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<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>血糖値をコントロールする食事法って?  

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEが連携してお届けする“おさらいニュース”。

今回は、「血糖値」がテーマ。血糖値は誰しも食事を摂れば上がるものだが、高カロリーな食事や、食べ過ぎなどを繰り返すと糖尿病などの病気につながる恐れが。そこで、“糖の吸収をコントロールできる食事法”を紹介する。

■ “糖分の吸収のされやすさ”を表すGI値がポイントに

 糖分吸収のコントロールには一時期ダイエットでも注目された数値“GI値”が影響してくる。城西大学薬学部薬学科・金本郁男教授によると「GI値が高い食品ほど小腸で糖分の吸収がすぐに起こり、血液中に糖分が一気にたくさん入るため血糖値の急上昇を招く。

GI値の低い食品は、小腸で糖分がゆっくりと吸収されるため、血糖値の上昇は緩やかで、身体への負担が少ない」という。

 GI値が高い主な食材は、食パン、うどん、白米などの“白い”炭水化物。一方、玄米やライ麦など精製されていない“茶色い”炭水化物や肉類はGI値が低めと言われる。つまり、普段の食事では“何を食べるか”が血糖値の上昇の仕方を決めるポイントとなってくるのだ。

■血糖値をコントロールする食事方法

 しかし、いくらGI値が高いとはいえ、炭水化物を抜き続ける食事は身体に悪影響を与える。そこで、GI値の高い食材を食べても、血糖値が急上昇しない食事方法を紹介する。

 1つ目は、ご飯(白米)に小口切りにしたオクラを乗せて食べる方法。GI値の高い白米は小腸に入るとすぐに吸収され、血糖値の急上昇につながるが、食物繊維が豊富に含まれたオクラを一緒に摂取することで、糖に食物繊維が絡みつき、ゆっくりと吸収される。

 また、食事を摂る前にコップ1杯の牛乳を飲むこと、唐揚げなどの脂っこいメニューに酢をかけてから食べる方法もオススメだという。

牛乳に含まれる脂肪や酢に含まれる酸が胃や腸に入ると、胃の動きがスローペースになり、食べ物を胃から小腸に送り出すのが遅くなる。よって、血糖値の急激な上昇が抑えられると考えられている。

 いまや、日本人の10人に1人は糖尿予備軍と言われている。「自分もそうかも?」と感じている人は、上記の食事法を取り入れてみてはいかがだろうか?

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>大腸がん予防に「ニンニク」

医食同源という言葉があるように、「食物」と「健康」は切っても切り離せないもの。そこで今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、スタミナ源として親しまれている「ニンニク」と大腸がんの関係を取り上げる。

■近年急増している「大腸がん」

 同番組では、現役の医師たちに「医学的に本当に効果のある食品は何ですか?」という緊急アンケートを実施。さまざまな食品が挙がるなか、予防医学、皮膚科、呼吸器内科の3つの診療科の医師が太鼓判を押したのは「ニンニク」だった。

ニンニクといえば「滋養強壮」「疲労回復」「夏バテ防止」など様々な効果が巷では言われているが、その本当の医学的効果とは?

 予防疫学を専門とする松尾恵太郎先生(九州大学大学院 医学研究院 予防医学分野 教授)に話を伺ったところ「ニンニクは、大腸がん予防に効果があるという報告がされています」とのこと。

現在、日本人の死因第1位となっている「がん」(厚生労働省「平成23年人口動態統計」より)。中でも大腸がんは、男性で3位、女性で1位と近年亡くなる方が急増しているという。

大腸がんができる原因はまだ解明されていないが、加齢やストレス、喫煙などの生活習慣によってできる大腸ポリープ(良性腫瘍)が関係していることはわかっている。実はこの良性の大腸ポリープが、何らかの原因で突如悪性化し大腸がんへと変貌することがあるのだという。

■ニンニクにだけ含まれる物質「S-アリルシステイン」が鍵

 これまでニンニクの大腸がん予防効果が認められた医学論文は100編以上にのぼるという。では、どのような成分が大腸がん予防に直結しているのか?石川秀樹先生(京都府立医科大学 特任教授)に伺うと、ニンニクに含まれる成分の中に“S-アリルシステイン”があり、弱っているNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を正常に戻す働きがあるという。

このNK細胞はがん細胞をはじめとする体内の危険な悪者を見つけると、攻撃、退治してくれる言わば“体内のパトロール隊”。このNK細胞が働きすぎて弱ったときに助け舟を出すのがS―アリルシステインであり、同物質は今のところニンニクにしか含まれていないことがわかっている。

 同番組では、ニンニクの生産量日本一の青森県に注目し、そのなかでも最多生産を誇る十和田市を訪問。ニンニク農家の方々10名(大腸がん発症リスクが高くなるといわれている50代~60代の男女)に大腸の内視鏡検査を実施した。結果、大腸ポリープはわずか2個(50代~60代の日本人、10人あたりの平均7個)もちろん大腸がんも無し。食生活をみていくと、毎日1玉のニンニクを摂取している家庭もあった。

■S-アリルシステインを効率よく摂取する方法

 大腸が健康なニンニク農家さんを調査したところ、ニンニクをたくさん食べていることに加えて、熟成されたニンニクでS-アリルシステインを効率よく摂取していることがわかった。順天堂大学医学部附属練馬病院・栄養科係長の高橋徳江先生と家庭料理研究家の奥薗壽子氏は、家庭でも手軽に摂取できる調味料として『ニンニク塩麹』(※1)を考案している。

 ニンニクは熟成させることでS-アリルシステインの含有量が増えていくことがわかっており、ニンニク塩麹は通常の生ニンニクに比べ、たった一晩で2.7倍に増加。サラダや刺身、焼き物などに使えば香ばしさが食欲をそそる万能調味料となる。残暑厳しいいまこそ、うまくニンニクを取り入れて健康体をキープしよう。

※1「ニンニク塩麹」の作り方、同番組携帯・スマホサイトに掲載。
※2ニンニクの刺激成分によって腹痛や下痢を起こす場合があり、胃腸が弱い人は必ず担当医へ要相談。また、料理全体の塩分量も要注意。

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努力不要!? 痩せられるホルモンとは <『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>

ORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、「身体を老けさせない秘密 第4弾 新発見!やせるホルモンで病の元凶【肥満】を解消スペシャル」を振り返る。肌の露出が増え体型が気になるこの時期、知っておきたい“痩せられるホルモン”とは?

■努力なしでOK? 痩身につながるホルモン「GLP-1(ジーエルピーワン)」

 糖尿病をはじめとする様々な生活習慣病を引き起こす原因となる「肥満」。私たちがエネルギーを消費する基礎代謝量は20歳くらいから下降線をたどり、加齢と共に誰でも脂肪がつきやすくなってしまう。

日々の運動の重要性や食事のカロリー制限など、知識はあってもなかなか実行できないというのも現実だ。

 しかし、近年の研究で「痩せている人のメカニズム」が解明され、すでに医療現場でも用いられている“痩せられるホルモン”がある。肥満治療の第一人者、東京医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授の小田原雅人氏によると

「最近の研究で、一生懸命運動をしていなかったり食事に気を付けていない方でも、体を太りにくくさせる“GLP-1”という物質が見つかり、この物質の効きがいい人がいる」ということが推察されているというのだ。

 同物質は私たちの体内で誰もが分泌しているホルモンの1つ。特に食後に分泌量が増え、様々な効果を発揮している。

【GLP-1の働き】
(1)脳の満腹中枢を刺激
早めに満腹感を得ることで、食べ過ぎを抑制できる。
(2)胃への働きかけ
GLP-1が分泌されると、胃に入ってきた食べ物が通常よりもゆっくり腸に送り出され、糖分の吸収が穏やかに。結果、血糖値の急激な上昇を抑える。
(3)すい臓への働きかけ
すい臓の機能を向上させ、結果、血糖を下げるインスリンが出やすくなる。

■痩身につながるホルモン「GLP-1」の分泌を高める栄養素

 食後に分泌されるGLP-1の量には個人差があり、番組内の検証では太っている人よりも痩せている人のほうが、分泌量は多かった。そこで、分泌を高める方法を小田原先生に伺うと、「生活習慣によって、分泌量が変わってくる可能性がある」とのこと。

 詳細を伺うと、食べ物によって“体のある部分”を刺激するとGLP-1の分泌が促進されるというのだ。“体のある部分”とは一体どこなのか?それは、小腸。小腸とは、長さは約6mと体内のなかでも最も長い臓器。食物の消化吸収において重要な役割をはたしており、

通常食べたものは胃で消化されたあと食後3~4時間で小腸に到達し、アミノ酸や各種ビタミンなど主な栄養素は全て小腸で吸収される。

 そんな小腸の下の方にはGLP-1を分泌する細胞が多く存在し、そこへ食べ物が到達すると、その細胞が刺激されGLP-1の分泌が促進されるというのだ。基本的にはどんな食べ物でも分泌が始まるが、より刺激しやすい栄養素は、小腸の下部まで残りやすい『食物繊維』と魚類などに含まれる栄養素『EPA』の2つ。

 まず『食物繊維』について、GLP-1分泌に適した摂取量はまだわかっていないが、厚生労働省が推奨している食物繊維一日の摂取量は・約18g。しかし現代の日本人は平均で13gとやや低めであり、

残り5gを補う料理として、「かぼちゃの煮物(5.3g)」「ひじきの煮つけ(5.8g)」「アボカドまぐろ(8.0g)」(※標準的な1食分で算出)などがあるので覚えておきたい。

 2つ目の『EPA』を含む食材として、いくら、マグロ、いわしなどが挙げられるが、なかでもダントツはサバ。サバのような青身魚の脂がのった魚は、EPA・DHAがたくさん含まれており、EPAがGLP-1を出す細胞に働きかけ、よりGLP-1を出しやすくしている可能性があるという。刺身や焼き魚として摂取するもよし、積極的に料理に取り入れ効率のよいダイエットにチャレンジしてみてはどうだろう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>“尿トラブル”に悩んでいませんか?

朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボレートしてお送りする“おさらいニュース”。今回は男女を問わず加齢とともに気になる“尿トラブル”を取り上げ、簡単な改善方法を紹介する。

 尿トラブルの代表的なものといえば「尿漏れ」や「頻尿」などが広く知られているが、睡眠中に1回以上、昼間に8回以上トイレに行く場合は、医学的に「頻尿」と診断される。

その最大の原因は“加齢”。日本排尿機能学会の調査では、尿トラブルを抱える人は加齢と共に増加傾向にあり、40歳以上では800万人以上が何らかの尿トラブルを抱えているという。

 そこで、尿トラブルの改善策を見出したのが北海道・旭川医科大学医学部の腎泌尿器外科学講座で講師を務める松本成史氏だ。

旭川市が中心となり行っている「筋肉ちょきんクラブ」(※高齢者を対象にしたストレッチや運動を行う介護予防のプロジェクト)の参加者369人にアンケートを実施し、約90%の参加者の尿トラブルが改善していることを突き止めた。

 尿トラブルが改善された理由は2つあると松本氏は語る。まず1番目は【全身運動によって血流が活発になり、蓄尿力がアップ】したこと。実は、加齢による動脈硬化で膀胱の血流量が減ると、膀胱の神経が過敏になり蓄尿力が弱まるのです。

2番目は【骨盤底筋が運動によって鍛えられていた】こと。骨盤の底にある骨盤底筋が弱まると、尿道を絞める力も弱くなり、頻尿や尿漏れの原因になります。

 松本氏は日常生活にすぐに取り入れることができる『1日5秒で骨盤底筋が鍛えられ尿トラブルが劇的に改善できる3つの運動』を提案。身近な悩みだからこそ、1日でも早く解消したい“尿トラブル”の回避を提唱している。

※旭川市が中心となり2007年に立ち上げたプロジェクト。加齢に伴う筋力低下を防ぐための無理なくできる筋トレやストレッチを3ヶ月間のプログラムのもと行っている。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>薬の正しい飲み方知っていますか?

12月に入るといよいよ冬本番ですね。うがいや手洗いなど風邪予防への関心は高い一方で、風邪をひいてしまった時の対処法は万全だろうか?

病院を訪れる人、また市販の風邪薬を服用する人など対応は人それぞれだが、大切なのは『薬の飲み方』。

今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEのコラボ企画“おさらいニュース”では、「間違った薬の扱い方が招く危険」を紹介する。

■医師から投薬を受けた場合にやってはいけない事は?

 全国約1万人を対象にした薬の飲み方に関する実態調査で、6割以上が「処方薬を自分の判断で中断した事がある」と回答し、病状の回復を感じたら自分の判断で薬の服用を中止する人は少なくないことが明らかになった。

しかし、抗生物質の投薬を受けた場合は症状の改善にかかわらず処方された分量をすべて飲み切ることが必須条件であり、「また次に症状が出たときに飲めばいい」とストックするなどは非常に危険だという。

 東京厚生年金病院の泌尿器科部長・赤倉功一郎先生は「抗生物質は処方量・飲み方・期間が決められていて、全部飲みきってこそ最大効果が発揮できます。

途中で止めると細菌は抗生物質に対抗するため自ら変化して耐性化する場合があります。

これが、薬剤耐性菌です」と、細菌が体内で進化してしまう危険を指摘。「耐性菌になっても別の抗生物質で対処できますが、また途中でやめれば菌は新しい抗生物質にも耐性化する恐れがあるため注意が必要です」と語った。

■使い慣れた薬も油断は禁物! 市販薬の説明書はちゃんと読んでる? 

 今年8月、厚生労働省が「一般用医薬品の使用後に、この5年間で24人が死亡した可能性がある」と発表し、中でも最も多く死者が出ているのはこの時期に手放せない風邪薬だという。

その原因には副作用のひとつ「薬の成分に対するアレルギー」が挙げられ、レアケースとはいえ、一度起きると非常に深刻な状態を招く場合もあるという。

 「(症例の1つである)アナフィラキシーショックは、風邪薬だけでなく、解熱鎮痛薬でも起こることがあります」と語るのは横浜市立大学大学院医学研究科教授・相原道子先生。医薬情報研究所の堀美智子さんも「万が一、薬を飲んで副作用が起きた場合、

条件を満たせば、薬の副作用で発生した入院費等の支給を受けることができる『副作用による健康被害救済制度』があります。説明書に書かれていますので、確認しておきましょう」とアドバイスしている。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>脳梗塞を見分ける3つのサイン

中高年だけでなく、若い世代でも発症する可能性がある「脳梗塞」。

そこで、今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、脳梗塞を発症したとしてもそれを見抜きにくい「泥酔状態」の時に、脳梗塞を見分ける「3つのサイン」を紹介する。

 「脳梗塞」とは、狭くなった脳の血管に血栓などが詰まり、脳が次第に壊死していく病のこと。救急車を要請する際には、特に素早い対応が必要となる。とりわけ発症のリスクも高く、症状が見抜きにくいのが、酔っ払った時。

脳梗塞が起こった時の症状と、酒を飲み、呂律も回らず、しっかり歩くこともままならない、酔った時の言動が似ていて、気づくべき脳梗塞の症状が埋もれてしまうのだ。

そんな時、私たちが細心の注意を払うべき、見逃してはいけない病のサインとは一体なんなのだろうか?

