あなたの健康はお金で買えますか・・・? ■入浴法・温泉・デリケートゾーン・乳首・乳輪の黒ずみの
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「温泉」と「天然温泉」の違いや「源泉かけ流し」など。温泉あれこれを徹底調査!

温泉についてのあれこれを調査してみました!

「温泉」と「天然温泉」の違いは?「源泉かけ流し」の意味は知ってる?

各温泉用語の本当の意味や定義は?

一番温泉が多い都道府県はどこ?

日本三名泉がどの都道府県にあるか知っている割合は?

温泉用語を覚えて温泉選びをより楽しんで

デリケートゾーン、8割が「何もしてない」。人に聞けないお悩みに答えます!

デリケートゾーンのお悩み1位は「ニオイ」

Q:なぜ、デリケートゾーンの専用ウォッシュが必要なのですか?お湯で流すだけではダメですか?普通の石鹸やボディソープがダメな理由を教えてください。

専用アイテムを使っていない人は約7割!

Q:デリケートゾーンも乾燥するの?潤いを保たなければいけない理由ってなんですか?

ホルモンバランスは大丈夫?簡単にできるセルフチェック

ホルモンバランスを整える!生活リズム7つ

教えてくれたのは…

試して納得!はじめての「デリケートゾーンケア」

(1)使うのが「あたりまえ」になる始めるなら肌にとことん優しいソープがいい

(2)一日で大きな効果を実感した「魔法のオイル」で下着もきれい

引用元:Mart

(3)持ち歩けるミストなら日中の不快感も即効クリア

誰も教えてくれなかった「アンダーヘアの内生毛」のお手入れってどうすればいいの?

誰も大っぴらには話しませんが、皮膚の下に生えている、いわゆる内生毛のアンダーヘアほど見たくないものはありません(編注:内生毛とは、皮膚の中で丸まってしまった毛のことです)。

以下の「Stuff Mom Never Told You」の動画では、どうしてそんな風に生えるのか、そしてその内生毛はどうしたらいいのかを説明してくれています。

基本的には、剃るにしても、抜くにしても、ワックスを使うにしても、通常のお手入れをする時に、毛が皮膚の下に戻って内生毛になります。(手入れをする時は毛の流れに逆らうようにしたり、壊死した皮膚の層があったりするので、毛が外に生えなくなるからです)

場合によっては、痛みを感じたり、炎症を起こしたりすることもあります。内生毛というのは、デリケートゾーンのような縮れた毛や粗い毛が生える場所にかなり多いです。

アンダーヘアのお手入れをやめるというのがわかりやすい解決法になりますが、それではあまりにも短絡的過ぎます。どうしてもアンダーヘアの内生毛を無くしたい、

そんなものが生える可能性を最小限にしたいという場合は、まずは毛をカットし、それからシャワーやお風呂などでデリケートゾーンを温め、石鹸ではなくシェービングクリームを使って、毛の流れに沿ってアンダーヘアを剃りましょう。

そうすると死んだ皮膚の細胞もきれいに剥がれ落ちる、と上の動画では言っています。しかし残念ながら、これでも人によっては、完全に内生毛が生える可能性がないわけではないようです。

睡眠の質は「入浴」がカギを握る! “快眠”に向けた最適な入浴法とは?

 季節の変わり目であるこの時期は、生活環境の変化が多く、「疲れているのに、よく眠れない」「すっきり起きられない」と感じることが多いかもしれません。それは、自分でも気がつかないストレスや緊張で、睡眠に問題を抱えているのかも……。

 今回は、眠りとお風呂の専門家で、公認心理師、SleepLIVE株式会社代表取締役でもある小林麻利子先生に、睡眠の質をぐっと高める入浴法について教えていただきました。

 まずは自分の快眠度をチェック! 眠りのメカニズムを知り、快眠につながる効率的な入浴を取り入れましょう。

» 第2回 お悩み別入浴法(5/12公開予定)» 第3回 専門家のおすすめお風呂グッズ(5/15公開予定)

最初に知っておきたい睡眠のメカニズム
朝、寝汗をかいて起きるなんてことはないですか? その場合、眠りのリズムが乱れている可能性があります。 通常、朝方は浅い眠りになるので、汗をあまりかかないはず。だから、朝、汗をかいているという時点で、よく眠れていないのかもしれません。

<眠りのメカニズム>
 眠りには、周期があって、浅い眠りがレム睡眠、深い眠りがノンレム睡眠だと思われがちですが、ノンレム睡眠には深さのステージが4段階あるので、そうとは言い切れません。

 個人差はありますが、眠りに入るとノンレム睡眠のステージが1→2→3→4と深くなり、また4→3→2→1と移行してレム睡眠が出現する、これがひとつのサイクルになります。

 良質な眠りは、ノンレム睡眠のステージがすぐに4まで到達することが重要で、30分以内くらいに入るのが理想的。

 このノンレム睡眠とレム睡眠を波のように一晩で4~5周期ほど繰り返しています。特に第1~2周期目に深い眠りをしっかり得られていることが、熟睡感を得るうえで大事です。

<眠りの決め手は深部体温>
 私たちの体の内側にある内臓や脳などの温度のことを「深部体温」といいます。深部体温は、体内リズムにあわせて、だいたい19時頃が最も高く、入眠時刻にかけて低下し、朝4時頃に最も低くなるという1日の変動があります。

 この深部体温が下がると覚醒レベルも下がって眠くなります。眠りには体温の変化が密接に関わっていて、睡眠に悩みがある場合は、この高低差があまりないことが多いです。

 実際に自分の睡眠状態がどのようになっているのか調べるには、脳波をみるなど専門の検査が必要になってきます。ここでは、主観でわかるポイントを3つあげますので、深い眠りを得られているか、チェックしてみてください。

<快眠ポイント>
●寝つきがスムーズ
 寝ようと思ってから、15分以内に眠れればOK! ストレスなく、すーっと自然に眠りにつくことができるようであれば理想的です。

●途中で何度も目覚めない
 もし途中で目覚めたとしても、すぐに眠りにつくことができれば問題ありません。一度起きて眠れなくなる場合は、中途覚醒といって眠りが浅い可能性があります。

●翌日、熟睡感がある
 よく眠ったなという実感です。睡眠慣性といって、目覚めてもまだ「なんかちょっと眠い」と感じることは誰にでもありますが、ここで二度寝やアラーム機能の使用を繰り返すと、睡眠慣性の症状が悪化します。

 起きて3歩でも歩いたときや顔を洗ったときに、「ああ、寝たな」という熟睡感があればOKです。

 ただ、上記の3つをすべてクリアしていても、「朝は食欲がない」「午前中ずっと眠い」といった場合は、睡眠が足りていない、もしくは睡眠の質が悪い可能性があります。

 そんな人も、眠りのメカニズムを生活習慣に組み込み、深部体温をコントロールすれば、睡眠の質はぐんとアップします。方法は、入浴方法を見直すだけ! 

シャワーだけでは得られない! 夏でも入浴したいワケ

 お風呂に浸かって体を温めると、疲労物質や老廃物がスムーズに体外へ排出されやすくなります。これだけでも眠りの質の向上に期待ができますが、もうひとつキーワードになってくるのが、先ほどお話しした深部体温です。

 深部体温は、4段階のノンレム睡眠とレム睡眠と連動しているからです。深部体温が下がれば下がるほど眠りも深くなるのですが、入浴後急降下するタイミングで寝つくことが質の良い眠りにつながることがわかっています。

 そのため、入眠前に体温を一時的に上げてあげることがポイント! その高低差をつくる効果的な方法が、入浴なのです。

 これからの季節、お風呂に入るのは億劫という人も多いかもしれませんが、入浴にはシャワーだけでは得られないメリットがたくさんあります。

<入浴で得られる作用>
●深部体温を上げて、その後の急降下をつくる
 入浴による温熱作用で上がった深部体温は、その後、急速に下がります。脳が「体温が急に上がった、このままだと死んでしまうかも」とびっくりして、自律神経の働きで体温を下げようとするのです。その急降下によって自然と眠気を誘い、質の高い睡眠となり、寝起きがよくなります。

 一方、睡眠には自律神経の働きも関わってきます。自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、基本的に、人が起きて活動している時間帯は交感神経が、リラックス時や夜の就眠時間帯には副交感神経が優位になるとされています。

 新生活で緊張していたり、考えごとや悩みごとなどで脳が興奮状態にあるときは、交感神経が優位になって、手足などの末端の血管がキュッと収縮してしまいます。つまり、体の熱が外に逃げにくく、深部体温がしっかり下がらないということも。

 まずは、副交感神経を優位にしてリラックス状態をつくってあげることが大切です。40℃以下のお湯に入れば、副交感神経が刺激され、温熱作用で血管が開いていき、深部体温も下がりやすい状態になります。

●体の末端と胴体部分の体温差をなくす
 胴体部分の温度と手足などの末端、特に足の皮膚温との差を0℃に近づけると、眠りの質が高まるということがわかってきています。そのためには、胴体部分の温度を下げるよりも足の温度を上げてあげましょう。湯船に浸かって血流がアップすると、冷えがちな末端が簡単に温まります。

 シャワーのみやカラスの行水のような数分の入浴だと、せっかく温めた手足が冷えてしまうことも。お風呂から出て1時間以内にはベッドに入るようにしましょう。

●温熱作用と浮力作用でリラックスできる
 深いノンレム睡眠を出現させるためには、入眠前にしっかりと副交感神経が優位になっている必要があります。40℃以下のお風呂に入ると、副交感神経が働いて精神的にも安らぎ、リラックス状態に。

 また、深い湯船にお湯をたっぷり張って肩まで浸かるなど、湯船が深ければ深いほど、浮力を強く感じます。

 お湯の中では浮力を受けて、体を支えるために緊張していた筋肉がほぐれ、地上では得られない脱力感も。プカーっと浮き、体が軽くなるので、深いリラクゼーションが味わえます。

●深い眠りにつながるデルタ波を増やす
 もうひとつポイントとなるのが、脳波。自律神経の司令塔は、脳の視床下部というところにあります。

 この視床下部の前方にある視索前野の温度が高くなると、深い眠りにつながるデルタ波という脳波が増えることがアメリカの研究でわかっています。

 そして視索前野の温度上昇は、深部体温が上がることでもたらされるといわれているのです。

 シャワーや半身浴ではなく、湯船に首までつかる完全浴でしっかりと深部体温を上げることで、視索前野の温度は上昇しやすくなり、デルタ波を増やすことにつながります。

よく眠り、すっきり目覚めるには、40℃のお湯に15分の入浴が最適!
いくら入浴が効果的だといっても、ただ入ればいい、というわけでもありません。タイミングや入浴法によっては、眠れなくなってしまうこともあるからです。

 寝つきをよくするためには、就寝のタイミングで眠気が高まっている必要があります。お風呂と睡眠は1セットで考え、冷えやすい人はなるべく就寝の直前に、ほてりやすい人は1時間前に入るようにしましょう。

 効率よく眠りの質を上げる基本の入浴法は、就寝の30分~1時間前に、40℃のお湯に15分ほど浸かる完全浴です。

<快眠につながる入浴法>
●最高の温度は40℃! 
 まず、お風呂の水温は40℃。40℃くらいではなく、40℃です! 給湯器の温度設定ではなく、必ず水温計でこまめに確認してください。たった1℃の差が眠りの質をガラッと変えてしまいます。

 副交感神経を優位にするためのおすすめの温度は40℃以下のぬるめのお湯。体がリラックスモードになり、よりスムーズな入眠につながります。

 また、深部体温を上げるには、40℃以上の高温浴が効率的です。39℃でもゆっくり入れば深部体温を上げることはできますが、お肌の乾燥をまねくことも。

 また、1度上げるまでいかない40.8℃でも人によっては心拍数が上がり、交感神経が活発になって興奮状態になるので、就寝前の入浴には向きません。

 お湯の温度は、副交感神経が優位になり、深部体温も上がる、いいとこ取りの40℃を目安にしましょう。

●時間は15分
 40℃のお湯に10分浸かると、深部体温は0.3℃上がり、15分以上で0.5℃上がることがわかっています。

 深部体温がより上昇したほうが、その反動で自律神経が働き、入浴後に深部体温が下がりやすくなります。そのため、0.5℃深部体温を上昇させる、40℃のお湯に15分浸かるのがベストなのです。

●首のつけ根まで浸かる完全浴
 お風呂の入り方としては、半身浴でもなく全身浴でもなく、首のあたりまで温める「完全浴」がもっともおすすめ。

 お湯に浸かっている部分が大きければ、大きいほど毛細血管が開き、血液が温まります。その温まった血液が全身を巡り、全身がポカポカに。

 頭までお湯に浸からずとも、首のあたりまででOKです。前半だけ、後半だけでもいいので少しの間でも、首まで浸かるのが効果的です。

 また、浮力によって筋肉もほぐれ、全身が温まることで脳の視索前野の温度が高くなり、深い眠りにつながるデルタ波という脳波も増えます。

これからの季節もぜひ入浴を!
 5月に入ると夏日も増えてきます。エアコンをつけて体の内側の温度がこもったままの状態になると、眠りにくく、寝苦しくなります。

 暑くなる時期だからこそ、シャワーではなく効果的な入浴法で、深部体温をしっかり上げ、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせることが快眠のポイント。

 よく眠れるようになると、健康や美容、脳などにも、よい影響を与え、心身ともに健やかに過ごすことができます。今日から入浴を見直して、眠りの質を高め、快適な毎日を過ごしましょう。

小林麻利子(こばやし まりこ)

SleepLIVE株式会社代表取締役。生活習慣改善サロン「Flura」主宰。睡眠改善インストラクター、温泉入浴指導員。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、科学的根拠のある最新データや研究を元に、睡眠に課題を抱える方へ睡眠や入浴をはじめとした、マンツーマン指導を行う。実践的な指導が人気を呼び、 2000名以上もの悩みを解決。

また法人向けに従業員健康支援や、 睡眠関連事業サポートのための顧問を行う。テレビやラジオ等多く のメディアでも活躍中。『不美人習慣を3日で整える熟睡の練習帳』(ジービー)『入浴の質が睡眠を決める』(カンゼン)など著書多数。https://www.instagram.com/marikokobayashi.flura/

女性の4人に1人が「ハイジニーナを試したい」気になる他人のデリケートゾーン脱毛事情

女性の約2.5人に1人は脱毛経験者

アンダーヘアはナチュラル派が多数

ハイジニーナになりたい女性は約4人に1人

VIOラインを処理する40代以上の女性 3年で6倍に増加

「脱毛時代?」──朝日新聞夕刊の一面にでかでかと載ったその記事には、若者の間で「ケアしないのは恥」といわれるまで、脱毛が当たり前のマナーとなっていることや、それが高齢者にも広がっている現状がレポートされていた(1月15日付)。薄着の季節を迎えるいま、本誌・女性セブン読者を対象に脱毛に関するアンケート(※全国の20~80代の男女1880人が回答、実施期間2021年3月3~9日)を実施。「脱毛をしたことがありますか?」という質問には76%が「はい」と回答した。


アンダーヘアの脱毛率は眉より高い!

 さらに、「どの部分を脱毛している?」(複数回答可)という項目には、1位が「わき」で72%、2位が「すね」で39%、3位が「腕」で32%、4位が「アンダーヘア」で29%、5位が「眉」で25%だった。アンケートによると、多くの読者が脱毛する部位は「わき」「すね」「腕」の“人に見られる部分”だ。しかし、注目したいのは、29%の人が「アンダーヘア」の処理をしている点。人に見られることはまずない部分にもかかわらず、眉の処理以上に気をつけている人が多いことがわかった。


とはいえ約3割と、まだまだ少数派ではある。世間的にもアンダーヘアを脱毛する人は増えているのだろうか。「私のクリニックでアンダーヘア(VIOライン)をセットでレーザー脱毛する40代以上の女性は2017年と2020年で比較して6倍以上増えています。30代未満の女性の半数近くが“ハイジニーナ”(アンダーヘアをすべて無毛にした状態)希望です」とは、美容皮膚科医の慶田朋子さんだ。


 これまでは水着のラインに合わせてVラインだけを処理するか、あるいは女性器まわりのIラインだけ、肛門まわりのОラインだけと、パーツ別に処理するのが主流だったが、最近は、将来の介護を見据えてか、若い世代の潮流に押されてか、V・I・Oすべてを脱毛する40代以上の女性が増えているというのだ。

ああ

選ぶならどれ?脱毛比較表

写真3枚

日本はアンダーヘアの脱毛後進国!?

