで横になるのは長くても2日間まで。西欧諸国の多くの腰痛診療ガイドラインでは「2日を超えるベッド上での安静は支持すべきでない」という記載があるという。

 松平医師らの研究では、ギックリ腰で医療施設を受診した勤労者のうち、「安静を指導された群」は、「活動してよいと指導された群」の3倍以上再発リスクが高く、再発回数が多く、慢性腰痛に陥りやすいという結果だった。つまり、安静はNG。むしろ、「百害あって一利なし」ともいえる。

「安静がよくないのは、腰を支える筋肉が衰え、脊椎や背筋を含む運動器の柔軟性が落ち、血流が悪くなって疲労を促進させる発痛物質が増えるから。さらには、腰痛を常に意識して動くため、かえって腰痛への不安や恐怖が強くなり、脳の機能に不具合を生じ、脳が持つ痛みを和らげる働きが妨げられるのです」

 ギックリ腰は、発症直後は激痛が走るが、まったく動けないのは数分。落ち着けば電話口まで這ったりする程度はできる。その段階で、「ギックリ腰は基本的に心配する必要がない青信号の腰痛! だけど大事にし過ぎると治りにくい黄信号に変わりやすいという。私は大丈夫」と自分に言い聞かせることが重要だ。

「痛み止めの薬を嫌がる日本人は多いですが、短期間だけきちんと使い、できそうなことは普段通りする。活動的であるほど、腰痛は気にならなくなります」

 ギックリ腰や慢性腰痛は、ほとんどが原因となる明確な病気がない。椎間板や腰の関節のちょっとしたズレや傷、炎症や血流不足が関係している。これを「非特異的腰痛」といって、通常は遅くとも3カ月以内によくなる。だから安心して、体を動かすべきなのだ。

■「恐怖回避思考」が痛みを長引かせる

 しかし、3カ月経っても腰痛が消えず、悩んでいる人も少なくない。

「先に挙げた脳の機能の不具合から痛みが長引いている可能性が高い。私は『恐怖回避思考』と呼んでいます。痛みの体験が痛みへの恐怖を引き起こし、過剰な警戒心から腰を過度に大事にする回避行動を取らせ、体を動かさなくなる。恐怖回避思考が持続している限りは、腰痛から解放されず、再発を繰り返すのです」

 役立つのが松平医師考案の「これだけ体操」だ。

「最初はできる範囲で。回数を重ねるごとに骨盤への押し込みを強くし、反らす角度を少しずつ大きくしていくとより効果的。『痛いかも』という気持ちから『意外にできる』『痛くない』と、いい方向に循環し、恐怖が薄れていきます」

 つまり、正しい情報で恐怖心をなくす。楽観的に痛みと向き合えるようになり、痛みは軽快し、やがては回復に向かう。

「これだけ体操」は非常に簡単だ。

①足を肩幅より広めに平行に開き、膝を伸ばし、リラックスして立つ
②両手をなるべく近づけてお尻に当て、指は下向きにそろえる
③息を吐きながら上体をゆっくりしっかり反らす。3秒キープし、元に戻す。腰痛持ちなら、治療として3秒キープを10回、予防のためなら3秒キープを1~2回が目安

 病院へ行く前に、まずは自分でやってみよう。


( 2018/04/19 01:35 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

肩甲骨を動かすだけで肩こり解消&ダイエット効果が期待できる♡  

ここのところお天気が悪く、気温も下がっていますよね。なんだか首や肩が痛いな……という思いをしている人もいるのではないでしょうか? 冷えを感じると筋肉が縮み、血流が滞ってしまいます。

そんな時に動かすだけで基礎代謝がアップして、さらには美容効果も満載のお得なパーツ……それは『肩甲骨』です! ダイエット効果も期待できる肩甲骨のストレッチ方法をさっそくご紹介します♡

代謝がアップすることでお肌のトーンアップも期待できる!?

とくに肩甲骨まわりに一番多く存在する褐色脂肪細胞は、エネルギーを燃やして体温を上げ、白色脂肪細胞(全身に付いている脂肪)を燃焼する役割をしています。そのため、ダイエットをするうえでもおさえておきたい存在なのです!

肩甲骨を動かすことによって血流が良くなり、肩や首のこりも解消されます。さらに、全身の巡りが良くなるとお肌のトーンアップも期待ができるのです!! 一石二鳥にも三鳥にも(笑)オマケがたくさんついてくる、とってもお得なパーツなんです。

血行を良くする肩甲骨まわりのストレッチ方法

(1)肩に手を置き、ゆっくり大きく外側に一周、内側に一周肩を回します

肩甲骨が伸びているのを感じながら、体がポカポカ温まってくるまで肩回しを続けてください。

(2)次に背中で手をつなぎます(いわゆる“休め”の姿勢です)

胸は前に突き出し、手は後ろに伸ばして前後に引っ張り合います。

(3)今度は逆に、手をお腹の前でつなぎ、手の甲を自分の方に向けます。

手は前に伸ばし、背中は丸めて前後に引っ張り合います。
2.3を交互に行って肩甲骨をよくほぐしましょう♪ 

私は朝起きた時に肩甲骨を動かすようにしています! 朝一で行うと、体を一気に燃焼モードに切り替えることが出来るので効果的でオススメですよ☆ 

普段歩いている時にも、腕をよく振って歩くことで肩甲骨のストレッチになります!
テレビを見ながらでも簡単にできるので、ぜひぜひ試してみてくださいね♡


( 2018/04/19 01:34 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

変形性股関節症の原因  

変形性股関節症の原因についてお伝えします。

変形性股関節症の原因はほとんどが臼蓋形成不全

臼蓋(きゅうがい)とは、股関節で大腿骨の骨頭(太腿の付け根にあるボールのような骨の部分)を受け皿のように収めている部分のことです。この臼蓋が小さいなど不完全な形状をしていると、大腿骨の軟骨が摩擦によりすり減ってしまい、股関節に痛みが生じます。これを臼蓋形成不全と言います。変形性股関節症を発症するほとんどは臼蓋形成不全によって股関節が変形し、炎症が起きているのです。

一次性変形性股関節症と二次性変形性股関節症

変形性股関節症には原因が明らかでなく成人以降に発症する「一次性」と、なんらかの原因があって生じる「二次性」があります。日本では80%以上が二次性ですが、欧米では一次性がほとんどです。

原因が明らかではない一次性変形性股関節症に対して、二次性変形性股関節症は、臼蓋形成不全や発育性股関節脱臼、大腿骨頭すべり症、ペルテス病、骨折、脱臼、痛風、可能性関節炎などが原因としてあげられ、小児期に起こる股関節の病気が原因であることが多いのが特徴です。

変形性股関節症を防ぐための日常生活のポイント

体重が重いほど関節に負荷がかかるので、軟骨がすり減って変形性股関節症を発症しやすくなります。また、加齢するにしたがって関節に負荷がかかりやすくなるので注意が必要です。

変形性股関節症を防ぐためには体重管理が有効となりますが、股関節に痛みがある人は無理な運動を行ってはいけません。食生活を見直して体重をコントロールするよう心がけましょう。

また、股関節に無理な負担をかける行動をできるだけ少なくすることも大切です。激しい運動や長時間の歩行は避けましょう。特にハイヒールは関節に悪影響を及ぼします。正座や立ち仕事、重労働なども関節に負担をかけるので気をつけましょう。

床に座ったり床から立ち上がったりする動作をくり返すと、通常の6〜10倍の負荷が股関節にかかるといわれています。日本式の生活よりも、ベッドやいすを使う洋式の生活スタイルのほうが股関節を守るためにはおすすめです。



( 2018/04/19 01:33 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

うつ伏せ、仰向け、横向き...寝姿勢タイプ別に腰痛緩和のコツをアドバイス 

背骨ってヤツは、私たちに何の恨みがあるのでしょうか。米国では、成人のおおよそ3人に1人が腰痛に悩まされており、しかもその数は今後さらに大きく増えるものと見込まれています。現代生活ではデスクワークに追われて、活発に動く機会が減っていますものね。夜なら一休みできるはずと思っても、腰痛持ちにとっては横になる姿勢もツラいのです。

「夜間や起床後すぐの方が、痛みはひどくなります。というのも、(寝ている間)関節が動かないので、脳がこれらの部位にあまり血液を送らなくなるのです」と、ジョージア州でカイロプラクティックを利用した神経痛治療院を営んでいるJoseph McNamara氏は述べています。米国だとカイロプラクティックの施術者になるには専門職学位のDoctor of Chiropracticが必要だそうです。

腰痛の原因としては、緊張や運動不足のほか、脊柱側彎症(背骨が横方向に曲がる病気)や関節炎、脊椎炎(背骨の関節の炎症)、椎間板ヘルニアや椎間板の膨隆、骨粗鬆症などがあります。

脊柱のトラブルは人それぞれなので、腰痛持ちさんがラクに寝られる姿勢についても、全員に効く万能な答えはありません。とはいえ、脊柱の配列を無理なく保って負担を軽くするテクニックは存在します。これを活かせば寝つきやすくなり、目覚めた時の痛みやコリも軽減されるでしょう。以下に、専門家のアドバイスをまとめました。
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うつ伏せ派なら