(1)顔のゆがみ
脳梗塞を起こすと、身体の半分に麻痺が起きる。そのため、麻痺している側の顔面がたるみ、顔がゆがんで見える。酔っ払った顔のゆがみを判断するのは難しいが、普段とは違う“些細な変化”を見落としてはいけない。

(2)両手を上げているのに、片腕が上がらない
例えば、水を飲もうとコップを持つ場合などに注目。本人は両手を上げているつもりでも、片腕のみがだらんと下がったままの状態だと、脳梗塞のサインかもしれない。

(3)口の動きの異変
脳梗塞では口の筋肉が麻痺し、舌や喉の奥が麻痺することもあるという。呂律が回っていない話し方、飲もうとした水をうっかり口からこぼしてしまうという言動は、酔っているのではなく、脳梗塞によって口が麻痺している可能性もある。

 以上3つが脳梗塞を判断するサインだが、この3つ全てが現れるとも限らない。また、相手が酩酊状態であれば「ただの酔っぱらい」に見えてしまうもの。

なかなか脳梗塞の症状を見極めることは難しいといえそうだが、毎日顔を突き合わせている家族や夫婦は、他人では分かりにくい表情や言動の小さな変化に気付くことができる。

また、このような判断要素を事前に知っておくかどうかも、病気の早期発見につながるといえそうだ。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>人生のパートナーが原因?夫・妻が招く病気とは…

日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEが連携し、番組内容の紹介や改善方法を振り返る“おさらいニュース”。

今回は最近注目され始めている「夫源病(ふげんびょう)」を軸に、夫婦で引き寄せてしまう病気について。そして病気にかかりにくい夫婦生活を送るコツを紹介していく。

■長年のストレスが積もり「夫源病」に

 耳鳴り、めまい、頭痛……。これらは更年期障害の症状だと思いがちだが、「夫源病」という可能性も潜んでいる。「夫源病」は夫の言動がストレスとなり、さまざまな症状を引き起こすと考えられているもの。もちろん逆のパターンもあるが、妻側に症状が現れることが多いため、このような病名がついている。

 「夫源病」発症の原因は “なにげない日常”に潜んでいる。夫が脱いだ服を脱ぎっぱなしにする、使ったものをその場に放置するなどの“〇〇っぱなし”や、家事の最中に夫が別の用事を頼んでくるなど、日々の“イラッ”とする出来事でストレスが蓄積。本人も気づかないうちに症状が現れるのだ。

■“プチ別居”もおすすめ 夫婦はコミュニケーションが命

 「(この病は)我慢強い主婦に起こりやすいようです」と話すのは、「夫源病」の名付けの親である大阪大学大学院・石藏文信准教授。「お互いに理解できるようケンカを恐れずに不満を少しずつぶつけあうのが大切」とアドバイスする。「手が出るのは問題ですが、口での“プチゲンカ”は夫婦のコミュニケーションと考え、大いにやってください」。

 夫の改心がみられない場合は、妻が思い切って3~4日家を出る“プチ別居”もおすすめだ。「連絡を取り合わない」「必ず自炊する」などのルールを設けて行うことで、妻のありがたさを知る良い機会にもなる。不満がない夫婦などいない。だからこそストレスが溜まらない環境を作り出すことが大切のようだ。

■逆もある! 妻が夫を病気にしてしまう可能性
 
 それとは逆に、妻が原因で夫が患う病気も存在する。それは塩分の過剰摂取による高血圧だ。東京歯科大学生理学講座主任・田崎雅和教授は「男女ともに40代ぐらいから急激に味覚が鈍る傾向にある」と語る。

料理は妻が担当している家庭が多いと思うが、味覚障害により塩味に対して舌が鈍感になってしまった人が調理を行うと、塩分が多い料理に仕上がってしまい、それを毎日食べることで高血圧になる確率が上昇する可能性があるという。

 田崎教授は「40代女性の方は、主にストレスが原因であり、50代の方は、50歳前後で閉経があることから、ホルモンバランスの乱れが原因では」と味覚障害の原因について指摘。だが、味覚障害は「亜鉛」を摂取すると改善することがわかっている。

厚生労働省が勧めている亜鉛摂取量は1日あたり9mg(18歳以上女性の場合)だが、日本人の平均亜鉛摂取量は7.2mgと平均値以下。きのこ類や豚肉、牛肉など亜鉛を含む食材をふんだんに使い、足りていない分の亜鉛を積極的に摂取して病気を防ごう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>今から足腰を鍛え、目指せ生涯現役

要介護や寝たきりの高齢者は現在約500万人といわれているが、その20%以上が骨折や関節の病気などの運動器の問題が原因だという。つまり、ずっと要介護や寝たきりにならないで自分の足で歩くためには足腰を強く保つ必要があるのだ。

今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボしてお送りする“おさらいニュース”は、足腰の筋力を鍛えるポイントを紹介する。

■筋力を鍛えるためのポイントは?

 伊奈病院整形外科の石橋英明部長によると、若々しい足腰を保つには、積極的に「外出する」「身体を動かす」「よく歩く」ことが重要だという。また、歩く時は姿勢にも注意。良い姿勢と悪い姿勢では、使われる筋肉量が異なるからだ。

 さらに「バランス能力」が高いことも若々しい足腰をキープする要因になる。そこでバランス能力と筋力を同時に鍛えることができる簡易ストレッチを紹介する。

 まずは良い姿勢で自然にまっすぐ立ち、両手を腰に当てる。次に右足を3秒かけて大きく前に踏み出し、3秒かけて膝を曲げて腰を落とす。そしてまた3秒かけて元の姿勢に戻る。

この動きを左右の足で3回ずつ行う。これを1セットとし、1日に3セット程度行うことで筋力がつき、足腰の痛みも和らいでいくとか。

■肉・魚は少なくとも週3日以上摂取

 そのほか、筋力をつけるためには食事も大切。石橋部長は「少なくとも週に3日以上は肉や魚を食べるように」とアドバイスする。

肉や魚には筋肉や骨の材料になる良質なタンパク質が豊富に含まれているが、高齢になると食事の量が減るなどしてたんぱく質の摂取量が減少してしまうからだ。

65歳以上の人は意識的にたんぱく質の摂取を心がけたい「特に豚肉はエネルギーのもとになるビタミンB1が豊富に含まれているのでお勧めです」(石橋部長)。

 筋力やバランス能力が衰えると膝や腰にトラブルを抱えやすくなり、骨ももろくなっていく。すると身体を動かさなくなり、ますます筋力が衰えてしまうことに。悪循環に陥らないよう、日頃から足腰の筋力強化を意識しておこう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>下半身の筋肉低下速度は上半身の3倍

年を重ねるにつれて筋肉量が減少するのは周知の事実だが、近年は「下半身の筋肉は上半身に比べ3倍のスピードで衰えていく」という事実が明らかになっている。衰えを防ぎいつまでも丈夫な筋肉を保つにはどうすればいいのか? 

今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEによる “おさらいニュース”は、下半身の“筋肉年齢”が分かるチェック方法を紹介。自分の“筋肉年齢”を把握し、衰えを予防するきっかけにしてほしい。

■身体の約40%を占める筋肉 衰えは加齢とともに… 

 今回紹介する「筋肉」とは、心臓や血管の壁を作る筋肉ではなく、骨格についている筋肉のこと。身体の約40%を占めるこの「骨格筋」は細い繊維の束で構成。速筋と遅筋の2種類に区別され、速筋は瞬発力に関わり、遅筋は持久力に関係している。

 筋肉量は加齢とともに減少していくものだが、特に瞬発力に関わる速筋は加齢の影響を受けやすい。

「老化は足から」と言われるが、速筋の老化が進むとしゃがむ・歩くなど下半身の動きが緩慢になり、運動量や活動量が低下。その結果、さらに筋肉繊維が衰えていき、とっさの素早い動きができなくなるほか、歩行にも影響を与えることになる。

■あなたの下半身の“筋肉年齢”はいくつ?

 京都府立医科大学医学部看護学科の木村みさか教授が3万人以上を対象に調査したデータをもとに、自分の下半身の筋肉年齢をチェックできる方法がある。

 まず足の角度が90度になる位のイスに座り足裏をしっかりと床につける。次に足を挟むよう、30cmの間隔でラインをひく。手はイスの横を掴み、上体を固定する。ここまで行ったら準備は完了だ。

さきほど目印につけたビニールテープの外側に足を持って行き、すぐにラインの内側に戻る動きを20秒間行う。できた回数で下半身の筋肉年齢が算出される。

■筋肉は使わなければ衰える 「歩くこと」を意識して

 ギブス固定や宇宙空間などで筋肉を使わない環境に身を置くと、筋力は1日に約1%低下していく。筋肉は使わないと衰えるからだ。下半身の筋肉を鍛えるのに1番有効といえるのは「歩くこと」。早足、階段の上り降り、坂道を歩くなど、日々の生活で「歩くこと」を意識してみよう。

また、家事などを行うときにしっかりと腰を曲げる、歩幅を普段よりも広めにするなど、“ダイナミックな動き”を取り入れてみよう。活動量に差が生まれ、より筋肉が使われる機会が多くなるはずだ。

 また、たんぱく質の摂取も大切だ。ご飯(白米)や糖質、肉・魚・豆類を食べ、丈夫な筋肉を維持しよう。

ストレスが胃にくる人・こない人

過度の緊張や悩み事などストレスがたまると「胃が痛くなる」とはよく聞く話。だが、数ある身体の器官の中で、なぜストレスは胃に表れるのだろうか? 鳥居内科クリニック院長の鳥居明先生に聞いてみた。

「ストレスで胃がダメージを受けるのは、胃と自律神経が密接に関わっているからです。胃は、自律神経の働きかけにより機能するのですが、自律神経は強いストレスを受けるとバランスを崩してしまいます。

自律神経が一度バランスを崩すと、そこから指令を受ける胃の働きも正常ではなくなってしまうんですね。結果として、胃の粘膜の抵抗力や胃酸の量が適切でなくなり、胃を傷つけてしまいます」

ちなみに、同じようなストレスにさらされても、胃が痛くなる人とならない人がいるが、両者を分ける要因のひとつも自律神経にあるともいえる。

ストレスにより自律神経のバランスが崩れやすい人は胃の不調を感じやすく、バランスが崩れにくい人は不調になりにくいようだ。加えて、こんな要素も影響しているという。

「胃の強さを左右するもうひとつの要素にピロリ菌の存在があります。ピロリ菌は、人間の胃の中に生息する細菌。これが繁殖していると粘膜が傷つけられてしまうため、わずかな自律神経の乱れでも痛みを感じるようになるんですね。

つまり、ストレスが胃に表れるかどうかは、自律神経の強さと、胃の中のピロリ菌の有無で決まるといえるでしょう」

ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気を生む要因とされており、感染しているかどうかで、胃の粘膜の抵抗力や胃酸の量は大きく変わる。ピロリ菌がいる人は粘膜の抵抗力が弱く、胃酸の分泌能力も低いようだ。

「ストレスによる胃の痛みはもちろん、胃もたれや消化不良など、胃の不調を少なくするためにはピロリ菌の除菌が有効です。その上で、深呼吸や半身浴などによりリラックスする時間を増やし、自律神経のバランスを保つ努力をしましょう。

訓練により胃の能力を高めたり、自律神経を鍛えたりするのは難しいので、常にリラックスした生活を心がけることが大切です」

ピロリ菌の除菌は、抗菌薬を1週間服用するだけで行える。保険の適用は病気により異なるが、今では慢性胃炎でも保険で除菌ができるので、普段から頻繁に胃の不調を感じている人は、一度検査してみてもよいかもしれない。

「筋肉が衰えるのと同様、胃の能力も加齢により衰える」とは鳥居先生。20代半ばを過ぎたら飲みすぎ食べすぎは控え、ストレスのかからない生活をするのが、健康な胃を保つ秘訣ということ。もっともそれが難しいんですけどね…。

働き盛りのサラリーマンを襲う「慢性疲労症候群」の対処法

「もう会社に出られない」――。原因不明の疲労、体調不良に悩まされるサラリーマンやOLが増えている。

それは「慢性疲労症候群(CFS)」かも知れない。

厚労省の調査で、日中の大半を寝たきりで過ごす重症患者が3割に上ると分かり、波紋を広げている。

 患者数は推計24万~38万人。見逃せないのは、多くが20~40代半ばの働き盛りであることだ。

ある日突然、原因不明の激しい疲労感、倦怠感が襲い、その症状が6カ月以上続くケースもあるという。

「最新の研究で、CFS患者は健常者と比べ、脳神経幹部の炎症反応が広く見られることが確認されています。

発症メカニズムは明らかになっていませんが、患者の2割が生物学的ストレスによる感染症が原因とみられます。

その他、過重労働や騒音などで免疫力が落ちて、ヘルペスなど潜伏ウイルスが活性化し、発症すると考えられています」(CFSに詳しい関西福祉科学大学の倉恒弘彦教授=疲労科学)

 ストレスが要因となり、神経系、内分泌系、免疫系に変調を来すわけだ。倉恒教授によると、最も発症率が高いのが25~34歳。次に15~24歳、35~44歳と続く。

厄介なのは、MRIなど保険診療の検査では発症が分からないこと。だから、「うつ病や自律神経失調症かも」と“自己判断”してしまったり、家庭や職場では「サボっている」と誤解されがち。発症に気づくまで10年以上かかる人もいるという。

サラリーマンはCFSと、どう向き合えばいいのか。倉恒教授が言う。

「半年以上、疲労が持続したり、再発を繰り返す、倦怠感が回復しない、十分な睡眠をとっても爽快感を感じない、思考力低下や物忘れが酷くなったなどの“異変”を感じたら、自己判断せず総合外来で症状を伝えてください。

CFSは個々の症状によって治療法は異なります。例えば、『免疫力』に問題があれば免疫を高める漢方の処方、『活性酸素による障害』が認められれば、ビタミンCなどの含まれる健康補助食品を取るよう勧めます」

 部下のやる気が出ないのはCFSが原因かもしれない。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>健康被害を引き起こす生き物の正体

年をとっても、介護を必要とせず、ずっと健康でいたい……そんな希望を叶えるキーワードが「夫婦」。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント! 

みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送※)のコラボ企画“おさらいニュース”では、

『夫婦で健康!長生きするための5つの新事実SP』で判明した“夫婦で健康長寿になる5つの新事実”から、住まいと健康に関する驚愕の新事実をご紹介する。

■カビやダニだけじゃない!家の中に健康を害する生き物がいた

 夫婦で長い夜を過ごす寝室。最近の研究で、その寝室に健康被害を引き起こすある危険な生き物が多数生息していることがわかってきた。

家の中で健康を脅かす生物といえば、ダニやカビを思い浮かべるが、これとはまったく違うものだという。果たして寝室に息を潜め、人間を狙う生き物とは何だろうか?

