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あなたは「美魔女菌」を持っていますか?

体がダルい。どうにも頭が重い。でもはっきりと名前が付く病気というわけではないから、病院には足が向かない。そもそも、平日の昼間に仕事を抜け出す余裕なんかあるわけない。これが、過剰労働社会ニッポンの「現実」だ。AERA 2017年4月24日号では「ダル重」を大特集。あまたある健康ビジネスに踊らされることなく、このダル重を解消するには、どうしたらいいのだろうか。

 すでに「累計10万人以上」が試したという簡易検査がある。「美魔女菌」の有無を調べる「ソイチェック」なる検査だ。

*  *  *
「美魔女菌があるかどうか、調べてみて」

 これが今回のミッション。美魔女菌──。恐ろしい響きだがさにあらず。この世のものとは思えないほど若く見える「美魔女」をつくる(かもしれない)腸内細菌のことをいうらしい。

 そもそも大豆イソフラボンには、女性の健康や美容にいい女性ホルモンに似た働きがあることが知られていた。ところがその後、せっせと大豆製品を食べてきた人たちには、ご無体な研究結果が明らかになる。実は、女性ホルモンと似た作用があるのは、イソフラボンと特定の腸内細菌が結びついて生まれる「エクオール」なる物質。さらに腸内にその特定の菌を持っている人と、持っていない人がいることもわかっている。

 結果、エクオールを作るその菌が「美魔女菌」と呼ばれるようになったようだ。ちなみにこの菌、けっこうなプラチナ菌で、日本では2人に1人、欧米では2~3割しか作れる人がいないらしい。まあ自分は「奇跡の56歳」と呼ばれてるし……いや、本当は「年齢不詳」とよく言われるし。検査上等。名古屋大学発ベンチャーのヘルスケアシステムズが提供するエクオールの郵送検査「ソイチェック」をやらせてもらった。

 まずネットなどで買える検査キットの専用容器に採尿。きつ~くキャップをして、身長や体重、大豆の摂取頻度などを記入した書類と一緒に返送する。すると10日ほどで測定結果が戻ってくる。せっかくなので、編集部の女性デスク(48)も誘って、“連れ検”。彼女が言う。

「美魔女菌のある人とない人の顔を比べました、みたいな画像を見たけど、衝撃的だったよ」

 エクオールを作れない人は、顔の骨密度も低下して張りがなく、作れる人に比べてめっきり老け込んでいたとか。「えー、やだー!」とか、キャッキャと返送準備をしていると、編集長(52)もやってきた。

「実は私、この検査をしたことあるの。レベル4で十分な美魔女菌ありました。オーホッホ」

 やってたんかい! 自分の持ち物ながら、どんなメンバーがいるか想像もつかないのが腸内細菌。その見える化に、みんな興味津々らしい。

 そうしてドキドキで受け取った測定結果。そっと開いてみると「つくれていますが、あまり数値は高くありません」のレベル3だった。ふー。ぎっりぎり。一方、一緒に受けたデスクはレベル2で「つくれていない人」入り。目に見えない美魔女菌カーストで、人間関係にヒビが入ることを懸念して、

「大豆製品やエクオールのサプリで補えば大丈夫」

 とアドバイスすると、

「いいの。私は高いコスメで取り戻すから」

 やる気も十分若いみたいで。

生理前は肌荒れが…女性ホルモン周期に合わせたスキンケアで美肌に!

生理前は肌の調子が悪くなる!まずは女性ホルモン周期を見直そう

生理前に肌の調子が悪くなるという女性がほとんどなのではないでしょうか。ぽつんと出来たニキビや、赤くヒリヒリしてしまう肌荒れなどのトラブルが起こると気分がブルーになってしまいますよね。女性の肌は女性ホルモンの周期と深い関係があるのを覚えておくといいでしょう。まずは月経期である生理中の7日間の肌はデリケートで肌が乾燥しがちになります。

卵胞期である生理後の7日間は、新陳代謝が活発になり肌の調子が抜群にいい時期。
黄体前期である卵胞期の7日間は、肌が水分不足となってキメが荒く見えてしまいます。
黄体後期である生理前7日間は、皮脂が過剰に分泌されてニキビや吹き出物ができやすくなります。

生理周期=女性ホルモン周期をうまく活用したスキンケアを

女性ホルモンの周期を知ったところで、次はその時期に合わせたスキンケアをしていきましょう。生理中のスキンケアは、保湿が最大のポイント。洗顔後、化粧水や美容液をすぐにつけて、保湿重視のフェイスマスクをしたらクリームで蓋をします。卵胞期のスキンケアは、肌の調子がいいので美白化粧品や新しい基礎化粧品に切り替えてもいいでしょう。

ピーリングで余分な角質を取り除きクリーンな状態にしておくのもおすすめです。黄体前期は、水分と油分の両方の補給が必要。
たっぷりの化粧水と乳液でバランスよく保湿をしましょう。黄体前期は、使い慣れた基礎化粧品で最小限のケアを。皮脂が過剰に分泌されやすいので、クリームやオイルを控えるのがおすすめです。

生理前の肌トラブルも時期に合わせたスキンケアで解決!

女性の肌の状態はコロコロ変わるため、その時期に合わせたスキンケアが必要です。特に生理前は肌の水分補給をしっかりして、乾燥しない状態をキープし続けるのがコツ。今まで生理前の肌トラブルが気になっていた方も、ぜひトライしてみてくださいね。

女医が解説 女性は生理中でなく生理前1週間にイライラする

女性の生理について、男性があまりにも無知・無理解なために、よけいに女性の機嫌を損ねてトラブルが起こることは珍しくない。

また、生理中は女性がイライラしやすいと認識している人もいるだろう。そもそも、なぜ生理によってこんな状態になるのか。それを理解するためには、生理の基本的なメカニズムについて知っておく必要がありそうだ。

 女性の体は、妊娠・出産のために月経(生理)周期を繰り返している。卵胞から卵子を排出し(排卵)、妊娠に備えて子宮内膜が厚みを増していく。妊娠が成立しなかった場合、無用になった子宮内膜ははがれ落ち、出血が起きる。これが生理である。

 妊娠すれば出産までの間このサイクルは止まるが、それを除けば、加齢によって排卵が完全に止まる閉経までの間、およそ28日周期でこれを繰り返すのだ。

 そして特にイライラが起こりやすいのが、生理前の1週間だという。成城松村クリニックの松村圭子院長の解説。

「女性ホルモンのプロゲステロンが神経に作用することで、イライラしたり、落ち込んだりする。こうした症状をPMS(月経前症候群)と呼びます。海外ではPMSが原因で犯罪率が増加したり、万引きが増えるともいわれています。そして生理が始まると、また元の状態に戻る。

 男性は誤解している人が多いですが、生理前と生理中の症状は違う。生理前はそうした心理的症状が続き、生理中はそれが落ち着いて、お腹の痛みや頭痛などの身体的症状に移る、というのが一般的です」

ストレスが影響する!? 女性ホルモンと脳の関係ってどういうもの?

ストレスで月経が止まった経験はありませんか? 

失恋をしたり、人間関係に悩んだり、過度な仕事が重なったり……。ストレスで女性ホルモンがバランスを崩して月経が止まってしまうのです。

それは、女性ホルモンが脳からの指令を受けて、卵巣から分泌されているから。強いストレスにさらされたり、長い期間受け続けることで、脳からの指令が出なくなってしまったためです。

・女性ホルモンを出せと命令するのは脳

女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、この2つが増減をくり返すことで、排卵をさせたり、子宮内膜を増殖させたり、月経を起こさせたりしています。

排卵期にはエストロゲンが増えて、排卵後にはプロゲステロンが増えます。これも脳から指令でコントロールされているのです。

そして、脳を介して、自律神経や食欲、代謝などのシステムとも密接につながっています。そのため、自律神経とも深くつながっているので、自律神経の乱れもまた、ホルモンバランスを崩すもとに。

・20~30代の更年期的な症状は、プレ更年期じゃない

最近、20~30代に増えているといわれる、プレ更年期。でも、「40代半ば以降の更年期は違うもの。“プレ更年期”とは思わないで」と吉野院長はいいます。

40代前半までの更年期的な症状は、ほとんどが過労やストレスや無理なダイエットなどで自律神経が乱れて起こるもの。

「月経不順があっても、脳から卵巣への指令が正常のときと比べてやや弱くなっているだけで、卵巣機能に問題があるケースはまれ」と吉野院長。つまり、過労やストレス、無理なダイエット、睡眠不足などの要因を取り除き、自律神経が整えば、再び、月経リズムが戻ってくるというわけです。

しかも医学的にプレ更年期というものは存在しないのだとか。私って、もう更年期? などと悩まず、自分の生活スタイルをまずは見直してみましょう。

女性にうれしい「蒸しショウガ」のパワーとは?「生理痛軽減」「乾燥対策にも◎」

女性にとって冷えは大敵といいますが、体温を上げるのって意外と難しいですよね。だけど、「身体を内側からあたためるちょっとした健康法」の実践を習慣づけてしまえば、手足の冷えがなくなるばかりか、内臓まであたたまって、結果的にエイジングケアにつながるのだとか。では、その健康法って一体どんなものなのでしょうか。

『病気にならない蒸しショウガ健康法』(アスコム刊)の著者で、内科医の石原新菜先生にお話をうかがいました。

■秘密は、加熱・乾燥による成分の変化

漢方薬処方を中心に診療を行う石原先生によると、その方法はとっても簡単。なんと、「蒸しショウガ」を摂取するだけなのだとか。でも、蒸しショウガって何? どうやって作ればいいの?

「蒸しショウガは、生のショウガを80度に設定したオーブンに入れて1時間加熱・乾燥するだけで完成します」(石原先生)

生のショウガを料理に使おうと思ったら、そのたびにすりおろさなければならず手間ですが、蒸しショウガは長期保存OK! 一度にまとめて作っておくことができるから、とっても便利です。

・蒸しショウガの簡単な作り方

1.ショウガの汚れを取り、1mm程度の厚さにスライスする
2.80度に設定したオーブンに1時間入れる
3.細かく刻んで密閉容器に入れれば、持ち運びもOK

さらに、生のままで食べるよりも数段に高い効果が期待できるのがミソ。理由は、加熱・乾燥の過程を経ることで、ショウガ成分の「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化するから。

「前者が、血管を拡張して血流を促進し、身体をあたためる作用があるのに対して、後者は、体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させるほどまでに、身体をあたためる力がより強まっているのです。体温や代謝が上がると、自律神経の乱れや身体の倦怠感、食欲不振や睡眠不足が解消。みるみる体調がよくなりますよ」(石原先生)

ショウガオールは、体内の活性酸素を除去する抗酸化力が非常に高いため、夏の間に紫外線やクーラーによる乾燥でダメージを受けた肌を回復させるのにもうってつけ。今の時期から摂取しはじめることによって、冬の暖房による乾燥対策にも効果を発揮しそうですね。

ちなみに、蒸しショウガの使い方は無限大。焼きそばやチャーハンにトッピングすれば、ヘルシーなだけでなく、ショウガの風味が楽しめるのもポイントです。

「紅茶に蒸しショウガと黒糖を入れて、かき混ぜるだけでできあがる『蒸しショウガ紅茶』なら、オフィスでも休憩時間に手軽に楽しめますよ」(石原先生)

乾燥させた蒸しショウガは、常温で3カ月ほどの長期保存が可能。ハサミなどで細かくカットするか粉砕した後、ジッパー付きのビニール袋などにいれてオフィスの机に保管しておくのもよさそうですね。

■生理痛や花粉症などのイヤ~な諸症状にも効果を発揮

ところで、気になるのは、やはり摂取による体調の変化。内臓があたたまっているかどうかなんて、普段あんまり意識することがないから、効いているかはなかなか実感できないのでは?

「内臓があたたまると、冷えや生理痛が軽くなるのはもちろん、血流がスムーズになるため、むくみが取れやすくなるんです。中には、便秘が解消して、3週間で4キロ落ちたという人もいますよ」(石原先生)

また、2週間で血糖値が100以上も下がった人や、薬を飲んでも直らなかった高血圧が正常値に落ち着いた人もいるのだそう。

「血圧や血糖値の上昇は、水分の摂りすぎで体温が下がり、代謝が滞っていることが原因。体内に溜まった水を排出しなければいけないのですが、それを促してくれるのがショウガなんです。

ちなみに、花粉症などのアレルギー症状は、身体から水分を外に出そうとする反応なので、余分な水分の排出は、アレルギーの症状をおさえることにもつながるんですよ」(石原先生)

なんと……ショウガひとつでここまで体質改善や体調管理できるとは! 身近な食材で手作りできるお手軽漢方薬があれば、寒い冬を快適に過ごせるばかりか、春先の花粉を心配する必要もなさそうですね。

■ほかにもこんなうれしい効果が!

・糖尿病の改善
・高血圧の防止
・肥満の解消
・ガンの予防
・うつ病対策
・ドロドロ血液がサラサラに
・コレステロール軽減
・脳梗塞、心筋梗塞の予防
・腹痛、下痢の改善

石原新菜

内科医。医学生のころから、メキシコのゲルソン病院、ミュンヘン市民病院の自然療法科などを視察して自然医学の基礎を養う。2006年帝京大学医学部卒業後、大学病院での研修医を経て、イシハラクリニックにて漢方薬処方を中心とする診療を行っている。2013年、アスコムより、蒸しショウガの効果・効能や活用法、症状別レシピをまとめた『病気にならない蒸しショウガ健康法』を上梓。

「生理周期が安定する!」「生理痛が軽くなる!」低用量ピルを服用するメリットとは?

働いていると不規則な生活や仕事のストレスの影響で、カラダに不調を感じることもあるはず。そこで、20~30代をメインにした働く女性300名を対象にアンケートを実施! 不調改善のために低用量ピルって使ったことある? 使ってみてのメリット・デメリットは?

現在、低用量ピルを服用している人へ服用に躊躇があったか聞いたところ、6割の人は「なかった」と回答していましたが、4割の人は「あった」と答えており、服用するときに不安感があった人は、それほど少なくないよう。

とはいえ、ピルを服用している理由で上位3つに挙がった「月経周期の安定」や「避妊」、「月経痛の軽減」というのには効果が出ているようで、「生理が定期的にきている」(学校・教育関連/専門職/33歳)、「避妊がきっちりできるので、不安がない」(機械・精密機器/営業職/29歳)、「生理痛が軽くなった!!」(公務員・団体職員/団体・公益法人・官公庁/24歳)という声も。

ほかには「生理痛と生理前のストレスがかなり改善された」(機械・精密機器/秘書・アシスタント職/27歳)、「旅行のときなど、生理がきてほしくないときにずらせるのは便利」(ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系/28歳)というメリットを挙げる人もいました。

ただ、「欠かさず毎日飲まなくてはいけないので、飲み忘れるとすごく不安になる」(商社・卸/事務系専門職/25歳)、「むくみやすくなった」(食品・飲料/販売職・サービス系/30歳)というデメリットもあるよう。

最初のアンケートで「服用してみたいが、まだしたことがない」と答えた人に対して「ピルに期待する効果」について聞いてみたところ、「生理痛を軽減するため」、「避妊のため」、「月経周期を安定させるため」と現在、ピルを服用している人の理由と上位3つの項目は同じ結果になりました。

服用している人はこれらの効果が出ているようなので、気になる人はピルのデメリットも考慮して、病院で一度服用を相談してみてもいいのかもしれません。

「デスクワークが多くて……」不調を感じている多くの女子の悩みは「肩こり」!

働いていると不規則な生活や仕事のストレスなどで、カラダに不調を感じることもあるはず。そこで、20~30代をメインにした働く女性300名を対象にアンケートを実施! どこに不調を感じる? 不調改善のために行っていることって?

