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女性の貧血、あなどらないで!

女性に多く見られる症状の一つ、「貧血」。重大な病気が原因で起こる場合もあるため、注意が必要だと話すのは慶應義塾大学 教授の岡本真一郎(おかもと・しんいちろう)さんだ。女性に多い鉄欠乏性貧血について詳解していただく。

■貧血とは
貧血とは、血液中の赤血球や赤血球に含まれるヘモグロビンが減少した状態を指します。

■貧血の症状
貧血では、「軽い動作でも動悸(どうき)や息切れがする」「疲れやすい」「頭が重い」「集中力がなくなる」などの症状がよく見られます。ヘモグロビンは全身の酸素供給に重要な役目を担っているので、ヘモグロビンが減少すると、体内に十分な酸素が巡らず、低酸素状態を起こすからです。

また、体内の酸素不足を補うために、心臓や肺が平常な状態を超えて働くことになります。その結果として、“軽い動作でも”動悸や息切れがするなどの症状が起こったり、重篤な場合には、心不全などを起こしたりするケースもあります。頻度は高くありませんが、「爪が割れやすい」「氷水や氷を飲食したくなる(氷食症)」などの症状を訴える人もいます。

なお、座っていて急に立ち上がったときなどにクラクラと感じる立ちくらみ(起立性低血圧)は、俗に“脳貧血”と呼ばれます。貧血と混同されがちですが、両者は異なるものです。立ちくらみは、一時的に脳への血流が減少するものですが、貧血は血液そのものが変化を来しています。

■貧血の原因
赤血球は、骨髄の中にある造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)が分化や増殖を繰り返して作られます。それらの過程で何らかの異常が起こると、赤血球が正常に作られなくなります。

例えば、造血幹細胞自体の数が減ると、再生不良性貧血が起こります。がん化した白血病細胞が骨髄内に増殖し、赤血球、白血球などの正常な血液細胞を作る場所がなくなる白血病でも貧血が起こります。ただし、これらの頻度はそれほど高くありません。

貧血には、造血幹細胞から赤血球が作られる過程で必要なホルモンや栄養が不足して起こるものがあります。例えば、赤血球の産生に必要なエリスロポエチンというホルモンは腎臓で作られるため、腎機能が低下すると正常な赤血球が十分に作られなくなり、貧血が起こることがあります(腎性貧血)。また、鉄、ビタミンB12、葉酸などの栄養が不足しても、赤血球を正常に作ることができなくなります。貧血の中で最も頻度が高いのが、体内の鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。

今回は、女性に多い鉄欠乏性貧血を中心に解説します。

■鉄欠乏性貧血
■鉄欠乏性貧血とは
ヘモグロビンはヘム(鉄)とグロビン(たんぱく質)から構成され、ヘムは酸素と結合して、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。したがって、体内の鉄が不足すると、ヘモグロビンが十分に作られず、全身に十分な酸素を運ぶことができなくなり、貧血を起こします。

通常、人間の体内には、血液中や肝臓、脾臓(ひぞう)、骨髄などに合計して約3~4g の鉄が蓄えられています(貯蔵鉄)。また、食事から1日に約1mg の鉄が吸収され、ほぼ同じ量の鉄が汗や尿、便などから排泄(はいせつ)され、バランスがとれています。

ところが、長期間にわたって出血が続くと、出血した赤血球に含まれる鉄が慢性的に失われ、鉄の吸収と排泄のバランスは負に傾き、貯蔵鉄も底をついて、鉄欠乏性貧血が起こります。

女性の場合、月経量が多い人は喪失する鉄の量が増え、貧血を起こしやすいといえます。また、成長期には多くの鉄を必要とするので、相対的に鉄が不足する場合もあります。さらに、妊娠と授乳でも鉄を消費し、鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。

そのほか、子宮筋腫(きんしゅ)や子宮がんなどの病気により慢性的な出血が起こり、鉄欠乏性貧血を起こすこともあります。これらは女性特有の原因のため、鉄欠乏性貧血は女性に多くなります。しかし、胃・腸の潰瘍、ポリープやがん、痔(じ)などによって慢性的な出血が起こる場合もあるため、男性でも鉄欠乏性貧血が起こることがあります。

■『NHKきょうの健康』2014年7月号より

「鼻いびき」と「のどいびき」女性も悩むいびき問題。対策グッズやアプリも続々登場!

男性に多いイメージがある「いびき」。でも、実は女性でも、いびきに悩まされている人が決して少なくないそう。いびき治療を専門に行う慶友銀座クリニックのいびき外来を訪れる女性は、全体の3割に上るとか。

「ひと月で70人近い女性が相談にいらっしゃいます。その半数近くを30代以下が占めており、いびきは若い女性にとって特別なことではないという実感があります」(慶友銀座クリニック院長・大場俊彦先生)

クリニックを訪れるきっかけは、家族やパートナーにいびきを指摘されるケース。また、最近は「睡眠時間をたっぷりとっているのに眠気がとれない」という悩みで相談に来る人も増えているそうです。

「テレビなどで睡眠時無呼吸症候群について報じられるようになり、いびきへの関心の高まりに一役買っています。昼間、眠気を感じるのは、いびきや無呼吸症候群が原因でしっかり睡眠がとれていないのでは……と考える方が増えました」(大場先生)

いびきには、鼻がつまって空気の通り道が狭くなることで起こる「鼻いびき」と、のどの奥の空気の通り道が狭くなる「のどいびき」の2つのタイプがあるとか。

「鼻いびきはレーザーなどを用い、鼻づまりのもとを治療します。のどいびきはマウスピースなどを使用し、のどの通りをよくします。

以前は扁桃腺が大きい場合、切除するなど手術を必要とするケースが少なくありませんでした。でも、最近は技術の進歩もあり、マウスピースで改善されるケースが増えています」(大場先生)

■鼻呼吸を促すグッズやいびき録音アプリも人気
店頭でも、いびき対策グッズを見かける機会が増えています。どのようなものが人気があるのでしょうか。東急ハンズに聞きました。

「人気商品のほとんどは、口呼吸から鼻呼吸へ促すことでいびきを防ぐものです。例えば、『いびき防止テープ ネルネル』は上唇と下唇をテープで閉じることで、鼻呼吸を促します。

価格が手ごろなこともあり、2006年の発売以来安定した人気を保っています。また、鼻いびき対策に人気があるのは『ノーズライト』。鼻腔を拡げて鼻呼吸をサポートします」
(東急ハンズ広報担当)

また、自分のいびきをチェックできるスマートフォンアプリも登場しています。就寝中の音を録音できる「Let It Sleep」(カヤック)はマイク音量の調節で、一定以上の音のみを録音。いびきや寝言を知ることができます。

一方、「いびきレコーダ」(MusicalSoundLab)は睡眠時無呼吸症候群のサンプル音声付き。録音したいびきと聞き比べ、いびきの種類を予想できます。

「どのようないびきをかいているかを知ることで、いびき治療へのきっかけづくりにつなげられればと思っています。今後は音声認識技術を用い、いびきの質を調べられる機能の追加を考えています」(MusicalSoundLab)

自分のいびきを知ることは、睡眠の悩み解決にもつながります。ただし、いびき対策グッズでは、いびきを抑制することはできても、原因はとりのぞけていないという点に留意する必要があります。

「日中のだるさなど、いびきに起因する悩みを根本的に解決するためには、専門医の診察を受け、原因を突き止めることが何よりの早道です」(大場先生)

鍼灸師が伝授!「体を温めるツボ」

服を重ね着しても寒さがしのげない時、便利なのが使い捨てカイロ。最近では肩、腰、足元用など、部位別のカイロも登場していますが、冷えたところにただ貼るよりも、ツボを意識すると体を温める効果がより高まるという話があるようです。

そこで、翁鍼灸治療院の翁孟進院長にくわしい話を聞きました。

「使い捨てカイロは鍼灸師が使うお灸より温度は低いものの、その代わりに使えますよ。適切なツボに当てて1~2時間ほどゆっくり温めれば、体はポカポカになります」(翁院長)

では、どんなツボを温めるといいのでしょうか。

「全身の冷えに効果があるのが『風門(ふうもん)』です。首を曲げた時に一番でっぱる骨から、2つ下にある骨の両脇にあります。東洋医学では、風邪はこのツボから入ると考えられており、風門を温めることは風邪の予防や頭痛、肩こりにも効き目があります。

このツボに加えて、おへそから指4本分下にある『関元(かんげん)』を一緒に温めてあげると、体の内側から温まってきます」(同)

さらに、部位ごとの“冷え”に悩まされている人には、以下のツボを温めるのがおススメなのだとか。

「腰の冷えには『命門(めいもん)』と『腎兪(じんゆ)』です。命門はおへそのちょうど真裏。腎兪はその命門から指2本分外側にあります。腎兪を温めると、生命力や活力の源である『腎』の働きが高まり、免疫力も高まります」(同)

足先や足首の冷えを感じる時は、足の内側のくるぶしとアキレス腱のあいだのくぼみにある「太谿(たいけい)」や、外側のくるぶしから指5本分上にある「陽輔(ようほう)」というツボを温めるが効果的なのだそう。

「体が冷えると気の流れが悪くなり、病気になりやすくなります。特に男性はお腹を下すことも多いですが、そんな時は、みぞおちとへそのあいだにある『中?(ちゅうかん)』や、背中のほぼ中央の背骨から指2本分外側にある『脾兪(ひゆ)』というツボを温めるのが効果的です」(同)

なお、今回紹介したツボは、主に男性向けのもの。同じツボでも男女で効果が異なることもあるのでご注意を。

地肌に直接貼らない、就寝時には使用しないなど、カイロの基本的な使い方に注意しつつ、試してみてはいかが?

柔らかすべすべ肌に!手のひらマッサージの正しい方法

「柔らかく、なめらかで、触っていて心地の良い手」というのは、女性にとってあこがれの一つなのではないでしょうか。吸い付くような手のひらは、古今東西、美しい女性の条件の一つです。

そんな「質の良い手」を得るために有効なのが、「手のひらのマッサージ」です。ここではそのやり方をお教えしていきます。

●手のひらマッサージ、基本編

手のひらのマッサージに移る前に、まずやっておきたいのが、「手のストレッチ」です。ここでは、そのやり方をご説明します。

1.両方の手のひらを合わせ、左の指で右の指を、右の指で左の指をゆっくり押していきます。この時は、「軽く痛みがあるくらいの強さ」で行います。これは、指の筋を伸ばすための運動です。

2.両手の指を組んで、左手で右手を上に伸ばし、同様に右手で左手を上に伸ばします。

3.両手の指を組んだ状態で腕を上下左右にひねり、腕の運動を行います。

4.両手を返して、指先を伸ばします。

ここまでが「準備体操」とも言える「ストレッチ」です。

●ここから本格的なマッサージを行う

手のひらのマッサージを行う際に、まず使いたいのが、「クリーム」です。これはマッサージクリームが望ましいのですが、ハンドクリームなどでも効果があると言われています。しっかりと両手に伸ばしておきましょう。

1.左手で右の指を一本ずつつかみ、回転させます。これが終わったら、右手で同様の行為を行います。

2.人差し指と親指の付け根の中間を、もう片方の手の親指と人差し指で掴み、ゆっくりと指圧します。

3.手の甲で血管が浮いている部分を親指と人差し指ではさみ、ゆっくりと指圧していきます。

これで手のひらマッサージは終了です。この手のひらマッサージは、単純に「美しい手」「指触りの良い手」を作るだけの効果にとどまりません。手を普段から酷使する仕事、例えば事務作業などを行っている人にも有効です。

なぜならこのストレッチと手のひらマッサージは、腱鞘炎を予防、改善するための方法でもあるからです。ちなみに腱鞘炎の予防や改善を目的とする場合は、温めた蒸しタオルなどで腕を包み込み、血行を良くしてから行うと良いでしょう。

かくいう私も実践していますが、やっている時とやっていない時では、血の巡りが良くなると「指先の動き」が大きく変わります。

スムーディーな指先の動きを確保するためにも、一度手の疲れやいたわりを見直してみてくださいね。

帰省している今だからこそ、タッチケアで心身ともに癒されよう!

寒さが厳しい季節になりました。子供の頃、「おしくらまんじゅう」をして遊んだという人も多いのではないでしょうか。みんなで体を密着させて、ぎゅうぎゅう押し合ううちに、体がポカポカと温まって……。

おしくらまんじゅうは子供ならではのスキンシップと言えますね。親しい人とのスキンシップは、心にも体にもさまざまな良い効果をもたらします。

これは子供に限ったことではありません。ここでは、ヘルスケアの一環として用いられているスキンシップについてご紹介しましょう。

◆「タッチケア」で赤ちゃんのストレスが軽減
まずは、ここ数年で注目度が急上昇している、赤ちゃんへの「タッチケア」。これは、お母さんが赤ちゃんの目を見て、やさしく言葉をかけながら、触れる、なでる、さする、手足の曲げのばしなどをすることです。

それだけ? と思われるかもしれませんが、タッチケアを行った早期出産児(低出生体重児)の体重増加率が上昇した、ストレスが軽減したという報告があります。

また、赤ちゃんへのタッチケアは、赤ちゃんだけでなく、ケアをしているお母さんのストレスも減少させるとのこと。その秘密が「癒しホルモン」の別名を持つオキシトシンの働きではないかと言われています。

一定のリズムで手でやさしく触れる/触れられることによりオキシトシンが脳内で分泌され、ストレスの減少や情緒の安定などの効果をもたらすと考えられています。

◆福祉先進国での取り組み
このオキシトシンの効果に早くから注目し、研究を続けているのが福祉先進国として知られるスウェーデンです。

長年にわたる研究から、スウェーデンではオキシトシンを分泌させるには「手で触れられる」ことが最も有効であるとの結論に達したそうです。

現在、スウェーデンでは、やさしく手で触れてマッサージをするハンドセラピーは医療行為として認められており、病院や学校、介護施設などで幅広く取り入れられています。

また、2014年のNHKの番組で紹介されたことをきっかけに注目を集めているフランス発の認知症ケア「ユマニチュード」でも、見る・話しかける・触れる・立つ、の4つを柱としており、やはり「触れる」ことを重要視しています。

◆今日からでも始められるケアを伝授
とはいえ、日本人にとっては家族など親しい人の間でも、触れる/触れられるケアというのは敷居が高いかもしれません。そこで、簡単に実践できるハンドセラピーのやり方をご紹介しましょう。

まず、マッサージ用のオイル(刺激の少ないもの)を用意します。オイルはなくても大丈夫ですが、使ったほうが効果を実感しやすくなります。次に、自分の両手のひらでオイルをのばし、相手の手を両手で柔らかく包みます。

そのまま、包みこんだ相手の手を、手首から指先まで、やさしく一定のリズムでさするようにマッサージします。リズムはできるだけゆったりと、お互いが心地よいと感じるスピードで行ってください。

たったこれだけですが、マッサージを終えたあとは心身ともに癒される効果を感じられるはずです。ぜひ一度試してみてください。

あらゆる不調がスッと楽に!5分でできる超簡単ストレッチ

マッサージにもさまざまありますが、リンパの流れをよくすることで体調を整え、むくみ防止にもなるリンパドレナージュ(リンパマッサージ)をご存じですか?  

今回は五反田にあるサロン『Kouran』のオーナーである柳田小百合さんに、自宅でできるリンパに良い簡単な運動を教えていただきました。

過度な運動を週に1度続けるよりも、日々持続できるちょっとした運動を取り入れるほうが効果的! コツを覚えて取り入れてみましょう。

■1:椅子に座って股関節を柔らかくする方法

股関節を柔らかくすることはアンチエイジングにも効果的です。大きなリンパの流れをさまたげないためにも、柔軟な股関節を作りましょう。

(1)両足を床につけて膝の角度が90度になるように椅子に深く腰掛けます。

(2)右足首をくるぶしが左ひざの上にくるように置きます。足は4の字を上からみたような形に。直線部分が左足です。

(3)大きく息を吸って吐きながら上半身を前に倒します。

(4)顔が右足に近づくように、右膝が浮き上がらないように押さえながら行いましょう。

(5)慣れてきたら右膝のほうへ上半身を倒したり、角度をつけて股関節まわりをほぐすし、逆の足も同じようにやってみましょう。

■2:簡単な足上げで基礎代謝を上げる方法

室内でソファの肘掛け部分やベッドの角など、低い角をみつけたらその上で足上げをする癖をつけるようにします。「運動のためにわざわざ時間を割かなくても、ちょっとした習慣を毎日続けるほうが効果的です」と柳田さんはいいます。

(1)低めの角の横で左足を軸足としてまっすぐ立ちます。

(2)軸足に体重を乗せながら右膝を曲げて、右脚の付根から上へひきあげ、低い角の上を通します。

(3)左右を逆にして同じことを5回ずつ繰り返します。

■3:肩こりにも効く肩甲骨周りをほぐす方法

パソコンを長時間見続けると姿勢は前のめりになりがちです。この姿勢では左右の肩甲骨は開いた状態になりますよね。これが肩こり凝りや血行不良の原因にもなります。

(1)両手を左右にまっすぐ伸ばし大きく広げる

(2)腕を広げたまま雑巾絞りのように腕全体を前にまわしてねじったり後ろにねじったりする。

どれも数時間どころか、数分やる必要もありません。「思いついたときに2~3回やることを習慣にするだけで体が楽になりますよ」と柳田さん。みなさんもぜひ実践してみてくださいね!