 番組では2軒の家の寝室で「謎の生き物捕獲大作戦」を敢行。

掃除機で寝室の中のあらゆる場所の埃を採取し、その埃を家の中の健康被害を研究するエフシージー総合研究所の川上裕司先生(環境科学研究室長)に分析してもらうと、Kさん宅の寝室からは690匹、Tさんのお宅からは2841匹もの危険な生き物が見つかった。

■新生物「チャタテムシ」 呼吸困難に陥る事例も

 その正体とは「チャタテムシ」という体長わずか1ミリの小さな虫。1日に2個ずつ卵を産み、爆発的に増えるのが特徴だという。ダニのように噛んだり、刺したりしないため、

これまでは人体に無害であると考えられてきたが、2年前、川上先生たちの研究によりアレルギー物質と認定された。

アレルギーを発症すると、くしゃみや咳、肌の痒みなどの症状が現れ、最悪の場合、酷い呼吸困難に陥り、命の危機に瀕することもあるという。

 では、どうしてアレルギーを引き起こすのだろうか。

実はチャタテムシの死骸や糞の粒子が空中を漂う塵や埃の中に含まれており、知らず知らずの間に微粒子に含まれるチャタテムシを吸い込むことで、結果、アレルギーを発症してしまうというのだ。

さらに、カビを好むため、「積み上げた新聞・雑誌」や「フローリングとカーペットの間」などカビが発生しやすい条件が揃えば、寝室以外でも繁殖することがあるという。

 チャタテムシの脅威から身を守るには、とにかく餌となるカビやホコリの掃除が大切。換気を心がけ、湿気をためないようにしよう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>認知症患者の約5%が“治る”可能性

日本人の高齢化により、年々増え続けている認知症。発症すると治らないと思われがちだが、その中には早期に発見し、正しく対処すれば完治するタイプもあるという。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、『夫婦で健康!長生きするための5つの新事実SP』で判明した“夫婦で健康長寿になる5つの新事実”から、認知症の新事実についてお届けする。

■早期発見で治る可能性のある認知症

 認知症のなかで最も多いのは、脳が萎縮してしまう「アルツハイマー型認知症」。次いで、動脈硬化から脳細胞が死滅してしまう「脳血管性認知症」が知られている。

特に「アルツハイマー型認知症」は、一度発症すると進行を遅らせることはできても、改善させることは難しいと言われている。

だが、認知症の中には、早期発見し適切な治療をすることにより、症状が改善する可能性のある認知症があるという。

それが「特発性正常圧水頭症」(とくはつせいせいじょうあつすいとうしょう)。何らかの原因で髄液が脳室などに溜まる事で、様々な症状が現れる認知症の一つ。

 そもそも私達の脳は脳室で作られた髄液によって守られている。この髄液は、脳だけでなく脊髄などの中枢神経を守るため脊髄まで巡るが、その後、脳に戻り静脈に吸収される。

しかし、この病になると、髄液が静脈に吸収されず脳室にたまってしまい前頭葉を圧迫。これにより、歩行機能や認知機能、排尿機能が低下してしまう。認

知症患者の約5%がこの病だと言われており、70歳以上になると発症の確率が急上昇するという。

■些細な症状を見逃さないことが早期発見のポイント

 問題は、専門医でなければ発見が難しいということ。というのも正常な高齢者でも、加齢とともに脳が若干ではあるが萎縮し、脳室が拡大する。

さらに『ボーッとする』『物忘れをする』『歩き方が小刻みになる』といった加齢でも起こる症状に似ているため、加齢によるものか病気によるものか、区別がつけにくいのだという。

 では、どうすれば治るタイプの認知症だと気づくことができるのか。

実は、この認知症には自分では気づけない特徴的な症状がある。とある夫婦の例では、Y・Kさんの妻・Kさんは、夫の症状が日増しに深刻化していくなかで、普段耳にする認知症とは違うように感じていたという。

それは、ボーっとした後の夫の反応。話しかけると全く反応しないというわけではなく、少し時間が経ってから答えが返ってくるのだという。

 そこで、東京共済病院の脳神経外科に夫を連れて行ったところ、治る可能性のある認知症と診断された。今ではすっかり元気になり、以前と変わらない日常を送っている。

この病に気づくためには、パートナーの存在が非常に重要。一緒にいる機会が多い夫婦だからこそ、日頃とは違う行動に気づき、早期発見できる可能性があるのだ。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>突然死を引き起こす歯周病の恐怖

日本人の約8割が患っているという「歯周病」。近年の研究で、この歯周病菌が原因で深刻な病を引き起こしているという新事実がわかってきた。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送※)のコラボ企画“おさらいニュース”では、歯周病が引き起こすある病が、突然死の原因のひとつになっているという驚愕の事実についてお伝えする。

口臭・歯周病予備軍の兆候とは?

◆血管の中に侵入した歯周病菌が心筋梗塞の原因に

 現在、30代で約7割、40~60代では約8割もの人が歯周病や歯周病に関係する症状があるという。

これまで口の中だけの病気と考えられてきた歯周病だが、近年この歯周病菌が血液の中に入り込み、突然死を引き起こす原因の1つとなっているケースが報告され、医学界で問題視されている。

血液に入り込んだ歯周病菌は、体内でどんな悪さをするのだろうか。

 番組では、歯を磨くと歯茎から出血するようになったというK・Nさん(56歳・仮名)の症例を紹介。

朝晩、歯磨きを欠かさないようにしていた彼女は、次第に胸のむかつきや痛みに襲われるようになり、ついに3ヶ月後、激しい胸の痛みを感じて意識を失い、病院に運ばれてしまった。

実はこの病の原因こそ歯周病菌。病の正体は「心筋梗塞」だった。心筋梗塞とは、心臓に酸素を送る血管が詰まり、心臓の筋肉が壊死する病気。最悪の場合、突然死を引き起こす恐ろしい病気だ。

◆歯周病菌の多くは、歯磨き時と食事の際に血管内に侵入

 では、歯周病菌と心筋梗塞にはどんな関係があるのか。そもそも、何らかの原因で血液の中に侵入した歯周病菌は、心臓に流れ着く。そこで歯周病菌は線毛という組織を使って血管の壁に張り付き、血管の壁に炎症を起こさせる。

長年、歯周病を放っておくとこの炎症が全身のいたる所で起こり、次第に血管の壁が分厚くなる動脈硬化が進んでしまうのだ。では歯周病菌はいつ、どうやって血管の中に?

 K・Nさんの場合は歯磨きの際、そもそも歯周病で出血しやすくなっていた歯茎の血管の一部から歯周病菌が侵入していたことが一因。

また、歯周病が進行すると、歯茎の表面の組織が壊れ、その結果むき出しになった毛細血管や血管の壁にできた隙間から歯周病菌が侵入していたことも考えられる。

これは主に食事の際に起こる現象で、この状態でモノを噛むと歯周病菌が拡散し、一部が血管の隙間に入り込むと考えられている。

さらに彼女の場合、高めだったコレステロールによる動脈硬化の進行を歯周病菌が後押ししたため、心筋梗塞になってしまったと考えられる。

つまり、肥満や運動不足などで進行する動脈硬化を、想像以上に進行させてしまうのが歯周病だったのである。歯磨きの際に出血するというあなたは、注意が必要だ。

ギャンブル依存 実は多い日本


カジノ推進の動きとも関連して、ギャンブル依存症への関心が高まっている。はまり込むと、やめたくても、やめられないのが依存症だ。

 度重なる借金、生活破綻、家庭不和……。さらに各種の犯罪につながることも少なくないギャンブル依存。脱出するには、どういう手だてがあるのだろうか。

 「20代のころ、友達に誘われてパチンコ店に入ったのが始まり。一人でも行くようになり、みるみるはまった。大きく勝った時のことが頭に残り、また勝てると妄想を抱き続ける。玉の出てくる音や光の演出も快感でした」

 京都市に住む女性(40)は、そう振り返る。

 「仕事中もパチンコのことばかり考える。きのう負けた台に、あした行ったら当たるかも、とか。

用事があっても体調が悪くてもパチンコ優先で、ひどい時は365日。子育ては何とか続けたけど、ごはんも食べず、コーヒーだけで台の前に座りっぱなしの日もありましたね」

 カードや消費者金融で借金が700万円に膨らみ、自己破産したが、その後もやめられなかった。5年前、うつで受診したクリニックの助言をきっかけに、依存症回復支援施設「京都マック」(同市下京区)に通うようになった。

 プログラムの中心は仲間同士のミーティング。自分たちが依存症であり、無力であることを認める文章をみんなで読み上げたあと、それぞれが経験や思いを話す。互いにコメントはしない。

 「ほかの人の話を聞くだけで、いっぱい気づきがあるんです」と女性。それがやめ続ける支えになっている。
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「脳に機能障害」

 国内のパチンコ・パチスロ店は昨年末の警察庁調べで1万1893店。売り上げは昨年度で19兆円近い。ほかに競馬などの公営ギャンブルが4兆円余り、宝くじ・スポーツ振興くじが1兆円。

 厚生労働省の研究班は昨年の調査をもとに、病的ギャンブラーが成人男性の8・7%、成人女性の1・8%、計536万人にのぼるという推計を8月に発表した。

他の先進国(1~2%程度)よりはるかに高い割合だ。30代前半は男性で17・2%、女性で5・3%に達している。手近にギャンブルの場があるのが大きな要因とみられている。

 「いったん依存症になったら、ほどほどに楽しむのは不可能。自力で脱出するのは非常に難しい。本人の意志や人格の問題ではなく、脳に機能障害が生じているんです」

 徳島県の藍里病院で治療に取り組む精神科医、吉田精次さんは、そう説明する。

 「3大症状は借金、ウソ、思考のゆがみ」。負けが込むと家族もだまして金を手に入れる。勝敗をコントロールできるという幻想を抱く。

 吉田さんは「完全に治りはしないけれど、回復は可能です。本人が困り果て、これではいけないと思った時がチャンス」とも強調する。

 家族は、借金の尻ぬぐいをしない、金銭管理を徹底して余分な金を持たせない、3年間は気を抜かない――などを心がける必要があるという。

自助組織、回復支える

 国際的な疾病分類にも「病的賭博」の病名があり、保険診療の対象になる。だが、きちんと診る力を持つ医療機関はとても少ない。

回復を支える中心になっているのは民間の自助グループ活動だ。マックのほか、当事者が集まるGA(ギャンブラーズ・アノニマス)、家族向けの「ギャマノン」といった会合が各地で定期的に開かれている。

 大阪府内の男性(64)は毎週、自助グループに通う。

 「パチンコ、競馬、競艇。1日1回は行かんとおさまらんかった。大きな家が建つぐらいつぎ込んだ」。給料の額を家族にごまかし、消費者金融からも借りた。

発覚して、死んでしまえ、と怒られた。もうやりませんという誓約書を何度も書いた。その時はやめようと思う。でも叱責の嵐が過ぎると、また手を出す。

 「おいオヤジ、病気やったら治してこいよ」。息子に諭され、ハッとした。

 賭け事と手を切って8年。それでも「自分がまだ怖い。グループにつながっていないと、また負のスパイラルに巻き込まれそう」と言う。

 ギャンブルは個人の問題、自己責任として済まされがちだったが、被害は深刻だ。予防方法、治療体制を含め、社会として本格的な対策に取り組まないといけない。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>つまずきに“首の異常”が影響する?



年を重ねるごとに老化していく私たちの身体。しかし、近年の研究で、老いてしまった身体を若返らせる新事実が徐々にわかってきたという。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、足の衰え以外にもあった「つまずき」の原因に関する新事実をお伝えする。

<おさらいニュース> “つまずき”と“枕”にも深い関係が…

◆つまずきの原因は、「筋力低下」「平衡感覚の衰え」だけではない

 年齢を重ねるにつれて多くなる「つまずき」。このつまずきによる転倒などが原因で命を落としている人は、なんと年間7000人を超えているという。つまずきの主な原因は、加齢による「筋力低下」と「平行感覚の衰え」。

ところが近年の研究で、それ以外にも“身体のある部分に異常”が発生し、つまずきの原因の一つになっていることが判明した。

 番組では、筋力や平衡感覚に問題のない50~60代の男女10名に「継ぎ足検査」と呼ばれる歩行テストを受けてもらった。

その結果、この歩行テストで問題ありと判定された7名のうち4名に“身体のある部分に異常”が見つかったのだ。そのある部分とは…「首」。

MRIで異常が見つかった4名の首の画像を見ると、首の骨と骨の間でクッションの役割をする椎間板が変形することによって、となりを通る脊髄(神経の束)を圧迫していることがわかった。ではなぜ脊髄が圧迫されるとつまずきやすくなるのか? 
◆脊髄が圧迫されると、脳から手足などの末梢神経に送られる信号が不安定に

 これまで10万人以上の首を診察してきた川口善治先生(富山大学附属病院 整形外科 診療教授)によると、

そもそも脊髄には、脳から発信された指令を手足などの末梢神経に伝える働きがあるのだが、加齢などの原因で椎間板が弾力を失い徐々に脊髄側にはみ出していくと、神経が圧迫されてしまうという。

その結果、まずは感覚神経が障害され手足のしびれに、さらには運動神経までもが障害され、そ

の圧迫の強さによっては脳から末梢神経への信号が不安定になり、知らぬ内に頭で思っているよりも身体の動きがついていかず、例えば、足が思ったより上がらないなど、つまずきの原因になるというのだ。

ある調査によれば、日本人の4000万人以上の首がこの状態になっている推定されている。気になる人は、一度首の検査を受けてみてはいかがだろう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>美の伝道師も証明! 動脈硬化予防に効く“くるみ”の実力

私たちの周りには“身体に良い食品”などの健康情報があふれているが、その多くは医学的な根拠に乏しい場合もある。

そこで、今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの医学』(毎週火曜午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、5つの科の名医が太鼓判を押した食材・くるみの健康効果についてお伝えする。

◆動脈硬化を予防・改善する「くるみ」

 内分泌内科、循環器内科、耳鼻咽喉科など5つの科の名医たちが、健康に効果ありと認めた食材・くるみ。

東京医科大学病院、循環器内科の椎名一紀先生によれば、くるみは世界各国の研究により、いわゆる動脈硬化を予防・改善する効果が認められているという。

医学論文の最高峰といわれる『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に発表された研究でも、くるみを4週間食べた健康な男性18名の血液状態の変化を測定したところ、動脈硬化を要因のひとつとされる悪玉コレステロールの値が平均16%近く減少したという結果が発表されている。

 そもそも、私たちがよく食べているのは、くるみの種の中にある「仁」という部分。この種の栄養成分を調べてみると、約70%近くは脂質でできているが、実はこの油にこそ動脈硬化予防のカギが隠されているのだ。

 くるみに含まれる脂質は、α-リノレン酸という成分で出来たもので、動物の体内に入ると青魚などに多く含まれるDHAとEPAを作り出す。

DHAとEPAは、血管をやわらかくする効果があるといわれ、動脈硬化予防の治療薬にもなっているほどだ。さらにくるみは、血管のダメージを防ぐビタミンEなどの抗酸化物質も豊富に含んでいる。

◆“くるみ効果”で、実年齢より24歳も若い血管を保つ例も

 では実際にくるみを食べ続けている人の血管は、どれほど若く保たれているのだろうか。番組では、くるみ大好きを自認している芸能人3名の血管を検査した。

いずれも実年齢より若い血管年齢という結果だったが、中でも2004年から8年間、ミス・ユニバース世界大会を目指す日本代表候補たちの公式栄養コンサルタントを務めた美の伝道師、エリカ・アンギャルさんの血管の検査では驚くべき結果が出た。

現在44歳のエリカさんは、1日に換算すると5個分ものクルミを、40年近く食べ続けてきたという。そんな彼女の血管年齢は、何と20歳! 実に24年も前の若い血管を保ち続けていたのだ。

 今回の検査では、長年くるみを食べ続けている人ほど、効果が顕著に表れていた。みなさんも料理にくるみを取り入れるなどして、血管年齢を若返らせてみてはいかがだろう。

※くるみはカロリーが高く、単に普段の食事に加えるとカロリーオーバーになる恐れがあるため注意が必要です。

『みんなの家庭の医学』おさらいニュース ストレス脳改善には“香り”を活用

朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボレートし、番組で紹介された症状や改善ポイントを伝える“おさらいニュース”。

2回目となる今回は、ストレスを感じやすくなっている脳を指す“ストレス脳”がテーマ。また、ストレス脳改善のための対策法も紹介する。

 “ストレス脳”とは脳の使いすぎなどが原因で、ストレスに過敏に反応してしまう“オーバーヒート気味の脳”のこと。身体がだるく疲れやすい、頭痛が頻繁に起こる、よく眠れないなどの症状に思い当たる人は要注意。ストレス脳の可能性が非常に高いのだ。

 とはいえストレスは自分で意識しないところで感じてしまうもの。今回は、ストレス脳になる仕組みと陥りやすいタイプ、家庭で簡単に行える改善方法を紹介していく。

■“ストレス脳”の人は前頭前野右側が活発に!?

