2

本当のところ何歳まで産めるの?

卵子の力が下がり始めるのは33歳から

「何歳まで産める?」ということを女性が今くらい気にしている時代は初めてでしょう。子供を持つかどうかの決心を先延ばしにしている人は、たいてい「35歳までには、産もう」と思っています。でも、その35という数字に何の根拠があるかと言えば、それは「35歳から高齢初産と呼ばれる」というだけの理由です。

体外受精は卵子の力がストレートに反映されますが、これにより妊娠する能力は33歳くらいから下がり始めると言われています。体外受精の成功率は、33歳なら20代と同じで1回につき3割くらい妊娠しますが、40歳では1割ほどに下がります。

37~38歳から、さらに妊娠しづらい傾向に拍車が

宗教上の理由などで避妊をしない妻たち1000人を調べた海外の調査もあります。それによっても、やはり30代になる頃から妊娠率が下がり始め、37~38歳からそれに拍車がかかるという形になりました。

当たり前のようですが、35歳という境界線のこちらと向こうで世界が変わるわけはなく、人の身体は少しずつ、少しずつ変化します。30代少し過ぎから、10年以上かけて変わっていくのです。

避妊をやめても、すぐ妊娠しないかもしれない

30代の中頃になり妊娠力が落ちてくると、避妊をやめてもなかなか妊娠しないかもしれません。

若いときは妊娠しないように気をつけることで頭が一杯で、妊娠できることのありがたさを感じる人は少ないでしょう。ところが、欲しいと思うとなかなか妊娠しなかったりします。つまり「不妊」といわれる状態になります。どこも悪いところがなくても、人は卵子の老化、つまり加齢により不妊になります。

妊娠チャンスもいつのまにか減っています

結婚後何年も経過すれば、性生活の回数が減るのも自然な姿。当然のことながら、これも妊娠しにくい原因になります。

子どものいるカップルは、結婚後2年くらいで出産しているケースが圧倒的に多く、その後に第一子をもうける確率はどんどん減ってきます。30代で、パートナーと性的な関係になってから年月が経っている人は(入籍しているかどうかに関わらず)、自分たちがセックスに興味を失いかけていないか見直してみましょう。

35歳までに産みたかったら、30歳でそろそろ考えて

35歳をひとつの節目と考え、「35歳までは子どもなしでいいわ」と思う人がとても多いようです。でも35歳の妊娠力を考えれば、35歳で避妊をやめるのでは少しおそいかもしれません。35歳から妊娠を待って数年経過してしまえば、妊娠しやすさはもう20代の半分くらいです。

もちろん、子供を欲しくなる気持ちに年齢制限はありません。中には、40代で初めて子どもが欲しくなり、何人か出産する人もいます。それはすばらしいことですね。

しかし、子どもは欲しいし結婚相手もできた人が、何となく出産を先送りするのは要注意です。できるだけ早いスタートを切りましょう。そして、ゆったりとコウノトリを待つようにしましょう。焦るストレスで妊娠が遠ざかったりしたら、つまらないですよ。

高齢出産のリスク

高齢出産でも神経質になることはありませんが、若い人に比べれば次のようなリスクがあります。

●流産が増える
20代での流産率は1割くらいですが、40代では2割くらいに。これは「妊娠しにくい」のと同じ理由で、卵子が老化し、育たないものを含む率が高くなっているからです(子宮が弱っているということではありません)。

●ダウン症など染色体の本数異常が発生する率が高くなる
『産婦人科診療ガイドライン産科編2011』(日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会編集・監修)が掲載している海外の文献を引用した表によると、25歳でダウン症の赤ちゃんを出産する割合は1,352人に1人ですが、35歳では356人に1人となり、40歳では97人に1人となっています。

出産は常に正常な赤ちゃんが生まれるわけではなく、その事実に向き合うことは本来すべての妊婦さんに必要なこと。でも、特に高齢出産をする人にとっては、これは一度は考えておきたい「宿題」といえます。

●帝王切開が増える
妊娠高血圧症候群、さまざまな持病、体外受精で少し増える多胎妊娠、そして「貴重な妊娠なので大事を取って帝王切開にしたい」といった考えなどから、高齢出産は帝王切開率が多くなります。この傾向は、特に40代の初産婦さんにはっきりと表れています。

やっぱり高齢出産って大変?

高齢出産って大変そう、と思った方がいるかもしれませんが、お産はもともと人生の大仕事です。20代でも、たくさんの人が困難な妊娠・出産にチャレンジしているのを思い出してください。流産も、帝王切開も、実は、若い人でも10人に1人以上が経験します。

卵子の老化の問題は大きいのですが、ひとたび安定期まで入った妊娠なら、現代の高齢出産はかなり安全性の高いものになっています。勇気を出して、でもロボットではない自分の体のことも知って、いい高齢出産をしてください。(一部2013年改訂)

グラフは、下記より作成。「EBMから見た不妊治療の実際 11.高齢不妊患者の治療方針 前川正彦、苛原稔」(「産婦人科治療」88巻5号)表1 加齢にともなう体外受精による妊娠率の推移(TietzeG.et al,1957 より一部改変)

乳児にはちみつを与えてはいけない新常識に高齢者驚愕

たったひとさじのはちみつが体にいい、作りたてより一晩寝かせた方がカレーにはコクが出る…これらの“常識”が、時として人の生命を奪うことがある。そんな最近のニュースに、ハッとした人も多いだろう。

 今年3月、東京・足立区で生後6か月の男の子が食中毒で死亡した。その原因は、離乳食に使われていたはちみつだった。はちみつに含まれているボツリヌス菌が、乳児ボツリヌス症を引き起こしたとみられ、国内で初の死亡例となってしまった。

 さらに先月8日には東京・世田谷の私立幼稚園で、カレーライスを食べた園児や教職員など、70人以上が吐き気や下痢などの症状を訴えていたことがわかった。この集団食中毒はウエルシュ菌によるものだ。

 ボツリヌス菌もウエルシュ菌も自然界に多い菌だが、ボツリヌス菌は成人の腸では免疫で対処できても、1才未満の腸では不可能であることがある。一方のウエルシュ菌は、常温で放置された煮込み料理の中などで増え、腸に届いてから悪さをするため、年齢とは無関係に警戒が必要だ。

 今回の事件が起きてしまったことに「非常識だ」と驚いているのは現役のパパ・ママたち。

「1才未満の子にはちみつをあげてはいけないのは常識だと思っていました」(35才・会社員)

「はちみつはダメ。病院でそう教わりましたよ」(32才・主婦)

 その一方で、もっとびっくりし、戸惑いを隠せないのは、祖父母世代だ。

「はちみつがダメなんて…。それどころか、赤ちゃんの肌が乾燥しているときにははちみつを塗ってあげていました…それも危険なのかしら?」(76才・主婦)

「私が子育てをしている時には、はちみつがあまりなかったので、この知識は初耳でした。知らないって怖いです」(68才・パート)

 今回の事件は、子供と食に関する知識について、こうした世代間ギャップが大きいということが浮き彫りになった。

 小児科専門医なごみクリニックの院長である武井智昭さんは、命にかかわる食べ物に関する知識は、常に見直すべきだと話す。

ハチミツだけでない…強毒ボツリヌス菌、身近な食品・飲料にも

生後6か月の赤ちゃんにハチミツを混ぜたジュースを飲ませたことで、乳児ボツリヌス症を発症してしまった事例が報告されました。ボツリヌス菌は、瓶詰や缶詰などの身近な食品で増殖して、食中毒の原因となります。ハチミツは、ボツリヌス菌を含んでいることがあるため、1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけません。今回は、このボツリヌスについてのお話です。
.
500グラムで人類滅ぼす?

 ボツリヌス菌の重要な特徴として、酸素が嫌いだということが挙げられます。このため、ボツリヌス菌は、瓶詰めや缶詰、あるいは真空パックなど、空気に触れにくい食品で増殖しやすいのです。さらに、酸素のある環境では芽胞(がほう)という、ヒマワリの種のような殻に覆われているのですが、低酸素状態になると発芽し、強力な毒素をつくるのです。

 ボツリヌス菌の毒素は神経に作用し、ごく少量でも呼吸に必要な筋肉を麻痺(まひ)させます。わずか500グラムで人類を滅ぼすこともできるといわれ、生物テロに使われることも心配されています。

 感染すると、数時間~数日で症状が出てきます。成人の場合は、最初は眼に関する症状が多く、視力低下、複視(ものが二重に見える)、眼瞼下垂(がんけんかすい)(まぶたが下がる)などが表れます。続いて、飲み込みや歩行が難しくなり、病気が進行すると呼吸困難になります。乳児では、泣き声が小さくなり、乳を吸う力も弱まります。全身の筋力が低下して、頭や手足を支えることができなくなります。
.
繰り返す集団食中毒

 ボツリヌスという名前は、ラテン語でソーセージ(腸詰)を意味する「botulus」が基になっています。これは、19世紀末にボツリヌス菌がヨーロッパで認識されたころには、自家製ソーセージによる食中毒が多かったことに由来するといわれています。 過去の集団食中毒の例をみながら、その事実を確認してみましょう。

 日本ではじめて報告されたボツリヌス食中毒は、1951年に北海道で起こった自家製の「いずし」が原因でした。魚類を発酵させる食品は、酸素の嫌いな菌にとっては絶好の棲み処(すみか)だったのです。 84年には、熊本で製造された真空パックの辛子レンコンによる食中毒が起こりました。この時には、14都道府県で36人の患者が出て、そのうち11人が亡くなりました。

 2006年、タイで過去最大の集団発生が起こりました。自家製のタケノコ缶詰で、209人が発症し、134人が入院、呼吸筋の麻痺で42人が人工呼吸器をつけました。

なぜ1歳未満はダメ?

 通常は、ボツリヌス菌がハチミツに入ったとしても、菌の量はごくわずかです。大人の消化管内では発芽せず、毒素を作りません。しかし、詳しい仕組みは、まだ解明されていないのですが、1歳未満の乳児の未熟な消化管では、ボツリヌス菌が発芽して強力な神経毒をつくり出す場合があるのです。かつて日本でも、乳児ボツリヌス症の発生が続いたことがあります。このため、1987年に当時の厚生省が、「1歳未満の乳児にハチミツを与えないように」と指導するよう、都道府県などに通知を出しました。
.

妊婦でなくても要注意

 今は、妊婦に対しては、母子手帳や妊娠中の啓発用冊子などで情報提供されています。そのため、ハチミツに注意が必要なことは常識と思っているお母さんも多いでしょう。 大半の場合、ハチミツ瓶のラベルにも、1歳未満の乳児には与えないよう記載されています。しかし、小さな文字で書かれた注意書きに気付く人は多くありません。甘くて喉ごしの良いハチミツは、子どもに食べさせやすい食品でもあるので、その情報を知らなければ、乳児に与えてしまう危険性があります。.

瓶詰め野菜や、井戸水、湧水にも

 近年は、瓶詰のキャビアやオリーブなど、輸入食品によるボツリヌス食中毒も報告されています。自家製の瓶詰め野菜や、井戸水、湧水による感染も起きることがあります。ボツリヌスがつくり出す毒素は、100度で10分間加熱することで不活化するとされていますが、オリーブなどの加熱しない食品も多く、なかなか発生を完全には防ぐことはできません。

 最近は、保存用のガラス瓶「メイソンジャー」でつくるサラダが人気です。持ち運びや保存に便利で、見た目もオシャレなのですが、蓋を閉めると真空に近い環境になり、ボツリヌスが活躍するには好条件となってしまうのです。米疾病対策センター(CDC)は、家庭における野菜などの瓶詰に対して注意喚起しています。ボツリヌスは、土壌中など自然の環境に存在している菌です。決して発生の頻度は高くありませんが、「あなたの身近にもボツリヌスの危険は存在している」ということを知っておいてください。

今村顕史(いまむら・あきふみ)

がん・感染症センター都立駒込病院感染症科部長

石川県出身。1992年、浜松医大卒。駒込病院で日々診療を続けながら、病院内だけでなく、東京都や国の感染症対策などにも従事している。日本エイズ学会理事などの様々な要職を務め、感染症に関する社会的な啓発活動も積極的に行っている。著書に『図解 知っておくべき感染症33』(東西社)、『知りたいことがここにある HIV感染症診療マネジメント』(医薬ジャーナル社)などがある。また、いろいろな流行感染症などの情報を公開している自身のFacebookページ「あれどこ感染症」も人気。

国内初「第三者卵子で出産」の陰にあった”ある母親の闘い”

「娘が健診で『ほかの子に比べてちょっと小柄だから、念のために調べてみましょう』と、染色体の検査をして、ターナー症候群であることがわかりました。女性のみに発症し、低身長、第二次性徴が遅い、もしくはこない可能性があると聞かされました。『このまま大きくならないの?ちゃんと生きていけるの?』と不安ばかりで、毎日泣き続けました」

そう語るのは、NPO法人卵子提供登録支援団体「OD-NET」理事長、岸本佐智子さん(52)。3月22日、早発閉経によって不妊に悩む女性が第三者から卵子の提供を受け出産したことが、各メディアで大きく報じられた。その道筋を作ったのが、岸本さんだ。

「匿名のドナーから提供された卵子に、レシピエント(提供先)の夫の精子を受精させます。その受精卵(胚)をレシピエントの子宮に移植して、出産するという流れです。だから母親とは遺伝的なつながりはありません。日本ではこうしたケースで誕生した子どもが、しっかりと福祉で守られるのか、もし遺伝的につながりのある卵子提供者が『赤ちゃんを返して』と申し出た場合どうなるのか、法整備がされておりません」(岸本さん・以下同)

そのため、岸本さんの活動には「勇み足だ」「そこまでして子どもが欲しいのか」という批判もある。それを承知のうえで「法制化を待っていられない」と卵子提供を推し進めたのは、先述の1,000~2,000人に1人の割合で発症するターナー症候群の娘の存在が大きかった。

「いつも“ターナー女性たちの母親”のような気持ちで活動しています。胎児がターナー症候群の場合、95%が流産します。だから、ターナーの娘がこの世に生を受けたのは、絶対に意味があり、私に使命が与えられたと考えたんです」

ターナー症候群は卵巣の機能障害が起きるため自分の卵子で妊娠する確率は1%しかない。だが、子宮はちゃんと機能しているため、健康な卵子提供が望めれば、子を持つ可能性を広げられる。‘12年、岸本さんは卵子提供を仲介する「OD-NET」を立ち上げる。

「アメリカで行われているような“ビジネス”にはしたくなかったので、弁護士や提携先の不妊クリニックと協議を重ねました。ドナーさんにはボランティアでお願いし、仲介手数料もなし。レシピエントさんには治療費など実費のみを負担してもらうことにしました」
この「無償での卵子提供」を理解してくれる女性がどれほどいるのだろうかと、当初は不安だった。

「すぐに電話が鳴りっぱなしに。設立の記者会見後3日間でドナー希望者が100人を超えました。これこそ日本女性の“助け合いの精神”だとうれしかったですね」 JISART(日本生殖補助医療標準化機関)の厳格なガイドラインにのっとり、条件を満たしたドナーと、提携先のクリニックに通院するターナー症候群や早発閉経の女性とマッチングする。昨年春ごろには受精卵をレシピエントの子宮へ移植し、今年1月、日本初の第三者の卵子提供による出産へ。

「会の発足から4年もかかったので感無量。医療関係の仕事に就いた娘も『へー!すごいやん!よかったなあ~』と喜んでくれました」 現在、2人のターナー女性が「OD-NET」を通じて卵子提供を受け妊娠中。 「2例目、3例目が誕生することで法制化が進むと信じています。病気などで不妊に悩む女性のために、卵子提供という選択肢を」

1歳児から花粉症の危機? その理由と対策

花粉症が増えています。しかも大人だけではなく、だんだん小さな年齢で発症するようになっているのです。なぜ、小さな子にまで起こるようになったのでしょうか? それには、「免疫」がキーになっています。

◆子どもの免疫力が落ちている!?

以前、「キレイ好きはNG?衛生環境でアトピー増加」(https://allabout.co.jp/gm/gc/300713/)でもご紹介しましたが、今の子どもの周りには、衛生的な環境が広がっています。キレイなら病気になりにくいと思われていますが、あまりに衛生的な環境下ではアレルギーの病気が増えるという「衛生仮説」というものがあります。

衛生仮説とは、「衛生環境の改善や少子化にともなう乳幼児期の感染症リスクの低下が、アレルギー増加の一因ではないか」というものです。 一般に、胎児や新生児の免疫は、アレルギーになりやすい状態だといわれています。自然の中で、乳幼児期にさまざまな感染症にかかることで、逆に正常な免疫機能の発達が進められ、その結果としてアレルギーリスクが低下するのではないか? という仮説です。

これで考えると、キレイすぎる現代は、子どもが生まれてからすぐ鍛えられるべき免疫力が低いままで、花粉症にもかかりやすくなると考えられるのです。

他にもアレルギーが増えた原因として、

・住環境の気密性によるダニの増加
・喘息を起こす大気汚染
・ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群
・タバコ
・食品添加物
・ストレス
・過保護による心理的な問題

などがあります。

現代を取り巻く環境には、アレルギーを増やす要因がいっぱいです。細菌などの病原体に働く免疫力が弱くなり、むしろ、アレルギーの傾向が強くなっています。
.
◆1歳児から花粉症の危機!

花粉症は、「目が痒くてたまらない」「涙がとまらない」「鼻がつまってしんどい」「鼻水が出て、鼻をかみすぎて鼻が痛い」といった症状があって、非常に辛いものです。

アレルギーには、アレルギー・マーチという現象をご存知ですか? 小さい頃はアトピーだけだったのに、大きくなるつれて、気管支喘息、花粉症と、連鎖的に発症する症状です。現代では、まだ一人では外を駆け回ることもない乳児でも、花粉症になっています。大量の花粉に、早くから暴露されていると、スギ花粉に対して、早期に体が反応しやすくなります。IgEと呼ばれる体の中のアレルギーに関わる蛋白質がスギに対して増えることで、スギに過剰反応してしまうのです。

スギ花粉症の症状は、乳児にはみられませんが、2歳にはみられ、1歳から、すでに、スギ花粉に対するIgEが血液中にみられ、陽性になる率が年齢とともに上昇しています。つまり、1歳でも花粉症になりうるのです。
.
◆アレルギーに負けない子どもの育て方とは?

アレルギー、特に花粉症がひどくなるのは、

・小さい頃からダニや花粉に大量に暴露される
・子どもにストレスがかかる
・あまりにも神経質になって過保護になる

などです。子どもの花粉症を発症したり、花粉症がひどくなります。

一方、アレルギーに負けない、免疫力を高めるには、

・バランスのよい食事
・十分な睡眠
・のびのびと育てる

つまり、「よく寝て、よく食べて、よく遊ぶ」ということでしょうか。

専門医に聞く うつぶせ寝禁止で乳幼児突然死は防げるのか

 東京都は「1歳になるまで」とする国の保育指針をより厳しくし、「1歳以上でも必ずあおむけに寝かせる」に変えるという。昨年3月、東京・中央区にある保育施設でうつぶせ寝の1歳2カ月の男児が突然死したことを受け、都の検証委員会が提言したからだ。しかし、うつぶせ寝をさせないだけで年間100人ともいわれる、「乳幼児突然死症候群」(SIDS)は防げるのだろうか。日本SIDS・乳幼児突然死予防学会評議員で川口市立医療センター・新生児集中治療科の山南貞夫医師に聞いた。

「1歳までのうつぶせ寝がSIDSの大きなリスクファクターであることは間違いありません。しかし、1歳以上まで禁止する効果はどうでしょうか。むしろ、禁止期間延長をすればそれですむ、という風潮を警戒すべきです」

 SIDSとは、元気にすくすく育っていた赤ちゃんが突然死する病気のこと。1歳未満のとくに生後2~3カ月ごろに多く、男女、人種、経済環境に関係なく起こる。欧米では乳幼児の死亡原因のトップ、日本でも3位とされ、平成27年の厚労省の発表では96人が死亡しているという。

「SIDSと診断されるには、死亡状況調査や解剖検査で他の病気が見つからないことが条件になります。そのため、実際ははるかに多くの乳幼児がこの病気で亡くなっていると考えられています」

 SIDSのほとんどが睡眠中に起こっている。とくにうつぶせ寝での発症が目立っているが、その原因はハッキリわかっていない。

「有力なのは、『呼吸をつかさどる脳幹部の発達の遅延だ』との見方です。うつぶせ寝はあおむけに比べて接地面が大きく、赤ちゃんの気持ちが落ち着き、眠りが深くなりやすい。人間は深い眠りに陥ると瞬間、呼吸が止まることがあります。通常は脳幹部の防御反射で覚醒して呼吸を再開しますが、赤ちゃんは脳幹部の呼吸中枢が未熟で防御反射が遅れ、覚醒しないことがあるのです」

 一般にはうつぶせ寝だと鼻や口を布団などが覆い、窒息する、と考えがちだが誤解だという。

「あってもマレなケースでしょう。生後間もない赤ちゃんでも呼吸が苦しくなれば顔を左右に変えられます。窒息はふわふわの柔らかいベッドの上でうつぶせになったり、ベッドの柵などで首をつったり、体がはさまったり、親や兄弟が添い寝をして覆いかぶさったりして起こることが多いと思われます」

■2つの意外なリスク

 問題はSIDS発症のリスク要因はうつぶせ寝以外にもあるということだ。

「たとえば喫煙です。特に妊娠中の喫煙は赤ちゃんの体重を抑え、脳幹にある呼吸中枢の発達に悪い影響を与えます。赤ちゃんの周りで喫煙するのも同じです」

 母乳でなく人工乳で育てることもリスクになるというから驚きだ。

「母乳には眠りを致命的なほど深くしないホルモンが含まれています。しかも、人工乳を使っているお母さん方は、寝かせる前に多く飲ませる傾向にあります。母乳と違って人工乳は吸収が遅いので、なんとか吸収しようと睡眠中に胃の周りに血液が一気に集まり、眠りを深くしてしまうのです」

 こうした母乳のメリットがわかってきて、母乳育児がしやすい環境が整ったのだが、最近は、それを無視する保育施設が増えている。

「それもSIDSの遠因になっているのではないでしょうか。保護者が望めば保育施設は冷凍母乳の受け入れ体制を整え、母乳育児の継続を支援するよう配慮することが法律の指針など(児童福祉法や食育推進基本計画)で明記されているのに、冷凍母乳拒否の施設が増えてきたのは問題です」

 生まれたばかりの子供を失う家庭の悲しみはいかばかりか。少子化を防ぐという意味でも赤ちゃんのうつぶせ寝の禁止期間を延長すればよいという話ではない。

35歳を過ぎたら…。「男性不妊」を招く大きな原因

男性不妊の鍵を握る、「実年齢」と「体内年齢」

第1回で明らかになった、不妊治療に対する男性の意識の低さと、男性不妊の定義。
では、男性不妊の原因とは一体なんなのか。引き続き泌尿器科医の小堀善友氏に話をうかがった。

