あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言

あなたの健康はお金で買えますか・・・?

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カテゴリー  [■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 ]

【終活Q&A】喪中はがきで不幸を知った場合、どうすればいいか? 

 Q.喪中はがきで不幸を知った どうすればいいか?

 A.寒中見舞いが基本だが、贈り物もあり

 年賀状の準備を始めようかという時期になると届く喪中はがき。縁の遠い人だと、そこで初めて不幸を知るというケースも少なくない。これはAさんの経験談。

 「友人のお母さんが6月に他界していたらしいのです。

ご飯をごちそうになるなど、何かと世話になりましたから、知っていれば葬儀に行ったんですが。今からでもできることはないものか」

 喪中はがきが届いた場合、正月明けに寒中見舞いを出すのが一般的なマナー。

もし、Aさんのように思い入れが強い人であればここで香典を送るといいだろう。

 もっとも、日がたってから現金を送っても気をつかわせてしまうとの懸念もある。

そこで2000~3000円程度の花束や線香を贈るのも1つの方法だ。

 50代、60代ともなると、友人知人が他界することも増えてくる。

その相手が遠距離となると盆や命日の墓参りも難しく、ともすれば縁がそれっきりになることも十分ありうる。

しかし、旧知の友との最後のやり取りが喪中はがきでは、いかにもさびしい。心にけじめをつける意味でも何らかのお印を送りたいところだ。

 遺族の迷惑にならない程度の大きさで、2人にゆかりのあったものを送るのもアイデア。

アクリルケースに入れて記念品のようにしてもおしゃれだ。また、故人の写真や動画なども遺族に喜ばれるだろう。



( 2018/04/20 13:17 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】葬儀で流行の写真展示、私の時はやめ… 

 Q.葬儀で流行の写真展示をしたくない

 A.使うものを自分で選ぶなど前向きに検討を

 先月、知人の葬儀に参加したAさんは、従来の葬儀とのギャップに驚いたという。

 「故人の幼少期からの写真がずらっと並び、スライドショーまで流れているんです。なかには10代の頃の際どい水着写真なんかもあって、私の時はやめてほしいと思っちゃいました」

 葬儀のスタイルにも、はやりすたりがある。昨今は芸能人よろしく、生前の写真や動画、思い出の品を展示して葬儀をドラマチックに演出するのが人気という。

 本人にその気がなくとも家族がそれを望むケースも考えられる。黄泉(よみ)の国に旅立ってからのことだけに取り返しがつかない。望まぬ写真を勝手に公開されては、いい気がしないというのもあるだろう。

まずは、自分の葬儀についての意向を家族にはっきり伝えておくことが大切になる。

 それでも、このスタイルは、弔問客同士の思い出話に花が咲き、湿っぽいムードをやわらげると評価する声も多い。かたくなに拒否せず「自分の葬儀を自分でプロデュースする」というくらい前向きに捉えてみてはどうだろう。

 そこで必要になるのが使っていい写真などのセレクトというわけだ。「いつ、何のとき」とひと言付けて1つのファイルにまとめるくらいで構わない。できれば自分の希望を伝え、家族の意見も反映しておくのがいいだろう。




( 2018/04/20 13:16 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】抗がん剤治療か、緩和ケアか 

Q.抗がん剤治療か緩和ケアか 

A.どう生きたいかが重要。希望をはっきりさせる

 半年前に末期がんを宣告され、72歳で亡くなったAさん。昨今は、抗がん剤治療と緩和ケアを並行して行うケースも増えており、緩和ケア=治療断念という図式は成り立たない。しかし、Aさんは緩和ケア1本に絞ったという。生前、そのいきさつをこう語っていた。

 「実は同じがんで娘を亡くしていまして。抗がん剤治療で弱り、ベッドにくぎ付けにされた姿は見ていられないほど強烈でしたから、自分が同じ状態になったら緩和ケア1本にしようと、妻とも話し合っていたんです」

 若ければなんとしてでも治療したいところだが、症状が末期ともなれば、延命しても仕方がないと考える年配者の思いも理解できる。Aさんは残された時間で、お世話になった人の所を訪ね歩いたという。亡くなる3日前に会った知人はこう語る。

 「薬が切れたら大変だなんて言っていましたが、普段と全く変わらない様子でした。突然の訃報に驚いたくらいです」

 緩和ケアなら「最後にやり残したことを」という可能性もあるということ。「残りの人生をどう生きるか」を真剣に考えるなら無視できない選択肢だ。

 語り合うには重いテーマだがテレビや新聞で話題が出たときなど、折を見て自分や家族の希望をはっきりさせておくべきだろう。



( 2018/04/20 13:15 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

弁護士が考える「自分が死ぬ前にやるべき4つのこと」 

少し前に「終活」という言葉が話題になったのをご存知でしょうか。

「人生の終わりのための活動」のことですが、実際に自分の死期が近くなってきた際、どのような活動すれば良いのか知っている方は少ないかもしれません。

自分が死んだ後、残された人たち、特に相続人がもめないために、生前にしておくべきことがあります。

本日は、主に法律的な観点から、死後、残された人たちがもめないために、自分が死ぬ前にしておくべきことを4つご紹介します。

●遺産の分配方法を決めておく

自分には全く財産がないという人は特に決めておく必要はないかと思いますが、多少なりとも財産を持っているのであれば、遺言を書いて、死後、自分の財産を配偶者や子どもたちにどのように分配するかを決めておくべきです。

なお、生前、自分の面倒を全くみなかった子どもに対しては、財産を一切あげたくない等特定の相続人だけに財産を相続させない、といったケースもあるでしょう。

しかしながら、相続人には、「遺留分」といって、遺言によって遺産を相続できない場合であっても、最低限遺産を確保することができる権利がありますので(配偶者は法定相続分の2分の1、子は4分の1)、死後、遺産をもらえなかった相続人が、他の相続人に対して遺留分の権利を行使することにより、相続人間で争いが起こる可能性があります。

そのため、もし、自分の相続人の中に財産を相続させたくない人がいる場合であっても、相続人の間に発生する将来の火種をなくすためには、最低限、相続させたくないと思っている人に対しても、遺言によって、その人の遺留分以上の財産を相続させるようにしておくべきでしょう。

●財産の所在を明らかにしておく

被相続人の死後、いざ財産を分けようにも、財産がどこにどのくらいあるのかが分からず、相続人による遺産の調査に手間や費用がかかるというケースが良くあります。

そのため、自分の死後、遺産が速やかに分配されるよう、生前に、自分の財産の所在(不動産であれば登記簿謄本や権利証、預貯金であれば通帳や銀行届出印、保険であれば保険証券等)について記したメモを残しておくべきでしょう。

●債務をなくしておく

被相続人が死亡した場合、プラスの遺産(財産)だけではなく、マイナスの遺産(債務)についても、相続人に相続されます。

そのため、死後、相続人間で債務の支払いについてもめないために、できれば、自分の財産を一部換価してでも、生前に自分の債務はなくしておくべきでしょう。

●喪主や葬儀費用の支払いについて決めておく

死後、誰が葬儀を主宰するのか、その費用は誰が負担するのかでもめるケースがかなりあります。

この点、葬儀費用については実際に葬儀を主宰した者(喪主)が負担すべきであり、相続財産から支出することは許されないとする裁判例もあります。

そのため、自分の死後、相続人間で喪主や葬儀費用の負担についてもめないために、生前、遺言によって、喪主や葬儀費用の支払方法について決めておくべきでしょう。

*著者:弁護士 理崎智英(高島総合法律事務所。離婚、男女問題、遺産相続、借金問題(破産、民事再生等)を多数取り扱っている。)



( 2018/04/20 13:13 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

「人生の終わりの活動=終活」をサポートするプランナーってどんな仕事? 

「終活」という言葉を聞いたことはありますか?「人生の終わりのための活動」の略で、「人生の終わり」つまり「死」に向けての事前準備をする活動ということを意味しています。

葬儀やお墓の準備はもちろん、最近では実際に棺おけに入る入棺体験や、模擬葬儀を体験する高齢者も増えているそうです。実際に体験した方々によると、こうした体験を通してますます「生きたい」という気持ちが増してくるのだと言います。

「死ぬ」ということを具体的に考えることで、あらためて「生きる」ことの大切さを考えるよい機会になっているのかもしれません。そんな「終活」をサポートする「終活ライフケアプランナー」という資格があるのをご存知でしょうか?

◆そもそも「終活」とは?
「終活」とは2009年に週刊誌が発表した言葉といわれています。当初は、相続や遺言、葬儀など現実的な問題に直面したときに、生前の本人の希望を尊重し、家族が困らないように計画を立てる事前準備という意味で使われていました。

現在では「人生の終わりに向けての事前準備をしながら、これまでの人生を見つめなおし、残りの人生を自分らしく生き、自分らしいエンディングを迎えるための活動」を意味するようになっています。

◆「終活ライフケアプランナー」が必要とされる理由
ひと昔前までは、死への事前準備を本人がするなどという考え方はありませんでしたが、現代は残された家族に迷惑をかけたくない、自分のことは自分で決めたいという風潮が強く、自分の死についても自分で考える時代となっています。

そういった高齢者たちのニーズに応え、介護や葬儀などの知識はもちろん、終末期ケアや死生観など、死に直面した相談者の気持ちをケア・理解する専門的な知識を持つ「終活ライフケアプランナー」の養成が急務となっています。

そこで、通信教育事業を展開する株式会社キャリアカレッジジャパン(本社:広島県広島市、代表取締役:横田正隆)が、終活の第一人者を講師に招き、初心者でもプロの「終活ライフケアプランナー」を目指すことができる講座を開発しました。

◆「終活ライフケアプランナー」講座とは?
「終活ライフケアプランナー」講座は、スピリチュアルケアや終末期ケアについて大学で教鞭をとる井上ウィマラ講師と、終活に関する多数のセミナーや講演実績を持つ高橋佳良子講師が監修を担当し、プロの終活ライフケアプランナーを目指すことができる通信講座です。

終活に伴う“医療・介護・葬儀・お墓・相続”などの学習はもちろん、“終末期ケアや死生観”など、死に直面した相談者の気持ちをケア・理解する専門的な知識を身につけることができ、はじめて終活を学ぶ方でもプロとしてのスキルをわずか3か月で習得することができます。

◆終活ブームはいつまで続くのか
日本はいまや、4人に一人が65歳以上という典型的な高齢化社会です。65歳以上の人口が総人口の何割を占めているかによって、高齢化社会は3種類に分類されていますが、日本はその中でも最も高齢者人口率の高い超高齢社会(高齢化率21%以上)に認定されています。

単身世帯の高齢者や老々介護も多く、自分の死に際して葬儀やお墓、相続のことで他人に迷惑をかけたくない、または家族に迷惑をかけたくないという人が増加していることも、終活ブームの一因となっているようです。

2055年には高齢化率が約40%にまで増加するとも推測され、引き続き高齢化社会が激化し、今後もますます「終活」のニーズは多様化していくと言われています。

これからもより必要とされる「終活」の知識。葬儀の関係者や保険の仕事をされている方、法律家の方だけでなく、ご自身や大切なご家族のために「終活」を学んでみてはいかがでしょうか。



( 2018/04/20 13:12 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

夫が突然死んだ場合にすぐにでも行うべき5つの重要な手続き 

夫が突然死んだ場合、葬儀のことをまずは考えなくてはいけないが、葬儀のあとは、法要を進めながら、亡き夫の身の回りの整理をしていくことに。とりわけ夫が死んだあと、すぐにでも行うべき重要な手続きは、この5点だ。

1.世帯主変更届
 住民登録をしている市区町村役場に届け出る。14日以内の届け出が義務。本人確認書類・印鑑を持参すること。

2.公共料金などの名義・口座変更
 電気、ガス、水道、電話など各契約会社に提出。というのも、夫の口座は死後、凍結され、引き落としができなくなるから。

3.年金・保険金の届け出

 社会保険事務所、または自治体の国民年金課に届け出る。手続きをしないと遺族年金が受け取れない。

4.葬祭費の申請
 加入している健康保険の窓口に申請。3万~7万円程度給付。2年以内に請求しないと時効になる。

5.クレジットカードなどの解約
 カード会社に解約を申請する。そうしないと年・月会費がずっと引き落としになる。

 ここで関係する書類が見つからない、契約先がわからないなどのトラブルが生じるケースも多い。特に、遺族年金や保険の手続きは収入に直結するだけに、見つからない事態は避けたいもの。

 ファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんは、こうした手続きに必要な各種書類の所在を、生前に明確にしておくことが重要と話す。

「市販のエンディングノートなどを使い、引き継ぎノートをつくっておきましょう。控えておくべき内容は、『所有している預貯金口座』『各口座の自動引き落とし内容、およびその契約先』『持っているクレジットカード』『加入している保険』『年金・健康保険の番号』など。それぞれ収納場所も明記しておくことも忘れずに」(豊田さん)

 各種名義変更などは、問い合わせ先やサポートセンターの一覧を引き継ぎノートにメモしておけば、手の空いた時間に順にかけていくだけですむ。ときどき見直し、追加・変更になったものは随時更新を。

 他にも必要な手続きをあと3つ紹介する。死亡届は死後7日以内に。なお、このとき提出する死亡診断書(医師に書いてもらうもの)は、保険などの請求に必要になることが多いので、1部はコピーをとって手元においておく。

 もう一つは、免許証や保険証は該当機関に返却する。そして治療費や入院費が多額(概ね8万円以上)だった場合は、加入する健康保険の高額療養費制度を利用すれば、払いすぎた分を取り戻せる。



( 2018/04/20 13:07 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬儀費用の目安は約200万 無料の生前見積もり活用を推奨 

日本消費者協会の調べによると、葬儀代は全国平均で199.9万円。これだけ高額な支払をする相手を、夫の死後24時間でエイッと決めてしまうのは、実は賭けのようなものである。