「カラダの不調を感じる」と答えた人は約6割と半数以上の人が何らかの不調を感じている結果に。その人たちに、どのような不調を感じるのかを聞いてみたところ、一番多かったのが「肩こり」。続いて「だるさ」、「頭痛」という結果となりました。

「デスクワークが多く、パソコンに集中して向かっている時間が多いので、肩や背中の疲れがひどい」(その他/事務系専門職/28歳)、「疲れることをしていないのに体がだるくなることがある」(金融・証券/販売職・サービス系/25歳)、「パソコンを見ていると頭痛がしてしまい、事務職なので困っている」(金融・証券/事務系専門職/27歳)といった声が。

また、「肩こりがひどくて頭痛がする」(マスコミ・広告/事務系専門職/28歳)といった「肩こりが原因の頭痛がある」という意見もあり、思いのほかデスクワークなどの仕事がカラダの負担になっているようです。

「カラダの不調を感じる」と答えた人に、不調改善のために、日々気をつけていることはあるのか聞いてみたところ、「はい」と答えた人は6割以上と多くの人が何らかの対策をしているよう。

具体的にどんなことをしているのか聞いてみたところ、「なるべく湯船につかる」(ソフトウェア/技術職/25歳)、「より多くの品目を食べられるよう食事に気をつける」(建設・土木/事務系専門職/28歳)、「動けるときには早朝にウォーキングをする」(商社・卸/事務系専門職/29歳)、「早寝早起き」(団体・公益法人・官公庁/事務系専門職/34歳)といった意見が。

きちんと入浴したり、バランスのとれた食事、適度な運動、きっちりと睡眠をとるなど規則正しい生活を不調改善のための策としている人が多いようでした。

「つわりがつらい!」「仕事量が減らない……」妊娠中、会社生活で困ったこと

妊娠するとさまざまな体調の変化がおとずれるもの。ましてや会社で働いていると、つわりで仕事に集中できなかったり、まわりに迷惑をかけられず、妊娠前と同じように頑張ってしまったりと、仕事と体調で悩むことが多いようです。そこで、実際に先輩ママ143人から妊娠中に会社生活で困ったことをアンケートで聞いてみました。

■つわりがつらい!

・つわりがつらくて朝が大変。通勤電車も大変だったけど、ロッカールームのニオイに敏感になってしまってしょっちゅう吐いていた。(金融・証券/事務系専門職/6年目)

・空腹になるとつわりで気持ち悪くなったので、こまめに何かを食べなくてはいけなかったこと。(その他/事務系専門職/10年目)

・つわりがひどくまったく出社できなかった。そのときだけ、自宅で仕事をするなどして乗り切った。つわり時期以降も気持ちが悪くなることが多く、人がいない会議室で横になって休んだり、トイレで休憩するなどしていた。とにかく仕事ができなかった。(情報・IT/クリエイティブ職/13年目)

・つわりがひどくて、本当に頭がふらふらだった。無理をしたら切迫流産になり、安静にしていなければならなくなった。(情報・IT/事務系専門職/14年目)

■体の変化で……

・妊婦貧血が進み仕事中の眠気とだるさがつらかった。(医薬品・化粧品/技術職/6年目)

・体が思うように動かない。(金属・鉄鋼・化学/販売職・サービス系/7年目)

・トイレが近くなった。(その他/秘書・アシスタント職/12年目)

■すぐにまわりに言えず

・入籍とタイミングが近かったことなどあり、上司のみに報告。仕事も人が少なくて頼れる人もいなかったので、産休近くまでつわりなどで休むこともできず、少しつらかった。(建設・土木/事務系専門職/6年目)

・妊娠を報告していないときに遠方への出張が入って困った。つわりもあったので気を使った。(食品・飲料/その他/8年目)

・まだ不安定な時期は妊娠を公言しにくいため、立ち仕事や力仕事、出張なども人にお願いしにくく、ほぼ通常通り自分でこなさざるを得なかったこと。(医療・福祉/事務系専門職/10年目以上)

■仕事がしんどい……

・重たい荷物が持てず、でも、まわりに助けてくれる人がいなくて困った。(商社・卸/事務系専門職/3年目)

・残業が多くて、むくみがひどくなった。バックアップをつけてもらえず、産休直前までひとりで仕事を抱える羽目になり、休めないプレッシャーがつらかった。(医薬品・化粧品/技術職/10年目)

・クライアント立ち会いの撮影がある重要な日だったにも関わらず、つわりがひどくて日帰り入院することに。妊娠中でも仕事量は変わらなかったので、出産ひと月前までほぼ毎日終電の深夜残業で、腰痛が悪化……。また、母親学級などもほとんど参加できなかった。(出版/クリエイティブ職/10年目以上)

■迷惑をかけた気がして

・つわりやお腹の張りがあり、遅刻をしたり、トイレにこもったりした。重たい荷物は運べないので同僚に頼むばかりで迷惑だったかと不安。(商社・卸/事務系専門職/9年目)

・切迫早産で出産まで長期入院になり、迷惑をかけてしまった。(医療・福祉/専門職/10年目)

・つわりの時期に会社を休んだことがあった。幸い会社の理解があり、問題なく仕事を進められたが、迷惑をかけてしまった。(出版/クリエイティブ職/10年目以上)

■まわりからの理解がなく

・妊娠中のため残業はしたくないと伝えていたのに、自分の担当の仕事が終わらなかったため深夜まで残業になってしまったこと。上司がみんな中年男性なので自分の悩みを理解してもらえなかった。(印刷・紙パルプ/クリエイティブ職/6年目)

・上司の理解がなく、妊娠を伝えたら「異動してくれ」と言われ、仕事をしていても肩身が狭かった。(通信/事務系専門職/10年目)

・会社で妊娠した人は初めてだったので、復帰への懸念をされた。(小売店/事務系専門職/10年目以上)

約半数の人が妊娠中に会社生活で困ったことが「ある」と回答していて、2人にひとりは、妊娠していたときの会社生活に悩みを抱えていることがわかりました。 特に多かった悩みが「つわり」。通勤中やニオイによる吐き気、常に何かを口にしていないと気持ち悪くなる食べづわりの人もいましたが、会社に行けない状態の人も……。

また、妊娠初期ではまわりに妊娠したことを伝えられなかったり、会社の状況によって仕事を減らせずに、激務に追われたという声もありました。 なるべく早めに、妊娠の報告・つわりがあること・多く仕事がこなせないことなどを、上司やまわりの人に伝えて、体調優先の環境を整えるべきなのかもしれません。

月経中の性行為はなぜ危険? 医師が「絶対にダメ」と言う理由3つ

月経中の性行為が「絶対にダメ」であることは、医療者にとっては「言わなくてもわかっているはず」と思ってしまうほど当然のことなのですが、一般の方にとっては「なんとなくあまりよくない気はするけど絶対にダメってことはないよね」程度の認識のことが多いようです。実際は月経中の性行為は様々なリスクを伴うために、絶対に避けた方がいいといえます。

月経中に性行為が危険な理由は主に3点です。
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◆1.月経中の性行為では妊娠しないという間違った認識がある

月経中は避妊をせずに性行為を行っても妊娠しないと勘違いしている場合、避妊が不確実になることがあります。実際は月経中の性行為でも、性行為のタイミングと排卵までの期間によっては妊娠が成立することがあります。特に、月経周期が短い人の場合、月経終わりかけの性行為は妊娠する可能性がありますので注意が必要です。
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◆2.月経中は感染が起きやすい

月経中は免疫力が下がりやすく、また月経血の中には雑菌が多数含まれているため、月経中の性行為によって何らかの感染が起きるリスクが高くなります。バリア機能の低下により、クラミジアや淋菌などの性感染症にかかるリスクも高くなりますし、流れ出ようとしている月経血を押し戻してしまうことによって、大腸菌や連鎖球菌などの雑菌による感染を起こすことも考えられます。月経は小さなお産ともいわれているくらい、月経中の膣内や子宮はデリケートになっているのです。
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◆3.月経血の逆流が起きる可能性がある

流れ出ようとしている月経血を、性行為によって押し戻したりせき止めてしまうことになるため、血液が逆流して卵管に炎症を起こしたり、子宮内膜症のリスクが上がったりします。炎症が起きると、卵管の通りが悪くなって、不妊や子宮外妊娠の原因を作ることになります。また、子宮内膜症も卵管周囲や骨盤内に癒着を引き起こすため、不妊の原因となりえます。

上記に挙げたものは、いずれも女性側のリスクですが、男性にとっても「他人の血液に触れる」ということ自体がリスクになります。女性側にB型肝炎やC型肝炎など、血液を介して感染する何らかの感染症があった場合、その血液に手や性器が触れるということは、感染するリスクが非常に高くなってしまうということです。

月経中の性行為は様々な理由でお勧めはできないものです。きちんとそのリスクを理解して、自分の体を守りましょう。

【医師が解説】性行為がなくても発症するカンジダ膣炎・膣カンジダ症の症状・原因


◆性行為がなくても発症するカンジダ膣炎(膣カンジダ症)

おりもの異常を起こす病気の中で最もポピュラーな感染症、カンジダ膣炎。膣カンジダ症、性器カンジダ症とも言います。 感染症と言っても、いわゆる性病である「性感染症」とは異なり、性行為が全くなくても発症するのが特徴です。 性感染症は性行為によってパートナーからうつるものですが、カンジダ膣炎は膣内の常在菌である「カンジダ」という真菌=カビが異常に増えることによって起きます。要するに、もとから自分が持っている弱い雑菌が増えすぎてしまっただけの状態。なので、性交経験のない人でもカンジダ膣炎になることがあるのです。

時々、高校生が「セックスしてないのに性病になった!」と本気で悩んで相談に来られるケースがありますが、性感染症とは原因が全く異なりますから心配する必要はありません。
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◆カンジダ膣炎(膣カンジダ症)の主な症状はおりものと痒み

カンジダ膣炎の主な症状は、おりものの異常と外陰部や腟内の痒み。おりものはヨーグルト状や酒粕状の少しポソポソした状態になることが多く、白色や黄緑色をしています。割と特徴的なおりものなので、一度でもカンジダ膣炎になったことがある人なら、再発した時にすぐに分かると思います。再発の方は「絶対またカンジダです」と言って受診されることもあるくらいです。外陰部の炎症がひどくなると、痒みだけでなくヒリヒリした痛みをともなうこともあります。

男性の場合は性器が皮膚で覆われているため、カンジダに感染しても皮膚炎を起こすだけです。ひどくなると痒みが出たり皮膚が赤くなったりする、俗に言う「インキンタムシ」の状態になることがあります。
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◆カンジダ膣炎(膣カンジダ症)の原因は免疫力の低下

カンジダ膣炎の原因は、体力の低下や免疫力の低下、妊娠、抗生物質の服用などです。風邪や膀胱炎の治療のために抗生物質を飲んだら数日後にカンジダ腟炎になった、というのはよくあるケース。これは抗生物質で膣内の善玉菌まで除菌されてしまい、本来は一定量から増えないはずのカンジダ菌が異常増殖して引き起こされるのです。

妊婦さんもカンジダになりやすいので、中にはしょっちゅう「おりものが気になるんです」といって妊婦健診以外の日にも受診なさる方がいます。妊娠そのものが抵抗力を落としてしまうためある程度仕方がないことなので、痒みがなければ少し様子をみてもいいでしょう。

カンジダは普通に空気中にも存在するカビなので、誰かから感染するという類のものではありません。自分がカンジダ膣炎になったからといって、性行為によって相手にうつしてしまうという心配もほとんどありません。ただし、カンジダ膣炎になっているときは、外陰部も膣内もただれて非常にデリケートになっているため、完治するまでは性交渉は控えた方が無難。

非常に稀に、性交渉をするたびにカンジダ膣炎になってしまうという人がいます。この場合、相手の男性がカンジダに対して有効な抗真菌薬の塗り薬を使うことで改善することもあります。

女性の更年期について男性はどう思っているの?

働く女性の更年期障害やPMS(月経前症候群)について、周囲の理解はどのくらいあるのでしょうか。同じ女性であっても年齢が離れていると更年期障害については知識がなく、ピンとこない方が多いのではと思います。ということは男性の上司や同僚ともなると「更年期障害ってどういうことだ?」「へたに言葉をかけるとセクハラやパワハラになるのではないか」と考えすぎてしまい、理解しようとするどころか静観する方もいると察します。

「ホルモンケア促進プロジェクト」で実施した調査結果をもとに男性の意識について見てみましょう。私たちが考える以上に男性は気にしてくれていることがわかります。

更年期の女性にはもっと頼って欲しいと考える男性が多数派
「女性ホルモンについて会社で話を聞く機会はありますか」という設問で、「機会がある」と答えたかたは14%です。現実には1割強の人しか、話をしていません。確かに男性側から切り出すには抵抗ある話題です。更年期に悩む女性社員が自らそのことをちらつかせるのは恥ずかしい、仕事を任せられないと思われると嫌だという思いがあるからかもしれません。

職場で更年期を話題にする男性は少ないですが「更年期症状やPMSの職場の女性に対してあなたはどのような気持ちを持っていますか」という設問には「もっと頼って欲しい」が約半数。「かわいそう」と思う人は7割もいます。否定的な意見「さぼっている」と「仕事をやめたほうがいい」という人は2割程度です。

よって、自分の更年期症状で職場に迷惑をかけていると悩む女性は、気持ちを上向きにしましょう。今の自分にはこういう症状が出ている、それは女性ホルモン減少の影響ですと男性方に伝えることがあっていいのだと思います。

「更年期について自分がもっと勉強したい」という設問もあります。非常にあてはまる23.2%、まあ当てはまる46.4%という高い数値が出ています。男性方は、更年期症状について本当は関心があるのです。

更年期障害&女性ホルモンについて勉強会が開かれるのが理想

「会社で女性ホルモンに関する話を聞く機会があれば聞いてみたい」という方は「是非聞いてみたい」「どちらかと言えば聞いてみたい」を合わせると62.7%です。

「女性が社会で活躍するために、会社で更年期障害やPMSに対する対策が必要だと思いますか」という設問には「絶対必要」「できれば必要」と合わせると82.6%という結果です。ほとんどの人は対策がいると考えています。

更年期障害について勉強したいと思う男性も半数はいるのですから、できることなら会社側で健康セミナーを開催したり、チームごとで健康に関する座談会をするなどして、更年期女性社員に関する知識を高めることがあってもよいかと考えます。更年期に関する本も多数出ています。何冊かを選んで会社に置いて回し読みをするのもいいでしょう。ネットをフルに活用している会社であれば、社内報や部署ごとのホームページに世代別病気一覧や、更年期医療サイトのリンク先を付けて説明ページを閲覧してもらうなどの方法もあります。

男性社員も中高年になってくるとご自分のパートナーに更年期症状が出てきて、家庭内でイライラしたり、家事ができないと落ち込んだりしているかもしれません。「奥さんは、顔がほてるとか、腰が痛いとかおっしゃいませんか?」という共通の話題を提供して、対策や改善法を教えてあげるのもコミュニケーションのひとつになります。

今回は女性更年期障害をテーマにしていますが、実際は男性も中高年になって男性ホルモン値が下がると覇気がなくなってきたり、ぼんやりすることもあります。最近は泌尿器科で男性更年期外来という科目もできてきています。女性だけでなく、お互いに年齢を重ねれば不調が現れるということを理解し合える職場になるとよいと思います。男女問わず更年期世代に理解ある会社は、理想の職場です。

更年期はつらいよ…ミドル女性の心の変化のチェックポイントと解決策

◆更年期に起こりやすい心の変化とストレス

加齢に伴う女性ホルモンの減少により、疲れやすさ、のぼせ、ほてり、発汗、不眠、頭痛、めまいなどのさまざまな体調不良が引き起こされる40代後半から50代前半にかけての「更年期」。更年期には、体調の変化に伴って憂うつ、苛立ち、不安、あせりなどの感情の乱れも生じ、気持ちが不安定になりがちです。さらにこの時期には、家族の状態もダイナミックに変化していくため、家族関係も危機に陥りがち。まずは、更年期に多い心の変化とストレスからチェックしてみましょう。
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◆その1:疲れや体調の変化で、家事や仕事も思うように運ばない

更年期にはホルモン分泌が乱れることで、自律神経系にも影響が現れ、上に述べたような不快な体調不良が起こります。こうして疲弊した体を和らげるためにたくさんの休息を必要とし、少し動くだけでしんどくなって横になりたくなるものです。そして気がつけば、家事にも手がつかずソファで寝そべってばかり、昼寝をしてばかりの状態になっていくと、「たっぷり休んでもよくならないのはなぜ?」と落ち込み、「だらけているだけでは? 怠けているだけでは?」と自分を責め、「このままの不調がずっと続くのでは」といった不安に襲われがちになります。

また、仕事をしている女性は、毎朝会社に向かうだけでも重労働に感じられ、仕事が終わったらいち早く家に帰って休息をとりたい、といった気持ちになることも多いでしょう。休日はどこかに出かける意欲も起こらず、ひたすら横になって体を休めたいと思う人も少なくないでしょう。そんな疲れやすい自分に自信を失いがちで、「この先、仕事を続けていけるだろうか」という不安を抱えがちになるものです。

