l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■ED良い話・勃起・セックスレス・避妊


精力増強も!スイカの凄い効能5選

日本の夏を象徴する食べ物といえば「スイカ」。子どもの頃から慣れ親しんだ味だが、一人暮らしを始めてから食べる機会が減った人も多いはず。「でも、ほとんど水分だし食べなくても…」なんて軽い気持ちでいたら、これは大間違い。実は、スイカには意外な効能があるらしいのだ!

「たしかにスイカは90%以上が水分ですが、ビタミンCやリコピン、βカロテン、カリウムなどの栄養をたっぷり補給できる素晴らしい果物です。なかでも近年注目されている成分が、アミノ酸の一種“シトルリン”。健康維持やアンチエイジングの効果を期待できるんです」

そう教えてくれたのは、全国のスイカファンが集うポータルサイト「スイカ倶楽部」を運営する萩原斗志弘さん。スイカを知り尽くす萩原さんに聞いた、スイカの効能と意外な特徴について紹介しよう。

■スイカの効能1 血流促進効果で精力増強も!
瓜(うり)類でもっともシトルリンの含有量が多いスイカ。シトルリンは血流をよくする作用があり、むくみや冷え性の改善、動脈硬化・糖尿病・脳梗塞などの予防に役立つ。シトルリンは強壮剤にも含まれており、精力増強も期待できる。

■スイカの効能2 中性脂肪減少でダイエットにも◎
スイカは100gあたり30~70kcalと低カロリーなのに、食物繊維が豊富で満腹感も得られる。さらに、中性脂肪を減らす働きのあるリコピンの含有量は、トマトと同じくらい豊富。1日200gを目安に食べるといいそう。

■スイカの効能3 天然のスポーツドリンクとして熱中症対策にも
スイカに含まれるブドウ糖は体にすばやく吸収され、エネルギーに変わりやすいため、朝食べると午前中からバリバリ活動できるようになる。寝ている間に汗で失われたミネラルも補給でき、体温上昇を抑える効果が期待できるので、一日のスタートに食べれば熱中症対策にも。

■スイカの効能4 日焼け後の肌にも良い!?
シトルリンは、皮に多く含まれており、肌にそのまま貼ってパックにすると美肌効果が期待できる。冷却作用もあるので、日焼けした後の肌にもおすすめだ。スイカエキスを抽出した化粧水も販売されるほど、美容効果にも注目が集まっている。

■スイカの効能5 油と組み合わせると栄養吸収率UP!
シトルリンやリコピンは、油と一緒に調理すると効率的に摂取できる。肉と一緒に炒めたり、オリーブオイルを絡めてマリネにしたりするなど、アレンジレシピに挑戦してみよう。萩原さんが教えてくれたのは以下のとおり。

◆スイカとサーモンのタルタル
(材料)スイカ100g、生サーモン100g、アボカド1/2個、モッツァレラチーズ1/2個、玉ねぎ1/3個、セロリ1/2本
A:レモンの絞り汁1/2個分、ケッパー(みじん切り)大さじ1
B:オリーブオイル大さじ2、塩・こしょう適量
(1) スイカは1cm角にカットし、冷凍庫で1時間ほど凍らせる。(2)サーモン、アボカド、チーズを1cm角にカット。玉ねぎとセロリはみじん切りにして塩揉みし、水分を絞る。(3)1と2とAをボウルに入れてさっくり混ぜ合わせる。(4)Bを加えて味をととのえる。

◆スイカの皮と甘辛豚肉炒め
(材料)スイカの皮70g、豚肉80g、きゅうり1/2本、キャベツ1~2枚、片栗粉…小さじ1
C:しょう油・酒…大さじ1.5、砂糖…大さじ1/2、にんにく(おろし)…小さじ1/2、しょうが(おろし)…小さじ1/2
(1) スイカの皮を千切りにして、沸騰した湯にくぐらせる。(2)キャベツを千切りに、きゅうりを細切りにする。(3)豚肉を細切りにして油で炒め、Cを合わせたタレを絡めて水溶き片栗粉でとろみをつける。(4)1と2を皿に盛り付け、その上に3を盛り付ける。

身近な果物だが、あまり知られていなかったスイカの効能。この夏の猛暑は、スイカのパワーで乗り切ろうじゃないか!

太腿は第2の心臓 鍛えることでEDの症状を改善できると医師

性生活において生涯現役を貫ける人は何が違うのか。ED(勃起不全)に悩み、治療薬に頼る中高年男性は少なくないが、ある運動で「脱ED」が可能だという。それがスクワットだ。ED治療の第一人者、長瀞医新クリニック院長の横山博美氏がいう。

「太腿は『第2の心臓』ともいわれ、鍛えれば心肺機能が高まることで知られています。同じように、太腿を鍛えることでEDの症状は大きく改善できます」

 太腿の前面にある大腿四頭筋は下半身の血液を循環させるポンプの役割を担っている。

この筋肉が発達して血管を収縮・膨張させる力が増えることで、ペニスに送り込まれる血流が増え、勃起力が上がるという理屈だ。横山氏の患者にはスクワットを日課にしてEDの症状が改善した80代の男性もいるという。

「スクワットをするときは、太腿が水平になるくらいまでお尻を落とせば十分です。1セット10回を3セット、5分程度が目安です」(横山氏)

 スクワットには血流を良くする以外の効果もある。

「太腿を鍛えることでテストステロンという男性ホルモンが増えるため、性欲がよみがえってきます。スクワットに限らず他の部位の筋トレでもテストステロン値を上げる効果が期待できます」(横山氏)

 ちなみに、大腿四頭筋がペニスに血液を送り込む役割なのに対し、骨盤まわりの筋肉である骨盤底筋群はペニスに溜まった血液を留めておく役割がある。骨盤底筋群を鍛えるには肛門をキュッと締める動作が効果的とのこと。

 1日5分、肛門を締めながらスクワット──無理のない範囲でトライすれば、生涯現役の理想にまた一歩近づける。

30歳以上で未経験 増加する"中年童貞"の実態

、内閣府が公表した「結婚・家族形成に関する意識調査」。20歳~39歳が対象の同調査によると、37.6%の男女が「恋人が欲しくない」と回答し、その理由については、「恋愛が面倒」という答えが最多で46.2%に達しているほか、男性では「気になる人がいても、どのように声をかけてよいかわからない」や、「どうしたら親しい人と恋人になれるのかわからない」という項目も20%を超えています。

 この結果を、単純に"若者の恋愛離れ""草食化"と結び付けるのは、あまりにも性急すぎますが、一方で、"女性と付き合えない""セックスできない"独身男性も確実に存在しています。

本書『ルポ中年童貞』によれば、性交経験がない男性はここ20年間上昇中で、いまや未婚男性の"4人に1人がセックスを知らない"状態なのだとか。

 著者の中村淳彦さんは、これまでにも数多くのセックスワーカーに取材を重ね、『日本の風俗嬢』(新潮社刊)、『崩壊する介護現場』(ベストセラーズ刊)などの著作もあるフリーライター。

介護事業所の管理者の経験もある中村さんは、介護施設で働く中年童貞の多くが「決定的に物事の考え方や行動がズレている」ことにショックを受け、取材を開始。本書では、同性愛者を除き「女性と交際した経験がなく、性風俗にも行ったことのない30歳を超えた真正童貞男性」を中年童貞と定義し、彼らの実態を明らかにしています。

中村さんによれば、人材不足が慢性化している介護業界では、不況によるリストラや能力が低いなどの理由で解雇された人でも採用されやすいので、一般の企業での就労が困難な人々が集まり、社会で行き場を無くした中年童貞の受け皿となる傾向にあるのだとか。

 セクハラやイジメを繰り返し職場のトラブルメーカーになっている介護職男性をはじめ、高学歴で理系の研究職に就いているが健全な人間関係を築けない男性など、本書に登場する中年童貞のタイプはさまざま。なかでも印象に残るのが、元AV男優の男性です。

童貞を捨てるために、29歳でAV男優を志し、素人男優オーディションに応募。採用後は出演を果たしたものの、ルックスが原因で相手役の女優に拒否され、何本出演してもセックスできないまま。AV男優の仕事すらできない現実に絶望して精神を病み、33歳で自殺という悲惨な結末を迎えます。

 中村さんは、中年童貞の背景には、異常なまでのプライドの高さ、コミュニケーション不全、潔癖な女性観があると述べ、童貞をこじらせた結果、屈折しすぎて心を病んだり、自分の世界に閉じ籠もったりする中年童貞よりも、「モテないことを自覚して、性欲を肯定して性風俗に行きまくる、みたいな男性の方がまともであることはいうまでもない」(本書より)と訴えています。

 しかし、なぜ彼らはこうならざるを得なかったのか。中年童貞というだけで、社会では色眼鏡で見がちですが、彼らを取り巻く過酷な現状にも、目を向けることが必要なのかもしれません。今後の彼らを考える上でも、本書はその一助となる1冊と言えるでしょう。

包茎は見た目の問題だけではない、発がんの可能性も!?

多くの男性の悩みのひとつでもある包茎。最近では、手術を推奨する傾向にあるようですが、果たして包茎を自覚しているすべての人が、手術をすることが望ましいのでしょうか。そんな疑問に、医師が答えてくれました!

■ そもそも包茎って、どんな状態を言うの?
包茎とはペニスの皮である包皮が余ってしまって、亀頭を覆い隠してしまっている状態のことで、ひと口に包茎といっても、下記の通り、いくつかのタイプがあります。

<仮性包茎>
自分で包皮をむくことができるが、普段はかぶっている状態。日本人男性の約6割がこのタイプだといわれています。

<真性包茎>
包皮をむく事ができない状態

<カントン包茎>
包皮をむくことはできるが、むいた状態だと亀頭を締め付けてしまって包皮が元に戻らなくなってしまう状態。

■ 本当は怖い、包茎3つのリスク
1:陰茎がんの発症リスクを高める
まず、ここ最近の日本は高齢化社会に突入してきて、泌尿器科では高齢男性の受診が増え、それと同時に前立腺癌などの泌尿器癌の発症も増えています。

ただし、その泌尿器癌のうちで発生頻度が減っている癌があり、それが陰茎癌です。陰茎がんの発症のリスクは亀頭の不潔状態や恥垢(包皮内のカス)が原因として大きな比重を占めていると考えられています。

そんな陰茎がん患者が減ってきている理由が真性包茎の男性が、以前に比べて減ってきていることが挙げられます。つまり、包茎のために亀頭が不潔状態のままだと、発がんの可能性がぐっと高まる、ということでもあります。

2:排尿障害になる可能性が……
真性包茎を放置しておくと、包皮が癒着してしまい将来排尿しにくくなる、といった問題も考えられます。

3:陰茎の血流低下
カントン包茎の場合には亀頭を包皮が締め付けるために、陰茎の血流が低下し、激しい疼痛や組織が壊死する可能性も孕んでいます。

以上のことから、わかるとおり仮性包茎以外は、治癒が必要な病気であると考えられます。

■ 医師からのアドバイス
一見するとショッキングな問題ですが、手術さえすればほぼ確実に治癒するわけで、考え方によっては気が楽になるかもしれないですね。医療が進歩した現在では、手術も全身麻酔が必要なほどではなく、局所麻酔もしくは下半身麻酔で行うことができます。

そして、包皮を陰茎から環状に取り除き、きれいに傷口を縫い合わせていくのですが、最近では傷口も大変綺麗にすることが可能です。包茎に悩まれている方は、一度病院を受診してみるとよいでしょう。

(監修:泌尿器科 山内先生)

天然バイアグラとよばれる「赤プエラリア」配合の輸入サプリから、本物のバイアグラ成分が!?

千葉県健康福祉部薬務課は7月13日、「医薬品成分を含有するいわゆる健康食品の発見について」と題する記者発表を行いました。それによると、今年6月、インターネットを通じて購入した健康食品を千葉県衛生研究所で分析したところ、25製品のうち1製品から医薬品成分が検出されたといいます。

問題の健康食品「M Smart Plus(エムスマート プラス)」は体力不足、性機能の低下等に効果があるとし、天然薬草配合で即効性があることをうたっていました。

医薬品成分が入っているにもかかわらず、健康食品としてこれを利用した場合、心配されるのは医薬品としての副作用です。

◆「M Smart Plus」とは?
「M Smart Plus」は天然のバイアグラとも呼ばれる「赤プエラリア」を配合し、タイ国内で非常に人気があるとされています。

性行為の30分~60分前に1~2錠を服用するもので、ネット上には「服用からのスピードと精力剤特有の副作用がない」等のキャッチコピーを確認できます。

一方、高血圧や心臓疾患のある人は服用を控え、他の医薬品との同時服用は避けるように注意を促してもいます。

赤プエラリアは、タイ北部やミャンマーの山岳地帯などに自生し、現地では古くから精力剤として用いられているといいます。

このように自然植物に由来する成分であることが強調されると、「医薬品のような副作用がないから安心だ」と受けとめる人もいただろうと推測されます。しかし、実際には、同健康食品からはバイアグラと同じ成分が検出されたのです。

◆シルデナフィルを検出
健康食品を標榜するものでも医薬品成分が含まれていれば医薬品に該当します。厚生労働大臣の承認を受けずに医薬品を製造販売することは法律で禁止されています。

問題となった健康食品からは「シルデナフィル」が検出されました。シルデナフィルは、シルデナフィルクエン酸塩(販売名:バイアグラ錠)として医薬品の承認を受けています。シルデナフィルには、血管拡張、頭痛、動悸といった副作用があります。

また、高血圧及び狭心症の薬の一部との併用で降圧作用が増強し、過度に血圧が下がる危険性が指摘されています。

千葉県健康福祉部薬務課によれば、この健康食品による健康被害は現在のところ報告されていないということです。しかし、健康被害のおそれが否定できないため、「この製品を使用している方は直ちに使用を中止してください」と呼びかけています。

この製品が原因と疑われる症状がある場合は、千葉県健康福祉部薬務課(TEL.043-223-2619)または、最寄りの医療機関、保健所等に相談してください。

<参考>
医薬品成分を含有するいわゆる健康食品の発見について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000091386.html

精子が減る?サウナ功罪で医師激論

“オジサンが通うもの”というイメージがあったサウナだが、ここ数年、20~30代の若い男性の間でも流行りつつあるという。

周りでも「身体にいいし、はまっています!」なんて人がちらほら…。でも、「実はサウナは身体に悪い」なんて噂を聞くことも。うーん、いったいどっちが正しいの? それぞれの主張を裏付ける理由を、医師に聞いてみた。

まずサウナの利点について話してくれたのは、日本サウナ・スパ協会の理事を務める前田眞治医師。サウナにはどんな効果があるのでしょうか?

「サウナは正しく入れば、血行促進や疲労回復、免疫機能アップなどの効果があります。

熱気を感じることや発汗などの効果が組み合わさって、美肌になったり、肩こりや腰痛が軽減されたりすることも。ただ、これはあくまで『正しい入り方』をした時の話です」(前田先生)

では、正しい入り方を教えてください!

「サウナの入浴時間は、10~15分程度で充分。15分以上入ると、体温が上がりすぎて発汗が追い付かなくなり、かえって疲労してしまいます。発汗の仕方は個人差もあり、その時の体調にもよるので、発汗の度合いを入浴時間の目安にするのはやめましょう」

たしかに、汗があまり出ない時は、「もう少し入っていようか」と長居してしまう人もいるだろう。ほかに気を付けることはありますか?

「サウナが健康面でプラスに作用するのは、上がった体温を元に戻すために呼吸回数が増えたり発汗したり…といった反応が起きることによります。体調が悪いときに入浴しても期待されるような反応を身体が示さず、効果を感じられないことも…。

サウナの効果を一番感じやすいのは、空腹でも満腹でもなく、極端に疲れたり興奮したりもしていないフラットな状態の時です」

サウナはコンディションの良いときに利用してこそ、効果が期待できるのですね。

一方、サウナは「身体に悪い面もある」と指摘するのは、泌尿器科医の小堀善友医師だ。

「サウナが心身ともにリラックスできる方法のひとつであることはわかっているのですが、男性不妊症の専門医の立場からはオススメできません。サウナの熱は良好な精子を作り出す機能に悪影響を及ぼすからです」

…というと?