 ストレス脳になりやすい人の性格には「ネガティブ思考」「神経質」、「パニックになりやすい」、「完璧主義」という4つの性格的な特徴があるという。これらの性格が当てはまる人は比較的ストレス脳になりやすいとされている。

 人間の脳には物事を考えたり判断する機能をつかさどる「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という部分があり、脳の右側は“ネガティブな感情”、左側は“ポジティブな感情”に関係していると言われている。

 近年の研究で、この前頭前野がストレスを受けると反応することが判明。通常は左右が均等に反応するのだが、ストレス脳の人はネガティブな感情を司る右側が強く反応してしまうのだ。

右側が強く活動するとストレスから身体を守ろうとして過度な緊張状態になり、これが繰り返されることで、身体が疲れやすい、頭痛、不眠などの症状が出る場合がある。現代の日本には、こういう状態に陥った人が数多くいるという。

■ストレスを解消するポイントは嗅覚にアリ

 ストレス脳の改善には「身体をリラックスさせるのが良い」とアドバイスするのは日本大学医学部脳神経外科の酒谷薫教授。五感をうまく使って身体をリラックスさせることが、脳のリラックスに繋がっているという。

なかでも嗅覚は脳にダイレクトに刺激が伝達するため、改善への近道なんだとか。

 今回は、リビング、風呂、寝室という“家庭内の3大リラックス空間”に、自分の好きな香りを置く方法を紹介。ディフューザーなどのアイテムを購入しなくても、手軽に出来るのだとか。

 まず好きな香りのアロマオイルを用意する。リビングに置く場合は、湯を注いだマグカップにオイルを3滴垂らすだけ、風呂の場合は大さじ1杯の塩にオイルを3~5滴浸透させ入浴する直前に湯船に入れるだけでOK。

寝室では、オイルをコットンに1~2滴垂らし、ティッシュに包んで枕の裏側の隙間に入れると心地よい香りに包まれ、リラックスして就寝することができる。

 ストレスを解消したい人、5月病かな?と感じている人はぜひ活用して。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>酒豪の沖縄県民の胃が、日本一丈夫な理由

胃炎や胃潰瘍など、軽度なものから大病まで、胃のトラブルを抱える人は少なくない。

そこで、ORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、厚生労働省の調査を元にしたデータで胃の疾患を抱えた患者が日本一

少ないという沖縄県民の食生活をクローズアップ。酒宴好きのイメージが強い沖縄県民の胃は、どのようにして守られているのだろう。

 沖縄県といえば、青い海に囲まれ、島独自の酒文化“泡盛”で陽気に乾杯。そんなイメージを持つ人も多いのでは? 実は、そんな彼らの胃はとても丈夫で、総務省の調査では沖縄県(那覇市)は胃腸薬の売上げが日本一少ないという。

これについて、胃のスペシャリストである三輪洋人先生(兵庫医科大学病院 消化器内科 教授)に意見を伺ったところ「独特の生活習慣が胃の丈夫さと関連している可能性があり、食事やストレスが関係しているのでは」という。

 そこで同番組では、沖縄県で生まれ育ったKさんの一日に密着。

朝食のメニューは紅芋の炊き込みご飯やカツオだしを使ったアーサのみそ汁、大根と昆布と椎茸の黒糖漬けなど、かなりのボリューム。昼食は家族全員でハンバーガーショップへ。

そして夕食はまたもやカツオだしを使ったゴーヤチャンプルや県産野菜とカツオだしで煮込んだスープなど。

三輪氏は、Kさんの一日の食事から沖縄県民の『丈夫な胃』の秘訣として、あらゆる料理に使われていた「カツオだし」を指摘した。

 沖縄では料理の味付けに、よく「カツオだし」を使うため、塩や醤油をあまり使わないという。

塩分を摂りすぎると胃を守る粘液の分泌を阻害し、胃壁を荒らしてしまう。沖縄の食事は、この塩分による胃壁の荒れを無意識のうちに遠ざけていたのだ。

 また、胃は自律神経の働きによって状態が大きく変化。ストレスが過剰にかかると常に交感神経が働く事になり、血管が収縮、胃の血行が悪くなる。

その結果、粘液の生成も低下し、胃壁が荒れやすくなる。そんなストレスから県民を守っているのが、島を囲む“紺碧の海”との暮らしかもしれない。

 以上の結果を踏まえ、沖縄県民の胃を丈夫にしていたと思われるポイントは、(1)だしでしっかり味付けし塩分を減らす(2)ストレスを感じない穏やかな暮らしの2つ。

毎日海をみて、カツオだしを効かせた食事を摂るのは難しいが、とにかくストレスを溜めこまない、塩分の摂取を控えるなど、少しの意識の積み重ねで大切な胃を守っていこう。

つらい生理前!生理前の症状に効くアロマは?

生理痛や生理自体の重さというのは個人差があるものですが、「生理前の症状」というのも個人差が大きいものです。

今回は、生理前の状態をできるだけ気持ち良く過ごすために役立つアロマを紹介していきましょう。

●あなたの生理前症状に合わせたアロマを

「気持ち的に落ち込みやすい」という人の場合、クラリセージやパチュリといったものがオススメです。ただパチュリの香りはかなり独特で、クセが強いものです。心の安定作用がありますが、使う前に一度香りを確認しておくと良いですね。

クラリセージは、更年期障害対策のアロマとしてよく知られています。鎮痛作用もありますので、生理前に腹部や腰が痛くなるという人にもオススメ。これらの香りがちょっと…という人は、好き嫌いの少ないベルガモットなどを利用しましょう。

むくみなどに悩まされるということでしたら、ジュニパーなどが良いでしょう。その他、カモミールも効果的です。

●生理前症状の緩和にアロマを使う、オススメのやり方は?

生理前の症状に悩まされてアロマを使うのであれば、ぜひ寝室に取り入れたいところです。また、お風呂でリラックスをしたり、身体を清潔に保ったり、身体を温めたりすることも生理前の症状をラクにする上では効果的です。

アロマはアロマポットやアロマディフューザーを使うのが基本ですが、「まだ始めたばっかりで、そんなものは持っていない」「初心者だし、お金をかけたくはない。

続くかどうかも分からないし…」という人の場合、「絶対に購入しなければいけない」というものではありません。

ティッシュなどに数的垂らして枕元などに置くということだけでも、アロマの効果は十分得られるからです。

それから、現在はアロマを入れることで、アロマの香りが楽しめる加湿器なども出ていますね。もちろん上で述べたように、特別「買い直す」必要はありませんが、買い替えの時期なら検討しても良いでしょう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>長時間のトイレ滞在はお尻にダメージ?

連休も終わり、久々のデスクワークで座りっぱなし。お尻が痛くなってしまった人も多いのでは? 

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、『痔』に関する県民性をリサーチ。全国で最も「痔」の患者が少ない県、そして最も多い県との違いに迫る。

 厚生労働省の調査を元にしたデータによると、全国47都道府県のなかで、最も痔の患者が少なかったのは「静岡県」で、一方最も患者が多かったのは「宮城県」だった。

そこで、痔の治療・研究の第一人者である辻順行先生(熊本県高野病院 副院長 大腸肛門科)に、静岡県に痔を患う人が少ない理由を尋ねると、辻先生は2つのポイントを挙げた。

■毎日の『トイレの過ごし方』

 例えば、トイレで長時間いきみ続けると、肛門周辺に圧力がかかりうっ血し、痔ができる要因になる。また、いきまずに座り続けるだけでも肛門には悪影響。血行が悪くなり、痔になりやすくなるという。

 そこで、宮城と静岡県民のトイレの過ごし方を街頭調査。「トイレで過ごす時間」を両県100名づつに聞いたところ、宮城県民の平均時間はおよそ8分。対して静岡県民の平均時間はなんと3分だった。

辻先生によると、排便時間が短いとうっ血する時間が短くなるため痔になりにくいのだという。静岡県民に痔が少ないポイントのひとつは「短時間でトイレを済ませる」ことにあるようだ。

■痔を遠ざける『質のいい便』

 2つ目のポイントとして、痔にならないためには硬すぎず、柔らかすぎない「質のいい便」が大切だという。便秘による硬すぎる便や下痢の激しい便の出方は肛門を傷つけ、痔ができやすくなってしまう。

そこで実際に便の質をチェックするため、臭気検査や検便検査をしたところ、宮城県民に比べ、明らかに静岡県民の方が「質のいい便」だった。

便の質がいいと毎朝のトイレもスムーズ、かつ所要時間も短くて済む。肛門にかかる負担も少なく、痔が少ないと考えられる。

 辻先生によると、便の質を良くする最大の要因は「食物繊維」だという。食物繊維が豊富な野菜などを食べると便のかさが増し、快便につながる。

現代人の野菜不足が指摘されて久しいが、日々の食生活のなかで、少しでも食物繊維の摂取を心がけることで、快便そしてお尻のケアにつながるといえそうだ。

あなたは恋人に「依存」してない?こんな傾向があると「恋愛依存症」かも?

ドラッグは当初、人をいい気分にさせます。しかし、徐々に心身をむしばみ、やがては苦しみに変わります。

恋愛依存症も同様に、愛することの幸福が、いつしか、愛は苦痛の元凶に変貌していくところに依存性があります。物質依存、プロセス依存に対して、恋愛依存症は人間関係依存に分類されています。

◆恋愛依存症の4つのタイプ

●<共依存>
相手に振り回され、相手をコントロールしなければならないという強迫観念にとらわれている、女性に多いタイプと言われます。

相手から必要とされることを必要とする、私だけが彼を救えると救済者になりたがる、相手を放っておけない、常に自分を後回しにするなど、依存症者に依存することで、結果的には依存を促進しています。

依存という関係に取り込まれて現実を見つめることができなくなっています。

●<回避依存>
共依存者の相手になるタイプで、男性に多いと言われ、恋人との親密な関係を避け、適度な壁が作れないタイプです。

常に相手を支配者したがる独裁者、罪悪感に訴えて相手を利用する搾取者、自分の理想を押し付けるナルシスト、愛が深まるほどに別れたくなる脱走者などが典型です。

●<ロマンス依存>
穏やかで平凡な恋に見向きもせず、空想や波乱万丈にふける、刺激的な愛を求めていくタイプです。

新しくより強烈な刺激・興奮を求めて次から次へ恋を移行していく、気のない相手を振り向かせるゲーム感覚でしか恋愛できない、非現実的・空想的な恋に走るシンデレラ願望などが挙げられます。

●<セックス依存>
性行為や性風俗、性に関するメディアなどセックスにのめりこんでいくタイプです。

◆恋愛依存症への3つの誤解
恋愛依存症と聞いて思い浮かぶもの、恋愛依存症にまつわる誤解には、次のようなものがあります。

1.とっかえひっかえの「遊び人」は一部で、たった一人との恋愛依存症もあります。
2.ごく一部の人の特別な病気ではありません。誰にもなりうる可能性があります。
3.大した問題ではないとみなされます。しかし、そうではありません。

アルコール依存や過食などのクロス・アディクション(複数の依存症)をかかえていたり、恋愛関係だけでなく、その他の人間関係でも苦労し、適度な距離を保てないことも多々あります。

◆当てはまるとヤバい24の傾向
誰にでもなりうるだけに、以下のような傾向が多ければ、恋愛や人間関係について見直しをはかって、パートナーとよく話しましょう。

1.「あの人がいなければ何もできない」と思ったことがある
2.「あの人なしでは生きていけない」と思ったことがある
3.さびしさのあまり、つい好きでもない人とデートをしたり、関係を持ってしまった
4.「私の力であの人を変えてみせる」と思ったことがある
5.多くの友人から「別れた方がいいよ」と言われるのに、どうしても別れられない
6.相手の愛が手に入らないなら、何か思い切ったことをしてやろうと思った
7.友人に「あなたのパートナーってひどい人ね」と言われたくないので、話題を避けたり、必死で弁解していることがある
8.セックスをしている瞬間だけが、愛を感じられるときである
9.自分が追いかけるのはいいが、追いかけてくる相手には全く魅力を感じない
10.あっという間に恋に落ちるが、冷めるのもまたあっという間である
11.特定の人から(もしくは誰でもいいから)「愛されている」感じが持てないと、自分の存在価値がすべて消え去っていくように感じる
12.「別れる、別れない」で3か月以上ももめている
13.つくすのはいつも自分で、本当のところ、それに見合った愛は相手から得られていないと思う
14.自分の人生を素晴らしいものに変えてくれる誰かが、いつかきっと現れると思う
15.誰かに恋すると、それが生活のすべてになって、他のことはどうでもよくなってしまう
16.自分さえ我慢すれば、この愛はきっとうまくいくと思う
17.愛すれば愛するほど、憎しみも大きくなっていくことが多い
18.「ケンカ→セックス→仲直り」というパターンが多い
19.誰かから必要とされればされるほど、生きがいを感じられる
20.セックスの後、罪悪感に悩まされることが多い
21.自分は欠点ばかりの人間だが、パートナーといる時だけはそれを忘れられる
22.セックスの後、とたんに相手の存在が煩わしくなる
23.恋愛が三か月以上続いたことがない
24.「なんで私ばっかりこんな苦労をしなければいけないの」と一人で嘆くことが多い

(参考:伊東明『恋愛依存症』KKベストセラーズ、2003より)