「男性不妊のもっとも大きな原因は、ズバリ『加齢』です。男性は35歳を過ぎると精子の状態が悪化してくるといわれています。精子の量や濃度、運動率には変化がなくても、染色体の中にあるDNAに損傷ができ、自然妊娠がしづらくなる可能性があるのです。また、年齢を重ねると精子中のY染色体を持つ『Y精子』が減り、女の子ができる可能性が上がるともいわれています」(小堀氏、以下同)

晩婚化の波と、妊活開始から不妊を疑い病院に足を運ぶまでに時間がかかるなどの要因により、最近は40歳を過ぎてから初診に来るというカップルが多い。そして、不妊に悩む男性も、男女の割合としては増えつつあると小堀氏は話す。

「年齢は男性不妊を考えるうえで重要な要素ですが、実年齢とともに『体内年齢』にも着目しなければなりません。睡眠不足や運動不足、肥満、喫煙、乱れた食生活など、生活習慣が悪いと活性酸素が過剰に生成され、体内に酸化ストレスを増加させます。酸化ストレスは動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、癌など、さまざまな病気の引き金になるだけでなく、不妊症の原因にもなるのです」

1年以内に済ませたい不妊治療

もちろん、加齢や生活習慣の乱れ以外にも男性不妊には原因がある。

「精巣から心臓に向かう静脈内の血液が逆流し、精巣の周りに静脈のコブができてしまう精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)も男性不妊の原因の36.6%を占めるといわれています。この場合、触診やエコー検査を行い、状況によっては下腹部を切開して睾丸の横の血管を縛るといった手術を行うこともあります。こ

の他、性病や先天性による無精子症なども男性不妊の原因として挙げられます。性病が原因の場合、精路(精子の通り路)が塞がっているだけであれば、精巣では元気な精子が生成されているため、手術によって問題を改善できることも。男性不妊の手術は保険外診療になるため、費用は大体50万円程度はかかります。不妊治療にはお金がかかりますが、加齢とともに状況は厳しくなってしまうため、手術が必要な場合は1年以内に行うことを推奨しています」

仮に無精子症が発覚しても手術で改善することは可能だ。しかし、時間が経つほど状況が悪化していくのは言うまでもない。できるだけ早く検査を受け、自身の精子の健康状態を把握しておく必要があるだろう。とはいえ、男性不妊の検査自体に抵抗がある人もいるのではないか。一般男性300人にアンケートを取ってみた(※)。

回答者の6割近くが「抵抗がない」という結果になった。検査自体は時間もかからず、女性に比べると行いやすいもの。もし自身の精子の健康状態が心配という方は、早めに検査を受けることをオススメする。

遅れをとる男性不妊の医療…男性ができること

第1回で小堀氏が語った男性不妊と女性不妊の歴史的な認識の違いにより、現状男性不妊の医療は、女性不妊の医療に大幅に遅れをとっている。そのため、男性不妊についてはいまだ原因がわからないということも多いという。一方、女性不妊の治療技術は近年飛躍的に発達しているため、例えば男性側に不妊の原因があっても、元気な精子のみを採取して人工授精をするという選択肢もあるのだ。

つまり、結局のところ男性にできることは残念ながら少ない。
しかし、この現状に“諦め”を感じるのではなく、だからこそ、できることに対して確実に取り組んでいくのが良いのではないだろうか。

「体内年齢を保つためには、『よく寝る』『運動する』『痩せる』『タバコを吸わない』『栄養バランスのとれた食生活をする』といった基本的なことが重要になります。また、コエンザイムQ10やアスタキサンチンなどの抗酸化サプリも効果的です」

生活習慣の見直しは、今日からでも始められる身近なアクションだ。もしあなたが現在、自分の子どもを持つという未来図を描いていないとしても、自分自身の健康のために、日々の生活を振り返ってみるのもいいだろう。また、パートナーと不妊に悩むときは、女性任せにせず、ぜひ男性も一緒に精液検査を。不妊治療専門の医師がいる泌尿器科などでは検査の当日に結果を知ることもできる。不妊は女性だけの問題ではないのだ。

■小堀善友氏
獨協医科大学越谷病院 泌尿器科医。2016年4月24日 宮城県仙台市にて開催された日本泌尿器科学会にて、ボールレンズ(小さな拡大レンズ)を用いた精液検査をテーマにした研究発表が、総会賞を受賞。2016年5月6日 アメリカ・サンディエゴにて開催された、アメリカの泌尿器科学会(AUA2016)にて、ボールレンズ(小さな拡大レンズ)を用いた精液検査をテーマにした研究発表がBest Poster Awardを受賞。

「ママのお腹の中のこと覚えてる?」胎内記憶の感動エピソードが素敵!

「胎内記憶」という言葉を聞いたことがありますか?
ママのお腹の中にいたときのことを覚えていて、そのときのことを、言葉を話し出す2歳~4歳くらいの間に話してくれる子がいるそうです。 中には、ママのお腹の中に入る前のことを話してくれる子もいるんだとか!

100人に1人は、この「胎内記憶」があると言われています。
その中で、実際にそのときの話をしてくれる子どもはさらに少ないようですが、我が子にその話を聞いてみたい場合は、3歳のお誕生日頃がベストとされています。リラックスした場所で、ママと2人きりの空間にいる時に話し出す子が多いそうですよ。

この「胎内記憶」の話を、実際にお子さんから聞いたというママたちのエピソードが、読んでいてほっこりとした気持ちにさせてくれます。 中には、涙が出てしまうようなエピソードも。 今回は、そんな「胎内記憶エピソード」をご紹介します。 ママスタに寄せられた感動エピソード

『うちの子は3歳のとき、突然話ました。
「ユラユラ揺れて寝ててん。でもちょっと気持悪かってん」と言うので、「何で気持ち悪かったん?」と聞くと「裸んぼやったから」と。「どうやって出てきたん?」と聞くと「ぐるんぐるんて回って出てきてん。ほんで、お母さんのお腹の上に落ちてん」と言いました。確に産まれたとき、先生がすぐに私のお腹の上に置かれました。さらに……「でもな、一回お腹の中で死んじゃってん」と言うのです。実は私はこの子を産む1年前に流産しました。 そのとき「絶対またパパとママのところに戻ってきてね」とずっと言っていました』

『娘が3歳の頃「そうそう、ママのお腹の中は(娘お気に入りの布団を指差して)あのピンクのお布団の色に似た色で、ザァザァって音がする」って、私が聞いてもないのに急に話し出したときがあってびっくりした。確かに胎内音はザァザァだし、お腹の中がピンク色だというのも間違ってはいない。 当時、3歳なりたてでようやくきちんと話せるようになった時期だったから適当に言ったとしても話が出来すぎてるし、嘘じゃない気がしたよ。 7歳の今「お腹の中のことを憶えてる?」と、こっちから聞いてみたら全く記憶にないらしい(笑)』

『次男が2才の頃「お母さんのお腹にいてるとき、どぉやった?」と聞いてみたら、「真っ暗けで、こうやって(体育座りで)でんぐり返ししてたよ」と言ってたよ! そういえば、逆子になったり戻ったりを、健診の度に繰り返してたなぁ……』『「お空でいろんな人をみてて、お母さんとお父さんを見つけて楽しそうだったから神様に羽をつけてもらってきたんだよ」って言う3歳息子。少し前に次男が生まれたときに次男に向かって「神様に羽もらったの?」って聞いていた

『不妊でやっと子供を授かり3歳になった息子に、「ママのところだけ誰も並んでなかったから並んであげたんだよ」と言われて涙が出ました』『赤ちゃんよりも前の話を娘がずーっと(現在5歳、言いはじめたのは3歳)言っている。 「私はママのお腹の中に行く前、パパの頭の中にいたの。パパの目からママを見てたんだよ。ママが大好きだって思ったから行こうと思ったの。こうやって」と目を閉じて、頭から股間をスーと指さす。すごく不思議』

『「ママのお腹んなか温かかった~。僕ずっと居たかったけど無理矢理出されたんだよ…」と、いきなり言い出した。 息子は予定日10日過ぎても産まれなかったから、促進剤使って産んだんだけどそんな話もしたことなかったからびっくりした』『駄目元で、ずーっと聞いてみたかった「○○はママのところに来る前どこにいたの?」って質問したら 「ふわふわの所だよ!パパがね、おいでって言うの。ひげのおじいさんがね、いいよってね、だから来たの」って。びっくりした、まじで。本当かなー。本当だったら凄いなー。 「ママのお腹の中どんなんだった?」って言ったら「プカプカしてね、眠たかった。ゴーーーって言ってたよ。」って。ゴーは血液が流れる音かな?

しつこく色々質問しようとしたら「うるさい!」って怒られて、それ以上聞けず……』『「本当はばあちゃん(私の母親)が良かったんだけど、お腹に入れなかったからお母さんにした。」って言われた……』娘が3才半のとき。「ママのお腹に来る前はどこにいたの?」と聞いたら、「神様のところ。ご飯とか食べてた。神様は食べないけど。神様はサンタさんみたいなひげで長いんだよ。またねって言って、それでママのお腹にポコンって入ったの」って言ってた』

どれも素敵なエピソードばかりでしたね! お腹の中の記憶だけではなく、お腹に入る前の記憶を話してくれるなんてびっくりしてしまいますね。「ママを選んできたよ」という言葉は、日々追われる育児の中で、何よりもママのパワーになるのではないでしょうか。
お子さんがまだ小さいママさんは、3歳のお誕生日前後に聞いてみてはどうですか? 「うちの子は、こんな話をしてくれた!」というエピソードも、ぜひ紹介してくださいね!

不妊から養子を迎えて。12年目の母娘関係から見えてきたもの

実子の長女(21歳)と、養子の次女(14歳)。ふたりの娘の母親であるFP(ファイナンシャルプランナー)の中村芳子(なかむら・よしこ)さん。

40歳を前に二人目不妊に気づいた中村さんが、2歳の女の子を養子に迎えてから、今年で12年が経ちました。シリーズ最終回となる今回は、ついに中村さんの養女となった絵梨子ちゃんが登場。親子インタビューを通じて、「養子という選択肢」について考えていきます。

第1回:養子という選択、理想の家族のカタチ
第2回:「養子」を迎えて。実際に育てた人の話を聞いてみた

14歳の誕生日を迎えて

インタビューが行われたのは、2月半ばのよく晴れた日曜日。待ち合わせの約束をした教会の隣のカフェに、絵梨子ちゃんはひとりでやってきました。そこは礼拝のために毎週末親子で通っている教会なのだそう。

「お母さん、後から来ます。いつも遅れてくるんです」

そう言ってニコニコしながら席に着く絵梨子ちゃん。ちょうど数日前に14歳の誕生日を迎えたところで、アメリカで暮らす姉の友紀さんからプレゼントされたというピンク色のトレーナーを着ていました。

胸には「Different」という言葉が。「人と違っていることを誇らしく思おう」そんなメッセージが込められているとのこと。

「ご両親からは何をもらったの?」

私が投げかけたその質問に、頬杖をつきながらうーんと考えてから楽しげに答え始める絵梨子ちゃん。

「誕生日がバレンタインデーだから、かわいいチョコをもらった。あとはママがレストランに連れていってくれました」

「それだけ?」

自分の14歳の頃を振り返れば、欲しい物が、延々とリストになるくらいたくさんありました。もし、誕生日プレゼントが「チョコとレストランでの食事だけ」だったら、きっと頭にきて数日親と口を聞こうとしなかったでしょう。

「物はすぐ捨てちゃうから。アメリカのいとこもそう。たくさんプレゼントもらうけど、ちょっと使ったら飽きて捨てちゃう。だから物は要らないの」

コーヒーを注文しながら、おしゃべりをしているうちに、お母さんである中村芳子さんが到着。いよいよ親子インタビューが始まります。

友達は養子であることを知ってるの?

絵梨子ちゃんは現在、中学2年生。学校では自分が養子という話はするのでしょうか?

娘:わざわざ自分からは言わないかな。聞かれなければ誰も、自分が長女だとか次女だとか言わないでしょ。それと同じ。でも、友達から「お姉ちゃんとあんまり似てないね」って言われたら、「だって私、養子だもん」と答えるけど。

母:そうね。でも、親としては学校の先生には「娘は養子です」とずっと伝えています。配慮してもらわなければいけない場合もあるので。例えば小学校では、「自分が赤ちゃんの時の写真を持ってきましょう」という授業があったりしますし。

娘:ああ、そんな授業あったね。

母:先生は「絵梨子ちゃんは2歳の時の写真でいいから」と“配慮”してくれたけれど、それで逆に傷ついちゃった。

娘:うん、他の子の写真を見たら、みんな生まれたてでお母さんに抱っこされてる写真だったから。悲しくなって、家に帰ってきて泣いてたの覚えてる。

母:保育園、小学校、中学校と毎回先生には伝えてきたけれど、養子がいるクラスなんて何年、へたすると十何年に一度しか担当しないので、先生たちも接しかたがわからないんですね。それで間違った“配慮”をしてしまうんです。

娘:そうだね、日本の普通の学校にはいないもんね。アメリカの学校には同じ学年に何人か養子の子がいたけど、みんな全然気にしてなかったよ。

両親とケンカをすることは?

実はつい最近まで反抗期真っただ中だったという絵梨子ちゃん。お母さんいわく「まだ収束はしていないけど、最近ちょっと落ち着いてきた」そうですが、親子関係について実際には何を思っているのでしょう?

母:一番ひどい時はあなた「この家に来なければよかった」「他の家族がよかった」って言ってたの覚えてるでしょ? 「養子縁組、自分から解消してやる」って言ってたこともあったかな(笑)。

娘:言ってたね(笑)。でも、その言葉を言った時は何も考えてなかった。ただママを傷つけたかった。本当にそんなふうには思っていなかった。

母:この子は反抗期が早かったんです。小学5年生くらいから始まったかな。お姉ちゃんは高校生くらいでだいぶ遅かったのに。しかも、この子の反抗期はお姉ちゃんに比べると本当に大変だったんですよ。

養子の子には、他の子が持っていない傷が確かにあると思います。傷があると、相手を傷つけようとする衝動が出てきちゃう。絵梨子の場合、たぶんそれもあったんでしょうね。

娘:うん、そうかも(笑)。

母:でも、アメリカでも日本でも友人たちが励ましてくれたり、実際に絵梨子の面倒をみてくれたりしました。私たち夫婦だけでじゃなくて、みんなに育ててもらってますね、絵梨子もお姉ちゃんも。とってもありがたいです。

今、ご両親に対して不満はないの? ムカつくことはないの?

娘:あるけど、養子であることとは関係ない。ママがうるさく「片付けなさい」とか「セクシーな服を着ちゃダメ」とか言うのはムカついて、時々ケンカになるけど。とにかく18歳まであと4年だから、がんばる!

18歳になったら、どうするの?

娘:家を出る。自分が好きな服を着たい! 将来はモデルになりたい。警察官になるのもいいかも。ダンスも好き。まだ、わかんない!

母:将来、何をしたいかなんて、まだわからないわよね。絵梨子が社会に出る頃には今、存在しない仕事ができているかもしれないし。この10年でも新しい仕事がいくつも出てきたでしょ。

自分も将来養子を迎えたい?

ご両親がした「養子を迎える」という決断についてどう思う?

娘:何も思わない。悪いことだとは思わない。前にお姉ちゃんから「大人になったら養子もらう?」と聞かれたんだけど、「わからない」って答えた。どっちでもいい。産むのもいいし、もらうのもいいと思う。

母:思春期に入って親とは微妙な関係だけど、お姉ちゃんとは本当にいろんなことを話しているみたい。こんなに距離の近い姉妹は珍しいんじゃないかしら。私にも6歳下の妹がいるんですが、絵梨子と友紀ほどじゃないですね。姉妹であり親友、戦友でもあるって感じ。うらやましいくらい。

でも、家族に加わった頃は、お姉ちゃんの友紀さんが「(絵梨子を)乳児院に返してきてよ!」と言って大変だった時期もあったとか。

娘:お姉ちゃんと仲よくない時期のことは覚えていない。お姉ちゃんとは仲よし。ママに言えないことも、何でも話しちゃう。18歳になったら、アメリカのお姉ちゃんのところに行くかも。お姉ちゃん、子どもっぽいから心配だし。

母:そうそう、小さい頃から、絵梨子の方が大人っぽくて。ふたりで赤ちゃんごっこしていたとき、7歳も離れてるのに、絵梨子がママ役で友紀が赤ちゃん役なんです。で、友紀が泣きまねをすると、絵梨子は「ママは仕事に行ってきます」って言ってあやそうとしないの(笑)。

娘:だって、ママいつもそうだったもん。マネしたの。

母:子どもは親をよく見てますよね。

娘:ママは仕事が好き。

母:そう、仕事が好き(笑)。日本とアメリカを行き来しながら仕事をしていた時期もあるので、8、9歳の絵梨子を夫と家に残していくこともよくあったんです。でも、「罪悪感は持たない」って心に決めていて。養子か実子か関係なく「罪悪感」が日本のワーママが一番苦しむところ。だけど、いつでも子どもとべったり一緒にいるだけが母親じゃない。絵梨子や友紀も、友人や親戚の手を借りてみんなで育てた感じです。

まだ結論は出ていないけれど、子どもを愛して、家族を大切にしながら、かつ自由に生きる母親の姿を娘に見せておきたいな、と思うんです。夢ですけど。

娘:ふーん。

1時間弱のインタビューの後の撮影では、ふたりで顔を見合わせながら、「最近、似てきたって言われるのよね」「うん、似てきたよね」と笑いながら話をする、中村さんと絵梨子ちゃん。彼女いわく、「お姉ちゃんはパパ似で、私はママ似」なんだそう。

実は今回の取材には、あらかじめ質問リストを用意していました。ところが、実際にインタビューがスタートしてみると、絵梨子ちゃんが、自分が養子であることをまったくと言っていいほど意識いなかったため、ほとんど役に立たず仕舞い。「養子の取材だから失礼のないように」といつもよりどこか緊張して取材に向かった自分に拍子抜けしてしまうほど、養子という存在は中村さん母娘にとって自然なものとなっていました。

6組に1組が悩む「不妊」 卵子の残存数予測と不妊治療が可能な“残り時間”

晩婚化が進む中、不妊治療に取り組むカップルは増え続けています。不妊治療をいつまで継続できるか、その目安を測る方法があります。

健康な男女が「1年間妊娠しない」と不妊

日本において不妊症の割合は増加しており、現在は6組に1組が不妊であるともいわれています。

では、どういう状態を不妊と言うのでしょうか。

日本産科婦人科学会では、「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年間妊娠しないもの」と定義しています。

実は、以前は「2年間妊娠しないもの」だったのですが、2015年に「1年間」に変更されました。

日本産婦人科学会は「妊娠する年齢が上昇する中、定義の変更により、女性がより早期に適切な不妊治療を受けることにつながると期待(する)」としています。不妊治療を受けるなら出来るだけ早めに、と言うメッセージでもある訳ですね。

「男性に原因あり」が全体の48%

不妊症の3大原因と言われるのは、女性の排卵障害(排卵されない等)、卵管障害(卵管の閉塞・癒着等)に、男性の造精機能障害(精子が少ない、精子がない、運動率が低い等)です。

ただ、不妊症の原因には多くの要因が関わっていたり、検査をしても原因が見つからない原因不明のものもあります。

不妊の原因は女性に求められがちですが、男女別で見てみますと、「男性だけに原因がある」が24%、「男女共に原因がある」が24%。つまり、「男性に原因がある」とされるのは併せて48%あります。

35歳を越えての結婚は「生涯不妊率」が30%超

女性の場合、加齢とともに妊娠の確率は下がっていきます。ですから、晩婚化も不妊が増えている大きな要因の1つです。

厚労省の人口動態調査によると、2015年の平均初婚年齢は、男性31.1歳、女性29.4歳。

それに伴って、初産の平均年齢も6年前に30歳を越え、2015年には30.7歳になっています。

でも、「その程度なら妊娠・出産に十分間に合うのでは?」と感じるかもしれません。しかし、こんなデータがあります。

【画像参照】
女性の結婚年齢が30歳を過ぎると、一生涯にわたって妊娠しない率「生涯不妊率」が10%を越え、35歳以降になると30%を越えています。

卵細胞の“年齢”と本人の年齢は同じ

妊娠するためには、まず男性の精子と女性の卵子が受精することが必要です。

男性の場合、いくつになっても生涯を通じて、精子は作られ続けます。常にフレッシュな精子が生成される訳です。

一方、女性は生まれたときに卵巣内にすべての卵子の元がすでに存在し、生まれて以降に新たに作られることはありません。

つまり、卵細胞は本人と一緒に年齢を重ねていきます。卵子の“年齢”は、女性自身の年齢と同じになります。

“35歳以上”の卵細胞では当然、染色体異常率が上昇します。よって、妊娠・出産に至らないリスクが高くなります。
.
生まれて以降、卵細胞の数は減り続ける

女性が生まれる前の卵巣には既に、約200万個の卵子の元が全て備わっています。
それが、月経が始まる思春期頃までに約180万個が自然消滅し、約20万個にまで減ってしまいます。

月経がはじまってからは、1回の周期に約1000個、1日に換算すると30~40個も減り続けると言われています。

30代半ば以降はそれに拍車がかかり、37歳で約2万5000個にまで減ります。
.
残存の卵子数「予測」が示す、不妊治療継続の“残り時間”

近年、卵細胞の残存数の目安を調べるAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査という検査が取り入れられています。

AMHとは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、AMHの値と原始卵胞の数は比例すると考えられています。つまり卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかを反映すると考えられています。

当然ですが、AMHは“妊娠出来る率”を表すのではありません。あくまでもAMHの値を元にした卵子の数の「予測」です。

卵子の数が少ないということは妊娠率が低くなるということではなく、不妊治療が継続可能な残された時間が限られてくる、ということを示すのであって、AMHが低いからほとんど妊娠できないということではありません。

AMHは血液検査で簡単に調べられますが、保険適用外のため5000円~10000円程度かかります。ほかに診察料も必要になります。

将来の出産のための「卵子の凍結保存」という選択肢

将来的には産みたいけど今は仕事を頑張りたい、あるいは まだパートナーがいない等々、状況的に出産が難しいというケースも多いと思います。

近年、パートナーがいない女性が、将来の妊娠に備えて自分の卵子を凍結保存する事例が増えています。

卵巣から卵子を採取し、薬剤に浸して水分を抜いて安定させてからマイナス196度の液体窒素によって凍結します。

そして妊娠を希望する時期に解凍して、体外受精を行い、子宮に戻されます。費用については、自費診療のためクリニックによって違いはありますが、卵子5個の採卵・凍結までの費用が30~50万円程度。凍結した卵子の保管費が1個につき年間2万円程度、5個であれば年間10万円程度。

