あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■アブない添加物・食べ飲み合わせ危険・薬・市販野菜ジュース
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マスクの効果 マックスにするには注意が必要

インフルエンザが流行期に入った。感染予防にマスクも有効とされるが、「着用してさえいれば安心」というのは禁物。正しく使用できていない人が意外と多く、マスクの効果を発揮させるには注意が必要だ。

 エーザイが実施した「マスクに関する意識・実態調査」によると、インフルエンザ予防にマスクを常用している人のうち、7割以上が誤った使い方をしていることが分かった。

 調査は広島大の坂口剛正教授(ウイルス学)の監修のもと、流行期にマスクを日常的に使う12歳以上の男女310人を対象に、昨年11月にインターネットで実施。着用法や扱い方などの基本事項についてチェックしてもらったところ、正しかった人は26.8%と3割未満にとどまった。

 坂口教授は正しい使い方の3カ条として(1)鼻と口をしっかり覆い、隙間を作らない(2)使用中や外す際、マスクの表面はウイルスが付着している恐れがあるので触らない(3)マスク用防菌スプレーなどを活用してウイルスを寄せ付けない-を挙げている。

 耳にかけるひもの部分を持って顔から外し、外した後は手洗いをすることも大切。広く市販されている不織布製マスクは1日1枚の使い捨てが原則という。

エナジードリンクで死亡事故!過剰摂取が死を招く身近な食べ物公開

ある男性の腎不全の原因は、アイスティーでした。

コーヒーもアルコールも体に悪いと、アイスティーばかり飲んでいたのですが、その量が1日に約4リットル。紅茶に含まれるシュウ酸塩は、過剰に摂取すると腎結石や腎不全を引き起こす可能性があるのです。

今回は、あなたが「健康のために」と思っていても、摂り過ぎは逆効果になる身近なものをご紹介します。

◆一度に大量摂取は危険!
2007年に、ラジオの懸賞コンテストで水を飲みすぎた女性が亡くなるという事件が起きました。短時間に大量の水を飲むと、体内の電解質のバランスが崩れます。

電解質とは、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどで、これらが低値になると、心不全、腎不全、呼吸不全など、深刻な症状を引き起こすのです。普段から水分を摂り過ぎていると、むくみや胃腸機能の低下が起きます。

◆日本人は塩分の摂りすぎ
塩分が体に悪いことは常識ですが、危険な量をご存知ですか? たった小さじ2杯でも、ナトリウムが致命的な高値になりうるのです。これは昏睡や脱水症を引き起こします。

摂食障害の45歳の女性は、大さじ3~4杯の塩を摂って、死亡しました。先月は、ニューヨークで点滴に塩を入れて子供を殺した母親が、有罪判決を受けました。

厚生労働省の食事摂取基準(2015年版)では1日の摂取目標量を、18歳以上の男性で8.0グラム、同じく女性で7.0グラムとしていますが、実際の摂取量はこれを上回っています。

世界保健機構(WHO)の摂取目標は1日5グラムですから、特に気をつけたいものです。

◆刺激も過ぎれば危険になる
カフェインが必要なら、2~3杯のコーヒーで。カフェイン中毒には気をつけましょう。
アメリカでは、トレーニングのテンションを上げるため、カフェインパウダーが商品化されています。

昨年、18歳の少年がこの過剰摂取で亡くなりましたが、1ミリリットルの血液中に70マイクログラムのカフェインが検出されました。致死量はわずか50マイクログラムとされています。

日本でもすっかり定着したエナジードリンクにも要注意です。

アメリカでは1日に720ミリリットルの缶を2本飲んだ14歳の少女が心停止で死亡。2012年にも、同様に2缶以上を飲んだ19歳の少年が亡くなって、どちらも訴訟になりました。

効果は一時的なものと認識して、慢性的に依存しないように気をつけましょう。

◆特定の効果を期待する場合
貧血予防に効果の高いレバーは、ビタミンAも豊富です。

でも、一部の特殊なレバーは人間を殺すほどの多量のビタミンAを含んでいます。

ですから、イヌイットはホッキョクグマやアザラシのレバーは食べません。ヘラジカのレバーにも多量のビタミンAがあります。私たちが普段食べている牛や豚、鶏のレバーなら安全です。

これは嗜好品なので、日本人にはなじみが薄いと思いますが、リコリス(カンゾウ)も食べ過ぎてはいけません。40歳以上で、毎日約47グラムを2週間以上食べ続けると、不整脈で入院する危険性があります。

カンゾウの根に由来するグリチルリジンは砂糖の30~50倍の甘みを持ち、痰に効果があるのでのど飴などにも使われます。でも、これには体内のカリウム濃度を減少させる作用もあり、高血圧を引き起こすかもしれません。

参考:
http://www.cbsnews.com/pictures/too-much-of-this-will-kill-you/
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77445710U4A920C1000000/

サラリーマンに多い 「とりあえず缶コーヒー」の危険性

休憩時間になると、とりあえず缶コーヒーを買う男性を多く見かけます。

もし、休憩のたびに加糖タイプの缶コーヒーを1日5本飲んだとすると、どのくらい砂糖をとっていることになるでしょうか?

ここでは、缶コーヒーに含まれる砂糖、糖類の表示基準、缶コーヒーに変わる気分がリフレッシュできる飲み物についてご紹介しましょう。

◆缶コーヒーに砂糖はどのくらい入っているの?
(1缶あたり190ml)         (スティックシュガー1本5g換算)
無糖ブラック 缶コーヒー       ・・・・・ 0本
微糖 缶コーヒー           ・・・・・ 1本
乳製品や糖類が添加された缶コーヒー  ・・・・・ 2~3本

もし、加糖タイプの缶コーヒーを習慣的に1日数本飲んでいる、という人は、飲み方を見直してみましょう。砂糖は体内では重要なエネルギー源となりますが、過剰摂取は肥満、糖尿病、脂質異常症など様々な障害を招きます。

●自分で砂糖やミルクの量が調節できる飲み方にチェンジ!
コンビニなどで販売されているいれたてのコーヒーを利用し、砂糖やミルクを自分で入れて飲むようにすると、砂糖の量を調節できます。

◆「無糖」と「糖分カット」どっちが糖分が少ない?
缶コーヒーのパッケージに、「無糖」や「糖分カット」などの糖類の表示があることをご存知ですか?

一般的に糖分については、特に表示のない普通の甘さの飲料には200mlあたりスティックシュガー2本分の砂糖が入っています。
そのほかの表示は、どのくらい砂糖が入っているのでしょうか。

健康増進法による糖類の表示基準(飲料100mlあたり)

・無糖、ノンシュガー、シュガーレス、糖分ダイエット、糖分ゼロ
→  糖類の含有量が0.5g/100g(飲料は0.5g/100ml以下)
・低糖、微糖、糖分控えめ、糖分カット
→  糖類の含有量が5g/100g以下(飲料は2.5g/100ml以下)
・糖分30%低減、砂糖30%カット
→  糖類の含有量が比較する食品より100g中5g以上少ない(飲料の場合は比較する食品より100ml中2.5g以上少ない)
*同一の商品で、糖分を減らしたシリーズを販売する場合によくある表示です。

一番糖類が少ないものは、「無」「ノン」「レス」「ゼロ」と表示してあるものです。缶コーヒーを利用するときは、これらの表示に注意して、無糖や微糖など、糖分を抑えた飲料を選び、糖分のとりすぎを防ぎましょう。

◆缶コーヒーに変わる気分がリフレッシュできる飲み物とは?

●疲労回復効果のあるココア
苦味成分のテオブロミンは、カフェインよりも刺激性は穏やかで、疲労回復に効果があります。血中コレステロールの低下作用、抗酸化作用をもつポリフェノールを多く含みます。

●香気成分が気分を落ち着かせ和やかにさせてくれる緑茶
茶葉そのものは、ビタミン、ミネラルを豊富に含むノンカロリーの食品で、様々な生理機能をもつ成分を含んでいます。

緑茶に含まれる旨み成分テアニンは、カフェインの興奮作用に対する抑制作用や、脳からのα派を引き出しリラックス効果があるというデータも出ています。

「とりあえず缶コーヒー」の習慣を見直し、他の飲み物も組み合わせて上手においしく健康管理をしてみませんか。

○執筆者プロフィール:田口絢子(たぐち・あやこ)
茨城県生まれ。管理栄養士、糖尿病療養指導士、ソーシャルスキル協会認定健康栄養カウンセラー。都内4か所の病院で給食・栄養管理経験を経て独立。栄養相談、献立作成、食と健康に関する記事の執筆、栄養学翻訳などを行っています。

栄養士は絶対買わない!スーパーの「アブない添加物」4つ

私たちが普段、スーパーで何気なくしている食品の購入。リストを見ながら、「あれと、これも買っていかなきゃ……」と、カートにいつも買うものをポンと放って次に進む……というのが普通ですよね。

でも、いつも使う食品のラベルを見て、どんな添加物が入っているかをチェックしていますか? もしかしたら、知らないうちに怪しげなものが入っている食品を食べてしまっているかも……。

そこで今回は、海外の健康情報誌『Women’s Health』ウェブ版の記事を参考に、米国の栄養士が「これが入っているものは絶対買わない」という食品添加物をご紹介しましょう。食品購入の際の参考にしてくださいね。

■1:トランス脂肪酸

女性は“脂肪”という言葉にとても敏感。食品の中には、不飽和脂肪酸など健康的で体に必要な脂肪を含むものも多くあります。

しかしトランス脂肪酸は、天然に食品中に含まれているものもありますが、油脂を加工・精製する工程でできるものもあり、マーガリンや、トランス脂肪酸を含むものを原材料に使った洋菓子や揚げ物などに含まれているそうです。

心臓疾患や肥満にもつながるので、記事中の栄養士はまずラベルのここをチェックするそうです。

■2:化学調味料

アメリカでは一般的に“MSG”と表示される、グルタミン酸ナトリウム。特にアジア系食品の味つけによく使われる調味料で、レストランなどで大量に使用される場合があるといいます。

しかし、化学的に作られたこの調味料でアレルギー症状を起こす人も多く、注意が必要。ある栄養士によると、これが入っていることで塩分もかなり高くなるため絶対に避けているとか。

かわりに自然の産物である海塩やさまざまなスパイスを駆使するなど、工夫してみましょう。

■3:人工甘味料

「カロリーゼロだから……」と、料理やコーヒーに甘味を出すために、人工甘味料を使っていませんか?

栄養士によると、化学的に精製された甘味料は健康に悪影響があるばかりか、カロリーがなくても、もっと甘いものが食べたくなってしまう可能性があるということです。

料理や飲み物に甘味を足したい場合は、ハチミツやメープルシロップなど、自然食品を少量使いましょう。

■4:異性化糖と砂糖

食品の中に砂糖が材料として入っている場合、果物などに自然に備わった砂糖の場合もあります。

しかし、添加物として大量に加糖されている場合は、避けたほうが無難ですね。

栄養士は、「添加されている材料の中で、砂糖の量がずば抜けて多かったら絶対に買わない」と断言しています。

カロリーが増加するだけでなく、健康・美容にも害をもたらします。

また、市販の清涼飲料水やサラダのドレッシングにも使われる“異性化糖”と呼ばれる甘味料もNG。

食品が自然でなく、精製されたり加工された後に加糖されている可能性が強いので、これも避けたほうがよいそうです。

以上、栄養士が避ける食品添加物についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

今日からは食品購入の際、パッケージの表示にしっかり目を通しましょう。なるべく外食や加工食品を避け、自然食品を購入すれば、上記の添加物摂取量を大幅に減らすことが可能です。


食べ合わせ○ うなぎ+梅干、ビール+キムチ、サンドにパセリ/生活習慣病の予防

同じ食べるのでも、食べ合わせによっては生活習慣病の予防になったり、逆に生活習慣病を促進することにもなる。

白澤卓二順天堂大学教授の著書を元に、知っておきたい4つの新常識を紹介する。以下は「良い食べ合わせ」編。


【1】生ハム+メロン

 バーなどの定番メニューだが、実は栄養面からも相性はいい。生ハムの塩味は、塩化ナトリウムによるもの。

血中のナトリウム濃度が上がると血圧が高くなってしまう。メロンに含まれるカリウムは、体内で増えすぎたナトリウムを排出する働きがあり、生ハムの塩分を調整する。


【2】ビール+キムチ

 二日酔い防止に役立つのがキムチだ。キムチに含まれるナイアシンにはアルコールを分解し、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解する作用がある。

ナイアシンには脂質代謝を促進する効果もあるので、油っぽいメニューを注文する時にも理想的な食べ合わせ。


【3】サンドイッチ+パセリ

 サンドイッチに添えられていることの多いパセリ。実はカルシウムや鉄分が豊富に含まれ、サンドイッチに足りない栄養素を補強する。100グラム当たりのカルシウムの含有量は牛乳の約3倍になる。

他にも抗酸化作用を始め、発がん物質の抑制や解毒作用、整腸作用もある。


【4】うなぎ+梅干し

 悪い食べ合わせとして知られるが、実は根拠がない。うなぎにはタンパク質を始め、免疫力を高めるビタミンAや糖質をエネルギーに変えるビタミンB1などが豊富に含まれる。

一方の梅干しに含まれるクエン酸は食欲増進や疲労回復に効果がある。

成分の重複が重大な病を招く知っておくべき薬の過剰摂取の危険(2)

仕分けをして必要度を確認

 こんな例がある。Sさん(男性・71)は、内科で高血圧治療薬、血液をサラサラにする薬、痛風薬、利尿薬。

さらには消化器内科で複数の胃腸薬、便秘薬。整形外科では足腰のしびれや痛みのために鎮痛薬、ビタミン剤、漢方薬が処方され、合せて14種類23錠の薬を服用していた。

 そんなSさんが訪れた久富総合医療クリニックの久富茂樹院長は、Sさんの話を聞き、薬の種類を一つずつチェックしたという。

 まず、3種類服用していた高血圧治療薬は、Sさんの血圧の状態や年齢から考えると、1~2種類に減らしてもいいのではないかと考えた。

 痛風は本来、発作を起こしてから服用するものだが、Sさんは尿酸値が高いものの発作はまだ起こしていない。

胃薬にしても、10年前に胃潰瘍の手術を受けて以来、定期的に検査に通う消化器内科で継続して処方されていたが、胃の不調は日頃とくに感じていないという。しかも内科、整形外科でも胃腸薬が処方されていた。