○執筆者プロフィール:山本恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院博士課程修了、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長

大事な時に使いたい!緊張・不安を解きほぐすアロマ3選

「明日はいよいよ受験…」
「これから大事なプレゼンがある…」
「人としゃべろうとした時、すごく緊張してしまう…」

このような状況下におかれた時、人は何とかして「この緊張をほぐしたい!」と考えるでしょう。その方法はさまざまですが、ここでは「アロマ」に焦点をあてることにしましょう。

●緊張をほぐすアロマを選ぼう

○ ラベンダー

緊張をほぐすアロマとして有用なのは、まずは「ラベンダー」です。愛らしい花をつけるラベンダーの香りは一般的で、誰もが想像のつくものなのではないでしょうか。

鼻孔をくすぐる、優しくもオリジナリティあふれる香りは、緊張をほぐすのにぴったりです。

○ローズウッド

次に、バラの香りを放つローズウッドが挙げられます。フローラルな香りの代表的なものであるローズウッドは、緊張の緩和と同時に、「明日は大丈夫だろうか」というような心配な気持ちも和らげてくれると言います。

○イラン・イラン

好き嫌いは分かれるものの、お好きな方はオススメしたいのがイラン・イラン。官能的で妖艶な香りは、時間さえもゆったりと流れているように感じられるほどしっとりした香りです。

●「好きな香り」を選ぶのがポイント

アロマはさまざまな形で精神に作用しますが、「緊張をほぐすためのアロマ」というのは、実はほかの悩みに使われるものと、少し性質が違います。

というのも、ほかの悩みに対して働きかける場合は、「そのアロマの持つ性質」がもっとも問われるのに対し、「緊張をほぐすこと」を目的とする場合、「アロマの性質よりも、その人がその香りを好きかどうか」ということが大きく問われるのです。

人によってはどうしても「ちょっと独特な香りだな」と認識してしまうアロマがあります。

そういったアロマの香りを嗅ぐと、むしろ体が緊張してしまう場合があるのです。集中力を高める、という意味では良いのかも知れませんが、この香りではリラックスできないわけです。

上では「緊張をほぐすアロマ」をいくつかあげましたが、これはほんの一例です。たとえば、「集中すること」に効果があると言われているバジルなども、好きな人にとっては、「リラックスできて、緊張をほぐすアロマ」だということです。

このため、緊張をほぐすことを目的としてアロマを使う場合、アロマ自身の性質よりも、自分自身の好みを優先してしまっても良いでしょう。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>血糖値をコントロールする食事法って?

朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEが連携してお届けする“おさらいニュース”。今回は、「血糖値」がテーマ。

血糖値は誰しも食事を摂れば上がるものだが、高カロリーな食事や、食べ過ぎなどを繰り返すと糖尿病などの病気につながる恐れが。そこで、“糖の吸収をコントロールできる食事法”を紹介する。

■ “糖分の吸収のされやすさ”を表すGI値がポイントに

 糖分吸収のコントロールには一時期ダイエットでも注目された数値“GI値”が影響してくる。

城西大学薬学部薬学科・金本郁男教授によると「GI値が高い食品ほど小腸で糖分の吸収がすぐに起こり、血液中に糖分が一気にたくさん入るため血糖値の急上昇を招く。

GI値の低い食品は、小腸で糖分がゆっくりと吸収されるため、血糖値の上昇は緩やかで、身体への負担が少ない」という。

 GI値が高い主な食材は、食パン、うどん、白米などの“白い”炭水化物。一方、玄米やライ麦など精製されていない“茶色い”炭水化物や肉類はGI値が低めと言われる。

つまり、普段の食事では“何を食べるか”が血糖値の上昇の仕方を決めるポイントとなってくるのだ。

■血糖値をコントロールする食事方法

 しかし、いくらGI値が高いとはいえ、炭水化物を抜き続ける食事は身体に悪影響を与える。そこで、GI値の高い食材を食べても、血糖値が急上昇しない食事方法を紹介する。

 1つ目は、ご飯(白米)に小口切りにしたオクラを乗せて食べる方法。

GI値の高い白米は小腸に入るとすぐに吸収され、血糖値の急上昇につながるが、食物繊維が豊富に含まれたオクラを一緒に摂取することで、糖に食物繊維が絡みつき、ゆっくりと吸収される。

 また、食事を摂る前にコップ1杯の牛乳を飲むこと、唐揚げなどの脂っこいメニューに酢をかけてから食べる方法もオススメだという。

牛乳に含まれる脂肪や酢に含まれる酸が胃や腸に入ると、胃の動きがスローペースになり、食べ物を胃から小腸に送り出すのが遅くなる。よって、血糖値の急激な上昇が抑えられると考えられている。

 いまや、日本人の10人に1人は糖尿予備軍と言われている。「自分もそうかも?」と感じている人は、上記の食事法を取り入れてみてはいかがだろうか?

ダメ…絶対!「ギャンブル依存症になりやすい男性」10チェック

付き合う前にはわからなかったり、付き合っても最初のほうは彼の本性を知らなかったりなんてことは、結構日常的にあるものですよね。

同棲を始めてみたら、実は彼がギャンブルにはまってしまい、自分で稼いだお金もすぐに使ってしまう……。しまいには借金まで。そんな彼とは、ずっと一緒にいることは難しいでしょう。

でも、相手のことを最初から深く知るのは難しいです。そこで今回は、恋愛カウンセラーのカコさんに、“ギャンブル依存症になりやすい男性”の傾向を教えてもらいました。

■チェックリストに当てはまるほど危険!

さっそくですが、ギャンブル依存症になりやすい人の特徴をチェックリストという形で聞いてみました。この10個の項目の中に彼が当てはまる項目はいくつあるでしょう?

(1)どちらかと言うと、外向型

(2)嫌なことがあっても、それを見ないようにする

(3)考え方は楽天的だが、地に足が着いていない

(4)何か始めると、いつまでもダラダラ続けてしまう

(5)貯金が全くない

(6)給料日の前に、金欠になることが多い

(7)欲しいものがあると、後先考えずに買ってしまう

(8)お金の管理が苦手で計画性がなく、あるだけ使ってしまう

(9)好きなことしかやりたがらない

(10)我慢するのが嫌いで自制心が弱い

当てはまる項目が多いほどギャンブル依存症になる可能性が高いそうですよ。

■チェックリスト以外にもある特徴

まずはチェックリストを参考にしてみるといいのですが、これ以外にもギャンブルにはまりやすい傾向がある人はいるようです。

付き合っている彼が、普通にギャンブルをしている場合でも、精神的に追い込まれたりすると現実逃避から、金銭感覚のタガが外れてしまうことがあります。

また、“後悔や反省することが少ない”人も危険だそうです。ギャンブルで大負けしたのに、それを後悔しなければ同じ失敗を繰り返してしまうのは目に見えています。

仕事などで失敗をきちんと受け入れられているか調べてみるのもいいかもしれませんね。

さて、あなたが気になっている男性や付き合っている男性は、大量のチェック項目に当てはまったりしていませんでしたか?

もし当てはまっていて、それでも相手のことが大好きだと言うのなら、彼が依存症にならないように注意しながら導いてあげることも必要ですよ!

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>血管の老化を防ぐ「朝食効果」

私たちの身体を容赦なく襲う「老い」。特に注意したい老化現象のひとつが、動脈硬化が進むことで脳卒中や心筋梗塞など、命を落とす病を引き起こす恐れもある動脈硬化、つまり「血管の老化」だ。

実は最近の研究で、誰もが食べる「朝食」に血管を若く保つ驚きの効果があることがわかってきた。今

回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、血管を若く保つだけでなく、命を脅かす病の予防にも期待がよせられる「朝食効果」についてお伝えする。

■朝食の抜くと血糖値が高くなる?

 血管を若く保つ「朝食効果」を生む方法の一つ目は、「必ず朝食を摂る」ことだ。人は食事を摂ると必ず血糖値が上がるが、このときすい臓がインスリンを分泌することで糖分をエネルギーに変え、食事をした約2時間後には再び血糖は正常な値に戻る。

通常、健康な人が朝食事を摂ると、2時間後の血糖値は平均して約120まで上昇。しかし朝食を抜き、昼食を12時に摂った場合、2時間後の血糖値は平均140台まで上昇してしまうのだ。

 一体、朝食を抜くとなぜ血糖値が高くなってしまうのか?その原因は食事と食事の間隔の長さにある。夕食を夜7時に摂り、朝食を抜いて次の昼食まで何も食べなかった場合、約17時間も食事の間隔が空くことになる。

すると身体が飢餓に近い状態となり、より多くの栄養を欲する。そんな時に昼食を摂ると、小腸がいつにも増して大量の糖分を吸収し、血液中を糖分で溢れかえらせてしまうため、すい臓がインスリンを大量に分泌。

結果、朝食を抜く長年の習慣がすい臓を疲弊させ、ついにはインスリンが分泌できなくなり、血液中に糖分があふれかえる“糖尿病”を発症してしまうと考えられている。

■朝食は野菜から 昼食時の血糖の上昇も抑える「セカンドミール効果」

 血管を若く保つ「朝食効果」を生む方法の二つ目は、朝食のときに「“野菜”から食べる」こと。

横浜市立大学 分子内分泌・糖尿病内科学 教授の寺内康夫先生によると、朝食の時に野菜から食べると、朝食時の血糖値の上昇を抑えることに加え、次の昼食時の血糖値の上昇まで抑えてくれることが最近の研究でわかってきたという。

これは医学的に「セカンドミール効果」と呼ばれるもので、野菜に含まれる「食物繊維」が小腸での糖の吸収を穏やかにし朝食時と昼食時の血糖値の急上昇を抑えてくれるのだ。

 多忙な日々のなか、ついつい疎かにしてしまいがちな朝食。血管を若く保ち、長生きするためにも、今一度朝食の摂り方について見直してみてはいかがだろうか。

131種類の野菜・果物・植物をまるごと凝縮!植物生まれの酵素



<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>「プリン体」が血管を老化させる!?

私たちの身体を容赦なく襲う「老い」。様々な兆候が表れる中でも特に注意したい老化現象のひとつが、脳卒中や心筋梗塞など、命に直結する病を引き起こす恐れもある「血管の老化」だ。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、血管の老化防止に重大な意味を持つ「プリン体カット」をキーワードに、血管を老けさせない秘訣に迫る。

■尿酸値が高いまま放っておくと動脈硬化が進行

 「プリン体」と聞いてまず思い浮かべるのは「痛風」。痛風は、プリン体が体内で分解されるときにできる「尿酸」が増えすぎることで結晶化。足の関節などに溜まっていき、何らかのきっかけで剥がれ落ちた時、それを免疫細胞が攻撃、炎症が起きることで激しい痛みが生じる病。

とはいえ、実際に尿酸値が高い人でも、痛風は別に死ぬような病ではない、と軽く考えている人も少なくないだろう。ところが、最近の研究で、「尿酸は血管を老化させる」という衝撃の新事実が明らかになってきた。

 では、一体どのようなメカニズムで血管が老化してしまうのか。実はプリン体が尿酸に分解されるときにできる活性酵素が、血管をしなやかに保つ物質の働きを悪くすることがわかってきた。

さらに尿酸そのものも血管の細胞に取り込まれることで炎症を引き起こし、血管を固くしてしまうのだ。痛みがないからと尿酸値が高い状態を放っておくと、コレステロールや中性脂肪などの数値がそれほど悪くなくても、動脈硬化が進行し、若くして心筋梗塞に襲われるなど命とりにもなりかねないのだ。

■プリン体が入っていないアルコールも尿酸値を高める

 尿酸値対策のポイントはやはり「食」だ。虎の門病院 循環器センター・内科の桑原政成先生によると、「摂りすぎに注意したいもの」と「積極的に摂った方がよいもの」があるという。まず摂りすぎに注意したいのは、もちろん「プリン体の多く含まれた食物」だ。

「牛や豚、鶏のレバー」や「マイワシ干し物」「マアジ干物」「大正エビ」などが高尿酸血症治療ガイドラインにも載せられているプリン体の多い食品。また、「アルコール」の摂りすぎにも注意したい。

プリン体がカットされていれば、お酒はいくらでも飲んでもいいと勘違いしがちだが、実は尿酸は体内でアルコールが分解されるときにも作られるので、休肝日を設けるなど飲みすぎには注意したいところだ。

 逆に積極的に摂ったほうがいいものとして挙げられるのが、水分。水分を多く摂ると尿の量が多くなり、尿酸が結晶化しにくくなることに加えて、脱水による腎臓の機能低下も防ぐことができるため、尿酸の排出がスムーズになるという。

ただし、清涼飲料水などに含まれる果糖は尿酸値をあげてしまうことに関係しているので注意が必要だ。桑原先生は、特に疾患のない患者には1日2リットル以上の水分を摂ることを勧めている。

 また、積極的に摂った方がよいとされるものがもう一つ。

それは、アルカリ性食品。ほとんどの野菜に加え、キノコ類、海藻類、さらには果物類、豆類なども含まれる。アルカリ性食品は、尿酸の排出をスムーズにするのに一役買ってくれるというので、尿酸値の高い人はこの2つを意識的に摂るようにしては、いかがだろうか?

「胸焼け」「呑酸」...【逆流性食道炎】の具体的な症状、5つ

代表的な症状は「胸焼け」と「呑酸」

「逆流性食道炎」とは、胃や小腸などの消化液が、何らかの理由で逆流し、食道の粘膜が消化されて、炎症を起こしてしまう病気です。

代表的な症状は「胸焼け」で、「胸のあたりがチリチリ焼けるように痛む」「胸のあたりが重苦しい」「胸に何ともいえない嫌な感じがする」など、胸に不快感を感じるケースが多いようです。また、口や、のどに酸っぱい胃液がこみ上げてくる「呑酸(どんさん)」という症状もよくみられます。呑酸は、ほかの病気で起こることはなく、逆流性食道炎特有の症状です。

●ほかにもこんな症状が

胸のつかえ食道は、蠕動運動(ぜんどううんどう)によって、食べ物を胃へ運びますが、食道が炎症を起こしていると、蠕動運動の機能が低下し、食べ物が胸のあたりでつかえ、スムーズに飲み込めなくなります。

胸の痛み胃液の逆流は、お腹に力を入れたりして、腹圧が上昇したときによく起こりますが、このときに、胸に激痛が走ることがあります。痛みの原因は、胃酸に刺激された食道が、けいれんを起こすからではないかといわれています。

喉の違和感・慢性のせき食道の一番口に近い部分には、「喉頭(こうとう)」という肺に通じる気管の入り口があります。逆流した胃液で、この喉頭の粘膜が炎症を起こすと、咳が止まらなくなったり、声がかすれたり、出にくくなったりすることがあります。

●症状が似ている病気に注意

逆流性食道炎は、基本的に、それほど危険な病気ではありませんが、症状が似ている病気の中には、命に関わるようなものもあります。自己判断で、逆流性食道炎だと決めつけないようにしましょう。

胸が締めつけられるように痛い「狭心症」や「心筋梗塞」でもみられる症状です。一度でもそのような症状があったら、心疾患の痛みでないかどうかを検査しに行きましょう。

食べ物を飲み込むときにつかえる「食道がん」の典型的な症状です。食道がんは、初期にはほとんど自覚症状がないので、自覚症状を感じたときは、ある程度、がんが進行しています。「飲み込みにくい」と感じたら、内視鏡検査を受けに行きましょう。

(この記事の監修: マオクリニック 院長 / 岡田昌子 先生)

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>「歯」が脳&足の老化に関係する!?

