あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧
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あなたの健康はお金で買えますか・・・?

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高血糖の人に「サッと食べる」習慣を変えてほしい理由 

 糖尿病をはじめ、生活習慣病対策は、規則正しい、バランスの取れた食生活と切っても切り離せません。いつ食べるか、献立のバランスをどうするか、カロリーをどれくらいにするか……。

 挙げだすとキリがありませんが、「いろいろ言われるとやる気をなくす」などと考える方には、まず基本の“き”として、「味わって食べる」ということを覚えてほしいと思います。

 時間がないから、ざるそばなどをサッと食べる。時々であれば仕方ありませんが、日常的には避けていただきたい行為。特に血糖値が高めと指摘されている人は注意してほしい。

 サッと急いで食べてしまうと、インスリンの分泌が遅れ、食後の血糖値が急激に上がります。すると今度は血糖値が急激に下がります。食後の血糖値の急上昇、急降下を「血糖値スパイク」と呼びます。血糖値の急上昇の時には強い眠気が生じ、急降下の時にはイライラ、集中力や判断力の低下などが起こります。

 さらに血糖値スパイクを何度も繰り返していると、血糖値スパイクが活性酸素を発生させて血管を傷つけやすくし、血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞といった重大病のリスクも高まります。

■シンプルラーメンにはキャベツやキクラゲを

 近年は、血糖値の上昇・下降の幅を極力小さくすることは糖尿病対策の重要なポイントであると考えられています。

 食べ物を早く食べるから糖尿病になるわけではないものの、ひとたび糖尿病になってしまった人が「サッと食べる」習慣を変えられないでいると、血管へのダメージは大きくなります。空腹を満たすために食べるのではなく、味わって、できれば人とおしゃべりしながら、ゆっくりと食べた方が、血糖値スパイクが起こりにくくなります。

 メニューの選択で血糖値スパイクを起こしにくくもできます。サッと食べてしまうものの代表格といえば麺類ですよね。あまり噛まずに食べてしまえるのでインスリンの分泌が追いつかず、血糖値スパイクが起こりやすい。加えて、スープを飲んだりして塩分摂取量が多いのも問題です。

麺類よりも、品数が多く食べるのに時間がかかる定食を選ぶ。もし麺類を食べるなら、少しでも食べるスピードを遅らせられるものを選ぶ。麺とスープだけより、プラスアルファがあるものがいい。

 そばなら、ざるそばよりも、キュウリの千切りや卵焼きなど具材がのっているものを。

 サラリーマンのみなさんにはラーメンが好きな方が多いですね。ラーメンも、好きな人には「味わって食べている」ことになるのでしょうけど、やはりサッと食べてしまいがち。ラーメンを食べるなら、生キャベツやキクラゲ、または小松菜などの野菜がたっぷりのっているようなラーメンを選んでください。

 ファストフードも、栄養バランスの悪さや塩分量の多さなどが問題視されますが、サッと食べられてしまう点もよくないのです。ファストフード店で、一口ごとに味わって食べている人はあまり見かけません。「急いで食べる」「意識はスマホの画面に集中して味には無頓着で食べる」といった印象を受けます。

「野菜から食べるといい、いわゆるベジファースト」とよく言われます。食べる順番に気をつけることは糖尿病対策などに役立ちますが、実践できない状況もあるでしょう。バランスの取れた内容のものを味わって食べる習慣を身に付ける方が、もっと糖尿病対策に役立つと考えています。

 効率よく各種の栄養成分を摂取でき、「GI値が低い(=糖の吸収を抑えられる)」「カロリーが低い」などのうたい文句があるエナジーバーを愛用している人もいるかもしれません。

 これも、食事をきちんと取る時間がない時に活用するには便利でいいですが、食事の選択肢の一つに常に入っているというのは、私はお勧めできません。エナジーバーの食事をずっと続けるのは難しい。これで栄養成分を取れているからと、反動でジャンクなものを食べてしまうことになりかねない。

 食事は毎日、寿命が尽きるまで続くもの。バランスのいい食事を味わって食べる習慣を少しだけでも実践して下さい。これが、無理なく、ストレスなく、生活習慣病対策を続けられる方法だと考えています。

東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科准教授
専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

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( 2019/06/19 01:15 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

血圧、本当の危険値は? 上が160以上でもOKな年齢も 

 高血圧を始め、様々な生活習慣病の治療が始まる端緒となるのが、日本人の多くが受診する健康診断の「基準値」である。「健康」か「病気」かを見極める境界線だ。ところが、健康診断や人間ドックで“健康の判定基準”とされている数値の元になっている各学会の診療ガイドラインには、「年齢と性別」という重要なファクターが抜け落ちている。

 長年、健康基準に関する研究を行なっている東海大学医学部名誉教授で『「血圧147」で薬は飲むな』著者の大櫛陽一氏が指摘する。

「米マサチューセッツ州フラミンガムの住民を追跡調査した研究では、5歳刻みで心筋梗塞など心疾患に対するリスクが異なることが明らかになりました。健診の基準は男女別、年齢別でなければ役に立たないのです。そもそも20歳の男性と、80歳の男性を同じ基準で判断できるわけがない」(以下、「」はすべて大櫛氏)

 大櫛氏は2004年、日本総合健診医学会で、全国45か所の健診実施機関から約70万人分のデータを集めて解析した「男女別・年齢別健康基準値」を発表した。その数値が健診の基準値とはかけ離れていたため、各専門医学会からは猛反発が巻き起こった。

 しかし、大櫛氏はその後も調査を進め、神奈川など3県の約40万人の住民の健診結果とすべての疾患による死亡の関係を追跡調査し、基準内であれば死亡率が上がらないことを確認した。

 大櫛氏が調査したデータの中から、「血圧」について見てみよう。

 これまで高血圧の治療を受ける患者が目標とする血圧は、75歳未満なら140/90(最高血圧/最低血圧)mmHg未満とされていたが、4月に日本高血圧学会が定める高血圧治療ガイドラインの改訂を控え、130/80未満に変更される。

 しかし、「大櫛基準」では、血圧は65歳男性なら上が165、下が100までが基準範囲(正常値)で、130まで下げる必要はないことになる。なぜこれほど数値の開きがあるのか。

「そもそも高齢者は、ある程度血圧が高くなければいけないのです。年を重ねるにつれ、皮膚がかさかさになって硬くなるのと同様に、血管も硬くなっていきます」

 これは動脈硬化ではなく、糖化という細胞の老化によって起きる現象だという。

「硬いゴムホースで水を送り出すには水に勢いがないといけないように、硬い血管を通して血液を送り出すには、血の勢い(血圧)も強くなければいけない。血圧が年齢によってある程度高くなっていくのは『正常』と言えるのです。だからこそ血圧の健康基準範囲も、年齢ごとに見る必要がある」

 大櫛氏は年齢ごとの血圧の「大櫛基準」を下回ると起こるリスクについてこう話す。

「体内では脳が最も多く血液を必要としていますが、問題なのは脳が血液を送り出すポンプである心臓よりも上にあること。日中行動しているときなどは、重力の抵抗を受けているので、上向きに血液を送り出すには、高齢になるほど強い圧力が必要になる。圧力が弱まって脳に血が巡らないと、めまいや貧血、最悪の場合は脳梗塞の原因にもなる」

 大櫛氏が特に警鐘を鳴らすのは、今回のガイドラインの改訂で目標値(降圧目標)が変更されることで、降圧剤を処方される人が増えることだという。

「私の推計では、降圧剤の服用を勧められる治療対象者はこれまで約1660万人だったのが、約4000万人に増えます。複数の研究や調査により、降圧剤で20以上血圧を下げると脳梗塞の発症率や死亡率が高まることがわかっている。急激な血圧低下により血流が悪くなり、血栓で脳の血管が詰まってしまうのです。

 私が福島県郡山市の約4万人の男女(平均年齢約62歳)を平均6年間追跡調査したところ、血圧が180/110以上の人で降圧剤を使って血圧を最大20以上下げた人は、使わなかった人より、死亡率が5倍も高いという結果が出ました」

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( 2019/05/25 19:27 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

高血圧薬はアプローチ異なる5種 薬を替えて症状改善も 

 医師から処方される薬は、病気を治す有力な手段であり、強い味方だ。2017年の厚生労働省の統計によれば、65才以上の3割が6種類以上の薬を処方されているという。しかし、中には薬が原因で新たな悩みを抱える人もいる。東京都に住む鎌田美沙さん(57才・仮名)が声を潜める。

「50代に入ってすぐに高血圧と診断されて薬をのんでいますが、大きな不調はないものの、手足がむくむし、めまいが起きたりするばかりで、血圧の数値もなかなか改善しません。

 しかも『薬の効き目を強める』という理由で、朝の日課だったグレープフルーツジュースを禁止されたのも地味にツラい。これが風邪や花粉症の市販薬だったら、別の薬を試してみようと思いますが、処方薬だと出されたものをのむよりほかにないですよね…」

 鎌田さんのような、持病の薬に対して不満を持つ人は少なくない。しかし、茅ケ崎メディカルクリニック院長の柘植俊直さんは「別の薬に替えることで症状が改善されることはよくある」と言う。

◆高血圧の薬は主に5種類

 血圧を下げる薬である降圧剤は、大まかに分けて5種類。冒頭の鎌田さんが処方されていたのは、「カルシウム拮抗薬」と呼ばれるタイプの薬だ。

「細胞にカルシウムが流れ込む際に血管が収縮し、血圧が上昇するのですが、カルシウム拮抗薬はそれを抑えて血管を拡張させます。

 昔から使用されているため、医師が『このくらい処方すれば、このくらい血圧が下がる』と把握しやすく、それゆえ処方しやすいため、最も一般的な薬です。副作用として、ほてりやむくみ、便秘などが現れることがありますが、いずれも自覚症状を伴うため、本人が気づき、危険な状態に至ることが少ないのが特徴です」

 高血圧薬にはこれ以外に、ARB、ACE阻害薬、利尿剤、β遮断薬と呼ばれるものなどがあり、それぞれ血圧を下げるという目的は同じだが、アプローチが異なる。

「血圧を下げる」という1つの目的に、これだけの種類の薬があるとなると、どのような基準で選んでいるのかという疑問がわく。

「どの薬も、それぞれ長所と短所がありますから、医師は患者さんの状態によって処方を決めます。たとえば夏には高齢者は脱水に陥りやすいので利尿剤の使用に注意する、喘息がある人にはβ遮断薬は出さない、などが挙げられます」(柘植さん)

また、高血圧の薬は患者ごとに効く、効かないの差が出ることがある。処方しても効果がみられなかったり、副作用がきつかったりする場合、アプローチの異なる別の薬に替えたり、処方されている薬を減らして食事や生活習慣の改善に力を入れることもあるという。

「私が診た中には、多数の薬をのみすぎたせいで副作用が強く出ている人もいました。80代の女性だったのですが、高血圧のためカルシウム拮抗薬を出され、副作用で手足にむくみが出てしまった。

 しかし、本人はそうと知らずに『むくみに悩んでいる』と告げたところ、“腎機能に問題がある”と診断されて利尿剤が追加で出されていた。私のところでカルシウム拮抗薬の量を減らす処方をしたところ、むくみは改善されました」(柘植さん)

 高血圧症の患者の中には、「副腎」という臓器から分泌されるホルモン「アルドステロン」の異常が原因である人が5~10%ほどいることが近年、わかってきた。そのタイプの患者は、手術で高血圧を治せるほか、“第6の選択肢”である「抗アルドステロン薬」の効果が高い。

 同じ病気でも、原因や体質は人それぞれ違う。薬も違って当然なのだ。

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( 2019/05/25 19:23 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

循環器と栄養の専門家が厳選 血管力を上げる食べ物ランキング 

「人は血管とともに老いる」は、医学界では決まり文句になっているという。人体で最大の“臓器”ともいわれる血管は、あらゆる体の不調と密接なかかわりを持っている。そこで、循環器と栄養のプロに「本当に血管にいい食べ物」を教示してもらった。血管力を上げる食べ物をランキング形式で紹介する。

【以下、25人の「循環器と栄養の専門家」に「血管力を上げる食べ物」を挙げてもらい、1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として集計。6位までに入った食品を掲載した】

◆1位:いわし/42点

「いわしに含まれるEPAは中性脂肪を減らし、ドロドロになった血管を改善してくれる効果が。さらに、血中の赤血球の膜を柔らかくする効能もあり、血管の隅々まで酸素が行き渡るようになります」(中沢るみさん・管理栄養士)

「おすすめは、新鮮な状態で刺身にすること。調理する場合は栄養素が溶け込んだ汁も一緒に食べましょう」(磯村優貴恵さん・管理栄養士)

「EPAと並んで多く含有されるDHAには、認知症予防の効果も」(野田泰永さん・サクラクリニック院長)

「血管を柔らかく保ってくれる成分であるアルギニンも豊富に含まれています」(伊達友美さん・管理栄養士/ダイエットカウンセラー)

◆2位:納豆/29点

「納豆は、大豆イソフラボンとたんぱく質が豊富で、コレステロール値を下げる働きがあります」(望月理恵子さん・管理栄養士)

「ナットウキナーゼには血栓を溶かし血液をサラサラにする役割が。特に睡眠中は血液が凝固しやすくなるため、夜に食べることをおすすめします」(中沢るみさん・管理栄養士)

「納豆に含まれる食物繊維には、腸内環境を整え、余分な塩分や糖分の吸収を妨げる効果が。定期的に食べることで、血をきれいに保ってくれます」(磯村優貴恵さん・管理栄養士)

「たんぱく質や酵素、乳酸菌など血管を丈夫にする成分がバランスよく配合されています」(伊達友美さん・管理栄養士/ダイエットカウンセラー)

◆3位:さば/23点

「血管の持つ弾力性を高め、血栓を溶かす効果のあるEPAとDHAが多く含まれています」(家光素行さん・立命館大学教授)

「EPAを摂ると脂肪が燃焼しやすくなるため、メタボが気になる人も積極的に食べてほしい。ただ、油も多く含むので食べすぎには注意してください」(望月理恵子さん・管理栄養士)

「さばに多く含まれるEPAには脳梗塞を予防する効果も」(平井愛山さん・千葉県循環器病センター・内科・分泌代謝医師)

「いわしと同じく、さばにもDHAがふんだんに含まれており、認知症予防効果も期待できます」(野田泰永さん・サクラクリニック院長)

◆4位:シナモン/14点

「シナモンは漢方では桂皮と呼ばれ、毛細血管を構成している内皮細胞の結びつきを強化し、毛細血管を若々しく保つ効能が」(根来秀行さん・医師/ハーバード大学医学部客員教授)

「香辛料や漢方としても古くから使われてきた。毛細血管はもちろん、動脈や静脈の血流も改善してくれるといわれています」(橋本洋一郎さん・熊本市民病院 主席診療部長)

「デトックス効果があり、胃腸の機能も整えてくれます。腸内環境が悪化すれば、老廃物が血流にも流れ出し、血液の質も落ちる。便秘気味の人は積極的に摂って」(高倉伸幸さん・医師/大阪大学教授)

「一方、摂りすぎには注意が必要。クマリンという成分は大量に摂取すると肝障害が起きるリスクも。1日1g以下が目安です」(奥野祐次さん・医師/オクノクリニック院長)

◆4位:くるみ/14点

「くるみに含まれる植物油であるα-リノレン酸には動脈硬化を予防し、血管を若々しく保ってくれる効能が」(藤岡智子さん・栄養士/フードライター)

「くるみの油には、血管の弾力性を強化する働きもある。そのうえ、同じくくるみに含まれるビタミンEにはコレステロールが酸化して動脈硬化などの原因になるのを防ぐ働きも期待でき、いろいろな角度から、血管にいい食べ物といえるでしょう」(中沢るみさん・管理栄養士)

◆6位:トマト/13点

「赤い色素のリコピンには抗酸化作用があるため、血管の酸化を防いでくれます。食べ方は、同じく血管にいい作用をもたらすチーズと一緒に食べる、カプレーゼがおすすめです」(南和友さん・心臓外科医)

「トマトは赤ければ赤いほど、リコピンの含有量が多くなる。より真っ赤に熟したものを選びましょう」(磯村優貴恵さん・管理栄養士)

「リコピンは熱に強いので、さまざまな調理法を楽しめる。また、特に皮の部分に多く含まれているので皮ごと食べられるような方法で料理するのが望ましいでしょう」(奥野祐次さん・医師/オクノクリニック院長)

「定期的に食べることで動脈硬化の予防にも。積極的に食卓に取り入れることをおすすめします」(堀知佐子さん・管理栄養士)

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( 2019/04/18 01:56 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

症状はなかったのに…「突然」のウソ 原因は過去にある【進化する糖尿病治療法】 

「突然、心筋梗塞を起こした」「突然、脳卒中を起こした」という話をよく聞きますよね。それまで症状がなかったのに……ということですが、本当は「突然」ということはないのです。