解凍して、妊娠・出産に向けた治療再開時には、解凍や体外授精、受精卵の移植の費用が新たに必要になります。
.
卵子凍結しても母体の時間は止まらない

凍結融解した卵子を体外受精させ、子宮に移植した場合の1回当たり生産率(出産に至った割合)は平均10%程度と見られています。

卵子だけでなく、子宮や血管への加齢による影響も、妊娠・出産率に関わるためです。

体外受精での出産率を見ても、36歳で16.8%、40歳で8.1%、42歳で5%、45歳だと1%以下と年齢によって低下していきます。

日本生殖医学会は、「卵子の採取は40歳未満まで、受精卵の移植は45歳未満まで」等とする、未婚女性が卵子を凍結保存する上でのガイドラインを、2013年にまとめました。

不妊治療に取り組んでいる女性には「妊娠や不妊についての知識をきちんと知っていたら、もっと早くから行動出来たのに」と感じる方も多いそうです。

まずは正しい知識を持つもつこと。

そして不妊治療に取り組む場合は、パートナーと共に早めに始めることが肝要です。

■渡邊千春先生 監修 平成5年 東京医科大学卒業。
板橋中央病院皮膚科医長、東京医科大学皮膚科助手、肌クリニック大宮ベルビー赤坂・総院長を経て、平成24年9月 千春皮フ科クリニックを開院。 医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会専門医、日本アレルギー学会会員、日本臨床皮膚科外科学会会員

ピリピリ痛いのはまさか…妊娠後期に帯状疱疹。でも「今、かかって良かった」その理由

妊娠37週に入るころ、突如右肩に謎の湿疹ができました。

最初は痒くて、ムヒとか塗ってました。

3日くらいして、右脇にも湿疹が。そして少しピリピリする痛みが出始めました。

うーん…これは何かがおかしい。

母に見せると、帯状疱疹じゃないの?って。

「まさか~、帯状疱疹っておじさまがなる病気じゃないの?お腹まわりにできるんじゃなかったっけ~?ないない」

と、無知な私はそう思ってました。

4日目、ちょうど妊婦健診があったので、先生に見せると、

帯状疱疹かもしれない!すぐ皮膚科へGO!と言われ、総合病院なので、そのまま皮膚科に移動。帯状疱疹確定でした。

まさか私がなるとは…。

ですが、妊娠中は決してめずらしくはないとのこと。免疫が下がることや、ストレス、疲れなども相まって、発症してしまったのだろうと言われました。

産後にかかる場合も。


すでに37週になる頃だったので、飲み薬と塗り薬で治療しました。

飲み薬は赤ちゃんに影響ないか心配でしたが、皮膚科の先生によると、『悪いものは出しちゃって、早く治しちゃったほうがいい』とのこと。

「放っておくと、指先まで湿疹が広がって、手が痺れてくるよ!」

恐ろしい…。

そうなると、出産の時も赤ちゃんに感染の危険もあるし、産まれてからも赤ちゃんを抱けないとのことでした。

不安でしたがここは先生を信じて、1週間服用しました。

経過はというと、皮膚科受診した日から、3日くらいがピークで、水ぶくれで肌が気持ち悪いことに…。

例えるなら、カエルの皮膚のようでした…。

痛みもどんどん増してきて、湿疹ができてない、首まで痛くなりはじめ、これは本当に治るのだろうかと不安な日々。

帯状疱疹になった妊婦さんの話をネットで調べたりして、ますます不安になりました。

1週間後。痛みはありましたが、皮膚表面はかさぶたになってきました。

帯状疱疹はかさぶたになるのが、治ってきてるよ~というサインだそうです。

再び皮膚科を受診すると、

「あ、もう大丈夫ですね~」

「先生、この時期になって罹ってしまって、赤ちゃんに影響はないんですか?」

後期に罹った帯状疱疹は、赤ちゃんへの影響はないと考えていいとのこと。

初期だとまた状況は違うようです。赤ちゃんのことを考えて薬も飲めません。逆に、出産間際に発症しても、母子感染の危険もあります。なので私は、初めは「なんで今になってこんな病気になってしまうんだ!」と落ち込みましたが、いい時期で幸いだったと前向きに考えることにしました。

帯状疱疹は1度発症すると、すぐに再発する確率はとても低いそうなので、私はもう一生ならないんだ!と勝手に思ってます。今は間もなく40週になりますが、痛みもほとんどなく、皮膚表面のかさぶたもなくなり、あざのような痕だけがまだ残ってます。これもそのうち消えるようなので、気長に待ちます。赤ちゃんも抱けそうなので、ひとまず安心。

帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことある人がなります。水ぼうそうの菌が体の中に潜伏してるんだそうです。(そんなの聞いてないよ~!)自己判断はせず、先生を信じてその時期にあった治療をすることが大事だということです。妊娠中は体の変化が目まぐるしいですが、本当に色々起こるな~と思いました。

著者:QQラブリ
高齢出産&初マタです。

妊活をサポート!妊娠体質を作るために実践したい3つのポイント

妊娠力をアップさせるために重要ポイントはタンパク質にあり

人間が健康に生きていくためには、『炭水化物』『タンパク質』『脂質』の3大栄養素が不可欠。その中でも妊娠する力をアップさせるためには、タンパク質を強化することが重要だそうです。産婦人科の医師の話によると、肉や魚大豆や卵に含まれたタンパク質を摂取するほど、妊娠しやすい体質に傾いていくとの事。

タンパク質も、植物性と動物性を毎食合わせて手のひらに乗るくらいの量を摂取することが大切です。砂糖入りの清涼飲料水やコーヒー、紅茶は控えて、葉酸を含むビタミンを摂取すると良いそうです。要するに、バランスの取れた食生活を心がけましょう。さらに、妊娠体質になるために重要なポイントを以下で見ていきましょう。

妊娠しやすい体質になるためにおさえておきたい3つのポイント

妊娠しやすい体質を作るために重要なポイントが3つあります。

【抗酸化】
飲酒や喫煙、心身のストレスは体の酸化を招いて、卵巣機能を低下させてしまうそうです。抗酸化に有効と言われているトマトリコピン、大豆イソフラボン、緑茶のカテキンなどを摂取して、酸化に負けない体つくりを心がけましょう。

【抗糖化】
パンやうどん、スイーツなどの糖質の高い食品を摂取しすぎると、血液中の糖質がタンパク質と結びついてAGEsという物質をつくります。この物質は卵子の老化を招くと言われていますので、糖質の摂りすぎに注意しましょう。

【抗炎症】
オメガ3系脂肪酸は卵子の質を改善すると言われています。亜麻仁油やシソ油などは加熱せずに積極的に摂取するようにしましょう。反対に、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸の摂りすぎには気をつけましょう。いかがでしたか。やがてくるその日のために、食生活に気を付けて備えたいですね。

妊娠中は運が良くなるって本当!? 何か当たったものはある?

“妊娠中は運が良くなる”というジンクスを聞いたことがある方も多いのでは? 理由は定かではありませんが、「二人分の運があるから」とか「子が厄を落とすから」などということが昔から言われているそうで、何やら神秘的なものを感じます。ただの偶然かもしれませんが、これからの出産・育児の励みにもなりますね。今回はみなさんから寄せられた、妊娠中の運気アップのエピソードをご紹介します。

予想外が嬉しい! どんなものが当たった?

ママスタBBSには宝くじや競馬で当たった、懸賞に応募したら当選した、整理整頓をしていたら思いがけずに現金ゲット! など、さまざまなエピソードが寄せられていました。お小遣いくらいの額の小さな幸せから、家族で楽しめるものまで……。やっぱり、予想外に何かが当たると嬉しいものですよね。

『私は、二人目を妊娠中に掃除してたらアルバムの中から見に覚えの無い五万を見つけました。 今、三人目を妊娠中ですが懸賞で何かが当たったことなんて今までほぼ無かったのに、たまたま応募した某テーマパークのペアチケットが当たりました!』


『一人目の妊娠中に宝くじで10万当選したよ。
ベビー用品や旅行の足しにできてラッキーだった』

『会社の忘年会のビンゴでwiiが当たった! 』

『投稿した話がマタニティ雑誌の中のトップに載ったよ。すごく嬉しかった 』

『4人の母です。1人目のときに2回で県営住宅が当たり、4人目のときは1回で市営住宅の入居資格が当たりました!』

『妊娠がわかったときに、子どもの予定日で初めてナンバーズを買ってみたら7000円当たった』

『元々くじ運が良くて懸賞とかが好きだったんだけど、妊娠中~出産後は良く当たったよ。
でも単に暇だから、ハガキとか書くのが楽しくてやってたからってのもあるかも(笑)』
それほど運が良くならなかったという人もやっぱりいました

「妊娠中にくじ運がアップした!」という方がいる一方で、「いつも通り、普通の運勢だった」という人だってもちろんいらっしゃいます。中には一人目は運が良かったけれど、二人目以降はそうでもなかったという人も。少しばかり悔しいかもしれませんが、まぁ、そんなものと言えばそんなものですよね。でもよく考えてみたら、一番運が良かったと言える出来事は、妊娠・出産そのものなのかもしれません。

『本当に何にもなかった。
仕事してたし、そんなこと考える余裕もなかったな』

『一人目のときは何かと懸賞に当たっていたけど、二人目が8ヶ月の今は真逆。
財布を落としてしまったよ……(涙) 』

『今は妊娠初期だけど、昨日車をぶつけた 』

『子どもは二人いるけど、私はどちらの妊娠中も運気アップにはあやかれなかったな~。
でも子どもたちが健康に生まれてきてくれたことが1番の幸せ!』

『1人目のときに宝くじを30枚買ったら2万になったけど、それっきりなにもない 』運気アップかそうでないか……これもまたマタニティライフの楽しみのひとつなのかもしれませんね。みなさんは妊娠中の運気はアップしましたか? 強運エピソードをお持ちの方は、ぜひ教えてください!

医師が解説! 高齢出産のリミット、何歳まで産めるか?

見た目が若いアラフォーなら、まだ大丈夫!?
「見た目年齢」という言葉が溢れる現代、今や見た目年齢は自分で作る時代に。肌やボディのアンチエイジングに力を入れている方も多いのではないでしょうか。

高齢出産の定義は、WHOで決められていて「35歳以上の初産、2人目以降であれば40歳以上」とされています。寿命は延び、見た目年齢の若い人は増えていますが、それはあくまでも外見上のこと。今も昔も「卵子の加齢」は変わらないため、生物学的な妊娠適齢期は25~30歳です。

ですから今回一番お伝えしたいのは、妊娠可能年齢には明確な「タイムリミット」があるということ。さらにそれをしっかり理解した上で、自分のライフプランを立てることが最も重要だということです。

何となく仕事を優先していたら40歳を過ぎていましたとか、ぼんやり結婚の時期を延ばしていたら40歳を過ぎていました、とならないように将来子供が欲しいのか、欲しいとしたら何人なのか、何歳くらいで産みたいのか、などをしっかり計画してくださいね。


35歳を過ぎると、どうして妊娠しにくくなるの?
35歳になると突然リスクが急に高くなるというものではありません。30歳を過ぎると、少しずつ卵子の劣化が進んでいきます。一般的に35歳を境に卵子の質(妊娠率)が急激に下がっていくため、35歳を一区切りにしています。

体外受精の年齢別妊娠確率を例に見ると、25歳以上で40%弱、32歳くらいまでは37~38%ありますが、35歳をこえ、30代後半から徐々に妊娠率は低下し、40歳で20%を切り43歳で10%、44歳で10%を切ります。そして45歳以上は5%以下となり限りなく0に近づきます。

妊娠率が下がるだけでなく、胎児の染色体異常のリスクも高くなります。染色体異常の病気の中で多い「ダウン症」ですが、20歳ではその確率も1667分の1とかなり低いのに対し、30歳で952分の1、35歳で378分の1、40歳で106分の1、45歳で30分の1とどんどん上がっていきます。

妊娠率の低下や染色体異常の原因として、最も影響が大きいのが卵子の質の低下です。加齢に伴い卵子そのものが妊娠に不向きな状態になっていきます。また年齢が上がると染色体異常の率が上がるため流産率も上がり「出産までたどり着く確率」も下がります。また加齢とともに子宮筋腫などの合併症も高くなり、不妊要因が増えていきます。


不妊治療を行ってもタイムリミットは43歳
自然妊娠が難しい場合、不妊治療を行うことで妊娠率の向上が望めます。排卵日を確定するタイミング指導、子宮内に人工的に精子を注入する人工授精、子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精卵をある程度育てた後に子宮に戻す体外受精や顕微授精など、不妊レベルによって選択する治療は様々です。

しかし、たとえ高度で高額な不妊治療(体外受精や顕微授精)を行ったとしても、自分の卵子で妊娠する場合、妊娠率が「ゼロ」になる年齢は43歳くらいで、自然妊娠とほとんど変わりません。卵子提供という選択肢が出てきたことによって、本来の生殖可能年齢が過ぎても(例えば50歳で)妊娠することは理論上可能になっていますが、母体に負担が高く、子どもに障がいが出るといったケースも見られ、日本産科婦人科学会では卵子提供による妊娠も45歳を上限としています。


35歳からのHAPPYな妊娠・出産のために
こう言うと、35歳以上の出産は未来がないように感じてしまうかもしれませんが、年齢を重ねているからこそのメリットもあります。年齢が上がるとともに精神的&経済的に安定する場合が多くなるので、その分育児に余裕が持てるという声も多く聞きます。

35歳になってもできるだけ不妊で悩まないために大切なのは、卵巣機能を年齢以上に低下させないこと。タバコや不規則な生活や食生活は、卵巣機能を低下させ、卵子の質を下げてしまいます。ストレスを溜めず規則正しい生活習慣を心がけましょう。食生活では、ファストフード・ジャンクフード・コンビニ食など害のあるものを避け、ベースサプリを摂ることをおすすめします。

また、子宮頸がん検診や筋腫&内膜症などのチェックを年1回受けること、妊娠を希望するまではピルで確実な避妊をすること、コンドームで性感染症を予防することも大切です。妊娠の可能性や産めるリミットをしっかりと認識した上で、自分で産む時期を選択できるように仕事とプライベートの計画を立てていけるとベストですね。

コレで陣痛を乗り切れる!?先輩ママたちの陣痛対策

陣痛はどれくらい痛みなのか? 耐えられるのか? 考えれば考えるほど心配になってしまいますね。特に初めての出産の方は、どんな痛みがくるかわからないのでますます不安になってしまうのではないでしょうか。 でも大丈夫! 無事出産を終えたママさんたちは星の数ほどいらっしゃいます。先輩ママさんたちが実際に陣痛を乗り切った方法をピックアップしました。

呼吸法の効果絶大! 一人目の出産から学んだママたち

陣痛を呼吸法で乗り切ったという声がママスタに多く寄せられています。一人目のときにあまりの痛みでパニックになってしまったけれど、二人目は呼吸法で冷静になり安産だったというママもいますよ!『私は過呼吸持ちで一人目は過呼吸になっちゃいました。だから二人目はひたすら息を吐くことに集中したよ! 長くゆっくり、フゥ~っと、痛みを呼吸と一緒に出す感じで。

あとはイメージ! 赤ちゃんが旋回しながら降りてくる感じを「今こんな感じかな?」と想像していました。一人目より全然楽でした。前回の痛みを知ってるぶん「まだまだ~」とか思ってたら、子宮全開でした』『 一人目のときは痛みにパニクり、陣痛が来たら壁を殴って叫んで、かなりすごいお産でした……! 二人目は陣痛が来たら口から細く長い息を吐くことに集中したらうまく痛みを逃すことができました。陣痛が来たら口から細く長い息を吐く!』

『 喋ったり騒いだりすると余計痛いのに気付いた。黙って息をすることだけに集中したら、痛みが和らいだ気がする』

好きな香りや体勢でリラックス
アロマを焚いたり、好きな体勢になったりすることで、全身の力が程よく抜けたという声もありました。自分がリラックスできる空間を事前に整えておくのがポイントですね。『アロマテラピーで香りでリラックスできるようにしました。入院中も個室でずーっとアロマを焚いていました』

『私はあぐらをかき、前後にユラユラ揺れる動作が楽でした。頭の芯がしびれるほどの痛さの時もユラユラで乗り切れました。で、ユラユラしている最中に破水してそこからは20分くらいで産まれましたよ! 痛みMAXの時はユラユラは無理ですが、その前段階ならかなりしのげると思います』

『私は姿勢だった。点滴をつけていたからずっとベッドに寝たきりでもがいてたけど、一番親切な助産師さんが陣痛を緩和する椅子を持ってきてくれて座る姿勢になったらものすごく楽になった』

『仰向けで寝てるより、四つん這いになったほうが楽だった!』

『私は仰向けより横向きが楽でした。産まれるまでずっと横向き』
気をまぎらわせる

アロマテラピーもそうですが、痛み以外へ意識を向けるのがよさそう。いろいろ方法があります。『波が来ているとき、心の中で歌を歌うのが意外と良かった。好きな歌とかではなくて、陣痛に合うテンポの歌がある。 オススメは中島みゆき。波が来たらサビを歌い始め、サビが終わる頃波が遠のく。そのうち波が来ても「もうすぐ歌い終わる!」とか思えて乗り切れる。気がまぎれるのが一番。

四人目のときは、「糸」を歌った。心の中で歌うとはいえ、実際にブレスも取るから呼吸もバッチリだった』

『友人の話なんだけど、立って歩き回っていた方が陣痛の痛みが紛れたらしい』

『痛みが来たら、立ったまま片足で地面を蹴って気をまぎらわしていた』

一人で痛みに耐えるよりは……
旦那さんや助産師さんに助けてもらったという声も。仲間がいると思うと、痛みを逃すだけでなく、心の面でも安心しますね。まもなく会える赤ちゃんへ語りかけている人もいました。『助産師さんに腕でグーっと押してもらったのが効いた』

『陣痛の波が来たら、旦那にお尻をテニスボールで押してもらうと楽でした。
椅子の上にテニスボールを置いて座ったり、あぐらをかいて自分のかかとでお尻を押すのも良かった』

『気休めだけど、陣痛の間にずっと、お腹に話しかけてた。「頑張って。もう少しで会えるね。頑張ろうね」などなど』
陣痛を乗り切る方法を、実際のエピソードを交えてご紹介しました。

出産を控えている皆さん。不安はあると思いますが大丈夫、本番になったらお医者さんや助産師さんといった出産のプロたちがちゃんとサポートしてくれます。今は落ち着いて、できることをするのみ。 今回ご紹介した方法や、ママスタBBSも参考に、ぜひイメージトレーニングしてみてくださいね。

窒息だけじゃない!? 寝相の悪い赤ちゃんに起こりうるリスク4つ

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

赤ちゃんの寝相が悪いのは元気な証拠。確かにそうですが、この元気の良さが時にはケガなどのトラブルにつながってしまうことがあります。

具体的にはどんなトラブル例があるのか、どんな注意が必要なのか、ママたちの声をご紹介します。

●風邪や腹痛

寝相の悪さで最初に思いつくのが、毛布や布団を蹴飛ばしてしまうのが原因で、風邪を引きお腹をこわすことです。

赤ちゃんは暑がりで寒がりですが、それを上手に伝える術もなければ、自分で調節することもできません。今暑ければ毛布を蹴り飛ばすのが当たり前。

また、手足をバタバタ、覚えたばかりの寝がえりでゴロゴロするのも、大人目線では寝相の悪さに見えても、赤ちゃんにとって当たり前の寝姿。

なにも、毛布を蹴っ飛ばそうと思って蹴っているとは限らないのです。

自宅でママ友と一緒にプレーグループを開き、1歳半から3歳までの子ども10人前後を預かるというAさん(40代)は、『たくさん体を動かす元気な赤ちゃんには、毛布や布団ではなく、服の素材や厚さ、室温などで調整してあげるのがベスト よ』と教えてくれました。

●落下

生後3か月の娘がお昼寝中のソファから落下してびっくりしたという話を聞かせてくれたのは、30代のママRさん。

『寝ているときにも反射的に手足をバタバタさせることの多い子だったけど、まだ寝がえりもせず、おとなしく寝ているだけの月齢だし、幅の広いローソファーだからと油断していました』とのこと。

幸い、ローソファーだったこと、床にもマットが敷かれていたことから、大きなケガはなかったものの、頭にはしっかりと床でぶつけたたんこぶが残ったそうです。

赤ちゃんの成長は個人差もあり、「まだ動かないはず」とか「まだ寝がえりはうたないはず」ではなく、「万一」を考えて 安全な場所に寝かせておくべきですね。

●挟まれる

掴まり立ちができるようになり、目が離せなくなった生後10か月の男の子のママSさん(20代)は、唯一目を離しても安全なはずのベビーベッドでお昼寝していた息子の叫び声に駆けつけてびっくり。

『ベビーベッドの柱の間から足を突き出して挟まっていた』そうです。

Sさんが想像するには、活発に寝がえりをしているうちに、足がベビーベッドの柵の柱の間から外に突き出され、ぽっちゃりと太っていた太もも部分が挟まって身動きできなくなってしまったのだろうとのこと。

すぐに気づいて助け出せたため、ちょっとした擦り傷と青アザ程度ですみましたが、目を離しても大丈夫だと思っていたベビーベッドでの事故だけに、ショックは大きかったそうです。

確かに柵の幅は頭や体がすり抜けることができないものの、手足の細い部分なら十分出し入れできます。

また、柵につかまり立ちをして、足を滑らせれば大いに起こりうる事故でもありそうです。

ベビーベッドの柵の下部分に柔らかいマット状のカバーをつける ことで、この心配はかなり緩和されます。

●窒息

活発に寝がえりを繰り返す赤ちゃんを寝相が悪いと表現することもあります。そして、その寝相の悪さは窒息につながる危険性もあるのです。

寝がえりを覚えたての赤ちゃんは、常に寝がえりに成功できるわけではありません。

コロンとうまく転がった先にクッションがあって、口や鼻を覆われてしまったとき、再びコロンと自力ですぐに寝がえりをうてるとは限らないのです。

前述のAさんと一緒にプレーグループを運営しているFさん(40代)は、『普通のフラットな寝床であれば、どんな向きで寝ても鼻と口の両方が同時にふさがれてしまうことはまずないわね。でも、そこにフワフワのクッションやモコモコのぬいぐるみがあると話は別』と言います。

寝がえりをするようになった赤ちゃんの寝床には、顔が埋もれるような大きさや柔らかさのクッションやぬいぐるみは置かない 方が安心ですね。

●まとめとして

他にも、ベビーベッドで寝かせていれば、柵で頭を打ち、床に布団で寝かせていれば壁でゴンと打つと、赤ちゃんの寝相の悪さを嘆くママの声もありました。

でも、同席していた経験豊富な40代のママたちの「寝相の悪さで心配するのも2歳くらいまで。それ以降は、自分で注意するようになるものよ」との声に「そうなのね~」とみんな肩の力が抜けました。

長いようで短い2年ほどの間、寝ていても元気いっぱいの赤ちゃんを安全に見守っていきたいですね。

切迫早産でも全く協力してくれなかった夫が激変! やっぱり伝えないと始まらない

4人目を妊娠した時のこと。

4回目のマタニティーは、初めての切迫早産でした。

3人の子供を保育所に預けて、仕事をする日々。毎日無理しました。

送り迎えや平日の家事など、旦那の協力は得られなかったので私がやるしかありませんでした。

旦那は時間のある時でさえ保育所の送り迎えはしてくれません。旦那の出勤ルートに保育所があるのに!!!