「2013年、欧州の学会誌にサウナが精子に与える影響について実験・解析したデータが掲載されました。精液検査で正常だった10人の男性に、週2回80~90度のサウナに15分間入ってもらう実験を3カ月間続けたところ、実験開始時と比べて、精子数と運動率が低下したというのです」

なんと! サウナ好きの人ならもっと長く&高い頻度で入っているかも…。これまで“サウナ三昧”だった男性はどうすれば…?

「先ほどの実験では、精子を作り出す命令を出す下垂体ホルモンや、男性ホルモンには変化が認められませんでした。その後の研究でも、サウナをやめて6カ月経つと、サウナによって悪くなったデータはすべて正常に戻っています。

子どもを望む人は、しばらくサウナを断ってみると良いかしれません」(小堀先生)

サウナ好きの皆さん、両者の指摘を参考に、サウナとの付き合い方を見直してみては?

死ぬまで現役 下半身のツボ 脊髄のストレッチで疲労回復

 「齢のせいか、夏場はだるくて…」と、この季節になるとそんな弱音をこぼしてしまう中高年男性は多いだろう。確かに「夏バテ」という言葉があるように、人間は暑い季節ほど疲労や倦怠感に襲われるものだ。

 「EDを発症しやすいのも夏なんです。特に現代社会は、外が猛暑である一方で、室内は冷房でキンキンに冷やされていて“温度差”が非常に激しい。すると、体温調整も難しくなり、体の動きが鈍くなったりヤル気が起きなくなったりする。

当然、アッチも弱くなってしまうんです」

 こう語るのは、医学博士の志賀貢氏だ。

 夏場はイザという場面になっても普段通りの力が発揮しにくい季節といえるだろう。

 「かといって、精力アップのためのトレーニングはそれ相応に激しいため、夏には不向き。鍛えるつもりが逆に体を疲労させて、それこそ使い物にならなくなる。ならば、この時期は現状を維持するトレーニングを積むべきなんです」

 実は、ここがポイント。
 我々はすぐ「精力を高める」方法を実践しようとするが、現時点で完全な勃起不全でない限り、無理に体を酷使する必要もないのだ。

 夏は現状維持を狙う--。
 これこそ、夏のセックスに強くなる秘訣だったのだ。

 さっそく、その方法を今週から伝授してもらおう。

 「まず一つ知ってもらいたいのが、夏バテの一番の原因は脊髄の反射神経の疲労。どうしても温度差の激しい場所にいると、脊髄に負担がかかり、体がだるくなってしまうんです」

 これを解消することで、夏バテ回避=普段どおりの自分になれる。そのためには、脊髄をほぐすストレッチが有効的だという。

 「最も簡単なのは、バレーボールサイズほどの小さめのバランスボールを使う方法です。もし無ければ、硬めの枕でもOKです。仰向けになったあと、腰の少し上あたりにボールを入れてください」

 自分の腰と床の間にボールが入れば、当然、背骨が弓なりにしなる。これだけで脊髄がストレッチされるのだ。

 「ただし、背骨が硬くなっている方の場合、これもキツい可能性があります。その時は、ボールの空気を少し抜いてください(枕の場合、置く位置を調整する)腰を浮かせる高さを調整して、痛くない程度に体を反らせます」

 やってみればわかるが、痛いどころか背中が伸びて、とても気持ちいいはず。
 「起床後に行うのがベストですが、寝起きの体は硬くなっています。だから、決して無理のない高さで腰を浮かせて反らせること」

 脊髄にストレッチをかければ血行も良くなる。朝に行っておけば、その日一日が快適に過ごしやすいという。

 「少し慣れてきたら、体を反らせたとき、両腕も“伸び”をするように頭の上で伸ばしてみましょう。一段とストレッチ効果が出るので、体のコリ=だるさが取れるのです」

 この程度のストレッチなら体力を消耗することなど、全くない。夏場は体力作りより、EDを発症しやすい部分のケアに努めて乗り切るべきなのだ!

志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたSEX&口説き術にまつわる著書も多数。

死ぬまで現役 下半身のツボ インターバル歩行で体脂肪減

 皆さんは自分の体脂肪を測ったことがあるだろうか。

 「成人男性の場合、体脂肪の標準値は10~20%といわれています。また、いわゆるメタボ体型の方で日頃から運動していない場合、おそらく25~30%になっていると思います」

 こう語るのは。元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある竹下ななさんだ。

 実はこの体脂肪も、EDと深い関係にあるという。

 「体脂肪が多いと女性ホルモンのエストロゲンの量が増えてしまうんです。ぽっちゃり体型の男性の中には、女性のように胸が膨らんでいる方もいますよね。あれがまさにそれ。女性化しているんです」

 女性化すると、勃起も弱くなる。逆に体脂肪が低いと、男性的な体格になる。
 「サッカー選手やボクサーなどアスリートがそうであるように、筋肉はあるけど脂肪が少ない。すると、男性ホルモンの分泌が盛んになるんです」

 つまり、体脂肪を減らすこともED克服への道だ。

 その方法は1に運動、2に食事管理である。ちなみに運動に関しては、体脂肪を減らすには有酸素運動(ジョギングやウオーキング)が重要といわれるが、

 「確かに毎日、有酸素運動を取り入れて、脂質の少ない食事を心がければ、徐々に脂肪は取れていきます。ただ、なかなか目に見えて脂肪が落ちてこないのは事実。結局、途中でやめてしまう方も多いんですよね」

 このコーナーでも、これまで数多くの「日常生活でできるトレーニング」を紹介してきた。それらは比較的、楽な運動で長続きしやすいものばかりだが、

 「ゆえに体の変化が起こりにくいというマイナス面もあるんですね。

もちろん、『じっくりと脂肪を落とす』という強い意志を持っている方なら、そのままで問題ありません。でも、夏までに体脂肪をできるだけ早く落としたいという方は、もう少しハードなトレーニングをするべきです」

 そこで今回、オススメするのは日常生活でできる『インターバル走』だ。

 「最も脂肪燃焼が激しい運動がコレ。プロのアスリートも取り入れていますが、速く走る時間帯とゆっくり走る時間帯を交互に繰り返すんです。すると、体に乳酸がたまり、脂肪も速く燃えてくれるんですね」

 しかし、普段から運動不足の方がいきなり全力ダッシュのインターバル走をするのは危険。

 「一番イイのは、会社や自宅までの道で、小走りと遅足を繰り返すのです。

例えば、『次の電柱まで小走り』というように目標を決めて、少し息が上がるぐらいのペースで走る。電柱についたらまたゆっくりと歩き、次の電柱でまた小走り。普通に歩くより、ずっと脂肪は落ちますよ」

 ちなみに、体脂肪を落とすと腹筋も出てくる。
 「個人差はありますが、男性の場合、15%ぐらいでうっすらと腹筋が割れてきます。10~12%でかなり割れてきて、10%未満になるとバキバキですよ」

 女性から格好いいと思われる腹筋はうっすら割れている程度で十分。15%台をとりあえずは目指そう。もちろん、体脂肪が落ちていけば男性的になり、精力も強くなるぞ!

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。

セックスレス妻が集う会があった。驚きの性欲解消法とは?

どんなに仲のいい夫婦であっても、秘かに悩んでいることが多いセックスレス。ときに離婚にまで至ることもある大きな問題でありながらも、デリケートな問題ゆえに、芽が小さいうちに摘んでしまうのは難しくもあるようです。

 とくに女性は年を重ねるごとに性欲が高まりやすいもの。夫にこたえてもらえないまま欲求だけが募っていくことで、自分でも知らなかった自分の顔を見ることもあるようです。

◆理由もなく突然訪れたセックスレス

 結婚7年目のミユキさん(仮名・41歳)は、2歳年上のご主人と5歳、3歳の子どもをもつ主婦。週に3日ほどパートに行く以外は、家族のために家事に専念しています。子育てに協力的で優しい夫との仲はよく、ママ友の間でも評判のおしどり夫婦だそう。

「晩婚だったこともあるのか、夫とは今まで大きな喧嘩をしたこともありません。

週末はいつも家族一緒だし、夫婦の会話も多いほうだと思います。お互いに尊重しあって尊敬しあっていて、私がいうのもなんですが、彼以上の夫はいないんじゃないかと思うくらい理想的な夫です」

 そんな誰もが憧れるようなミユキさん夫妻ですが、夫婦の関係は二人目の出産を境になくなったといいます。

 ひとり目の出産後はふつうに迎えていた夫婦関係。ふたり目が生まれた後も同じように再開するものと思っていたそうですが、夫からの誘いは一切なくなったそうです。

「夫が協力的だったので育児に疲れ果てるということもなく、Hがめんどうとか拒むとかもなかったのですが、ベッドに入っても『おやすみ』って。こちらからアプローチをかけたこともありますが、少しじゃれておしまい。

はじめは疲れているんだと気に留めないようにしていましたが、月日が経つにつれてだんだんと不安や寂しさが押し寄せてきました」

 日常の会話や態度は今までと何ら変わりはなく、子供が増えたことでより家族としての絆も深まったと思えるような日々なのに、夜になるとそっけなくなる夫。スキンシップや軽いキスは日常的にあったことで、ミユキさんは余計に混乱したといいます。

「セックスレスに効果的といわれることはすべて試しました。夫に直接訴えたこともあります。それでも彼は『今度ね』って優しくいってキスしてくれるだけ。『今度』は一度も訪れないまま3年が経ちました」

 嫌われているわけではないのは分かる。でも、一向に受け入れられることのないミユキさんの思い。自分に女性としての魅力が足りないのか、私の体や私とのHに飽きてしまったのか、知らぬうちに彼を萎えさせる言動をとっていたのか……。

 どんなに考えても、納得できる答えを見つけることはできなかったそうです。

◆はじめて見る世界で見つけた驚愕の解決策

 ひとり秘かにセックスレスの悩みを抱えたまま3年の月日が経ち、下の子の幼稚園入園を機にパートをはじめたミユキさん。そこで仲良くなった同年代の女性スタッフに、初めて胸の内を打ち明けたそうです。

 同じ悩みを抱え、気持ちを理解してくれる友人を得たミユキさん。

それだけで心はずいぶん軽くなったとはいえ、問題が解決したわけではありません。モヤモヤした気持ちに変わりはないままやるせない日々を過ごしていたある日、その女性から衝撃の告白をされたといいます。

「同じようにセックスレスで悩む男女が集う会があり、そこで互いの寂しさを埋めあっているとのことでした。誘われてしばらくは悩んだのですが、彼女の話を聞いているうちに何か解決の糸口が見つかるかもしれないと、参加してみることにしたんです」

 そこには同年代の男性の姿も多く、ミユキさんをひとりの女性として扱ってくれる態度が素直に嬉しかったといいます。その中のひとりの男性と意気投合し、ホテルへ行くことになったそう。

「はじめは戸惑いました。でも、女として求められること、3年間抑え込んできた欲求が満たされることへの喜びのほうが大きかったです。夫ともしたことのないような濃厚な時間を過ごして、心の中の何かがはじけちゃったんでしょうね。『

夫との関係に固執することはないんだ』って思うようになって、心に重くのしかかっていたものが一瞬で吹き飛びました」

 それを機に、週に1度ほどのペースで集まりに顔を出しているとのこと。

「夫に体を求めずに過ごせるようになったら気持ちが穏やかになって、夫との関係は前にも増して良好になりました。あの集まりを利用することで夫婦や家族がより潤滑になるなら、そんな手段もアリなのかなって今は思います。

お腹が空いたとき家に食べ物がなければ、外食しますよね? それと同じ感覚なので、浮気をしているうしろめたさのようなものもありません」

 夫婦として、家族としては誰もが羨む家庭を手にしていても、決してすべてが満たされるわけではないというミユキさん。

「外に目を向けることで解決できることもある」といいます。結局、夫が求めなくなった理由は分からないままだそうですが、外で欲求を満たすことができる今は気にもならないそうです。

“体の相性”って本当にあるの?

ちまたでよく言われる、「体の相性」の良し悪し。彼とのセックスは楽しめているけれど、いまひとつ実感できていない女子もいるのでは?

 そこで、幸せな「ラブライフ」のあり方を提唱するOLIVIAさんに、セックスにおける相性とはどんなものなのか、聞いてみよう。

「相性というのは、体型や性器の形状など以上に、“してほしいこと”と“したいこと”のマッチングなのです。

極端にサイズなどが合わないときは問題ですが、女性の膣はいろいろな形状に合うよう柔軟にできているので、たいていの場合、物理的なことで相性の差は感じにくいはず。

形や大きさだけで相性を判断しようとするのは、まだまだセックスの奥深さに気づいていないということかもしれません」(同)

例えば、いちばん好きな体位が一緒か、セックスのテンポが合うか、というのも相性の判断材料。あとは、自分がしてほしい愛撫を彼が好んでしてくれるかどうかが見極めのポイントだとか。

「女性が相性を実感しやすいのは、繋がっているときだけではありません。前戯にも相性があります。

例えば、オーラルをしてもらうのが好きだけれど、彼がそれを嫌々しているとしたら、女性にとってもあまり嬉しくはないですよね。彼もそうするのが好きなら、前戯の相性がいいといえます。逆の場合も同じです」(同)

さらに、女性の感じ方は、恋愛感情やその日の気分によっても変わるため、ずっと変わらない絶対的な相性なんてありえないそう。例えば、恋愛感情がなくなると、とたんに相手の体臭が気になりだしたり…という経験がある女子もいるのでは?

「年齢とともに好きなセックスも変わってくるので、以前は相性がいいと思っていた相手と、久しぶりにしたらよくなかったということもあります。

体の相性はふたりでつくっていくもの。コミュニケーションを深めて、お互いにセックスをカスタマイズすることで、どんどんよくなっていきます」(同)

もし、彼との相性が悪いと感じるのなら、コミュニケーション不足が原因かも? 

ふたりの相性のよさを実感したいという気持ちは、彼のほうも同じはず。どんな愛撫が気持ちいいのか、どんなプレイにドキドキするのかなど、お互いのツボを理解しつつ、“体の相性”はつくれるはず!

OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい!感じるセックス、飽きないセックス』(実業之日本社)など。

病院送りになった人も!雑誌やWEBで見た「嘘だらけの美容法」

女性にとって美は大事なことで、目にした情報はすぐに実践したくなるだろう。だが、雑誌やWEBに載っていたからといって、その情報が100%正しいわけではないようだ。

しらべぇ取材班は、女性たちに「雑誌やWEBで見た嘘だらけの美容法」を聞いてみた。

(1)お酢パックをしたら...

「WEBの美容記事を読んでいたら、『お酢でパックすると肌が綺麗になる』とあったんです。簡単そうだしやってみよう...と、書いてある通りにやったら。

顔がイタ痒くなり、真っ赤に腫れ上がって病院に行くハメに。お医者さんに事情を話したら、『お酢なんて刺激が強すぎて、肌に悪いよ!』と、呆れ気味。

看護師さんからも『近年は、素人が適当なことを書いている美容記事は多いんだから気をつけなさい』と、注意を受けました...」(Yさん・29歳)

(2)水飲みダイエットをしたら...

「中・高の時に、人気だった雑誌に『食事をひとくち食べて、水をふたくち飲むと、水で満腹になってダイエット効果がある』みたいな内容があり。

真に受けて実践していたんです。私はもともと胃腸が弱いこともあったんでしょうが...1ヶ月後くらいに、胃痛と下痢で病院へ。そのダイエット法を話したら、

『食事の時に水を大量に飲むと、胃液が薄まって消化にもよくないし、そんなの一時的にお腹が膨れるだけでダイエット効果なんてない。体を壊すだけ』と。

思春期の女の子たちがこぞって読んでいた雑誌で、そんな間違ったダイエット法を堂々と載せていたなんて...今思えば怖いですね」(Mさん・27歳)

(3)朝のレモンは美肌のはずが...