1分でできる脚&足裏マッサージ

自分の体質に合ったゾーンとタッチで行うことで、下半身の巡りがアップ! 秋冬はどの体質も乾燥に傾くため、オイルを使ってもOK。

乾燥が気になるときはオイルを使って 「顔は“水”タイプでも、秋冬は、脚と足裏だけ“風”タイプに傾くこともある」(西川さん)。「風」の特徴、乾燥が気になるときはマッサージ用ゴマ油を使おう。「火」タイプはオリーブオイルでもいい。

乾燥する、冷える脚は ふくらはぎと太ももの内側とかかとを押さえる

下半身の冷えが強く、脚が粉をふいたように白くなったり、かかとがひび割れやすい風タイプ。椅子に座って脚を組むような姿勢ですると、やりやすい。

内側のラインをじんわり押す 重ねた手のひらの親指下のふくらみで足首の内側、ふくらはぎの内側、太ももの内側を押していく。体を前傾してやや体重をかけて。



足を両手で挟む 疲れた足をねぎらう気持ちで、両手で挟む。



かかとをじんわり押す 手のひらの親指下のふくらみで、かかと全体を、じんわり押す。
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張る、ほてる脚は ふくらはぎの中央と土踏まずをもみほぐす

下半身の冷えは気にならないが、脚にも湿疹などが出やすく、触るとザラザラした感触。夏場はこもった熱から、水虫になりやすい。

すねとふくらはぎからくるくるもみ上げる ひざを立てたほうの足首を両手でつかみ、親指はすね側を、残りの4本はふくらはぎ側をくるくる回しながら、太ももまでもみ上げる。



足裏全体をさする 両手のひらで、足裏全体をさする。



親指で土踏まずをくるくる回して押す 土踏まずを親指の腹でくるくる回して押す。
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むくむ、重くなる脚は ふくらはぎの外側と指の付け根をたたく

下半身がむくんで重くなりやすい。靴下のあとが残ったり、ひざの曲げ伸ばしが困難なほどパンパンになることも。触ると、じっとりと冷たい感触。

脚の外側をトントンたたく グーの手で、ふくらはぎの外側から太ももの外側をトントンとたたく。



足裏をトントンたたく グーの手で、足裏全体をトントンとたたく。



親指で足裏の上のほうを押す 親指で、足裏の上のほうをもみ込むように強めに押す。

アーユルヴェーダ式 秋冬にお薦め!“毒”をためずに老化を防ぐ 週末プログラム

11月以降は寒さや乾燥とともに、年末に向け忙しさも増す季節。アーユルヴェーダでは、風(ヴァータ)の要素が強くなって不調を招く時期と考え、何もしないと老化が進むとも! 週末はスペシャルケアをしよう。

首まで浸かり、ロウソクともして入浴 湯舟に首まで浸かる、もしくは少しあお向けになって後頭部をお湯に浸けた状態で入浴する。「後頭部を温めると気持ちが落ち着いてリラックスできる。

照明の代わりにロウソクをともすと視覚的な刺激が減り、風(ヴァータ)も減る」(西川さん)。お湯の温度は40度が理想。考え事が浮かんでも気に留めずスルーしよう。

秋冬の“毒出し”に効果てきめん!ゴマ油で口ゆすぎ ほとんど無味無臭の白ゴマ油を大さじ1杯程度口に入れて、クチュクチュゆすぐ。「冬の毒出しに特に効果的で、口臭や風邪の予防としてもお薦め。できればうがいも」(西川さん)。

早めの夕食&就寝 頭・首・お腹・足をガード 「消化力は太陽の高さに比例するため、夕食はなるべく早く、可能であれば日没前に済ませてほしい」(西川さん)。

就寝も早めを心がけ、秋冬の“毒”になる乾燥と冷たさから守るべく、頭、首、お腹、足を布で覆った状態で寝たい。西川さんはシルク製の腹巻きを、ターバンとネックカバーとしても使う。靴下もシルク製を愛用。

自然豊かなところへ出かけて携帯をOFF! 情報断食 木や土など安定した性質のものに触れることでも、風(ヴァータ)を減らせる。さらに、自然に触れる間は携帯の電源を切るとより効果的。「ヴァータは情報という刺激で乱されて増える。

それを断つと、自分の内なる世界を感じやすくなるメリットもある」(西川さん)。 この人に聞きました日本ナチュラルヒーリングセンター代表 西川眞知子さん 日本を代表するアーユルヴェーダ研究家で「日本ならではのアーユルヴェーダ」を提唱。講

演セミナーを数多く開き、著書も多数。アーユルヴェーダ・ヨーガの指導者でもある。

マッサージにまつわるQ&A

「もみ返しってなに?」「マッサージでセルライトは消えるの?」――などなど、読者アンケートで集まった疑問や質問に、取材を元にお答えします!

【Q】東洋と西洋のマッサージの違いは?

A:圧のかけ方、狙う場所などに違いがあります。

 「東洋のマッサージは、指圧など、痛みや症状の緩和を目的とする。一方、西洋のマッサージは、代謝アップやリラクセーションによってストレスを軽減することを目指しているため、手技などのアプローチの方法が異なっています」とあさいマッサージ教育研究所の浅井隆彦所長。

たとえば、東洋の指圧やあんまなどは、「経絡」という、体の中にあるエネルギーや栄養などの通り道に沿ってマッサージをする。その経絡の上に並ぶ「ツボ」と呼ばれる点を指や手などで刺激して神経の機能を促進させるので、その刺激は、やや痛みを感じるくらい強め。

 西洋のマッサージは、血液、特に静脈の循環を良くすることを目的としている。そのため、手のひらなどの広い面を使い、痛くないやさしいタッチで、末端から心臓、あるいはリンパ節に向かって、全身に手技を施す。実際の施術では、東洋式と西洋式を融合させたマッサージを行う施術者も少なくない。

【Q】マッサージをしてはいけないときってあるの?

A:熱があるとき、お酒を飲んでいるときは避けて。

 どんなときにもマッサージは良さそうなイメージがあるが、ちょっと違うようだ。「カゼなどで熱があるときに、筋肉をほぐして血行を上げるようなマッサージを行うと、発熱を促し、体温が一気に上がることがあるので、行わないで」と筑波大学大学院の白木仁教授。また、飲酒後は「筋肉の反応をとらえる感覚がずれてしまうので、マッサージを受けるのもするのも駄目」(白木教授)。

 意外にも、筋肉痛の痛みが激しいときも向かないという。皮膚に痛みや異常があるとき、食後すぐも避けた方がいいようだ。
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【Q】もみ返しってなにが起こっているの?

A:もみ返しは筋肉や筋膜の炎症です。

 マッサージの後に、かえって痛みが出たりだるくなったりする「もみ返し」。首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域の竹井仁教授は、「強く刺激しすぎたことによって筋肉や筋膜に炎症を起こしている状態」と説明する。

 ただ、正しいもみ返しと悪いもみ返しがあるそうだ。「筋肉・筋膜の異常なポイントを触診で評価したうえで、そこを正しくほぐし、コラーゲン線維とエラスチン線維の絡み合いをとると、2~3日炎症を生じることがある。

これは正しいもみ返し。その後、コラーゲン線維が再生し、正しい配列に戻ることで正常な状態へと回復します。3日後くらいから痛みが引き、1週間後には元の痛みも減少しているはず」(竹井教授)。

 それに対して、「そういった評価もせず、ただやみくもに強い力で長時間ほぐすと、正常な組織まで微少損傷をきたすことがあります。これは悪いもみ返し。1週間後にも痛みが残っていたり、元の痛みが減っていない場合です」という。

【Q】セルフマッサージはどれくらいの強さ?

A:「痛(いた)気持ちいい」くらいにとどめましょう。

 肩こりなどの症状の改善やリラクセーションなど、マッサージの目的や、個人の好みによっても、適した強さは異なる。とはいえ、力まかせにぐいぐいと刺激するのは考えもの。

もみ返しが出たり、あざになったりするのを防ぐためには、「一般的に、“痛(いた)気持ちいい”くらいにとどめるのがいいでしょう」と、白木教授は話す。人から受ける場合も、東洋系など、あえて痛みを生じさせるマッサージ以外で痛すぎるときは、施術者に一言かけよう。

【Q】マッサージでセルライトは解消できるの?

A:一度できたものは消えにくいが増えるのを予防できます。

 太ももなどの表面に、ミカンの皮のようにぼこぼこと現れるセルライト。

「慢性的なむくみが原因でリンパの流れが悪くなり、回収されずにたまった皮下脂肪に老廃物やコラーゲンがくっついて、巨大な脂肪の塊となったものです」(広田内科クリニックの廣田彰男院長)という。

 いったんセルライトになってしまうと、残念ながらダイエットや運動、マッサージではなかなか元の大きさにまでは戻りにくいようだ。

 しかも、「セルライトができると周囲の血管やリンパ管を圧迫するため、さらにむくみやすくなる。ただ、マッサージでリンパの流れを良くしておけば、セルライトが増えるのを予防することができます」(廣田院長)。

この人に聞きました広田内科クリニック(東京都世田谷区) 院長 廣田彰男さん 日本リンパ学会常任理事。徐々に力を加える。北大卒。東邦大などを経て現職。著書に『たった「5秒」のむくみとり! ストレッチ』(青春出版社)など。

つらいなーと思う人必見!肩コリの鍼灸・鍼治療の内容と効果

鍼灸で治療を受けている人の中で、肩コリでの治療の割合が高くなっています。では肩コリとはいったい何なのでしょうか?

■肩コリの原因
首や肩の筋肉が疲労すると、筋肉の中を走る血管が圧迫され、その部分の血流が悪くなり首、肩に不快感や痛みを感じます。これが肩コリです。首から肩、背中や肩甲間部などの部分に、重い、だるいといった症状が現れ、場合によっては痛みや吐き気、めまいなどをともなうこともあります。

筋肉疲労と血行障害によって起こる肩コリは、その原因に「病気によって起こる肩コリ」と「病気とは関係なく原因がはっきりしない肩コリ」の2つがあります。そしてそのほとんどは「病気とは関係なく原因がはっきりしない肩コリ」です。

「病気とは関係なく原因がはっきりしない肩コリ」は、次のようなものが原因と考えられます。

・長時間同じ姿勢をしている

一番多いのは、パソコンや携帯、ゲーム、読書、手芸など、下向きの姿勢を長い時間、続けていることです。下を向いている間は、体重の約10%の重さもある頭を支えるために首の後ろの筋肉が収縮し続けているので、凝って硬くなり、神経を圧迫します。

そのため、症状は肩だけでなく、繋がっている頭や背中、上肢にも出ます。

また、この下向きの姿勢や座ったままの姿勢を続けていると、頭の重さを分散して支えるため、あえて弓状の曲線を描いている頸椎が真っ直ぐになってしまう「ストレートネック」と呼ばれる状態になります。

ストレートネックになると、頭を支えるために首と肩の筋肉に負担がかかり、コリがひどくなります。これをそのままにしておくと、首・肩の骨や関節にさまざまな影響を与え、症状が悪化すると、頚部椎間板ヘルニアになることもあります。

●運動不足

運動不足になると、首・肩の筋肉が弱ってきます。そのため、約6kgある頭を支えるためには、かなりの負担を強いられることになります。また、運動を行なわないと筋力や筋肉の柔軟性が減少します。疲労物質や老廃物がどんどん増すことになり、筋肉は硬くなり、首や肩はよりコリがひどくなってしまいます。

●ストレス

ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位となるため、血管が収縮し、首・肩や背中の筋肉が緊張し、コリが起こります。そして、コリを感じることが更なるストレスとなり、ますます自律神経のバランスを崩し…と悪循環に陥りやすくなります。

●目の酷使

テレビやパソコン、携帯電話のような光を発する機器をずっと見ているとき、目に入ってくる光量の調整のため、瞳孔は自律神経の働きによって開いたり閉じたりします。これを長時間続けていると瞳孔括約筋が疲れてしまい、自律神経のバランスが崩れます。

バランスが崩れ交感神経優位となることで首・肩の血行が悪くなり首・肩にコリを感じるようになります。

■鍼による肩コリの治療
首・肩コリの原因はさまざまなため、首・肩まわりの筋肉をほぐすと症状は軽くなりますが、それだけでは根本的な治療にはなりません。首・肩コリの根本治療のためには、首・肩だけに鍼治療を行なうのではなく、身体全体の治療も行っていきます。

身体全体の治療としては、血行を良くする、免疫の強化、自律神経とホルモン分泌の調整などを行なうため、全身にあるツボに鍼刺激を行ないます。そして患部治療は首・肩のコリの芯に鍼を刺入し、コリをほぐします。

鍼治療を行なうことで、老廃物が溜まって硬くなっていた筋肉が緩み、血流が改善されます。改善された血流によって溜まった老廃物が流され、首・肩コリの改善となります。

快眠に効くちょこっとマッサージ4選

「何だか今日は気持ちが落ち着かなくて眠りにつけない…」こんな経験をされたことはないですか?

なかなか寝つけない夜をお過ごしの時は、体をマッサージしてあげると眠りにグッと近づきやすくなります。心地よい刺激を体に与えて、快眠を誘いましょう。

■爪揉み

指先には全身に通じるツボがあるので、ここをマッサージすると体の血の流れが良くなり、リラックス効果を得ることができます。

もし爪が揉み慣れない、という方はハンドクリームを塗って滑りを良くしてあげるといいでしょう。やや強めにマッサージするくらいが◎。

■足裏揉み

足先が冷たいと夜もなかなか寝つけなくなります。おやすみ前に足先に冷えを感じた場合は、足裏を揉みほぐして血流を良くしてあげましょう。

マッサージを行っていると、じんわりと体が温かくなっていくのを実感できるので、夜もぐっすり眠れるようになります。

■泡石鹸マッサージ

お風呂に入った際、石鹸でフワフワの泡を作ります。そしたらその泡で疲れている部位をマッサージ。これなら滑りもいいので、力もいらず楽に体のコリをほぐすことができます。

また、お風呂タイムはシャワーで済まさず、ちゃんと湯船に浸かってしっかり疲れを取るようにしてくださいね。

■頭皮のツボ押し

頭皮には様々なツボが存在しますが、中でも快眠に効果的といわれているのが、頭頂部にある「百会」。

このツボは自律神経のバランスを整えてくれるので、不眠解消の効果をもたらしてくれます。自分が心地いいと感じる程度に刺激してください。

いかがでしたでしょうか?

簡単なセルフケアで眠りに効果的なマッサージが行えます。疲れが気になる時は、ツボ押しなどで体の不調を取り除いてあげましょう。

大好評の「猫手マッサージ」! 動画で基本テクをチェックしてセルフマッサージ

巷でよく見る「整体」や「カイロプラクティック」は、無資格で開業できるものですが、一方で国家資格である「あん摩」「指圧」などと何が違うのか、なかなか良くわかりません。

整体やカイロプラクティックは、実際には医療行為の補完的なものと位置づける立場もありますが、医療行為そのものでも医療類似行為そのものでもありません。

そこで、今回は、整体やカイロプラクティックというのは、本来どのような行為を指すのか、整体やカイロプラクティックの名の下でできない行為はどのようなものなのか、お話しします。

■整体とは何か

整体とは、体全体の骨格や間接の歪みやズレの矯正や骨格筋の調整などを、手技や補助道具を使って行う行為を指します。このような行為を施すことによって、体幹から四肢への血行の流れなどを良くして、種々の症状の改善を期待する、いわゆる「健康法」の一種とされています。

先にも述べた通り、このような整体を行うにあたって、国は資格を必要としておらず、無資格で開業することが可能です。

■整体でできないこと

整体は、先にも述べた通り、あん摩、指圧とは異なりますし、また整体師は医師ではありません。そこで、各種法律によって定められている規制に従わなければなりません。

まず、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」においては、医業類似行為を行えるのは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復の国家資格を持つものに限られると定められています。

例えば、脱臼や骨折している人に対して、これを正しい位置に戻すなどの矯正を行うことや、捻挫している人などに対してマッサージを行って症状を緩和することができるのは、これらの資格を持つものだけであり、整体師がこれを行うことはできません。

肩こりも疾患のひとつであるとされているため、それを治療・矯正する目的で無資格の整体師が施術を行うことは、先の規制に違反する恐れがあるといえます。

整体師は「医師」と名乗ってはいけませんし、整体師が開設する施術のための場所を「病院」「療養所」「診療所」など、病院や診療所と紛らわしい名称をつけることはできません。

当然、病名の診断もできませんし、外科手術や麻酔、血圧測定なども医師法その他の周辺の法律によって禁じられています。調薬や投薬も当然できません。

■整体に頼ると危険なこと

整体によって一時的に体の不調を緩和する作用が得られる場合もありますが、肩や背中、腰の痛みは、時に重大な病気のサインであることもあります。安易に整体に頼ると、隠れた病気を見逃して命の危険にさらされることもないとは言えません。

気軽に利用しやすい整体ではありますが、実際には法的に「スレスレ」な面があることや、リスクも考えたうえで施術を受けるべきでしょう。

*著者:弁護士 寺林智栄(琥珀法律事務所。2007年弁護士登録。法テラスのスタッフ弁護士を経て、2013年4月より、琥珀法律事務所にて執務。)

医師も推奨!ふくらはぎマッサージのすごい効果とは?