 Aさん(52歳)は、大学卒業後、大手メーカーに就職し、営業職に配属。仕事はものすごく忙しかったそうで、早朝から仕事に出て、たばこと缶コーヒーで空腹をまぎらわせながら、夜まで猛然と仕事をする毎日でした。

 仕事が終わるのは夜10時過ぎで、それから仕事仲間と一緒にその日初めての食事らしい食事。定食屋などは開いておらず、ラーメンでは物足りず、ファミレスでは味気ない。自然と、深夜まで営業している焼き肉屋に行くことが多かったと、Aさんは言います。ビールなどを深夜まで相当量飲み、「5人で15人前」なんていう食べ方も珍しくなかったとか……。

 みなさんも覚えはありませんか? 若い時にむちゃしたことを。若くて体力があるからこそ、仕事もプライベートも、睡眠時間を削って“頑張れる”のですよね。

 そんなAさんも30歳で結婚。子供もでき、“モーレツサラリーマン”であることは変わらないものの、さすがに「深夜に焼き肉」はなくなりました。

 1日1食の生活から一変、朝は奥さんが用意した朝食を取り、昼は仕事が忙しくて抜くことは時々あるものの、夜は取引先と会食の時以外は、夜遅くなっても、自宅で食べるようになりました。酒が好きで、会食時などには飲み過ぎることはありましたが、回数がそう多いわけではありませんでした。シメのラーメンも、年に1~2回ある程度だったとのことです。

 それでも、20代で一気に増えた体重はなかなか元に戻らず、健診では毎年、「やや肥満」と指摘されていたそうです。運動を、と思っても、Aさんにとってみれば「そんな時間はない」。移動はほぼ電車や車なので、1日の歩数も多いとはとても言えない状況。血糖値、血圧、コレステロール、中性脂肪、尿酸値は、基準値は超えていないものの、毎年測定のたびに数値が上がっていました。

 そんな30代を送っていたAさんが、突然、心筋梗塞を起こしたのは46歳の時です。会社での会議中でのことでした。周囲に人がたくさんいる時であったのが幸いでした。すぐに救急車が呼ばれ、病院に搬送。命を取り留めました。

 Aさんが言うには、「やや肥満ではあるけれど、健診の結果で異常な数値はひとつもなかった。健康だったのに、突然なぜ……?」。

■むちゃくちゃな生活を5年以上続けると危険

 心筋梗塞は心臓の血管が詰まる病気。不整脈でもない限り、ある日突然詰まることはないのです。必ず過去の経験が関係している。つまり、“負の遺産”です。

 エビデンスがあるわけではありませんが、私の経験からあえて数字を出すならば、むちゃくちゃな生活が1~2年くらいであればまだ大丈夫でしょう。しかし、5年ほどむちゃくちゃな生活をしていれば、それはかなりの確率で“負の遺産”として残ります。食生活だけではありません。ストレスが高い日々が続いていた、仕事が忙しく睡眠時間が少ない日々が続いていた、という場合も同じです。

 Aさんのケースでいえば、20代の生活による“負の遺産”が大きかったのでしょう。血管は、健康的な生活をしていても、年齢と共に硬くなります。負の遺産がある人は、早い段階で血管が硬くなっている可能性が高い。もともと血管が硬いところからスタートすれば、その後に規則正しい生活に変えたとしても、よほど気を付けていなければ、ほかの人より心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなってしまうのです。

 私がよく例えに出すのは、花粉症の例えじゃないですが、コップに入った水です。コップに水がなみなみと入っている人と、少ししか入っていない人がいる。前者は負の遺産を抱えている人で、後者はそうでない人です。水が少ししか入っていない人は、1滴の水が加わったところで大したことがありません。それこそ“たった1滴”で済む。一方、水がなみなみと入っている人は、1滴水が加わるだけで、水があふれ出してしまう。“たった1滴”ではないのです。

 過去にむちゃくちゃな生活をしていた人は、自分は水があふれ出しそうな状態だと自覚した方がいい。その上で一層気を引き締め、生活改善に臨むべきなのです。

(坂本昌也/東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科准教授)

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( 2019/04/15 11:31 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

血糖値の罠 基準に従って薬で下げすぎると発作起こす可能性 

 生活習慣病の治療が始まる端緒となる、健康診断。定められた「基準値」が、健康か病気かを見極める境界となる。ところが、健康診断や人間ドックで“健康の判定基準”とされている数値の元になっている各学会の診療ガイドラインには、「年齢と性別」という重要なファクターが抜け落ちている。

 長年、健康基準に関する研究を行なっている東海大学医学部名誉教授で『検査値と病気 間違いだらけの診断基準』著者の大櫛陽一氏は2004年、日本総合健診医学会で、全国45か所の健診実施機関から約70万人分のデータを集めて解析した「男女別・年齢別健康基準値」を発表。大櫛氏はその後も調査を進め、神奈川など3県の約40万人の住民の健診結果とすべての疾患による死亡の関係を追跡調査し、基準内であれば死亡率が上がらないことを確認した。

 大櫛氏が調査したデータの中から、「血糖値」について見てみよう。「血圧」や「コレステロール」では学会の基準よりも「大櫛基準」が健康とされる範囲が広かったが、血糖値は違う。糖尿病の診断基準となる血糖値については、日本糖尿病学会の正常値(糖尿病の発症リスクが低い)が空腹時血糖で110mg/dl未満、HbA1c(ヘモグロビンA1c)で5.5%以下となっている。

 HbA1cは赤血球中のヘモグロビンとブドウ糖の結合比率のこと。食事の影響を受けずに検出できるため、検査項目として有用性が高い。「中高年に限って言えば、日本糖尿病学会の基準と私の調査した基準範囲や国際基準はほとんど変わりません。血糖値は高ければ高いほど、やはり糖尿病になるリスクは増加する」

 ただそこで気を付けなければいけないのは、高齢者が血糖値を下げすぎてしまうこと。「健診の基準は年齢別になっていないため、55歳以上の中高年には基準が厳しすぎる。健診の基準に従って薬物により血糖値を下げ過ぎると低血糖発作を引き起こし、死に至る可能性もあるので注意が必要です」

 また、「大櫛基準」の範囲を超えていた場合でも、「血糖値の下げ方」には留意すべき点があるという。「肉など高脂質食品を摂取し過ぎると血糖値が上がるというのは間違いです。2005年度国民栄養・健康調査報告によると、日本では加齢に伴い炭水化物摂取量が上がり、男女とも40代から増加傾向にあります。

 中年になり、脂っこい食事を避けて蕎麦や素麺などのさっぱりした食事を好み、ご飯やパンでエネルギーを摂ろうと考えがちだからです。 同調査報告で空腹時血糖値の高い人の比率を年代別に示したものを見ると、男女とも50代から跳ね上がっている。日本人の血糖値を上げているのは、脂質ではなく、炭水化物の過剰摂取が原因だとわかったのです」


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( 2019/03/23 16:29 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症の祖母が寝たきりから復活 実感した医者や病院の選び方の大切さ 

 30歳過ぎから認知症の祖母を6年ほど介護してきましたが、症状の進行とともに在宅でみるのが難しくなり、2018年11月末、87歳になる祖母の老人健康保健施設(老健)への入所を決めました。入所すぐにほかの利用者に暴言を吐くなどの粗暴行為が見られ、薬を多量に処方されて寝たきりになりましたが、その後精神病院に転院すると、祖母は急性期病棟で奇跡的に復活しました。その背景には、薬を極力使用せずADL(日常生活動作)を維持しようとする医者や病院との出会いがありました。認知症の医者や病院の選び方の参考になればと思います。

■薬を多量も処方され…寝たきりに

 祖母の老健での粗暴行為は入所2日目に発現しました。入所者が集まりテレビをみたり食事を食べたりするデイルームという場所がありますが、祖母はデイルームで利用者に対し「あんた何ボーッっとしてんの、仕事しないなら出て行きなさい」と怒り、食器を数枚投げつけました。さらに、夜間から早朝にかけて急に「ここはどこなの?私を帰らせて」と大声で泣き、看護師が「大丈夫、大丈夫」と説得しましたがおさまりません。これらの行為が連日続き、筆者は老健の主治医から「ほかの利用者に迷惑です。認知症が進行しているので、精神病院で治療してください」と告げられました。そして、抗認知症薬、3種類の精神安定剤、2種類の睡眠薬、鎮静剤の投与も始まりました。

 翌日心配だったので面会へ行くと、1点をみつめ、口をぼーっと空けた祖母がいました。筆者は急いで老健のケアマネージャー、役所、地域包括センター、在宅介護時にお世話になったケアマネージャーと相談し、ある精神病院へ面会・見学へ行ったのです。

■祖母への思いを汲み取ってくれた医者と病院

 精神病院へ行くと主治医から「ご家族様が望まれる治療方針を聞かせてください」と聞かれたので、筆者は「無理は承知ですが、極力薬を使用しない治療を希望しています」と答えました。すると、主治医は「私も薬を多く使うのは疑問を持っています」と言ってくれたので、筆者は「家で祖母をみていて、薬を使ってない時が一番人間らしい姿と思いまして」と祖母への思いをストレートに伝えてみました。

 すると、主治医は筆者に「お気持ち分かります、薬を抜いて様子みましょう。薬を使用する場合は連絡しますね」と笑顔で優しく丁寧に説明してくれました。祖母がADLを維持するのにベストな治療方法を選択してくれ、家族の意向も最大限に汲み取ってくれる医者だと思い、入院の手続きをしました。そして、筆者が週1~2回面会へ行くたびに祖母はみるみる元気になっていきます。

 カロリー維持のために食後のデザートとして毎食出ていたハイカロリーゼリーが食事量の増加とともになくなり、話すことや笑顔も格段に増えました。この病院は主治医だけでなく病院の看護師や介護士の対応も感心の連続です。例えば、祖母が突然泣く時には看護師や介護士が「よしよし」と全身で抱きしめたりします。また、部屋から風呂まで歩かせたり、食事を自力で摂取させたりする時もあります。主治医、看護師、介護士など端々に祖母のADLを維持しようというプロ意識を感じました。

 とはいえ、老健と精神病院の急性期病棟は力を入れている部分が異なり、単純に比較はできません。老健は介護施設で、病院とは違います。施設により若干変わりますが、公的な施設で他の施設より月々の利用料が安い分、職員の人数が限られ、ハイレベルなケアや食事を求めるのは難しくなります。ただ、専門の理学療法士や作業療法士による1日20分週3回ほどリハビリがあったり、病院が併設され診察代が月々の利用料に含まれたりなどのメリットもあります。一方、精神病院の急性期病棟は施設にもよるでしょうが、月々の利用料が老健に比べ高いです。利用者数に対する看護士や介護士の人数も充実しており、ケアに力を入れられたり、バリエーションが豊富な食事が提供されたり、レクリエーションも活発です。ただメリットばかりではなく、精神病を抱えたさまざまな患者がいるため、監視体制下の中、症状によっては身体拘束があったり、許可なく外出できなかったりなど、閉鎖的な空間なことは否めません。

  ◇  ◇

 いずれにせよ、老健と精神病院の急性期病棟という特性の違いがあるとはいえ、ケアに力を入れる主治医や病院との出会いが祖母を回復させることを知りました。筆者のように本人に一日でも人間らしく元気にすごしてほしいと思って介護されている方が大半だと思います。そのような方々に薬は最小限の使用、患者や家族の思いに最大限寄り添い、ADLを維持するリハビリなどを積極的にする医者や病院を選ぶことをオススメします。介護士や看護士の不足で、多量な薬を投薬せざるを得ない施設や病院側の事情には最大限配慮しつつ、本人への思いをぶつけてみてください、きっと伝わることがあると思います。(神戸新聞特約記者・奥村シンゴ)

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( 2019/03/16 13:09 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症の開始は「もの忘れ」だけではない、早期の受診を 

 認知症は今や多くの人の関心事だが、一方で曖昧で偏ったイメージや漠然とした不安を抱く人も多い。一般的によく知られるアルツハイマー型認知症以外にも、レビー小体型、血管性、前頭側頭葉変性症ほか多くの種類があり、それぞれ特徴がある。きちんと知っておかないと受診のタイミングを見逃し、症状に翻弄されることにもなるのだ。

 認知症は早期診断、早期治療が大事と語るシニアメンタルクリニック日本橋人形町院長の井関栄三さんに聞いた。

 高齢者の認知症といえば、もの忘れがひどくなって同じ質問を繰り返し、何もできなくなる…というのが一般的なイメージかもしれない。しかし、必ずしもすべての認知症がもの忘れから始まるわけではない。

◆認知症にも種類がある。老化との違いにも注意を

「認知症は、さまざまな原因で脳の器質的障害が起こり、生活に支障を来した状態のこと。この“原因”となる病気によって症状や進行具合もかなり違うのですが、その種類も数多いのです。

 現在、日本でいちばん多く、よく知られているのが、記憶障害で始まるアルツハイマー型認知症。次いで多いのが幻視が特徴的なレビー小体型認知症、脳血管障害が原因の血管性認知症。この3つは三大認知症と呼ばれています。

 このほか脳の前頭葉、側頭葉が萎縮する前頭側頭葉変性症なども知られていますが、他にも多くの認知症があります。記憶障害はほとんどの認知症に共通しますが、アルツハイマー型のように初期にわかりやすく表れるケースだけでなく、レビー小体型や前頭側頭葉変性症のように初期にはあまり目立たない場合もあり、“もの忘れ”だけを認知症の指標にすると受診のタイミングを逃すことにもなります」

 また“老化”との違いもわかりにくく、家族が異変と気づけないこともある。

「認知症は少しでも早く治療を始めることが大切なのです。治療といっても投薬だけではなく、本人や家族が病気を理解し、生活上の注意や工夫を行っていくことが重要。医師とともに本人、家族がこれらに取り組むかどうかで、後の経過は大きく変わります」

 認知症の種類によって治療の方法は違う。きちんとした検査で認知症の種類を鑑別し、適切な治療を行うためにも、少しでも早く受診することが望ましいという。

「そのためにも身近な家族が早く“気づく”ことが重要。主な認知症のわかりやすい初期症状を挙げますが、3か月前と比べて、症状が顕著になってきているようなら受診をおすすめします」
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( 2019/03/06 17:04 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

高血圧治療ガイドライン「130未満」に引き下げたら何が変わる 

 今年4月の高血圧治療ガイドライン改訂で、高血圧の治療目標が、これまでの上(収縮期血圧)が「140未満」から「130未満」にまで引き下げられる方針だ。“ちょっと厳しすぎるのでは”と思った人は、大きな勘違いをしている──。

「血圧130」のリスクを明らかにした『NIPPON DATA80』という調査がある。同調査の主任研究者で滋賀医科大学名誉教授の上島弘嗣氏が話す。

「1980年に厚生省(当時)が実施した調査を起点に、全国からランダムサンプルした約1万人を、14年にわたって追跡調査したものです。国民の代表集団を追跡した大規模な調査は国内では他に例がなく、2003年の発表以来、現在に至るまで、各種研究や日本動脈硬化学会の診療ガイドライン策定などに活用されてきました」

 同調査によれば、上の血圧が120未満の人に比べて、130台の人は2.62倍、180を超える人は4.69倍も脳卒中による死亡リスクが高かったのだ。

「血圧が上がると必然的に血管へのダメージが大きくなる。脳の血管が破れたり詰まったりするリスクが上昇する。ですが、現在は一般に“正常値”とされる130台でも脳卒中死亡リスクが2.62倍になるというのは驚かれる方も多いかもしれません」(同前)

◆「薬で下げる」のもリスク

難しいのは「血圧を120未満にするために降圧剤を飲めばいい」とはいかないところだ。高血圧の予防治療が専門の新潟大学名誉教授の岡田正彦氏が指摘する。

「降圧剤の服用には、腎機能の低下を招くなど副作用のリスクが伴います。薬の効果が強く出ることで血圧が下がり過ぎ、脳に血流が届かずめまいによる転倒や交通事故といったことも起きています。特に高齢者の転倒事故は大腿骨骨折など寝たきりの生活に直結するケースも多い」

 高血圧と薬の両方のリスクを考える必要があるのだ。前出の上島氏はこういう。

「降圧剤を飲み始める前に、まず減塩を中心とした食生活の見直しに取り組む。規則正しい生活やジョギングなど有酸素運動を日常生活に取り入れることも有効です」

 すでに降圧剤を服用している人も、「2種類以上の血圧の薬が入った配合剤や、複数の降圧剤を飲んでいる人は医師と相談して減薬を考えたほうがいい」(前出・岡田氏)という。

 重要なのは「年齢」の観点だ。『NIPPON DATA80』でも、年齢が上がるほど、血圧が高い人と低い人の死亡リスクの差は縮まっていく。

「血管は加齢とともに固くなり、血圧が高くなるのは自然なことでもある。服用による転倒リスクなども考えれば、65歳以上になったら、動脈瘤などの既往歴がある人を除き、降圧剤を飲み続けるべきか、慎重な判断が必要となります」(同前)

 かかりつけ医などと相談しながら“薬に頼らない血圧コントロール”を探りたい。
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( 2019/02/21 02:35 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