誰もが避けては通ることのできない老化現象。元気で長生きするためには「脳」「足」の機能を若く保つことが最も大切と言われているが、実は近年、身体の“ある部分”が丈夫であればこのふたつの老化を防げる可能性が高いことがわかってきた。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、とある部分を丈夫に保ち、身体の老化を防ぐ新事実をお伝えする。

■新潟県に元気な高齢者が多い理由は?

 実はこの“ある部分”を若く保ち、元気な高齢者が多く暮らす県が日本にあるという。それは新潟県。番組では、新潟県に住む3人の高齢者のもとを訪れ、実際にどれだけ脳と足の機能が若いのか、医学的な検査を実施した。

その結果、3人ともに脳・足の年齢は実年齢よりも10~20歳も若いという驚きの結果に。さらに3人は身体のある部分が丈夫だという事実も判明した。

 そのある部分とは何と「歯」。実は高齢でも、歯が健康で丈夫であれば脳と足の機能を若々しく保つことができるということが、最近の研究でわかってきたのだ。

実は3人の歯の健康賢者が住む新潟県は、全国で初めて歯の健康維持について条例で定めた県。給食後の小学校でも、昼休みの県庁でも、条例を守ってしっかりと歯磨き。この努力もあってか、新潟県は14年連続で12歳児の虫歯が少ない県1位となっている。

また、毎年、80歳を超えても20本以上の歯を保っている高齢者を表彰するコンクールも開催されており、歯の健康賢者が続々と生まれているのだ。

■健康な歯を手に入れるポイントは咀嚼回数を増やすこと

 では、歯をしっかり残すことと、脳と足の機能の若さにはどんな関係があるのか? 歯

の健康と老化の関係について研究を続けてきた菊谷武先生(日本歯科大学教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長)によると、健康な歯で食べ物をしっかり噛むことで、歯を支えている歯根膜(しこんまく)と呼ばれる部分に刺激を与え、その刺激が口の周りにある三叉神経に伝わり、脳全体を活性化。前頭葉の血流量も増加し、認知機能が活性化すると考えられているという。

一方、歯を失うと、歯を噛み合わせることで安定していた下あごがずれて不安定な状態に。

すると目線が定まらなくなり、身体のバランスが崩れやすくなってしまう。その結果、歩行速度が遅くなるだけでなく、やがて歩くこと自体が少なくなり、筋肉量が次第に減少していくと考えられているのだ。

 では、脳と足の機能を衰えさせない健康な歯を手に入れる秘訣はなんなのだろうか?

それは、咀嚼回数を増やし、歯を守る唾液をより多く分泌させること。簡単に噛む回数が増え、唾液量をアップさせる方法を、咀嚼のスペシャリスト・柳沢幸江先生(和洋女子大学 健康栄養学類 教授)に伺ってみると、

(1)しらすやたくあんなど噛みごたえのある食材を入れること
(2)具材を大きめに切るなど食材にひと手間加えること
(3)繊維に沿って縦に切り噛み切る繊維を長くするなど、野菜にひと手間加えること の3つ。手軽に実践できるこの方法で歯の健康を手に入れ、脳と足の若さを保とう。

ネット依存 大人に拡大

「つぶやき」止まらない

 インターネットから離れられない「ネット依存」が、社会人や主婦など大人にも及びつつある。

 絶えずスマートフォンに触れているうちに、依存に陥ることもある。ネットの利用状態について、正しく自覚したい。

 東京都内の主婦(48)は2年ほど前から、ツイッターをするために、スマホが手放せない日々が続いている。共通の趣味をもつ人たちと互いに「フォロー」しあい、日中から深夜まで「つぶやき」を交わす。夕方の買い物の最中も、つい画面を見てしまうようになった。自分のつぶやきへの反応が気になり、熟睡できない日もあるという。

 そうした日は翌朝、夫や子どもを送り出すと、昼過ぎまで再び寝てしまい、家事を怠ることもある。「初めは単純にやりとりを楽しんでいたが、最近は束縛されているようで息苦しさも感じる。でも、やめられない」と打ち明ける。

 インターネット利用がやめられない人が増えている。そのために日常生活に支障をきたすこともある。アルコール依存のような肉体的な禁断症状はないが、使用を抑えられないなど共通点が多い。未解明な部分も多く、精神医学では研究が進められている。

 従来、ネット依存は、ゲームをする未成年に多いと言われてきた。しかし、厚生労働省の研究班が昨年、20歳以上の4153人に実施した調査によると、男性の4・5%、女性の3・5%が、ネットの利用状態に問題があり、ネット依存の傾向があるとされた。国内全体では、5年前の1・5倍にあたる約421万人にのぼると推計される。

 スマホは使用場所を問わないため、通勤中や家事、仕事の間などにも絶えず、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを利用しているうちに、依存に陥ってしまう恐れがある。

 国立病院機構・久里浜医療センター(神奈川県)でネット依存外来を担当する中山秀紀さんは、「スマホの普及がさらに進めば、依存する人も増えていくと思われます」と話す。

 どのような状態をネット依存とするか、まだ明確な線引きはないが、「寝不足になったり、食事がおろそかになったりして、生活や仕事に支障が出ていれば、ネット依存とみていいでしょう」と中山さんは説明する。

 依存状態かどうかを自己診断するのに参考になるものとしては、米国の研究者が作成したものから、同センターが抜き出した5項目の設問=別表=がある。あてはまる項目が多いほど、依存状態にある可能性が高く、注意が必要だという。

 スマホの使いすぎが身体に与える弊害も見逃せない。

 頭痛外来のある山王クリニック(東京)ではここ数年、外来患者が急増している。問診の結果、多くの人が長時間、スマホを使っていた。「仕事も含め、スマホとパソコンを1日に15時間以上使っている人もいました」と、同クリニック院長の山王直子さん。

 山王さんによると、慢性的な頭痛の多くは、スマホの使い過ぎが症状を悪化させるという。「画面の光による刺激は頭痛に悪影響を与えます。下を向いてスマホを使うのも、首や肩の筋肉や神経が緊張し、頭痛の原因になります」

 スマホはもはや生活に欠かせない存在。それだけに、自分が適切に使用しているかどうか、把握する必要がある。

スマホを手に四六時中…自分なりのルール必要

 ネット依存にならないためには、スマホの使用にもメリハリをつけることが必要だ。休日などにスマホから離れる日を設けたり、一定の時間帯にはスマホの使用を控えたり、といった取り組みが考えられる。

 宇都宮市の読書サークル「宇都宮読書会」は、今年6月と9月の2回、「スマダン(スマホ断食)読書会」を試みた。10人ほどが、静かな研修施設に集まり、午前11時から午後5時まで、スマホの電源を切って、読書を楽しんだ。

 きっかけは、「スマホに時間をとられ、読書の時間がとれない」「スマホでSNSやメールの返信をするため、読書に集中できない」といった声が上がったこと。

2回とも参加した会社員の横山浩紀さん(38)は、「スマホと離れることで、本とじっくり向き合う雰囲気を作り出すことができました」と振り返る。来春には、泊まりがけの「スマダン合宿」も計画しているという。

 日常生活では、未明までSNSを続けるといった際限ないスマホ使用は控えたい。スマホの安心使用を奨励しているNTTドコモCSR部長の川崎博子さんは「自分なりの使用ルールを定めてください。特に子育て中の人は、子どもの模範になるよう、率先して取り組んで」と呼びかける。

 例えば、午前0時から朝まではスマホに触らない、休日は通話以外は利用を控える、といったルールなら取り組みやすいという。

 ドコモの一部のスマホでは、メールやツイッターなどのアプリを利用する時間帯を、曜日ごとに制限できる「あんしんモード」という無料アプリを利用できる。本来は青少年向けのサービスだが、年齢に関係なく利用可能。「良くないと思いながらも、ついスマホに触れてしまう、と自覚している人は、利用を検討してみては」と川崎さん。ソフトバンクも有料で同種のサービスを提供している。

 また、予備のバッテリーや充電器を持ち歩かない手もある。電池切れになれば使えなくなるため、おのずと使いすぎを防げる。

 他人とのやりとりを、スマホに頼りすぎないことも重要だ。精神科医で銀座泰明クリニック院長の茅野分(ちのぶん)さんは、「人間関係を良好に保つため、なるべく顔を合わせてコミュニケーションをとるようにしましょう。他人とのトラブルからネット依存に陥り、さらに人間関係が悪化するといった悪循環も防げます」と話している。(田中左千夫)

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>治らない「五十肩」が恐ろしい病のサイン!? セカンドオピニオンのススメ

診断や治療について主治医とは異なる別の医師に意見を求める「セカンドオピニオン」。主治医からの紹介状が必要で、自費診療が原則となるが、思わぬ原因や解決法が判明することもある。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「長引く治らない症状 本当の原因をもう一度探ります!

~名医のセカンドオピニオンSP ~」から、セカンドオピニオンによって症状が改善した2つの事例を紹介。セカンドオピニオンの必要性を改めて探る。

■「動悸」から判明した病「サルコイドーシス」

 まずは50代以上の約200万人が悩まされているとされる「動悸」。ある夏の昼下がり、突然動悸を感じた専業主婦のT・Yさん(56歳)は、近所の循環器内科で「軽度の不整脈」と診断された。しかし薬を飲んでも胸の動悸は治らない。

そして半年ほど経ったある日、目の前に黒いゴミのようなものがちらついていることに気付く。さらに1ヶ月後、今度は左目と鼻筋の間に丸いできものが。皮膚科を受診すると、老人性のイボと診断された。

こうしたなか、またも動悸に襲われ、ついに意識が遠のくまでに。病院で再び検査を受けたが、結果はやはり「軽い不整脈」。その後、病院めぐりを続けるが、診断が変わることはなかった。

 しかし3ヶ月後、担当医から心臓の名医・諸井雅男先生(東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科 准教授)を紹介されたことで、動悸の陰に恐ろしい病が潜んでいたことが発覚する。

エコー検査で左右の心室を隔てる壁が通常よりほんの少しだけ薄くなっていることに着目した先生は、心臓の筋肉に栄養を送っている太い血管「冠状動脈」に奇妙な血流障害が起こっていることを発見する。

そして目に止まったのがT・Yさんの顔にできた吹き出物。この時先生の脳裏にある病の名前が浮かんだ。病名「サルコイドーシス」。一体どんな病気なのか?

 “サルコイドーシス”とは、ラテン語で“肉のようなものができる病”という意味。心臓や皮膚、肺、目など全身のあらゆる臓器に炎症が起き、肉芽腫と呼ばれる肉の塊を作ってしまう病だ。進行すると、全身の臓器の機能が低下し、最悪の場合、死に至ることもあるという。

発見が困難なこの病を諸井先生が見極めたポイントは、血流障害が冠状動脈の一部分だけで起こっていたことと、同じ炎症が心室を隔てる壁にも及んでいたこと。さらにあのイボと飛蚊症が決め手となった。こうして先生は、病の正体を、見事に突き止めた。

■あちこちの関節に激痛 原因はなんと「肺がん」だった

 2つ目は、「五十肩」と勘違いしやすい恐ろしい病を紹介。H・Mさん(68歳男性)は、肩の痛みを訴え整形外科で検査を受けたところ「肩関節周囲炎」、いわゆる“五十肩”と診断された。

処方された薬で痛みも取れたが、3ヶ月後、肩や肘、手首、指、ひざなどあちこちの関節に激痛が走るように。「関節リウマチかもしれない」と診断されたH・Mさんは、関節治療の名医・川合眞一先生(東邦大学医療センター 大森病院 リウマチ膠原病センター教授)のもとを訪れた。

川合先生は、関節リウマチの特徴である関節の赤みがないことや、関節の腫れがないこと、熱を帯びていないこと、そして骨同士の癒着がないことを確認。

そこで改めて関節を調べ始めた先生は指先に着目すると、指先が太鼓のばちのようにふくらんでいることを発見。そこで肺のレントゲンを撮影し、原因が「肺がん」にあることを突き止めた。

 実はがんが放出する物質のひとつに、体中の様々な組織を成長させる物質がある。H・Mさんの場合、肺にがんができてしまったため、この物質が血管を通じて全身の骨に運ばれてしまった。

結果、必要もないのに骨が成長してしまうことに。この骨を敵とみなした免疫細胞が攻撃してしまったことで、骨の関節に炎症が発生していたのだ。あまり知られていないが、指先のふくれは肺がんの症状のひとつ。

『ばち指』と呼ばれ、肺がんの数少ない自覚症状の1つといわれている。幸いH・Mさんの場合、他の部位に転移がなかったため、手術でがんを切除。再び元気な生活を送っている。

 上記の症状に限らず、病院に行ってもなかなか治らない不調に悩まされている人は、この機会に「セカンドオピニオン」を受けてみてはいかがだろうか。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>「高血圧」は意外な病のシグナルだった!

長引く体の不調を解決するため、診断や治療について主治医とは異なる別の医師に意見を求める「セカンドオピニオン」。主治医からの紹介状が必要で、自費診療が原則となるが、思わぬ原因や解決法が判明することもある。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「長引く治らない症状 本当の原因をもう一度探ります!