■健康の要でもある血流促進効果を期待できる!

多くの人が、病院で血液検査を行ったことがあると思いますが、それほど“体調”と“血液”には密接なつながりがあります。

私たちの体には細部にわたって血管が張り巡らされ、血液が流れていますが、その血液の流れをよくすることは、日々の健康を管理する上でとても重要です。そのひとつとして、「ふくらはぎ」の筋肉をほぐすことは有効です。

■なぜ、ふくらはぎの筋肉をほぐすといいの?

血液の70%が下半身に集まっており、それら血液を心臓に押し戻す役割を担っているのが「ふくらはぎ」なのです。

しかし、ふくらはぎは、とても疲れやすく、むくみやすく、放置しておくと血流が滞りやすくなります。そのふくらはぎの筋肉をもみほぐすことで、血液の流れがスムーズになり、健康につながるのです。毎日マッサージをすると、体の内側から血流をよくすることができますよ。

■ふくらはぎマッサージは、まさに万能薬

ふくらはぎをマッサージすることは、全身の血液循環を良くするだけではなく、血管の老化を予防する効果もある、といわれています。
全身の血行改善や健康維持にも役立つのです。また、むくみ、疲れ、体のだるさ、全身倦怠感、というような自律神経の乱れの予防にも効果があります。

■まとめ

人間は、だれでも夕方になると、重力の関係により足がむくみ、疲れるもの。そんな疲れを、入浴中や自宅でリラックスしながらふくらはぎを揉んだり、マッサージすることですっきり!血液の流れをよくすること以外にも、リラックス効果も期待できるので、ぜひ心がけたいものですね。

足は健康と美容のカギ 足裏もみほぐしで全身の悩み解消

足は、立つとき、歩くときの大切な土台。足裏をもむだけ、足指を鍛えるだけで、便秘や腰痛など不調を解消、ダイエットや小顔に効果があるなど、美容にも役立つことがわかってきました。

【関連画像】このように、親指が90度以上反るのが浮き指の目安。あなたは大丈夫?

* * * * *

 サンダルを履いたり、ボトムスの素材が薄くなって丈が短くなるなど、足や脚の露出が一気に増える夏。かかとのカサカサや、太ももや足首など脚のラインが気になってくる人も多いだろう。そこで、「日経ヘルス」編集部では、足と脚のお悩みを解消するため、専門家に取材をした。

 すると、見えてきたのは、私たちの体の土台である「足」の重要性。足がゆがんだり、足が全身をしっかり支えられないと、そのひずみは、脚へ、骨盤へ、首へと上半身に及んでいく。足を土台として立っている間、歩いている間に、そのひずみは全身に影響するのだ。

 だが逆に、たった数分程度足裏をほぐしたりもんだり、刺激したり、足指を鍛えたりするだけで、その影響を抑えることができる。さらに、便秘、腰痛や肩・首の凝り、もっと言えば、顔のほうれい線、あごのゆがみ、頭痛といった、多くの女性が気になる“全身のお悩み”を解消できることがわかってきた。外反母趾や浮き指といった“足自体のトラブル”、むくみ・冷えといった“脚の不調”の解決はいうまでもない。

●「足裏」をもむだけ 「足指」を鍛えるだけ

足裏をもんだり足指を鍛えれば、なんと全身にこれだけの影響を及ぼすという。まさに「足」は、健康と美容のカギ! 足裏ケア、始めない理由はない!

【頭】あごのゆがみがとれる・頭痛を解消

【顔】ほうれい線が消える・小顔になる

【首】首こり解消

【肩】肩こり解消

【脚】冷え・むくみ解消!・ひざの痛みも改善

【腹】便秘解消!・お腹もへこむ

【腰】腰痛改善
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3大足指悩みが、姿勢やスタイルに影響!

「すでに外反母趾や浮き指、扁平足が現れている人は、それが原因でボディバランスまで崩れている可能性も高い。足裏のバランスを整えると姿勢やスタイルの改善にもつながる」(笠原さん)。

●【外反母趾】ヒールを履かなくても起こる

・悪い歩き方でO脚やゆがみに

外反母趾だと足指が踏ん張れないため重心がかかとに偏り、左右差も生じる。「足先が外方向へ流れる『ねじれ歩行』となりO脚や体のゆがみに」(笠原さん)。

●【浮き指】指が床にしっかりつかない

・太ももとお尻が張る下半身太りに

重心がかかとに片寄るため、歩行の突き上げが、ひざ・腰・首に伝わり、痛みや不調が出る。「特に足裏の不安定さをお尻と太ももの筋肉で支えるために太くなる」(笠原さん)。

●【扁平足】衝撃とねじれが体に伝わりやすい

・小太りで寸胴(ずんどう)疲れやすい

「足裏の不安定さを体全体に力を入れて補うため、くびれのない小太り寸胴に。地面からの突き上げを受けることで、首を痛め疲れやすく、過食へと悪循環に」(笠原さん)。

(写真提供:笠原院長)

<この人に聞きました>
笠原 巖さん
カサハラフットケア整体院院長(神奈川県横浜市)
外反母趾、浮き指研究家。笠原接骨院院長。柔道整復師。43年におよび11万人以上の足をみる。著書『外反母趾は今すぐ治す』(自由国民社)ほか多数。http://kahanshindiet.net/

骨盤のひずみで足の長さが変わる?

私たちが姿勢を保持したり、体を動かしたりするとき、筋肉が本来のパワーをしっかりと発揮していなければ、関節や筋肉への負担は強まります。体の隅々にわたっている神経の働きに異常がないことはもちろん必要なのですが、神経がしっかりと機能するために、背骨の土台である骨盤の状態が安定していることがとても大切です。

骨盤には、姿勢を左右する重要な筋肉が複数ついているため、骨盤のコンディションにより、姿勢に変化を及ぼし、デスクワークで姿勢を保つ際に疲れやすさを生じたり、前かがみの姿勢で荷物を持ち上げようとすると、腰に違和感を生じたりと、動作を取った際の不調を感じるようにもなります。

このように、姿勢や動作においても重要な骨盤ですが、その不調にもつながりかねない骨盤の歪みを知るために、足の長さの変化に注目する方法があります。簡単にみる方法として、まずあおむけに寝ます。この時、足の長さに差が出ているかを確認します。

右足のほうが左足よりも短かったり、またその反対もありえます。

次に上半身を起こし、長座になりましょう。そして、再度、足の長さをチェックします。(ご自身でわかりにくい場合は、他の人に見てもらいましょう)

先ほど、短かった足が長くなっていると、骨盤の歪みを生じている可能性が考えられます。骨盤の歪みの中にも複雑なものもあるため、すべてを見いだすことはできませんが、簡単なチェックにはなります。

歪みが見つかったら、長座のまま、お尻をぎゅ~っと閉じてください。5秒間キープを3回行ったら、お尻で床を歩いてみましょう。右の坐骨(ざこつ)を前方へ移動→左の坐骨(ざこつ)を前方へ移動……と左右交互に移動させるとお尻で前進できます。

バック(後方へ移動)もしてみましょう。こうすることで、骨盤についているいくつかの筋肉に刺激が入り、骨盤の状態が調整されます。

※先天的に股(こ)関節などに問題がある場合は、上半身を起こして長座になったときには、変化がみられないとされています。

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)
オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

便秘、不眠症、EDも改善? 男の悩みに応える、簡単足ツボマッサージ

たくさん歩いた日や、立ちっぱなしだった日に、自分で自分の足の裏を触って、つちふまずを押してみたりすると気持ちいいですよね。

 多くの方がご存じのように、足裏には内臓をはじめとした体の各部分と対応する「反射区」があり、その部分を刺激することで血行がよくなり健康につながるという考え方があります。

 しかし、刺激すべきは足裏だけではありません。『超健康に長生きできる「足もみ」力:1日10分 「第2の心臓」である足をもんで、全身の大そうじ』(田辺智美/著、三笠書房/刊)は、心身の健康を促すポイントは足裏だけでなく足全体にあるとして、それらを日々自分で刺激する健康法を紹介しています。

 たとえば、足を刺激することで体のこんな不調にも効果が期待できるといいます。

■便秘

 便秘は生活習慣からくるところが大きいので、根本的な改善には「食生活の見直し」や「適度な運動」「ストレス発散」が欠かせません。しかし、それでもダメなら胃腸の反射区を刺激してみると効果があるかもしれません。

 たとえば、「直腸」の反射区は、くるぶしの内側とアキレス腱の中間にあります。くるぶしの骨のきわに親指を食い込ませるようにして、上下にもんでみましょう。
 また、足の裏には下行結腸、S状結腸の反射区もあり、こちらも刺激すると効果的です。

■不眠症

 いまや日本人の5人に1人がかかっているといわれるように、不眠症は日本の国民病といっても過言ではありません。

 これも、不規則な生活や食事、過剰なストレス、夜間のパソコンなど生活習慣によるところが大きいといえますが、「冷え」も原因の一つだとされ、これは足を揉むことで改善を見込めます。

 もしどうしても寝付けなかったり、夜中に目が冷めてしまったら、親指とひとさし指で足の親指を挟んで、3秒間指圧してみましょう。これを繰り返すことで、足裏の親指の部分にある小脳の反射区が刺激されますし、下半身の冷えも解消されてすっきりと入眠できるかもしれません。

■ED(インポテンツ)

 EDをはじめとする勃起不全は、男性にとって大きな悩みになります。もしそれがストレスなど精神的なところから来ているのであれば、足裏のかかとの部分をもんでみると改善する可能性があります。

 また、足裏でなくくるぶしの周辺には前立腺や睾丸の反射区もあるので、こちらも刺激してみましょう。

 今回詳しく書けなかった反射区も、その他多数の体の不調に対応する足のポイントも、本書には詳しく解説されています。

 自身の体と相談しながら、試してみてはいかがでしょうか。

整体師が「肩が凝っていますね」と言うのは違法?知っておきたい整体のキホン

巷でよく見る「整体」や「カイロプラクティック」は、無資格で開業できるものですが、一方で国家資格である「あん摩」「指圧」などと何が違うのか、なかなか良くわかりません。

整体やカイロプラクティックは、実際には医療行為の補完的なものと位置づける立場もありますが、医療行為そのものでも医療類似行為そのものでもありません。

そこで、今回は、整体やカイロプラクティックというのは、本来どのような行為を指すのか、整体やカイロプラクティックの名の下でできない行為はどのようなものなのか、お話しします。

■整体とは何か

整体とは、体全体の骨格や間接の歪みやズレの矯正や骨格筋の調整などを、手技や補助道具を使って行う行為を指します。このような行為を施すことによって、体幹から四肢への血行の流れなどを良くして、種々の症状の改善を期待する、いわゆる「健康法」の一種とされています。

先にも述べた通り、このような整体を行うにあたって、国は資格を必要としておらず、無資格で開業することが可能です。

■整体でできないこと

整体は、先にも述べた通り、あん摩、指圧とは異なりますし、また整体師は医師ではありません。そこで、各種法律によって定められている規制に従わなければなりません。

まず、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」においては、医業類似行為を行えるのは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復の国家資格を持つものに限られると定められています。

例えば、脱臼や骨折している人に対して、これを正しい位置に戻すなどの矯正を行うことや、捻挫している人などに対してマッサージを行って症状を緩和することができるのは、これらの資格を持つものだけであり、整体師がこれを行うことはできません。

肩こりも疾患のひとつであるとされているため、それを治療・矯正する目的で無資格の整体師が施術を行うことは、先の規制に違反する恐れがあるといえます。

整体師は「医師」と名乗ってはいけませんし、整体師が開設する施術のための場所を「病院」「療養所」「診療所」など、病院や診療所と紛らわしい名称をつけることはできません。

当然、病名の診断もできませんし、外科手術や麻酔、血圧測定なども医師法その他の周辺の法律によって禁じられています。調薬や投薬も当然できません。

■整体に頼ると危険なこと

整体によって一時的に体の不調を緩和する作用が得られる場合もありますが、肩や背中、腰の痛みは、時に重大な病気のサインであることもあります。安易に整体に頼ると、隠れた病気を見逃して命の危険にさらされることもないとは言えません。

気軽に利用しやすい整体ではありますが、実際には法的に「スレスレ」な面があることや、リスクも考えたうえで施術を受けるべきでしょう。

*著者:弁護士 寺林智栄(琥珀法律事務所。2007年弁護士登録。法テラスのスタッフ弁護士を経て、2013年4月より、琥珀法律事務所にて執務。)

女性専用性感マッサージを利用する女たちの言い訳

「女性専用」と聞くと心ときめくと同時に、女性同士ならではのトラブルなんかも想像したくなる。昨今増える一方の女性専用○○の実態を確かめるべく、SPA!女性記者たちが潜入しまくってみた!

◆女たちが望んでいるのは、快感と自分自身への言い訳だった!【性感マッサージ】

 女性用デートサービスとともに近年需要が拡大しているのが、「感じることでホルモンバランスを整える」という女性専用の出張性感マッサージ。基本的には一般のホテルやラブホテルで施術を受け、料金はコースによって異なるが数万円ほど。

無料の本番オプションを売りにする業者もあるが、女性から人気なのは「あくまでマッサージを受けているだけ」と自分に言い訳ができるマッサージオンリーを謳う業者だ。

 下着を外して全身愛撫がコースの基本だというが、「上半身のみ」という条件で記者も挑戦してみた。基本的にはフェザータッチでくすぐったいマッサージ(?)が永遠続くのだが、中にはAVのごとく途中で我慢できずに挿入を望む女性がかなり多いのだとか。

「利用が多いのは40代の女性。既婚者でもこの“マッサージ”の常連という方もいます。会話の端々にマッサージと美容という言葉を入れてあげると罪悪感も薄れるんでしょうね。その後のリピート率も跳ね上がりますよ(笑)」

 美容や健康にどういいのかはわからなかったが、行為はセックスの前戯そのもの。

男をカネで買うという行為に、体のいい言い訳をしているように思えてならないが……。言い訳をつくりつつ欲求不満も解消するこのサービス。一部の女性たちに大ウケなのだ。

忙しくても続けられる簡単リフレッシュ体操4つ

忙しくて体操どころじゃなくても、カラダが凝り固まってしまったら、仕事も捗らなくなってしまいますよね。

しかし、そんな忙し過ぎる状況でも、続けられそうな簡単体操があるのです。早速ご紹介しましょう。

◆腕のパソコン疲労解消

パソコンをしていていると肩や目だけではなく、腕にも疲れが溜まりますよね。そんなときは、パソコン作業の合間にできる腕ストレッチが効果的です。まず、「右腕を前に伸ばしたまま、左の手で、右の手首をグーッと下に折り曲げます。

それにより、腕の外側が良く伸びます」次に「右腕を前に伸ばしたまま、左の手で、右の親指以外の4本指を反り返らせるように自分の方にグーッと折り曲げます。

それにより、腕の内側が良く伸びます」これを、全く同じように反対側の腕も行います。両腕がほぐされると、後のパソコン作業がグッと楽になりますよ。

◆固まったら首伸ばし

成人で約5㎏はあると言われる頭。その頭を支える首は、いつも疲れているのです。よって、忙しくてもできる体操で、ほぐしてあげましょう。まずは、「右の手の平で、頭の左側を上方から覆います。

その後、優しく右側に頭を少し倒してあげてください」。それにより、首の左側が効果的に伸ばせます。これを同じように反対側も行います。

伸ばされている側の腕は下に降ろしたままです。尚、決して強く、無理には倒さないようにしてくださいね。少し傾けるだけでも、かなり効果的に首の側面を伸ばせますよ。

◆気が向いたら立ち体操

立ったままできる腹筋体操があります。それは、単純な二段階の動作のみ。まずは、「『腰』と『両肩』のみを、息を口で吐き出しながら前に出して、背中を丸めます」。そして、「息を鼻から吸い込みながら姿勢を戻します」。

それを繰り返すだけです。何気なく、腹部の筋肉・腹部のインナーマッスル・お尻の筋肉を鍛えながら、肩甲骨周辺をほぐせます。気が向いたとき、好きな回数でOK。

◆寝る前に腕ぐるり体操

夜寝るとき、「両腕を伸ばして頭の上方に上げて、腕を伸ばしたまま横に下げ、そのまま下まで降ろす」という、いわゆる定番ともいえる体操の両腕回し動作を、仰向けになって行ってみてください。

実際に体感するとわかりますが、立ったまま行うより、何倍も気持ちが良いのです。寝る前に“自分が気持ち良い回数”を行うだけで、肩全体を効果的にほぐすことができますよ。

いかがでしたでしょうか?