「愛読している雑誌に、『朝にレモンを絞った炭酸水を飲むと、美肌効果抜群!』と書いてあって、毎日実践していたんです。

翌月かなんかに、新発売されたその雑誌を読んだら『朝にレモンなどを摂取すると、シミが出来やすくなるから絶対ダメだよ!』とか書いてあって。

『はい?』といった感じですね。こんな適当なもんなんだ...と思って、それ以降はもうその雑誌は買っていません」(Sさん・30歳)

美しくなるためにやったことで、肌や体に不調が生じては本末転倒だろう。

美容情報があっちこっちに溢れている現代だが、その美容法が正しいかは、しっかりと考慮したほうが良さそうだ。

女医が教える「本当にいいSEX」

私は多くの女性から体や性の悩みについて相談されてきました。そこから学んだことは、女性も自分の体を知らないということです。セックスは痛いだけで気持ちよくないとか、彼氏に「お前の体はおかしい」と言われたと、彼女たちは訴えます。「結婚したからセックスの仕方を教えてください」という女性もいました。そもそもセックスの悩みはパートナーと一緒に解決するもの。でも、旦那さんや彼氏が病院について来てくれる人は少数派です。

 その一方、アダルトビデオなどで派手にあえいでいる女性を見て、「こうすればいいんだ」と信じている男性の多いこと……。はっきり言って、AVは男性の欲望を満たすためのファンタジーです。女性の気持ちよさを追求したものでは決してありません。

 例えば、膣口から入って4~5センチほどのおなか側に神経が多く集まる直径1センチほどの狭いスポットがあります。これがGスポットです。そこを刺激するのは中指1本あれば十分。AVのように複数の指での速いピストンは不要ですし、女性に苦痛を与えます。また、多くの男性が注目する「潮を吹く」という現象は、ただの失禁です。オーガズムとは関係ありません。

 見栄えのために、派手なパフォーマンスが必要なのでしょうが、AVはマスターベーションや興奮材料にするだけにして、実践で真似するのはやめましょう。宋先生が執筆した『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は今年5月に発売されるやいなや、ネットを中心に話題になり、アマゾン和書総合ランキング第1位を獲得した。本を買った人の中には、60~70代の男性も目立つという。

年配の方が買ってくださるのは、今とは逆に、若い時に情報が少なかったからかもしれません。そういう方はもちろん、AVやマニュアル本で勘違いしている男性や、自分の体を知らない女性に読んでもらいたくて、基本的なことだけを本に書きました。紹介したテクニックは、原則として医学的根拠に基づいています。例えば「女性器を愛撫する時、片方の手の人さし指と中指で小陰唇を開く」というのは、小陰唇が指に引っ張られて膣内に巻き込まれるのを防ぐ診察のテクニックなんですよ。

 マニュアル本には「気持ちいいスポット」がいくつも紹介されていますが、多くは意味のない場所です。例えば、アダム徳永さんの言う「AGスポット」は、「恥骨の裏」ということですが、そんな所に神経はありませんから、強くこすりつけられても痛いだけでしょう。しかも「手の角度は何度で何センチ間隔で動かせ」なんて疑問です。性器は人それぞれ違うのですから、みんなが同じように感じるとは思えません。

 あと気になるのは、最近よく紹介されている「新体位」。「背面M脚騎乗位」や足を絡めるような正常位など、アクロバティックな体位ばかりですが、女性が快楽に集中できないような、つらく無理のある体位をこなすのは、男性のエゴでしかありません。 男性誌によくある「腰を入れて『の』の字に回す」なんてのも論外です。ペニスの根元を回転させても先端はほとんど動かないため、意味がありません。

 でも男の人って、より細かいマニュアルが好きみたいですね。それらで懸命に勉強している男性は、女性を満足させたいというより、女性をイカせることが自分の満足になっているタイプではないでしょうか。本当に女性に満足してほしいなら、マニュアル本ではなく彼女に聞いてください。

一方、女性の多くは愛撫に応えようと、一生懸命感じているフリをしてしまいがち。それが好きな相手だったらなおさらです。ですからあえぎ声は信用できません。「俺の彼女は違う!」という幻想も捨ててください。ではどうすればいいかというと、女性の反応をよく見ることです。女性器を刺激してる時に、相手が足を開いて腰を押し付けてくるようだったら「もっとして」というサイン。いくらあえいでいても腰が逃げていくなら、「そこではない」ということです。

 直接尋ねられる関係であれば、ぜひ聞き方を工夫してください。「気持ちいい?」と聞かれて、「イマイチ」とは答えにくいものです。「こことここのどっちが気持ちいい?」とか「この強さとこの強さ、どっちが好き?」と、答えやすいように聞いてあげれば、より気持ちいい方向に導けます。同時に、女性も自分の体をよく知り、相手にうまく伝える努力をしましょう。「セックスがあまり好きじゃない」という女性の中にはイッたことがないという人が多いもの。彼氏の前で初めてイクことに抵抗があるなら、マスターベーションでイクことを経験するのも手です。

 女性の中には、「クリトリスではイケるけど、中ではイケない」という人もいます。有名なAV男優の加藤鷹さんの著書には「クリトリスでイクのはエクスタシーでオーガズムではない」と書いてありますが、クリトリスも立派なオーガズムです。あのフロイトも「クリトリスのオーガズムは未熟である。膣のオーガズムは熟している」と書いていますが、これも今では否定されています。

 なぜフロイトを始めとする男性が、クリトリスのオーガズムに注文をつけるのかというと、「男性器を入れていない時にイク」からだと思います。男性は女性の膣を使って自分を気持ちよくしてるのだから、それと関係ないオーガズムは都合が悪い。これは非常に女性蔑視的な考えです。そもそも女性は愛情と性欲の対象が一致する人が多いけれど、男性は必ずしもそうではありません。

 今、いろんな雑誌でセックスレスの特集をしていますよね。私もいくつか取材を受けるのですが、女性誌と男性誌ではテーマがまったく違うんです。「もう一度、旦那さんとセックスを」という女性誌に対し、男性誌からは「テクニックをもっと解説してください」と言われることが多い。前者の取材には「まず手をつなぐことから始めてください」と答えるのですが、その記事を読んだ男性は「もう妻となんてやりたくない」と言うんです。

 泌尿器科の友人医師によると、ED(勃起障害)の相談に来る人の9割は、相手を変えるとできるようになるんですって。男性の中には「妻にもう一度求められたら逃げ出す」とまで言う人もいます。ですので、セックスレスに悩む方は、いきなり甘えたりダイエットに励む前に、まずは「相手が自分ともう一度セックスしたいか」を確認する必要があります。セックスレスも、気持ちいいセックスも、その理由や方法は千差万別です。解答はマニュアル本には載っていません。お互いのコミュニケーションなくして、本当にいいセックスをする方法はないのです。

死ぬまで現役 下半身のツボ 女性を悦ばせる言葉責め

 「セックスを楽しめる男性は、何歳になっても元気なんです。では、“楽しむ”とは何か。それは女性を悦ばせることに他なりません」こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 中高年がセックスという行為に向き合った時、まず、「勃起力」や「性欲」といった問題に直面する。言い換えれば、しっかりと勃起すれば、セックスは楽しめると考えているのだ。 「その考えが間違いなのです。男性は本能的に自分の好きな女性が悦んでくれることで、勃起力も性欲も高まってくるもの。考え方の順序が逆なんですね」

 つまり、勃起してから女を悦ばすのではない。女を悦ばせてから勃起するのだ。
 いくつになっても現役の男性ほど、この順序をよく心得ているという。

 では、女を悦ばせるにはどうすればよいのか。
 「絶頂に導くテクニックや体位を知ることも大切ですが、中高年男性の場合、女性の心理を突いた性戯を磨くべきです」

 女を悦ばせるテクニックや体位の情報は巷に溢れているが、女心をくすぐる性戯はさほど知られていない。
 例えば、間を置く言葉責め。そのやり方は様々だが、肝心なのは“間”を置くことだという。

 「セックス中の言葉責めは基本的に低い声を出すこと。女性は男性の低い声に男性ホルモン=男らしさを感じますからね。そして、ゆっくりと囁くように語りかける。言葉も矢継ぎ早に話さないほうがいい。『すごく濡れているね』と発したなら、しばらく無言で相手の反応を伺うんです」

 むろん、彼女のほうが「言わないで、恥ずかしい」と返してきても、すぐには返答しない。
 「あえて静寂の時間を作ることで、女性は次の言葉を待つと同時に、気持ちが性的快楽に溶け込んでいくのです」

 これは一種の心理学だ。
 「講演会などで聴衆がざわついている時、不慣れな話し手は、自分の話を聞いてもらいたくて、つい大きな声を出してしまうんです。でも、これは逆効果。話し手が黙ってしまうと、聴衆は『ん?』と耳を傾けようとするんです」

 中高年男性となれば、こうした心理的に女を悦ばせるテクも身に付けたいところ。また、女性の意識を集中させる技としては、「体の一部を褒める」ことだという。 「女性は『可愛いね』とか『綺麗ですね』と言った漠然とした言葉はあまり信用しないのです。ところが、『耳がすごく可愛い』『鎖骨が色っぽい』というように、どこか体の一部を褒められると、ソコを意識してしまう。男性に体の隅々まで鑑賞されているような羞恥的快楽も覚えるのです」

 同じ褒め言葉でも、こうも女性の受け取り方が違ってくるのだ。そして、心理的に快感も高まってくれば、自然と肉体的にも感じやすくなる。「女性が淫らになってくれば、男性も自分に自信がつくと同時に、いい意味でリラックスするんです。お互い楽しんでいる、という気持ちが高まり、勃起力や性欲も沸き上がってくる」

 気付くとセックスを文字通り、楽しんでいるのだ。
 ED解消は大事だが、それは後の問題。まずは女性を悦ばせ、セックスを楽しむことから始めよう。

志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

死ぬまで現役 下半身のツボ 本番に強くなる魔法の言葉

 「自分に暗示をかけて撮影に挑むベテランのAV男優さんがいるんです」
 こう話すのは、元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある、竹下ななさんだ。

 なぜ、撮影=セックス前に自己暗示をかけるのか。
 「AVの撮影では周りに大勢のスタッフがいます。どんなに経験豊富な男性であっても、やはり緊張するし、周囲が気になります。しかも勃起しないと、みんなから“お前のせいで撮影が進まない”と白い目で見られてしまう…。そんなプレッシャーを跳ねのけるために、“自分はできる!”と暗示をかけているそうです」

 実に大変なお仕事なワケだが、面白いのは勃起するためにかける暗示の言葉。
 「俺は絶対に勃つ!」
 と強く思い込むのかと思いきや、そうではないそうだ。竹下さんは以前、件のAV男優に暗示のやり方を聞いたところ…。
 「俺は絶対に勃つ! とかそういう風に考えるのは、逆にマイナス効果だそうです。なぜなら、そう宣言している時点で、“俺は基本的には勃たない”ということを暗に示しているから、と」

 少し難しい話だが、確かにコレは一理あるのだ。
 例えば、「俺は女にモテモテだ」と自分に言い聞かせるのは、実際は自分がモテモテでないことを認識しているからだ。つまり、自分を奮い立たせる暗示の言葉が逆に自分の弱さを浮き彫りにさせているといっても過言ではない。

 では、どうしているのか。
 「驚きましたが、いざ撮影となる前に、“たぶん今日の俺は勃たない”と自分に言い聞かせるそうです(笑)。まあ無理だろうな、といわばいったん諦めるそうです。すると、開き直った気持ちになれて、逆に勃起力が高まるそうです」

 俺はたぶんダメ、今回は失敗する可能性が高い…このようにマイナスのイメージを浮かべておくほうが、EDになりにくいというのだ。この方法は、我らのプライベートセックスにおいても使えるだろう。
 「私はいままで公私含めて、3000人以上の男性と肉体関係を持ってきましたけど、年配でもアッチが元気な人って、エッチの前に『俺は勃起しないかもしれないよ』と明るい声で宣言してくることが多いんです」

 女性にすれば「え~!?」となりそうだが、実は違う。
 「最初にそう言われるとホッとするんです。なぜなら女性も常にエッチの前、相手の男性がちゃんと勃起するかどうか不安なんです。もしかしたら私は飽きられているかもしれないとか、喘いでいる顔が不細工で興ざめさせちゃうかもしれない、とか。でも、それ以前に『年だから勃起に自信がない』といった言葉をかけられると、何があっても『私のせいではない』と思える(笑)」

 お互い期待し過ぎると、セックスはうまくいかないことが多い。程よくマイナス思考で挑むほうがお互い、リラックスできるため、楽しめるのだ。
 「しかも、期待していなかったのに、ちゃんと勃起していたら嬉しい。当たり前のようにビンビンのオチ○チンを見せられるよりも感動するんですよね」

 今夜はたぶん、勃起しない…実はこれこそが、自分を奮い立たせる魔法の言葉なのかもしれない。

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。

気になる! 若い男性の性欲が低下している理由って何?

若い男性の“セックス離れ”が進んでいるということを、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。2014年9月、一般社団法人日本家族計画協会が発表した「男女の生活と意識に関する調査」についての報告では、驚くべき結果が明らかなに!

これは2002年から隔年で行われ、2014年度は全国の16~49歳の男女3000人を対象に、1134人(男519人、女615人)から有効回答を得ることができたといいます。その回答への医師の見解をチェックしてみましょう。

若年層ほど関心が低いという結果が?
<セックスに対する思いについて>
約18.3%の男性が、「あまり、まったく関心がない」、あるいは「嫌悪している」と回答。この回答は過去最高で、特に若年層になるほど関心が更に低くなり……
・16~19歳:34.0%
・20~24歳:21.1%
・25~29歳:21.6%

という45~49歳(10.2%)よりも上回った結果になりました。こうした傾向が見受けられるようになったのは2010年から。以降「無関心」または「嫌悪している」といった 割合が年々高くなっているといいます。驚くべきは、2008年の結果と比べると、今年はほぼ倍増している、ということ。

なぜ、セックスに無関心なのか?
ではなぜ、現代の男性はセックスに無関心になってしまったのでしょうか。その原因を見ていきましょう。

<セックス無関心者、4つのつぶやき>
1.セックスに至るまでのコミュニケーションが面倒くさい
2.そもそも、異性との関わりが面倒
3.結婚に利点を感じられない
4.セックスをしなくても自慰行為で十分な快感を得られる
……など。

他にも、現在のストレス社会が大きく関係しているといわれています。性欲減退の原因となる睡眠不足の問題を抱えている人がとても多いのです。

セックスは◯◯…“吐き出しパートナー”を求める女性が増えている!