 葬儀をどの業者にまかせるかは、夫の生前に話し合っておき、故人の遺志をしっかり反映するための準備をしておきたい。

「葬儀の生前準備をするときは、夫に『どちらが先に死ぬかわからないから、お互いに備えておかない?』と言うと、切り出しやすいはず」(柴田さん)

 葬儀社を選ぶ際は、まず、葬儀に呼ぶ人(呼びたくない人も)をリストアップすると、規模の予測がつき、連絡先も確認できる。

さらに、遺影はどれにするか、棺に入れてほしいものはないかなどを聞き、おおよそのイメージができたら、地元の葬儀業者を中心に最低3社にたずねてみよう。無料で生前見積もりをとることができる。

「祭壇や棺のランクはすべて“真ん中で”とお願いしましょう。この際、会葬者の人数などはすべて同じ条件で依頼することが重要です」(柴田さん)

 葬儀社の心ない対応に傷つき、不満が残ったという声もよく聞く。事務所や会場を訪れて、葬儀社の対応や姿勢もチェックできるのが、生前準備のメリットだ。

「事務所が汚いと、遺体安置所も掃除されていない可能性が。また、担当者の人柄はよくても、当日その人が担当してくれるとは限りません。ほかのスタッフの対応もみておきましょう」(柴田さん)

 見積もりがコロコロ変わる業者や、高価格のオプションを押し売りしてくる業者ももちろんNG。

 最近は、一般の会葬者を呼ばず、遺族やごく親しい人だけで葬儀を行う“家族葬”を選ぶ人も増えている。

例えば、スーパー大手のイオンが展開する50名程度の家族葬向けプランなら、病院への迎えから納棺、通夜、告別式、火葬、初七日までで50万円弱(料理・返礼品代は別)とかなり割安。

 また、よりコンパクトにと、通夜や告別式も行わない、火葬だけの“直葬”もある。これは火葬前に、近親者のみでお別れをするというもので、20万円ほどの予算。だが、こうしたシンプル葬では、注意も必要と柴田さんは言う。

「葬儀に呼ばれなかった人が悲しみ、後々まで自宅に弔問に訪れることも。家族葬でも告知はし、そのうえで会葬、香典は辞退する旨を伝えることが大切です」(柴田さん)



( 2018/04/20 13:06 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お葬式にふさわしくない女性の装いは?【今さら聞けない社会人のマナー】  

今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。

Q:お葬式にふさわしくない女性の装いは次のどれでしょうか?

A:黒いストッキング

B:黒無地で光沢のないバッグ

C:二重の真珠のネックレス

(答えは矢印の下です!)



































解答:

C:二重の真珠のネックレス

解説:

二重になったものは不幸が「重なる」ことを連想させるので、ふさわしくありません。



( 2018/04/20 13:05 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

「孤独死」は怖くない 「老後破産」も気にならなくなる幸せな生き方とは? 

この数年、「老後破産」とか「下流老人」ということがメディアで取り上げられるようになりましたが、わたしは常々その取り上げられ方に違和感を覚えます。より正確に言えば、「老後破産しないためには何歳までに何千万の貯蓄が要る」というような論じ方に違和感を覚えます。

 「なぜ、今の生活レベルを維持することを前提にして、貯蓄に励めというのだろう? なぜ、収入が減ったなりのつつましい暮らしの中での満足を得るよう気持ちを切り替えよう、とは言わないだろう?」という違和感です。

 これまで2回の連載で死に方について書きました。最後に死ぬまでの生き方についても書いておきます。ここでのキーワードは、前回にも出てきた「シンプル・ライフ」に加えて「足るを知る」です。
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「あれ」「これ」はほんとうに必要なものなのか?

 今の60代あるいはそれ以上の世代は、高度成長前の貧しかった時代を実体験しているはずですし、あの時代、貧しければ貧しいなりに、生活の中でささやかな喜びや幸せを見つけていたはずなのに、何をそんなに恐れなければならないのでしょう? 老後の収入が今より減るとして、それは子どもの頃に返るだけのことではないでしょうか、と腹をくくればずっと気楽に生きられるのに……。この種の議論を目にすると、わたしはいつもそう思います。

 一歩身を引いて、落ち着いて考えてみませんか?

 「あれがほしい」、「これがほしい」と思っている「あれ」や「これ」は、ほんとうに必要なものなのでしょうか? 「あれ」がなくても、「これ」がなくても人は生きていけるのではないでしょうか?

 「あれがほしい」、「これがほしい」と思う欲求は、本当の自分の自然な欲求ではなくて、マーケティングによって操られ、吹き込まれた偽りの欲望ではないのでしょうか?

 マーケティングの手練手管に操られ、「あれも欲しい、これも欲しい」という欲望に身を任せ、毎月何十万もの生活費が要ると信じ込んだあげくに、老後の生活資金が足りないと不安におびえるのは、冷静に振り返ると滑稽なことではないでしょうか。人はもっとシンプルに生きていけるのです。

 これはわたしのオリジナルな意見でも何でもありません。2000年以上も前から、エピクロスやブッダや老子、荘子といった人たちが語ってきたことです。

残されたさほど長くない年月を「好きなように生きる」知恵とは?

 「禍(わざわい)の最たるは足るを知らざるなり」……。最大の不幸は「これでいい」と満足できないこと。逆から言えば、「足るを知る」、「これでいい」と満足できることが幸せの基本なのです。

 そんなシンプル・ライフにあっても、日々の暮らしのいろいろな場面で、ささやかな喜びは感じられます。たとえば、あかね色に染まる夕焼け空を眺めるとき、家のそばの路地で野良猫と遊ぶとき、道路の舗装のすきまから「雑草」と十把一絡げにされる草が名も知れない可憐な花を咲かせているのに気付くとき、喫茶店やファミレスの窓から桜の花が咲いて、やがては散り、若葉が芽生え濃緑に移りゆくさまを眺めているとき、内容の深い本に出合ったとき、部屋でお茶を飲みながら聴き慣れた音楽を聴いているときなど……。人生の幸せはこんなささやかなものの積み重ねかもしれない、「足るを知る」とはこういう心境かもしれない。こんなふうに思えるのも年を取ったからこそであるなら、老いるのも悪くはありません。

 「足るを知る」とは、何もかもじっと我慢する生き方ではありません。むしろ逆に、人生に残されたさほど長くない年月を「好きなように生きる」ための知恵でもあります。

 たとえば、事業の発展のため、収入を増やすために、好きでもない人とにこやかに付き合い、無理して人脈を広げる必要はないのです。付き合って楽しい人とだけ付き合えばいい。

 スキルアップのため、出世のため、知名度を上げるために、好きでもない仕事に打ち込む必要もないのです。心からやりがいのある仕事だけすればいいのです。

 社会の反応を気にして、世間の空気を読んで、言いたいことも言わずに我慢する必要もありません。正しいと思うことは正しいと、間違っていると思うことは間違っていると、心おきなく発言していいのです。

 こんなふうに好きなように生きて、そのために収入が減ったなら、減った収入の中の「足るを知る」工夫をすればいいのです。まして、孤独死を意識するほどの年齢になれば、未来への投資のために現在を犠牲にする必要はないのです。

 あるいはまた、孤独死を意識するほどの年齢になってまで、健康のために好きなことを我慢する必要もありません。

 人生の楽しみの中には、健康に良くないものもたくさんあります。タバコ、酒、美食などがその代表でしょうか。しかし、今さら健康に気を配る必要はないでしょう。好きなことをして寿命が1年くらい縮むか、好きなことを我慢して寿命が1年くらい伸びるか、どちらを選んでもいいのです。ましてや孤独死予備軍である一人暮らしの身であれば、「そんなこと、体に毒よ」とお節介なことを言う家族もいないのですから。

    *  *   *   *   *

 3回にわたり孤独死について、そして老後の一人暮らしについて語りました。いかがでしょう? 孤独死も少しばかりは良いものだと分かっていただけたでしょうか?……いや、人が死ぬ話だから「良い」とは言えませんね。それでも孤独死もけっして悪くはない、と思えたのではないかと思います。

(心療内科医師・松田ゆたか)


( 2017/11/17 17:16 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お葬式にふさわしくない女性の装いは?【今さら聞けない社会人のマナー】  

今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。

Q:お葬式にふさわしくない女性の装いは次のどれでしょうか?

A:黒いストッキング

B:黒無地で光沢のないバッグ

C:二重の真珠のネックレス

(答えは矢印の下です!)



































解答:

C:二重の真珠のネックレス

解説:

二重になったものは不幸が「重なる」ことを連想させるので、ふさわしくありません。




( 2017/07/24 00:49 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

何も残さず死にたい……いま注目の「0(ゼロ)葬」とは? 

■遺体処置だけで十分。火葬後、遺骨は受け取らない

 自分らしい逝き方、その人らしい送り方……。最期を迎えるにあたって、積極的に情報収集をして納得のいくお別れをしたいと考えている人が増えています。その中で、最近注目されているキーワードが「0(ゼロ)葬」。

これは宗教学者の島田裕巳氏によって名付けられた「葬儀は不要」「お墓もいらない」「遺骨は火葬場で処分」という葬送方法。著書『0葬――あっさり死ぬ』の中ではこのように書かれています。

・棺はインターネットで買って、祭壇は自分で作ればいい
・仏教式葬儀は時代にそぐわない。戒名も不要
・遺体処理だけで十分
・ゼロ葬にすることで、遺骨の埋蔵場所に悩む必要がない
・ゼロ葬にすれば、墓を守っていくという負担から解放される
・墓があるから故人のことを思い出すのではない

 従来の常識・習慣にとらわれず、シンプルに逝きたいと考えている人は増えています。そんな中で、島田氏の提唱する「0(ゼロ)葬」は少々過激な路線ではありますが、もちろん押しつけではなく、「こういうやり方もあってはいいのでは」という考え方。「すっきりとした最期を迎えたい」と考える人にとっては目からウロコの内容かもしれません。

 しかし実際に、ゼロになることが可能かどうかという点では、多くの人は疑問を投げかけています。

 「個人的には葬儀もいらないし、お墓も散骨してくれてもいいと思っていても、一人で生きてきたわけではないから、誰にも何も知らせないというのは難しい」

 「葬儀のやり方なんてどうだっていい。大げさにしたくないけれど、地域社会との結びつきを次世代に伝えていく役割も葬儀にはあると思う」

 「現代は超高齢化社会で、葬儀をしたところで人も集まらない。だから簡素になって当然。でも結局のところ死後のことは自分では考えられないから、残された人がやりたいようにするべきかも」

 というように、「0(ゼロ)葬」は現実的ではないという意見が多いようです。

■お釈迦様は火葬、そして遺骨は墓に

 死を悼むという習慣は、すでに6万年以上前のネアンデルタール人の時代からあったといわれています。有史以来、弔いの作業は世界中で形を変えながら現在まで伝えられてきました。

 日本の葬儀は、約90%が仏教式で行われていますが、その法を説いたお釈迦様は、自身の死期が近いことを悟ったときに、弟子達にこう告げています。

 「自分の遺体は布で包んで、香料を含む薪を焚いて火葬すること。その後、ストゥーパ(遺骨を納める仏塔)をつくって拝むことができるようにすること。多くの人はそれによって心が浄まる」

 お釈迦様が亡くなった後は、その言葉どおり、マッラ族の信者の手によって舞踊・歌謡・音楽・花輪・香料をもって重んじ、尊び、供養し、天幕を張り、多くの布の囲いをつけて、6日間をすごし、遺体は7日目に北へ移動して火葬されました。遺骨はその後8つに分けられ、ストゥーパが造られて祭りが行われたといわれています。

 この時、お釈迦様の死を受け入れられない若い弟子に対して、兄弟子が夜を通して法に関する講話を説いたと伝えられています。お釈迦様自身は「お前たちは遺骨の供養にたずさわるな。

自分たちの修行に専念せよ」と言って涅槃に入ったようですが、これはきっと弟子たちが修行に専念できるように、という思いから。「葬式不要論」と解釈する人もいますが、決して「別れの儀式は不要」と言っているのではないと思います。

 島田氏は、葬式仏教と揶揄される現代の葬儀のあり方に否定的ではありますが、『0葬――あっさり死ぬ』での冒頭で、「考古学による発見からは、仲間の死を悲しみ、それに哀悼の念を捧げるということは、かなり早い段階から行われてきたことが明らかになっている」と記していますので、島田氏もまた、別れの儀式、弔いの作業を完全に否定しているわけではないと思います。

 仲間の死を悲しむという作業が形を変えて、なにかしらの儀礼を伴った形に変わっていきながら、葬送が伝えられているのではないのでしょうか。

■遺族が後処理に追われては簡素にした意味がない

 「葬儀で迷惑をかけたくない」と考える人は多いのですが、実は葬儀はある程度しっかり行ったほうが費用面でも合理的で、効率が良いというのは案外知られていないようです。

 直葬(ちょくそう)、つまり儀式をせずに火葬だけで簡単に済ませてしまわせた場合のよくあるケースをご紹介しましょう。

 火葬をすませてしばらくすると、友人・知人などから、「○○さんが亡くなったという知らせを聞きました」「御挨拶が遅れ、失礼いたしました」などと、お悔やみの電話や手紙がきます。

 たかが電話1本や2本、手紙の1通、2通という人もいますが、遺族は死後の事務手続きや遺品整理、家の片づけなどに追われ、その1つ1つに時間をとられるのが負担となってきます。

 さらに御香典が送られてきたら、香典返しの準備をしなければいけませんし、花や線香が送られてきたら、それに対してもお礼をしなければなりません。

 「こんな大変なことになるなら、小規模でも葬儀をするべきだった」「葬儀よりも、その後の作業のほうがはるかに大変。葬儀に関することは1度に完結するくらいの気持ちで考えておくべきだった」などという意見をよく聞きます。

 見栄、世間体、しがらみから解放され、自由な最期を迎えたいという逝く側の気持ちはわかりますが、人間何十年も生きていると、仕事関連、地域などのつきあいがあるもの。遺族が事後処理に追われては、簡素にした意味がありません。

