あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害
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あなたの健康はお金で買えますか・・・?

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カテゴリー  [■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 ]

認知症の進行と関係 聴力と視力の衰えには積極的な対応を 

和田秀樹【後悔しない認知症】

「コミュニケーションの機会を増やし、情報の入力と出力を途切れさせないこと」

 このコラムではたびたび述べてきているが、認知症の症状の進行を遅らせるためには、これを忘れてはならない。高齢者の場合、円滑なコミュニケーションを阻害する要因のひとつとして「耳が遠くなること」があげられる。この聴覚の不具合も認知症の発症、症状の進行と決して無縁ではない。

 子どもは「聞こえないから話してもムダ」、高齢の親は「余計な雑音が入らなくなってラク」などと軽く考えがちだが、これはいただけない。耳が遠くなれば、入力情報が少なくなり、脳を刺激する機会が減る。結果、「話す」「書く」といった出力の機会も減る。発語の回数や書く言葉を考える機会が減るわけだ。これも脳にとってはいいことではない。新しい情報を入力できなければ、当然のことながら「昔話」に終始することにもなる。いずれにせよ、「脳を悩ます機会」が減る。

これが脳の老化、認知症の進行を招くことになるわけだ。子どもは注意が必要だ。「玄関のチャイムに気づかない」「聞き返すことが多くなった」「テレビの音が大きくなった」「生返事ばかりしている」「首をかしげて話を聞く」「電話などで大きな声で話す」など、親にそんな変化が見られたらすぐに対応すべきだ。

 老化による聴力の衰えを改善することはむずかしいが、進行を遅らせることは可能だ。親に耳鼻科を受診させ、場合によっては補聴器の使用を考えたほうがいい。聴力の衰えはさまざまな問題を引き起こす。「正確なメッセージが伝わらない」「聞き間違いによるトラブルが生まれる」「本人も周囲も話す時の声が大きくなる」などだ。ほとんどの人間は声が大きくなると、本人の感情とは関係なく、声のトーンは怒りのニュアンスを帯びる。笑顔のまま大声で怒るパフォーマンスが可能な俳優の竹中直人さんとは違うのだ。耳の遠い親と声の大きな子どもの会話はしばしば親子ゲンカのようになってしまう。

となると、親子ともども会話がおっくうになり、次第にコミュニケーションの機会が減る。やがて「どうせ、わかってくれない」となり、親子関係に深い溝が生じてしまう。高齢者にとって補聴器は老いの象徴のように思えて、抵抗感が強いかもしれない。子どもは「もっと話がしたい」「わかり合いたい」という気持ちを伝えて優しく諭してみることだ。

 スムーズなコミュニケーションができないということは、人生をつまらなくしてしまう。ひと昔前と違い、補聴器の性能も飛躍的に向上しているし、装着しても目立たないものもある。高齢の親に機嫌よく生きてもらい、円滑な親子関係を紡ぐためにも補聴器の使用をポジティブに考えるべきだろう。

 また、聴力だけではなく、健康な視力もよき人生には欠かせない。視力が衰えれば、新聞や本を読むこともおっくうになる。前述したように、これも脳の老化を進行させることにつながりかねない。高齢の親が見づらそうにしていたら、白内障、緑内障の症状かもしれない。眼鏡に問題があるのかもしれない。速やかに眼科を受診させることだ。聴力にもいえることだが、視力の低下は外出時の事故などのリスクを高めることにもなる。だからといって外出を控えれば、脳の刺激の機会も減る。親の聴力、視力の低下に対して子どもが的確な対応をしなければいけない。

(和田秀樹・精神科医)

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( 2019/04/15 11:29 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

専門医に聞け! Q&A 中年期に飲まないのも認知症のリスク 

Q:父が大酒飲みだった反動か、酒は飲みたくないし、酒飲みは嫌いです。最近、中年期にお酒を飲まないことも認知症のリスクになると聞きました。社会生活を送る上でも多少は飲んだほうがよいとも思いますが、主義を変えたほうがよいでしょうか。
(40歳・地方公務員)

A:そのデータは昨年、英国医師会雑誌に掲載されました。

 この研究は1980年代に35~55歳だったロンドンの公務員を対象として行ったものです。1985年から1993年にかけて飲酒量を調査し、その後、23年にわたって追跡調査しました。結果は、追跡期間中に認知症になった人が397人で、発症の平均年齢は76歳でした。

 そして、さまざまな因子を考慮して調整した結果、中年期に禁酒した人と週14単位以上飲酒した者は、週1~14単位で飲酒した者に比べ、認知症の発症リスクが有意に高かったというのです。

●認知症予防には運動を

 しかし、今回のこの研究は観察研究であるため、飲酒が認知症を減らす理由は導かれていません。また、中年期以前の飲酒も関係するかもしれませんが、その関係については明らかになっていません。

 ちなみに、ビール500ミリ㍑缶1本、日本酒1合(180ミリ㍑)、ウイスキーダブル1杯(60ミリ㍑)、焼酎0.6合(110ミリ㍑)が、それぞれ1単位に相当します。

 では、ご質問の方は今後、お酒を飲んだほうがよいのでしょうか。少量の飲酒は、体の健康に様々な効用があります。飲酒には酒飲みしか分からない楽しさがあります。しかし、飲みすぎが体に悪いことは分かりきっています。

 ご質問の方は、40歳まで酒を飲まないで生きてきたのですから、周囲の人も理解しているはず。今さら主義を変える必要もないでしょう。

 もし、主義を変えて飲むにしても、ウイスキーや泡盛、ウオッカなどの強い酒は、少量でも口腔がんや食道がんの危険があるので、水やお湯、ソーダなどで割って飲むのをお勧めします。

 なお、認知症予防には、ジョギングやウオーキングがよいでしょう。脳を鍛える一番の方法は運動です。

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牧 典彦氏(ほほえみクリニック院長)
自律神経免疫療法(刺絡)やオゾン療法など保険診療の枠に捕われずベストな治療を実践。ほほえみクリニック(大阪府枚方市)院長。牧老人保健施設(大阪市北区)顧問。いきいきクリニック(大阪市北区)でも診察。

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( 2019/04/11 00:36 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

「認知症の夫を私一人で介護…家族の会に入るべき?」58歳女性の相談に専門家が回答 

Q. 認知症と診断された夫(60歳)を、私一人で介護しています。認知症の家族の会があると聞きました。入会した方がいいのでしょうか(58歳・女性)。

A. 認知症の方を介護しているご家族は孤独で、さまざまな悩みを抱えることが少なくありません。そのため家族同士が支え合い、交流を深めようと、全国各地で家族会が立ち上がっています。若年性認知症、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症など、病気別に特化した会もあります。

家族の会は、介護を担う家族の救いになることが少なくありません。その理由は、まず家族会を通して、認知症の方が利用できる制度や、医療、介護などの情報が得られること。そして同じ経験をした家族同士が気持ちを共有し、理解し合えること。

とくに若年性認知症は患者数が少ないですし、またレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症などは認知症の多くを占めるアルツハイマー型認知症とは症状も対応方法も異なるため、家族は戸惑ってしまうことが多々あります。そのような時に家族会でつらい気持ちを吐露したり、経験者から有益なアドバイスを受けることができれば、問題の解決につながります。

以前、若年性認知症と診断された夫を介護する女性が「夫がデイサービスに行ってくれない。あなたは認知症なんだからと言えばわかってくれるんでしょうか?」と相談に来たことがあります。夫に認知症だと自覚させてデイサービスに行かせるなんて、そもそも無理ですよね。しかし「それは意味がないですよ」という正論を伝えたところで、家族の救いにはなりません。相談に来られた方もそんな正論を求めていないんです。

でも「以前同じ思いをなさっていた方がいらっしゃいます。お話を聞いてみたいなら連絡を取ってみましょうか」とつなぐことはできます。家族の悩みにこたえられるのは家族だけという部分もあるんですね。

悩みにぶつかったときに利用して、「自分だけではない」と気が楽になることもありますし、社会保障に関しても家族会で情報を共有している場合が多く、どの病院がいいかとか親身になってくれる医師は誰とか、我々が持っていないような情報を持っていることも多いのです。

インターネットで探すとたくさん家族の会が出てきますが、トラブルを抱えているような会も含まれているので、地域包括支援センターや、若年性認知症であれば若年性認知症総合支援センターで情報収集をしてみましょう。地域の情報が得られるように地域密着型、病気別など、さまざまな視点で自分に合った会を探してみてください。

回答者プロフィール

来島みのりさん(東京都多摩若年性認知症総合支援センター管理者)
高齢者福祉総合施設マザアス日野副施設長。10年前に40代で若年期アルツハイマー病と診断された方と出会い、7年前に若年性認知症当事者と家族の会を立ち上げる。2016年11月より東京都多摩若年性認知症総合支援センター管理者。東京都小規模多機能型居宅介護協議会事務局長や、主任介護支援専門員の講師なども担っている。


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( 2019/04/10 10:57 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

俳優のブラッド・ピットも公表した「人の顔が覚えられない」それは病気かも 

春。出会いのシーズンに「人の顔が覚えられない」と憂鬱になるあなたは、「相貌失認」という病気かも。俗に「失顔症」ともいわれるが、俳優のブラッド・ピットが2013年に告白したことで知られるようになった。「相貌失認」について、大阪市の「上本町わたなべクリニック」渡邊章範院長(総合診療医)に聞いた。

「一般の人は、目・鼻・口といった顔のパーツの位置関係を、瞬時に判別・分類し、記憶しています。一方、『相貌失認』の人はこのような機能が低下しているために、顔での人の識別ができません。そのため、髪形や顔の形、ほくろの位置、体形や性格、においやしぐさなどの情報を総合的に捉えて、『この人は誰か』と見分けているのです」(渡邊院長)

 事故やケガ、脳の病気で起こる「後天性相貌失認」の患者や、人の区別がつかないほどの重度の患者は、本人も周囲も気付きやすい。しかし胎児期の脳形成の過程などで、人の顔をすばやく認識する機能が低下する「先天性相貌失認」は生まれつきのため、本人が無自覚である場合が多い。さらに家族や親友、頻繁に会う人については認識できるという軽度の人も多く、「相貌失認」は100人に1人程度の割合でいると推定されている。「隠れ相貌失認」は意外と多いのだ。

「映画などで、登場人物の顔を一度で覚えられない人や、接客業に困難を感じる人は、相貌失認の可能性があります」(渡邊院長)

 相貌失認かもしれない、と心療内科を訪れた場合、どのような診察を受けるのだろうか。

「まずは、本当に相貌失認かどうかを調べます。1つ目は、そもそも顔を見ているのか。病気と関係なく、人の顔を見るのが苦手、人の顔に興味がない、という人は意外と多いからです。2つ目に、記憶力全般の能力検査。3つ目に、他の病気ではないのか。統合失調症などの心の病気かどうかを調べます」(渡邊院長)

 その上で、相貌失認であった場合は、トレーニングを行う。先天性の場合、完治は難しいが、改善は十分可能だという。顔以外の情報や、顔のパーツの特徴で識別するクセをやめ、「目・鼻・口の位置関係」で識別できるように鍛えるのだ。

「当院では、映画を使ったトレーニングを行っています。なるべく特徴の少ない顔の役者に注目し、その人の『目・鼻・口の位置関係』をひたすら追いながら、繰り返し観賞します。英単語を覚えるのと同じで、繰り返し『覚えよう』と努力することで、改善が期待できます」(渡邊院長)

 自分が相貌失認かも、と思い当たる人は、まずは心療内科に行ってみてはいかが。

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( 2019/04/10 10:37 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

チェスは認知症の発症率を7割下げる 脳が若返るゲームとは 

 寿命をまっとうしてコロッと亡くなるのは、理想だろう。しかし、軽度認知障害(MCI)を含めると、認知症の人は6年後に1000万人を突破するという。高齢社会の今、認知症は決して他人事ではない問題だが、どうせなら認知症にならずに過ごしたい。神経内科が専門で、「米山医院」院長の米山公啓氏が言う。

「認知症のひとつ、アルツハイマー病は、アミロイドβが脳に蓄積するのが主な原因といわれています。しかし、アミロイドβが蓄積されていても、アルツハイマー病を発症しなかったという報告があるし、初期の認知症が回復したという症例もあります。そういう人たちは、発症した人と何が違うか。大きな視点で考えると、人生の役割や目的でしょうが、毎日の生活でいうと、手先を使うゲームが役立っている可能性が高い。そういうゲームを行うことで、脳の神経細胞が結びつき、アミロイドβで障害された部分を補完するネットワークができますから」

 先日、妻の樹木希林さんの後を追うように息を引き取ったミュージシャンの内田裕也さんは、妻の訃報に触れて「人を助け、人のために祈り、人に尽くしてきたので、天国に召されると思う」とコメントした。その内田について歌舞伎役者の中村獅童は「プロデュース力がすごい」と別れを惜しんだ。2人とも生前は人に尽くす生活だったことがうかがえる。それが人生の役割だろうが、ゲームはもっと簡単で効果的だという。ちなみに希林さんの趣味は和裁と車の運転だった。

 クロスワードパズルをすると、認知症の発症率が4割下がるとされる。チェスの認知症抑制効果はさらに上回り、74%だったという。

「相手の手を推理して、先を読むゲームです。脳の情報に検索をかけることで、特に前頭葉が鍛えられます。前頭葉は加齢によって機能が低下する。そうすると、怒りを抑える力が弱まって、感情が制御できなくなります。つまり、キレやすい。麻雀や将棋などのゲームによって、前頭葉の機能低下が抑えられると、気持ちが穏やかなまま生活できる利点もあるのです」

 なるほど、麻雀が強い人は、自分の手牌が悪くても、相手に振り込まないように打ち回しがうまい。そうやって自分に流れが来るのをじっと我慢し、「ここぞ」というときにリーチをかけて勝負に出る。将棋もそうだろう。形勢が悪いからといって、飛車や角でガンガン突っ込んでは、相手の思うツボだ。対戦型のゲームに卓越している人は前頭葉の働きが抜群で、感情の抑制が利く。

「人生の役割というと大げさでしょうが、麻雀で卓を囲むには、自分のほかに仲間を3人集めないといけません。そのためには、スケジュールを調整したり、周りの人の仕事や家庭の事情を思いやったりすることも大切。根底に仲間意識があるので疎外感とは無縁です。そんな人には、役割や目的のようなものがあるはずです」最近、キレやすくなったなぁ……。そう思ったり、周りに指摘されたりする人は、麻雀や将棋などで前頭葉を鍛え直した方がいい。

■オンライン麻雀で認知機能アップ

 麻雀や将棋などはスマホやパソコンなどでもできる。電車内で楽しんでいる人もいるだろう。では、リアルで対戦するのとネットで対戦するのとでは、認知機能には違いがあるのか。

 ゲームソフト会社「シグナルトーク」は、日常的にオンライン麻雀ゲームをやっている男女484人を対象に脳の認知機能との相関関係を調査。ゲームをやっている人は、一般の人に比べて、「視覚性注意力」「短期記憶」「エピソード記憶」が上回っていて、年齢が高くなるほどそれぞれの数値が良かったという。 視覚性注意力は、物事を処理するときに視覚情報をチェックする能力。短期記憶は、パッと見て20秒ほど保持される記憶。エピソード記憶は、宣言的記憶の一部でイベントの記憶を指す。