 「Sさんの話と薬を照らし合わせ、“絶対に飲まなくてはならない薬”と“必要な時に飲んだ方がいい薬”とに分けたのです。

胃腸薬はまさにそうでしたが、同じような成分が重なっている薬が結構ありました。

それらをSさんに説明し、これらを減らして様子を見ましょうと話したのです」(久富院長)
 
薬の量にストレスを感じ、飲み忘れも多かったというSさんは、同院長の指導のもと、現在服用している薬は7種類16錠と半減させたが、症状が悪くなることもないという。

 Sさんのような高齢者はいくつもの病気を抱えている。掛かっている診療科も多いため、処方される薬の成分が重なっていることが少なくない。

おまけに医者は「検査をして数値が高めですから念のために薬を」となりがちだ。

そんな中、薬の知識を持たない患者が「医師から出された薬は飲まなければ」と、律儀に全部の薬を飲み続ければ“過剰投与”になり、命を脅かすケースも出てくるのだ。

 「“無駄な薬”は、おそらくどの家庭にも相当数存在しているはずです。

無駄なだけならいいが、飲み合わせが悪ければ薬害のリスクさえある。健康を求めて薬を飲んで、それで体を悪くしては本末転倒です」(専門家)

 薬をたくさん出してくれる医者がありがたがれるのは昔のこと。現代は無駄のない医療を実践してこそ健康人間の形成に繋がる。かかりつけの医師に確認をするなどして、改めて薬の量を見直してはどうだろうか。

成分の重複が重大な病を招く知っておくべき薬の過剰摂取の危険(1)

昨年末、米国疾病対策センター(CDC)が「2014年の重要な健康対策トップ10」を発表した。気になるのが、「死亡の最大要因」として心血管疾患、喫煙と並び医師の処方が必要な鎮痛薬(痛み止め)の過剰摂取が取り上げられたことだ。

 関東中央病院麻酔科担当医は「米国では医師の処方が必要な鎮痛剤の過剰摂取による死亡が、2010年までの10年間で5倍増の1万5300人に達して大問題になっている」と説明し、こう続ける。

 「最近のデータでも、米国では毎日44人が亡くなっている。この数字は、麻薬で亡くなる人数より多いんです。医療費が高い米国では、ちょっとした体調不良や痛みでは病院に行かず、市販の鎮痛剤で対処する人が多いといわれます。

なのに、病院で処方された鎮痛剤の過剰摂取トラブルが多いのはなぜか。病院で処方されるのは麻薬系鎮痛剤が中心で、痛みを鎮めるためというより気分を良くするために使う人が増えているからともいわれています。

また、病院に行かず他人の処方薬を貰って飲む例も多く、トラブルに拍車をかけている。その対策として麻薬系鎮痛剤の処方を90日以内に抑えるようにルールを改正するなどしているようですが、結果は出ていません」

 では、日本はどうだろうか。そもそも鎮痛剤というのは麻薬系と非ステロイド系に分かれ、日本では後者の中でも安全性が高いとされる「アセトアミノフェン」が主流であるため、米国ほど被害は出てはいない。

しかし「健康被害は出ており注意は必要です」(麻薬科医)との話もある。

 会社員の男性(56)は、腰痛のため貼り薬を使用していたが、あまり効能がないため、近くの整形外科に行った。そこでの診断は椎間板ヘルニアだったが、手術をせず、しばらく治療しながら様子を見ることになった。

 その際、処方された痛みを抑える非ステロイド系の鎮痛薬を飲み続けることになったが、2~3日後、食欲が落ち、食べる量も少なく、食べた後も胃の周辺にモヤモヤ感が残るなどの異変が生じた。

そこで別の病院を受診したところ「腎臓の血流が低下している。肝機能も悪い」と診断されたという。

 「鎮痛薬を飲む前は健診でも指摘されたことがなかった病気だし、薬が合わないのかなと疑問に思い医師に相談しました。そうしたら、新たに腎機能を改善する処方薬を加えてもらい飲むようにしたんです」

 と言う男性。その後、少しずつながら症状が改善されたが、気付けば処方薬は4種類に増えていたという。

 「鎮痛薬に関して言えば、非ステロイド系とはいえ腎臓の血流を悪くし、腎機能の働きを低下させることがあります。

また、心筋梗塞や心不全を増やすデータもあり、心臓や腎臓の悪い人、血圧が高い人は気を付けなければいけません。[

また、安全とされるアセトアミノフェンも、お酒の後で飲むと代謝物が毒性を持ち、肝臓の障害を起こすこともあるので注意が必要です」

 こう語る専門家もいて、今後は日本でも鎮痛薬で体調を落とす患者が増える可能性も指摘する。

『その症状、もしかして薬のせい?』(セブン&アイ出版)の著者で地域医療に従事し、コラムニストでも知られる長尾和弘氏も、同書の中で「日々の診察の中で、あまりにも多くの種類の薬を飲まされている患者の実態に危機感を覚える」と警鐘を鳴らし、薬の「多剤投与」が起きる理由を上げている。

 「ある症状を抑え込むために出した薬に副作用があれば、それを抑える薬を出す。しかし、その薬にも副作用があれば、さらに別の薬を出さなければならないのです。これを繰り返して行けば、いくらでも薬の種類を出せる」と述べている。

栄養ドリンクや薬は飲み方次第で「毒」にもなる!?

てんかん・双極性障害の治療薬「ラミクタール」の過剰投与による死亡事故がニュースとなっていますが、あらゆる医薬品には守らなければならない「用量・用法」が定められています。

まれに、市販の鎮痛剤や栄養ドリンクなどを「効かないから」といって定められた用量以上に飲む人もいますが、これは大変危険な行為なのです。

◆薬は飲み方次第で「毒」にもなる!?
たとえば市販薬の外箱を見ると、そこには必ず「効果・効能」とともに「用量・用法」についての注意が書かれているはずです。

薬が認可されるまでには、さまざまな動物実験や臨床試験により、「どれぐらいの量で効果が出るのか」ということと、「どのぐらいの量で人体に毒になるのか」ということも確認されています。

それをもとに決められたのが、薬の「用量・用法」なのです。あらゆる薬にはさまざまな作用があり、そのうち病に有効な作用を私たちは「効果・効能」と呼び、体に有害な作用を副作用、すなわち「毒」と呼んでいるだけなのです。

効果が欲しいからといって「超えた」用量の薬を服用すると、毒の部分もおなじように人体の許容量を「超えて」現れてしまう可能性があるのです。

医薬品が「治療効果」と同時にあわせもっている「毒性」は、基本的に用量や用法を守っている限り、人体に深刻な害を与えることはないとされています。

しかし、過剰に服用した場合には、中毒を引き起こすなど、身体の機能に悪影響を与えるリスクが高くなってしまうのです。また、さらに深刻な場合は毒性が「致死量」となって死亡してしまうケースもあるのです。

◆ほかの薬や食べ物との関連は?
そのほかにも、薬には相互に作用することで、せっかくの効果を弱めてしまったり、副作用を強めてしまったりする場合もあります。

これは「薬の飲み合わせ」といわれるケースで、食べ物・飲み物に含まれる成分が薬に影響する場合もあることを指します。抗アレルギー剤・降圧剤など、常用している薬などがある場合や、複数の薬を同時に飲むような際には、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

コーヒーやアルコールなど薬の作用・副作用を強める可能性のあるものと同時に服用しないことはもちろんですが、食べ物との関連についても不安がある場合は医師や薬剤師に問合せることが大切です。

◆エナジードリンクは「一時しのぎ」に
また、用量・用法を遵守しなければならないのが、栄養ドリンク(医薬品または医薬部外品。まれに清涼飲料水に分類されるものもある)を飲む場合も例外ではありません。

「飲むと元気が出る」タイプの栄養ドリンクには、カフェインや糖類・アルコールなどが含まれているため、大量に服用したり、常用したりすることで身体に悪影響を及ぼすリスクが高くなるのは薬と同じなのです。

実際に、アメリカでは14歳の少女が多量のエナジードリンクを服用した後に死亡した事故がニュースになりました(死因はカフェインの過剰摂取)。

あくまで、栄養ドリンクは疲れがひどいときや、病気などで体力を消耗しているときの「一時しのぎ」と認識して、定められた用量・用法を守って使用しましょう。

インフルエンザ予防に!?女医が太鼓判推す“冬場のSEX”

厳しい寒さゆえの『人恋しさ』で身も心も燃え上がることがある。真冬の灼熱SEXは体にもいいそうだ。その実録を紹介しよう。

会社員・Aさん(47)は新人時代を振り返り、懐かしそうに言う。

「新社会人で、まだ安いアパート住まいのころ、つき合ってた1コ上の彼女をやっとこさ自宅に連れ込んだんです。いざ初Hしようとしたら石油ストーブの灯油が切れてて服も脱げない。

底冷えする部屋の中、『寒いから帰る』と話す彼女を引き止めて、やろうとしたんだけど、なかなか勃たない(苦笑)。慌てふためく僕を見て、彼女はクスッて笑って『もう!温めてあげようか?』と抱きついてきたんです。おかげでリラックスできて寒さを忘れてHしました」

自営業Bさんの灼熱体験は10年前、当時の恋人と車で3~4時間かけて初詣に行ったときのこと。大行列でお参りが終わったころには体が芯から冷え切っていたそう。休憩でいいからホテルへ行こうと探し回ったものの見つからない。

「とにかく体を温めたくて、公園の人通りのない所に車停めて『しようよ』と誘ったんです。

着物を着ていた彼女が『自分で着られないから脱げない』と言うんで、帯を崩さないよう彼女を立たせたまま、襟から手を入れて胸を揉んだり、裾から手を入れて下半身だけ愛撫。

彼女がその気になったのを確かめてから窓に手をつかせてバックで。まくり上げたピンクの着物から突き出た真っ白なお尻が忘れられないね」

3年前に15歳年下女性と再婚した会社員のCさん(43)は言う。

「年末年始に妻の実家である秋田に帰省したときの話です。ご両親は車で親戚の挨拶回りにでかけたので2人きりに。庭に積もった雪を見て、童心に帰って『かまくら作ってみようか』と。

出来上がったら、なんだか気分が高ぶってしまい、かまくらの中でSEXを……。興奮してイク直前、かまくらの中ってことを忘れてしまって手をついたら、冷たくてびっくりしました。実家の庭で何やってるんだか(笑)」

美人女医の脇坂英理子さんは「冬場のSEX」の効用についてこう語る。

「性行為により免疫力が高まると言われていますので、風邪やインフルエンザが流行するこの季節に気持ちいい行為でそれらを予防できます。

また冬場は代謝も低下してしまうから、いい意味で運動としての性行為で汗を流すことにより新陳代謝を高めデトックス効果も得られます。また性行為により男性の前立腺ガンや、偏頭痛、心臓疾患全般のリスクを低下させ、脳神経を活性化させるなどの効果があります」

諸兄も今冬、「灼熱SEX」に挑んでみては?

えっ、これって毒なの!? 知っておくべき、身近にある危険な部位のある食べ物

毎日の食卓に上るような、身近にある食べ物が、実は毒を含んでいたと知ったら、あなたはどうしますか?

 「まさかそんな毒だなんて、死にはしないでしょ」と軽く考えていると、とんでもない症状に見舞われてしまう可能性もあります。
そこで、管理栄養士の榊房子さんに、食べ物に含まれる毒について伺いました。

■うなぎの血は猛毒!?

年末の忘年会の疲れや、帰省ラッシュ疲れ、そして、新年の仕事もスタートして、一気に疲労がどっと出やすい1月。疲労回復、パワーがつく代表選手であるうなぎは今の時期にぴったりの食材です。

うなぎは夏バテ対策として「土用の丑の日」に食べるのが有名ですが、うなぎの旬は、実は秋から冬にかけての時期なのです。うなぎは冬眠する前に栄養分を蓄えようとするため、この時期にもっとも脂が乗って美味しさがぐっとアップします。

食通は今の時期を狙って食べているそうですよ。けれど、そんな美味しいうなぎでも、血には猛毒が含まれているそうなのです!

「ウナギ目魚類に分類される、うなぎやアナゴなどには、血液中の血清に猛毒が含まれています。幸い、加熱すれば無毒になるので、私たちが普段食べているうなぎ料理であれば問題ありません。

もし、うなぎの新鮮な血を大量に飲んでしまったら、下痢や嘔吐のほか、皮膚に発疹したり、チアノーゼ、麻痺、呼吸困難などが起きたりして、死に至る危険もあるといわれています。そ

のため、うなぎを調理する際には気を付けなくてはなりません。もしうなぎの血が誤って目や口に入ってしまったら、炎症を引き起こし、灼熱感を感じるだけでなく、はれたり、膿になったりすることもあるといわれています。間違ってもお刺身では食べないほうがいいですね。」(榊さん)

■あの野菜にも毒がある!? 知っておきたい毒の除去方法

野菜の部位によって、毒がある場合も。じゃがいもの芽が毒というのは有名なお話ですね。毎年、小学校の調理実習などでも食中毒が報告されています。一体、どのような毒が含まれているのでしょうか?