腹立たしい気持ちで無理をするうちに切迫早産。仕事もできなくなり、自宅安静に。

それでも旦那は変わりません。

そのうち、入院と自宅絶対安静の二択になり、このままでは赤ちゃんが可哀想すぎると思い、旦那に私の気持ち、体のしんどさ、送り迎えの大変さ、でも送り迎えしてでも子供達を預けないと自分が休まる時がなくなる、もう色んなことが大変だと伝えました。

泣きながら。←ポイントです。(笑)

子宮頸管の説明も絵に書いて先生が診察の時に私に説明をしてくれたので、同じように説明しました。

そして、今生まれてしまうとどうなるのかの説明も。

薬もマックス処方だったので副作用に悩まされ、実際に私の症状を見て、さすがにやばいと思ったのか、会社に短時間勤務の申し入れをしてくれて、たまたまあまり忙しくない時期だったので交渉の末、受け入れて貰えました。

保育所のお迎えはフルタイム勤務の祖母の仕事の合間になんとかお願いをして、保育所の送り、家事、買い物、家計の管理を旦那に任せる日々になりました。

申し訳ないぐらいに激変しました!!

元々料理のできる、というか何でもやればできるタイプの人だったのです。

もっと早くにちゃんとお願いをすればよかった。

今まで軽く『保育所送ってやー』とかしか言った事がなく、1人で腹を立てていたなと思いました。


それから私にも変化が。感謝していたのは事実なので、毎日思いついた時に感謝の気持ちを伝えました。その度に優しく変わっていく旦那に気付きました。

旦那はこうやって伸ばすんだ!と思いました。

そこからは思ってない時でもいいところを探し、褒めました(笑)

何とか、早産ではありましたが無事に出産をして、旦那が通常勤務に戻りました。

でも、助けて欲しいときなどやってもらいたいことを、明確に伝えるとできる限り協力してくれるようになりました。

出勤が遅い日は、家事や保育所の送り迎えも自分からしてくれました。

男の人には明確に指示をするのが効くのかもしれません。もっと早くにこれをわかってれば良かったと思います。

そして、子供達にもっと好かれるパパになってくれました。

子供と過ごす時間が増え、旦那も学んだのです。子供を褒めたりする事も増えました。

切迫早産は赤ちゃんもきっと辛かったし旦那も大変だったと思うけど、いいきっかけになりました。

それからは、赤ちゃんもすくすく育ち旦那も私も育ちました!

母は強し、ですが無理をすると本当にいけないです。子育ては夫婦でやるべきです!

時には旦那さんに多く負担があってもいいと思います。引け目感じずこれからもガンガンやってもらいたいと思います!

ホルモンバランスなどで何もなくてもイライラしてしまうときも、素直に伝えるといいと思います!

八つ当たりしてしまったり、してしまいそうになったりした時は素直に言います。すると、わかったと優しくなります。

ちゃんと言えばわかってくれるのです!

チャイルドシート、約6割に取り付けミスあり - その内容は?

警察庁と日本自動車連盟(JAF)が実施した「チャイルドシート使用状況全国調査(2016)」で、約6割の人が自動車内のチャイルドシートを正しく取り付けられていないことが判明した。

同調査は、日本自動車連盟(JAF)などが2016年11月3日~15日の期間行ったもの。全国8地域、ショッピングセンターなど計16カ所で、自動車に取り付けられたチャイルドシート、425シートの取り付け状況を調べた。

その結果、乳児用のチャイルドシートについては60.0%、幼児用については61.4%にミスユースが見つかった。ミスの内容は、乳児、幼児ともに、「腰ベルトの締め付け不足」(乳児: 68.6%、幼児: 73.8%)、「座席ベルトの通し方」(乳児: 13.5%、幼児: 13.8%)が多かった。

また、着座状況についても、チャイルドシートを使用している6歳未満の子ども629名を対象に調べたところ、乳児用から学童用まで、41.4%の人にミスユースが見つかった。乳児用、幼児用では「ハーネスの締め付け不適正」(乳児用: 56.0%、幼児用: 42.1%)が最も多く、学童用では「体格不適合」(39.5%)、「座席ベルトのよじれ・ねじれ」(22.1%)が上位にあがっている。

チャイルドシートの正しい取り付け方や座らせ方は、日本自動車連盟(JAF)のホームページなどで確認できる。


子育てをナメてたかも! 現実の厳しさを思い知った“産後あるある”4選

こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。

出産する前の赤ちゃんのイメージって、「癒される」「かわいい」「愛」などのプラスなイメージしか思い浮かばず、「1日でも早く会いたい!」と思うのが親心というものですよね。

しかし、産むのも大変な上に、産まれてきたらそれ以上に大変だと感じるのが“赤ちゃんのお世話”。

もちろん育てやすい赤ちゃん、そうでない赤ちゃん、といますので一概には言えませんが、やはり「想像とは違う……」と感じることも少なからずあります。

そこでママたちに、産前産後で変わってしまった“産後あるある”をリサーチしてみました。

●(1)子どもの寝顔で全てが癒されると思っていたらそうでもない

『育児がこんなに大変なものだとは思ってなかった。体はボロボロだし、若返るどころか老けた。「たかが小さい赤ん坊だし、赤ちゃんさえいれば人生幸せ」なんて完全に育児をなめていた自分を反省し、無理はしないことに決めた』(20代女性/パート)

子どもの寝顔を見れば、寝不足なんてなんのその。全ての疲れがふっとぶ……と聞いていたのに、案外そうでもない自分に気づくハズ。

やはり毎日の寝不足に加え、慣れない育児のストレスって相当なもの。癒される部分も多々ありますが、それ以上に疲れが溜まる のは仕方ないのです。

あまりにも世間の赤ちゃんに対するイメージに惑わされすぎて、「子どもは万能に私を幸せにしてくれる」と思ったら大間違い。むしろ幸せにすべきは自分じゃなくて子どもなのです。

最初からある程度自分を犠牲にする覚悟を持っていないと、理想と現実とのギャップに苦しむことにも……。

●(2)旦那が男じゃなくもう一人の大きな子どもに見えてくる

『赤ちゃんのお世話で部屋の掃除もままならず、夕食も手抜きの日が何日が続いたとき。旦那に「寝不足なんて赤ちゃんと昼寝できるしいいじゃん。夕食は前みたいに3品以上なきゃ俺嫌だよ」と言われ、その瞬間殺意が芽生えた……。疲れていたのかも』(30代女性/主婦)

子どもができたら旦那も変わってくれる、子どもができたら親の自覚がパパにも自然に芽生えてくれる……と期待したらダメ。

子どもがいようがいまいが、相手は変わらず(変わる男性もいますが)、「今日のご飯何?」「俺の靴下どこにあるの?」「ねえ、いつ夜の方は始まるの?」なんて、赤ちゃんのお世話で疲労困憊のママを助けるどころか、むしろメガトン級のパンチを食らうことを平気で言ってくる旦那の無神経さに血管が切れそうになることも。

あんなに独身時代は頼れた旦那が子どもに見えてくるときって、産後からが圧倒的 。

それもそのハズ、旦那の方は普段は育児をしないため大変さもよく理解していませんし、むしろ赤ちゃんの面倒ばかりを見る妻に寂しい気持ちになり、“かまってちゃん”になるという恐ろしい結果に。

●(3)旦那に対する羞恥心がなくなってしまった

『立ち会いに憧れて立ち会い出産をしたが、思っていたよりも難産で、記憶がないぐらい大声をあげていたらしい。シモを直視される恥ずかしさもそのときふっとんだし、顔に死相が出ていたと後で言われ、変顔、すっぴん、何も旦那に対して恥ずかしいことがなくなった』(20代女性/パート)

特に立ち会い出産をしてしまうと、今までで一番素晴らしい&恥ずかしい体験をモロに見られてしまうことになるので、「もうこれ以上恥ずかしいことはない 」となってしまいます。

またママになると授乳のため胸を出して部屋を歩いたり(胸を出したまま一緒に寝てしまうというのはよくある話)、おならも旦那の前では以前はしなかったのに、赤ちゃんのことで自分の羞恥心は後回しになり全く気にならなくなってくるということも。

産後ありがちな尿漏れも旦那に気兼ねなく相談できるなど、どんどん原始人化してきてしまうのがママになるということなのでしょう……。

●(4)友人の子育てのアドバイスにイラっとする

『前は気にならなかったのに、先輩友人ママの子育て論にウンザリしてきた。友人の赤ちゃんはウチと違ってよく寝るみたいだし、全然癇癪とかおこさない。個性が違うって基盤が理解できたので、そのアドバイスはいつも的外れでイライラするだけ』(30代女性/派遣社員)

産前は先に育児をしている先輩ママのアドバイスに「うんうん」と素直にうなずけていたのに、産後、実際に自分が子どもを育てるとなるとなぜか素直に耳に入ってこなくなるということも。

「子どもが寝ない」という悩みには「母乳が足りてないんだよ」なんて、母乳がでなくて悩んでるママに無神経な答えが返ってきたり、そもそもどんなにお腹いっぱいでも寝ない赤ちゃんだっているのです。

相手がそんなつもりがなくても、疲れているときは「なんでそんな上から目線なのよ」と反発心を感じて、「こうすれば?」というアドバイスはつらいだけのものになってしまいます。

赤ちゃんにも個性があるので、他人の“自分基準のアドバイス”は全然タメにならずにイラっとさせられるだけ。

育児ストレスにつぶされそうになっているママにはアドバイスよりもむしろ共感する姿勢の方が癒される のです。

産後に紆余曲折があるからこそ、結局は“赤ちゃんのお陰で夫婦の絆は深まった”という家族も多いです。

苦労がある分赤ちゃんがますますかわいく思えてくる、というのも事実でありそれが醍醐味。

「つらい時期も今だけ」「こんなにかわいい時期も今だけ」と思って、産後あるあるも乗り越えていきましょう。


長女の離乳食拒否に悩む日々。体重は? 貧血は…? 心配する私を救った女医さん

私は子どもが食べる姿を見るのが大好き!

我が子が生まれてからは、離乳食開始がとにかく楽しみで、随分早くから離乳食の本を読みあさっていました。

いざスタートすると、期待した反応ではないものの、ある程度は口に入れ、ゴックンと飲み込める。

そんなものかな…と疑問に思いつつ、毎食離乳食を用意することが幸せでした。

一ヶ月が経った頃、用意した量をペロリと完食できるようになったため、

「よし!今日から量を増やしてみよう!」

と気合を入れて作りました。

すると、まさかまさか…全く食べようとしません。

がっかりする気持ちは押し殺し、そんな日もある!と気持ちを入れ替えました。

しかし、離乳食拒否はそれ以降ずっと続くことに…。

「食べたら美味しいんだよー」

と、口が開いた隙に食べさせてみるも泣かれる始末。

今思えば、その必死さが逆効果だったのですが、娘はミルクも嫌がるので、栄養は母乳のみ。何とか食べさせなくてはいけないと、毎日悩み続けました。

ありとあらゆる方法を試してみても、娘は決して口を開けようとはしませんでした。

結局、娘は10ヶ月頃から麺類だけは少しずつ口にするようになったものの、本当に少ない量を、気が向くと食べる程度。ベビーフードを完食なんて夢のまた夢。

作ると心が折れるので、食べない前提でベビーフードを少しお皿に盛るものの、大抵は捨ててしまう。そんな毎日に、涙が溢れる日もありました。


娘が一歳を迎えた頃、小柄に見られる娘の栄養面がとにかく心配だった私は、自費で一歳児検診を受けることにしました。

しかし、検診の結果、娘は身長も体重も平均ど真ん中で、「順調だね、問題ないよ」と太鼓判。

私はすかさず「この子は離乳食を全く食べないので、貧血も心配なんです!」と聞くも、下瞼を診て「貧血も大丈夫だよー」と先生。

「せめてフォローアップミルクは飲ませるべきですよね?」と聞くも、「必要ない必要ない!」と笑われる始末。

最後は、「母乳だけでここまで育ったのねー。あなた燃費がいいのね」と娘に笑いかける女医さんを見て、一気に肩の力が抜けました。

それからは少しずつ食べるようになったものの、長女は今も極度の偏食です。しかし、健康面は問題ありませんし、私も以前のように思い悩むことはありません。イヤイヤ期はしんどいけれど、それなりに育児も食事の準備も楽しめています。

もし、あの女医さんに出会えていなければ、きっと私は今も悩み続けていたと思います。

もし、私と同じように離乳食のことで悩んでいる方がいたら、その方にも、この女医さんの言葉が当てはまったらいいなと思い、書きました。

ちなみに次女は信じられないくらいよく食べます。「食べ過ぎるのも欲しがるから大変なんだよ」という話をよく聞いていましたが、食べなかった苦労を思えば可愛いもんです。

著者:necorazion
おてんば娘な長女と、しっかり者の次女を育てています。
顔も性格も正反対な姉妹。
DNAって不思議…

「治療を休んだら自然妊娠」の都市伝説、まさか私が?! 笑顔で泣いた妊娠報告

これまで私は、子宮頸がんの手術から私がいかにして不妊治療を始め、自分達に合う所を求めて何軒もの病院を巡り、タイミング法、人工授精、そして体外受精に進んでも妊娠に至れなかったかについて書きました。(記事はこちら)

何度もの体外受精の後、凍結胚を保管したまま、しばらく病院や治療から離れ、再度、期間を決めない休憩に入った私達。

体外受精でも妊娠できなかったことに対する思いは深く、また、使った費用や年齢も積み上がってきていたので、さてこの後どうしたらよいものかという思いが頭にチラチラありました。

治療から遠ざかっている現状が目前の希望を自ら捨てているような気もしてしまい、すれ違う同年代の親子連れを見るのは前にも増して一層辛く、そういう場面や場所からはさらに意識して足を遠ざけるようになっていました。

でも、どうしても子供がほしいという思いは常にあったので、またそのうち挑戦する気になれるよう、夫婦で遠出や旅行をして意識して気持ちをリフレッシュするようにし、しばらく経ってからは、ご利益があるという有名な神社などにもしばしば行ってみるようになりました。


そんなある日、また生理不順だなと思いつつも、まさかという思いで自宅の検査薬を試すと、まさかまさかのうっすらとした妊娠陽性反応。

それでも、その線がすぐには現れずに数分経ってから現れたことや、少しうっすらした線だったこと、そして何よりもう期待して裏切られたくないという思いがあり、病院に行くまでは主人にも言わずに、自分でも信じないようにしていました。

でも、病院の検査でも、本当ににわかには信じられない陽性反応。

「不妊治療の休憩中に妊娠した」というのは都市伝説として聞いてはいましたが、本当に自分にも起こるなんて。嬉しいのは当然ですが、最初はとても信じがたい思いでいっぱいでした。

そしてその信じがたい思いのまま迎えたしばらく後の診察日。何とエコーで無事胎児の心拍が確認でき、私達にとっては奇跡の妊娠確定となったのでした。

病院の検査で陽性反応が出た日の夜、帰宅した主人には検査薬の結果の写真を見せて報告しました。

話しながらこれまでの色々が絡み合って本当に複雑な感情となって押し寄せてきて、私は、顔は笑いながら、わんわんと大泣きしたのでした。

主人も目を潤ませ、「でも、まだ先は長いから大事にしよう」と意図的に冷静を保っているようでした。

出産に至るまで妊娠を継続できるのかの自信もなかった私達は、長年待った両親を喜ばせた後に落胆させることを恐れ、安定期に入るまでは妊娠の事実を親にも言わずに過ごしました。

妊娠中には酷いつわりや子宮頚管短縮での手術、切迫早産での入院に絶対安静など様々な試練もありましたが、授かれた奇跡の喜びをかみしめて全てを乗り越え、最終的には周囲の手厚いサポート中、無事、喜びの出産を迎えられたのでした。

結果として私達は、多数を巡り歩いた病院での長い不妊治療中にではなく、その休憩中に、都市伝説さながらに偶然授かれた形となりましたが、それでも振り返れば、長い不妊治療も私達にはとても意味があったなぁと思います。

実際に治療中には様々なホルモン補充をしたので、その影響もあったかもしれませんし、体質改善の意識や努力が継続できたのも治療と並行していたからだと思います。

先生や看護師さんが常に寄り添ってサポートして下さった環境は諦めない気持ちを持ち続ける大きな支えとなりましたし、くじけそうになる度に子供を持つことに対する思いを夫婦で何度も確認し合ったことは、出産後に家庭を築く上でとても重要な礎となりました。

そして何より、あらゆることを乗り越えた上で親になれたという思いは、今親になった自分達を支える大きな糧となっていることに間違いありません。

これが、私達夫婦が癌発覚から妊娠に至れるまでの、長い治療と病院巡りの経緯です。

不妊治療は、始めるのも進めるのも、転院するにも休憩するにもやめるにも、全てに勇気と決断と覚悟を要するものだと思います。

結果も様々な上に誰にも予想できないので、その都度夫婦で話し合って出した決断が結局全てで、毎回それを信じて進むしかありません。私達も時に心が折れそうになったことも度々ありました。

そんな一夫婦の経験が、同じような境遇の方々に何らかの参考になれば幸いです。

著者:ルルちゃん
子どもの年齢:2歳

30歳目前にて結婚、ベビ待ち中に癌発覚。 様々な障壁を乗り越え、35歳でようやく待望の出産。 その後も子供の手術などを経るが、 現在は元気な子供と夫との生活に奔走中の37歳。

34週に入って分かった前置胎盤。帝王切開で生まれた小さな我が子の授乳に大苦戦

私は高齢出産で持病もあったので、大学病院での分娩を勧められましたが、32週頃までは通院に便利で待合時間も短い近所の個人病院で検診を受けていました。

なかなか性別がわからなかったこと、体調が不安定で妊婦健診のサイクルを考慮する余裕がなくて、大学病院への転院時期をグズグズしてるうちに、34週に入ってすぐの、受け入れ先側としてはギリギリのタイミングに転院しました。

持病の薬が飲めないことに寄る不調はあったものの、妊娠自体のトラブルは大したことなく、誰もが経験するようなことのみで、胎児も順調に育っていました。

毎日散歩したり、友人とランチしたり、のんびり過ごしていました。

大学病院での転院後すぐの検診時、担当医がエコーを見ながら小さく「あれ?」と言いました。そして、「何か、前の病院で言われませんでしたか?」と。

特に何も言われてこなかったため、不安を感じました。エコーの後、もっと詳しく検査すると言われ、何か良くない事実がわかったんだなと、思いました。

検査の結果は思いもよらないものでした。

胎盤が、子宮口の近くにあって、一部覆っているようだということ。

今日の検査ではこれ以上わからなかったので、後日MRIの検査が必要で、どちらにせよ自然分娩は不可能で帝王切開しかない。

しかも、大出血が予想されるので、輸血の準備として自分の血を貯めておいたほうがいい。場合によってはそれでも足りないこともある。出血の量は予想ができない。

胎盤が子宮に癒着していたら、生命維持のために子宮全摘する。

とにかく手術までは出血を避けねばならず、安静にすること。陣痛が始まる前で、胎児がそれなりに成長する37週に入ってすぐに手術する。

「今、手術日を設定しますが、もう時間がないので、今日血液検査をして、血を抜いても大丈夫か検査に回し、後日改めて自己血を採取します。明後日こられますか?」

全く予想していない事態だったので頭の中は真っ白ですが、帝王切開しかなく、それに向けて今日から準備しないと間に合わないということは理解できました。

理解するしかない、ということを、理解しました。

医師が説明しながら描いた子宮と胎盤の絵、その横に書かれた「前置胎盤」の文字。

見たことも聞いたこともありません。知らない病気は沢山あるんだろうなと思いました。


その時の医師の説明では、ベッドに寝たままというほどではなく、手術の前日に入院してくださいとのことでしたが、後日、小児科などの意見も踏まえ、1週間前倒しになりました。

そのため、退院後の新生児を迎える準備を整えつつ、入院準備をしつつ、MRI検査、自己血の採取、麻酔科医の説明を聞く、などの手術に必要なことをするために病院に通いました。

忙しい2週間でした。

私は妊娠や出産に関する本や雑誌をあえて読まずにいました。

先々のことを不安に思う方が良くないと感じたからです。

持病の症状を抑えるために服用していた薬は妊娠中は禁忌で、生理が遅れていることに気づいた4週目から一切飲んでいなかったので、気持ちを楽にすることだけを考えていました。

出産に関しては、これからゆっくり必要な情報だけ知ろう、のんびり出産後の準備を整えようと思っていました。あまりにも完璧に用意しすぎて、流産したら、悲しさも倍増するような気がしたからです。

服などは買わず、ミルクやベビーバスなどをセールのタイミングで買ったきりだったので、入院までの2週間は目まぐるしかったです。

ただ、全ての買い物はネット通販で済ませることができ、いまの時代でよかったなと思いました。

入院後は一転、暇になりました。

毎日、母は昼間、夫は夜に来てくれましたが、膨大なひとりの時間がありました。

「実家を片付けてたら出て来た」と弟が持って来てくれた本を読み返したり、ぼんやりテレビを見て過ごしました。

あまり、手術のことは考えないようにしました。

当日、手術室に入る前、途端に怖くなり、夫に抱きつきました。

なんとか涙は堪えましたが、看護師さんに付き添われて手術室エリアに入った途端、涙が溢れ出しました。

子供は無事に生まれるでしょう。

でも、もしかしたら、出血が酷くて、子宮を失うかもしれないのです。

なんとも言えない恐怖でした。

結果的に3リットル以上出血したものの、止血できたので子宮は温存でき、術後の経過も良く、母乳も頼りないながらもでたので、万々歳でした。

けれど、37週で産まれた我が子は2700グラム程。

小さいから、うまく母乳を飲めないし、小さ過ぎて私もうまく抱けないし、授乳用のクッションを使っても姿勢が辛くて、深夜にいつまでも泣き止まなくて、授乳もうまくいかず、この子か自分が死ぬかしかない、という極端な感情が湧いて来ました。

マタニティーブルーになっていたようです。

出産時の病状によっては、持病の薬をすぐ再開することは再三主治医に説明を受けていて、その場合は母乳育児は不可能になるため、初乳があげられればいいし、母乳には拘らないようにしていました。

大学病院に提出した出産、育児についてのアンケートには、『できれば母乳育児がしたい』に、印をつけていましたが、何が何でも母乳育児、という気持ちはなかったので、あまり詳細を調べていませんでした。「病状によっては無理だから」と知ることを避けていたのです。

そのため、母乳育児の指導が思ったよりもキツく、負担になっていました。もちろん、ホルモンの関係もあったと思います。

数日間我慢しましたが、気づいたら夜中、泣きながら看護師さんに、手術が怖かったこと、子宮を全摘せずに済んだけど、怖かった緊張感が解けないまま、授乳のためにろくに眠れない、うまく授乳できなくて辛いこと等を話していました。

翌日から、深夜の授乳が辛い時、母乳では足りない時、看護師さんがミルクを飲ませてくれました。

眠れるようになって、母乳の出も良くなってきて、どちらかが死ぬか、と言った気持ちは消えて無くなりました。母乳が足りない時はミルク足せばいい、と思えるようになったことで、気が楽になりました。


本当の育児は退院した瞬間にはじまり、大変でしたが、夫や母の助けもあり、なんとか日々を過ごしています。我が子は生後3ヶ月が経ち、体重も7キロあります。

最初のうちはミルクを足す回数も多かったのですが、最近はほぼ母乳のみです。

はじめのうち母乳の出が悪くても、続けて授乳していれば出るようになることもあるし、ミルクを足すなど母乳以外のものを与えることが悪いことだと思わないでほしいです。

実は生後すぐ、二分脊椎の疑いがあるとのことでMRIの検査をした方がいいと言われました。つい先日検査結果がでて、問題はないとわかりましたが、股関節脱臼がしやすい状態なので、寝かせ方や抱っこの指導を受けました。経過観察のために来月も病院に行きます。

常に状況が変わり、一喜一憂しています。

でも、それこそが子育てなんだろうなと思い、臨機応変に、その時できる最善のことをするしかないと、思っています。

著者:ニム

結婚してからだいぶ年月が経ち、自然妊娠は難しいのかも、不妊治療をした方がいいだろうかと思い悩む毎日でしたが、夫婦ふたりでも仲良く過ごせればいいと思うようになった直後に妊娠。過去に卵巣機能不全でホルモン治療をしていたこと、高齢であること、持病があることから妊娠継続に不安があり、のんびり過ごすことを第一にノイズ排除に努めていました。今改めて読むと、妊婦向けの雑誌はノイズが多いと思います。

不妊治療に1000万円かかるって本当?