 「迷惑をかけたくない」という思いがあるなら、事後処理までも視野に入れて、葬儀のことを考えるべきです。簡単に済ませたいのであれば、少なくとも誰に死亡通知を送ったらよいのかなど、人間関係をリスト化しておくことをお勧めします。

■死後は当人が関与できない

 葬儀は単なる遺体の処理ではありません。「死が怖い」「別れがつらい」「悲しい」。そういった気持ちを整理するうえで、故人の遺体を目の前にしたほうが現実を受け止めやすいですし、周囲の人は自分たちの支えになってくれます。

意味不明(といっては失礼ですが)と思っていたお経でも、「亡くなってはじめて、雑念なく故人のことを考えることができる時間だった」と、厳粛な雰囲気に心が洗われたという人も少なくありません。

 本人は「儀式不要」「墓不要」と宣言していても、親しい人が故人を見送ることができる場を提供してあげるのは、亡くなった方の側の配慮といえるでしょう。

 死後について、当人は一切関与できませんから、身内の死を目の前にした遺族が新しい葬儀の方法、遺骨の行方、弔い方を考えるのは、実際はそうたやすいことではありません。ある程度、しきたりや習俗に準じた儀式を行うことで、心の整理がつきやすいこともあります。

 ただ、葬儀開式の3分前に来て、簡単にお経をあげて、法話もなく、遺族との会話もなく、高額のお布施だけ受け取って帰る一部の僧侶を見ると、お経はCDでもかけて流せば十分とさえ思ってしまいます。

必要としないのに、高い祭壇や棺を提案されたり、当初の見積書より大幅に金額がアップした請求書を提示されると、葬儀社に対しての不信感も募るものです。

 葬儀やお墓など、死にまつわる話題は、一年を通してメディアでにぎわっているのに、死を目の前にした家族から出る言葉は、今も昔も大きく変化することはありません。

 「何をしたらいいのかわからない」

 「0(ゼロ)葬」というキーワードは、前述のような業者や仏教界への批判の色合いが強いですが、なぜ注目を浴びているのか、関係者のみならず、一般の人も葬送を考えるきっかけになればよいと思っています。




( 2017/07/24 00:47 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

突然の訃報に、慌てないために……これだけは知っておきたい「香典」のマナー「2はNG」 

結婚式と違い、突然その知らせがやってくることが多い、お葬式。バタバタと準備する中で、「あれ、香典ってどうするんだっけ?」なんて焦ってしまう人も、結構いるかもしれませんね。そこで今回は、意外と知らない人も多い、香典のマナーについてご紹介します。

■香典を持参するのは、通夜? 告別式?

香典を渡すタイミングは、通夜、葬儀、告別式のいずれでもかまいません。昔は、通夜より葬儀や告別式の方がよいと言われていましたが、最近は通夜のみに参列する人も多く、通夜に持参するのもごく普通のことになっています。

通夜の場合、受付がないこともありますが、その際は礼拝するときに御霊前にお供えするか、ご遺族に直接手渡せばOKです。ちなみに、通夜にも告別式にも参列するなら、香典は先に行われる通夜に持参するの正解。翌日の告別式では受付でその旨を伝え、記帳だけ済ませましょう。

■「宗派」によって変わる? 不祝儀袋のマナー

香典を入れる不祝儀袋の選び方は、故人の宗教によって異なります。たとえば、蓮の花の絵が描かれたものは仏式、百合の花や十字架の絵が描かれたものはキリスト教式、などです。それから表書きも、「御仏前」や「御花料」など、宗教によって書き方が変わってきます。

だから、香典を用意する際は、前もって宗教を確認するのがベストです。ただ、ご遺族の気持ちを考えると、なかなか聞きにくかったりもしますよね。そんなときは、宗派にこだわらずに使える、白黒の水引で白無地の不祝儀袋を選びましょう。

また、表書きは、大抵の宗派に使える「御霊前」と書くのが無難です。

■お札の入れ方にも、決まりがある

不祝儀袋に入れるお札にも、色々と決まりがあります。まず、中袋に入れるお札の向き。これは、お札の顔が裏になるように入れるのが一般的です。また、結婚式のご祝儀で「割り切れる数字はよくない」と言われるように、お葬式の香典にも避けた方がよい金額があります。

「2」は、1と1が重なった数字ということで、不幸を重ねる暗示となってしまうのでNGです。それから、「4」や「9」も、「死」や「苦」などがイメージされてしまうので注意しましょう。

香典でマナー違反を犯すのは、亡くなられたご本人にはもちろん、ご家族に対しても失礼なことです。突然の訃報があっても、慌てずにきちんと誠意を込めて「最後のお別れ」ができるように、社会人として、香典に関するマナーもぜひ押さえておきましょうね。




( 2017/07/24 00:45 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】終活、情報交換や相談ができる仲間が欲しい 

Q.情報交換や相談ができる仲間が欲しい

 A.関連イベントに参加して「生の声」を聞く

 「妻に先立たれ葬儀や役所の届け出など処理しなければならないことがたくさんあって大変だったんです。これは自分がもしものときに備えておかなければと思い立ったのですが…」と、嘆く横浜市の小林敏明さん(60)=仮名。

さっそくネットを検索してみたものの、情報が多すぎて焦点がぼけるばかりと途方にくれる。

 ネットは情報が多い分、錯綜(さくそう)するばかりで具体性に欠ける。頼りになるのは同じ危機感を持つ者の「生の声」だ。そんな声を聞ける終活関連イベントがひそかな人気という。

 「私はネット検索などできないので、葬儀社の主宰するお墓見学ツアーに参加して、そこで知り合った友人たちとの情報交換から始めました」

 こうアドバイスするのは東京都板橋区の木村哲司さん(65)=同。なるほど、そのツアー参加者は少なからず終活に興味を持っているから、聞けばかなりの情報が集まるはず。

 昨今は、棺体験や散骨体験などのユニークなイベントが人を集めるといい、中には、行政書士などを紹介してくれるものもある。専門誌などにも情報が掲載されているので、心に刺さるものがあれば参加して、交流の輪を広げてみるのも1つの手だ。

 最後に注意点を。当然、普通に参加する人もいるからガツガツしすぎは厳禁。立ち入った身の上話はするのも、聞くのもマナー違反。節度が大切だ。




( 2017/07/18 01:43 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】終活をやるうえで、心がけなければならないことは? 

 Q.終活をやるうえで、心がけなければならないことは?

 A.健康第一。すべての計画は健康あってこそ

 「もし、寝たきりになったら、せっかく立てた老後の人生プランが台無し。お金の算段も総崩れになってしまいます。どれだけ綿密な計画を練っても結局は、健康あってのことですよね」

 そう話すのは、東京都北区の菅原昭子さん(62)=仮名。終活を意識し始めてから、いっそう健康的な生活を心がけるようになったという。健康を終活のベースに考えるシニアは少なくない。元気に生きてころっと逝く、「ピンピンコロリ」というわけだ。

 会社勤めなら、定期的に健康診断を受けるから、否が応でも健康と向き合うことになる。数値が悪ければ、「お酒を控えよう」「ウオーキングでも始めよう」という気にもなるだろう。

 しかし、これが定年後となると、ついおっくうがって、「調子が悪くなったら病院に行けばいいや」となってしまう。自治体で定期健診や検診の無料・割引サービスを行っている場合がある。広報紙などをマメにチェックしておくと、きっかけをつかみやすいだろう。

 認知症は趣味に打ち込むなど、積極的な活動が予防策といわれるが、苦手な人は認知症予防をうたうクイズ本を活用するなどして、とにかく頭を使う癖を忘れないようすることが肝心だ。

 健全なる終活は健全なる身体から。




( 2017/05/31 11:46 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】何から始めればいいのか…きっかけは? 

Q.何から始めればいいのか…きっかけは?

 A.知人の死や大病に直面したとき

 定年までのカウントダウンを迎えた千葉県船橋市の中山太一さん(59)=仮名。定年後の人生設計を考えるうち、終活も意識するようになったと話す。

 「定年後、旅行しようとか、趣味に没頭しようとか考えると、死ぬまでにどれくらいお金が必要かを考えなければなりません。それで自然と終活を始めていましたね」

 終活は死に向けた準備と捉えられがちだが、「残りの人生をどう生きるか」と考えれば、セカンドライフの始まりの定年はいいタイミングだ。

 何から始めればいいか迷う人も多いが、まずはエンディングノートを書き始める。さらに終活セミナーなどに参加したりして、やるべきテーマをはっきりさせるのがいいだろう。

人生設計の一環程度にしか考えていなかった中山さんが、本格的に終活を始めたのは半年前のこと。転機となる出来事があったという。

 「一足先にセカンドライフを満喫していた先輩が突然亡くなりましてね。何の準備もしていなかったらしく、ずいぶん家庭でもめているらしいんですよ。トシが近かったので、決して人ごとではないと感じました」

 中山さんは財産や相続関係を整理し始めると、思っていたより作業量が多く、早めに着手してよかったという。知人の死や大病に直面したときは「明日はわが身」と終活を始めるチャンスだ。





( 2017/05/31 11:45 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

元妻が急死 「一緒の墓で眠りたい」という夫の願いは叶う? 

近年では、故人の遺灰を山や海に撒く散骨や、友人同士で同じ墓に入る「墓友」など、新たな埋葬のスタイルが広まりつつある。しかし、「別れた妻と同じ墓に入りたい」という夫の願いは叶うものなのだろうか?

 弁護士の竹下正己氏が、こうした相談に対し回答する。

【相談】
 還暦を過ぎ一時の感情のもつれから妻と離婚。その妻が先日、急死。それ以来、反省の日々が続いています。私もこの先、長い人生ではありません。できれば、別れた妻と一緒の墓で眠りたいのです。

しかし、妻の親族は分骨を拒否しています。どのように相手側にお願いすれば、分骨を許してもらえますか。

【回答】
 分骨を希望する以上、元妻の遺骨が誰のものかが問題になります。人の遺骨が物として一般の動産同様に扱われるのであれば、普通の相続の場合と同様、法定相続人が相続したことになり、相続人が複数いれば共同相続です。

しかし遺体や遺骨は、普通の財産ではなく、位牌など先祖供養をするための祭祀財産と同様の扱いをすべきであると解するのが通説です。

 祭祀財産は、通常の相続の手続きの対象にはなりません。民法第897条では、祭祀財産の権利の承継者を、まず「慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者」を原則とし、被相続人が指定したものがいれば、その者が承継するとしています。

 そして慣習もわからず指定もないときは、家庭裁判所が決めます。通常は、配偶者や子供などの近親者が、承継者になります。こうした慣習があるといってもよいし、候補になりえる人たちが合意して決めていると解してもよいでしょう。

 これら近親者間で反目があると、家庭裁判所が決めますが、必ずしも法定相続人に限らず、被相続人との身分関係の他、生前の生活関係、承継希望者が持っている追悼の意思や能力、また承継者を指名していたとすれば誰かなど、生活上の親和関係を重視して判断します。遺

骨は、こうして決まる祭祀承継者が所有することになります。

 感情の行き違いが原因とはいえ、離婚した元妻の祭祀承継者にあなたがなることはあり得ません。しかし、上記のとおり、遺骨は、祭祀財産としてその承継者が所有していることになります。

そこで、元妻の親族全員の承諾が困難でも、この祭祀承継者が同意してくれれば、分骨は可能です。とはいえ、周囲の親族の反対を押して、同意することも難しいでしょう。意のあるところを誠実に伝え、理解していただくしかないと思います。

【弁護士プロフィール】
◆竹下正己(たけした・まさみ):1946年、大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1971年、弁護士登録。




( 2017/05/31 11:44 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お墓の購入にまつわる5つの疑問 姓が違っても一緒に入れるか 

人間は誰もが死ぬ――お墓は一生で一回の大きな買い物だからこそ、納得の買い物をしたい。ここではお墓にまつわる5つの不安について解説する。

【Q1:地震が心配。対処法は?】

A1:東日本大震災時、墓石が倒れたり墓地が液状化したり、お墓にも大きな被害が及んだ。千葉『幕張霊園』では、深さ約9mの岩盤まで550本の鋼管杭を埋め込み、地盤を強化している。また、メモリアルアートの大野屋では、震度7の縦揺れにも対応するという、墓石施工専用のオリジナル免震接着剤を開発。墓地購入前に、免震性についても確認を。

【Q2:お墓は、生前に買ったほうがいい?】

A2:生前にお墓を建てる“寿陵”(じゅりょう)は、子孫繁栄や長寿を招き、縁起がいいといわれている。「亡くなってから、慌ててお墓探しをしなくてもよく、残された家族の負担も軽減できます。生前にお墓を準備しておけば、お墓には相続税がかからないというメリットも」(「もしもドットネット」の仏事アドバイザー・小松正子さん)。ただし、購入後は年間1万円程度の管理費が必要になる。

【Q3:“宗教・宗派不問”ってどういう意味?】

A3:「“墓地のパンフレットに宗教・宗派不問と書いてあったのに、購入後に経営母体のお寺から檀家になることを要求された”というのはよく聞く話。宗教・宗派不問という意味は、“これまでもこれからも問わない”と“これまでは問わないけれど、購入後は墓地の経営母体であるお寺の宗派に従ってもらう”の2つの解釈があるので、事前に確認を」(「幕張霊園」所長の花見光司さん)

【Q4:姓が違っても同じお墓に入れる?】

A4:「“名字が違うけれど、事実婚のパートナーと同じお墓に入りたい”“離婚後も相手の姓を名乗っているが、実家のお墓で眠りたい”という場合、姓が違っても、お墓の管理者と承継者が許可すれば大丈夫です。つまり、友人同士でも、同じお墓に入れます」(花見さん)

【Q5:納骨堂ってどんなもの?】

A5:以前の納骨堂は、遺骨を墓地に埋葬するまでの間“一時的に”預かってもらう場所だった。「しかし最近は、永代供養を行うお墓としての意味合いが強くなっています。施設によって骨壺のまま預る期間や供養の行い方がさまざまであることを理解したうえで、比較検討して」(霊園や墓地選びのサイト「いいお墓」を運営する「鎌倉新書」のお客様サポートデスクの篠崎和俊さん)。