~名医のセカンドオピニオンSP 12~」から、セカンドオピニオンで原因が判明し、適切な治療により症状が改善した2つの事例を紹介。セカンドオピニオンの必要性を探っていく。

■腰痛を引き起こした意外な部分の異常

 最初の悩みは日本人の約4人に1人が抱えていると言われる国民病「腰痛」。子育てを終えた専業主婦、S・Yさん(64歳)は、腰から両ももにかけて電気が流れるようなしびれと痛みを感じ、近所の整形外科で検査を受けたところ、

神経が通る脊柱管が狭くなることで神経を圧迫し、腰痛などの症状を招く「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」と診断された。

さっそく薬による治療を受けたところ、初めこそ症状が治まったものの、やがて痛みやしびれが元通りに。そればかりか、症状は悪くなる一方で、ついには足の感覚がほとんどなくなり、まるで他人の足のように感じられるまでになってしまった。

 そこでセカンドオピニオンを仰ぐため腰痛治療のスペシャリスト・駒形正志先生(厚生中央病院 脊椎脊髄外科部長)のもとを訪れたところ、先生は腰ではなく胸の骨、胸椎を調べ始めた。そ

の結果、意外な病が潜んでいることが分かったのだ。病名、「胸椎黄色靱帯骨化症(きょうついおうしょくじんたいこっかしょう)」。胸椎の背中側にある黄色靱帯が骨のように固く大きくなることで脊髄を圧迫し、様々な症状を引き起こす病だ。

そんな病を先生が見抜いた最大のポイントが、太ももの上部に痛みやしびれが起きていたこと。この部分に神経症状が出ている場合、第一腰椎付近から伸びる神経の異常か、もしくはそれより上の脊髄自体に異常が起きていると考えられるという。

病名が分かったS・Yさんは、手術で骨化した靭帯を除去。以前と変わらぬ日々を送れるようになったという。

■高血圧を引き起こしたのは高齢者に多いあの病

 続いては、50歳以上の半数以上が抱えていると言われる「高血圧」。専業主婦のY・Kさん(69歳)は、健康診断で生活習慣による高血圧と指摘され、降圧剤による治療と生活習慣の改善を始めた。

すぐに血圧は正常値に戻ったが、1年後、再び高血圧に加えて、便秘とめまいに襲われるようになった。

そこで、高血圧治療の名医・原田和昌先生(東京都健康長寿医療センター 副院長・循環器内科)の診察を受けたところ、朝の血圧が高く夜はほぼ正常であること、字が汚くなったこと、変な夢をよく見ることなどから、特殊な脳の検査を受けた結果、なんと「認知症」と判明。Y・Kさんの場合は認知症の中でも、日本人に2番目に多い「レビー小体型認知症」の初期ということがわかった。

 近年の研究によって明らかになってきたのだが、この病の最大の特徴は、脳の認知症状より前に全身にさまざまな症状が現れる場合も多いということ。

特にこの病の初期に起こりやすいと言われているのが、自律神経の異常だ。自律神経に異常が起きた結果、自律神経がコントロールしている血圧や腸の動きに異常をきたし、高血圧やめまいの症状がおこっていたのだった。幸いなことに病が初期の状態で発見されたため、病の進行をとどめる治療薬が処方された。

 肩こり、腰痛、息切れなど、病院に行ってもなかなか治らない不調に悩まされている人は、この機会に「セカンドオピニオン」を受けてみてはいかがだろうか。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>酒を飲まないのに肝炎!? 大切な肝臓を破壊する意外な病

「沈黙の臓器」と言われる肝臓。1970年には1万人に満たなかった「肝臓がん」の死亡者数は、ここ20年は毎年3万人を突破しており、要注意のがんとされている。

主に酒の飲みすぎが肝炎を引き起こし、やがて肝硬変、肝臓がんへと進行することが知られているが、最近、アルコールを全く飲まず、肝炎ウイルスにも感染していないのに、肝炎を発症する人が多数存在していることが明らかになってきたという。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、『長引く身体の不調を解消する!3つの新事実SP』から、日本の成人の約8割が抱えている“あの病”が、大切な肝臓を破壊してしまうという驚愕の新事実をお伝えする。

■脂肪肝から肝炎に進行 犯人は“歯周病菌”

 今回、番組では酒を全く飲まないのに肝炎と診断されたYさん(43歳女性)の事例を紹介。15年前、予備校講師として多忙な日々を送っていたYさんは、運動不足など生活習慣の乱れから、肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」になってしまった。

医師から「食事の制約が必要」と注意されたものの、脂肪肝が“病気”であるという認識は薄く、数値が悪化することもなかったため、特に気にすることもなく毎日を過ごしていた。

それから10年、2人の子供の母親となっていた彼女は、ある日を境に、微熱があるような重いだるさを感じるようになる。歳のせいと思い込み、病院で診察を受けることはなかったが、実はこの症状こそ沈黙の臓器、肝臓がついに上げた「声なき悲鳴」だった。

 だるさの症状の原因が判明したのは、2年後に何気なく受けた健康診断。肝臓の数値が異常なほど高くなり、精密検査の結果、肝炎になっていることが判明したのだ。酒を飲まないのになぜ? 

そこで彼女が治療に向かったのが、“肝炎研究のエキスパート”として知られる中島淳先生(横浜市立大学大学院 医学研究科 主任教授)。中島先生は、脂肪肝から肝炎に進行してしまった原因を徹底的に調査。

すると、最後に行った唾液の調査で先生の予想通りのものが見つかった。それは歯周病の原因“ギンギバリス菌”。そう、この歯周病菌こそが、アルコールを飲まなくても肝炎を発症させてしまう犯人だったのだ。

■歯周病を放置すると肝炎になる理由とは?

 ギンギバリス菌は、300~500種類もあると言われている歯周病菌のなかでも最も代表的な菌で、誰の口にでも存在する菌。歯周病菌は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目にたまると、そこから体内に侵入し、血管を通して全身を巡り始める。

その多くは白血球によって退治されるが、強いギンギバリス菌はしつこく生き残り、免疫機能をかいくぐって肝臓まで到達。侵入を感知した肝臓は、刺激物質を分泌し菌の退治を始める。

この時、健康な肝臓であれば刺激物質の影響をほとんど受けないが、Yさんのように脂肪肝になってしまった肝臓は過剰に反応してしまう。そのため、細胞が炎症を起こし、長い年月をかけてゆっくり肝炎へと進行してしまうのだ。

 その後Yさんは、投薬治療や運動、食事療法とともに、歯周病の治療を始めた。

すると肝臓の数値はみるみる下がり、歯周病の治療が終わるころには正常値に。現在は歯周病も肝炎も完治している。日常生活に支障がないと放置してしまいがちだが、たかが脂肪肝や歯周病と油断せず、専門医に相談してみてはいかがだろうか。

女性は特に注意!さまざまな危険を及ぼす●●依存

お酒は百薬の長ともいわれますが、飲み過ぎれば、脂肪肝などの肝機能障害やアルコール依存症の危険が高まります。

タレントの志村けんさんもお酒の飲み過ぎによって、肝臓の機能が弱まって、検査となりましたが、お酒の飲み過ぎによって、肝臓に負担をかけるのは、女性の方が、リスクが高いのです。

■リスクが至る所にあるアルコール依存

依存症のリスクには、女性の方が男性より短い期間で依存症になる、未成年から飲酒を始めるとより依存症になりやすい、遺伝や家庭環境が危険性を高めるなど様々です。

家族や友人のお酒に対する態度や地域の環境も未成年者の飲酒問題の原因となりますし、さらには、うつ病や不安障害などの精神疾患も依存症の危険性を高めるといったことが知られているのです。

■社会に出ると増えるアルコール依存

かといって、男性も要注意。仕事の付き合いや、ストレス解消にと社会に出ている男性は、アルコール依存症になる率は女性の約4倍です。今は女性の社会進出も多いので、仕事している女性は特に危険です。

女性の飲酒率は40年前の4倍に上がっているのです。更に女性は、アルコールによる乳がんのリスクも高まります。

特に29歳以下の女性アルコール依存症者は、約7割が摂食障害を合併するという報告もあるのです。

■女性は男性よりも2倍高い死亡率

さらに、アルコール依存症となった女性の死亡率は依存症ではない女性に比べると4倍にも上るのですが、男性は同様に調査した場合に2倍に留まるとドイツの論文でも発表されているのです。

1日平均どの程度の量を飲むとアルコール依存症になるかは人によって異なりますが、少ない量でもアルコール依存症になることもあります。

女性は男性に比べて身体が小さく、脂肪が多いため、肝臓でのアルコール処理能力も半分と言われています。国が定めているお酒の適量も、アルコール量として、男性は20gですが、女性は10gと半分。

男性と張り合って飲むというのは大変危険な行為ですので、いくらお酒が飲めるといっても、いわゆる"女性らしい"飲み方をするのが良いですね。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>肩こりを引き起こす意外な部分の“ズレ”とは?

日本人が抱える身体の不調のなかで、男性は第2位、女性では長年1位に挙げられる「肩こり」。その大きな原因は、「僧帽筋」と呼ばれる首から肩を覆う筋肉が硬くなってしまうことにあるが、近年、僧帽筋を硬くしている意外な新原因がわかってきた。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、『長引く身体の不調を解消する!3つの新事実SP』から、しつこい肩こりに潜む新事実をお伝えする。

■肩こりの原因は「僧帽筋」が硬くなること

 街ゆく人に肩こりの原因を聞いてみると、疲れ目、悪い姿勢、重い荷物を持ち続けるなど様々な理由が返ってきたが・・・。近年の研究で、「僧帽筋」がしなやかさを失い、硬くなってしまう原因の一つが、身体のある意外な部分の“ズレ”にあることがわかってきた。

はたして身体のある部分とはどこなのか?それはなんと「目」。目の名医、若倉雅登先生(井上眼科病院 名誉院長)によると、目のズレの大きさにしつこい肩こりの原因が隠れているのだという。

 実は私たちの目は、まぶたを閉じてリラックスしているとき、正面は向いておらず、ある程度左右にズレている人が多いと考えられており、まぶたを開けた時にズレた状態から目をまっすぐ向けるように、脳が無意識のうちに調整している。

その際、指令を出している脳の自律神経と実際に目がまっすぐ前を向くよう動かす筋肉に負担がかかるのだが、負担は目のズレが大きいほど大きく、常に脳の自律神経が刺激されている状態となる。

そんな状態が何十年と続くうちに自律神経が暴走を開始。常に僧帽筋を収縮させ、肩こりを引き起こすと考えられているのだ。

 若倉先生によると、目のズレは「プリズム」という単位で表され、普通の人の目のズレは数プリズム程度だが、その値が「10プリズム以上」という状態の人の肩こりは、医学的に目のズレが原因だと考えられるというのだ。

番組では、しつこい肩こりで悩んでいる男女10人の僧帽筋を調査。すると、筋肉ムキムキのボディビルダーの力こぶ並に硬いことが判明。さらに実際の医療現場で行われている『カバーテスト』という目のズレを調べる検査をしたところ、全員にズレが確認でき、そのうち7人が10プリズムを上回るズレが発見される、という結果となった。

■自宅で簡単!目の負担を軽減して肩こりを解消

 目のズレが原因の肩こりはマッサージやストレッチでは根本的な治療法にならないため、目の負担を軽減して肩こりを解消する2つの方法を若倉先生に教わった。

(1)蒸しタオルを目の上に5分置き温める。これを1日3回朝、昼、晩に行う。
これを行うことで目の周りの血流が良くなり、ズレを矯正していた目の筋肉の疲労が回復しやすくなる。自律神経も穏やかな状態になり、肩こりが軽減する。

(2)目のズレに合わせたプリズム眼鏡を使う。
プリズム眼鏡とは、実際に医療現場でも行われている方法で、眼精疲労などを軽減させる特殊なメガネ。レンズの厚さをその人の目のズレに合うように調節し、目のズレを筋肉が矯正する必要がなくなり、眼精疲労を軽減、肩こりも改善すると期待される。

※番組ケータイ・スマホサイトでは、「今すぐ家の中でできる目のズレ簡単チェック」の方法を紹介。【みんなの家庭の医学】で検索 ※有料

 長引く肩こりに悩まされている人は、一度専門の眼科医に相談してみてもいいかもしれない。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>長引く頭痛、原因は約350種類もある!?

15歳以上の日本人の約3人に1人が悩まされているという「頭痛」。一口に頭痛と言っても、お酒を飲むと起きる頭痛から咳や運動をしただけで起きる頭痛、飛行機に乗ると起きる頭痛まで、その数は約350種類にものぼるという。

今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送※)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「名医が解明!長引く頭痛の本当の原因SP」から、長引く頭痛の2つの症例とその対処法をお伝えする。

■「発作性片側頭痛」に劇的な効果を発揮する意外な薬

 今回登場した頭痛の名医・坂井文彦先生(埼玉国際頭痛センター(埼玉精神神経センター) センター長)は治療の秘密兵器となる“頭痛ダイアリー”を使い、患者に症状を事細かに書き記してもらうことで頭痛の原因を導き出している。1

0年ほど前から頭痛に悩まされ、「緊張型頭痛」と診断された主婦のH・Nさん(65歳)は、今から5年前、突然左目の奥にそれまで感じたことのない激しい痛みを感じ、涙が溢れて目を開けることすらできなくなってしまった。

頭痛専門医を受診すると、「緊張型頭痛」と「群発頭痛」が共存していると診断され、強い鎮痛剤を処方されるもあまり効果は感じられず、頻度も増えるばかりだった。

 5年もの間この症状に悩まされたH・Nさんは、すがる思いで坂井先生のもとを訪れることに。診察の結果、緊張型頭痛以外に別の頭痛が潜んでいるらしいと判断した先生は、隠れた頭痛をあぶり出すため“頭痛ダイアリー”を毎日つけるよう指示。その症状や発作時間などから「発作性片側頭痛」と判明した。

これは、何らかの原因で自律神経を司る脳幹にトラブルが発生し、三叉神経が異常に興奮することで引き起こされると考えられている頭痛だ。実はこの頭痛には特効薬がある。

それは湿布や風邪薬などでおなじみの「インドメタシン」。メカニズムはまだわかっていないが、脳幹に作用することで、劇的な効果を発揮するという。早速服用を始めると、発作が激減。ついに頭痛から解放され、笑顔で生活できるようになった。

■“市販薬の飲みすぎ”が頭痛を招く?

 なかなか治らない長引く頭痛は、誰もがやってしまいがちなある行動によっても引き起こされることがあるという。片頭痛だと思い込み、市販薬を長年・大量に飲み続けた結果、頭痛を長引かせ、新たな頭痛に襲われるようになったというH・Kさん(43歳)。

15年前、ズキンズキンと脈打つ頭痛があり市販薬で対処していたが、頻度が増えたため服用限度を超えて市販薬を飲むようになった。

そして2年前に突然、夜中の2時頃に左目の奥をハンマーで殴られているような激痛があり、その日を境に夜中の頭痛が毎晩襲ってくるように。睡眠不足と薬の飲み過ぎで、仕事中にも意識が朦朧とするようになってしまった。

 ようやく坂井先生のもとに駆け込むと、確かに片頭痛がベースにあることがわかったが、症状が複雑に入り組んでいるため、“頭痛ダイアリー”で確認しながら一つずつ取り除いていくことに。

その結果、彼に下された病名は「睡眠時頭痛」。睡眠中に痛みで目が覚める頭痛のことで、詳しいメカニズムはまだわかっていないが、睡眠中の脳の状態をコントロールする脳幹の異常が原因だと考えられている。そしてその異常のきっかけとなったと考えられるのが、何と市販薬の飲みすぎだった。

 人間の体は、痛みを感じると脳幹が痛みを抑える物質を出すが、長期にわたり用量以上の頭痛薬を飲み続けると、薬の成分によって痛みが強制的に抑えられるため、脳が痛みを抑える物質を出さなくなってしまう。

また、睡眠中の脳を安静に保つこともできなくなるため、ちょっとした刺激で脳が興奮し、頭痛が起きていたと考えられるのだ。この病を見破る決め手となったのは、頭痛ダイアリーに記された“頭痛が起こる時間”。

H・Kさんは就寝からほぼ4時間後の「浅い眠り」の時に頭痛に襲われていたのだ。睡眠中は2時間おきに深い眠りと浅い眠りを繰り返しているが、「浅い眠り」の時には脳が活発に活動するため、血流が増加し、その刺激が「睡眠時頭痛」の一因となっているのではないかと考えられている。

そこで、H・Kさんには「メラトニン」というホルモンの働きを良くする薬が処方された。睡眠中の脳の状態をコントロールするメラトニンの働きを良くし、脳を安静に保つ事が、睡眠時頭痛の最も有効な治療法なのだという。

 数百種類にも及ぶ頭痛は原因も治療法も様々。長引く頭痛に悩んでいる人は、ぜひ一度専門医で、自分の頭痛の特徴について相談されることをお勧めする。

※10月7日(火)の放送は午後7時からの3時間SP。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>尿&便トラブルを引き起こす意外な病気とは?