「そもそも欧米では、衛生的な観点やエチケットとして、 ハイジニーナが主流です。それに比べると、日本はアンダーヘア脱毛後進国。性器を守るために必要な毛だと考えている人も多いようですが、いまは、清潔な下着がその役割を果たしてくれていますから、絶対に必要なものではありません。むしろ生えていることで、経血や尿がついてムレ、においや雑菌の温床となり、衛生的ではないんです」(慶田さん)


 さらに、前述のアンケートでは、「アンダーヘアをどう整えている?」という質問を行った。すると1位が「トライアングル」、2位が「ハイジニーナ」、3位が「扇形」となった。「将来、介護されるとき恥ずかしくないように」「下着からはみ出るとみっともない」などの理由で形を整える人も。アンダーヘア(VIO)すべてを処理したハイジニーナの人は全体の約8%いた。


「介護者に不快な思いをさせたくない」などの理由から、近年注目されているのが介護を見越したアンダーヘアの脱毛。 「アンダーヘアの介護脱毛をしたい?」との質問には40%が「はい」と回答。老後おむつになったとき、介護してもらいやすいように」、すでに済ませた読者からは「解放感がある」という意見もあった。取材・文/村重真紀

※女性セブン2021年4月8日号

脱毛に対してこう思っている

脱毛に対してこう思っている(イラスト/尾代ゆうこ)


都内の意外な名湯!日帰りで楽しめる東京近郊の人気スパ5選『高井戸天然温泉 美しの湯』

東京都内の人気スパといえば、お台場にある『大江戸温泉物語』や東京ドームのすぐそばにある『Spa LaQua』などが有名。しかし、他にも人気の高いスパは数多くあるのです。今回は週末に日帰りで楽しめる、都内の人気スパをご紹介します。

■都内にいながらも温泉旅行気分!

●『TimesSPA RESTA』(東京都豊島区)

池袋駅から歩いて8分ほど、「サンシャインシティ」のそばにあるスパ。男女それぞれで個性の違う浴室が用意されており、特に女性用は庭園の中の「露天ジャグジー」がお薦め。都会にいながらリゾート気分が味わえます。

男性用では、一人でのんびり独占できる釜風呂がお薦め。都会の夜空を見ながらリラックスできます。池袋駅からすぐなので、仕事帰りに癒やしを求めるのもアリでしょう。

●『高井戸天然温泉 美しの湯』(東京都杉並区)

杉並区の高井戸にある天然温泉施設。京王井の頭線の高井戸駅からすぐの場所にあり、アクセスも便利です。

露天風呂は「上の湯」と「下の湯」の二段構成になっていて、それぞれ温度が違います。熱いお湯が苦手な人は下の湯がいいでしょう。

泉質は弱アルカリ性。筋肉痛や関節痛、冷え性に効果があるそうです。また、エステバスや寝湯といった各種アトラクションバスも充実しています。

●『THE SPA 成城』(東京都世田谷区)

「お金持ちが住む町」というイメージのある、世田谷区成城地域にある天然温泉のスパ施設。お湯は炭酸水素塩温泉で、黒っぽい色が特徴の「黒湯」です。黒湯はミネラル豊富で保湿効果が高く、肌に良いとのことで女性に人気。

露天風呂は2種類ありますが、かけ流しの「つぼ湯」は一人で独占できるためお薦め。
また、「リラクゼーションルーム」が設置されていたり、エステメニューが充実しているのも女性はうれしいところです。

●『前野原温泉 さやの湯処』(東京都板橋区)

東京都のやや北側に位置する板橋区にある天然温泉が楽しめる施設。古風な造りの門構えや、館内から見える枯山水の日本庭園を見ると、まるで地方の温泉宿に来たかのような感覚になります。

緑に囲まれた露天風呂では、うぐいす色のにごり湯が楽しめます。

また、「春・夏・秋・冬」と4種類ある岩盤浴もお薦め。中でも畳の部屋でまったりとくつろげる「春」はうたた寝してしまうほどの気持ち良さです。

●『宮前平 湯けむりの庄』(神奈川県川崎市宮前区)

神奈川県川崎市にある温泉施設。東急田園都市線の宮前平駅から歩いて5分ほどで行くことができます。『湯けむりの庄』の露天風呂では、天然温泉に炭酸ガスを溶かし込んだ「炭酸琥珀湯」を楽しむことができます。

これは日本で初めてのもので、多くの人がこの炭酸琥珀湯を楽しむために訪れるそうです。

また、女性は「塩サウナ」を利用することもできます。疲労回復に効果的なので、仕事の疲れを癒やしてみては?

東京近郊にある、人気スパを5つご紹介しました。週末にじっくりと利用するのもいいですし、仕事帰りのちょっとした時間に利用してみるのもいいでしょう。きっと癒やされるはずですよ。

アンダーヘア処理は自己処理でもいい?おすすめのお手入れ方法

自己処理をするには難易度の高い、アンダーヘア。失敗したことがある、という女性もいるのでは?医療機関でVIO脱毛をすれば早いけど、デリケートゾーンを人に見られるのが恥ずかしい人もいるだろう。どうにかしてVIO部分を自己処理したい方に、コツやヒントを伝授!今回はアヴェニュー六本木クリニックの河合朝奈先生が、VIOの正しい自己処理方法とお手入れの仕方を解説してくれた。

【写真】ツルツル派が増加中!日本のリアルな「アンダーヘア」事情

■お話を伺ったのは・・・・・・
アヴェニュー六本木クリニック 河合朝奈(かわい・あさな)先生
東京女子医科大学医学部卒業。JCHO東京高輪病院、名古屋第一赤十字病院形成外科で研さんを積み、現在に至る。日本形成外科学会、日本美容外科学会所属。「施術だけでなく、スキンケアなど美容に関する困りごとなら何でもおまかせください。女性ならではの目線に立ち、親身になってお応えいたします」

VIOの自己処理の方法を解説
「自己処理の簡単な流れは、“デザインを決める、毛の長さをカットする、ラインから出るところやI・Oラインをシェービングする、最後に清潔を保ち保湿をする“です。
伸びきっている毛を整えるだけでも、蒸れによるトラブルを防げたりボリューム感が減りますよ」と河合先生。
次にそれぞれの工程を、詳しく見ていこう。

【そもそもVIOってどこの部分?】
「まずカットをする前に、デザインを決めましょう。できれば鏡を使いマーキングをつけると、理想の形に近づきます」と河合先生。
デリケートゾーンに生える毛は、大きく3つに分けられる。

下着からはみでている毛・・・Vライン
大陰唇(だいいんしん)のサイドに生えている毛・・・Iライン
肛門まわりの毛・・・Oライン

【部位別・正しい剃り方&ポイントとは?】
河合先生は、「Vラインは、シェーバーで毛の流れに沿って優しく剃りましょう。しかしI・Oラインは形が入り組んでいて、皮膚も柔らかくシワがよりやすいため、皮膚を伸ばしながら顔用に用いるような先が小さく肌に優しいタイプの電気シェーバーで少しずつ剃ることをおすすめします。

まず毛を指で挟み、出た長さをはさみでカット。そしてデザイン通りにシェービング。デリケートゾーンは粘膜にも近いため、皮膚を丁寧に伸ばしながら毛の流れに沿って剃ることがポイント。

避けてほしいのは、“毛の向きと逆に剃ること、強く押し当てて剃ること“です。皮膚を傷つける行為は、埋没毛となるリスクが高まります」という。

埋没毛とは皮膚の中に毛が埋まること。そこで炎症が起きる場合もあるので、注意が必要だ。痛みや異変を感じたら病院で治療してもらおう。

VIOのセルフ処理をするときのアイテムは?
・カミソリ、顔用電気シェーバー
・保湿クリーム
・鏡
・マーキング用のペン
・VIO専用の脱毛クリーム

「カミソリよりも電気シェーバーの方が、肌を傷つけないという面で適しています。電気シェーバーは顔でも使用するため、先端が小さく肌を傷つけにくいのです。

剃ったあとは必ず、デリケートゾーン専用のクリームで保湿をしてください。また通常の入浴後でも保湿クリームを塗りましょう。デリケートゾーンに限らず普段から保湿されている肌は、炎症を起こしずらい状態を作ります。そして、自己処理後の炎症や色素沈着の予防にも繋がるのです。

最近はVIO専用の脱毛クリームもありますね。皮膚を傷つけるリスクは減るので使用してもいいと思います。デリケートゾーンでの使用前に、自分の肌でパッチテストをしましょう」 と河合先生。

脱毛クリームは皮膚を傷つけないが、皮膚と水平に毛がなくなるので埋没毛になるリスクが高くなるそう。埋没毛は時間が経つと生えてくる可能性もあるため、そこまで心配もしなくても大丈夫だが、もし異変を感じたら病院へ行こう。

VIOは医療脱毛をするほうがいい? メリットとデメリットは?
VIOの自己処理は、しっかりとポイントを押さえておけばとても魅力的。なぜなら自分の好きなタイミングでできるし、人に見られない、デザインの変更コストもかからないから。でも、やはりプロに任せたいという人のために、医療脱毛のメリットとデメリットについて河合先生に伺った。

【メリット】
「1.2回のVIO脱毛で、“毛量がグッと減る、毛質も柔らかくなる、何より自己処理の頻度が減る“ので、皆さん喜ばれます。VIO脱毛とは生えてる毛にレーザーをあて、毛根を破壊させます。5~8回行えば、ほぼ生えてこなくなりますよ。
毛量が減るとムレによるトラブル(かゆみや匂い、炎症など)も減るので、人に相談しづらい悩みも減ります」
併設するアヴェニューウィメンズクリニックでは、黒ずみを改善するレーザーなどデリケートゾーンのメニューがあり、多くの女性が来院している。VIO脱毛で使用しているレーザー機器は、皮膚表面には反応しないため、皮膚にダメージを与えず脱毛できることが特徴。生理中の経血、おりもの等の付着も防ぎ臭いの原因を抑えられるのでおすすめ。

【デメリット】
「医療機関での脱毛は主にレーザーを使用するので、照射の痛みやその後のひりつきを引き起こす可能性があります。ですが痛みなどを軽減されるように、工夫された様々な照射方法も存在しますよ。
また日頃からデリケートゾーンを清潔に保ち保湿をすれば、このようなトラブルを避けられます」

デリケートゾーンに白髪がある場合、どうしたらいいの?
「併設するアヴェニューウィメンズクリニックには、将来的な介護を想定して、VIO脱毛を開始される40~60代の方も増えているのですが、白髪になるとレーザーが反応しないので医療脱毛が難しい場合も。ただ、ニードル脱毛などの別の対応方法もありますので、まずはクリニックで相談してみてください」と河合先生。

VIOはきちんとした手順で行えば、自己処理も可能! もし自己処理を試してかゆみが出たり、うまくいかなかったら、クリニックに相談してみよう。

料金や脱毛方法などを比較検討して、自分に合ったVIO処理法をチョイスして

半身浴でデトックス生活!半身浴でおススメな飲み物とは

むくみを予防するために半身浴で体の代謝を高める方法が主流となりつつあります。しかし、ぬるめのお風呂でも長い時間浸かっていると汗をかき、脱水症状を起こしてしまうことも。

今回は半身浴のおともに是非取り入れてほしい飲み物をご紹介します。半身浴の時には、今回紹介する飲み物を持ち込むようにしましょう!

半身浴で使うべき飲み物の選び方

半身浴では代謝が上がるため、汗を良くかくようになります。汗によって体の水分が放出されますので、体をめぐる血液が濃くなります。ただし!脱水症状を引き起こすきっかけにもつながるとされています。そのため、半身浴で長時間バスルームにこもる時は飲み物を持ち込みましょう。半身浴で使うべき飲み物は、体液に近い液体がおススメです。糖分が高い飲み物やカフェインが含まれている飲み物は、半身浴によって汗をかいた時に脱水症状を促してしまうこともあるため、できるだけ避けましょう。


また、熱い飲み物はこぼした時に火傷のリスクがありますので避けましょう。

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寝る前のたった10分のストレッチで快眠生活!女性にこそ知って欲しいストレッチのあれこれ https://cocokara-next.com/fitness/stretch-to-sleep/

半身浴で飲んでほしい飲み物はコレ


一番のおすすめは常温のミネラルウォーターです。汗と一緒に流れたミネラル分を補給する意味でお勧めです。衛生面や飲みやすさを優先させペットボトルに入っているものやウォーターボトルなどを利用するといいですね。また、水で薄めたイオン飲料は汗で奪われた体内の電解質補給につながりますので汗をかいた体には最適です。ミネラル補給の観点でおすすめできるノンカフェインの麦茶やルイボスティーは38度~40度程度まで冷ました状態での飲むことをおススメします。


ただし、人によってはミネラルウォーターが体に合わない人もいるので、そのような場合は純水(ピュアウォーター)を飲むといいとされています。おしゃれに半身浴を楽しみたい方は、常温のミネラルウォーターにスライスレモンやフレッシュハーブ、ベリー類を漬け込んだデトックスウォーターも良いですね。おしゃれな時間を過ごせますし、ビタミンやミネラル補給に最適です。ただし、お風呂場は高温多湿な環境のため、半身浴の時間で飲みきるようにしましょう。

寒い?半身浴にありがちな肩の冷えをまもるコツ

湯温を下げないように浴槽にふたをしてスマホを使う・読書をするという方法で時間を過ごす方が大半ですが、寒いと感じる方も多く、「肩が冷える」事が唯一の欠点と感じるのではないでしょうか。お風呂用の暖房器がある過程は暖房を入れて入浴することも一案です。


また、乾いたタオルを肩にかけて入浴することで肩を温めてくれます。防災用のアルミフィルムを浴槽のふたと体を覆うように羽織ることも保温効果が高まり、肩の冷えを防げます。[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]

「温泉に入った後シャワーで流すのはNG!」ってなんで!? 意外と知らない正しい温泉の入り方

遠出をするのにはちょっぴりリスキーなものの、少しずつお出かけできるムードにはなってきた今、人気の声が高いのが「温泉旅行」。 Go To トラベルキャンペーンが開始されたこともあり、週末の息抜きにゆっくり温泉でも浸かりたいと考えている人も多いのでは?そこで今日は意外と知られていない「温泉の入り方」について、温泉に特化した宿泊予約サービス『ゆこゆこ』編集長、上野彩子さんにうかがいました。

Q.温泉には朝と夜、どちらに入るのがより効果的ですか?

A.どちらも効果的ですが、狙いを変えると良いと思います。 朝にお風呂に入るときは「目覚めを良くする」、夜に入るときは「癒し効果」を意識してみると良いと思います。 朝は交感神経を活発にさせるために40度以上の熱めのお湯に浸かるのがおすすめ。逆に夜は熱いお湯で交感神経を活発にさせてしまうと眠れなくなってしまうこともあるので、露天風呂など比較的ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのが向いています。 また、通常のお風呂と同様に、寝起きすぐに入るとちょっと頭がグラグラしてしまうことがあるため、起床後30分くらいはおいて、きちんと水分補給をしてから入りましょう。また、お酒には注意が必要です。温泉は通常のお風呂よりもさらにアルコールが回りやすくなってしまいますので、飲酒後の温泉はやめましょう。

Q.温泉に入るとお肌がツルッとするのは皮膚の表面を溶かすから…と聞いたのですが、長く浸かるとお肌に悪くないですか?

A.大丈夫です! ただ、保湿はマストです。 これはおそらくアルカリ性の強い温泉の話だと思いますが、温泉がそこまで深いところまでお肌を溶かしてしまう…ということはありません。 ただ、私自身も経験したことがありますが、アルカリ性の強い温泉に入り、そのまま保湿をしないで出てしまうと、お肌がカサカサになってしまうことがあります。アルカリ性の温泉は「皮脂を含んだお肌の表面を溶かす」性質があるため、通常より角質は薄くなり、乾燥しやすくなります。できるだけ温泉から出たらすぐに保湿クリームなどを塗ってケアをしてあげてください。

Q.美肌になる温泉の入り方のコツはありますか?