腰痛や肩こりのある人にとって、寝る時の姿勢で最悪なのはうつ伏せだとよく言われます。

「8時間もの間、振り向いた姿勢を続けているようなものです」と、サウスカロライナ州でカイロプラクティックの施術を行うAriel Blackburn氏は言います。うつ伏せで寝る時は、呼吸のために頭を一方にひねっておく必要があるからです。

この姿勢は脊柱を過伸展させ、それが腰痛の悪化につながる場合があります。

うつ伏せで寝ると筋肉にコリが生じ、そのために腰骨のカーブが深くなるのだとDISC Sports & Spine Centerの軟組織センターを率いるJoseph Horrigan氏が説明してくれました。

「カーブが深くなると、脊柱の関節部分(椎間関節)が圧迫されます。関節部にもともと違和感や炎症がある人だと、目を覚ます頃には腰に鈍い痛みを感じるようになっているでしょう」とHorrigan氏は言います。

うつ伏せ寝はトラブルにつながりやすいので、できれば横向き寝に切り替えるよう、患者にアドバイスをする専門家も少なくありません。

Kamshad Raiszadeh氏によると「うつ伏せでないと寝つけない」という人も、少しで良いから体を横向きにひねり、枕を低くすると痛みを緩和できる場合があると言います。Raiszadeh氏は認定資格のある整形外科医で、カリフォルニア州で手術によらない腰痛緩和を提案するSpineZoneの共同創設者の1人です。

仰向け派なら

背中を下にした仰向けの寝姿勢も、腰椎の椎間板にストレスがかかります。というのも、脊椎は自然なS字カーブを描いていて、腰椎のあたりでは前傾しているものなのですが、仰向けで寝ると、この「腰椎前彎」を潰してしまうのだと、アリゾナ州でカイロプラクティックの施術を行うMatt Tanneberg氏は言います。Tanneberg氏はスポーツ障害に詳しく、トレーニング指導のスペシャリストとして、NSCA(米国ストレングス&コンディショニング協会)の認定資格を得ています。

そこで、仰向けで寝る時は膝の下に枕を敷いておくと、腰椎の自然なカーブを損なわず、腰のあたりをリラックスさせられるのだそうです。

首まわりにも注意が必要です。枕を選ぶ時は、女優ばりにワガママになってしまいましょう。合わない枕では、頭痛をはじめ、肩や首のコリ、腕のしびれなどを招くことがあるとRaiszadeh氏は言います。

枕が高すぎてはいけない、とBlackburn氏も助言してくれました。枕の厚みは、横になった時の肩と首の高さの落差を埋める程度でなくてはいけません。枕が高すぎると、顎が前の方に突き出されて、首を無理に曲げるような格好になってしまいます。

「仰向けで寝る人は、(横向きに寝る人よりも)薄い枕が良いでしょう」とRaiszadeh氏は言います。

高さが合っていれば、特に高級なものや、肩こり緩和を謳ったものでなくても良いのです。「タオルを丸めたものや、かまぼこ型のうたた寝枕も、正しい首の位置を維持するのには十分です」とRaiszadeh氏は言います。

それでも何か特にコリの緩和を謳った枕を使ってみたいという人には、首の下に来る部分が盛り上がったタイプのものが良いとMcNamara氏は言います。このタイプの枕は「仰向けで寝ている時には、頸部の(前後方向の)カーブを支え、横向きになっても脊柱を(左右方向には)真っ直ぐに保ってくれる」のだそうです。

膝裏用と称して売られている枕をご存知ですか。ウレタンフォームなどの素材で、断面が三角形になっていて、仰向けに寝た時に膝の裏に入れると、膝が軽く曲がります。腰椎前彎はきつすぎても良くないのですが、この枕で予防ができます。

この手の枕が一般的な枕より良いのは、「(一般的な)枕だと潰れたりズレたりするからです」とRaiszadeh氏は言います。

膝裏に枕を置くのは、脊柱管狭窄症の人にとっても、安眠のための最適解です。脊柱管狭窄症というのはかなり珍しい病気で、脊柱の内部にある管状のスペースが狭まってしまい、中を通っている脊髄や神経を圧迫してしまうものです。膝の裏に枕を当てると、背中が反らなくなり、脊柱管が広がるので、脊髄が圧迫から解放されるのだと、理学療法士で整形外科の認定資格のあるGlynn Hunt氏が説明してくれました。

また、骨盤が前傾して、いわゆる「反り腰」になっている人も、膝裏に枕を置くと良いとRaiszadeh氏は言っています。

横向き派なら

米国では、妊婦さんは横向きに寝て、上下に重なった脚の間に枕を挟むよう指導されます。でも、妊娠中でなくてもこの寝方にはメリットが多いのだとか。ただ横向きに寝ただけでは、上になったほうの脚がマットレスの上に降りてきてしまい、骨盤に強いねじれが加わりますが、枕を挟むことで「両脚を無理のない位置に保てます」と、カナダのブリティッシュコロンビア州でカイロプラクティックの施術を行うJason Hare氏が説明してくれました。また、脚の間に枕を挟めば脊柱の過度の回旋も防げるとRaiszadeh氏は言います。

ただし、枕の選び方と挟む位置が重要です。あまり厚すぎると脚の間に挟むのが難しくなるし、あまり薄いものだと寝返りを防げず、寝姿勢が仰向けやうつ伏せに戻ってしまいがちです。

また、横向きに寝る場合、普通に頭を乗せるための枕には、しっかりした素材で厚みのあるものを選びましょう。耳からベッドまでの隙間を埋めてくれるだけの厚みがないと、首を無理のない角度に保てません。

ただし、腰痛の緩和を謳った枕の中には、横向きで寝るのには向かないものもあり、注意が必要です。

「だいたい横向きで寝ているという人の場合、首の下の部分が盛り上がった枕は、合わないことがあります。盛り上がった部分のせいで、首が本来の位置から押し出されてしまうのです。また、低反発素材の枕は非常に高密度なため、慣れるまでに時間がかかります。こうした枕は大きすぎて、仰向けになった時に首が曲がってしまうこともあります」とBlackburn氏は言います。

安眠のためにできることは、枕選びのほかにもあります。寝る前に入浴で体を温めたり、寝つきが良くなるとされるハーブティを飲んだりといった方法なら、好みの寝姿勢にかかわらず試すことができますね。

「慢性的な腰痛に悩まされているなら、温めましょう。腰の筋肉をリラックスさせ、緊張を取り除いてくれます」とTanneberg氏は言います。ただし、怪我をしたばかりで鋭い痛みがある時は、冷やします。温めると炎症が悪化し、痛みが強くなりかねません。


( 2018/04/19 01:33 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

放っておくと危険!猫背が原因でなる病気とは? 

猫背によって頭が前に出たり、背中が丸まったりすることは、体に不調をきたしたり、思わぬ病気の原因になったりすることがあります。意外な病気の原因が、猫背にあるかもしれません。ここでは、猫背と関連性のある病気を解説していきます。

猫背が原因で起こりうる病気とは

猫背が原因で引き起こされる主な病気をあげていきます。猫背のみ、あるいは他の要因が複合して起こる可能性のある病気です。

脳梗塞、脳出血

猫背の中でも首猫背とは、頭が前に突きでた状態です。首の骨である頸椎(けいつい)は本来カーブしていますが、首猫背が悪化すると、まっすぐな状態になってしまいます。これをストレートネックと呼んでいます。

頸椎には、椎骨(ついこつ)動脈という脳に栄養を送る役割を持った太い血管が左右に通っています。ストレートネックによって、血液の流れが悪くなることで、脳梗塞や、不良姿勢によって血圧が上昇することによる脳出血、クモ膜下出血といった脳の血管障害が引き起こされる可能性も否定できません。

また、ストレートネックという骨の位置がずれた状態は、首の周囲の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)などの筋肉にも影響を及ぼします。とくに、胸鎖乳突筋が慢性的な緊張状態になることで、肩や首のコリ、頭痛の原因にもなります。悪化すると、手にしびれが生じたり、めまい、吐き気などを引き起こしたりすることもありますので注意が必要です。

逆流性食道炎

猫背のうち、背中が丸まった状態を背中猫背と言います。背中猫背の人のなかには、前かがみの姿勢を取り続けていることで、胃の周辺が圧迫されて、胃腸の不調を訴える人がいます。また、横隔膜が歪んでしまい、胃が横隔膜の上にかぶさってしまうと、逆流性食道炎にもかかりやすくなります。逆流性食道炎では、胸やけや吐き気、胸の痛み、咳のほか、逆流した胃液による炎症でのどに痛みが生じることもあります。

自律神経失調症

猫背の人が必ず自律神経失調症になるわけではありませんが、これには深い関連性があるといわれています。猫背によって慢性的な血行不良が起きると、自律神経のバランスをつかさどる脳の下垂体(かすいたい)への血流量が減少する可能性も否定できません。下垂体ではホルモンの分泌量のコントロールをしているため、働きが悪くなることでホルモンの分泌のアンバランスをまねき、自律神経に影響を及ぼす可能性もあります。

自律神経失調症では、さまざまな体の不調が起こりますが、症状は全身の倦怠感や不眠、めまいといったものから、動悸や便秘、下痢といった特定の部位の不調まで、人それぞれです。不安やイライラ、疎外感などの精神症状が出る人もいます。