※お寺や霊園によって言葉の使い方が異なる場合もあります。




( 2017/05/31 11:43 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

今注目の永代供養墓とは? その種類と価格、人気理由を解説  

お墓は誰もが最後に入るもの。今注目されているキーワードは「永代供養墓」だ。寺院や霊園がお墓を供養・管理してくれる永代供養墓は、単身者や次の承継者がいない人、承継を望まない人から支持されている。

墓地選びのサイト『いいお墓』を運営する『鎌倉新書』の篠崎和俊さんはこう語る。

「家族に負担をかけたくないと、お墓を継ぐ人がいても永代供養墓を選ぶ人が増えているのも、最近の特徴のひとつ。“直系長男が継ぐ”というお墓文化が、変わり始めています。遺骨の安置方法や供養の方法、

墓地の場所などによって異なりますが、永代供養料・使用料・納骨料・刻字料などの一式平均費用は50万~60万円くらい。墓石代だけでも平均約160万円といわれている一般的なお墓に比べると、安価な点も人気の一因です」

 ただ、“永代”といっても、その意味はさまざま。半永久的に供養してくれるところもあれば、三十三回忌を過ぎると他人の遺骨を合わせて、埋葬されること(=合祀)も多い。最終的な供養法など、事前の確認が必要だ。

 一般的な永代供養墓の種類は、安置方法別に4つある。

【個別安置型】:骨壺のまま、故人別に専用の場所に安置する方法。一般的なお墓を一定期間(三十三回忌までなど)供養した後、霊園内の決められた施設へ合祀し、墓石を撤去するタイプや、室内の可動収納型などがある。約80万円~。

【集合安置型】:骨壺のまま、ほかの故人と共通の棚などに安置する。屋外にある建物の中の棚にお骨を納める納骨堂型や、建物の中で個別に仕切られたロッカータイプの棚に、お骨を安置するタイプ、大きめのモニュメントの地下にお骨を安置するモニュメント型など。約20万円~。

【合祀型:お骨を骨壺から墓地内にあけてしまう。遺骨がほかの故人と混ざる。約10万円~。

【樹木葬型】:墓石の代わりに、桜やバラ、常緑樹を墓標とするものが一般的。約20万円~。




( 2017/05/31 11:42 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

【終活Q&A】専業主婦の妻と離婚したら年金半分を渡さなければならない? 

 Q.専業主婦の妻と離婚したら年金半分を渡さなければならないか?

 A.2008年4月以降の婚姻期間のみ適用。あとは話し合い

 子供の成長を機に離婚に踏み切る熟年夫婦が増えている。そうした時代背景を年金に反映しようと政府は年金取得に関して一部法を改めた。

これは夫の年金に頼らざるを得ない専業主婦に配慮したもので、大いに注目を浴びた。しかし、その内容を誤解している熟年が少なくないと、社会保険労務士の澤邑重夫氏は警鐘を鳴らす。

 「専業主婦の妻が、夫に支給される年金の半分がもらえるようになったと勘違いしたパターンは遺恨を残すので非常にまずいケースですね」

 澤邑氏がいう、勘違い年金とは、いわゆる『3号分割』と呼ばれる制度。離婚後、専業主婦に限り、夫の同意がなくても、夫の厚生年金の半分を妻の老齢年金に加算されるというものだ。

 なるほどこれだけの説明だと年金の半分が妻の手に渡るようにも思える。しかし、この制度が適用されるのは、2008年4月以降に収めた年金のみ。

 つまり、今年の離婚であれば6年分しか適用されない。これが夫婦で話し合った上での離婚であれば、2分の1を妻に分割という話に発展するケースもあるだろうが、もめれば家庭裁判所の審判・調停に持ち込まれることもある。

こんな関係では年金はおろか、慰謝料も期待できない。

 となると、妻が請求できるのは、預貯金および不動産の分与くらいのもの。預貯金はともかく、不動産となると、夫婦どちらも住まいを新たに求めなくてはならないという重い問題が発生する。当然、子供は帰る実家をなくすことにもなる。




( 2017/05/31 11:41 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

突然親が亡くなったら!? 「葬儀費用」で泣かないためのお金の予備知識  

縁起でもないことで、あまり考えたくないことではありますが、ある日突然、親が亡くなってしまうことだって、ないとは言い切れませんよね。

よく「人が亡くなると、すぐに銀行口座が凍結される」という話を聞きますが、それは本当なのでしょうか? もし本当だったら、親の預金を葬儀費用として使おうと思っても、現金が引き出せなくなってしまうので心配ですよね。

そこで万が一、人が亡くなった際に銀行口座がどうなるかについて、銀座ブロード法律事務所の弁護士・成田周平さんにお話をうかがいました。

■役所から勝手に金融機関に死亡の連絡はいかない

実は、人が亡くなって、すぐに口座が凍結するというわけではないそうです!

「銀行などの金融機関は、預金者が死亡したという事実を“把握したとき”に、口座が凍結されます。よく勘違いされがちなのですが、役所に死亡届を提出しても、役所が金融機関に預金者が死亡した事実を報告するということはありません。

相続人が金融機関に対し、預金者である被相続人が死亡した事実を告げていないと、実際に、水道光熱費の引き落としがされるなど、しばらく被相続人の口座において取引が行われているケースがあります」

つまり、預金者の死亡情報について、役所と金融機関が連携しているわけではない、ということですね。

■亡くなった親の口座からお金を引き出すと、相続のトラブルになることが

もし、金融機関に死亡情報が伝わっていなければ、家族が亡くなった方の口座から現金を引き出すことも事実上は可能ですが、要注意な点があります!

「人が亡くなると、財産の相続が発生します。家族のうちの1人が、誰にも相談なく、亡くなった方の口座から現金を引き出してしまうと、相続をする人々の間でトラブルになる危険性があるので注意してください。

相続する人々全員で話し合い、金融機関の所定の手続きに従って、口座を解約するのがよいと思います」

とはいっても、相続する人が多数いて、全員で相談する時間がなかなか取れないというケースもあるでしょう。そんな場合でも、一刻でも早く、自分が相続する分の現金だけでも欲しいという場合は、どうしたらいいのでしょうか?

「弁護士が代理人となり、金融機関と交渉または訴訟をし、依頼を受けた方の法定相続分のみ払い戻しをさせることが可能です。自分の法定相続分のみの払戻しの場合、払戻がされるまで1カ月以上かかることもあります。

なお、上記の方法も可能ですが、相続人全員の合意が得られる場合、相続人全員が署名押印した払戻請求書に、相続人全員の印鑑証明書、相続人全員が被相続人の相続人であることを証する戸籍謄本等を添付して全額払戻請求するという方法が一般的です。

この場合、金融機関によりますが、全ての添付書類が整った状態から払戻請求をして、払戻がされるまで1週間から2週間程度かかります」

つまり、一度銀行口座が凍結されてしまうと、払戻請求には、ある程度の時間がかかるというわけです。現金が必要になって困ることのないように、ある程度自分の預貯金は持っておきたいですね。

以上、人が亡くなった場合に、どのように銀行口座が凍結され、どのように現金を引き出すかについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

あまり考えたくないことではありますが、突然親が亡くなって現金面で困ることのないように、自分の蓄えもしっかりしておきましょう。




( 2017/05/31 11:40 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

8割「香典を受け取る」 理由は「葬儀の費用に充てたいから」─ みんれび調べ 

株式会社みんれびは、全国6地域の男女500人を対象に、香典に関する意識調査を実施し、結果を発表した。

同調査によると、香典を「受け取る」は8割、地域別にみると、1位は「北海道・東北地方」(57.3%)、2位は「九州・沖縄地方」(56.0%)、3位は「関東地方」(50.7%)の順となった。

香典を受け取る理由は、全地域で「葬儀の費用に充てたいから」が52.1%を占めた。「北海道・東北地方」や「九州・沖縄地方」では「お互いにやりとりがあるから」という意見も見られ、

地域社会の密着度が高いという土地柄、習慣的に“お互い様”の意識が根強く、香典は葬儀費用への充当が前提となっていることが考えられる。

3位「関東地方」については、特に、都心部では隣組等の相互扶助制度が廃れ、すべてを葬儀社に依頼するケースがほとんどで、業者による料理(通夜振るまいは、関西地域では一般的ではない)の準備、

慢性的な公営火葬場不足による民営火葬場の稼動、住宅事情も重なり順番待ちによる遺体安置施設利用費の拡大など、費用がかさむ要素が多く、経済的負担の大きさが影響していると考えられる。

一方、香典辞退の理由は、1位「お返しが大変」(33.3%)、2位「参列者に負担を掛けたくない」(25.8%)、3位「金銭面は家族だけでどうにかしたい」(16.1%)という結果となった。

また、香典を「受け取らない」と回答した人に対して、「香典を受け取るくらいなら、小規模な葬儀が良い?」と質問したところ、95.7%が「はい」と答え、地域差は見られなかった。

全国的な傾向として、香典を当てにして盛大な葬儀をあげるよりも、参列者に気を使うこともない、親族や身近な友人らだけで故人を送る葬儀が好まれる風潮がうかがえる結果となった。




( 2017/05/31 11:39 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

「お墓をたてて終わり」は違う! 「管理費用」を払わないと処分の対象になります。 

お墓と墓地を購入する際にかかる平均金額は、約200万円程度です。

この金額は非常に現実的な数字であり、一から墓地を探し、新しく墓石をたてる人は、これくらいの出費を覚悟しておかなければなりません。

しかし、このような大金を払っても、「それで終わり」ということはありません。引き続きかかってくるお金があるのです。
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「永代使用料」について見てみよう

恐らく多くのところでは、「永代使用料」を設けていると思います。

これは言ってしまえば、「将来にわたって、ずっとこの土地を使い続けていけますよ」ということを示すために払うものです。永代使用料をおさめることで、その土地の使用権限を獲得することができます。

施設によって考え方が変わることもありますので確認をしてください。

「管理費用」って何のこと?

一方、「管理費用」はずっと掛かり続けるものです。これは墓地を清掃したり、待合室(あれば)の整備に対して使われたりするお金です。

「利用しているかぎり払い続ける」という性質のものであり、永代使用料とは異なります。ちなみに上で挙げた「約200万円」というのは、永代使用料金を加えたものです。

■管理費用はいくらくらいかかるのか

では、ここからは実際に「管理費用」の金額について見ていきましょう。

この「管理費用」の考え方は、弔った場所によって大きく異なります。特に、民間が行っているところなどは価格差が激しいのでチェックが必要です。

ただ、一般的な数字としては、年間3000円~1万5000円程度だと思われます。

この金額を、高いと思うか安いと思うかは人によって異なるでしょう。事前に資料を調べて、納得のいくところを選びたいものですね。.

払えなかったらどうなるの?

核家族化が進み、少子化の時代を迎え、そのうえお墓に対してフレキシブルな考え方を持つ人も増えた今、弔い、管理費用を払う人がいない墓が出てきたのも事実です。

「お金がないから払わない」という人だけでなく、
「核家族で転勤族。両親はこっちに家を建てたし、こっちでお墓を買う。祖父母のお墓なんて、30年前に行ったきりだ」
というような人もいるでしょう。

「そもそも自分の家がお墓を持っていること」についてさえ良く分からない、ということもあるかもしれません。

■この結果…

管理費用が未払いになってしまうこともあります。

管理費用をしばらくの間払わずにいると、やがて「お墓をここにおいておけない」ということで処分の対象となります。

その場合は、無縁墓扱いになり、最終的にはお骨も合祀(ほかの人と一緒くたに葬られること)になってしまいます。かなり心が痛む話ですから、しっかりとお知らせなどには目を通しましょう。




( 2017/01/29 13:57 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

少子高齢化で起こる「墓余り現象」…もっとも現実的な実家のお墓の片付け方は? 

意外と知らない通夜やお葬式でのマナー、業界の裏事情を綴った今、注目のサイト「考える葬儀屋さんのブログ」。「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」にも選ばれた同サイトの管理人・赤城啓昭氏に聞いた、恥をかかない今のうちに知っておきたいお葬式の常識とは――。人気連載の第13回をお届けします。

 「考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城啓昭と申します。

 突然ですが、30~40代の男性・女性の皆さんのなかには「健在だけど結構な年齢の親がいる」という方も多いのではないでしょうか。 皆さん(の実家)は、お墓をお持ちですか? お墓がなくて困っている人は多いのですが、今回はお墓があってもそれなりにやっかいというお話です。

◆少子高齢化で「墓余り現象」が起こる

 お墓をお持ちの方に聞ききますが、そのお墓、おそらく現在は親御さんが持ち主になっていると思うのですが、将来誰が跡を継ぐか決まっていますか? 兄弟が継ぐ、とか俺はこの地元で生まれて死ぬまで地元いるのだという方の場合、問題はありません。でも、そうではないケースの方も多いのではないでしょうか?

 戦後7000万人に過ぎなかった日本の人口は現在、約1.8倍になりました。新たに自分の墓を購入したベビーブーム世代が亡くなってしまうと、少子高齢化の結果、当然「墓余り現象」が起こります。

 私の場合、両親はすでに亡くなっており、地元も離れています。

実家の墓地は終活のプロである私にとっても頭の痛い問題です。 数か月に1度帰省して、雑草の生い茂った墓地の清掃をしては帰る、ということを繰り返しています。しかし、いつかは「結論」を出さなければいけません。

◆もっとも現実的な実家の墓の片付け方は?