A.いくつか泉質がある場合は、アルカリ性温泉→塩化物泉→保湿クリーム、が最強です 九州のほうなど、いろいろな泉質をひとつの浴場に備えている温泉に入るときなどは、美肌に効果的な入り方があります。「美肌の湯」と言っても泉質によって得意分野が異なるので、覚えておくと役立ちますよ。 <汚れを落とすなら、アルカリ性温泉> 効果的に皮脂を溶かしてくれる「アルカリ性温泉」で、まずは汚れを落としましょう。 湯口に未使用のタオルを浸して新鮮なアルカリ性成分でいっぱいにして、それを温泉などにつかりながら顔にしばらくかけていると、毛穴が広がり、皮脂を効果的に落としてくれます。その後洗顔をすると、天然のピーリングのようにツルツルになります。 体も同様に、温泉に浸かって皮脂を溶かしてから石けんで洗うと、とても汚れが落ちやすくなります。髪も汚れが落ちやすくなっているので、汚れを落とした状態でしっかりトリートメントなどをするのもおすすめです。アルカリ性温泉ではなかったとしても「温泉に浸かったあと、体を洗う」の流れを行うと、かなり日頃の汚れが落ちやすくなります。


<保湿効果が高いのは、塩化物泉>

「塩化物泉」は、保湿効果が高い温泉です。 この「塩化物泉」はその名の通り塩分を多く含んでいて、有名どころでいえば熱海や湯河原など、海辺の温泉地に多い泉質です。これは毛穴の中にまで塩分が溶け込んでくれるため保湿効果が高く、温泉から出た後もポカポカ・しっとりします。その上で保湿をすると、長く美肌効果を実感できると思います。 そのため、いくつか泉質があるならば「アルカリ性温泉でしっかり汚れを落とす→塩化物泉保湿をする→さらにクリームなどでしっかりフタをする」が、もっとも美肌になれる温泉の入り方です。


Q.温泉は長く浸かれば浸かるだけ効果的ですか?

A.無理して長く浸かる必要はなく、人それぞれで問題ありません。 これまで「浸かる時間で効果に差は出るのか」といったことを調査してみたことはありますが、特に「明確に何分浸かるのがいい!」という話は出てこないので、時間は人それぞれで良いと思います。無理して長く浸かろうとする必要はありません。 ただ、副交感神経が優位になりリラックス効果が出てくるのは浸かって15~20分した頃なので、だいたいそのくらいは浸かっておくといいですね。


もちろんこれはずっと浸かっていなければいけないわけではなく、途中で休憩を挟んでもまったく問題ないですし、むしろおすすめです。「5分入って少し休み、8分入って少し休み、最後に3分入る」の流れが健康効果にいちばん良いとも言われています。 これは都市伝説かもしれませんが、温泉のマークはこの「3回に分けて入る」を表しているという説もあります。最近ではいわゆる「ととのう」と呼ばれている、サウナと水風呂を交互に繰り返すものが流行っていますが、温泉でも同様に、入浴の合間に水風呂などで体を冷やすことで、一気に血管が開いてすっきりします。


Q.素朴な疑問ですが、温泉に浸かったあと、シャワーで流すと成分も流れてしまいますか?

A.基本的には流さないことをおすすめします。 実はこの「温泉に入ったあと、シャワーで流さない」は「温泉で絶対気をつけてほしいこと」として覚えていてほしいレベルのことです。以前、保温効果の高い塩化物泉に入って少々のぼせてしまった際に、シャワーで洗い流したらわりとすぐに回復したことがあります。それくらい良くも悪くも「シャワーで流すことは、成分を落とすこと」と心得てください。 温泉に入ったあとには成分効能がたっぷり肌にくっついているので、できるだけ最後は流さずにあがって、保湿クリームを塗るのがおすすめです。


ただ、たとえば殺菌効果が高く酸性が強い「酸性泉」の中でもpHが2以下の強酸性泉や、極度に何かの成分が強い温泉は流さないでおくと痛くなってしまうこともあります。そのような場合は流したほうがいいですが、基本的には流さないほうがいい温泉が圧倒的に多いですね。もし「どうしても最後にシャワーで流さないこと」が気になるようであれば、湯出し口から新鮮な温泉のお湯を桶などですくって、かけ湯をして出るという流れをおすすめします。 「正しい温泉の入り方」みなさんはどのくらい知っていましたか? 入り方や入った後の行動で温泉の効果はこんなにも変わるんです! これから温泉に行く予定がある方はぜひお試しくださいね♪ 取材協力/ゆこゆこ *事前に宿やお店の営業状況などご確認の上お出かけください

入浴検定、合格すると「入浴アドバイザー」の資格取得できる

 グルメやペット、健康など、自分の知識を試すのにピッタリな検定が増えているのをご存じだろうか? これからの人生を豊かにするのはもちろん、もしかしたら副業につながるかもしれない! 数あるユニークな検定の中から、「入浴検定」をご紹介する。

■入浴検定

延べ受験者数:2525人
合格率:約90%
試験日:9月13日
受験方法:札幌、東京、大阪、名古屋、福岡
受験料:6600円
問い合わせ先:日本入浴協会

「合格すると『入浴アドバイザー』資格が取得でき、さらに上位の『入浴指導士』の受験資格が得られます。日常では入浴における健康・美容面での知識が増え、日々の健康管理にも役立ちます。また、お風呂関連のビジネスチャンス(商品開発、WEB執筆など)も」(日本入浴協会理事・古谷暢基さん)

■試験例題

【Q1】下記の身体部位を皮脂腺が多い(石けんで洗う必要がある)順に並べなさい。

【1】胸・背中 【2】手のひら 【3】顔 【4】頭皮

【Q2】お風呂の和ハーブの種類と正しい組み合わせを答えなさい。

【1】セキショウ
【2】トウキ
【3】クロモジ
【4】ドクダミ

(ア)血管を拡張するフタライドという成分が含まれる
(イ)別名は十薬で、昔から皮膚の特効薬として知られる
(ウ)良い芳香を持ち、浴剤だけでなく、石けんの香料としても使われた
(エ)菖蒲湯のもととなったもので、もっとも古い浴用植物の1つである

【Q3】以下の問題に○か×で答えましょう。

【1】お風呂に入ることで改善が期待できる頭痛として、
 頭痛の約7割を占めるというデータもある「片頭痛」が挙げられる

【2】10分の全身浴で30~40kcalほどが消費されるといわれている

【3】温泉法における「温泉」の定義においては、温泉成分が全く含まれて
 いなくても「温泉」と称してよい場合がある

■答え
【Q1】【4】→【3】→【1】→【2】 
【Q2】【1】→エ 【2】→ア 【3】→ウ 【4】→イ 
【Q3】【1】× 【2】○ 【3】○

※女性セブン2020年7月2日号

痛み悩みの相談室 シャワーより湯船が健康にいい?

 これからの季節、湯船にしっかりと浸かって温まるのもよいですが、私はシャワーだけでも十分と考えています。特に手足にスリ傷ができたときは、シャワーだけのほうがよいのです。

 シャワーを浴びた時、お湯は傷口の上を流れ落ちるので、浸み込むようなことは少ないと思われます。しかし、入浴すると水圧でお湯が傷口に浸み込む可能性が高くなり、炎症や感染を起こす危険性が高くなってしまいます。とはいえ、きれいな水でたっぷりと、文字通り湯水のごとく風呂に浸かるのは日本人の幸せでもあります。そこで、湯船に浸かる時はお湯の温度と入浴時間に気をつけましょう。

 半身浴も長すぎると脱水で脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性があります。また、寒い場所から冷えた体で、急に熱い風呂に入ることで血圧が急上昇・急下降する「ヒートショック」を起こすことや、風呂で熱中症を起こすこともあります。酒を飲んだあとは特に危険です。さらに、風呂で寝てしまい、失神して溺れることもあり得ます。

 厚生労働省や学会の統計によれば1年間に風呂で亡くなった方は約1万9000人で、交通事故による年間死亡数の約5倍もあります。入浴する時は脱衣所や浴室をあらかじめ暖かくしておき、熱いお湯や長湯は避けてください。

 また、湯船から出る時も、勢いよく出ると血圧が急に下がる恐れがあるので、ゆっくり立ち上がるよう心がけましょう。

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監修/井尻慎一郎先生
井尻整形外科院長。医学博士。著書・監修書に『痛いところから分かる 骨・関節・神経の逆引診断事典』(創元社)、『筋肉のからくり 動かし方を変えるだけでコリと激痛が消える!』(宝島社)などがあるほか、論文、講演、テレビ出演などで活躍中。
井尻整形外科HPはhttps://ijiri.jp

温まるだけじゃない!? お風呂につかるべき本当の理由

お風呂の第二、第三の作用とは?
お風呂で分かりやすい第一の作用は何といっても「温まる」こと、つまり温熱作用 です。しかしそれ以外にも、気づきにくい意外な第二、第三の作用があります。それは「静水圧(せいすいあつ)」と「浮力」です。

静水圧が及ぼす体への効果は?
「静水圧」とはいわゆる水圧のことで、足のむくみを解消する効果があります。お風呂のような浅い水でも水面下の体には水圧がかかっていて、肩まで湯に浸かった状態でメジャーを使って腹まわりを測ると、空気中に比べて数センチも縮むほどです。立ち仕事などによる足のむくみにはお風呂が効果的ですが、これは水圧によって足にたまった血液が心臓に押し戻されるからです。むくみ解消には水圧効果の弱い「半身浴」ではなく、肩まで浸かる「全身浴」がいいことが分かっています。

静水圧でデトックス?
静水圧はある意味デトックス作用がある、ともいえるかもしれません。あなたはお風呂に入ると尿意を感じたことはありませんか? これは偶然ではなく、きちんと医学的な理由があります。適度に水圧で下半身が圧迫されると、血液が上半身に戻ってきた際に、利尿作用をもたらすホルモンの一種「心房性ナトリウム利尿ペプチド」が増えます。それによって尿量が増え、塩分や老廃物の排泄が促進されます。

よくお風呂で発汗してデトックス、という情報を見ることもありますが、汗腺による排泄作用よりも、実は腎臓によって作られる尿による老廃物排泄作用の方がはるかに大きいのです。この点からも、十分に静水圧効果を得るためには半身浴ではなく、しっかりとお湯をはって全身浴をすることをお勧めします。ただし、心臓や肺に病気がある場合は、この静水圧が負担になることがあるので、半身浴がお勧めです。

お風呂で重力からの解放を楽しもう!
お風呂は地球上で唯一重力から解放される場所、といってもいいかもしれません。この記事を読んでいる瞬間も、あなたは重力に抗して、座るなり立つなりの姿勢を保っているはずです。その間、無意識であっても重力に負けないように筋肉を緊張させているのです。

この重力から解放してくれるのが、「浮力」です。水に浸かった物には浮き上がろうとする力、浮力がかかります。鉄の船が海で浮かぶように、人間がお風呂に入っていても同じ話で、体は浮力によって浮き上がる力がかかっています。肩まで水に浸かっている場合、浮力によって体重が10分の1になって大変軽くなります。つまり体重が60kgの人はたった6kgになる計算になります。

お風呂に浸かるとふわふわして体が軽くなり、余計な筋肉の緊張が必要なくなるためリラックスできます。お風呂でのリラックス感は温熱作用だけではなく、この浮力作用によるものも大きいでしょう。

浮力の力:フィットネスクラブ・医療の現場での活用
浮力はフィットネスクラブや医療の現場で活用されています。浮力があると体重の負担が減るので、麻痺があったり、膝が痛んだり、筋力が弱って陸上では立ち上がれない人でも、プールなどの水中では立つことができます。水中とはいえ、立つことができた、ということはご本人にとってはとても大きな自信につながり、リハビリや筋肉トレーニングの動機づけにつながります。これも浮力の活用といえるでしょう。

静水圧、浮力はシャワーでは得られない効果
静水圧と浮力はシャワーでは決して得ることができない作用です。浴槽に浸かることによってはじめて享受できる効果で、シャワーと浴槽入浴の決定的な違いといえるでしょう。普段、シャワーで済ませている人も、たまには静水圧、浮力を意識して浴槽に浸かってみてはいかがでしょうか。

温泉の「効能」本当に体に効くの?

「冷え性」「肌荒れ」「肩こり」の改善──。温泉には様々な“効能”が謳われているが、冷静に考えれば、お湯に浸かっているだけのような…。本当に効能はあるのだろうか。

この素朴な疑問を、国際医療福祉大学大学院教授で温泉医学研究の第一人者、前田眞治先生にぶつけてみた。「真に治る」という説得力のあるお名前だが、先生、どうなんでしょうか?

「効能は科学的に証明されていますよ。そもそも“温泉”とは、指定された成分を規定値以上に含む、地中から湧き出したお湯などのこと。一定の体積あたりの熱保有量がふつうのお湯より高く、体温が上がりやすいという特徴があります。

同じ41度のお湯に15分浸かった場合、ふつうのお湯だと体温が1度アップするのに対し、温泉だと平均で1.5度アップ。含有成分の濃度が高ければ、もっと上がりますよ」

前田先生いわく、体が温まると肩凝りや腰痛にポジティブな影響があるとのこと。これがひとつめの効能だそうだ。

「日本に多いのは神奈川の箱根湯本温泉に代表される単純温泉と、兵庫の有馬温泉などに代表される塩化物泉。単純温泉は刺激が少ないため、適度なリラックス効果が得られます。

塩化物泉はお湯から出た後、塩の結晶が肌に付き、いわばラップを巻いているのと同じような状態になります。保温効果は抜群です」

なるほど。他には?

「佐賀の嬉野温泉は弱アルカリ性の炭酸水素塩泉。肌がツルツルになるので“美肌の湯”と呼ばれています。ま

た、大分の長湯温泉は二酸化炭素泉で、炭酸ガスの気泡が肌に付くのが特徴。“心臓の湯”といわれ、毛細血管を広げて血圧を下げる効果があるんです」

さらに、硫黄泉で有名なのが群馬の草津温泉や万座温泉。硫化水素が皮膚から入り、毛細血管を広げて血圧を下げる効能があるという。

「飲泉という慣習もありますね。重曹泉はアルカリ性で胃の中の酸を中和します。鉄分が多い鉄泉は貧血に効く。もっとも、有効成分の量が多い市販の飲み薬の方が効きますけどね」

最後に、先生が言う。

「ちなみに、江戸時代までは混浴が基本でした。お風呂は社交の場だったんです」

おお、それは一番効能がありそうです。

入浴剤の特徴を知って正しく使い分けよう!「入浴剤なんてどれも同じ」は大間違い【後編】

さて、前回に続いて今回も「入浴剤」のお話です。
今日本で売られている入浴剤のほとんどは、5つのグループにわけることができるとお話してきました。

(1)「ミネラル」系
(2)「スキンケア」系
(3)「炭酸ガス」系
(4)「ハーブ&生薬」系
(5)「オプション」系

今日はそれぞれの特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。

◆(1)「ミネラル」系 とにかくあったまりたいときに

名前の通りミネラル(無機塩)が主成分になっている入浴剤。顆粒状の入浴剤はほとんどこのタイプです。
含まれているミネラル(無機塩)が肌のタンパク質と結合して膜を作り出すので、身体から熱が逃げるのを防いでくれます。湯冷めしにくく、ほかほか温かい身体をキープできるのが特徴です。

●こんな人におすすめ
・冷え性の人

●おすすめの入浴法
・お湯の温度は38~39℃  
・20~30分程度じっくりつかる

◆(2)「スキンケア」系 肌の乾燥をしっとり落ち着かせる
液状の入浴剤はまずこのタイプと思っていいでしょう。セラミドや植物エキス、オイルなどの保湿成分が配合されています。お湯につかると肌がやわらかくなるので、そのときを狙って保湿成分を肌に浸透させようというわけですね。とにかく保湿効果が高いので、皮膚科の先生にもこのタイプの入浴剤を推奨する人が少なくありません。

●こんな人におすすめ
・肌が乾燥しやすい人

●おすすめの入浴法
・お湯の温度は37~39℃  
・つかる時間は10分以下が目安

◆(3)「炭酸ガス」系 「温め」と「疲労回復」、どちらもOK
炭酸ガスは肌から吸収されると血管を拡張させ、血流量を増やす働きがあります。この性質を利用したのがこの入浴剤。錠剤型のものが多く、バスタブに入れるとシュワッと溶けていくのが特徴です。

血流量が増えると全身の新陳代謝が促進されるだけでなく、疲労物質の排出もスムーズになりますから、冷え性の改善はもちろん疲労回復にも効果的。冷えにも疲れにも効く!…なんて、まさにいいことづくめの入浴剤ではありますが、全体的に値段が高めなのが玉にキズ。

●こんな人におすすめ
・冷え性の人  
・肩こりや腰痛がある人  
・とにかく疲れている人

●おすすめの入浴法
・お湯の温度は38~39℃  
・20~30分程度じっくりつかる

◆(4)「ハーブ&生薬」系 香りの力で気持ちもリラックス
ラベンダーやカモミールといったハーブの成分、もしくはトウキやチンピのような生薬が配合されているタイプ。ハーブ&生薬によって違いはありますが、皮膚の炎症を抑えたり、血行をよくしたり、といった効果が期待できます。

このタイプの最大の特徴は、なんといっても「香り」によるリラックス効果でしょう。ハーブのいい香りはもちろん、薬っぽい漢方の香りも女子にはたまりませんよね。

買うときにチェックしたいのが「値段」。ハーブや生薬はけっして安い原料ではないので、それなりに量を配合している入浴剤なら相応の値段になります。あまりに安すぎる場合は気をつけたほうがいいでしょう。

●こんな人におすすめ
・イライラがたまっている人  
・寝つきが悪い人

●おすすめの入浴法
・お湯の温度は38~40℃  
・20~30分程度じっくりつかる

◆(5)「オプション」系 特定の悩みや目的に合わせて選べる
このタイプはもともと(1)「ミネラル」系や(3)「炭酸ガス」系の派生品として誕生しました。身体を温める効果に加えて、「発汗したい」「夏でも気持ち良くお風呂に入りたい」「ニキビやザラつきをケアしたい」などの目的に合わせて、さらに成分が加えられています。

「発汗したい」という人にはトウガラシエキスやショウガエキスが配合された「発汗タイプ」の入浴剤がおすすめ。「ニキビやザラつきをケアしたい」なら、角質を穏やかに取り除く「酵素タイプ」がいいでしょう。夏には清涼感のある「クールタイプ」も試す価値ありです。

肌も心もきれいになれる!「温泉パワー」を見直そう!