( 2018/04/03 22:08 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

きっかけなく発症する場合も 肩の痛みは「肩腱板断裂」を疑うべし 

肩の痛みの中でも、多く見られる肩腱板(けんばん)断裂。早期に受診すれば薬や注射などの保存療法で治癒することが多い。しかし痛みを我慢したり放置したりすると、腱板が完全に断裂して、手術が必要になるケースもある。

 肩の痛みを感じている人には、四十肩や五十肩と呼ばれる肩関節周辺の筋肉の炎症(肩関節周囲炎)や、腱板(けんばん)の損傷がみられる。腱板とは、筋肉および腱の複合体で、肩関節に安定性をもたらす。

 腱板の一部、もしくはすべてが切れてしまっている状態を肩腱板断裂という。肩関節周囲炎とは異なり、たとえ痛みがあっても腕を挙げられることが多い。

 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院スポーツ整形外科の筒井廣明医師はこう話す。

「肩が痛いという患者さんのおよそ9割に、腱板の断裂が認められます。明らかな外傷が原因で断裂するケースは半分で、日常生活の中で特にきっかけがなく、肩腱板断裂を発症することもあります」

 筒井医師は、具体的に肩のどの部分の使い方に問題があって痛みが引き起こされているのか、という観点から、痛みの原因を二つに分けて考えている。

 一つは肩関節そのものの使い方が原因の痛み。もう一つは体幹や骨盤など、ほかの部位の無理な使い方による肩関節の痛みである。

「肩関節に原因があるのに、肩を無理に動かす治療では関節を破壊するおそれがあります。逆に、肩関節以外に原因があるのに、『肩関節に痛み止め』だけでは治療効果は期待できません。そこでまず、痛みの原因を特定することが大切です」(筒井医師)

 同院の診察では、患者の姿勢をチェックし、患者に腕をどれだけ真上に挙げられるかをやってもらう。続いて、どの方向に力を加えると痛むかなどの動作をしてもらい、原因を鑑別する。MRI(磁気共鳴断層撮影)などの画像診断で、しっかり裏付けもする。

 2015年春、静岡県の会社員・田中真理子さん(仮名・47歳)は、仕事中に左手を伸ばして書類を取ろうとしたところ、左肩に激痛が走った。その後も同様の痛みが続くようになり、さらに、腕が上方向に挙がらなくなった。

自宅近くの病院を受診したところ、肩関節周囲炎と診断され、痛み止めと湿布薬をもらった。しかし、左肩の痛みや動かしづらさが続いたため、3カ月ほどで別の整形外科クリニックを受診。理学療法士によるリハビリを受け、痛みは改善した。

 しかし、半年ほど続けて腕は挙がるものの、肩の動きは一向に戻らなかったため、16年1月に筒井医師をたずねた。

 筒井医師は、田中さんに肩を動かしてもらい、痛みの様子をみた。すると田中さんは肩甲骨(けんこうこつ)を支える、背中の表層にある筋肉の僧帽筋(そうぼうきん)を中心とする痛みを訴えた。

「田中さんは肩関節周囲炎に加え、腱板の一部が断裂していました。この痛みをかばっているうちに、肩から胸の上部全体の運動性が低下したと考えられます。前に受診していた病院の治療により、肩関節周囲炎は改善していたものの、肩周囲や体幹の筋肉が硬くなったままでした」(同)

 そこで、筒井医師は、僧帽筋への過度な負担を抑え、体幹を中心に運動性を向上させる運動療法をおこなった。椅子に座り、腕をまっすぐに、指先を斜め上方向へできるだけ伸ばす運動などだ。脇から下が伸びることを意識しておこなう。すると2カ月後、初診時には、耳から離れた位置までしか挙げることができなかった左腕が、耳につけてまっすぐ天井に向けて挙げられるまでに肩の動きが回復した。

 筒井医師は治療に加えて、次のような肩の負担を軽減する、日常生活のアドバイスをした。

「左肩が痛むなら、立ったり歩いたりするときに、へその少し右側で、左手の親指だけベルトの中に入れて左腕を休ませる」「椅子に座ってパソコンの作業をする場合には、ひざの上に枕を置く。痛むほうの腕を軽く曲げてその枕の上に置いて、ひじが浮いた状態にならないようにする」

 小さな工夫だが、これによって腱板の負担を減らすことができるという。


( 2018/04/03 22:06 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

そのこむら返り/足がつる原因は栄養不足かも 

「急に近くの公園までジョギングをしたら、足がつってしまった!」という経験をしたことはありませんか? このように足がつるのはなぜでしょうか。

原因は筋肉の疲労やミネラルバランスの乱れなどさまざまですが、中でも栄養不足が原因の可能性もあります。今回は、栄養不足による原因についてみてみましょう。

「足がつる」一般的な原因

足がつる原因は、主に筋肉の疲労や、ミネラルバランスの乱れによる筋肉の動きを調整する機能の不調、冷えによる血行不良、病気などさまざまなものが考えられます。

中でも、ミネラルバランスの乱れを引き起こす栄養不足は大きいと考えられています。特に夏場は発汗や脱水症状などで、ミネラルバランスの乱れが起こりがちになります。また、中高年になると汗や尿と一緒にミネラルが排出されやすいため、バランスが崩れやすく、足がつりやすくなります。

ミネラル不足が原因であることも

カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンがバランスを崩すと、筋肉の異常興奮状態である「痙攣(けいれん)」が起きやすくなります。

ミネラルのうち、特に重要なカルシウムやマグネシウムを意識的に補うことが、大事になります。

カルシウムが多く含まれる乳製品や小魚などや、マグネシウムが多い豆腐や納豆、ひじき、アーモンドなどを摂取するようにしましょう。

ビタミンやタウリン不足が原因であることも

ビタミンB1やタウリンが不足していることも、足がつる・こむら返りの原因になると言われています。

ビタミンB1は卵や豚肉、豆類、牛乳などに多く含まれ、タウリンは、イカやタコをはじめとした魚介類や貝類などに豊富です。これらの食品を意識的に摂取して、足がつることやこむら返りを予防しましょう。


( 2018/04/03 22:02 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

四十肩・五十肩の症状と原因 

中年以上の身近な肩トラブルである四十肩や五十肩には、肩こりとは違った特徴があります。四十肩と五十肩の症状と原因について、正しく理解しておきましょう。

四十肩と五十肩の特徴的な症状

「四十肩」と「五十肩」。呼び方は異なりますが、特に症状に違いはありません。40代後半から60代にかけて発症することがほとんどのため、「四十肩」「五十肩」と呼ばれています。

四十肩と五十肩の特徴的な症状は、「痛み」と「運動制限」です。肩を動かすと痛みが生じるので、肩や腕を動かせる範囲が狭まってしまいます。特に、上下・水平に腕を動かすと痛みが生じやすいのが特徴といえます。

次のような症状が見られたら四十肩・五十肩の可能性があるので、チェックしてみましょう。

・肩がこわばっている

・肩を動かすと痛みを感じる

・腕を自由に動かしにくくなった

・着替えや整髪が困難になった

・腕を上げると痛むので電車のつり革をつかまなくなった

・腕を後ろで組もうとすると痛み、背中のファスナーに手が届かない

・寝返りをうつと肩が痛い

痛みは肩関節だけでなく、首や腕にまで広がることもあります。症状が重くなると夜間にズキズキとした激しい痛みがあらわれるのも、四十肩・五十肩の特徴です。強い痛みにより目覚めてしまう場合もありえます。

また、左右の肩に四十肩・五十肩の症状が出るケースは少なく、ほとんどの方は片方の肩だけに起こります。まれに両肩に症状があらわれる方もいますが、同じ時期に痛みが生じることはあまりありません。

そして、四十肩・五十肩は段階によって症状が変化していきます。それは、痛みが突然発生する「急性期」と、運動が制限される「慢性期」です。急性期には肩関節の痛みが急速に進んでいきます。慢性期になると痛みは落ち着いてきて、肩や腕の動きが制限される症状に悩まされるようになります。

四十肩と五十肩の原因

四十肩と五十肩が発症する原因は、完全には解明されていません。ただし、40代から発症することが多いという特徴から、「老化」が原因であるといわれています。加齢とともに体のあちこちが老化していきますが、関節まわりも例外ではないというわけです。

肩こりの場合は、筋肉の血行不良が主な原因と言えます。姿勢の悪さや緊張などにより肩や首の筋肉が疲労している状態が、肩こりです。

しかし、四十肩・五十肩の場合は、肩関節周辺の組織が変性して起きる炎症が原因とされています。そのため、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれています。

問題となる部分は、肩甲骨(けんこうこつ)と上腕骨(じょうわんこつ)のつなぎ目。上腕骨の端は丸くなっており、それを肩甲骨のくぼみが受け止めています。その周囲を筋肉がしっかりと支えているという状態です。

ところが、加齢にともない筋肉が衰えてくると、筋肉が骨に付着している腱(けん)と呼ばれる部分が弱まって炎症を起こしやすくなります。血流の低下も原因のひとつです。

炎症が起きると腫れや痛みが生じて肩がこわばり、痛みを感じるようになります。それにより動作が制限されると筋肉の衰えや血流の低下が進み、さらに痛みが強まります。そして、ますます動かしにくくなってしまうという悪循環に陥るおそれがあるのです。