愚痴や、日々の不平、不満を吐き出す相手も、今や“アウトソーシング”をする時代のようだ。ただ愚痴のみを聞いてもらう、そんな“吐き出しパートナー”を持つ人が増えてきているという。夫婦や恋人といった、みずからにもっとも近いパートナーに愚痴をこぼさず、客観的第三者である男性に愚痴を吐く女性たちの心理とはいかなるものなのか。その真相に迫ってみた。

「夫への不満、ゴミ出しやたばこの煙の流入といった近隣での些細なトラブル、ママ友たちとの人間関係でのいざこざ、職場での理不尽な出来事……そんなありとあらゆる不平不満を聞いて貰っています。彼らに恋愛感情? ないです! ありえないです!! あくまでも彼らは私の吐き出した愚痴、それを聞いて貰う、ただそれだけの関係の男友達です」

 愛知県に住むリョウコさん(仮名・40歳)は、いわゆる“ちょいキャリ”と呼ばれるパートタイムで専門職をこなす主婦だ。時折舞い込む仕事もこなしつつ家庭を守る、そんな結婚生活を10年続けている。夫婦の間には小学校2年生の娘がひとりいる。 結婚以来、夫への些細な不満はあるものの、それでも夫婦仲は至って円満だ。この夫婦円満の秘訣にリョウコさんは“吐き出しパートナー”の存在を挙げた。

「土木技師の夫は小学校から大学まで、ずっと柔道一筋の体育会系。包容力はあります。でも、理系で体育会、理屈っぽくてガサツ。女性の繊細な心を読み解けないのが玉にきず。なので夫にはない、女心を汲み取ることができる繊細な人が“吐き出しパートナー”になりましたね。彼は小学校からずっとピアノ一筋。音大卒のピアニストなんです」

 夫と“吐き出しパートナー”のキャラクターの違いをこう語るリョウコさんだが、その夫とは対照的なキャラクターを持つ吐き出しパートナーの男性に恋愛感情はまったく感じないという。「もちろん話を聞いてもらう異性なのでそれなりの魅力は感じています。でも、“それなり”でしかありません。恋愛の要素は皆無ですね。だからといって、心療内科とかカウンセラーの先生という感覚でもないのです。あくまでも私の吐く愚痴、それを受け止めてくれる存在です。それ以上でもそれ以下でもありません」(リョウコさん)

 リョウコさんの“吐き出しパートナー”は、結婚後の10年の間に途切れたことはない。現在のピアニスト男性は“3代目”だ。SNSでのやりとりがきっかけだった。「SNSで何度かのやりとりの後、彼のピアノ演奏をライブバーに何度か聴きに行って。それから親しく話すようになりました。“聞き上手”なんですよ。彼。いつしかそれが高じて“吐き出しパートナー”になってもらいました。過去の2人もそうですが恋愛要素は皆無です」

 こう話すリョウコさんのように“吐き出しパートナー”に恋愛感情をまったく感じないというケースのほか、今でこそ恋愛感情はないが自分のことをよくわかっている元カレを“吐き出しパートナー”にする女性も少なくない。大阪府に住むメグミさん(仮名・43)が語る。「元カレとは5人くらいSNSやメールで今でもつながっています。夫婦間や職場で言えない話を聞いてもらっています。以前、付き合っていただけあって、私の欠点もよく彼らは知っています。それも交えて的確なアドバイスをくれるのでスカッとします」

 メグミさんは元カレ以外にも、たとえば法律に強い、車やパソコンといったメカに詳しいとか、ある特定の分野に詳しい男友達に愚痴を吐き出し、その分野の専門家として、夫とは違う視点でのアドバイスや知恵をもらいストレスを発散しているという。では、こうした女性の“吐き出しパートナー”となる男性はこの関係をどう捉えているのだろうか。冒頭部で紹介したリョウコさんの吐き出しパートナー男性(42)が語る。

「僕は彼女がご主人にも話さない、話せないであろう愚痴を受け止める役割をはたすだけです。彼女は素敵な女性です。正直に告白すれば淡い恋心は抱いていますが、それは恋愛とはまた違う感情です。彼女が僕にだけ愚痴を聞かせてくれる。それが幸せなんです」 このように、この関係を好意的に捉える男性がいるが、なかには否定的に捉える向きもある。かつて“吐き出しパートナー”として複数の女性と長年付きあった経験があるという43歳男性は、「恋愛感情抜きに男性が女性の愚痴を聞くことなどありえない」とし次のように話す。

「いつか交際できればいい、自分がその女性にとって“もっとも心のうちを明かせる存在”だとの自負を持って同い年の既婚女性の愚痴をメールで週に1回程度、月に1度は会って食事したり、飲みながら聞く関係が3年ほど続きました。でも、それだけでした」“吐き出しパートナー”以上の関係を望んだこの男性は、ある日、相手女性に好意を持っていることを伝え、「今後は男女として交際してほしい」と告白。だが、返って来た答えはNOだった。「あなたが私にそういう気持ちをお持ちならもう会うのはやめましょう」――

 3年にも及んだ関係はあっけなく終止符が打たれた。女性側はあくまでも男性に“吐き出しパートナー”以上のものを求めていなかったようだ。自身の元カノともこの男性は“吐き出しパートナー”の関係を持っていたが、やはり好意を伝えるとその関係はギクシャクして、連絡が途絶えることが多かったという。こうしてみると“吐き出しパートナー”とは、女性側は男性への好意はまったくなく、男性は女性側に好意があったならばそれを伝えた段階で壊れてしまう関係だということがわかる。過去に女性と恋愛関係があった元カレの場合だと、そこにヨリを戻したいとか何がしかの未練がある場合、この関係は続かないことが多いようだ。

 つまり、互いに好意を持たない、愚痴を“吐く役”と“聞く”役に徹した関係である。女性に恋心を抱きつつ“吐き出しパートナー”を続け、関係の発展を目指す男性には何とも辛い話だが、女性側にとってはその存在は得がたいもののようだ。 恋愛、結婚事情に詳しいフリーライター、志村ひな子さんは女性側からみた“吐き出しパートナー”の関係をこう解説する。

「夫から感じる愛とはまた違った“癒やし”を与えてくれる存在です。肉体関係ではなく、まさに吐き出すだけの友達なのでプラトニックにつながっていられます。日々、生活する上である不満や不平、それを毎日、延々と聞かされる夫もたまったものではありません。これを“吐き出しパートナー”に聞いてもらうことで、日常で夫に愚痴を言うことも少なくなります。夫から愛を感じていない女性は、吐き出しパートナーから愛を与えてもらっている感覚です。そのメリットははかり知れません」

 そもそも恋愛とは、見返りを求めるものではない。ならば恋した、愛する女性から“吐き出しパートナー”と位置づけられたのなら、男性は黙ってその役割に徹するのも愛といったところか。もっとも“吐き出し”という冠こそついているが“パートナー”であることには違いない。それさえをわきまえれば、長く続く関係であることは間違いないようだ。

人間とセックスするロボット、年内にも市場に?

ロボットとセックスできる時代はすぐそこまで来ている──昨年末に英ロンドン(London)で開催された、人型ロボット(ヒューマノイド)との関係に関する倫理基準について話し合う国際会議で、ある専門家はこう語った。映画『エクス・マキナ』や米ドラマ「ウエストワールド」などを見ても分かるように、「セックスボット(sexbot)」と呼ばれるロボットのセックスパートナーは最近のSF作品では定番の題材だ。

 だが一部の専門家たちは、セックスボットはもはやSF世界の話ではないと考えている。今年中には、人間のセックスの相手をするようにプログラミングされた、金属とゴムと樹脂製のセックスボットが現実世界に登場するというのだ。 「セックスボットの第一号の誕生に伴い、ロボットとのセックスは2017年中には現実になる」と、人工知能(AI)の専門家デービッド・レビー(David Levy)氏はロンドン大学ゴールドスミスカレッジ(Goldsmiths, University of London)で開催された「ロボットとの愛とセックスに関する国際会議」で語った。

 この会議では、物理的に離れた場所にいるカップルのキスの感覚を共有できる装置「キッセンジャー(Kissenger)」など、最新の大人の玩具もいくつか紹介された。  米カリフォルニア(California)州を拠点とする企業アビス・クリエーションズ(Abyss Creations)は今年、人間のように話したり動いたりするリアルさを売りにしたセックスボットを売り出すという。

 英イングランド(England)北東部サンダーランド大学(University of Sunderland)でコンピューターサイエンスを教えるリン・ホール(Lynne Hall)氏はこの会議で、ロボットとの「性交渉は素晴らしい体験」になり得ると主張した。「ロボットとのセックスには多くのメリットがある。病気に感染する心配がないので安全でもあり、主導権を握ることもできる」  同氏は一方で、ロボットとのセックスが人間とのセックスに取って代わられることはないだろうとの考えを示している。

■「あなたならロボットを恋人にする?」

 一方、レビー氏は、論理的な展開として、次はロボットとの結婚も起こり得ると語った。「ロボットとのセックスが普通になるにつれて、ロボットとの結婚は非常に現実味を帯びてくるだろう」として、早くて2050年にはロボットとの結婚を考える人々も出てくるはずだと主張する。未来のロボットは「我慢強くて優しくて愛らしいものになる」とレビー氏は言う。「嫉妬や自慢、傲慢(ごうまん)、無礼な態度とは無縁だ。わざとプログラミングするなら別だが」「こうしたすべての性質を可能にするソフトウエアは数十年以内に開発される可能性が高い」  同氏はまた、近年は「ロボットとのセックスや愛を受け入れる人が増えている」と指摘した。

 しかし、今のところはまだ、多くの人々にとってヒューマノイドとの性的な関係は現実離れしたもののようだ。シティ大学ロンドン(City University London)とマレーシアのイマジニアリング研究所(Imagineering Institute)が共同で行った試験的な調査で、セックスボットに愛情を感じ得るかなど、セックスボットの捉え方に関するアンケートを行ったところ、多くの人が人間がロボットに引き付けられる可能性はあるとの見方を示した。

 だが、シティ大学ロンドンでキッセンジャーの開発に携わった博士課程の学生、エマ・ヤン・ジャン(Emma Yann Zhang)氏によれば、「あなたならロボットを恋人にしますか?」という質問には大半の人が「ノー」と答えたという。  レビー氏が示唆するように人間とロボットとの愛を受け入れたとしても、いざ自分がロボットと付き合うかと言えば、そこまでの変化は当分起きそうにないとホール氏は言う。 一方で、AIに大きな期待を寄せる人々は、今年のいつごろ新世代のセックスボットが市場に出るのかと熱い視線を送っている。

AV依存世代、若者の変なセックス

「セックスはめんどくさい」「性に関心がない」。そんな若者の"異様な"性の実態を本誌3月7日号で報じた。ところが、現状はもっと深刻で、セックスしたくても"できない"若者が増えているというのだ。アダルトビデオが"教科書"という若者の、データだけではわからない悲痛な声を聞いた。

 中高年の方はにわかに信じがたいだろうが、最近、若者の間でひそかに精力剤が"流行"しているという。精力剤販売の最大手「あかひげ薬局」本店(名古屋市)の販売員は、驚いた様子でこう言うのだ。 「ここ2、3年で若いお客様が増えています。『そういう気にならない』と言う人もいれば、途中で萎えてしまう『中折れ』や『勃起しない』という身体的な相談もあります」 本当なのか?

 「彼女には内緒にしていますが、僕は、昨年春に童貞を捨ててから、ずっと精力剤を使っています」 そう告白するのは、都内在住のフリーター男性のAさん(28)だ。 「今、付き合っているのが、初めての彼女。その彼女に童貞だと知られたくなかったので、最初にセックスする時は、『うまくやらなきゃ』と緊張していました。それで『中折れ』してしまった。すると、彼女が『大丈夫?』って言ったんですよ。ショックでした。だって、僕はダメだってことでしょ? 今も月1回程度セックスするのですが、初めての体験で怖くなって、彼女と会うときは必ず精力剤を持ち歩いています」

 ただし、マスターベーションをする時は精力剤は使わないという。「飲まなかったら不安でセックスできないと思います。保険というか、安心薬みたいな感じです」 彼女には「かっこ悪い姿は見せたくない」との理由で、今後も絶対に打ち明けないという。本誌08年3月7日号でお伝えしたとおり、財団法人日本性教育協会によると、全国の中学、高校、大学生の男女に、「性的なことに関心があるか」と尋ねたところ、「ある」と答える学生が99年から男女とも急激に減っている。

最新の調査(05年)と比較すると、「性的なことに関心がある」と回答した男子高校生は99年に90・5%いたが、05年には78・5%に減少。女子高校生も同じく、76・9%から54・8%と急激に減っている。前回紹介した若者たちは、「めんどくさい」「気持ちよくない」とセックスを嫌う傾向が目立ったが、Aさんのように、「したくてもできない」若者がいるとは驚きだ。 やはり精力剤を飲む関西在住の男子学生Bさん(24)にも、話を聞いた。

 「セックスは正直、あんまり好きじゃない。『セックスは子供を作るためにする』って教わったから、僕は、結婚前にセックスすることはあんまりいいことだとは思いません。本音は結婚するまでオナニーだけでもいいんですよ。でも、彼女は僕としたいみたいで、家でキャミソールを着たり、腕を触ってきたりして誘ってくるんです。正直ちょっと引きます。そこでまた冷めちゃうんですが、あまりにかわいそうなんでしてあげたいんです」

 ところが、彼女とセックスしようとすると、勃起しないという。 「AV(アダルトビデオ)や成人漫画だったら勃起するので、オナニーはするんですが……」Bさんのように、生身の女性のみを対象に、勃起しないケースはともかく、生身の女性の膣内で射精できない"膣内射精障害"が若者を中心に増加傾向にある。前出のあかひげ薬局によると、その相談に訪れる若者も珍しくないという。

 「来店されるお客さんの場合、畳の縁や床、机などを使った、刺激の強すぎるマスターベーションが原因というケースがほとんど。実体験で生身の女性とセックスせずに、先に視覚、触覚に強すぎる刺激を与えたために、若くても問題が生じるケースが増えていると思います」(広報担当者)彼女とセックスをしようと、先輩のアドバイスから精力剤にすがったBさんだったが、「(精力剤を飲むと)体は熱くなるんですけど、頭が冷めてるっていうのか……燃えないんです。もちろん、彼女には言えません」 交際して今年で2年目になるが、彼女と一度もセックスしていないという。

◆"顔射"するのは優しい男の証?◆

 なぜ、精力剤を使う若者が増えているのか、前出の広報担当者はこう分析する。「理由としては、まず一つに、食生活の不節制だと思います。特に若い人は食生活が乱れやすく、ビタミン類やアミノ酸など勃起に必要な栄養素が不足している。もう一つは、性に対する情報の刺激が強すぎるんじゃないかと思います。視覚や聴覚、嗅覚、触覚など、それぞれ総合して脳が刺激され、勃起を促します。昔は活字だけでも興奮できましたが、今は露骨で刺激的な情報が多い。それらがもたらす刺激が強すぎるのかもしれません」

 事実、前出のAさんもこう話すのだ。「セックスの仕方はAVを見て知っていましたが、初めてした時に、彼女がAVみたいに気持ちよさそうじゃなかった。それで、途中からどんどん気まずくなって、焦ってしまった」若者の性への関心が低くなってきた99年以降といえば、各家庭にインターネットが普及し、学生が携帯電話を持ち始めたころだ。その学生が生まれた80年代には、すでにAVがビデオ店の店頭に並んでいた。そんななかで、若者はどんな知識を得たのか。名古屋市内に住む男子学生(20)は、事もなげにこう言ってみせる。

 「AVは基本のキですね。俺は毎回顔射(精液を相手の顔に出すこと)します。理由は特にないですよ。AVでやってるから、普通って感じです。俺、優しいから、(膣の)中に出さないんですよ。彼女も喜んでます」彼にとってAVは"教科書"だったようだ。「学校の性教育とかじゃわかんないし、ほとんどの人がAV見て勉強するんじゃないんですか? 女のふるまいもAVと一緒ですよ」東京在住のフリーター女性(19)も、こう話す。

 「小学5年の時に友達と『勉強会』をして、初めてAVを見ました。それから、友達に借りたり、彼氏のをこっそり見たりして『お勉強』してました。もちろん、彼とする時は、気持ちいいフリをします。AV女優の声の出し方とか、表情やしぐさをマネします。それが礼儀だし、シラけてたら相手に悪いでしょ」


◆「嫌」と言えない純愛志向の裏側◆

 そんな女性の"裏側"を知ってか、男性からも冷めた意見が上がる。一昨年、初体験したという大学生Cさん(21)の話。「彼女のことは根本的に信用していません。セックス中に気持ちよさそうにしてても、心の中では『どうせ、演技だろ?』って思ってる。そもそもセックスがあまり気持ちよくない。初体験も周りに言われて、やんなきゃいけないからしたという感じでした」前出の性教育協会の調査では、男子高校生の59%、男子大学生の87%が「アダルトビデオを見る」経験があり、セックスについての知識を「ポルノ雑誌/アダルトビデオ」で得ていると回答したのは、男子高校生で42・8%、男子大学生では63%にもなった。
 調査にかかわった活水女子大学の石川由香里准教授は、こう指摘する。

「AVの問題点は、経験がなくても、男女が異なることをわかったような気になってしまうことです。男性ってこういうものなんだ、女性とはこういうものなんだと、大人がつくったステレオタイプにのみ込まれてしまう危険性はあります」性への関心が低下する一方で、同協会の調査では、「性交に愛情が必要」と考える割合が、特に女子高校生で増加している。このため、最近の女子は、何よりも恋愛に高い価値を見いだす、「純愛志向」になってきた一方、男子はそれほどでもない。

 石川准教授によると、以前の「純愛」は、結婚してから性交をする貞操観念にもとづく純潔主義だったが、今は性交も恋愛の手順の一つとしてとらえている傾向にある。そのため、「愛がなければセックスしてはいけない」と考えると同時に、「愛があればセックスをするのが当然」という価値観が生まれているのだという 「純愛志向」の女性はどんなセックスをしているのだろう。交際相手に言われて、避妊薬のピルを服用しているというOL、D子さん(26)に話を聞いた。

 「彼は『気持ちよくないから』と言ってコンドームをつけてくれません。でも、彼を好きなので断れないし、彼が気持ちよくなってくれればと思って我慢しています。彼は口でしかイケないらしく、最後はお口でします。毎回だから、嫌なんですが、嫌われるのが怖くて言えません」 純愛志向の裏には、D子さんのような女性がたくさんいる。赤枝六本木診療所の赤枝恒雄院長によれば、中絶する女性の多くがコンドームをつけずにセックスをしているという。

 「その理由のほとんどが、『彼氏がつけてくれなかった』です。ちゃんと言わなきゃダメだと言っても、『つけないほうが気持ちいいって彼が言った』と言う。ひどいのは、『他の子とする時はつけているけど、おまえは特別だからつけない』と言う男。それを彼女たちは信じてしまうんです」 体よりも心に重きを置く純愛志向の女性と、問題を抱えるが相手に相談できない男性。今後、若者の性はどこへ向かうのだろうか。

 「努力が実を結ばないという社会背景の中、純愛志向の多くは"運命"を信じている。しかし、それを信じるあまり、努力は無意味と感じてしまい、ハナから努力しようとしないのは問題。さらに、男女の価値観が固定化されてしまうと、今後、ますます男女間のミスマッチは多くなるでしょう」(石川准教授) "性の氷河期"はまだ終わらないようだ--。

アメリカで認可に動く“女性用バイアグラ”は男性用と何が違う?