 ゲーム会社の調査だけに多少バイアスはあるだろうが、その結果は6年前の日本早期認知症学会で発表されている。ゲームでも、一定の効果はあるとみていいだろう。 認知機能については、ネット上で測定できる「脳測」を使用。35歳以上を5歳区切りで分析したという。

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( 2019/04/08 01:08 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

早めの補聴器が認知症予防につながる? 聞こえと脳の関係を専門医が解説 

高齢化が進む中、難聴者の数は増加している。一方で「難聴は認知症のリスク要因」という報告が発表され、関心を集めている。聞こえと脳の関係を理解することが、認知症予防の最初の一歩になるかもしれない。

 2017年の国際アルツハイマー病会議で、ランセット国際委員会が認知症のリスクに関する発表をおこなった。その内容は、「認知症のうち約65%は個人の努力では予防できないが、約35%は予防・修正が可能な要因により起こる」というものだ。35%の予防できるリスク因子は、糖尿病、社会的孤立、運動不足、うつ、喫煙、肥満、高血圧、難聴、15歳以下の低教育、の九つで、そのうち難聴が最も多くの割合を占める。つまり、認知症の予防できるリスクのうち、最大のリスクが難聴であるということだ。

 ランセットの報告によれば、中年期以降の難聴は、認知症の原因の9%を占める。しかし、これは難聴を予防すれば認知症のリスクを9%減らせるということにもつながる。

 加齢とともに、からだのさまざまな働きが衰えていくのは自然なことだ。目の機能が衰えて老眼になるように、足の筋肉が衰えて動きにくくなるように、耳の機能も低下し、聞こえが悪くなる。それが「加齢性難聴」だ。起こる年齢や症状の程度には個人差があるが、年をとれば誰にでも起こることといえる。

■加齢で有毛細胞や聴神経細胞が減る

 耳の中の内耳には「蝸牛」という音を感じる器官があり、蝸牛の中には音を感じ取るセンサーの役割を果たす「有毛細胞」がある。加齢により、有毛細胞が減ったり、壊れたりすることで、音を感じ取る力が低下して聞こえが悪くなる。また、蝸牛から脳に音の信号を伝える聴神経の細胞数も加齢により減少し、働きも低下するため、音の情報が正確に伝わりにくくなる。さらに、脳の働きも衰えることで、届いた信号を音や言葉として理解する能力も低下する。このように、いくつもの機能の低下が重なり、難聴の症状が起こると考えられる。

 では、難聴と認知機能の低下にはどのような関係があるのか。その因果関係や詳しいメカニズムはまだ解明されていないが、いくつかの仮説が報告されている。

 一つ目は、難聴により音や言葉が聞こえにくくなることで聴覚を必要とする日常のさまざまな活動が減少し、認知機能の低下がもたらされるという考えだ。例えば、会話が成り立たないことなどによりコミュニケーションが減ったり、家に引きこもるなどして活動性が低下したりすることが認知機能を低下させる要因になるといわれている。

 二つ目は、難聴と認知機能の低下が、共通の原因で起こるという説だ。加齢性難聴は、聴神経細胞の減少や障害が原因となるが、認知機能の低下も同じように脳の神経細胞の減少や障害により起こる。難聴と認知症は同じメカニズムで起こる病態であり、難聴がある人ほど認知機能も低下しやすいと考えられる。

 三つ目は、難聴があると「聞き取る」ことが困難になり、脳の働きの多くが聞くことに費やされるために、ほかの認知的作業が減り、それが機能の低下につながるという考えだ。

 北里大学医療衛生学部教授の佐野肇医師はこう話す。

「一つ目の要因が最も大きいと考えられます。耳を通して脳に届けられる音や言葉の刺激、社会的活動やコミュニケーションによる脳への情報量や刺激はとても大きく、それが減ることが脳にとって最も良くない影響をおよぼすのでしょう」

■難聴はうつとの関係が深い

 また、防衛医科大学校病院耳鼻咽喉科の水足邦雄医師は、「難聴を放置することによるリスクは認知症以外にも考えられる」と指摘する。

「難聴はうつとの関係も深いとされています。私たちの研究でも、難聴があると将来的にうつ病を発症するリスクが高まるという報告が得られています。ほかにも、生活習慣病や運動機能への影響などの研究が進められています。それらはまだ明確なデータはありませんが、長期的には難聴は健康にさまざまな影響をおよぼす可能性が考えられます」

 現在のところ、加齢性難聴の治療法はない。しかし、補聴器を適切に装用することで聴力を補うことはできる。

「運動しないと筋肉がやせていくのと同じように、聞こえない状態が長く続けば、脳の『言葉を聞き分ける働き』が衰えていきます。機能が低下する前に補聴器で聞こえを補い、言葉が脳に届くようにすれば、聞き分ける能力は維持できますが、長く放置して働きが衰えてしまってから、それを取り戻すのは容易ではありません。難聴になったら、なるべく早く補聴器を装用することが望ましいでしょう」(水足医師)

 一方で、聞こえの悪さを感じて耳鼻咽喉科を受診しても、「医師に『補聴器はまだ早い』と言われてしまった」という声も聞かれる。それについて、佐野医師は「珍しいことではないかもしれない」という。

「補聴器相談医は増えつつありますが、全ての耳鼻咽喉科医が補聴器の専門知識を有するわけではないのが現状です。また、『いつから補聴器を使うべき』という厳密な基準はないため、補聴器の装用については医師によって考えが異なることもあるでしょう」

 もし、医師に「まだ早い」と言われても、生活の中で聞こえが悪いことを不便に感じるのであれば、もう一度別の補聴器相談医を受診するか、最初の耳鼻咽喉科で聴力検査をしたのであれば、その結果を持参して認定補聴器専門店に行くことをおすすめしたい。

「現段階では、まだ『早く補聴器をつければ認知症を予防できる』とまでは言えませんが、難聴が認知症のリスクであることは報告されていますし、できることがあるならしたほうがいいでしょう。聞こえは悪いよりも良いほうがコミュニケーションもスムーズになり、生活も豊かになるはずです。聞こえをよくすることには、健康に生活を楽しむための多くのメリットがあると考えます」(佐野医師)

◯北里大学医療衛生学部教授
佐野 肇医師

◯防衛医科大学校病院耳鼻咽喉科
水足邦雄医師
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( 2019/04/07 01:51 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

腸と脳は密接に関係 「腸内環境」改善が認知症予防につながる可能性 

 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。死ぬまでボケない「健脳」養生法を説く。今回のタイトルは「腸内環境を整える」。

【ポイント】
(1)認知症と腸内細菌の関連性が注目されている
(2)腸と脳は密接につながっている
(3)腸をもっといたわることが大事

 最近、認知症と腸内細菌の関連性について書かれた記事が複数の新聞に載りました。朝日新聞は2月8日付の朝刊で「認知症、腸内環境と関連?」という見出しで掲載しています。

 記事は国立長寿医療研究センターなどのチームが発表した研究結果を紹介したもので、論文が英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載されたそうです。

 研究チームは2016年3月から1年間、同センターのもの忘れセンターを受診した患者について、腸内細菌の構成割合や認知症の有無を調べました。

 有効なデータが得られた60~80代の128人分を解析したところ、認知症と腸内細菌の構成割合には強い関連があることがわかったというのです。

 腸に常在する「バクテロイデス」という菌が腸内細菌の3割以上を占めた人たちは、バクテロイデスが少なく、そのほかの菌の割合が多い人にくらべて、認知症の傾向が低く10分の1だというのです。

 腸内細菌の構成割合と認知症発症の因果関係はわからないものの、腸内細菌の作る物質が脳の炎症を引き起こす可能性が考えられるというわけです。研究にあたったもの忘れセンターの佐治直樹副センター長は、「食習慣との関連も解明して食事などを通じた(認知症の)予防法の開発にもつなげていきたい」と話しています。

 もとより腸と脳はホルモンや自律神経を通して密接につながっています。緊張するとお腹が痛くなったり、逆に便秘をするとイライラしたりします。脳の異常が腸に、腸の異常が脳に影響するという相互の関係があるのです。

腸内には数百から千種類以上の細菌が生息していて、その菌は三つに大別されます。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌。大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌。そして善玉菌でも悪玉菌でもないバクテロイデス属などの日和見菌です。

 善玉菌は消化吸収を助けて免疫力をアップさせるなど、健康維持にプラスに働きます。一方、悪玉菌は腸内の内容物を腐敗させます。こうした菌のバランスにより、腸内環境が形成されているのです。そのバランスは善玉菌が20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%というのが理想だと言われていますが、年齢や食事の内容で構成比が変化します。

 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は脳における神経伝達物質やその前駆体を産出すると見られています。認知症になった高齢者では善玉菌が激減し、悪玉菌が増加していることがわかってきました。これまで私は多少、腹具合が悪くても腸内環境に無頓着だったのですが、もっと気にした方がいいのかもしれません。

 善玉菌を減らさないためにはまずは食事の内容を吟味することですが、活性生菌製剤を飲むという方法もあります。ビオフェルミン、ラックビー、ビオスリーといった薬です。あるいはサプリメントに目を向けると、乳酸菌生産物質というものもあります。いずれにしろ、腸をもっといたわることが大事なようです。

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( 2019/04/07 01:45 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

親の認知症 “任意後見”等で子が財産整理を進めることも可能 

 親の財産の整理手続きを難しくするのが、認知症だ。川崎相続遺言法律事務所の小林賢一弁護士がいう。

「携帯電話や購読している新聞は、親の契約を子供が勝手に解約することは法律的にはできません。手続きを代行する旨を記した本人の委任状が必要ですが、認知症を発症すると、有効な委任状を作成できない場合もある」

 こうした状況では親名義の銀行口座も事実上凍結される。最悪の事態に備えて積極的に活用したいのは、「任意(成年)後見」と「家族信託」という2つの制度だ。

 任意後見は、あらかじめ家族の1人を後見人に指名しておけば、認知症が進んだ段階で後見人が家庭裁判所に届け出て親の財産を管理できる制度だ。後見人になった子供は親の口座などから預金を引き出す権限を持つが、使途は裁判所が選任した後見監督人(弁護士など)のチェックを受ける。

「事前の公証役場への相談は子供だけでも可能で、必ずしも弁護士や司法書士といった専門家を介する必要はありません。相談の際に印鑑登録証明書と本籍記載の住民票を持参してください。公証役場での契約の段階では、親も行く必要があり、それぞれの実印を持っていきます」(弁護士の遠藤英嗣氏)

 後見開始の申し立ての際は医師の診断書を求められるため、子供が取得した上で、家裁で手続きする。子供が任意後見人となれば、委任状なしで公共料金、新聞等の解約ができるようになる。

 家族信託は、親が元気なうちから家族に資産の一部を信託し、運用・管理を委ねる制度だ。契約を通じて信託した財産は、受託者である家族に管理を委ねられるため、内容次第で家族は広い財産処分権を持つというメリットがある。

 弁護士など専門家への相談は子供だけでもできるが、契約書の作成は親子が立ち会うことになる。

「契約では信託の目的や財産を託される子の権限、財産から出た収益の帰属先などを定める必要があるため、弁護士や司法書士など専門家に依頼する必要があります。

 その後、公証役場で公正証書の作成に進む。不動産の名義変更と信託口口座の開設をしますが、これらは受託者である子供が進められます」(同前)

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( 2019/03/06 17:18 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症の開始は「もの忘れ」だけではない、早期の受診を 

 認知症は今や多くの人の関心事だが、一方で曖昧で偏ったイメージや漠然とした不安を抱く人も多い。一般的によく知られるアルツハイマー型認知症以外にも、レビー小体型、血管性、前頭側頭葉変性症ほか多くの種類があり、それぞれ特徴がある。きちんと知っておかないと受診のタイミングを見逃し、症状に翻弄されることにもなるのだ。

 認知症は早期診断、早期治療が大事と語るシニアメンタルクリニック日本橋人形町院長の井関栄三さんに聞いた。

 高齢者の認知症といえば、もの忘れがひどくなって同じ質問を繰り返し、何もできなくなる…というのが一般的なイメージかもしれない。しかし、必ずしもすべての認知症がもの忘れから始まるわけではない。

◆認知症にも種類がある。老化との違いにも注意を

「認知症は、さまざまな原因で脳の器質的障害が起こり、生活に支障を来した状態のこと。この“原因”となる病気によって症状や進行具合もかなり違うのですが、その種類も数多いのです。

 現在、日本でいちばん多く、よく知られているのが、記憶障害で始まるアルツハイマー型認知症。次いで多いのが幻視が特徴的なレビー小体型認知症、脳血管障害が原因の血管性認知症。この3つは三大認知症と呼ばれています。

 このほか脳の前頭葉、側頭葉が萎縮する前頭側頭葉変性症なども知られていますが、他にも多くの認知症があります。記憶障害はほとんどの認知症に共通しますが、アルツハイマー型のように初期にわかりやすく表れるケースだけでなく、レビー小体型や前頭側頭葉変性症のように初期にはあまり目立たない場合もあり、“もの忘れ”だけを認知症の指標にすると受診のタイミングを逃すことにもなります」

 また“老化”との違いもわかりにくく、家族が異変と気づけないこともある。

「認知症は少しでも早く治療を始めることが大切なのです。治療といっても投薬だけではなく、本人や家族が病気を理解し、生活上の注意や工夫を行っていくことが重要。医師とともに本人、家族がこれらに取り組むかどうかで、後の経過は大きく変わります」

 認知症の種類によって治療の方法は違う。きちんとした検査で認知症の種類を鑑別し、適切な治療を行うためにも、少しでも早く受診することが望ましいという。

「そのためにも身近な家族が早く“気づく”ことが重要。主な認知症のわかりやすい初期症状を挙げますが、3か月前と比べて、症状が顕著になってきているようなら受診をおすすめします」

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( 2019/02/27 05:14 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

前頭葉の老化による高齢者の頑迷さにどう立ち向かうか【後悔しない認知症】 

「人のいうことを聞かなくなった」

 高齢の親を持つ子どもがよく口にする言葉だが、たしかに高齢者の特徴のひとつが「頑迷」である。「頭が固くなる」といってもいいだろう。

 これは認知症と診断された高齢者はもちろん、そうではない高齢者にも多かれ少なかれ見られる傾向といえる。医学的に考えれば、加齢とともに表れる脳の萎縮が招く症状である。頭が固くなってしまうと、何であれ、ものごとに対してこれまで自分が培ってきた世界観、価値観でしか判断を下せなくなってしまう。さらに自分が経験したことのない事象や新しいものに対して興味を抱いたり、学習したり、順応したりする能力も劣化する。

 困ったことに、頑迷さが増した高齢者は自分が理解できないことに対して、なかなか素直に「わからない」といえなくなる。だから、子どもはもちろん、まわりの人間に教えを請うたりしないし、自発的に調べて理解しようとすることもなくなる。その結果、新しい情報をインプットする機会がどんどん減っていってしまうのだ。