「じゃがいもの芽には、「ソラニン」という、アルカロイドの一種である毒が含まれています。熱に強いので、加熱しただけでは分解しないので注意してください。ソラニンは、50mg摂取すると頭痛や嘔吐などが起きるといわれています。

150mgから300mgを摂取すると死に至る可能性があります。

普通の量を食べる分には、そこまで大量にソラニンを摂取することはありえませんが、じゃがいもの新芽の部分や、日光にさらされて緑色になった皮の部分には、ソラニンが多く含まれているので、調理の際にはしっかり厚く皮をむき、芽は取りましょう。

トマトやピーマン、唐辛子も、じゃがいもと同じナス科なので、アルカロイドを含んでいます。ただし、いずれも葉と根に毒があるといわれているので、実を普通に食べる分には問題ないでしょう。」(榊さん)

他に、気を付けたほうがいい食材はあるのでしょうか。

「生の青梅の果肉やアンズ、ビワなどには、アミグダリンという物質が含まれていて、大量摂取によって、頭痛やめまい、吐き気、けいれんを起こして呼吸停止になる恐れもあるといわれています。アミグダリンは、青梅には約3.2%、アンズには約8.0%、ビワには約2.0%程度含むと考えられています。

ただ、青梅も普通に梅干しやジャム、梅酒などで食べる分には問題ありません。青梅の致死量は子どもで100個、大人で300個といわれていますし、熟したものにはそれほど多く毒性はないといわれています。

完熟したものや、加熱処理されたものは毒性が分解されているので心配は要りません。」(榊さん)

日常生活に身近なこれらの食材に、危険な毒が含まれているとは驚きです。普段の食生活ではそれほど気にしなくても良さそうですが、万が一のため正しい知識をもっておきたいものですね。

知らないと人生の半分は損をする「NG食べ合わせ」まとめ【後編】

とにかく食事が美味しいと、海外からも絶賛される日本。その秘密は素材の良さを活かした調理法や食べ合わせにもあるのかもしれません。

せっかくの美味しい食事で、体に良い成分を相殺し合わない食べ合わせをご紹介した【前編】に続き、注意したい食べ合わせをまとめてみました。

■タイミングによるNG

納豆パスタなども普及していますが、熱を加えることでナットウキナーゼのパワーが減ってしまうことや、食べると効果的な時間帯を紹介しているのが「朝より夜食べる方がイイ?納豆パワーの全貌を徹底解説」です。

時間帯によって口臭の原因になることが紹介された「食後のフルーツは口臭の原因!? やっちゃいけないNG食べ方」。

フルーツは体内に入って30分ほどで腸で消化吸収され始めることから、食後に食べることで腸に届く前に消化が始まり、場合によっては口臭の元になることが紹介されています。食するのに最適なタイミングを覚えておきたいですね。

■意外と知らないNG

ビールとフライドポテトなど、肴にしがちなものと相性の良くないものをご紹介したのが「やりがちだけど実は体に悪い“NG食べ合わせ”10パターン【前編】・【後編】」です。

どれも同じテーブルに並ぶことが多そうなものばかり。単品で料理を注文するところでは気をつけたいですね。忘年会などが多いこのシーズン、参考にしてみてください。

■喫煙中のNG

喫煙による体への影響はさまざまですが、体に良いはずの栄養がかえって毒になる場合もあることを紹介したのが、「喫煙者がみかんやかぼちゃを食べ過ぎるのは危険だった!」です。

みかんやかぼちゃに含まれるベータカロチンを、喫煙者が大量に摂取すると肺がんになるリスクを高めてしまうという、驚きの報告がされています。喫煙者は減る傾向にありますが、嗜好品として楽しまれている方は注意してみてくださいね。

いかがでしたか? 外食が増えるこのシーズン、美容に効果的な食べ方を意識して健康的に過ごしてくださいね。

知らないと人生の半分は損をする「NG食べ合わせ」まとめ【前編】

江戸時代から食べ合わせが悪いといわれているものに、さんまとスイカ、うなぎと梅干しなどがあります。当時は冷蔵庫がなかったため、鮮度が悪いものを食べるとすぐにお腹を下してしまう人が多かったとか。

ではせっかくの栄養を無駄にしてしまう食べ合わせなど、美容によくない食べ合わせなどをお伝えしてきました。今回はきれいの邪魔にならないように、知っておきたいNGな組み合わせのまとめです。

■飲み物のNG

ほっと一息いれたい時は、コーヒーや紅茶で心を落ち着けたいですよね。しかしタイミングによっては、かえって体調に悪影響を及ぼす可能性があることをご存じでしたか?

「意外とみんな誤解している“紅茶のNGな飲み方”4つ」では、寝る前に紅茶を飲むとカフェインの影響から寝付きが悪くなることや、空腹時とお腹の調子が悪いときには、避けた方がよいことなどを紹介しています。

休憩時のドリンクナンバーワンともいえるコーヒーは、寝起きに飲むのが良くないことや、サプリと同時や喫煙をしながら飲むのは悪影響であることなどを、「知ってた?知らなかった?コーヒーのNGな飲み方5つ」で紹介しています。

■旬な食べ物のNG

旬な食材はリーズナブルで美味しいのが特徴。季節にあった素材をいただくのは嬉しいですよね。

しかし「秋の食材を台無しにする“NGな食べ合わせ”5パターン」では、さつまいもとバナナの組み合わせがNGであることを始め、知らないとやってしまいがちなものを紹介しています。

冒頭にお伝えしたうなぎと梅干しの食べ合わせについても、科学的根拠から解明してくれているのが「えっ?一緒に食べちゃダメ!? 夏にNGな“食べ合わせ”4つ」です。

聞いたことはあるけれど、どうしてそれがNGなのか、代表的な素材をわかりやすく解説してくれています。

■薬との相性によるNG

体調を良くするために薬を飲むのに、薬効成分を抑えてしまう組み合わせが「危険だから絶対にやめて!薬と食べ物のNG組み合わせ8つ【前編】・【後編】」で紹介されています。

気づかずにやっている方は要注意! 何気なく飲んでいる牛乳も、場合によっては体調を崩すことになりかねません。気をつけたいですね。

いかがでしたか? 知らないうちにやっていたことに気づいた方は、気をつけてみましょう。体調を崩しても長引かせないようにしたいですね。続きは後編でお伝えします!

知らないと人生の半分は損をする「NG食べ合わせ」まとめ【前編】

江戸時代から食べ合わせが悪いといわれているものに、さんまとスイカ、うなぎと梅干しなどがあります。当時は冷蔵庫がなかったため、鮮度が悪いものを食べるとすぐにお腹を下してしまう人が多かったとか。

これまでせっかくの栄養を無駄にしてしまう食べ合わせなど、美容によくない食べ合わせなどをお伝えしてきました。今回はきれいの邪魔にならないように、知っておきたいNGな組み合わせのまとめです。

■飲み物のNG

ほっと一息いれたい時は、コーヒーや紅茶で心を落ち着けたいですよね。しかしタイミングによっては、かえって体調に悪影響を及ぼす可能性があることをご存じでしたか?

「意外とみんな誤解している“紅茶のNGな飲み方”4つ」では、寝る前に紅茶を飲むとカフェインの影響から寝付きが悪くなることや、空腹時とお腹の調子が悪いときには、避けた方がよいことなどを紹介しています。

休憩時のドリンクナンバーワンともいえるコーヒーは、寝起きに飲むのが良くないことや、サプリと同時や喫煙をしながら飲むのは悪影響であることなどを、「知ってた?知らなかった?コーヒーのNGな飲み方5つ」で紹介しています。

■旬な食べ物のNG

旬な食材はリーズナブルで美味しいのが特徴。季節にあった素材をいただくのは嬉しいですよね。

しかし「秋の食材を台無しにする“NGな食べ合わせ”5パターン」では、さつまいもとバナナの組み合わせがNGであることを始め、知らないとやってしまいがちなものを紹介しています。

冒頭にお伝えしたうなぎと梅干しの食べ合わせについても、科学的根拠から解明してくれているのが「えっ?

一緒に食べちゃダメ!? 夏にNGな“食べ合わせ”4つ」です。聞いたことはあるけれど、どうしてそれがNGなのか、代表的な素材をわかりやすく解説してくれています。

■薬との相性によるNG

体調を良くするために薬を飲むのに、薬効成分を抑えてしまう組み合わせが「危険だから絶対にやめて!

薬と食べ物のNG組み合わせ8つ【前編】・【後編】」で紹介されています。気づかずにやっている方は要注意!

何気なく飲んでいる牛乳も、場合によっては体調を崩すことになりかねません。気をつけたいですね。

いかがでしたか? 知らないうちにやっていたことに気づいた方は、気をつけてみましょう。

体調を崩しても長引かせないようにしたいですね。続きは後編でお伝えします!

飲み合わせ注意! 薬剤師が語る、一緒に飲むと危険な薬たち

■市販薬で注意! 薬の飲み合わせ

どんなときに「薬の飲み合わせ」って気にしていますか? 複数の病院やクリニックからの処方箋薬を服用している場合は、医師や薬剤師に服用している薬を伝えると飲み合わせの悪い薬がないかをチェックしてもらえますよね。

【薬剤師が教える薬の危険な飲み方「なんで、水やぬるま湯で飲まないといけないの?」】

一方、ご自身で市販薬を購入し服用する場合は「薬の飲み合わせ」について考えますか? 

市販薬は、ひとつの医薬品に作用の異なる複数の成分を組み合わせ配合されていることが多いのですが、「○○薬」と「□□薬」と分類がちがうものでも共通の成分を含むことがあるので、注意が必要です。

特に飲み合わせで気を付けたい3つの成分についてお教えします。

■飲み合わせで気を付けたい3つの成分!

1. 「カフェイン」に注意!
栄養ドリンク剤、鎮痛剤、総合感冒薬、鼻炎薬の中には、カフェインを含むものが多くあります。風邪のときなど早く治そうと栄養ドリンクと総合感冒薬を一緒に服用したりしませんか? 

含まれるカフェインの量によっては摂りすぎとなってしまい、震え、めまい、不安、不眠などさまざまな不調が出ることがありますので注意が必要です。

2. 「抗ヒスタミン薬」に注意!
睡眠改善薬、花粉症薬、鼻炎薬、総合感冒薬、乗り物酔い防止薬の中には同じ抗ヒスタミン薬が含まれるものがあります。知らずに同じ成分を含むものを複数服用してしまうと用量が多くなってしまい眠気が強く出たり、倦怠感や頭が重いなどさまざまな症状が出る事があるので注意が必要です。

3. 「トラネキサム酸」に注意!
総合感冒薬、口内炎薬、肝班改善薬などに含まれます。美容目的で肝班改善薬を服用している方は、総合感冒薬などを選ぶ際は、トラネキサム酸が含まれていないかチェックして下さい。

トラネキサム酸は止血作用を持つのですがその作用により血栓が出来てしまう危険性があるので特に中高年の方は注意が必要です。

■まとめ

市販薬は、自分で自分の健康維持、増進を図るセルフメディケーションの中でご自身で選べる安全性が高い薬です。

しかし、薬を服用するタイミングや体調、または、他の薬と一緒に服用するなどのさまざまな条件によっては、予期せぬ危険な症状を招く可能性もあるという認識も必要ですね。

(40歳女性薬剤師/Doctors Me)

ぜんぜん守られていない!? 「薬」を正しい保存方法

■保存方法を誤ると効果半減!?

薬は化学物質ですので、正しく保存されていないと薬の成分が分解、変質してしまうことがあります。高温、多湿、直射日光を避けて保存するのが基本ですが、それぞれの薬に適正な保存方法があります。

市販薬は、箱や添付文書に書いてある説明に従って保存してください。処方薬も室温保存できないものは、薬を受け取る際に薬剤師から指示された保存法に従い、以下のことに注意して保存しましょう。

【薬剤師が語る、市販の薬で対処してほしくない3つの症状】

■薬の適切な保存温度と場所を把握しましょう

1. 保存温度
・室温保存: 1~30度
・冷蔵保存: 4度
・冷所保存: 15度以下
・遮光保存:日光、光が当たらない場所

食品と同様、冷蔵庫で保存するのがよいと思われがちですが、それは間違いです。薬には、それぞれに薬として安定した状態を保つ適した温度がありますので、必ずその保存温度を守ってください。

2.保存場所
前述した保存温度が保てる場所であれば問題ありません。ただし室温保存では、電気機器や冷暖房機器の近くは温度の影響を受けやすいので気をつけてください。また、車の中は温度変化が激しいので避けましょう。

・粉薬(散剤、細粒、ドライシロップ、漢方)
室温保存で問題ありませんが、湿気を避けるため缶やタッパーなどの密閉容器に乾燥剤を入れ保存するとよいでしょう。

・水薬、シロップ
子ども用の水薬やシロップは精製水などで調整されている場合があり、開封後は雑菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保存してください。

・点眼薬
多くの点眼薬は室温保存ですが、冷蔵庫で保存しなければならない点眼薬もいくつかあります。また、光により不安定になるものは、遮光保存です。

・軟膏・クリーム剤
通常は室温保存ですが、なかには冷蔵庫で保存するものもあります。室温保存のものは、夏はあまり気温が高いと軟膏やクリームが柔らかくなりすぎてしまうことがあるので涼しい場所に保存してください。

逆に冬は、室温でもあまり温度が低いと軟膏やクリームが硬くなって使いにくくなり、凍結してしまうと変質する可能性があるので、あまり温度が低くなる場所は避けてください。

・坐薬
冷蔵庫で保存するのがほとんどですが、室温保存でよいものもあります。

・湿布薬
湿布薬は袋に入っているので、開封後はしっかり封を閉めて保存してください。

■まとめ

小さな子どもがいる家庭では、手が届かないところに薬を保存することもお忘れなく。ぜひ一度、この記事を参考に、薬が正しく保存されているかをチェックしてみてください。

(40歳女性薬剤師/Doctors Me)

マジ…!? 健康・美容イイはずの「果物ジュース」に潜む落とし穴3つ

美容や健康を意識して日常的にジュースを飲むように心がけている方も多いのではないでしょうか。でも、日頃何気なく手に取っているジュースの安全性について、どのくらいの知識を持っていますか?