日本人なら大好きな温泉。友達や家族とワイワイ騒ぐのも面白いですが、いちばんの楽しみは何といってもお風呂、つまり「温泉に入ること」ですよね。

そこで今日は、温泉に入ることが私たちの体にどれだけ素晴らしい効果をもたらしてくれるか、改めてその魅力を再認識しましょう。

◆「温泉の効果」を改めて文字にしてみると…

温泉に行くことの効能は、簡単にいうと以下のようなものがあげられます。

(1)薬理作用
「肌がすべすべになる」「冷え性に効く」などなど、温泉の泉質がもたらしてくれる作用。

(2)物理的な作用
温熱効果による血行促進効果や、水圧によるマッサージ効果などが期待できます。

(3)転地作用
「いつもとは違う場所に行く」ということが心理的にリフレッシュ効果をもたらします。
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◆泉質によって温泉美容の効果は違ってくる

なかでも注目したいのはやっぱり「(1)薬理作用」ですよね。

温泉といえば美肌効果を期待したいところですが、実はその効果は泉質によって違うって知っていましたか?

ざっくりいうと、アルカリ性になるほど肌をきれいにしてなめらかにする効果は高いのですが、逆に「酸性になるほど肌を活性化する効果が高い」のです。

ちなみに「PH値6~7.5」は「中性」で、「PH値6未満」なら「酸性」、「PH値7.5以上」なら「アルカリ性」。温泉に行くときはぜひお風呂場にある温泉分析書で、自分が入る温泉の泉質をチェックしてみましょう。
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◆めぐりをよくして体の中からきれいにする温泉効果

温泉に入ると、体がほかほかしてコリがほぐれたような気がしますね。それは「(2)物理的な作用」によるものです。温められた体にマッサージ効果が加わると血流がとてもよくなりますから、体の中の老廃物をきれいに排出することができ、デトックス効果も期待できるというわけです。
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◆「気分転換」って実はとっても重要

意外に見逃されがちなのが「(3)転地作用の効果」。
ただの気分転換といってしまえばそれまでですが、実は気分転換の効果は意外に大きいんです。それまで抱えていたトラブルが一挙に解決する!というわけではもちろんありませんが、気分が明るくなることで物事への見方が変わり、それによって問題解決が、よりスムーズになることもあります。

温泉とはちょっと違いますが、日本では平安時代から「方違え(かたたがえ)」といって、凶方位を避けて別宅に行ったり、知人の家で夜を過ごしたりする風習がありました。日本人は古くから、「転地作用の効果」をうまく利用していたのですね。
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◆「いちいち感想を言ってみる」のがポイント

せっかくお金と時間をかけて温泉に行くのですから、ただ食べて寝てくるだけではもったいない。

駅を降りたら「空気が気持ちいいね」、お湯につかったら「ああ、気持ちいいね」などなど、そのとき見たもの、感じたことをいちいち口に出して言ってみましょう。

もちろん心の中でつぶやくだけでもOKです。体で感じた感覚をその都度再認識することで、温泉がもたらしてくれる作用をより効果的に、そしてより楽しく体感できます。

食べるより良い?翌日に持ち越すツライ疲れには●●風呂

夜、お風呂に入らずに寝た日は、疲れがあまりとれていないと感じたことありませんか?

 これは、質の良い睡眠がとれず、血行促進もされないため、体の疲れが残っている状態です。女子の大敵である足のむくみや、疲れがとれない状態が続くと、肌や体のトラブルもどんどん悪化していきます。疲れを解消するためにも体を温めるお風呂に入ることは大切です。

そこで今回、美肌に効果的な“塩ヨーグルト風呂”をご紹介したいと思います。

これは、以前の『WooRis』記事「ボロボロ肌は卒業!美肌の味方“塩ヨーグルト”とは」で紹介したヨーグルト活用法のひとつで、湯船にヨーグルトを入れ、そのお湯に浸かることで、乳酸菌効果で美肌になるという健康法です。

このヨーグルト風呂に“塩”を混ぜることで、乳酸菌の活動が活発になり美肌効果が高まります。普通に食べるだけでも便秘解消や肌荒れ解消など身体にいいことだらけのヨーグルトなのに、それを使った美容法となれば効き目も期待できそうですね!

■塩ヨーグルト風呂のつくり方

つくり方は簡単です。湯船の中にヨーグルトと塩を入れるだけです。

まず、湯船に塩(粗塩)を一握り入れます。次にヨーグルトを1パック入れます。ヨーグルトを潰すような感じでしっかりとかき混ぜてください。かき混ぜると、お風呂の入浴剤のような感じでお風呂が白く濁ります。これで完成です。

■マッサージ効果も期待できる

塩ヨーグルト風呂は普通のヨーグルト風呂とは違い、塩の効果で血行が良くなります。お風呂に浸かりながらマッサージをすれば、冷え性や肩こり、腰痛などにも効果的です。美肌効果だけでなく、マッサージ効果も期待できます。

■塩で美肌効果もアップ!

ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはもともと美肌効果があるのですが、ここに塩を加えることで乳酸菌の活動が活発になります。普通にヨーグルトを食べるよりも美肌効果がアップします。

塩ヨーグルト風呂は、市販のヨーグルトと塩だけで簡単につくれちゃう、自宅で気軽にできる美容法。塩ヨーグルトを毎日の生活にとり入れて、美肌と健康に役立てましょう。

専門誌に論文 細菌が繁殖しやすいシャワーは病気になる?

 皆さんは毎日シャワーを浴びていますか? 体の清潔を保つために「浴槽には入らなくてもシャワーだけは浴びる」という人も多いと思います。それでは、シャワーは清潔でしょうか? 

「勢いよく水が流れているので清潔だ」と思われている人が大半でしょう。日本の水道は塩素消毒されているのでなおさらです。

 しかし、実際にはシャワーヘッドの部分は構造が複雑で、使い終わった後で古い水がたまってしまうこともしばしばあります。浴室やシャワールームは湿気が多く室温も高くなっていますから、菌が繁殖しやすい環境です。

 2018年の微生物学の専門誌に、欧米でシャワーヘッドの細菌感染を調べた論文が掲載されています。

 それによると、多くのシャワーヘッドの内側に、細菌が集まり、特殊な糖分などと一緒にバイオフィルムという構造をつくって、定着していることが分かりました。

 水道水などに含まれる塩素は強い殺菌作用がありますが、バイオフィルムは塩素にも抵抗性で、特に抗酸菌という性質の細菌は、なかなか死滅しない、ということも分かりました。

 抗酸菌の多くは病気とは無関係ですが、中には非結核性抗酸菌症という、慢性の肺の病気の原因となる細菌があり、それがシャワーヘッドから見つかった地域では、その病気の患者さんも多くなっていることが分かりました。「シャワーは安全」と過信することは禁物のようです。

冬場につらい“かゆみ”を解消!今日からできる入浴法3つ

寒くなるにつれて、気になる身体のかゆみ。この時期の空気の乾燥が、肌に与えるダメージは相当のものです。今日からすぐにできるこんな入浴法で、かゆみをストップさせましょう!

■ボディタオル、ボディブラシは、しばらくお休み!「素手洗い」がおすすめ

洗い上がりがすっきりするからと、ボディ用のタオルやブラシを愛用されている方も多いですが、洗い過ぎは必要な皮脂まで落としてしまい、さらには摩擦によって肌の表面の角質層を傷つけるおそれがあります。かゆみが気になるときは、お休みにしましょう。そこでおすすめなのが、「素手」で洗うこと。本来、汗や皮脂などの汚れは、ごしごしとタオルやブラシでこすらなくても、手でやさしく撫でるように洗うだけで十分に落とせます。

■ 湯ぶね、シャワーの温度は38度~40度に

湯ぶねとシャワーの温度にもご注意を。熱めのお風呂はからだが温まって気持ちがいいものですが、肌には大敵。肌に備わっている保湿成分や、肌の表面の油分がお湯に溶け出してしまうからです。するといっそう肌は乾燥しやすくなります。温度は、ぬるめに感じる38度~40度程度がベストです。また、肌の保湿成分を逃さないために、長湯もしないように気をつけてください。温まる時間は10分程度で切り上げるのがよいでしょう。

■保湿効果は絶大!入浴剤がわりに、グリセリン

市販の入浴剤には、肌に負担のかかるものもあります。代わりに、10cc程度のグリセリンを入れてみましょう。グリセリンは昔から、ひび割れやあかぎれのケアとして使われてきたもの。化粧品の原材料としても使われています。肌への刺激がないうえに、その保湿効果は絶大! お風呂上がりの肌はしっとり、すべすべです。

毎日のバスタイムにひと工夫すれば、肌のうるおい機能もぐっと上がります。この冬こそ、嫌なかゆみとお別れしましょう。

1度で変わる風呂の効用肩こり、ダイエット、花粉症...

日本人はお風呂好き。これから寒さに向けて何よりの楽しみだ。疲れを癒し、健康と美容のためにも欠かせない。一方で、入浴中に死亡する人が年間4866人(2014年、厚労省データ、入浴関連事故死は推計1万9000人)もいる。毎日入っているのに、お風呂の基本について知らないことが多い。11月26日は「いい風呂の日」。今回はお風呂の知識、入浴方法、効用などについての3冊を紹介する。J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://www.j-cast.com/bookwatch/)」でも特集記事を公開中。

温度と時間「肩こりは 40℃、10分」

江戸っ子は熱湯が好きといわれるが、ぬるま湯が好きな人もいる。各人の好みだが、温度や浸かる時間によって効果がずい分違う。長年にわたりお風呂を科学的に研究してきた専門家による『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(著・早坂信哉、KADOKAWA、1296円)がわかりやすく説明している。

「肩こりは 40℃、10分」「ダイエットは 40℃、食前に15分」「花粉症は38~40℃、15分」といった具合だ。正しい入り方から症状別の入浴法、入浴剤の選び方、水分補給法まで解説する。紹介している症状は、腰痛、神経痛、胃痛、頭痛、冷え性、不眠症、便秘・下痢、乾燥肌、花粉症、高血圧、低血圧、高コレステロール、二日酔いなど実に様々だ。著者の早坂信哉氏は温泉療法専門医で、日本健康開発財団・温泉医科学研究所所長。テレビやラジオにも出演している。

風邪を引いたときはどうするか

お風呂にいきなりドボンと入ってはいけない。その程度は常識かもしれないが、浴室環境や入浴手順、半身浴など大切なことが意外と知られていない。『入浴の事典』(編・阿岸祐幸、東京堂出版、3024円)は、あらゆる面から入浴のイロハを教えてくれる。お風呂に入ると心と体の関係はどうなるのか、安全な入浴、危険な入浴、夏と冬の違い、高齢者と新生児・乳児など役立つ情報が並ぶ。

そればかりではない。風邪を引いたときどうするか、生理痛・腰の冷え、皮膚疾患、水中運動、ストレッチ、リハビリ、転倒防止など入浴とトラブルについても説明している。随所に「シャワーの上手な使い方」「早朝の入浴の危険性について」「家庭の四季を楽しむ植物性浴剤」など興味深いコラムが載っている。

10分間でシルク肌になれる

お風呂の効果にはいろいろあるが、女性にはとりわけ、お肌の効果が気にかかるところ。『美しくなる入浴術』(著・漆畑修、メディカルトリビューン、1350円)は、皮膚科専門医で温泉療法医の著者が多くの人にすべすべの健康な素肌を手に入れてほしいと、入浴の効用やメカニズムを一挙に解説した1冊だ。

目次には「皮膚科専門医がすすめるこれぞ!正しい入浴法」「美肌をつくるお風呂の知恵」「楽しく温まるお風呂のトリビア」など6章があり、「10分の入浴でシルク肌になれる」「入浴で癒しホルモンが増える」「バスタイムを彩るグッズ」といった具体例が紹介される。ほかに、「朝風呂か、夜寝る前か」「お湯に浸かる時間は最低5分間」「湯上りにはすぐ保温を」や温泉の基礎知識と効用についてもアドバイスしている。

ウソっ毎日入らない人も多い!? 「入浴の最適なタイミング」って一体…

お風呂のタイミングって意外と迷いますよね。疲れて一刻も早く寝たいときは翌朝に入るか、重い腰を持ち上げてその日のうちに済ませるか……。もし、お風呂に入るタイミングで体にもたらすメリットが違うなら、効果的な時間に入りたいですよね。今回は、『美レンジャー』が女性500人に行ったアンケート調査をもとに、効果的なお風呂のタイミングをご紹介します。

■やはり多かったのは…

「あなたがお風呂に入るタイミングはいつですか?」とたずねてみたところ、以下のような結果となりました。

5位・・・1日3回以上(0.8%)

500人中4人の人が、1日に3回以上もお風呂に入っているという結果に。職業や体質にもよるのかもしれませんが、皮脂を落としすぎて乾燥を招くこともあるので、保湿ケアをしっかりしましょう。

4位・・・朝と夜2回入る(3.4%)

美容ライターの筆者からみると、1日2回の入浴も少し多いような気がします。肌には、紫外線や乾燥から守るために、ある程度の皮脂は必要です。汗を大量にかいたとき以外は1日1回の入浴で十分ですよ。

3位・・・朝に1回(7.4%)

朝のお風呂は目を覚ましてくれて、髪のセットもしやすいですよね。熱めの温度でパパっと済ませると交感神経を刺激でき、一日が活動しやすくなります。

2位・・・毎日は入らない(13.0%)

毎日お風呂に入るのは、日本独自の文化ともいわれています。汗をあまりかいていない日や室内で生活していた日は、毎日洗い流す必要がないのかもしれませんね。

1位・・・夜に1回(75.4%)

最も多いの方がお風呂に入るタイミングは、夜に1回という結果に。じつは、夜お風呂に入るとメリットがたくさんあるんです。そこで今回は、夜風呂のメリットを3つご紹介します!