命に関わる低血糖を簡単に早期発見できる意外な方法が 

【患者が語る 糖尿病と一生付き合う法】第26回

 今回は、妻による夕食の準備中、インスリンを打ってから30分後に食事が始まるまでの間、僕がどうしていたかという話の続きである。

 妻から見える食卓にいることにしたのはもちろん、そこで何をするかも問題だった。試行錯誤の中でひとつ分かったのは、受動的な活動は避けたほうがいいということだ。

 たとえば読書。文意が読み取りにくいと感じたら、それはほぼ低血糖に陥っている証拠なのだが、頭が正常に働いていても読み取りにくい文章、というものもある。事実、野坂昭如の小説を読んでいて、「なんて読みづらい文章なんだろう」と思っていたところ、実は低血糖になっていたというケースもあった。

 でも野坂が悪文なのはそれはそれで事実なので、文章を読み取りにくいかどうかを判断基準にするのは難しい。それに、「読む」という行為は受動的だ。時には自分が文意を読み取れていないことに気づいてすらいない場合がある。

 その点、小説なりなんなりの原稿を書くという活動なら、十分に能動的である。文章がうまく組み立てられない時点で、自分がおかしくなっていることにいや応なく気づく。

 しかしそれにも、「たまたま調子が出ていないだけなのかな」と疑う余地が残される。

 僕は日頃、原稿を書く時に迷いはほとんど生じない。迷いが生じるとしたら、脳が正常に機能していないのだと見なすべきなのに、現に低血糖になっていると、その認識すら揺らいでしまう。それに、書くべき原稿が常にあるとも限らない。

 いろいろ試してみて、最終的には「語学の勉強」に落ち着いた。僕は言語オタクで、ここ数年は趣味でオランダ語を勉強している。CDを聴いて課題文を書き取り、テキストを見て自ら添削する。それがうまくできない時はおかしい、と自己判断する。これが最も間違いがなかった。

「超速効型」インスリンを使用している現在は、そんな苦労からも解放されている。

(平山瑞穂/小説家)
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( 2019/02/14 23:07 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

インスリン投与から食事までの30分で低血糖起こし意識障害 

【患者が語る 糖尿病と一生付き合う法】(25)

 僕が現在使用しているインスリンは「超即効型」と呼ばれるもので、食事開始の直前に打てばいいとされている。これは投与と食事の間に時差が生じないので、低血糖のリスクもほとんどない。

 以前は、食事の30分前に打つ「即効型」を使っていたのだが、その頃にはいろいろと苦労があった。その30分の間に、予想より早くインスリンが効きすぎて、低血糖に陥ってしまうケースがざらにあったのだ。

 当時はさまざまな理由からインスリンの量をだいぶ増やしていたので、おそらく、それまでに打った分の効能がまだ残っているところに上乗せするような形になっていたのが原因だろう。

 夕食は通常、妻が作り、あと30分で出来上がるというタイミングで声をかけてくれる。そこで僕がインスリンを打つのだが、いざ食事が出来上がる頃には、僕が自室で低血糖による意識障害を起こしていた、といったことがひと頃続いた。

 それを避けるために妻が一計を案じ、「インスリンを打ってから食事が始まるまでの間は、僕は妻の目の届くところにいるようにする」というルールができた。そうすれば、僕に低血糖の兆候があるかどうかを、妻が食事の準備をしがてら見守ることができる。僕が低血糖でおかしくなっているかどうかは、会話での受け答えでも分かるし、妻に言わせれば、表情を見るだけでもだいたい分かるのだそうだ。顔の筋肉がこわばっている感じがするのだという。

 それからはインスリンを打った後、僕は食卓に移動し、それまでしていたことの続きをするようになった。そして妻に「低血糖っぽいよ」と指摘されるなり速やかに補食して、それ以上の悪化を食い止めるのである。

 もちろん、それでも万全というわけにはいかない。妻だって、料理中には目が離せないこともある。低血糖のサインに自分でも気づけるように、僕もさまざまな工夫をした。それについては次回に譲ろう。

(平山瑞穂/小説家)

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( 2019/02/08 18:27 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

犬は糖尿病の人を見分けることができる? 

糖尿病とその危険性について

そもそも糖尿病とは、血糖値が高い状態が続く血管に関わる疾病。血糖値が高い高血糖の状態では、血液がドロドロになって血管が詰まってしまったり、血管を傷つけたりしてしまったりします。血管に大きな負担をかけてボロボロにしていくだけでなく、それによって細くもろい血管である毛細血管が集中している目の網膜や腎臓、手足に支障を来して合併症を引き起こします。また、毛細血管だけでなく太い血管にも負担を与えて、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる重大な疾病につながることも。

糖尿病の発症から、上記のような合併症の発症までにはある程度時間がかかり、5~10年程で合併症の発症まで進行すると考えられています。そのため、糖尿病の発症から食事や運動など適切な生活習慣を心掛け、必要に応じた薬物療法も取り入れることで、その進行を抑えることもできるとされています。

糖尿病治療で起こる低血糖のリスク

血管に負担をかけることで、全身のあらゆる器官に影響を与える可能性のある糖尿病。食生活の乱れなどで発症すると考えられがちですが、自己免疫疾患やウイルス感染が原因で引き起こされる「Ⅰ型糖尿病」というものもあります。Ⅰ型糖尿病」は小児や若年期に起こることも多く、小さなうちからインスリン補給を行う薬物療法に依存せざるを得ないことも。
そして、インスリンや血糖降下薬による薬物療法の影響で起こる主なトラブルが低血糖です。

体が低血糖状態になると頭痛や目のかすみ、眠気などを感じ、糖分を摂取するなど適切な対処を取らないと、意識レベルが低下し失神したり異常行動やけいれんを起こしたりして、昏睡状態に陥ることもあります。特に小児の場合や就寝中などは、低血糖になっていることに気がつきにくく、家族などが気付いたときには危険な状態になっていることも少なくないとされています。

低血糖を感知するアラート犬が誕生

早い段階での適切な対応が求められる低血糖を、においによって感知することができる「糖尿病アラート犬」「低血糖アラート犬」の存在に今注目が集まっています。糖尿病アラート犬は、低血糖状態に陥った人の呼気に多量に含まれる成分のにおいを嗅ぎ分け、本人や周囲の人間にそれを知らせるという特別な訓練を受けています。

無自覚性低血糖の場合は本人を鼻で突く・手をかけるなどの合図を行い、本人の意識がすでにない場合などは、家族を呼びに行ったり周囲の人の注目を集めたりする行動を取るのです。犬がそばにいることで、外出や就寝中常に保護者や介助者がついていなければならなかった糖尿病患者(主に小児)の不安や心配が軽減され、家族の負担も減りました。

糖尿病アラート犬育成に関する国内での取り組み

主にアメリカやイギリスで研究が行われている糖尿病アラート犬ですが、その育成プログラムを参考に国内でも、「認定NPO法人日本IDDMネットワーク」が無自覚性低血糖の患者を救うアラート犬の育成をスタートしています。その取り組みのためにクラウドファンディングで資金を募り、育成を受けるアラート犬には、一時殺処分の対象となった保護犬が選ばれています。

日本国内では糖尿病アラート犬に関する専門知識を持つ人や、糖尿病アラート犬を育成することのできるトレーナーがおらず、まだ取り組み自体が試験段階とも言えます。しかしながら糖尿病アラート犬に関する知識を持つ専門家を国内に呼び、トレーナーの養成を行ったり犬の適性を見るなど、少しずつ前に進んでいます。

<まとめ>糖尿病アラート犬について

糖尿病アラート犬は、いつ命の危険をおびやかす低血糖状態になるかわからないⅠ型糖尿病患者などの生活をサポートし、安心して毎日を過ごすことができるようにすることができる、とても大きな存在だと考えられています。糖尿病アラート犬の育成に関してはまだまだ明確化されていない部分などもあり、日本国内でも資金・施設・人材が不足している状態です。

しかしながら糖尿病アラート犬の育成を待ち望んでいる声も多く聞かれ、その取り組みが今大きく動き出しています。こうしたことに興味関心を持つことが、まず
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( 2019/02/02 23:38 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

高血圧、糖尿病、がんに効果 「きくち体操」ってなんだ?  

菊池和子氏(80)が提唱する「きくち体操」は、人間の体の仕組みを理解したうえで、脳を使って動かす部分に意識を集中させ、自ら体を健康にしようとする動作である。高血圧や糖尿病、がんさえも克服した例が出ている“命の体操”とは――。

■動かす部分に意識を集中

 川崎教室を本部に、現在83クラス(一般クラス・クリニカルクラス・男性クラス)を展開する「きくち体操教室」は、受講者3000人以上、平均年齢64歳。最高齢は94歳というから驚きだ。高齢者の多さから察せられる通り、ダンスや筋トレに励む教室ではない。

「50年以上も前のこと。“体のどこをどう動かすと、どこにどういいのか”という素朴な疑問が出発点でした。体は手、足、内臓…、ほとんどの部分が筋肉によってできていて、大部分の筋肉は、脳からの指令によって動いています。

ですから、例えば手の一本一本の指を動かすときも、脳とつなげながら動かすので、ゆっくり行います。そうすることによって筋肉が育ち、脳が活性化し、よりよく動かせるようになっていくのです。

 自分で動かして良くしていけるという思いが、気持ちを前向きにさせる原動力となります。動かす部分に意識を集中させ、自分の体に思いをかけて動かすことによって、良くなっていけるのです。実際、教室に20年、30年と通われている生徒さんには、高血圧や糖尿病、肺がんから回復された方もいらっしゃいます」

■基本は手足の指の運動

 さまざまなポイントがあるきくち体操の中で、最も基本的で大事な動きを2つ――。

▼手の指

 左右の手のひらを広げ、親指の先を小指の付け根に押し付ける。残りの指は、開き、伸ばそうと強く意識する。親指のあとは人さし指、中指、薬指、小指の順番で、1本ずつ曲げて親指の付け根に押し付け、残りの指は同様に、開き、伸ばそうと意識する。脳が活性化するのは、このとき。うまくできなくても、“思うこと”が大事。

▼足の指

 両膝を伸ばして床に座り、片足を折り曲げてもう一方の足の上に乗せ、足の裏を見る。手の指で足指の裏を1本ずつ、意識を向けながら丁寧に付け根から指先まで、ゆっくり押しながら伸ばす。1本ずつ、丸まっている指先を伸ばそうと意識しながら行うことが大事。

 脳を使って手足の指先を動かす体操は、日常、簡単にできるという。

「電車に乗ってつり革につかまっているときです。一本一本の指先に意識を集中させて、つり革を握ったり、指を伸ばしてみたり。足の指も同様。指先に力を入れて、足の裏全体で立ち、膝を伸ばす。意識を向けるだけで、日常生活の中で筋肉を育てることができますよ」

◇きくち・かずこ 1934年生まれ。日本女子体育短期大学卒業後、体育教師を経て「きくち体操」を創始。現在、神奈川や東京などの教室、カルチャースクールで指導にあたる。著書多数。最新刊は「100歳まで若く美しく! きくち体操DVDブック」(宝島社)。


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( 2019/01/20 18:10 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

インスリン抑制酵素を特定…糖尿病治療薬開発に期待  

自然科学研究機構基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)は、野田昌晴教授らの研究グループが、動物の細胞膜にある「インスリン受容体」の働きを、R3RPTPと呼ばれる酵素が妨げていることを突き止めたと発表した。

 インスリン受容体はインスリンと結合し、細胞内にその情報を伝える働きをするたんぱく質で、その機能を阻害する物質があることは推定されていたが、正体がわかったのは初めて。

研究成果は、日本生化学学会の専門誌「ジャーナル・オブ・バイオケミストリー」11日付オンライン版に掲載される。

 インスリンは膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがある。

インスリンがインスリン受容体と結合すると、細胞内にあるアミノ酸の一種・チロシンを活性化させることで情報が細胞内に伝達され、血液中のブドウ糖が取り込まれ、血糖値が低下する。

 野田教授らの研究グループは、ヒトやサルの細胞を使った実験でR3RPTPがインスリン受容体を構成する特定のチロシンと結びつき、「脱リン酸化」と呼ばれる作用で働きを抑制していることを突き止めた。

 さらにR3RPTPをつくる遺伝子を欠損させたマウスにブドウ糖を注射したところ、一般のマウスと比べて血糖値の低下速度が約30%速かった。

 この結果から、野田教授らは「R3RPTPの作用を妨げることで、少ないインスリンでも高血糖を改善できると考えられ、糖尿病の治療薬として開発が期待できる」としており、具体化に向けて検討を始めているという。
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( 2019/01/13 12:04 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖尿病治療薬よもやま話  

糖尿病の飲み薬 グリニド系薬

 2型糖尿病の治療薬の中でも、今回紹介するグリニド系薬剤(グリニド薬)は、諸外国に比べて、わが国で最も使われているといってよいでしょう。

発売順にナテグリニド(スターシス、ファスティック)、ミチグリニド(グルファスト)、レパグリニド(シュアポスト)の3製剤が使用可能です。いずれも毎回食事の直前に服用し、食後血糖上昇を抑えるはたらきがあります。

この点では、前に紹介したα(アルファ)-グルコシダーゼ阻害薬に似たところがありますが、機序は全く異なります。

すなわち、α-グルコシダーゼ阻害薬が糖質の分解を抑えて食後血糖上昇を抑制する一方、グリニド薬は、服用後、速やかにインスリン分泌を促すことで食後血糖低下にはたらきます。

したがって、両者を併用すれば、より顕著に食後高血糖が改善します。すでに、両者を1剤にまとめた配合剤も使用可能になっています。食事の直前に飲むことが重要で、食後の服用では薬の利点が損なわれるという点に、注意が必要です。

 1999年に最初のナテグリニドが登場しましたが、この薬の開発には面白い裏事情があります。も

ともと、ナテグリニドはインスリンを経口投与する際に、その吸収を高める補助薬として開発が計画されたものでした。ところが、インスリンそのものを分泌させる作用があることが分かり、新規の糖尿病治療薬として開発が進められたのです。

 さて、インスリン分泌を増やす薬としては、古くからスルホニル尿素薬(SU薬)があります。SU薬が1日1回ないし2回服用し、1日中まんべんなく血糖値を下げるのに比べ、グリニド薬は毎食前の服用で食後血糖値だけを下げます。

この違いは、グリニド薬の服用後に効果が出始めるまでの時間と、効果が持続する時間がいずれも短いためであり、“速効短時間作用型インスリン分泌薬”といわれるゆえんです。

そのため、ヘモグロビンA1cを低下させる力はSU薬よりは弱いものの、食前の低血糖は起こりにくいという利点があります。

 日本人は元来でんぷん質の摂取比率が欧米人と比べて高いといわれており、加えて食後のインスリン分泌の程度が弱いことから、食後血糖改善薬の効果が得やすく、その必要度は欧米人よりも高いと思われます。

また、食後血糖改善薬は食事のたびに服用する必要があるところが欧米では敬遠され、あまり使用されない理由にもなっているようです。しかし、食後高血糖の繰り返しは膵(すい)臓からのインスリン分泌能力を低下させ、動脈硬化を進めることが分かっています。

グリニド薬の役割は、糖尿病そのものの進行を遅らせて合併症を防ぐ意味で、重要だといえます。1日3回の食事の直前に飲み忘れることがないよう、食卓にいつも薬を置いておく工夫も必要でしょう。

加来浩平(かく・こうへい)
川崎医科大学 特任教授

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( 2019/01/13 12:03 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

低血糖で昏倒…しかし血糖測定器で“200超”表示の理由は 

【患者が語る 糖尿病と一生付き合う法】第23回

 主治医とケンカしてまでインスリンの量を減らさず、高血糖になっている時間を少しでも短くしようとしてきた僕だが、ある時期、少々ムキになってインスリンを打ちすぎていたことは否めない。その結果、昏倒して深夜に救急搬送されるような目にも遭っているのだ。

 しかもそのとき、当直医が経験の浅い若いインターンみたいな先生だったばかりに、僕は危うく死の瀬戸際まで行かされている。

 過去の経験から、僕の意識喪失が低血糖によるものだと確信していた妻は、救急隊員にもそう伝えていた。ところが当直医は測定器で血糖値を測ってみたら200㎎/デシリットルを超えるむしろ高い値だったから、昏倒は低血糖以外の原因だと指摘してきたという。脳の疾患なども考えられるということで、僕は意識がないままCTスキャンにまでかけられていたらしい。しかし妻は、納得できずにいた。もしも低血糖なら、可及的速やかにブドウ糖を投与する必要がある。その間にほかの検査などをしていたら、手遅れになる可能性もあるではないか。