四十肩や五十肩の症状は半年から1年半ほどで自然に治まる場合が多いですが、放っておくと運動障害が残る可能性もあるので注


( 2018/04/03 22:00 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

座ったまま5分でツラ〜い肩コリを解消するストレッチ 

皆さんは、肩こりや首の疲れをどのように解消されていますか? 温める、揉むなど色々あるかと思いますが、筆者のオススメの方法をご紹介します。それは、コリの溜まりやすい筋肉を意識しながらゆっくりと動かし、硬くなった筋肉が緩むイメージでストレッチするというもの。マッサージャーもいいですが、根本解決につながるのは関節を動かし硬くなった筋肉をほぐすこと。人目を気にせず出来るストレッチなので、「凝ってきたな」と思ったら即実践。筋肉の動きを意識しながら、じっくりほぐしてみて下さい。

■いつでもどこでも!肩がラク~になるストレッチ

このストレッチは、とてもシンプルな動きながらコリが溜りやすい筋肉をピンポイントでほぐすことができるので、辛い肩こりも簡単に解消できます。

ポイント1:胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

顎の付け根から鎖骨に繋がる胸鎖乳突筋は、顔を正面から真横に向けた時に出る筋肉です。ここが凝ることで首、肩コリになるので、しっかり伸ばしてほぐしたい部位です。

ポイント2:僧帽筋(そうぼうきん)

肩甲骨の動きに大きな影響を与える僧帽筋は、頭蓋骨の付け根から肩甲骨周辺に位置します。この僧帽筋が凝ると、首、肩コリ、背中の痛みになるので、肩甲骨を大きく動かすイメージで動作してみて下さい。

ポイント3:大胸筋

デコルテから胸の大きな筋肉ですが、普段の姿勢から内側に閉じやすいために、コリを生じます。大胸筋が凝ると背中の僧帽筋の動きも悪くなるので、肩こりに解消にほぐしておきたい部位です。

実践回数&期間

肩が凝ってきたな、と思ったら即実践。毎日の習慣にしてみて下さい。

やり方

1. 床や椅子に座ります。目線を斜め下に下げ、首の後ろを伸ばします。腕の力を抜き、顎と鎖骨をゆっくりと遠く離すイメージで肩を下げます。そのまま10呼吸ほど繰り返します。この時、普段上がりがちな肩や、硬くなりやすい肩周りを呼吸で伸ばすイメージも持ちましょう。

2.そのまま大きく息を吸いながら、左の肩を耳に近づけます。

3.そのまま大きく息を吐きながら、左肩を後ろに押し出し左胸を開きながら、肩を下ろします。2-3の動作を5回を目安に繰り返し、反対側も同様に動作しましょう。

いかがですか? 普段の姿勢は、PC作業や食事の支度、車の運転など、何かと前かがみになることが多く、地味にコリが溜まっています。もうガチガチでどうしようもない! となる前に、こまめにストレッチで辛いコリから解放されてみてはいかがでしょうか。



( 2018/04/03 21:57 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

ただのむくみじゃない! 歩行困難に陥る“リンパ浮腫”の見分け方 

 血管のように全身に張り巡らされていて、体内にたまった老廃物や余分な水分を処理するリンパ管。それが何らかの理由で傷ついて水分などの排出が滞り、手や足にむくみが出るのがリンパ浮腫だ。

 最も多いのは、がんの手術の際に、わきの下や骨盤にあるリンパ節を切除することで起こる「続発性(二次性)リンパ浮腫」で、乳がん患者の約50%、子宮・卵巣がん患者の20~30%、前立腺がん患者の8%に起こるといわれる。このほか、生まれつきリンパ管の機能が落ちている「原発性リンパ浮腫」がある。

 リンパ浮腫は、健康な人が日常で感じるむくみとはまったく違う。進行性であり、放置すると腕や下肢の皮膚がむくみで伸び、変形する。歩行困難になり、日常生活に支障をきたしている患者も少なくない。

 リンパ浮腫の治療には、特殊な包帯やストッキングなどでむくみを抑える「圧迫療法」、たまったリンパ液の流れを改善する「用手的リンパドレナージ」(以下、ドレナージ)、圧迫療法をしながらの軽い運動や体重の管理、蜂窩織炎(ほうかしきえん)の合併症を抑えるスキンケアなどがある。こうした「複合的治療」(複合的理学療法)が進行を抑えるために重要で、必要に応じて外科手術を実施する。

 複合的治療を入院で実施していることで知られるのが、リムズ徳島クリニックだ。

 関東地方在住の森本直美さん(仮名・50歳)は、30代のときに子宮頸がん手術を受け、卵巣と骨盤内の複数のリンパ節を切除した。右足に浮腫の兆候が現れたのは、がん手術から2年後のこと。家族旅行の帰り、右足だけむくんで、靴が入らなくなったのだ。むくみは日を追うごとにひどくなっていったが、痛みなどの症状がなかったため、そのまま放置していた。

 むくみが急速に悪くなったのは、その3年後だ。月に2、3回、高熱を出すようになり、それに伴い足も腫れていった。心配した家族が地元の大学病院の医師に相談し、紹介されたのが、リムズ徳島クリニックだった。理事長の小川佳宏医師は、入院当時のことをこう振り返る。

「当時の森本さんの体重は118キロ。太ももの周囲は120センチ、足首は100センチありました。何度も繰り返す高熱は、リンパ浮腫の患者さんに起こりやすい蜂窩織炎でした。炎症が起きるたびにリンパ管が傷ついていくため、浮腫の悪化原因の一つになります」

 リンパ浮腫は進行の程度によって1~3期にわかれる。1期や2期の早期は浮腫だけだが、2期の後期以降になると、浮腫の生じた組織に脂肪がたまるようになり、皮膚が硬くなる象皮症や、リンパ液が皮膚を破って漏れ出すリンパ漏なども起こってくる。森本さんの状態は3期で、入院による治療が必要だった。

 森本さんが最初に受けた治療は圧迫療法だ。伸びにくい包帯を患部に巻いて外から圧をかけることで、毛細血管から水分が漏れ出たり、重力でリンパ液や水分が下にたまったりする悪影響を改善し、むくみを減少させる。これを入浴時以外の24時間、毎日続けたところ、むくみは徐々に改善、体重は日々3キロずつ落ちていった。

「その後、むくみの改善の程度をみて、ドレナージや、ウォーキングなどの運動療法を開始しました。入院当初は杖なしで歩くのが困難なほどでしたが、集中的に複合的治療をおこなったことで、むくみもかなりとれ、杖なしで歩けるようにまでなりました」(小川医師)

 半年後に退院したときは、太ももは66センチ、足首は27センチ、体重は約70キロまで落ちた。迎えに来た家族もその変化に驚いたそうだ。

 森本さんはその後、むくみが改善されたことで余った皮膚を切除する手術を地元の病院で受けた。現在もクリニックで学んだ圧迫療法やドレナージのセルフケアを続け、経過報告も兼ねて年に1、2回は入院治療を受けている。「ここまで改善できるなんて、思ってもいなかった」と喜ぶ。

「今は主にストッキングで圧迫療法をし、長時間立ちっぱなしで調子が悪くなりそうなときは包帯で対応します。1日か2日なら圧迫しなくても大丈夫ですが、そうするとやらなくなってしまう。365日、できるだけ巻こうと言い聞かせて続けています」(森本さん)

 続発性のリンパ浮腫の場合、リンパ節を切除してしまっていることから、根本的な治療は今のところない。むくみ始めを見逃さないことと早期から始めるケアで、悪化させないことが何より重要だ。

 とくに初期のころはむくみ以外の症状がほとんどないため、よく患部を観察して、できる限り早く異常に気付くことが鍵になる。その際の目安として、小川医師は「皮膚を触ったり、つまんだりするのが有効」と話す。

「左右の腕や足の皮膚をつまんでみて、患部の皮膚に厚みが出てきたと感じたら要注意。つまめなくなったら浮腫が起こっている可能性もあります」(小川医師)

 リンパ液は成人で毎日2~4リットル作られるという。そのリンパ液を患部にためないようにするためには、圧迫療法やドレナージを日々おこなう必要がある。自己流で実践するのは危険なので、医療機関で正しい方法を覚えることが大切だ。



( 2018/04/03 21:56 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰痛治療の権威「椎間板ヘルニアの9割以上が誤診の可能性」 

椎間板ヘルニアに悩む患者は、国内に100万人以上いるといわれている。椎間板とは背骨と背骨の間にあるクッションの働きをする組織。その椎間板のなかにある髄核が外にはみ出すことで神経を圧迫、腰の痛みや足の痺れを引き起こす状態を椎間板ヘルニアという。

 これまで治療法は、痛みを薬などで抑える「保存療法」、ストレッチなどの「理学療法」、髄核の突出を除去する「外科手術」が一般的だった。腰痛治療の権威である『かただ整形外科』院長の片田重彦氏は、「新たな治療法」の有効性を語る。

「私の認識では椎間板ヘルニアだと診断された人のうち、9割以上が誤診の可能性が高い。厳密に言えば、髄核は突出しているが、それが腰痛の原因ではない。他の病院でヘルニアだと言われた患者を触診すると、そのほとんどが仙腸関節に異常をきたしていた。ここを修正してあげることで、“長年悩んでいたヘルニアが治った”という人が続出しているのです。その治療法として有効なのが、『AKA─博田法』です」