 一番理想的なのは実家の墓は処分して、自宅近くに買った墓に遺骨を移動する(墓の引越し)という方法でしょう。ただし、いろいろと困った問題が発生します。

 まず新しく墓を買うといっても都市部なら墓石を含めて軽く200万円を超えます。おいそれと買える値段ではありません。

 なんとか新しい墓の購入の目処が立っても、実家の墓を処分する段階になって、墓の管理者であるお寺がすんなりと同意してくれるとは限りません。前述したように人口が減っている現在、檀家が減ると寺の収入が減るのは確実だからです。

 このあたりの取り決めは、御布施の金額と同じでグレーゾーンなのですが、お寺によっては高額な解約料(離檀料と言われる)を請求してくる場合もあります。「えっ、お墓を“買った”のに、手放す時にお金を取られるの?」と、思われる方もいるかもしれません。しかし、お墓を買うことはできないのです。◆お墓はなぜ買うことができないのか

 あれはお墓の“使用権”を買っているのです。自宅を買うときのように土地ごと買い取ったわけではなく、マンションを買うイメージに近いのです。しかもこの権利を転売することはできません。

 このように色々な困難を乗り越えて、もし無事にお墓の引越しが成功したとしても、今度は自分の子供が将来、同じことで困る可能性がありますよね。 お墓がある限り、この連鎖は続いていくのです。

 では、どうすればいいのでしょうか? 新しく購入する墓地を永代供養墓にしてしまうという方法があります。

 これは代々お墓を引き継いでいくのではなく、例えばある夫婦が2人とも亡くなったら、家別のお墓をやめて、遺骨を他の方のと一緒に混ぜてしまうことによって、後々、誰も管理を引き継がなくてよいという墓地のことです。少子化や未婚率の上昇を受けて、永代供養墓を持つお寺が増えています。費用も数十万と安いのが特徴です。

 もう一つは遺骨を全てパウダー状にして海に撒いてしまう散骨という方法があります。一緒に船に乗りこむなら25万円くらいかかってしまいますが、業者に委託すると一体、5万~10万円くらいで行えます。

 ただし、どちらにしても自分の親や先祖の遺骨を手放すことが、すんなりとできるかどうか……。そこまでドライにはなりきれないということで、私のように問題を先送りしてしまっている人が多いのが現実です。

【赤城啓昭】

葬儀社に15年以上勤務し、業界内部を知り尽くしたその道のプロ。業務内容はお葬式の担当と葬儀・葬儀業界の分析。Twitterアカウントは@kangaerusougiya。「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」にも選ばれ、月間45万PVを突破した「考える葬儀屋さんのブログ」も日々更新中




( 2016/12/11 18:16 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬式はしたくない、海や山に散骨して欲しい…法律では認められる? 

「お葬式って絶対しないといけないんですか?」。そんな質問が、子育て情報サイト「ママスタ」の掲示板に寄せられました。(実際に寄せられた投稿「お葬式って絶対しないといけない?」はこちら→http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2661499 )。

投稿した人は「しなくていいのなら自分が死んだとき、旦那が死んだとき両方したくない」と言います。しかし、この投稿に対して、「直葬希望だったけど、葬儀会社に断られて直葬できなかったみたい」「バイト先の人が普通にセダンの車の後部席で何人かで抱いて帰ったって。膝に寝かせた状態で」などと体験談が並びました。

葬式を行わないだけでなく、墓を作らない、仏壇をもうけないなど、死後の弔いのあり方をめぐっては様々な願いが聞かれます。しかし、遺族が法的な責任を問われることにならないのでしょうか? 死後の弔い方をめぐる法律知識について、井上明彦弁護士に聞きました。

●お葬式はしなくても・・・

お葬式を義務付ける法律などは存在しません。憲法が信教の自由(20条)を保障していることなどを考えれば、お葬式をするしないは、個人の自由であり、しないことに法的な問題はないと考えられます。

ただ、お葬式をしないからといって、その後の何の手続きもせずに、死体を放置してよいわけではもちろんありません。

まず、戸籍法により、同居の親族等には、死亡届の提出義務が課されています。提出しなければ「5万円以下の過料(行政罰の一種)」の制裁があります。

次に、死体を埋葬すべき義務がある者が、そのまま死体を放置していれば、「死体遺棄罪(刑法190条)」に該当します。埋葬義務者が誰かについて、明確に定めた法律等はありませんが、同居の親族には埋葬義務があると考えられています。

死体の埋葬方法については、「墓地、埋葬に関する法律」(以下「墓埋法」といいます。)の4条が、墓地外の埋葬(死体を土中に葬ること)又は焼骨の埋蔵、及び火葬場外の火葬を禁止しています。

これに反する行為は、墓埋法21条により罰金等の罰則が科されていますし、死体遺棄罪に該当する場合も考えられます。

なお、死者の骨灰を海、山などに撒く散骨は、墓埋法がそもそも想定していないため、同法に抵触しないというのが一般的な考えです。死体遺棄に該当するかについても、葬送のための祭祀で節度をもって行われる限りは問題ないとされています(ただし、条例で散骨を禁止している自治体もあります)。

死体を埋葬、火葬するためには、墓埋法により市町村長の許可が必要とされていますので、申請を出して、許可証の交付を受けなければなりません。

●「お葬式の形はそれぞれ」

死体を火葬場等へ搬送する方法について、法律は特に規定は設けておらず、例えば、自家用車で搬送することも法的には問題ありません。ただ、自家用車などで死体を搬送した場合には、法律上の根拠はありませんが、火葬場が事実上受け付けを拒否したり(法的には自家用車であることを理由に拒否は認められませんが)、警察に呼び止められて犯罪への関与を疑われるなどのトラブルが生じる可能性もあるようです。

なお、死亡届の提出や火葬許可証の申請手続きについては、お葬式を葬儀業者に依頼した場合には、業者が同居の親族の代理人として行ってくれるのが一般的です。

最初に述べたように、葬儀をしないのも自由です。ただ、葬儀をしないからといって、何もせずにそのまま放置しておいて良いということではありません。また、故人のことを大事に思っていたのであれば、全く弔いをしないというのも現実的ではないと思います。お葬式にも、本当に大規模なものからいわゆる家族葬まで色々なものがありますから、予算の制約等があるのであれば、それに合わせた形を考えてみられるのもよいと思います。

【取材協力弁護士】井上 明彦(いのうえ あきひこ)
広島市出身。広島大学を卒業して、2002年に弁護士登録(55期)。お墓の問題については、以前に墓地の経営トラブルに関する案件の依頼を受けたことがきっかけで、興味を持っている。
事務所名:広島法律事務所 URL:http://hiroshima-law.jp/index.html


( 2016/11/09 11:37 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

墓要らずで「散骨」希望者が増加 宇宙葬や月面供養も 

お盆休み中、故郷に帰省して墓参りをした人も多いだろう──。だが、近年は核家族化が進み、先祖供養の意識が薄れているうえ、〈子供が海外暮らしをしている〉〈独身だから〉〈金銭的に余裕がない〉など様々な理由から、“自分には墓は要らない”と考える傾向が強まっている。

 そんな時代の変化とともに、社会的にも認められつつあるのが「散骨」だ。8月24日まで東京ビッグサイト(江東区有明)で行われている葬儀・埋葬・供養の終活専門展「エンディング産業展2016」でも、散骨葬法の新しい提案が多数みられる。

 2007年より東京湾を中心に「海洋散骨(ブルーオーシャンセレモニー)」を実施しているハウスボートクラブは、設立当初はわずか5件だった依頼が、昨年は216件、今年もすでに170件を超える散骨セレモニーを執り行っているという。

 一体、どんな人が海洋散骨を選ぶのか。同社代表取締役の村田ますみ氏が話す。

「お墓がない人、お墓があっても跡継ぎがいない人のほか、生前に海が好きだった人や海を仕事にしていた人などからの申し込みがありました。また、有名人の散骨、映画のワンシーンを見て興味を持った人、中には夫と同じ墓には入りたくないという“あの世離婚”を望む女性たちもいます」

 同社では所有する船舶を使い、一隻貸し切りのプラン(24名定員で22万円)、数組の家族が乗り合いで散骨するプラン(2名乗船で12万円)を用意。散骨用の献花や写真撮影、証明書発行などにもこだわっているという。

「ご遺族に代わって散骨する代行委託プラン(5万円)もありますが、単なる遺骨の処分であってはならないと考えています。いつでも愛する人を偲ぶことのできる散骨を目指しているので、散骨後に再び同じ海域に向かって供養できるメモリアルクルーズも行っています」(村田氏)

 直径2.5mの大型バルーンの中に遺灰を入れ、30~35km上空の成層圏まで飛ばして散骨する「バルーン宇宙葬」(基本費用一式24万円)を手掛けるのは、栃木県宇都宮市に本拠を置くバルーン工房。もともと結婚式の披露宴で風船を飾る仕事をしていた小野寺義博氏が2009年に考案した。

「これまで約170件実施してきました。この葬法は自宅の庭や思い出の地など好きな場所から飛ばすことができますし、死後に墓問題で親族や子供などに負担をかけることもありません。依頼が増える度に、葬儀に対する世の中の考え方が変わっていることを実感します」(小野寺氏)

 成層圏よりも遥か彼方、宇宙まで遺骨を送る“究極の散骨”もある。米シリコンバレーのベンチャー企業、エリジウムスペースは1cm四方の専用カプセルに格納した遺灰を小型人工衛星に搭載し、地球周回軌道に送る「流れ星供養」(30万円)の受け付けを行っている。

 打ち上げ予定は来年後半とのことで、90分に1周の速さで地球を周回する遺骨は、専用のアプリでスマホやタブレットから逐一位置が確認できるという。同社取締役で日本市場を担当する金本成生氏が説明する。

「人工衛星は数日~数年の期間地球を周回し、最終的に大気圏に再突入し、流れ星となって燃え尽きます。すでに日本では40名の申し込みがあり、宇宙に対する憧れの深さ、宇宙葬の潜在的ニーズもますます高まっていると実感しています」

 また、同社では月着陸船に遺灰を乗せる「月面供養」(120万円)も予定。『銀河鉄道999』でお馴染みの漫画家、松本零士氏も生前葬として参加。髪の毛を送るという。

 これら故人や遺族の希望に合わせた散骨葬法は、決まった形式や法規定がないだけに賛否両論もあろう。だが、2030年には現在より2割以上多い160万人の年間死亡数が推計(国立社会保障・人口問題研究所)される中、生前に自分らしい「おくられかた」を考えておくことは必要だ。




( 2016/08/24 03:54 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬儀だけでなくお墓も多様化!コインロッカー式納骨堂とは!? 

葬儀の小規模化、所謂「家族葬」が増加する中で、様々な葬儀の形が昨今現れている。それに関連するように葬儀後のお墓の問題も変化しつつある。お墓を継承してもそれを後世まできちんと管理できるか不安であったり、まして新しくお墓を購入することを避けたりもされている。「教えて!goo」にも、新しくお墓を購入しようか否かで迷っている方から「お墓を購入したいと思いますか?」と質問が寄せられた。

■お墓の購入には、賛否両論

回答は購入したい方と、したくない方が半々という状況であった。購入したい方の中では、お墓に入るのは当然であると考えている方が目立った。

「購入したいです。私を含め、親・兄弟みんなが墓参りマニアです(笑)(中略)…と言うか、墓を持つのは当たり前だと思ってました」(tbmnkさん)

「欲しいと思っています。安く買うことが出来れば小さくても欲しい人は居るんじゃ無いでしょうか?」(kotyaさん)

一方購入したくない方々の中では、金銭的、地理的、そして管理の問題が主な理由であった。

「両親ともお寺の納骨堂に納めております。本来なら実家のお墓に返してあげたいのですが、遠方ですし、(中略)…納骨堂を購入しました。新たな墓は購入したいと思いません。東京ですので結構な値段しますし」(lottefan306さん)

「お墓は購入しようと思っていません。自分には子どももいませんし、もし自分が死んでも墓参りに来てもらえるような人も、いないと思うので。しかも、墓石って結構いい値段ですよね。とてもそんな余裕はないです」(ogojo3さん)

「いらない。お金高いし。散骨にします」(youstillmyno1さん)

回答の中で気になったことは、新しくお墓を買う代わりに、納骨堂を利用するという方がある程度いたことである。納骨堂と言っても、最近ではお寺に限らず斎場の付近にあるものもある。では、納骨堂はお墓に比べてどのような利点があるのだろうか。

■コインロッカー式納骨堂の3つのメリット

今回は納骨堂の中でも、最近利用が増加しているコインロッカー式納骨堂のメリットについて考える。コインロッカー式とは、納骨堂のすべてに仏壇などお参りの道具が備えられているのでなく、いくつかある仏壇に、コンピュータで収納されている遺骨や遺影などを呼び出し、お墓参りを行うシステムである。この一風変わった納骨堂のメリットについて、心に残る家族葬を行う葬儀アドバイザーに解説していただいた。

「室内であるため、天候に関わらずお参りできることはメリットの一つです。そしてお参りのスペースは、他の誰も立ち入ることが出来ないような個室や半個室となっているので、心置きなくゆっくりと故人に語りかけることが可能です。またお墓自体も大きく立派で、室内だから汚れることもなく清潔となっています。当然手入れの必要はありません。価格帯も従来のお墓とは違い良心的であり、立地が非常によく交通の便がよいことも理由の一つとなっています」

個人に合わせた利用のしやすさが共通するメリットとして挙げられる。高齢者が増加している日本では、こうした「すぐお参りできる」という感覚は重要だろう。では、他にもどのような方にコインロッカー式納骨堂がおすすめなのだろうか。

「コインロッカー式自体に、当然異論はあるかと思いますが、結局、故人との触れ合いをどのように考えるかだと思います。少々誤解されがちですが、実は故人との濃密な時間を望む方にこそおすすめです」

お墓参りをする前提として、そこにお墓があるという感覚は今や当然視できない。その分お参りされる故人とそのひと時をどのように形に作っていくかが、今後注目されるだろう。

●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー
「葬儀の参列者を遺族や近親者など、本当に故人を亡くした悲しみを共有できる方だけに限定」し、「世間体を重視している感のある告別式を簡素化」する家族葬の提案を行う。




( 2016/06/26 21:18 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お葬式に出席すると起きる「考え方の変化」って? 

