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美容と健康は入浴からって知ってた?効果的な方法とおすすめの入浴剤

入浴で体の中から健康と美容を

入浴の効果は、体の中から健康と美容を支えています。お風呂の中で体を温めることには、女性に多く見られる冷え症対策として最適と言えるでしょう。体の冷えというのは、血液のめぐりを悪くしてしまうものです。血行が悪くなると体の中のさまざまな循環が悪くなり、美しさと健康の維持の妨げとなります。

体の循環はいらない物質を排出したり、良いものを体に運ぶ役割を持っているため、肌の美しさや脂肪分解によるダイエット効果にまで影響を与える恐れがあります。いらない物質を排出しにくくなると、肌のシミも解消しにくくなります。肌のシミは色素が沈着することで起こりますが、色素を排出するのも循環の役割です。また、良いものの運搬が停滞することも美容のリスクとなります。血液は酸素を運びますが、酸素が運ばれにくくなると、肌にハリと弾力を与えるコラーゲンの合成にも悪影響を与えます。

さらに、脂肪の分解にも酸素によって作られる酵素が関係しており、冷えることで痩せにくくなります。日本人の体温は昔に比べて下がってきていると言われており、冷え性の改善は多くの人に必要となっているようです。特に平熱が35度台の人や起きた時に体に他の部分よりも冷えている部位のある人は注意が必要といえるでしょう。

冷えは肩こりや腰痛、生理痛なども引き起こし、ガンや鬱の原因になるとも考えられています。また、ホルモンの合成も停滞して、生理不順や不妊にもなりかねません。こうした冷えのリスクを減らすためにも、入浴で体を温めることがおすすめです。また、入浴の効果は、睡眠にも良い影響を与えます。ゆっくりと入浴をすることで入眠しやすくなり、質の良い睡眠が取れるのは、体温と眠気の関係がもたらす効果です。

人間の体は体温が下がるタイミングで眠気を感じやすくなっており、入浴で血行を促進して体温や心拍数を上げることで眠る時の体温の低下を自然に作り出せるようになります。睡眠を取ることで成長ホルモンによる疲労回復効果やお肌への効果も期待できますし、それを高めるためには入浴が必要となるのです。

入浴で体を温めてからベッドに入ることは、お風呂を省略して寝るよりも良いとされています。入浴を利用することは、心地よいというだけでなく、さまざまな働きで私たちの健康と美容を支えています。入浴によって得られる効果は、直接的に血行促進によって美容や健康を維持するだけでなく、睡眠によって間接的にも良い働きとなっています。

入浴中にやってはいけないこと

誰でも手軽に利用できる美容法、健康法である入浴ですが、実は注意しなければいけないこともあります。入浴は入り方によっては健康を害したり、美容に良い影響を与えられないこともあるようです。正しい入浴の方法を身に着けて、より安全で効果的な入浴を楽しみましょう。入浴中に注意することとしては、まず「お風呂の入りすぎ」が挙げられます。お風呂の好きな人にとっては、ゆったりと浸かりながらのリラックスタイムは格別のものでしょう。しかし、長時間の入りすぎはかえって健康を害したり、お肌の乾燥を招きかねません。

美容によくない長風呂のリスクとしては、皮膚がふやけることが挙げられます。お風呂に入っていて手の指などがふやけてしまうことはよくあることですが、これがひどくなると皮膚が剥がれてしまうこともあります。この現象は皮膚が水分を吸って伸びることで起こります。多少のふやけた状態は元に戻りますが、長く入りすぎるのはリスキーです。水分を吸って潤いが得られるようにも思えますが、反対に肌の潤い成分が流出していることもあります。

また、のぼせてしまうこともリスクの1つです。入浴には全身の血管が広がって血行が良くなる効果がありますが、長時間湯船に入りすぎると脳の血液量が増えてしまい、のぼせやすくなります。めまいや頭痛、さらにひどくなると吐き気なども起こります。脱水症状を引き起こしたり、体力を消耗するリスクもあるようです。意識が遠のいてしまうことも怖い状態です。脳の血行が良くなることで運ばれる酸素が不足してしまい、気絶してしまうこともあります。こうしたリスクを防ぐためには、適切な時間で入浴を切り上げることが必要となります。入浴時間は20分程度が良いとされ、30分以上の入浴はリスクになることもあるようです。長く入り過ぎないようにするためには、お風呂の中でリラックスしすぎて眠ったりしないようにしましょう。

お風呂で寝てしまうのも、睡眠というよりは「気絶」に近いメカニズムのようです。しっかりとお湯に浸かる前には、食事やアルコールも控えることがおすすめです。入浴の前後に水分補給を行うことで乾燥予防も大切となります。また、半身浴も上半身を温めにくく、乾燥することがあります。よく「体に良い」と言われる半身浴ですが、実は医学的な根拠はなく、全身浴の方が温まりやすいこともあるようです。ただし、入浴中に寝てしまう人には半身浴もおすすめとなります。