■夜風呂の嬉しいメリット3つ

(1)下半身太り解消に効果がある

疲れたときなどは自分の脚とは思えないほど、むくんでしまうこともありますよね。「お風呂に時間入るより早く寝たい」という気持ちもわかりますが、むくみをそのまま放置してしまうと脂肪や老廃物が溜まって、セルライトをつくる原因となります。

夜、お風呂に入り血液の流れを改善することで、むくみも改善しやすくなります。セルライトは一度ついてしまうと厄介なので、むくみはその日のうちに改善することはとても大事なんです。

また、リンパマッサージをしなくても、湯船の水圧でマッサージ効果があります。シャワーの水圧を下から上に向かって当てると、さらに効果的です。

(2)質のいい睡眠がとれる

「疲れているはずなのに、眠れない……」こんな経験がある方は、交感神経が優位に働き、体が興奮状態にあるのかも。夜、湯船に浸かることで、体と気持ちがリラックスできれば、寝るまでに副交感神経が優位になります。また、眠くなるのは、体内の温度(深部体温)が下がっていくときです。寝る時間の一時間前を目安にお風呂に入ると体温が徐々に下がっていくので、自然と眠くなります。

ただし、熱いお湯に長時間浸かるのは逆効果。交感神経を刺激してしまうため目が覚めてしまう可能性が。38~40℃の温度に10~15分浸かると効果的です。

(3)肌荒れ防止につながる

睡眠時は成長ホルモンが分泌されます。そのため、美肌に重要なターンオーバーは、寝ている間に行われるといっても過言ではないのです。体は皮脂や汚れなどがたくさんついています。肌に汚れなどがついたまま寝てしまうと、ターンオーバーが行われにくくなってしまうので、その日のうちに汚れを落とすといいでしょう。

寝具を清潔に保つことができるので、背中ニキビの改善にもつながりますよ。どうせ入るのなら、体にいいタイミングで入りたいですよね。疲れたときこそ、湯船に浸かって心と体を温めましょう。

2日間シャワーを浴びないと起こりうる悲劇

シャワーを浴びないで 生活している人も少数派のあなたへ

 多くの男女にとって、シャワーを浴びるのは日々の習慣です。でも、時間に押されて慌てているとき、このシャワーセッションをサボろうと1度でも考えたことがある人がいるなら、その考えは改めた方が良いでしょう。 
 
 ウェブメディアの「TwentyTwoWords」に掲載された記事によると、2日間続けてシャワーをしなかった場合、かなりゾッとする数々の影響があなたの体に起こることが分かっています。 
 
 まず、バクテリアの問題が生じます。人間は約1,000種類のバクテリアを体に持っています。同サイトによると、これらほとんどが体に良いものである一方で、石鹸と格闘しなければならない悪玉も存在します。 
 
 「シャワーをしないと、悪玉バクテリアを阻止することができません。もし奴らが、あなたの目、鼻、口へ入り込んだとしたら、あなたは病気になってしまうでしょう」と、同サイトは説明しています。 
 
 また、バクテリアは体臭の原因でもあります。実際にバクテリアから発せられるガスが、30種類の悪臭を引き起こしていることが報告されているのです。なんて話でしょう!

 シャワーをサボるという気持ちをこれでも変えられないのなら、もう1つの方法である、体をきれいに保たなければならない理由を教えてあげましょう。これは、健康な肌にとって重要なことでもあるのです。シャワーは肌に含まれる油が酸化するのを防ぎ、肌をシミから守る作用があります。これは定期的にワークアウトをしている人なら、特に重要なポイントと言えるでしょう。 
 
 「湿気や塩分たっぷりの汗を吸収した服が、ワークアウトの後も長期間肌に密着していると、肌の炎症を引き起こすだけでなく、小さな摩擦や肌の擦り剥けのリスクも高まります」と、女性のヘルスケアを扱う医師、ホリー・L.フィリップス氏が「さらに、ブドウ球菌や“いんきんたむし”の原因になるバクテリアの増殖や菌感染のリスクも高まります」と。「Women's Health」誌にコメントしています。 
 
 もし、どうしてもシャワーをサボらなければならないなら、ジムの服を着替えることは絶対必須だとフィリップ氏は語っています。また皮膚科医は、特に脇の下、股間、顔面のようなエリアは、バクテリアを誘引する傾向があるため常に清潔に保つべきだと助言しています。 
 
 しかしながら、シャワーのし過ぎも肌に良くないらしい。大のシャワー好きが聞いたらガッカリする情報であることでしょう。 
 
 長時間のシャワーは、人間の体から油分を取り去ってしまうため、カサカサと乾燥した肌になる可能性があるということです。結論として前向きな点としては、ただ「君の汗臭さに文句を言う人は誰もいないだろう」ということだけは期待できます。それでよかったらどうぞ!

あの実力派俳優も愛用!美肌をつくる「日本酒風呂」の効果を検証

乾燥に頭を悩ませ始めるこの季節。仕事が終わって帰宅するころには疲れがどっと押し寄せて、そのまま就寝。そして疲労をため込んだまま再び仕事へ……。

そんな生活、肌にいいわけがない。

疲れた諸兄にぜひお薦めしたい一日の終わりに最適の癒やし……それが「日本酒風呂」だ。

もったいないと思うかもしれないが、有名美人女優たちも愛用する効果満点の美容法。

さらに、あの実力派俳優・佐々木蔵之介も酒風呂の愛用者の一人。実家が酒屋で、自宅の風呂はつねに酒風呂だったそうだ。

彼から発される大人の色気や魅力の源は、酒風呂のおかげ、といっても過言ではないのかもない。

■日本酒風呂の効能
日本酒風呂の効能は、なんといっても血行の促進。単に入浴するだけでも体温は上昇するが、日本酒に入っている『アデノシン』という成分が、より体温の上昇を促してくれる。

アデノシンは、育毛剤などにも使われている血行促進成分。この効果でお肌の保湿力がアップする上に、入浴の際の発汗作用もサウナ並にアップ!新陳代謝の活性化にも大いに作用してくれる。

そして日本酒に入っている『コウジ酸』という成分も美容には欠かせないシロモノ。

コウジ酸はメラニン色素を撃退する効果があり、シミ・そばかすの防止など美白効果にも役に立つ。

さらに、老化の原因となる活性酸素を取り除く効果も持つ。加えて日本酒には同様の作用を持つ『フェルラ酸』もたっぷり含まれているため、ダブルでアンチエイジング効果が期待できるのだ!

また『アミノ酸』は潤いの保存を、『αエチルグルコシド』はコラーゲンの生成を助けてくれるので、疲れきった肌を美肌へと導いてくれるだろう。

酒風呂の入り方
酒風呂の作り方はとても簡単だ。浴槽に38度くらいのお湯を張り、その中に日本酒を入れるだけで完了。

日本酒風呂だからといって、浴槽をすべて日本酒で満たす必要はない。最初は酒の匂いに酔わない程度に、分量はコップ1杯程度から始めてみよう。慣れてきたら徐々に量をコップ2杯分、3杯分と増やしていくといい。

日本酒の種類や値段に関してそこまでこだわる必要はない。飲み残して余ってしまったもので十分である。ただし、合成酒は本来の日本酒の効果が期待できないので避けた方がいい。

日本酒を加えることによって湯の質感はだいぶ変わる。

硬質な水道水がサラリと柔らかなものに変化しているはずだ。日本酒独特の香りと成分を全身に染みこませながら、ゆったりとしたリラックスタイムを堪能して欲しい。

ちなみに酒風呂はあがった後に流す必要はない。

タオルで軽くたたくように肌の水分をふきとって、丁寧にからだを拭いていこう。

注意点としては、日本酒風呂は洗浄力が強いため浴槽の湯が汚れやすくなる。一度入った日本酒風呂はその時点で洗い流してしまう方がいいだろう。

厄落としの効果も!?
日本酒風呂は、なんとスピリチュアルな観点からもオススメだという。

日本酒風呂に浸かると日本酒の効果で毛穴が開くのだが、そこから体内の毒素だけでなく邪気まで出ていくという説まであるのだ。

たしかに日本酒は、古くから神聖な場面にしばしば登場する。早朝に撒いている神社もあるし、お清めとして使われることも多い。

そうしたことから、厄落としの効果も高いのではないかと考えられている。酒風呂の「ついでの効能」として覚えておいてもいいだろう。
日本酒風呂好きの男性に話を聞いてみた
フリーデザイナーのCさん(35)は独身で一人暮らし。しかし自宅でご飯を殆ど食べず、晩酌もしないため、もらいものの日本酒が家に溜まっていく一方だったという。

「封も開けずに放置していた日本酒をどうにか使えないかと思って、日本酒風呂を試してみたいのが最初です。

予想をはるかに超えた発汗が気持ち良くて、すっかりハマってしまいました。それからは色んな日本酒で試してみましたけど、個人的にお気に入りは純米酒。

あと、なんとなく色白美人が多いイメージがあるので(笑)、秋田のお酒を使うことが多いですね」

わざわざ日本酒を買うのが億劫なら、家にある古くなった料理酒でも代用が可能な日本酒風呂。美容だけでなく運気アップにも効果抜群(?)。ぜひ気軽に試してみてはいかがだろうか。

死亡事故例も “命がけ入浴”の評論家が語る「危険な温泉」

 北海道足寄町の温泉旅館の浴槽で男性(52)が意識不明の重体に陥った事故で、北海道警が業務上過失傷害の疑いで捜査を始めた。今回の事故が発生したのは2014年10月。同じ浴槽で過去に2人が死亡していることも分かった。2年も経ってから警察が動いた背景には、環境省が今年9月に硫化水素ガスを含む温泉の安全対策に乗り出したこともありそうだ。

「大げさに聞こえるかもしれませんが、温泉入浴は常に危険と隣り合わせです。温泉を甘くみている人は、いつか恐ろしい事故に巻き込まれるでしょう。とくに卵が腐ったような臭いがする硫化水素ガスを含む温泉は危ない。濃度が濃くなると嗅覚がやられてしまう。高濃度のガスを吸って即死することもあります」

 こう言うのは、「命からがら-誰も行けない温泉」(小学館文庫)の著者で温泉評論家の大原利雄氏だ。これまでに800近い温泉を取材。険しい山奥にも防毒マスクをつけて何度も踏み込んだことがあるという。

■入浴施設の風通しもチェック

 国が労働安全衛生法で定める硫化水素の基準値は10ppm。北海道足寄町の温泉は、事故直後の保健所の調査で浴槽からは最大200ppmが測定された。温泉で死なないためにどうすればいいのか。

「中毒が怖ければ硫化水素を含む温泉そのものを避けるしかありません。硫化水素が出る温泉の大半は山地の温泉で、伊豆のように海辺の温泉はほぼセーフ。もうひとつは、入浴施設の風通しが十分かどうか。硫化水素は大気よりも重い。換気が十分でないと浴槽付近に高濃度のガスが充満してしまいます」(大原氏)

 浴室内の空気が出てくる換気口の周辺も要注意だ。熱で雪が解け、くぼ地に硫化水素がたまっていることがある。05年には、秋田県の泥湯温泉で一家4人がくぼ地にたまった硫化水素で中毒死する悲劇が起きた。

 恐ろしいのは硫化水素だけではない。厚労省の研究班の調査によると、年間約1万9000人が温泉を含む入浴中に亡くなっている。

「死因で多いのはいわゆるヒートショックです。服を脱いで勢いよく熱い湯船にドボンと飛び込むと血圧が急上昇します。その結果、脳出血や心臓麻痺となり死亡する事故が後を絶ちません。温泉でヒートショックを防ぐには、寒くても慌てずにかけ湯をしてから入浴すること。

また、旅費の元を取ろうとして1時間近く長湯するのも禁物です。温泉は熱い上に有用成分が体内に入ってくるため、少なからず体力を消耗します。湯あたりしないために、入浴時間は1回あたり10分をメドにしてください」(大原氏)

 のんびりしようとせっかく温泉まで行って、死んでしまっては元も子もない。

避けたい入浴中の死亡事故…冬場の入浴心得5か条

■消費者庁が発表した驚きのリリースとは
2016年1月に消費者庁が発表した「入浴に関する事故の注意喚起」。これまでも寒い時期になると多くのメディアが特に高齢者における入浴に関連する事故について報道することが多く見られました。その都度、私たち温泉・入浴医学の研究者もコメントを求められることも多かったのですが、国などの役所が直接注意喚起をすることはありませんでした。

今回の消費者庁からのニュースリリースの結果、入浴に関連する事故について非常に注目が集まり、私たち研究者をはじめ、温泉や入浴に関係する業界では驚きが走りました。詳しく解説します。

■年間1万9000人? 入浴に関連する事故の実態とは
入浴に関連する事故の実態は、いくつかの調査によって報告されています。 1つは厚生労働省による人口動態調査による報告です。

この報告は、人が亡くなった場合の法的な届出によって死因が分類されたものです。これによると家庭の浴槽で溺死したと報告された人が、年間5000人弱いることがわかります。

一方、救急車が対応した事例から推定された入浴に関連する事故死の数は1万9000人と言われています。この入浴に関する事故は高齢者に多く、季節性の変化があり特に冬に圧倒的に多いのが特徴です。

その原因は様々な調査からいくつかの病気が指摘されています。 1つは脳梗塞や脳出血といった脳卒中と言われるものです。脳卒中やそれに伴う事故については「血圧が高くなくても、脳卒中になるかも!? 」(https://allabout.co.jp/gm/gc/452152/)、「冬場の入浴時は、脳卒中に注意!」(https://allabout.co.jp/gm/gc/299394/)などの記事も合わせてご覧ください。

もう1つ関連があると考えられるのが心筋梗塞などの心臓疾患によるものです。さらに近年は熱中症の関連も指摘されています。いずれにしても、入浴中の事故についてはまだ完全に原因が解明されていないのが実態です。

■冬場のお風呂で気を付けるべき5つのこと
お風呂での事故を防ぐために、消費者庁は5つのことを挙げています。これは私たち研究者がこれまでにもずっと世の中に啓蒙していたことと特に変わりはありませんが、再度確認しておきましょう。

1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

2.湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。

3.浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

4.アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。

5.入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

■入浴中の事故予防で5つのことが大事な理由
なぜ上記の5つが入浴に関連する事故を防ぐことになるのでしょうか? 1つ1つ順を追って簡単に解説します。

●1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めるべき理由
冬場は気温が低く、脱衣所や浴室がとても寒いことが多いです。その結果、寒い脱衣所で服を脱ぐと急に冷たい場所に身をさらすことになり、これが血圧を急上昇させるきっかけとなります。この血圧の急上昇が脳卒中などを引き起こします。あらかじめ脱衣室のドアを開けて温度を上げておく、湯船のフタを外してお湯を張る、入る前にシャワーで熱めのお湯を出して浴室を暖めるなどの工夫をするとよいでしょう。

●2.湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までにすべき理由
冬の間は特にお湯の温度を高くしがちになります。しかし42度を超える高温での入浴は交感神経が刺激され血圧が急上昇します。またあまり長く入りすぎると体温が上がりすぎて熱中症になりかねません。そのため、温度も、入る時間もほどほどにするのがよいのです。

●3.浴槽からの立ち上がり時に注意すべき理由
浴槽から急に立ち上がると、立ちくらみのように目の前が暗くなったことを経験した人も多いでしょう。これは血圧が急に下がったために起こる現象です。湯船から立ち上がると水圧がなくなり血圧も低下します。この時に一時的に意識がなくなり転んで大怪我をする時もあります。

●4.飲酒後や食後直後の入浴を控えるべき理由
お風呂に入ると血圧が下がりますが、アルコールを飲むとさらに血圧が低下します。また食後にすぐお風呂に入ると消化不良につながります。結果として体調不良を起こすことがあるのです。

●5.入浴する前に同居者に一声掛けるべき理由
お風呂で事故や体調不良が起こるのは、必ずしも病気がある人ばかりではありません。元気な人であっても特に高齢者では起こりうる危険があるのです。また症状としては急に意識がなくなるといったことも多く、他の人に助けを求めることができないのです。そのため同居する人が時々様子を確認することが大切です。

お風呂は安全に入れば健康に非常に良い生活習慣です。冬はこの5つのことに気を付けて安全にお風呂に入りましょう。

風呂の前後に「緑茶」をおすすめする理由/疲労回復法

お風呂の前後で喉が渇いて何か飲み物を飲む人も多いはず。その時、どのような飲み物が医学的に体によいのか、おすすめドリンクとその理由を解説いたします。

お風呂の前後で飲み物をおすすめする理由
41℃、15分間の入浴で800mLもの水が体から抜けていく、という研究報告があるように、お風呂では思った以上に脱水状態になります。水が体から抜けていった結果、当然血液は粘り気が強くなり、血栓(血の塊)ができやすくなります。

血栓が脳の血管に詰まると「脳梗塞」、心臓の周りの血管に詰まると「心筋梗塞」になります。いずれも命にもかかわることがある、重大な病気です。このような脱水を防ぐためにも、お風呂の前後には意識して十分な水分を摂る必要があります。

お風呂上りのビールは水分補給にならない
お風呂上りビールがなによりの楽しみ、という人もいることでしょう。その気持ちも大変よく分かりますが、ビールだけではお風呂での脱水の改善にはなりません。

ビールなどのアルコール類は利尿作用があり、飲んだ以上に水分が尿に出てしまうため、結果として逆に脱水が強くなります。もちろんお風呂上りにビールを飲んではいけないということではありませんが、脱水を改善するにはそれ以上に追加して水を飲むなど、意識してアルコール飲料以外で水分を摂る必要があるでしょう。

お風呂の前に緑茶を飲むとキレイになる!?