食品や医薬品などの認可を取り扱うFDA(アメリカ食品医薬品局)が、“女性用バイアグラ”と称される薬を承認する方向を定めた。女性の性欲や性行動に作用する薬だというが、その実力はいかに? 専門家に聞いた!

***

女性の減退した性欲を回復させる薬として“女性用バイアグラ”と呼ばれる「フリバンセリン」。この薬が6月4日のFDA(アメリカ食品医薬品局)諮問委員会で承認に向けて大きく動いた。

同薬はアメリカの製薬会社のスプラウト・ファーマシューティカルズ社が販売権利を持つが、すでに2度承認を却下されていた。期待される「性的欲求低下障害の緩和」という効能に対し、めまいや吐き気といった副作用のリスクのほうが高いと判断されたからだ。

しかし、女性団体によるロビー活動の効果などもあり、今回三度目の正直でついに承認を促す結論が出された。このニュースについて、産婦人科医でセックスセラピストの早乙女智子先生に聞いた。

―今回認可へ動いた“女性用バイアグラ”こと「フリバンセリン」ですが、一体どんな薬なんでしょうか?

早乙女 “女性用バイアグラ”と呼ばれていても、男性用のバイアグラとは性質がまったく違います。男性用バイアグラは海綿体への血流を良くし、ペニスの物理的な勃起を促すもの。

それに対し、今回のフリバンセリンは、ある種の抗うつ剤であり、性に対する消極的な気持ちを改善するための薬なんです。

―メンタルに作用する、ということですか?

早乙女 そうですね。性欲に関わる神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンを多く出すように脳内に働きかけ、セロトニンを下げます。セロトニンを抑えると性行動が活発になるからです。

―認可されたら、どんな女性に処方されるのでしょう。

早乙女 この薬は特に、閉経が近い更年期女性の性的欲求の低下を改善するとされています。例えば、これまで性生活を楽しんできた熟年カップルが、奥さまの加齢とともにどうしても一緒に楽しめなくなってきた場合とか。

そもそもフリバンセリンはセックスをしたいのに楽しむ気分になれない人向けで、初めからする気がない人に効くわけではないんです。

―では、飲めば媚薬のように体がウズきだすというわけではない?

早乙女 それは間違い。例えば「女性が濡れる」ためには、メンタルの他に大脳を経由しない脊髄反射も必要なんです。つまり、挿入で与えられる局所刺激の快感もやはり必要なわけです。

セックスとは相手ありきの営みですから、薬を飲んでもつまらないセックスをしていたら感じません。

―「国が認めた媚薬」などと騒がれていますが、違うんですね。

早乙女 Hに興味がなかった人がこの薬を飲んで急にスケベなオーラが出てくるとか、そういうものではないですね。薬で性生活に前向きになれたとしても実践して感じるか感じないかはまた別問題です。

男性用バイアグラが身体反応を促すものであるのに対し、女性用は「気持ちを高めるもの」。このあたりは性に対する男女の態度の違いが見事に表れていて興味深いですね(笑)。

●早乙女智子(さおとめ・ともこ)

日本産婦人科学会認定産婦人科専門医、日本性科学会認定セックスセラピスト、「性と健康を考える女性専門家の会」会長。監修書籍に『こころとカラダで感じ合う絶頂のセックス』(コスミック出版)がある

“体の相性”って本当にあるの?

ちまたでよく言われる、「体の相性」の良し悪し。彼とのセックスは楽しめているけれど、いまひとつ実感できていない女子もいるのでは?

 そこで、幸せな「ラブライフ」のあり方を提唱するOLIVIAさんに、セックスにおける相性とはどんなものなのか、聞いてみよう。

「相性というのは、体型や性器の形状など以上に、“してほしいこと”と“したいこと”のマッチングなのです。

極端にサイズなどが合わないときは問題ですが、女性の膣はいろいろな形状に合うよう柔軟にできているので、たいていの場合、物理的なことで相性の差は感じにくいはず。

形や大きさだけで相性を判断しようとするのは、まだまだセックスの奥深さに気づいていないということかもしれません」(同)

例えば、いちばん好きな体位が一緒か、セックスのテンポが合うか、というのも相性の判断材料。あとは、自分がしてほしい愛撫を彼が好んでしてくれるかどうかが見極めのポイントだとか。

「女性が相性を実感しやすいのは、繋がっているときだけではありません。前戯にも相性があります。

例えば、オーラルをしてもらうのが好きだけれど、彼がそれを嫌々しているとしたら、女性にとってもあまり嬉しくはないですよね。彼もそうするのが好きなら、前戯の相性がいいといえます。逆の場合も同じです」(同)

さらに、女性の感じ方は、恋愛感情やその日の気分によっても変わるため、ずっと変わらない絶対的な相性なんてありえないそう。例えば、恋愛感情がなくなると、とたんに相手の体臭が気になりだしたり…という経験がある女子もいるのでは?

「年齢とともに好きなセックスも変わってくるので、以前は相性がいいと思っていた相手と、久しぶりにしたらよくなかったということもあります。

体の相性はふたりでつくっていくもの。コミュニケーションを深めて、お互いにセックスをカスタマイズすることで、どんどんよくなっていきます」(同)

もし、彼との相性が悪いと感じるのなら、コミュニケーション不足が原因かも? 

ふたりの相性のよさを実感したいという気持ちは、彼のほうも同じはず。どんな愛撫が気持ちいいのか、どんなプレイにドキドキするのかなど、お互いのツボを理解しつつ、“体の相性”はつくれるはず!

OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい!感じるセックス、飽きないセックス』(実業之日本社)など。

高齢者の性 自転車こいでED薬求めに行く90歳以上の男性も

外見だけでなく、知的・身体機能において現在の高齢者がかつてに比べて若返っているとする調査結果を日本老年学会が発表した。その傾向は人間の健康的な生活に欠かせない「性機能」にも当てはまる。

 現場の医師たちも高齢者の下半身の若返りを実感している。横浜悠愛クリニック理事長の志賀貢医師がいう。

「昔に比べて、今の高齢者は10歳くらい若く見えるが、性機能についてもこの20年で10歳程度若返ったと考えていいでしょう。かつて男性の性機能は65~70歳で低下し始めていたが、今は75~80歳からの低下がほとんど。

 私の知り合いの80歳の夫婦は、いまでも定期的にセックスをしています。夫婦で長生きする人は、性生活も長く持続できる傾向がある」

 性機能の衰えの始まりが遅くなったために、男性が薬に頼り始める年齢も上昇している。

 ED(勃起不全)治療の第一人者、神田医新クリニック院長の横山博美医師によれば、80歳を過ぎてからED治療薬を求めに来る男性が増えているという。

「以前の統計では、80代でも“現役”の男性は2%しかいなかったが、確実にもっと増えているでしょう。

 80代でバイアグラを求めに来る人は、見た目もオシャレで若く見え、適度な運動もできる。80歳を過ぎて運動靴で外来に来るなんて、昔はありえませんでしたが、今は90歳以上で自転車をこいでバイアグラを求めに来る方もいるほどです」

 医療の進歩も「生涯現役生活」を後押ししている。EDは血液の循環の悪化が原因で起こるほか、前立腺がんの治療も原因になっている。

それらの病気はとくに65歳以上になると発症しやすいが、最近の医療の進歩により、性機能の維持が可能になってきた。川崎医科大学泌尿器科学教室教授の永井敦医師の話。

「前立腺がんの手術をすると、勃起神経を傷つけて勃起しなくなってしまいます。最近はそれを嫌がる高齢者が増えているので、勃起機能を残せるように治療したり、手術ではなく放射線治療を選択したりする傾向が強くなっている。

 また、前立腺肥大治療薬を飲み続けると、勃起機能が改善し、血管が若返ることも明らかになっています」

 性機能の若返りは男性だけではない。神奈川県立汐見台病院産科副科長の早乙女智子医師がいう。

「かつて女性の間には“更年期を過ぎたら性的には終わり”という風潮が強かったのですが、ホルモン充填療法などを行なう人が増えたこともあり、性的に活発な高齢女性は多い。

 ホルモン治療だけでなく、若い頃からある程度のセックスの頻度をキープしている人は膣が若く、ホルモンを使わなくても性交渉は可能です。いまは60代、70代でもセックスを続けている女性は珍しくありません」

死ぬまで現役 下半身のツボ バックキック運動で股間周りを鍛える

 「EDを解消しようと頑張ることは、一石二鳥なんです。なぜなら、EDを克服する運動はすべて、魅力的な男性を作り上げることに通じていますからね」

 こう語るのは、元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある竹下ななさんだ。

 当コーナーでは毎週、下半身力強化のためのプログラムを紹介しているが、実はそのほとんどが“トレーニング”である。愚息を元気にさせようとトレーニングを積むことで、当然、体型も日々変化して、格好いいボディーも作られていくものだ。

 「そう考えると、日々のトレーニングも一段とやりがいを感じられますよね。そこで今週は、アソコも元気になるし、女性から見て性的に色っぽい男性になれる運動を伝授しましょう」

 おおっ! これは楽しみだ。もちろん、トレーニングといっても、筋トレのように苦しいものではない。
 そもそも女性から見て“セクシーな男”とはどういうものなのか?

 「ズバリ、お尻なんです。当然ながら、厚い胸板や、太い腕も男性的な魅力ですけど、女性がムラッとくるのは男性の後ろ姿。見た目はオジサンでも、キュッと引き締まったお尻だと、女性は“セックスが強そう”と本能的に感じるんです」

 エロい尻を作り上げるトレーニングで一番おすすめなのが、『バックキック』だ。
 「やり方はすごく簡単です。まず、四つん這いになってください。両手は肩幅ぐらいの距離でOKです」

 肘は真っ直ぐに伸ばしておくこと。この状態から、片方の脚を後方にあげる。
 「ポイントは、上げた脚をできる限り伸ばすこと。やってみるとわかりますが、お尻のほっぺの部分に力が入るはずです。そこを意識して、脚を上げてください」

 脚を伸ばしきったら、元の位置に戻す。そして、もう片方の脚を同様に上げる。
 「この運動を、お風呂上りなどに左右10回ほど繰り返してください。最初のうちは、お尻の筋肉が筋肉痛になると思いますが(笑)」

 多少キツい運動だが、決してゼエゼエ苦しむほどではない。むしろ、程よく心拍数もあがり、体が火照り、血行も良くなる。

 「毎日する必要はありません。2日か3日に1回で大丈夫。また、筋肉痛が残っている時は、トレーニングをしなくても大丈夫です」
 この運動は主に、大臀筋・脊柱起立筋・ハムストリング(太もも裏側の筋肉)に効くトレーニングで、お尻は引き締まる効果も高い。

 だが、なぜ、下半身強化になるのだろうか?

 「陰茎周辺の筋肉は、まさにこの三つの筋肉なんです。若い男性の勃起力が強いのは、実はこれらの筋肉が発達しているから。ところが、加齢とともに、筋量は落ちていくので、当然、勃起力も弱まるんです」

 さらに具体的に言えば、若い頃はペニスが腹にくっつかんばかりに勃起したはずだ。

その理由は陰部周辺の筋肉が発達していたからで、ペニスを支える力も強かったのだ。つまり、この三つの筋肉が鍛えられれば、まさに若かりし頃のように、ペニスが鋭角に立つ!

 格好いいお尻になって、アソコもどんどん若々しくなる…。『バックキック』は、モテオヤジ必見のトレーニングなのだ。

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。

【性とパートナーシップ 】40代女性(中)セックスレス、夫以外の男性との出会い・・・

発達障害の疑いがある夫に、心身のつながりを求めることを諦めた3~4年前、女性は、体のこりや痛みを和らげるために通い始めた整体院で、年下の男性鍼灸しんきゅう師に担当してもらって不思議な感覚を味わいました。

そこは複数の整体師が交代で施術をしてくれるところでしたが、なぜかその男性にだけは、触れられると、体がほぐれて涙まで出てくるのです。

 「おなかのあたり、子宮のあるあたりががちがちに固まっていたのが、ゆるゆるとほぐれていく感じ。体の中でぎゅっと抑え込んでいたものが、漏れ出てくる感じでした。

いつもその人に当たるとは限らないのですが、一時期、その人に触れてもらうために、そして、泣くために通っていた気がします」

 マッサージを受ける度に、涙が止まらなくなる女性に、その男性鍼灸師は、子どもにするように、頭をなでて笑ってくれました。突っ込んだことを聞くこともなく、軽い世間話を交わすうちに徐々に距離は縮まりました。

彼は、たまに、からかうように体をこちょこちょとくすぐり、「しばらく彼女いないんですよ」と気になる言葉を挟みます。その後、フェイスブックで友達になり、家族が寝静まった夜に、二人でチャット(文字での会話)を長時間楽しむようになりました。

「もう、ちゃんと勃たつ自信ないなあ」などと性的な言葉をたくさん織り交ぜるため、女性はドキドキしていました。

 同時期に、女性は心身の調子を整えるために、昔やっていたヨガを再開していました。やはりそこでも、先生に触れられ、的確に体がほぐされていくと泣けてきます。

先生に、「家族で一緒に練習すると、いいんだよ」と言われ、夫も誘ってしばらく一緒に通ってみました。しかし、夫とは、先生と体が密着するときに感じる安心感はなく、思わず体を離してしまうような違和感がありました。

 「夫は私の何かを遮るんですね。ヨガを一緒にやっていても、『ああ、この人とは無理なのかもしれない』と感じていました」
 そんな時に出会った年下の鍼灸師。昨年ごろから、マッサージの時に、胸をさりげなく触られるのを感じていました。

その度に、体の奥が強くうずきます。最初は勘違いなのかと思っていた女性でしたが、2回、3回と胸に触れられることが続き、ほかの客がいない時に、男性に尋ねました。

 「私はあなたに触ってもらうとすごくうれしいんです。でも、あなたはどういうつもりなの? 体が反応して困るんです」

 男性は悪びれずにこう言いました。

 「ああ、ごめんなさい。面白いかなと思ったんだけど」

 女性は戸惑いました。(きっとこの人は自分にこういうことをしてくるぐらいなのだから、ある程度の好意は持っているはず。チャンスがあったら踏み込みたいけれど、相手が人妻だと思って、ちょっかいを出しているだけなのかもしれないし――)

子供が「お母さん帰ってくる?」

 夫に対する思いは、驚くほど冷めてしまっていました。まじめに仕事をして、経済的に安定はさせてくれています。

でも、精神面、肉体面では満足できません。家族としてはやっていけるかもしれませんが、夫として、パートナーとしては役割を果たしてくれていないのではないかと思いました。

 「もし私が踏み出せば、社会や世間は『不倫だ』と私をさげすむのかもしれません。でも、世間の目は私を幸せにはしない。どこの誰だかわからない人のために生きていても、私は1ミリも得しない。

役所に婚姻届を出すのも私がやりましたが、婚姻届を出しているからといって、必ずしも『パートナー』とは言えないのではないでしょうか」

 それでも、2人の子どもに対する親としての責任が壁になり、心は迷い続けました。末の娘は、いつも家でいらいらしている女性の姿を見て、「お母さん、本当にお父さんのことが嫌いだよね」と、休日も家族で出かけることを求めなくなりました。

本当は4人で仲良く暮らしたいと思っているはずなのに、娘は「お父さんはもっとお母さんに優しくしてあげなくちゃだめだよね」と母親の顔色をうかがい、気遣う言葉をかけてくれます。

その一方で、女性が一人で出かける時は、「お母さん帰ってくる?」と不安そうな顔で確認するようにもなっていました。

 「この子は10歳にもならないで、子どもの時に受けるべき両親の保護をまだ十分受け取っていません。やはり簡単に別れるという判断はできない。それでも、このまま女性として枯れてしまうのはいやなんです」

 女性はこれまでも度々、遊びの誘いを持ちかけられたことはあります。

本当に落ち込んでいた時は、「割り切ってしまおうか。セックスフレンドを作って肉体的な欲求を満たすのは簡単だろう」と思ったこともありました。それでも、それに踏み出したことはありませんでした。

 「飢えきっている状態で、男に声をかけられて舞い上がっても、むなしい結果になるだけ。私は身も心も愛されたいんです。安易に肉体的な欲求が満たされるだけでは、だめだと。『落ち着け、自分』と言い聞かせていました」

 そんな焦燥しょうそう感を抱いていた昨年春頃、女性は、欲求を我慢できずに夫に迫りましたが、夫は全く反応することはありませんでした。女性はたまらず言いました。

 「よそで探してきていい?」
 
 夫は戸惑ったようにこう返しました。

 「それは困るけど、あてはあるの?」

 強く引き留めようともしない夫。それ以降、徐々に、鍼灸師の彼に向かう気持ちが強まりました。昨年冬、女性はとうとう、彼に「私とどうなりたいの?」と尋ねました。しかし、彼の言葉はショックなものでした。

「やっぱりどうしても自分の子どもが欲しいから、年下の女性と結婚したい。不倫願望はないし、旦那さんから奪うつもりもない」

 呆然ぼうぜんとして、しばらく何も手がつかない状態が続きました。その時は、おとなしく受け入れたようなふりをしましたが、彼との会話を思い出し、頭が混乱しました。(ちょっと待って。どういうこと? 私が勘違いしちゃったの? バカみたいじゃない!)