以前悩み多き不妊についてお話をいたしましたが、あえて経済的な部分は検証しませんでした。それだけで多くのことが語ることができるからです。ここではその「不妊とお金についてのお話」をしてまいりましょう。

■不妊治療費には2つの支払いの種類がある
よくある質問で「不妊治療ってお金かかるのでしょう!」という問いがあります。この問いには様々な意味があります。不妊治療は特別な治療をするから高いのでは? テレビのドラマで見たけど長い間かかるのでは? とか様々なことを思い巡らせてこういう質問になるのだろうと思います。それでは基礎的なことからお話をしたいと思います。

医療の支払い方法には2つの種類があります。1つは健康保険が関わっている「保険診療」と、もう1つは健康保険はまったく関わっていない「自由診療」です。 保険診療の場合、個人が医療機関で医療行為を受けると、その医療費は次のような流れで決済されます。

●個人がその場で支払う自己負担(3割)→医療機関へ

●自己負担以外の額は、支払基金による審査を経て、個人が加入する保険者(健康保険組合等)7割→医療機関へ
自由診療の場合はすべて患者さんの負担になり、かかった費用はすべて患者さんから医療機関に支払うことになります。そして不妊治療の場合、保険診療に該当するのは下記の通りです。

【保険診療で行える治療例】
・タイミング療法
・クロミッド療法
・HMG-HCG療法

保険診療の場合、基本的には患者さんの3割負担ですから費用が安く済むことはお判りいただけるかと思います。残りの7割は自分で毎月支払われている健康保険と国や市町村の税金から支払われることになります。不妊治療の初期の検査や治療においては保険診療が可能です。治療で言えば、簡単なカウンセリングや血液検査、タイミング療法や排卵誘発剤による治療も保険でカバーされます。また不妊治療においてすぐに「体外受精をしましょう」と薦める医療機関がありますが、まだ年齢も若く、特に体外受精等の適応ではない場合はまずはステップアップ治療をされることが治療費の軽減に大きく結びつくことがお判りいただけるかと思います。

次に不妊治療において自由診療(保険診療外)に該当するものは下記の通りです。

【自由診療の治療例】
・人工授精法
・体外受精(投薬も検査もすべて自由診療になります)
・顕微授精(投薬も検査もすべて自由診療になります)
・卵子・精子凍結
・アシステッドハッチング

人工授精やART(高度生殖医療)に移行してくると保険はまったく使えなくなります。検査も高度なものになりますが、それも保険が効かなくなります。「自由診療」と呼ばれる分野になるわけです。他で例をあげると眼科の近視のための手術(LASIK)や美容整形外科や歯科の審美歯科などが同じような自由診療になります。 自由診療では保険診療のように国が値段を決める診療報酬とは違い医療機関ごとに値段が違います。それは医療機関が自由に決めているということです(寿司屋の言い値みたいなものですね)。

体外受精の金額は皆様もご存知の通り、医療機関によってその費用は大きく違います。幅は安いところは10万円台から高いところなら100万円ぐらいまであります。平均的に大体20~40万円の間、顕微授精で30~50万円程度の費用がかかります。よって体外受精以上の不妊治療を行うと飛躍的に治療費がかかるということになります。場合によっては10回以上もする方がおられるのでその費用は膨大なものになります。

この数年で増えてきているのが海外での卵子提供による不妊治療です。年齢が高い場合やガン治療等で自分の卵子が使えない女性が海外で卵子を提供してもらって移植し、自分のお腹で育てるという方法ですが、大体350~500万円ぐらいかかります。 代理母出産にいたっては1000万円~の費用がかかります。こういう情報も不妊治療は高いという根拠の1つになっているようです。

それから余談ですが、薬の部分は保険を使って、体外受精の技術の部分だけを自由診療とできないのか? という質問が出てくるかと思います。このような診療を「混合診療」といい、現在の診療報酬の中では原則認められていません。しかし、徐々に解禁に向けて動きがあることは事実で、柔軟性のある診療報酬体系が求められるところです。

■不妊治療費の差はどこから生まれるの?
じゃあなぜ、こんなに費用に差が開くのでしょうか? それは下記の理由によります。

●1.国立大学や公立大学病院が安い理由は?
人件費や土地代が公務員のために原価計算していないからです。土地は国のものだからコストはかかっていないし、人件費も様々な疾患の患者さんがおられるので、いちいち計算していないということです。公的機関であり、一度決められた費用はなかなか変わらないですから激安治療になることが多いです。ただし、妊娠率が高いかどうかは別です。ある意味、大学の場合はドクターの研究や勉強の合間に治療をしているわけで、個人病院のようなきめの細やかなケアができるかどうかは未知数です。

●2.自由診療でも金額に大きな差があるのはなぜ?
高い料金になる理由は3つあります。

(1)大きな設備投資をしているためにその回収のために必要である
(2)多くの良い人材を確保するために人件費を必要としている
(3)その病院の土地代が高い

よって都会で便利の良い場所で良い設備のところは治療費を高くせざるを得ないということですね。

●3.料金と妊娠率の関係は?
難しいところですが、あまり関係ないのではないでしょうか。地方で料金が安くてもしっかりと治療しているところもあります。料金が倍だから妊娠率が2倍ということはありえません。 料金を見ながらもきちんとケアをしてくれて、納得のできる医療を提供してくれるところを探すことが重要です。妊娠率が高いと言われている有名不妊クリニックでも合わないと逃げていく患者さんは多いです。相性があるからです。

不妊治療、特に高度生殖医療の場合はどうしても自由診療になるので患者さんの財布には厳しいと思います。よって私は体外受精を行う前にはきちんと色々とクリニックを比較してもいいのではないかと思います。そのために最も良い方法はそこで体外受精をした人の話を聞くことです。WEBサイトで確認しても良いかと思います。 場合によってはドクターやナースにその旨をお伝えして体験された方のコメントを聞く機会を作ってもらってもいいのではないでしょうか?

■まとめ
ここでは不妊治療とお金についてのお話をさせていただきました。首題の答えですが自由診療の部分で不妊治療を行うと子供1人産むのに1000万円以上かかるケースは実際にありえるということです。数としては非常にまれだと思いますが、そういうケースもあるということですね。このテーマはまだまだ奥が深いので今後も掘り下げて調べていきたいと思います。

帝王切開でいこう!と覚悟を決めたのに…臨月間近、里帰り先の病院で驚きの指示

体の不調が続き、もしかして?と、妊娠検査薬をしてみると、陽性反応。

すぐに近くの産院に行くと、妊娠2ヶ月でした。

その産院は自宅からも近いし、土曜日も開いているので、平日遅くまで働いている私にとっては通いやすい場所。

しかも、先生がものをズバッと言ってくれるところが気に入り、その後もその産院に通い続けました。

何度か診察を受けると、私には“膣中隔”というものがあることが判明し、ある日先生は絵を描きながら分かりやすく説明して下さいました。

「膣中隔とはね、膣の真ん中に壁のようなものがあって、膣の中が2つに分かれているんだよ。だから、産まれてくる赤ちゃんはそのどちらかを通って出てこなければならない。ただでさえ狭い産道をやっと通って出てくるのに、あなたの場合はそれが半分の狭さしかないということは、赤ちゃんが出てこられない可能性がある。帝王切開で産むしかないかな」

やはり、ズバッとはっきり言ってくれるので分かりやすかったです(笑)。


それまでは、自分も、テレビで見たり友達から聞いたりしたように、鼻からスイカを出すような痛みに耐えて出産するとばかり思っていたので、帝王切開のことは全く無知でした。

そこから、インターネットや本で、帝王切開による分娩方法について調べました。

私が調べたところによれば、帝王切開のデメリットは、

①出産後の回復に時間がかかる。

②出産ならではのあの痛みを感じられない。

反対にメリットは、

①出産日が特定される。

②出産ならではのあの痛みを感じなくて済む。

でした。ほぼ帝王切開が確定している私は、

「旦那は立ち合い希望だから出産日が分かっているほうがいいし、痛みに弱い自分はあんな痛みに耐えきるなんて無理だろうから、帝王切開で良かったな」

と、メリットの方ばかり考えるようになっていました。

しばらくして、実家の親にも帝王切開になるかもしれないことを伝えると、それなら実家に帰ってきて出産した方が良いのではないかという話になり、旦那とも話し合って、里帰り出産をすることに決めました。

そうと決まると、また一から産院探しです。

実家の親とも相談した結果、県の総合病院にお願いすることになりました。

実は私は、膣中隔に加えて子宮筋腫もあり、母胎や赤ちゃんにもしものことがあったときに、大きな病院の方が安心だろうということでした。

しかし、今住んでいる自宅から実家までは、車で4時間かかります。

しかも、私は出産予定日の前1ヶ月まで働くようにしていたので、妊娠8ヶ月まで健診は、最初の産院でしてもらっていました。

産休に入るとすぐに帰省し、県の総合病院の産科で初めての診察を受けました。

新しい先生と、これまでの診察の経過や、前の産院で言われたことなどを話しました。

そして、膣中隔があり、帝王切開だと言われていることを話すと、驚きの言葉を言われたのです。

「膣中隔だから帝王切開になるとは限りませんよ」

私は『??!』と頭が真っ白になりました。

前の産院では、『帝王切開』とはっきり言われ、日にちまで決まっていて心の準備をしてきたのに、ここで経膣分娩でいけるから自然に陣痛が来るのを待つことになるだろうと言われ、その時の私はいつ来るか分からない未知なる陣痛の痛みに耐える覚悟のほうができていなかったです。

詳しく話しを聞くと、私と同じ膣中隔で普通分娩で産んだ例はたくさんあるということでした。

どうして、同じ医者なのに言ってることがこんなに違うの!?と若干パニックになりながらも、普通分娩でいけると言うなら先生を信じて頑張ろうと思い直したのを覚えています。

旦那も帝王切開とばかり思っていたので、いきなり普通分娩になるかもと言われ、車で4時間の距離に「間に合わなかったらどうしよ~(涙)」と焦っていました。

結果から言うと、予定日を1週間すぎて陣痛がきて、18時間かけて3800グラムを超える大きな女の子を無事に産むことができました。

それはそれは陣痛は予想をはるかに超える痛みで、最中は『こんなに痛いなら帝王切開のほうが良かった!!』と思うほどでしたが、今では心から良かったと思っています。

さて、私が通った2つの病院。

1つ目の産院は、先生が1人の個人病院。全室個室で、おいしい食事が用意されます。

先生が1人なので、最初の診察から最後の分娩までその先生に見てもらえる安心感があります。

ただ(私の見解ですが)私のような膣中隔や筋腫があり、リスクを伴う分娩の場合、先生1人の産院では、安全に出産させるために帝王切開を選択する傾向にあるのかもしれません。大量出血の際の輸血の問題などもあると思います。

対して2つ目の大きな総合病院では、経膣分娩が途中で無理な状況になって、急遽帝王切開という事態にもすぐに対応ができる。

そして、各科の先生方がいらっしゃって施設も整っている。多少問題が起きてもすぐに対処できる環境があります。

しかし、プラスのお金を払えば別ですが、大部屋(4人部屋)で、病院食という感じの食事、また産科にも数人の先生がいらっしゃるので、検診の度に先生が変わることも考えられます。(私の場合、担当の先生の出張と重なりそうになり、会ったこともない先生に分娩をしてもらうところでした笑)

『どこで産むか(病院選び)』というのは、産む時の環境だけでなく分娩方法をも左右することを目の当たりにし、もし普通分娩を強く希望しているのに諦めている妊婦さんがいらっしゃったら、私のような場合があることを知ってもらいたいと思います。


今思うことは、普通分娩だろうと帝王切開だろうと、出産は戦いであり、どちらが大変とか絶対に比べることはできないし、比べる必要もない。

どちらであっても、女性にしかできない素晴らしい神秘的な偉業であることには違いないから、赤ちゃんが元気に産まれてきてくれることが大切。

ただ、もしこれから出産を控えていて、『本当は、普通分娩で産みたいけど…』などと、自分の通っている産院から言われた出産方法と自分の思いが合わない方がいたら、思い切って他の産院や総合病院の産科にも足を運んでみることをお勧めします。先生によって大きく変わるかもしれません。

変わらなかったとしても、同じように言われたら、自分も納得できるのではないでしょうか。

母胎の健康は赤ちゃんのために絶対大事です。

お母さんが体も心も健康でいるために、不安なく出産に挑めるために、納得の行く産院を見つけてください。

私のように出産前1ヶ月の転院でも良い方に転ぶ場合もありますが、できるだけ早い段階でいい産院に巡り合えるといいですね。

著者:とみー

6ヶ月の女の子のママで、育休中。忙しい仕事中心だった生活から、子ども中心ののんびり生活に変わり、初めての育児を楽しみながら頑張っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

産まれたばかりの下の子、尿の色がおかしい! 退院数日で上の子を置いて入院生活に

現在三人目の38週目妊婦です。カナダの田舎町で四人暮らしプラス柴犬の生活をしてます。

二人目の出産退院後の入院経験についてです。

無事に5時間で2,900gの息子を出産し、翌々日に退院(カナダでは産後母子共に問題なければ24時間で退院が多い)。

当時2歳2ヶ月のお姉ちゃん、そして新生児の息子の二人育児が始まりました。

ちなみに旦那も日本人。当時、同じ町で暮らしてる両親が日本に帰国していたため、いろいろ自分で頑張らねばと気合いを入れてました。

退院して最初の週末でした。

「あれ、なんか息子の尿の色がおかしい」と気付き、様子を見てたら次も、次の次もオレンジとピンクの混じったような尿の色。

他に熱や大泣きなどもなく、とりあえず尿の色が異常。

旦那と相談し、早速病院の救急外来へ連れて行きました。退院4-5日の事だったと思います。

連れてった時にはもう8:00PMは過ぎて、旦那と娘には帰ってもらい、息子と3時間ほど待ちました。


やっと呼ばれて診察が始まりました。尿の色がおかしいと、実際に持ってきた使用済みオムツも見せました。

ところが返ってきたのは「肌の黄疸の方が気になるね、そっちを検査と治療しよう」と男性ドクター。そして夜中に入院開始となりました。

出産後、一度退院していたので、入院は小児病棟。

幸い個室(と言っても廊下側に大きな窓にブラインド、音は筒抜けでした)で、保育器の中でオムツ一丁とアイカバー(目の保護カバー?)で紫外線治療を受ける生後数日の息子。

私は授乳のため一緒に寝泊まりすることに。

母親用のベッドはなく一人掛けソファの背もたれが倒れて足元も伸ばせるタイプのものだけ。記憶がないけど、夜中に旦那が娘も連れて簡単に入院道具を届けてくれた気が。

そんな入院スタートでした。

2-3時間おきの授乳、オムツ交換、泣いたらあやしたりの繰り返し。

比較的よく寝てたり大人しい息子でした。

家事や上の子の育児は仕事の休みを取ってくれた旦那に託し(相当大変だったらしいです、感謝~!)、意外と病室でのんびりでした。

だけど、やはり入院とあって、ストレスが多い時期があった妊娠後期を思い出したり、息子に申し訳ない気分でした。

翌朝にはナースの婦長さんが病室に来て、産後の私の様子も聞いてくれたり、「宗教は何?牧師さんを呼べるサービスもあるのよ」とまで話してくれました(クリスチャンが多い地域のせいでしょう)。無宗教だからと丁重に断りましたが、精神的サポートも充実してるんだなと思いました。

そして母親用の食事はもちろん出ないので、息子が寝た隙にナースに息子をみててもらって、病院内のカフェにささっと買ってくる感じでした。

それと友人の差し入れにも感謝でした。兄もいろいろ助けてくれました(一家で移住したので、実家の家族みんなここにいます)。

毎朝晩の採血は小さいかかとを切ってだったので、ほんとかわいそうでしたが、早く数値が良くなるように毎回祈ってました。

肝心の尿の色は何故か正常に戻り、入院中他の検査もされませんでした。一度尿検査はあったかも。

そして入院三日目に、やっと退院許可がおりました。

ただし毎日病院へ血液検査に通うようにとのこと。

というわけで、退院して旦那が仕事に戻り、娘を友人に預けて病院へ通う日が続きました。

そして4日目の血液検査でまた引っかかり再入院! また同じ個室での入院生活が始まりました。


今度は紫外線治療のライトが一つ追加。

アジア人の子だし、黄疸は良くあることとのんびり思ってました。

そして24時間くらい紫外線治療をし治療終了と思いきや、

「黄疸は良くなったけど、別の件で気になることが」とドクター。

もう一度尿検査をし、結果を待つことに。そして告げられたのが尿路感染症でした。

「この病気は男児の方が多くて、尿が膀胱へ逆流してるかもしれないから超音波検査で調べます。治療には点滴で抗生物質です。この病気は繰り返しなる事も」との説明。

予想外の病気に、必死で英語の医療用語に追いついていけなくて大変。

それでもまだ入院と治療が続くと覚悟し、超音波検査を待つことに。

待つ間は心細くて息子をたくさん抱っこしてたと思います。旦那や友人へ報告したり。

慣れない父娘生活で疲れてる娘のことも心配でした。

ほぼ毎日お見舞いに来てくれていたので、その時は娘優先で過ごしました。

超音波検査では、検査用の液体を中に入れられ、その液体が膀胱へ逆流しないか調べたような記憶が。

ただ覚えてるのは、薄暗い超音波室で仰向けで泣き叫ぶ息子を押さえる事でした。

超音波用のローションと機械の圧力が不快だったのと空腹だったと思います。

結果は尿路感染症。次は点滴の用意です。

「まだ新生児で血管が細すぎるので手や腕に針がさせませんので、こめかみの頭皮にします」というナースの説明に驚きつつ、とにかく治療してもらわねばと処置室へ。

尿採取の処置(採取用の袋をオムツの中に)の時は処置室の中に入らせてもらったのですが、今回は病室で待たされました。

そして大泣きした顔で戻ってきた息子のこめかみには点滴の針が。ガーゼで覆ってあり、更に網目状のガーゼで頭部を覆ってました。

「桃や梨を覆ってる発泡スチロールの網のカバーみたい」という印象でした。

点滴の治療が始まりました。管に気をつけながら授乳とオムツ交換と寝かしつけ。

病室にこもりっきりではいけないと、点滴と一緒に廊下を散歩したり。

病院には付き添いの家族用のシャワーもありましたが、一度旦那に交代してもらい帰宅し、シャワーや娘(いろいろストレスが溜まって荒れていました)の相手。

退院の日まで友人や兄のサポートを受けながら、夫婦と娘で乗り切りました。確か点滴生活は3日くらいだったと思います。

これでやっと帰宅できて、家族四人生活が始まりました。

その後息子は再発もせず。

私はいつも実家に甘えてばかりでしたが、この時は両親のサポートがなく大変でした。

仕事を休み、娘の育児と家事に奮闘した旦那に感謝、いろいろ我慢してくれた娘にも感謝、ベビーシッターや差し入れの食事をくれた友人達にも、病院スタッフにも、頑張った息子本人にも感謝でした!当時の産後の私にもGood job。

今お腹にいる次男、お兄ちゃんのように入院は勘弁してね~。お産頑張ろうね。

著者:ハチママ

カナダの田舎町、日本人旦那、長女、長男、お腹に次男がいる38週目妊婦です。あ、柴犬も一緒です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。


流産のショックに追い打ちをかけた「胞状奇胎」の告知。私はもう一度妊娠できる…?

結婚して1年。

独身の頃から生理不順だったので、ちゃんと排卵されているのか不安になり、近所の婦人科に2ヶ月分の基礎体温表を持って行きました。

『この日にタイミング取ってみて』と言われ、取ってみると次の月に見事、陽性!