睡眠の質をアップする入浴方法

睡眠は成長ホルモンを分泌して、美容や疲労回復などに役立っています。睡眠のこうした働きを高めるためには、入浴を十分に生かして、質の良い睡眠を作っていくことが大切です。睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠という2つの周期で成り立っています。眠りについてからの3時間ほどを占めるノンレム睡眠が成長ホルモンの分泌に重要であり、ノンレム睡眠を上手に作り出すために入浴を生かすことが必要となります。基本的には、夜はきちんと湯船に入って体を温めておくことが大切です。

心地良く、効果的な睡眠を作るために必要な入浴の仕方としては、熱すぎない温度による全身浴がおすすめです。熱すぎるお風呂に入ってしまうと、体がびっくりしてしまい、眠りにつきにくくなってしまいます。これは自律神経という神経が関係していて、眠りを妨げる結果になってしまうためです。自律神経の交感神経は目を覚ます方の自律神経であり、これが優位になると睡眠の妨げとなります。交感神経を高ぶらせてしまうのは、40度以上の高い温度のお風呂です。40度以上のお風呂に入ることは、スッキリと目を覚ましたい朝には効果的ですが、夜の睡眠前には適していません。睡眠の質を高めるためには、38度~39度程度の熱すぎない温度のお湯が必要となります。時間は30分程度で終えるようにして、リスクを避けるようにすることも大切です。

また、お風呂から出た後のことも大切となります。睡眠の質を上げるためには、交感神経を優位にしないことが大切ですが、お風呂から出た後に急激に低い室温に触れることで交感神経が優位になってしまうこともあります。そのため、お風呂から出た室内の温度にも注意が必要です。あらかじめ浴室の外も温めておき、入浴後も心地よく過ごせる環境づくりを心がけましょう。また、浴室の温度も温かくしておくことが必要となります。これは、睡眠のためだけでなく、自分の健康、命を守るためにも大切なポイントです。

冷えた室内で熱いお風呂に入ることによるヒートショックという事故が増えており、お風呂と室温の差がリスクとなっています。温度の差が大きいことは心臓の負担にもなるため、十分に注意しましょう。お風呂に入れない時や面倒な時にも、体全体はムリでも手足を温めることで補った方が良いでしょう。手浴や足湯であれば、疲れてお風呂に入りたくない日にも手軽です。また、手浴は足湯と比較して温めやすい傾向があります。これは手の方が足よりも心臓に近いことによります。手近な桶などにお湯を張って、手を温めるという簡単な方法です。

ダイエット効果を高める入浴方法

入浴はそれだけでも血のめぐりを良くして、脂肪燃焼によってダイエット効果を高めてくれるものですが、その効果をより高めるための工夫をすることも大切です。ダイエット効果を高めるお風呂の入り方で、バスタイムが楽しいダイエットタイムに変わりそうです。ダイエットはつらい方法だけでなく、楽で快適な方法でもできるのかも知れません。入浴によるダイエット効果のポイントとなるのは、カロリー消費と食欲を抑える働きです。脂肪も燃焼させてくれて、食欲も抑えられるという二つの効果が入浴だけで期待できます。

まず、入浴時のポイントとしては、食事の前にバスタイムを設けるということがあります。食事の前に入浴することで食欲を抑えることができるというのです。入浴をすることによって血のめぐりがよくなりますが、その結果として血液が胃や腸などの消化器官に集中して集まりにくくなります。消化器官に血液が集まらないことで、胃腸は働きを鈍くして、食欲が減りやすくなるのです。また、さらに食事の前の空腹の状態のままお風呂に入ることでカロリーの消費効率もアップしやすくなります。空腹でお風呂に入れば、今現在付いている脂肪から燃焼させてくれて、ダイエット効果が高まるということです。

食欲を抑えるダイエット効果を意識的に出したい場合には、入浴の時間とお湯の温度がポイントです。入浴時間はやや短めの15分、温度は40度が適しています。睡眠の質を上げるための温度としては、これよりも少し低めの温度をおすすめしましたが、40度は自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが行われるギリギリの温度となっています。そのため、交感神経と副交感神経の両方の良いところを使ってダイエット効果を高められそうです。自律神経の副交感神経は、リラックス効果があるものですが、反面、食欲も旺盛にしてしまいます。そのため、交感神経が優位な状態を作って、食欲を抑えるのです。これには新陳代謝を高める効果も期待できます。切り替えのギリギリの温度なので、副交感神経に早く切り替えることで睡眠を得ることも可能です。ダイエットにもやはり睡眠は重要となります。

また、41度~42度の熱めのお湯に入ったり出たりを繰り返す高温反復浴も効果的です。水分補給をしっかりしながら、5分入って5分休む、3分入って5分休む、最後に3分入るだけの方法です。これも交感神経を優位にします。一方で、入浴には体にいらないものを排出させる物質を出す働きもあります。

血流を高める入浴の仕方をすることで、その効果も得られるでしょう。循環を高めることで、下半身のむくみや太りやすさなどの悩みも改善できそうです。循環アップのために行いたいのは、ふくらはぎのポンプ機能の向上です。一時的に循環を悪くして、それを解放すると反動で血流がアップすると言われています。お風呂の中で90秒の正座と足を伸ばすことを繰り返すようにします。かかとをつけるようにすると、骨盤の歪みを防いで安全に行えます。