美容に敏感な女性がお風呂のときに飲むべき飲み物として、私は「緑茶」をおすすめしています。よく知られているように、緑茶はカロリーゼロですし、成分として健康や美容に役立つカテキンを含んでいます。茶カテキンはお茶に独特の苦味や渋味を与えているポリフェノールの一種で、脂肪消費作用やアンチエイジング作用(抗酸化作用)など、美容が気になる人にとっては嬉しい作用があるのです。しかし、カテキンは通常では体内に吸収されにくいという特徴もあります。

なぜお風呂の前に緑茶なのか?
実はお風呂の前に緑茶を飲むと、カテキンの吸収がよくなる可能性があります。 私たちの研究グループは以前、静岡の温泉で静岡産の「やぶきた茶」を使い研究をしました。緑茶を飲んだ後に温泉に入る場合と、緑茶を飲んでそのまま室内で過ごす場合を比較した結果、緑茶を飲んで温泉に入った場合の方が血液中のカテキンの濃度が濃くなっていたのです。

温泉による温熱効果で体の血流がよくなり、カテキンの吸収も向上したのではと推測しています。このようなことから、効率よくカテキンを体内に取り込むことを考えると、お風呂に入る前に、水分補給の意味も含めて湯のみ1~2杯程度の緑茶を飲むのがよいでしょう。 自分で淹れる場合は数分煮出して、かなり濃い状態のお茶にするとカテキンがたっぷり含まれます。面倒なら高濃度カテキンを含むタイプのペットボトル入りのお茶を飲むのもお手軽です。温泉旅館に行くと、たいてい客間にお茶の準備がされていますが、温泉の前にお茶を一服することは、これも理に適っていると言えるでしょう。

お風呂から出たらさらに1~2杯の緑茶を追加して飲み、最低でも合計500mL程度水分を補給すれば、かなり脱水は防げるでしょう。脱水予防に加えて美容の効果も狙えるので、お風呂前後にはぜひ緑茶を飲みましょう!

冷え性改善!簡単にできる重曹入浴法のススメ

多くの女性が悩んでいる冷え・冷え性。働きすぎに伴うストレスで、血液の巡りが悪くなり、”太りやすい”体となる可能性もあります。今回は、基礎代謝を上げて、冷え性を改善する"重曹を使った入浴法”をご紹介いたします。「隠れ冷え性」チェックも記載しましたので、冷えが気になった方は、ぜひ、確認してみてください。

働き過ぎの方は要注意!ストレスは冷え性の主原因

最近は女性だけではなく男性の間でも急増中の「冷え」。その背景には寒さからの冷えだけでなく、過度のストレスの影響もあるようです。残業が続きで仕事中の緊張感が家に帰ってもずっと長ーく続いていませんか?リラックスする時間が取れずにいると、自律神経の働きが鈍り、結果、血管が収縮して血の巡りが悪くなり、冷え性になるわけです。

されど、冷え性! 体温が下がるだけで、太りやすいカラダに!

血液の循環をスムーズに行ったり、内臓の温度を保つ体温は一般的に36.5度と言われています。この温度よりも体温が低下すると、内臓機能の低下、ホルモンバランスの崩れ、そして、ダイエットの大敵あるセルライトも水分代謝が悪くなることで出来やすくなるのです。結果的には、かなり痩せづらい体になってしまいます。 内臓温度が1℃低下すると、基礎代謝が約10%以上も低下すると言われています。こうなると血管内の血流が悪くなり、さらに冷え性が悪化という正に負のスパイラルに陥ってしまいますね。

氷入りドリンクが好きな人は気をつけて! 「隠れ冷え性」を簡単セルフチェック!!

冷えは万病の元、放っておくのは大変危険です!東洋医学では「不妊症」と深い関係があると考えられており、卵子や精子等の生殖器の異常、精力減退、勃起障害などを引き起こすとも言われています。 手や足はポカポカ温かくても、内臓は冷えている、といった隠れ冷え性になっている方もたくさんおりますので、下記の「冷え性セルフチェック」でぜひ確認してみてください。

■冷え性セルフチェック

・お腹に手を当ててお腹が冷たく感じる
・便秘、または下痢することが多い
・体温が36.5度以下(体温計での脇の下で測定)
・1年中氷入りドリンクを愛飲
・手足が浮腫みやすい
・最近やたらと肩こりがひどい
・週に3回は深夜まで深酒をする
・慢性的に残業が続いている

8つの項目のうち、4つ以上に当てはまると、冷え性が可能性大です。次のページで、ある材料を使って簡単に出来る冷え性改善方法をご紹介していますので、ぜひご覧下さい。

半身浴と全身浴、健康にいいのは結局どっちなの?

◆半身浴と全身浴、医学的に健康効果が高いのはどちら?

半身浴と全身浴は、結局どちらが健康によいのでしょうか? メディアでも今なおしばしば議論されているこのテーマですが、温泉療法専門医としての見地から見ても、実は答えは一つではありません。

半身浴と全身浴にはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットが異なります。どのような年齢のどのような体調・悩みを持つ人が、どのような目的で入浴するのかによって、正解が変わるのです。

こう聞くと少しややこしく感じられるかもしれませんが、それぞれの入浴法が心身に及ぼす効果を考えれば、目的や状況に合わせて使い分けをうまく判断することはさほど難しいことではありません。

半身浴と全身浴の違いは、とてもシンプルな話です。入浴時間や水分補給のタイミングなど、細かく解説されているものもありますが、一番の違いは文字通り、「身体のどこまでお湯に浸かるか」の違いだけです。半身浴の場合は、身体に対する水位は浅く、せいぜいみぞおち程度までの入浴。

全身浴の場合は、肩まで湯に浸かります。お湯に浸かることが身体にどのように影響を与えるかを考え、その効果の大きさ、負担の大きさを考えて、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。

◆入浴の効果……身体が影響を受ける「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」

お湯に浸かる作用は、身体が温まることだけではありません。入浴の身体への影響は、医学的には「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」に分けて考えることができます。それぞれの作用について見てみましょう。

■温熱作用……体温上昇、血流改善効果につながる
まずは温熱作用です。お湯に浸かると、温かいお湯によって身体が温められます。状況によっても異なりますが、1回の入浴で全身浴なら0.5~1.0℃程度体が上昇します。体が温められることで血管が広がり、血流が良くなります。

血液は全身に37兆個あると言われる1つ1つの細胞へ酸素や栄養分を運び、要らなくなった老廃物や疲労物質、二酸化炭素を回収してくれます。これが、湯船に浸かると疲れが取れたり、すっきりした感じになる理由の1つです。

単純な話ですが、半身浴は体の半分しか湯に浸かっていないため、同じ時間であれば体温の上がり方も、全身浴の約半分です。当然、同じ時間をかけるならば、血流の改善作用も半身浴は全身浴の約半分ほどということになります。

■水圧作用……下肢のむくみ改善効果
水圧作用も考えてみましょう。湯船にためた湯であっても、その水深に比例して身体は水圧を受けます。25cmの深さにある部分には1cm四方の皮膚に25g重の力が加わります。50cmの深さなら50g重の力が加わります。

水圧は体を締め付けるので、特に下肢にたまった血液やリンパ液を体の中心へ押し戻し、むくみを改善させます。下肢のむくみは女性に多い悩みの1つです。半身浴は湯の深さが全身浴より浅いのでそれだけ引き締め効果も弱くなります。湯の深さが半分ならこの水圧効果も半分です。

■浮力作用……筋肉のリラックス度に影響
浮力は水面下に沈む体積に比例して浮かぶ力を水から受けます。ぷかぷか浮かぶとその分身体の筋肉は自分の体重を支える必要がなくなるため、緊張がゆるみ、リラックスできます。半身浴はみぞおち程度までしか水面下に沈んでいないので、浮力も全身浴の半分程度と考えて良いでしょう。

◆半身浴の健康効果は、全身浴の「半分」なのか?

以上のように、単純に考えると、半身浴は全身浴と比較して入浴の作用である温熱作用、水圧作用、浮力作用がほぼ半分です。つまり、半身浴は全身浴と比べて入浴作用が半分、ともいえるでしょう。

もちろん、入浴時間の長さも考えるべきだという声もあるでしょう。「半身浴にすれば長く入ることができ、その分じっくりと効果が得られる」という説明をよく聞きますが、入浴作用が全身浴の半分なので、同じ作用を得るためには全身浴の概ね2倍の入浴時間が必要になるだけと考えてよいでしょう。

これはいくつかの実験結果で明らかにされていることです。結果的に同じ効果でも、なるべく長い時間を湯船で過ごし、読書などのリフレッシュの時間に充てたいという方もいるかもしれませんが、同じ入浴時間ならカロリー消費や発汗量も全身浴の方が多いこと、同じ効果を半身浴で得たい場合は、単純に倍の時間が必要であるということは覚えておいてください。
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◆半身浴の効果・メリット……身体への負荷を軽減できる

では同じ時間での効果が半分なら、結局全身浴の方が入浴効果が高いのかというと、一概にそうとも言えません。半身浴にもメリットがあります。特に乳幼児や高齢者、心臓や肺などの呼吸器の悪い方には、私も以前から半身浴をお勧めしています。

上で解説した入浴による温熱、水圧、浮力のいずれの作用も、身体に対しては「負荷」であることには変わりません。人によってはそれが身体に過剰な負担となることがあります。

例えば温熱作用を受けやすい乳幼児や高齢者は全身浴では温熱作用が強過ぎることがあります。また、肩まで浸かると、胸の周りまでお湯から水圧を受けて締め付けられるので呼吸がしにくくなり息苦しく感じる人もいます。

また、下半身の血液が心臓のある上半身に押し戻されるため、心臓の機能の悪い人にとっては心臓への負担が大きくなり、これも胸の苦しさの原因になります。全身浴では負荷が高すぎる場合、身体への負担が軽減できる半身浴にはメリットがあると言えるでしょう。
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◆半身浴・全身浴は、目的や状況を考えて使い分けるのが理想

以上のように、半身浴、全身浴にはそれぞれメリット・デメリットがあります。目的や状況に合わせて使い分ければいいだけの話であり、万人に対してどちらかが絶対に優れている、というようなものではありません。

なお、理想的な入浴時間の目安としては、半身浴の場合は40℃なら20分、全身浴の場合は40℃なら10分で程度です。私は体調に問題のない方に対しては原則全身浴をお勧めしていますが、心臓や呼吸機能が低下している人、全身浴だと息苦しく感じる人、長く湯船を楽しみたい人へは半身浴を勧めています。

体調や目的に合わせて半身浴、全身浴を使い分けて、入浴の健康効果をそれぞれに合った形で楽しんでください。
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早坂 信哉(医師)

温まるだけじゃない!? お風呂につかるべき本当の理由

◆お風呂の第二、第三の作用とは?

お風呂で分かりやすい第一の作用は何といっても「温まる」こと、つまり温熱作用 です。しかしそれ以外にも、気づきにくい意外な第二、第三の作用があります。それは「静水圧(せいすいあつ)」と「浮力」です。

◆静水圧が及ぼす体への効果は?

「静水圧」とはいわゆる水圧のことで、足のむくみを解消する効果があります。お風呂のような浅い水でも水面下の体には水圧がかかっていて、肩まで湯に浸かった状態でメジャーを使って腹周りを測ると、空気中に比べて数センチも縮むほどです。

立ち仕事などによる足のむくみにはお風呂が効果的ですが、これは水圧によって足にたまった血液が心臓に押し戻されるからです。むくみ解消には水圧効果の弱い「半身浴」ではなく、肩まで浸かる「全身浴」がいいことがわかっています。
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◆静水圧でデトックス?

静水圧はある意味デトックス作用がある、とも言えるかもしれません。あなたはお風呂に入ると尿意を感じたことはありませんか? これは偶然ではなく、きちんと医学的な理由があります。

適度に水圧で下半身が圧迫されると、血液が上半身に戻ってきた際に、利尿作用をもたらすホルモンの一種「心房性ナトリウム利尿ペプチド」が増えます。それによって尿量が増え、塩分や老廃物の排泄が促進されます。

よくお風呂で発汗してデトックス、という情報を見ることもありますが、汗腺による排泄作用よりも、実は腎臓によって作られる尿による老廃物排泄作用の方がはるかに大きいのです。

この点からも、十分に静水圧効果を得るためには半身浴ではなく、しっかりとお湯をはって全身浴をすることをお勧めします。ただし、心臓や肺に病気がある場合は、この静水圧が負担になることがあるので、半身浴がお勧めです。

◆お風呂で重力からの解放を楽しもう!

お風呂は地球上で唯一重力から解放される場所、と言ってもいいかもしれません。この記事を読んでいる瞬間も、あなたは重力に抗して、座るなり立つなりの姿勢を保っているはずです。その間、無意識であっても重力に負けないように筋肉を緊張させているのです。

この重力から解放してくれるのが、「浮力」です。水に浸かった物には浮き上がろうとする力、浮力がかかります。鉄の船が海で浮かぶように、人間がお風呂に入っていても同じ話で、体は浮力によって浮き上がる力がかかっています。

肩まで水に浸かっている場合、浮力によって体重が10分の1になって大変軽くなります。つまり体重が60kgの人はたった6kgになる計算になります。

お風呂に浸かるとふわふわして体が軽くなり、余計な筋肉の緊張が必要なくなるためリラックスできます。お風呂でのリラックス感は温熱作用だけではなく、この浮力作用によるものも大きいでしょう。

◆浮力の力:フィットネスクラブ・医療の現場での活用

浮力はフィットネスクラブや医療の現場で活用されています。浮力があると体重の負担が減るので、麻痺があったり、膝が痛んだり、筋力が弱って陸上では立ち上がれない人でも、プールなどの水中では立つことができます。

水中とはいえ、立つことができた、ということはご本人にとってはとても大きな自信につながり、リハビリや筋肉トレーニングの動機づけにつながります。これも浮力の活用と言えるでしょう。
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◆静水圧、浮力はシャワーでは得られない効果

静水圧と浮力はシャワーでは決して得ることができない作用です。浴槽に浸かることによってはじめて享受できる効果で、シャワーと浴槽入浴の決定的な違いと言えるでしょう。普段、シャワーで済ませている人も、たまには静水圧、浮力を意識して浴槽に浸かってみてはいかがでしょうか。
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早坂 信哉(医師)

42℃から効果が真逆に?お風呂で自律神経を整える方法/疲労回復法/お風呂・温泉を使った疲労回復法

お湯の温度は42℃を境にして体への作用が真逆になります。42℃以上の高温では交感神経が刺激され興奮状態に、逆に40℃以下のぬる湯では副交感神経が刺激されリラックス状態になります。例えば、寝る前は40℃以下に、朝の仕事前は42℃の熱めのお湯を使うなど、温度を調整して自律神経を整えましょう。

お風呂の医学的な作用とは

湯船にゆっくりつかると疲れが取れ、ほかほかしてとてもいい気分になります。普段何気なく入っているお風呂ですが、うまく使うとさまざまな症状に対するセルフケアとして用いることができます。それでは、まずは体にはどのような効果があるかを見ていきましょう。

お風呂の体への効果として挙げられるのが、「温熱作用」です。温かいお湯につかると体の表面の温度があがります。血液は体の表面近くで温められており、それが全身の血管を巡ることで体全体が温まります。そして血管が広がり、全身の血の巡りが良くなります。