忙しすぎて体操に気が回らない時にも、簡単で気持ちが良いので、思わず病み付きになるかもしれないリフレッシュ体操です。是非、お試しくださいね!

マッサージの後にお酒を呑めばリラックス効果アップ

毎日、せっせとパソコンに向かい、疲れ目や肩こりと戦いながら仕事をこなしているうちに足もむくんで、腰もつらくなってきた……と疲労が全身に及びそうな危うさを感じている人も多いかと思います。

そのような人に必要なのはやはり「リラックス」です。

このようなあらゆる症状を会社帰りに解消しよう!と思うと、マッサージ店へ足を運び、全身をほぐしてもらうという方法は珍しくなく、男女ともにつらくなるとマッサージ店へ飛び込むリピーターも多数。

マッサージを受けて気持ちがよくなり、心も体も軽くなったところで、欲しくなるものは……「お酒!」と答える人がいます。お酒によるリラックス効果で、さらなる心地よさを得ることができるのでは、と期待できそうですよね。

ぬるめのお風呂に浸かりながら、冷えたビールを飲んでバスタイムを楽しみたい、なんていう声も聞きます。

確かにマッサージで気持ちよくなり、心身の緊張感がほぐれたあとの飲酒は、リラックス効果が得られそうです。しかし、ここは注意が必要です。

マッサージによって、体の血流が促進された状態に飲酒によってアルコールが入ってくると、普段、酔わないお酒の量でも酔ってしまうことがあります。

気持ちよく酔えるならまだしも、吐き気がしたり、頭痛がしたりと、具合が悪くなって寝込んでしまうケースがあります。これでは、せっかく受けたマッサージによる心地よさも台無しになってしまいます。

「少量のお酒で酔えるなら安上がりで良いかも」という声もありますが、少量で酔い始めて、思わずいつもの調子で呑み続け、その結果泥酔することになった場合。

布団ではないところで寝ていたり、枕から頭が外れた寝姿勢のまま朝を向かえ、寝違えて首が動かせない!!なんていうことも起こりえます。

すぐに痛みが消えなければ、病院や治療院のお世話になるかも?というところまで考えると、やはり、マッサージ後の飲酒は我慢したほうが無難だといえるのです。

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

危険!良くなるどころか逆に体が悪くなるNGマッサージ3つ

残業続きの毎日で体がヘトヘト、家事や育児に追われる毎日、そんな中、たまに行くマッサージが至福のとき。だけど、マッサージあとに“もみ返し”、“気持ちが悪い”、“めまい”などを感じたことありませんか? 

気持ちいいはずのマッサージでもほぐし方によっては生命に関わる危険性もあるんです。

足うらやふくらはぎのマッサージは健康になるために行うものです。だから体調を悪くするようなほぐし方は避けてください。今回はマッサージを行う際の注意についてお伝えしたいと思います。

■1:食事のすぐあとは危険!

食事をしたあとは、足うらやふくらはぎをほぐさないでください。足うらは内蔵と繋がっています。ですから、消化などの活動で内蔵が疲れている状態で足うらをほぐすと体がだるくなり気分が悪くなることがあります。だいたい食後2時間は空けて内蔵の活動が落ち着いたころに行うことをおすすめします。

■2:激痛のほぐし方は危険!

よく、「痛いくらいでないとマッサージした感じがしない」という人がいますが、これは注意してください。臓器への刺激が強すぎて、めまいや吐き気を感じることもあります。少しもんだだけで激痛のある場所は避けて、少し痛気持ちいいくらいの力加減でほぐしてあげましょう。強い力を与えるのもよくありません。

■3:妊娠初期は注意して!

妊娠中は体液の流れが滞るため、足うらとふくらはぎのマッサージは効果的です。ですが、妊娠初期は、体液の流れがよくなりすぎて体調を崩してしまうことがあるので避けてください。胎児に影響をあたえる危険性もあるので注意してください。

ふくらはぎをほぐすと、むくみが解消され、体のなかの老廃物が排出します。足うらをほぐすと、臓器の不調を整え、心と体の状態がよくなります。足うらとふくらはぎのマッサージは特別な道具も使わず、シンプルで簡単にできます。ふくらはぎだけではなく、できれば両方ほぐしてあげてください。

そして、マッサージを行う際の注意として、上記のことを知っておくと安全・安心ですよね。

整体やカイロプラクティックの施術はクセになるから、ずっと通院する必要ある?

肩こりや腰痛がつらくて、何とか不調を解消させたいといった時の選択肢に整体やカイロプラクティックといった治療院を検討することがあるかと思います。ですが、整体やカイロプラクティックのような治療院で一度施術を受けると、癖になってしまい、ずっと通院し続けなくてはならなくなってしまう……というウワサを聞いたことはないでしょうか?

治療院へこの先ずっと通い続けるなんて、施術の依存症のようで恐ろしい!と思って、つらい症状も我慢しているという人もいるようです。

しかし、「施術が癖になる、依存症になるの?」という心配は、通院している人の話を聞くと誤解してしまいやすいかもしれません。

というのも、1度きりの通院で終了している人もいますが、肩こりや腰痛などの慢性的な症状でお悩みの方々は、「整体に通い始めたんだよ」「カイロプラクティックにかかって1年くらい経つよ」「肩こりがつらくなる度に施術を受けているよ」と、複数回の通院、あるいは長期間にわたり、施術を受け続けている表現をする場合が少なくないからです。

「整体に通い始めたんだよ」  →  お稽古事のようにずっと通うことになるの?

「カイロプラクティックにかかって1年くらい経つよ」 →  え!1年も? 通わずにはいられなくなるっていうこと?

「肩こりがつらくなる度に施術を受けているよ」  →  これって、施術に依存しているっていうこと?

このように感じる場合があるようです。

肩こりや腰痛、頭痛、胃腸の不調、倦怠感、眠りが浅いなど、日常度々感じる体調不良は、日頃からさらされ続けているストスが、発症のきっかけとなっている場合が多いです。

例えば、仕事で毎日パソコンに向かい納期やミスの不安を抱えながら時間に追われているといったことや、対人関係のトラブルがあり、そのことを気にせずにはいられない、ということなど。

ストレスを感じていたとしても仕事をやめるわけにいかなかったり、何事にも動じない性格になればいい、と分かってはいても、簡単に性格や思考を変えるのは難しいです。ですから、ストレスが心身へ症状を出すような状況である期間は、結果的に通院をしている、というケースが多いのではと思います。

言い換えると、整体やカイロプラクティックへ通いたいと思っている時は、体が回復するために、自分の治る力だけでは足りず、少しお手伝いしてもらうことが必要な期間である、ということです。

施術が及ぼす心身への影響には個人差がありますが、数回の施術で、ハードに仕事をしても疲労の感じ方が軽くなったり、腰痛の表れる頻度が減少したり、自分で行う肩こりストレッチの効果が表れやすくなったり……と、自分で良いコンディションを維持していくことができるといった自信に繋がるようになるケースも少なくありません。

心身に無理のかかる生活が続いた場合の体の変化にも気が付きやすくなるため、症状が本格化する前に施術を受けておこう、というように健康管理のためのメンテナンスとして治療院を利用し続ける人も出てくるのです。

癖や依存というものではなく、体のお手入れをいつするべきか、どれくらいのペースで、お手入れをする時期がやって来るのか、ということが、生活習慣や性格、環境などに左右されるため、通院回数・期間に対する意識も人それぞれである、と考えられるので、怖がらずに治療院を症状改善のための選択肢に入れてもよいのではと思います。

(但し、よく報道にもありますが、悪質な治療院にはご注意ください)

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

疲れた体に効く、プロが教えるマッサージの上手いやり方とコツ【LHベストヒッツ】

疲れている人の肩や背中をマッサージしてあげると、すぐに自分の方が疲れてしまう...なんてことありますよね。マッサージのプロではないから当然かもしれませんが、やり方は正しいのか? 

もっとうまいやり方があるのではないか? 力加減は本当にちょうどいいのか? など、気になっている人は多いのではないでしょうか。

特別習っていなくても最初からマッサージが天才的にうまい人もいますが、そういう人はごく少数。

そこで今回は、マッサージのプロであり「Elements Therapeutic Massage」の設立者であるMichele Merhib氏から、体のコリや疲れを取りのぞいてくれる、マッサージの上手いやり方とコツを教えてもらいました。
Photo remixed from an original by Adam Gregor.

■誰かにマッサージをする場合

自分の体重をうまく使えば疲れない

Michele氏が、マッサージされる人から一番よく聞く不満は、マッサージしてくれたとしても、数分経ったら手や腕が疲れた(時に痛めた)からとすぐに止めてしまう...というものだとか。

その原因のほとんどは、ポジショニングにあります。マッサージの上手い人は、握力を使うというよりも、立ち位置と重力(体重)をうまく使っているそうです。

誰かにマッサージをする時は、相手の隣に立ったり、ソファで隣に座ったりするのではなく、相手が床に座っているのであれば自分はソファに座り、相手がイスに座っているのであればその背後に立ちましょう。

相手には、床に敷いたマットやブランケットなどの上に横になってもらうのもいいですが、もし座っているのであれば、背中をマッサージする時には体を少し前に傾けてもらうと、体重をかけて伸ばしやすくなります。

マッサージオイルを使う

余計な摩擦で不快感を与えないために、マッサージをする時はオイルやローションを使うと、楽に手をすべらせることができます。相手の背中に付けるのではなく、自分の手に付けて、少し体温でオイルやローションを温めてからマッサージしましょう。

相手を傷つけない

筋肉をつかみすぎたり、圧迫しすぎたりしないようにしましょう。指を揃え、手全体を使ってマッサージすると、筋肉を傷めることは避けられます。Michele氏によると、マッサージは銅像を造るのに似ているとのこと。

最初に土を捏ねるときは、柔らかくなるまで時間をかけなければなりません。マッサージも同じで、もみほぐす前に時間をかけて筋肉をさすって温めましょう。

まずは、力加減がちょうどいいか、相手に聞きましょう。グッと押されている感覚はありつつ、痛みがない状態が良いです。もっと強い方がいいと言われたら、自分の体重をさらにかけるようにして調節しましょう。かなり固くなっている筋肉をほぐす場合は、指の関節を使ってもいいです。

「Dummies.com」に、マッサージのコツや心得(受ける側のものも)が載っています。首の前面、上腕の内側、下腹部などは、マッサージをしない方がいいので注意しましょう。英文ですが、マッサージのカンペのように、かなりポイントを押さえてまとめてあるので、気になる方はチェックしてみてください。

首と肩のマッサージ

最初はやさしく柔らかく、左の肩に手の平全体を使って力を圧し当てます。手を首の横にすべらせながら、首の付け根までさすり、その動きを上下に繰り返します。動きの流れが途切れないように、反対の右肩も同じように繰り返してください。これを数回繰り返しましょう。

上の「Educating Hands School」のマッサージデモは、絞り上げるスクウィーズテクを使った、肩と首のマッサージです。

背中のマッサージ

手の平全体と親指の付け根の腹の部分を回しながらさすり、背骨に沿って筋肉を温めていきます。背骨自体を押さないように注意してください。下の方に下がるにつれて前かがみになります。手の平を背中に圧し当て、ゆっくりと体重をかけながら押します。最後に、手の平全体を使ってやさしく、背骨に沿って筋肉をもみほぐしていきます。

このデモビデオは、座った姿勢での背中全体と首のマッサージです。少し長いので、リラックスしながら見てください。

■セルフマッサージをする場合

Michele氏は、自分で筋肉の緊張を取り、マッサージするコツも教えてくれています。体の部位ごとに解説していきましょう。



右肩の場合は左手、左肩の場合は右手、とマッサージしたい方の肩と反対の手を使います。肩をやさしく押しながら、親指を首にあてて上げていきます。反対側も同様です。試しに今すぐ自分でやってみましょう。



消しゴム付きの鉛筆を使います。手の平を上に向けて、消しゴムの部分で、手の平(特に親指の付け根の腹の部分)を押します。円を描くように動かしながら、力を徐々に強くしていきます。

反対の手を使うよりも、鉛筆の消しゴムの方が柔らかくていいですし、両方の手に感触があると、どちらの信号を受け取ればいいのか脳が混乱すると、Michele氏は言っています。

手首の痛みを解消するには、手を肘の方に向けて押すように伸ばすといいです。一日に何度か手と指をほぐすマッサージをするといいでしょう。デモビデオ付きの手首を伸ばす簡単ストレッチの過去記事もありますので、こちらもチェックしてみてください。

背中

いわゆるバランスボールのようなエクササイズに使うボールは、背中のマッサージにとてもいいです。その上に寝てゴロゴロしてみましょう。これで背骨がうまく調整されます。バランスボールを持っていない場合は、孫の手や背中のマッサージ器のような道具でも、背中の筋肉はしっかりとマッサージ可能です。



運動選手がよく使う方法ですが、テニスボールやゴルフボールを足の裏でゴロゴロと転がし、つま先からかかとまで、左右をマッサージするといいです。土踏まずの部分も時間をかけて行いましょう。

体の一部や、一日のうちに短い時間だけでも、マッサージをすることで疲れがグッと軽減したり、体が楽になります。「MassageFree.com」には、無料のマッサージビデオがたくさんあるので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

肩甲骨と骨盤だけ! この2つのストレッチで不調をまとめて撃退!

あれこれやるのは面倒でも、2つだけならできるかも!?

子どもの頃は、肩こりがどういうものか、よくわからなかった。肩を揉む両親を見ながら、大人になればわかるのかと思っていたが、悲しいかな、中年になった今では嫌になるほどよくわかる。マッサージをしても、一時的に楽になるだけで、すぐにまた元通り。この痛みがとれるときは来るんだろうか?

そんな悩みをもつ人に朗報が! 肩こりをはじめとする頭痛、腰痛、冷え性といった(中年にありがちな)不調は、肩甲骨と骨盤、たったその2つのストレッチでかなり取り除けるのだそうだ。あれこれやるのは面倒でも、2つだけならできるかも!? フィジカルトレーナー・宮崎裕樹さんに、その仕組みを解説してもらった。

基本は、肩甲骨→骨盤→連動運動の3ステップ

【ステップ1】肩甲骨(写真上)
肩甲骨は健康のバロメーター。肩甲骨周辺には、上半身の主要な筋肉やじん帯、関節、血管が集まっている。その肩甲骨がこり固まったり動かなくなると、それらの本来の機能が失われてしまう。本来あるべき位置に肩甲骨が収まり、可動性が良い状態に戻ると首や肩、胸、骨盤とのバランスも改善されて、姿勢も良くなり、ゆがみも軽減する。体を整えるためには、肩甲骨を自由に動かし、柔軟性を高めておくことが重要になる。

【ステップ2】骨盤(写真中央)
次に、体のほぼ中心にある骨盤。肩甲骨と同じく、骨盤の周辺には腹筋や背筋、大臀筋など重要な筋肉が集まっている。 骨盤は体を支える土台であり、姿勢を正しく保つ機能を持っている。骨盤周辺の筋肉のバランスが崩れると、背骨がゆがみ、たるみや筋肉のこわばりが起こる。そのため、ストレッチで骨盤周辺の筋肉を緩めて、骨盤を前傾や後傾、左右にひねるなど自由に動かすことができれば、不調になっている原因のゆがみが改善される。

【ステップ3】連動運動(写真下)
肩甲骨と骨盤は、背骨を通してつながり、対になっている。例えば、歩行時に右足が前に出るとき、右の肩が後ろに引っ張られる。左足は後ろにあるので、左の肩は前に出る。このように肩甲骨と骨盤は、相互に連動して動いている。

したがって、単一の部位をストレッチするよりも、肩甲骨と骨盤を連動させてストレッチする方が運動効果が上がることがわかる。正しく連動させるには、連結部になる体幹部の柔軟性が重要となってくる。この部分が硬いと動きが悪くなり、連動性が落ちてしまうのだ。

【連動性を上げるストレッチの5ポイント!】
1.肩甲骨と骨盤を同時操作
2.複数の動作をする
3.腹圧を高める
4.体幹部の可動性を高める
5.体幹部を柔軟にする

呼吸とインナーマッスルを意識

基本は上記の3ステップなのだが、このとき、『腹式呼吸』『腹横筋』の2つを意識することが大切なのだそう。

腹式呼吸は、お腹の動きを使った呼吸法。内臓に圧を加えて、お腹を膨らませながら呼吸する。内臓を連動させ、インナーマッスルに働きかけるため、体幹部の安定性も向上する。

腹横筋は、わき腹の深層部に位置するインナーマッスル。内臓を保護するコルセットであり、内臓を正しい位置に保つ役割を担っている。

腹式呼吸とともに腹横筋を柔軟に収縮させることで、腹圧を高め、体幹部や背骨を安定させる。腹圧が弱いと腰への負担も増え、体のゆがみにも発展してしまうのだ。このあたりは、何回となくギックリ腰をやっている編集M的にも、実感をともない、よく理解できる。

まとめると……
『腹式呼吸』『腹横筋』の2つを意識しながら肩甲骨と骨盤のストレッチ&連動運動。
これにつきるらしい。やることがシンプルなので、これならできるかも、と思わせられる。あとは実践あるのみ。目指せ! 子ども時代の肩こり知らずな体!