◆その2:家族のライフステージが劇的に変化

更年期の年代は、家族のライフステージに変化が現れる時期でもあります。夫は、年齢的にも仕事上での難しい立場に立たされることが多く、管理職の重責に悩む人、リストラの危機に不安を持つ人も少なくありません。こうしたなか、夫は仕事上の問題を考えるだけでも精一杯で、妻の健康状態に目を向ける余裕もないのが現実だと思います。さらに、子どもの成長と共に夫婦の会話が少なくなっていくと、夫は妻だけでなく、子どもたちとの関係も疎遠になりやすくなります。

子どももまた、思春期、青年期という難しい時期に突入し、自分自身の自立の問題と格闘しています。そのため感情も不安定になりがちで、家庭でも学校でも、小さなことで葛藤したり、衝突する機会も増えていくでしょう。さらに、高齢となった両親からは、体の不調や高齢期の不安を相談されることも増えていき、介護のプレッシャーやストレスを抱えて憂うつ感が重なっていく人も少なくありません。

◆その3:周囲の無理解に孤独感が募る

更年期は、体調の変化から感情面でも不安定になりやすいため、周囲のちょっとした言葉に傷つき、苛立つなどして、対人関係の問題に過敏に反応しがちです。体調を思いやれない周囲の人たちの態度に寂しさを感じたり、「ふせってないで運動でもしたら?」といった不用意なアドバイスに無理解や冷たさを感じてしまい、「誰も私のことを分かってくれない」と一人で絶望感を抱えがちです。そんな憂うつ感の反動で苛立ちも募りやすいため、カチンときた途端に感情をヒステリックにぶつけてしまう人もいます。その感情的な反応に周りが引いてしまうと、ますます自分が疎外されているような気がして、孤独感が募っていく人も少なくないでしょう。更年期には、このようにさまざまな心の変化が起こりがちです。では、どのような心構えで生活していけばいいのでしょうか?
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◆ヒント1:無理をしない、頑張らない、楽になる治療を

まずは、婦人科などの医療機関を受診し、この時期の体調不良や感情の変調が更年期障害によるものなのかを、把握することが大切です。更年期による症状だと分かったら、症状を緩和する薬(低用量ピルやホルモン補充療法、漢方薬など)を上手に使いながら体調を管理し、無理をせず、頑張らないことが大切です。そして、「数年前まではあんなに元気だったのに」「私はもともとエネルギッシュなのに」などと、以前の自分と比べないことです。更年期の不調は女性なら誰でも経験するものなのですから、気長にあせらず、無理をせずに生活していきましょう。

家事でも仕事でも、完璧主義にならないことも大切です。どうしてもやらねばならない優先事項以外は、手を抜き、思い通りにできなくてもいいと、受け流していきましょう。ただでさえ、家族のライフステージの変化によって、気を揉むこと、対応することが増えていくのですから、完璧にやろうとするとパンクしてしまいます。また、昨日は調子が良かったのに、今日はだるくてしんどい――というように、体調は日によって変わることが少なくありません。したがって、毎日のようにハードな予定を入れず、適度に休めるようなゆとりあるスケジュールにしていくことが必要です。

◆ヒント2:周囲の無理解に落胆する必要はない

更年期には、不快な感情に振り回されやすいもの。ただし、そうした感情に巻き込まれないように、自他の感情の状態を理解していく必要があります。「夫が気にかけてくれない」「子どもにだらしがないと言われた」などと落ち込む方も多いですが、そもそも更年期の不調は、当事者以外には理解しにくいものです。異性である夫、ましてや子どもには分かりにくい症状なのですから、家族が思うような対応をしてくれないこと、優しい言葉をかけてくれないことに、落胆する必要はありません。自分の症状を伝えながら、理解を促していくといいでしょう。

また、憂うつがイライラに変わり、苛立ちをぶつけてしまうこともあるかもしれません。そうなってしまったとしても、そんな自分に過剰に落ち込まないことです。苛立ちが湧きやすいなら、次の「その3」のように自分の気持ちを分かってくれる人と、定期的に話をする機会を確保することが有効です。
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◆ヒント3:気持ちを理解してくれる人、分かち合える人が必要

更年期の不快な感情は、同じ経験をしてこそ理解でき、共感できるものです。自分の感情を理解してもらい、共感的に受け止めてもらえれば、それまで抱えていた思いがすっと楽になり、浄化されるでしょう。同世代の友人同士、地域のサークルや勉強会などで知り合った友人などのなかで、すでに更年期を経験してきた人、または、今まさに更年期を経験している人と話をする機会を持てるとよいと思います。同じ経験をしてきた人の話のなかにこそ、生きたアドバイスがあります。当事者間で気持ちを分かち合うだけで、孤独が薄れ、安心感を持つことができます。

――更年期の不調は、長きにわたって続くものです。その期間、少しでも気持ちと体を楽にし、安心して暮らせるように体と心の管理を続けていくことが必要です。

感情と体調に振り回される!? 女のメンタルリスク管理術

◆グチを吐かずにいられないのは「女性脳」のせい!?

以前、自分の感情やストレス状態を自覚しにくい男性のメンタルリスク管理術についてお伝えしました(「自殺者の7割は男性! 男のメンタルリスク管理術(https://allabout.co.jp/gm/gc/436312/)」。さて、女性の方はどうなのでしょう?「おしゃべりの達人」である女性は、感情を口に出し、スッキリしたくなる生き物。会社のランチタイムに「ちょっと聞いて。課長ったらね」「今の仕事、ほんっとストレス」といった会話をひとしきり交わし合えば、気分をリフレッシュできます。

このように、話すことで感情を解放したくなるのは、女性ならではの脳の特徴によるものだとされています。女性は、右脳と左脳を連結する「脳梁」と呼ばれる橋の部分が男性より20%も太いのです。そのため、右脳で感じたことがすぐに左脳に運ばれ、感情が言葉となってあふれ出してくるのが女性。そのため、感じたことを話さずにはいられなくなると言われています(この脳の性差については、黒川伊保子さんの著書『脳育ての黄金ルール』等でくわしく解説されています)。
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◆「感情」が「感情」を煽り、炎上しやすい女ゴコロ

そのため、女性が数人集まれば「キモチの会話」で大盛り上がり。話せば気持ちはいったんすっきりするのですが、気をつけるべきは、自分が吐き出した言葉、相手から聞いた言葉につられて、感情が煽られやすいことなのです。

たとえば会社の女子会などで、誰かが気難しい上司のことを「あの人、苦手」と批評した途端、「私も嫌い!」「部下を見下してる感じ」「自分がいちばん偉いと思ってるのよ」「サイテーだよねぇ」などと、他の女性の口からも悪口が飛び交い、会話と気持ちが炎上してしまった、という経験に心当たりのある方は多いでしょう。

女性は、こんな風に「不快な気持ち」を吐き出しあっていくうちに、その言葉から再び感情が煽られ、気持ちが高ぶってしまうことが少なくありません。そのため、上の会話のように、「ちょっと苦手」がいつの間にか「サイテー」にまで発展してしまうことも……。こうした感情の爆発から、小さなストレスを何倍にも膨らませてしまうことがあるので、要注意なのです。

◆PMS・更年期……ホルモンバランスに振り回される女ゴコロ

また、体調が一定しにくく、体調の変化によって心の状態が変わりやすいのも女性の特徴です。特に影響されるのが「月経周期」。排卵後から月経前まで高まっていく「プロゲステロン」という女性ホルモンは、苛立ちやあせり、憂うつ感を招きます。

そのため、月経が近づくとささいなことにもイライラし、物や人に当たったり、普段なら聞き流せる言葉を鬱々と思い返してしまうような不安定な精神症状が現れやすくなります。さらに、この時期には、だるさや疲れやすさ、眠気、肩こり、腰痛などの身体症状なども現れやすくなります。こうした一連の月経前の不調を「月経前症候群」(PMS)と言います。

一般的に、PMSは月経開始とともに徐々に軽快していきますが、月経中の貧血の影響で月経後までだるさが抜けなかったり、月経周期内で目まぐるしく変わるホルモンの変動に疲れたりと、日々体調が安定せず、年中気持ちが体調に振り回されっぱなしという人も多いものです。

その上、更年期に入れば、さらなる体調の変化に振り回されやすくなります。月経不順や月経異常が現れ、ほてりやのぼせ、冷えや発汗などの身体症状の他に、苛立ち、不安、あせり、憂うつなどの症状も強くなりがちです。このように、女性は女性ならではの体の変化に心の状態が影響されやすく、気分が一定しにくい傾向があるのです。

では、こうしたメンタルリスクを女性はどのように管理していけばいいのでしょう?
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◆今すぐ実践! 3つの「女のメンタルリスク管理」

男女の身体や脳の構造が異なるなら、女には「女のメンタルリスク管理術」が必要になるでしょう。そのヒントとして、3つのポイントを挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

●1.「おしゃべりデー」を決めて気持ちを吐き出す
感情が言葉になってあふれて出る女性。とはいえ、毎日のようにグチを吐き出していると、吐いた言葉がさらに感情を膨らませ、苛立ちや憂うつ、あせりなどの不快感が倍増してしまうものです。

そこで、女性は定期的に「おしゃべりデー」を設定し、その日に思う存分、気持ちを吐き出すといいと思います。人によって異なりますが、週に1回、もしくは2週に1回くらいの頻度が適当ではないでしょうか。気の合う友だちと思う存分、イヤなこと、不安なこと、イライラすることを語り合いましょう!

「今日あったイヤなことは、今日吐き出したい」と、彼氏や夫に毎日のようにグチを垂れ流してしまう人もいるかもしれません。同居する夫などは、まさに「苦行」でしょう! 疲れて家に帰ってみれば、1日分のグチを抱えた妻が手ぐすね引いてお出迎え。感情を話題にする習慣の少ない男性にとっては、「ねぇ、どう思う?」と問われても、禅問答に付き合わされているようなもの……。最近、「外から家の窓を見て、明かりが消えてるとホッとする」という男性のつぶやきをよく聞きますが、彼らの事情も察してあげなければいけないのかも、しれませんね(自戒も込めて)。

この「今日吐き出したい気持ち」を「おしゃべりデー」までガマンすることは、当の女性にとっても、とても大切なことなのです。抱えた感情をいったん抱えるということは、感情に流されずに合理的に考え、解決する力をつけるためにも必要です。紙に書いて、気持ちを整理してもいいでしょう。また、蹴飛ばしたくなるほどのイヤなことがあっても、ほとんどは「時薬」の効果で解決できるもの。つまり、時間がたてば自然に癒されていくものなのです。

逆に「おしゃべりデー」まで持ち越したグチこそ、吐き出すべき「本物の不快感」です。思う存分話して発散し、また仲間の意見を聞いて解決の糸口を見出しましょう。このように、不快感と付き合う時間を持ったうえで、「おしゃべりデー」に臨むと、ただのうっぷん晴らしで終わらず、有効な意見交換ができるものです。

●2.気持ちを受容、共感してくれる人に話す
1の「おしゃべりデー」で語り合うメンバーは、とても重要。メンバー選びのポイントは、「受容」「共感」ができる人です。しっかり最後まで聞き、「つらいね」と受け止め、「そういう気持ち分かるよ」と共感してくれる人と話すことが大切です。人の話を奪って自分の話に誘導する人や、最後まで聞かないでやたらとアドバイスしたり、「なんでこうしなかったの」「それはあなたが悪い」と一方的に批評・非難する人は話しにくいもの。また、話の途中で「そうとも言い切れないよ」「それはあなたの思い込みじゃない?」などと腰を折る人とも、会話が進みにくいものです。

ただし、受容・共感をしてくれても、「それひどい!」「やめちゃえ、やめちゃえ!」などと感情を煽る人には要注意。自分の素直な気持ちが分からなくなり、感情に火がついたまま着地点を見失ってしまいます。受容・共感しつつも、冷静に話を聞いてくれる相手がベストです。ちなみに、カウンセリングでもこの受容・共感を繰り返します。女性は、この対応だけで気持ちが落ち着き、スッキリできる人が多いです。一方、男性は具体的な解決策のアドバイスを求める傾向が強く、受容・共感だけの対応では満足できない人が多いと感じます。こうしたところにも、男女差を感じるものです。

●3.体調が悪い日を予測し、無理をしない
女性は、ホルモンバランスによって体調が変化しやすいもの。体調が悪いときに無理をすると、気分はさらに不安定になり、ネガティブに考えたり、怒りを引きずってしまうことが少なくありません。そのため、月経周期内の気分の変動を自分でよく観察し、月経前後や排卵日前後など、感情が不安定になりやすい時期をマークしておく必要があります。その周辺では決して無理をせず、ぐっすり眠ってしっかり体を休めるのは基本。イライラや憂うつ、あせりに襲われることがあっても、一時の気持ちに流されず「こう感じるのも体調のせいでは?」と、落ち着いて振り返ってみるといいでしょう。

更年期障害の場合は、そもそも月経周期が大きく乱れるために予測が難しく、不快な心身症状がしょっちゅう襲ってきますが、この年代に入ったら「無理をしない生活習慣」を心がけるのは原則です。あまりに不安定な場合には、婦人科を受診して、ピルや漢方薬などを処方してもらうのも有効です。

――このように、女性は脳や身体の特徴によって、男性とは違った形でストレスを抱えやすい傾向があります。とはいえ、その特徴さえ把握してしまえば、ストレスに対処しやすく、不要な憂うつや苛立ちを回避できるというもの。ぜひ、女性ならではの「私の気持ち」に気づき、ケアしてあげてくださいね。

アラサーでも……。若年性加齢臭の原因とは?

体質の変化などで40代から気になり始めると言われてきた「加齢臭」。近ごろでは、アラサー世代から悩みが広がっているのだとか。ドキッとする話です。

資生堂アメニティグッズ株式会社が30~70 歳代の男女140 名を対象に加齢臭に関する意識調査を行った結果、8割の人が「自分の加齢臭が気になる」と回答した、という調査結果もあります。

そこで、大阪府内科医会副会長で内科医、泉岡医院(大阪市都島区)の泉岡利於(いずおか・としお)院長に、その原因など詳しいお話を伺いました。

■体の脂質が酸化=さびることで老化のスピードが加速する

「加齢臭とは、体内で老化が進んでいる証拠」と、泉岡先生はずばり指摘します。

「年齢を重ねるとともに、皮脂の中の過酸化脂質や脂肪酸が増えていきます。同時に、抗酸化力が落ちて脂肪酸が酸化されます。酸化とは、『さびる』ことだとイメージしてください。

加齢臭は、このときに作られるノネナールという成分が原因と言われています。

過酸化脂質とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質が、活性酸素によって酸化した物質の総称です。体にとって有毒で、老化を引き起こします。その過酸化脂質は、皮ふの細胞を傷つけ、色素沈着やシワの原因を作ります。これが皮脂腺で起きると加齢臭を発します。

また、メタボリックシンドロームや動脈硬化、心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞などの生活習慣病の原因となります」

では、どうして年齢とともに過酸化脂質が増えるのでしょうか。泉岡先生はこう説明します。

「体内では日々、活性酸素を取り除く抗酸化物質が作り出されています。ですが、40代になるとその量が急激に減少します。除ききれなかった活性酸素が増えて、過酸化脂質は増加します。すると、加齢臭や生活習慣病が目立ってきます。

ただこのごろは若い世代に、活性酸素が発生する原因となる、バランスの悪い食事や喫煙、飲み過ぎ食べ過ぎ、ストレス過多の方が非常に増えています。これらの習慣によって活性酸素が毎日たまり続け、体の酸化、つまり老化のスピードが加速することになります。

ですから、20代後半から30代の男女とも、加齢臭やメタボリックシンドロームなど生活習慣病にかかる人が増えています。

また、肥満や運動不足によって、汗腺が詰まりやすくなることもにおいのもととなります」

加齢臭もメタボも、なんとしても避けたいところです。予防するにはどうすればいいでしょうか。泉岡先生は、こうアドバイスをします。

「運動不足、朝食抜き、スナック菓子ばかり食べる偏った食生活、極端なダイエットなど、不規則な習慣に心当たりはありませんか。乱れた生活習慣は、老化や生活習慣病を促進させます。

1日3食、偏食をしない規則正しい食生活が大切です。特に暴飲暴食や揚げ物ばかりの食事ではなく、野菜や果物などのビタミン・ミネラル、豆腐、肉、魚などのたんぱく質、パンやご飯などの炭水化物をそれぞれ、栄養バランスよく食べましょう。

適度な運動も重要です。万歩計で現在の1日の歩数を確認し、プラス2,000歩を目安に歩くことを勧めています。加えて、血液の循環を促して代謝量を高めるために、筋肉も鍛えましょう。

胸筋や背筋など、体の中で大きな面積を占める筋肉を鍛えることで、基礎代謝量を高めることができます。

例えば、500ミリリットルのペットボトルをダンベル代わりに持ち、1日5分~10分、ゆっくりとひじの曲げ伸ばしをしましょう。

生活習慣病を予防するだけでなく、基礎代謝が高くなると血液の循環がよくなり、消費するエネルギー量が増え、脂肪の燃焼にもつながります。

また、ストレスをため込むことはよくありません。自分流のリラックス法を取り入れて、1日に1回は心が穏やかになるように心掛けましょう」

加齢臭の原因が分かりました。気になり始めたら、日々の悪習慣を改善する、若返りのために健康ライフを意識する、行動を起こすきっかけにしようと考えてはいかがでしょうか。

幼児体型から脱出したい!食後にお腹がパンパンになるのを防ぐ方法とは?