■想定外の体験で脳をほぐす

「年だからしかたがない」と子どもが放っておけば、高齢の親が認知症のようになったりする。すでに認知症と診断されている親の症状はさらに進むことになる。

 これは脳の前頭葉の変化と密接な関係がある。前頭葉は記憶や感情、意欲などをつかさどる部位なのだが、この前頭葉は40代、50代から少しずつ縮小しはじめると考えられている。つまり「脳の老化」として最初に表れるのが「前頭葉の老化」であり、これは「感情の老化」といってもいいのだ。残念なことに加齢による前頭葉の老化は脳科学的にも証明されていて、どんな人間も避けることはできない。

 だが、「諦めるしかないのか?」と問われれば答えはノーだ。前頭葉を使い続けることで機能の老化を防ぐことは可能なのである。

「どうすればいいか?」。答えは「ルーティン以外のことをやらせる」である。前頭葉は、意欲や感情のコントロールのほか、想定外のこと、新しいことへの対応をつかさどるのだが、「ルーティン以外」への対応で使われる部位でもある。だから、混乱をきたすレベルの重めの認知症でない場合、親が高齢であっても「初対面の人に会う」「行ったことのないエリアを旅する」「初めての飲食店に入る」「新しいファッションを試みる」「新しいジャンルの音楽を聴く」「読んだことのない著者の本を読む」など、その人にとって新鮮な体験を数多くさせることだ。それが親の前頭葉を使わせることになるのである。

 言葉を変えれば、これまでの自分の世界観、価値観に「一石を投じる体験」をさせるといってもいい。とくに同じ話、耳当たりのいい話しかしない人ではなく、考え方が違ったり、自分とはまったく異なる生き方をしてきた人と会話したり、読みなれていないジャンルの本、主義主張が正反対の人の本を読む機会を増やしてあげることも有効だ。

 そうしたチャレンジは「親の脳を悩ませる」ことだが、それが固くなった脳を「ほぐす」ことになり、結果として「脳の老化」を遅らせることにつながる。「人のいうことを聞く耳」も長く持つということだ。

(精神科医・和田秀樹)

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( 2019/02/19 23:13 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

忘れた記憶が「めまい薬」で回復する? 認知症治療に光明か 

年齢を重ねるごとに誰もが低下していく、記憶力。最近、物忘れがひどくなったと心配になることはありませんか。

東京・巣鴨で取材をすると、60代の女性は「すごく忘れっぽいですよ。何かを取りに来ようと移動した途端、何を取りに来たか忘れちゃうことがあります」と話す。さらに、80代の夫婦に3日前の朝食は何だったかと聞くと、「3日前というと何日?朝ごはんは…」と記憶をたどる妻に対して夫は「おかゆ」と答えたが、「おかゆは昨日です」と指摘されてしまった。

そんな皆さんに朗報だ。
東京大学や北海道大学、京都大学などの研究チームが、世界で初めて「忘れた記憶を復活させる実験」に成功したというのだ。記憶力の回復に効果が認められたのは、ある意外な薬だった。それは、めまいの治療薬として使われている「メリスロン」。

このメリスロンについて、スエヤス調剤薬局 文京店の島田淳史管理薬剤師は、「メニエール病などのめまいなどで使われる薬。どこの薬局でも用意はあると思う」と話した。記憶力回復の効果を聞いたことがあるかと聞くと、「なかったです。驚きました」と語った。
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「忘れた記憶を元に戻せることが分かった」臨床応用を検討

実験は、20代を中心とした38人の参加者に128枚の写真を見せて、1週間後にどれだけ記憶できているかをテストする方法で実施。メリスロンを飲んだ場合と飲まなかった場合で、正解率を比較した。 薬を飲んだグループでは、脳内の情報伝達に関わるヒスタミン神経が活性化し、忘れていた写真を思い出すケースが増え、正解率が上昇したという。

北海道大学大学院薬学研究院の野村洋講師は、「成績が悪いグループの成績が、おおよそ2倍の正解率になることが分かりました。忘れた記憶、忘れたようにみえた記憶であっても、実際には脳の中に痕跡、何らかのものが残っていて、(記憶を)元に戻せることが分かったこと。これが一番画期的でした」と話す。

記憶回復メカニズムの解明で、アルツハイマー病など認知症の治療薬の開発が期待される。 厚生労働省によると、認知症の高齢者数は年々増加していて、2025年には最大で730万人に達する見通しだ。京都大学の高橋英彦准教授によると、「様々な病気で記憶が思い出しにくい患者さんはおられますので、そういう方々に今後実際に臨床応用ができるのか検討している」ということだ。
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「処方目的」以外の服用はNG

倉田大誠キャスター:
効果が期待できるということで皆さんの関心も高いと思いますが、今回の実験はあくまでも医師管理のもと行っているということです。このメリスロンの使用上の注意を一部抜粋してご紹介します。 例えば、高齢者については生理機能が低下しているため量を減らすことなどが呼びかけられていますし、妊婦や小さいお子さんへの投与は、「安全性は確立していない」と記載されているんです。メリスロンは処方薬ですので、処方された目的以外では使用を避けるようにしてください。

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( 2019/02/08 16:42 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症になると金融機関の口座も凍結、親の株を売却するには? 

 親が亡くなったとき、銀行口座が凍結されることはよく知られているが、親が「認知症」になったときも、銀行預金から証券取引、年金が振り込まれる口座まで凍結され、介護にかかる費用や医療費、生活費さえ引き出せなくなることはほとんど知られていない。

 金融機関は個人財産の保護のため、口座の名義人が認知症と判断されると、家族が勝手に引き出せないようにするのだ。本人が窓口にきても断わられるケースもある。

 親には資産があるのに、子供は親の介護にその資産を使えず、生活苦に直面する──そんな本末転倒な悲劇を避けるために知っておきたいのが「成年後見」と「家族信託」という2つの制度だ。いずれも親の判断力がしっかりしているうちに、将来、認知症になったときの資産管理を信頼する家族などに委ねると決めておくことができる制度だが、一長一短がある。

 大まかにいえば、「成年後見」制度は裁判所から認められた後見人(家族など)が親の資産を管理する制度で、「財産の保全」を目的としているため、使途を厳しく管理され、制約が大きい。一方、「家族信託」は親が自分の財産の一部を家族に信託し、運用・管理してもらうもの。信託契約の内容次第で家族(受託者)は運用に広い裁量権を持つが、扱える資産に制限がある。

 親が上場株を持っていたとしよう。認知症が進んで証券口座が凍結され、その間に相場が暴落したら子供たちは相続財産を減らしてしまう。値下がりしても指をくわえて見ているしかないのか。なんとか売却できないだろうか。

 こういう場合、成年後見制度は向かない。家族が後見人に指名されていても、親の株を売るのは難しいからだ。まこと法律事務所の北村真一弁護士は次のように解説する。

「民法には、後見人は『財産の管理に関する事務』を行なうとしか書かれていませんが、成年後見制度は財産の保全を目的としており、任意後見人である家族が親の保有株を売買することを、後見監督人が認めないはずです。勝手にやってしまうと後見人の解任理由にもなりうる」

 後見制度では親の保有株は“塩漬け”になるのだ。

 一方、親が認知症になる前に「家族信託」を契約していれば、株の売買は不可能ではない。

「家族信託は信託法で、受託者(子供)が資産を『管理又は処分及びその他の信託の目的の達成のために必要な行為をする権限を有する』と定めている。子供が親から有価証券の信託を受け、株の売買ができる契約を交わしていれば、保有株の売却だけでなく、売ったお金で子供が新たに株を買って運用することもできます。リスクの低い運用であれば、損が出ても受託者の責任を問われることはないでしょう」(同前)

 とはいえ、株式相場が不安定な現在の状況下では、認知症になる前に、親に株取引を手じまいしてもらう方が家族は安心できるというものだろう。


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( 2019/02/05 18:55 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

親の認知症対策 「成年後見」と「家族信託」の使い分け方 

 認知症700万人時代を迎え、「老親がボケるリスク」は、どの家族にもある。“その時”に親の資産が凍結されてしまうのを防ぐために「成年後見(任意後見)」「家族信託」という制度があるが、その普及は進んでいない。「どこに相談すればいいかわからない」「手続きが難しそう」──そんな不安をいち早く解消し、迫り来るリスクに備えなくてはならない。

 いまや65歳以上の15%、85歳を超えると5割以上が認知症になると推計されている。親が認知症になった時、家族には思いがけないリスクが降りかかる。

 認知症が進行して金融機関の窓口で「判断能力がない」と判定されると、口座を事実上凍結され、家族も、本人さえも引き出せなくなるケースがある。介護費用などに親の資産を使えなくなるのだ。

 本誌・週刊ポストでは、親の認知症への対策として、「成年後見(任意後見)」と「家族信託」の2つの制度があることを紹介してきた。「成年後見(任意後見)」は親の判断能力があるうちに家族の1人を後見人に指名(契約)しておき、認知症が進んだ段階で後見人が家庭裁判所に届け出て親の財産を管理する制度だ。

 後見人になれば親の口座などから預金を引き出す権限を持つが、その使途は裁判所が選任した後見監督人(司法書士や弁護士など)に厳しくチェックされる。


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( 2019/02/04 15:22 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

周囲の対応で変わる 都会と田舎で認知症の進行が違うワケ 

【後悔しない認知症】

「田舎と比較すると都会の認知症患者は進行が速い」

 長年、多くの認知症の患者さんを診てきたが、そのことを実感した。都会、とりわけ「山の手」と呼ばれるエリアでは症状の進行が速いのだ。私はかつて同時期に東京の杉並区にある病院と茨城県鹿嶋市の病院で認知症の患者さんを診ていたことがある。そこでの経験がそれを実感させたのだ。原因はいくつかあるのだろうが、地域の認知症に対する意識の違い、子どもの対応の違いが深く関わっているのではないか。

 都会では親の認知症を隠したがって外出を控えさせる。田舎は自由に外出させる。誤解を恐れずに言えば、認知症の高齢者に対する考え方が偏狭か、寛容かの違いである。それは生活している地域の人間関係の濃密度が影響しているのではないか。都会では同じマンションの住人同士が顔を合わせても軽いあいさつをする程度。共用部分の郵便受けにも部屋番号だけしかなく、住人の名前も記されていない。個人情報の問題があるとはいえ、これでは人間関係が希薄になるのは当然だ。

■周囲の対応、理解によって大きく変わる

 一方、田舎はまったく違う。どこに住んでいるか、職業は何か、家族構成はどうかなど、まわりの人間は知っている。さらに都会とは違い住民構成における高齢者の比率が高い。だから、まわりは「ちょっとはボケているけど」と寛容な態度で接する。安心して外を歩かせることができるし、道に迷っても誰かが気づいて連れ戻してくれる。トラブルが生じれば助けてくれる。

 さらに認知症であっても多くの高齢者が長年培ったスキルを生かして農業、漁業の担い手として働いているし、商店を営んでいれば店番なども立派にこなす。労働力として機能しているのだ。

 つまり、田舎の高齢者は濃厚な近隣との人付き合い、周辺とのコミュニケーションによって、日々新たな情報や刺激を得ることができるわけだ。こうした暮らしが脳の萎縮を遅らせるのだろう。つまり残存能力を駆使してQOL(生活の質)を急激に下げずに暮らすことができるのだ。

 いまはデイサービスの普及によって、都会でもそれなりにコミュニケーションの機会は増えたが、認知症の高齢者の症状やQOLは、住んでいる地域の環境、住民の意識、子どもたちの対応によって大きく左右されることをよく認識してほしい。

 障がいがある三つ子の父親であり、自然栽培農業の普及活動を進める佐伯康人氏はその著書「あの青い空に向かって」のなかで述べている。

<「こういう子もいるんだ」ということを知ってもらいたい。現実を正しく見てもらうことで障がい者に対する理解者が増え、困っていれば手助けしてくれる人が増える>

 認知症の高齢者と障がい者を同列に論じることはできないが、子どもが世間体を気にするあまり認知症の親の行動をいたずらに制限してしまうことは避けるべきだ。もちろん、危険な徘徊をするようなケースはそのかぎりではないが……。

 超長寿社会に突入した日本では、これからも認知症高齢者の割合は増加する。だからこそ、子どもや周囲には正しい理解と対応が求められる。無理解な言動や視線を感じても、臆することなく「親は認知症ですが、それが何か?」というくらいのスタンスをとるべきなのである。

(精神科医・和田秀樹)

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( 2019/02/04 14:43 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症700万人時代に…「家族教室」で備え  

認知症介護、孤立しない…患者も自分も大切にする知恵

 2025年、全国で認知症を患う人の数が約700万人に増えると推計される。国が今年1月に発表した認知症の国家戦略では、「認知症の人や家族の視点」を重視し、当事者の立場に立った支援を柱の一つに掲げた。

病気の見通しを知り、患者の思いに気づき、そして自分自身を大切にする――。患者に寄り添う家族が自ら学ぶための「家族教室」プログラムを国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)もの忘れセンターが、今月から普及させる。

本人の思い

 認知症の妻(83)は、背骨の圧迫骨折で上半身にコルセットを巻く。介護の必要度は最も重い要介護5。

自分では歩けない。昨年から、夫(82)に抱えられて椅子にもたれると、「つぶれちゃう」「足を踏んじゃう」と新たな妄想を口にするようになった。夫は途方に暮れた。

 家族教室で、50年余りの結婚生活や、妻の性格、好きな事、嫌いな事、こだわりなどを細かく書き出す「ひもときシート」を使った。孫好きの妻は、乳児期の3人を順に娘から預かり、おんぶひもでおぶってあやしていた。

夫はハッとした。妻は、コルセットの締めつけ感をおんぶひもと混同し、孫をおんぶしたつもりでいたことに気づいた。

 成人になった孫たちの写真を食卓に飾り、名前と年齢を記して「みな大きくなったよ」と繰り返すと、妄想はやんだ。「一つ一つの行動の裏に意味がある。気がつけてよかった」と、夫は語る。

多様な仕掛け

 家族が抱える困難の多くは、認知症の基本的な知識の不足、病状がどう進むか分からない、先の見通しが立たないことなどによる。

 家族教室の「入門コース」(発症後3~5年が目安)では、認知症の進行に伴って起きる日常の問題や症状を説明。

薬の適切な使い方や、生活を支える制度やサービスの仕組みなどの知識を、医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーらから詳しく教わる。

 だが、介護環境や介護への意識、意欲、サポート力は家族ごとに大きく異なる。一律の知識や単純なノウハウだけでは対応しきれないことが多い。

 このため、「基礎コース」(同5~7年が目安)では、家族が実感を持って理解できるよう、「ひもときシート」などを使った体験型の講座を多く設けた。

 事例の検討も具体的だ。ある認知症の患者が部屋で排せつし、服で拭いた。患者の心理を学び、参加者の間で話しあううち、「本人はトイレの場所が分からない。迷惑をかけたくないから自分で拭いた」という可能性が分かってくる。