 女性は悶々もんもんとし続け、耳鳴りやめまいもするようになり、体中も痛みました。体のつらさをどうにかしようといつものように整体院に通い、原因となっている彼のことは避けるというおかしな状況に耐えきれなくなりました。

 再び、フェイスブックのチャット機能で話しかけ、泣きながら「今回の体の不調はあなたのせいです」と書き込むと、彼は「自分がそんなに影響力を持っているとは思っていなかった」と言いました。

 自分の思いをぶつけていたつもりだったのに、途中から、彼は、彼が育ってきた複雑な家庭環境について語り始め、女性はいつの間にか聞き役になっていました。

 最後に彼は、「仲良しは続けるけれど、男女としての恋愛関係にはならない」と女性を突き放して会話を終えました。午前2時を過ぎていました。

 「おかしいなと苦笑いしました。相手を代えても、結局、私がケア役になってしまう。夫と同じパターンです。自分が何とかしてあげなくちゃと思ってしまう。『もうそういうのやめなよ』と自分に対して言いました」

 それから間もなく、女性は夫に別居を申し出ました。(続く)

夜間のツラい「こむら返り」 夏に起こりやすい理由とは?

本来の品質や性能が悪くなることを「劣化」というが、恐ろしいことに“男の劣化”は30代からもう始まっているという。

水着グラビアを見ただけで勃起していた10代、彼女ができてヤリまくった20代は今いずこ。仕事で疲れて帰宅し、彼女の誘いを放置して寝てしまった…なんて経験、身に覚えがある人も多いのでは?

男の“性機能の劣化”について、新宿ライフクリニックの須田隆輿(すだ・たかおき)院長に聞いた。

■過労やストレスが勃起機能の大敵!

女性に比べて男性は非常にナイーブな生き物です。例えば、出会ったばかりの女性とベッドインした時に感じる「いつもとなんか違う」という少しの違和感から勃起不全に陥ったりすることもある。

おそらく多くの読者が「なんで、こんな大事なときに勃(た)ないんだ…」という経験をしたことがあると思います。

30代は男性にとって社会的にもSEXの重みがある年代。子づくりにしても、奥さんや彼女との性的な関係においても要求頻度や求められるクオリティが高くなります。

一方、会社では部下も上司もいて、両者との関係からストレスを感じやすい。加えて、仕事が忙しくなり、疲労がたまりやすい状況です。

そうした環境から性欲低下障害に至るケースが見られます。30代の性欲低下の主な原因と思われるのは、ストレスや過労などによる慢性疲労状態が中心。帰宅したらベッドに女性がいたのに面倒で…というのは、性欲のない状態の可能性があります。

慢性疲労状態の自覚がある人は、まずは休日にしっかり休養して、精神と肉体の疲労を改善することで性欲が戻るかどうか様子を見てください。

■強く握りすぎると中で出せなくなる?

過労、ストレスから派生す生活習慣の乱れが糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病を引き起こし、それがEDを招くケースもあります。

2013年時点で日本人男性の1130万から1300万人がEDに悩んでいると推計されます。性は個人的な問題なので詳しいデータの採取が難しいですが、30代の3割くらいがEDに悩んでいる可能性があると考えられます。

EDは生活習慣病から引き起こされる場合が多いので、メタボリックな食事は避け、適度に運動すること。性機能障害にならないよう、普段からの予防も大事です。SEXやオナニーである程度の射精をしていたほうが性機能を維持しやすくなる可能性があります。

一日3回のオナニーが多いか少ないのかは、医学的には回答しづらいですが、個人的には健康や生活に支障がなければ問題ないと思われます。

ただし、注意が必要なのは、ハードグリップによる自慰行為。中学生の頃から強く握ってオナニーを続けてきたため女性とSEXしてもイケない「膣(ちつ)内射精障害」に苦しんでいる方が多くいます。

長年の習慣で強いグリップによる射精に慣れすぎてしまうと、女性の膣内での射精を試みる時に違和感を持つと思われます。こうなると子づくりに支障をきたすこともあるので気をつけてください。

(取材・文/宮崎俊哉 中島大輔 名須川ミサコ 大竹良)

●須田隆輿(すだ・たかおき)
新宿ライフクリニック院長。医学博士。内科専門医、糖尿病専門医、抗加齢医学専門医、代謝内分泌・生活習慣病の専門家として、これまでに3万人以上に及ぶ男性の性機能障害治療に携わる

性欲が減退しても自己処理は積極的に! そこで気をつけるのは…?

本来の品質や性能が悪くなることを「劣化」というが、恐ろしいことに“男の劣化”は30代からもう始まっているという。

水着グラビアを見ただけで勃起していた10代、彼女ができてヤリまくった20代は今いずこ。仕事で疲れて帰宅し、彼女の誘いを放置して寝てしまった…なんて経験、身に覚えがある人も多いのでは?

男の“性機能の劣化”について、新宿ライフクリニックの須田隆輿(すだ・たかおき)院長に聞いた。

■過労やストレスが勃起機能の大敵!

女性に比べて男性は非常にナイーブな生き物です。例えば、出会ったばかりの女性とベッドインした時に感じる「いつもとなんか違う」という少しの違和感から勃起不全に陥ったりすることもある。

おそらく多くの読者が「なんで、こんな大事なときに勃(た)ないんだ…」という経験をしたことがあると思います。

30代は男性にとって社会的にもSEXの重みがある年代。子づくりにしても、奥さんや彼女との性的な関係においても要求頻度や求められるクオリティが高くなります。

一方、会社では部下も上司もいて、両者との関係からストレスを感じやすい。加えて、仕事が忙しくなり、疲労がたまりやすい状況です。

そうした環境から性欲低下障害に至るケースが見られます。30代の性欲低下の主な原因と思われるのは、ストレスや過労などによる慢性疲労状態が中心。帰宅したらベッドに女性がいたのに面倒で…というのは、性欲のない状態の可能性があります。

慢性疲労状態の自覚がある人は、まずは休日にしっかり休養して、精神と肉体の疲労を改善することで性欲が戻るかどうか様子を見てください。


■強く握りすぎると中で出せなくなる?

過労、ストレスから派生す生活習慣の乱れが糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病を引き起こし、それがEDを招くケースもあります。

2013年時点で日本人男性の1130万から1300万人がEDに悩んでいると推計されます。性は個人的な問題なので詳しいデータの採取が難しいですが、30代の3割くらいがEDに悩んでいる可能性があると考えられます。

EDは生活習慣病から引き起こされる場合が多いので、メタボリックな食事は避け、適度に運動すること。性機能障害にならないよう、普段からの予防も大事です。SEXやオナニーである程度の射精をしていたほうが性機能を維持しやすくなる可能性があります。

一日3回のオナニーが多いか少ないのかは、医学的には回答しづらいですが、個人的には健康や生活に支障がなければ問題ないと思われます。

ただし、注意が必要なのは、ハードグリップによる自慰行為。中学生の頃から強く握ってオナニーを続けてきたため女性とSEXしてもイケない「膣(ちつ)内射精障害」に苦しんでいる方が多くいます。

長年の習慣で強いグリップによる射精に慣れすぎてしまうと、女性の膣内での射精を試みる時に違和感を持つと思われます。こうなると子づくりに支障をきたすこともあるので気をつけてください。

(取材・文/宮崎俊哉 中島大輔 名須川ミサコ 大竹良)

●須田隆輿(すだ・たかおき)
新宿ライフクリニック院長。医学博士。内科専門医、糖尿病専門医、抗加齢医学専門医、代謝内分泌・生活習慣病の専門家として、これまでに3万人以上に及ぶ男性の性機能障害治療に携わる

"精子を老化"させてしまう4つの習慣とは!?

■ 老化するのは卵子だけではない!?
最近、テレビでもよく「卵子の老化」について取り上げられていますよね。生理が続いているからといって、いつまでも妊娠できるものではない、年齢と共に妊娠は難しくなる、という認識は一般に広がってきているのではないでしょうか。

では、精子はどうなのでしょうか?

男性では、50歳代で子供ができる、というのはかなりの頻度で耳にすることはあるのではないでしょうか?まれに、70歳代でも子供ができる、ということもあります。

卵子と違って、精子は毎日作られているので、老化することはない、性行為さえできればいつまでも子供を持てる、と思われている方は多いのではないでしょうか?

■ 精子が老化すると妊娠しづらくなるワケとは!
精子も年齢を重ねるにつれて受精能力が落ちるのです。
以下は年齢別の精子の活性化能力の割合です。

35歳未満……約70%
35~39歳……62%
40~44歳……52%
45~49歳……39%

この結果からも分かるように、35歳を境に精子の能力は低下しています。特に、40歳を過ぎると、精子の老化は加速しているのです。加齢によって、精子を育てるホルモンや細胞、精子そのものの数を減り、また、傷つけられたDNAを持つ精子が増えます。

DNAが傷ついた精子は、受精すると、染色体異常を引き起こすことがあり、これは、初期の流産の原因となります。

また、子供の染色体異常も、一部の疾患でやや増えるのです。

■ こんな生活習慣が精子を老化させている!
加齢はどうしようもないことですが、精子の老化を促すダメな習慣もあるのです。以下の4つのうちひとつでも思い当たる人は要注意!

1. 喫煙
2. ぴっちり下着を着ること
3. パソコンを膝の上で使うこと
4. サウナ、長風呂

精子は熱に非常に弱いです。妊娠を望むのであれば、精子を作る精巣を温めるのは控えるようにしましょう。そして、少しでも妊娠の確率を上げたいのであれば、ストレスを適度に解消し、生活習慣の改善をはかることが大切です。

女性だけではなく、男性も、いつ子供を持つのか、ということはしっかり考えて、人生設計を立てる必要に迫られる時代が来ているのです。

死ぬまで現役 下半身のツボ 仕事中にも鍛えられるカンタン筋トレ

 「60歳を過ぎてもアソコが元気な方って、やっぱりよく歩かれているんです。日頃から散歩を楽しんでいらっしゃったり、毎朝ウオーキングされていたり…」と語るのは元AV女優で、“3000人斬り”も果たしている竹下ななさん。

 スポーツジムのインストラクター経験もある彼女に言わせると、“死ぬまで現役でいるためのコツ”は、とにかく下半身の血行を良くすることだという。

 「結局、勃起も海綿体に血液が流れ込むことで起こる現象ですからね。普段から歩いていれば、常に下半身の血流が良い状態。逆に歩かなくなると、一気にダメになると聞きますよ」

 ならば今日から歩こう! と決意しても、なかなか面倒くさいもの。
 そこで今回は、仕事中でもできる下半身強化方法を伝授してもらった。

「筋トレの一つで、『シーテッド・カーフレイズ』というものがあります。椅子に座って、太腿の上にダンベルを乗せるんです。
そして、踵を上げてダンベルを持ち上げます」

 想像するだけでキツそうだが、これにより「ふくらはぎ」のヒラメ筋が鍛えられるのだ。

 しかし、職場にダンベルなど持ち込めるはずがない。

 「その点は大丈夫です。ダンベルでなくても、ちょっとした重いものを太腿の上に乗せればいいんです。

例えばサラリーマンの方は重い鞄を普段から持っていらっしゃるので、鞄でもOKですよ。

もし、鞄も難しければ、自分の両手で太腿を押さえ込む方法でも大丈夫です」

 とにかく何かしらの負荷をかけることが重要なのだ。そして、踵を上げて伸ばす。この動きを、12回ほど繰り返してみよう。

 「やってみればわかりますが、結構、ふくらはぎに効くんです。張ってくる感じがあるはず。それは、筋肉に刺激が走っている証拠で、立派な筋トレなんです」

 筋肉に刺激が走れば、当然、血行も良くなる。

 「さらにヒラメ筋は走ったり、歩いたりするときに使う重要な筋肉。日頃から鍛えておけば、だんだん階段を登る動作も楽になってきます。それにもう一つ、これからの時期に目立つ場所でもあるんですよね」

 夏になれば短パンを穿く機会も増えるはずだ。この時、女性は男性のふくらはぎの筋肉に目を奪われるという。

 「運動をしている方ほど、ヒラメ筋が発達していて、やっぱり格好いいんですよね。

そして、そういう細かい筋肉は女性が最も感じる男性のセクシーポイントになる。二の腕や上腕三頭筋の力こぶ同様、ふくらはぎから足首の筋肉が発達していると、妙にエロいんですよね(笑)」

 おおっ! 意外な部分で、セックスアピールができるというワケだ。

 「ちなみに、筋肉を発達させたいのなら、12回を1セットで、3セットこなすこと。この筋トレならデスクワーク中にできますし、時間にして3分もかかりません。

もちろん、ほかの部位の筋肉も強化させたほうがいいのですが、ED解消には何よりも下半身から鍛えるべきです。
頑張ってくださいね」

 勃起力の強化、さらには見た目のセクシー度アップのためにも、どこでもできる筋トレを続けてみよう。

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。

死ぬまで現役 下半身のツボ “スロージョギング”で勃起力をアップ

「患者さんからジョギングの仕方について色々聞かれることは多いんです。その時、私は『スロージョギング』をオススメしていますよ」

 こう語るのは、EDドクターこと『浜松町第一クリニック』院長の竹越昭彦氏だ。

 中高年のEDとなる要因は“運動不足”がほとんど。加齢とともに筋力が低下して、男性ホルモンも激減。加えて脂肪も溜め込んでしまうため、体力も落ちて、セックスという運動をこなすのも辛くなってくる…。

 そのため、日々の筋トレやジョギングは大事で、竹越先生の患者さんの中にもジョギングを開始する人は少なくないという。

 「ただ皆さん、どれぐらいの距離を走ればいいのか。時間は何分ぐらい必要なのか。こうした疑問を持っていらっしゃるんです。ネットの情報を見ても書いてあることはまちまちで、結局どれが正解なのかわかりませんよね」

 すべての運動がそうであるように、“目的”に合わせた運動をするべきだ。ジョギングといっても、マラソン大会に出るためか、ED解消のためかによって、方法は違ってくる。そして、ED解消の場合は「スロージョギング」なのだ。

 「その名の通り、ゆっくりと走ることです。時速4~5キロで、具体的にいうと“歩くように走る”スピードです」

 むろん、速く走ったほうが脂肪も落ちやすく、体力もつくのだが、
 「ED解消に必要なのは、毛細血管を復活させて血液の流れを良くすることなんです」

 簡単に説明しよう。中高年の方は「血液がドロドロ」と言われることも多いはず。これは悪玉コレステロールの影響で毛細血管の機能が停止して、血液が流れにくい状態になっているのだ。

 「勃起はペニスの海綿体に血液が流れこむことで起こる現象。血液がドロドロでは血流が悪くなって、勃ちも悪くなるんです」

 つまり、血液の流れを良くすることが重要。ところが、速いスピードでジョギングをしてしまうと体に負荷がかかりすぎて、毛細血管も復活しにくいという。

 「もちろん、強い負荷をかけて一度壊すことで、筋肉は大きくなります。筋トレの原理ですね。しかし、血液の流れを良くしたいなら、強い負荷ではなく、弱い負荷を長時間与えるほうが効果的なんですよ」

 なるほど。無理にハードなジョギングをすることもないのだ。

 しかし気になるのは、弱い負荷を「長時間与える」こと。いったい、どれぐらいの時間が必要なのか。
 「1日最低1時間ですね」

 おいおい、それでは意外にきついじゃないか…。いくらスロージョギングといっても、日頃運動していない方が1時間、走り続けるのはしんどいはず。だがご安心あれ。

 「1時間ぶっ通しで走り続けなくてもいいんです。むしろ、朝30分、夜30分というように小分けしたほうが、絶えず脂肪も燃焼した状態になれるので、効果的なんです」

 さあ、走ろう! と気負いすぎると逆に辛くなるため、出勤時や帰宅時に、「歩くように走る」=いわば、早歩きを実践するのが一番。

 体も絞れるので、一石二鳥ですぞ!