ウキウキしながらその病院に行ったところ、まだ早かったので胎嚢だけが確認でき、心拍はまた2週間後に確認しましょうとの事でした。

嬉しくて嬉しくてその日のうちにマタニティ雑誌を買って帰宅しました。夫もすごく喜んでくれて、こんなスムーズに妊娠出来るなんて!と思いました。

そして2週間後、私は1人でその病院に行きました。

台に乗りカーテンの向こうで先生が「じゃあ赤ちゃんの様子見てみましょう!」と明るい声で言いました。

私もドキドキしながら待ってましたが、先生はいつまで経っても無言でした。何か問題があるんだ。私はそう思いました。

「残念ながら心拍動いてないですね。この時期に心臓が動いてるのが確認出来ないと赤ちゃんが成長していないという事になります。稽留流産です」と言われました。

先生の言っている事が理解できず、その後の手術等の話も頭に入りませんでした。

帰宅した夫に話しながら、涙が溢れ止まりませんでした。

手術の日も「心臓が動いてなくても、まだお腹にいる我が子を掻き出すなんて…」と涙は止まらない。

手術も無事終わりましたがそれでも涙は自然と流れ出ていました。でも自分達なりに受け止め、少しずつ前向きになっていたときでした。

術後の経過を見るため、再び病院に行きました。

そこで私は「胞状奇胎」という病名を初めて聞きました。

掻爬した内容物を病理にまわした検査結果で、私は胞状奇胎という病気のために我が子を亡くしたという事が分かりました。

胞状奇胎。簡単に言うと妊娠に必要な細胞が異常増殖をして子宮を埋め尽くして妊娠継続ができなくなり、経過によっては癌になる可能性のある病気です。

妊娠をしなければ絶対にかかることのない病気で、大切な我が子を失う代わりに癌になる可能性のある病気だけが残る異常妊娠の一つです。

この病気になると、もう一度掻爬手術をした後、数値が上がってないか確認しに月1で病院に通い、半年から一年以上妊娠をしてはいけません。

そんな病名初めて聞いた私は頭が真っ白。今でも告知された時の手の冷たさは忘れられません。

我が子を失うだけでもショックなのに、次の妊娠への希望も失った気がしました。

認知度が低いために心ない言葉をかけられたりもしました。


胞状奇胎はたとえ癌になったとしても、抗ガン剤がよく効くらしく亡くなる事は本当に稀だそうですが、それでも癌になるのではと怯えて過ごすのは本当に辛く、周りの友人がどんどん母親になっていく中で絶対妊娠してはいけないというのは、精神的に本当にキツかったです。

でも夫が支えてくれたので、亡くなってしまった子のためにも毎日を大切に楽しんで生きようと2人で決めました。毎月の病院も付き添ってくれて、夫婦の絆は強くなったと思います。

それから2年。完治した私は娘を無事に出産し毎日慌しく過ごしています。

あの辛く泣いてばかりいた日々は絶対に忘れる事は出来ませんが、苦労した分、妊娠出産が奇跡の連続であるという事が実感出来ましたし、支えてくれた夫への感謝の気持ちも常に持つ事ができています。


胞状奇胎は繰り返す病気でも不妊症でもありません。夫婦のどちらかが悪いというわけでもありません。誰のせいでもないのです。

少しでもこの病気の事を知っている人が増えたらいいなと思います。

著者:めぐみ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

プレママ必見!出産に備えて知っておきたいこと7つ「するりと赤ちゃん登場はめったにない」

テレビや映画の出産シーンを見ると、妊婦さんが出産の痛みに苦しみながらも、何度かいきんで赤ちゃんが産声を上げる、そして一同感動の涙を流す・・・・というシーンが一般的です。

実際の出産はどんなものなのでしょうか?

本当は映画やドラマなんかより何百倍もエキサイティングでドラマチックで感動的なものなんですよ。出産について知っておきたいちょっとマイナーな知識を紹介しましょう。

●陣痛が来たら食べられなくなる
病院によっては陣痛が来ても、その波の間に何かを食べても良い場合もありますが、多くの場合、食事を取ることは禁止されています。特に帝王切開をすることが決まっている場合は絶対に何も食べてはいけません。

●いきんで「するり」と赤ちゃん登場はめったにない
テレビなどでよく見かけるのが、何度かいきんで赤ちゃんが「するり」と出てくるシーン。でもこんなラッキーな人はそんなに多くないんです。3時間くらいずっといきまなければいけない人もいるので、いきみはじめたら赤ちゃんがすぐに出てくるわけではないということを、頭に入れておくといざという時パニックになりません。

●ウンチしちゃうかもしれない
出産中にウンチしてしまう妊婦さんは大勢います。看護師さんの中にはいきんでいる妊婦さんに「ウンチを出すつもりでいきんで」などと言う人もいます。ウンチをしてしまっても気づかない妊婦さんもいますが、気づいても誰も気にする人はいないので大丈夫です。

●全身むくんでしまう
陣痛に必死で耐えている間、あなたの体がむくんでしまうことがありますが、一時的なものなので心配することはありません。妊婦さんは赤ちゃんのために体に水分をためやすくなっているためです。出産後はむくんで太ったように見える顔もちゃんともとに戻りますよ。

●出産後も出血することがある
出産後1ヶ月過ぎても出血することがありますが、それは病気ではないので心配しなくて大丈夫です。でももし不安な場合は担当の医師に相談しても良いでしょう。

●子育ての方が出産よりずっと大変
出産は子育ての始まり。そこを一番下にして後はどんどんと「子育て」という名のキツい坂を上って行くのです。でも成長していく愛する子どもを見ることが、その坂を上る原動力になります。あなたは一人ではないのですから、必ず坂を上りきることができます。

●あなたはあなたが思っているよりもずっと強い
ここまで読んで出産が怖くなってしまいましたか?怖いかもしれませんが心配いりません。「お母さん」は世界中の誰よりも強いのですから。怖がらずに出産という未知の冒険に楽しんでぶつかっていきましょう。

赤ちゃんの脳や神経の発達に影響?不足しがちな母乳に含まれるDHA

毎月10日は魚の日だが、なかでも10月10日は日本かつお・まぐろ漁業協同組合が1986(昭和61)年に制定した「まぐろの日」でもある。これは神亀3年(西暦 726)10月10日、聖武天皇のお供をして明石地方を旅していた山部赤人が、この日、鮪(まぐろ)を獲って栄えているこの地を讃えて和歌を詠んだという故事に由来する。今回は、そんなまぐろの特徴のひとつでもあり、現代の日本人に不足しがちなDHAと母乳の関係について着目した。

■DHAの摂取量は減少している
DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれている多価不飽和脂肪酸で、人間の脳や目の網膜に多く含まれている。体内ではほとんど作られず、食事を通じて摂取することが必要。脳の組織には部位により脂質が3割~5割含まれ、DHAはその脂質の1つであるリン脂質に存在している。

リン脂質はニューロンと呼ばれる脳組織を取り巻く膜を作る物質であり、ニューロンは表面からシナプスと呼ばれる樹状突起を伸ばし、他のニューロンといわば手を結び合うことで情報ネットワークを形成するが、このときに必要なのがリン脂質。このようにDHAは脳細胞を作り充実させるのに欠かせない物質。DHAは魚介類に多く含まれるが、日本ではDHAを多く含む魚介類の摂取量は年々減少していることから、DHAの摂取量も減少しているものと考えられる。

■ママの魚介類摂取の減少で母乳中のDHA量も減少に
雪印ビーンスタークの母乳研究で、母乳に含まれるDHAの量はDHAを豊富に含む魚介類の摂取量に影響されることが明らかとなっており、最近のママの魚介類摂取の減少とともに母乳中のDHAの量も減っていることもわかっている。「魚料理が苦手」「調理や後片付が面倒」「ー母乳脂質中DHA含量部の魚は妊娠中はさけたほうがいいと聞いた」などの理由によりママ達の魚の摂取量が減少している。

1997年頃から急激に減り、肉類を中心とした食の欧米化が進んでいる。魚介類の摂取量と母乳に含まれるDHAの量を調ベると1989年と2008年の比較では魚介類摂取量が約20%減り、同様に母乳中のDHA含量も20%以上減っていることがわかった。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は母乳にも含まれ、赤ちゃんの脳や神経の発達に重要な役割があると考えられる。赤ちゃんの脳の重さは1年間で2倍以上にも大きくなり、胎児期や乳児期に最も成長すると同時にDHAを必要とする時期でもある。妊娠期、授乳期には、母乳やミルクを通してできるだけ多くのDHAを届ける必要がある。

■DHA摂取量が減少するとどんな影響がある?
日本人の食事摂取基準(2015年)には「アラキドン酸やDHAは、神経組織の重要な構成脂質である。DHAは、特に神経シナプスや網膜の光受容体に多く存在する。妊娠中は、胎児のこれらの器官作成のため、より多くのn-3系脂肪酸の摂取が必要とされる。」と記載されている。またアメリカで行なわれた約1万人を対象にした研究では、DHA等の摂取量が言語IQレベルに関係していると報告されている。

雪印ビーンスタークで行なったお母さんへの調査の結果、DHAとEPAの摂取量は平均して約650mgであることが判明。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)が望ましいとしていた量「DHAとEPAを合わせて1日あたり1000mg以上」と比較して、約350mg不足していたことがわかった。

雪印ビーンスタークは、魚介類の摂取機会が少ないお母さんに、1日あたり350mgのDHAを含むサプリメントを摂取してもらい、母乳中のDHA量が変化するか確認した。その結果、わずか10日間で母乳中のDHA含量が有意に増加した。これからお母さんになる人やお母さんには、授乳期だけでなく、妊娠期にもまぐろなど魚介類を積極的に、できれば毎日摂取してもらいたいが、なかなか難しいと思う。そのような場合はDHAを含むサプリメントの摂取も検討してほしい。

葛根湯"妊娠中もOK"はウソか

「葛根湯は妊娠中に飲んでも安全」説の問題点

「葛根湯」という昔から愛されてきた漢方薬がある。ちょっと熱っぽいときなど、医師も処方をすることがある。また 第2類医薬品である葛根湯はOTC(Over The Counterの略、一般用医薬品)として医師の診断がなくても購入できる点で、眠くならない漢方薬として愛用者が多い。

「葛根湯は妊娠中でも飲める風邪薬」と書かれている健康情報を掲載したサイトもあるし、「妊娠中に風邪を引いてしまったのですが、病院の風邪薬は副作用が怖くて」との質問に「葛根湯という薬が効果的で安全だそうです」との回答が書かれていたサイトもあり、飛び上がって驚いた経験を筆者は持っている。

普段、筆者は薬の最新情報・薬の添付文書などから知見を得たうえで、時には過激とも思われる処方をする場合がないわけではない。しかし、妊婦さんという体も心も不安定な人に対しての処方は、まるで新生児に処方するがごとく慎重に慎重を重ねる。いくら副作用が少なく安全性が高いとされている漢方薬でさえ、である。

■漢方薬の問題点とは?

漢方薬の問題点は通常の薬のような審査過程を経ずに保険収載された経緯があり、エビデンスも不十分である、との認識を筆者は医師になった当時、抱いていた。その後、副作用などの報告の蓄積が保険収載薬(いわゆる処方薬)の宿命として着々と積み上がってきている。

保険で処方される葛根湯の添付文書を読んでみよう。そこにはお決まりの「妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること」(ツムラ葛根湯エキス顆粒「医療用」添付文書より)と記されている。

妊婦さんに対して治験を行うわけにもいかないので、ほとんどの薬にこのような注意書きが書かれているが、妊娠というある意味で人生における大きなイベントのひとつに対して、「これは安全である」と言い切って葛根湯を自信を持って処方できる医師はかなりまれである。処方する医師は、よほど漢方に精通した医師か産婦人科医、あるいは勉強不足の医師であろうと筆者は考える。

葛根湯に含まれる「麻黄」の主成分はエフェドリンである。エフェドリンの投与に熟練している医師は一部の臨床医を除けば、救急救命医くらいのものである。かつて「ダイエットサプリ」あるいは「ダイエットできる漢方薬」と称してエフェドリンを含む商品が販売されていた時期がある。米国ではエフェドリンが原因と考えられる死亡例が続出したために、2004年に麻黄を含むサプリメントの販売は禁止されている。

漢方医の考え方に「三禁」と呼ばれる妊娠中は忌避するべき状態、「発汗」「下痢」「多尿」がある。麻黄にはそのひとつである「発汗」を促す作用があるのだ。麻黄による発汗は葛根湯が風邪に効果があるとされる理由と考えられる。主作用自体が妊婦に使用するべきではない葛根湯を、「妊婦さんでも安心して飲めますよ」と平然と余計なお世話的に書いてある医療情報サイトは、はたしてその道に詳しい医師が書いたものか、強い疑いを持って読んだ記憶が筆者にはある。

葛根湯でドーピング検査失格となった例も

エフェドリンは交感神経を亢進させるために、筆者の専門である泌尿器科では「尿閉」と呼ばれる尿を出せない状態を引き起こすことが知られている。妊娠中に葛根湯を服用して尿閉が起こるか――そんな治験は倫理上許可されるわけがないので、エビデンスはないが、勉強不足の医師や自己判断で葛根湯を服用して思わぬトラブルが起きたではすまないのである。

ちなみにオリンピック代表選手が大丈夫であろうと思い込んで風邪薬を服用して、ドーピング検査で失格と見なされたことがあった。これも実は副作用がなく、体に優しいと考えて葛根湯を服用したからである。

一般の臨床医は必ずしも妊娠中に服用して安全性が確立、あるいは危険性がまれである薬の知識に乏しいのである。なぜなら、ほとんどの処方薬の添付文書には前述のように「妊娠中の投与に関する安全性は……」が書かれているからである。明らかに妊婦の生命のほうが、胎児の安全性より優先される事態など、産婦人科医あるいは救急救命医以外は経験することはない。

先日、閉鎖に追い込まれた健康情報サイトは「この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません」(現在は閉鎖されているWELQより)と小さな目立たない文字で記されていたことは記憶に新しい。妊娠中に風邪を引いた場合はネットに尋ねるのではなく、友達に質問するのではなく、産婦人科を受診すること以外に正解はない。

桑満 おさむ :五本木クリニック院長

2~6ヶ月の赤ちゃんの自閉症の早期発見が可能に

自閉症の診断は、社会性と言語スキルの現れ始める2歳以降でしかできないと思われていました。しかし、アメリカの国立メンタルヘルス研究所のサポートで行われた研究で、わずか2~6ヶ月の時点での診断ができることが分かりました。

この研究では、2ヶ月の赤ちゃんが2歳(24ヶ月)になるまで10回にわたり、母親など普段面倒をみている人のビデオを見せ、目線がどこにあるかを調べました。

子供はまず人の顔、そして目を見てその人の様子をうかがいます。しかし、自閉症の子供は人の目を見る事に興味がなく、これが自閉症診断の大きな手がかりになります。

この研究の対象者で、3歳迄に自閉症スペクトラムと診断された子供の、過去の様子を調べたところ、2~6ヶ月の時点ですでに母親と目を合わす回数が明らかに少なかったのです。また、その回数は、24ヶ月までの間に通常の半分にまで減少していました。

この研究結果により、これまでよりもっと早い時点での自閉症の発見が期待されます。早く発見できればできるほど、より効果的な治療ができるのです。

研究者達は、この結果をどう診療で活かす事ができるようになるか、さらに研究を続けています。

妊娠していないのに、つわり? 「想像妊娠」とは

想像妊娠とは、妊娠していないにも関わらず、妊娠を切望し、妊娠を過度に意識する女性に起こる心身障害です。無月経となり、つわりを起こしたり乳房や腹部がある程度大きくなったり、胎動の自覚があるなど妊娠とよく似た症状がでる場合もあります。実際には妊娠をしていないにも関わらず、なぜこのような状態になるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。
どうして「想像妊娠」が起こる?
想像妊娠の原因は、妊娠に対する大きな不安や恐怖、強い願望がストレスとなり、脳が「妊娠している」と誤認して、卵胞ホルモンを多く分泌するために起こると考えられています。

しかし今の医学では詳細なメカニズムはわかっていません。一方で、想像妊娠を起こしやすい人には、共通する傾向がみられます。

・神経質である
・過去に流産の経験がある
・絶対妊娠したくないと思っている
・強く妊娠したい願望がある
・妊娠に焦りを感じている
上記のように想像妊娠を起こす人は、すべて妊娠と関係したストレスを抱えているのです。想像妊娠になるとどうなる?想像妊娠は、「偽妊娠」といい、妊娠していないのに妊娠している時と同じ症状がでます。

妊娠初期と同じように生理の遅れ、おりものの増加、少しの出血、つわり、乳房の張り、乳首の黒ずみ、食欲不振、強い眠気などです。そのまま時が過ぎて出産予定日前後になると、陣痛や出血が起こる場合もあります。

しかし多くの場合は、初期に尿検査やエコー検査で妊娠していないことが判明すると症状が消えます。とはいえ、本人の思いがあまりにも妊娠に対する思いが強く、妊娠判定が陰性だということを信じない場合は、症状が持続してしまいます。
想像妊娠を予防する方法は?

通常、もしかしたら妊娠かもしれない、と思ったときには妊娠検査薬を使用するでしょう。当たり前ですが、妊娠検査薬は想像妊娠では陽性にはなりません。これは、妊娠時に出るHCGというホルモンが出ていないからです。検査薬が陰性だと分かった時点で、ほとんどの人は症状が消えます。

検査薬で陰性が出ても症状が続く場合は重症なので、産婦人科を受診する必要があります。想像妊娠は過剰なストレスを受けていることが原因です。自分自身が「想像妊娠だった」と自覚して、ストレスを取り除くことが大事でしょう。自分が何に一番ストレスを感じているのかを知る必要があります。心療内科などの専門医やカウンセラーに相談するのもいいでしょう。

想像妊娠は、期待や不安が身体症状として敏感に出る人です。少しのんびりした気持ちを持つ必要があります。気分転換したり、好きなものを食べたり、少し自分を甘やかすのも、時には必要でしょう。普段から疲れやストレスをため込まないようにして、ゆったりしたり、リラックスしたりする時間を定期的にもつことで、日々穏やかに過ごすことが大切です。

執筆:南部 洋子(助産師)
監修:岡本 良平(産婦人科医、東京医科歯科大学名誉教授)


赤ちゃんの耳掃除をするならいつから?どんなことに気をつければいい?

赤ちゃんの小さな耳を掃除するのはちょっと怖いもの。赤ちゃんの耳は、一体いつから綿棒などを使ってきれいにしていいのでしょうか。結論から言えば、1歳くらいまで綿棒などを使った耳掃除は不要です。でも、耳掃除をするならいつから? どんなことに気をつければいいのでしょうか?

1歳までの赤ちゃんの耳垢は勝手に出てくる

赤ちゃんの耳にも、耳垢はたまります。ですが、耳には「自浄作用」と言って、何もしなくても自分自身できれいになる作用があります。垢が自然に外へ外へと排出されるのです。もちろん大人の耳にもこの作用はあるのですが、大人になると分泌される皮脂が増えたり、赤ちゃんの頃とは耳垢の質が変わったりなどして耳掃除が必要になります。しかし、1歳くらいまでであれば、この自浄作用に任せていて問題ないのです。
.
1歳未満の赤ちゃんの耳の掃除はタオルやガーゼで拭き取る程度で

一方、赤ちゃんの耳の穴より外は、やはり外気に触れて汚れることもあります。お風呂に入ったときやお風呂上りに、タオルやガーゼで優しく拭き取りましょう。寝ている間に吐いた母乳やミルクが耳のしわの間にたまっていることもあります。また、耳の裏も汚れがたまりやすいので、丁寧に拭いてください。.

それでもなんだか耳が気になる…臭いがする、膿が出ているなどの場合

赤ちゃんの耳から臭いがすることはよくあります。先ほどもふれたように、吐いたものが耳に入り込んでしまうことがあるからです。ですが、その臭いがいつまでも強かったり、膿のようにどろりとした液体が出てきている場合には、中耳炎などの病気である可能性もあります。特に、風邪をひいていた、耳を気にするしぐさがあった…などの場合は要注意。早めに小児科や耳鼻科を受診しましょう。

「耳の中の汚れが気になるというだけで耳鼻科を受診してもいいのか」と考えるかたもいると思います。耳を含め赤ちゃんの身体全体に言えることですが、赤ちゃんの健康を守るために定期的に受診するのは、まったく悪いことではありません。ふとした気づきから思いもよらない症状が見つかることもあるのです。「パパもママも昔から耳が弱い」という遺伝的な要因も、赤ちゃんの健康を守るヒントになります。少しでも気になることがあれば、迷うことなく病院の医師を頼るようにしましょう。自己判断は厳禁です。

1歳未満の乳児にも解禁 タミフルはいつ安全になったのか

先週報じられた「1歳未満の乳児へのインフルエンザ治療薬・タミフル解禁」に驚いた人も多いのではないか? 服薬後にマンションから飛び降りるなどの異常行動が目立つとして、2007年から10代への投与が原則禁忌になっていたはず。なのに、なぜ、乳児へのタミフル投与が解禁されたのか? タミフルはいつ安全になったのか?

「いまはインフルエンザに感染した乳児に対して、対症療法以外に有効な治療手段がほとんどありません。その状況を変えるため、海外で安全性が確認されているタミフルの使用を要請したのです」  こう言うのは「日本小児感染症学会」の理事長で札幌医科大学医学部小児科学講座の堤裕幸教授だ。同会は日本感染症学会、日本未熟児新生児学会(現、日本新生児成育医学会)と共に、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」にタミフルの乳児への使用承認を要望していた。今回の措置は、その要望に応えたものだ。

 背景にインフルエンザの合併症である「脳炎・脳症」がある。流行の規模により発生数は異なるが、1歳から5歳までの幼児を中心として毎年100~200人が発症し、約10~30%が死亡し、ほぼ同数の後遺症患者が出ていると推測されている。 現在、抗インフルエンザ薬には内服薬の「タミフル」、吸入薬の「リレンザ」と「イナビル」、注射薬の「ラピアクタ」がある。効果には大差がなく、発症48時間以内に使えば90%の人は熱が下がるといわれているが、1歳未満にはラピアクタ以外認められていない。

「静脈ラインの確保が必要なラピアクタの使用は基本的に重症ケースに対して行われます。乳児は自力で吸入できないので吸入薬は使えません。軽症~中等症では内服薬のタミフルが使いやすいのです。日本ではタミフルの乳児への処方の国内臨床試験の結果はありません。しかし、厚労省の依頼で当会が行ったタミフルの乳児に対する使用実態調査でも問題はありませんでした。海外では乳児にもタミフル使用は奨励されています」(堤教授)

 実際、2012年12月に米国で乳児への使用は承認され、米国疾病対策センターのガイドラインでは乳児を含む小児への使用が推奨されている。欧州でも同様だという。乳児へのタミフル投与の海外臨床試験は大きいものが2つある。①米国16施設で行った、生後24カ月未満のインフルエンザ患者への試験と②スペイン、フランスなど6カ国11施設で行われた生後12カ月未満のインフルエンザ患者に対する試験だ。有害事象は①は87例中54例に起き、過敏症の1例を除いて薬との関連は否定された。②は薬との関係が否定しきれなかったものが65例中7例だった。

■保護者と相談のうえ処方を

 ちなみに欧米ではインフルエンザで病院に行っても安静を命じられるだけで、めったに薬を処方されることはないといわれる。そもそも脳症はインフルエンザウイルスに対する過剰な免疫反応が原因とされ、乳児は免疫力が強くないことが幸いし、症状は幼児と同じに見えても脳症が少ないといわれている。 しかも、乳児は血液脳関門が成熟しておらず、薬が脳に移行する可能性を完全に否定しきれないのではないか、との心配もある。本当に日本で適用してよいのか?