 仙腸関節とは、骨盤の仙骨と腸骨の間にある関節で、片田氏によれば、この仙腸関節にひっかかりや炎症が起きると腰部に痛みが発生する。

「『AKA─博田法』は、医師の指で仙腸関節の周りにあるわずかな隙間を広げてひっかかりを外し、可動域を復活させる治療法です。それほど痛みが強くない人ならば、1回5分程度の治療で痛みがなくなる。慢性的な痛みを抱える人でも、月に1回の治療を3回繰り返せば、痛みはほとんどなくなるはずです」(同前)

 仙腸関節は自分で触って動かすことができないため、専門医の施術が必要だ。片田氏の病院で同治療を受けるには半年以上の待ち時間を要するが、現在、国内でこの施術ができる専門医は110人以上いるという。

「椎間板ヘルニアの誤診が多いのは、MRIによる画像診断に頼り切る“画像信仰”が蔓延しているからです。ヘルニアが慢性化している人は、腰痛の原因が“仙腸関節など他にあるのでは?”と疑ってほしい」(同前)


( 2018/04/03 21:54 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

気になる手の震え…「本態性振戦」はなぜ起こる 

 手が震えて文字がまともに書けない。コップがうまく持てず、お茶をこぼしてしまう。そうした日常的な手の震えに悩む高齢者は多い。震えの原因や治療法について、東京都健康長寿医療センター神経内科の村山繁雄部長に詳しく聞いた。

 誰でも緊張したり、興奮すると手が震えてしまうことがある。これは「生理的振戦」と呼ばれ、病気ではない。しかし、ほんの少しの緊張でも震えが止まらなくなったり、字が書けなくなるなどの症状が頻繁に起き、日常生活に支障を来すようになると、「本態性振戦」と診断される。

「本態性」とは原因が分からないという意味で、「振戦」は戦の時の武者震いからの転用だ。命に別条はないが、自身で抱いている“ボディーイメージ”を損なったり、他人の目が気になる、実際、日常動作に影響が出るなど悩む人も多い。

 なぜ、こうした震え(振戦)が起こるのか。

「人は興奮したり、緊張すると、手や首、時に声、まれに足の震えが起きますが、本態性振戦の詳しいメカニズムについてはまだ研究中です。加齢をはじめ、何らかの理由で脳の機能のバランスが崩れ、震えが出やすくなることが分かっています。20代と60歳過ぎの2つのピークがあることも分かっており、ほぼ10人に1人は罹患しているという報告もあります」

■まずはパーキンソン病ではないか鑑別を

 自分でコントロールできないような手の震えは、パーキンソン病、甲状腺機能亢進症などにも見られる症状のため、一度、神経内科で診察を受けたほうがいい。

 とりわけ、パーキンソン病による手の震えかどうかを、まずはきちんと見極めたい。

「本態性振戦の震え方は、細かく速く、動作時に起きるのが特徴です。お酒を少し飲むと震えが止まることも特徴ですが、それに頼るとアルコール依存になってしまう。一方、パーキンソン病の震えは安静にしている時に起こり、ゆっくりです。全身のこわばり、動きの鈍さ、歩行障害なども見られます。

ただ、震えの症状だけで完全に見分けることは難しい。両者の鑑別のため開発された脳の『ダットスキャン』と呼ばれる検査が陰性だった場合は、本態性振戦の可能性が高くなります。また、本態性振戦は両親のどちらかが同じ振戦を患っているケースが多く、報告によっては5割を超えるといいます」

 本態性振戦とパーキンソン病は別の病気とされている。しかし、ごくわずかだが本態性振戦からパーキンソン病へ移行する例や、本態性振戦で亡くなった患者の脳を調べると、非常に軽いパーキンソン病の変化を示したという報告もある。手の震えが気になる人は、やはり神経内科を受診した方がいい。

 神経内科では、本態性振戦に対して、興奮度を下げて震えの症状を改善する薬を処方する。

「本態性振戦は、緊張・興奮によって起きるため、心臓の脈拍や血圧を下げる薬で興奮状態を落ち着かせます。β遮断薬が第一選択薬ですが、副作用に注意が必要です。また、疲れなどがたまると震えがひどくなります。悩みを抱えている人は体調と相談しながら、薬を服用してうまく病気と付き合っていくことが大切です」

 欧米では、個人の尊厳が損なわれる病気だとして、原因や治療法の研究が行われている。近年、日本でも少しずつ振戦の存在が見直されている。現時点では、まだ明確な治療法はないが、研究が進めば完治が可能になるかもしれない。

 ただ、薬剤で震えを緩和するだけでも、精神的な苦痛から解放される。年だから仕方がない……と思いながら悩んでいる人は、まずは神経内科に相談だ。



( 2018/04/03 21:53 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

「肩こり」に要注意? 肩まわりの痛みは“内臓からのSOS”!? 

いつも左肩から背中にかけて、肩甲骨辺りに凝って痺れたような痛みを感じたことはありませんか。デスクワークなどが多いと、ただ単に肩こりかなと思っている人もいるかもしれません。でもそれ、もしかしたら「胃」からのSOSかもしれませんよ。

「胃のことなのになぜ肩が?」と思いますよね。手や足をぶつけると皮膚や筋肉にある神経が、痛みを瞬時に脳に伝えます。胃の場合、それらに比べると痛みの伝わるスピードが遅く、完全に胃が原因だと判断しきれないのだそうです。

 そのため胃に近い血管が収縮し、筋肉が緊張を起こします。その部分が左肩から背中で、緊張した筋肉が固まって凝りになるという仕組みです。

 背中の左側の痛みに加え、食後にみぞおちの左側も痛くなる場合は、胃潰瘍の可能性があるそうです。それとは逆に、背中の右側に痛みがあり、食前空腹時にみぞおちの右側が痛む場合は、十二指腸潰瘍の可能性があるかも! 疑わしい場合はできるだけ早く病院へ行きましょう。

 腹部が苦しい時に猫背になったり、猫背で食事を続けた時に、肩甲骨周辺が凝ったり、痛む場合もあります。

 肩の凝りや背中の痛みを和らげるツボに、「膏肓(こうこう)」があります。場所は、肩甲骨と肩甲骨の間の、ちょうど真ん中辺りです。ここを人に押してもらうか、ツボ押しグッズで押してみましょう。枕やクッション、椅子の背もたれをそのツボに当てて、背中を反ることでも凝りを和らげる効果があります。

 肩まわりが痛むのは胃や内臓からのSOSかもしれないということを肝に銘じ、普段から食生活の見直しや、姿勢に気を付けることも大事です。自分の身体が発しているサインを見落とさず、健康な毎日を送りましょう!



( 2018/04/03 21:51 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

 PCやスマホ、iPadなどを長時間見続けていると、いつの間にか背中が丸まり、猫背になって姿勢が悪くなっている自分に気付くことがあります。ここ数年、このような姿勢にまつわることでリスクがあるといわれているのが「巻き肩」です。 

■心地よさで痛みが緩和? 肩こり・腰痛への温湿布・冷湿布の効果
温湿布(温感湿布)・冷湿布(冷感湿布)は、肩や腰の調子が悪い時に手軽に使えるため、常備している人も多いようです。温湿布と冷湿布の使い方に違いはあるのでしょうか?

温湿布・冷湿布は、肩こりや腰の不調で気になる部分に貼ることで、症状が緩和され楽に感じます。「温湿布・冷湿布の、どちらを使えばよいのだろう?」と疑問に思うかもしれませんが、基本的には気持ちがよい、心地がよいと感じる方を選びましょう。実際に貼ってみると、冷湿布はひんやり冷たく感じ、温湿布はポカポカ温かく感じます。このひんやり冷たい感覚、ポカポカ温かい感覚が続いている間は、肩周りや腰のコリ感が和らいでいるように感じられます。

これは、痛みを感じる私達の脳と、コリのある部位をつなぐ神経の性質を使うことで、痛みが緩和され楽になったと感じているのです。脳へ痛みを伝える神経線維よりも、「湿布を貼ってヒンヤリする」「ポカポカ温かくて気持ちがよく触れられている」という感覚を伝える神経線維の方が太く、速く脳へ湿布の気持ちよい感覚を伝えるため、湿布を貼ることで痛みを抑制して症状が緩和されたように感じるのです。

また、湿布には、消炎・鎮痛剤が含まれているため、湿布を外したところ「痛みが消えた!」というケースもあります。

■温湿布と冷湿布の使い分け方
温湿布と冷湿布は、ともに「心地よさ」で痛みを感覚的に和らげる効果があることがわかりました。では、効果に違いはないのか、使い分けは考えなくてよいのか、という疑問がわくと思います。

ここまでの話からですと、心地よければどちらでもよいということになりますが、「温湿布」と「冷湿布」に使われている成分の違いから、患部の状態により適している湿布を使うのがよいでしょう。

■「温湿布」と「冷湿布」の成分の違い
「温湿布」には温かさを感じるトウガラシ成分のカプサイシン、「冷湿布」には冷たさを感じるメントールが配合されており、皮膚の感覚(心地よさ)に違いを出します。どちらの湿布も、血流の滞りを改善させるほどの筋肉の温度変化はみられないとされています。

「温湿布」「冷湿布」を貼ると、皮膚の温度が2~3度下がる・上がるといった変化がみられると言われています。ですが、この温度変化も直接的には筋肉のコリ解消へはつながらないようです。

■ぎっくり腰には、温湿布と冷湿布のどっちがよい?
ぎっくり腰など突然、腰に強い痛みが生じた場合は、深部に炎症があり熱を持っていることも考えられます。ですから、皮膚だけとはいえ、温度を上げる可能性のある温湿布は、避けたほうがよいでしょう。