そのジュースは本当に、美容や健康に効果があるものなのでしょうか? 自社農園を経営する株式会社斎庵の農業管理責任者である望月高広氏は、市販品のジュースに含まれる怖い実態について、警鐘を鳴らします。そこで同氏に取材した、美容や健康にイイはずの“ジュース”に潜む怖~い3つの実態についてご紹介していきます。

■1:材料に含まれる物質に注意

美容や健康に良さそうなイメージがあるジュースには、次のようなおそろしい実態があると同氏は説明します。「市販されているほとんどのジュースの原料は輸入品です(みかんなどは、国産のものも多いです)。

最近でこそ果汁での輸入も増えてきましたが、やはり果物として輸入され、生で食べられなくなったものが、ジュースとして再生されることが多いのが実態です。つまり、農薬によって育てられ農薬をかけられて輸入された材料を搾って飲んでいるのです。その農薬も日本で登録されていないようなものは、チェック対象にさえならないのです。

また、残留基準も国によって違っています。ですから、様々な危険な物質が入り込んでしまうのです。輸入フルーツには、発ガン性のある防黴剤を使用しようしているものもあるそうです」例えばどんなものが含まれているかについては、発癌物質が残留している殺虫剤や、動物実験では催奇形性のあるTBZ、発癌性のある物質、木の背丈を低くして収穫を楽にする薬品で発癌性が指摘されている成長調整剤や、除草剤などがこれに当たるそうです。

■2:香料の安全性は不明確

多くのジュースには香料が含まれていますが、この点を同氏は次のように指摘しています。「原材料表示に“香料”と記載されているのが目につきます。あまり香りのしなくなった果実を原料としているからでしょう。

果実として出荷できないものをジュースにまわす話はよく耳にしますが、そこに香料を加え、味をごまかしているのかもしれませんね。香料は、使用量が少ない点や揮発性がある点からあまり問題にされませんが、実は安全かどうかよく分かっていない物質なんですよ」ジュースを飲むのが美容や健康のため、という人でしたら、香料の有無やその含まれる量にも注意したほうがよさそうです。

■3:糖分に注意

ジュースは甘いものが多いですが、この点も気をつけるべきだといいます。「品質をごまかすためでしょうか、甘味調整として砂糖を使っているケースもあります。果汁100%のジュースでも糖分をかなり含んでいますので、飲み過ぎには注意してください。

砂糖だけを気にして果糖などの他の糖分を考えないと、結果的に糖分の取り過ぎになってしまいます。体内で処理しきれなかった糖分はたんぱく質と結合して糖化し、それが様々な不調を引き起こす原因に。糖分を摂りすぎると太ったりニキビができたりするイメージがありますが、体内の貴重な美容成分に大きなダメージを与えることもあるのです!

特に美肌のポイントになる“コラーゲン”は、糖化のダメージを受けやすいので要注意。コラーゲンが糖化することで、シワ、たるみなどの老化現象があらわれたり、肌のシミやくすみの原因にもつながります」美容を邪魔する“糖化”ですが、ジュースに含まれる糖分によって老け顔の原因になってしまったとしたら……とても残念なことですよね。

以上、美容や健康のために飲んでいるジュースが持つ怖~い実態についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ジュースならば全部安全、というわけではなく原材料に何が使われているのかを厳しくチェックする目が大切となるようです。健康のために飲んでいるジュースが実は健康を害していた……なんて、とんでもないことにならないよう、気をつけてくださいね。

レモンティーも最悪!普段やりがちなNG食べ合わせ4つ

あなたは食べ合わせについて、どのくらい知っていますか?

ちょっとしたことですが、知っていると知らないとで女子力に差が出てくるネタでもあります。

そこで、身近な4つの食べ合わせについて成分も交えてその理由をご紹介したいと思います。

■1:紅茶×レモン

紅茶とレモンはレモンティーとして、とてもポピュラーな組み合わせですが、紅茶のカフェインとレモンの防カビ剤のOPP(オルトフェニルフェノール)が組み合わさると、発ガン性物質が生じると言われています。

せめてレモンの皮は取って使うようにしましょう。

■2:チョコレート×牛乳

昔、テレビ番組『発掘!あるある大辞典』でも話題になりましたが、チョコレートと一緒に牛乳を摂取すると、乳タンパク質がポリフェノールの吸収を阻害することがわかっています。

チョコレートのポリフェノール効果を期待するのなら、牛乳と一緒に摂らないほうがおススメです。

■3:サンマ×漬物

「秋の食材を台無しにする“NGな食べ合わせ”5パターン」にもある通り、サンマが加熱されるとジメチルアミンができます。

これは亜硝酸ナトリウムとの組み合わせで、ニトロアミンという発ガン性物質を生じます。

とくに市販の漬物には変色防止のために亜硝酸ナトリウムが入れられている事がありますので、この組み合わせも場合によっては危険な組み合わせになります。

■4:大根×しらす

こちらも「秋の食材を台無しにする“NGな食べ合わせ”5パターン」でお伝えしましたが、しらすに含まれている必須アミノ酸リジンの吸収を阻害してしまうということでした。

しかし、大根に含まれるカリウムには、しらすに多く含まれている塩分を排出してくれる役割もあります。

また、しらすに含まれるカルシウムの吸収を良くするビタミンCも多く含まれているため、一概に良くない食べ合わせではないようです。

いかがでしたか? 普段何気なく口にしているものが、意外と組み合わせが悪い可能性があるということがわかりました。

ただし、これらの組み合わせを一度口にしたからといってお腹を壊したり、窒死量にいたるということではありませんので、これらの組み合わせを摂り過ぎないように、気をつけて頂ければと思います。

【インフルエンザ】不活化ワクチンと生ワクチンの違いって?


◆インフルエンザ予防に使われる不活化ワクチン・生ワクチン

インフルエンザウイルスによって起こる感染症、インフルエンザ。38℃以上の高熱、咳、鼻水、全身倦怠感、筋肉痛などの症状がみられ、特にB型インフルエンザの場合は、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が出ます。インフルエンザ脳炎、インフルエンザ脳症、肺炎、心臓の炎症である心筋炎などの合併症を伴うこともあります。

鼻やのどに感染する気道感染症で、感染してから発症までの潜伏期間は1~3日。痰やツバなどを介して人から人へ感染します。

インフルエンザで主に流行するのは、A型(H1N1型、H3N2型)、B型ですが、例えば同じH1N1型でも、タイプは様々なので、違うタイプのものに何度も感染する可能性があります。

これらのインフルエンザウイルスに対する有効な予防法が、インフルエンザワクチンです。日本で承認されている「不活化ワクチン」と、海外では使用されているものの日本では未承認の「生ワクチン」があります。

生ワクチンは、ウイルスを弱毒化して作られるワクチンです。いずれの場合も、ワクチンを作る上でインフルエンザウイルスをニワトリの卵に入れて増やします。増えたインフルエンザだけを精製し、卵の成分をできるだけ除いて使用します。
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◆インフルエンザ不活化ワクチンの接種方法・費用・副作用

不活化ワクチンは、ワクチンをしてもその病気にならないように、ウイルスの病原性をなくし、「不活化した」ウイルスの一部を使っています。

不活化ワクチンの場合は、卵の成分の混入が少ないので、卵アレルギーの人でも、卵の加工品などを食べても問題がなければ接種可能と考えられていますが、接種時には注意が必要です。皮下注射のため、気道の免疫には効果が乏しいと言われています。

・ワクチン内容:A型2種類(旧ソ連型(H1N1型)、香港型(H3N2型))、B型2種類
・接種方法:皮下注射・接種年齢:どの年齢でも可能。普通は、生後6ヶ月以降
・接種量:3歳未満 0.25ml/回、3歳以上 0.5ml/回
・接種回数:13歳未満は2回接種が望ましい。
・2回接種での接種間隔:1-4週間ですが、3-4週間空けるほうが望ましい。
・ワクチンの効果:約4ヶ月
・A型の対する発症予防効果:大人 約70%、子ども 約20~30% ・費用:2回で6000円~8000

■不活化ワクチンの副作用・リスク

・注射部位の発赤
・腫れ
・痛み
・全身症状(発熱・頭痛・悪寒・倦怠感・嘔吐・嘔気・下痢・関節痛・筋肉痛)
・湿疹、じんましん、カユミなど
・アナフィラキシー
・急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(脳と脊髄に炎症が起こり、重症な場合は呼吸ができなくなる病気)
・ギラン・バレー症候群(末梢神経の病気で手足が麻痺する)
・けいれん
・肝機能異常
・喘息発作など。
ワクチンは、A型(H1N1型、H3N2型)、B型で流行しそうなタイプを予想して作成するため、流行するタイプとワクチンのタイプが異なってしまった場合、発症予防などの効果が低下していまいます。

以前は予想が難しかったため、ワクチンの効果が乏しく、ワクチンしても罹ったと言うことが多かったのですが、最近は、予想と実際の流行が一致する率が上がってきているため、ワクチンの効果が見直されています。

◆インフルエンザ生ワクチン・フルミストの効果・副作用・費用

インフルエンザの生ワクチンは、「フルミスト」というものです。いわゆる注射ではなく、両方の鼻に噴きつけて使用するタイプです。インフルエンザの毒性を弱めた生ワクチンのため、2歳から適応で、49歳以下まで。50歳以上では効果が乏しいといわれいます。

・ワクチン内容:A型2種類(旧ソ連型(H1N1型)、香港型(H3N2型))、B型2種類
・接種方法:鼻に噴霧する
・接種年齢:2歳以上49歳以下
・接種量:0.2ml(片方ずつ0.1ml)
・接種回数:2歳から8歳で初めての場合は2回ですが、それ以外は1回
・2回接種での接種間隔:4週間以上
・ワクチンの効果:約1年
・A型に対する発症予防効果:5歳未満89%、7歳までは83%と80~90%
・費用:1回で6000円~8000円

■インフルエンザ生ワクチンの副作用・リスク

・噴霧から1週間以内に鼻水、鼻づまり、喉の痛みなどの風邪のような症状
・アナフィラキシー
・急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(脳と脊髄に炎症が起こり、重症な場合は呼吸ができなくなる病気)
・ギラン・バレー症候群(末梢神経の病気で手足が麻痺する)
・喘息発作など。

不活化ワクチンと違って、

・卵アレルギー
・5歳未満では喘息の既往のある人や1年以内に喘息発作を起こしたことのある人
・妊婦
・抗がん剤治療や免疫を抑制する治療を受けている人やその看護者
・アスピリン治療を受けている人
・心臓や肺の病気、喘息、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、貧血など慢性的な病気を持っている人

以上の人には接種できません。

子供に効果のあるワクチンですが、接種時に鼻水が多いと流れ出てしまったり、噴霧を嫌がったりして、噴霧時に大泣きしてしまった場合は、効果が落ちてしまいます。

現時点では日本では未承認のため、個人輸入で使用するしかなく、補償も限定的です。医療保険は予防をカバーしない制度なので、ワクチンが保険適用になることはありません。将来的には、日本での承認が期待されています。

あの大人気おにぎりも危険!? この添加物が危ない

「2人に1人ががんにかかる」と言われる現在。健康を気遣う人も増え、とくに身体の基本となる食事には関心も高い。『週刊文春』(文藝春秋)が行った“中国猛毒食品”キャンペーンも、話題を集めたばかりだ。

 そんななか、じわじわと売れているのが、先月出版された『体を壊す10大食品添加物』(渡辺雄二/幻冬舎)。

本書は、大ブームとなった『買ってはいけない』(『週刊金曜日』編集部/金曜日)の著者のひとりである科学ジャーナリストがまとめた1冊で、身近な食品に含まれる“危険な食品添加物”を紹介しているものだ。

 たとえば、「発がん性物質に変化する発色剤」として挙げられているのが、亜硝酸ナトリウム。これはコンビニの明太子おにぎりに「(明太子の)色が黒ずむのを防ぐ目的で」添加されていることが多いという。

この亜硝酸ナトリウムが明太子の原料であるアミン(第2級アミン)という物質と反応すると、「ニトロソアミン類」なる化学物質に変化。「これには強い発がん性物質がある」というのだ。

 さらに、明太子などの塩分が高い食品は胃の粘膜を荒らすことがあるが、この粘膜が再生する際に発がん性物質が作用することで「がんができやすくなる」という。

明太子おにぎり好きの人にとっては衝撃的な内容だが、すべての明太子おにぎりに亜硝酸ナトリウムが添加されているわけではなく、同書によると、セブンイレブンの場合は無添加とのこと。

また、亜硝酸ナトリウムはハムやウインナーなどにも使われていることがあるというので、気になる人は表示をチェックしてみよう。

 なかでも背筋がヒヤッとするのが、「ヒト推定致死量が茶さじ1杯」という殺菌料・次亜塩素酸ナトリウム。

これはプールの消毒や漂白剤などの主成分なのだが、これが「魚介類や野菜などに殺菌の目的で」使用されているケースがあるというのだ。

やっかいなことに「分解されて食品には残留しないという前提で使われているため、表示が免除」されているというから、気の付けようもない。

著者いわく「薬っぽいような、塩素臭いような、少し酸っぱいような、何ともいえない嫌な味」らしいので、感覚を研ぎ澄ませて食べるほかないようだ。

 タイトルの通り、計10品目の添加物についてことこまかく解説している本書。

いま、使用が認められている合成添加物の数は431品目あるというが、これを全部避けるのは到底無理な話。

だが、この本で紹介されている10大品目だけでも避ければ「添加物による発がんをかなり防ぐことができると考えられます」とのこと。

神経質になりすぎるのもよくないが、健康第一の人はチェックしてみてほしい。

風邪と腰痛は要注意 腎臓を痛めつける怖い薬の飲み合わせ

今年もあとわずか。最後の追い込みに必死という仕事人間も多いのではないか。多少体調が悪くても病院に行かず、薬で症状をごまかすケースもあるだろう。しかし、下手をすると急性腎不全から透析になることもある。要注意だ。

 証券会社に勤めるAさん(42)は、このところの株価上昇で寝る間もないほど忙しい。2週間ほど前から風邪気味で、腰痛にも悩まされているが、病院に行く時間がない。

「仕方なく処方薬や市販薬をフル活用して乗り切ろうと考えたのです。

風邪は、病院でもらって飲み残していた抗生物質や市販薬を服用、同じく使い切らなかった腰痛の痛み止めを1日2~3回服用していました。しばらくは調子が良かったのですが、そのうち体がむくんでだるくなり、尿の出が悪くなり、食欲不振も出て、仕事のミスが多くなったのです」(Aさん)

 異変を感じたAさん、仕方なく会社近くの病院に行って驚いた。「急性腎不全」と診断されたからだ。

「しかも、“もう少し遅かったら透析になっていたかもしれません、それほど重症です”と言われ、緊急入院となったのです。

確かに人間ドックでは、腎機能を調べるクレアチニン値が高いことを指摘され、腎臓が弱っていると警告されていました。しかし、これほど急激に悪化するとは思いませんでした」(Aさん)

 幸い、入院治療だけで無事腎臓の機能が回復したAさんだが、その原因となったのは持病の高血圧のための降圧剤と風邪のための抗生物質、それに腰痛のための消炎鎮痛剤だった。

■増える「薬剤性腎障害」

 腎臓病専門医でもある、松尾内科クリニックの松尾孝俊院長が言う。

「最近はAさんのように薬の副作用である薬剤性腎障害を患う人が増えています。とくに問題なのは消炎鎮痛剤、抗生物質、降圧剤で、腎臓の機能が低下している人はとくに注意すべき薬なのです」

 なぜこうした薬が腎臓の機能を低下させるのか?