監修:宮崎裕樹
TEAM MIYAZAKI代表。
アスリートのフィジカルコーチや格闘技のコーチ、スポーツインストラクターへの指導など、数多くのトレーニング指導をしている。元日本オリンピック強化コーチ、元全日本スキー連盟強化コーチを歴任し、プロ野球、ラグビー、バレーボール、プロゴルファー、ボクサー、K1選手、競輪選手、芸能人などとパーソナルトレーナー契約を結んでいる。

座ったまま、立ったままでもOK。ハンドマッサージで脚のむくみをスッキリ解消

脚のむくみを解消するハンドマッサージをご紹介

夕方になると靴がきつくなってなってしまう……なんて悩みを持つ女性は多いはずです。足首の少し上を約20秒間押して指を離したとき、指の跡がしばらく残ってしまうようなら、むくみのサイン。主な原因は、老廃物の滞りです。同じような姿勢でのデスクワークや、接客などで立ちっぱなしだと、どうしても脚はむくみがちになりますよね。

そこで、デスクワークの合間や、立ったままでもできる、脚のむくみを解消するハンドマッサージをご紹介します。
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不調改善に役立つ反射区ってなに?

今回ご紹介するのは、反射区を刺激するものです。反射区とは、19世紀に米国の医師によって発案されたといわれているもので、簡単に説明すると、ツボは点を刺激するのに対し、反射区はゾーンを刺激するという考え方。ツボのように点で押すというよりは、軽く押しながらマッサージしたり、親指と人差し指でつまんだりして刺激します。反射区には内臓や各器官につながる末梢神経が集まっており、そこを刺激することでそれぞれの内臓や各器官が活性化するというわけです。

血流を促進し、老廃物の排出をスムーズに

ふくらはぎのむくみを改善するには、血流を促進し、老廃物の排出をスムーズにすることが大切。そこで、心臓・肺の反射区で血流を促進し、腎臓の反射区で老廃物の排出をスムーズにします。さらにふくらはぎの反射区に直接働きかけて、むくみを解消しましょう。

◇ここに効く! 「心臓・肺」(写真上)
手のひら側の中指の第二関節の下にあるのが心臓・肺の反射区。親指と人差し指でつまむことで、心肺機能が活性化され、血流が促されます。

◇ここに効く!「腎臓」(写真中央)
左手の場合、手の甲の人差し指と中指の間の下が左の腎臓、中指と薬指の間の下が右の腎臓の反射区。このあたりをつまむようにもみほぐしてください。

◇ここに効く!「ふくらはぎ」(写真下)
左手の場合、手の甲の親指の付け根の下が左ふくらはぎ、小指の付け根の下が右ふくらはぎの反射区。それぞれもみほぐすようにやさしくつまんでください。

反射区への刺激はギューっと痛いほどつまむのではなく、やさしくもみほぐすようにつまむことで、血流のアップが期待でき、各器官の活性化が促されます。それぞれ目安は1分ほど。同じ箇所を親指の腹で軽くマッサージするように押してあげる方法でもOKです。これなら仕事をしながら、ちょっとした合間にできるので、ぜひお試しを。

監修:石井隆行(株式会社アスリートネット湘南代表取締役。按摩マッサージ指圧師、鍼灸師、保健体育教諭免許保有者、加圧トレーニング准統括指導者)

オフィスでもホッとひと伸ばし! あなたの疲れをほぐす、「ほんとうに効く」ストレッチ

著者の実体験と多数の読者による選別から生まれた「ほんとうに効く」ストレッチを紹介した『職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ』が2017年3月14日(火)に発売された。肩コリ、眼精疲労、腰痛、背中痛、足の痛みといったカラダの不調。寝不足による仕事中の眠気や、ストレスからくる集中力不足といったココロの不調…。同書は、そんな心身両面の不調とその解消法を、イラストエッセイでオモシロおかしく紹介し続けている、漫画家・崎田ミナの連載を1冊の本にしたもの。
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 人気サイト「gooいまトピ」で連載されると、「すごく気持ちがいい!」「実際に効果がある!」「カラダが固くてもできる」「面倒な練習も、お高い器具も不要」と、あっという間に人気コンテンツに。人気の理由には次の4つを挙げている。
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・分かりやすいマンガ形式だから、未経験者でもまったく問題なし
・痛みの原因や解消方法の原理も分かりやすく解説しているから、納得してストレッチに集中できる
・実際のストレッチは4コマ形式で分かりやすくレクチャー!
・ほぐしたい部分を直撃するストレッチを、誰でも、すぐに実践できる

 また同書では、連載記事の中でもSNSやTwitter上でとくに高い支持を集めたストレッチ26本、プラス新作ストレッチ1本を収録している。カラダの痛みによって気分まで左右されがちだが、誰でもできるストレッチでカラダのサビ落としをしてみては?
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<主な内容>
オフィスでホッとひと伸ばし
仕事の大敵!眼と首の痛みはこうほぐせ
寝不足に負けない、眠気とばしの技
メンタルケア!集中力とやる気が急上昇
ガチガチの肩がみるみるほぐれる
腰と背中の完全ケアで痛み知らずに
お疲れさま。家でジックリ疲労回復
知っているとちょっとウレシイ プチストレッチ

トラブル増加のマッサージ【前編】国家資格所有者選ぶべき理由

年末になると仕事が立て込んで疲れがたまる、大掃除などで普段よりも体を使う――といったことから、「マッサージでも行こうかな」と思う人も少なくないだろう。しかし昨今は、マッサージ店での施術が原因と思われるトラブルも増加。国民生活センターでは、2012年8月「手技による医業類似行為の危害」に関する報道資料をリリースしている。

また、厚生労働省は2016年3月「あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師と無資格者との判別について」を発表。治療を行うためには、国家資格が必要であることを啓蒙するとともに、国家資格を持っているか見分けることができるよう、都道府県を通じて施術所に対し「資格情報の掲示」をお願いしている。

こうした現状について、自らも国家資格を持って治療にあたっているK氏が、匿名を条件に解説を申し出てくれた。前編では、一般には理解しにくい「治療を行える」資格を中心に、話を聞いた。

■4つの国家資格

「マッサージ、リラクゼーションで人の体に触れる業務を行うためには、本来国家資格が必要です。治療するという目的で人を触ることができ、開業権がある国家資格は4つ。柔道整復師、按摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師で、『鍼灸師(しんきゅうし)』とよく呼ばれますが、はり師ときゅう師は別の資格です。

柔道整復師には『柔道整復師法』、それ以外の3つの資格を対象とした『按摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師法』――通称『あはき法』というものがあり、資格とそれぞれの法律に基づいて治療が認められています」

――それらの資格があれば、マッサージによる治療が可能ということか?

「前述した法律の中で、正式にマッサージという文言が出てくるのは、按摩マッサージ指圧師のみです。ただし、柔道整復師は後療法として手による治療が認められており、はり師・きゅう師も前揉法や後揉法といって、患部を揉む行為自体は許されていますね。

保険治療が適用されるのは、こうした有資格者にいるところに限られますが、院長は国家資格を持っているけれど、スタッフは資格がないといったケースもあり、注意が必要です」

■なぜ国家資格がない人が

――国家資格を取得するには、どういった手続きが必要?

「資格を取得するには3年間は専門機関――専門学校もしくは大学で学び、最終的に国家試験に合格する必要があります。整骨院(=接骨院、ほねつぎ)、鍼灸院、按摩マッサージ指圧院という名前の治療院の院長は、こうした過程を経て資格を取得したと考えてよいでしょう。

ただし今挙げたような資格を持っていても、いわゆるマッサージ店を開業したり、店長として働いたりしているケースもあります。そこもややっこしいんですよね。資格所有者にきちんと治療してもらいたい場合は、個別に持っている資格名を聞くしかありませんから」後編では、国家資格ではない民間資格や、マッサージの「上手い・下手」だけで判断してはいけない理由を紹介する。

胸をほぐす筋膜マッサージ 肩こり解消で効率も上がる

冬は、肩のこりや痛みが出やすい時期。そこで、しつこい肩こりを驚くほど簡単に解消できるメソッドを紹介する。前回「現代型の肩こりは深部にあり 筋膜マッサージで解消」では、筋膜と筋肉の癒着を効果的に取り除き、深層のこりを取る「筋膜マッサージ」を紹介したが、今回は、体の表側からアプローチする。

■肩こりは脳への血流を滞らせ、仕事のやる気や能率にも影響

 「どうも仕事に集中できなくなってきた」  「やる気が起きず、ぼーっとしている時間が長くなった」 仕事などの能率がだんだん悪くなってきたり、やる気が出なくなってきたと感じたりする人は、実は肩こりを抱えていることが多いという。 「肩こりを自覚している人であれば、こりや痛みが仕事中も気になって効率が落ちるものです。一方、自覚がなかったとしても、頻繁に両腕を伸ばす、回すといった動作や、無意識に肩をもむなどの動作があればこりがあると思われます。

どちらの人も、肩や首をすくめたままのデスクワークなどによって、その姿勢がこりを強め、さらに頸動脈にも圧をかけるために、脳への血流が悪くなります。その結果、気持ちをコントロールする力も低下しやすくなると考えられます」(I.P.F.研究所主宰の磯崎文雄さん)磯崎さんのもとには、肩こりの不調を訴える患者がたくさん訪れるが、原因不明の視覚や聴覚のトラブル、めまい、手のしびれ、統合失調症、うつ病といった疾患を併発していることが多いという。しかも、こりのひどさに比例して、症状も重い傾向があると指摘する。

 「肩こりと疾患のどちらが先に起こったかは定かではありませんが、併発しているケースは8割を超えています。ですが、施術によって肩こりが解消していくのに合わせて、西洋医学では原因不明と診断された疾患に改善が見られたり、薬の服用量が減ってきたりする患者さんがほとんどです」(磯崎さん)
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■肩こりは疾患や心のトラブルにも深く関連する1つのサイン

 肩こりは今や「国民病」とも呼べる不調だ。それにとどまらず、「そのほかの疾患や心のトラブルにも深く関連している1つのサインとして意識しておくといい」と磯崎さんは言う。 「人間には、良くも悪くも置かれた状況に慣れてしまう適応能力が備わっています。長年の習慣が蓄積すると、体の中でよく使う筋肉とあまり使わない筋肉の偏りが出てくる。動きが不足したところでは、筋肉と筋膜、さらに筋膜同士でも癒着が生じやすくなり、それによって引き起こされる不調の代表例が肩こりなのです。]

こりのある患部を強く揉むだけの対症療法では、いつまでも解消しないことは前回の記事(「現代型の肩こりは深部にあり 筋膜マッサージで解消」) でも申し上げた通り。仕事の効率や気持ちを高めていくためにも、たかが肩こりと軽視せず、正しいケアを行うことが大切なのです」(磯崎さん)そこで今回は、体の背面をほぐす磯崎式「筋膜マッサージ」に続いて、前面(胸側)の筋膜にアプローチするメソッドを2つ紹介しよう。筋肉はそもそも、骨格を形成する206個の骨を、およそ400に分類される筋肉で支えたり、動かしたりする役割を有している。また、筋肉は、互いに違う働きを担う『主導筋』と『拮抗筋』がセットになって存在する例が多いように、相互に深く連動して影響を与え合っている。

 「こりの改善を考える上では、筋肉相互の関係をしっかりと踏まえておく必要があります。例えば、こりが出るのは背中側の筋肉であっても、その原因は胸側にもある。つまり、体の前と後ろの両面をほぐし、どちらにおいても筋膜と癒着していない筋肉を取り戻すことが大切なのです」(磯崎さん)

■鎖骨の上下のくぼみを指で押さえて癒着を取る
.1.鎖骨押さえ回しエクササイズ

 前回紹介した「肩甲骨押さえ回しマッサージ」をアレンジしたメソッド。鎖骨の上と下を指で押さえながら、腕を回す。「鎖骨のまわりには、首や肩から伸びる小さな筋肉が何層にも重なっていて、筋膜の癒着が起きやすい」(磯崎さん)。鎖骨の上下のくぼみを押さえるようにして、腕をぐるぐる大きく回す。指先で押さえる場所を左右に少しずつずらしながら腕を回すと効果的。鎖骨の上側をほぐしたら、次に下側も同様に行う。ビリビリとしびれる刺激があれば、効いている証拠だ。マッサージを終えると、肩の周辺がスッキリとほぐれているはずだ。かなり肩がこっていたことに気づくだろう。

■肋骨の内側に指をめりこませながら深い呼吸を繰り返す
2.横隔膜ゆるめマッサージ


 横隔膜は呼吸にかかわる器官で、息を吸うと下がり、吐くと上がる動きを繰り返す。ところが、背中を丸めがちな姿勢を続ける生活が長くなると、肋骨の間や胸の周りにある筋肉が筋膜と癒着することが多い。すると、体の前側が縮まりがちになり、呼吸も浅くなるために、横隔膜がしっかり動かせなくなる。そこで、肋骨の一番下部(右の写真参照)から指を内側にめりこませるようにしてつかみ、深い呼吸を繰り返す。指を支点として筋肉全体にテンションがかかるため、大きな呼吸とともに腹部や胸周りにある筋肉と筋膜の癒着がほぐせる。

 「深い呼吸ができる理想的な体になれば、姿勢も整い、それが肩こりの解消にもつながります。呼吸を深くするコツは、まず、息をしっかり吐き切ること。『これ以上、吐けない…』というところまで息を吐く習慣をつけていけば、それに呼応して吸う力もだんだん上げていけます」(磯崎さん)。 はじめは指を肋骨下部の内側に押し込めず、やや痛みを感じるかもしれない。だが、深い呼吸を繰り返し、腹部や肋間(ろっかん)にある筋膜がほぐれてくると、指先も深く入るようになるはず。横隔膜がきちんと上げ下げできるようになってきた証拠だ。

*次回は、肩こりを徹底的に撃退するための「生活習慣」について取り上げます。
(ライター 二村高史/写真 村田わかな/モデル 増田雄一=HEADS)
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■この人に聞きました

磯崎文雄(いそざき ふみお)さん I.P.F.研究所主宰。1951年、神奈川県生まれ。筋膜研究家。I.P.F.研究所(磯崎健康研究所)主宰、ainamana(アイナマナ)代表。筋膜マッサージ・ビューティー筋膜マッサージ、磯崎式健康体操創始者。ヨーガ研究・指導家。日本手技療法学会会員、全日本鍼灸マッサージ師会会員。著者に「筋膜マッサージでつらい腰痛が消えた!」(青春出版社) 、『咀嚼筋(そしゃくきん)マッサージ』(実業之日本社)など。

立ちくらみがあり、自立神経障害だと言われました

立ちくらみがあり、自立神経障害だと言われました。詳しく教えてください。(2型糖尿病、66歳、女性)

【回答】
 糖尿病神経障害は、三大合併症の一つで、主に末梢(まっしょう)神経が障害されます。糖尿病神経障害には、手足の先に左右対称で現れる多発性神経障害と局所の単神経障害がありますが、頻度が多いのは多発性神経障害です(表)。この障害では、細くて長い神経が障害されやすいので、症状としてまず足先のジンジンとしたしびれや痛み、感覚低下に気付くことが多いと思います。そのほか、温度や振動を感知する神経も障害されやすいことが知られています。一方、運動神経の線維は比較的太いため、脱力・筋萎縮などの運動障害が最初の症状として起こることはほとんどありません。

 また、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、休みなくはたらき続けている自律神経も細く、障害されやすい神経です。自律神経が障害されると、起立性低血圧、心臓神経の障害、消化管の運動障害、ぼうこうの機能障害、発汗の異常などの症状が出現します。今回の質問者さんは、この自律神経障害に当たりますので、これらの症状について、詳しくみてみましょう。

(1)起立性低血圧
 横になった姿勢から起立した際に血圧の急激な低下(起立後3分以内に最高血圧20mmHg以上、最低血圧で10mmHg以上の低下)がみられるものをいい、立ちくらみの原因となります。入浴中などは、けがをしやすいこともあって特に注意が必要です。

(2)心臓神経の障害
 自律神経が正常であれば、血圧低下時や運動時は脈拍が増え、血流不足は起こりません。しかし、自律神経障害がある場合は、このような調整が行われず、起立性低血圧や不整脈、時に突然死の原因となることがあります。また、心筋梗塞でも痛みを感じないため、重症化することがあります(無痛性心筋梗塞)。

(3)消化管の運動障害
 胃の運動が不規則になるため、食物の消化吸収の速度が速まって高血糖になったり、逆に食後かなりの時間がたってから、血糖値が上昇するなど、血糖コントロールが難しくなります。また、便秘や下痢も起こります。

(4)ぼうこうの機能障害
 排尿をコントロールする末梢神経の障害により、排尿障害が起こります。その結果、ぼうこう炎などの尿路感染症や失禁が起こります。

(5)発汗の異常
 汗が出にくくなる場合もありますが、味覚性多汗症になることも知られています。味覚性発汗は、健康な人では熱いものや刺激物を摂取した場合にのみ起こりますが、自律神経障害が強いと、普通の食事中に大量に発汗することがあります。

(6)その他の障害
 低血糖になっても胸のドキドキ(動悸〈どうき〉)や発汗などの警告症状が出現せず重症化する無自覚性低血糖も起こります。

 自律神経障害の治療については、軽症の場合は、血糖コントロールや生活習慣の改善で軽快する(症状が軽くなる)ことが少なくありません。神経障害の発症機序に関わる薬剤もありますが、障害が軽微なほど、また血糖コントロールが良いほど効果が高いことが分かっています。症状が強い場合は、対症療法が中心となります。また、長期間放置された高血糖を急激に改善すると、治療後に有痛性神経障害を発症することがあるので注意が必要です。

 いずれにせよ、症状が出現したら血糖コントロールの改善に努め、早めに専門医に相談する必要があります。

熊本県立大学名誉教授
福島英生(ふくしま・ひでお)

鍼灸師は見た…「一度の治療で判ってしまう」あなたの体調・症状4つ

特に病気というわけではなさそうでも、「なんか最近、体の調子が悪いな~……」という時、あなたならどうしますか?「ゆっくり休養して栄養のある食事を摂る」という人もいれば、「マッサージや整体に通ってみる」という人もいるかもしれません。

筆者の友人に30年近く経験を積んだ腕のいい鍼灸師がいるため、筆者の周りでは体調が優れないと、「鍼灸に通う」という人がかなり多くいます。そこで今回は、海外の健康情報サイト『Prevention』の記事を参考に、鍼灸師が1回治療をしただけですぐに判るという体調・症状をご紹介しましょう!