 自分のいら立ちが、「合わせ鏡」のように相手に伝わり、妄想や徘徊(はいかい)を起こす原因につながったケースを、自らの介護を見直すきっかけにした人もいる。

 介護相手の現状を箇条書きにして整理することも役立つ。

介護地図

 基礎コースの「私の介護地図」も好評だ。関係する人や施設を書き出し、線の種類や太さを利用して、介護を支援してくれる人たちとの関係や生活をしやすくするための要素などを書き込んでいく。

 認知症の父(70)を介護する主婦(43)は、作成した「地図」を、信頼するケアマネジャーに見せた。祖母の世話、2人の子育て、離れて暮らす妹との気持ちのすれ違い、口だけを出す叔母、態度がよそよそしくなった資産管理の相談相手ら複雑な人間関係の間で疲れ切っていた。

地図のおかげで、生活の全体状況を的確に理解してもらえた。夫も介護に協力的になった。

 基礎コースは年間計8回。毎回1時間半で、約20人が参加する。無料。2012年度に本格的に始まり、先月まで効果の検証と改良を繰り返して完成させた。

「二つのコースを続けて学ぶ家族が大半。家族は診療時に聞きにくいことを聞いたり、自分の位置を確かめたりする。病院側は、患者や家族の目線に立った診療が行える」と、もの忘れセンター長の櫻井孝さんは語る。

 参加者同士が互いの状況を共有し、意見交換も多いため、強い仲間意識も芽生える。

「自己嫌悪に陥っても、みんなのちょっとした言葉が、あったかい。無理強いしない、上滑りしない関係がある」「『そういうこと、ある、ある』と、泣いて、笑って、同情して、共感する。雑談の中に『答え』がある」

 開始時から教室に通い続ける80歳代の妻がしみじみと言った。「人は老い、人は病む。それでも人生は生きるに足るものだと、そう思えるようになりました」
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( 2019/01/13 12:02 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

「障害年金」「生活保護」という選択【実録・「うつ」と「アルコール依存」:その10】  

お互いがそれぞれの疾患に影響する可能性が高いといわれている「うつ」と「アルコール依存」。

アルコールの摂取は「うつ」を悪化させることが指摘されていますが、アルコール依存症が原因で「うつ」を発症してしまうケースや、その逆に「うつ病」が原因でアルコールにのめりこんでしまうケースも多くみられるようです。

また、2013年に自殺をしたアメリカの人気俳優ロビン・ウィリアムズさんも、長年のあいだアルコール依存症と重度のうつ病に苦しんでいたことが知られています。

このシリーズでは、実話をもとに「うつ」と「アルコール依存」、そしてそれらが原因で家庭内に起こるケースも多いDVやモラハラ、共依存といった問題について掘り下げていきます。

(前回からの続き)
妻との別居をきっかけに断酒を決意し、約1年ぶりに就職活動をはじめたSさん(仮名・当時32歳)。しかし、Sさんは度重なる不安やパニックの発作のため、なかなか働きはじめることができませんでした。

そんなSさんに、心療内科の医師は「精神障害者保健福祉手帳(いわゆる「障がい者手帳」)」を取得することを勧めるのでした。

◆医師は協力してくれるというが…
心療内科の医師がいうには、Sさんの現在の状態は「抑うつ」をはじめとするさまざまな症状が重なったものであり、特定の精神疾患にはカテゴライズできないとのことでした。

しかし、医師は「障がい者手帳を取得するために」、便宜的に病名をつけることはできるといいます。

手帳を取得して「精神障がい者」と認定されれば、障害年金を受給できたり、税金が免除されたりという措置を受けられる可能性もあり、働けないことから経済的に困窮しつつあるSさんにとって、医師の提案は心を動かされるものでした。

医師は、Sさんのように精神疾患によって働けない人にとっては、「障害年金」をはじめとするこれらの制度がセーフティネットとして機能しているともいいました。

◆生活保護の受給を勧められる
しかし、Sさんは悩んだ末にこの提案を断りました。Sさんは、自分が「精神障がい者」とカテゴライズされることに、どうしても違和感があったのです。

次にSさんが知人から勧められたのは、生活保護の申請をすることでした。いまのSさんの状態であれば「生活保護を受給できる可能性は高い」と、その知人はいいました。

生活保護を勧められたときは、Sさんも「もう、それしかないかも」と思ったそうです。しかし、窓口で「もし、冷たくあしらわれたら…」「怒られるのではないか」という不安のため、どうしても福祉事務所に行くことができませんでした。

また、Sさんは心のどこかで「きっかけさえあれば、自分は働ける」とも考えていたのです。
(次回に続く)

※本文は実話をもとに脚色を交えて構成しています。実在の人物・団体とはいっさい関係がありません。

<執筆者プロフィール>井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。
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( 2019/01/13 12:01 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

ニオイが消えたら黄信号 認知症は嗅覚を鍛えて予防・改善 

日本で認知症の6割を占めるアルツハイマー病を発見したドイツ人医師の誕生日にちなみ日本認知症予防学会が制定した。この病気が発見されて100年を超えるが、いまだにその原因も根本治療法も確立していない。わかっているのは、においが消えた数年後にアルツハイマー病を発症し、嗅覚を鍛えると症状が改善、または発症を防ぐ可能性があることだ。その研究の第一人者で日本認知症予防学会理事長でもある鳥取大学医学部の浦上克哉教授に話を聞いた。

「アルツハイマー病になるとにおいがわからなくなると気付いたのは、患者さんの冷蔵庫の中を見てから。腐った食材が異臭を放っているのに気付かない。そんな方が何人もいたのです。20年以上前のことです」

 その後の研究でこの病気は脳の「海馬」という記憶をつかさどる部位の神経細胞に、アミロイドβやリン酸化タウというタンパク質のかけらが蓄積されて神経原線維が変化し、神経細胞の連結部が消失することが判明。浦上教授らは、嗅神経により多くのタンパク質のかけらが集積していることに注目し、「アルツハイマー病は海馬より先に嗅皮質が障害を受け、神経原線維変化が神経細胞から神経細胞へと伝わり、海馬、新皮質へと拡散する」と考えて研究を進めている。

「嗅神経は鼻で吸い込んだにおいの粒子を電気信号に変えて脳に伝えます。そのため、外界から悪い刺激も多く受けます。一方、アミロイドβは神経細胞死をもたらす“悪の存在”なのでなく、炎症や毒物、栄養不足から神経細胞を守ることがわかってきました。つまり、普段ならアミロイドβはほどよく産生され、ほどよく溶解されることでその役割を果たしているのですが、そのバランスが崩れたときに嗅神経を含めた脳神経を障害する、と考えたのです」

 ならば、嗅神経を鍛えれば脳神経を維持できるのではないか。浦上教授らは実際にアルツハイマー病17人を含む28人の高齢者に、アロマセラピーの効果を検討したという。

 28日間、毎朝、ローズマリーカンファーとレモンの精油を、夜は真正ラベンダーとスイートオレンジの精油の芳香剤を各2時間嗅いでもらったところ、その期間中は抽象的思考力が改善され、実験後は徐々に元の状態に戻った。

 同様の研究を特別養護老人ホームに入居する高度アルツハイマー病患者65人を含む77人を対象に行ったところ、高度アルツハイマー病患者のタッチパネル式の認知症評価法の点数がアップした。

「この結果から、においの機能を鍛えるとアルツハイマー病の悪化を防ぐだけでなく認知機能を向上させる可能性があることがわかりました。しかも、高度アルツハイマー病患者さんの脳をCT撮影すると、脳が萎縮して多くの神経細部が死滅していることがわかります。それでも、認知機能が向上しているのはアロマセラピーが脳神経を再生する可能性があるということではないでしょうか」

■昼夜で香りを変える

 一般的に脳神経は成長してからはほとんど新生しないとされる。しかし、嗅神経は例外だ。

 マウスでの実験では海馬の一部と脳室下帯などで新生することがわかっている。側脳室で生まれた神経細胞は移動し、既存の神経回路に取り込まれる。つまり、アロマセラピーによる嗅神経への刺激は、脳神経の新生のキッカケになる可能性がある。

「昼夜でにおいの種類を変えたのは、朝は交感神経を刺激して体を活動的な状態にして記憶力を強化することが必要だと考えたからです。逆に夜は副交感神経を優位にし、不眠改善や不安軽減を期待しました。目的に合ったにおいを探すため、多数の文献から各6種類の候補を選び、それぞれ第1、2位をブレンドにしました。その方が効果を期待できるからです」

 認知症の患者は時間認知が衰える。結果、一日の生理リズムが崩れ、深夜の徘徊などが起こる。アロマセラピーはその改善も期待できるという。ちなみに現在のアルツハイマー病の研究の中心は「病気の原因は脳神経に蓄積するアミロイドβだから、その量を減らせばいい」とする「アミロイドβ仮説」だ。しかし、それを基にした創薬研究はことごとく失敗している。

「それは対象患者と投与のタイミングの間違いに過ぎず、仮説自体は正しいと考えています。より軽度の認知機能低下の状態(軽度認知障害=MCI)から早期にアミロイドβを除去すれば結果は違ったと思います」 ただ、アミロイドβが過剰産生や少量溶解に陥る原因にも目を向け、それを改善する生活習慣に変える必要がある。

「たとえば睡眠です。質の良い十分な睡眠はアミロイドβタンパクの分解を促進し神経細胞死を防ぎます。香りと睡眠の改善である程度予防や改善はできるのではないか、と期待しています」 根本治療法がないからと認知症をあきらめてはいけない。早期発見できれば打つ手はある。

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( 2018/12/24 15:45 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症と診断されたら肝臓の検査を…肝性脳症の疑いあり 

 認知症だと思っていたら、実は“治療可能”な肝臓病――。日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野の神田達郎准教授に話を聞いた。

 肝臓病は一般的に、ウイルス、アルコール、肥満、薬物などの原因によって、「肝炎→肝硬変→肝がん」と進んでいく。

「ところが、肝硬変や肝がんに至っても、自覚症状がゼロの人は多い。別の病気で検査をしたら、血液検査の数値が悪く、精密検査で肝がんが見つかった、というケースはよくあります」(神田准教授=以下同)

 なぜなら、肝臓は「沈黙の臓器」だからだ。自覚症状が出てくるのは、相当進行してから。健診で「肝機能の数値が悪い」と言われても、症状はないので、病院に行かない人が珍しくない。

「そもそも、健診の数値の設定は緩め。厳しく設定すると、かなりの人が引っかかるからです。再検査と言われたら、思っている以上に肝臓病が進んでいると思うべき」

 自覚するかは別にして、肝硬変に進んでから徐々に出てくる肝臓病の症状は主に、黄疸、腹水、上部消化管出血などの出血傾向、感染症、そして肝性脳症の5つがある。このうち肝性脳症は認知症と非常に似通った症状であり、認知症と誤診されるケースが少なくない。認知症のガイドラインにも「認知症との鑑別が必要な疾患」と記載されている。

「肥満の増加から、アルコールを摂取しなくても脂肪肝炎を起こすNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)が増えており、認知症と肝性脳症の鑑別は特に注目されています」

 肝性脳症は、肝硬変による肝機能低下で、アンモニアが解毒されずに血中濃度が増加。肝臓や、その周辺にできた側副血行路という新生血管を介してアンモニアが全身に回り、脳に達して脳神経細胞機能が障害される。

 さらに、血中アミノ酸のバランスが崩れて神経伝達を阻害し、脳に影響を及ぼす。これらによって、「時間・場所が分からなくなる」「物の取り違え」「お金をまく、化粧品をゴミ箱に捨てるなどの異常行動」「眠りに陥りがちで、うとうとしている」などの症状が表れる。

「肝性脳症は症状の程度によって1~5度に分類され、認知症と似た症状が出てくるのは2度以降です。1度は“潜在性肝性脳症”といわれ、鑑別診断が非常に困難。この潜在性肝性脳症の20%が半年以内に2度へ進むとされています」

■肝臓病なら医療費助成制度もある

 かつては、肝性脳症を含む肝硬変の症状が見られたら、「余命数カ月」といわれた。ところが、治療は進歩している。

 一昨年には、肝性脳症によく効く薬が認可され、打つ手が早ければ症状が消え、再発もしにくくなった。

 だからこそ、重要なのは「認知症と診断され、肝性脳症が見逃されている」ケースを回避することだ。認知症を疑う症状が見られた場合、もし、肝機能の検査を長い間していないようなら、血液検査などで確認すべき。

「肝硬変のほかの症状についても、治療可能になっているものは多い。黄疸にはまだ治療薬はないですが、それ以外の腹水、出血傾向、感染症には、よく効く治療薬がある。肝硬変そのものの治療もかなり進んでおり、10年単位で寿命が延びる人もいる。加えて、新薬が毎年のように登場しているので、決して諦めないで治療を受けてほしい」

 なお、肝臓病は病態によってさまざまな医療費助成制度がある。肝臓専門医がいる医療機関の専門窓口や、住んでいる自治体の障害福祉担当窓口に相談するといい。

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( 2018/12/20 20:28 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

薬でも改善しない…がんやうつでも認知症と似た症状が出る 

【後悔しない認知症】第2回

「親がヘン」↓「ボケた」↓「認知症」↓「治らない」

 高齢の親の変化を目の当たりにすると、その子どもの多くはこう考えてしまいがちだ。だが、「親のヘン」に何の疑問も持たずに認知症と決めつけてしまってはいけない。最近、テレビなどで認知症が盛んに取り上げられ、私自身首をかしげたくなるようなことを話す医者がいることも影響しているのかもしれない。

「物忘れがひどくなった」「ものごとの理解力が衰えた」「言動が変わった」といった症状の原因のすべてが認知症によるものとはかぎらないと知っておくべきだ。

「医者に診てもらったのによくならない」

 親が認知症と診断され、投薬を受けたにもかかわらず改善の兆しがないことに落胆する子どもの話を聞く。たしかに認知症そのものは治らない病気だが、妄想や大声などの症状は改善することも多い。だが、ケースによっては誤診の可能性も否定できない。なぜなら「認知症らしく思えても原因は違う」ことも少なくないからだ。

 認知症の症状は老化に伴う脳の変性が主たる原因なのだが、よく似た症状がそれ以外の原因によって引き起こされる。

 まず挙げられるのは、がんをはじめとしたさまざまな内臓疾患。がんでも異常行動は起こることがあるし、さまざまな疾患による薬の服用が異常行動を招くこともある。たとえば糖尿病の薬で血糖値を下げるとボケの症状をきたしたり失禁したりすることがある。「眠れない」からと安定剤を服用すると、記憶障害が生じたり昼間でも夢と現実の区別がつかなくなったりすることも珍しくない。高齢者にかぎらず体に不調を抱えていれば、誰でも多かれ少なかれ言動や生活態度に変化が生じる。それまで楽しんでいた趣味に興味を示さなくなったり、コミュニケーションがうまくいかなくなったり、ものごとに対して消極的になったりするのは当然である。

 とくに高齢者の場合、がんをはじめとした内科的病変に対する自覚症状への感度が鈍くなっているからまわりに不調を訴えたり、受診したりといった行動ができない。「自分のヘン」に気づかないのである。