「消炎鎮痛剤は痛みの成分であるプロスタグランディンとよばれる物質の生成を邪魔します。しかしその一方で、この物質は、腎臓の血流を促し、働きを維持する役割もあるのです。

つまり、プロスタグランディンを抑制することは腎臓の血流を低下させ、腎不全に陥らせることになりかねないのです」(松尾院長)

 また、抗生物質は腎臓、とくに尿細管を狭くするなどして尿の排出が不十分になり、腎臓の機能を低下させることがあるという。

「さらに腎臓の働きが悪い人が高血圧の治療をする必要がある場合、急激に血圧を下げ過ぎると、腎臓の血流が滞り、腎臓の働きを悪くします」(松尾院長)

 CT検査などに使われる造影剤も注意が必要だ。すべて腎臓で排出させるため、腎臓に負担がかかり、機能を低下させるからだ。

「今回は、腎機能が回復したからよかったものの、腎機能が改善せずに透析をしなければならないケースもあるので注意が必要です」(松尾院長)

 健康を犠牲にしてまでやらなくてはならない仕事はない。忙しいときほど体に異変を感じたら病院で診てもらうことだ。

食品のウソほんと 果汁100%ジュースは本当に健康にいいの?

「ジュースは果汁100%しか飲まない」という人、多いですよね。市販の果汁100%濃縮還元ジュースとストレートジュースは、生の果物を食べたときと比べて栄養価は同じなのでしょうか。

また、果汁100%ジュースが身体に良いといわれている理由と、一日に飲む量や時間帯、おすすめの果汁100%ジュースの飲み方などを紹介します。

◆生のオレンジをそのまま食べたとき、ストレートジュース、濃縮還元ジュース、果汁30%ジュース、栄養的に優れるのはどれ?

生オレンジと比較してストレートジュースと濃縮還元ジュースは、ビタミン類や食物繊維の数値が低くなっています。ジュースに加工される過程で、繊維が除かれたり、加熱や酸素(空気)に触れる機会が増えて、ビタミンが減ったのでしょう。果汁30%ジュースとなると、ビタミン類や食物繊維がほとんどありません。

栄養面からみると、ストレートジュース、濃縮還元ジュースは、生オレンジの代用とはならないといえるので、市販の100%ジュースを飲むよりも生オレンジを食べた方がよいということになります。
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◆本当に身体にいい果汁100%ジュースとは?

(1)ミキサーなどを使って、自分でジュースを作ると栄養が豊富になる
種やオレンジの実を包む薄皮などを含めてからジュースを作れば、皮や種に含まれる栄養分までとることができます。
(2)栄養の吸収力がアップする
食物繊維を含めて液体になっているため、消化しやすく、栄養素を効率よくとり入れることができます。
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◆果汁100%ジュースを自宅で飲むときのポイント

(1)一日に飲む量、時間帯
厚生労働省が推奨する1日の果物の摂取量は200gです。脳へのエネルギー補給、全身へのビタミン供給を目的と考えれば、朝食や集中力が低下したとき、疲れたときなどに飲むことが適しているでしょう。

(2)おすすめの果物、飲み方
自分で作るときは、鮮度の高い旬の果物を組み合わせて使いましょう。りんごやレモンが入ると甘味と酸味が交わり飲みやすくなります。

風邪予防には殺菌作用がある生姜、青魚不足の方は体内でDHAやEPAをつくるといわれるα-リノレン酸を豊富に含む亜麻仁油や、えごま油などをジュースの仕上げに小さじ1杯程加えるとよいでしょう。味や香りにクセがないため、風味は変わりません。少しマイルドな口当たりになります。ビタミンAやCなど空気に触れると減ってしまうビタミンもありますので、ミキサーにかけた後はなるべくすぐに飲みきりましょう。

混ぜるな危険!サプリメントとクスリの飲み合わせでおこる「相互作用」に注意しよう

サプリメントの国内市場規模は6000億円ともいわれている(ちなみにゲームの国内市場規模は5000億円である) この数字からも、いかに多くの日本人が健康を志向してサプリメントを愛用しているのかが分かるだろう。

しかし、サプリメントにはクスリとの飲み合わせによって起こる「相互作用」とよばれる副作用や、サプリメントの単品摂取でも副作用が起こるケースがあるので、「何をのんでも健康になれる」というわけではない。

ここでは代表的な相互作用の例と死亡例が報告されたサプリメントについて紹介していきたい。

■代表的なサプリメントとクスリの相互作用

青汁やクロレラとワーファリン(血液をさらさらにする医薬品)=青汁やクロレラには血液を固めるビタミンKが豊富に含まれるために、同時にとるとワーファリンの効果を弱めて血栓を形成する恐れあり。

セントジョーンズワート(沈静効果をもつサプリメント)と経口避妊剤(ピル)=セントジョーンズワートの作用により避妊効果が得られない恐れあり。

セントジョーンズワートと抗うつ薬=脳内で抗うつ薬の作用が増強されて「セロトニン症候群」という副作用がおこる恐れあり。

グレープフルーツジュースと高血圧のクスリ=グレープフルーツに含まれるフラノマクリンが、クスリの正常な働きを妨げる恐れあり。

アルコールとアセトアミノフェン(市販の風邪薬や解熱鎮痛剤に含まれる成分)=同時摂取により、血中濃度があがり、肝機能障害を起こす恐れあり。

■単品摂取でも危険なサプリメント

エフェドラ=ダイエット用のサプリメントとして海外で大人気のサプリメントであったがアメリカでは心臓発作が相次ぎ、販売中止。ハーブ系のサプリメントなので一見安全そうだが、配合されているエフェドリンは医療用成分であり、国内では高血圧や糖尿病患者は使用に関しては医師に相談するように定められている。

カバ=精神を安定させるハーブ系のサプリメントとして海外でも人気を誇っていたが、肝機能障害が相次いで報告され、中には死亡例も報告されている。

上記のサプリメントは国内では市販されていないが、個人輸入などで販売されているケースがあるので、安易な入手は控えるべきだろう。

健康を維持するために摂っているサプリメントで健康を損なってしまっては本末転倒もいいところである。このようなケースをさける為にもサプリメントを購入する際には、事前に相互作用について調べるか薬剤師や登録販売者に相談することをおすすめしたい

「1本で1日分」もマヤカシ 市販野菜ジュースに潜むリスク

スーパーやコンビニに行くと、何十種類もの野菜ジュースが売られている。手軽に野菜を補給できると人気で「毎日飲んでいるから野菜を食べなくても大丈夫」なんていう人もいる。これで安心だと思ったら大間違いだ。

「1本で1日分の野菜を摂取できる」という宣伝文句の野菜ジュースがいくつもある。

厚労省が推奨している1日の野菜摂取量は350グラム。スーパーやコンビニなどで売っているパック入りサラダは、大きい容器でも10グラム程度だから、クリアするにはかなりの量になる。それをたった100~200ミリリットル程度の野菜ジュースで本当に摂取できるのか。

「食品の裏側」(東洋経済)シリーズの著者で、食品添加物の専門商社に勤務していた安部司氏は言う。

「『1日分の野菜』とうたわれていますが、あくまでもジュース1本をつくるのに350グラムの野菜を原料として使ったというだけで、350グラム分の野菜に含まれている栄養素をすべて摂取できるわけではありません。

しかも、市販の野菜ジュースは製造の段階で栄養素がほとんどなくなってしまうのです」

 野菜ジュースの原料はほとんどが輸入されている。野菜をドロドロのペースト状に濃縮したものを冷凍して持ち込み、国内で水を加えて元に戻される。

「濃縮還元」と表示されている野菜ジュースはこのパターンで製造され、国内でペーストを元に戻せば「国内製造品」と表示してもOKになっている。

「野菜をペースト状にする過程で熱を加えて煮込むので、熱に弱いビタミンやミネラルなどの栄養素は失われます。

食物繊維は口に残って飲みづらくなるため、あらかじめ取り除かれるのが一般的です。こうして失った栄養素を補うために、ビタミン、カルシウム、香料などを添加物で補っているメーカーもあります」(安部氏)

 こうして製造されたものが「100%野菜ジュース」として市販されている。本末転倒だ。

■どこの国の野菜かは分からない

 また、濃縮ペーストにされる野菜には、世界のさまざまな国のものが使われている。中国、台湾、インドネシア、豪州、米国、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、ポルトガル、エジプト、トルコ、南アフリカなど、価格が安ければ世界中から集められるという。

「どこの国の野菜がどれだけ使われているか、はっきりとは分からないので、残留農薬が懸念されます。輸入される時に一応の検査をしていて違反はないといいますが、リスクがつきまとっているのが現状です」(安部氏)

 健康にいいどころか、逆に不安になるが、野菜ジュースのリスクはこれだけではない。

近年、国際的に問題視されている「硝酸態窒素」の不安があるという。硝酸態窒素は、葉を大きく育てるために使われる窒素系の肥料を大量に与えた際に野菜が取り込み、未消化のまま野菜の中に残ってしまう。

「これを人間が大量に摂取すると、メトヘモグロビン血症を起こし、酸欠状態になって全身が青くなる症状が出る可能性があります。EUでは硝酸態窒素の残存量に厳しい基準を設けていますが、日本には基準がありません。

そのため、EUの基準の3倍近い残存量が検出され、日本の野菜が輸入禁止になるケースもあります。水道水は1リットル当たり10ミリグラムに設定されていますが、市販の野菜ジュースを民間が分析したところ、20~180ミリグラムが計測されています」(安部氏)

 飲みやすくするために果物をミックスした野菜ジュースも多いが、体によさそうだからと飲みすぎると糖分の過剰摂取につながってしまう。

 ジュースに頼らず、野菜はそのものを食べた方がいい。

薬の正しい飲み方を知っておこう。タイミングと飲み合わせに注意!

病気を治すために処方されるのが薬ですが、これは正しく服用する時に安全に効果を発揮するように作られているため、正しい飲み方をしなければ効果がでないばかりか飲み合わせによっては思わぬ副作用で危険な状態になることさえあります。

処方時の注意を良く聞いて遵守することが大切です。ここでは薬局で買えるお薬の種類について簡単に解説します。

◆薬を飲むタイミングには意味がある

薬が処方される時には、どのタイミングで飲む必要があるかが指導されます。「食前」は食事の30分くらい前のこと、「食間」は食事の2時間前あるいは2時間後に飲むことを指しており、「頓服」(とんぷく)は病気の症状がでた場合にそれを抑える為に飲む薬です。

また、「食後」とあった場合は食後30分以内に飲む必要があるのですが、時には何らかの理由で食事がとれないこともあるかもしれません。

この場合、「食後であること」が前提になっている薬か、あるいは例え食事ができなくても時間通りに飲んだ方が良い薬なのかによって服用すべきかどうかが変わりますので、この点を医師にあらかじめ尋ねておくと良いでしょう。
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◆薬は基本的に水か白湯で飲みましょう

そして、内服薬は基本的に水か白湯で飲む必要があります。これは単に薬を飲み込みやすくするというだけでなく、薬によっては水なしで飲むと胃で溶けないため腸で吸収されず、そのまま排泄される場合があるからです。

また、水なしだと薬が食道に引っかかってそこで溶けてしまい、炎症を起こす可能性もあります。

また、内服薬は直接患部に作用するのではなく、一旦胃で溶かして腸に吸収させてから血液に乗って患部に届くという作りになっているため、薬と同時に食べたものや飲んだものによって思わぬ相互作用を引き起こすことがあるので注意が必要です。
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◆お酒と一緒に飲むのは危険

例えば、薬を牛乳で飲むと牛乳に含まれるカルシウムが抗生物質や抗菌薬、骨粗しょう症の薬などと結合して吸収力を弱める物質に変化してしまいますし、グレープフルーツジュースで飲むと苦味成分が肝臓で必要な酵素の働きを阻害するため、薬の分解・無毒化に時間がかかり、その間に薬の効果が強まって副作用を引き起こす恐れがあります。

もっと危険なのがアルコール類です。アルコールと同時に薬を摂取してしまうと、本来肝臓で分解・無毒化されるべき薬が後回しになり、アルコールの分解・無毒化を優先します。

そのため薬が放置され、血中濃度が高くなって副作用を引き起こしたり、アルコールを無毒化する酵素が薬を有害物質に変化させてしまったりといった重篤な事態になる可能性があります。お酒を飲む人は、薬を飲む為にどれ程の間隔を開ければ良いかを医師に確認しておきましょう。

胃薬で認知症に!?…“薬に頼りすぎ”に潜むキケン

「薬はあくまでも異物。『百薬の長』といわれるお酒も、アルコール分解酵素がなければ毒にしかならないように、薬を分解・無毒化するのも酵素の働きです。人によっては分解しきれず、悪影響を及ぼすことも。市販薬による死亡事故も起きています」

そう警鐘を鳴らすのは、『薬が病気をつくる』(あさ出版刊)が10万部超えのベストセラーとなった、薬剤師の宇田川久美子さん。薬漬けの医療に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」として活動中だ。

「生活習慣の乱れが招いた病気なら、だいたいはそれを改善すれば薬はやめられるはず。漫然と薬に頼っていては、症状を抑えているにすぎず、根本的な治療にはなりません。そればかりか、さまざまな化学反応が、かえって悪影響を与えかねないのです」

インフルエンザや子宮頸がんワクチンが、手や足に力が入らなくなるギラン・バレー症候群などを引き起こすことは問題視されているが、より身近な薬でも、思わぬ病気の引き金になるという。そこで、意外な薬の怖さについて、宇田川先生に教えてもらった。

【1】鼻炎薬で熱中症に!
「これらのお薬を飲んで、喉が渇いたことはありませんか?鼻水を止める抗コリン薬には、鼻水に限らず、唾液や涙、汗などの分泌そのものを止める作用があるのです。汗が止まると体内に熱がこもってしまうので、熱中症になるリスクが高まります」