「効能に明らかな人種差はないと考えられており、欧米で実績があるので問題ないと思います。そもそも1歳の幼児と生後11カ月の乳児とでは薬の吸収・分布・代謝・排泄に大きな違いはありません。日本でも、これまで少数例ですが幼児に投与して問題がなかったことが今回確認されました。今回、タミフル投与が必要と判断された乳児に対して、投与の道が開けたことは良かったと思います」(堤教授)

 母体からの移行抗体の存在や、感染の機会があまり多くないことで、乳児期前半はインフルエンザにかかりにくい。その意味では乳児でタミフルが必要となるケースはそれほど多くないという。 「更に乳児に対して、タミフルは医師がインフルエンザと診断した後に、両親と相談の上で慎重に投与されることになります」(堤教授)

 ただ、医学知識の乏しい若いお父さん、お母さんのなかにはわが子が少しでも熱が出るとタミフルの投与を懇願するケースも考えられる。小児科医は別の対処法も知っているだろうが、一般内科医だとタミフルだけに頼る可能性も高い。そうなると、不必要にタミフルが使われて耐性ができ、いざというときに効かなくなることも考えられる。

「その意味では今後とも保護者のインフルエンザについての知識・情報の集積と啓発が必要になるでしょうね」(堤教授)

■10代への原則禁忌は維持

 乳児へのタミフル解禁で気になるのは今年9月に示された最高裁判決の影響だ。タミフル服用後に転落死した中学生2人の遺族が独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(PMDA)を相手に遺族一時金の不支給決定の取り消しを求めた訴訟で、最高裁は「異常行動はインフルエンザ自体によっても生じることがあり、タミフルとの因果関係を認めることはできない」として、上告を棄却した。

「裁判所はタミフル服用後の突然死や異常行動後の事故死について、多数の疫学調査や動物実験結果から立証されている事実をことごとく無視し、因果関係はない、インフルエンザのせい、との国の主張だけを認めました。裁判所には、タミフルのような複雑な科学の正誤は判断できません。ところが今回の判決で異常行動や突然死は、薬のせいでなくインフルエンザのせいと思い違いする医師は増えるでしょう。

乳児は特に呼吸が止まって突然死する危険性が高いと言えます。乳児に使えるなら大丈夫と今後更にタミフルや解熱剤が使われ、問題が起きるのではないかと心配します。インフルエンザで異常行動が起きるといわれるのは、タミフル以外の薬剤でも異常行動が起きるからです」(医薬ビジランスセンター・薬のチェック代表の浜六郎医師)

 2007年に始まったタミフルの10代への原則禁忌は解除されていないことは覚えておこう。

寒さから我が子を守ろう! パパとママが気をつける5つの赤ちゃん真冬対策

朝外に出ると吐く息が白くなったりしていて、いよいよ冬が訪れようとしていますがパパさんママさん達は赤ちゃんの真冬対策は万全でしょうか?

赤ちゃんは体温調節が未熟なので、お部屋や外出、お風呂や寝るときなどには体調を崩さないような対策をすることが大切です。今回は真冬の赤ちゃん対策と題し、冬場の赤ちゃんの服装や暖房、気をつけたい病気などを医師に解説していただきました。

赤ちゃんの真冬対策1:部屋着

ポイント

室内であまり寒くない場合には、綿100%の風通しの良い肌着の上に、ツーウェイオールやドレスオールなどの洋服などがおすすめです。

それで寒いようであればベストやカーディガンを重ねるなど、室温に応じて重ねたり、脱がせたりして調節できるような服装が便利です。

注意点

冬場でも赤ちゃんは汗をかくことが多いですし、また、空気の乾燥などによって肌荒れを起こしやすいです。

自宅の洗濯機で簡単に洗えて、清潔に保ちやすいものが良いです。

赤ちゃんの真冬対策2:外出

ポイント

真冬の屋外は非常に寒いですから、念入りな防寒対策は重要です。特に、手先、足先などは冷えてしもやけになったりしてしまうことがないように、赤ちゃん用の手袋、厚手の靴下とブーツなどでしっかり覆ってあげましょう。頭から熱が逃げるので、帽子も必須ですし、ジャンプスーツなどは着脱もしやすく、熱も逃げにくいので便利です。

注意点

外出といっても、ずっと屋外にのみいることは多くないと思うので、暖かい建物の中に入った時に汗をかきすぎたり体温が上がってしまわないように、こちらも何層かに分けて調節できる重ね着が便利です。

赤ちゃんの真冬対策3:寝かせ方

ポイント

真冬、眠るときの赤ちゃんの服装は、暖かいキルティングのパジャマなどが便利です。

室内の温度や湿度も必ずチェックし、寒すぎない、暑すぎないようにしっかり管理してあげましょう。

注意点

最近では気密性の高い、暖かいおうちが多いので、厚着になりすぎないように気を付けましょう。

赤ちゃんの顔色や汗の状態などに十分留意してあげてください。

赤ちゃんの真冬対策4:暖房

ポイント

赤ちゃんはまだ、体温調節の機能が未熟ですから、室内の環境は大人が調節して快適に保ってあげる必要があります。

また、汗も非常にかきやすいのでその点にも注意が必要です。

注意点

おおよその目安として、冬場であれば室温は22度前後、湿度は40~60%くらいを目安に調節してあげましょう。赤ちゃんがいる高さと、大人が生活する高さでは温度が異なることがありますので、赤ちゃんの近くで温度や湿度を測定してあげてください。換気も2時間ごとなど時間を決めて、こまめに行いましょう。

赤ちゃんの真冬対策5:お風呂

ポイント

あまり汗をかいていないようでも、新陳代謝がとても盛んで見えないところに汗をかいているのが赤ちゃんなので、原則毎日お風呂には入れてあげましょう。

難しい場合は、温タオルで清拭してあげてもよいです。

注意点

あたたかい湯船と、脱衣所の温度差などに注意をします。少し早めの暖かい時間帯に入れたほうが良いようであれば、それもまたよいでしょう。

温度は40度くらいが1つの目安になります。

冬場に注意すべき赤ちゃんの病気

RSウイルス感染症

呼吸器症状が重くなりやすく、特に1歳前の赤ちゃんは十分に注意が必要です。

インフルエンザ

高熱が出て、鼻水やのどの痛み、倦怠感などが強いものです。インフルエンザ脳症などの合併症にも注意してください。

ノロウイルス感染症

潜伏期間は1~2日で、強い吐き気やおう吐、下痢が1~2日続きます。

ロタウイルス感染症

真冬に多く、激しく、頻回の嘔吐と、白っぽい粘土状の便が特徴です。

マイコプラズマ肺炎

子供に多く見られ、熱が下がっても長い間咳が続くことがあります。

最後に先生から一言

冬場は病原体が活発になりやすく、様々な感染症が起こりやすい時期です。

赤ちゃんの服装や室内環境などを整えて、冬の感染症にできるだけかからないようにしてあげたいですね。

妊娠したら仕事はどうする?知らないと損する大事なお金の話

働いている女性の場合、妊娠すると気持ちはとても嬉しくても、その一方でつわりや仕事、周囲への報告や産休・育休などと悩ましい問題も出てきます。妊娠初期の体調や気持ちが不安定な時期にいろいろと考えなくてはいけないことが山積みで精神的に落ち着きません。 今回はそんな妊娠と仕事にまつわる情報をまとめます。

要チェック項目
□妊娠したら退職する場合でも続ける場合でも、出来るだけ早く報告と相談を □つらい時には母性健康管理指導事項連絡カードを使おう □仕事を続ける場合には、産休・育休中にもらえるお金がある

妊娠したら仕事について考えること

妊娠発覚は、妊活中でもない限り突然やってくるものです。働いている人の場合は、妊娠と仕事の両立や、退職するならそのタイミング、続ける場合は産休や育休についてなど、考えなくてはならないことが山積みです。 特に初産の場合には、これから自分の身体がどうなっていくのかなど知らないことだらけなので、どうすればよいのか見当もつかない…ということも。 ではそれぞれどのように対処していけばいいのでしょうか。妊娠期間によくあるトラブルや、対処方法、出産にまつわる覚えておきたいお金のことなどを見てみましょう。

妊娠したら出来るだけ早く報告を
妊娠したら、まずは周囲に妊娠を報告することを考えましょう。特に直属の上司や仕事上のパートナーなど、一緒に働いている人には報告するのが望ましいでしょう。 というのも、妊娠期間には体調の変化が激しい場合もあるからです。つわりやさまざまな身体のトラブルが起きやすいので、具合が悪くなったり、仕事を休むことになったりと影響が考えられます。 その時に妊娠していることを知っている場合と、知らない場合とでは職場のメンバーの理解が違うでしょう。 また、仕事が立ち仕事や重労働などの場合も同様です。妊娠中には重いものを持ったり、身体に負担がかかることはできるだけ避けたいもの。

これも周囲に妊娠を報告することで協力を仰ぐことができます。 妊娠初期の場合、流産しやすい期間であることもあって報告をしたくないと考える場合もあります。しかし、上述のように体調などに影響が出やすく大事に過ごしたいのも妊娠初期です。 自分と赤ちゃんのことを考えて、出来るだけ周囲に報告するようにしましょう。 また、この報告は仕事を辞めるつもりの場合も、続けるつもりの場合も同様に、なるべく早い段階で報告するのがいいでしょう。あなたが抜ける分の仕事の調整など、会社や上司の方にも準備期間が必要だったりします。

妊娠中の仕事

妊娠中はできるだけ身体に負担のかからないように過ごしたいものです。ですが仕事をしていると頑張りすぎてしまったり、辛くても周囲に申し訳なくて休めなかったりすることが…。 そんな場合にはどう対処すればいいのでしょうか。

仕事がつらい時は
妊娠すると立ち仕事や重労働、夜勤、長時間労働などはできるだけ避けたい仕事です。また、体調などによって勤務時間の短縮や通勤時間の変更(ラッシュを避ける)などを希望する場合もあるでしょう。 職場の方が協力してくれたり、理解してくれる場合にはいいのですが、職場に言いにくい場合などももちろんあります。 その場合には、医師に「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらうのもいいでしょう。これは母子手帳の交付を受けた時に入っていますし、厚生労働省ホームページからのダウンロードもできます。

母性健康管理指導事項連絡カードについて
母性健康管理指導事項連絡カードとは、仕事を持つ妊婦が主治医から仕事中の休憩延長や時差通勤などの指導を受けた場合、その内容を事業者に伝えるためのカードです。 母性健康管理指導事項連絡カードを提出された事業者はこのカードの記入事項に従って措置を講じなければなりません。このカードは診断書と同等に扱われるものです。 ただしこのカードがない場合でも、事業者は本来、妊婦である女性労働者からの申し出がある場合は必要な措置を講じなくてはいけません。 ですがやはり言い出しにくいと感じる場合などには、主治医に相談してカードを書いてもらうのも手段の一つです。

妊娠して仕事を辞めるなら

妊娠して仕事をやめるつもりの場合には、どうすればいいのでしょうか。

退職の意思を相談しましょう
まずは直属の上司などに退職の意向を伝えましょう。退職の意思が決まり次第、早めに言っておくのがベストでしょう。また退職の時期も、会社の繁忙期を避けるなどの配慮を。 産休や育休をとった後にそのまま退職、というのは職場に迷惑がかかりますのでやめましょう。

失業手当について
もし、一度退職しても産後にまた社会復帰する気持ちがあるのなら、雇用保険の失業手当の受給期間の延長を申請できます。 退職から再就職するまでの期間の生活の助けのために支給される手当で、通常は退職の翌日から1年以内が受給期間です。 ですが妊娠・出産の場合には、この受給期間を最長で4年まで延長できます。職場で雇用保険に加入しており、妊娠・出産のために退職、産後に再就職をするつもりの方が対象となります。

妊娠して仕事をやめる前に…覚えておきたいもらえるお金

仕事を退職する前に、働いているともらえるお金があるということは覚えておいた方がいいでしょう。これが実は結構な額になります。後で知ってからでは後悔先に立たずです。

出産手当金
職場の健康保険に加入している場合に支給され、産休期間のお給料を補償してくれる手当です。産前42日(多胎妊娠の場合は98日)から産後56日間の間で、標準報酬日額の3分の2がもらえます。

育児休業給付金
出産後、子どもが1歳になるまでの期間育児休暇をとることができますが、その間の給料を補償してくれるものです。 育児休業開始日から180日目までは月給の67%を、181日目から最終日までは月給の50%が雇用保険から支給されます。

妊娠しても仕事を続ける場合

仕事を続けるつもりの場合には、どのようなことを考えておかなければならないのでしょうか。

休暇に入る時期や復帰する予定
仕事を続けるつもりなら、産休に入る時期や復帰する予定などを考えておかなければなりません。仕事の引継ぎなどもありますので、準備は早めにしておいた方がいいでしょう。 しかし、妊娠中には急な体調不良や切迫早産などの危険があることも覚えておかなければなりません。医師に仕事をとめられたり、出血があったりした場合などは急な休業や退職もやむを得ない場合もあります。 また、復帰する予定も生まれてみなければわからない場合もあります。体調や家庭事情などにもよります。 また、生まれてからの働き方も時短勤務などの働き方がありますので、今は決められなくてもいろいろと考えておくのもいいでしょう。

保育園
仕事復帰する場合には保育園に子どもを預けることになる場合が多いでしょう。 近年保育園の入園しにくさがニュースになっていたりします。自分の住んでいる地域や、通勤場所などの保育園について調べておきましょう。 生まれてから探し出したのでは遅かった、という場合もあります。妊娠中に保育園のめどがたてられるといいかもしれません。

妊娠と仕事の両立は大変です

妊娠中は体調も思い通りにならず、予想外のトラブルなどもよくあることです。仕事も大事ですが、くれぐれも無理はしないように気を付けましょう。 おなかの赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。仕事面では周囲に協力をお願いする分、上司や同僚への感謝の気持ちを忘れずにいることも大事ですね。 (監修:Doctors Me 医師)

【小児医療~常識のウソ】離乳食開始の前に、食物アレルギー検査をするべき?

超・話題の映画「君の名は。」を 観(み)てきました。この映画の最も優れている点はやはりストーリー展開ではないでしょうか。映画の出だしはゆっくりと進んでいきますが、途中から猛烈な勢いで物語が走っていきます。たとえネタバレしてもいいと言われても、この話をうまく説明することはかなり難しいです。2度観たいと思う映画にはめったに出会いませんが、この作品はまた観てみたいと思いました。

 さて、今日は食物アレルギーについて書きます。開業医レベルのクリニックには、軽症の食物アレルギーのお子さんがいくらでも受診します。専門書には診断と治療の手順が細かく書かれていますが、実際にはご両親とじっくり話をすると解決してしまうことがほとんどです。

 その一方で、重度の食物アレルギーのお子さんにも遭遇します。アナフィラキシーショックの状態で私のクリニックに救急車で運び込まれてきた子どももいます。つまりものすごく症状の重さに幅があるのです。限られたスペースで食物アレルギーのすべてを書くことは不可能ですが、みなさんが誤解しやすい大事なポイントに絞って説明しますね。

◆なぜ食物アレルギーになるのか?

 細菌やウイルスに感染すると、免疫グロブリンが作られます。この現象は記憶にとどまるため、同じ病気にかかりません。2度目に、同じ細菌やウイルスが侵入してきてもすでに作られた免疫グロブリンが病を未然に防ぐわけです。細菌やウイルスなどの異物を「抗原」と言います。これにぴったりくっつく免疫グロブリンを「抗体」と言います。

 食物アレルギーでは食物が「抗原」になります。本来、体に悪いものではないのですが、「抗原」に対して「抗体」が作られてしまいます。アレルギーに関与する免疫グロブリンは、IgEという名前で呼ばれています。

 生後6か月の赤ちゃんが卵を食べて顔が真っ赤になる。お母さんは、きっとこれは食物アレルギーだとすぐにわかるでしょう。ええ、確かにその通りです。これは食物アレルギーです。では、この赤ちゃんは、一体いつ卵という「抗原」に対してIgEが作られたのでしょうか? 生まれつき? そんなことはありません。先の感染症の話のように、まず「抗原」が体内に入らないと「抗体」は作られません。

 おそらく「抗体」が作られる時期は、生後6か月までの間に、食卓などの周辺に漂う食品「抗原」が、赤ちゃんの呼吸器・消化器・肌を通して体の中に入ってしまうのでしょう。その結果、「抗原」に対してアレルギー反応を起こす準備状態になります。これが食物アレルギーの原因と思われます。

◆アトピー性皮膚炎との密接な関係

 多くの赤ちゃんは生後2か月前後で乳児湿疹になります。顔にブツブツができたり、頭皮がガサガサになったりします。しかし、乳児湿疹は自然治癒することが普通で、生後4か月くらいには美肌になっていきます。ところが生後5か月以降になっても肌のカサカサが目立ち、顔や手足の関節が赤かったりします。こんな時、お母さんはアトピー性皮膚炎を疑うかもしれません。

 アトピー性皮膚炎とは、

1 慢性的に持続する

2 アレルギーの素因が(本人や家族に)ある

3 かゆい

 ことを言います。アトピー性皮膚炎の皮膚の状態を細かく述べていけばきりがありませんが、最も大事な症状は皮膚が乾燥しているということです。乾燥している肌は弱い肌です。空気中の食品「抗原」も皮膚を通過して体内に入りやすい。つまりアトピー性皮膚炎の赤ちゃんは食物アレルギーになりやすいと言えます。

 また、食物アレルギーの赤ちゃんは2通りの症状を呈することが知られています。1つは、即時型といって食事を食べて30分以内に皮膚に湿疹や 蕁麻疹(じんましん)が出る(小麦はやや遅れることがある)パターンです。これは誰でも知っていますよね? もう1つは、「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」です。つまり食べることによってアトピー性皮膚炎がひどくなる(もしくは治療しても治らない)のです。

 このように、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎はお互いがお互いを悪くする関係にあります。アトピー性皮膚炎の進行を防ぐ最大の方法は保湿です。早めにクリニックを受診するのもOKですが、自宅で積極的に保湿してください。市販のワセリンで大丈夫です。

◆血液検査をすればいいというものではない

 テレビCMを観ていると、抗菌とか除菌とかに過剰にこだわった宣伝を多く見かけませんか? もちろん現代の日本で子どもが感染症で命を失うことが大きく減ったことはいいことでしょう。しかしながら、現在アレルギー疾患が増えている理由は、人間の免疫が闘うべき相手(細菌やウイルス)が少なくなったために、その矛先を無害な食品などに向けている結果だという意見が有力です。

 食物アレルギーという病名を知らない保護者はまずいないでしょう。そのため、離乳食をどう開始するか怖がって 躊躇(ちゅうちょ)してしまうお母さんが多いようです。離乳食の開始を遅らせることは何の解決にもなりません。しかるべき時にちゃんと食べさせてください。

 それから、離乳食開始前に、血液検査でアレルギーをチェックしてほしいと言ってクリニックを受診する人がいます。勘違いしないでください。採血して、「食べて大丈夫・食べてはいけない」などと2つに1つの結果が出る検査などはありません。検査でわかるのは、卵なら卵に対するIgEの量です。完全に無意味とは言いませんが、IgEの数値がわかっても、実際に食べるとどうなるか確実なことは言えないのです。

 さらに一言付け加えると、お子さんが保育所(園)に入所するとき、「アレルギー検査を一通り受けて来てください」と保育所から言われて受診する人が(とてもたくさん)います。離乳食開始前の血液検査と同じ理由で、子どもに痛い思いをさせても食物アレルギーがこの先起きるかどうかは断言できません。

 つまり一番重要なことは、ある食べ物を口にすると必ずアレルギー反応が出るという実際の症状の有無なのです。

◆ではどうやって離乳食を進めるか?

 生後5~6か月で10倍がゆから始めることは皆さんも知っていますね。その後に、カボチャやニンジンで味をつけていくことも普通です。米もたんぱく質ですが、米アレルギーというのはとても少ないです。

 大豆は、豆腐で始めてください。生後5~6か月がいいでしょう。

 魚は、白身魚で始めてください。生後5~6か月がいいでしょう。

 小麦は、うどんで始めてください。生後6~7か月がいいでしょう。

 肉は、鳥のササミで始めてください。生後7~8か月がいいでしょう。

 乳製品は、ヨーグルトで始めてください。生後7~8か月がいいでしょう。ミルクを飲んで育ったお子さんは、早く乳製品を食べても問題ありません。

 問題は鶏卵です。鶏卵で顔が赤くなる子は本当に多いというのが、開業医としての私の実感です。「大変です! うちの子、卵アレルギーです!」とクリニックに飛び込んでくるお母さんはいくらでもいます。ま、焦らないで、じっくり取り組みましょう。

 子どもの腸は(当たり前の話ですが)大変働きが未熟な状態にあります。鶏卵を食べてもアミノ酸のレベルまでに消化ができません。子どもの腸が成人並みの強さを持つのは1歳半くらいと考えられています。実際、1歳半くらいで卵アレルギーの大半は消えていきます。では、1歳半まで卵は控えますか? それもよくありません。大事なことは、慎重にそして積極的に食べることです。

 取り 敢(あ)えず、生後8か月までは待ちましょう。最初は固ゆでのゆで卵です。アレルギーが起きにくい黄身をひとかけら食べてみます。初日はこれで終了。翌日はふたかけら、食べます。そして徐々に量を増やしていき、黄身1個を食べます。次に、固ゆでの白身をひとかけらです。こうして徐々に増やしていく。1歳までに全卵1/2が食べられれば優秀です。スープに溶き卵を入れてもいいですが、この時は、ドロドロの卵ではなく、ガッチリ加熱してくださいね。

◆それでもやはり食物アレルギーを疑ったら?