別に太っているわけではないのに、なぜか食後には胃からお腹にかけてパンパンに膨らむ…そんな症状に悩んでいる女性いますよね。

幼児体型と言われることに「もう、うんざり!」していませんか?

健康な胃袋は、空っぽの状態からおよそ20倍も膨らむことができる、伸縮性を備えた臓器。

食事をすればある程度膨らむものではあるけれど、人によって膨らみ具合はそれぞれ。

胃が膨らむ以外に何か気になる症状などは無いですか?また、短時間に大量に食べるなんてことも無いでしょうか?

胃は食べたものを溜めて消化し、順番に小腸へと送り出す働きがあります。その働きが弱ると、胃から小腸に送りづらくなり、胃に食べ物が残ってしまい膨らんだままになることもあるんです。

可能性としては機能性胃腸症、胃炎、逆流性食道炎なども考えられ、なかでも最近増えているのが、機能性胃腸症。

別名、食後愁訴症候群とも呼ばれているのだけれど、主な自覚症状としては、いつも通りの食事量なのに食後に胃もたれがあったり、食べ始めの早い段階で飽満感を感じてそれ以上食べられなくなったりします。

少し前まで、この機能性胃腸症は「神経性胃炎」だと言われてきたこともあるんですよ。

だけど、最近では、食事開始時に食べ物に備えて胃が膨らむ「適応性弛緩」や、消化したものを小腸に送り込むのが遅れる「排出遅延」など、消化管運動異常が原因ではないかとする見方もあります。

この症状を起こす人には、もともと消化管の運動機能が弱いケースもあるのだけれど、概ね腹筋が弱いことが指摘されています。

まだ医学的根拠は得られていない話だけれど、統計的に見て多いことがわかりますね。

胃下垂の人にも腹筋の弱い人が多いと言われていることもあわせて考えれば、腹筋の力は大切だと言う事になります。

気になる症状があれば、早めに消化器科を受診し、あわせて腹筋トレーニングも始めてみましょう。

こんな症状が出たら黄色信号!婦人病のサイン「生理が60日来なかったら」

女子特有の病気は多々ありますが、どんな症状が出た時点で病院に行けば良いのでしょうか。生理周期の異常、性器からの出血、おりもの、腰痛などのサインがあるといわれていますが、その裏に隠された病とは? そのサインについて、池袋クリックの村上雄太先生に教えていただきました。

●生理が60日来なかったら、婦人科で相談

――生理痛が「ある人」と「ない人」がいます。なぜなのでしょうか? 生理痛は病気なのですか?

「生理痛=月経困難症と言います。子宮内膜症があって痛みが出る場合は一番厄介ですが、病気がなくても痛みを感じる人がいます(機能性月経困難症)。そういう方は子宮の傾きが強く、出血が出にくい人、子宮の入り口が狭く、出血が出にくい人に多いです。また、腰痛と背中の痛みと婦人科疾患の鑑別は、症状だけでは困難です」

――子宮内膜症について教えてください。また、生理痛がある人は、婦人科を受診したほうがよいのでしょうか?

「子宮内膜症は、原因不明ですが、自然な月経回数や月経量に比例して発症、進行する病気であると言われております。そして現在、女性側の不妊症の要因の大きな割合を占める病気で、出産年齢が遅くなっている現代女性において、非常に厄介な病気です」

――生理周期の乱れはどのくらいが異常なのでしょうか? 体調によって遅れたり、早まったりすることもあると思うのですが……。

「月経周期は通常28日ですが、早い人で25日、遅い人でも40日程度の方がいます。月経が始まった日~次回月経が始まるまでの日が月経周期です。多少のずれは不順ではありませんが、24日未満、41日以上の場合は、排卵ができていない可能性もあります」

――それは病気ということですか?

「生理が60日来なかったら、婦人科で相談するべきでしょう。肥満傾向の方、男性ホルモン活性が強い方(多毛やにきび)、不順の方は要注意です。

超音波検査で特徴的な卵巣の所見(未発達の卵胞がネックレス様に見えます)、血液検査でホルモンの数値から診断します。多嚢胞性卵巣症候群は特に、不順や不正出血の代表にあげられます。また、月経は7日間までです。8日以上持続する場合は過長月経になります」

――どのくらいの量、頻度で「不正出血」といえるものなのでしょうか。ちょっとでもあれば、不正出血なのですか?

「不正出血は、月経以外の出血すべてを指します。量や期間ではなく、少しでもあれば、一応病気を考えましょう。ほとんどがホルモンバランスの乱れですが、感染症や子宮頸癌(けいがん)の代表的な症状です」

●性感染症の治療には投薬が不可欠

――「おりもの」は、どのくらいの量が病気の範囲なのでしょうか?

「おりものは個人差があります。多いから病気とは限りませんが、いつもの自分と違う量や色や臭いを感じたら、何かしらの原因を考えましょう。

細菌性膣炎(黄色のおりもの、臭い)、カンジダ膣炎(白いポロポロしたおりもの、痒み)、トリコモナス膣炎(黄色のおりもの、痒み)、その他一番多い性感染症であるクラミジア(基本的に無症状ですが、放置すると黄色のおりもの、臭い)が挙げられます」

――性感染症って、自力で治すことはできないですか?

「性感染症は、やはり投薬しないと治りません。気になる性交渉があれば、必ず検診を受けましょう。ちなみに、上記で言及したクラミジアは症状が出にくいので、放置して腹膜炎を発症すると、将来の不妊の原因になります。症状が出てからでは遅いです。1年に1回はかかりつけ医で検診を受けることが絶対に必要です」

――最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

「現代の女性は、出産年齢が遅くなり、出産回数が減った結果、子宮内膜症や卵巣がん、子宮体がんを発症する方も増加しております。低用量ピルの継続服用などによって、病気を予防し、妊娠したくなるまで、妊娠しやすい体を維持してほしいと考えております。

また、日本は、望まない妊娠、中絶手術を受ける女性がまだまだ多い国です。ぜひ正しい知識と情報を持っていただき、自分で自分の体を守る意識を持っていただきたいです」

つい、敬遠してしまう婦人科なのですが、1年に1回は足を運んだほうがよいのですね。村上先生、どうもありがとうございました。

取材協力:池袋クリニック 院長 村上雄太先生
http://www.e-doctors-net.com/ikebukuro-clinic/

野菜と果物の消費量が多い女性は「がん」になりにくい―米調査18万5千人を12年間モニター

年間、約7万2千人が膀胱がんになり、約1万5千人もの人が亡くなっているというアメリカでは、膀胱がん予防への関心がとても高いそう。そんな中、ハワイ大学のソン・パーク博士率いる調査団は1993年に調査を開始。

18万5千人のデータサンプルを元に、遺伝子、食生活、生活スタイルなの要素とがんの関係を調査。そして、その18万5千人全てのデータを12.5年間もモニターしたそう。

その結果、以下の事実が明らかに!

●黄色・橙色の果物を頻繁に食べている女性は、膀胱がんになる確率が52%も低い。

●ビタミンA、C、Eの摂取量が多い女性は膀胱がんにならない場合が多い。

●野菜と果物は女性には効果的なものの、男性の膀胱がんのリスクは低くならない。

年齢などの要素を抜いて考えたとしても、野菜と果物を多く食べている女性は膀胱がんにかからずに一生を終える確率が高い、ということが分かった調査結果となりました。

日本でも膀胱がん患者は、年間8,000~9,000人にもなるといわれているから、他人事ではないはず。野菜と果物を意識的に多く食べて!

平均寿命延びストレス増えるも平均閉経年齢は大昔と変わらず



女性の体を守る“女性ホルモン”。女性らしい体形や美肌、美髪をもたらし、肥満などの生活習慣病の防波堤の役目も果たすといわれ、昨今、改めて注目されている。

 しかしその一方では、女性ホルモンに対する誤解や認識不足も多い。自らホルモンの乱れを招き、翻弄されている女性も多いと警鐘を鳴らすのは、婦人科医で成城松村クリニック院長の松村圭子さんだ。

「女性ホルモンについての美容情報はよく知っていても、本来の役割や働きのメカニズムを知らない女性が意外に多いようです。

 女性ホルモンの分泌量は、一生涯でわずかティースプーン1杯程度。脳からの指令で卵巣から分泌され、月経や妊娠、出産を維持できるよう働きます。分泌量のピークは20代後半。閉経を迎える50才前後頃に減り、やがてごく少ない分泌量になり安定します。

 閉経近くに分泌量が減るのは、卵巣が役割を終えるためで、ごく自然なことですが、減り方が急激であると心身が変化についていけず、いろいろな不調を引き起こします。これが更年期症状です」

 ところが最近は、20~30代でも生活習慣の乱れやストレスにより、ホルモンの司令塔である脳がダメージを受けて女性ホルモンが充分に分泌されず、閉経前と同じ症状を呈することがあるという。

「“若年性更年期”などと呼ばれますが、決して更年期が低年齢化しているわけではなく、あくまで原因は生活習慣やストレスなど。また閉経前の本来の更年期症状も、ストレスにより悪化しやすくなります。

 平均寿命が延びる一方、ストレス要因も拡大している現代において、驚くことに平均閉経年齢(約50才)は大昔からほとんど変わらず、女性ホルモンの働きや盛衰の流れも不変なのです。不調に振り回されず、きちんと自分の体と向き合うことが大切です」(松村さん)

女性のほうが高リスク!将来「認知症」にかかりやすいNG習慣

女性のほうがかかりやすい病気の中に、認知症もあることを知っていましたか? 今や日本人の65歳以上の10人に1人はかかるとされ、これからますます増えていくことが懸念されている病気です。

決して珍しい病気ではない認知症ですが、まだ知られていない部分も多く、アルツハイマー型に関しては女性のほうが1.5倍~2倍ほど多いのです。ゆっくり進んでいく認知症は40歳代から積極的な予防対策をしたほうがよいのです。

20年以上も認知症の研究に携わってきた鳥取大学医学部教授の浦上克哉先生は、「認知症には予防と早期発見が欠かせません。日本においては認知症の遺伝性は1%以下で、適切な生活習慣や環境を整えることによって予防することができます」と話します。

それでは認知症を寄せ付けないためにどんなことに気を付ければよいのでしょうか。浦上先生に認知症になりやすい人の特徴を教えてもらいました。

■1:「毎日が日曜日」の人

運動もせず一日中、テレビを見ながらうたた寝をしているような変化に乏しい生活は要注意。

■2:肥満・メタボな人

白人を対象にした調査ですが、カロリー摂取量の最も高いグループは低いグループと比較して、アルツハイマー型の発症リスクが約1.5倍高いことが分かっています。

■3:お酒を飲みすぎる人

アルコールは量が多すぎると、脳の中の血液循環が悪くなってしまいます。

■4:喫煙している人

たばこが認知症予防になるという説もありましたが、現在ではたばこが発症リスクを5倍高めるという説のほうが有力になっています。

■5:生活習慣病のある人

フィンランドの調査では、高血圧や高コレステロール血症の人はアルツハイマー型の発症リスクが2倍にも。生活習慣病の中でも高血圧や糖尿病は危険因子です。

■6:脂っぽい食事が好きな人

日本の認知症患者の数は2000年には1980年の約3倍に増加していて、この背景には欧米化したライフスタイルが関係しています。オランダで行われた調査では、脂質や飽和脂肪酸、コレステロールを多量に摂ると発症リスクが高くなるという結果が報告されています。

思い当たる人、たくさんいたのではないでしょうか。

浦上先生は「現在は認知症の根本的治療薬が世界的な勢いで研究されています。近い将来には完成するに違いありません。それまでは早いうちからの予防につきると思います」と話します。認知症を防ぐのも、まずは毎日の生活習慣が大切ということですね。

うわっ、臭っ!「自分の口臭をチェックする方法」手首をなめて乾かす

ディープキスのような激しいキス、好きですか?

人の口臭には敏感でも、自分の口臭にはなかなか気づきません。キスをしたあとに、相手が自分の口臭や唾液(だえき)の味をどう感じているのか、想像してみたことはありますか? 自分で簡単にできるチェック方法を紹介しましょう。

市販の口臭チェッカーを使ったり、ビニール袋に息を吐いて、それを嗅(か)ぐという方法もあります。虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)の疑いがあれば、歯科医さんでチェックしてもらうのがいちばんですが、自分で今すぐできるチェックの方法はコチラ!

1 手首をペロッとなめます。
2 乾かすために、30秒から1分待ちます。
3 なめたところの臭いをかぎます。

「クサッ!」と自分でもビックリ! 虫歯がなくても、歯を磨いたあとでも、考えこんでしまうクサさ。「寝起きのキスやディープキスのとき、カレ(彼女)はこの味と臭いを体験していた???」と思わず悩んでしまいませんか?

 実はコレ、独ミュンスター大学病院のEhmke教授が『Apotheken Umschau』誌の読者に伝授してくれた方法。

あまりのクサさにショックを受けた著者が解決法を探して、試しにミントガムを一枚食べてみました。30秒くらいガムをかんだガムを捨てて、同じ実験をすると、驚くほど口臭が改善されています! 完璧とは言えませんが、許容範囲(汗)なので是非お試しを。

3位妊娠よりも…アレ!「生理が遅れた女子」が抱く不安1位は

生理が遅れると、ドキッとしますよね。「もしかして……、オメデタ!?」などと頭をよぎる女子もいるのではないでしょうか。ところが、じつは生理が遅れた時に気になるのは“妊娠”よりもアッチのようで……。健康美人の『私たちにしか分からない生理のことアンケート』をもとに、生理が遅れた時に女子がリアルに抱く不安に迫ります。

生理が遅れた時に不安になるのは“妊娠”よりアッチ

アンケートでは437名の女子に「生理が遅れた時、一番不安になることは?」と質問をぶつけていて、TOP3には以下の回答が並んでいました。

3位:妊娠・・・20% 2位:大事な予定と重なる・・・24% 1位:ストレス・・・27%

「妊娠」もTOP3には入ったものの、まさかの3位に。

それよりも、「大事な予定と重なるかもしれない……」という不安や、「もしかして、私ストレス抱えてる!?」というメンタルへの不安のほうが勝る結果となっています。

それだけ、キチンと避妊をして「妊娠は絶対にない!」と言い切れる自信を持つ女子も少なくないのかも。ある意味、頼もしい結果でもあります。


質問!「生理が遅れた時になにが不安?」

実際に、女性が“生理を遅れた時”に何を思うのか……、リアルな声を聞くべく取材を敢行してみました。

(1)ダイエットのしすぎを疑いました……

「生理がガタガタだった時に、“ダイエットのしすぎかな?”って不安になったことがあります。

けっこう食事制限とか、がんばっちゃっていたので、“カラダが悲鳴あげているのかも”ってダイエットを中断しました」(28歳・ウェブデザイナー)

過剰なダイエットがカラダに負担をかけるのは間違いない話。気合いを入れてダイエットしている女子ほど、「ヤバっ」と思うものかもしれません。

(2)不倫の彼との関係に不安でした……

「私は“妊娠”を真っ先に疑う。前の彼とは不倫だったので、“子どもできてても、産めない。どうしよう”って思った。

生理が遅れていることよりも、妊娠していたら彼とどうなっちゃうんだろうって悩んだんです。“産んでくれ”って言うタイプじゃなさそうだったし。

その後、遅れて来たので、結果的には問題なかったんですけど」(35歳・営業職)

“不倫”で生理が遅れた……というのは、かなり精神的に焦るシチュエーションだったのではないでしょうか。

女子にこんな不安がよぎることを考えても、やはり不倫はやめるべき関係であることが改めてわかりますよね。なんとも強烈なエピソードです。

以上、生理が遅れたときに女子が抱える“不安”についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

妊娠の可能性に不安を抱く女子は少数派だったものの、万が一もあるだけに、しっかりした避妊はマスト。

あなたは、どんな不安を抱えたことがありますか……?