竹越昭彦氏
『浜松町第一クリニック』院長。ED治療の第一人者で、バイアグラやレビトラ、シアリスといった治療薬のそれぞれの効果や服用法などに精通。著書に『40代からの心と体に効く【生涯SEX】のすすめ』(扶桑社新書)。

妻3割弱「夫とカラダの相性悪い」

性格、生活サイクル、金銭感覚、人生観…。いざ、結婚を決めようとするとき、パートナーと相性が合っているのか気になるところはいくつもあります。

悟ってしまったような既婚者には「そのうちどうでもよくなってくるもんだ」なんて言う人も出てきますが、そのなかでは「カラダの相性」も大事なこと。未婚者であればなおのこと気にするものでしょう。

実際のところ、世の既婚者は「夫/妻とのカラダの相性」をどう評価しているのでしょうか。20~30代の既婚者200人(男女各100人)に聞いてみました。
(協力:アイ・リサーチ)

〈夫/妻とのカラダの相性〉
「どちらかといえば良い」派 77.5%
「どちらかといえば悪い」派 22.5%

【男女別】
〈男性に聞いた!?妻とのカラダの相性〉
「どちらかといえば良い」派 82.0%
「どちらかといえば悪い」派 18.0%

〈女性に聞いた!?夫とのカラダの相性〉
「どちらかといえば良い」派 73.0%
「どちらかといえば悪い」派 27.0%

今どき結婚してから初めてベッドを共にする…というケースは少ないでしょうから、「明らかにカラダの相性が悪い相手」とは、そもそも結婚していないのかもしれません。

そのせいか、夫/妻とのカラダの相性は「どちらかといえば良い」と答えた人が多数派でした。

ただ、男性と女性で10ポイント近い差が出たのは興味深いところ。さらに少数派とはいえ、妻の4人に1人以上が「夫とのカラダの相性は悪い」と答えている点は見逃せません。

さらに、「夫婦生活の満足度」について点数で評価してもらったところ、ご覧のような結果に。

〈夫婦生活の満足度〉
平均64.6点(100点満点中)

0~25点 12.0%
26~50点 22.5%
51~75点 20.5%
76~100点 45.0%

平均して65点と考えれば“まずまず”の結果かもしれませんが、注目すべきは3人に1人以上が「50点以下」を付けていること。

100点満点で50点以下といえば、「どちらかといえば不満」ということでしょう。それが3分の1以上とは、ある意味、ゆゆしき事態かも(?)しれません。

ちなみに、「カラダの相性の良し悪し」と「夫婦生活の満足度」の関連を探ると、かなり露骨な差が…。

〈「カラダの相性は良い」と答えた人の満足度〉
●男性 平均73.2点
●女性 平均70.9点

〈「カラダの相性は悪い」と答えた人の満足度〉
●男性 平均33.1点
●女性 平均37.9点

「カラダの相性」が良いから「夫婦生活の満足度」が高いのか、「夫婦生活の満足度」が高いから「カラダの相性」が良いと思うのか…どちらともいえませんが、いずれにせよ「夫婦生活格差」とでもいうべきこの状況、結婚後の改善は難しいんですかね…。

※当記事は2015年06月02日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

エッチなんてしたくない!出産後の女性8割が「エッチが苦痛」

新しい命を迎え入れて、夫との絆も深まる……はずが、夫婦の多くが新しく母となった女性の性的欲求の低下に悩まされているのだという。夫婦の夜の時間がめっきりとなくなってしまうのだ。

女性が出産を終えると、医者からは「性行為は○○日間控えて下さい」と言われるわけだが、絆の更に強まった夫婦は本来ならこの期間を苦痛に思うはずである。

しかし、産後女性を対象に行ったアンケートによると、約8割の女性が「エッチが苦痛になった」という回答をしたのだという。

子供が生まれ、授乳などで体力は一気に減り、寝る時間がなくなるだけではなく不規則になる。

妊娠、出産による体内のホルモンの変化に身体が追いつく間もなく起こる環境の変化に、精神的にもバランスが崩れやすい。母性が強い母親の意思は夫に向かないのかもしれない。

しかし、この問題に苛まれている女性の多くは「夫を心から愛しているからこそ辛い」と言うのだから深刻な問題である。

このアンケートに協力したテレサさんは、3人目の子供を出産した際にこの問題に直面した。

「2人目までは、この問題とは無縁だったのに3人目を出産して数カ月が経ってから夫を突きはなしてしまっていて、夫に申し訳ない思いをさせてしまっている」と彼女は言う。

どうやら突然そうなる場合もあるらしい。中には「その期間に耐えられなかった夫が浮気をした」という女性にとっては腹立だしい声もあった。

新しい命を迎え入れることは夫婦にとって新たなスタートであるのと同時に、新たなハードルでもある。

夫の協力と理解が重要になってくるわけだが、カウンセリングや出産経験のある友人に相談しながら、焦らずにしっかりと向き合っていくことが一番大切なのかもしれない。

包茎は見た目の問題だけではない、発がんの可能性も!?

多くの男性の悩みのひとつでもある包茎。最近では、手術を推奨する傾向にあるようですが、果たして包茎を自覚しているすべての人が、手術をすることが望ましいのでしょうか。そんな疑問に、医師が答えてくれました!

■ そもそも包茎って、どんな状態を言うの?
包茎とはペニスの皮である包皮が余ってしまって、亀頭を覆い隠してしまっている状態のことで、ひと口に包茎といっても、下記の通り、いくつかのタイプがあります。

<仮性包茎>
自分で包皮をむくことができるが、普段はかぶっている状態。日本人男性の約6割がこのタイプだといわれています。

<真性包茎>
包皮をむく事ができない状態

<カントン包茎>
包皮をむくことはできるが、むいた状態だと亀頭を締め付けてしまって包皮が元に戻らなくなってしまう状態。

■ 本当は怖い、包茎3つのリスク
1:陰茎がんの発症リスクを高める
まず、ここ最近の日本は高齢化社会に突入してきて、泌尿器科では高齢男性の受診が増え、それと同時に前立腺癌などの泌尿器癌の発症も増えています。ただし、その泌尿器癌のうちで発生頻度が減っている癌があり、それが陰茎癌です。

陰茎がんの発症のリスクは亀頭の不潔状態や恥垢(包皮内のカス)が原因として大きな比重を占めていると考えられています。

そんな陰茎がん患者が減ってきている理由が真性包茎の男性が、以前に比べて減ってきていることが挙げられます。つまり、包茎のために亀頭が不潔状態のままだと、発がんの可能性がぐっと高まる、ということでもあります。

2:排尿障害になる可能性が……
真性包茎を放置しておくと、包皮が癒着してしまい将来排尿しにくくなる、といった問題も考えられます。

3:陰茎の血流低下
カントン包茎の場合には亀頭を包皮が締め付けるために、陰茎の血流が低下し、激しい疼痛や組織が壊死する可能性も孕んでいます。

以上のことから、わかるとおり仮性包茎以外は、治癒が必要な病気であると考えられます。

■ 医師からのアドバイス
一見するとショッキングな問題ですが、手術さえすればほぼ確実に治癒するわけで、考え方によっては気が楽になるかもしれないですね。医療が進歩した現在では、手術も全身麻酔が必要なほどではなく、局所麻酔もしくは下半身麻酔で行うことができます。

そして、包皮を陰茎から環状に取り除き、きれいに傷口を縫い合わせていくのですが、最近では傷口も大変綺麗にすることが可能です。包茎に悩まれている方は、一度病院を受診してみるとよいでしょう。

実は深刻な、"セックス依存症"。その症状と、治し方

■ タイガーウッズのカミングアウトで、一気に注目
ここ数年、セックス依存症(性依存症)という言葉がメディアを賑わせています。

有名なプロゴルファー、タイガーウッズがセックス依存症であることを告白したり、ハリウッドスターの中にもセックス依存症を克服するために入院治療を行った、という人が何人もいます。

■ 依存対象はセックスだけはない!?
セックス依存症という言葉は、とてもインパクトがあるので、興味本位で取り上げられ、誤解されがちですが、じつは「過度にセックス好き」といった病気ではなく、「性的な行為をしていないと不安で、その気持ちから逃れるために行為に走る」という病気なのです。

ここでセックスを性的な行為、と言い換えたのは、 性依存症の患者さんの依存対象は、必ずしも相手のある性交渉ではないからです。

■ 性依存の対象となる行為
・自慰行為
・ポルノへの極端な執着
・インターネットを介した性的な内容のチャット
・買売春
……など。中には、露出や覗きといったものに依存する方もいます。 つまり、性が関わる行為すべてが対象になるわけです。

患者さんは依存対象と行為をしている間は、脳内が快感物質で満たされ、一時的に本来抱えている強い不安から逃れることができます。

この仕組みを習得してしまうと、アルコールや薬物に対する依存症と同様、一時的な快楽に溺れることが習慣化して、自分をコントロールすることができなくなってしまうのです。

■ 性依存症の問題
過度の性交渉で体を壊したり、避妊をせずに多くの相手と性的な関係をもつことから、望まない妊娠や性病などにり患する確率も高くなります。

また、相手欲しさに不法な買売春に手を染めることもあり、性依存症にかかると配偶者や家族への負担はもちろんのこと、本人の経済的、 社会的な損失は計り知れないものがあります。

■ 性依存症の原因とは
本人の成長過程で親などの肉親から十分な愛情をかけられなかったことに起因することが多いとも言われていますが、大人になってから生活上のストレスを機に発症する場合もあるとされています。

■ 気になる治療法は……
まだ決定的なものはありません。 海外では性依存症の治療プログラムを行う入院施設もあるようですが、日本では精神科でカウンセリングなどを中心とした治療を行うほか、一部、自助グループなども活動をしています。

(監修:精神科 吉田先生)

【マカ】【亜鉛】【アルギニン】...EDを改善するサプリ、5つ

●勃起不全に効くサプリメントって?

勃起不全に効果があると言われるサプリメントには、どのような効果があるのかを見ていきましょう。

○亜鉛

人体に必要とされる必須ミネラルのうちの1つで、男性の性機能に関する働きとしては、精子の生成に関わっています。

身体の中では特に精液に多く含まれているので、亜鉛が不足すると精子の量が減少したり、精力が減退したりすると考えられているようです。

○アルギニン

天然のアミノ酸の1つで、勃起の際に血管を拡張して血流をよくする「一酸化窒素」の原料になると言われています。アルギニンが不足すると、勃起が起こりづらくなる、精液の量が減る、といった男性機能の低下も見られるようです。

○トンカットアリ

東南アジアの熱帯雨林に自生しているハーブの一種です。根の部分に薬効があると言われており、現地の人からは精力増強や滋養強壮の薬として昔から親しまれてきたようです。

男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量を増加させ、精子の量を増やしたり、性欲を増加させる効果あると言われています。

○マカ

南米ペルーに植生するアブラナ科の多年生植物で、タンパク質や炭水化物、必須アミノ酸、鉄分、カルシウム、ビタミンB郡など、さまざまな栄養素が含まれています。

また、アルギニンも含まれているので、勃起の際に重要な役割を果たす一酸化窒素を生成し、勃起の機能を向上させる働きがあると考えられています。

○クラチャイダム

タイやラオスを原産とした天然のハーブです。日本では沖縄のみで生産されており、「黒ウコン」「黒生姜」などとも呼ばれています。クラチャイダムにもアルギニンが豊富に含まれているので、勃起機能を向上させる効果があると考えられています。

●サプリメントを使用する際の注意点

サプリメントは医薬品ではないので、「摂り続けることで改善する可能性があるかもしれない」という程度に

考えておいたほうがいいでしょう。また、インターネットで販売されているもの、特に海外からの個人輸入品などは品質が保証されていないため、注意が必要です。

バイアグラなどの勃起不全治療薬と併用する場合は、念のために主治医に相談し、併用しても問題がないかの判断を仰ぐようにしましょう。

(この記事の監修: 五本木クリニック 院長 / 桑満おさむ 先生)

性欲が減退しても自己処理は積極的に! そこで気をつけるのは…?

本来の品質や性能が悪くなることを「劣化」というが、恐ろしいことに“男の劣化”は30代からもう始まっているという。

水着グラビアを見ただけで勃起していた10代、彼女ができてヤリまくった20代は今いずこ。仕事で疲れて帰宅し、彼女の誘いを放置して寝てしまった…なんて経験、身に覚えがある人も多いのでは?

男の“性機能の劣化”について、新宿ライフクリニックの須田隆輿(すだ・たかおき)院長に聞いた。

■過労やストレスが勃起機能の大敵!

女性に比べて男性は非常にナイーブな生き物です。例えば、出会ったばかりの女性とベッドインした時に感じる「いつもとなんか違う」という少しの違和感から勃起不全に陥ったりすることもある。

おそらく多くの読者が「なんで、こんな大事なときに勃(た)ないんだ…」という経験をしたことがあると思います。

30代は男性にとって社会的にもSEXの重みがある年代。子づくりにしても、奥さんや彼女との性的な関係においても要求頻度や求められるクオリティが高くなります。

一方、会社では部下も上司もいて、両者との関係からストレスを感じやすい。加えて、仕事が忙しくなり、疲労がたまりやすい状況です。

そうした環境から性欲低下障害に至るケースが見られます。30代の性欲低下の主な原因と思われるのは、ストレスや過労などによる慢性疲労状態が中心。帰宅したらベッドに女性がいたのに面倒で…というのは、性欲のない状態の可能性があります。

慢性疲労状態の自覚がある人は、まずは休日にしっかり休養して、精神と肉体の疲労を改善することで性欲が戻るかどうか様子を見てください。


■強く握りすぎると中で出せなくなる?

過労、ストレスから派生す生活習慣の乱れが糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病を引き起こし、それがEDを招くケースもあります。

2013年時点で日本人男性の1130万から1300万人がEDに悩んでいると推計されます。性は個人的な問題なので詳しいデータの採取が難しいですが、30代の3割くらいがEDに悩んでいる可能性があると考えられます。

EDは生活習慣病から引き起こされる場合が多いので、メタボリックな食事は避け、適度に運動すること。性機能障害にならないよう、普段からの予防も大事です。SEXやオナニーである程度の射精をしていたほうが性機能を維持しやすくなる可能性があります。

一日3回のオナニーが多いか少ないのかは、医学的には回答しづらいですが、個人的には健康や生活に支障がなければ問題ないと思われます。

ただし、注意が必要なのは、ハードグリップによる自慰行為。中学生の頃から強く握ってオナニーを続けてきたため女性とSEXしてもイケない「膣(ちつ)内射精障害」に苦しんでいる方が多くいます。

長年の習慣で強いグリップによる射精に慣れすぎてしまうと、女性の膣内での射精を試みる時に違和感を持つと思われます。こうなると子づくりに支障をきたすこともあるので気をつけてください。

(取材・文/宮崎俊哉 中島大輔 名須川ミサコ 大竹良)

●須田隆輿(すだ・たかおき)
新宿ライフクリニック院長。医学博士。内科専門医、糖尿病専門医、抗加齢医学専門医、代謝内分泌・生活習慣病の専門家として、これまでに3万人以上に及ぶ男性の性機能障害治療に携わる

【EDの原因】食事、タバコ、ストレス…でも1番はパートナーとの関係!