「もう一度血糖値を測り直してみてもらえませんか」と妻が食い下がると、どのみち採血もして検査に回しているので、その結果を見ればいいと悠長な答えを返してきたそうだ。

■危うく死の瀬戸際まで

 血液検査の結果では、僕はまごうかたなき低血糖と判明。おかげでブドウ糖を投与されることになり命も失わずに済んだのだが、一体どうしてそんなことが起きたのか。

 血糖測定器の多くは電源が入ると、まず直前回の測定結果が表示される仕様になっている。ここから先はあくまで想像だが、測定器の使い方に慣れていなかった当直医は、僕の血を吸い取らせたつもりで実は失敗しており、前回の(ほかのだれか無関係な人の)結果を、僕の血糖値だと思い込んでいたのではないか。先輩の医師たちがいいように押しつけているのかもしれないが、そんな当てにならない先生を救急の当直につかせるのはいかがなものだろう。

(平山瑞穂/小説家)

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( 2019/01/10 13:21 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

「血圧上昇ホルモン」は脳に作用し塩分を取りたい気分にされる 

【意外に知らないホルモンの実力】

 あらゆる生物のふるさとは海。陸上で生活するようになった生物が、生き残るためにつくられるようになったホルモンが「アンジオテンシンⅡ」と「アルドステロン(鉱質コルチコイド)」だ。両方とも血圧を上昇させる作用をもつ。

 東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内科の辻野元祥部長が言う。

「海水は塩分が豊富で浮力があります。しかし、陸上では食べ物がないと塩分不足になりやすく、重力がかかるので、塩分が足りないと血圧が維持できません。血液中の塩分濃度が低下すると、腎臓が感知してレニンという酵素を出します。この酵素の働きによって、肝臓で分泌されているホルモンが血管収縮作用のあるアンジオテンシンⅡに変換され血圧が上がるのです」

 アンジオテンシンⅡは脳にも作用して、塩分を取りたい気分にさせるという。さらに、副腎皮質に働いてアルドステロンの分泌を促す。

 アルドステロンは腎臓からの塩の再吸収を高め、塩分を体にため込んで血圧を上げる作用があり、カリウムをゴミとして体外に排出する働きもしている。

 このように血圧上昇ホルモンは陸上の生物にとって欠かせないが、塩分の取り過ぎは高血圧の大きな原因になる。

 高血圧の治療薬(降圧剤)で最初に使われることの多い「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)」は、アンジオテンシンⅡが受容体に結合するのを妨げて、血管を拡張させ、血圧を下げる薬だ。

 アンジオテンシンⅡの産生が過不足を起こす病気はないが、アルドステロンが過剰に分泌される病気がある。「原発性アルドステロン症」だ。

「以前はまれな病気と思われていましたが、診断技術の向上で最近では高血圧患者さんの5~10%がこの病気だとみられています。典型的な症状は、高血圧と低カリウム血症ですが、低カリウム血症を伴わない場合もあります。また、正常血圧の原発性アルドステロン症も報告されています」

 低カリウム血症の症状は、腎臓の濃縮障害による多飲、多尿。重症になると、突然、手足の筋肉が麻痺(まひ)して動かなくなる周期性四肢麻痺が起こる。就寝中に起こることが多く、糖分の過剰摂取などで誘発されるという。

 原発性アルドステロン症は、片側の副腎にできた良性腫瘍が原因のことが多い(約7割)が、両側性の分泌増加も2割を占める。原因が片側なら手術、両側性なら薬物療法が行われる。

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( 2019/01/10 13:14 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

高齢者は血圧が高いのが当たり前 過半数が降圧剤を飲んでいる 

コラム【生活と健康 数字は語る】

 70歳以上では53.8%が血圧の薬を飲んでいるわけですが、何と高齢者では薬を飲んでいない人のほうがマイナーな存在だということがわかります。高血圧と言われて、がっかりしている高齢の方が多いかもしれません。しかし、実は言われたあなたのほうが、血圧が高くない人よりメジャーな存在です。高齢者においては血圧が低い人のほうが珍しい異常な存在と言えなくもありません。80過ぎてもまだ血圧が上がってこないのは人間としての成熟が足りないせいではないか、なんて低血圧の人に言ってみてもいいかもしれません。もちろん脳卒中の危険は高血圧の人のほうが高いので、成熟より脳卒中にならないほうがいいと言われれば反論はむずかしく、現実にも多くの人が脳卒中予防のために降圧薬を飲んでいるわけですが。

 その高齢者の過半数の人が飲んでいる血圧の薬ですが、一言で降圧薬と言っても多くの種類があります。塩分と水分を排出することで血圧を下げる利尿薬、心臓の働きをコントロールするβ遮断薬、血管を広げることで血圧を下げるCa拮抗薬、α遮断薬、ACE阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬です。さらにはそれぞれ降圧薬の中にも多くの種類の薬があり、さらには2つの降圧薬をひとつにまとめた合剤もあり、私自身もほとんど覚えられません。

 血圧の薬について質問するときは、まず複数の薬の合剤かどうか、それぞれの種類については、利尿薬なのか、血管を広げる薬なのか、心臓に働く薬なのか、そう尋ねた上で、先の大ざっぱな分類について尋ねるとよいかもしれません。

(名郷直樹/「武蔵国分寺公園クリニック」院長)

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( 2018/12/21 00:50 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

食後に眠くて…ブドウ糖負荷試験で“隠れ糖尿病”を見破る 

 血糖値が下がると、気分が悪くなりますね。体の変化に何となく気づくものですが、さらに下がると、意識がなくなり、死に至ることすらあるので大変です。

 ですが、血糖値が2倍になっても、元気は2倍にはなりません。平たく表現すると、高血糖の血液は、砂糖漬けのようにドロドロ。全身的に酵素の活性が下がり、細胞や神経の活性が下がってしまうのです。

 江原幸恵さん(仮名・50)は、早朝空腹時血糖値が98㎎/dl(正常値=99以下)、HbA1cが5.3(正常値=5・5以下)でした。どちらも正常ですから、評価は「A評価:正常」。

 本人もほっと一安心ですが、血糖値の検査結果はもう少し踏み込んでチェックする必要があります。実は、採血時の瞬間的な血糖状態を示す空腹時血糖値が正常でも、糖尿病になりやすい人が隠れている可能性があるのです。

 その典型が、「血糖値スパイク」と呼ばれる状態の人。血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇し、その後で急降下するような状態を指します。そうなると、症状としては食後に眠気や頭痛に襲われやすい。血糖値スパイクを放置すると、やがて2型糖尿病に進行しやすいことが分かっているのです。

 糖尿病は、動脈硬化を悪化させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを上昇させるほか、認知症やがんも引き起こしやすくする厄介な生活習慣病。過去2カ月の平均的な血糖状態を示すHbA1cが正常で、空腹時血糖値が正常なら「糖尿病はまず大丈夫だろう」と過信しがちですが、血糖値スパイクのリスクを見逃してはいけません。

 そのリスクを見つけるための検査が、「75グラム経口ブドウ糖負荷試験」です。まず空腹のまま採血したら、ブドウ糖75グラムを溶かした水を飲み、30分後、1時間後、2時間後にそれぞれ採血して血糖値を測ります。

 負荷2時間後の血糖値が140㎎/dlなら正常ですが、1時間値が180㎎/dl以上だと、それ未満の人よりも糖尿病になりやすいことが知られています。食後の眠気が気になる人は、一度ブドウ糖負荷試験を受けてみるといいでしょう。

※正常値は、日本人間ドック学会の数値に準拠

(梅田悦生・赤坂山王クリニック院長)

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( 2018/12/17 11:45 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

血糖値の急上昇や急降下に共通の条件や法則はない【患者が語る 糖尿病と一生付き合う法】 

 くだんの最新式グルコース値測定器で、僕の血糖コントロールが目覚ましく改善されたのは事実だ。

 特に、起こしやすかった低血糖の頻度を減らせたことが大きい。

 少なくとも、意識障害を起こすレベルの低血糖は、ほぼ完全に回避できるようになった。そうなる前に血糖値が危険域に近づいていることを数値で把握して、補食するなどの対処ができているからだ。

 僕は血糖値(グルコース値)を70から180の範囲に収めることを目標にしている。くだんの機器には、実際の値が「目標範囲内であった時間」を集計する機能もあり、僕は現状、平均80%の好成績を維持している。

 1型糖尿病患者としての僕の日々の闘いは、要するにこれに尽きる。常時調整を図り、血糖値が高過ぎる時間も、低過ぎる時間も、可能なかぎり短くするのだ。そのためには、マメに数値を計測して、高過ぎればインスリンを適量足し打ちし、低過ぎれば補食をする必要がある。

 僕はそれを、「井戸の水位を一定に保つための番人」に例えている。水位が高まってきたら、あふれないようにポンプでくみ出す。底が見えてきたら、水を注ぎ込んで安全な水位まで戻すのだ。

 ただ、そんな暮らしを十数年続けてきた身としては、それも結局イタチごっこにしかならないというのが実感だ。

 血糖値が高くなり過ぎる時や低くなり過ぎる時に、一定の条件や法則を見いだすことなどできない。

 注射したインスリンの効用のほどは、体調に大きく左右される。見込みより効き過ぎてしまう時もあれば、一向に効かない時もある。

 食べる量が多いか少ないかも、実はあまり関係がない。食べ過ぎたな、と思う時でも低血糖は起こるし、控えめにしか食べていないのにびっくりするほど血糖値が跳ね上がることもある。

 とにかく食べてみて、インスリンを打ってみて、結果を見てその都度、是々非々で応じるしかないのだ。

(平山瑞穂/小説家)

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( 2018/12/11 19:44 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

“冬血圧”に要注意…夏より10以上高い人は心筋梗塞リスク大 

血圧が高めの人は、薬を飲んでいる人も飲んでいない人も、改めて「冬の血圧」をチェックした方がいい。認識している以上に血圧が上がっている可能性がある。東京都健康長寿医療センター顧問の桑島巌医師に聞いた。

「夏は血圧が下がり、薬をやめるチャンス。一方で、冬は寒さが原因で血圧が上がるので、一年の中で最も血圧管理に気を付けなくてはなりません。高血圧と診断されておらず治療を受けていない人も、冬には降圧剤などが必要になるケースはあるのです」

 興味深い調査結果が発表された。帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座准教授の浅山敬医師が行ったもので、「夏から冬にかけて収縮期血圧が10㎜Hg以上、拡張期血圧が5㎜Hg以上、上昇する患者は、心血管イベントリスクが2倍になる」というものだ。収縮期血圧とは“上”の血圧、拡張期血圧は“下”の血圧のこと。

 浅山医師は、家庭血圧に基づいた長期の降圧治療の有用性を検討したランダム化比較試験のサブ解析をした。

 高血圧患者2787人のうち、冬に血圧が上昇する群を①低変動②中変動③高変動に分け、心血管イベントを調べた。

 すると、高変動群は低・中変動群と比べて、無イベント生存率が低かった。高変動は通常より大きな変動を示す群で、収縮期血圧9・1㎜Hg以上、拡張期血圧4・5㎜Hg以上だった。

 さらに、前出の高血圧患者2787人のうち、本来は血圧が下がる夏に逆に血圧が上昇する逆転変動群も調べると、高変動群と同様、低・中変動群と比べて無イベント生存率が低かった。

 治療開始前後の血圧値で補正した心血管イベントのリスクは、低変動群を基準とすると、高変動群で約2倍、逆転変動群で約3倍だった。

「血圧の変動が大きい人は、動脈硬化が進行していることが考えられます。血管が硬いため、寒さなどの刺激による影響を受けやすいのです。だから、心筋梗塞など心血管イベントのリスクが増す。高齢者や、動脈硬化を進行させる糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を抱えている人は、特に季節で変動する血圧に要注意です。夏と同じ薬では血圧コントロールができない可能性があります」

■まずは1週間に2~3回血圧を測定

 まずは、自分の今の血圧をきっちり把握すること。家庭で測定するのが一番だが、桑島医師によれば、血圧を測定する時は、タイミングが大事。朝の起床時すぐは、自律神経の副交感神経から交感神経に切り替わる時で、本来より血圧が高くなりやすい。

「また、冬は布団から出てすぐは、寒さで血管が収縮し血圧が高くなりがち。起床してからしばらく時間が経った朝食前に、普段過ごしている室温の中で、測定するといいでしょう。お手洗いは行ってからでもその前でも構いません」

 1日だけの測定ではなく、1週間に2~3回測定する。

 血圧が認識している以上に高い場合、前述の「動脈硬化が進んで冬に血圧が高い」ケースと、「薬が効いていなくて朝の血圧が高い」ケースがある。

 冬に血圧が高くなる場合は、よりよく効く薬に変えたり、錠剤の数を増やす。

 一方、薬が効いていなくて朝の血圧が高いというのは、朝飲めば翌朝まで効果が持続する薬のはずが、就寝中に効果が途切れてしまい、朝の血圧が高くなってしまうということ。こちらも薬の見直しが必要になる。

「冬は、寝室や風呂場の脱衣所を温かくするなど、室温の変動が少なくなるように心掛けることも大切です」

 冬に発作を起こさないために実践したい。
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( 2018/12/10 18:22 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

軽い病気と思っていたら…糖尿病患者は感染症を甘く見ない 

冬は糖尿病が悪化しやすい季節だ。日本を含めた北半球では直近2カ月の血糖値近似値を示すHb(ヘモグロビン)A1cが12~3月で最も高いことがわかっている。そこで心配になるのが感染症だ。糖尿病の人は免疫力が下がり、あらゆる感染症にかかりやすい。日本糖尿病学会の調査によると感染症はがんに次いで2番目に多い糖尿病患者の死因である。水虫から足を切断したり、風邪やインフルエンザで命を失ったりすることもある。実際、感染症による炎症が脳梗塞や心筋梗塞、がんなどさまざまな病気の原因になっている可能性もあるのだ。糖尿病の人は感染症を甘くみてはいけない。

 糖尿病の人がかかりやすい感染症のひとつが尿路感染症だ。尿道から感染し、膀胱炎、腎盂炎、腎盂腎炎と症状が重くなる。女性に多く、陰部のかゆみ、残尿感、排尿痛などの症状が表れる。風邪やインフルエンザといった上気道炎や、白癬(水虫)やカンジダ症といった皮膚疾患、歯周病、さらには胆のう炎などにも注意が必要だ。しかし、糖尿病の人の感染症が厄介なのは健康な人ならまず発症することのない、ごく珍しい場所で珍しい感染症にかかることだ。

 ある50代の女性は9月ごろからせき込むようになった。2週間経っても、せきはやまず、熱もあった。「肺炎かもしれない」と考え、近くの呼吸器内科のクリニックを受診。問診と喉の検査、X線撮影を行ったが、「肺に影があるようだが、病名はわからない」と言われた。

「より詳しい検査をした方がいい」と別の病院を紹介されCTを撮るなどしたが、やはり診断はつかなかった。仕方なく大学病院の呼吸器内科の門を叩いたが、やはり「肺炎かどうかはわからない」と告げられた。

 それでも、1カ月間検査を続けた末、ようやく病名が判明した。予想した肺炎でなく「肺化膿症」だった。延べ20万人の糖尿病患者を診た、糖尿病専門医で「エージーイー牧田クリニック」(東京・銀座)の牧田善二院長が言う。

「肺化膿症とは、肺に感染した一部が壊死に陥った化膿性炎症です。原因菌は各種嫌気性菌のほか黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌などです。食べ物が誤って気管に入る誤嚥が原因になることが多い病気で、原因菌の多くは口腔内の偏性嫌気性菌であることが多いといわれています」

 治療の基本はペニシリンやアンピシリンといった抗菌剤の投与。一般的には投与から2~7日で熱が下がり、4~6週で治療は終了する。幸い50代のこの女性も薬の投与だけで治療は終わった。

「女性はHbA1cが8%を超えていました。以前はよく膀胱炎を発症していたようです。肺化膿症を発症したのは仕事のストレスを、大好きなショートケーキを食べることで解消するようになったせいだろうと、この女性はお話しされていました」

■血糖値が上昇して重症化するケースも多い

 そもそも糖尿病の人が感染症になりやすいのは感染防御機構が破綻しやすいからだ。

「例えば、白血球の成分である好中球は体内に細菌やウイルスが侵入するとそれを取り囲んで貪食します。ところが血糖が高いと、この機能が低下するのです。また、ヒトには免疫反応と呼ばれるシステムがあります。一度感染した病原体に対して抗体を作ることで、同じ病原体が侵入したときに対処するのです。血糖が高いと、やはりこの免疫反応も弱くなってしまうのです」

 高血糖だと血流が悪くなり、酸素や栄養素だけでなく病原体と戦う白血球も届きにくくなる。当然、感染でダメージを受けた細胞などの修復が遅れる。こうしたことも糖尿病の人が感染症に弱い原因となっている。

「糖尿病の人が糖尿病以外の病気になることを『シックデー』といい、急激に血糖値が上がることがわかっています。そのため特別な対応が必要となります。病気になると、病原体と対抗するため体からアドレナリンなどのストレスホルモンやサイトカインが分泌され、血糖値を上げます。健康なら同時にインスリンを分泌して血糖値を調整するのですが、糖尿病の人はそれができません。そのため、血糖値は30%以上、上昇するといわれているのです」