■薬で改善しなければ誤診の可能性

 また「老人性うつ」を認知症と誤診されてしまうこともある。老人性うつの症状は認知症のそれと非常によく似ている。私は現在まで30年近く老年精神医学に携わり数多くの高齢者を診てきたが、うつ病が原因で言動や生活スタイルに大きな「ヘン」が生じたケースも少なくない。

「別の病院で認知症と診断されて薬を飲んでいるが症状が進んでいる」と子どもに連れてこられた患者さんを実際に診察し検査をしてみると、認知症ではなくうつ病と判明したりする。そこで認知症ではなくうつ病の治療を施したところ、症状が飛躍的に改善したケースも多い。

 高齢な親をもつ子どもは、とにかく「親がヘン」↓「ボケた」↓「認知症」という考え方を一度は疑ってみることだ。ろくに患者の顔も見ずに、マニュアル通りの検査だけで「はい、認知症ですね」と診断し処方箋を出しておしまいという医者には要注意だ。「認知症らしく思えても原因は違う」ということを忘れてはならない。

(和田秀樹/精神科医)

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( 2018/12/20 20:26 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症外来で行われているケアがスマホの無料アプリで体験可に 

 認知症外来で実際に行われているケアがスマホのアプリで体験できる。高齢者にも使いやすく、どこでも気軽に歌えるのがポイントだ。

 国立病院機構京都医療センター脳神経内科の外来で、認知症ケアとして実施されている音楽療法に基づいたアプリ『認知症外来の音楽療法』が、2018年にスタートした。

 懐かしい曲を、画面を見ながら歌えるサービスで、高齢者が聴きなれた音色のメロディーや、音程・テンポを調節できる機能を搭載。手本の歌が流れるガイドボーカル機能、歌詞の先読み機能、連続再生機能など、高齢者が使いやすく工夫されている。

 監修した同センター脳神経内科医長の中村道三さんによると、「2009年から認知症患者に音楽療法を実施しており、BPSD(行動・心理症状)に効果があり、生活の質も向上することを報告してきました。認知症予防にも役立つ可能性も期待されています」

 童謡、唱歌、歌曲、歌謡曲、民謡、フォークソング、シャンソン、カントリーソング、宗教歌などのジャンルが用意されている。また曲の途中、短いサイクルで次の曲に切り替わり、次々にたくさんの曲が歌えるのが特徴だ。これはフラッシュソングセラピーといい、独自プログラムにより、その人の嗜好に合った曲リストが作成され、記憶の中の懐かしい楽曲をランダムに、カードをめくるように提供される。次の曲へのワクワク感や知っている曲が歌える喜びなどで、脳や体に刺激が得られるという。

 アプリのダウンロードは無料。有料会員になると医師のカルテ機能や収録されたすべての楽曲が楽しめる。iPhone、iPad(iOS10.0以降)の端末で利用できる。


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( 2018/12/19 18:41 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

65歳以上でもリスク低下 認知症は生活改善で予防できる/医者も知らない医学の新常識 

 認知症を予防するにはどうすればいいのでしょうか?

 認知症にはアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症など、多くの種類があります。いずれの認知症も心血管疾患、つまり脳卒中や心筋梗塞など、動脈硬化に伴う病気と関連があり、そうした病気の危険性が高まることで、同時に認知症の危険も高まることが分かっています。最新の脳のMRI検査では、脳梗塞などになる前の、脳の血流の低下や血管の異常などの、ごくわずかな変化を検出することが可能です。

 そうしたMRIを使用した研究によると、中年の頃に不摂生な生活をしていることが、その後の認知症のリスクを増加させることが分かってきました。さらに今年のアメリカ医師会雑誌に発表された論文によると、40歳以下というもっと若い年齢における不摂生も、将来の認知症につながるような変化を既に起こしていることが、確認されているのです。

 それでは、生活改善は認知症の予防に有効なのでしょうか? 同じ医学誌に最近発表された別の論文によると、65歳以上の年齢であっても、禁煙する、適切にダイエットする、魚や果物、野菜をしっかり取る、血圧や血糖、コレステロールを正常に保つ、といった生活改善によって、その後の認知症のリスクが低下することが確認されています。年齢はどうあれ、思い立った時に生活習慣を改善することが、認知症の予防として最も大切であるようです。

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( 2018/12/10 14:53 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症と診断されたら肝臓の検査を…肝性脳症の疑いあり 

 認知症だと思っていたら、実は“治療可能”な肝臓病――。日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野の神田達郎准教授に話を聞いた。

 肝臓病は一般的に、ウイルス、アルコール、肥満、薬物などの原因によって、「肝炎→肝硬変→肝がん」と進んでいく。

「ところが、肝硬変や肝がんに至っても、自覚症状がゼロの人は多い。別の病気で検査をしたら、血液検査の数値が悪く、精密検査で肝がんが見つかった、というケースはよくあります」(神田准教授=以下同)

 なぜなら、肝臓は「沈黙の臓器」だからだ。自覚症状が出てくるのは、相当進行してから。健診で「肝機能の数値が悪い」と言われても、症状はないので、病院に行かない人が珍しくない。

「そもそも、健診の数値の設定は緩め。厳しく設定すると、かなりの人が引っかかるからです。再検査と言われたら、思っている以上に肝臓病が進んでいると思うべき」

 自覚するかは別にして、肝硬変に進んでから徐々に出てくる肝臓病の症状は主に、黄疸、腹水、上部消化管出血などの出血傾向、感染症、そして肝性脳症の5つがある。このうち肝性脳症は認知症と非常に似通った症状であり、認知症と誤診されるケースが少なくない。認知症のガイドラインにも「認知症との鑑別が必要な疾患」と記載されている。

「肥満の増加から、アルコールを摂取しなくても脂肪肝炎を起こすNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)が増えており、認知症と肝性脳症の鑑別は特に注目されています」

 肝性脳症は、肝硬変による肝機能低下で、アンモニアが解毒されずに血中濃度が増加。肝臓や、その周辺にできた側副血行路という新生血管を介してアンモニアが全身に回り、脳に達して脳神経細胞機能が障害される。

 さらに、血中アミノ酸のバランスが崩れて神経伝達を阻害し、脳に影響を及ぼす。これらによって、「時間・場所が分からなくなる」「物の取り違え」「お金をまく、化粧品をゴミ箱に捨てるなどの異常行動」「眠りに陥りがちで、うとうとしている」などの症状が表れる。

「肝性脳症は症状の程度によって1~5度に分類され、認知症と似た症状が出てくるのは2度以降です。1度は“潜在性肝性脳症”といわれ、鑑別診断が非常に困難。この潜在性肝性脳症の20%が半年以内に2度へ進むとされています」

■肝臓病なら医療費助成制度もある

 かつては、肝性脳症を含む肝硬変の症状が見られたら、「余命数カ月」といわれた。ところが、治療は進歩している。

 一昨年には、肝性脳症によく効く薬が認可され、打つ手が早ければ症状が消え、再発もしにくくなった。

 だからこそ、重要なのは「認知症と診断され、肝性脳症が見逃されている」ケースを回避することだ。認知症を疑う症状が見られた場合、もし、肝機能の検査を長い間していないようなら、血液検査などで確認すべき。

「肝硬変のほかの症状についても、治療可能になっているものは多い。黄疸にはまだ治療薬はないですが、それ以外の腹水、出血傾向、感染症には、よく効く治療薬がある。肝硬変そのものの治療もかなり進んでおり、10年単位で寿命が延びる人もいる。加えて、新薬が毎年のように登場しているので、決して諦めないで治療を受けてほしい」

 なお、肝臓病は病態によってさまざまな医療費助成制度がある。肝臓専門医がいる医療機関の専門窓口や、住んでいる自治体の障害福祉担当窓口に相談するといい。

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( 2018/12/10 14:51 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

国際医学誌で報告 定期的なウオーキングで認知症リスクが低下 

【役に立つオモシロ医学論文】

 以前、「定期的なウオーキングで肺炎死亡のリスクが低下」という論文を紹介しましたが、認知症予防にも効果があるのではないかという論文が、高齢精神医学分野の国際誌に2018年10月22日付で掲載されました。

 この研究では、65歳以上の日本人1万3990人が対象となりました。被験者に対して1日の歩行時間を調査し、「0.5時間未満」「0.5~1時間」「1時間以上」の3つのカテゴリーに分類しています。さらに公的介護保険データベースから5.7年の情報を集め、歩行時間と認知症発症との関連性が検討されました。なお結果に影響を与えうる年齢、性別、教育水準などの因子で、統計的に補正を行って解析をしています。

 解析の結果、認知症の発症リスクは、1日の歩行時間が「0.5時間未満」の人と比較して、「0.5~1時間」で19%、「1時間以上」で28%、統計学的にも意味のある水準で低下することが示されました。

 とはいえ、1日の歩行時間が長い人は健常者である可能性が高く、もともと認知症を発症しにくい人かもしれません。したがって、この研究結果のみで因果関係を決定づけることは難しいといえます。

 2018年5月には、「認知症患者に対して、やや強めの有酸素運動や筋力トレーニングを行っても認知機能に対する有効性は定かではない」という論文が英国医師会誌に報告されています。ウオーキングなど身体活動量を増やすことで認知機能が改善するかどうか、現段階では明確ではありません。

 ただ、適度な身体活動は健康状態に良い影響を与える可能性は高く、少なくとも健康を害するものではありません。無理のない範囲で、楽しみながらウオーキングができるといいでしょう。

(青島周一/勤務薬剤師・「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
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( 2018/11/16 16:56 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

ゼロカロリーの清涼飲料水で認知症が増える? 

砂糖などの糖分をたくさん含むジュースや清涼飲料水を飲みすぎると、「糖尿病」や「肥満」の原因になることは、誰でもそうだろうなと思えることでしょう。実際、そうした研究結果も多く発表されています。

 それだけではなく、「脳卒中や認知症も清涼飲料水をたくさん飲む人で起こりやすい」という研究結果もあるのです。血糖の大きな変動は、どうやら脳にも悪影響を与えるものであるようです。

 では、最近流行の人工甘味料を用いたゼロカロリーの飲み物であれば、そうした心配はないのでしょうか? 
脳卒中と認知症が3倍近く増加

■脳卒中と認知症が3倍近く増加

 実は「そうではなさそうだ」という結果が、最近の「ストローク」という脳卒中の専門誌に掲載されています。フラミンガム心臓研究という有名な住民研究のデータを解析した結果として、毎日人工甘味料を含む清涼飲料水を飲む人は、まったく飲まない人の3倍近く脳卒中(虚血性脳梗塞)と認知症の危険性が増加していたのです。不思議なことに砂糖を含むような清涼飲料水では、そうした傾向は認められませんでした。

 なぜ、人工甘味料が脳に悪いのでしょう。理由は不明ですが、甘味を体が感じることにより、すい臓から血糖を下げるインスリンというホルモンが出すぎることなどが原因として推測されています。

 ゼロカロリーだから大丈夫とは思わず、甘い清涼飲料水は時々飲むくらいにしておいた方が安心だと思います。

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( 2018/10/23 10:44 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

うつ病診断の難しさ/ドクターしんどうともの健康法 

<それってうつ病?メンタルヘルスの現場から(12)>

うつ病は社会構造の変化と密接する。「なんば・ながたメンタルクリニック」(大阪市中央区)の永田利彦院長はこう話す。

「先進国、発展途上国では産業構造の変化により、正規雇用から非正規雇用へ、貧困リスクの増加と格差が人々を巻き込んでいる。いわばリスク社会の到来によって起こった精神病理の変化により、不安障害やパーソナリティー障害といった新しい精神病理が出現したのです。こうした新たな精神病理には、新しい診断が必要です」

そもそも、その人のパーソナリティー(人格)や気質といったものは、従来の診断だけでは十分ではない。例えば社交不安症は、2015年DSM-5(米国精神医学会・精神障害の統計と診断マニュアル)で名称が変わり、単なる対人恐怖ではなくなった。

「幼少期の“怖がり”の気質が、親密な仲間関係を築くことから回避、その結果、対人相互関係への不安を強めて、社交不安症となることが分かってきました。しかし、この時点で受診にまで至ることはまれで、うつ病性障害や摂食障害になって受診に至ります」(永田院長)。

従来より摂食障害は食欲低下、過食、倦怠(けんたい)感、気分の不安定さ、焦燥感、集中力の低下、自己評価の低さ、罪悪感などの症状が、うつ病のような気分障害との類似性を指摘されてきた。永田院長によると、摂食障害に対して抗うつ薬の有効性が明らかになる一方、精神療法の効果には勝てず、欧米ではすでに抗うつ薬は、他に選択肢がない時に限定されるという。

そして、うつ病に併存するパーソナリティー障害の行き着く先は、ひきこもりとの指摘がある。結局、診断の難しさは、その人には合わない薬を飲み続ける誤診につながりかねない。永田院長は警鐘を鳴らす。

「均一的な治療は、効果が限定的で、多くの難治性うつ病が生み出されている。うつ病の背景にある精神病理という視点で、長期的に治療することが大切です」

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( 2018/10/18 09:21 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

スケベ心は認知症予防に大事/ドクター森田豊の健康法 

<ドクター森田の「健康になりなさい!」(14)>


 なんと、日常的にセックスに励んでいる高齢者は認知症になりにくい!? 性の健康を専門に研究している英国のゴーシュ教授の研究で、そんな研究結果を発表しています。その理由として、セックスによって脳への血流が増えるため、脳が活性化するということです。

 セックスは適度な運動により、血流量が上がり、さらに、オーガズムを得ている最中は、より脳の神経細胞が活発化して、たくさんの酸素と栄養が脳に送られるのです。このことにより、セックスを定期的にすることは「脳トレ」の役割があり、ほとんど悪いところを見つける方が難しいほど、優れた効果があるのです。

 米メリーランド大学のネズミの研究でも、交尾をした後は、認知能力や記憶をつかさどる海馬の働きが良くなったとのこと。

 老人の医療などが専門のフレディ松川医師によると、スケベ心(エッチな気持ち)を持っていることは、認知症予防にとっては大事と言います。エッチなことを想像することは、老け込んでいくのとは反対のこと。おそらく人間にとってスケベ心は生涯にわたるエネルギー源であり、心身ともにいつまでも若くあろうとする動機となります。逆に「そんな態度は不潔でけしからん」などと真面目を装っている人、スケベ心を持たない(ふりをしている)人は、考えも感情も硬直してしまい、柔軟性も活気も失い、やがて認知症への道に近づいていく可能性が高いといいます。

 アルツハイマー病を主とした認知症対策で効果的なセックスとして、「1度のセックスでいろんな体位を試した方がいい」「クンニ効果は高い」「ラブホなど刺激的な場所の方が効果的」などが挙げられます。なぜかというと、「デュアルタスク」(2つの仕事)の要素があるからです。

 「デュアル-」とは、汗をかくような有酸素運動と、想像力・記憶力・深く考えるなどの高次の脳を使うこと、その2つを同時に行うことです。ですから、セックスにおいても、想像力を働かせて、相手に喜んでもらう。たとえば、前戯に時間をかける、常に新しい体位を追求する、相手の喜ぶようなサプライズなことを考えるという工夫が大切です。創造力、想像力を働かせることが大切なのです。