●生活習慣を見直そう

勃起は、性的な刺激による興奮が脳から神経を介してペニスに伝わり、ペニスに流入した動脈が、陰茎海綿体の静脈洞に流れ込み血液が溜まることによって起こります。

このため、脳や神経、血管、海綿体(ペニス)が正常に機能するように、毎日の生活習慣や食生活を見直していくことが大切です。それでは、日々の生活のなかでどのようなことに気をつければいいのかを1つずつ見ていきましょう。

●ED予防のための生活習慣

○食生活

肥満や生活習慣病は血管障害を招くため、勃起不全の原因になります。「食べ過ぎない」「塩分・脂肪分を控えめにする」「野菜をたくさんとる」など、バランスの良い食生活を心がけましょう。

○タバコ

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させたり血小板の粘着性を高める作用があるため、血流を悪くします。勃起不全を防ぐためには、禁煙することをオススメします。

○お酒

適度なお酒はリラックス効果をもたらすため勃起不全の予防につながりますが、飲み過ぎは要注意です。

大量のアルコールは脳の中枢神経の働きを弱めるので、勃起の発端になる脳から信号を送る機能を妨げ、一時的な勃起不全を招く恐れがあるためです。

○運動

運動をすると血液の循環が良くなるため、血管の柔軟性を維持できます。また、肥満の予防やストレス解消、男性ホルモンの増加などにも役立ちます。ウォーキングやジョギングなどの軽いものでもいいので、できるだけ運動をする習慣を取り入れましょう。

ただし、長時間のサイクリングは、勃起に必要な血管や神経をサドルで圧迫してペニス付近の血行を悪くするため、勃起不全の原因になると言われています。

自転車に乗るのは1日1時間程度に抑えましょう。また、硬くて幅の狭いサドルも避けるようにしてください。

○ストレス

ストレスで男性機能がうまく働かなくなることは、よくあります。自分なりのストレス解消法を持ったり、ストレスを受け流せたりするように意識しましょう。また、ストレスで疲れきった脳や身体を休ませるには、睡眠を取ることも重要です。

○パートナーとの関係を良好に

パートナーとは、日頃から悩みや不安を打ち明けられるような良好な関係を築いておきましょう。信頼関係を保っていれば、たとえ性行為で失敗しても必要以上に傷つくことはないでしょう。

(この記事の監修: 五本木クリニック 院長 / 桑満おさむ 先生)

セックスレスは郊外よりも都市部在住の方がなりやすい?

「セックスレス」は夫婦や恋人間においての大きな悩み。熟年離婚の原因となることもしばしばあるといいます。

 しかし、お互いなかなか時間がとれない、年齢を重ねてなかなか体がついてこないなど、課題も山積み。

今はまだ営みがあったとしても、だんだんと回数が少なくなっている…というカップルも多いかもしれません。
 
この問題をどのように抜け出せばいいのでしょうか?

 中高年向けムック『壮快Z 3』(マキノ出版/刊)では、中高年の男女がセックスを楽しむためのさまざまな条件を識者たちが述べています。

■長い時間を一緒に過ごす
 医学博士の石川隆俊氏が調査を行った結果、中高年になっても夫婦の営みができているカップルの多くは、「東京郊外ないし近県に住み、地元密着の生活をしている人たち」で、ともに長い時間を家庭で過ごしていたそうです。

一方、慌ただしい都市生活のなかでなかなか時間を共有できない夫婦は、セックスレスに陥りがちになっているとか。パートナーと長い時間を共有し、お互いスキンシップを取り合うことがセックスレスを解消する条件だと石川氏は指摘しています。

■一緒に裸で寝る
 フランス文学研究者の塚崎幹夫氏は、80歳を超えた今なお“現役”を保っているといいます。

その秘訣は「裸で寝ること」。若い頃から毎日、夫婦でくっついて寝ていたそうです。また、セックスのあとは必ず「よかったよ」「ありがとう」という言葉をかけることが大事と塚崎氏。それが「幸せカップル」を続かせる理由なのです。

 いかがですか? 普段からのコミュニケーションや一緒にいる時間がいかに重要か気付かされます。
 もし、スキンシップが最近ないなと思ったら、アクションを起こしてみてください。

男の6割が悩んでいる?皆が聞けない「セックスレス」対策まとめ

みなさん、パートナーとの夜の生活はうまくいっていますでしょうか。

実は悩みを持っている、でも他人に相談しづらいがためにずっと悩みを抱えたまま……という人は多いのではないでしょうか。

そこで今回はnikkanCare.ismの過去記事を参考に、セックスレス対策を紹介いたします。

■いったいどれくらいの人が悩んでいるの?

過去記事「“今夜、どうする?”みんなの気になるセックス事情とレス対策」でも紹介しましたが、日本人のセックス事情は世界規模でみて、回数、満足度ともに最下位のようです。

日本全体での平均回数は1ヶ月2.1回。結婚している人の平均は1.7回、未婚で恋人がいる人は4.1回となっていて、既婚者のほうが回数は少ないようです。

また、40~50代の男性においては6割の方がセックスレスだと感じているとの調査結果も出ていて、多くの人が性生活に悩んでいることが浮き彫りになりました。

この記事内でのセックスレス対策としては、“合図を決める”でしたが、他の記事での対策も見てみましょう。

■リフレクソロジーで対策!

過去記事「セックスレス解消!今日から始めたいパートナーとのリフレクソロジー」で紹介したのは、疲れた心と身体を癒し合ってスキンシップを増やす“リフレクソロジー”です。

“リフレクソロジー”とは、西洋式マッサージの事ですが、触れ合うことで“オキシトシン”という信頼感情を促すホルモンの数値が上昇し、ストレスが和らぐ効果も期待できます。

血行を良くして疲労を回復させるのに、強い力や正確にツボを押せる技術は不要。さすったり、「気持ちいい」と思えるくらいに手や足を押したり揉んだりするだけでOKです。

マッサージオイルに相手が好きな香りのアロマエキスが配合されているものをチョイスすれば、相手をドキドキさせることもでき、香りの力でさらにリラックス効果をUPさせることができますね。

■根本的解決がしたいなら

「精力減退をSTOP!いつも若々しい“情熱的な男”の秘訣」で紹介したのは、“朝食の大切さ”。

体力も筋力も、食べたものから得た栄養素でまかなわれるので、朝にしっかりとエネルギーをチャージすることが重要。体内のはたらきを活性化させることで体力や気力をUPさせ、精力減退に歯止めをかけることが可能です。

おすすめの食材としては、スタミナ増強食材として認知度の高い、玉ねぎやネギ、にんにく、ニラなどや、人参やかぼちゃ、さつまいもなどの根菜類。エネルギーチャージに最適です。

また、活性炭素を撃退する効果の高いポリフェノールと、体力を維持する筋肉を育てるたんぱく質が同時に摂取できる大豆製品も良いようです。

これらの食材をジューサーでジュースにしたり、時間がない人は、コンビニのジュースで代用したりするなどして、積極的に摂取して行くことで、夜まで“情熱的な男”でいられることでしょう!

夜の生活に悩みを抱えている人が多いようですが、日ごろから対策をすることで改善することはできます。うまくいっていない方は試してみてはいかがでしょうか。

健康診断を疑え! 個人差がある血圧、乱暴すぎるメタボ数値、X線によるガン発生リスク…(1)

今年も健康診断の季節がやってきたが、再検査だった、C評価だったなど、検診を受けた人の落胆の声が聞こえてくる。しかし最近、専門医の間などでは「結果を鵜呑みにしてはならない」といった健診の数値を疑う声が聞こえてくる。

 山梨医科大学名誉教授の田村康二氏は、「厚労省の研究班でも、“集団検診はほとんど意味がない”という結論を出しています。医療費削減の観点からも、いずれなくなるのではないでしょうか」とした上で、こう続ける。

 「近ごろ健診で行われなくなったのが肺のレントゲン検査です。肺がんの早期発見を目的として行われるようになったレントゲン検査ですが、X線を照射することによって、返って肺ガン患者を増やしてしまうからです。

また、乳がんの早期発見のために乳房をX線撮影するマンモグラフィーも、早期発見にはつながらず意味がないことがわかってきており、スイスのように廃止を勧告するところもあるほどなのです」

 また、健診の中で最も問題視されているのが血圧だ。

 特定健診を行っている医療機関の基準では、健康な人の血圧は130-85。しかし、1987年当時、高血圧は180-100以上だった基準が、2004年は140-90以上に、そして130-85以上の現在に至っている。

そのため、'87年当時は30万人しかいなかった高血圧患者が、今や5500万人もいるといういいかげんさなのだ。

 『高血圧はほっとくのが一番』(講談社+α新書)の著者で血圧治療の第一人者、関東医療クリニック院長の松本光正氏が言う。

 「たとえば、基準値を160から140にするということは、150で正常だった人が突然異常になるということです。基準値が10下がると新たに1000万人の患者が生まれる。

2011年の国民健康・栄養調査では、成人の27.5%、つまり4人に1人が降圧剤を飲んでいることがわかった。降圧剤の売り上げは、製薬会社にとってまさに打ち出の小槌というわけです」

 前出の田村氏もこう言う。

 「高血圧学会は正義の敵です。製薬メーカーとグルになり、自分たちの飯のタネを作っている。人間の血管は老化すると自然に硬くなる。血圧が高くなるのは当たり前のことなのです。それを、若い人と同じ130以下というのは考えられません」

 脳梗塞は高血圧が原因とされるが、そうではないと前出の松本氏は続ける。

 「むしろ血圧が低い時に起こる疾患が脳梗塞です。脳の血管が詰まりかけた時、人間の体は血流をよくし血の塊を吹き飛ばそうとする。血圧を上げて脳を守ろうとしているわけです。

つまり、高血圧だから脳梗塞になったわけではなく、脳梗塞になったので治そうとしている。原因と結果を取り違えているのです」

 多くの人が降圧剤を飲む風潮が残っている要因はもう一つある。

 1950年代までは、脳卒中のうち脳血管が破れる脳溢血が90%を占めた。ところが、時代が移り'90年代に入ると、脳溢血は減り、代わって脳梗塞が80~90%を占めるようになったのだ。

 「戦前は栄養状態が悪く、血管ももろかった。そのため、血圧が高いと脳溢血になる人が多かったのです。しかし、国民の栄養状態がよくなり、今は脳梗塞が主流となっているのです」(松本氏)

 このような時代、しかも脳梗塞への降圧剤の使用が意味がない事となれば、服用している人が多いことは時代錯誤としかいいようがない。

『バイアグラ』 って、危険なの? 安全なの?

■ バイアグラの安全性を徹底調査!
1990年代末から、一大センセーショナルを引き起こしたバイアグラ。

これは、ご存知の通り勃起不全(ED)のための薬です。男性にとっては目からウロコの薬のようにも思われますが、いっぽうで命に関わる副作用が起こる、という話も飛び交っています。

一体、安全性は、どの程度保障されているのでしょうか?

■ そもそも、バイアグラの働きとは?
人間の体内には勃起を抑制する酵素があるのですが、この酵素が優勢なままだと勃起不全になってしまいます。

バイアグラに含まれる成分は、この"勃起抑制酵素の働きを妨げる"ことで勃起を促進させるのです。ただ、性的興奮を脳が感じて陰茎に指令を出さない限り勃起には至りません。

つまり、バイアグラそのものが、性的な興奮を増大させるわけではないのです。
あくまで血流を改善して勃起を促進するというもので、効果は大体4時間続くといわれています。

■ なぜ、危険なイメージがついてしまったのか
バイアグラは「危険」というイメージが付きまとっていますが、きちんと医師が処方したバイアグラを飲み、医師の指示に従った飲み方をすれば、他の処方薬と危険性は変わりません。

「危険」というイメージが付きまとってしまうのは、バイアグラの発売後、服用した男性が死亡したという報道のためと思われます。この男性は、友人からもらったバイアグラと一緒に、飲み合わせが非常に悪い薬を飲んでいたために死亡したのです。

マスコミは、このことをきちんと報道しなかったため、「バイアグラ=危険」というイメージがついてしまったようです。

■ バイアグラが不向きな人もいる。バイアグラの処方ができない方は、

・硝酸薬(ニトログリセリンなど)を服用している方
・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
・低血圧を持っている方
・脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある方
…などがあります。

特に、狭心症の発作の治療によく処方される硝酸薬を服用している場合には、血圧が危険なレベルまで下がり、死に至ることがありますので、絶対にバイアグラを服用しないでください。

■ 安全に使用するためには、医師による処方がマスト
しっかり医師から処方されたバイアグラで、医師の指示通りに服用すれば、危険ではありません。

個人輸入でバイアグラを入手する方もいるようですが、55%が偽造品で、どのような健康被害をもたらすか分からないので、避けるべきだと考えられます。

「朝勃ちしない」は要注意!男性力が低下しているかもしれないサイン

最近やる気がでない、体がだるい、よく眠れない、集中力がない……日々のハードワークでお疲れ気味のビジネスマンの皆さんは、そんな日もありますよね。

でも、「そういえば、最近朝勃ちしていないな……」という方は、もしかしたら男性力が低下しているのかもしれません。

男性力は、性欲以外にも“低下しているかもしれないサインや兆候”があるんです。

■「英雄色を好む」は科学的に正しかった!

「EDではないんだけど、性欲がないんだよね……」という方もいるのではないでしょうか。

欲がないということは、物事に対する意識も薄れているということ。「英雄色を好む」というように、性欲がある人は何事にも意欲的で、仕事ができる人が多いといわれています。

なぜなら、この性欲に深い関係がある男性ホルモン“テストステロン”は、男らしさや活力、やる気を形成するため、性欲が減退しているということはやる気も減退している、

逆に性欲がある時はやる気や活力も旺盛な状態にある、と考えられるのです。

■年を取ったから性欲がない、も間違いではない

健康な男性の場合、1日に分泌されるテストステロンの量はおよそ7mg。その95%が睾丸で、5%が副腎で作られていますが、40歳を過ぎると約1%ずつ分泌量が低下していくといわれています。

よく「もう年だから性欲もなくなったよ」という方がいますが、あながち間違いではないといえます。

しかし、テストステロンの量は人それぞれ。

元々の量に加え、生活習慣などで緩やかに減少していく人もいれば、大量に消耗している人もいます。そのため、40歳で元気がない人もいれば、80歳でも現役の人もいるのです。

■こんな症状は要注意!男性力が低下しているサインかも?

テストステロンが減少することで、体に表れる症状としてはこんなものがあります。

無気力、倦怠感、抑うつ状態、不眠、集中できない、イライラする、多汗、顔の火照り、身体の冷え、耳鳴り、頭痛、肩こり、めまいなど。

実はこの症状、女性の“更年期障害”で表れる症状と同じなんです。男性はこれにEDが加わりますが、どちらもホルモンバランスの乱れや減少によって起こるもの。

男性はLOH(Late-Onset Hypogonadism syndrome、加齢男性性腺機能低下症候群)と呼ばれ、男性版更年期障害といわれています。

nikkanCare.ismの過去記事「うつ病と勘違い!?男性更年期障害“LOH症候群”」でも指摘されているように、女性の更年期障害は一定の期間が過ぎるとともに回復するのに対し、男性は残念ながら回復しません。

ホルモンの減少に伴い、肥満や高血圧のリスクも高まるほか、うつ病との見分けが難しいとされており、症状があてはまっている人は一度検診をお薦めします。

加齢によるホルモン低下は誰にでも訪れるもので受け入れなくてはいけませんが、可能であれば症状をなるべく感じず、20代と変わらない身体で歳を重ねられたら一番ですよね。

誰にでも起こることなんだと心に留めて、もしつらく感じるようであれば気軽に診察を受けて、脂が乗った男盛りの年齢を毎日楽しく過ごしてくださいね。
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