死者を弔う葬式は厳かで、ある意味日常からかけ離れているが、それを経験することで時に、自分の心境に変化が生まれることがあるらしい。しらべぇ編集部では「祖父母を葬式に出たことがある人」を対象に、調査を行った。

■命の儚さ
「人間は死んで、遺体は火葬されて灰になる。骨なんてかけら程度に しか残らない。残りは灰ばかり。これが人が 死ぬっちゅうことかと思った。火葬されて遺体の見た目が 変わることで人の死を理解した」(男性・30代)

「さっきまで目の前にいた祖父母が灰になってしまった。人生の儚さと尊さを学べた」(男性・30代)

「無常観をしみじみと感じ、この世の中変わらないものはないのだから今ある生活を大事にしようと思った」(女性・40代)

「おばあちゃんの葬儀で焼かれた後に骨を拾っていたときに骨が折れてしまい、生の儚さを痛烈に感じた」(女性・30代)

■孝行をしておけば...
「自分が成長するということは大切な人を失うことでもあること」(女性・20代)

「小さい頃何気なく聞いていた祖父母の昔話を、大人になってもっとちゃんと聞いとけばよかったと思いました」(女性・50代)

■嫌だった葬式も...
「葬式の準備はとても忙しくて大変だが、残された人が精神的に落ち込んで悲しんでいる暇を少しでもやわらげてくれるようなものだなと思った」(女性・30代)

「集まる人を見て、命のリレーを感じた」(男性・60代)

■葬式で初めて知る素顔
「自分の知らない何十年も前にお付き合いがあった近所の方が集まってくれて、貴重な体験が聞けたことが嬉しかった」

「普段、ケンカばかりだったのに、祖母が棺桶の中の祖父に『今までお疲れさん。もう少し待っててな』と話しかけていた。祖父母の夫婦愛を見た気がした」(男性・30代)

「父の泣いた顔を初めて見た」(女性・50代)

■埋葬方法
「お墓ではなく散骨や樹木葬を考えるようになりました」(男性・50代)

「そこの地域のならわしで、すでに火葬されていた。普段、何も考えていなかったが、自分の先祖を意識した」(女性・50代)

■現実的な側面も...
「通夜、葬儀の大変さや、式後の相続問題など色々な問題があるんだなあと考えさせられた」(男性・40代)

「マナーを勉強しとくべきだと思った」(男性・40代)

■強く生きる気持ち
「祖母は自分が15歳の誕生日の朝に急死した。それ以降、誕生日イコール祖母の命日となった。 その後、自分も年をとって死線をさまようような大病、何度かあったが奇跡的に 助かってきた。祖母に生かされていると思う」(男性・50代)

「人は生きることばかりでなく、死ぬことも考えねばならない」(女性・50代)

「祖父母がいつも見てくれてるから、頑張ろうという気持ちになった」(男性・20代)

ひとりの人間の人生の終着駅とも言える葬式は、残された人々の心にも、さまざまな想いを残すようだ。




( 2016/06/26 04:24 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お墓選びで後悔しないポイントは? 

やがては誰もが直面するであろうお墓の問題。たとえ今は関係なくても、お墓を所有している人たちが悩んでいることや、お墓選びのポイントを知ることは、決してムダなことではない。

石材小売業界団体である全国石製品協同組合は、消費者のお墓に対する意識の変化や動向を正しく把握するために、お墓の購入やお墓の引越しを検討している全国の消費者1435名にアンケート調査を実施。現代人の墓の存在に対する考え方やお墓との関わり方が見えてくる調査結果となった。

■お墓を所有している人の悩みごと

お墓を持っている人の3人に1人(33.3%)は、「お墓の継承者がいない」という悩みを抱えており、4人に1人(27.8%)は、「お墓の手入れが行き届かない」と回答。現代の少子高齢化問題が浮き彫りになる結果となったが、石材店や関係業者にとっては、墓石納品後のアフターサービスやお墓の清掃・修繕など、お墓の使用者が抱える悩みを解決することで、新たなビジネスチャンスへ発展する可能性がある。

■お墓選びのポイント

上位2つの「自宅からの距離や立地」(38.3%)と「お墓の価格・維持管理費」(24.0%)は、物理的・経済的な観点から予想どおりの回答と言える。しかし3位の「墓地の運営者に対する信頼感や安心感」(16.6%)は、事業者が霊園の管理や運営に関する情報を、正しく丁寧に、所有者に理解できるように伝えることの重要性を示している。

■お墓について一番相談したいこと

「霊園・寺院・墓地の紹介」(29.4%)が第1位に挙げられるのは当然としても、第2位に「お墓の引越し(改葬)の相談」(21.7%)がランクインしていることは、現代のお墓事情を象徴している。組合のポータルサイト「いいお墓探し!お墓の引越しドットコム」への流入増加を裏付ける結果でもあり、「お墓の引越し」に対する消費者の関心が高いことを示している。

お墓を所有するに当たっては、いろいろと悩むものである。購入する時が来たら、まずは信頼できる事業者を見つけることが先決だといえそうだ。



( 2016/05/22 00:55 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

認知症発症後でも有効な遺言書の作成方法 弁護士見解 

 遺言というものはただでさえ揉め事に発展しがちなもの。そこに「認知症」というファクターが加われば、トラブルは必至だ。認知症発症後に作成された遺言書は、正式に認められるのだろうか?

【相談】
 父が認知症と診断されました。厄介なのは作成していた遺言書が見つからないこと。父もどこにしまったのかまったく思い出せず、大騒ぎになっています。もし、このまま見つからなければ、新たに作成しなければいけないと思うのですが、認知症後に作られる遺言書は正式に認められるのでしょうか。

【回答】
 認知症の診断を受けた後でも、遺言できる場合があります。遺言をするには遺言能力が必要ですが、遺言能力とは遺言の効果を認識する能力で、意思能力といわれるものです。誰に何を遣るということがわかっていれば、遺言能力があります。

 民法には意思能力の他に行為能力といって、例えば未成年者は原則として取り引きできないとか、成年後見が開始された被後見人は単独で契約できない等の制度があります。

 しかし、遺言には行為能力の規定は適用されず、さらに15歳以上の未成年者も遺言できます。遺言が一般の経済的取り引きと違って、死後に効果が生じるものであるし、遺言者の意向を尊重すべきことから、意思能力さえあれば、遺言できるとしたのです。よって認知症の診断を受けていても、意識が清明な時があれば、遺言は可能です。

 ところで、民法973条では「成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない」と定めています。認知症が進み意思能力を常時欠く状態になり、成年後見手続きが開始した場合でも、一時的に回復したときには、医師2人の立ち会いで遺言できるのです。

 この場合、医師は遺言者に意思能力があることの証明を遺言書に書きこんで署名押印することが必要です。認知症を理由に後から意思能力がないから無効といわれる心配があれば、この規定が参考になります。証人2人の立ち会いが必要な公証人による公正証書遺言の方式にして、主治医を証人にし、意識清明で意思能力がある旨の診断書の作成を受けるのです。

 本人が入院中で外出できなくても、公証人に病院へ出張を依頼できます。私は高齢者で認知症の疑いをもたれそうな遺言者については、この方法を取っています。

【弁護士プロフィール】
◆竹下正己(たけした・まさみ):1946年、大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1971年、弁護士登録。



( 2016/05/16 01:03 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

増える葬儀場見学 「ここで式を挙げたい!」という声も 

故人との別れの場である葬儀。 まだ元気なうちから考えるなんて「縁起が悪い!」 と思う人より、近年は自分らしい葬儀について、 しっかり考える人が増えてきている。週刊朝日ムック『はじめての遺言・葬式・お墓』に掲載した、葬儀場見学の様子を特別にお伝えする。

「ここで式を挙げたい!」

 実はこれ、結婚式場ではなく葬儀場でのセリフ。事前予約で無料の見学相談会を実施している「葬想空間スペースアデュー」(東京都)では、見学者を高級旅館のようなシックなインテリアの式場に案内すると、感嘆の声が上がることが多いという。

 確かに、結婚式場はこだわりを持って何カ所も見学する人が大勢いるが、葬儀場を吟味する人は少ない。自分が亡くなってから、家族が慌てて近所の葬儀場に連絡し、睡眠不足と疲労のなか、勧められるままに葬儀プランを決めるのが一般的だろう。 「ここでおこなう葬儀の80%以上が、事前に、ご本人もしくはご家族が相談に来られています」

 そう話すのは、同所を運営する(株)マルキメモリアル21代表取締役の白井勇二さん。1千人以上の見学者の相談に乗ってきた。

「家族葬や無宗教でいいといっても、先祖代々の菩提寺があるかどうかで手続きや内容は変わってきます。また、無宗教の場合はどんなお別れの会にするか、内容を決める必要があります」 打ち合わせをしながら、したいことやできることを徐々に明らかにしていくという。

 元気なうちに準備を始めれば、時間はたっぷりある。どのような空間で、装花はどうするか? 棺はどれにするか? 弔問客をどんな料理でもてなすか?といった細部までじっくり考えることも可能だ。

 多くの葬儀場では葬儀の事前予約を受け付けている。万が一の時、家族がその葬儀場に連絡すれば、病院への寝台車の手配からスムーズにおこなってくれるという。

 一方、せっかく考え抜いた葬儀プランも、残された家族が知らなければ水の泡となる。 「見学に来られた方には、家族でお話しすることを勧めています。理想の葬儀を計画しても、家族が知らなければ実現できません」

「死ぬ前に葬式の話なんて縁起が悪い!」というのは昔の話。見学して事前予約した人は笑顔になり、安心するという。家族にとっても、大切な人の納得する形で見送ることができたほうが、いいのではないだろうか。

【見学の準備と心得】

一、事前の予約で余裕の相談
葬儀場の多くは見学や相談も歓迎だが、事前に電話予約を。友引の日なら式場内もしっかり見学できる

二、理想の葬儀 夢ふくらまそう
どんな葬儀にしたいか、具体的な希望があるほうが、葬儀場もいい提案をしてくれるはず

三、菩提寺があるかないかで大違い
菩提寺があるのに連絡せずに葬儀を行うと、後々のトラブルに。自分の菩提寺を把握しておこう

四、家族にも葬儀の希望を伝えよう
理想の葬儀を考えてみても、実際に取り仕切るのは家族や親族。日頃から葬儀について語り合おう

五、見学は一カ所で 終わりと思うな複数で
会場の雰囲気や料金設定は千差万別。複数の式場を見て、比較・検討しよう



( 2016/05/12 23:04 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬儀社選びで「病院にお任せします」はNGワード 

 喪主はかつて長男が務めるものだったが、戦後、家制度がなくなり、故人のいちばん身近な人が務めるものに変わっている。配偶者、親…大切な人の死には、誰しも気が動転するだろう。しかし、悲しみに浸っている暇は喪主にはない。喪主はとにかく忙しいのだ。

 まず病院で亡くなると、数時間以内に遺体を外に運ばなくてはいけない。エンディングデザインコンサルタントの柴田典子さんはこう話す。

「葬儀社の大切な役割の1つが遺体を安置するということです。葬儀社を決めていないと、病院に紹介される会社に決めて、そのまま葬儀までお願いしてしまうケースが多いです」(柴田さん)

 ポータルサイト運営会社『鎌倉新書』の調査(※)によれば、葬儀社の決定は、死亡から4時間未満に行う人が約半数。この短い時間で大切な人を見送るパートナーを決めなければいけない。

※(株)鎌倉新書「いい葬儀/第2回お葬式に関する全国調査」(2015年)より。2015年12月に2年半以内に葬儀を行った経験のある全国の40才以上の男女にインターネットで調査したもの。有効回答数は1851件。

「できれば、生前に決めておきたい。元気なうちに葬儀社を見学しましょう。その際、事務所が整理整頓されていないところはおすすめできません。そういう葬儀社は、施設全体だけでなく遺体安置所の清掃も行き届いていない可能性があります」(柴田さん)

 そして、何より心配なのが葬儀費用だろう。前出の調査によると、全国の平均的な費用は、約119万円。それこそ上は数百万円から下は数十万円までピンキリ。請求書を見て仰天という事態も珍しくないのだ。

 まずは複数の葬儀社に見積もりを出してもらおう。

「その際のNGワードは『お任せします』です。どんな葬儀をしたくて予算はいくらなのか決めておく。葬儀社の言いなりには決してならない。あとで揉める原因になります。

また、見積もりの中には、最低限の金額だけが含まれていて、後から別精算を求められることもあります。どんな料金が含まれているか詳細を確かめてください。特にお花代は含まれていないことが多いので要注意です」(葬想空間スペースアデュー代表取締役・白井勇二さん)

 見積もりの際は、必ず「別精算なしにすべて含めた費用を出してください」とはっきりお願いしよう。

「もし生前に決まっていなかったら、遺体搬送までは病院に紹介された業者にお願いして、葬儀は別の葬儀社を探しましょう。複数の業者に見積もりを出してもらう時間はありますから」(柴田さん)

※Dr.アルなび 医師のアルバイト情報サイト
※Dr.転職なび 医師の転職情報サイト▽勤務時間のご希望がある方



( 2016/04/16 01:48 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お香典の金額に服装は?知らないと赤っ恥「葬儀参列のNGマナー」 

突然の訃報から葬儀・告別式の参列……あまりに急な知らせで、葬儀に参列する服装や挨拶の仕方、肝心なマナーすら分からないと不安になる人も多いはず。

「お香典はいくら包むべき?」や「お焼香ってどうやるんだっけ?」という、人には聞きづらい内容は事前に備え、もしもの時に困らないようにしたいですよね。

そこで今回は、『メモリアルアートの大野屋』がまとめた、葬儀に参列する際の立ち振る舞いや準備物などのマナーから、覚えておきたいものをご紹介します。

■知らないとやりがち!葬儀・告別式でのNGマナー5つ

まずは、実際にやってしまっている人も多い葬儀・告別式でNGマナー例を紹介します。

(1)お香典として“新札”を使うことは、事前に準備していたように思われてしまうのでNG。新札の場合は必ず一度折り目をつけて包みます。

(2)告別式でのアクセサリーは結婚指輪やパールのシンプルなものなら問題ありませんが、2連以上のタイプは「不幸が重なる」ことを連想させるので避けましょう。また赤色の数珠は慶事で使われることが多いので、葬儀では控えた方が無難。