また、ぎっくり腰になって2~3日は、皮膚よりも深いところにある筋肉や組織の炎症に対して冷却の処置が必要です。ですから、湿布の使い方としては、アイスパックや氷嚢などでアイシングの後に「痛覚」抑制のために「冷湿布」をはり、痛みの感覚を和らげるとよいと思われます。

■慢性腰痛や肩こりには、温湿布と冷湿布のどっちがよい?
慢性的な腰痛や肩こりでは、ポカポカ温まる感覚の方が楽に感じるという人が多いようですので「温湿布」がよいかもしれません。とはいえ、慢性的な症状では、つらい感覚を少しの時間でも絶つことが大切なので、ご自身が気持ちよく感じる湿布剤を選びましょう。

また、湿布に含まれる薬剤でインドメタシン・ケトプロフェンなどは痛みのもとになる物質がつくられることを抑え、炎症・鎮痛効果が得られます。ご購入前に薬局でご相談ください。

インドメタシンなどが入った消炎・鎮痛効果の強いタイプの湿布と、それらが入っていない湿布、「冷湿布」と「温湿布」。これらの特徴をふまえて、使い分けていくことが理想です。しかし、肩こりや腰痛をおこすには原因があるはずですので、それをつきとめつつ、ツライときには湿布で心地よい、楽に感じる時間をつくるとよいでしょう。



( 2018/03/23 18:23 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

猫背とはちょっと違う「スマホ巻き肩」ってなに?  

 PCやスマホ、iPadなどを長時間見続けていると、いつの間にか背中が丸まり、猫背になって姿勢が悪くなっている自分に気付くことがあります。ここ数年、このような姿勢にまつわることでリスクがあるといわれているのが「巻き肩」です。

 特に、スマホを長時間使用することで起きる「巻き肩」として、近年は「スマホ巻き肩」が話題になっています。

 このスマホ巻き肩の症状とチェック方法、対策を見てみましょう。

●「巻き肩」と「猫背」の違い

 スマホ巻き肩という呼び名を初めて聞いたときは、耳慣れない言葉に戸惑った方もいるのではないでしょうか。スマホ巻き肩とは、つまり、スマホによって起きる巻き肩という意味です。巻き肩とは、猫背のように背中が丸まってしまうだけでなく、さらに両肩が前のほうに向かって内側に傾いている状態のことをいいます。

 PCやスマホを操作・閲覧する際には、肩が前に出ていることが多いと思います。これは、肩にとっては“ねじれている”状態なのです。この巻き肩がクセづいてしまうと、肩甲骨が前に傾き、胸を圧迫することで呼吸がしづらくなるといわれています。

 もちろん、普通の悪い姿勢と同じように、血流が悪くなることで肩こりや片頭痛の原因になったり、耳鳴り、目がかすむなどの症状が起きたりします。

スマホ巻き肩を見分ける方法

 自分がスマホ巻き肩かどうかを見分けるには、次のような方法があります。早速チェックしてみてください。

・両腕をまっすぐ上に上げることができない
・鎖骨の下あたりを触ると痛みを感じる(大胸筋がこっている)
・仰向け寝より横向き寝のほうが楽
・まっすぐ立って両肩をストンと落としたときに、ひじが真後ろではなく外側を向いている

スマホ巻き肩の症状

 スマホ巻き肩が癖になってなってしまうと、次のような症状が起きてきます。

・血流が滞るため疲れやすくなる
・肩こり・首こりが慢性化する
・集中力や記憶力が低下する
・正しい呼吸がしづらくなる・息苦しくなる

●スマホ巻き肩の対策は?

 では、このスマホ巻き肩を改善するには、どうすればいいのでしょうか。対策としては、日々のストレッチと、スマホを見る姿勢を変えるのがいいようです。

ストレッチ

・肩をぎゅーっとすぼめて、ストンを下ろす
・肩甲骨を後ろ側に引きよせて、スッと元に戻す
・長いタオルなどの端と端をつかみ、上に上げたり、後ろに引いたりする。胸を開くようにするのがコツ

スマホを見る姿勢

・背筋を伸ばし、スマホを目の高さにキープしながら閲覧する
・スマホを持った片方の手のひじの下に、もう片方の手を添えて支えながら閲覧する

 スマホ巻き肩で肩・首まわりのコリや息苦しさ、疲れやすさなどを感じている人は、ぜひ巻き肩になっていないかを意識して改善しましょう。




( 2018/03/23 18:21 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

1分ストレッチで肩こり&頭痛を緩和!「胸鎖乳突筋」のほぐし方  

肩こりや頭痛に悩んでいる方は、きっと多いはず。その理由は、お仕事で長時間パソコンを使うからだったり、バッグを決まった肩にかける癖があったりなど、理由は様々だと思います。

そんな原因からコリ固まった肩、首のコリ解消には、首の左右側面に位置する“胸鎖乳突筋”をほぐしてあげると効果的です。

そこで今回は、肩こりや頭痛を改善する、“1分でできる胸鎖乳突筋のほぐし方”を、動画でご紹介します。

胸鎖乳突筋のコリが原因で肩こりや頭痛が起きると、ストレスも招いてしまいます。日頃から定期的にほぐす習慣をおすすめします。



( 2018/03/23 18:20 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

寿命が縮む高齢者の「腰曲がり」 日常予防と手術治療法  

昔話などによく登場するような腰が曲がり、杖をついた老人は、「腰曲がり」と呼ばれる疾患だ。かつては放置されていたが、医療技術の進歩で積極的な治療が可能になった。

 いわゆる腰曲がりの正式名称は「後弯症(前曲がり)」で、「成人脊椎変形」のひとつ。三楽病院脊椎脊髄センターの佐野茂夫センター長によれば、原因となる疾患は主に「変形を伴う腰部脊柱管狭窄症」「骨粗しょう症による脊椎骨折」「変性後側弯症」の3つがある。

「腰部脊柱管狭窄症」は、脊柱管と呼ばれる骨のトンネルが細くなり、神経が圧迫されて症状が出てくる病気だ。

「特徴的な症状は、歩くと足がしびれたり痛んだりし、休憩するとそれらが消える間欠跛行です。これに『すべり(前後、左右のズレ)』や『側弯(横曲がり)』が加わると強い症状が出て、徐々に腰曲がりになります」

「骨粗しょう症による脊椎骨折」は、骨折そのものが治っても、骨が変形して固まり、強い腰曲がりに至る。

「変性後側弯症」は、椎間板の変性などの加齢現象による腰曲がりで、高齢になってから急速に進行する。

■息苦しさや食欲不振、逆流性食道炎を引き起こすことも

 腰曲がりが引き起こす障害はいくつかある。「腰背部の痛み」「疲労感」「立ち上がったり歩行したりが困難になる」が代表的なものだ。

「日常生活の基本動作ができなくなり、引きこもりや、寝たきりを起こし、運動器の病気『ロコモティブシンドローム』につながります。また、心臓や腹部が圧迫されて息苦しさや食欲不振、食べたものが食道に上がってくる逆流性食道炎のような症状が出てきます。寿命が短くなるという報告もあります」

 だからまずは予防に努めるべき。具体的には、(1)骨を丈夫にする食生活を心掛ける(2)背筋、臀筋を鍛える(3)背骨を反らせるストレッチを日常的に行う。

「背筋、臀筋が衰えれば体を支えられず、前に曲がりやすくなります」

 また、骨粗しょう症と診断されている人は、薬物治療が先決。「骨粗しょう症で適切な薬物治療を受けている人は2割程度」と指摘する骨粗しょう症の専門医もいるが、これは腰曲がりへの進行を阻止するチャンスを失っている人が多いということだ。

■早い段階で適切な治療を

 腰曲がりがひどくなり、日常生活に支障が出てくれば、手術治療が検討される。

「大きく曲がった背骨を正常なカーブに矯正し、チタン製のねじやロッドを用いて固定する手術、変形矯正固定術です」

 この手術は、患者の椎間板の硬さ、曲がりのパターン、程度などによって、「Aさんはこの部分の椎間板を取り去り、ケージで大きく開き、骨のこことここをウエッジに切り取り、向きを大きく変えて……」といったようにアプローチの仕方を変えなくてはならない。高難度の大手術のため、医師の経験値が大きく関係する。口コミをチェックするなどして実績のある医師を選ぶべきだ。

「疾患が進行し、極端な腰曲がりになってしまうと、腰のカーブは非常に硬くなります。骨粗しょう症も加わると、矯正が難しくなる。原因に対する適切な治療を早い段階から受けていることも重要です」

 手術後、変形が再発することがあるので、定期的な診察が必要だ。

 写真は80代の女性。椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けたが、症状が取れず、別の病院で変形矯正固定術を受けた。しかし軽快せず、1年後には「変性後側弯症」が急速に進行。腰、背中の強い痛み、両下肢の針で刺されるような痛みとしびれで寝られず、どこかへつかまらないと立っていられなくなり、三楽病院を受診した。