鼻炎薬に「乳房が大きくなる」副作用!? →調べたらやはり夢の薬ではなかった…… 製薬会社「用法用量を守ってお使いください」

 花粉症の季節、人によっては鼻炎薬は必需品です。そんな鼻炎薬の「乳房が大きくなる」副作用に注目が集まっています。

 あるTwitterユーザーが「鼻炎薬を買ってきた私が二度見した副作用がこちら」として、「乳房が大きくなる」「女性化乳房」と記述された副作用欄を投稿したところ、ツイートは瞬く間に拡散。男性の乳房が大きくなることに感心を示すユーザーや、「バストアップのためあえて多めに服用してみよう!」といった冗談(?)めいたツイートも多数見受けられました。もちろんこうした症状が出た場合は「副作用」の可能性があるため、薬の添付文書にある通り、直ちに服用を中止して、医師に相談するのが正解です。

 しかしどの程度の頻度で「乳房が大きくなる」のかは気になるところ。そこで代表的な鼻炎薬であり、添付文書に同様の副作用の記述がある「アレジオン」を製造しているベーリンガーインゲルハイムジャパンに話を聞いてみました。

担当者によると発現頻度については「不明」というのが公式見解。というのも、「アレジオン」の臨床試験では同様の副作用は報告されておらず、市販後の自発報告でのみ確認されたためとのこと。同添付文書には発現率0.1%未満の副作用まで記述されており、逆に言うと「乳房が大きくなる」症状はそれ以下の発現率ということになります。

 一般的に「乳房が大きくなる」副作用はホルモンバランスに影響する成分によって発現することが知られており、鼻炎薬以外にも胃腸薬、利尿薬、育毛剤などでも確認されています。ベーリンガーインゲルハイムジャパンの担当者は「医薬品全般的に、『副作用』を感じられたら服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談していただきますようお願いしております。

用法・用量を守って、正しく使用するようにしてください」とあらめて注意を促していました。やはり鼻炎薬は鼻炎薬。夢の薬ではなかったようです。

ネット販売も…「排卵日検査薬」は妊娠期待より避妊目的の本末転倒

 何と言っても人と顔を合わせずに買えるというのが大きい。購入時に店員らと対面する必要がないネット販売がスタートしたことで、ある販売サイトでは売れ筋トップ10入りしたり、別のサイトでは一時入荷待ち状態にもなっている。

 武田薬品工業の『ハイテスターH』とロート製薬の『ドゥーテストLHa』という、女性が妊娠しやすいとされる排卵日の予測検査薬が、昨年末から発売されている。ともに規制緩和によりOTC医薬品(第1類医薬品)となり、ドラッグストアや一部ネット通販でも購入できるようになったが、これを懸念する声も出始めているという。

 そもそもこれらの検査薬は、どのようなものなのか。
 「排卵が起きる前にはLH(黄体形成ホルモン)が一気に分泌され、36時間以内に排卵が行われる。つまりこのLHが急激に出る日が分かれば、事前に排卵日が予測でき、妊娠しやすい日も分かるようになるのです。同薬はこのLHの濃度を尿から測定することで、急激な分泌の感知を可能にし、最も妊娠しやすい日が分かるという仕組みです」(医療ライター)

 しかし、ここで心配なことが出る。最も妊娠しやすい時期が分かるならば、逆に避妊できる時期も分かるわけだ。ということは…。
 「そうなんです。一部販売サイトは同薬を“学割対象”にしている通り、避妊時期の割り出しでの使用をにおわせている。妊娠したい学生がいるはずはありませんからね。つまりはナマ挿入の性交には便利ということですから、女子高生らの間に性病を蔓延させる危険性があるのです」(健康ライター)

 そのためOTC化に先立つ一昨年末、日本産婦人科医会は、「精度の点で『本検査が陰性だから妊娠しない』ということはないことに留意すべき」と警告していた。さらに両社もパッケージに、「避妊の目的では使用できません」としっかり記している。女性にとってこの検査薬は、利便性と危険性を同時に秘めている諸刃の剣とも言える。あくまで避妊の目的では使用できないことを知っておくべきだ。LHが少量であっても、妊娠の可能性を完全には否定できないからだ。

 「しかし、日本の女子高生の性病罹患率は、ただでさえ高い。日本性教育協会の2012年の調査によれば、約3000名の女子高生をサンプルに調査を行ったところ、自覚症状がなく、気が付かない無症候クラミジアの感染者が13.1%もいた。これに拍車をかける結果とならなければいいのですが」(同)

 一年中、セックスが可能な人間には大変にありがたい検査薬が出てきたことには違いない。幸か不幸か、科学は生殖器の操作にまで及んできている。本末転倒にならないように、しっかり理解して使用していただきたい。

1日3回はしたい!生理前の「イライラがスッと落ち着く」色彩呼吸法

生理が近くなると、意味もなくイライラ。つい彼にキツくあたって、ケンカになるなんてことも……。でも、それは女性ならば誰でも起こりうる生理前症候群(PMS)の症状の一つです。今回は、ユニ・チャームの『生理のお悩み相談室』を参考に、そんなイライラを救う“色彩呼吸法”について紹介します。

■色彩呼吸法って何?

色彩呼吸法を一言で説明すると、ピンク色や黄色など、自分が優しい気持ちになれる色をイメージしながら深呼吸をするというもの。色という“視覚からの刺激”は、脳に伝わり、ホルモン分泌の状態を変え、体の様々な器官に影響を与えるのだそう。実際に目にしていなくても、脳が記憶している“色”をしっかりイメージすることで、心身ともによい影響をもたらすのです。

さらに、深呼吸には全身の血液循環をよくして、老廃物を排出するよう促すデトックス効果があります。色による心理的効果と深呼吸の二つを組み合わせることで、心を穏やかに整えてくれるというのが色彩呼吸法なんです。

■色彩呼吸法のやり方

色彩呼吸法のやり方はいたって簡単です。心が落ち着く色を頭の中でイメージしながら、できれば目を閉じたままゆっくりと2~3回深呼吸します。色にはそれぞれ、共通して抱きやすいイメージがあり、以下のような心理効果が期待できるといわれています。イメージする色は、下記を参考に好きな色を想像してみましょう。

ピンク・・・アンチエイジング、幸福感アップ

イエロー・・・やる気アップ

ホワイト・・・気持ちのリセット

オレンジ・・・明るくあたたかな気持ち

グリーン・・・体の疲れを癒す

ブルー・・・クールダウン

できれば朝と昼、さらに寝る前の1日3回行うようにしてみましょう。

「緊張したときや心を落ち着かせたいときは深呼吸しましょう」と昔からいわれていますが、ただ深呼吸するよりも色をイメージするという行為を一つプラスするだけで、その効果がぐっと高まるかもしれませんよ。PMSだけではなくても、嫌なことが起きてイライラしたときは、トイレなどでこの色彩呼吸法をこっそり行ってみてはいかがでしょうか。心がスッと落ち着くかもしれません。

50歳女性は誰もが骨粗しょう症予備軍! 対策と予防法は

テレビCМでも話題になった、“気付かないうちの骨折”。その原因は骨粗しょう症です。一度骨折するとさらに折れやすくなり、寝たきりになることも。なんと全ての女性に関係が深いのです。そのサインや予防策、知っておきましょう!

◆痛みもなく骨折する原因は「骨粗しょう症」
「転んで手をついた時に手首の骨が折れていた」「ぎっくり腰の後、歩けるようになったのに、実は背中の骨が折れていた」…そんな“まさか”の骨折。骨粗しょう症が原因かもしれません。医師の鈴木先生に聞きました。

【50歳以上の女性は要注意】
「骨粗しょう症は、骨の密度・質が下がり、もろく折れやすくなった状況のこと。骨は成長と共に形成され、骨量は20代で最大に達します。ところが女性は閉経後、ホルモン低下が原因で急激に骨量が約20%減少します(男性は緩やかに10%減少するだけ)。若い頃に強い骨を形成できていた人は20%減っても大丈夫ですが…。女性は50歳を過ぎると骨粗しょう症になりやすいと言えます」と鈴木先生。

「やせている人は健康的な印象ですが、骨に関しては別。太めの人の骨は頑丈なケースが多く、やせ形の人は骨密度が低めです。たばこや酒、糖尿病は、骨の質が悪くなる原因になります。若いときにダイエットをした人、産後なかなか生理がこなかった人は、骨の心配をしていたほうがいいでしょう」

●取材協力
特定医療法人財団 博愛会
ウェルネス天神クリニック
生活習慣病センター ハイジア
センター長 鈴木静先生
(内分泌代謝専門医、糖尿病専門医、骨粗鬆学会認定医)

閉経後リスク上昇 20年で4倍「女性の痛風」が増えた理由

血液中の尿酸値が高い高尿酸血症(7㎎/dl以上)の状態が4~5年以上続くと、足などの関節が腫れて激痛が起こる。これが「痛風」だ。本来、女性には起こりにくい病気とされてきたが、近年は女性の発症が増えているという。山田記念病院・整形外科(東京都墨田区)の長谷川伸医師に聞いた。

■閉経以降に発症リスクが高まる

 痛風患者全体に対する女性患者の割合は、1992年の東京女子医大の調査によると約1.5%。ところが2013年の厚労省・国民生活基礎調査データでは、女性患者の割合は約6%(男性99万人、女性7万人)と約20年で4倍に増えている。

「以前は女性の痛風発作を診たことはありませんでしたが、ここ1年で50~60歳代の女性の痛風発作を2例経験しました。また、高齢女性(75歳以上)の尿酸値の高い人をよく見かけるようになりました」

 女性が痛風になりにくい理由に女性ホルモンのエストロゲンがある。体内の尿酸は、腎臓で尿中に排泄されるものもあれば、再吸収されるものもある。エストロゲンには腎臓での尿酸の再吸収を抑え、尿酸の尿中への排泄を促す。一方で、男性ホルモンのテストステロンは尿酸の再吸収を促進する。そのため女性の尿酸値の平均値は、男性(5.5㎎/dl)に比べて1.5㎎/dl低いという。

「ただし、『尿酸は悪者』という考えは間違いです。体内で抗酸化物質として機能している可能性があり、アルツハイマー病を防いでいるのではないかともいわれています。男性は女性に比べて筋肉量が多く、体内が酸性に傾きがちのため抗酸化物質である尿酸が多く存在すると考えられています」

 このため、女性の痛風発症リスクが高まるのは、エストロゲンの分泌が低下する閉経以降となる。

■「甘党・お酒好き」は要注意

 女性の痛風増加の原因は、加齢による閉経女性が増えていることもあるが、生活スタイルの変化の影響も大きいという。59歳の看護師のA子さんは大のお酒好き。種類問わず、毎日晩酌をしていた。体形は中肉中背で、ひどい肥満ではない。52歳の検診で高尿酸血症(7・3㎎/dl)を指摘されていたが、放置。7年後に痛風を発症した。

 これが典型的なケースだ。

「働く女性が増えることで、ストレスやアルコール摂取量の増加、食生活の乱れ(欧米化)などによって、女性の痛風が増えていると考えられます。とくに高齢女性は、水分摂取量の低下、むくみや高血圧治療の利尿薬の常用によって、脱水傾向になることが発症要因になります」

 尿酸のもとになるプリン体は、8割が体内(細胞代謝など)で作られ、2割が食事で体内に入る。

 食事での摂取は多くないが、スイーツ(ショ糖、果糖)やアルコールの取り過ぎはプリン体の有無にかかわらず尿酸値を上昇させる。肥満があってもインスリンの分泌が増えて、尿酸の排出を抑制するという。

「尿酸値を下げるには、野菜や海藻類、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を積極的に取ることです。乳製品に含まれる『カゼイン』が分解されると『アラニン』になり、尿酸の排泄を促進します。乳製品は低脂肪のものがより効果的です」

 夫婦は食生活や生活習慣が似る。痛風経験のある男性は、妻の発症にも注意しておこう。

生理についてアンケート。3大悩みに専門家がアドバイス

おなかが痛い、周期が乱れる、イライラする…。毎月の生理に悩んでいる人は少なくありません。20~50代は、妊娠・出産というホルモンの激変に加え、育児や仕事のストレスにもさらされ、生理のトラブルを抱えやすい時期でもあります。そこでESSEでアンケートを実施。ありがちな悩みについて、産婦人科医の吉野一枝さんにアドバイスをいただきました。

生理といえば…?

生理といえばやはり「憂うつ」。症状は違えどブルーな気持ちになるのは共通のよう

●アンケートに答えてくれた人

中心は30~40代でまさに女性ホルモンが急降下するお年頃。4分の1弱は出産未経験者

アンケートから見る生理の悩み

 10代から50代くらいにかけて毎月やってくる生理。ESSE世代ともなると、長年の慣れやあきらめもあって、生理時の頭痛や腹痛、生理前のイライラ、周期の乱れなどの不調を抱えているのにもかかわらず、ついつい放置してしまいがちです。これに対し、「体の発する声に耳を傾けて」と注意を促すのは、産婦人科医の吉野一枝さん。

「ESSE世代は、妊娠や出産というホルモンの激変期であると当時に、家事や育児、仕事などのストレスにもさらされトラブルを抱えやすい時期。また、30代半ばからはホルモンの働きが降下し始めるため、それまで問題のなかった人が不調に陥ることも少なくありません」

 つまり、私たちの感じる「最近の生理、今までとなんか違う?」には大いに理由あり。300人によるアンケートでも、ESSE世代の切実な悩みや不安があらためて浮き彫りになりました。

生理にまつわる3大悩みに専門家がアドバイス

 アンケートの集計結果によると、生理の3大悩みは「痛み」「PMS」「加齢による変化」。そこでESSE世代が抱える代表的な悩みについて、吉野さんにアドバイスをいただきました。

【痛み】

生理とは、1か月周期で子宮内膜がはがれ落ち、体外へ排出されること。このときに腹痛や頭痛などの症状が現れ、人によっては日常生活に支障をきたすこともあります

生理痛はありますか?

Yes:67% No:33%

生理になんらかの痛みが伴う人は67%。痛みには個人差が大きく、「初潮から今までまったくない」という人がいる一方で、「痛くて夜間救急で運ばれた」経験のある人や「生理痛がひどく動けなくて毎月会社を休んでいたら、クビになってしまった」という人も

38人/300人中

●悩み:とにかく重くて毎月つらい。根本的な解決策ってあるのでしょうか?

生理=恐怖でしかありません。初潮から毎月、立っていられないほどの痛み。母親には「そんなものよ」と言われてしまい…。我慢し続けるしかないのでしょうか

答え:痛みの原因は隠れた病気かも。一度婦人科を受診してみて

日常生活に支障が出るほどの激しい痛みは、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因かもしれません。婦人科を受診し、医師に相談してみましょう。病気がない場合は、無理に我慢せずに鎮痛剤を飲むか、ピルの服用をおすすめします。現在では、低用量ピルやさらにエストロゲン量の低い超低用量ピルなど3種類の保険適用薬があり、月経痛の治療が可能です

14人/300人中

●悩み:鎮痛剤が効かなくて…。なにか原因があるの?

毎月鎮痛剤が手放せず、痛みだして飲んでから薬が効くまではまったく動けません。きれたら怖いので多めに飲んでしまいます。そのせいか近頃効かなくなってきたようで不安です

●痛みが痛みを増幅させるので鎮痛剤は痛みだす前に

鎮痛剤の飲み方を間違えています。毎月の生理で痛みがひどくなるのがわかっている場合、痛みを感じる前に飲み始めましょう。痛みは痛みを呼ぶので、激しい痛みになってからの服用では効果は期待できません。ただ、鎮痛剤だけに頼るのではなく、生活習慣を改善したり、衣服や食事で体を温めたり、暮らしを見直すことも大切。とくに喫煙はNGですよ

【PMS(月経前症候群)】

PMSというのは、生理前に現れる腹痛、頭痛、倦怠感、過食やイライラなどの症状のことでいまだ原因不明。複数の症状が出現することが多いのも特徴です

生理前に不調を感じることはありますか?