■1:風邪を引きそうになっている

鍼灸師が、鍼灸の治療自体とは別に行うのが脈を計ること。この脈からは実にいろいろなことが判るのだそうです。腕のいい鍼灸師がその脈から判ることの1つが、体が風邪のウイルスと闘っているかどうかなのだそう。まだ咳や熱など、判断しやすい症状が出ていなくても、体のプロにはバレバレなのです。

■2:妊娠している

前述したように、鍼灸師が脈診する場合で患者が女性のときに、もう1つ鍼灸師が判ることが“妊娠しているかどうか”だそうです。妊娠している女性の脈は、普通とは違う動き方を見せるようになるのだとか……。体の働きを読む術に長けているのはさすが東洋医学のプロですが、妊娠は個人的情報でもあり、鍼灸師は医師ではないため、ズバリ指摘することはしないそうです。

■3:甲状腺の問題がある

喉の中にあり、人間に必要なホルモンを司る大切な器官が“甲状腺”です。この甲状腺が正常に機能していないと、人間の体には数々のサインが表れるそうです。甲状腺機能がうまく働いていない場合は、顔色や舌の状態、脈などでそれが判るのだそうです。鍼灸師に指摘されて症状に覚えがある場合は、すぐに医師の正式な診断を受けたほうがいいかもしれません!

■4:血液の状態

鍼灸師が見ているのは、何も鍼を刺した部分だけではありません。他にも、治療中に患者の体や顔色などの様子を見て、血液の状態までが読み取れるそうです。例えば、髪や爪の状態、顔色や舌の色などを見て、赤血球の数が通常より少なくなっている貧血であることも判るそうです。貧血といっても深刻な場合もあるため、鍼灸の治療時に指摘されたら、これもすぐに医師の判断を仰ぐことをお勧めします!

■心疾患や風邪にも効く!? 鍼灸の健康効果とは

さて、実際鍼灸の治療はどんな症状に効果があるといわれるのでしょうか?日本鍼灸師会によると、鍼灸は肩こりや背中の痛みなどだけではなく、ヒステリーやノイローゼ、自律神経失調症などの“精神・神経系疾患”や、関節炎やリウマチなど“運動器系疾患”、心臓神経症、動脈硬化症などの“循環器系疾患”、気管支炎や喘息など“呼吸器系疾患”にも効くそうです。

また、不妊や更年期障害などの“婦人科系”、胃炎、下痢、便秘など“消化器官系”、小児神経症やアレルギー性湿疹などの“小児科系”の症状など、ありとあらゆる効果や症状の改善が期待できるそうです!

いかがでしょうか?

多くの患者の体を毎日診て、さまざまな症状を見慣れている鍼灸師だからこそ、見ただけで症状がすぐに判るのはさすがですよね。上記の他にも期待できる効果はいろいろあるそうなので、体の不調を覚えたらぜひ試してみてはいかがでしょうか?

毒をもって毒を制す! 蜂の針を用いた「蜂針療法」があるらしい

日本ではまだ広く知られていないものの、海外でよく行われているという治療法は、数多く存在します。その一つに「蜂針療法」というものがあります。これはどのような治療法で、どのような場合に適用されるのでしょうか?

今回は、蜂針療法について、医師に詳しい話を聞いてきました。

蜂針療法とはなんですか?

蜂針療法とは、ミツバチ(セイヨウミツバチ)の針を皮膚にさして、意図的にミツバチに刺された時のような状況を作る治療法です。

ミツバチの針を刺し、体内にミツバチに刺されたときに入る「ハチ毒」を入れることによって、私たちの体に備わっている病気に対する抵抗力や自然治癒力を強化するといわれています。

なぜミツバチの針を用いるのです?

ミツバチの針を体にさすことによって、その刺激が現代人にありがちな、自律神経のアンバランスな状態を整えるのに役立つと考えられています。

また、ハチ毒は50種類ほどの成分からなり、炎症を抑えたり、ばい菌に対する殺菌作用があります。

ミツバチ以外の蜂針は使用できないのですか?

蜂針療法は、はちみつやプロポリスなどの利用を含めた「アピセラピー」と呼ばれる、ミツバチを用いた療法の一つで、伝統的に西洋ミツバチの針とハチ毒を用いるものです。

ほかのハチ毒や蜂針は、太さ、成分などが異なることから、使われることはあまりありません。

具体的にどのように治療を行うのですか?

蜂針療法をおこなうさいに、まず治療者がピンセットなどでミツバチをおさえて、毒針をミツバチのお腹の部分から取り出します。

それからいよいよ治療を受ける人の体にミツバチの針を刺すことになりますが、以下のような調節を行います。

・何本刺すのか
・どのくらいの深さで刺すか
・その針をどのくらいの間、刺したままにするか

調節によって体内に入るハチ毒の量は変わるので、治療を受ける人の状態や期待する効果に合わせます。

身体に悪影響は与えないのですか?

蜂針療法には紀元前からともいわれる長い歴史があり、ハチ毒といってもごく少量を体内に入れるだけですので、熟練した施術者が慎重に行う限り、危険はそれほど大きくないです。

ただ、ハチ毒に含まれる成分の一つ一つは、単独でとると、毒という言葉からも分かるように、必ずしも体にいい成分とはいえない場合もあります。

体質的に蜂に刺されることで、激しいアレルギー症状、アナフィラキシーショックなどを起こす人もいますので、常にしっかり熟練した技術者のいる、信頼できる施設でおこなうことが、何よりも大切なことだと考えられます。

最後に医師からアドバイス

蜂針療法は、ヨーロッパなどにおいては古くからおこなわれている、いわゆる「代替療法」の一つと考えられます。日本ではまだまだ歴史の浅い治療法です。

適用対象も幅広いですが、ハチ毒を体内に入れることにはある程度の危険がともなうので、まだ確立されていない治療法ではあります。

蜂針療法は、メリット、デメリットをよく考えたうえで受けましょう。

効果的エクササイズの宝庫! ラジオ体操の驚くべき魅力

■わずか3分で絶大な効果!? 80年も続くラジオ体操とは
誰もが一度は経験したことのあるラジオ体操。その歴史は古く、約80年前に「国民保健体操」として制定され、日本放送協会(NHK)のラジオ放送で広く普及しました。体操の内容は時代を経て「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、現在ではおなじみのスタイルとして定着しています。

ラジオ体操第一・第二ともに時間にして3分15秒程度。短い時間にまとめられていますが、それぞれ13種類ものエクササイズで構成されているのです。両方行っても6分半と気軽に始められる運動ながら、全身の筋肉をくまなく使うことができるので、さまざまな健康効果が注目されています。何気なくしている人の多いラジオ体操の魅力を紐解いてみましょう!

■リズム感を養いながら体を動かせる! 「ラジオ体操第一」
ラジオ体操第一は、どの年代の方でもできるように考案された内容。リズムに合わせて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすように構成されています。

特に伸びの動作を行うエクササイズでは筋肉の緊張をほぐし、続けていくと姿勢の改善に役立ちます。またゆっくりと大きく関節を動かす動作が随所にあるため、普段使わない筋肉までまんべんなく動かすことができ、筋肉の柔軟性を向上させるダイナミックストレッチとして取り組むことができます。ひねりを加えたエクササイズでは腹部の引き締め効果も期待でき、夏に向けたシェイプアップにも一役買いそうです。

ランニングや水泳などに比べると運動量は軽めですが、時間単位で考えるととても効率的な運動といえるのではないでしょうか。

【参考ページ】ラジオ体操第一
(http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_dai1.html)

■筋力強化をポイントに置く! 「ラジオ体操第二」
ラジオ体操第二は、第一に比べると大きく身体を動かしたり、跳んだりといった動作が多くなり、筋力を強化することにポイントが置かれた13種類のエクササイズから構成されています。

腕を使ったダイナミックな動きが多く、首が重くてだるい、肩がこるといった悩みを運動によって解消することができます。また膝の曲げ伸ばしやジャンプなどのエクササイズでは下肢の筋力が強化され、身体を引き締める効果だけではなく、身体全体の血行を良くし、疲労回復や基礎代謝を向上させることができます。

まったく運動を行っていない方が急に始めると筋肉痛を起こすことがあるかもしれませんが、運動後には整理体操を含めてストレッチを行うことで、筋肉痛を予防するようにするとよいでしょう。

【参考ページ】ラジオ体操第二
(http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_dai2.html)

■ラジオ体操から始める手軽で健康的な朝活
ラジオ体操は文字通りラジオ放送から普及したものですので、放送時間にあわせて早起きをしてみるのはいかがでしょうか? 暑い夏の時期でも早朝はまだ過ごしやすく、身体を動かすにはいい時間帯です。

起きてすぐにチャンネルを合わせるのではなく、少し余裕を持って起床し、軽く水分やバナナなどの軽食をとってから動き出すとよりよいでしょう。朝の運動は他の時間帯に比べて基礎代謝が高くなるという研究報告もありますし、脳の活性化にも役立ちます。

また夏休み期間であれば近くの小学校まで朝の散歩がてら出かけてみるのもいいですね。ウォーキングも兼ねますし、実際にたくさんの人と一緒に運動をすることで、一人では味わえない楽しさもあると思います。朝早く起きて活動する習慣がつくと、生活リズムも整い、運動によるメリットも享受できて一石二鳥です。

【参考ページ】NHKテレビ・ラジオ体操
(https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/taisou.html)

■室内で好きな時間にスキマ時間に行うのもオススメ!
最近ではラジオ体操の運動効果に着目し、DVDが発売されて話題になるなど注目されています。朝どうしても起きられない、通勤時間に間に合わないといったことで朝の時間帯にラジオ体操をするのは難しい方には、こうしたDVDを利用するのも一つではないかと思います。

気軽に始められて運動効果も高いラジオ体操。朝活に、スキマ時間にと、ライフスタイルに合わせて運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

整体師の言動に不審感…女性が二度と行かないと誓ったワケ

日々のデスクワークなどで、肩こりや腰痛に悩む人も多いだろう。症状がひどい人は、頭痛や眼精疲労にまで発展してしまう人もいる。そんなとき、整体院に救いを求めて駆けつける人もいるだろうが、女性患者の中には整体師の施術や言動に「セクハラ」を疑う人もいるようだ。しらべぇが行った調査では、整体師にいやらしさを感じた女性は2割存在。

「女性の思い込みだ」と指摘する人もいるかもしれないが、本当にそうなのだろうか? 編集部では、ある男性スタッフの対応に不快な思いをした20代の女性に、そのときの様子を聞いてみた。

■やっと見つけた最高の治療院、2回目で行けなくさせた男性スタッフ
その女性は長年、重度の肩こりに悩まされていたという。これまでもいくつか整体院に通ったそうだが、なかなか改善されなかった。

そんなとき、やっと症状を改善してくれる鍼灸の治療院に出会う。担当してくれた40代の男性スタッフの技術は確かで、驚くほどに痛みがなくなったそうだ。彼女は、定期的にそこに通おうと決めた。

だが2回目に訪れたときに、担当の男性スタッフの対応に違和感を覚えたというのだ。
・「LINEを交換しよう」と強要
「そのスタッフは施術前に『また来てくれるなんてすごい嬉しいよ! 今度ごはんでも行こう』と誘ってきました。冗談だと思い聞き流していたのですが、彼は『あとでLINE交換しよう』と本気。

その手口は、『ほかのお客さんとも交換してるんだよね。急に痛くなったときとか、駆けつけてあげたりもして。誠心誠意が大事だから』と。断ることができず、LINEを交換することになったんです。

そもそも、そういった立場の人が自ら客に連絡先を交換しようとしてくるのは、許されるものなのですか?」
・彼氏の有無を確認してくる
「眼精疲労の疑いがある私は、顔に鍼を打ってもらうことに。そのとき、『キレイな顔をこれ以上よくしなくてもいいのに』と言ってきたんです。もちろんお世辞だと思いましたが、その後も『こんなに口説いたらダアが怒るんじゃない? ダアって彼氏のことね』と迫ってきました。もう気持ち悪くて...逃げ出したくなりました」
・顔が異様に近く鼻息を感じた
「そんな言葉を仰向けで、目の部分にタオルを巻いて聞いていた私は、顔のすぐ近くに生ぬるい息を感じました。それは男性スタッフの鼻息、吐息。目の部分を隠されていたので状況はわかりませんでしたが、かなり至近距離に顔があったことは明らかで。恐怖でした」
・「僕にカラダを預けて」と囁く
「1時間近くもそうした状況で施術を受けて、カラダもガチガチ状態の私。硬直した私のカラダをもみながら、そのスタッフは『力入れないで。僕にカラダを預けて』と囁きました。一連の言動に不審感を感じていた私は、この一言でもう二度とここでの施術を受けないと決めました」

■女性が男性スタッフに怒り「患者の気持ちを裏切った」
だが、もう施術を受けないというのは、彼女にとって苦渋の決断であったという。「このスタッフの行為は、セクハラ行為そのものでした。『やっと長年の肩こりと頭痛が改善される』と、その治療院にすがる思いだったのに...患者の気持ちをどう思ってのことだったのでしょう? 裏切られた気持ちでいっぱいです。

患者はカラダの不調をなんとかしてもらいたくて、高いお金を払って施術をお願いするんです。お友達や恋愛を求めて行っているわけではありません」この治療院に行けなくなってしまった女性は、また他の治療院を探すことになったのである。

専門医に聞け! Q&A 予防鍼灸の効果を知る

 Q:仕事は多忙ですが、睡眠時間はできるだけ確保しています。食事でも、どうにか栄養のバランスはとれていると思います。しかし、心身の疲れは溜まっています。そろそろ、がんも気になる年齢です。体調を整え、病気予防に役立つよい方法はありませんか。(50歳・銀行勤務)

 A:おっしゃるとおりです。年齢的に、そろそろ積極的な予防ケアを始められるとよいと思います。今のような生活を今後も続けていると、大きな病気をするリスクがあるでしょう。体調を整え、健康を保ち、病気になりにくい身体を作るための方法の一つに鍼灸があります。

●鍼灸は痛くも怖くもない
 鍼灸医学では、気と呼ばれるエネルギーが身体を通っていると考えます。気の経路の重要な箇所がツボ(経穴)です。経絡やツボは、体の各臓器や各部位と関連があります。そのため、ツボに鍼や灸を施すことによって、そのツボと関連がある臓器や部位の働きや状態が高められます。

 鍼灸は血液循環を促進するし、自律神経のバランスを整えます。自律神経が整うと免疫力が高まります。
 免疫との関係では、「鍼」という異物が皮膚から侵入してくることで、その異物に対処するために体内の免疫の細胞が活性化されます。

 以上のような作用、効用があることから、鍼灸は病気の予防に役立つと考えられます。私のクリニックでは、がんをはじめとする慢性疾患や様々な疾患や状態の方に対して鍼灸治療をしています。

 いまだ病気を発症していなくても、「未病」レベル、もしくは、肩凝りや腰痛レベルがある程度の段階で鍼灸治療をすることは、大病の予防になるかもしれません。

 私は、心身のコンディションを整え、高めるための鍼灸を「予防鍼灸」と名付けています。なお、鍼灸治療は怖いものという先入観を持っている人が少なくありませんが、そんなことはありません。

 私のクリニックで行う鍼灸は、痛くないし、怖がるものでもありません。ご質問の方は、一度鍼灸を受けてみるとよいでしょう。その場合、鍼灸師の方に治療の目的をはっきりと伝えてください。

首藤紳介氏(表参道首藤クリニック院長)
久留米大学病院小児科、大分こども病院、聖マリア病院、湯島清水坂クリニック等の勤務を経て、表参道首藤クリニック院長。自然療法や代替医療をはじめ、水素温熱免疫療法や点滴療法、遺伝子治療などの高度先進医療を実践。

働く女性に徹底リサーチ! 肩こり解消のためにマッサージに行く場合、妥当だと思う金額って?