 1回の食事で食べる食材は多種類にわたります。食後すぐに顔に発疹が出てもどの食物が犯人か見極めるのは難しいでしょう。どうやって犯人を絞り込むのでしょうか? 最も重要なのは、問診です。つまり医師がお母さんに細かく話を聞いていくのです。お母さんもできれば食事日誌をつけて欲しいと思います。問診だけで食物アレルギーの原因の90%は同定可能です。

 症状を起こした食品の種類、調理のしかた(火の通り方)、摂取した量、お子さんの症状、その食品でいつも必ず症状が出るか、食べてから症状が出るまでの時間、そしていつからその症状が始まっているか。

 これで犯人が明らかになってきましたか? はっきりしない? 犯人はどうも複数ですか? では、1つずつ除去してみますか。これでほぼわかるでしょう。それでもわからなければ負荷試験になります。

 負荷試験は、通常、専門病院でおこないます。実際に少量食べさせてみてアレルギーが起きてしまったらすぐに対処するのです。ちょっと危険が伴いますよね。本当にこの検査が必要かどうかは総合的に考える必要があります。

 食物アレルギーには、治っていくもの(鶏卵・ミルク・小麦)と、ずっと除去が必要なもの(ピーナツ・そば・甲殻類)があります。前者に関してはどこかで除去を解除する必要があります。解除に際して一番確実なのは、やはり負荷試験です。

 ただ、食物除去が必要になるようなはっきりしたアレルギーがある時には、血液検査は参考になります。鶏卵・ミルク・小麦に関しては、IgEの数値から症状が起きる可能性を推定することが出来ます。ほぼ100%という推定値が出れば負荷試験をやる意味はないでしょう。しかし、症状出現の可能性が50%などという結果が出ると、食べていいか悪いか五分五分ですので、その推定値をどう応用していくかは医師と保護者で話し合っていく必要があります。半年に1回採血をしていきIgEの値が下降していけば、食べることができる可能性が広がると言えます。

◆アナフィラキシーショックは恐ろしい

 ピーナツ・そば・甲殻類では猛烈なアレルギーが起きることがあります。発疹や蕁麻疹などの皮膚症状に加え、ゼーゼーなどの呼吸器症状や 嘔吐(おうと)・腹痛などの消化器症状が出た場合をアナフィラキシーと言います。さらに血圧が下がってぶっ倒れてしまった場合をアナフィラキシーショックと言います。一度でもこういった症状、もしくはそれに近い症状が出た場合は、医師からエピペンというアドレナリンの自己注射を処方されるかもしれません。

 アナフィラキシーショックは待ったなしです。救急車を呼んでも救急隊が駆けつける前に状態が悪化する危険がありますので、保護者が(あるいは保育士や教職員が)アドレナリンを注射してショックを脱するのです。それだけ強い薬なので、うつことを迷ってしてしまう親も多いのですが、このことを知っておいてください。

 必要ないのにうってしまっても副作用は大したことはありません。

 必要な時にうたないと大変な事態に陥る可能性があります。

 つまり迷ったらうってくださいね。

 今日の結論は、「離乳食は慎重に、そして積極的に進めてください!」ということです。(松永正訓=松永クリニック小児科・小児外科院長)

眼の疲れがすぐに回復する「眼ヨガ」のススメ

目の疲れは頭痛などの原因にもなるだけに、一刻も早く解消したい。まずは即効性が期待できるエクササイズとグッズを紹介しよう。

◎ヨガで疲れを解消し、潜在能力を引き出す

 ヨガと聞くと、柔軟体操のようなポーズを連想しがちだが、「眼ヨガ」を提唱する龍村ヨガ研究所の龍村修所長によれば、そもそもヨガとは、「人間の持つ能力を最大限に引き出すのが目的」だという。

「体の筋肉の疲れをほぐすポーズがあるのと同じように、目の疲れを取るポーズがあるのです」

●話題の「眼ヨガ」で目の回復力UP!

《目のリラックス法》

1.両手の手のひらを20回ほどこすり、温める。次に手のひらを丸めて、お椀の形にする。

2.そのまま、手のひらで両目を覆う。その際、手のひらの中心が眼球の上になるように。

3.ゆっくりと鼻から息を吸う。この時、“手の温もりを目から吸う”イメージを持つ。

4.息を吐く時は、口から一緒に疲れも体外に出すイメージで。これを10回繰り返す。

《目のストレッチ法》

最初に息を吐きながら真上を見る。この状態を20~30秒保ち、目の周りの筋肉をストレッチ。これを真上→正面→右上→正面→右横→正面→右下→正面→真下→正面→左下→正面→左横→正面→左上→正面の順番で、繰り返し行なう。

【保存版】出産で必ず経験する破水!注意・対処・予防法を事前に学ぼう

大切な赤ちゃんが生まれてくる際にお母さんが必ず直面する破水という症状。初めて経験する人は突然の事態に動揺してしまうこともあるでしょう。

いざという時に落ち着いて自分と赤ちゃんのために行動できるよう、キチンとした知識を学んでおきましょう。

要チェック項目

□破水によって出てくる水は赤ちゃんを守っていた羊水である
□破水と尿漏れを見分けられるようになっておくとよい
□突然の破水から出産以降に備えて準備は念入りにしておこう


破水とは? 母体の仕組みを初歩から解説

お母さんになる通過儀礼の一つとも言える破水。そもそも破水とは何なのか、皆さんはご存知でしょうか。

破水とは出産の直前、赤ちゃんを包んでいた卵膜が破れて穴が開き、その中を満たして赤ちゃんを守っていた羊水が流れ出てくることを言います。

赤ちゃんが母体の外に出てくる準備なので、この破水が起きるといよいよ出産が近付いていることを意味します。

妊娠37週を過ぎ正産期に入ってからは時間、場所を問わず破水の可能性が出てきますので、日頃から意識して生活することが求められるでしょう。


尿漏れ? 破水? 間違えやすい両者を見分けるために

出産が近付いてくるとホルモンが作用して膀胱近傍の筋肉や膣を弛緩させるため、尿漏れが起きやすくなります。これ自体は母体として自然な流れなので気にする必要はありません。

しかし、この尿漏れに慣れていたりすると、尿漏れと勘突然に起きた破水を違いして放置してしまう可能性があります。そのため、破水により流れ出てきた羊水と尿を見分けられるようになっておくことが良いです。

両者の一番の違いは自力で止められるかどうかです。尿漏れは自分の意思により我慢したり、途中で止めることができます。

反対に破水の場合には量の増減こそあれ、堪えようとしても止めどなく流れ出てきます。このポイントを覚えておくことで尿と羊水を見分けやすくなります。

また、色を判断の参考にできることもあります。尿は黄色がかった液体であることが多いのに対し、羊水は透明から薄いピンクのような色味をしているため、見分ける際に基準にすることができます。

ただし、尿は個人差や飲食物の影響で色を変化させやすいので、色だけを判断材料にすることは避けてください。最後に、臭いも尿と羊水では異なってきます。尿がアンモニア臭を発するのに比べ、羊水は無臭または甘酸っぱい臭いと形容されます。

しかし、この臭いも色と同じく決め手にはなりませんので、参考にする程度に留めておいてください。なお、上記はあくまで基準の一例ですので、どうしても分からない場合は経過を診ていただいている産婦人科医に電話するなどして指示を仰ぎましょう。


破水の注意点 〜3つの破水を覚えておきましょう〜

破水は起こるタイミングによって大きく3つの種類に分けられます。中には注意や対処を必要とする破水もあるため、事前に知識を得ておくことが大切です。

以下に類別してご紹介します。

適時破水

最も適切な経過、つまり陣痛後に子宮口が全開となってから破水するという経過を辿ることを適時破水と呼びます。

この場合には陣痛の段階で医師や助産師と連絡を取り合っている状況でしょうから、慌てることなく指示を仰いでください。

早期破水

陣痛は起きた後であるものの子宮口が全開になる前に破水するという経過を辿ることを早期破水と呼びます。

少し破水が早いために感染の危険性が若干ありますが、とは言えこちらも陣痛の後に起こる破水ですから医師や助産師がキチンと対応してくれます。

比較的よくあることでもありますので、不安になること無く落ち着いて行動しましょう。

前期破水

特に要注意なのが陣痛よりも先に破水してしまうという経過を辿る前期破水です。

前期破水は赤ちゃんの成長具合によって対応を変えることが基本で、妊娠37週目以降である場合には感染を防止しながら陣痛を待つことが多いです。

また、妊娠34週から37週の間であり早産になるが赤ちゃんの心肺機能は十分に発達していると判断された場合には、感染を防止しながら分娩に移ることを視野に対応していくことになります。

もし妊娠34週以前に前期破水が起こった場合には、投薬などによって分娩をできるだけ先送りし、妊娠期間の延長を試みるのが一般的です。

ただし、いずれのパターンにせよ前期破水は個人で処置できる範囲を明らかに超えています。前期破水に気付いたら、すぐに病院へ向かうなど冷静な対応を取ることが大切です。


破水後の対応 〜事前の準備も怠らずに〜

破水前に病院などに入院していれば慌てることも少ないでしょうが、自宅で破水したりすると対応に困ったりすることもままあります。

また、急に入院ということにもなりますので、事前の準備も大切になってきます。重要なポイントを項目別で解説していきます。

破水した時に必要な行動とは?

破水した際にまず行わなければならないのは病院への連絡と移動手段の手配です。

陣痛が先に始まっていて既に対処済みの場合は良いですが、もし突然に破水が起こってしまった場合にはくれぐれも落ち着いて入院先への連絡やタクシーの手配などを行いましょう。

ここ数年「マタニティタクシー」「陣痛タクシー」など破水や陣痛のあった妊婦を優先してくれるタクシーが登場してきていますので、有効に利用すると良いでしょう。

事前にそういったタクシー会社の電話番号を控えておくことも大切です。

また、移動に際してですが、母体や胎児に悪影響を及ぼしたり事故を起こす可能性がありますので、絶対に自分で運転をしようとは考えないでください。

破水した時にしてはいけないこと

破水をすると股下などがどうしても汚れてしまい、気持ち悪い思いをすることになります。しかし、シャワーやウォシュレットなどで体を洗うことは決してしないでください。

破水後は細菌感染の可能性が常にあるため、雑菌との接触は厳禁です。安静にしてタクシーなどの用意が整うのを待ちましょう。

出産が近付いた時期にしておくべきこと

出産が近付くと、基本的には入院することになります。突然の破水で不意に入院することになった場合でも、必要な物はそのまま病院に持参できる方が望ましいです。

確実に家族が付き添ってくれる人は良いでしょうが、そうでないのであれば安定期以降の段階で事前に母子手帳や保険証、診察券にタオルなどをひとまとめにしておき、

さらに出産予定日が近い人にあっては常にそれらを持ち歩くくらいの備えが必要でしょう。


予期せぬ破水を防ぐ 〜日頃から気を付けるべきポイント〜

例え安定期に入った後でも、妊婦は安静を常とすべきことは皆さんご存知かと思います。しかし、それ以外にも早期の破水、予期せぬ破水を防ぐためには他にも気を付けるべきポイントがあります。

以下に記したことを覚えておき、母体を安全で適切な分娩へと導けるように努めましょう。

清潔を心掛ける

まず、くれぐれも気を付けてほしいことは、日頃から入念に手洗いやうがいをし清潔にしておきましょう。入浴で体も清潔に保ち、普段身に付ける衣類などもきれいなものにしましょう。

細菌やウイルスに母体が侵され、感染症になることで膣に炎症が発生すると羊水を包む卵膜が脆くなってしまうことが分かっています。

そうなると予期せぬ破水が起こりやすい状態になってしまうため、母体にとって感染は特に避けなければならないことの一つになります。

力みは厳禁!お腹周りは徹底的に

『腹に力を入れる』などと言いますが、力むと腕や足だけでなくお腹周りの筋肉も収縮することになります。子宮周りの筋肉が収縮してしまうと、卵膜に負担がかかって破水してしまう可能性があります。

例えば重い物を持つことや固いビンの蓋を捻ることなどは絶対に避けていただきたいです。母体と赤ちゃん両方の安全のため、意識付けをすることが大切です。


破水は必要な過程 〜気負い過ぎず、落ち着いて対応を〜

赤ちゃんが母体を出て、お母さんと対面するために破水は必要な過程です。赤ちゃんと安全に出会うために、事前の準備や日々の注意、破水が起こってからは適切な対応を心掛けましょう。

母子ともに健康で出産を迎えるためにはキチンとした知識を備えて不安を取り除き、気負いすぎることなく落ち着いて対応できるようにしておくことが大切です。

喜び、そして感動の対面まで赤ちゃんと一心同体で歩んでいきましょう。

視力1.5で体調不良!? 疲れ目の原因は“見えすぎ”にあった

視力1.5──。近視の人なら一度は憧れる、“よく見える目”。だが、この誤解がもとで思わぬ心身の不調をもたらすことがある。現代人の生活環境にそぐわない「見えすぎる」状態でパソコンに向かうと、イライラしたり、肩がこったりすることも。こうした不調は、眼鏡やコンタクトレンズを変えるだけで治るかもしれない。

 東京都在住の男性Aさん(50代)は、めまいと耳鳴り、目の奥の痛みと視力低下などに半年以上悩まされていた。とくにひどいのは、スマートフォンを見ているときに襲われる吐き気。内科や心療内科などを受診したが、原因がわからないままだった。

 そんなとき、あるテレビ番組にくぎ付けになった。頸椎を痛めた後に発症する難病の再現ドラマで、Aさんの症状と酷似していた。「これだ!」。Aさんは、番組内で病気の解説をしていた梶田雅義医師に診てもらうため、梶田眼科(東京都港区)を訪ねた。

 ところが下された診断は、難病ではなく、“合わない強い度数の眼鏡を使い続けたことによる不調”。度数を落としたレンズに替えたところ、Aさんの症状は改善したという。

「脳外科や心療内科、精神科などでも原因がわからない症状の多くは、『眼鏡やコンタクトレンズの過矯正』や、『老視(老眼)の放置』で起こっています」(梶田医師)

 過矯正とは、その人の適正な度数よりも強い度数で矯正されること。近視の人も遠視になるので、常に目に負荷がかかっている状態になる。また、近距離が見えにくい老視を放置すれば、過矯正と同様に目に負荷がかかる。目の緊張は眼精疲労を起こし、肩こりや頭痛などの症状につながるのだ。

「多くの人は『パソコンを長時間見続けると疲れる』と言いますが、それは間違っています。過矯正や老眼の放置が原因なら、限界はあるでしょうが、適正な見え方に調整されれば、ある程度長い時間パソコンを見ていても疲れることはありません」(同)

 視力の問題は体の症状にとどまらない。勉強や仕事の効率や質を下げ、人間関係に支障をもたらしかねないのだ。梶田医師は過去に、子育て中の40代の母親から、「子どもがかわいくない」と訴えられて驚いた経験がある。母親は「子どもと顔を寄せ合って話をすると疲れて仕方ない、だから子どもと接するのがつらい」と訴えたそうだ。

「これも彼女が必要とする距離にピントが合っていないことが原因でした」(同)

 この母親の場合も、至近距離にピントを合わせるよう矯正したことで解決した。ではなぜ、視力の問題が心や体に症状を引き起こすのか。実は目と自律神経には深い関係がある。

「人間は、遠くを見るときは交感神経が優位に、近くを見るときは副交感神経が優位になります。遠方の敵や獲物を見つける必要があった生物の進化の中でそうなったのです。ところが、仕事でパソコンやスマートフォンを多用するようになったことで、脳や体は交感神経優位なのに、手元を見ることで目のピント合わせは副交感神経が優位になっている。その結果、自律神経のバランスが乱れてしまうのです」(同)

 近視の人の多くは「よく見えるようになりたい」と眼鏡やコンタクトレンズで矯正している。それがなぜ過矯正になるのか。筑波大学病院眼科教授の大鹿哲郎医師は、こう説明する。

「何より、“視力1.5や1.2はいい目”“遠くが見えるほうがいい目”という固定概念がよくありません。近視は病気ではなく、身長が高い、低いと同じように個性の一つなのです」

 日本人の場合、小中学校で実施する視力検査の影響もあり、“視力の数字が高いほうがいい目”と思い込んでいる。実はその考え方が誤った視力矯正をもたらしていたのだ。

 そもそも、レンズの役目をする水晶体の調節力は、20代ぐらいまでは高く、近くも遠くも瞬時にピントを合わせられる。だが、20代を過ぎたあたりになると加齢により水晶体が硬くなり、水晶体の厚さを調整する毛様体筋の筋力も落ちる。

「大人の視力矯正は、ライフスタイルに合わせることが大切。『視力1.0ぐらいほしい』などと希望されますが、それより『どの距離を見えるようにしたいのか』が重要。現代においては、近くをしっかり見られるほうが理想的というケースも多いのです」(大鹿医師)

 生活シーンでピントを合わせたいときに便利なのが「累進(るいしん)屈折力レンズ」と呼ばれるものだ。1枚のレンズのなかに場所によって異なる度数が配置されているもので、「遠近」「中近」「近近」などのタイプがある。手元のメモとパソコンをしっかり見たい、少し離れた場所とパソコンを見たい、テレビを見るときと運転するときによく見えるほうがいいといったニーズに応えることができる。

 前出の梶田医師はパソコンで仕事をする人であれば、30代半ばを過ぎたころからこの累進屈折力レンズを使うことを推奨する。

「遠近というと老眼鏡のイメージがありますが、今のレンズは境目がなく、単焦点レンズと見た目は変わりません。老視のごく初期から使うことで、自覚症状の感じ方もゆっくりになり、何より目が疲れません。体への負担も軽くなります」(梶田医師)

 最近では累進屈折力レンズを用いた遠近両用コンタクトレンズも登場。遠くを見る度数が外側に、近くを見る度数が中央にあり、1枚のレンズで複数のピントを確保できる。

 過去に発売された初期の製品は見えにくいという指摘も多く、装着を諦める人も多かったが、今の製品の性能はかなり向上している。例えば、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワンデーアキュビュー モイスト マルチフォーカルは瞳孔径に着目してデザインした、使い捨てタイプの遠近両用コンタクトだ。

「瞳孔の大きさに合ったレンズでないと、レンズの度数部分が瞳孔からはみ出るなどして、遠くもしくは近くが見えにくくなることがあります。そこでその方の瞳孔径に近いレンズをセミカスタマイズで用意し、見えにくさを解消しました」(ビジョンケアカンパニーの西野元気氏)

 眼鏡についても、短時間で格安な商品を提供する眼鏡店が人気の一方で、レンズの機能が向上し、完全オーダーメイドで作るものもできてきた。めがね技術コンサルタントの内田豪氏は「正確に視力をみて、希望を聞いて、適正な眼鏡を作るためには、それなりに時間はかかる」という。

「レンズを選ぶだけでなく、本当に自分に合っているか、試し掛けをする時間も必要です。また累進屈折力レンズの場合、度数がレンズの場所によって異なるため、その方の視線の位置まで厳密に測って、顔の左右差まで考えて調整しなければなりません」(内田氏)

 公益社団法人日本眼鏡技術者協会では技術者の質の向上を目指し、適切な視力測定やレンズの選択、フィッティングなど眼鏡調整に必要な技術を備えた人に認定眼鏡士という資格を与えている。有資格者は全国に7千人あまり。眼鏡を作るときの参考になるだろう。

「水も飲めなくなったら来てください」 辛いつわり、でも医師の言葉に頑張りすぎて…

結婚をして3年目、まだお互いバリバリ仕事をして自己実現を目指そうと私も転職をしたばかりの時期です。

転職先では目標としていた職に就くことができたのですが、人間関係などストレスになる事柄が多く、体力的にも精神的にも辛い日々が続いていました。

まだ妊娠や出産について正しい知識を持っていなかったその頃、職場へ向かう足取りは重く、通勤電車の中では軽い吐き気も感じるようになっており、自分の望む形で出向いた気分転換に最適な出張先でも、吐き気を催していました。

その出張から自宅へ戻っても吐き気がおさまらず、実際に嘔吐するようになり、「さすがにこれは精神的なものだけじゃない…」と感じ、妊娠検査薬を使用しました。

関連の漫画記事:出血、吐き気、偏食、偏頭痛……良く考えたら兆候だらけの妊娠発覚時期 by ぴの字

結果は陽性。

その後、産婦人科へ行き、妊娠の確定診断をしてもらいました。

その時すでに、いわゆる吐きづわりの状態になっており、固形物をとることは難しく、かろうじて水分は取れているというような状況でした。

初めてのつわりだったので、このつわりの状態が軽いのか重いのかも分からず、とりあえず医師にその時の状況のことを伝えました。

すると、「水も飲めないような状態になったらまた来てください」とのこと。

その言葉を聞き、「つわりって、こんなに辛いものなんだ…。みんなこれを乗り越えて母親になるのか…!」と、頑張って乗り越える決意を固めました。

その後、自宅に戻り「水分だけは…!」と思い、頑張って水分を摂るのですが、それすらも受け付けなくなっていく身体。

「このままでは死んでしまう…!」と思い、他の産婦人科を受診することを決め、主人に連れて行ってもらいました。

その時すでに足取りはフラフラ、頭もクラクラ状態でした。

2つ目の産婦人科で症状を話すと、すぐ尿検査を行ってくれ、飢餓状態を示すケトン体が検出されました。

すぐに入院が必要なレベルとのことで、人生初めての入院生活が始まりました。

「5日程度入院して点滴をすれば、少し落ち着くでしょう」とのことだったので、なんとしてでも5日で退院することを決意しました。

入院して点滴を受けていると、症状は少し落ち着いてきて、食事も少し取れるようになりました。

しかし、外出などする気力も体力もまだない状態の中、見回りに来た看護師さんに「つわりで入院なので、外出してきて良いですよー」と言われた時、「自分だけこんなに弱いのか…」とまた少し、弱気になってしまいました。

入院する直前に主人の転職が決まり、引っ越しをすることが決まっていました。

そのこともあり、5日で退院するという決意は変えることができず、本当はまだ辛かったのですが、「少しでもご飯が食べられるようになったのであれば、退院していいですよ」との言葉を信じ、5日で退院しました。

しかし、自宅に戻ってからもなかなかまともな食事を摂ることができず、辛い日々は大して変わりませんでした。

ひたすら耐え、口にできるものを口にし、なんとかやり過ごす日々…。

その間に、荷造りは業者さんに頼みましたが、引っ越しもありました。

引っ越し先の産婦人科で定期健診を受けるようになった安定期と言われる妊娠5ヵ月に入った頃ですら、あまり口から栄養を摂ることができていなかったため、点滴を受けていました。

仕事に行くこともできず、悪阻による休業も正式には認めてもらえなかったため、退職をすることになりました。

私の場合、妊娠による私自身の体調不良がとてもひどかったのですが、その他の血液検査や尿検査、エコー検査などでは私自身も赤ちゃんも何も問題を指摘されたことはありませんでした。

実際の出産も予定日より4日早かった程度で、経膣分娩でした。

今振り返ると、赤ちゃんが「無理して仕事に行く必要はないよー!」と私に伝えるために、あのタイミングで私たちの所にやってきてくれて、動けないほど重い悪阻を持って来てくれたのかなぁ…と思うようになりました。

現在、悪阻で動けなかったり悩んだりされている方もいらっしゃるかと思います。

ですが、決して私のように無理して頑張らないでください。

赤ちゃんのためにも、まずは自分の身体を大切になさってくださいね。
スポンサーリンク Ⅱ
最新記事
■ 互助会推薦 ■
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリ
スポンサーリンク sabu