Yes:60% No:40%

60%の人が生理前にもなんらかの不快な症状で悩んでいるという結果に。「生理中よりもPMSの方がつらい」という声も少なくありません。出産の前後で症状が変わることは多くの人が経験ずみで「産後、生理痛は軽くなりPMSが重くなった」という声が圧倒的

120人/300人中

●悩み:出産後、生理前になると頭痛がするように。これってPMS?

いつも偏頭痛がしばらく続き、そのあとに生理がきます。これがPMSなのでしょうか?出産前はこんなことなかったけど、出産との関係はあるの?

答え:日常生活がストレスフルだと弱っている生理前に症状が出現

PMSの可能性が高いと思います。体が弱くなりやすい生理前に、普段のストレスが症状となって現れてきてしまうのです。産後、PMSに悩んでいる人が多いのは、出産をきっかけに家庭に入り、無意識に社会から切り離されたような気分になっているところに、育児ストレスが重なったという可能性も。ひどいようなら、鎮痛剤やピルの服用も考えてみましょう

45人/300人中

●悩み:PMSでイライラしてしまう…。家族にあたってしまうのがつらいです

生理前になると、イライラしていつも家族とぶつかってしまいます。でもおさまると、そんな自分に嫌気がさして落ちこむのです。どうしたらいいですか?

答え:生理現象のひとつととらえなるべくゆっくり休むこと

生理現象のひとつととらえ、家族の理解を求めることが大切。穏やかな性格なのに花ビンを投げつけたとか、突然包丁を振り回したという極端なケースもありますが、多くはゆったり受け止めることでしのげます。PMSは体が発する「休め」のサイン。この時期には大事な約束や計画を入れるのは避け、なるべくゆっくり休憩をとりながら過ごすようにしましょう

加齢による変化にまつわるトラブル

 20~30代までは安定していた女性ホルモンの量が、40歳頃から急激に減少し始めます。それを受けて加齢とともにさまざまなトラブルが出現します

最近、生理がなにか違う…

20代 Yes:62% No:38%

30代 Yes:67% No:33%

40代 Yes:65% No:35%

「それまでと比べて生理がなにか違う」と感じる、または感じた人の割合は、20代までは少数派なのに30代以降は7割近い人がYES。その中身は「生理不順」「出血量が増えた/減った」「期間にバラつきが」など。更年期を心配したり「このまま閉経?」と案ずる声もちらほら

70人/300人中

●悩み:30代後半くらいからこれまで順調だった生理にトラブルが続出!

毎月順調だった生理が突然こなくなり、数か月後にきたと思ったらそれからあとはずっと不順です。量も以前と比べてすごく少なくなりどうなっちゃうんだろうと不安です

答え:ホルモンバランスの崩れが原因。つらければホルモン薬を使うことも

40歳前後の人の月経不順や不正出血の原因の多くは、加齢によるホルモンバランスの乱れ。40代以降閉経に向けてさらに不快な症状が出てきたりしますが、それもホルモンの働きの低下によることが多いです。貧血を起こすほど出血量が増えてしまったり、症状がつらくてたまらないなら、ホルモン薬を使うこともできます。受診して医師に相談してみましょう

75人/300人中

●悩み:おりものが増えてきて。普通、だんだん減るって聞いたのに…

年齢とともに減ると聞いていたおりものが、増えてきたような気がして心配です。いつも清潔にしているつもりなのに…。なにか原因があるのでしょうか?

答え:これまでの洗い方が間違っていたのかも

確かに年齢とともに減っていくのが普通です。増加している場合、洗いすぎている可能性大。正常な膣の中には、デーデルライン桿菌という常在菌がいて、細菌や微生物の侵入を抑えています。ところが、石けんで膣周りを洗ったり、ビデで膣の中まで洗浄したりすると、この常在菌を殺してしまい膣の自浄作用が低下。膣炎になることも。ぬるま湯で優しく洗うようにしましょう

●答えてくれた人 【吉野一枝さん】
医師。会社員やフリーターを経て、30代で医学部に入学。2003年によしの女性診療所を開設。女性の健康づくりをサポートしている

20代女性「梅毒」急増に医師が懸念 そのリスクとは?

過去の病気と思われていた梅毒が急増中だ。2012年と比べ16年の感染者数は約5倍とすさまじく、主に若い女性の罹患が増えているという。 梅毒の2012年までの20年間の感染者数は、年千人未満にとどまっていた。そのころの主な感染経路は男性の同性間の性的接触によるもので、感染経路が似たHIV(エイズウイルス)の合併例も多かった。

 それが13年以降、感染者数が急上昇し、16年の1年間で4518人(速報値)と、42年ぶりに4千人を超えた。急増分の多くは、若い女性の異性との性的接触によるものであり、女性の感染者の半数以上は20歳代だ。東京慈恵会医科大学病院皮膚科の石地尚興医師は、 「男性の同性間から、なぜ異性間に広まったのかは不明ですが、対象者が圧倒的に多い異性間の性的接触への拡大が感染者の急増につながったのでしょう」

 とみている。

 梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌が原因の感染症だ。主に、性的接触に代表される濃密な接触により、トレポネーマが粘膜や傷ついた皮膚などから体内に侵入する。肛門性交やオーラルセックスでも感染し、病変部が口にあればキスでもうつる可能性がある。 感染しても3週間ほどは症状が出ないが、その後、性器や肛門、唇など、トレポネーマが侵入した箇所で増殖して病変が生じる。

 最初(第1期)にできるのは小豆程度の大きさの赤いしこり。放っておくと、崩れてただれたようになる。さらにトレポネーマがリンパ管を通って移動し、太ももの付け根などのリンパ節が腫れたりする。ただし、ほとんど痛みはない。感染後3カ月ほどすると、トレポネーマは全身に回り、皮膚や粘膜に発疹ができる(第2期)。全身のリンパ節が腫れることもある。手のひらや足裏の発疹は梅毒に特徴的な皮膚症状である。

「1期でも2期でも、何もしなくても症状は消えてしまいます。はじめから症状の出ない無症候性梅毒もあります。感染に気づかない人が増えると、そこから感染が広がっていく可能性が出てきます」(石地医師)第3~4期となると病変が皮下や、さらには脳や神経にまで及ぶが、近年ではここまで進行する例はほとんどみられない。東京都在住の会社員・川口幸三さん(仮名・43歳)は口と手のひらの発疹が気になり、15年7月、皮膚科クリニックの紹介で石地医師のもとを訪れた。

 診察した石地医師は発疹の出方などから梅毒を疑い、皮膚の生検や血液検査などをおこなった。梅毒の血液検査は、トレポネーマの侵入によって血液中にできた物質の量(抗体価)を測る方法などを組み合わせて判定する。 川口さんには、梅毒第2期の目安となる肛門の扁平コンジローマ(発疹)が確認された。

 梅毒にペニシリン製剤(抗生物質)の筋肉注射が認められていない日本では、同製剤の内服が標準治療である。1日3回の服用を、1期なら2~4週間、2期なら4~8週間続ける。 「この治療で梅毒は治るのですが、症状が消えてしまうこともあり、決められた期間の内服を続けられない患者さんも少なくありません」(同)服用開始後、定期的に採血して抗体価を調べ、服薬終了後も基準値以下に低下していれば治癒とされる。

 川口さんは8週間の予定で服用を始め、最初の1カ月は順調に抗体価が低下。これに安心しすぎたのか、受診が半年間途絶え、その後に受けた検査では抗体価が上昇していた。石地医師はこの間に再感染したものと推測した。その後も不規則な受診が続き、治癒の確認までに合計3回治療し、1年ほどかかった。

 そして、最近急増している若い女性患者には、妊娠・出産時に別のリスクもあるという。石地医師は、 「トレポネーマをもったまま妊娠・出産となると、胎盤を経て胎児に感染し、流産や死産、赤ちゃんの先天性梅毒のリスクが高くなります。先天性梅毒の治療はまだ難しいのが現状です」 と警告し、早めの検査や治療を呼びかけている。


「性感染症」性器でなく咽に症状も 気を付けたい咽頭感染とは?

 過去の病気と思われていた梅毒が急増中だ。2012年と比べ16年の感染者数は約5倍とすさまじく、主に若い女性の罹患が増えているという。梅毒などの性感染症は通常、泌尿器科や婦人科、皮膚科などで診ることになるが、近年、耳鼻咽喉科でも診断されるケースがみられるようになってきた。

 オーラルセックスが風俗店だけでなく、一般的な性交渉でもおこなわれるようになり、口の中やのどからうつること(口腔感染・咽頭感染)が珍しくなくなったことも一因である。

 東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科の余田敬子医師は、

「当科でのどの梅毒と診断された患者さんの80%以上が、性器や皮膚には病変がなく、口やのどの症状から、最初に耳鼻咽喉科や内科を受診していました」  と、口やのどの病変を見逃さないことの重要性を訴える。とくにオーラルセックスをしなくても、性器から全身に回った原因菌によって、口やのどに症状が出る場合もある。

 梅毒はとくに、通常はピンクに見える口の奥(のどの入り口)が白っぽく見える、という明らかな特徴がある。ただ、梅毒患者が戦後から急激に減ったことで、梅毒の特徴をきちんと理解して診断できる医師も減っているのが現状である。余田医師が診察した販売員の女性(22歳)も、微熱や全身の発疹、のどの痛みを訴えて受診したが、なかなか診断がつかなかった。クリニック3施設と東京女子医科大学東医療センターの他科、合計4カ所の受診を経て、1カ月かかってようやく余田医師から「梅毒第2期」の診断を受けた。

 女性は交際相手である男性からの感染しか思い当たる節がなかったが、男性が受診することはなかったという。この女性はペニシリン製剤の内服を8週間続け、順調に治癒した。 梅毒だけでなく、尿道炎を起こす淋菌やクラミジアによる感染症も、のどから見つかることがある。埼玉県在住の会社員・木谷雄介さん(仮名・35歳)は半年の間に3回、重い扁桃炎を繰り返していた。通っていたクリニックの紹介で、扁桃を摘出する手術を受けるため15年12月に余田医師のもとを訪れた。

 その結果、扁桃炎を繰り返していたのどから淋菌が検出された。淋菌は世界的に耐性化が進み、日本の診療ガイドライン上、使える抗菌薬は1種類だけである。木谷さんは幸運にもこの抗菌薬が効いた。治療後、半年ほど経っても扁桃炎を再発することはなかったため、扁桃の手術をすることなく治療を終えた。

 治療後の聞き取りにより、木谷さんは会社の接待で風俗店を利用していたことが判明。余田医師は、 「一般的な抗菌薬を使っても治らず再発を繰り返し、淋菌に対する抗菌薬で治まったということで、淋菌感染による扁桃炎ではなかったか、と思われます」

 と振り返る。

 木谷さんには強いのどの症状があったが、淋菌・クラミジア感染症は、症状が出ないことが多い。それでも感染源にはなるため、気づかないうちにうつしてしまいがちであり、性感染症のなかでも感染者数がとび抜けて多い。女性はとくに症状が出にくく、卵管の炎症などから不妊の原因になることが知られている。

 余田医師は言う。

「咽頭感染は、のどの粘膜をさっとこする、うがいをした液を調べる、という簡単な検査でわかります。のどが白っぽい、のどの痛みを繰り返すといった症状があればもちろん、無症状でも感染のリスクを伴う性交渉に心あたりのある場合は、恥ずかしいかもしれませんが、まず検査です」

30代で更年期症状? これってプチ更年期?

■30代から更年期障害? 若年性更年期障害ってあるの?
「なんだか最近、なんとなく顔がほてったり、疲れやすくなったりするんですけれど、これって……もしかして更年期ですか?」といった質問を、30代の女性からいただくことがあります。

更年期障害は、卵巣機能が働かなくなって起こる障害のこと。ですので、どんなに似たような症状があっても、検査して卵巣機能が働いていれば医学的には更年期ではないのです。

でも、最近こういった、いわゆる「プチ更年期」といった症状に悩んでいるという話をよく耳にします。それでは、この「更年期のような症状」というのはどうして起こるのでしょうか? ここではその原因をご説明します。

■そもそも更年期障害とは
「更年期障害」というのは、50歳くらいになって、卵巣の機能が衰えることによって、体の中の卵胞ホルモン(エストロゲン)が減ることによって起こります。

そもそも女性の体の中には「卵胞ホルモン(エストロゲン)」「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という女性ホルモンがあって、妊娠・出産・月経周期をコントロールしています。そして、この「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量と時期をコントロールしているのが脳下垂体や視床下部と呼ばれる脳の中の一部なのです。

閉経が近づくと卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)の量が減りますが、体はけなげに、この変化に何とかついてゆこうと頑張ります。つまり、脳は「エストロゲンを出しなさい」という指令を出しつづけようとするのです。ところが、そもそもの卵巣の機能が衰えているので、頑張ってもエストロゲンは増えません。

すると、この過程で体が混乱してしまいます(特に女性ホルモンの脳の司令塔(視床下部)は自律神経のコントロールにも関わっているので、いわゆる「自律神経失調状態」の症状が強く出るといわれています)。このとき表れる症状が一般に「更年期障害」と呼ばれているものです。主なものとしては、イライラ、めまい、ほてり、のぼせ、動悸、息切れ、汗をかきやすい、不眠、情緒不安定などです。

■30代で更年期になることも……早発閉経による更年期障害
女性が閉経するのは、平均で51歳くらいです。本来の意味での「更年期障害」は、40代後半から始まることが多いのはそのためです。

もしも30代で卵巣の機能がなくなってしまう本当の「更年期障害」になったとすれば、これは「早発閉経」ということになります(ちなみに日本産科婦人科学会では43歳未満の女性が閉経してしまうことを早発閉経と定義しています)。

早発閉経ということは、つまりわかりやすく大雑把にいえば「卵巣の機能が死んでしまうこと」を意味します。遺伝や病気によって起こると言われてきましたが、最近では無理なダイエット、過度のストレス、疲労などとの関係も取りざたされています。基本的に生殖機能は最低限生きてゆくのには必要ないので、体が本当に危機的な状態になると切り捨てられてしまうのです。怖い話ですよね。

早発閉経かどうかは血液検査で調べることができます。もし本当に早発閉経なら、足りないホルモンを補充したりする治療になります。しかし(実際に早発閉経自体も増えていると言われていますが)、現在多くの女性の身体に起こっているのはこの早発閉経ではなく、卵巣機能には問題がないのにちょっとした更年期症状だけが出現する状態です。正式な病名ではありませんが、これを「プチ更年期」と呼ぶことが増えているようです。

■プチ更年期とは? 症状が起こる原因は?
最近マスコミで「若年性更年期障害」という言葉が使われていることがありますが、これはどうも、20~30代で更年期症状のような具合の悪さが出てしまうことを総称して呼んでいるようです。

しかし上でもお話しした通り、本当の意味での「若年性更年期障害」=「早発閉経で卵巣機能がなくなってしまうこと」の人はそれほど多くはありません。

では、プチ更年期の症状はなぜ起きるのでしょうか。

ここで、更年期はどうして起こったか考えてみてください。更年期は「出なくなった女性ホルモンを無理に出させようとして体が混乱することによって」起こります。

つまり、更年期でなくても、過度のストレス、ダイエット、疲労、激しい運動、不規則な生活、タバコ(血管を収縮させるので体にストレスになります)によって月経不順になり、ホルモンのバランスが崩れると、体が混乱してしまって更年期に似た症状が起こるということなのです。しかも、女性ホルモンの指令中枢がある脳下垂体や視床下部は、外部からの刺激を受けやすい繊細な場所なので、ちょっとしたストレスですぐに影響を受けてしまうのです。

■プチ更年期予防と対策4か条
血液検査を受けて異常がなく、本当の意味での更年期障害ではないことがわかったら、生活習慣を見直したりして、体の状態を整えてあげることが重要です。以下に、プチ更年期障害の予防にも対策にも大事な4か条を挙げます。

●1.規則正しい生活
しつこいようですが、これが一番重要です。完璧を目指すのは難しいと思いますが、できるだけ決まった時間に寝て起きる、食事をとるように心がけましょう!