社会人になると悩まされがちなのが、肩こり。デスクワークの多いOL、立ち仕事で忙しい飲食店……仕事はちがえど、疲労で肩は段々とこっていきます。今回はそんな現役の働く女性にアンケート! 肩こり解消のためにマッサージに行く場合、妥当だと思う金額について、教えてもらいました。

Q.肩こり解消のためにマッサージに行く場合、妥当だと思う金額を教えてください。

第1位 1,000円~3,000円……33.8%

第2位 3,000円~5,000円……32.5%

第3位 ~1,000円……15.3%

第4位 5,000円~7,000円……8.9%

第5位 7,000円~10,000円……5.7%

※6位以下省略、その他を除く

結果はこの通り。案外、肩こり程度でお金は出さない、という感じの傾向が多いようです。では詳しいコメントを見ていきましょう。

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■第1位 1,000円~3,000円

・「マッサージに行く習慣がないので、最高でも3,000円くらいしか出したくない」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「高すぎても通えないし、安すぎても本当に効果があるのかと心配になる」(30歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「よく行く整骨院がそれぐらいの金額だから」(33歳/その他/事務系専門職)

・「自分に合わないお店に当たってしまっても大損害にはならないから」(31歳/その他/クリエイティブ職)

肩だけのマッサージに出せるのは、1,000円~3,000円くらいだという意見が多く見られました。全身マッサージするわけでもなく、通うことを考えると、そのくらいの金額がちょうどいいのかもしれませんね。

■第2位 3,000円~5,000円

・「手軽なくらいがよいが、安いと技術が不安なので」(29歳/機械・精密機器/技術職)

・「行くときは全身アロママッサージとかで行きます。クーポンで5,000円くらいが妥当かなと」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)

・「適度な料金設定。継続して通える値段」(23歳/学校・教育関連/専門職)

・「高ければよいものでもないと思うので。骨盤矯正はすぐできて効果も高いのでおすすめ」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

こちらも、手ごろな値段だという意見が多く挙がりました。骨盤矯正はダイエット効果もあるので、短時間でやってもらえるなら一石二鳥ですよね。

■第3位 ~1,000円

・「マッサージにお金を払いたくないので。無料じゃないと行かない」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「セルフマッサージで何とかなるから行きたくない。お金がかかるのが嫌」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「肩こりを重点的にするだけなら1,000円以内でしてほしい」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

こちらでは、マッサージにお金をかけたくない、そもそも行かない、というコメントが多く挙がりました。それほど肩こりがひどくないのなら、マッサージは自分でもできるから、ほかのことにお金を使いたいと考えるのも当然かもしれませんね。

■4位以下、5,000円~

・「5,000円~7,000円。いつもそのくらいだから。足つぼが一番好きなメニュー」(27歳/金融・証券/営業職)

・「7,000円~10,000円。いつもアロマリンパマッサージに行っている。100分で7,000円程度」(24歳/医療・福祉/専門職)

全身マッサージを定期的に利用している人は、5,000円以上かけるのが定番のようです。お金に余裕があれば、肩だけでなく、全身を揉みほぐしてもらうのもひとつの手ですね。

■まとめ

セルフマッサージで充分な人ならまだしも、ガッチガチに固まって重くて重くてたまらない、両肩に漬け物石が乗っかってる……というくらいに肩がこっている人は、専門家を頼るといいですよね。たかが肩こり、されど、コレがひどくなると寝ても疲労感が抜けなくなってしまいます。慢性的な肩こりほど、つらいものはありません。セルフマッサージとプロの手を借りて、肩こりを上手に緩和できたらいいですよね。

多発する健康被害 マッサージは安易に受けてはいけない

いまや、コンビニよりも多いといわれる「マッサージ店」。凝りや疲れを癒やすために気軽に利用しているサラリーマンも多いだろう。しかし、このところマッサージによる健康被害が急増している。安易に受けるのは危険だ。

 61歳男性のAさんは、肩凝りがひどく、首にも張りがあった。右腕に軽いしびれも出てきたため、軽い気持ちで近所の整体院を訪れた。首をグキッと急回転させる施術を受けたところ、全身にしびれと痛みが表れた。

翌日になっても症状が続いていたため整形外科を受診すると、「脊髄損傷」と診断された。すぐに治療を始めたが、症状は改善しないまま。まともに歩くこともままならず、いまも日常生活に支障を来している。

 近年、マッサージを受けたことによる健康被害が多数報告されている。腰部脊柱管狭窄症、腰椎や胸椎の圧迫骨折、神経障害、内出血など、国民生活センターには、ここ5年間で1000件以上の相談が寄せられているのだ。

 いわゆる「マッサージ店」には、いくつも種類がある。施術者に国家資格が必要な「整骨院・接骨院」や「鍼灸院」のほか、民間資格や無資格でも開業できる「整体院」「カイロプラクティック」「リラクゼーションサロン」などが乱立している。中には、わずか数日~3週間程度の研修を受けただけで、施術を行っているところもある。

 無資格の“シロウト”による施術はもちろん、国家資格のあるなしにかかわらず健康被害は起こっている。安易にマッサージを受けるのは危ないのだ。

「綾瀬厚生病院」(神奈川・綾瀬市)理事長で、整形外科専門医の阿部聡氏は言う。

「手足のしびれや痛みといった症状がある場合、さまざまな疾患、とりわけ神経の病気が隠れている可能性が高いといえます。そうした病気による症状は、いくら押したり引いたりひねったりしても改善するわけがありません。健康な人の肩や背中などの筋肉の張りに対し、それをほぐして和らげる程度の施術なら大きな問題はないでしょう。

しかし、しびれや痛みといった症状があるのに、安易に施術を受けるのは危険です。十分な診断能力を持たない施術者は、仮に病気が隠れていても分かりません。症状を悪化させたり、深刻なトラブルを引き起こす可能性があります」

■「首」は危ない

 もちろん、簡単な研修を受けただけで人体の構造や仕組みを勉強していないような施術者に、自分の身を任せるのはやめた方がいい。

「とりわけ、瞬間的に大きな力を加える動作をするような施術は避けてください」(阿部氏)

 マッサージの中でも、とくに注意したいのが「首」だ。

「東京脳神経センター」(東京・港区)理事長の松井孝嘉氏は言う。

「首には、呼吸、消化、脈拍、体温調節など、体全体の調子を整える働きをしている自律神経が通っています。首の筋肉は、脚、腕、腹などの大きな筋肉と違ってデリケートなので、むやみにマッサージをしたり、圧力をかけると筋肉を損傷してしまいます。

首の筋肉に異常が起こると、自律神経の副交感神経がうまく働かなくなり、めまい、不眠、食欲不振、血圧上昇、動悸、倦怠感といった不定愁訴が表れます。さまざまな診療科の領域にわたる症状なので、病院をはしごしても治せません」

 不定愁訴が出現し重症になると、自律神経性のうつを発症したり、最悪の場合、自殺に至るケースもあるという。

「マッサージを受けるとき、首の周辺は必ず断ったほうがいい。自分で揉むことも避け、マッサージ器も首に当ててはいけません」(松井氏)

 首=頚椎を急激に回転させる施術は、厚労省が禁止を通達している。頚椎を圧迫するだけで、手足が動かなくなったり、呼吸器が麻痺して死亡する危険もある。マッサージは、慎重に受けるべきものなのだ。

鍼灸院は「どのくらいの頻度」で通えばいい?鍼灸師に聞いてみた

鍼やお灸は世界的に認められている治療法なのに、日本ではよく知らないという人が大勢います。

実際、公益財団法人東洋療法研修試験財団が行った市場調査(2014年)によると、鍼灸(しんきゅう)について「よく知っている」または「知っている」と答えた人は、たったの45.3%。

「名前くらいなら知っている」または「よく知らない」と答えた人の割合(54%)を下回りました。

つまり、半数以上の人が鍼灸を知らないことになります。

また、1年間で鍼灸療法を受けたという人の割合はわずか5.6%。通院している人でも、月に治療を受ける回数はたった2回なのです……。

そこで、鍼灸専門学校で9年にわたり鍼灸師の育成に携わりつつ、ご自身でも鍼灸院を経営して鍼灸の普及に尽力している佐々木友子さんに、鍼灸について聞いてみました。

セルフケアできるツボについても教えていただきましたので、ぜひ試してみてくださいね。

■鍼灸院にはどのくらい通うべきなのか

まず、鍼灸治療はどんなことに効果があるのでしょうか?

米国国立衛生研究所(NIH)が「鍼の効果あり」として発表している疾患は、めまいや頭痛、胃下垂、膀胱炎、生理痛、鼻炎、眼精疲労、アレルギー性湿疹など、数多くあります。

では、そうした体調不良に取り組むためには、どのくらいの頻度で鍼灸院に通えばいいものでしょうか? 佐々木さんによると、たとえば花粉症なら冬の間からの施術がおススメ。

花粉の時期になったら週1回くらい。生理不順の場合は、生理が順調になるまで週1が望ましいそうです。生理前症候群(PMS)だと生理が始まる10日~1週間前から施術をはじめるとよいといいますが、基本は毎週の施術がベター。

ただし、「鍼灸師によって伝え方はいろいろですし、症状によっても違うのですが、患者様はその場でよくなったらもう大丈夫と思い来なくなることが多いです」とのこと。

たしかに通常の「病院」と同様に考えると、「症状が軽くなったらもう行かなくていいや」と思ってしまいがちですよね。

■不調なら週1回「メンテ」なら月1回

でも佐々木さんによると、長年患っている症状であれば、変化が出るのにも時間がかかるし、いったん症状がマシになったと感じても体は元の悪い状態に戻りやすいとのだとか。

だから最初のうちは週1回の頻度で鍼灸院での施術を受け、症状が落ち着いてきたら隔週などにするといいそうです。施術を続けていくと、身体が正常な状態で維持できるようになっていきます。

ただ当然、症状や程度によりますので、かかりつけの鍼灸院を見つけて、先生に相談してみるといいかもしれませんね。

とくに不調があるわけではなくメンテナンスのための鍼灸施術の場合、佐々木さんの鍼灸院では、人にもよりますが隔週、3週に1回、月1などで来院してもらっているそうです。日ごろからメンテナンスしておくと、いつも元気で働き、遊ぶことが可能なんだそうですよ。

■つらい花粉症に効果がある6つのツボ

とはいえ、花粉症がつらい時期でも、なかなか鍼灸院に定期的に通えないもの。花粉症に効くツボや、自分でツボを押す方法も聞いてみました。まず、ツボは以下の6つが効くそうです。

[1]上星(じょうせい)

[2]鼻通(びつう)

[3]迎香(げいこう)


[4]合谷(ごうこく)


[5]足三里(あしさんり)


[6]大椎(だいつい)


佐々木さんは、「鍼灸師によって、患者様の症状に対して用いるツボは違うのですが、私は主にこの6つ(左右の合計で10か所)を使っています」といいます。

自分でもできる花粉症対策は、ドラックストアなどで販売されている「マイケアパッチ」(貼る鍼)を鼻のツボ(迎香と鼻通)に貼っておくことなのだとか。

貼る鍼といっても、実際には極小の突起物がついているだけで、皮膚内に入ることはありませんので安心です。マスクをすれば隠れる場所なので、日中も貼りっぱなしにできますよ。

■季節の変わり目を乗り切る5つのツボ

また、「季節の変わり目で体調を崩される方は、基礎体力や自然治癒力が低いように感じます」ともおっしゃいます。

そこで、体の免疫力を上げるために佐々木さんがよく使っているツボも教えていただきました。それは、以下の5つ(左右の合計で9か所)だそうです。

[1]足三里(あしさんり)

[2]三陰交(さんいんこう)

[3]照海(しょうかい)


[4]関元(かんげん)


[5]合谷(ごうこく)

さらに、診療室に行かずにセルフケアで免疫力アップできるおススメの方法を教えていただきました。

それは、お灸。せんねん灸など、台座にシールがついているので火をつけて皮膚に貼って、熱くなったら外すだけ。とても簡単で短時間でできます。セルフケアで用いるツボは、上記の5つから合谷を除いた、足三里、三陰交、照海、関元の4つ。

もしツボに置いたお灸が温かく感じない場合、そのツボに続けて2個目、3個目としてみるとよいですよ。

セルフケアや治療院での施術も、食後とお風呂の前後30分は避けてください。それは、血行や消化に影響がでたり、やけどしやすくなったりするためだそうです。



なお、最後にいただいたアドバイスは次のとおり。

「一般の方にお伝えしたいのは、“何か体調が変かも?”と感じたらすぐに施術を受けていただきたいということ。その方が、体調が楽になるのも早いです。

多くの方が、体調が変かもとか、悪いかもと感じても、忙しいからとかそのうち良くなるかなと放っておくことが多いのですが、放っておけばおくほど回復も遅くなりますよ」もし「病院に行くほどでもない」というような体調になったときは、鍼灸での体調管理を試してみてはいかがでしょうか?

【取材協力】
※佐々木友子・・・平成13年 北京中医薬大学日本校卒業、平成14年 国際中医師資格取得、平成18年 はり師きゅう師国家資格取得、平成21年 鍼灸教員資格取得。現在は、鍼灸専門学校で非常勤講師として指導するかたわら、「はり・きゅう茉莉花(ジャスミン)」を開院し、患者と向き合っている。

悪質施術が横行!「危険なマッサージ」の見分け方

 肩や腰のコリをほぐすつもりが、逆に健康を害することも。悪質な施術に騙されないよう正しい知識を身につけよう!