美容と健康におすすめの入浴剤

入浴には、それだけでも健康や美容に対する高い効果が期待できますが、さらにそれを向上させるためには入浴剤の利用もおすすめです。入浴剤には体をより温めやすくしたり、お肌を美しく保つ効果を持つものなどさまざまなものがあります。もちろん、好みの香りを楽しんでリラックスする効果も期待できます。これらの効果を上手に活用して、バスタイムをより心地良く、楽しめるものへと変えてみましょう。

まずは、バスタイムにダイエット効果を得たい人の入浴剤のタイプを紹介します。ダイエット効果を高めるためには、血液の流れをアップさせ、食欲の抑制をする温め効果が大切です。体をしっかりと温めるためには、血管を広げる効果が期待できる炭酸浴が適しています。高濃度の炭酸浴ができる重炭酸の入浴剤がおすすめです。浸透した炭酸の働きによって、血管が広がって血流がアップします。手足の冷えが気になる場合にも、末梢までしっかりと体を温められるでしょう。炭酸の入浴剤を利用する際には、入浴剤が溶けきった直後に入るようにしましょう。高い効果を得られます。

乾燥肌の人や乾燥が気になるシーズンなどには、保湿効果の高い入浴剤がおすすめです。保湿効果のより高いものを選ぶなら、ミルク系の入浴剤や温泉の成分の入ったものが良いでしょう。とろみやミルク成分などが肌をカバーして潤いを守ってくれます。また、入浴剤とは少し違っていますが、海外のセレブの間で人気となっている「エプソムソルト」というものもおすすめです。「エプソムソルト」は塩に似たミネラル化合物で、硫酸マグネシウムとマグネシウムで出来ています。マグネシウムのパワーによって、代謝や美容のために良い効果をもたらす

と言われています。血圧を低下させたり、中性脂肪を減らしたりと言った健康効果も期待されており、ダイエットにも良さそうです。代謝酵素を活性化して痩せやすい体を作ってくれる効果もあります。また、美容効果としては、ミネラルのパワーで血行促進、デトックス効果があります。また、体の芯から温まることで疲労回復や、むくみ軽減にも役立ちます。クエン酸や重曹とともに利用して、より高い健康効果や美容効果を目指しても良いでしょう。

入浴剤を利用したバスタイムは楽しく、リラックス効果も期待できます。しかし、基本的な入浴の仕方はきちんと守って、長すぎる入浴などのリスクは避けましょう。カルキをオフしてくれる効果やジンジャー、ビタミンEなどの成分も入浴の効果を高めるアシストをしてくれます。

肩こりが「歪み」の原因? お風呂で出来るお手軽ストレッチ!

デスクワークやパソコンを使った仕事が増えたいま、肩こりに悩まされる人は多いことでしょう。たかが肩こりとはいえ、放置していると体の歪みなど、さまざまな体の不調の原因となってしまう恐れがあります。今回は、症状を回復させるために効果的なストレッチや、お風呂でできる手軽なケアを調べてみました。

猫背の方は要注意!

普段なかなか意識することはありませんが、人間の頭はとても重いものです。一般的に、体重の約8%が頭の重さだといわれています。体重50㎏の女性だと、なんと頭だけで4㎏ほどの重さがあるということ。これだけの重量が常に肩の上の首で支えられているのです。日常的に頭の重さを実感することはあまりないことでしょう。それは背骨や筋肉が重たい頭をしっかりと支えているからなのです。しかし、長時間のデスクワークなどで猫背の姿勢が続くと、そのバランスが崩れてしまいます、猫背気味の人は、首が前に出てしまいがちで、頭から首、首から肩と負担がかかってしまい、肩こりの原因となるのです。

肩こりから起こる体の歪み

デスクワークで猫背になることで負担がかかりやすいのが、肩の筋肉、僧帽筋です。僧帽筋の血行が悪くなることで、筋肉は硬直し、慢性的な肩こりの原因になります。肩こりを解消するためにはまず、姿勢の改善が大切なのです。

お風呂で出来るストレッチ!

肩こりでお悩みの方におすすめの、お風呂などで試せるストレッチをご紹介します。まずは首から肩の周りを気持ちよく伸ばしてから始めましょう!

・右腕を背中に回します。右手の先を左手で持ちます。床と平行になるように、横へ引き出します。頭を左に倒します。頭を起こして手を離します。反対側も同様に行います。

・両方の手でお互いの肘を持ちます。頭の後ろで固定します。そのまま上体を右に倒します。上体を真ん中へ戻します。反対側も同様に行います。これをゆっくり5回ほど繰り返してください。

・自分の体を抱きかかえるように両方の手を前から背中に回します。背中側で肩甲骨をつかむようにしっかりと抱え込みます。デスクの前やちょっとしたスペースでもできますが、血行が良くなっているバスタイムに行うのが理想的。正しい姿勢を心がけて肩こりを解消し、身体の歪みを予防しましょう!

半身浴前の一杯が美肌の鍵!半身浴前の緑茶でエイジレスな肌に!