●2.食事
バランスの良い食事をとってください。あとは、ビタミンEは血流を改善したり、女性ホルモンの分泌を整える作用があるといわれているのでオススメ。ナッツ類や鯖などの青いお魚に多く含まれています。サプリもいいですが、過剰症もあるといわれているので量は守ってくださいね。

●3.ストレス解消
自分なりにリラックスする方法を見つけましょう。お風呂で半身浴、アロマテラピー、友達とのおしゃべり、体を動かすスポーツ(でもやりすぎは禁物)、ストレッチなど、何でもいいと思います。

●4.運動
血流が良くなりますし、ストレス解消にもなりますので、週2~3回の運動がオススメ。特にデスクワークの方は是非体を動かすようにしてみてください。ウォーキング、水泳、お散歩でもいいと思います。リフレッシュしてくださいね。

おりものの量・色・臭いなどの異変は病気? 8つの症状から疑う病気

おりものがいつもの状態と違う時。それは、体の異常のサインかもしれません。どんな時にどんな病気が考えられるのか、まとめました。

普段からおりものの状態をチェックして

女性にとっておりものは、健康状態をチェックするバロメーター。ただし、月経前や月経後でも変化するので、少しぐらいの変化で深刻に考える必要はありません。おりものは、子宮や膣からの分泌物や、そこからはがれ落ちた古い細胞などが混ざったもの。おりものがあることで、外からの細菌やカンジダ真菌などの増殖を防いでいます。

通常のおりものは、透明か少し白っぽい色をしていて、多少粘度があります。月経前になると、においが強くなったり、量が増える場合もあります。体が疲れている時や、免疫力が弱っている時も、おりものに変化が出やすい時。トイレにいった時に、トイレットペーパーについたおりものや、下着の状態をチェックする習慣をつけておきましょう。「いつもと違う状態」になった時、すぐ気付くことができます。

少しでも変化が気になったら婦人科へ

トイレに行った時や、下着についたおりもので異変を感じた時は、量や色、臭いなどから下記のような病気の可能性が考えられます。

<量>
◯量が多い
色やにおいに異常がなく、外陰部のかゆみもない場合は子宮膣部びらんの可能性が。ただ、大人の女性ならほとんどの人に見られるものなので心配はいりません。量が多すぎる場合など、気になることがあれば婦人科へ。

◯水っぽい状態で量が多い
胃腸が弱っているかもしれません。クラミジア頚管炎の可能性もあります。悪化すると不妊の原因となる場合もあるので注意が必要です。

◯白っぽくて量が多い
白っぽくて量が多いとともに、発熱や下腹部痛がある場合は、子宮内膜炎や卵管炎の可能性が考えられます。

<色>
◯白いおりもの
単に白っぽい色や乳白色のおりものは、問題ありません。酒粕やヨーグルト、カッテージチーズのような白くボロボロとした状態のおりもの時は、カンジダ膣炎や子宮頸管炎などの可能性が考えられます。カンジダ膣炎の場合は、膣内部や外陰部にかゆみをともなうことがあります。

◯ピンク色のおりもの
不正出血の疑いがあります。子宮がん、クラミジア頸管炎、子宮頸管ポリープなどの可能性があります。

<におい>
◯腐ったよう強いにおい
腐ったような悪臭と、外陰部のかゆみ、黄白色や黄色、緑色のおりものの場合は、トリコモナス膣炎、細菌性膣炎、淋菌感染症などが考えられます。

◯スルメのような臭い
おりものが均一な灰白色で、スルメのような臭いがする場合は、細菌性膣症の疑いがあります。

◯腐敗臭がする
腐ったような臭いがする時は、タンポンやコンドームなどを出し忘れ、膣の中で腐り、強い悪臭を放っている場合があります。

おりものは、生理周期によっても変化しますが、異常は性感染症の可能性もあり、放置すると進行して不妊などにつながることもあります。「いつもと違うな?」と思ったら、すぐに婦人科で相談しましょう。


生理前や生理中の不眠に悩んでいる女性は必見!不眠の原因と対処法

生理前や生理中の不眠の原因

まず、ベッドに入ってからの寝つきは、その時の体温に大きく関係していると言われています。1日を通じて人間の体温は、早朝4時頃が一番低く、それから徐々に上昇し、お昼から午後2時頃にピークを迎え、夜に向かって下がり始めるそうです。つまり、体温を下げることで体は眠る準備をするのですが、昼間と同じように体温が高いままベッドに入ると、なかなか寝付けなくなってしまうのです。

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、生理中はエストロゲン多く分泌されています。エストロゲンは、体温を上昇させ、覚醒を促す性質があり、その影響によって、体温が夜になっても下がらず寝付けなかったり、睡眠が浅くなり、何度も途中で目を覚ましてしまう原因になるのだそうです。

生理前や生理中の不眠の対処法とは

対処法としては、女性ホルモンのバランスを整えるされているビタミンB群、その中でも特にビタミンB6を多く採ることが効果的です。ビタミンB6は睡眠時に働く副交感神経の働きを活性化させ、リラックス効果があるそうです。大豆やバナナ、豚肉などに多く含まれています。また、就寝の30分位前にお風呂に入るのも効果的。一時的に体温を上昇させてベッドに入ることで、就寝後の体温との温度差が生まれ入眠しやすくなるのだそうです。

しかし、熱すぎるお風呂に入ると交感神経の活動が活発になってしまい、脳を興奮させかえって眠れなくなってしまうので注意が必要です。40度程度のぬるめのお湯に15分から20分程度浸かるのがおすすめです。

スマホの普及が原因!? 現代女性の「プチ不調」ランキングで頭痛・偏頭痛が1位に

風邪などで、体調を崩しやすい今の季節。オリコン・コミュニケーションズが「病院に行くほどではないが、何となく体や部位が辛いなど不快を感じる“プチ不調”である」と感じた20~30代女性600人に調査を行ったところ、その症状のほとんどが肩から上の部位に起こっていることが分かった。

「あなたがプチ不調をよく感じる箇所はどこですか」という質問には、1位が「肩」(59.3%)、2位が「頭」(57.0%)、3位が「目」(49.7%)とトップ3が肩から上の部位に集中した。

また「プチ不調を感じる症状は何ですか」という問いに、1位「頭痛・偏頭痛」(43.2%)、2位「肩こり」(36.2%)、続いて「疲れやすさ」(32.2%)、「目の疲れ」(25.5%)と、多くの人が頭や目、肩の症状に悩みを抱えていることが分かる。

こうしたプチ不調の原因として、多くの人が「運動不足」(51.5%)、「睡眠不足」(51.0%)、「不規則な食生活」(29.3%)という生活習慣の乱れを自覚。悪しき習慣と分かっていても、なかなか改善出来ない人が多いようだ。

一方で、自覚の少ないこんな原因を指摘する専門家もいる。現代人のストレスについて研究している杏林大学医学部精神神経科・古賀良彦氏は「プチ不調の原因の1つとして、パソコンやスマートフォンなどのITツールの普及による目の酷使が考えられます」という。

実際にプチ不調を感じる箇所や症状にも目の不調を感じている人が多いほか、同氏は「プチ不調の原因として半数以上の方が挙げている睡眠不足にも目の疲れが関係しているのでは」と警鐘を鳴らす。

ITツールによる目の酷使は、ディスプレイから出る光“ブルーライト”が深く関係している。ブルーライトは人間の目で識別出来る波長のうち、最もエネルギーの強い光で、目に進入すると、網膜まで到達。結果、網膜の機能低下を引き起こすと言われている。

LEDを利用したディスプレイの登場により、青色成分が含まれる割合の高い光源が増加し、専門家からも目に与える影響が懸念されているという。

こうした状況を受け、アイウェアショップ「JINS」を運営するジェイアイエヌでは、ブルーライトをカットする特殊レンズを搭載したアイウェア「JINS PC」(3990円)を昨年10月に販売。オフィスで働くビジネスマンやOLを中心に人気を集めている。

「JINS PC」は、モニターやディスプレイから発せられるブルーライトを約50%カット。網膜に悪影響を及ぼすブルーライトを抑えつつ、目が識別しやすい色を際立たせた、自然な見え方が特徴だ。実証実験においても、同品装用者に目の疲れの軽減傾向が確認された。

夕方になるとディスプレイが見にくくなる、ピントが合わないなどの目の悩みを抱えている人はもちろん、現在偏頭痛や肩こりなどのプチ不調を感じている人も、実は目の酷使が原因かも。アイウェアで目を保護するほか、通勤時間や夜、休日はディスプレイから離れるなどして目を休め、プチ不調から脱出してもらいたい。

生理痛なのに「這ってでもこい」と言われ、救急車騒ぎ…「生理休暇」を取るには?

「生理痛くらいで休まれたら困る」。子育て情報サイト「ママスタ」の掲示板にそんな相談がありました。(実際に寄せられた投稿「生理痛くらいで休まれたら困る」はこちら→http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2721241 )。

投稿した女性は「生理痛くらいで休まれたら困る。って職場のお局様に言われました。生理なんて病気じゃないんだしって。すみませんって平謝りしたけど、今日1日まともに口聞いてくれませんでした」と打ち明けています。

もちろん、サボったわけではありません。「痛み止め飲んでも効かないくらい腹痛と吐き気が酷くて、立っていられないくらいだったんだけど、それでもお局には関係ないみたいです」といいます。

レスには、様々なコメントがつきました。中には、「私は会社に月経困難症の診断書提出してあるよ」という方も。「それでも『這ってでもこい』と言われて、職場で倒れて救急車騒ぎになってからは誰も何も言わなくなった。本当に酷いっていうのをわかってもらう努力も必要だと思う」。

生理の重さは個人差も大きいですが、深刻な方々は、どうすればいいのでしょうか。「診断書」を出す必要があるのでしょうか。女性の労働問題に詳しい谷口真理弁護士に聞きました。

●谷口弁護士の解説ポイント

・生理休暇は法律で認められている

・申請するだけでOK

・診断書の提出は義務ではないが、会社によっては必要なことも

●生理休暇の取得で、診断書を提出する義務はない

「生理痛くらいで休まれたら困る」と言われたようですが、法律上は認められません。

生理痛により仕事をするのが難しい場合「生理休暇」を取得することが、法律で認められています。労働基準法68条は、「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」と定めています。

取得できるのは、女性労働者。つまり正社員にかぎらず、契約社員、パート、アルバイトでも取得は可能です。また、取得日数にも制限はありません。

会社によっては、診断書の提出が必要なケースも想定されますが、生理休暇取得にあたって、診断書等を提出する法律上の義務はありません。原則としては、生理休暇を取得したいときは、そのことを会社に申請さえすればいいわけです。

ただ、残念ながら、法律上、生理休暇が有給であることまでは保障されていません。これを有給とするか無給とするかは、会社の自由です。そのため、会社が有給の生理休暇制度を設けていない場合は、急病等の場合と同様に、事後申請により有給扱いを受け、仕事を休む方も少なくありません。

【取材協力弁護士】 谷口 真理(たにぐち まり)
第二東京弁護士会所属。一橋大学卒業後、司法試験に合格。
一般民事案件を中心に企業法務案件にも携わり、東京都千代田区内の2ヶ所の法律事務所での勤務を経て、桜花法律事務所を開設。著書「新・労働事件法律相談ガイドブック」(第二東京弁護士会・共著)
事務所名:桜花法律事務所 URL:http://www.oukalaw.jp/02_about/index.html

憂鬱とこれでさようなら!生理前の便秘の原因と解消法を教えます

生理前はどうして便秘になるの?

生理前の便秘には、女性ホルモンが関係しているそうです。生理には、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが関わっているのですが、このうち便秘に関わっているとされるのがプロゲステロンです。生理前は子宮の収縮を抑えて、水分を身体に溜め込むように働くプロゲステロンの分泌が盛んになります。また、腸管の動きも抑えられるために、便秘がちになってしまうのだそうです。

生理前の便秘は予防ができる!

女性ホルモンに深くかかわって起こる便秘。ある程度は日頃の生活の中で予防ができるそうです。

【水分補給と食生活の工夫】
水分補給と規則正しい食生活は便秘解消のためには欠かせませんが、特に朝食はとても大事です。起きた直後は、リラックスの神経とも呼ばれる副交感神経が働いています。便意をもよおすためにこの時間帯の食事は適しています。自然な排便のリズムを生活の中でつくるように心がけましょう。食事の内容を見直し、バランスの良い食生活を心掛けるのも大切です。

【適度な運動】
排便がスムーズにいかない要因として、腹筋の弱さが関係しています。女性は腹筋が弱い人が多いため、まず腹筋を鍛えるように心がけましょう。軽い運動によって代謝を活性化させると、内臓の動きがスムーズになり、より排便しやすくなります。また、睡眠不足は身体の働きを停滞させてしまうので、規則正しい生活と休養も大切です。

【必要に応じて薬でサポート】
生活に気を使ってもなかなか改善がみられない、つらいという場合は、薬の活用も方法の一つです。便秘薬には漢方薬や西洋薬、さらにその中にも腸の働きを促すものと、便をやわらかくする働きのものがあります。薬剤師や医師に相談しながら自分に合うものを探しましょう。ただし、多量の常用は避けるようにしましょう。薬の作用に腸が慣れてしまい、効果が薄れてしまう恐れがあるそうです。

若い女性も骨粗しょう症には要注意-過度なダイエットや遺伝が要因に?

運動不足や女性ホルモンなどに左右され、遺伝も関係する 高齢の女性に多い病気と思われがちな骨粗しょう症。遺伝の要素もあるため、若いうちから注意が必要な人も

骨がもろくなり、骨折しやすくなる骨粗しょう症

骨を作っているカルシウムやコラーゲンが減少して骨がもろくなる病気が「骨粗しょう症」です。特に、背骨や大腿骨頸部などに骨折を起こしやすくなります。骨粗しょう症の原因は、骨量が減ることです。骨は、たんぱく質のコラーゲン繊維でできた「鉄筋」の周りに「コンクリート」に当たる、リン酸カルシウムが沈着しています。骨量は思春期に急増してピークを迎え、その後も絶えず古い骨が新しい骨に入れ替わりながら現状の骨量をキープしています(リモデリング)。これは破骨細胞が、骨基質のコラーゲンやリン酸カルシウムを分解すると、そこに骨芽細胞が新しい骨を形成するためです。

女性は閉経後に骨量が急激に減るので注意して

成人期は、破骨細胞の骨吸収と骨芽細胞の骨形成のバランスが保たれていますが、女性は閉経後、女性ホルモンの減少によってにこのバランスが崩れてしまい骨量が急激に低下します。新しい骨を作る骨芽細胞の働きが追いつかず、骨がもろくなってしまうのです。特に背骨は、もろくなると体重や少しの刺激で圧迫骨折を起こしつぶれてしまうことがあります。こういった圧迫骨折は腰痛などの原因になることもありますが、痛みを感じないことも多いのです。身長が縮んだり背中が丸くなったりして気づくケースもあります。高齢の場合は転んで大腿骨頸部に骨折を起こすと寝たきりになってしまう場合もあります。

骨密度を増やすため、若いうちからやっておきたいこと

将来、骨粗しょう症にならないために今できることは何でしょうか。まず、成長期は骨を作る大切な時期ですから無理なダイエットは禁物です。そして、骨粗しょう症は骨折を起こさなければ痛みがないことも多いため、年代に関わらず定期的に骨密度の測定をして現状を把握しておきましょう。骨粗しょう症の人が家族にいる場合は、遺伝的に骨粗しょう症を起こしやすいといわれているため、特に注意が必要です。日頃から、食事でカルシウムを積極的に摂ったり、体内のビタミンDを作るため太陽の光を1日30分~1時間程度浴びるなど、骨を強くする生活を心がけましょう。

また、無重力の宇宙で過ごすと骨量が低下することから、骨量を増やすためには骨に負荷をかけることも重要とされています。骨の健康のためにもウォーキングや階段昇降など、毎日無理なくできる運動を積極的に生活の中に取り入れましょう。

ツライ女の子の日。PMSの原因とオススメケアをご紹介します!