そうなると、血液によって全身の隅々まで酸素や栄養分が運ばれ、体にたまっていた老廃物や二酸化炭素は体外に排出されます。つまり、新陳代謝が活発になり、体がリフレッシュするのです。お風呂に入ると疲れが取れ、すっきりするのはこうした作用によるものと考えられています。

また、体が温まると筋肉は緩み、関節の緊張が和らいでいきます。例えば、肩こりは僧帽筋(そうぼうきん)という肩や首回りの筋肉の緊張によるものですが、お風呂にゆっくりつかると、この筋肉の緊張が和らぎ肩こりが改善します。慢性の腰痛や関節痛も同様に、痛みの緩和が期待できるでしょう。

ただ、この温熱作用、実はお湯の温度によって体への影響が変化します。42℃より高いか、低いかで体の反応が大きく変わってくるのです。

お風呂で自律神経をコントロールする方法

さて、人の体には自律神経という神経があります。この神経は作用が相反する交感神経、副交感神経の2つの神経で成り立っており、普段はこの2つの神経がちょうどシーソーのようにバランスを取って人の健康を維持しています。例えば、いわゆる「自律神経失調症」はこの神経のバランスが崩れた状態です。最近、この自律神経のコントロールは健康法としても、注目を浴びていますね。

交感神経は心身をこれから狩猟にでも行くような興奮状態に、副交感神経は休憩・リラックス状態にする神経です。実はお湯の温度によって体のこの2つの神経の反応が変わってきます。42℃以上の熱いお湯に入りますと交感神経が高ぶります。興奮状態になるため、血圧は上がり、脈は早まり、汗をかき、筋肉は硬直します。また、逆に胃腸の動きは止まってしまいます。

一方、40℃程度のぬる湯につかると、副交感神経が刺激されて心身がリラックスし、血圧は下がり、脈はゆっくり、汗もかかず、筋肉もゆるみます。胃腸は活発に動き、消化がよくなります。一概にお風呂の効果と言っても、わずかなお湯の温度の違いによって体の反応は正反対に動きます。

このような効果の違いが分かると、ぬる湯は心臓など身体への負担が少なく、夜寝る前にゆっくりつかることでリラックスできてよい眠りにつながることが分かります。逆に朝の仕事前に、熱めのお風呂やシャワーをさっと浴びる、というのは身も心もシャキッとして理にかなっています。このように温度によって体の反応が変わるため、場面に応じて使い分けることが重要です。

今すぐやめるべき本当に健康に悪い食習慣/疲労回復法/お風呂・温泉を使った疲労回復法

お風呂で分かりやすい第一の作用は何といっても「温まる」こと、つまり温熱作用 です。しかし、そのほかにも、気づきにくい意外な第二、第三の作用があります。それは「静水圧(せいすいあつ)」と「浮力」です。シャワーでは得られないこの作用を活用して上手に疲労回復をしてみましょう。

お風呂の第二、第三の作用とは?

お風呂で分かりやすい第一の作用は何といっても「温まる」こと、つまり温熱作用 です。しかしそれ以外にも、気づきにくい意外な第二、第三の作用があります。それは「静水圧(せいすいあつ)」と「浮力」です。

静水圧が及ぼす体への効果は?

「静水圧」とはいわゆる水圧のことで、足のむくみを解消する効果があります。お風呂のような浅い水でも水面下の体には水圧がかかっていて、肩まで湯に浸かった状態でメジャーを使って腹周りを測ると、空気中に比べて数センチも縮むほどです。

立ち仕事などによる足のむくみにはお風呂が効果的ですが、これは水圧によって足にたまった血液が心臓に押し戻されるからです。むくみ解消には水圧効果の弱い「半身浴」ではなく、肩まで浸かる「全身浴」がいいことがわかっています。

静水圧でデトックス?

静水圧はある意味デトックス作用がある、とも言えるかもしれません。あなたはお風呂に入ると尿意を感じたことはありませんか?これは偶然ではなく、きちんと医学的な理由があります。

適度に水圧で下半身が圧迫されると、血液が上半身に戻ってきた際に、利尿作用をもたらすホルモンの一種「心房性ナトリウム利尿ペプチド」が増えます。それによって尿量が増え、塩分や老廃物の排泄が促進されます。

よくお風呂で発汗してデトックス、という情報を見ることもありますが、汗腺による排泄作用よりも、実は腎臓によって作られる尿による老廃物排泄作用の方がはるかに大きいのです。

この点からも、十分に静水圧効果を得るためには半身浴ではなく、しっかりとお湯をはって全身浴をすることをお勧めします。ただし、心臓や肺に病気がある場合は、この静水圧が負担になることがあるので、半身浴がお勧めです。

お風呂で重力からの解放を楽しもう!

お風呂は地球上で唯一重力から解放される場所、と言ってもいいかもしれません。この記事を読んでいる瞬間も、あなたは重力に抗して、座るなり立つなりの姿勢を保っているはずです。その間、無意識であっても重力に負けないように筋肉を緊張させているのです。

この重力から解放してくれるのが、「浮力」です。水に浸かった物には浮き上がろうとする力、浮力がかかります。鉄の船が海で浮かぶように、人間がお風呂に入っていても同じ話で、体は浮力によって浮き上がる力がかかっています。

肩まで水に浸かっている場合、浮力によって体重が10分の1になって大変軽くなります。つまり体重が60kgの人はたった6kgになる計算になります。お風呂に浸かるとふわふわして体が軽くなり、余計な筋肉の緊張が必要なくなるためリラックスできます。お風呂でのリラックス感は温熱作用だけではなく、この浮力作用によるものも大きいでしょう。

浮力の力:フィットネスクラブ・医療の現場での活用

浮力はフィットネスクラブや医療の現場で活用されています。浮力があると体重の負担が減るので、麻痺があったり、膝が痛んだり、筋力が弱って陸上では立ち上がれない人でも、プールなどの水中では立つことができます。水中とはいえ、立つことができた、ということはご本人にとってはとても大きな自信につながり、リハビリや筋肉トレーニングの動機づけにつながります。これも浮力の活用と言えるでしょう。

静水圧、浮力はシャワーでは得られない効果

静水圧と浮力はシャワーでは決して得ることができない作用です。浴槽に浸かることによってはじめて享受できる効果で、シャワーと浴槽入浴の決定的な違いと言えるでしょう。普段、シャワーで済ませている人も、たまには静水圧、浮力を意識して浴槽に浸かってみてはいかがでしょうか。

疲労回復法「一番風呂は体によくない」は医学的にも本当です

テレビや雑誌の取材などでも、よく聞かれる「一番風呂は体に悪い?」という質問。迷信のようにも思われそうすが、実は科学的根拠があり、医学的にも本当だといえます。一番風呂と二番風呂以降の違いとは? いつも一番に入る人や一人暮らしの人はどうすればよいかを解説します。

そもそも一番風呂とは…「湯が薄い」ってどういうこと?

一番風呂とは、その名の通り、お湯を入れたばかりで誰も入っていないお風呂のこと。つまり、水道水を沸かしたままということで、湯の成分は水道水そのものということになります。

日本の水道水は世界的に見てもとても質が高く、全国どこでも安心して飲むことができます。現在、日本の水道水は1957年(昭和32年)に制定された水道法によって厳しく規制を受けており、その安全性は折り紙つきです。当然、お風呂に使うのにも全く問題がありません。

しかし、日本の水道水は狭い国土で採水されるものなので、雨で降って水が地中に滞在する時間が大陸の諸国よりも短いために、ミネラル分が少ないいわゆる「軟水」が一般的。当然、一番風呂の湯にも溶け込んでいるミネラル分は少ないのです。

人体と水道水の濃さの差が問題

一方、人体の皮膚の内側は細胞や血液などで満たされていますが、細胞や血液といった体液中にはたんぱく質や様々なミネラル分などの成分が含まれており、日本の水道水と比べるとずっと濃くなっています。

この体の内側の濃度(濃い)とお風呂のお湯の濃度(薄い)の違いが皮膚にぴりぴり感や違和感といった刺激をもたらすと考えられています。温泉水で言えばその濃さの違いで「低張性」「等張性」「高張性」三段階に分類されますが、そのうち人の体液と同じ濃さである「等張性」が最も刺激が少なく、肌に負担が少ないと言われています。

水道水は人の体液より薄く、温泉水にならって分類するとすれば「低張性」になります。低張性の湯が皮膚と接すると水が皮膚の中へ移動します。その結果、長湯をすると指先がふやけるなどの現象が起こってきます。この水の皮膚への移動が皮膚への刺激になり、敏感な人は皮膚の不調を感じます。

一番風呂と二番風呂の違い…湯に起こる変化とは?

実は一番風呂と二番目以降のお風呂では、湯の成分が異なります。人がお風呂に入ると、その人の皮膚に付着している汚れ、皮脂、汗、古くなった角質などの不純物が湯に溶け込みます。その分、わずかですが、湯の濃度が濃くなります。このわずかな変化が皮膚への刺激を和らげます。二番風呂の湯ざわりが柔らかいというのはこういう理由があったのです。

あるテレビ番組の検証で、この一番風呂と二番風呂の濃度の差を簡易的に測定したのですが確かに二番風呂で湯の濃度が濃くなっていました。実際に一番風呂と二番風呂の入浴による皮膚への影響を、お風呂上りにそれぞれ皮膚を拡大して見る測定機器で観察したところ、一番風呂では皮膚のキメが乱れていましたが、二番風呂の方は予想以上に皮膚のキメが細かく整っていてふっくらしている様子が観察できました。

一人暮らしの人は入浴剤を活用するのも手

二番風呂がいいことが分かっても、一人暮らしの人はいつも一番風呂で、二番風呂に入ることは不可能です。また、二番風呂では汚れが気になる方もいるでしょう。その場合、解決策としてお勧めなのは、入浴剤です。

入浴剤にはさまざまなミネラル分が配合されており、湯に溶かすことによって二番風呂と同じような効果をもたらします。もちろん湯もきれいなままです。また、ゆずを浮かべる、菖蒲湯などの季節ごとの薬湯でも、湯に物質を溶かし込むという点では入浴剤と同じような効果が期待できます。

一番風呂が苦手な人は一工夫して肌に優しいお風呂を楽しんでみましょう。

お風呂でおしっこは危険? 「世尿症」という大人のおねしょ

執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医師)

“子どものおねしょ”と聞くとかわいい感じがありますが“大人のおねしょ”となると深刻な問題です。誰にも相談できず、困っている人もいるのではないでしょうか?大人になったにも関わらず、なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

詳しく見ていきます。
?「おねしょ」ではなく「夜尿症」

幼児期(小学校入学前)の夜尿を「おねしょ」といい、入学後以降の夜尿を「夜尿症」といいます。7歳以降も夜尿が続く場合は、適切な対策をとったほうがいい場合が多いため、病気を意味する「夜尿症」と言われているのです。

遺伝も関係? 夜尿症の原因とは
一般におねしょは3~4歳頃には消失し、遅い子どもでも小学校入学頃にはなくなると言われています。夜尿をしてしまう子どものうち約9割は、両親が夜尿症になったことがあり、遺伝体質だと言われています。

また夜尿症は大きなストレスがかかることにより、漏らしてしまうことが多いです。これはストレスにより自律神経が乱れてしまい、就寝中に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が抑制されることで尿の生産量が増加し、漏らしてしまうことが原因です。

夜尿症には一次性と二次性があります。

一次性は幼少時からの夜尿症が継続している場合のことをいい、二次性は一時期治癒していた夜尿症が半年~数年以上置いて、再発した場合を言います。

夜尿症の80~90%は一次性に当てはまり、二次性はあまり多くありません。

二次性夜尿症を誘発してしまう因子としてあげられるは、「過度の緊張状態やストレスを持続的に受け続けたとき」「引っ越しなどで生活環境が変わったとき」など心理的なものが原因で起こることが多いものです。

腎臓や膀胱、尿道の括約筋が病気その他で弛緩している場合、そして一度の飲酒でひどくよっているにもかかわらずアルコールを摂取し続けた場合、などもあります。

また勘違いされがちですが、夢や睡眠の深さと、夜尿症との関連はありません。

夜尿症の治療法
夜尿症を防ぐためには「焦らない」「起こさない」「怒らない」。この3つが大切。夜尿症の人は、幼少時から「おねしょをしてしまった」という自覚が強いため、精神的に追い込まれやすい状態です。

一次性夜尿症は、膀胱の容量が少なくて尿をためることができない、また抗利尿ホルモンの夜間の分泌量が少なく尿量が増える、など排尿に関わる機能が成長過程にあることが原因です。

そのため成長するに従って自然によくなっていくことが多いです。治療としては、薬物治療やアラーム治療があります。薬物は、膀胱機能を落ち着かせる抗コリン剤や尿量を減少させる抗利尿ホルモン薬などを用います。

アラーム治療は、下着にセンサーを付けて、センサーが尿を感知するとアラームが鳴ります。これは夜間に覚醒させるためではなく、排尿をコントロールする訓練でもあります。これを長期間続けると夜間にアラームが鳴っても朝まで我慢できるようになり、最終的には夜尿の消失や膀胱の許容量を増大させる効果があると考えられています。

二次性夜尿症の治療としては、カウンセリングを受けること、他の病気と関連があれば、病気を治療する必要があります。
夜尿症を予防する方法は?お風呂で排尿しない

お風呂で排尿する習慣がある人は夜尿症になりやすいと言われています。お風呂の暖かさと布団のぬくもりが似ているため、睡眠中に反射的に排尿してしまうことが原因ではないかと考えられています。風呂場で排尿する習慣がある人は直しましょう。

寝る時間を意識する

昼夜関係なく不規則な生活をしていると抗利尿ホルモンの分泌のバランスに悪影響を与えます。昼夜逆転などにならないようにしてください。

骨盤底筋群を鍛える

尿道は男性が8センチ、女性は4センチで短いです。更に女性はお産を経験することで、排尿をコントロールする骨盤底筋が伸びてしまい、しっかりと尿道を締めることが出来なくなります。それが尿漏れを起こす原因ともなるのです。夜尿症は、尿漏れ対策と同じで、骨盤底筋群を鍛えることが有効とされています。骨盤底筋体操を行いましょう。

お酒を飲みすぎない

膀胱に尿がたくさんたまっているのに深酒のせいで目が覚めないことがあります。飲酒はほどほどにしましょう。これらのことのほかに、ストレスや疲労を減らすことも大切です。日頃から気を付けておけば夜尿症になることはないでしょう。

シャワーの適温は何度?体の部位によって温度は変えた方がいい?大学教授を直撃

肌寒さを感じる季節になると、温かいお風呂が恋しくならないだろうか。しかし、一人暮らしだったりすると、お風呂にお湯を張るのはなかなかの手間である。寒い季節でも時間やコストを考え、シャワーで済ませているという人が大多数では。何を隠そう筆者もそのひとりだからだ。

シャワーだけで済ます入浴であっても、できるだけ効率よく体を温めたい。そこで、医師で東京都市大学教授、温泉と入浴の医学的研究の第一人者である早坂信哉さんに、シャワーの適温や注意すべき点などについて聞いた。

■意外に高いシャワーの適温

普段何気なく浴びているシャワーだが、人によって好みの温度は千差万別だ。とはいえ、そもそもシャワーの湯の適温とはいったい何度なのだろう。「シャワーブースの室温にもよりますが、バスタブよりもやや高めの41℃~42℃が適温です。というのも、湯船にどっぷりつかる浴槽浴よりも体温が上がりにくいからです。ちなみに、浴槽浴での適温は40℃です」(早坂教授)

シャワーのみで体を温めるためには、少し高めの温度が必要ということなのだろう。

■足を温めながらシャワーを浴びるのが効果的

適温はわかったが、全身同じ温度で浴びてもよいのだろうか。体の部位によって適温が違うのか聞いてみた。「部位による適温の差異はないという研究報告がありますので、取り立てて変える必要はないでしょう。しかし、冷えが強い人の場合、手足にかけるシャワーの温度は43℃くらいまで上げても問題ありません。また、バスタブに湯を少し張って足湯をしながらシャワーを浴びると体の温まりがよくなります。」(早坂教授)