 最近、足裏マッサージや○○式マッサージ、あるいは整体、カイロプラクティック、手揉み、ツボ押しなどの看板を掲げる店が街のあちこちにできている。2~3000円の手頃な料金とあって利用したことがある方も多いだろうが、全国の消費者センターでは、「こうした店でかえって体調を崩した」という相談が増加している。まずは、そのいくつかを紹介しよう。

 神奈川県に住む60代の男性は健康ランドでマッサージを受けた。ところが、マッサージの後に腰や脚に痛みが出て、歩くこともできない状態になった。翌日、整形外科を受診したところ「脊椎管狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)がマッサージで強く押したため痛みが出た」と診断された。

男性はこの治療に1か月かかり、その間、仕事もできなくなった。マッサージ店に苦情を言うと、「もともと病気があったのだから(病院の)治療費しか出せない」と言われた。その後、施術者がマッサージ治療の免許を持っていないことを知った。店側は「マッサージではなくボディケアだから、免許は必要ない」という対応だった。

 東京都在住の40代女性は、中国式マッサージの店で施術を受けた。ところが、帰宅すると体がだるく、寝るときも腰が痛くて寝返りも打てなくなってしまった。翌朝も腰を伸ばすことができないほど痛かったので店に連絡すると、もう一度来て施術を受けるように言われた。再度施術してもらったが、今度は脚にしびれを感じた。マッサージ店に症状を伝え、施術代を返金してほしいと伝えたが、「こちらは間違いなく、きちんと施術している」と言われた。

 接骨院でカイロプラクティックのコースを受けた東京都在住の30代女性は、施術後、胸が痛くなったため、整形外科病院でレントゲンを撮ってもらったところ、肋軟骨(ろくなんこつ)の負傷との診断。その後、めまいなどを感じたため、再度、病院で診てもらうと、頸椎(けいつい)捻挫と診断された。これで体調もおかしくなり仕事も辞めざるをえなくなった。弁護士や保健所などにも相談したが、「因果関係がはっきりしない」と言われ、保障は受けられなかった。

 体の不調を治そうとマッサージを受けたのに、まさに“揉んだり蹴ったり”。いったい、なぜ、こんなことになったのか?「実は最近、資格や免許もない素人同然の人が施術をする店が増えているんですよ」 こう説明するのは、さいたま市の武井鍼灸院の武井重樹院長だ。

 ちなみに、鍼灸治療院の看板を掲げる武井院長は≪はり師・きゅう師≫の国家資格(免許)を持っている。また、マッサージの場合は≪あん摩マッサージ指圧師≫、接骨院(整骨院)なら≪柔道整復師≫の国家資格が必要になる。ところが、医療ジャーナリストの牧潤二さんによると「現状は、こうした資格を持っていなくても手技による“治療”ができる店は簡単に開業できる」という。

「マッサージは、もともとフランスで生まれた手技療法で、厳密に言えば≪あん摩マッサージ指圧師≫の資格を持つ人しかできないのですが、実際はタイ式マッサージやオイルマッサージなどの名称で営業しているんです。いってみれば、無資格治療なんです」(前同)

 こうした店には資格認定証や修了証を掲げているころもあるが、「しょせんは民間資格」(同)だ。これは、カイロプラクティックや整体も同じ。前述した3つ以外は、法制度の観点からすると“無資格治療”ということになる。「私たち鍼灸師や、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師は3~4年、専門学校や大学に通い、骨格や筋肉の構造や経絡などについて基礎から学びます。

ところが、いわゆる街のマッサージ屋の中にはこうした基礎医学を学んだり、研修をすることなく施術している所があるのです」(武井院長)

 あるマッサージチェーン店の従業員募集サイトの要項を見ると、こんなことが書いてある。≪マッサージなどの経験がまったくない素人の方も心配いりません。18日間の研修を受けると(業界団体が発行する)修了証が授与され、その後、店舗に配属されて働くことができます≫ たった18日間研修しただけで、客の体を扱うのだから恐ろしい。「マッサージ店は開業するとき、ベッドを揃えればいいだけで、飲食店のように食材などのコストもかかりません。いってみれば、誰でも簡単に開業できるビジネスになっているのです」(武井院長)

 こんな状況だから事故が起きるのも当然といえる。国民生活センターにも「施術中に肋骨を折った」といった相談が少なからず寄せられている。柔道整復師の資格を持つ、東京・大塚にあるタンタン整骨院の小林敬和院長が苦笑気味に話す。「肋骨の中でも下にある第11肋骨と第12肋骨は構造上、非常にもろく、ここを下手にマッサージすると骨折する危険があります。

私たち柔道整復師は、こうした体の構造を熟知しているので強く圧迫しないのですが、1~2か月の研修で施術する人は、こんなことも知らないから怖いですよ」 自分の体に施術する人がきちんとした知識に基づいて施術しているのか、どんな資格を持っているのかを確認することが、安心への第一歩と言えよう。

 最近は銭湯や温泉、そして家庭にも電気マッサージ器が普及している。だが、これも必ずしも安全とは言えない。今年1月、国民生活センターはマッサージ器の相談や危害情報を公開したのだが、2010年から昨年11月までの約5年間で、253件の危害情報が寄せられたという。

 国民生活センターに寄せられた相談のいくつか実例を挙げよう。

●マッサージチェアを体験したら、腕もみ機能で腕が腫れた(70代男性)
●フットマッサージャーを使っているとき、停止ボタンを押したところ、足が強く挟まれたまま停止した。今も足がしびれたような状態が続いている(30代女性)
●販売員に勧められてベッド型マッサージ器を試しに使ったところ、痛みがあった。止めてほしいと頼んだが、聞き入れてもらえなかった。これで背骨を傷め、直後から、まっすぐ立てなくなった。今は寝返りも打てない状態になっている(60代女性)
●首や肩に掛けるタイプのマッサージ器を高齢の母親に使用したところ、肩と胸を骨折した(50代女性)

「マッサージ器の相談はここ数年、増加しています。特に骨や関節がもろい高齢者が、家庭用マッサージ器で事故に遭うケースが増えています」(国民生活センター・広報部) 前出の小林院長によると、家庭用のマッサージ器で強くやり過ぎたり、長時間使用することで、筋肉や関節などを傷めるケースが多いという。「マッサージをしながら眠ってしまい、筋を違えたという患者さんがけっこう多いですね」(小林院長)

 肩や首が凝る人の中には、奥さんや子どもにマッサージをしてもらう方もいるだろうが、これも事故の元になりうる。「子どもに背中を踏ませて背骨を傷めるケースや、ダンナさんに肩を揉んでもらい筋を違えたという方がいます。素人マッサージはしないほうが無難です」(同) 特に、首のマッサージは危ないという。「首には様々な血管や神経が走っています。

首をきつく揉みすぎて頭痛になったり、最悪の場合、血管を傷め、脳卒中などを引き起こす恐れもあります」(前出の武井院長) 肩が凝ったから軽く揉んでもらおう。本来、気持ちがいいはずのマッサージが、とんでもない事故を引き起こすこともある。くれぐれも、ご注意を!

鍼灸師が激白!日本人の8割以上が勘違いしている「鍼灸」の真実

「お灸をすえる」、「ツボを押さえる」などといった慣用句があるくらい、鍼灸(しんきゅう)やツボは私たち日本人の生活に浸透しています。でも、実際には一般的に勘違いされていることがたくさんあるのだそうです。

そこで、関西にある鍼灸専門学校で鍼灸師の卵たちを9年にわたり指導しながら、ご自身でも鍼灸院を経営して患者さんを診ている佐々木友子さんに、鍼灸の「本当のところ」を伺ってみました。

■8割の日本人が「鍼灸=怖いもの」と勘違いしている!

佐々木さんによると、一般の人が鍼灸に対して持っているイメージは、8割がたが「怖い」「痛い」「熱い」だそうです。でも実は、肌をさするだけの「鍼」もあるそうですよ。

というのも、ひとくちに「鍼灸」といっても施術方法には種類も多く、流派や各鍼灸師によっても違うから。

たとえば、前述の肌をさするだけの鍼は「小児鍼」といって、生後1ヶ月から受けられます。大人でも敏感な方なら、皮膚をさするだけの鍼で充分だとか。どうしても怖いという方は、トライしてみてはいかがでしょうか?

一方、「お灸」は大きく分けて2種類。

[1]有痕灸(ゆうこんきゅう)=直接灸

[2]無痕灸(むこんきゅう)=間接灸。

「有痕灸には、透熱灸(とうねつきゅう)、焦灼灸(しょうしゃくきゅう)、打膿灸(だのうきゅう)などがあり、直接皮膚に艾(もぐさ)を乗せ、強めの温熱刺激を与えるので、痕が残ります。無痕灸には、棒灸(棒状にした艾を皮膚にかざすだけ)、台座灸(せんねん灸など)、隔物灸(塩やしょうがスライスの上に艾を置く)などがあり、痕も残らず心地良い温熱刺激です。小児にも可能ですよ」と佐々木さん。

無痕灸なら、「お灸に興味はあるけど熱そうで怖い……」という人でも無理なくできそうですね。

■8~9割が「鍼灸=肩こりや腰痛の治療法」と勘違い!

みなさんは、どんなときに「鍼灸」をすると思いますか? 佐々木さんによると、8~9割の人が、「肩こり」「腰痛」に対する施術だと思っているのだそうです。

でも実際は、神経症やノイローゼといった神経系の疾患から、高血圧のような循環器系疾患、そして仮性近視や貧血など、多くの疾患に対して有効だということが、米国国立衛生研究所により認められています。

佐々木さんはさらに、こうした疾患のうち、神経痛、リュウマチ、頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症、五十肩、腰痛は日本で鍼灸の健康保険の適用が認められているという耳寄りなお話を教えてくださいました。健康保険適用なら出費も抑えられるし、安心して受けられそうですね。

■9割が「鍼灸=体調が悪くなって受けるもの」と勘違い

ほとんどの方(9割)が、鍼灸は「なにか疾患や症状があって施術を受けるもの」と認識しているようですが、健康維持のための鍼灸もあるのです。

元気な人なら、より元気になれるそうですよ。健康維持の鍼灸の場合、プロの目から診て全身のバランス(上下、左右、陰陽など)を整えます。

佐々木さんは、「鍼灸施術が患者様の疾患や症状を直接治すのではなく、患者様の自然治癒力を高めて正常に戻るためのお手伝いをしていると考えています」とおっしゃいます。

つまり、ツボを鍼灸で刺激することで、自然治癒力が発動するようなイメージです。

■鍼灸師が教えてくれた「ツボや経路」に関する真実

最後に、ツボや経絡について基本的な点について教えていただきました。

私たちが「ツボ」と呼んでいるものは、中国医学では経穴(けいけつ)と呼ばれています。これには正穴(せいけつ)=経絡上のツボ、奇穴(きけつ)、新穴(しんけつ)があり、正穴は全身に361個あります。

奇穴は、?穴(ゆけつ)や特効穴(とっこうけつ)ともいわれ約32種類48穴あります。新穴は1949年以降に定められたもので数は不明です。その他、「押すと痛気持いい」と感じる反応点を阿是穴(あぜけつ)といい、人により数が異なります。

次に経絡ですが、経とは経脈のこと。経は「縦糸」を意味し、ツボとツボを結び人体を縦に走行するものです。経脈には、正経十二経脈(せいけいじゅうにけいみゃく)と奇経八脈(きけいはちみゃく)とがあります。

正経十二経脈は全身に12本の経脈があり、手と足には陰経と陽経が各3本ずつあって関連する臓腑の名前が付けられています。陰経と陽経は表裏関係があります。

奇経八脈は全身に8本ありますが、そのなかで陽経を統括する督脈(とくみゃく)と陰経を統括する任脈(にんみゃく)は重要とされ、正経十二経脈と合わせて『十四経脈(じゅうしけいみゃく)』といわれています。

絡は、絡脈のこと。絡は「つながる」「からまる」「まとう」を意味し、経脈と経脈を連絡するもので、全身に気血(きけつ=エネルギーと栄養)を巡らせていると考えられています。

ちなみに、中国医学は2千年以上前に成立していますが、ツボの数は成立当初から361個だったわけではなく、年代により増えてきました。経脈は成立当初は11本でしたが、その後12本となり現代までそのままです。

私たちの体には、たくさんの「パワースポット」が潜んでいると考えると興味深いですね。そして鍼灸は、肩こりや腰痛以外にもいろいろな症状に効果があって、痛くない、熱くないなら、試してみる価値はありそうですよ。

この肩こり、なんとかしたい! 失敗しない整体院の選び方・4つ

肩こりがひどくて仕事に集中できないときなど「今すぐこの肩こりをなんとかしたい!」と思うことってありますよね。そんなときに頼れるのが整体院です。マッサージをしてもらうと、肩こりがだいぶ楽になりますよね。今回は、整体院の「失敗しない選び方」について、社会人女性のみなさんに聞いてみました。

<失敗しない整体院の選び方>

■口コミをチェックする

・「口コミをしっかり見て判断する。お店のうたい文句だけだと判断つかないので」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「ネットの口コミやまわりの人にいろいろ聞く。人の体験談が一番信用できるから」(33歳/その他/クリエイティブ職)

・「ネットで口コミをチェックする。評判がいいところにとりあえず行ってみる」(34歳/医療・福祉/専門職)

とても多かったのが「口コミをチェックする」という回答でした。ネットの口コミはもちろんですが、まわりの人に聞くのも参考になりますよね。実際に行った人の体験談に勝るものはありません。

■人がたくさん入っているところ

・「若い人が行っているようなところを選ぶ」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「人の出入りがあるところ。人気があると思うので」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

・「人がたくさんいて流行っているところならまちがいない」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

「若い人が行っているようなところ」や「人の出入りがあるところ」という回答もありました。見た目がキレイでも、いつもガラガラに空いている整体院はちょっと入りづらいですよね。お客さんが多ければ多いほど安心です。

■通いやすいところ

・「通いやすいところを選ぶ」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「通いやすいところ。継続して行きやすいところがいいと思うから」(32歳/不動産/秘書・アシスタント職)

・「友達や家族がオススメする通いやすいところにする」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

よさそうな整体院を見つけても、家や会社から遠かったりすると継続して通うのは難しいですよね。整体の腕も大事ですが、どこにあるかという立地条件も、整体院を選ぶときにはおさえておきたいポイントのひとつです。

■ハリ治療をやってくれるところ

・「ハリ治療もやってくれるところ。マッサージだけでは効果が薄そうだから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「ただツボを押すだけでなくハリなどで身体の内部を刺激してくれるところ」(34歳/その他/事務系専門職)

ほかには「マッサージだけではなくハリ治療をしてくれるところ」を基準にしているという回答も。マッサージだけではほぐれないようなこわばった筋肉は、ハリ治療をしてもらえるとだいぶ楽になりますよね。

<まとめ>

整体院の「失敗しない選び方」について、さまざまな回答が寄せられました。口コミチェックや繁盛しているかどうか、通いやすい場所にあるかどうか、ハリ治療をしてくれるかどうかなど、どれも外せないチェックポイントですよね。整体院を探している人は、ぜひこれらのチェックポイントを参考にしてくださいね!

接骨院と整骨院、一字違いで大違い!?  

段、街中で看板を見かけるたびにギモンだった「接骨院」と「整骨院」の違い。というか、そもそもこういった施設が「何をしてくれるところなのか?」というのもイマイチ知られていないのでは? そこで今回、都内で接骨院を開業して5年になる柔道整復師(以下、柔整師)のT.H先生(33歳)にお話をうかがいました。

■「整骨院」の名称は違法!?

まず、接骨院とはどういう位置付けなのか?

医療ライターのはしくれとして、病院・歯科医院などが医師・歯科医師法で管轄されるのは知っていましたが、接骨院は「柔道整復師法」という法律で規定されるとのこと。

「接骨院とは、国家資格の柔整師取得者が施術を行う施設をいいます。治療の主目的は原因のはっきりした、主に急性のけがで、医療保険が適用されます。一方、肩こり・慢性的な痛み・マッサージなどは保険の適用外で実費請求となります」(T.H先生)

そして最大のポイントは、柔整師の資格を持つ方が開設できる施設所の名称。なんと、「法律上は『柔道整復』『接骨』『ほねつぎ』の3つしか使えません」とのこと。

じゃあ、巷にはびこる「整骨院」とは、一体……?

■「整体」と「整骨」の混同は完全にアウト!

そもそも「整骨院」という名称自体、柔道整復師法第24条(広告の制限)から判断すると、違法になるとか(鍼灸接骨院も×)。しかし、諸所の事情から一般的な認知が広まってしまった現在、「法には触れるが、慣例上認めている」というあいまいな状況になっているようです。この点についてT.H先生は「違った角度からの問題」を指摘されます。

「『整骨院』の名称は、柔整師が使う場合は、まぁ何とかセーフといえます。ただ、『整体』なのに医療機関のように見せるため『整骨院』を名乗っているところも結構多いんですが、これは完全にアウトです」

整体とは、体全体の骨格や関節のひずみ・ズレの矯正と骨格筋の調整などを、手技と補助具にて行う医業類似行為の一種とされます。

「整体院の開業はカイロプラクティックなどと同様、特に資格は不要です。いわば『マッサージ屋さん』という位置付けで、保険治療は不可。完全に実費です。利用の主目的は肩こりほかのマッサージなどになります」

■よりよい施術を受けるための見極めポイントとは?

最後に、こうした状況を踏まえた上で、よりよい施術を受けるための施設の見分け方をご教示いただきました。

●治療目的に合わせて施術場所を選ぶ
脱臼、骨折、ねんざ、打撲など、骨・筋肉・関節の負傷なら、専門の施術を行う「接骨院」「骨接ぎ」がベスト。整骨院であれば、保険適用を要チェックです。また、腕のいい先生も確かにいることから、けがまでいかない体の不調などは整体やカイロでもいいでしょう。

●「鍼灸接骨院」の看板は完全にNG
法律上、「鍼灸」と「接骨院」は要する資格や治療方法などが完全に異なるなど、明確にわけなければなりません。これは「しっかり柔整師の勉強をして資格を取った方なら、知らないはずがない基本的なきまりごとです」(T.H先生)。つまり、この看板を掲げているところは怪しいと考えてよさそうです。

●臆せず最初に料金を聞く
先述したとおり、柔道整復師による接骨院での施術は保険適用となりますが、料金設定に違和感がある接骨院は、保険適用外のオプションを多くつけている可能性が非常に高いとか。

「ある程度経験を積んだ柔整師なら、けがの状態を把握した時点で患者さんの負担金額もほぼわかります。私の接骨院では、保険適用の施術とそれ以外をしっかり事前に説明し、ご理解いただいてから治療をしていますが、中には治療に無関係なフェイシャルマッサージを行うといった、接骨院にあるまじき施設も結構あるようです」

T.H先生によれば「最初にけがの状態を話した際、いきなり料金を聞いてみるのも良いかもしれません」とのこと。悪どいオプションをつけていない接骨院なら、料金を聞かれても親切に答えてくれるそうですから。

チガイがわかったいま、街の看板をつい、チェックしてしまいます。
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