PMSって?原因を知って効果的なケアをしよう

毎月訪れる「女の子の日」。
近づいてくるにつれて気持ちがもやもやしたり、集中力が低下したりしたことはありませんか?
精神的にも肉体的にも不調が起こりやすくなる、実はそれがPMSかもしれません。

【PMSとは】
PMSとは「月経前症候群」のことを指します。
月経の始まる1週間前、早い方は2週間前からさまざまな不快症状を感じ始めるのだそう。
そして、いざ月経が始まると、症状が落ち着くというのが特徴だと言われています。

また「PMS」と「生理痛」は、混同されがち。
ですが、月経が始まってから感じる痛みなどの症状が生理痛なので、そこがPMSとは異なります。

【PMSの症状】
具体的には、次の症状が見られると言われています。
・身体の症状…乳房の痛み、下腹部のハリや痛み、むくみ、頭痛、めまい、肩こりなど
・心の症状…いらいらしやすい、情緒不安定になる、集中力の低下や眠気など

【セルフチェックしてみよう】
正しいケアのためには、自分の身体の状態を把握することが大切。
だけど、PMSは自分で判断するのが難しいと言われています。
まずは、次の項目の中に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

・何に対してもやる気がしなくなる(仕事や勉強など)
・仕事などで小さなミスを重ねてしまう
・気持ちの浮き沈みが激しくなる
・甘いものを無性に食べたくなる
・空腹感を覚えやすくなり食欲が増す
・性的な欲求が高まりやすくなる
これらの症状や欲求が、月経の始まる1~2週間前から始まるのがPMSの特徴だと言われています。

PMSの効果的なケアを知り、上手に付き合っていこう

PMSの原因は、ホルモンバランスにあると言われています。なんでも、排卵後に増加した黄体ホルモンにより諸症状が引き起こされ、月経の始まりと共にそのホルモンが減ることで、症状が落ち着いてくるのだとか。では、そんなPMSにはどのようなケアが効果的なのでしょうか。

【PMSにオススメの対策3つ】
(1)ライフスタイルの見直し
不規則な生活は、PMSだけでなく、免疫力低下や疲労を溜めこむなどの原因につながりかねません。毎朝同じ時間に起きる、日の光を浴びて体内時計を正常に戻す、軽く運動をしたり身体を動かしたりしてストレス解消を心がけるなど、毎日の生活を見直してみましょう。

(2)食生活の見直し
偏った食事をしたり、ジャンクフードばかりを食べていたりすると、身体に必要な栄養素が不足してしまいます。バランスの良い食事、あるいはサプリメントで必要な栄養素を補うなど、バランスの良い食生活に変えていくことが大切です。

(3)身体を動かす生活環境の見直し
デスクワークや車通勤など、普段なかなか運動をする機会のない方が増えている昨今。適度な運動や軽く身体を動かしてあげることは、ストレス発散に効果的というのはよく知られていますよね。通勤時に階段を使うようにする、眠る前に簡単なストレッチを行うなど、日々の生活の中で少しだけ身体を動かすクセを身につけていくことも大切なポイントです。

なお、どうしてもツライ場合はPMS用のサプリメントに頼るのもオススメです。
ツライ症状を和らげてくれる効果が期待できると言われています。
今からできる自分なりの方法で、上手にPMSと付き合っていきましょう!

ホームレス女性が生理をどう乗り越えるか、考えたことありますか?

ナディア・オカモトはハーバード大学に通う18歳の学生。学業の傍ら、自ら設立した「カミオンズ・オブ・ケア」という非営利団体を通じ、ホームレスの女性たちに生理用品を配る活動をしている。オカモトは、生理は恥ずかしいという思い込みをなくし、生理中に衛生的に過ごすことを当たり前にしたい、と願っている。【Caroline Kee /BuzzFeed Japan】
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ホームレス女性が生理をどう乗り越えるか、考えたことありますか?
「これまで私たちは、シェルターや路上にいるホームレスの女性たちにタンポンや生理用ナプキンが詰まった、何千もの生理用品のパッケージを配布してきました」と、オカモトはBuzzFeed Healthに話した。オカモトの非営利団体には、高校や大学などに40以上の支部があり、生理用品の寄付を募っている。同時に、アメリカ国内や海外の女性たちに、集めた生理用品を届けるための資金集めの活動をしている。

オカモトがこの活動を始めた背景には、彼女自身のホームレス経験がある。15歳の時に母親が失業してから、オカモトは姉妹たちとホームレス生活や、友人の家を泊まり歩くなどして、7カ月間を過ごした。「私は9歳までニューヨーク市で過ごしました。両親の離婚後、母と姉妹と私はオレゴン州のポートランドに移りました」。高校1年生の春までは、彼女の生活は至って普通だった。しかし、母親の失業で家賃を払えなくなり、7カ月間、彼女の家族は法的にホームレスとなり、友人の家に泊まったり仮設住宅に住んだりした。

「私たちは常に屋根のある場所にいることができましたが、私は自分の生活状況に落ち込んで不安を感じていました。特に、私は普通のティーンエージャーのように学校についていかなければならなかったから」とオカモト。生理用ナプキンやタンポンのお金の心配などは一番したくなかった。けれど、生理用品の準備ができなかったため、体育や学校を休む必要があった、と話した。

2時間かかった通学の途中で、彼女はポートランドに住むホームレスの女性たちに会った。彼女たちが生理用品の代わりに、古い紙袋や布やゴミ箱から拾った新聞を使っている、と聞いた。2時間かかった通学の途中で、彼女はポートランドに住むホームレスの女性たちに会った。彼女たちが生理用品の代わりに、古い紙袋や布やゴミ箱から拾った新聞を使っている、と聞いた。

安全に眠れる場所、食べ物、暖かい衣服を見つけることを一番に心配しなくてはならない時、多くの女性たちは安くて簡単な方法で生理に対処するしかない。 生理中の衛生状態がよくないと、その結果として細菌性膣炎、尿路感染症、命に関わる可能性のある毒素ショック症候群になってしまうこともある。

ホームレスの女性たちはタンポンや生理用ナプキンをとても必要としているのに、多くのシェルターは生理用品を支給していない。「ホームレスの女性たちは、まず、生理について話すことさえ嫌がる。まして自分で主張したり、シェルターに生理用品がほしいとお願いすることなんて絶対にしません。とても不名誉なことだと思っているからです」

多くの女性たちが生理用品が欲しい、とお願いすることを恥ずかしがるので、シェルターや非営利団体で生理用品のための資金が確保されていない、とオカモトは言う。そのため、食べ物や衣服とは異なり、ほとんどのシェルターや非営利団体では、生理用ナプキンやタンポンを支給する持続的なプログラムが存在しないという。

「全体的に需要と供給が悪循環になっていて、本当に必要としているホームレスの女性たちに、生理用品が行き届かないのです」 「生理用品をあげたり、女性たちに私たちが生理のことを心配していると伝えてあげる。そういう単純な行動に大きな意味があると気づいたので、この団体を始めたいと思いました」

「ホームレスの女性たちがどんな経験を強いられてきたか、なぜ女性たちの生理時の衛生状態を改善することに特化した組織が存在しないのかを考えると、私は眠ることができなくなりました」 彼女の家族が再び経済的に安定して家に戻れた後、オカモトは「カミオンズ・オブ・ケア」を設立した。「これは若者が運営している非営利団体です。支援、教育、調査を通じて生理時の衛生状態の問題を解決し、支援することを目的としています」

地元のホームレス・シェルターに、2回目の生理用品のパッケージを届けた時のこと。一人の女性が、自分の生理を心配してくれる人がいるということにとても驚き、泣き始めたという。「その時のことを思い出すと、今でも涙がでます。この活動が、女性たちにどれだけ必要とされているか、気づかされました」と、彼女は話した。

カミオンズ・オブ・ケアは、一回の生理に十分な量のタンポンとナプキンを、一つのパッケージに詰めている。そして地元のシェルターと提携して、女性たちに支給している。一つのパッケージには、タンポンが9個、おりものシートが5個、大きい生理用ナプキンが4個入っている。彼女によると、惜しみない寄付のおかげでカミオンズ・オブ・ケアは1ドルでこのパッケージを一つを作ることができる、という。カミオンズ・オブ・ケアは、この「ケア・パッケージ」に生理用品を詰めるイベントも開催している。

オカモトは以前、はポートランドのシェルターや路上で暮らす女性たちに自らパッケージを届けていた。さらに広い範囲で女性たちに生理用品を届けるため、オカモトとカミオンズ・オブ・ケアの40の支部は、アメリカ全土の都市にあるシェルターや非営利団体へパッケージを送っている。ここ2年間でアメリカの17の州と9カ国に2万5千個以上のパッケージを支給してきた。

オカモトたちは、仮設住宅に住んでいて清潔なトイレが使える女性たちには月経カップや再利用可能なナプキンなど、継続的に使える製品を支給しようとしている。今では、この生理用品パッケージに対する要望が非常に高まり、複数のシェルターからの依頼を断らなくてはならなかったという。しかしオカモトはこの状態が一時的なものであってほしいと願っている。

生理は恥ずかしいという思い込みをなくし、世界中で生理中に衛生的に過ごすことを当たり前にするために、カミオンズ・オブ・ケアを拡大するのがオカモトの願いだ。 「私たちは現在、1カ月に1500個のパッケージを支給しています。また支給できる数を増やせるように、資金提供者のネットワークをつくり、財源を安定させるため、動いています」と、オカモトは語る。

オカモトの1つの目標は、アメリカに住むホームレスの女性たちの生理時の衛生状態に関する調査とデータ収集をさらに実施して、女性たちのニーズと、活動の効果を確認することだ。 「生理の時に衛生的に過ごせることが当然の権利になり、特別なことでなくなった時、私たちの仕事は終わります」

性同一性障害…「女性」の精子どうなる?

みなさまは、「性別違和症候群」、「性同一性障害」という言葉をご存じですか?

 簡単に申し上げると、「心の性」、つまり「自覚している性と体の性が一致しない病気」のことです。(小堀善友=泌尿器科医、獨協医科大学越谷病院泌尿器科勤務)

◆ホルモン療法と性別適合手術

 性同一性障害の人たちは、治療としてホルモン療法をしたり、性別適合手術を受けたりすることがあります。

 ホルモン療法とは、「MTF(Male to Female:体は男性、心は女性)」の人が、体を女性化するために女性ホルモンを使用したり、逆に「FTM(Female to Male:体は女性、心は男性)」の人が男性化するために男性ホルモンを使用することです。

 体が女性の人が男性ホルモンを注射すれば、体は筋肉質になっていき、声は低くなり、ヒゲが生えてくるのです。

 また、性別適合手術のうち、陰部について説明すると、MTFの人は、ペニスと精巣を切除し、 膣(ちつ)を作ります。FTMの人は、卵巣と子宮を摘出し、太ももや腹部の皮膚を用いてペニスを作ります。

◆「自分の子供が欲しい」

 これらのホルモン療法や性別適合手術をすることによって、生殖器が切除されるので、「自分の子供」を作る能力は消失してしまいます。近年、将来自分の子供を持つチャンスを残すために、こういった治療前に精子や卵子を凍結保存する試みがなされてきました。

 2012年のベルギーで行われた調査は、興味深い結果でした。性同一性障害のFTM男性(体は女、心は男)の54%が「自分の子供が欲しい」と答えました。過去の時点での希望を含めると、実に6割以上に達していたのです。(表1)

 性同一性障害の治療(ホルモン療法もしくは手術)を開始すると、体の中では「配偶子(精子と卵子)」を作ることができなくなってしまいます。そこで、治療の前に精子と卵子を採取して、凍結保存する必要があります。

 私は精子の専門家として、精子を凍結保存する場合について考えました。(1)生殖補助医療に用いられる場合、(2)悪性腫瘍の化学療法や放射線治療で、造精機能の低下が予想される場合の2ケースが想定されます。

 ただし、日本ではMTF女性の手術前の精子凍結保存に関して、規定がありません。個々の生殖医療技術に関しては、各国で種々の倫理規定があるため、どこの国でも同様に施行できるわけではありません。

◆まだまだハードル

 先日、「MTF女性の性別適合手術前に、精子凍結保存をしてほしい」との依頼を受けました。日本国内では、MTF女性の精子凍結保存の報告はほとんどありませんでした。学会で議論された中では、日本でも過去に数例のMTF女性の精子が手術前に保存がされていたことがわかりました。

 私の病院では、倫理委員会の承認の上、精子の凍結保存を行いました。精子の凍結保存をしたとしても、将来それを用いる場合には、パートナーが男性の場合は代理母が必要となるため、現在の日本では使用が難しいのが現状です。パートナーが女性の場合であれば、人工授精や体外受精が可能となります。いずれにしても、まだまだハードルがあります。

 性同一性障害には、当事者しかわからない複雑な問題があると思います。世界の報告を省みると、MTF症例の精子の凍結保存も、 癌(がん)の化学療法や放射線療法前に精子を凍結保存するのと同じように扱われるべきだと私は考えております。

 カップルの一方が性同一性障害であっても、通常のカップルと同様の基準で生殖医療技術を適用するべきなのです。

 不妊治療に携わっている医師として、治療の選択肢は多い方がよいと考えているからですが、今後、このような議論が増えてくるかもしれません。

生理前のだるさ・イライラを撃退!とり入れたい生活習慣5つ

生理前のなんとなくだるいその症状。ホルモンバランスのせいにして放置していませんか? 原因を知って、具体的に対策を行うことで、生理前の不調とは無縁な体質になることも。そこで今回は、ナイトケアアドバイザーの筆者が生理前のだるさやイライラを防止する対策をご紹介します。

■生理前は浅い眠りになりやすい

良い眠りを得るには、内臓などの深部体温の低下が不可欠です。しかし、生理前は、高温期で体温が高い状態であるため、寝る前に眠りに適した体温までなかなか下がりません。その結果、眠り自体が浅くなってしまうのです。眠りが浅いと、朝の寝起きも悪いことが多く、日中のイライラや憂鬱感なども自然に増えることが考えられます。

対策は、まずは深部体温を下げること、そして、特に寝る前の自律神経を整えることです。よい眠りを得ることができれば、深い睡眠時に体の修復が行われ、なんとなくだるいといったプチ不調を和らげてくれます。

■生理前は必ず湯舟に浸かろう

お風呂は、手っ取り早く体を温められる上、自律神経の副交感神経を優位にしてくれる、最大のリラックスツール。お風呂を使わない手はありません。また、先述の通り、生理前は体温が下がりにくくなっています。お風呂で体温を少し上げることで、自律神経の働きでより体温低下を促すため、熟睡に導いてくれます。40度のお湯に、15分~20分を目安に浸かりましょう。

■夕方に運動をしよう

体温や血圧が高い夕方に運動を行いましょう。お風呂と同様に、事前に体温を上げておくことが、寝る前の体温低下に繋がります。少し鼓動が早くなるまで、行うとよいでしょう。エスカレーターを使わず階段を利用する、1駅分走る、トイレでスクワットする、など工夫しましょう。

■寝る前に「ウォームインプット」

「ウォームインプット」とは、筆者が考案した言葉で、目や耳などの情報をインプットする部位を温めることをいいます。一日中PCやスマホを見ていたり、いろいろな音を聞いて24時間ずっと稼働しっぱなしの目と耳を、電子レンジで温めたタオルで温めてみましょう。血管が拡張して血液循環がよくなり、筋肉がほぐれて疲れが徐々に緩和していくため、とても心地よくうっとりすることができます。

■子宮卵巣を温めよう

電子レンジで温められる、柔らかい湯たんぽを子宮卵巣の上においてお休みしましょう。血流がアップすると、細胞の新陳代謝や老廃物の排出が促進されます。ただし一晩中温かい電気毛布やホッカイロを使用するのはNG。過剰な温かさが長時間続くと、眠りを浅くしたり、低温やけどの可能性があるので避けてください。

■寝る前にうっとりすること

「うっとり」とは、筆者は「副交感神経を優位にすること」と定義づけています。寝る前はスマホを見たり、考え事をしたりと交感神経が優位になる生活を送っていられる方が大変多いです。しかし、先述のウォームインプットをはじめ、ゆったりとした深呼吸や、気持ちの良いストレッチをすることで、交感神経が低下し、血圧や深部体温が適切に下がり、よい眠りを得ることができるようになります。

キーワードは、「それ、うっとりする?」。寝る前の過ごし方に、何度か自分自身に問いかけてみて、うっとりする行動をとりましょう。これら対策とともに、仕事をがんばりすぎないこともとても重要。女性は男性にはない生理周期があります。男性と同じようにがんばりすぎず、肩の力をすっと抜いて、楽に生きていきましょう。

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