末端の冷えが気になる人は、ちょっと熱めのシャワーや足湯を試してみてはいかがだろう。

■15分シャワーを使うならお湯を張ろう

いつも利用するシャワーだからこそ、注意しなければならないことがあるなら、知っておきたい。さらに聞いてみた。「シャワーは、いきなり肩や頭から浴びるのではなく、手足の末端から始めてください。これは、体を湯の温度に慣らすためです。体の中心に急に熱い湯がかかると、交感神経が刺激され血圧が急上昇してしまいます。浴槽浴より身体への負担は少ないシャワー浴ですが、このあたりは注意点です」(早坂教授)

これからの季節、暖房が効いていない脱衣所で衣服を脱ぐと、体の表面温度も急激に下がる。このような急な温度変化にはいっそうの注意が必要だという。シャワーに限らず、まずはお湯の熱さに体を慣らす癖をつけるとよいだろう。

「使う湯の量が少ないと思われるシャワーですが、15分も使うとバスタブに湯を張るのと同じくらいの量になります。3人以上でシャワーを使う場合、湯を張るほうが経済的であることも覚えておきましょう」(早坂教授)

15分間浴びっぱなしということはないにしろ、シャワーでかなりの量のお湯を使っていることは心に留めておきたい。最後に「教えて!goo」では、「風呂・シャワーなど(お湯)の温度」ということで、皆さんが考える適温についての意見を紹介中だ。

●専門家プロフィール:早坂 信哉
東京都市大学教授、博士(医学)、温泉療法専門医。医師として温泉と入浴を医学的に研究している。「世界一受けたい授業」など多数のテレビ出演あり。著書に「たった1℃が体を変える」(KADOKAWA)などがある。

正しい入浴方法は何度で何分間? 専門家の意見は

生活の中で手軽で身近なリラックス方法といえば入浴。だが、近年は間違った入浴法は場合によっては体に良くないと医学的にも判明しています。2016年3月21日放送「スッキリ!」(日本テレビ)では、疲労回復や美容に最適なお風呂の入り方を扱いました。

番組では、温泉療法を專門に研究している東京都市大学人間科学部の早坂教授を訪ねました。早坂教授は内科医でもあり、最近は温泉だけでなく日頃の入浴が体に与える影響を医学的に研究しているといいます。早坂教授によると、湯の温度が1度違ったり、入浴する時間が1分違うだけでもかなり差が出るそう。疲労を取るには40度のお湯で15分間浸かるのがいいそうです。

さらに、疲労回復にもってこいの入浴方法として、フタを閉めてサウナ状態にするよりも温めたり冷ましたりを繰り返すのがよいと話しました。筋肉に溜まっている乳酸が血液の流れで肝臓に運ばれることによって、エネルギーの元へと変換されると最近わかってきたそうです。

42度のお湯で3分間体を温め、風呂を出て手足に水を20秒間かけるのを2回繰り返すのがいいでしょう。お湯をためずにシャワーで済ませる場合は、桶などに熱めのお湯をため、足湯のようにしてシャワーを浴びると全身の血行が改善して疲労が回復しやすくなります。

また、美肌に効果アップの入浴法も。早坂教授は、基本は入浴時間は長くする必要はなく、10分でいいと語っています。温度は高めにして42度で10分間が美肌によく、長時間入っていると皮脂が必要以上に取れてしまい、乾燥してしまうそうです。また、入浴中に緑茶を飲むと美容の効果があがり、カテキンがシミやシワなどの老化の原因を撃退してくれる効果が7倍もアップしたという研究結果があると紹介。

入浴と睡眠にも深い関係があります。質の良い睡眠を取るためには、お風呂を出てから寝るまでの時間がとても重要。お風呂を出てから寝るまでの時間は2時間ほどあけるのがおすすめ。お風呂に入ると体の深部体温が上昇し、高いままだと寝付きが悪くなるのでそれぐらいの時間をあけたほうがいいのです。

いかがでしたか? 間違った入浴方法を実践していると、体にいいどころか悪影響を及ぼしてしまうことも。正しい入浴方法で生活の質を向上させましょう!

シャワーで済ますとどんどん溜まっちゃう…!? 意外と知らない「毒素スッキリ入浴法」3つ

帰宅が遅くなり、ぐったり疲れている時は一刻も早くベッドに直行したいもの。しかしながら、翌日に疲れを持ち越さないためにも大切なのが「湯船につかること」なのです。

効率良く疲れを取って、体を軽くするための入浴ちょいワザをご紹介したいと思います。

■入浴と疲労回復の関係3つ

(1)発汗効果

入浴と疲労回復には密接な関係があります。第一に、湯船につかって全身の血流をよくすることで発汗が促され、汗と一緒に老廃物を排出することが出来ます。これにより体のダルさを和らげることが可能に。

(2)水圧効果

首までお湯につかると、全身のカラダ表面積に約520kgもの水圧がかかるとされています。この強力な水圧によるマッサージ効果は絶大で、足のむくみや疲れを取るのに一役買ってくれます。

従って疲れを感じている時は半身浴でなく全身浴にすると良いでしょう。

(3)浮力効果

水中では浮力によって身体が受ける体の重さは陸上のわずか10分の1程度になります。下半身をはじめとした体の筋肉の緊張を和らげることによって、コリや疲れの解消につながります。

■お風呂での疲労回復ちょいワザ3つ

(1)「脚や肩がパンパン!」筋肉疲労には“熱め”のお風呂

42~43℃の熱めのお湯に入りましょう。血圧や心臓に自信のある人は、一度出てシャワーで水をかけ、再び入るのもイイようです。こうすることで血行を良くして、疲労物質を早く取り除く効果があります。

(2)入浴剤は「洗い流さず」そのまま出て!

入浴剤を入れた湯船から上がり、お風呂から出る直前にシャワーで体を流す人もいますが、入浴剤にはミネラルをはじめとした疲労回復成分はがたっぷり配合されていますので、実は「洗い流さない」のが正解。

入浴剤の成分を充分に吸収したまま出ることで疲労回復度もアップします。

(3)ハードな疲労時は「炭酸ガス入り」入浴剤

疲れている時の入浴剤は、「炭酸ガス入り」のものがおすすめです。

炭酸ガスの効果として、副交感神経が優位になることが明らかになっている他、二酸化炭素が血管を拡張することで血流量が増えると同時に体も温まり、スピーディーに疲れを取ることが出来ます。

眠気やすぐにでも眠ってしまいたい衝動をグッとこらえてお風呂に入ることが疲労回復への近道なようです。疲れている日こそゆったり入浴することが疲れ知らずな美肌にも重要なのかもしれませんね。

お風呂の前後に「緑茶」をおすすめする理由

お風呂の前後で飲み物をおすすめする理由
41℃、15分間の入浴で800mLもの水が体から抜けていく、という研究報告があるように、お風呂では思った以上に脱水状態になります。水が体から抜けていった結果、当然血液は粘り気が強くなり、血栓(血の塊)ができやすくなります。

血栓が脳の血管に詰まると「脳梗塞」、心臓の周りの血管に詰まると「心筋梗塞」になります。いずれも命にもかかわることがある、重大な病気です。このような脱水を防ぐためにも、お風呂の前後には意識して十分な水分を摂る必要があります。

お風呂上りのビールは水分補給にならない
お風呂上りビールがなによりの楽しみ、という人もいることでしょう。その気持ちも大変よく分かりますが、ビールだけではお風呂での脱水の改善にはなりません。

ビールなどのアルコール類は利尿作用があり、飲んだ以上に水分が尿に出てしまうため、結果として逆に脱水が強くなります。もちろんお風呂上りにビールを飲んではいけないということではありませんが、脱水を改善するにはそれ以上に追加して水を飲むなど、意識してアルコール飲料以外で水分を摂る必要があるでしょう。

お風呂の前に緑茶を飲むとキレイになる!?

美容に敏感な女性がお風呂のときに飲むべき飲み物として、私は「緑茶」をおすすめしています。よく知られているように、緑茶はカロリーゼロですし、成分として健康や美容に役立つカテキンを含んでいます。茶カテキンはお茶に独特の苦味や渋味を与えているポリフェノールの一種で、脂肪消費作用やアンチエイジング作用(抗酸化作用)など、美容が気になる人にとっては嬉しい作用があるのです。

しかし、カテキンは通常では体内に吸収されにくいという特徴もあります。

なぜお風呂の前に緑茶なのか?
実はお風呂の前に緑茶を飲むと、カテキンの吸収がよくなる可能性があります。

私たちの研究グループは以前、静岡の温泉で静岡産の「やぶきた茶」を使い研究をしました。緑茶を飲んだ後に温泉に入る場合と、緑茶を飲んでそのまま室内で過ごす場合を比較した結果、緑茶を飲んで温泉に入った場合の方が血液中のカテキンの濃度が濃くなっていたのです。温泉による温熱効果で体の血流がよくなり、カテキンの吸収も向上したのではと推測しています。このようなことから、効率よくカテキンを体内に取り込むことを考えると、お風呂に入る前に、水分補給の意味も含めて湯のみ1~2杯程度の緑茶を飲むのがよいでしょう。

自分で淹れる場合は数分煮出して、かなり濃い状態のお茶にするとカテキンがたっぷり含まれます。面倒なら高濃度カテキンを含むタイプのペットボトル入りのお茶を飲むのもお手軽です。温泉旅館に行くと、たいてい客間にお茶の準備がされていますが、温泉の前にお茶を一服することは、これも理に適っていると言えるでしょう。

お風呂から出たらさらに1~2杯の緑茶を追加して飲み、最低でも合計500mL程度水分を補給すれば、かなり脱水は防げるでしょう。脱水予防に加えて美容の効果も狙えるので、お風呂前後にはぜひ緑茶を飲みましょう!

「一番風呂は体によくない」ってホント?

◆そもそも一番風呂とは…「湯が薄い」ってどういうこと?

一番風呂とは、その名の通り、お湯を入れたばかりで誰も入っていないお風呂のこと。つまり、水道水を沸かしたままということで、湯の成分は水道水そのものということになります。

日本の水道水は世界的に見てもとても質が高く、全国どこでも安心して飲むことができます。現在、日本の水道水は1957年(昭和32年)に制定された水道法によって厳しく規制を受けており、その安全性は折り紙つきです。当然、お風呂に使うのにも全く問題がありません。

しかし、日本の水道水は狭い国土で採水されるものなので、雨で降って水が地中に滞在する時間が大陸の諸国よりも短いために、ミネラル分が少ないいわゆる「軟水」が一般的。当然、一番風呂の湯にも溶け込んでいるミネラル分は少ないのです。
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◆人体と水道水の濃さの差が問題

一方、人体の皮膚の内側は細胞や血液などで満たされていますが、細胞や血液といった体液中にはたんぱく質やさまざまなミネラル分などの成分が含まれており、日本の水道水と比べるとずっと濃くなっています。

この体の内側の濃度(濃い)とお風呂のお湯の濃度(薄い)の違いが皮膚にぴりぴり感や違和感といった刺激をもたらすと考えられています。温泉水で言えばその濃さの違いで「低張性」「等張性」「高張性」三段階に分類されますが、そのうち人の体液と同じ濃さである「等張性」が最も刺激が少なく、肌に負担が少ないと言われています。

水道水は人の体液より薄く、温泉水にならって分類するとすれば「低張性」になります。低張性の湯が皮膚と接すると水が皮膚の中へ移動します。その結果、長湯をすると指先がふやけるなどの現象が起こってきます。この水の皮膚への移動が皮膚への刺激になり、敏感な人は皮膚の不調を感じます。
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◆一番風呂と二番風呂の違い…湯に起こる変化とは?

実は一番風呂と二番目以降のお風呂では、湯の成分が異なります。人がお風呂に入ると、その人の皮膚に付着している汚れ、皮脂、汗、古くなった角質などの不純物が湯に溶け込みます。

その分、わずかですが、湯の濃度が濃くなります。このわずかな変化が皮膚への刺激を和らげます。二番風呂の湯ざわりが柔らかいというのはこういう理由があったのです。

あるテレビ番組の検証でこの一番風呂と二番風呂の濃度の差を簡易的に測定したのですが、確かに二番風呂で湯の濃度が濃くなっていました。実際に一番風呂と二番風呂の入浴による皮膚への影響を、お風呂上りにそれぞれ皮膚を拡大して見る測定機器で観察したところ、一番風呂では皮膚のキメが乱れていましたが、二番風呂の方は予想以上に皮膚のキメが細かく整っていてふっくらしている様子が観察できました。
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◆一人暮らしの人は入浴剤を活用するのも手

二番風呂が良いことが分かっても、一人暮らしの人はいつも一番風呂で、二番風呂に入ることは不可能です。また、二番風呂では汚れが気になる方もいるでしょう。その場合、解決策としてお勧めなのは、入浴剤です。

入浴剤にはさまざまなミネラル分が配合されており、湯に溶かすことによって二番風呂と同じような効果をもたらします。もちろん湯もきれいなままです。また、ゆずを浮かべる、菖蒲湯などの季節ごとの薬湯でも、湯に物質を溶かし込むという点では入浴剤と同じような効果が期待できます。

一番風呂が苦手な人は一工夫して肌に優しいお風呂を楽しんでみましょう。
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早坂 信哉(医師)

あなたのニオイ大丈夫?デリケートゾーンの正しいお手入れとは

デリケートゾーン「ニオイ」の原因は?NGなお手入れをチェック

汗やムレの気になる季節。
だけど、デリケートゾーンのお手入れ方法、意外と間違っている人も多いのだとか。

次のチェックに当てはまる項目のある方は、残念ながら正しいケアができていないかもしれません。

・表面だけを洗い流している
・ボディソープで洗っている
・スポンジで洗っている
・毎日洗っているのに、痒みや独特のニオイがある
・菌が減ると聞いたので、熱いお湯で洗っている
・何もつけない方が良いと聞いたので、お湯で流すだけにしている

上記の中に1つでも思い当たるものがあった方は、要注意。

そもそも「デリケートゾーンのニオイ」は、雑菌の繁殖によって引き起こされます。
おりものなどの分泌物が、アンモニアを含む雑菌や汗と反応を起こし恥垢となります。
この恥垢は、アンダーヘアや内部の方にこびりついているため、表面だけを洗い流しても綺麗になりません。
かといって、ごしごし洗うのも逆効果。
強くこすりすぎることで良い菌まで洗い流してしまい、痒みや病気の原因にもなりかねないからです。


デリケートゾーンの正しいお手入れ方法って?

女性の身体はとてもデリケート。
男性より女性の方が複雑な構造をしており、その分、汗や汚れも溜まりやすく落ちにくいのです。
そんな、デリケートゾーンの正しいお手入れ方法とは?

【1、アンダーヘアの処理に気を遣う】
人によって個人差はありますが、アンダーヘアにこびりついた恥垢もニオイの原因に。気になる方は、適度な長さにカットするなどお手入れをしてみてください。
また、デリケートゾーンは高温多湿のため、つい不衛生になりがちです。
長さや量など、定期的なチェックを心がけましょう。

【2、しっかり泡立て、指を使って洗う】
お湯だけで洗い流すのは、ニオイが残ってしまう原因に。
デリケートゾーン専用のケア用品を使い、しっかり泡立てて洗うのがポイントです。
選ぶ時のポイントとしては、自然由来の洗浄剤を使用し、かつpHバランスにもしっかり配慮されているものを使うこと。
また、スポンジだと、細かなところをつい見落としがち。
最初にアンダーヘア、次にデリケートゾーンの順番で、必ず指を使って洗っていきましょう。

【3、前から後ろに洗っていく】
優しく丁寧に指で洗っていくのがポイント。
洗顔をイメージすると分かりやすいのですが、必要以上にごしごしこすり洗いはしませんよね。
前から後ろに向けてなでるように洗うことで、傷つきやすい部分を守りながら、しっかり洗うことができます。

【4、ぬるま湯で洗い流す】
繊細なデリケートゾーンは、熱いお湯だと刺激が強すぎてしまいます。
ぬるま湯で洗い流してあげることがポイントです。
また、泡が残らないよう、すすぎは丁寧に。


持っておくと便利!外出時に使える、デリケートゾーンのケア用品

ちなみに、外出時にはシートタイプのケア用品がオススメ。
汗ふきシートと同じ要領で使うことができるので、とてもお手軽です。
汗やムレ、ニオイなどが気になったときにさっと拭けるのも嬉しいポイント。
また、ワキや足など全身に使用することもできます。
拭き終わった後の爽快感は、病みつきになるかも。

いかがでしたか?
正しいお手入れ方法を知り、ストレスのない夏を過ごしましょう!
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