(3)女性で多い派手な“ネイル”は、できればオフしていくのが礼儀。同じように華やかな巻き髪スタイルや、バッチリ決まったメイクなどもTPOを考えてシンプルに。

(4)お悔やみの言葉で不幸がまた続くイメージを与える「重ね重ね」「返す返す」「再び」などのニュアンスは厳禁です。

(5)通夜で、焼香が終わり次第すぐに帰るのは実はNG。読経や焼香後のタイミングで、 遺族が別室にて食事やお酒をふるまう“通夜ぶるまい”で故人を偲ぶのがマナー。ただし、知人とペチャクチャ盛り上がるのは場違いなので注意を。

まだまだある、知っておきたい基本マナーをご紹介しましょう。

■香典の金額

香典は亡くなった方にお香を備える習慣に由来しており、現金を包んで渡します。金額の相場は、故人との間柄や年齢によって変動します。

親戚であれば1万円〜3万円、職場関係者やその家族なら5千円~1万円、そして友人または友人の家族の場合は5千円〜が基準のようです。

■弔問側の正しい服装

一般的に“通夜”において服装の細かな決まりはありませんが、オシャレをする場ではないので華美な服装は避け、地味な色や形のスーツが無難でしょう。

“告別式”では喪服を着用します。スカートが基本ですが、昨今はパンツスタイルでの参加も増えているようです。

四季を問わず会場内や式の間はコートを脱いで過ごすのがルール。会場に到着したらすぐ脱ぐとしても、毛皮などのアウターは相応しくありません。

■数珠の使い方

利き腕に関わらず、歩く時や焼香中は“房”が下に来るように“左手”で持ちます。合掌では“房”が真下に来るよう両手の親指と人差し指の間に数珠をかけ、親指は軽く添えます。

このように数珠は仏様を拝む時に使う法具であり、色や材質はなるべくシックなデザインからお好みのものを選ぶと良いでしょう。

■焼香の仕方

死者を弔うために抹香や線香をたくことを“焼香”と呼びます。焼香の仕方や回数は宗旨ごとに違い、自身の宗旨の作法で構いません。

ここでは一般的な焼香の流れを説明しましょう。

(1)祭壇の手前まで進み、遺族に一礼

(2)祭壇に向かい、遺影と位牌を仰いで一礼

(3)抹香を右手の親指と人さし指と中指の3本でつまみ、目の高さまで押しいただき、抹香を静かに香炉へ入れる

(4)合掌する

(5)数歩下がり遺族に一礼して退く

■お悔やみの言葉

悲報を受け、葬儀に参列すると迷うのが“お悔やみの言葉”でしょう。良かれと思い口にした言葉が「非常識」だと白い目で見られる可能性も……。

最も差し支えないのが「お悔やみ申し上げます」や「寂しくなりますね」などの言葉がけ。他にも「突然のことで何と申し上げたらいいか」や「大変でしたね」などのように、故人への哀悼の意そのままの気持ちをお伝えするのも問題ないです。

今更聞けない葬儀・告別式のマナーは今の内に確認しておくだけで、焦らずに対応できます。いざという時、故人を穏やかに見送れるよう基本的なマナーはおさえておきたいですね。

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( 2016/04/14 01:50 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

これもNG(諸説あり)!? 知らなくて赤っ恥をかいた冠婚葬祭マナー 

お葬式は亡き人を思い、喪に服す。そんなシンプルな式でありながら、実は事細かなマナーが存在する難しい式でもあります。一方、おめでたい結婚式にもいろいろなマナーがあり、知らずに恥ずかしい思いをしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。今回は知らずにやってしまった冠婚葬祭でのNGマナーについて、社会人女性のみなさんに聞いてみました。

■結婚式のNGマナー集

・「結婚式にバイカラーのドレスを着ていってしまった」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「友人の結婚式でブランドのショップバッグをサブバッグとして使ってしまった」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「夏の結婚式で、つま先の出た靴で行ってしまった」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

結婚式のマナーは年々厳しくなっていると言われています。色が2つに分かれるバイカラーは「別れ」を意味することから縁起が悪いという説があります。つま先が出る靴は「妻が先に出る」ことで夫を立てなくなるからダメだとか……。ですが、ウェディングの本場の海外ではNGとはなっていないようです。厳しすぎるマナー統制も考えものですね……。

■お葬式のNGマナー集

・「葬式でタイツを履いて行ってしまった」(26歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「お葬式にややヒールのあるパンプスを履いてしまった」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「お葬式の黒い靴がなく、黒のエナメル靴で行ってしまった」(30歳/情報・IT/営業職)

お葬式ではいわゆる「生もの」「生き物」がNGとする考えがあります。皮製品全般をNGとする人もいますが、お墓のある場所は足場の悪いところも多く、頑丈な靴でなければ、厳しい場合もあるでしょう。寒い地域ではタイツがダメなどとは言っていられません。雪が降るため長靴で来る必要もあります。あくまでも考え方の一つとして捉えたほうがいいでしょう。

■準備不足が災いのもと

・「自分の数珠を持っていなくて、合掌のとき、いたたまれなかった」(28歳/生保・損保/事務系専門職)

・「お葬式でお焼香の手順が分からず、あたふたしてしまった」(26歳/食品・飲料/技術職)

冠婚葬祭においては事前の準備が大切です。当日の朝に慌てふためいて準備したのでは気持ちも落ち着かず、忘れ物の一つくらいあってもおかしくないでしょう。数日前から準備しておき、心に余裕を持って行きましょう。

■まとめ

マナーはあくまで「人を不快にしないためにはこうしておけば間違いないですよ」という一つの基準です。時と場合によってはそのマナーを守れないこともあるでしょう。自分がマナーを守っているからといって、マナーを守っていないことを非難することもマナー違反になります。人を悼む、人を祝福するという目的にふさわしいマナーを身に着けたいものですね。

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( 2016/04/03 15:04 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬儀費用っていくらかかるの? 【元業者の葬儀体験談(1)】 

私は20代のころ、某大手葬儀社で葬儀司会をしていました。そして、自分の身内の葬儀を3回経験しています。

葬儀費用に相場はあるのか?

葬儀社に勤めていたころから、葬儀費用についてよく質問されます。みなさん、身内の葬儀にどのぐらいかかるか知りたいのは当然のことです。

でも、この質問の答えはいつも同じです。具体的な数字を知りたいなら、葬儀社に直接見積りを依頼してみてください、としか言えません。

自分で経験したからこそ、葬儀費用を割り出すのって、すごく難しいのです。

そもそも、葬儀には地域性や宗教宗派、故人とその家族の状況が大きく関わります。

葬儀費用の相場や平均葬儀金額というものは確かにありますが、それは全国の平均中央値であり、そのまま各地域にあてはまるとは言えません。

私は、葬儀社で実際の葬儀費用を見てきただけでなく、身内の葬儀を3回経験しました。

そして、それぞれかかった葬儀費用は、24万円、61万円、113万円です。

同県の親族の葬儀なのに、どうしてこのような金額の開きが生まれたのでしょうか?

今回は、実際に私が喪家として経験した『24万円の葬儀』内訳を公開したいと思います。
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24万円の葬儀・家族葬内訳

通夜は自宅、葬儀は寺院で執り行いました。

看板や新聞のおくやみ等出さず、自宅飾りなし、会葬は親族のみ。

いわゆる『家族葬』です。

葬儀社には、たいていどこでも『基本コース○万円』というものがありますが、この時は、親族だけで小さい葬儀をするということでコースは選びませんでした。

●内訳(祭壇利用料以外の寺院費用除く)● 葬儀社A

・通夜祭壇なし、葬儀時の寺院祭壇利用料 5万円
・会葬返礼品 15名 1.5万円 (1000円×15)
・通夜料理なし
・おとき料理 10名 3万円 (3000円×10)
・棺、骨壷等、ドライアイス等の道具一式料金 10万円 (すべて最低ランク)
・遺影写真 1.6万円
・寝台車、霊柩車料金 1万円
・スタッフ人件費 1.8万円
合計 23.9万円 (葬儀社18.9万円・寺院に祭壇使用料5万円)

寺院や神社、教会などで葬儀をする場合、祭壇の利用料金設定は寺院ごとに違います。無料のところもあれば、数十万円になるケースもあるようです。

曖昧に『金額はお気持ちで』という言い方をされる寺院もあります。うちの場合は、寺院のほうから5万円と言われました。

会葬返礼品は、ひとりあたり1,000~3,000円が相場です。

香典の最低金額が2,000円~3,000円の区域だったので、半返し(半分程度の金額を返すという考え方)の1,000円の会葬返礼品を用意しました。

家族葬のため、会葬礼状はつけていません。会葬礼状をつけると、人数×100~200円程度の価格が上乗せされます。

葬儀の後に食べる『おとき料理』はひとり3,000円、火葬の間に寺院の部屋を借りて食べました。

24万円の家族葬、安いか高いか、そこは考え方次第だと思います。火葬だけで式をしなければ、もっと安くなりますし、おとき料理を省くこともできるでしょう。

もちろん、お金をかけて大きな家族葬をすることもできます。

ちなみに、葬儀代金24万円の他は、寺院への戒名料、読経料を15万円ほど支払いました。つまり総額39万円かかったことになります。

みなさんの地域の葬儀はどうでしょうか?

次回は、61万円の葬儀の内訳を公開したいと思います。(執筆者:吉武 なおこ)

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( 2016/02/18 08:43 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

火葬後、遺骨を引き取らない「0葬」のススメ 

「終活」といった言葉が登場するようになり、生きているうちから葬儀について考える機会が増えた。葬儀は一般的なものでも平均200万円程度かかるとのことで(2014年の日本消費者協会の調査で平均約189万円)、その負担は決して小さくはない。

最近では通夜や葬儀を行わない「直葬(ちょくそう)」など、低予算できるものも増えているが、そんななか、『0葬――あっさり死ぬ』(集英社)などの著書もある宗教学者の島田裕巳さんが提案するのが「0(ゼロ)葬」だ。一体どんなものなのか。

 遺骨は火葬場に引き取ってもらい、墓を造らなければいいのではないか。私が提案している「0葬」は、そういうやり方だ。
 そんなことができるのかと思われるかもしれないが、欧米では遺骨を引き取るかどうかは遺族の意思に任されている。

 日本でも、東日本では遺骨をすべて持ち帰る「全骨収骨(拾骨)(ぜんこつしゅうこつ)」だが、西日本では「部分収骨」で、全体の3分の1、あるいは4分の1程度しか持ち帰らず、残りは火葬場で処分される。

 確かに多くの火葬場では遺骨を引き取ることが原則になっているが、遺骨を遺族が引き取らなくてもよいという火葬場もある。考えてみれば、部分収骨では、遺骨の半分以上は火葬場で処分されているわけなので、全部を処分してもらっても構わないわけである。東日本にも、一部だが、そういう火葬場があり、私の知っている葬儀社では、0葬のプランを設けているところもある。

直葬にした上、0葬では寂しいと感じる人もいるかもしれない。だが、そのときにはすでに本人は死んでいるわけで、寂しさを感じるわけではない。すべては生きている人間の想像力によるもので、土葬されることを考えると、寂しいどころか恐ろしいと感じる人もいるだろう。逆に、イスラム教では、火葬は地獄の火に灼(や)かれるようだと考え、必ず土葬を選択する。イスラム教の国には、そもそも火葬場がない。



( 2016/01/31 09:20 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

遺骨の扱いに困る現在の日本 デヴィッド・ボウイは散骨予定 

 昨年4月、東京都練馬区で、病死した妻(64才)の、火葬されたばかりの頭蓋骨をスーパーの屋外トイレに捨てたとして、無職の夫(68才)が書類送検された。刑法190条により、遺骨を捨てることは“死体遺棄”罪にあたるためだ。夫は「生前、(妻に)苦労をかけられ、憎んでいた」などと容疑を認めたという。

 2010年11月には、2008年に両親の遺骨を遺棄した男性が逮捕された。「金がなく、どうしようもなくて捨てた」と供述。逮捕まで2年を費やしたのは、男性が親戚を頼れず、職を失い、家を失い、路上生活を送っていたためだ。

 また2007年には、寺の境内に夫の遺骨を遺棄した疑いで73才の女性が逮捕された。2004年から遺骨を保管してきたが、「これ以上の保管は困難」「子供に迷惑をかけたくなかった」と漏らしたという。

 一方で、読売新聞の報道によれば、1年間で、警視庁管内では10個、九州圏で16個、近畿四国で27個の骨壺の遺失物があった(2012年度)。電車の網棚や公共トイレなどで発見されたそれらの骨壺には共通点があった。戒名札や火葬場を特定できるような包みが取り除かれていたという。つまり、忘れたのではなく、「捨てた」のだ。

 遺骨は法律上、勝手に遺棄することはできないので、納骨するか、手元に置いておくかしなければいけない。一方で近年、墓を巡る問題が深刻化している。過疎化、核家族化の影響で、地方には無縁仏が増え続けている。また都市部では土地が高騰し、墓を買えない人が多い。冒頭の事件は、そんなやむにやまれない事情が絡みあった不幸の連鎖といえよう。

 そんな現代において、注目されているのが「散骨」だ。火葬後の焼骨を粉末状にして、海や空、山中などにそのまま撒く葬法だ。

 日本では1987年、石原裕次郎(享年52)が亡くなった時、兄の石原慎太郎(83才)が、「海を愛していた弟は、海に還してあげたい」と海洋散骨を計画したが、当時の法解釈(刑法190条、墓地、埋葬等に関する法律)では認められず断念。