【2】解熱剤で免疫力が低下
「風邪のウイルスと戦う白血球を活性化するためには、熱の力が必要。そこで、風邪をひくと体温を上げて、体を治そうとしているのです。それなのに、安易に解熱剤を飲めば免疫力は下がるだけ。治りが遅れるばかりか、子供は免疫力が育たず、かえって病弱になりかねません」

【3】胃薬でぼけやすくなる!?
「多くの胃薬にはアルミニウムが含まれていますが、たくさん摂りすぎるとアルツハイマーを誘発するといわれています。医学界でもまだ結論は出ていませんが、アルツハイマーで亡くなった方の脳にアルミニウムが蓄積していたという報告もあり、関連があることは否定できないのでは」

【4】痛み止めで血流悪化
「鎮痛剤は血管を縮めて痛みの症状を和らげますが、薬は血流に乗って全身を巡っているため、全身の血管が縮められてしまいます。すると、血流は悪化。冷え性や疲れが取れにくいなど不快な症状を引き起こしかねません。しかも効き目が切れればまた痛くなるため、薬の量も増えてしまうのです」

【5】ビタミンCで尿路結石
「毎日ビタミンCのサプリを摂り続けたら、おなかが痛くなり、結石が出たという患者さんがいました。ビタミンCは体内で代謝されるとシュウ酸になるため、過剰に摂りすぎると尿路結石の原因になるという説もあるのです」

現在、日本には承認薬だけで1万品目以上の薬があるが、これらを分解する酵素の働きは人によってまちまち。

「お薬の効き目は人によって千差万別。安易に市販薬に頼らず、病院でも『たくさん飲みたくない』と伝え、どんな薬が処方されるか医師

猛暑の季節に気をつけたい食べ合わせ

この時期は、いかにも夏!っていう感じのものを食べたくなりますよね。

でも、食べ物のなかには一緒に摂る組み合わせによってあまりよくない影響を及ぼしてしまうものもあります。 今日は「特に夏、食べ合わせに注意したい食材」についてお話ししましょう。

夏の風物詩、「スイカ」に要注意!

まず、これからの季節に特に気をつけたいのが「スイカ」です。 まずは「スイカ+ビール」の組み合わせ。どちらもほとんど水分ですが、利尿作用が強いので、気づかないうちに脱水症状になってしまうこともあります。

また、「スイカ+天ぷら」「スイカ+フライ」も避けたい組み合わせ。スイカに含まれるたくさんの水分が胃液をうすめてしまうために、消化不良になってしまうことがあるからです。

どうしても一緒に食べたいという人は、少し時間の間隔をあけて食べるようにするといいかもしれません。

よく冷えた緑茶もおいしい季節だけど…

そして次に気をつけたいのが私たちに身近な飲みもの、「緑茶」です。 緑茶そのものは身体にいい飲み物ではあるのですが、タンニンという成分が含まれています。

タンニンは野菜などに含まれている「非ヘム鉄」という鉄分と結びついてしまう性質があるので、せっかくの鉄分が吸収されにくくなってしまうのです。

肉や魚に含まれている「ヘム鉄」は影響されませんが、それでも貧血気味の女性の場合は注意が必要。「食事中に緑茶を飲む」という習慣は、できればやめたほうがいいでしょう。

ちなみにタンニンは緑茶以外に紅茶やコーヒー、ワインなどにも含まれていますから、これらの飲み物も、「食事中飲むのはごくたまに」というくらいにしておいたほうがよさそうです。

ダイエットの味方、食物繊維にも用心して

夏は薄着の季節ですから、ぽっこりしたお腹を何とかしたくて食物繊維をたくさん食べている、という人もいますよね。 でも、食物繊維にはさまざまな栄養素を吸収して体外に排出してしまう働きがあるのです。

「食物繊維いっぱいのシリアル+フルーツ」という食べ合わせも、もしかしたらフルーツ中のビタミンCはムダになってしまうかもしれません。

食事自体の量が充分なら問題ありませんが、もともとの食事量が少ない人やダイエット中の人が食物繊維を摂りすぎると、美容にも健康にもかえってよくないので気をつけましょう。

基本はやっぱり「バランスよく食べる」

ほかにも、「古くから伝わる悪い食べ合わせ」や、「栄養学的におすすめできない食べ合わせ」はたくさんありますが、特に大きな持病を抱えているわけではないなら、ここであげている3つ以外はあまり気にする必要はないでしょう。

というのも、それらを厳密に調整しようとすると、毎日の食事がとても難しいものになるからです。 また、「古くから伝わる悪い食い合わせ」も、実はただの迷信に過ぎない場合がけっこうあります。

たとえば「うなぎ+梅干し」「大根+ニンジン」の組み合わせはよくないと以前はいわれていましたが、実はそれらは間違いだったということがわかっています。

何よりいちばん大切なのは、当りまえのことだけれど「偏食をしない」「好き嫌いせずバランスよく食べる」こと。 暑さが厳しくなると何となく食欲もなくなりますがが、元気に夏を乗り切るためにも、おいしく楽しく食べるよう努力したいものです。

食べ物のパワーを最大限に活かす「よい食べ合わせ」って?

食べ物は、一緒に食べる組み合わせによってそのパワーが何倍にもなります。体力が弱りがちなこれからの季節を元気に乗り切るためにも、今日は「よい食べ合わせ」のお話をしましょう。

◆貧血解消に役立つのが「ビタミンC+鉄分」

まず、女性に知ってほしいのが「ビタミンC+鉄分」の組み合わせです。というのも、女性の約2分の1~約3分の1は貧血体質だからです。

食べ物に含まれる鉄分には肉や魚に含まれる「ヘム鉄」と、野菜や果物に「非ヘム鉄」がありますが、非ヘム鉄はそのまま体外に排出されてしまうことが多いのです。

ところが、非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると身体への吸収がよくなることがわかっています。「グリーンスムージーとドライプルーン」、「ひじきの煮物とブロッコリー」などはベストな組み合わせといえますね。
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◆加齢とともに吸収されにくくなるカルシウムは…

次にチェックしたいのはカルシウムにまつわる組み合わせ。カルシウムはもともと吸収されにくい栄養素ですが、年を取るにつれてますます吸収率が下がってしまうのです。

そこで心がけてほしいのが「カルシウムはタンパク質やクエン酸と一緒に食べる」ということ。「魚の干物にユズやレモンを絞る」というのはまさに理想的。「サラダに小魚を混ぜてポン酢やドレッシングをかける」というのもいいでしょう。

カルシウムが不足すると骨粗鬆症などにつながる可能性もありますから、今のうちから注意しておきたいものです。
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◆毎日の心がけで大きく差がつく!?かも

そのほかに、日常生活に取り入れられるちょっとした組み合わせをお教えしましょう。

・「パイナップルやイチジク、キウイ+肉類のメニュー」
果物に含まれる酵素がたんぱく質の消化を助けてくれるので、もたれやすい人は食後に食べるといいでしょう。

・「カボチャやほうれん草+油」
ビタミンAは油分と一緒に食べると吸収率がアップするので、カボチャのバターソテーやホウレン草の中華炒めなどはまさにぴったりのメニューです。ビタミンAは肌の機能を左右するビタミン。女性なら多く取りたいビタミンですよね。

・「塩分が多い食材+海藻類や緑色の野菜」
日本人は塩辛い食べ物が大好き。でもそういった食べ物にはナトリウムがたくさん含まれています。
ナトリウムは摂りすぎると心臓や腎臓の負担になってしまうので、排出を手助けしてくれるカリウムの食材と一緒に食べるようにしましょう。わかめたっぷりのお味噌汁、ホウレン草やモロヘイヤのおひたしなどはおすすめです。
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◆「できることからやってみる」のがベスト

劇的な効果があるわけではありませんが、「毎日の食べ物」には私たちが思っている以上に偉大なパワーがあります。どうせ食べるなら効率のいい食べ方をしたいですよね。

ポイントは「長く続ける」こと。そのためにまずは無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。

薬との食べ合わせは危険 風邪薬、鼻炎薬、解熱剤の場合は?

インフルエンザの流行シーズンにも突入し、今まさに身体の不調を感じている人もいるのではないだろうか。

 そんなときに、私たちの頼れる味方が薬。近年はわざわざ病院へ行かなくても様々な薬品が、薬局やコンビニなどで気軽に購入できるようになったが、薬は「両刃の剣」と呼ばれ、有効性と副作用の危険性を併せ持っているのだ。

 薬剤師で『知らないと怖いクスリと食品の危険な関係!』(マガジンハウス刊)著者の堀美智子氏は、十分な知識を持たない人でも簡単に薬を入手、服用できてしまう現状の危うさを指摘する。

「薬には様々な成分が含まれており、飲み合わせによっては作用が様々に変化することがあります。ですから、常用している薬がある場合には、自己判断で別の薬を一緒に飲むことは避けるべきですし、病院へ行く際には、飲んでいる薬を伝えることが必要です」

 薬と食べ物や飲み物でも、その飲み合わせ次第で危険な作用を起こすこともあるため、服用には十分な注意が必要だ。

 そこで、身近な薬の「注意したい食べ合わせ・飲み合わせ」を、医師・薬剤師に聞いた。

●風邪薬とチーズ
●鼻炎薬とレバー
●解熱薬とキャベツ

 薬の飲み合わせが注目されるきっかけとなったのは、「チーズと薬」の組み合わせだったと堀氏はいう。

「フランスのある病院で、入院患者が“食事にチーズが出ると頭痛がする”と訴えたのがきっかけでした。

チーズに含まれる成分チラミンには血圧を上げる作用があり、風邪薬(総合感冒薬)や鼻炎薬の成分プソイドエフェドリンにも同様の作用があり、商品に添付されている文書にも、血圧の高い人は使用してはいけないと書いてあります。

 血圧が普段から高くない人でも、風邪薬を服用している時に、チラミンが多く含まれるチーズや空豆、赤ワインなどを多量に飲み食いしてしまうと、思わぬ血圧上昇を招きかねません」

 プソイドエフェドリンは鼻や咳に効く成分で、市販薬では『パブロン鼻炎カプセルS』『コンタック600プラス』などに含まれている。チラミンを含む食べ物には他に、レバーやアボカド、バナナなどがあり、食べ合わせは避けるべきだ。

葬儀費用の稼ぎ頭「戒名」 正式な由来も根拠もなく寺の都合

現在、葬儀費用約200万円、お墓代約280万円(東京都)ともいわれる高額な葬儀ビジネス。その“稼ぎ頭”とされるのが戒名だ。

「終活」の費用を徹底調査した『死ぬのにいくらかかるか!』(祥伝社刊)の著者でノンフィクションライターの大宮知信氏は、母の死に際してこんな経験をした。

「近くの寺に相談に行くと、住職がいきなりファミレスのメニューのような料金表を差し出した。最低の『信士、信女』は30万円、最高の院号つきは90万円。法外な料金もさることながら、死者を金で差別するようなランク付けに疑問を感じました。

 それで本名(俗名)のままお願いすることにし、住職もいったんは承諾しました。ところが葬儀当日になって、『戒名でなければ埋葬できない』と言われた」

 葬儀後、別の住職に相談し、結局戒名をつけてもらうことに。気になるお布施について恐る恐る尋ねたところ「お気持ちですから額はいくらでもいいんですが……」という。

大宮氏はホッと胸を撫で下ろしていたのだが、次の瞬間、この住職はこう言うではないか。

「(慣例として)うちは30万円いただいております」

 結局、20万円で戒名を書いてもらったが、住職は金額に不満だったのか、お布施が入った封筒を受け取ると、遺族に慰めの言葉をかけることもなく、そそくさと帰っていったという。宗教に詳しい社会学者・橋爪大三郎氏が語る。

「戒名というのはバレンタインチョコみたいなもの。正式な由来も根拠もない。チョコがなぜ広まったかといえば、菓子メーカーの“都合”です。同様に、戒名が広まったのはお寺の都合なんです」

 橋爪氏によれば、「俗名をつけてはならない」「自分でつけてはいけない」といった戒律は、どこにも存在しないという。

薬代が1万円以上安くなることもある!! 薬剤師に学ぶ、ジェネリックで医療費節約術

消費税増税に伴い、病院や診療所、調剤薬局などで支払う医療費の一部が4月から値上げされた。病気やケガの治療費とはいえ、少しでも負担は抑えたいという人もいるだろう。

 その医療費の節約に一役買ってくれるのがジェネリック医薬品だ。だが、いまだに「安かろう、悪かろう」という間違ったイメージから敬遠している人もいるようだ。

 そこで、今回はジェネリック医薬品を正しく理解して、家計の負担を抑える方法を薬剤師の知恵とともに紹介する。

■先発品より使い勝手がよくメリットの高い後発品もある

「ジェネリック(generic)」は、「一般的な」「総称的な」という意味で、医薬品の世界では、特許期間が切れた新薬と同じ有効成分で作られた後発品のことを指している。

 薬の特許には、①薬の成分など化学物質に対する「物質特許」、②薬の効能・効果を特定した「用途特許」、③薬の吸収や安定性を保つ工夫に対する「製剤特許」、④薬の製造途中で出てくる工夫に対する「製法特許」の4つがある。

 いちばん重要なのは①の物質特許で、これが切れると後発品の製造は一応できるようになる。とはいえ、新薬の開発には莫大な費用と年月がかかっているので、その権利を守るために先発品メーカーは、時期をずらして何段階にも分けて特許を申請している。

 物質特許が切れても、その他の3つの特許期間が残っていると、その特許を侵害しない形で後発品を作らなければいけない。

また、③の製造特許や④の製法特許は公開されないことも多い。

 こうした特許の仕組みによって、薬の有効成分は先発品と同じでも、形や製造方法までそっくりな後発品を作るのは難しい。そのため、薬の形や添加物が異なり、人によっては「なんとなく効き方が違う」と感じることもあるようだ。

 だが、有効性の定かでないものの利用を国が認めるはずはない。ジェネリックでは臨床試験はほとんど行われないが、その代わりに「生物学的同等性試験」「溶出試験」を行うことが義務付けられている。

香典の相場 恩師は1万円、喪主や遺族が友人なら5千~1万円

結婚式のたびに、どれくらいのお祝いを贈ればいいのだろうか、と悩む人も多いはず。そこで、結婚祝いの相場を紹介しよう。

■結婚祝い

親族:5万~10万円

親しい友人・同僚:2万~3万円

知人・後輩:2万~3万円

 結婚式や披露宴にお祝いを持参する場合、地域や式場、式の規模などによって多少、違いが出てくる。

参列者の同じ立場くらいの人同士で金額を相談しておくと、失礼がなく安心。また、夫婦で一緒にお祝いを包む場合は、1人分の倍額か、祝う相手が友人関係なら5万円程度が相場。

 一方、お香典の相場は以下の通りだ。

■お香典

親族・仕事関係・恩師・親しい友人:1万円~

友人・喪主や遺族が友人:5000~1万円

知人・ご近所:3000円

 故人が祖父母の場合3万円~、兄弟姉妹は5万円~、親は(自分が喪主でない場合)10万円~など。

親族以外は、知人同士できりのよい金額にまとめて包んでも。また最近は、ペットを亡くした友人にお香典を贈るケースもあるよう。悲しみを慰めるためなので、3000円くらいが目安。

水やお湯以外で薬を飲むとどうなる?