 ◆森田豊(もりた・ゆたか)1963年(昭38)6月18日、東京都生まれ。秋田大医学部、東大大学院医学系研究科修了。米ハーバード大専任講師を歴任。現役医師として活躍すると同時に、テレビではコメンテーターのほか、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)など人気番組の医療監修も数多く務める。著書は「今すぐ『それ』をやめなさい!」(すばる舎)「ダイエットはオーダーメイドしなさい!」(幻冬舎)「ねぎを首に巻くと風邪が治るか?」(角川SSC新書)など。気分転換は週2回のヨガ。

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( 2018/10/14 16:48 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

まさか自分がうつ病に…/ドクターしんどうともの健康法 

<それってうつ病?メンタルヘルスの現場から(1)>

ゆううつな気分にさいなまれ、仕事もプライベートもままならなくなる「うつ病」は、生活に大きな支障をきたす病気である。厚生労働省によると日本のうつ病を含む気分障害を有する患者は1999年に44万人にすぎなかったが、2014年には112万人と著しく増加した。一生のうちにその病気にかかる生涯有病率は5~17%といわれている。女性に多い傾向があるが、誰でもかかり得る病気である。

東京都に住むAさんは38歳の男性サラリーマン。この春に新しい事業を任され忙しい日々を送っていた。ある日、頭痛と吐き気が起きたことから心配になり、妻の勧めで自宅近くの総合病院を受診した。病院では脳外科でCT検査やMRI検査を受けたがとくに異常は見つからなかった。

医師からは「様子をみてほしい」といわれ内科を受診したが、ここでも異常はみつからなかった。疲労によるものとして有給休暇を取って職場に復帰したものの、仕事に身が入らずミスが重なり、落ちこむ日が続いた。盆休み明けに出社したが、いたたまれなくなりとうとう会社へ行けなくなった。

Aさんはこれまで新卒で入社した会社の営業職として勤めてきた。その間、会社の同僚と結婚し、ふたりの子どもが生まれた。家のことや子育てのほとんどは妻に任せてきた。上の男の子は成績が伸びず中学受験を断念。下の女の子は妊娠中の事故で耳が聞こえにくい障害を負った。それでも明るい家庭を、と夫婦で努力してきたところに今回の異動となり、夜遅くまで会社で残業することも多くなった。

そんなAさんをみた妻は、精神科の受診を勧めた。最初はためらいもあったが、評判だというメンタルクリニックを訪れた。そこではじめて「うつ病」との診断が下ったのだった。

Aさんはこう話す。「まさか自分がうつ病になるなんて考えてもいませんでした。ただ、変な話ですが、医者からうつ病だと聞いてほっとしたのも事実です。少しでも早く職場に復帰したいと思ってはいるのですが、医者からはしばらく休むように言われているんです」。

うつ病の患者の多くは20代から50代の働き盛りといわれている。深刻な場合、自殺の一因になる注意すべき病気である。

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( 2018/10/14 00:50 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

うつ病は「心のかぜ」ではなく「心のがん」脚本家一色伸幸さん  

ボクが2007年に「うつから帰って参りました」というエッセーを上梓したのは、うつの患者本人より、その家族や友人や周りで関わる人たちにうつの人の内面をわかってほしいと思ったからです。病人を支える家族は「第2の患者」と言われるほど大変です。それなのに、誰からもいたわられない。うつの人の心の中が具体的にどうなっているのか、少しでも知ることができたら何かのお役に立つのではないかと……。そのエッセーをさらに見やすく漫画にしたのが近著「さよなら、うつ。」です。

 うつの正体は、実際のところわかりません。でもひとつだけ言えるのは、「気の持ちようなどではない」ということ。個人的には「心のかぜ」ではなく、「心のがん」だと思ってます。がんと同じ「病気」です。がんなら1~2年闘病することを誰もためらわないでしょう。でも、うつだとなかなかそうはいかない。わかってほしいのは、治療しないと死を選んでしまうこともあるし、治りきらないまま仕事に復帰すると再発を繰り返す可能性があるということです。

 ボクは幸い、丸2年間、すべての仕事を休んで療養に専念できました。そのおかげで復帰から20年以上経ちますが、とても元気です。

 うつ病になったのは、2人目の子供が生まれ、脚本家として切れ目なく仕事をしていた30代前半です。自分で言うのもなんですが、わりと生真面目なタイプで、書き始めると昼夜を問わず仕事にのめり込んでしまう生活でした。そしてなぜか“死”や“無になる”という思いにとらわれ始めてしまったんです。

 映画やドラマがヒットしても、大きな賞を受賞しても手放しでは喜べず「もっとできたはずだ」と自分を追い込んでいました。眠れなくなり、睡眠導入剤を常用するようになりました。ボクはお酒を飲まないのですが、サラリーマンが仕事帰りに一杯やるくらいの気持ち良さがその薬にはあったのです。気づけば1日何十錠も飲んでいました。

 そのうちに何も書けなくなり、階段から転げ落ちたり、家のコンセントカバーを全部外したり、家の廊下で見えない人に道を譲ったり、意味不明なことをするようになっていたようです。

 見かねた妻に引っ張られて精神科医の元へ行ったのは34歳のときです。母親の同級生のご主人で、子供の頃からよく遊びに行っていた病院でした。幼い頃のボクを知る顔見知りの先生だったことが治療にもいい影響を与えたと思います。

 じっくりとしたカウンセリングで「うつ病」と診断された後は、4~5種類の薬を使い、組み合わせや割合を変えて2~3週間ずつ試していきました。自分に合う組み合わせになったのは半年後ぐらい。昼間の眠気が減り、夜眠れるようになったんです。

■生きていることが退屈な映画そのもの

 一番うつがひどいときは、布団から出られませんでした。なんのやる気も起きません。幼いわが子が話しかけてくれても何も感じないんです。

 うつは、脳と心をつなぐ糸が切れてしまった状態だと思います。たとえばジョークが笑えるのは、「こんな発想で、こんなゴロ合わせで今この人は笑いをつくった」と脳が理解して、それが心につながって、「面白い!」と感じるからです。でも、糸が切れていると脳で理解したものが心まで届かない。食事をしても、出汁の風味や鮮度の良さは十分わかるのに、それが「おいしい!」につながらない。とてもキレイな女性が耳元で色っぽい言葉をささやいても、ウキウキもムラムラも起きないのです。

 うつの最中は、うれしいとか楽しいとか、悲しいとか憎たらしいとか、そういった“心の揺らぎ”がひとつも起こりません。

 想像してみてください。心がまったく動かない退屈な映画を。うつ病の患者にとっては、生きていることが退屈な映画そのものなのです。景色や音楽、ストーリーやセリフに感動も驚きもない。そんな映画を延々と見させられたら、映画館を出て行きたいと思いませんか? それがつまりうつの「希死念慮(死にたい気持ち)」です。決して自殺願望ではなく「その映画館を出たい」だけなんです。

 ボクは2年間寝ていました。その選択は正しかったと思います。脳と心をつなぐ糸を修復する一番の薬は「時間」なんじゃないかな。今でも気分が沈むことはありますが、そんな日は仕事をやめちゃう(笑い)。少し無責任になって休めば治るからです。そうでなくても、夕方4時には仕事を切り上げて近所を走ったりします。心掛けているのは気持ちの切り替え。でも、決め事はなるべくつくりません。気分転換が義務になったら本末転倒ですから。

▽いっしき・のぶゆき 1960年、東京都生まれ。1982年に脚本家デビューし、87年の映画「私をスキーに連れてって」で一躍脚光を浴びる。映画「僕らはみんな生きている」「病院へ行こう」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。うつ病療養から復帰後も精力的に作品を書き続け、2013年には東日本大震災後の女川を舞台にしたNHKドラマ「ラジオ」で数々の賞を受賞。近年は小説も次々と出版している。

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( 2018/10/12 16:41 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

平熱が35度台は危険!? 代謝も免疫力もアップする理想的な体温は○○度  

あなたは自分の平熱が何度くらいか知っていますか?

多くの女性が冷え症に悩み、平熱が35度台という「低体温」の人も珍しくなくなった昨今。

しかし本来人間の身体は36度5分以上で正常に働くようにできており、体温が下がると腸の働きも低下し、痩せにくくなったりさまざまな病気の原因になったりするんだとか!

★理想的な体温は36度5分以上!

たとえば、体温が1度下がると、免疫を司る白血球の働きが30%以上、エネルギー代謝は12%もダウン。逆に、体温が1度上がると、免疫力は一時的に5~6倍アップするそう。

健康維持のためには、平熱を上げることがとても重要なんですね☆

35度...がん細胞が最も増殖しやすい
35度5分...日常的に続くと排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状が出やすい
36度...熱を産出するために筋肉を動かそうとし、ときどき震えが出る
36度5分~37度...最も健康的で免疫力が高い

★身体を冷やす原因は!?

低体温の人が増えたのは、生活スタイルが変化したこの約50年。

歩く距離や家事労働の負担の減少、身体を冷やす夏野菜の常食、入浴をシャワーで済ませるなどなど...、現代は身体を冷やしやすい環境にあると言えそうです。

冷えの原因は、大きく分けて以下の6つ。

・運動不足
・過度のストレス
・食生活の変化
・冷房の影響
・水の飲み過ぎ
・湯船につからない

★あなたの冷えのサインをチェック!

では、あなたの冷えの危険度は?

□目の下にクマがある
□生理不順
□むくみやすい
...
など「太陽笑顔fufufu..net」では全部で10コの項目からチェックが可能です。

同サイトでは、いますぐできる体温アップの方法が紹介されているので、免疫力を上げたい人、ダイエットを成功させたい人はぜひ見てみてくださいね♪

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( 2018/10/11 01:01 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

うつサイン5つ2週赤信号/ドクターしんどうともの健康法 

<それってうつ病?メンタルヘルスの現場から(4)>

うつ病を医学的にはどう捉えられているのか。「精神疾患の治療・統計マニュアル(DSM-5)」では、うつ病の診断基準には主となる症状と他の症状を合わせて診断することが推奨されている。「主となる症状」の1つ目は「気分の落ち込みが続いている」。つまり、憂鬱(ゆううつ)で気分が落ち込み、何をしても気持ちが晴れない、今までになく寂しい気持ちがする、絶望的だといった症状である。2つ目は「何事にも興味が持てず、楽しいはずのことが楽しめない」。たとえばかつて自分が好きだったことに興味がなくなったり、楽しめなくなった、あるいは、好きな物がおいしいと思えない、といった症状である。このどちらかに「その他の症状」が加わる。「よく眠れない」、「食欲がない(または食べ過ぎる)」、「疲れやすい、気力がない」、「思考力や集中力が落ちた」、「動作や話し方がゆっくりになった」、「なんでも自分のせいにしてしまう」、「生きていても仕方がないと思う」の7つがそれで、うち5つ以上に該当していること。そして症状が2週間以上続いていれば赤信号というわけだ。

2004年の厚生労働省による「うつ対応マニュアル」では、うつ病を疑うサイン(自分が気づく変化)として「悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分」「何事にも興味がわかず、楽しくない」「疲れやすく、元気がない(だるい)」「気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう、何もする気がしない)」「寝つきが悪くて、朝早く目がさめる」「食欲がなくなる」「人に会いたくなくなる」「夕方より朝方の方が気分、体調が悪い」「心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする」「失敗や悲しみ、失望から立ち直れない」「自分を責め、自分は価値がないと感じる」といった症状を挙げている。

一方で、「周囲が気づく変化」には「以前と比べて表情が暗く、元気がない」「体調不良の訴え(身体の痛みやけんたい感)が多くなる」「仕事や家事の能率が低下、ミスが増える」「周囲との交流を避けるようになる」「遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する」「趣味やスポーツ、外出をしなくなる」「飲酒量が増える」などに注意するとある。あなた(周囲)は大丈夫か。

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( 2018/10/08 16:53 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

「うつ病」ではない?抑うつ感・イライラの原因 

◆抑うつ感、不安感……全て精神科で治療できるわけではありません

気持ちの強い落ち込みや、強い不安感など、心の不調を感じて精神科を受診した際に、心の病気ではなく甲状腺に問題が発覚することがあります。精神科に行って甲状腺の話をされると、ちょっと唐突に思われる方もいるかもしれませんが、実は心の不調の原因が甲状腺の問題であることは珍しい事ではありません。

ここでは心の病気の基礎知識として、精神科を受診して甲状腺の問題が判明するケースと、その際によくある症状について、詳しく解説します。

◆3パターンに分類できる心の病気の原因……身体・薬物・それ以外

「うつ病」「過食症」「対人恐怖症」など、心の病気は様々です。そして、もしこれらの病名を全く知らない方がいたとしても、病名からそれぞれの病気の症状を、何となく推測できるのではないかと思います。気持ちがうつになるのが「うつ病」、食べることにストップがかからなくなるのが「過食症」 、人と接するのに恐怖感を感じてしまうのが「対人恐怖症」だろうか、と、ごく大まかな症状は想像できるのではないでしょうか。

実際にこれらの病名は、それぞれの病気の「症状」のタイプを表しています。そのため、診断して病名を確定させることは、「現われている症状のタイプ」を明確に見極めることとほぼ同じです。そしてその際、「その症状の原因が何か」という点に関しては、実はあまり重点が置かれていません。

それは、心の病気の原因は脳内の機能にあること自体ははっきりと分かっていますが、それぞれの疾患を鑑別できるほどの詳細までは、まだ解明できていないからでもあります。上のように、病名だけで症状のタイプは推測できても、その原因に関してはほとんど何も推測できないことからも分かる通りです。

そして、いくら症状として「心の不調」が現れていても、その原因が全て精神科で対処できる問題ばかりとは限りません。

こう書くと、とても複雑な話に聞こえてしまうかもしれませんね。しかし、精神的な問題を内容ではなく原因で分けると、話はかなりシンプルになります。心の病気の原因は、大きく3つのカテゴリーに分けられます。

第1のカテゴリーは、ここで解説する甲状腺の問題などを含めた身体的問題によるもの。第2のカテゴリーは、アルコール、ニコチンなど中枢神経系に働く薬物によるもの。そして第3のカテゴリーは簡単に言えば第1でも第2でもないもので、これが精神科で治療・対処していく心の病気という風に分けられます。

◆精神科の血液検査でも見つかる甲状腺機能低下症・亢進症

甲状腺の問題で現われる心の問題は様々です。気持ちが落ち込む、不安感が強くなるといったよくある心の問題だけでなく、頻度は少ないものの、幻覚が現れたり、被害妄想が強まったりといった、かなり深刻な精神症状が現れる可能性もあります。

そもそも甲状腺とは、どのような役割を持つ器官でしょうか。甲状腺は喉元にある器官で、蝶が大きく羽を伸ばしたような形をしています。名前の最後に「腺」がつくことからもわかる通り、「内分泌ホルモン」を分泌しています。これが「甲状腺ホルモン」です。