 最初は軽い風邪だと思っていても、血糖値が上がり、みるみる重症化することも多いという。食事がとれない、症状が悪くなったという人は迷わず病院に行くことだ。普段インスリンが必要のない糖尿病患者でも、一時的にインスリンが必要となる場合もある。
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( 2018/12/10 15:20 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

30年で4倍! 若い女性に増えている“痛風” 

最近、若い女性の間で“痛風”が流行している。明け方、突然足の親指に激痛が走り、びっくりして病院に駆け込けこんで発覚するケースもあるという。痛風といえばビールを飲み過ぎた中高年の男性が苦しむイメージが強いが、一体何が変わってきたのだろうか。

 厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、痛風の通院患者は毎年増加を続けており、1998年には59万人だったが2016年にはほぼ倍増となる110.5万人にも上った。特に女性患者は、この30年で4倍にも増加しているという。 「痛風の発症は、かつては50代がピークでしたが、近年は30代に移りつつあります。特に若い女性はダイエットや低体重、ストレスや過度な運動により女性ホルモンの分泌が低下しています。そのため、尿酸の排泄も低下し、痛風になりやすくなります。

また、食生活の変化で、プリン体を多く含む動物性食品の摂取も増えてきているため、若いからといって安心していると、ある日、激痛に苦しむことになります。プリン体を取りすぎると尿酸値が上がって痛風のリスクを高めることは、今では広く知られるようになりました。普段、血圧や血糖値、尿酸値などを気にしたことのない人は、健康管理のため一度、医師の診察を受けた方が安心でしょう」(医療系ジャーナリスト)では、痛風にならないためにはどうしたらいいのだろうか。尿酸値を上げないために、以下の点を注意するといいだろう。

《アルコールを控える》
 アルコールは尿酸値を増加させる。ビール好きの人は特に注意。

《プリン体の摂取を控える》
 プリン体は、ビール、レバー、海老、白子、イワシなどに多く含まれている。これらの食物は過剰摂取しないように心掛けよう。

《仕事でストレスを溜めない》
 ストレスが溜まるとホルモンも乱れがちになる。仕事に追われている人は、ストレス発散してリフレッシュすることで、気分転換をはかると良い。

 アルコール飲料の中には“プリン体ゼロ”の商品もあるが、アルコール自体が尿酸値を上昇させるので、必ずしも大丈夫ではないということも覚えておこう。
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( 2018/12/09 14:36 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖尿病でも脳卒中・心筋梗塞のリスク減らす5つのポイント 

 脳梗塞や心筋梗塞などで亡くなる人が増える季節がやってきた。2016年人口動態調査によると、10月の総死亡者数は10万9498人。がんの3万2115人に次いで多いのが循環器疾患(2万7183人)で、なかでも目立つのが脳梗塞(5248人)、急性心筋梗塞(2719人)、脳内出血(2668人)だ。これらの病気は糖尿病との関わりが深く、「日本人の脳梗塞の半分、心筋梗塞の3分の1は糖尿病」ともいわれる。どう対策を取ったらいいのか? 糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」(東京・銀座)の牧田善二院長に聞いた。

■何もしない55歳未満の心筋梗塞リスクは?

 2型糖尿病の人はそうでない人と比べて冠動脈疾患、脳血管障害など動脈硬化性疾患や死亡のリスクが2~4倍高いことが知られている。 しかし、最新の研究によれば5つのリスク因子を治療し目標以下にコントロールすれば、脳卒中や心筋梗塞などのリスクは上昇せず、一般の人のリスクと変わりないという。

 それどころか、リスクが低くなるケースもあるというから驚きだ。

「スウェーデンの研究者が世界的権威のある医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』8月16日号に発表した研究結果です。同国の全国糖尿病登録調査に2014年までの12年間に登録された2型糖尿病患者27万1174人と非糖尿病の地域住民135万5870人を比較したところ、5つの因子を適切に治療していれば、対照群に比べて急性心筋梗塞のリスクは16%低く、脳卒中のリスクは5%低下と有意差がなかったというのです」

 2つの集団の平均年齢はおおよそ60歳、追跡期間の中央値は5・7年だった。

 研究で示された5つの危険因子と目標値は次の通り。

①高血糖(目標:HbA1c7%未満)
②高血圧(同:上の血圧140㎜Hg未満、下の血圧80㎜Hg未満)

③尿中アルブミン排泄量
④喫煙習慣(同:禁煙)
⑤高LDLコレステロール(同:97㎎/デシリットル未満)

 いずれも、検査値が高いほど糖尿病の合併症を発症しやすいことがわかっている。

「研究で興味深いのは治療の恩恵は年齢を重ねれば重ねるほど大きかったことです。55歳未満、55歳以上65歳未満、65歳以上80歳未満、80歳以上と年齢別に分析したところ、糖尿病が関連する心血管イベントなどのリスク減少幅は80歳以上の集団が最も大きかったのです」

 とくに5つの目標値をすべてクリアしている80歳以上の患者の急性心筋梗塞のリスクは糖尿病のない人たちに比べて38%も低下していたという。一方で、5つの危険因子をすべて放置したままの55歳未満の患者では、心筋梗塞は7.7倍、脳卒中は6.2倍、心不全は11.4倍、死亡が5倍と、リスクが大幅に上昇していた。むろん、この結果がすべて正しく、日本人にあてはまるとは言えないが気になる。

 5つのリスク因子を下げるには、どのような治療が好ましいのか? 

■高血圧の飲み薬で尿中アルブミンも下げる 

「尿中アルブミンの基準値18㎎/gを超えると腎症とみなされ、その値が300を超えると数年以内で人工透析が必要となるといわれます。私の医院では18を超えた時点で尿中アルブミンにも効果があるテルミサルタンやアゼルニジピンなど数種類の高血圧の薬を使います」

■血糖値は週イチ注射でコントロール  

「従来の飲み薬では思うように血糖値が下がらない場合は注射製剤を検討します。注射製剤にはインスリンそのものを補充するインスリン製剤、体からインスリンを出しやすくするGLP―1受容体作動薬、の2種類がありますが、私は先に週1回打つだけでいい、GLP―1受容体作動薬の注射タイプを勧めます」

 血糖値が上がると、インスリンを分泌させる薬で人によってはHbA1cが2%近く下がるうえ、体重も2キロ近く減るという。使い始めてもやめられないものでもないのも魅力だ。

■悪玉コレステロールは皮下注射で減らす

「日本では、LDL―C(いわゆる悪玉コレステロール)を下げるためにスタチンという飲み薬が使われています。しかし、それだけでは下がりにくい場合は、一昨年発売された高コレステロール血症治療薬アリロクマブ(商品名プラルエント)を試すのも手です。費用はかかりますが、4週間に1度、在宅自己注射薬なので面倒がなく、飲み忘れの心配もありません」

 この薬は、LDL受容体分解促進タンパク質であるPCSK9(プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型)とLDL受容体の結合を阻害することで、LDL―Cの除去に利用できる受容体数を増やし、その結果、LDL―C値を低下させる。

同じ系統の注射薬は他にあるが、注射の針先が見えないぶん、恐怖心も少ないという。

「糖尿病の患者さんで脳梗塞や心筋梗塞で入院されたと聞くと、もったいないと感じます。これらの病気は生活習慣の改善や適切な治療で多くが予防されると考えられるからです。努力すれば元気で長生きは可能なのです」
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( 2018/12/06 14:13 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

夜間低血糖の原因に…「晩酌代わりのスイーツ」は要注意 

【牧田ドクター「最強の食事術」Q&A】

Q.私はお酒が飲めません。そこで晩酌代わりに和菓子を食べます。問題ないでしょうか?

A.私の患者さんにも似たような方がおられます。その患者さんは夜中に怖い夢を見て目が覚めるとこぼしていました。試しに血糖値測定器で夜間の血糖値を調べたところ、低血糖でした。浅い眠りと悪夢は和菓子による高血糖が急落したことによる低血糖発作が原因のようです。

 低血糖発作とは、血糖が急激に低下したか、正常値を超えて下がったときに起こる自律神経および中枢神経の機能異常を来した状態をいいます。

 発汗、不安、動悸、頻脈、手指のふるえや頭痛、視力障害、凝視、空腹感、引き込まれるような異常な眠気、重症で見られる痙攣、昏睡状態などの症状が表れます。

 眠りが浅い、夜中に目が覚める、悪夢を見る、というのは夜間低血糖の症状のひとつといわれています。

 一般的に、糖尿病を患っている人は深夜3時くらいから明け方にかけて血糖値がかなり低下することがわかっています。

 私の患者さんは、和菓子が好きで、唯一のぜいたくだと自身を納得させて、おまんじゅうや団子、どら焼きなどを夕食後に食べていました。

 仕事が忙しいせいか、夕食後に和菓子を食べる時間帯が遅くなり、和菓子などのスイーツを食べた後、歯を磨いてすぐに寝るという生活を続けていたようです。すると、どんどん太ってきて、昼間にものを食べると気を失ったように眠くなるとおっしゃっておられました。

 おそらく質問者さんも同じような経験をされていると思います。まずは血糖値を測り糖尿病の有無を調べた上で、質の良い眠りと能率良く仕事をするために就寝前のスイーツはやめるべきです。

(牧田善二/糖尿病専門医・AGE牧田クリニック院長)
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( 2018/11/06 14:30 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

まさか… 糖尿病、認知症など重大疾患の鍵は「歯みがき」に 

 糖尿病、認知症、誤嚥性肺炎といった重大疾患の発症のカギは「日々の歯みがき」にある──まさかと思うかもしれないが、それを裏付ける医学研究が続々発表されている。“正しい磨き方”を身につけないと、最悪の事態が訪れてしまうのだ。

◆口内細菌が体内を巡って…

 朝食後や就寝前など、毎日の歯みがきを欠かさない人は多いだろう。実は、歯みがきは正しく行なわないと意味がないどころか逆効果になる──そう指摘するのは、日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座の沼部幸博教授だ。

「間違った歯みがきを行なうと、歯と歯茎の間にあるプラーク(口内細菌の塊)を除去できません。いくら“自分は毎日きちんと歯を磨いている”と思っていても、プラーク内の歯周病菌は繁殖し、歯周病を発症してしまうケースがとても多い」

 厚労省の調査では、60代の9割が罹患する歯周病(平成23年歯科疾患実態調査)。軽い腫れや出血など初期段階の「歯肉炎」と、膿が出たり歯がぐらつくなど重症化した「歯周炎」の二段階があり、初期段階で対処せずに放置を続けると、歯茎が炎症を起こして歯を支える骨が溶け、最終的に歯が抜け落ちる。

 間違った歯みがきが本当に怖ろしいのは、罹患するのが「歯の病気」に限らないことだ。間違った歯みがきによってリスクが上昇する病気として、沼部氏はまず「糖尿病」を挙げ

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( 2018/10/31 10:51 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

放っておくと大病につながる!? 大きな危険が潜む「低血圧」① 

 血圧というと、高血圧ばかりがクローズアップされがちだが、低血圧を忘れてはいけない。暑い季節(7月~9月)は血管が広がり、1年中で最も血圧が高くなるが、あなたの「肩こり」「手足が冷たい」「体がだるい」「気分がすぐれない」などの症状は、軽度の低血圧のせいかもしれない。世界保健機構(WHO)の基準によると、低血圧とは安静時の収縮期血圧(上の血圧)が100mmHg以下、拡張期血圧(下の血圧)60mmHg以下と定義されている。ただ、その基準は医師により意見が異なる。

 東京都健康長寿医療センター・桑島孝雄顧問はこう説明する。
「よく勘違いされるのですが、血圧の数値が単に低いだけでは病気ではありません。普通は加齢に伴い動脈硬化が進み、血圧の数値は高くなりますが、一部の人は低いままです。普通、そのままでも支障はないのですが、低血圧が病気として大きな問題になるのは、自覚症状が出たときです」

 低血圧の自覚症状は、「肩こり」「動悸」「胸痛」「倦怠感」「めまい」「立ちくらみ」「頭痛」「食欲不振」「朝起きられない」「午前中不調」などがある。これらの症状は貧血、自律神経失調症、うつ病などと症状が似ている。だが、原因は別物。誤解されやすいので「それが怖い」と医療関係者は言う。

 例えば、慢性的な低血圧をうつ病と間違えて抗うつ剤を処方されると、薬の副作用で血圧が下がり、症状が悪化し、さらに強めの抗うつ剤が処方されるという悪環境に陥る。「低血圧になると血液が血管内に滞留します。すると、血液中に含まれる老廃物が血管を取り囲む神経を刺激し、発痛物質を生成します。頭痛や腰痛、線維筋痛症などの症状が出やすくなる。さらには生活習慣病を抱える人は、脳梗塞や心筋梗塞、心不全になりやすいと言われます。また、認知症や意識障害などの脳症状が出ることもあります」(同)

 では、このように怖い低血圧は、なぜ暑い季節に多く起こるのか。
「そもそも血圧は、心臓がポンプとして1回の拍動で送り出す血液量と抹消血管抵抗の積で決まります。低血圧の原因は心臓が送り出す血液量が少ないか、その両方か、あるいは抹消血管の抵抗が低いのか、などです。夏は体温を下げる皮膚下の抹消血管を拡大して汗を作ります。そのため、脱水傾向も重なり、血液量・血流が減り、心臓が動脈に送り出す心拍量も減る。夏の血圧は冬に比べて5~10mmHg以上も下がるのです」(同)

 ところで、低血圧の弊害については海外でも真剣に議論されており、こんな報告がある。
 イギリスの研究グループは、高血圧治療薬を投与した実薬グループ8700人、偽薬(効き目のない偽物の薬)を投与したグループ8654人を対象に、5年間の期間をかけた大規模調査を発表した。注目されたのは死亡者の数だ。総死亡率は実薬グループと偽薬グループで違いが見られなかった。つまり、「薬で血圧を下げても長生きしない」という結論が出たのである。

 高血圧症によって引き起こされる代表的な病気は、脳卒中と心臓病。同研究では、総死亡者のうち脳卒中と心筋梗塞による死亡者数もカウントされているが、脳卒中については死亡率に差がなかった。しかし、心筋梗塞による死者数では、実薬グループ106人、偽薬グループ97人と、薬を飲んだグループのほうが逆に増えてしまったのだ。

 理由としては、「高血圧薬の副作用」などが挙げられている。薬の服用の一番の目的は長生きすることにあるのに、薬を飲んでも寿命が延びない、むしろ病気のリスクを高めてしまうのであれば、全く意味がない。

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( 2018/10/30 13:12 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

致死率が高く高血圧の人は要注意! 突然発症する「急性大動脈解離」の脅威! 