■薬が速やかに吸収できるように

 薬をのむときに、水もお湯も要らない人もいれば、水と一緒にのんでも、薬だけ口の中に残ってしまう幼稚園児のような人もいます。

薬の説明書には水か白湯(さゆ)でのむと書いてあるはずですが、ぜんぜん気にしないで牛乳、お茶、ビール、果汁など冷蔵庫を開けて目についた飲み物を利用することにしている人も少なくないと思います。

 こういった人は、薬を飲むときに水やお湯を使うのは、カプセルや錠剤がうまく喉を通るようにするためだけと思っているのではないでしょうか。

でも実は、薬の成分が直接胃の粘膜に触れて胃粘膜が荒れるのを防ぐためや、薬が速やかに吸収できるようにするためなどいろいろな理由があるのです。

 グレープフルーツジュースの薬剤に対する影響が話題になったことがあります。

カルシウム拮抗剤といわれる血圧降下剤のうちのいくつかが、グレープフルーツジュースにより影響を受けて作用が増強されることが分かってきました。その理由を説明します。

 内服薬は胃を通って小腸に達すると、小腸に存在する酵素の作用を受けて少し分解されてしまいます。

ところが、グレープフルーツジュースに含まれているフラノクマリン類という物質がこの酵素の作用を阻害しますので、薬物は酵素による分解を受けずに吸収され、結果的に吸収量が多くなることになります。

■花粉症の抗アレルギー剤の服薬時にも要注意

 さらに、いったん小腸粘膜に吸収された薬物を、再び腸管内に戻す働きをするP糖蛋白という物質の働きもグレープフルーツジュースの成分が阻害することが分かってきました。

これら両方の作用で、全身に行きわたる薬の量が増加することになると解釈されます。

 一方、一部の抗アレルギー剤や別種の降圧剤(β遮断薬)のなかには、前述とは逆にグレープフルーツジュースと併用すると吸収が減少して有効な血中濃度が得られないものがあります。

この場合はグレープフルーツジュースのみならずオレンジジュースやアップルジュースなどでもみられる現象で、花粉症の季節に頻用される抗アレルギー剤の服薬時には気をつけなければなりません。

 飲食物の薬物に対する関与や影響はまだ十分解明されていない部分もありますので、思わぬ副作用で苦しめられることのないようにしたいものです。

■ジュース類で薬をのむのは冒険

 食品との関係では、抗凝固剤の効果に影響する納豆、睡眠薬の副作用を増幅させるアルコール、ある種の抗菌剤の作用を弱める牛乳などが知られています。

 しかし、何もわざわざジュース類で薬をのむ冒険をしなくても、水や白湯でのめば済むことなのですが、なぜか軽い気持ちでジュースでの服薬が定番になっている人がたくさんいます。

 最近は苦い粉薬はほとんど存在しなくなり、大部分はカプセルや錠剤になっていますので口の中を甘くする必要性はほとんどないでしょう。

薬をのむときにどうしても果汁でのまないと気が済まないという方は、担当医や薬剤師に聞いて安全性を確かめて下さい。

 また最近は口腔内崩壊剤といって、水を一緒に飲む必要のない薬もたくさん出回ってきました。薬剤の商品名の後ろにアルファベット大文字で“D”と書いてあるものはdisintegrateの略であることが多く、この場合は水なしでいつでもどこでものめる剤型として重宝に出来ているわけです。

間違いやすい言葉 ×下熱剤→○解熱剤

うっかり間違いやすい言葉を3つご紹介します。

× 下熱剤
○ 解熱剤

高熱を下げることを「解熱」といいます。そのために使う薬剤のことなので、「解熱剤」が正解です。

× 三半器官
○ 三半規管

内耳にある「半規管」は、平衡感覚器の一部。これが3つあるので三半規管といいます。

× 精魂が尽きる
○ 精根が尽きる

「精根」とは、精力と根気のこと。何かを成し遂げようとしたときの集中力や体力のことをさします。一方、「精魂」とは、たましいや精神という意味。たましいを込めて何かを作ったりしたときに使います。

救急車で運ばれる事態にも!? 処方箋薬の「危険な飲み合わせ」4つ

処方箋が必要な薬を数種類飲む場合、気付かないで危険な組み合わせをしてしまっていることがあるのをご存知ですか?

それだけで飲むのなら、医師の指示に従えばいいわけですが、処方箋薬を飲んでいる最中に、別の処方箋薬が必要になる事もありますよね?

 しかも別の医師の診療を受けたりすると、つい今飲んでいる薬を、知らせるのを忘れてしまったりする事もあります。

そこで今回は、英語圏の情報サイト『Women’s Health』の記事を参考に、処方箋薬の危険な飲み合わせについて、お届けいたしますね。

■1:抗うつ薬+痛み止め(SSRI+オピオイド)

抗うつ薬の中には“幸せホルモン”であるセロトニンの製造を増やす薬があり、また、ここで紹介している、“オピオイド”という痛み止めは、モルヒネの関連物質であり、やはり脳内のセロトニンを増やすといいます。

この2種類を合わせて飲んでしまうと、異常に興奮したり、体温の上昇、心拍数や呼吸数の増加に繋がり、大変危険だそうです。

■2:痛み止め+精神安定剤(オピオイド+ベンゾジアゼピン)

この薬は、両方とも抑制剤として知られていて、痛みを抑制したり、不安感を抑制したりするそうです。

ところが、こういった薬を飲み過ぎると、あまりにリラックスしすぎてしまう可能性があり、そうなると、心拍数や呼吸数が劇的に下がり、救急車を呼ぶはめにもなりかねません。
■3:コレステロールを下げる薬+抗真菌薬(スタチン系薬剤+フルコナゾール)

このところ日本でも、食習慣が変わり、運動量も減っているために、若くてもコレステロールを下げる薬を飲んでいる人も少なくないのではないでしょうか? 

“フルコナゾール”は、真菌の感染に効果的な薬ですが、この2種類の薬を同時に飲んでしまうと、筋肉の弱りや、ひどい場合には腎臓にダメージを与える事になりかねないそうです。

■4:痛み止め+精神安定剤+中枢性筋弛緩剤

この組み合わせは、とても危険だと言われています。ですから、医師は普通この3種類の処方箋を、同時に出したりはしません。

それでも、時には別々の医師から処方箋をもらって、知らずに飲んでしまうケースもあるそうです。この組み合わせは、死に至る事もあるというので、くれぐれもご注意下さい。

以上が、知っておきたい処方箋薬の危険な飲み合わせ4つでした。服用している薬があれば、病院へ行く際は、あらかじめキチンと、医師に今自分はどういった薬を飲んでいるのかを、正確に知らせる事が大切です。薬局では“おくすり手帳”を使うのも有効でしょう。

間違っても、自分で勝手に組み合わせて飲んだりしないでくださいね!

病院の前に…薬のプロ「薬剤師」を徹底活用する6ポイント

体調がすぐれないが、病院に行くほどでもない。そんな時、自宅にある常備薬や薬局で買った薬を飲んで様子をみる人がほとんどだろう。だが、薬は正しく飲まないと安全性や有効性を保てない。身近にいる薬剤師をもっと活用したい。

 インターネットやコンビニで、薬を手軽に購入できるようになった。だが、薬は体にとっては“異物”だ。副作用もある。市販薬なら安全というわけでもないから、素人判断はリスクを伴う。

 調剤薬局を中心に全国各地に店舗を構える「アイセイ薬局」多摩センター店の薬剤師、篠塚奈美氏は言う。

「薬には自分の体質に合わないものや、飲み合わせが悪いものもあります。また、薬にはたくさんの種類があって、症状に合わせて選ばなければなりません。たとえば同じ胃薬でもいくつもタイプがあり、症状によっては逆効果になってしまうものもあります。

ネットで調べた表面的な情報だけにとらわれて、どの薬を飲んでいいのか分からなくなっている方もいます。薬を上手に利用するために、もっと薬剤師に相談してほしい」

■ドラッグストアでも調剤薬局でもOK

 薬剤師は「薬のプロ」だ。ドラッグストアはもちろん、処方薬を扱う調剤薬局でも積極的に薬剤師に相談した方がいい。処方箋がなくても問題ない。

実際、自分で血圧を記録したメモを持参して、〈他の薬局でこういう薬を処方されているが、問題ないかどうかみてほしい〉と相談に来る患者や、電話で市販薬のアドバイスをしてもらっている人もいるという。

 薬剤師を活用し、より的確なアドバイスをもらうためには、情報をしっかり伝えることが肝心だ。篠塚氏に詳しく解説してもらった。

(1)正確な症状

 どういった症状がいつからどのように表れ、どう変化したか。薬を飲むなどの対処をしたか。
「嫌がらずに症状を細かく伝えてもらった方がそれだけ的確なアドバイスができます」

 たとえば風邪っぽい場合、発熱、吐き気、頭痛、下痢など、人によってさまざまな症状が表れる。吐き気が強いと薬を飲めないケースもあるから、そういう人には吐き気を抑える成分が含まれている薬が必要になる。

(2)アレルギーの有無と過去の副作用歴

 特定の食べ物、飲み物に対してこんなアレルギー症状が出る。この薬を飲んだら気持ち悪くなった、湿疹が出たといった経験がある場合、必ず事前に知らせておく。

(3)他に服用中の薬

「飲み合わせが悪い薬や、成分が重なって薬が効きすぎてしまうことを防ぐためにも正直に伝えてください。普段から飲んでいる市販の漢方薬と合わない薬もあります」

(4)常用しているトクホや健康食品

 トクホや健康食品に含まれている成分によって薬の効果が必要以上に強まったり、臓器に負担をかけるケースもある。
「トクホやサプリはなんとなく健康によさそうだぐらいの感覚で効果を意識せずにとっている方が多いので要注意です」

(5)喫煙、飲酒の有無

 喫煙や飲酒の程度によって、効果が変わる薬がある。本人だけでなく、家族に喫煙者がいる場合もしっかり知らせておく。たばこをやめた人も、いつから禁煙しているのかを伝える。

(6)仕事・生活のパターン

 朝起きて、昼は働き、夜に寝る。そんな一般的な生活パターンなら問題ないが、ずれている人はきちんと伝えておく。

「飲むと眠くなる薬は就寝前に飲むタイプが多い。しかし、夜勤をしている人の場合、それでは支障が出てしまうので、1日2回飲めばいい薬などで対応します。仕事や生活パターンによって食事を取るタイミングも変わってくるので、合った薬も変わってきます」

 ドラッグストアでも調剤薬局でも、いつも相談に行く「かかりつけ薬局」を決めておけば、情報が蓄積されてさらに的確なアドバイスをもらえるようになる。まずは、気軽に薬剤師に相談してみたい。

【最新「死に方」事典】連鎖する「死の10年問題」

「死」について考えるとき、今後10年ごとにやって来る大問題を避けて通れない。「2015年問題」「2025年問題」「2035年問題」と、この問題は続く。

 まず、2015年問題は、団塊世代のほとんどが高齢者(65歳)となり、支給年金額が膨らむという問題だ。すでに年金の受給バランスは崩れ、年金財政は大幅な赤字。

税金から赤字を補填(ほてん)している状態だ。だから、消費税も増税され、その分社会保障費に回すとされた。

 しかし、消費税の増税程度では、この状態を解消できない。

今後もずっと年金を受け取る側の高齢者が増え、将来年金を支払う側になる子供が少子化でどんどん減っていくのだから、どうしようもない。いずれ、年金がもらえなくなることも覚悟して、私たちは「死期」をイメージしなければならない。

 問題はまだある。現在、年金は国民年金で月に約6万円、厚生年金で月に約24万円である。これで暮らしながら、年金受給世代は、高齢化した親の面倒を見続ける必要がある。

「老老介護」である。現在、介護政策は財政負担の大きい施設介護から在宅介護へと転換されつつあるので、これは相当な負担だ。

 次に、日本社会を揺るがす大問題「2025年問題」がやって来る。2025年を前後して親を看取った団塊世代は、今度は自分たちが死ぬ時期に入る。

2025年、団塊世代の中核は75歳を超えた後期高齢者となり、男の平均寿命79歳から見て、次々に病院や介護施設に入る必要が出る。

 そこで、政府は今年度の診療報酬の改定(4月1日実施)と併せ、「入院を減らし在宅を重視する」方針を明確に打ち出した。簡単にいうと、「病院では看取れない。家族が自宅で看取れ」ということだ。

 こうなると当然だが、介護産業は、団塊世代がこの世から去った後の需要減も見越して、設備投資を減らすだろう。つまり、あなたが死期を迎えるころには、面倒を見てくれる病院も介護施設もないことになる。

もちろん、富裕層はこの問題を乗り越えられる。年金で暮らす一般層は無理だ。

 つまり、団塊世代は病院からも介護施設からも見放され、頼れるのは家族だけというのが、2025年問題である。

 「死ぬときは自宅で」と願う団塊世代は多いが、実際は「自宅死」は金銭的にも家族にとっても最悪の選択だ。しかし、病床も介護施設も足りなければ他に選択がないわけだから、2025年を待たず自宅死は激増する。

 最後の「2035年問題」は、医療界では早くからささやかれていた問題だ。認知症患者がこの年に450万人に達するとみられているからだ。現在、全国の認知症患者は約230万人とされる。これが倍増するわけだ。

すると、先の老老介護から見て、もっとも困るのが、「親1人子1人」という世帯。こうした世帯は現在どんどん増えている。となると、親の認知症が進んだ場合、自宅介護となれば、子供の生活は成り立たなくなるだろう。

 このように見ると、私たちの老後は圧倒的に暗いのがわかる。もはや、リタイア後の悠々自適生活は一部の富裕層の話で、高齢庶民にとっての最大の社会貢献、家族貢献は、「早死」(平均寿命まで生きないこと)であると言うしかない。

 ■富家孝(ふけたかし) 医師・ジャーナリスト。1947年大阪生まれ1972年慈恵医大卒。著書「医者しか知らない危険な話」(文芸春秋)ほか60冊以上。

薬のネット販売にひそむ落とし穴

インターネットで簡単に薬を買うことができる時代ですから、少し体調が悪いくらいでわざわざ病院に行き、薬局で薬剤師に処方された薬を飲む人はもしかしたらこれからどんどん少なくなっていくかもしれません。

 では、もう薬剤師に存在意義はないのでしょうか?いえいえ、決してそんなことはありません。

■ネットで薬を買う時の落とし穴
 ネットやドラッグストアで薬が買えるという、その手軽さは確かにメリットで、無視することはできません。そして、妊娠検査薬や薄毛対策の薬など、対面販売では買いにくい薬があることも事実です。

 しかし、薬について知識を持たない人が自己判断で薬を買って飲むというリスクは思いのほか大きいということもわかっておかないといけません。『なぜ、あなたの薬は効かないのか?