 高齢のため、第12胸椎と第4腰椎の2カ所で骨をウエッジに切り取り矯正する手術を2回に分けて受けた。術後、痛みは取れ、良い姿勢となった。




( 2018/03/23 18:18 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

ぎっくり腰になったら まずはうつ伏せに  

腰痛の代表格といえるぎっくり腰。その痛みたるや、ヨーロッパでは昔から「魔女の一撃」といわれているほど強烈ですが、この体操を行うことで体を動かせるようになることがあります。ポイントは動揺している気持ちを落ち着かせ、体をリラックスさせてから、少しずつゆっくりと腰を反らすこと。いわば、これだけ腰痛体操のうつ伏せバージョンです。

典型的なぎっくり腰は、椎間板(ついかんばん)の髄核(ずいかく)が後ろにずれた状態なので、腰痛を改善するには、ずれた髄核を元に戻すイメージで、ゆっくり体を反らしていきます。このとき、動揺しがちな気持ちを落ち着かせ、筋肉が緊張しないよう、体をリラックスさせることが大切です。

この体操は、まったく動けなくなったとき、多少でも動けるようになるための裏ワザです。覚えておくとよいでしょう。また、多くの場合、腰を反らすときに痛みが一時的に強まり、うつ伏せに戻れば軽減するというパターンをとります。これは「続ければよくなる可能性が高い」というサインですから、安心して続けましょう。

Step1 うつ伏せになって深呼吸

ゆっくり深呼吸しながら、体をリラックスさせる。3分間深呼吸を続ける。

Step2 胸の下に枕を入れる

枕が手近にあれば胸の下に入れ、さらに3分間深呼吸を続ける。足は肩幅ぐらいに開き、下半身(特に尻から太もも)の緊張をほぐす。

Step3 ひじを立ててゆっくり体を反らす

体全体の緊張がほぐれたら、ひじを立てて上体をやや起こす。ずれた髄核を元に戻すイメージで、息を吐きながら徐々に体を反らしていく。3分間深呼吸。

Step4 腕を立てながらさらに腰を反らしていく

腕立て伏せのように腕を立て、息を吐きながら、イタ気持ちいいところまで、さらに反らしていく。おへそが枕から離れないように注意しながら、5~10秒間保つ。体を2の状態に戻し、ここまでの動きを10回繰り返す。

Step5 もっといけるなら最大限に反らす

ある程度反らせるようになったら、枕をはずし、腰の力を抜いて息を吐きながら、最大限に反った状態を5~10秒間保つ。

■『NHKまる得マガジン 腰痛はもう怖くない 3秒から始める 腰痛体操』より




( 2018/03/23 18:17 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

たった3秒で腰痛にサヨナラ! これだけ腰痛体操  

たった3秒で頑固な腰痛にサヨナラする「これだけ腰痛体操」。文字どおり「たったこれだけ?」と思えるようなとてもシンプルな体操で、知らないうちにたまった腰痛借金の返済にもってこいです。腰ベルトやコルセットに頼りがちで、背中の筋肉が硬くなり血流も悪くなっている慢性腰痛の方にもオススメ。では、さっそく始めましょう!

 指導してくださるのは、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座長、特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんです。

この体操をしっかり行うことで、後ろにずれた髄核を、元の正しい位置(椎間板の中央)に戻すことができます。また、筋肉の血流を改善し、発痛物質の分泌を減らすことにもなり、予防と慢性腰痛の治療の両面で効果が期待できます。

これだけ腰痛体操の反らし加減は、“イタ気持ちいい”と感じるくらいがちょうどよいです。ただし、体操によって痛みが強まったり、お尻から太もも以下にかけて痛みが響いたりする場合は、その場で中止し、整形外科医にご相談ください。

Step1 足を肩幅よりやや広めに開き、お尻に両手を当て、息を吐きながらゆっくりと上体を反らしていく。

Step2 両手でしっかり骨盤を押した状態を3 秒間保つ。

Step3 ゆっくり元に戻る。

予防の場合:反らして3秒間保つ × 1~2回

治療の場合:反らして3秒間保つ × 10回(徐々に手の押し込みを強く)

■『NHKまる得マガジン 腰痛はもう怖くない 3秒から始める 腰痛体操』より




( 2018/03/23 18:16 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

当てはまっていたら要注意! 知っておきたい腰痛の種類  

腰痛は2種類に大別することができます。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座長、特任教授の松平 浩(まつだいら・こう)さんにそれぞれの特徴を教えてもらいました。

1つは、病気が原因の要注意の腰痛(特異的腰痛)、もう1つは、検査や診断をしても原因がはっきりしない腰痛(非特異的腰痛)です。そして、腰痛で受診する人の約85%は後者であり、これには、多くの人が悩まされている慢性的な腰痛やぎっくり腰なども含まれます。

つまり、腰痛の大半は「心配ない腰痛」であり、自分で治せるということです。今回、テキスト『NHKまる得マガジン 腰痛はもう怖くない 3秒から始める 腰痛体操』で紹介する体操は主に後者の腰痛を対象にしていますが、一部、前者の腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)に起因する座骨神経痛に効く体操も紹介しています。

■心配しない腰痛

原因のはっきりしない腰痛。腰痛の代表格ともいえるぎっくり腰をはじめ、慢性的腰痛や再発を繰り返す腰痛の多くが含まれます。

■病気が原因の腰痛

椎間板(ついかんばん)ヘルニアや脊柱管狭窄症などが代表格の腰痛。がんや大動脈瘤(りゅう)などによる、命にかかわる腰痛もあります。

以下のチェックリストで1つでも当てはまれば、腰痛の背後に病気がある「特異的腰痛」の可能性があるので、医療機関で検査を受けるようにしましょう。

□転倒や尻餅をついたあとなどに痛みだし、日常生活に支障が出る。

→骨折の可能性

□ 65歳以上(特に女性)で、朝、布団から起き上がる際に背中や腰に痛みが出た。

⇒骨粗しょう症(骨がスカスカになる病気)による骨折の可能性

□ 横になってもうずくことがある。鎮痛剤を1か月使用しても、頑固な痛みが改善されない。

⇒ 重い病気の可能性

□ 痛みやしびれがお尻からひざ下まで広がる。

⇒ 腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの可能性

□ 肛門、性器周辺が熱くなる、しびれる。尿が出にくい、尿漏れがある。

⇒ 重症の腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの可能性

□ つま先歩き、かかと歩きが難しく、足の脱力がある。

⇒ 重症の腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、脳や脊髄の病気の可能性

■『NHKまる得マガジン 腰痛はもう怖くない 3秒から始める 腰痛体操』より




( 2018/03/23 18:15 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

治らない肩こりは、日常的な〇〇が原因!? 

◆治らない慢性的な肩こり……自覚しにくい原因も

いつの間にか当たり前になっている「肩こり」状態の体。疲れたときに腕をぐるぐる回してみたり、首をストレッチしてみても、あまり効果が長続きせず、結局はずっと肩こりを感じている……と半ば諦め気味の人は少なくありません。

筋肉を温めたりエクササイズをしたりと、色々と試みても肩こりが気になるという人は、これらの効果を妨げる「何か」が日常生活の中にあるのかもしれません。

肩こり解消の原因になる「何か」が、明らかによくない認識しやすいものであれば、止める気持ちに向かいやすいと思います。しかし、認識しにくい原因は、肩こりという症状が出ても気付きにくく、改善がしにくいのです。
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◆慢性的肩こりの人に多い日常生活の傾向

肩こりが解消しづらい体になっている人に多く見られるのは、「朝の不調」です。起きている時間帯は、頭を支えたり腕を動かしたりと、姿勢や動作にも肩こりに関わる筋肉が活躍します。

これらの筋肉が休まるのは、夜、布団に横になっている間です。精神的な緊張が原因の肩こりについても、睡眠により脳疲労が軽減される必要があります。つまり、「朝の不調」は、睡眠による疲労回復が不完全であることを表しています。

肩こりを解消しやすい状態になっている場合は、気持ちよく目覚めることができ、頭もすっきり、体に違和感もなく動きが軽いです。朝も食欲があり、次に何をするべきか自然とスムーズに行動へつなげることができます。

就寝中に脳と身体をしっかりと休めることができる人は、日中、肩こりを感じてもセルフケアで肩こりを改善させやすい傾向があります。
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◆慢性的な肩こり体質を招く「~過ぎ」な習慣

眠っても脳と身体を休めることができず、なかなか肩こりから解放されない人が陥りがちな、日常の「○○し過ぎ」について考えてみましょう。

少しでも肩こり解消に近付けるよう、自分では気づきにくい過剰な習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

■コーヒーの飲み過ぎ
コーヒーが仕事のお供となっている人は多いのではないでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインは、頭をスッキリさせ、集中力もアップし、眠気覚ましにもなります。

しかし、コーヒーを毎日多量に飲む習慣がある場合、交感神経が優位になり、緊張感が抜けず肩こりの大敵である「自律神経の乱れ」が生じる可能性があります。

カフェイン摂取量は1日に200ミリグラム程度にとどめておきたいため、コーヒーカップで1~2杯くらいにしておきましょう。もしカフェイン抜きでも構わない、という場合は、ノンカフェインのコーヒーはいかがでしょう?