 数年前、俳優・塩屋俊さんが舞台稽古中に、急性大動脈解離で息を引き取った。享年56。ほぼ同じような病気で石原裕次郎さんや加藤茶さんも倒れているが、サラリーマンだって人ごとではない。

 「この急性大動脈解離という病気は、高血圧の人なら誰でも起こす恐れがあります。それもまだ現役の40代、50代の元気で、一番仕事で脂が乗っている人が多く、サラリーマンも注意が必要です」
 こう語るのは、東京都健康長寿医療センター・桑島隆彦顧問だ。

 目標に向かって、目の前の仕事をバンバンこなし、これまで病気とは無縁、そんな人が突然倒れたら、家族も勤め先の会社も大変で大慌てするだろう。どんな生活が危ないのか、桑島顧問がこんな例を引き合いに出して説明してくれた。

 ある商社マンのBさん(49)は、毎日現地駐在員と連絡を取りながら、ブラジルとの取引拡大を狙っていた。日本との時間差は12時間で日本が夜10時なら、ブラジルは同じ日の午前10時。向こうの時間に合わせ、帰宅してから電話で現場とのやりとりをすることも少なくない。その上、緊密な相談やトラブルなど、何かあればブラジルに飛ぶ。寝る時間はせいぜい4時間前後。社内健診では、毎年のように高血圧を指摘されていたが、自覚症状がなく、忙しくて受診するヒマもないまま、無視していた。

 血圧は、上は140台後半から下100前後だった。だが、放置していた高血圧を引き上げたのには理由があった。自分の親の介護に伴う妻とのトラブルだった。そんなこともあって血圧上160台から下110台に上昇する。その後、久しぶりに飲みに出かけた翌朝、自宅で倒れた。直ぐ近くの医院に駆け込んだが、「急性大動脈解離」と診断された。

 胸や背中などがバットで殴られたような激痛に見舞われ、解離した部位が、発症15分で命を落とす危険なタイプだった。院長の機転で大学病院に転院でき、九死に一生を得たという。 高血圧に睡眠不足を重ねて仕事をするのは、サラリーマンなら当たり前。家庭内トラブルだって、避けては通れない。しかし、それがこの病気の下地、源泉になっているのだ。

 そもそも「大動脈解離」とは、どのようなものなのか。
 心臓から全身に血液を送る最も太い動脈である大動脈の壁(血管壁)に血液が流れ込み、外膜・中膜・内膜の3層になっている大動脈壁の内膜に亀裂が入って中膜が急激に裂けていく(解離する)病気が大動脈解離だ。高血圧の人に起こりやすく、致死率が高いので油断は禁物。最も注意が必要だとされる。

 急性大動脈解離を発症するとどんな状態になるのだろうか。Bさんの例を紹介したが、ある医療関係者はこう説明する。「突然、胸とか背中をバットで打ちつけられたような激痛が起こり、その痛みは背中から腰へと移動することも多い。大動脈というのは心臓から上に向かって出て、弓状に曲がって背骨の横を通り、腹部、腰部と伸びています。内膜の裂け目は血流の圧力が最もかかる弓状の部分にできやすく、激痛は内膜と外膜の間の中膜が裂ける時の痛みです。その血管の解離が、お腹や腰のほうまで及ぶと痛みが移動します」

 最大の発症リスクは高血圧で、60代から70代に多い。それも日中の活動時間帯に起こりやすいという。
「発症した場合、すぐに病院へ緊急搬送し、至急、治療を開始することが重要になります。発症時の状態によっては、突然死(24時間以内の死)を引き起こすからです」(医療関係者)

★高血圧の人はしっかり治療
 大動脈解離を起こすと、大動脈から脳や各臓器に向かう枝の動脈が詰まって血行障害による合併症を起こす恐れも出てくる。大動脈が破裂してしまうと、殆ど助からないといわれる。ただ、発症頻度は10万人当たり年間3人から5人とされるが、実際、どれくらいの人が突然死で亡くなっているかは、はっきりと分かっていない。東京都監察医務院の突然死の解剖例でみると、大動脈解離で死亡した人の約60%が病院到着前で、93%が24時間以内だとしている。

 また、こんな見方もある。
「急性大動脈解離になった人の血管は、高血圧で動脈硬化を起こしているため、ゴムが劣化したホースのように傷が出来やすいのです。血管はバームクーヘンのような3重構造になっていて、あるとき突然、内側の傷口から血液が流れ込み、2層目が剥がれるのが、この病気の特徴です。高血圧を放置していると血管は劣化の一途をたどり、さらにストレスや飲酒が発症の引き金を引くことになりますので気を付けてください」(同)

 都内で総合医療クリニックを運営する久富茂樹院長は、「とにかく高血圧を発症していると言われた人は治療をしっかりと受けてください」と訴える。

 日本では30代以上の2人に1人が高血圧を発症しているが、治療を受けているのは2割のみ。8割の人は血管が慢性的にダメージを受け、ボロボロのホースのようになっている、と言っても過言ではない。「高血圧を悪化させる材料は、飲酒や喫煙、睡眠不足、家庭内トラブル、上司のストレス、部下からの突き上げなど、サラリーマンにありがちなものばかり。『オレは大丈夫』などと甘く見ている人は、無理をしてリスクを重ねやすいから危ないのです」(久富院長)

 また、この大動脈解離は2つの「型」に分類され、その型により治療法や予後の生存率が違う。大動脈の上から弓部分に解離があればA型、弓部から先にだけ解離があればB型だ。「A型の1カ月後の生存率は、内科治療のみでは50%程度で、外科治療では80%です。そのため、診断された時点で緊急手術となります。解離した部分を含む血管を人工血管に置き換える手術が行われます」(循環器血液外科医)

 一方、B型で合併症がない場合の1カ月後の死亡率は内科、外科治療ともに10%程度で差がない。B型治療は薬を使った降圧療法が行われ、3年後の生存率も75~80%と高い。ただし、発症の割合はA型が60~70%と圧倒的に多い。とにかく、大動脈解離の第一の原因は高血圧なので、日常の血圧管理がとても重要。これまでにない激痛に襲われた場合、ためらわずに救急車を呼ぶことだ。

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( 2018/10/30 13:01 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

血糖値が気になる人 清涼飲料水のがぶ飲みは御法度 

夏は熱中症予防のために水分補給が必要だ。だからといって清涼飲料水を多量に飲むのはやめた方がいい。糖尿病の人は重症化するばかりか、その予備群は本格的な糖尿病を発症することになりかねない。糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」(東京・銀座)の牧田善二院長に聞いた。

「多くの清涼飲料水は500ミリリットル当たり50グラム以上の糖分が含まれています。これは通常のスティックシュガー約18本分です。それを毎日何本も飲み続けていれば、血糖値が急上昇するのは当たり前です」

 実際、清涼飲料水を大量に飲み続けることで起きる急性糖尿病を「ペットボトル症候群」と言う。かつては20~30代が多かったが、最近は40代以上が増えているという。

「清涼飲料水に含まれる糖分はごはんやパンの糖分と違って、消化が早く体に吸収されやすいため血糖値が急速に上がります。すると、のどが異常に渇いてさらに清涼飲料水をガブ飲みしてしまいます。その結果、本格的な糖尿病になる人も多いのです」

ならば「糖質ゼロ」「ノンシュガー」「無糖」と表示された飲み物なら大丈夫と思う人もいるかもしれない。しかし、それは間違いだ。

「これらの表示の飲み物は100ミリリットル当たり0.5グラム未満なら表示可能で、『糖質オフ』『糖分控えめ』『低糖』は同2.5グラム以下なら表示できます。また、人工甘味料ならいいかというとそうとはいえません」

 英国医師会誌(2015年7月21日号)に掲載された、「砂糖で甘味をつけた飲料」「人工甘味料で甘味をつけた飲料」「100%果物ジュース」と、2型糖尿病発症の関連を調べた研究によると、飲料250ミリリットル当たりの糖尿病リスクは砂糖で甘味を付けた飲料で13%、人工甘味料で甘味をつけた飲料で8%、果物ジュースで7%、統計学的にも有意に上昇したという。この研究はそれまでに発表された17の研究を統合して解析したメタ分析と呼ばれる研究だ。

ならば、人の体液の成分に近いスポーツドリンクはどうか?

「スポーツドリンクの中には500ミリリットルの中に33.5グラムの糖分が含まれているものがあります。成分表には、糖質でなく『炭水化物』と書かれていますが、これはどちらも同じこと。それを知らない人は別物と考えて安心してしまいますが、注意が必要です」

 あくまでも、スポーツドリンクは激しい運動で筋肉を酷使したときに飲むもの。中高年が仕事の合間に飲むのは、水がいい。

「お茶もカフェインが入っていて利尿作用があるので、飲み過ぎるとおしっこが近くなってしまいます」

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( 2018/10/23 10:46 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖尿病の原因の14%が…大気汚染が引き起こす意外な病気 

糖尿病の14%が大気汚染が原因――。退役軍人170万人を8年半にわたり追跡した米国のワシントン州立大学の研究報告に驚いた人も多いはずだ。過食や運動不足のせいと言われ続けてきた糖尿病が汚れた空気で発症するなんて思いもよらなかった。人は1日にペットボトル2万本もの空気を吸っている。当然、有害な物質も含まれているはずで、それが糖尿病の原因になるのなら、他の病気の引き金になってもおかしくはない。大気汚染と相関関係にありそうな病気はなにか? 

 三重県四日市市の集団喘息障害など、公害に苦しんだ時代の大気汚染による病気といえば、喘息や気管支炎などのアレルギー性の呼吸器疾患が多かった。いまは慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺がんが注目されている。東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科の寺本信嗣医師が言う。

「中国では住民が大気汚染で平均寿命が短くなったと報告されていま

中国では工場の排煙や石炭暖房などによる大気汚染で推定毎年110万人が亡くなる。COPDはそれと関係していると考えられている。

「PM2.5に代表される大気汚染の細かい粒子はたばこと違って肺の隅々まで届きます。自ら煙を吸おうとすると太い気道までは勢いよく入りますが、それ以上はなかなか届かない。ゆっくり吸うと、肺胞はもちろん、血管の中まで細かい粒子が入り込むことがあるとされています」

■発症させる最後の一押し?

 大気に漂う細かい粒子は肺胞の壁を破壊し、肺胞を古びたゴム風船のように弾力を失わせる。空気が吐き出せなくなり酸素不足になって息切れを起こす。落語家の桂歌丸さんの命を奪った病気だ。大気汚染は非喫煙者の発症リスクを高めるのだ。しかも、大気汚染は肺がんのリスクも上昇させる。5年前に欧州の研究者らは欧州全域で行った大気汚染と肺がんに関する大規模研究の成果を英国の医学雑誌「ランセット・オンコロジー」誌に掲載。肺がんに大気汚染が関係していることを警告している。WHOも年間120万人の死亡と肺がん死亡の8%が大気汚染により引き起こされていると推測している。

汚れた空気は心筋梗塞リスクを上げる可能性がある。川崎医科大学総合内科学3教室の小島淳教授らは黄砂と心筋梗塞の発症との関係を調べている。その研究論文によると、2015年3月までの5年間で熊本気象台が黄砂を観測したのは41日。同期間中に熊本県内で発症した急性心筋梗塞3713人を調べたところ、黄砂が観測された翌日に急性心筋梗塞を発症したケースは有意に多かった。小島淳教授が言う。

「急性心筋梗塞は冬に多く夏に向かって発症件数は減っていく。ところが、3~5月の黄砂が飛んでくる時期に、わずかながら発症数が上がることが研究のきっかけです」

 黄砂は粒子の大きさによっては肺胞にまで達する。黄砂による心筋梗塞発症のメカニズムはわかっていないが、酸化ストレスや炎症が関与していると考えられている。動脈硬化の粥状プラークを破裂させ血栓ができることで急性心筋梗塞を発症させるという。

「ただし、黄砂が高血圧、喫煙、糖尿病、コレステロールと同列の心筋梗塞リスクとは考えていません。発症の一押しになる可能性を考えています」(小島教授)

 東京都ではディーゼル車の規制を強化した2006年を境に、東京都区部で脳卒中の死亡率が8・5%減った可能性があると報告されている。岡山大学の研究者らがディーゼル車規制を強化した06年4月の前後各33カ月にわたり、都が測定しているPM2.5濃度と都区部での脳卒中死者数を1日ごとに調べ、比較した。結果は02年に1立方メートル当たり27.5マイクログラムあったPM2.5が、09年には15.9マイクログラムにまで減少。脳卒中の死者数は2万460人から1万9728人に減った。環境衛生学の第一人者で京都大学大学院地球環境学堂環境健康科学論分野の高野裕久教授が言う。

「大気汚染が全身の健康に影響を及ぼしうるのは明らかです。すでに大気汚染物質が脂肪肝を悪化させうること、ある種の環境汚染物質と高脂肪食を一緒に与えたマウスでは、脂肪肝や肥満、糖尿病のリスクが高くなることが報告されています。動脈硬化への影響も確認されています」

■新たな水俣病も

 最近は水銀も注目されているという。石炭を燃やすと、含有されていた水銀などの金属が大気中に浮遊する粒子にくっつく。それを人が吸ったり、地上に落ちて湖や海に流れ込み、そこで生息する魚介類を人が食べることで新たな水俣病が発生する危険がささやかれているのだ。

 日本の大気は安全でも汚れた空気は国境を越えてやってくる。要注意だ。
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( 2018/10/10 20:48 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖尿病になりやすい人・糖尿病の原因 

「甘い食べ物が好きな人は糖尿病になりやすい」と思っていませんか? 実はこれはよくある間違いで、デマなのです。1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病など、それぞれの糖尿病になりやすい条件、糖尿病の原因について、正しい知識を持っておきましょう。

「甘いものが好きな人は糖尿病になりやすい」はウソ

甘い食べ物が好きな人は糖尿病になりやすいとよく言われますね。でもこれはデマですよ。もちろん糖尿病に限らず、誰でも甘い物の食べ過ぎは、よいことではありません。だらだらと大量のお菓子を食べていては虫歯になりやすくなるでしょうし、多くの甘いものは栄養素が少ない割に高カロリーですから太りやすくなります。特に高脂肪で高糖質の料理やスイーツは、糖質がインスリン分泌を高め、それが脂肪細胞に余分なエネルギーを脂肪として蓄えるシグナルになります。

2型糖尿病は肥満が引き金になることが多いので、甘党であれ辛党であれ、カロリーの摂り過ぎは、糖尿病への近道になってしまいます。ただし、糖尿病を発症した後の甘い物の摂りすぎはよくありません。ご飯でも塩せんべいでもスイーツでも、甘味に関係なく炭水化物を多く含む食品は血糖コントロールのために一定量を守ることが大切です。

糖尿病になりやすい人の条件・糖尿病の原因
1型糖尿病や2型糖尿病になる原因は色々考えられていますが、多くの因子が複数に絡み合っているようです。同じような肥満でも、糖尿病になる人とならない人がいます。はっきり分かっていることは、1型でも2型でも糖尿病の家族歴のある人はリスクが高いということです。しかし、1型糖尿病者の多くは家族歴はありません。潜在的に持っている遺伝子が何かの原因でオンになるようです。

民族的にも1型糖尿病は白人に多く、しかもある地域に片寄っているようにも見えます。北欧のフィンランドやスウェーデン、サルデーニャ島(イタリア)ではなぜか発症率が年10万人あたり40~50人と高率ですが、日本では1~2人と低いのです。その代わり、日本人は2型糖尿病になりやすい民族です。遺伝的背景に加えて、運動不足や美食が肥満や2型糖尿病に結びつくのでしょう。

糖尿病患者が多いことは事実ですが、もちろん糖尿病は他人に伝染するような感染症ではありません。しかし年齢は大きな意味を持っています。1型糖尿病は年齢に関係なく発症しますが、半数以上は20歳以下の発症です。肥満や生活習慣は1型糖尿病の危険因子ではありません。2型糖尿病の多くは50歳以上に見られ、肥満気味あるいはかつて太っていたことがある人に見られます。ストレスやアルコール、甘い物などで直接的に糖尿病が起こることは考えられていませんが、そういった因子で、糖尿病の発症が早まってしまうことは考えられます。

1型糖尿病の原因
1型糖尿病は、本来自分の体を外敵から守る免疫系が、インスリンを分泌するすい臓のベータ細胞を異物と判断して、誤って破壊することから発症します。その原因は正確には分かっていませんが、遺伝、自己抗体、ウイルス、食品(牛乳や離乳食を始めるタイミング)、酸素のフリーラジカル説などがあります。

食品が原因というのは、たとえば乳児の段階では小腸のバリアが未完成なので、人工ミルクの牛乳のタンパク質がそのまま体に入ってしまい、その結果、自己抗体がベータ細胞の表面にある類似のタンパク質を非自己と認識するのではないか、という仮説です。ウイルス説も有力で、1960年代にサルデーニャ島、1970年代にフィンランドで起った1型糖尿病の著しい増加の説明に都合がいい仮説です。

ごく最近にも、ありふれたウイルスであるヒト・パレコウイルスが1型の引き金になるようだという論文がノルウェーの研究所から発表されました。このヒト・パレコウイルスの仲間のウイルスがネズミだけに感染して、そのネズミに1型糖尿病を起すことが知られているからです。権威ある科学誌「Science」の2016年2月号に驚くような記事が載りました。今までは自己免疫が誤作動して、インスリンを分泌するベータ細胞を壊してしまうのが1型糖尿病と考えられていましたが、実は免疫細胞(T細胞)がターゲットにしているのはベータ細胞そのものではなく、ベータ細胞の中にあるプロインスリンの断片と他のペプチドが結合したハイブリッド・インスリン・ペプチド(HIPs、半分はインスリンの切れ端、半分は他のペプチド)であるという発見です。自己抗原が解明されることで1型糖尿病の診断方法、寛解による予防や治療、そして完治への道筋の可能性が期待されています。

2型糖尿病の原因
インスリンが十分に分泌できない、あるいはインスリンはあるけど十分に作用しないという状態ですから、1型糖尿病とは別の原因です。研究者は遺伝、年齢、肥満、生活習慣を挙げています。

2型に関係する遺伝子は100前後報告されていますが、いずれも発症のリスクをわずかに高める程度の弱いものです。これらの遺伝子の組み合わせが役割を演じ、年齢や生活様式(運動不足や肥満)が2型糖尿病の引き金になっているようです。2型は遺伝との関連がとても強い病気です。加齢がリスクを高めます。

2型糖尿病で親から遺伝するのは主にインスリン抵抗性だと考えられています。肝臓のインスリン抵抗性が高ければ空腹時高血糖になりやすく、筋肉のインスリン抵抗性は食後高血糖になりやすくなります。これらは自覚することは出来ませんから、ヘルシーな食生活と体重管理、メタボ検診や人間ドックで気配りするしかありません。

1990年代の終わり頃に発見された、線虫の寿命に関するFOX遺伝子の中で、特にFOXO1(フォックス・オー・ワン)がヒトのベータ細胞の新生、増殖、分化、脱分化を調節していることが分かり、ホットな研究分野になっています。糖尿病の予防や新しい治療法が開発されそうです。

妊娠糖尿病の原因
妊娠によるホルモン変化や、遺伝、肥満が有力な原因です。

発育する胎児に栄養を供給する胎盤はいろいろなホルモンを多量に分泌します。これらのホルモンは胎児には必要ですが、母体のインスリン抵抗性を高めるものがあります。遺伝的には、研究者は2型糖尿病と同じではないかと考えています。母体のインスリン分泌能が十分でないと血糖が高くなってしまいます。糖尿病予備群程度の血糖でも治療の対象になります。肥満のある妊婦に多くみられます。

食事療法についても、誤った情報がたくさんあります。正しい基礎知識を身につけましょう。食事療法の基本については「糖尿病治療……食事療法のウソ・ホント」をあわせてご覧ください。


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( 2018/10/09 10:50 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖尿病でも脳卒中・心筋梗塞のリスク減らす5つのポイント 

脳梗塞や心筋梗塞などで亡くなる人が増える季節がやってきた。2016年人口動態調査によると、10月の総死亡者数は10万9498人。がんの3万2115人に次いで多いのが循環器疾患(2万7183人)で、なかでも目立つのが脳梗塞(5248人)、急性心筋梗塞(2719人)、脳内出血(2668人)だ。これらの病気は糖尿病との関わりが深く、「日本人の脳梗塞の半分、心筋梗塞の3分の1は糖尿病」ともいわれる。どう対策を取ったらいいのか? 糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」(東京・銀座)の牧田善二院長に聞いた。

■何もしない55歳未満の心筋梗塞リスクは?