甲状腺ホルモンの役割はいくつかありますが、最も基本的なものは体の代謝を調節することと言えるでしょう。そのため、橋本病などが含まれる甲状腺機能低下症になると、血液中の甲状腺ホルモン量が通常よりかなり少なくなってしまいます。反対にバセドウ病などが含まれる甲状腺機能亢進症になると、血液中の甲状腺ホルモン量が通常よりかなり増えてしまいます。それにより、様々な症状が現れます。

いずれの場合も、甲状腺機能に問題があるかどうかは、血液検査を行って血中の甲状腺ホルモンのレベルを見ればすぐに分かります。精神科初診時の血液検査結果で、甲状腺機能に問題があると判明することがあるのはこのためです。精神科で血液検査をする大きな目的は、実は心の病気を見つけるためではなく、こうした精神科以外で対処すべき身体の原因を見逃さないようにするためです。

◆甲状腺機能の異常により現れる症状……むくみ・疲れ・汗・心拍数など

もし気持ちの落ち込みが原因で精神科を受診する場合、その落ち込みの度合いは、日常的な憂うつ感ではないレベルのものとして自覚できると思います。

落ち込みの原因が甲状腺の問題の場合、精神的な問題だけでなく、甲状腺機能低下症・亢進症によるその他の身体症状も現れているはずです。ただそれらの症状の出方には個人差があるため、場合によっては、我慢できるレベルの身体症状に留まり、あまり気にならないケースもあるでしょう。

甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症では、どちらも気持ちの強い落ち込みが現れる可能性がありますが、身体症状の出方は大きく違ってきます。

甲状腺機能低下症の場合、甲状腺ホルモンが担う基礎代謝量の低下に関わって問題が現れるため、「体がむくみやすい」「寒さに弱くなる」「疲れやすい」といった症状が出てきます。一方、甲状腺機能亢進症の場合は、「汗をかきやすい」「心拍数があがる」「手指がふるえる」といった自覚症状が出てきます。

こうした身体症状の有無は、心の問題の原因が精神科以外で対処すべき病気ではないかを最初の段階で見極める上でも重要なポイントになります。甲状腺の問題は比較的ありがちな問題です。これらの身体症状がないかを精神科の初診問診時に細かく尋ねられることがあるのは、そのためです。

◆「甲状腺の問題=心の不調の原因」と断定できないことにはご注意を

甲状腺機能に何かしらの問題がある場合、心の不調が現れやすいことはここまで述べた通りですが、例え問診や血液検査で甲状腺機能に問題があるとわかった場合でも、それが心の不調の原因の全てであるとは断定することはできません。

なぜなら、精神科で対処すべきうつ病を発症していて、たまたま同時に甲状腺機能にも問題が生じていることもあるからです。そのため、甲状腺機能に問題があるとわかった場合でも、しばらく経過を見て判断する必要があります。まずは血液検査などで明らかになった甲状腺に対する治療が始まるでしょう。

甲状腺機能が正常化した際に、精神的な問題も無事に消失したならば、その心の問題の原因は甲状腺機能の異常だったと、初めて因果関係をはっきりさせることができます。

しかし、甲状腺ホルモンの血中レベルが正常化した後も、気持ちの落ち込みや不安感などの心の問題が変わらず続いていた場合、その心の問題は甲状腺機能の異常のためだけではなく、精神科でのケアも必要なものだということになります。

心の病気は、原因によって3つのタイプに分類できると解説しましたが、境界はややあいまいです。原因が複数であるケースもあり、心の病気を患っていた場合でも、甲状腺機能の問題も、ある程度は影響しているパターンも少なくないからです。

甲状腺機能が正常化した際に、それまで問題になっていた精神症状が、完全とは言えないまでもある程度落ち着いた場合、その落ち着きの程度の大きさから、甲状腺の問題がどの程度関わっていたかが初めてわかることも少なくないからです。

以上、甲状腺の問題と心の不調の関わりを詳しく解説しました。甲状腺の病気は、精神科以外で対処すべき心の不調の原因の代表的なものです。リスクファクターはさまざまですが、男性よりも女性の発症率がかなり高いことも、覚えておかれるとよいでしょう。

そして、気持ちの落ち込み等の精神症状に関しては、甲状腺の治療を重点的に受けられている間も、一般に引き続き精神科で対処していくことは、あらかじめ知っておくとよいと思います。
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中嶋 泰憲(医師)

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( 2018/10/06 00:58 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

アルツハイマー病は伝染病? 多額の懸賞金で研究に新局面 

 認知症の中で最も知られるアルツハイマー病は、病原菌によって発病するのか? そして伝染するのか――?

 長年にわたり多くの研究者が疑問を持っていたものの、本格的な研究は一切されてこなかった理論が、新たな懸賞金による研究で今度こそ証明されるかもしれません。

 医学誌の発行人としても知られるレスリー・ノーリンズ博士が運営する「公益法人アルツハイマーズ・ジャーム・クエスト社」は、アルツハイマー病と病原菌に関する優秀な研究に対して懸賞金を与えると発表しました。

 研究者は細菌、ウイルス、菌類、寄生生物など、アルツハイマーの原因と考えられる病原菌を特定し、研究計画を提出して応募。最も説得力のある研究者には100万ドルが与えられます。

 ノーリンズ博士によれば、アルツハイマーの原因が伝染するのではないかという説は数十年前から存在していました。近年では、神経学者がアルツハイマー病で死亡する確率が他の病気よりも3~4倍高いこと。また配偶者が認知症になった場合、自分も認知症になる確率は、そうでない人に比べ6倍高いとのデータもあり、多くの研究者がより進んだ研究の必要性を訴えてきました。

 しかし、医学界でアルツハイマー病の原因といえば、アミロイド・ベータ(線維状のタンパク質)の蓄積が主流です。これに研究費が集中し、「病原菌説」にはほとんど注意が払われてきませんでした。

 そこでノーリンズ博士は、アミロイド蓄積と病原菌、そして免疫システムが複雑に関係している可能性もあるとして、世界の関心を集めるためにほとんど私費による多額の懸賞金を与えることを決意したそうです。

 もし本当に病原菌説が証明されれば、アルツハイマー病の研究に革命的な変化が起きるだけでなく、将来は病気を予防するワクチンの開発も夢ではなくなるでしょう。


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( 2018/10/01 21:33 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

ワーキングメモリとは「記憶や情報を一時的に脳にメモし何らかの操作を行う、そのための記憶」ですが、そう説明されても、なかなかピンとはきませんよね。ワーキングメモリとはどんな機能なのか、ワーキングメモリを使うとはどういうことか。下記のテストを通じて体験していきましょう。諏訪東京理科大学共通教育センター教授の篠原菊紀(しのはら・きくのり)さんが指導してくれました。 

朝家を出るのが遅刻ギリギリで、毎日が綱渡り状態の人はいませんか? 決まった時刻に起きることが出来ない、ボーっとする時間があり仕度に手間取るなど…。それはもしかしたら五月病かもしれません。症状チェックシートでご自身の生活を振り返り、対処法も参考にしてくださいね。

■ 五月病のチェックシート

こちらが五月病の症状チェックシートです。思い当たることはありますか?

疲労感
不眠
食欲不振
集中できない・やる気が出ない
憂鬱・不安感
人と会うのがおっくう
お洒落やメイクが面倒

■ 「五月病」最も注意するタイプは?

五月病は上記のような、うつ病に似た症状が現れますが病名ではありません。実はこれらの症状は多少の差はあれ、慣れないことが重なる春のスタート時期には誰もが感じている心身の疲労の状態です。

上記の「五月病チェックシート」の種明かしをすると「五月病」という文字を目にした時、自分には関係ないとシャットアウトしているか・ いないかという確認なのです。

ずっと頑張り続けていたり完璧主義な人ほど、自分の疲れを認めたくない傾向にあり、「頑張りが効く自分」から「隠れ五月病」に変容する可能性も高くなります。

隠れ五月病とは隠れ肥満と同じ、他の人からは五月病と分からないばかりか本人も意識出来ていないことが問題です。無理を続けることが可能なだけに、急に具合が悪くなったり他の病気を見逃す原因にもなりかねません。

■ 心のシフト変更で効率アップ

自分自身を車に例えるなら、燃費よく走行距離を伸ばし安全に心地よく走りたいもの。健康に生きるための心のパワー・シフトは一定に保つだけではなく時にシフト・ダウンも選択肢のひとつです。

疲れた時は休む、頑張っているのに効果が上がらない時はそれを得意とする人の手助けも借りましょう。日中の軽い お昼寝などは英気を蘇らせてくれますし、家事代行サービスやマッサージ、心理カウンセラーに愚痴を聞いてもらうということもストレスケアの時間を提供してくれます。

「隠れ五月病」は、自分にとってのこうした新しい時間を少し取り入れてみることで自然と消えていることもあります。真面目な人ほどサービスを購入することに罪悪感を感じやすいようですが、自分ひとりですべてを抱え込まず、専門家の力も上手に利用してこまめにリフレッシュしてくださいね。

休むことは怠けることや後退することではなく、シフト・チェンジするためのニュートラルのポジションです !
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( 2018/09/29 20:49 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

意外な因果関係 “匂い”が分からなくなったら「認知症」を疑え  

 いまや老後の最大リスクとして注目を集めている認知症。薬をはじめさまざまな治療法が整いつつあるが、問題は早期発見ができないこと。ところが、意外や意外、「匂い」がそのカギになるという。

 都内に住むAさん(66)は最近、匂いが区別できなくなっていることを妻から指摘された。

「“いい香りがするでしょう”と桃やオレンジを差し出されても違いが分からない。“トイレが臭い”と言われても、自分では臭いとは感じない。それで耳鼻科で診てもらうことにしました」(Aさん)

 アレコレ検査してみたが原因不明。蓄膿症や鼻炎など鼻に異常は見当たらない。念のため、医師から神経内科の受診を勧められたという。

「最初は、いったい何の病気だろうとびっくりしました。後で認知症などの脳の病気でも嗅覚障害が起こる場合があるというから二度びっくりです。想像すらしていませんでした」(Aさん)

 嗅覚障害と脳の神経変性疾患(脳や脊髄の神経細胞の一部が失われる病気)との関係を研究している順天堂大学医学部耳鼻咽喉科の池田勝久教授が言う。

「脳の神経変性疾患は早期に嗅覚障害を伴うことが知られていて、代表的なのはアルツハイマー型認知症やパーキンソン病です。脳の中で匂いを認知する部分の変性によって嗅覚障害が起こると考えられています」

■運動障害が表れる数年前から嗅覚障害が生じることも

 最初は、モノの匂いの識別が障害され、匂いはしてもそれが何かは分からなくなる。やがて神経疾患が進行して嗅覚障害も悪化していく。

 手足のふるえや筋肉がこわばるパーキンソン病では、運動障害が表れる数年前から嗅覚障害が生じる。アルツハイマー型認知症などは、その前段階である軽度認知障害の時点から匂いが分からなくなるという。

「つまり、原因不明の嗅覚障害の中には将来、神経変性疾患を発症するリスクが含まれるということです。

むろん、嗅覚障害を合併しない神経変性疾患もありますから、すでに神経変性疾患を発症している患者さんに嗅覚検査を行えば、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病などとの鑑別ができます。

また、まだ症状が表れていないアルツハイマー型認知症やパーキンソン病だった場合、症状の進行度や認知障害発症の予知につながるというわけです」

 ただし、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病による嗅覚障害の大半は、本人が自覚していないという。では、食べ物の味には変化が表れないのか。

「味は舌で感じるものですが、鼻をつまんで食べてみると分かるように、味には嗅覚も強い影響を及ぼしています。嗅覚障害があれば“風味”が感じられなくなるので風味障害が起こります。味がおかしく感じる場合もあると思います」

 認知症やパーキンソン病を早期発見できれば薬などで進行を遅らせることはできるが、いまのところ嗅覚障害を治す手立てはない。匂いを認識させる嗅覚トレーニングが有効という研究結果はあるが、まだ十分ではないという。

 60代になって周囲から匂い音痴を指摘されたら、嗅覚検査を受けた方がよさそうだ。

■アルツハイマー型認知症
 認知機能の低下、人格変化を伴う、認知症の一種。脳内の神経細胞が死滅し、脳が萎縮し、知能ばかりか全身の機能が衰え、死に至ることも。日本では脳血管性認知症、レビー小体病と並び、最も多い認知症。なお、発症の詳しい原因はわかっていない。

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( 2018/09/28 00:56 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

就職したいのに働けない」就職活動で強い不安の発作が…【実録・「うつ」と「アルコール依存」:その9】  

お互いがそれぞれの疾患に影響する可能性が高いといわれている「うつ」と「アルコール依存」。

このシリーズでは、実話をもとに「うつ」と「アルコール依存」、そしてそれらが原因で家庭内に起こるケースも多いDVやモラハラ、共依存といった問題について掘り下げていきます。

◆アルコールと強い向精神薬の影響で…
(前回からの続き)

妻との別居により「断酒」を決意したSさん(仮名・当時32歳)でしたが、そこには知人の誘いを断ることにはじまるさまざまな誘惑との闘いが待っていました。

雇用保険も切れ、貯金も底をつきかけていたSさんは、1年近いブランクを経て就職活動をすることを決意したのですが、お酒をやめたことによるイライラや不安、不眠といった症状のため、なかなかスムーズにいきません。

Sさんの精神は、アルコールだけでなく、耳鼻咽喉科の医師に処方された強い向精神薬の影響もあり、完全にバランスを失った状態にありました。

このように、「1の症状に対して10の薬を出す」ような過剰投与の問題は、かなり以前から精神医療の現場で指摘されており、そうした投薬の影響や後遺症に苦しむ患者も多いといわれています。

◆求人サイトを見るだけで強い不安の発作が
Sさんは就職活動をするにあたり、まずパソコンで求人情報サイトを見ることからスタートしました。

しかし、そこに並ぶ「正社員」「営業」「残業」などの文字を見ているうちに、Sさんを強い不安の発作が襲いました。

心臓の鼓動が早くなり、じっとしていることができなくなったSさんは、部屋を歩きまわったり、自分で自分を叩いたりするのですが、感情はどんどん昂ぶっていき、いまにも泣き出しそうになってしまいました。

軽いパニックを自覚したSさんは、あわてて医師から処方された抗うつ薬など数種類の向精神薬を服用しました。しかし、薬が効いてくると、不安の発作がおさまるのとともに、就職活動をする元気もなくなってしまうのでした。

◆医師に勧められたのは…
その後もSさんは正社員に限らず、派遣社員やアルバイトを探す努力を続けました。しかし、求人に応募しても面接に行けなかったり、面接にいっても仕事の初日に出勤できなかったりといったことを繰り返してしまうのでした。

また、この時期Sさんは以前の精神科から病院を変わり、知人の紹介でカウンセリングに力を入れているという心療内科に通院していました。

Sさんが「就職したいのに働けない」いまの状況を心療内科の医師に説明すると、医師はSさんに「精神障害者保健福祉手帳」を取得することを勧めるのでした。
(次回に続く)

※本文は実話をもとに脚色を交えて構成しています。実在の人物・団体とはいっさい関係がありません。

<執筆者プロフィール>井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。

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( 2018/09/28 00:51 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