簡単なのに効果大!半身浴前の緑茶が美容効果を高める

緑茶にはカテキンという成分が含まれています。カテキンにはシミやシワなど、皮膚の老化の原因となる活性酸素を撃退してくれる効果があるため、海外セレブにも注目されるほどの美容ドリンクです。

またカテキンには脂肪を分解する酵素の働きを助ける力があり、運動前や半身浴の前に飲むとダイエット効果にも期待ができます。そのほかにも、活性酸素が原因で起こる疲労回復などにも効果を発揮してくれます。

なぜこのカテキンの含まれている緑茶が半身浴によいのかというと、緑茶を飲んで入浴するとこの美容効果たっぷりのカテキンの吸収率が約7倍になるからです。カテキンの吸収率が上がればもちろんその分美容効果も上がるので半身浴と緑茶の組み合わせが美容に良いと言われているのです。

さらに美容効果を高める半身浴の方法

半身浴前にしっかりと緑茶で美容の鍵となるカテキンを摂取したところで、もっと美容効果を高めることができれば嬉しいですよね。ここで美容に良いとされている半身浴の方法を紹介します。

■42度のお湯で10分の半身浴を週2回行う
美肌効果を得る際の入浴法として推奨されているのは42度くらいの少し熱めのお湯で10分間浸かること。少し熱めのお湯に浸かることで皮脂が落とされすぎるのを防ぎ、美肌の元であるタンパク質が活性化します。

■37〜38度のぬるめのお湯に日本酒を入れて半身浴する
日本酒を湯船に入れることで体の芯から体が温まります。また日本酒は美肌にもいいとされており、日本酒に含まれるアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの成分がお肌をすべすべにしてくれます。注意点としては熱いお湯に入れないことです。

アラサー女子が今さら聞けない、デリケートゾーンのケアはどうしてる?

10代から20代前半ぐらいまでは、他人から見られる外見部分に力を入れていませんでしたか?ですが、アラサー世代になると、外見だけが女子のすべてではないことが分かってくることも多いですよね。

だからこそ、アラサー女子は「見えないケア」に焦点を当てましょう。今回は、内側からキレイになれるデリケートゾーンのケアについてお話しします。

◆ アラサーの大人女子は見えない美しさが大切

ちょっと前までは、「若いから仕方ないよね」で許されていた出来事も、アラサーになるとそれではすまされなくなる場合が多いものです。例えば、会社の飲み会や合コンで、外見ばかり着飾っているアラサー女子がいると、「中身が薄っぺらな人かもしれないな」と嫌煙されてしまうこともあるかもしれません。

年を重ねても、見た目だけを気にしていると、どうしても内側から溢れる美しさや気品が現れにくくなってしまうのです。特に、女子は「見えない部分」に自信を持ってこそ、輝いてみえるという傾向もあるのです。特に、アラサーになると差が出がちなデリケートゾーンのケアをきちんとしているどうかも、そのポイントとなるでしょう。

◆デリケートゾーンのケアを怠るとどうなる?

敏感な部分だけあって、ケアにも躊躇してしまうデリケートゾーンですが、ケアを怠るとどういう状態に陥る可能性があるのでしょうか?

◇1ムレや臭いが気になってしまう

デリケートゾーンは、下着やストッキングに囲まれ、どうしても密閉されがちな部分です。また、デリケートゾーンはおりものや汗で湿った状態になっていることから、通気性を良くし、老廃物を洗い流すことを心がけないと、ムレや臭いに悩まされることになりがちです。そのような状態になると、「人に近寄ったら匂ってしまうのではないか」、「自然体で彼氏にアプローチできない」なんて悩みが出てきてしまいます。

◇2雑菌などにより病気に繋がる可能性も

デリケートゾーンのケアを怠ると、気持ち的な問題だけではなく、病気に繋がることもあります。デリケートゾーンは、湿り気を帯びており、ケアしにくい場所だということもあり、雑菌が繁殖しやすい部分でもあります。そのため、かゆみやかぶれ、雑菌による感染症などが生じる場合もあります。そうなると、医療機関での治療が必要となる場合もありますので、より憂鬱な気分になってしまうこともあり得るでしょう。

◆デリケートゾーンケアはどのようにするか?

デリケートゾーンのケアは、水や普通の石鹸で洗っても、なかなか臭いの元や雑菌が取り除かれない場合が多いようです。そのため、デリケートゾーンには、それ専用のアイテムを使うことが吉。

日本でも、じわじわと有名になっているジャムウソープは、デリケートゾーン専用の石鹸として販売されていますので、それを使ってみることがおすすめ。ジャムウソープとは、インドネシアで古くから伝えられているハーブや植物などを調合したジャムウをソープに配合したもの。ジャムウは、雑菌の繁殖や臭いを抑えたり、肌荒れや乾燥を防いでくれるすぐれものなのです。

また、使い方はとても簡単。ジャムウソープを泡立て、デリケートゾーンにそっとのせ、約3分程度パックした後に洗い流すだけです。

◆どこのジャムウソープを選ぶべき?