 2型糖尿病の人はそうでない人と比べて冠動脈疾患、脳血管障害など動脈硬化性疾患や死亡のリスクが2~4倍高いことが知られている。

 しかし、最新の研究によれば5つのリスク因子を治療し目標以下にコントロールすれば、脳卒中や心筋梗塞などのリスクは上昇せず、一般の人のリスクと変わりないという。

 それどころか、リスクが低くなるケースもあるというから驚きだ。

「スウェーデンの研究者が世界的権威のある医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』8月16日号に発表した研究結果です。同国の全国糖尿病登録調査に2014年までの12年間に登録された2型糖尿病患者27万1174人と非糖尿病の地域住民135万5870人を比較したところ、5つの因子を適切に治療していれば、対照群に比べて急性心筋梗塞のリスクは16%低く、脳卒中のリスクは5%低下と有意差がなかったというのです」

 2つの集団の平均年齢はおおよそ60歳、追跡期間の中央値は5・7年だった。

 研究で示された5つの危険因子と目標値は次の通り。

①高血糖(目標:HbA1c7%未満)
②高血圧(同:上の血圧140㎜Hg未満、下の血圧80㎜Hg未満)
③尿中アルブミン排泄量
④喫煙習慣(同:禁煙)
⑤高LDLコレステロール(同:97㎎/デシリットル未満)

 いずれも、検査値が高いほど糖尿病の合併症を発症しやすいことがわかっている。

「研究で興味深いのは治療の恩恵は年齢を重ねれば重ねるほど大きかったことです。55歳未満、55歳以上65歳未満、65歳以上80歳未満、80歳以上と年齢別に分析したところ、糖尿病が関連する心血管イベントなどのリスク減少幅は80歳以上の集団が最も大きかったのです」

 とくに5つの目標値をすべてクリアしている80歳以上の患者の急性心筋梗塞のリスクは糖尿病のない人たちに比べて38%も低下していたという。一方で、5つの危険因子をすべて放置したままの55歳未満の患者では、心筋梗塞は7.7倍、脳卒中は6.2倍、心不全は11.4倍、死亡が5倍と、リスクが大幅に上昇していた。むろん、この結果がすべて正しく、日本人にあてはまるとは言えないが気になる。

 5つのリスク因子を下げるには、どのような治療が好ましいのか? 

■高血圧の飲み薬で尿中アルブミンも下げる 

「尿中アルブミンの基準値18㎎/gを超えると腎症とみなされ、その値が300を超えると数年以内で人工透析が必要となるといわれます。私の医院では18を超えた時点で尿中アルブミンにも効果があるテルミサルタンやアゼルニジピンなど数種類の高血圧の薬を使います」

■血糖値は週イチ注射でコントロール  

「従来の飲み薬では思うように血糖値が下がらない場合は注射製剤を検討します。注射製剤にはインスリンそのものを補充するインスリン製剤、体からインスリンを出しやすくするGLP―1受容体作動薬、の2種類がありますが、私は先に週1回打つだけでいい、GLP―1受容体作動薬の注射タイプを勧めます」

 血糖値が上がると、インスリンを分泌させる薬で人によってはHbA1cが2%近く下がるうえ、体重も2キロ近く減るという。使い始めてもやめられないものでもないのも魅力だ。

■悪玉コレステロールは皮下注射で減らす

「日本では、LDL―C(いわゆる悪玉コレステロール)を下げるためにスタチンという飲み薬が使われています。しかし、それだけでは下がりにくい場合は、一昨年発売された高コレステロール血症治療薬アリロクマブ(商品名プラルエント)を試すのも手です。費用はかかりますが、4週間に1度、在宅自己注射薬なので面倒がなく、飲み忘れの心配もありません」

 この薬は、LDL受容体分解促進タンパク質であるPCSK9(プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型)とLDL受容体の結合を阻害することで、LDL―Cの除去に利用できる受容体数を増やし、その結果、LDL―C値を低下させる。

 同じ系統の注射薬は他にあるが、注射の針先が見えないぶん、恐怖心も少ないという。

「糖尿病の患者さんで脳梗塞や心筋梗塞で入院されたと聞くと、もったいないと感じます。これらの病気は生活習慣の改善や適切な治療で多くが予防されると考えられるからです。努力すれば元気で長生きは可能なのです」
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( 2018/10/09 10:41 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

致死率が高く高血圧の人は要注意! 突然発症する「急性大動脈解離」の脅威! 

 数年前、俳優・塩屋俊さんが舞台稽古中に、急性大動脈解離で息を引き取った。享年56。ほぼ同じような病気で石原裕次郎さんや加藤茶さんも倒れているが、サラリーマンだって人ごとではない。「この急性大動脈解離という病気は、高血圧の人なら誰でも起こす恐れがあります。それもまだ現役の40代、50代の元気で、一番仕事で脂が乗っている人が多く、サラリーマンも注意が必要です」 こう語るのは、東京都健康長寿医療センター・桑島隆彦顧問だ。

 目標に向かって、目の前の仕事をバンバンこなし、これまで病気とは無縁、そんな人が突然倒れたら、家族も勤め先の会社も大変で大慌てするだろう。どんな生活が危ないのか、桑島顧問がこんな例を引き合いに出して説明してくれた。ある商社マンのBさん(49)は、毎日現地駐在員と連絡を取りながら、ブラジルとの取引拡大を狙っていた。日本との時間差は12時間で日本が夜10時なら、ブラジルは同じ日の午前10時。向こうの時間に合わせ、帰宅してから電話で現場とのやりとりをすることも少なくない。

 その上、緊密な相談やトラブルなど、何かあればブラジルに飛ぶ。寝る時間はせいぜい4時間前後。社内健診では、毎年のように高血圧を指摘されていたが、自覚症状がなく、忙しくて受診するヒマもないまま、無視していた。血圧は、上は140台後半から下100前後だった。だが、放置していた高血圧を引き上げたのには理由があった。自分の親の介護に伴う妻とのトラブルだった。そんなこともあって血圧上160台から下110台に上昇する。その後、久しぶりに飲みに出かけた翌朝、自宅で倒れた。直ぐ近くの医院に駆け込んだが、「急性大動脈解離」と診断された。

 胸や背中などがバットで殴られたような激痛に見舞われ、解離した部位が、発症15分で命を落とす危険なタイプだった。院長の機転で大学病院に転院でき、九死に一生を得たという。 高血圧に睡眠不足を重ねて仕事をするのは、サラリーマンなら当たり前。家庭内トラブルだって、避けては通れない。しかし、それがこの病気の下地、源泉になっているのだ。

 そもそも「大動脈解離」とは、どのようなものなのか。
 心臓から全身に血液を送る最も太い動脈である大動脈の壁(血管壁)に血液が流れ込み、外膜・中膜・内膜の3層になっている大動脈壁の内膜に亀裂が入って中膜が急激に裂けていく(解離する)病気が大動脈解離だ。高血圧の人に起こりやすく、致死率が高いので油断は禁物。最も注意が必要だとされる。

 急性大動脈解離を発症するとどんな状態になるのだろうか。Bさんの例を紹介したが、ある医療関係者はこう説明する。「突然、胸とか背中をバットで打ちつけられたような激痛が起こり、その痛みは背中から腰へと移動することも多い。大動脈というのは心臓から上に向かって出て、弓状に曲がって背骨の横を通り、腹部、腰部と伸びています。内膜の裂け目は血流の圧力が最もかかる弓状の部分にできやすく、激痛は内膜と外膜の間の中膜が裂ける時の痛みです。その血管の解離が、お腹や腰のほうまで及ぶと痛みが移動します」

 最大の発症リスクは高血圧で、60代から70代に多い。それも日中の活動時間帯に起こりやすいという。
「発症した場合、すぐに病院へ緊急搬送し、至急、治療を開始することが重要になります。発症時の状態によっては、突然死(24時間以内の死)を引き起こすからです」(医療関係者)

★高血圧の人はしっかり治療
 大動脈解離を起こすと、大動脈から脳や各臓器に向かう枝の動脈が詰まって血行障害による合併症を起こす恐れも出てくる。大動脈が破裂してしまうと、殆ど助からないといわれる。 ただ、発症頻度は10万人当たり年間3人から5人とされるが、実際、どれくらいの人が突然死で亡くなっているかは、はっきりと分かっていない。東京都監察医務院の突然死の解剖例でみると、大動脈解離で死亡した人の約60%が病院到着前で、93%が24時間以内だとしている。

 また、こんな見方もある。
「急性大動脈解離になった人の血管は、高血圧で動脈硬化を起こしているため、ゴムが劣化したホースのように傷が出来やすいのです。血管はバームクーヘンのような3重構造になっていて、あるとき突然、内側の傷口から血液が流れ込み、2層目が剥がれるのが、この病気の特徴です。高血圧を放置していると血管は劣化の一途をたどり、さらにストレスや飲酒が発症の引き金を引くことになりますので気を付けてください」(同)

 都内で総合医療クリニックを運営する久富茂樹院長は、「とにかく高血圧を発症していると言われた人は治療をしっかりと受けてください」と訴える。日本では30代以上の2人に1人が高血圧を発症しているが、治療を受けているのは2割のみ。8割の人は血管が慢性的にダメージを受け、ボロボロのホースのようになっている、と言っても過言ではない。「高血圧を悪化させる材料は、飲酒や喫煙、睡眠不足、家庭内トラブル、上司のストレス、部下からの突き上げなど、サラリーマンにありがちなものばかり。『オレは大丈夫』などと甘く見ている人は、無理をしてリスクを重ねやすいから危ないのです」(久富院長)

 また、この大動脈解離は2つの「型」に分類され、その型により治療法や予後の生存率が違う。大動脈の上から弓部分に解離があればA型、弓部から先にだけ解離があればB型だ。「A型の1カ月後の生存率は、内科治療のみでは50%程度で、外科治療では80%です。そのため、診断された時点で緊急手術となります。解離した部分を含む血管を人工血管に置き換える手術が行われます」(循環器血液外科医)

 一方、B型で合併症がない場合の1カ月後の死亡率は内科、外科治療ともに10%程度で差がない。B型治療は薬を使った降圧療法が行われ、3年後の生存率も75~80%と高い。ただし、発症の割合はA型が60~70%と圧倒的に多い。 とにかく、大動脈解離の第一の原因は高血圧なので、日常の血圧管理がとても重要。これまでにない激痛に襲われた場合、ためらわずに救急車を呼ぶことだ。

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( 2018/10/02 14:42 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

【人生不思議】謎の低血圧アピールよりまずは生活改善に努めよう 

寝覚めが悪い人が、二言目に口にするのが「低血圧なので…」という言い訳。そう言われれば大抵の人は体質だから仕方ないのか…と納得してしまうが、実はこれにはまったく医学的な根拠がない。

 では、朝が弱い本当の原因は何なのかというと、これは自律神経の乱れが第一に考えられる。人間は起きているときは交感神経が優位に働き、逆に眠るときには副交感神経が盛んに働く。人体ではこの2つの神経の優位が12時間ごとに入れ替わることで、夜になると眠くなり、朝になると目が覚めるようになっている。つまり、起きるべき時間にすっきり目覚めないという状況があるのならば、まず交感神経と副交感神経がうまくスイッチできていない可能性を疑った方がいい。これを一般的に自律神経失調症という。

 自律神経失調症を誘発する要因としては、ストレスや疲労、不規則な生活などが挙げられる。そのため、まずは生活改善を行うことが大切だ。とはいえ、寝坊派の名誉のために弁護しておくと、自律神経失調症は必ずしも本人の生活習慣のせい…と言い切ることはできない。うつ病、パニック障害など別の疾患に伴って自律神経が乱れることもあるし、精神的ショックを受けた場合や、女性は更年期障害が引き金になる場合もある。

 また、遺伝的に生まれつき自律神経の調整機能が、うまく働かない患者も存在する。マッサージやカウンセリング、行動療法などで改善することもあるので、悩んでいる人は医師に相談しよう。その際、くれぐれも「低血圧なので…」とは言わないように!

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( 2018/09/22 09:27 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

飲み過ぎの人、要注意!高血圧の時に避けるべきフルーツとは  

高血圧を放置しておくと、動脈硬化や虚血性心疾患、脳卒中などの重篤な病気を引き起こす可能性があるため、早めの治療が必要です。ただし、高血圧の薬の中には、服用中は避けなければならない食べ物が存在するものもあります。

高血圧の薬と相性の悪い食べ物について説明します。

●高血圧の薬とグレープフルーツの相互作用とは?

高血圧の薬の中には、グレープフルーツに含まれるフラボノイドという成分によって薬が効きすぎてしまったり、逆に効かなかったりするものがあります。また、薬が体内で分解されにくくなり、いつまでも体内に残ってしまう可能性もあります。

そうなると、副作用が起こる危険性もあるので、服用中は摂取を避けるように指導されます。

薬の作用は、ものによっては2~4日ほど持続するものがあります。グレープフルーツの影響は、摂取後24時間程度続くため、影響がないように食べるということは困難です。また、グレープフルーツの摂取量が少なかったとしても、関係ありません。

銘柄や産地の違いなどで種類も異なるため、細かく指示、指定することも不可能です。グレープフルーツが好きな方にはお気の毒ですが、高血圧の薬を服用している間は食べないようにしましょう。

●服用時はグレープフルーツの摂取を避けたい高血圧の薬とは

グレープフルーツとの相性が悪いのは、カルシウム拮抗薬で、主に高血圧や狭心症に使用される薬です。具体的な薬の種類と相互作用の強さについてご紹介します。

・カルブロック錠16mg(強い)

・アテレック錠10mg(強い)

・コニール錠4mg(強い)

・アダラートL錠20mg(強い)

・アダラートCR錠20mg・40mg(強い)

・アダラートカプセル5mg(強い)

・ワソラン錠40mg(やや強い)

・ノルバスクOD錠2.5mg・5mg(弱い)

また、肺高血圧症に用いる薬(トラクリア錠62.5mg)や、慢性動脈閉塞症・脳梗塞などに用いる薬(プレタール錠50mg・100mg)なども、グレープフルーツとの飲み合わせはよくないため、服用中の摂取は避けるようにしなければなりません。

いずれにしても、薬を処方された段階で注意事項をよく聞いておきましょう。

●グレープフルーツ以外にもある!注意したい柑橘類果物は?

注意したい食べ物は、グレープフルーツ以外にもあります。高血圧の薬に影響を及ぼす果物としては、次のものがあげられます。

○高血圧の薬に影響を及ぼす果物

晩白柚 、土佐ブンタン 、平戸ブンタン 、スィーティー 、サワーオレンジ(ダイダイ) 、夏みかん 、ポンカン 、いよかん 、絹皮 、金柑 、八朔

○高血圧の薬に影響を及ぼさない果物

反対に、同じ柑橘系のフルーツでも、影響を与えないものもあります。代表的なものには、

バレンシアオレンジ、レモン、カボス、温州みかん、マンダリンオレンジ
などがあります。

危険を避けるためにも、高血圧の薬を処方されたら、飲み合わせについての指示をよく聞いて、理解したうえで服用するようにしましょう。

(この記事の監修: 高輪皮膚科・形成外科 院長 / 小林しのぶ 先生)

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( 2018/09/16 11:43 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

突然の喉の渇き…もしかして糖尿病かも!?  

運動したり、暑い場所に長時間いたりすると喉が渇きますよね。それは、汗をかいて体内から水分が失われるので、体内の水分を補おうとする身体の正常な反応です。しかし、特に何もしていないのに、突然喉が渇いてたくさん水を飲んでしまったという経験がある方はいませんか?

 そのような経験をしたことがある、もしくはそのような状態が続いているという方、もしかしたら糖尿病かもしれません。突然の喉の渇きは糖尿病を知らせる危険信号です! 今回は、健康医療情報メディア「いしゃまち」が、糖尿病の早期発見と治療方法についてご紹介します。

◆糖尿病の症状とは?