薬剤師しか知らない薬の真実』(深井良祐/著、光文社/刊)によると2007年~2011年の5年間で、一般用医薬品(ドラッグストアやインターネットで買える薬)による死亡例が24件、重篤な副作用となると毎年250件も報告されているといいます。

■賢く薬剤師を「利用する」
 いうまでもなく「安全性」や「副作用」といった面では、薬局で薬剤師に説明を受ける「対面販売」の方に分があります。

 どの薬が適しているのか、ということだけでなく、他に服用している薬との飲み合わせに問題がないか、それとも一般用医薬品ではなく、医療機関を受診して医療用医薬品を処方してもらうべきなのか、といった総合的な判断をしてくれるのです。

 そして、薬の効果や副作用に疑問が生じた時や、新しく健康食品やサプリメントを購入しようと思った時に相談に乗ってもらえるのも大きなメリットだと言えます。

こうして、自ら積極的に情報を取りにいくことで、薬についての正しい知識が蓄えられ、副作用などのリスクをさらに回避しやすくなるはず。

薬の調合だけではなく、私たちが安全に薬を使えるよう、一人ひとりに合ったやり方を考えるのも薬剤師の仕事なのです。

 理系で難しいイメージがある薬ですが、本書では特別な知識を持たない人にもわかりやすく薬の効果や仕組みが説明されています。

 薬によって体調を整えられるか、かえって悪化させてしまうかは、薬をどれだけ知るかによって決まります。一生お世話になるものだからこそ、自分や自分の家族が辛い思いをしないように、正しい知識をつけておきたいものですね。

【最新「死に方」事典】あなたは「地味葬」? 死亡者数は増えるも

新聞やテレビの報道だけでは、世の中の本当の変化に気がつかないことがある。たとえば、今年の正月、街を歩いてみると、門松を飾る家がほとんどない。また、初詣に行っても晴れ着姿の女性がほとんどいない。

 アベノミクスで景気がよくなったといっても、実際のところ、日本人の生活は質素になっているのだ。つまり、冠婚葬祭は、年々、地味になっている。

 葬式も同じだ。最近、知人が母を90歳で亡くしたが、いわゆる葬儀はしなかった。彼の母は10年ほど前から認知症が進み、5年前に施設に入った。そして、昨年から特別養護老人ホームに移り、そこである朝、ひっそりと息を引き取った。医師は死亡診断書に死因を「老衰」と書いた。

 そこで、お葬式ということになったが、彼の母は順天堂大学の白菊会という献体組織に登録していたため、一晩葬祭所の部屋を借り、家族で集まって花を手向けただけ。翌日、遺体は引き取りに来た大学の車で運ばれた。

 献体とは、本人の意思で、遺体を医学生たちの解剖授業、研究のために提供すること。いわば、最後の社会貢献である。

 知人によると、最近、献体が増えているという。「献体したといえば周囲も納得するので、葬儀をしなくて済むから」だそうだ。もちろん、それだけが理由でないが、葬儀にお金をかけない家が増えている。

 知人が葬儀社から聞いたところによると、お金をかけない葬儀を「地味葬」と呼び、その多くは家族だけで送る「家族葬」だという。

 日本はすでに老齢人口(65歳以上の人口)が全人口の20%以上の高齢社会になっている。その結果、葬儀の数は年々増加している。しかし、葬祭業の市場規模は反比例して減っている。2002年が市場のピークで、以来、毎年市場は横ばいか縮小しているのである。

 実は私は、最近までこの事実を知らなかった。単純に、葬祭産業は伸びているのだろうと思っていた。それが、もう10年以上にわたって縮小している。つまり、もうからなくなっている。「家族葬」の場合、葬祭場を借りて行ったとしても、費用は葬祭場の部屋代、棺代、花代、お線香代など。数十万円で済む。

 日比谷花壇のデータによると、葬儀を行わず家族だけが火葬場でお別れをする「直葬」が19%、「家族葬」は57%。ひと昔前まで一般的だった50人を超える「一般葬」21%や200人を超える「大型葬」3%を大きく上回っている。

 1998年には年間死亡者数は94万人で、100万人に達しなかった。それが2000年代に入って100万人になり、今後さらに増えていく。そして、2040年ごろ166万人とピークを迎える。だから、葬儀施行件数は、今後30年間増加が見込まれるが、葬祭産業の市場規模が拡大するとはかぎらないのだ。

 日本消費者協会が調査した「葬儀についてのアンケート調査」2010年度報告書によると、葬儀一式費用(葬儀社への支払い)の全国平均は約126.7万円。3年前の同調査と比較すると15.6万円減っている。葬祭産業の市場規模は1兆円超とされるが、「ここ数年は横ばい」という。

 誰もが1度は、自分が死んだとき、どんな葬儀になるか想像したことがあると思う。しかし、家族が葬儀をしてくれるとはかぎらない。「地味葬」になるか? 「一般葬」になるか? いまから十分、話し合っておくべきだろう。

 ■富家孝(ふけたかし) 医師・ジャーナリスト。1947年大阪生まれ。1972年慈恵医大卒。著書「医者しか知らない危険な話」(文芸春秋)ほか60冊以上。

葬式、死に方…親の望み通りにしてあげられない現実とは?

2012年10月に41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さん。彼が亡くなったとき、生前から自分の葬儀の進行を考え、墓の手配をし、通夜には存命中に書かれた手紙を配るなど、自分の死後に対してもしっかりと準備をする「終活」を行っていたことで話題になりました。

 金子さんほど自分の死に対してしっかり準備ができているケースはそう多くはないでしょう。でも、「終活」をしておいた方がいいことは確かですし、何より家族の立場から見ても、積極的に準備は進めておくべきです。

 NPO法人日本リビングウィル協会代表の柳田智恵子さんが執筆した『人生のかたづけ整理術』(ダイヤモンド社/刊)は、自分が死ぬ前に片づけておきたい5つのことが解説されている一冊。ただし、その家族が読んでも十分参考になるはずです。

 生前に片づけておくべき5つのこととは以下の通り。

・家の荷物や持ち物
・お金
・葬儀
・お墓
・死に方

 では、生前からこれらの準備をしなかった場合、遺族としてどのようなリスクが降りかかるのでしょうか。本書に掲載されている体験談を通してお伝えしましょう。

■死んだ父の望まぬ葬儀をしてしまった
 父を心臓発作で亡くした本条さん。同居していたこともあり、実は「万が一のときには、お葬式はできるだけ簡素に、家族と近親者、具体的には自分の兄弟姉妹と、その子どもくらいまでで、本当に親しかった友人にのみ自分の死を知らせてほしい」と言われていたそうです。

さらに葬儀用の費用が入っている銀行の預金口座も受け取っており、葬儀社選びも順調に進んでいました。
 ところが、そこに割り込んできたのが伯母でした。

「どうしてそんなお粗末なお葬式にするの?」と葬儀屋の前で言い放ち、さらに叔父も「兄さん(本条さんの父)はまがりなりにも上場企業の取締役部長まで務めた人だよ」と加勢してきます。

 ここで問題になったのは、本条さんの父親が葬式について具体的に書面に残さないまま、逝ってしまったことでした。本条さんが「質素な葬式は父が望んだこと」と主張しても、それは通じるはずがなかったのです。

さらに本条さんの弟が勤める会社の上役と、父が勤めていた会社の社員も通夜や告別式に出席したいと言い出しました。
 困り果てた本条さんに追い打ちをかけたのが葬儀屋です。

「このプランでは、お宅様にふさわしいお葬式にはならないような感じもします。こちらのプランですと、ご予算は超えますが、ふさわしいお葬式に近い形になりますよ」と本条さんに提案し、本条さんもそれを受け入れてしまいます。

 さらに、ほかにも様々な不幸が重なり、結局数十万規模の予定だった葬儀は、150万円くらいまで膨れ上がり、本条さんは「簡素に」という父の言葉を守れなかったのです。

 他にも、「葬式よりも疲れる」といわれる「遺品整理」をさせないための「生前整理」では、自分の大切なものだからこそ自分が納得して処分してもらうことの大切が、実際に遺品整理をした家族によって告白されていたり、

延命治療を望まなかったものの、それを文章に残さなかったがために遺された兄弟たちが不仲になってしまったりするなどのケースがつづられています。その上で、柳田さんがどのように片づけを進めていくべきかを解説してくれています。

 「自分の人生の片づけは自分でしたい」と思っている人から、自分の親がそういった年齢に差し掛かってきている人、さらにはその一つ下の世代も含めて、本書の内容に触れなければいけない世代は幅広いはずです。

死んでからも後悔しない、後悔させないために、一読しておきたいことがつまった一冊です。

家族葬メリットと落とし穴…今や葬儀の3割がこれ…

親族やごく親しい友人だけで故人をこぢんまりと弔う家族葬が、葬儀の新しい形として注目されている。簡単で費用は安いし、参列者の対応に追われずに済むと評判だが……。

「父親は定年退職から30年。知り合いの多くがすでに亡くなっているし、わが家は転勤が多く、地域とのつながりも薄かった。だから家族とごく親しい友人だけで送るのがいいだろうと」

 この春、90歳の父親を送り出したAさん(60)は、家族葬を選んだ理由をこう説明する。

 通夜と告別式は、葬儀社が用意した「邸宅型」と呼ばれる施設で行った。和室やキッチン、バスルーム、冷蔵庫や洗濯機まで備わり、自宅感覚で貸し切りにできる。

参列者は約30人で、食事代を除いた費用は約70万円だった。普通に葬式を出せば、少なくとも150万円はかかったという。

「自宅でひと晩、一緒に過ごせたみたい。誰に気兼ねすることなく、故人に感謝の気持ちをきちんと伝えられた」とはAさん。

 日本消費者協会の平成19年調査によると、葬儀費用の全国平均は231万円だが、読売新聞による今年2、3月の調査では、9割を超える人が「葬式や法要を簡素に行う方が良い」と考え、6割以上が家族中心の葬儀を望んでいる。

 正式な統計こそないものの、通夜や告別式を執り行わず火葬のみを行う「直葬」を含めれば、葬儀の3割が家族葬だといわれる。

<とことん簡略化すれば20万円以下に>

 葬儀業界も、ニーズに応えようと躍起だ。
 前出の「邸宅型」をはじめ、都市型の少人数向け葬儀会場が、あちこちにオープンしている。
 費用の“見える化”が進んだせいで、ホームページでは簡単に見積もりが取れる。

「追加料金一切なし」といった「定額プラン」も用意されている。お布施を定額明示している業者もある。簡略化すれば、20万を切るプランもある。

 ただ、家族葬には場合によって、落とし穴もある。葬儀相談員の市川愛氏は、「家族葬も意外に費用がかかる」とこう言う。

「一般葬では、参列者平均で7000円程度の香典がありますし、親族はそれ以上の金額を出しますが、家族葬では一般参列者からの香典収入が見込めません。参列者が100人程度だと、約100万円は費用を香典で賄えますが、家族葬ではその多くが持ち出しになります」

<「実費」が加算されて割高になるケースも多い>

 チラシには〈葬儀一式50万円!〉と明示されていても、それはあくまで祭壇レンタル料と棺の料金、葬儀業者の人件費というケースが圧倒的。

施設利用料が2日で20万~30万円、火葬代が15万~20万円、車両代が20万~30万円……。これらは一般葬と同様「実費」として業者が精算を代行し、後から別途加算される。家族葬は参列者が少ないからと1人1万円の豪華な精進料理をすすめる業者もある。

 費用を抑えたくて家族葬を考えているなら、どこに追加料金が派生するかは事前に要確認だ。
 家族葬に呼ばなかった故人の友人や知人への対応も、場合によっては面倒だ。

 故人の遺志で家族葬を選んでも、得意先の関係者から学生時代の後輩まで、思いがけない人が「個別に弔問したい」と自宅を訪ねてくることもある。

遺族はそのたびに同じ話を繰り返す羽目になり、疲れてしまう。参列者の対応に追われず、落ち着いた時間が持てるのが家族葬のメリットのはずが、これでは本末転倒だ。

「最近では通夜を家族葬で行い、告別式だけを案内するケースが増えています。

葬儀とは別に、ホテルやレストランで開く会費制の〈お別れの会〉を四十九日前後に催す家族も目立ちます」(市川氏=前出)いざという時、無駄な出費をしないように、今から、いろいろと知識を仕込んでおくことが大事だ。
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