ジャムウソープは、今や数多くの種類が出ているため、どのアイテムを選ぶべきか悩むところですが、どのポイントに効果的であるかを考えて選ぶことが良いでしょう。

例えば、ジャムウソープとしての働きは同じですが、特に臭いに対してアプローチしてくれるものや黒ずみをケアしてくれるもの、肌のかぶれに焦点を当てるものなどが揃っています。デリケートゾーンのケアという部分は同じでも、プラスアルファの要素で決めることがおすすめです。

◆見えない部分がキレイであれば緊急事態でも自信がつく

このように、ジャムウソープでケアを続けていると、内面から自信が溢れる女子に近づくことができます。彼氏との突然のお泊りにもびびってしまうこともなくなりますし、女友達との旅行でもコソコソとする必要が少なくなります。

普段の丁寧なケアがあってこそ、緊急事態にも堂々と立ち向かえるものです。今日からあなたも、デリケートゾーンのケアを心がけ、アラサー女子から醸し出される美しさを手に入れましょう。

疲労回復に! 身体を温める入浴法と運動・食事のコツ

◆身体が冷えたときは40~42度の温かい湯船でリラックス!

寒い季節、外出中は身体がどんどん冷えてしまいます。家に帰ったら、すぐに温かい湯船に浸かりたいと思う方も多いでしょう。しかし、寒いからといってすぐ熱いお湯に浸かるのは、身体がびっくりしてしまうのであまりオススメできません。まず、入浴前は浴槽のフタを開ける、温かいシャワーを出しておくなどして、浴室に温かい湯気を充満させておくようにしましょう。浴室と湯船の温度差を縮めることができます。

また、お湯の温度は熱ければ熱いほど、身体の末端まで温まると思われがちですが、お湯が熱すぎる長時間浸ることができないため、身体の表面は温まっていても、身体の深部までは温まりません。湯船の温度は比較的ゆっくり浸かることのできる温度に設定しましょう。個人差があると思いますが、冬場は40~42度程度が適温でしょう。
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◆自律神経を整える入浴方法……みかん風呂や塩風呂がおすすめ

熱いお湯での入浴は自律神経の一つである交感神経を刺激するため、目が冴えてしまい、夜寝つきにくくなることも指摘されています。就寝前であれば、副交感神経を優位に働かせられるよう、リラックスして入浴することが大切です。市販されている香りのいい入浴剤や、うるおい成分を配合したものでもいいですし、みかんの皮を乾燥させてお風呂に入れるみかん湯や、塩を大さじ3~5杯程度入れる塩湯なども身体を深部から温める効果が期待できます。なお、塩湯は頻繁に行うと風呂釜を傷つけることがあるので、一度行ったらきれいに洗浄し、時々行う程度にしましょう。
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◆入浴後の湯冷め解消法・リラックス効果があるストレッチ法

入浴の楽しみ方は様々ですが、入浴後の過ごし方まで工夫できている方は多くないかもしれません。しかし、入浴後の過ごし方でも、リラックス効果は変わってきます。気持ちよくお風呂を楽しんだ後にぜひ取り入れていただきたい、入浴後の湯冷め解消方法と、身体をリラックスさせるおすすめのストレッチ方法をご紹介します。

●入浴後の湯冷め解消法
入浴後は身体がポカポカと温まっていますが、身体は汗をかくことで、元の体温に戻そうと働きます。急激な湯冷めを避けるためには、浴室から出る前に膝裏に冷たい水をかけるようにします。血流の良い部分を冷やすことで、身体が熱を逃さないように保温しようと作用します。また、脱衣所が冷えていると、身体についた水が蒸発するときに熱を奪って、せっかく温まった身体がすぐに冷えてしまいます。可能であれば、温かい浴室内で体を拭いてから外に出るようにしてください。

●お風呂上がりに簡単にできるストレッチ法
お風呂上がりは筋肉も温まった状態ですので、ゆっくりストレッチを行うのもオススメ。いつも以上に柔軟性を高めることができます。気持ちいいという程度にゆっくりと呼吸をしながら行うようにしましょう。特にオススメのストレッチを3つご紹介します。

▼【1.壁などを利用して開脚】

開脚ストレッチは身体の柔らかい人しかできないと思っていませんか? 入浴後の身体が温まった状態であればいつも以上に簡単に行うことができます。ポイントは壁を使って、骨盤をしっかりと立てること。お尻がダランと落ちた状態では前に身体を倒すことができません。まずは身体を壁に沿わせて骨盤をまっすぐに立てる意識を持って座ってみましょう。身体の硬い人はこの姿勢をキープするだけでもOKです。

▼【2.片膝を立てて腸腰筋をストレッチ】

片膝を立てた状態を作り、そこからゆっくりと身体を前に押し出すようにして太ももの付け根を伸ばしていきます。腸腰筋とよばれる筋肉は歩く動作や姿勢を維持するために大切な機能を持ち、疲労してくるとつまずいてしまったり、姿勢が崩れてしまったりということにつながります。お風呂上がりにテレビなどを見ながら、ゆっくりリラックスして伸ばすようにしましょう。

▼【3.首周りのストレッチ】

左手で右手を持ち、ゆっくりと下に引くようにします。そのときに首を左に傾けるようにすると、右の首筋から肩にかけてストレッチされます。首周りが硬くなっていると姿勢が崩れるだけではなく、筋緊張による頭痛なども引き起こすことがあります。筋温が高くなっている時間帯にストレッチをする習慣をつけるようにすると、肩こりなどの症状も軽くなることが期待できます。右の首と肩周辺を伸ばしたら、反対側も同様に行うようにしましょう。
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◆寒い季節は根菜類や暖色系の野菜で、身体の芯からポカポカに