 糖尿病は、インスリンの作用が不足するために体内でブドウ糖をうまく使うことができず、身体に十分な栄養を供給できなかったり、おしっこの中に糖が大量に出てきたりします。そのため、糖尿病では以下のような症状が現れます。

・突然喉がかわく
・おしっこがたくさん出る
・体重が減少する
・つかれやすい

◆糖尿病の人はどのくらいいるの?

 日本では、糖尿病が強く疑われる人は890万人、可能性が否定できない人を含めると2210万人(成人の約5人に1人)と推定されており、現在もその数は増えています。

 こんなに多いなんて驚きですよね!

糖尿病、何がそんなにこわいの?

 これまで、糖尿病の代表的な症状や日本の糖尿病患者数の多さについて述べてきました。でも、読者の皆さんのなかには、「これくらいの症状なら別に問題ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、糖尿病が怖いのは、その合併症なのです。

 長期間高血糖の状態が続くと、全身の血管がダメージを受けてしまいます。手足の先や目の網膜、腎臓には細い血管が存在しているのですが、このような細い血管は特にダメージを受けやすく、以下の3つは糖尿病の3大合併症といわれています。

●末梢神経障害

 糖尿病発症後最も早くみられる合併症です。足先がしびれて感覚が鈍くなるため、刺激に対して鈍感になります。そのため、足にけがをしても気づかずに変形や潰瘍をきたし、傷口から感染を起こすと足が腐ってしまうこともあります。

●網膜症

 糖尿病を未治療のまま放置すると、7~10年で50%、15~20年以上で約90%の人が網膜症を発症します。

 網膜症は進行すると失明につながります。

●腎症

 糖尿病発症後5~10年以上経過した人に見られます。放置すると腎不全になり、透析をしないといけない状態になってしまいます。

 糖尿病を早く発見して早く治療しないといけないのは、上記のような合併症の進行を防ぐためなのです。

◆糖尿病の診断は?

 糖尿病を診断するためには、血糖値、HbA1cの値が必要となります。最近の健康診断の結果を見てみましょう。「糖尿病とは :公益社団法人日本糖尿病協会」に糖尿病の診断基準が掲載されているので、参考にしてみてください。

「糖尿病かも…」と少しでも思った場合は、すぐに病院を受診してください。

◆糖尿病の治療は?

 糖尿病の治療の目的は、良好な血糖コントロールを維持することで合併症の発症や進行を防ぎ、健常人と変わらない生活を送ることです。

 糖尿病の多くは生活習慣の乱れが原因となっているため、まずは食事療法と運動療法により生活習慣の改善を行います。食事療法・運動療法を適切に行えば、薬に頼らなくても十分に血糖をコントロールすることが可能です。

 健康的に長生きして老後を楽しむためにも、生活習慣を一度見直してみましょう。ただし、生活習慣の改善を一生懸命頑張ってもどうしてもよくならない場合は経口血糖降下薬を併用し、それでもうまくいかない場合はインスリンを使います。

◆最後に

 いかがでしたか? 今回は「突然の喉の渇き」という自覚症状から、糖尿病に早く気づくためのポイントをお話ししました。糖尿病は早期発見・早期治療がとても大切です。もう一度、自分の生活習慣や自覚症状などを見直してみましょう。


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( 2018/09/13 10:17 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

専門医も関心大 糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」に新たな効果 

今年5月の糖尿病学会は、医師、看護師、管理栄養士などの参加者数が過去最高だった。“現代の国民病”への、医療関係者の関心の高さがうかがえる。特に注目を集めた話題について、東京慈恵医大病院糖尿病・代謝・内分泌内科の坂本昌也准教授に聞いた。

■薬

 大多数の医師が関心を寄せたのが、2014年承認の「SGLT2阻害薬」。 尿にカロリーを排出し脂肪の分解を促進する薬で、HbA1c(過去1~2カ月の血糖コントロールを示す)を下げ、体重を減少させる。

「SGLT2阻害薬は糖尿病に対して承認されている薬ですが、近年、心不全予防にも効果的だと分かってきたのです。しかも、早い段階で非常に高い効果を示す。欧米で臨床試験などの結果が発表されており、今回のセッションでは、“日本人にも有効なのか”という関心を持った医師が多く集まりました」

 糖尿病そのものが心不全のリスクを上げるため、循環器専門医が糖尿病患者を診ている場合、SGLT2を第一治療選択肢とするケースがほとんど。一方、糖尿病専門医では“積極派”と“慎重派”がいる。

「慈恵医大も心不全の前段階にある拡張能障害に対する有効性を確認しており、積極的にSGLT2阻害薬を出しています。ただし、糖尿病の薬の中では血糖降下作用が弱い場合もあるので、ほかの血糖降下薬と組み合わせます。臨床試験の結果から、心不全を起こす前から使うとより効果的だと考えています」

■測定器

 17年に登場したのが新タイプの持続血糖測定器。センサーを二の腕に張り付け24時間、2週間分の血糖を測定。いつでも血糖値を確認でき、かつ血糖値の上昇・下降の波を把握できる。

「今後はこれをどう使いこなすか。今回の学会で注目が集まりました」

 血糖値の上昇・下降の幅は、極力小さくすべきというのが、血糖値に関する最新の考えだ。

「一日の“波”をチェックできれば、血糖値の上昇・下降のタイミングを知ることができる。しかし、程よく上昇したものを程よく下降させる手段がまだない。血糖値を下降させようと運動するなどして、かえって低血糖になる問題が指摘されています」

 良いツールが現れた。この先は、患者それぞれに応じた使い道を見つけられるか――。これが課題になっている。

■和食の勧め

「糖質制限の問題点が、学会内の市民公開講座で改めて取り上げられました。糖尿病の患者数増加に糖質が関係してるのであれば、糖質摂取量も増えているはず。しかし実際は、反比例して糖質摂取量は減っている」

 さらに、糖質制限で早く減量できるが、女性の平均体重は以前と比べて減っており、一方、女性の糖尿病や心臓病のリスクは増加している。

「つまり、糖質摂取が糖尿病の大本の原因ではない。そもそも脳の栄養分であり、日本人の食生活に深く入り込んでいる糖質は、短期間はやめられても、やめ続けることは困難。長期的対策として、日本人に馴染み深い和食で、血糖値をうまくコントロールできる食生活を身に付けるべき」 

 具体策として①糖質の前に食物繊維が豊富な野菜を食べ、血糖値を上げにくくする②よく噛んで食べる③夜の糖質は少なめに④五感を楽しめる彩り豊かな献立にし、栄養の偏りを防ぐ。

 一見、当たり前の内容かもしれないが、糖質がいいか悪いか揺れている人が多い表れか、熱心にメモを取る市民が集まった。

 参考にすべし。

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( 2018/09/09 15:37 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

糖質制限食「勧められない」 日本糖尿病学会、タンパク・脂質増で健康懸念  

・提唱者の医師「根拠ない」と反発

 日本糖尿病学会が先月、ご飯やパンなど炭水化物を控えて糖質を制限する「糖質制限食」について、「勧められない」とする提言を出した。糖尿病患者だけでなくダイエットしたい人にも人気のこの食事療法、何が問題なのか。

・脂質は悪者?

 同学会が糖質制限食を勧められないとしたのは、糖質制限によってタンパク質と脂質の摂取量が増えることを問題としたためだ。提言では、タンパク質の取り過ぎが腎機能を悪化させたり、脂質の取り過ぎが動脈硬化を促進させて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めたりする恐れがあると指摘している。

 これに対し、糖質制限食の提唱者である高雄病院(京都市右京区)の江部康二理事長は「脂質は長年悪者にされてきたが、最近は食事の脂質を減らした人とそうでない人で最終的な死亡率は変わらないという研究が、海外の一流医学誌に次々と発表されている。

タンパク質の取り過ぎは腎障害のある患者には悪影響があり、私も糖質制限食は勧めていないが、腎障害がない場合に腎機能を悪化させるというエビデンス(科学的根拠)はない」と反論する。

確かに提言でも腎障害がない場合、タンパク質の過剰摂取が腎症発症のリスクとなる「明確なエビデンスはない」としており、腎機能悪化の科学的根拠があるわけではない。

・糖質50%未満も許容

 東京都内在住の男性会社員(45)は7年前、糖質制限ダイエットをした。開始前は身長175センチ、体重75キロ、BMI(体格指数=体重「キロ」を身長「メートル」の2乗で割った数値)は24.5で標準体重範囲内だったが、学生時代から約20キロ増えた体重が気になっていたという。普

段の食事から主食を抜き、おかずはそれまでと同じ量を食べたところ、4日目ぐらいから体重が減り始め、8カ月後には62キロと13キロの減量に成功した。男性は「体重がどんどん減っていくのが楽しかった」と振り返るが、「やせたことでダイエットする意味がなくなった」とダイエットはやめ、現在はダイエット前と同じ体重に戻っている。

 この男性のように糖質制限食で減量効果を実感しても、ご飯はもちろん、ラーメン、パスタ、菓子が食べられない糖質制限食を1年以上続けるのは難しそうだ。提言では脱落者が多く、継続しないことも問題とした。しかし、「今はこんにゃくパスタやふすまパンなど低糖質でおいしい代替品がいろいろある。継続が難しいのはむしろカロリー計算が必要なカロリー制限食の方」と江部理事長。

提言では「日本人の病態と嗜好(しこう)性にふさわしい食事療法について継続的な検討が必要」としている。同学会の門脇孝理事長は「提言は、食生活の好みによっては糖質50%未満も許容するという従来の食事療法の規制緩和の意味もあった。糖質を少なく取るときは、タンパク質が20%超なら腎機能が低下していないか注意し、脂質が25%超の場合は不飽和脂肪酸を多く取るように心掛けてほしい」と話している。

【用語解説】糖質制限食

 ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を食べない、糖尿病患者のための食事療法。糖質制限食を紹介した『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)など約30冊の江部理事長の著書は計100万部を売り上げた。糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよく、カロリー計算のいらない手軽さから糖尿病患者だけでなく、ダイエットしたい人にも人気となっている。

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( 2018/09/04 11:49 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

血糖測定をしたとき値にばらつきがあるのはなぜ?  

測定値にばらつきがありますが、血糖自己測定器の故障でしょうか。(2型糖尿病、66歳、女性)

 ご質問ありがとうございます。「血糖測定の値について大きな幅があるが、これは血糖自己測定器の故障でしょうか?」というご相談ですね。

そこで今回は、血糖自己測定器で測定をするに当たってよくお問い合わせをいただく、ばらつきの原因となりやすいポイントについて解説したいと思います。

指先の付着物が原因の一つ
 よく、「料理した後に測定するとおかしな値が出るように思えます」というお話をうかがいます。その顕著な例として、果汁が付着した指で血糖値を測定した場合があります。

 まず、図をご覧ください。手指に付いた果汁が血糖測定値に与える影響をまとめたものです。これを見ると、アルコール綿で消毒しただけでは、果汁が付着する前の血糖値よりも高く測定されてしまうことが分かります。

一方、流水で手洗いした後に測定した場合は、果汁が付着する前と同程度の血糖値となりました。ですから、血糖値を正しく測定するためには、アルコール綿で消毒するだけではなく、測定前に流水で十分に手を洗う必要があるのです。

ぶどうやびわ、オレンジなどは糖分を多く含んでおり、手で皮をむくことも多いので、特に注意が必要ですね。十分な手洗いが必要なのは、果物を手を使って食べたり料理をしたりといったときに限りません。

意外なところではハンドクリームの影響があります。ハンドクリームの成分が残った手で血糖測定をした場合に血糖値が約3倍以上も高く測定されたという研究報告もあります。

手のひらや腕で測定している人は
 血糖自己測定は指先で行うのが一般的ですが、お仕事上の理由などから指先での測定が難しい場合に、手のひらや前腕、上腕など、別の部位を使って測定することがあります。

 血糖値は、ご存じの通り食事や運動などさまざまな要因によって刻々と変化しています。一般的に、急激な血糖変動がある場合には、指先の方がその変動を反映しやすいといわれています。

前腕や上腕では指先に比較して血糖変動に30分程度の遅れが生じるため、低血糖の発見が遅れてしまう可能性があるという報告もあります。
 このようなことを念頭に置くと、急激な血糖変動の可能性がある場合には指先で測定を行うことが望ましいといえます。

使い方を再確認。温度にも注意
 血糖測定を行うときは測定操作にも注意が必要です。お使いの血糖測定器の説明書をよくお読みになり、必要量の血液が吸引できているか、

また、センサーを押し付けたり、はじいたり、血液をすくい取ったり、二度付けしたりといった間違った操作をしていないかなど、今一度ご確認いただければと思います。それ以外にも、環境温度による影響もあります。

血糖測定器は血液中の糖を測定するために「酵素」を使用しています。酵素には最もよく活動するための最適な温度があり、例えば寒い所では活動が低下します。そのため、測定値が低くなってしまう可能性が出てくるのです。

現在、多くの血糖測定器はこのような環境温度の影響による測定値の変動が起こりにくいように、環境温度によって測定結果を補正する機能を搭載していますが、より正確な血糖測定を行うためには、測定器とセンサーを測定前に20分ほど部屋の中に置いておき、十分に室温になじませた状態で測定します。

 これから季節は夏を迎えますが、真夏に駐車された車内は50℃以上に達することもあるようです。

このような場所に血糖測定器を置いたままにしておくと、血糖測定器が高温になり、測定値に影響を与える可能性があります。血糖測定器を長時間にわたって高温や低温になる環境には放置しないことも重要なポイントです。

ノートに記録して医師に相談
 このようにさまざまな要因が血糖測定値に影響を与えます。今回、ご紹介した点に少しだけ気を配りながら、日々の血糖測定を続けてください。

 それにしても、今回ご質問された方は本当によく血糖値を観察して、勉強していらっしゃいますね。これからもご自身の測定した血糖値をよく観察し続けていただきたいと思います。

また、測定値は日本糖尿病協会の発行する「自己管理ノート」に忘れずに記録し、医療機関を受診する際には必ず持参して、ご自宅での糖尿病治療の成果を主治医の先生に確認していただくようにしましょう。

 現在、非常に多くの種類の血糖測定器があります。その中には、カラー液晶表示を用いて、高血糖値や低血糖値の場合に測定値に赤や青などの色が付くようなものもあります。

これらのカラー表示を使用する際は、必ず主治医の先生と相談をして、測定結果の色が変わる血糖値の設定を決めるようにしましょう。

アークレイマーケティング株式会社
糖尿病ケア事業担当
残松直樹(のこしまつ・なおき)

※『月刊糖尿病ライフさかえ 2015年5月号 
「新・相談コーナー せんせい教えてください!」』より

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( 2018/09/04 11:47 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)

専門医に聞け! Q&A 糖尿病とがん  

Q:軽度の糖尿病ですが、糖尿病の人はがんになりやすいと聞き心配です。軽度でもがんになりますか。がんにならない対策法と併せて教えてください。(38歳・旅行代理店勤務)

 A:日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて1.2倍、がんになりやすく、特に大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、膵臓がんは1.85倍も高いという結果です。

 このデータからも、糖尿病の人はがんになりやすいと言えますが、発症のメカニズムは明らかになっていません。

「高血糖になると酸化ストレスが亢進して細胞の変異が起こり、がんの発生につながる」とか、「インスリン抵抗性に伴う高インスリン血症が細胞の増殖を促進し、がんの発生に関わっている」などと考えられているようです。

 人間の体は複雑です。健康を維持する因子も、糖尿病になる因子も、がんになる因子も無限にあります。

 しかも、それら因子は個々人で違います。例えば、白血球やリンパ球などの型は4000個あります。しかも、糖尿病が直接、がんの原因ではありません。

 糖尿病もがんも、発症には遺伝子が関係しますが、遺伝子は変えられないのです。また、統計による確率がそのまま個人にあてはまるわけではなく、糖尿病の人が必ずがんになるとは限りません。

●血流をよくすることが鍵
 糖尿病でも、がんにならない人はたくさんいます。だから、ご質問されている方も必要以上に気にする必要はないのです。
 糖尿病は、血管内に糖が過剰にあり、全身の血管を障害する血管病です。血管が障害され、糖尿病網膜症や糖尿病腎症などの合併症を引き起こします。それに対し、血流をよくすると、血糖値は下がり血管障害が予防できます。

 そのための基本は食事、運動、ストレスなど、日常生活の因子にあります。栄養バランスがとれた食事、適度な運動、ストレスをためないこと、さらには十分な睡眠が大事です。

 その上で漢方薬を活用するとよいでしょう。血流をよくする漢方薬を活血薬といいます。

古典的な活血薬の代表的なものに「白虎加人参湯」が、現代的な活血薬として「当帰芍薬散」や「四物湯」があります。
 血流をよくすることは、糖尿病の有無にかかわらず、がんの予防に役立ちます。

岡田研吉氏(研医会診療所漢方科医師)
東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病などに成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。


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( 2018/08/25 21:53 ) Category ■糖尿病・高血圧・血糖値・痛風・低血圧 | トラックバック(-) | コメント(-)
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