中高年になると直面する【尿&便トラブル】。

日本排尿機能学会の調査によれば、「尿漏れ」に悩む人は約1000万人、夜1回以上トイレに起きる「夜間頻尿」の人は約4500万人にものぼり、さらにちょっとした拍子に便が漏れてしまう「便失禁」に悩む人は、ある調査によると500万人近くいるという。今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

 みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「中高年6000万人が悩む【尿&便トラブル】を解消するための新事実SP」から、中高年の治らない尿&便トラブルに潜む驚くべき新事実を紹介する。

■放っておくと危険な尿トラブル

 尿トラブルはこれまで加齢や骨盤底筋のゆるみなどが原因と考えられてきたが、獨協医科大学 排泄機能センター センター長の山西友典先生によると、近年の研究で「治らない尿トラブル」を引き起こすある病の存在が浮かび上がってきたという。

その病とは、【隠れ脳梗塞】。「隠れ脳梗塞」とは、加齢や食生活の乱れなどによって、脳の細い血管がつまってしまう状態のこと。60代以上の実に約4人に1人が発症していると言われるが、直接命に関わる病ではなく、これまでは症状が出ないと考えられ問題視されてこなかった。

ところが最近の研究で「隠れ脳梗塞」の症状のひとつに、「尿トラブル」があることがわかってきたのだ。

 健康な人の場合、膀胱に尿が溜まると、膀胱から脳へと信号が伝えられ、脳が「尿意」を感じる。このとき、近くにトイレがないなど、排尿できるタイミングではないと判断すると、脳が「排尿にブレーキをかける信号」を送り出し、我慢することができる。

ところが、このブレーキ信号を出している脳の前頭葉に小さな脳梗塞が生じると、信号が徐々に弱まり、頻尿や尿漏れなどの「尿トラブル」が発生するのだという。

この脳や神経の異変によって生じる尿トラブルは「神経因性膀胱」と呼ばれ、投薬治療により改善が可能。症状がなかなか改善されない場合は、命に関わる脳梗塞を未然に防ぐためにも受診をおすすめする。

■人には言えない便の悩みが改善!

 尿トラブル同様、中高年になると増えてくるのが「便失禁」などの便の悩み。恥ずかしい、どの診療科に行ったらいいかわからない、といった理由から、病院に行かずに長年悩みを抱え込んでしまっている人も多いと言われている。そんななかなか治らない「便失禁」を改善できる排便機能外来があるという。

 実は、「便失禁」といっても症状の出方や原因は様々。最も多いと言われるのは、加齢により肛門の筋肉がゆるむことで漏れること。さらに、過度のアルコール摂取などで便がやわらかくなりすぎることや、直腸がんなどの病が原因という場合も。

そのため従来の病院の診療科では対応しきれず、便失禁の原因を特定するのは難しいとされてきた。そこで、埼玉県・指扇(さしおうぎ)病院では昨年6月、あらゆる便の症状を専門的に扱う「排便機能外来」を設立。様々な診療科の垣根を越えた便に特化した診察・治療を実現させたという。

 そもそも「便失禁」には、便意を感じずにいつの間にか便を漏らしてしまう「漏出性便失禁」と、便意を感じるが我慢ができず便を漏らしてしまう「切迫性便失禁」と大きく分けて2つのタイプがあるが、これらに共通する主な原因こそ「肛門の筋肉」だという。

肛門のまわりには、意識しなくても肛門を締める内側の筋肉と、意識して肛門を締める外側の筋肉があるが、今回番組で密着した「漏出性便失禁」の患者の場合、加齢により内側の筋肉の力が弱まり始めた上に、元々軟便タイプであったことが原因で「便失禁」になったと診断された。

現在は便を硬くする薬を使って治療しており、受診前より便失禁の回数が減少し、治療の効果が徐々に表れ始めているという。長年、便トラブルに悩まされている方は、全国にある専門外来で相談してみてはいかがだろうか。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>しつこい夏バテに潜む危険な病

9月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってきたものの、まだまだ最高気温25℃を超える暑い日が続いており、「夏バテ」には引き続き注意したいところ。一度夏バテになってしまうとなかなか治らず、つらい思いをしたことがある人も多いのでは? 

実は近年、こうした「しつこい夏バテ」の中に“ある病”が隠れているケースが数多く見つかっているという。そこで今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント! 

みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送※)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「夏バテと思っていたら…【なかなか取れない疲れ】に隠された2つの病SP」から、「しつこい夏バテ」に隠された注意しておくべき病の紹介をする。

■脱水が症状を促進 「慢性腎臓病」の悪化で命の危険

 一人目の東京都に住むK.Sさん(51歳・男性)が最初の異変に気付いたのは32歳の夏。

若い頃から体力が自慢だった彼は、しっかり食べていれば夏バテなど撃退できると信じていたが、夏も半ばを過ぎた頃から突然全身を覆うような重い疲労感に襲われるようになった。

その後もだるさは続き、頻尿にも悩まされるようになり、わずか3ヶ月で体重が80キロ超から50キロに激減。ようやく総合病院を訪れると、何といつ心臓が止まってもおかしくない状態という診断が下った。

すぐに大学病院に搬送されたK.Sさんに告げられた病名は「慢性腎臓病」。何らかの原因によって、腎臓の働きが慢性的に低下し様々な症状を引き起こす病だ。その最大の原因は「メタボリックシンドローム」だという。

 腎臓には体内で発生した老廃物をろ過し、尿として体外に排出する機能がある。老廃物をろ過する場所は、糸球体と呼ばれる血管でできた格子状の網。

ところが、日常から油っぽい食事をとり続けていると、血液中に大量の中性脂肪が蓄積し、全身の血管で動脈硬化が発生。当然、糸球体も動脈硬化で硬くなる。すると老廃物がうまくろ過できなくなり、体内に残ってしまうのだ。

こうして蓄積された老廃物こそが、K.Sさんに疲労感をもたらしていた正体。さらにわずか3ヶ月の間に腎臓の機能が急低下してしまったのには、夏という季節がもたらす「暑さによる脱水」と「ストレス」が原因としてあげられる。

この二つの悪性因子が重なることで、腎臓への負担が高まり、症状が急激に悪化。老廃物を何とか排出しようと盛んに尿を作り出すが排出できず、ついには心臓にまで老廃物が蓄積し、心不全を起こしてしまったのだ。

■運動不足の人はご用心

 また、都内のコールセンターで働くS.Mさん(56歳・女性)は、長年運動らしい運動をしてこなかったが、8月半ばに山歩きに出かけることに。

炎天下での慣れない登山に喉が渇いたが、最近頻尿気味なうえ、登山道にトイレはなかなかないと思い、水分を控えたまま登山を続けた。すると、帰りの電車で座席から立ち上がろうとした瞬間、突然全身の筋肉痛に襲われる。

その日はひとまず湿布薬を貼って早めに床についたのだが、翌朝になっても全身を包む痛みとだるさは増すばかりだった。

慣れない夏登山で夏バテをしたのか…と栄養ドリンクを飲んで仕事に向かうが、トイレで用を足したとき、便器が尿で真っ赤に染まってしまった。慌てて病院に駆け込むと、「横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)」と診断されたのだった。

 横紋筋とは、全身の骨の周りについている筋肉のことで、「横紋筋融解症」はその筋肉細胞が何らかの原因によって、壊れてしまう病のこと。

この状態になると、筋肉細胞からたんぱく質が流れ出し、腎臓のろ過フィルターが目詰まりを起こしてしまい、老廃物が全身に蓄積。その結果、重い疲労感や筋肉痛など様々な症状を引き起こしてしまうのだ。

実は数日で命を落とすこともある恐ろしい病気だという。ではS.Mさんの筋肉はどのように破壊されていったのか?

もともと日頃運動していなかったS.Mさんの筋肉は衰えていたため、登山を開始した時から徐々に足の筋肉がダメージを受けはじめていたと考えられる。さらに脱水によって、筋肉細胞に含まれる水分が減少して筋肉の破壊が進んでしまったのだ。

 この病を防ぐためには、レジャーや旅行先で急に運動をするのではなく、日頃から適度な運動を心がけておくことが重要だ。それと、もう一つ忘れてはならないのが水分補給。喉の渇きを感じたら、すぐに水分を摂取することをお勧めする。

※高齢の方は喉の渇きを感じにくいのでこまめな水分摂取を心がけてください。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>脳を若返らせる「デュアルタスク」って?

年をとると気になる「目尻のしわ」や「しみ」などの顔の老化。しかし、老けていくのは顔だけではなく、加齢とともに歯に隙間ができる、脳が委縮するということも。ところが、臓器の老化を防ぎ若返らせた健康賢者が日本全国にたくさんいるという。

そこで今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「全国47都道府県で発見! 名医が認めた身体を老けさせない新事実SP」で判明した身体年齢を若く保つ秘密から、脳に関する驚愕の新事実をお伝えする。


■認知症予備軍の症状に注意

 「やろうと思っていたことをすぐに忘れてしまう」「頻繁に物をなくしてしまう」「1日のなかで、何度も同じ話を繰り返すことがある」といった症状が始まると、認知症の予備軍である可能性が高いという。

これらに共通しているのは、短期記憶能力の低下。短期記憶とは数分から数時間前くらいの、つい最近経験した記憶のことで、それがふと抜け落ちてしまうと危険だというのだ。

 短期記憶能力の低下の原因のひとつとして考えられるのが、認知症の原因物質「アミロイドβ」の蓄積。このアミロイドβが蓄積し、老人斑を作る過程で脳神経が死滅すると考えられているのだ。

短期記憶能力が低下し「軽度認知障害」を発症した人の脳を見ると、脳の一部で脳神経が死滅しはじめ、血流量が低下していることがわかるという。

この血流量低下による短期記憶能力の悪化が認知症の第一歩となり、気付かずに放っておくと脳の神経細胞の死滅がさらに広がって血流も低下。その範囲が拡大することで認知症を発症すると考えられている。

■脳の神経細胞の死滅による血流低下は改善できる?

 実は、脳の神経細胞の死滅による血流の低下は改善できることがわかってきたという。その方法を知る名医 千葉みなとリハビリテーション病院の山田達夫先生によると、衰えた脳の血流量を上げるには、例えばお風呂に入りながら歌を歌ったり、家事をしながらテレビを見たりするなど、ふたつ以上のことを同時に行える能力を鍛えることが効果的だというのだ。

その名も「デュアルタスク」。山田先生は以前、この「デュアルタスク」によって脳の再活性化に成功したという。

 その実例として、番組では、2003年に発足し、大分県の安心院町で行われている山田先生たちのグループ考案による認知症の予防プログラム「安心院プロジェクト」を紹介。

そのプロジェクトでデュアルタスクが身に付くとして毎週行われていたのは、何と「料理」だった。といってもただ作るだけではなく、その日食べる料理を企画立案することから始め、買い出し、実際の調理、そして盛り付けまで、すべてを参加者が率先して実施。

集団で調理を行うなかで、「自分の作業をしながら周りの人に気を遣う」ことや、お吸い物を作りながら魚を焼くなど「複数の料理を同時に作る」ことが脳の活性化につながっていると考えられるという。

 実際に、軽度認知障害の高齢者を対象にプロジェクトを続けてきた結果、わずか2年で血流量が大幅にアップし、参加者の約9割が軽度認知障害から正常に回復したという。冒頭の症状が気になるかたは、日常の生活でこの「デュアルタスク」を意識し、脳の若返りを図ってみてはいかがだろうか。

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>大腸がんのリスクを減らす生活習慣とは?

年をとると気になる「目尻のしわ」や「しみ」などの顔の老化。しかし、老けていくのは顔だけではなく、加齢とともに歯に隙間ができる、脳が委縮するということも。ところが、臓器の老化を防ぎ若返らせた健康賢者が日本全国にたくさんいるという。

そこで今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!

 みんなの家庭の医学』(毎週火曜日午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、「全国47都道府県で発見!

 名医が認めた身体を老けさせない新事実SP」で判明した身体を老けさせない新事実から、腸を若返らせて大腸がんのリスクを減らす秘訣をお伝えする。

■ “腸の老化”で何が起こる?

 最近、「便がやたらとにおうようになった」「便秘気味になった」と感じる人は、もしかすると“腸の老化”が原因かもしれない。実は近年、こうした腸の老化を放っておくと、死亡率31%という危険な病になる可能性が高くなることがわかってきた。

その病とは「大腸がん」。「便秘」の人はそうでない人に比べ、男性で約1.2倍、女性は何と約2.5倍も大腸がんになるリスクが高いのだという。

 大腸がんのリスクを減らすために、何とか腸の老化をストップさせ、若々しい腸を保つことはできないものか?

 そこで、ここ3年間の平均で大腸がんの死亡率が最も低かった滋賀県に住む13人に協力していただき、腸年齢を調べてみると、13人中9人が実年齢より若い腸を保っていることが判明し、なかには腸年齢が実年齢より30歳も若い人もいた。

では、滋賀県民はどうして腸が若いのか、便秘治療のスペシャリスト・小林弘幸先生(順天堂大学医学部 教授)に伺ったところ、ポイントは運動や睡眠などの生活習慣。特に、食生活が大きなファクターになっているという。

■腸年齢を若返らせる秘訣は「発酵食品」と「食物繊維」

 番組では、夫婦そろって腸年齢が実年齢より30歳以上若かった70代のHさん夫婦の生活に密着。

すると、滋賀県の郷土食「ふなずし」や「自家製ヨーグルト」など、毎日数種類の発酵食品を食べていること、そして自家製の漬物をはじめ、野菜を多く食べることで食物繊維を豊富に摂取していることがわかった。

この「発酵食品」と「食物繊維」こそが、滋賀県の人々の腸内環境を整え、若い腸年齢を維持させている秘訣だったのだ。小林先生によれば、毎日3種類の発酵食品を摂取するのがおすすめだという。

 とはいえ、漬け物や塩辛に代表されるように発酵食品には塩分が高めなものも多く、味の相性がいいものからそうでないものまで、発酵食品3種類を組み合わせるのはなかなか大変。

そこで、番組ではカリスマ家庭料理研究家・奥薗壽子さんが、1食で3種類の発酵食品が摂れ、なおかつ塩分控えめ、しかも食物繊維が豊富な腸を若く保つレシピとして、「納豆とオクラの焼き春巻き」「トウモロコシの発酵パンケーキ」「酒かすキムチ煮」を考案。

発酵食品が苦手な人でも美味しく食べられる味付けとなっているため、ご家庭でもぜひとも作ってみてほしい。

※番組ケータイ・スマホサイトでは、「腸内環境を整える3つの発酵食品を使った発酵料理」の材料や詳しい作り方を紹介(※有料)。みんなの家庭の医学で検索!

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