冬の寒い時期は、お鍋や温かい食べ物が恋しくなる季節でもあります。温かいものを食べると、寒さで緊張した筋肉がゆるみ、身体の中から温まってリラックス効果が高まります。食べ物は、食後の身体の温度変化によって、それぞれ陽性、中性、陰性に大別されます。特に身体を温める「陽性」、身体を冷やす「陰性」、そしてその中間に位置する「中性」です。冬の時期に旬を迎えるものは「陽性」のものが多く、夏の時期に旬を迎えるものは「陰性」のものが多いようです。

根菜類や暖色系の野菜、果物などは身体を温める作用がみられるため、冬は料理に上手に取り入れましょう。またショウガやニンニク、唐辛子などの香辛料も身体を温める効果があります。お味噌汁にショウガを少し足してみる、キムチ鍋やカレー鍋など香辛料のきいた味付けにしてみるといった工夫でも、ジワジワと身体を温めることができます。

◆冬の定番「こたつでみかん」! クエン酸とビタミンCで疲労回復

この時期は「こたつでみかん」を楽しむことも多いと思います。みかんには酸っぱい成分のクエン酸が含まれており、ビタミンB群を多く含む、豚肉や魚、卵などとあわせてとることで疲労回復効果が促されます。またビタミンCも多く含まれており、激しい運動をした後や風邪気味の時などに積極的にとるようにしたいものです。ビタミンCは空気に触れると酸化する、水に触れると溶け出すといった壊れやすい性質を持つのですが、みかんは皮や袋に覆われているのでビタミンCをうまく取り入れやすく、手軽に食べることができるのです。

疲労をためないための方法としては、身体を温めて血流をよくすること、筋肉の緊張をほぐすこと、疲労回復効果のある食品を積極的にとることなどが考えられます。疲れを翌日に持ち越さないためにも、できそうなものからぜひチャレンジしてみてくださいね。

【保存版】誰にも聞けないデリケートゾーンのかゆみやニオイ。これって病気? 対策は?

恥ずかしくて誰にも知られたくないデリケートゾーンの悩み。気になる症状があっても、親しい友達や家族にさえ気軽には相談しにくいものですよね。いきなり婦人科に行くのはハードルが高いし......。しかし、放っておくと最悪の場合、悪化して不妊や病気の原因を作ってしまうことにもなりかねません。病気のサインを見逃さないためにも、婦人科を受診したほうがいい症状を、専門家であるパークサイド広尾レディスクリニックの風本真希先生に伺ってきました。

婦人科を受診したほうがいい症状
>・いつもと違う「おりもの」
「人によって色も量も違う『おりもの』。当然ですが、他の人の『おりもの』を見る機会もないため、人と比べることも難しく、自分のものが正常なのかどうか判断に迷ってしまいます。『おりもの』は生理周期によっても変わっていくものなので、普段から自分の『おりもの』をよく観察して、色やニオイなどの変化を把握しておきましょう。普段と違って黄緑色やグレーだった場合は、細菌感染の可能性があります。また、赤色のほか、ピンクがかった色や茶色など、血が混じっている『おりもの』は、不正出血があるサインです。子宮頸がんや子宮体がんなども疑われるので、早めに婦人科へ行きましょう」(風本先生)

・気になるニオイ
「膣の中を酸性に保つことで、細菌の繁殖を防いでいるデーテルライン桿菌(かんきん)という常在菌がいるため、ナプキンやおりものシートを長時間つけていると、ツンとした酸味がかったニオイがするときがありますが、これは正常の範囲です。魚が腐ったような生臭いニオイがしたときは、細菌性膣炎の可能性があります。その他に、いつもより強い悪臭がする場合は、トリコモナス膣炎などの性感染症も疑われるので、早めに婦人科を受診しましょう」(風本先生)

・我慢できないかゆみ
「ナプキンやおりものシートをすることで通気性が悪くなり、ムレやすく細菌が繁殖しやすいデリケートゾーン。もっとも多いかゆみの原因は、カンジダ膣炎です。カンジダ真菌が異常に繁殖することで起こる膣の炎症で、性交渉しなくても、ストレスや疲れで免疫力が低下している状態でも発症します。しかし、自然治癒力が高まれば、自然と治ってしまう疾患でもあります。人前でもデリケートゾーンをかきたくなるくらいの強いかゆみが2~3日続く場合は、クリニックに行くことをおすすめします」(風本先生)

気をつけたい婦人科の感染症

・カンジダ膣炎
不衛生な性交渉でもまれに発症することがありますが、多くはストレスや疲れが溜まることで免疫力が低下したり、生理前や抗生物質を服用したりしているときなどに発症します。症状としては、強いかゆみや、白い酒粕状のポロポロしたおりものがあります。20~40代で多く発症します。

・細菌性膣炎
原因菌が特定できない膣炎の総称のことをいう細菌性膣炎。これもカンジダ膣炎同様、ストレスなどで膣内の常在菌のバランスが崩れるために発症します。症状としては、強いかゆみのほか、生臭い魚が腐ったようなニオイ、黄色または灰色の水っぽい「おりもの」などがあります。20~40代で多く発症します。