■体の深部を冷やし過ぎ
寒い季節でも、冷たい飲み物が止められない、という人がいます。暖房のきいた部屋で飲むビールは美味しいですよね。こたつで暖まりながらのアイスクリームも格別に美味しく感じます。毎日のように冷たいものを飲食してしまうという人もいらっしゃるでしょう。

体の深部が冷えてしまうと、体の中心よりも遠い部位の血流が滞りがちになります。それが肩こりを感じやすい筋肉に及び、コリが生じることに繋がるのです。

■イライラし過ぎ
疲れがたまっていたり、物事が思うように進まなくなると、ちょっと怒りっぽくなってしまいますね。 今まで許せていたことでもイラっとしてしまい、自分でも許容範囲が狭まったように感じるかもしれません。イライラが続いている時は、心身にとってストレス状態になっていることが考えられます。

ストレス状態というだけでも、体を緊張させる交感神経優位になりがちなため、肩こりになりやすいですが、ストレスによるビタミンCの消費も影響します。ビタミンCが大量に消費されると疲労回復も遅くなるため、ビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。

■腕を上に上げる動作が少な過ぎ
毎日、頻繁に使っている腕や手ですが、よく思い返してみると、いつも同じような動きをしてはいませんか? 鞄を持ったり、パソコンを使ったり、食事をしたり……いつも体の前で、かつ肩よりも下の位置で頻繁に使われていると思います。腕は本来、広範囲に動くようにできています。

ですから、広範囲に動かさないまま、生活を送っていると、肩関節付近や肩甲骨周囲が凝り固まってしまいます。1日に数回、意識的に肩よりも腕をあげて、深呼吸をしながら背伸びをしましょう。

■食べ過ぎ
食欲が旺盛なことは、健康なイメージがありますが、「あとちょっとだけ……」とついつい余計に食べてしまったり、夜遅くに食べてしまったりと、いわゆる「食べ過ぎ」をしてしまうと、肩こりにつながる弊害が起こるかもしれません。胃腸に負担がかかりその機能が低下すると、胃腸付近の筋肉が緊張してしまうことがあります。

お腹側の筋肉が硬くなることで、前傾姿勢になり、姿勢が崩れてしまい肩こりを招くことがあります。いつも胃腸の具合が悪いと、いつの間にか慢性的な肩こりになっていることも。

また、体脂肪が増えて体が重くなり、体を動かすことが億劫になる人もいます。すると、筋肉をこれまで以上に使わなくなり、血行が悪くなってしまい肩こりへ……ということもあります。

日常的な習慣には、なかなか自分では気づきにくいもの。ついつい癖になっている「~過ぎ」に気づくことも、しつこい肩こり解消の第一歩なのです。



( 2018/03/20 15:18 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

それは金属アレルギー?はっきりさせるためにはパッチテストを 

 【Q】以前ピアスでかぶれたことがあります。今回歯のインプラントを入れるにあたり、歯科から、金属のアレルギー検査を受けるように言われました。どのように検査をするのでしょうか?(40代女性)

 【A】ご相談のように、歯科のインプラントや、整形外科の人工関節置換術、心臓血管外科のステント留置術などのような金属を用いる手術の前に、金属アレルギーの検査を受けるように、皮膚科を紹介受診される方が多くいらっしゃいます。

 金属アレルギーの検査は、一般的には血液検査ではなく、パッチテストによって行います。金属のパッチテストは、金属成分のクリームや液体があるので、それを専用のテープに塗ったものを、2日間背中や二の腕の内側に貼って、かぶれが生じるかを調べる検査です。

 貼る日、2日目、3日目、1週間目、と病院に通わなければならないのと、2日間はテープを貼った場所をぬらしてはいけないのが少し手間となります。汗を多くかく夏にはできません。一般的には、ニッケル・クロム・コバルトなどがアレルギーの原因となりやすい金属であり、チタンによるアレルギーは極めてまれです。

 金属アレルギーは基本的にはピアス、ネックレス、眼鏡、時計、指輪、ベルトのバックルなどのように金属を含有する服飾品の触れる局所のみにかぶれの症状を呈します。

 その場合、金属アレルギーの存在を疑うことは容易ですが、他にも、内因性アトピー性皮膚炎、汗疱(かんぽう)、扁平苔癬(たいせい)、掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症、多型慢性痒疹(ようしん)のような慢性皮膚疾患において原因あるいは悪化因子として隠れていることがあることも報告されています。

 パッチテストは、手間がかかること、しかもその割に診療報酬点数が低いことから、すべての皮膚科で実施されている検査でもないため、検査希望の場合は、まず医療機関に問い合わせてから受診されるのがよろしいでしょう。

 ◆回答者プロフィール 櫻井直樹(さくらい・なおき)02年、東大医学部卒。東大付属病院、関連病院に勤務後、美容外科クリニック勤務を経て千葉県松戸市にシャルムクリニック開設、他院皮膚科顧問も歴任。皮膚科専門医、レーザー専門医。



( 2018/03/19 20:26 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)

腰が原因!? ぽっこりお腹・腰痛予防に効く腹筋3つ 

◆凹まないぽっこりお腹……実は腰の不調が原因かも

「最近、お腹周りが太った気がする……」。ポテッと出た自分のぽっこりお腹を見て、ショックを受けたことはありませんか?偏食や運動不足など、下腹部が出てしまう原因はさまざまですが、特に心当たりのない方は、一度「腰痛」との関係に目を向けてみると良いかもしれません。 「お腹が気になっているのに、腰?」と、不思議に思う方もいるかもしれませんが、ぽっこりお腹は腰の不調をきっかけに起こることがあるのです。

腰の調子が良くない方や、最近まで腰痛に苦しんでいた方など、腰の不調に心当たりがある場合、身体にある変化が生じている可能性があります。それは、「背骨をしっかりと安定させて姿勢を保つ仕組みが、うまく機能しなくなっている」ということです。
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◆お腹ぽっこりの人の共通点は「腹筋に力が入らない」こと

上記をごくシンプルに表現すると「お腹に力が入りにくい」ということになります。「お腹に力が入る」というのは、体をしっかり支えることができる状態。腹筋が弱まりお腹に力が入らなくなると、重心がズレて、背骨を伸ばした正しい姿勢を維持するだけでも、辛く感じるようになってしまいます。そして腹筋が弱くなると、背中の筋肉には過度な緊張が生じてしまいます。同じ姿勢をとり続けることで、腹筋でキープできない部分をカバーしようと、特に腰や背中の痛みにも繋がりやすくなります。

お腹の力がしっかりと入れば、スっと背スジを伸ばしやすく、見た目の印象も良くなり、美しく見えると思います。腹筋と背筋のバランスが崩れてしまうと、下腹部がぽっこり出てしまうとともに、腰への負担も続くため、後々症状に結びつく可能性が高まってしまうのです。腰に負担がかかりやすい状態になっていることは、自覚しにくいことが多いため、自分の姿勢を客観的にチェックして生活してみると良いでしょう。少し意識するだけでも、印象がだいぶ変わってくるはずです。
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◆寝たまま同じ姿勢でできる「お腹の筋力トレーニング」3選

お腹に力を入れられるようになることは、腰痛予防を効果的に行うためにも大切なポイントになります。お腹に力の入りやすい状態、すなわち腰の負担がやわらぎ、ぽっこりお腹を予防するために効果的なトレーニングをご紹介しましょう。筋肉を意識的に使うことで、血流も良くなり体も動かしやすくなると思います。お腹周りをスッキリさせ、美しい姿勢を目指しましょう! すでに現在、腰痛の自覚がある人は無理には行わないでください。

▼■その1:まずは基礎編! クッションを挟んでお腹の筋力アップ

1. 仰向けに寝て両膝を立て、間にクッションを挟みます。

▼■その1:まずは基礎編! クッションを挟んでお腹の筋力アップ

2. そのまま、お腹に力を入れてお尻も一緒に床から持ち上がるイメージで、両膝をゆっくりと体へ近づけていきます。3秒間キープしたら脱力しましょう。5~10回繰り返します。

▼■その2:その1の応用編! 負荷を上げてお腹の筋力アップ

「その1」よりも負荷がアップしますので、「その1」で慣れた人は挑戦してみましょう。途中で両膝をなるべく伸ばしていきますが、筋肉の状態によっては伸ばしにくいので、多少膝が曲がっていても大丈夫です。

▼■その2:その1の応用編! 負荷を上げてお腹の筋力アップ

2.「その1」同様にお腹に力を入れ、ゆっくりと下肢を持ち上げます。両膝をなるべく伸ばし、お尻が床から浮くようにさらに力を入れましょう。3秒間キープしたら脱力しましょう。5~10回繰り返します。

▼■その3:最後は足を横に倒す運動! お腹の横の筋肉も鍛えてみよう

1.仰向けに寝て両下肢を天井方向へ持ち上げます。両膝伸ばしも可能な範囲でかまいません。

▼■その3:最後は足を横に倒す運動! お腹の横の筋肉も鍛えてみよう

2.両下肢をなるべく揃えて左側へ倒します。床に着かない位置で、3秒間キープしたら右側も行います。3~5セット挑戦しましょう。慣れないうちは、写真のように少し膝をゆるめて行ってもよいです。

慣れてきたら、両膝を伸ばして、斜め下方へ倒したり、キープ時間を少し伸ばしたりと負荷を高めてみましょう。

体を支えるという働きを忘れてしまったお腹の筋肉にONのスイッチを入れるエクササイズでもあります。腰痛を最近経験したという人は、少しずつ様子を見ながら進めて下さいね。



( 2018/03/18 06:46 ) Category ■膝・腰・肩・首・手・足・腕・猫背・頭・こむら返り | トラックバック(-) | コメント(-)
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