臨床内科専門医に聞く。春、眠くなるのはなぜ?「副交感神経が優位に働く」  

春の陽気がただよい、暖かくなるにつれて日中に眠気を感じることが増えました。季節と睡眠、関係はあるのでしょうか。臨床内科専門医で正木クリニック(大阪市生野区)院長の正木初美医師にお尋ねしました。

■春は副交感神経が優位に働いてリラックスモードになる

春になると眠くなる原因について、正木医師はこう説明します。
「体には、心臓の動き、血圧、食べ物の消化、体温などを調節する自律神経があります。この自律神経には、活動中や緊張度が高いときに働く交感神経と、休息モードを担う副交感神経とがあり、両者がバランスをとりながら働いています。

冬は、寒さの刺激で交感神経が刺激されるため、心身が知らず知らずのうちに活動的になっていて、休みにくい状況が続きます。暖かくなるにつれてそれが一転、副交感神経が優位になって心身がリラックスした状態となり、睡眠が促される傾向にあります」

「自律神経は自分でコントロールすることが出来ない」と話す正木医師は、「ホルモンバランスの変化も影響します」と話を続けます。

「成長ホルモン、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンは、日中の活動モードから夜の睡眠モードへと切り替える働きがあります。

このメラトニンの分泌量は、冬から夏にかけて、ピークの時間帯が早くなります。よって、暖かくなるにつれて眠りにつきやすくなると考えられます」

体温も影響しているとか。
「体温は、夜になると徐々に低下して眠りを誘い、明け方に上昇し始めて目覚めを引き起こすことが分かっています。

冬はほかの季節に比べて熱の放出量が少ないため、体の内部の温度は低下しづらく、眠りに入りにくくなります。一方、春になると気温や室温とともに体温も上昇し、皮ふから熱を放散して体温が下がりやすくなるので、寝つきがよくなります」(正木医師)

■20分程度の短時間の昼寝でリフレッシュを

不意の眠気を改善する方法はあるのでしょうか。正木医師は、
「春の眠気は、季節の変化に合わせた体の働きなので、『眠気に負けてはダメだ!』と過敏になるのではなく、可能なら、眠いときには15~20分程度の仮眠をとりましょう。脳が緊張した状態から一時的に解き放たれ、心身ともにリフレッシュできます」
と、短時間の昼寝を勧めます。

また、目覚めの時間の過ごし方について、
「起きてすぐに明るい光を浴びると、体内時計がリセットされてメラトニンの分泌が止まります。目覚めてから約14~16時間経過すると、メラトニンが再び脳から分泌されて、自然と眠りを促す、というリズムが、体内には備わっています。

起床後は、まずカーテンを開けて太陽の光を取り入れる、照明をつけるなどしましょう」(正木医師)

続けて、日々の習慣への注意も。
「自律神経の働きが安定していると、堪え難い眠気、不自然な居眠りに襲われるなどということはないでしょう。そのためには、規則正しい食事や睡眠、適度な運動を続けてください。

ただし、十分睡眠をとっているはずなのに、日中強い眠気がある、居眠りを繰り返してしまう、異様に疲れやすい、休日に12時間以上も眠ってしまう方は、過眠症や睡眠時無呼吸症候群など、ほかの病気が隠れていることもあります。

仕事に支障をきたす、日中の強い眠気や居眠りが続く場合は、医師に相談しましょう」(正木医師)

春の眠気は、自律神経やホルモンのリズムが季節とともに変化して起こる自然な現象だということが分かりました。規則正しい生活習慣を意識したいものです。

取材協力・監修
正木初美氏。日本臨床内科医会専門医、大阪府内科医会理事、大阪府女医会理事、日本内科学会認定医、日本医師会認定スポーツ医、日本医師会認定産業医、正木クリニック院長。
正木クリニック:大阪府大阪市生野区桃谷2-18-9
https://www.facebook.com/masaki.clinic.osaka

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( 2018/09/27 22:08 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

夫の「うつ」のサインに気がつく方法とは?  

うつ病は、今や日本では15人に1人がかかる病気(※1)であるとも言われるほど身近な病気であり、特別な人だけがかかるものではありません。

あなた自身のストレスに対処することはもちろん大切ですが、あなたの家族もいつ「うつ病」と診断されるかもしれないのです。

2015年4月27日のNHK番組『あさイチ」では、男性で気分障害(うつ病・そううつ病など)の患者が最も多いのは40代、ついで50代であり、そんな夫のうつと向き合う妻の悩みの深刻さを伝えていました。

■まわりが気づいてあげることが大切

確かに、40代の働き盛りの男性は、職場では部下のマネジメントを任されるだけでなく結果を出さなけらならない職務に追われ、プライベートでも子どもの反抗期に対応したり住宅ローンなどを抱えるなど様々な悩みを持っています。

もちろん働く40代の女性も同じですが、筆者が普段、カウンセリングを行っていて感じるのは、男性の方が「悩みを話すことは弱いこと」と捉え、一人で抱え込んでいる方が多いということです。

であれば、まわりにいる家族が「うつ病のサイン」に早く気づいて、対応することがとても重要なのですね。では、その「サイン」とは具体的にどんなものなのでしょうか?

■心と身体、行動のサインを見逃さないで!

なんとなく気分が落ち込んでいるようだ、表情が暗い、イライラすることが増えたなどの心のサイン。実は「うつ病のサイン」は、このような心に表れるものだけではありません。食欲がなくなった、朝早く起きてしまう、

頭痛や胃痛が続くなどの身体のサインもあります。そして、朝起きられず遅刻が多くなった、新聞やテレビを見なくなったなどの行動のサインもあるのです。

私たちカウンセラーは、このような症状が2週間続いたら心療内科や精神科などの専門医の受診をお勧めしています。うつ病の治療も早期発見、早期治療が最も大切なのです。

なんとなくいつもと違うな、という小さな変化に気付いたら、まず声をかけてあげてください。

「最近、いつもとなんか違うね。調子悪いのかな。」「心配だよ、何かできることある?」「元気ないから病院に行ってみようか」などと優しく気遣ってあげてほしいのです。

[執筆:高橋 雅美(心理カウンセラー), 2015年5月14日 ]

【参考】
※1. 厚生労働省『こころの耳』「3 周りの方の注意も大切」女性リアル 夫の「うつ」
※ NHK『あさイチ』「女性リアル 夫の“うつ”」2015年4月27日

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( 2018/09/24 14:46 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

日本は「飲酒への誘惑」だらけ?断酒における試練【実録・「うつ」と「アルコール依存」:その8】  

お互いがそれぞれの疾患に影響する可能性が高いといわれている「うつ」と「アルコール依存」。

このシリーズでは、実話をもとに「うつ」と「アルコール依存」、そしてそれらが原因で家庭内に起こるケースも多いDVやモラハラ、共依存といった問題について掘り下げていきます。

◆「飲酒がトラブルの原因」と自覚する
(前回からの続き)

飲酒によって「うつ状態」をこじらせながらも、どうしても毎晩の深酒がやめられないSさん(仮名・当時32歳)でしたが、そんなSさんの様子を見かねた妻のKさん(仮名・当時29歳)は置き手紙を残して実家に帰ってしまいました。

これは、Sさんにとって非常にショッキングな出来事であり、Sさんは飲酒癖によって自分が「家族を失いかねない」状況にあることを自覚させられることになったのです。

一般に、「アルコール依存症は否認の病気」といわれていますが、Sさんの場合も自分の飲酒がしばしばトラブルの原因になっていることを、これまではどうしても認められませんでした。

Sさんも多くのアルコール依存の人々と同様に、自分で「飲酒をコントロールできる」と、ずっと思いこんでいたのです。

◆アルコール依存の離脱症状とは
幸い、Sさんは1日中お酒を飲みつづける「連続飲酒」の状態にはおちいってはいませんでしたが、それでもお酒をやめるとしばらくは「離脱症状」に悩まされることになりました。

アルコール依存における離脱症状とは、それまで多量のアルコールを摂取していた人が急に飲酒をやめた場合に起こるもので、「手のふるえ」や「暑くもないのにひどく汗をかく」といった症状に加え、ひどい場合には幻聴や痙攣などが起こる場合もあります。

Sさんの離脱症状は、「不眠」や「不安感」「慢性的なイライラ」などの比較的軽いものだったため、Sさんは精神科医と相談して向精神薬の量を調節することでなんとか対処できたとのことでした。

◆日本は「飲酒への誘惑」だらけ?
もうひとつ、断酒を決意したSさんを悩ませたのが、いたるところで現れてくる「飲酒」への誘惑です。

これまで、Sさんの人づきあいには、必ずといっていいほど「お酒」がセットになっていたため、Sさんの事情を知らない友人や知人からは「飲みに行こう」という誘いが以前と変わらずやってきました。

まず、これを断りつづけるのが、Sさんにとっては一苦労でした。「相手に自分がどう思われているか」ということをとても気にする性質のSさんは、飲みの誘いを断ることで「つきあいの悪いやつ」と思われないか心配だったのです。

また、そうした誘いを断っても、テレビを観ていて酒類のCMや「お酒を飲むシーン」が出てくるだけで、そのたびにSさんは「飲みたい」という誘惑と闘わなければなりませんでした。

さらに、家の外に出ると、街のいたるところにあるビールの自販機や、コンビニの「お酒コーナー」がSさんを待ち構えているのです。

このように、アルコール依存の傾向のある人にとっては、日本はどちらを向いても「飲酒への誘惑」に溢れている国といえるかもしれません。そして、これらの誘惑を乗り越えなければ、Sさんが断酒をすることは不可能なのでした。
(次回に続く)

※本文は実話をもとに脚色を交えて構成しています。実在の人物・団体とはいっさい関係がありません。

<執筆者プロフィール>井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。

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( 2018/09/24 14:45 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

その症状、「うつ」じゃなくて「認知症」かも! 混同しやすい症状と早期発見の重要性とは?  

先日、アニメ「ドラえもん」の声優でおなじみの大山のぶ代さん(78)が、認知症により闘病中であることが報道されました。

大山さんのケースは「老人性認知症」と呼ばれるものですが、実は65歳未満で発症する「若年性認知症」の患者も全国で約4万人にものぼるといわれています。老人性と若年性の違い、また初期症状でわかりにくい症状などを、詳しく見てみましょう。

◆若年性認知症の定義
一般的に「高齢者の病気」というイメージの強い認知症ですが、現在では65歳以上で発症した場合は「老人性認知症」、18歳~64歳で発症したものを「若年性認知症」と呼んで区別しています。

老人性認知症の原因はアルツハイマー病によるものがもっとも多いとされていますが、若年性認知症の場合は脳卒中などの脳血管障害が原因となるケースがもっとも多く、そのほかにもアルツハイマー病や頭部の外傷など、発症の理由や症状にもさまざまな種類があります。


◆「物忘れ」「性格の変化」がキーワード
認知症のポピュラーな症状として「物忘れ」があげられますが、「おなじことを何度も繰り返し聞く」「いつも通っていた道で迷子になる」「自宅の住所や電話番号が思い出せない」といったケースがあてはまる場合は要注意かもしれません。

また、「性格の変化」も認知症の重要なサインといわれていますが、代表的なものに「抑うつ状態」があり、この症状は「うつ病」と間違われやすいため注意が必要とのことです。

ほかにも認知症の種類によって、「自己中心的になる」「感情の変化が激しくなる」「ボーッすることが多くなる」「行動がずさんになる」など、人格にさまざまな変化が起こるケースがみられるようです。

◆何科を受診すればいいの?
上記のように、若年性認知症の初期段階の症状は「うつ病」に似ている場合もあるため、誤診のリスクを避ける意味でも認知症の専門医に相談することが大切です。

物忘れや性格の変化といった症状や、脳血管障害や頭部のケガなどから若年性認知症が疑われる場合は、精神科や神経科、脳神経外科などで専門医のいる病院を探す必要があります。

また、認知症は脳とかかわりの深い病気のため、受診の際は「脳の異常を調べるための機器」が設置された医療機関が望ましいとのことです。

また、最近は、「神経内科」や「もの忘れ外来」も受診対象に挙げられています。 病院に行こうかどうしようか1人で悩んでいる人には、電話での相談を受け付けているところがありますので、参考にしてみてください。

<若年性認知症コールセンター>
電話:0800-100-2707(月~土10:00~15:00/年末年始・祝日除く)
http://y-ninchisyotel.net

◆早期発見が大切な理由とは?
若年性認知症は、40代や50代の「働きざかり」で発症することも多いといわれており、症状が進行した場合は仕事を辞めることを余儀なくされるケースもあるようです。

認知症介護研究・研修大府センター(愛知県大府市)が厚生労働省の補助を受けて実施した生活調査によると、就労経験のある若年性認知症の患者の約8割が、解雇や自主退職によって仕事を辞めていたことが判明しています。

また、若年性認知症という病を抱えた状態で仕事を失うことにより、患者が経済的な苦境に立たされてしまうケースも多く、患者や家族に対するケアの重要性も指摘されています。

若年性認知症は、早期発見と適切な治療によって、回復や進行をゆるやかにできる可能性が高い病気ともいわれています。もしも、症状や原因に心当たりがある場合は、すみやかに専門医を受診することが大切といえるでしょう。

監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)

井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。


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( 2018/09/24 14:44 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)

食べて防ぐ! 牛乳・ヨーグルトで認知症予防  

牛乳・ヨーグルトを効果的に摂取すると、アルツハイマー病による認知症の発症率が低下するという。日々の“健脳作り”に役立つ情報をお伝えする。

 生活習慣病の疫学研究として有名なのが福岡県久山町だ。1961年から40歳以上の全住民を対象に調査を続け、認知症についても85年から調べている。

研究の代表者・九州大学大学院医学研究院の清原裕教授は、「久山町研究はおもに食事パターンと認知症発症の関係を検討している」と話す。

そんななかでも、最近、単品で予防効果が出たものがある。牛乳・乳製品だ。

 清原教授と株式会社明治との共同研究で認知症を発症していない60歳以上の1081人を対象に、「牛乳・乳製品(ヨーグルトなど)」の摂取量を調査した。その後、認知症発症の有無を17年間追跡した。

「牛乳・乳製品を多くとる人のグループでは、アルツハイマー病の発症リスクが低くなることが確認できました」(清原教授)

 さらに、認知症でなく、かつ日常生活機能に問題のない65歳以上の1029人を追跡した調査では、牛乳・乳製品の摂取量の多い人ほど「書類を書く」「新聞を読む」など知的能力の低下が抑えられた。

「認知症のリスクを高める要因の一つに、インスリンの効きの悪さ(インスリン抵抗性)があるのですが、牛乳に含まれる乳タンパクにはその改善効果がある。その面で、糖尿病からの認知症を防ぐことにつながるだろうと予測されます」(同)

 乳製品についてはカンザス大学医療センターも、平均68.7歳の60人を対象にした研究結果を最近出した。

乳製品の摂取量が多いほど脳内(前頭、頭頂、前頭頭頂)のグルタチオン濃度が上がり、認知症の発症を抑える効果があるという。なかでも牛乳は三つの脳領域すべてで上がった。

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( 2018/09/24 14:42 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)
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