・クラミジア/淋菌頚管炎
日本で多い性感染症のツートップ。菌が違うだけで、感染経路や症状は同じです。これらは性行為のほか、口を使って行われるオーラルセックスでも感染してしまいます。女性の場合、感染後、1~3週間過ぎたころに子宮頸管に炎症を起こし、これがやがて卵管にまで炎症が及び、不妊症や子宮外妊娠の原因になってしまうので、早めの処置が必要です。自覚症状が出にくいのですが、症状が出る場合は、黄色や黄緑色した膿状の「おりもの」や、下腹部の痛み、月経時以外の不正出血などがあります。10~30代で多く発症します。

・梅毒
一時は減少したものの、最近また増えている性感染症で、長い期間をかけて全身に障害を及ぼし、昔は死にいたる病気でした。感染すると3~6週間の潜伏期間の後、大陰唇などに硬いしこりができるといった初期症状が現れます。しかし、痛くもかゆくもないため、放置してしまう人が多く、その間に感染が全身に広がってしまいます。大陰唇に気になるしこりを見つけたら、早めに受診しましょう。20~30代で多く発症します。

・性器ヘルペス
ヘルペスウイルス1型または2型によって性器や下半身に症状が出る性感染症です。この性器ヘルペスは、初感染のときに症状が強く、デリケートゾーンの激しい痛みや、排尿時の痛み、外陰部(女性器の外側部分)にできる小さな水疱や潰瘍などがあります。これらの症状がある場合は、早めに婦人科を受診してください。この性器ヘルペスは、一度発症すると再発しやすい感染症ですが、再発の場合は症状が軽く、性器やお尻や大腿部に小さな水疱や潰瘍を数個作るだけのことが多いです。20~30代で多く発症します。

これらの症状があるとき以外にも、パートナーが変わったとき、結婚する前、妊娠を考えたいときなどに、性感染症の検査を受けたほうが賢明です。最近の婦人科では、それらの検査をまとめたコースを用意しているので、自分自身の安全性を確認するためにも一度検査してみることをオススメします。

婦人科で性病検査を受ける場合、料金は保険が適用されるかどうかで大きく変わってきます。1項目の検査で全額負担の場合は2000~4000円程度。デリケートゾーンになんらかの症状がある場合は、保険が適用されるので3割負担になり、600~1200円程度になります。検査する性病の種類が増えると1~3万円程度することもあります。

ちなみに、全国の保健所では、無料でHIV、梅毒、クラミジア、淋病などの性病検査が受けられます。ただし、受けられる性病の種類は保健所によって異なります。また、検査の実施日は月に1、2回程度で予約が必要な上、一日の検査の人数制限があります。

このほか、性病検査には検査キットを使う方法もあります。メーカーのwebサイトから検査キットを購入して、自分で尿や膣分泌液、血液などの検体を採取し、それを検査機関に郵送すると、後日webサイトで結果が確認できます。こちらも、検査項目の数によって異なり、1項目3000円~5000円、最大10項目以上の検査セットでは5000円~2万円程度になっています。

風本 真希

医療法人 社団宗友会 パークサイド広尾レディスクリニック 産婦人科医
文系大学を卒業後、某予備校の英語講師に。しかし、28歳のとき、親類に障害を持つ子が生まれたことをきっかけに医学に興味を持ち、産婦人科医になることを決意。近畿大学医学部卒業後は、大阪市立大学医学部付属病院、東京都立広尾病院、愛知県のロイヤルベルクリニック不妊センターに勤務。あらゆる女性のかかりつけ医を実践すべく、幅広い年齢層の女性への診療を手掛けている。

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エネルギーを一日中高レベルでキープするのが難しいと感じていたり、コーヒーに頼って過ごしていたりしたら、90秒シャワーを試してみるといいかも。 
 
この技がエネルギー値を高め、一日中冴えた状態でいられるはずと専門家たちもオススメだ。
 
朝一番に熱いシャワーを浴びるのは、目覚めさせるというよりはリラックスさせる効果があるというのは、よく知られていること。そうではなく、まず冷たいシャワーを30秒浴びてから、熱いシャワーを30秒、そして最後にまた冷たいシャワーを30秒間浴びてみよう。 
 
もちろん、ボディを洗うなど、すべて終えてから、最後のシメとしてこの90秒トリックを使うことをお忘れなく。
 
急激な温度変化によって血管が開き、血流を促進して、心身ともにエネルギーをみなぎらせてくれる刺激を与えるというわけだ。

ヴィクトリア・ベッカムも、このトリックを毎日実践しているという。ファッション帝国を動かし、4人の子供の面倒をみながら、チャリティ活動にも勤しむ彼女のエネルギーなら、誰もがマネしてみたいもの。
 
この技は、エネルギー値を高めてくれるだけでなく、他にも健康に役立つ効果があると『Entrepreneur』誌は書いている。

ストレスを軽減し(冷熱を繰り返すことで忍耐力を蓄えていくことによって)、免疫力を高め(病気と闘う白血球細胞を増やすことによって)、脂肪を燃焼する助けとなる(褐色脂肪細胞をつくることによって)。つまり、朝イチに冷熱の90秒シャワーを浴びるなんて、すごく大変そうに思えても、試してみる価値は大いにありということだ。

一番風呂は体によくないの?お風呂博士に聞いてみた!!