しかし1991年に「葬送のための祭祀で節度を持って行われる限り違法ではない」と法務省が発表。これ以降「他人の土地に無断で撒かない」「散骨場所周辺の住民感情に配慮」といったことを遵守するということで、散骨が行われるようになった。

 世界でも古くは、ドイツの理論物理学者、アルベルト・アインシュタイン(1955年死去、享年76)、20世紀最高のソプラノ歌手といわれたマリア・カラス(1977年死去、享年53)らが散骨している。

最近でも1月にがんのため死去した、イギリスのアーティスト、デヴィッド・ボウイ(享年69)の遺灰は、彼の別荘があった米ニューヨーク州の山地で撒かれるという。



( 2016/01/29 11:50 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

葬儀は12月〜2月に増加する 知っておきたい「弔電」マナー 

全国的に、12月から2月は葬儀が多くなると言われています。年末・年度末という会社が忙しい時期と重なっているため、ときには出席できないこともあるでしょう。どうしても出られないときのために覚えておきたい、「弔電」の作法をご紹介します。

「弔電」とは、本来事情があって通夜や告別式に参列できないときに、喪主や親戚に対して弔意を表す電報を送ることです。遅くとも告別式に間に合うように手配するのがベストです。

弔電の送り方手順

1.送り先を確認する
訃報を見て、葬儀や告別式が行われる会場を確認します。 斎場で行われる場合には斎場を、自宅で行われる場合には喪家を送り先にします。

2.宛名を確認
通常は「喪主宛」としますが喪主の名前が不明の場合は亡くなった方の姓名を書いて「ご遺族様」または「ご遺族一同様」と書きます。

3.お悔やみ文を考える
故人を思ってリジナルの文章を作ってもいいですし、弔電文例を引用+アレンジして送ってもOKです。 忌み言葉に気をつけて文章を作成します。

4.打電
電報は、電話またはインターネットで送ることができます。電話の場合は、オペレータに送り先の住所、お名前、台紙とメッセージを口頭で伝えていきます。電話を受け付けていない時間帯や通話できない場合は、24時間申し込み可能な電報サービスを用いるといいでしょう。

弔電のベストな金額とは

弔電を送る際の費用は、約7割が「3,500円以内」だそう。(KSGインターナショナル調べ)祝電や弔電は、法律上「特定信書便」と呼ばれており、その最低額は1000円と定められているので、多くの人がそこより2500円ほど高額のものを選んでいるということになります。

インターネットから申し込める「>e-denpo」だと、織物電報「安らぎ」(2000円/税別)や、帛紗(ふくさ)電報「佇み」(3150円/税別)の利用が多いようです。

どんな文面を送ればいい?

弔電には、葬儀の宗派による言い回しや、使ってはならない忌み言葉があります。下記のサンプル文面を参考に考えてみてください。

一般の弔電文例
・突然の悲報に接し、動揺のあまり声も出ませんでした。 ご遺族の方々のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。心からご冥福をお祈りいたします。

・ご逝去の報に呆然といたしました。まだまだお元気だった故人の面影が目に浮かびます。 教えていただきたいことが、たくさんありましたのに。心からご冥福をお祈りいたします。

・早いもので、 ○○様の七回忌がめぐって参りました。ご立派な方だったと今もなお思い出されます。 ご冥福と皆様のご健康をお祈りいたします。

弔電文例(キリスト教式)
・○○様の悲報に接し、驚いています。どうか安らかにお眠り下さい。 ご家族皆様の上に、主イエス様のお慰めと励ましがありますようお祈り致します。

・ご生前に賜りましたご恩にあらためて感謝申し上げます。 今はすべての重荷を下ろして、愛する主イエス様のもとで憩っておられることでしょう。 ご家族の上に主イエス様の慰めが豊かに注がれるようお祈り申しあげます。

忌み言葉のマナー
葬式や葬儀では、不吉な意味を連想させる言葉は「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれ、使用しないのがマナーです。 電文だけでなく、弔辞やお悔やみの挨拶文でも同様に気をつけましょう。

【忌み言葉(いみことば)】
いよいよ、浮かばれない、追って、返す返すも、重ねて、重ね重ね、再三、重々、たびたび、次々、続く、尚、再び、ますます、またまた、迷う

【神式やキリスト教式の葬儀の場合】
「往生、供養、成仏、冥福」の言葉は使用を避けましょう。各場面で、忌み言葉は変わってきますので、使用する際は十分に注意して弔電を送りましょう。

葬儀は突然やってくるもの

人の死は予想をして待つことのできない、避けられないものです。前もって弔電のマナーを知っておき、縁あった方への最後の礼をつくしましょう。



( 2015/12/23 09:00 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

父の遺言で家族の墓に入れず 埋葬される権利は主張できるか  

竹下正己弁護士の法律相談コーナー。今回は「父の遺言で家族の墓に入れません。埋葬の権利を主張したい」という質問が寄せられた

【質問】

 絶縁中の父が死んだのですが、問題なのは私を自分と同じ墓に入れるなと遺言に書かれていたこと。私は別に父と同じ墓に入らなくてもよいのですが、すでに逝ってしまった母とは同じ墓に入りたいです。母は父と同じ墓で眠っています。私はやはり父の遺言通りに家族の墓には入れませんか。

【回答】

 お墓に入れるかは、今後お墓の権利を持つ人に対し、あなたの後継者があなたの遺骨を墓に入れてほしいという権利があるかで決まります。お墓の権利は、仏壇や位牌などと共に祭祀財産と呼ばれ、通常の相続手続きとは違う手続きで、その承継が決まります。

 祭祀の主宰者であるお父さんが、指定した人、指定がなければ、慣習で決まる承継者、慣習もなければ家庭裁判所が決める者が、祭祀財産を承継します。お父さんが遺言で決めていれば、その人物が承継します。

指定がなく慣習も不明の場合、家庭裁判所は、故人が誰に弔ってもらうことを望んでいたかなどを考えて判断します。墓に入れるなとの遺言から、あなたが承継者になることは難しいと思います。

 祭祀財産の承継者は、お墓の権利を承継し、祭祀の主宰者として、お墓の利用方法を決めることができます。承継者が、遺言を尊重し、あなたの遺骨の埋葬を拒否すれば、一緒に葬られることは無理です。権利として要求はできません。

 ただし、承継者があなたに同情して、埋葬を認めようと考えた場合は可能ではないかと思います。なぜなら、墓に入れるなとの遺言があっても、祭祀承継者の指定以外、祭祀財産に関する拘束が法的に意味を持つか疑問だからです。

 祭祀承継者の変更は、例えば妻の姓を名乗る結婚をして妻の家の祭祀の主宰者になったのち離婚したような特別な場合のみであり、墓に入れるなの遺言に反したとしても、そのことで祭祀承継者を変更するような手続きは予定されていません。

 祭祀財産の承継は、伝統的・感情的な要素の強いものであり、主宰者が埋葬を認めれば、裁判所は介入しないと思います。お父さんが生きていたら許してくれるだろうという姿勢で、承継者に接して理解を得るように努めてはいかがでしょうか。



( 2015/12/05 22:42 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

お通夜には「御霊前」と「御仏前」、どちらが正解? 老舗から「日本のしきたり」を学ぶ  

お正月や端午の節句、衣替え、お彼岸、お盆、大晦日などの季節の歳時、また入学式や成人式、結婚式、葬式などの人生の節目となる冠婚葬祭、さらには礼状の作法や年賀状、厄年、縁起物など、日本には独自の「しきたり」が数多くある。しかしその意味や成り立ちなどを尋ねられた際、きちんと説明できる日本人はどれくらいいるだろうか?

 ではここで問題。急な不幸があり、お通夜に参列することになったあなた。香典を入れる不祝儀袋を買おうとコンビニへ行くと、売り場には「御霊前」と「御仏前」という2種類の表書きの袋が。さて、どっちを買うべき?

 この場合「御霊前」を買うのが正解。お香や書画用品などを取り扱う、創業350年という老舗「鳩居堂」が監修した『鳩居堂の日本のしきたり豆知識』(マガジンハウス)によると、どちらを使うかの目安になるのは「四十九日」だそうだ。

亡くなった人の魂が亡くなった日から七週間、あの世とこの世をさまよっているといわれる「中陰」の間は「御霊前」で、霊が成仏する四十九日の当日からは、その後の法事も含めて、仏様の前に供えるという意味の「御仏前」を使うのが正しいそうだ。

 また香典には古い紙幣を使うべきだと言われているが、現代は新しいお札が手に入りやすいのでそれほど気にする必要はなく、もしどうしても気になる場合は、紙幣に折り目をひとつつけておくといいそうだ。また黒白、銀一色が基本とされる不祝儀袋だが、黄色と白の水引もあるという。これは京都や大阪、東北地方の一部で使われている「黄白」と呼ばれるものだ。

さらには白一色の水引の不祝儀袋もあり、これは「神道」の通夜や葬式で使われるという。さらに袱紗(ふくさ)や贈答品、お金の包み方などは慶弔で違うなど、細かな決まりがあることも大人としては知っておきたいところだ。

 こうした「しきたり」は知らないと恥をかいてしまうものだが、核家族化が進み、年長者などと会話をすることが減ってしまった現代はなかなか知る機会が少ないものだ。本書では見開きごとに1テーマ、冠婚葬祭や季節の歳時など、日本人として知っておきたい「しきたり」の成り立ちや解釈、生活に生かす知恵、それらを鳩居堂の商品であるお香や書画用品、和の小物などの美しい写真とともに学ぶことができる。

 例えば、一般的によく知られている「七五三」だが、現在のような形で行われるようになったのは江戸時代からで、5代将軍綱吉の長男・徳松のお祝いを11月15日に行ったことから定着したそうだ(千歳飴は元禄の頃に浅草で売り出されたのが始まりといわれる)。

さらにその七五三の後にも、男女とも数えで13歳になると「十三参り」というのがあるのを知っているだろうか? これは「知恵もうで」「知恵もらい」とも言われていて、3月13日に虚空蔵菩薩にお参りして厄災を払い、知恵と福徳を授けてもらうというもので、関西などではポピュラーな行事だそうだ。

中でも有名なのが、京都の嵐山にある「法輪寺」の十三参りだそうで、参詣の帰り道、石段の参道を降りて渡月橋を渡り終えるまでは絶対に振り返ってはいけない(振り返るとせっかく頂いた知恵を失ってしまう)という決まりがあるそうだ。多くの中学生が、これまでドキドキしながら歩いたことだろう。

「しきたり」というと、ちょっと堅苦しいもの、面倒なことという意識があるかもしれないが、その成り立ちなどを知ると、日本ならではの細やかな気遣いや、もてなしの心に触れることができるものだ。こうした歳事やしきたりを日々の生活に取り入れると、とても豊かな気持ちで過ごせるようになるだろう。




( 2015/09/18 12:00 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)

身近な人が亡くなったらすぐにやるべき4項目を専門家が解説 

 身近な人がなくなれば、故人をしのんで悲しみに暮れる時間が欲しくなる。

しかし、現実には、数多くの煩わしい手続きが待っている。そうした現実に向き合った『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』(自由国民社刊)が21万部の大ベストセラーとなっている。

共著者の一人である司法書士・児島明日美氏に「亡くなったらすぐにやること」を解説してもらった。

【1】死亡診断書・死体検案書の受け取り

「身近な人が亡くなると様々な手続きや届け出が必要になります。遺族は葬儀の準備や関係者への連絡などでてんてこ舞いですが、手続きの中には期限が定められているものも多いので、最低限必要なものをまず紹介します」(以下「」内は児島氏)

 通常、死亡診断書は死亡が判明した日の翌日までに交付される。病院で亡くなった場合は死亡を確認した医師が作成し、不慮の事故などで死亡した場合は警察に連絡し、監察医が死体検案書を交付する。

「死亡診断書、死体検案書は、後に保険や年金の手続きなどで必要となるので、3、4通コピーを取っておきましょう」

【2】死亡届・火葬許可申請書の提出

 死亡届は亡くなってから7日以内に故人の死亡地か本籍地、もしくは届け出をする人の所在地の市区町村役場に提出する。死亡届を出さないと火葬も埋葬もできなくなるので注意したい。

「故人の埋葬・火葬を行なうためには、火葬許可申請書も市区町村役場に提出する必要があるため、死亡届と同時に申請することが重要です。火葬が終了すると、火葬場から埋葬許可証が交付されます」

 これらの手続きは葬儀社に依頼できるが、葬儀社選びには注意が必要だ。

「強引に契約を迫り、望まないオプションをゴリ押しする業者を避け、費用の見積書を提示して細かい点まで説明してくれる葬儀社を選びたいところですが、慌ただしい葬儀の合間に業者を吟味している余裕はありません。

最近は生前相談を受け付ける葬儀社が増えているので、事前に葬儀社を決めておくことで各種手続きのストレスを軽減できるでしょう」

【3】健康保険の資格変更

 死亡した翌日から健康保険証は使えなくなるため、資格喪失の手続きが必要だ。自営業者の場合は国民健康保険資格喪失届を、75歳以上は後期高齢者医療資格喪失届を、故人が住んでいた市区町村役場の窓口に死亡してから14日以内に提出しなければならない。

 会社員の場合は健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届を年金事務所に、どちらも死亡日から5日以内に提出する。

「サラリーマンの妻(専業主婦)など、死亡者の扶養に入っていた人も健康保険と厚生年金保険の資格を喪失します。故人の健康保険証と一緒に返却し、その後は自身で国民健康保険と国民年金に加入するか、他の家族の被扶養者になる手続きが必要です」

【4】世帯主変更の手続き

「世帯主の夫が亡くなって、子供が幼い場合などは妻が世帯主になるのが明らかなので世帯主変更手続きは必要ありません。ただし、子供が15歳以上の場合、世帯主を子供にすることが可能です。その場合、亡くなってから14日以内に世帯主変更手続きをしなければなりません」




( 2015/09/04 00:05 ) Category ■終活Q&A・葬儀・墓・相続・遺言 | トラックバック(-) | コメント(-)
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