今は一人暮らしという人も、家族と暮らしていたときのことを思い出してほしいのだが、一番風呂に入るのは好きだっただろうか? 沸かしたての一番風呂はお湯も清潔で、そこに入れるのは特権のようにも思うのだが、本当のところはどうなのだろう。なぜこんな話を始めたのかというと、「教えて!goo」にも、「一番風呂って長生きするのでしょうか?」

という質問があり、「まっさらのお湯だから肌などにはあまりよくない(中略)でも、新築後の一番風呂に入ると長生きするとか、いろいろといわれています」(Kon1701さん)や、「(前略)沸かしたての風呂の湯は、入り心地がよくないから一番に入るのは愚かです。でも、私の子どもの頃は、一番風呂に入るのは家長って決まっていました(後略)」(yetinmeyiさん)などの回答が寄せられていたからだ。そこで一番風呂は実際のところどうなのか、株式会社バスクリンの“お風呂博士”こと石川泰弘さんに話を聞いた。

■一番風呂にはリスクもある

まず、一番風呂は体によくないという噂の真相について聞いた。「冬は特に脱衣所と浴室の温度差が大きく、それに伴って血圧の変動が激しくなるため入浴事故が起こる原因となっています。入浴事故は高齢者に多いのですが、浴室と脱衣所の温度差が大きい一番風呂は、危険度が高いということが体によくないといわれる理由の一つと思われます」(石川さん)

お湯うんぬんというより、風呂場の温度による身体への影響もあるようだ。事故が起こりやすいため、日頃から気をつけておくべきポイントといえるだろう。「水道水のお湯を沸かしただけの場合、残留塩素があり肌がピリピリすることがあります。これも一番風呂がよくないといわれる理由でしょう。入浴すると、皮脂も溶け肌から出るアミノ酸が塩素除去剤として働きますので、二番目以降はピリピリした感じがしません」(石川さん)二番風呂はお湯がやわらかいと感じるのは、こうした理由があるからなのだ。

■つまりは、二番風呂がベターなのか

お茶でも、一番茶より二番茶、三番茶の方がおいしいといわれることがあるが、お風呂もそうなのか。「浴室と脱衣所の温度差、残留塩素の問題、湯のきれいさを考えると二番風呂がよいということになりますが、前に入った人の時間や、入り方による雑菌量も関係してきますので、一概に何番風呂がよいとはいえない部分もあります」(石川さん)石川さんによると、「二番目以降の湯に含まれる菌が、どのような影響を与えるかは分からない」ということで、一番風呂がダメで二番風呂がよいと明言することはできないようだ。

■それでも一番風呂に入りたいという人に、おすすめの入り方

最後に、一番風呂が文字通り一番という人に、おすすめの入浴方法を聞いた。「誰も入っていない、すなわちお湯は一番きれいなので、これはメリットといえます。ただし先ほども申し上げたように、風呂場の温度差による血圧の上昇や、肌のピリピリ感などのデメリットもありますので、入り方にはちょっと気をつけてほしいですね。具体的には、まず、浴室を暖めて脱衣所との温度差をなくすことです。次に、塩素のピリピリ感をなくすために、塩素除去成分を配合した入浴剤を利用するとよいでしょう。調味料のうまみ成分にも使われている、L―グルタミン酸ナトリウムを主成分にしているものもあります」(石川さん)

だしと同じ成分が使われているとはおどろきだが、これぞ入浴剤の適切な利用方法の一つといえそうだ。

一番風呂が体によくないという理由は複数存在したが、きれいなお湯に浸かれるという魅力も捨てがたい。そこは、個人の好みに判断をゆだねることとしたい。今回教えてもらった知恵を有効に活用し、毎日の入浴をより一層楽しんでもらえればと思う。

●専門家プロフィール:石川 泰弘
1962年東京生まれ。株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。株式会社バスクリンの“お風呂博士”として多方面で活動。著書に『お風呂の達人(草思社刊)』がある。

放っておくと大変なことに? あそこのかゆみ・臭いなどから疑う11の病気<デリケートゾーンは誰もがトラブルを経験>

女性のデリケートゾーンは構造が複雑なため、トラブルが起こることも度々あります。症状と考えられる病気をまとめてご紹介します。

デリケートゾーンは誰もがトラブルを経験

かゆみやかぶれなど、女性なら一度は経験したことがある、デリケートゾーンのトラブル。もともとトイレでの処理や毎月の月経、性交、下着による締め付けなどで、ダメージを受けやすい部分でもあります。女性の性器の外側(外陰部)に起こるトラブルは、ケア次第で事前に防ぐことができるものも。不潔なのはもちろん、過剰に洗いすぎることでも、トラブルのもとになるので注意しましょう。

自己ケアで改善できるものと病気が原因のものが

トラブルの症状別に考えられる原因には、以下のようなものがあります。中には性病などの場合もあるので、思い当たる場合には早めに婦人科を受診しましょう。

<かゆみ>
デリケートゾーンのかゆみは、汗やトイレの後の処理が不十分だったり、気にしすぎて合成洗剤で外陰部を洗いすぎたりしたことが原因かもしれません。不潔にするのはもちろん、清潔にしすぎる場合も、デリケートゾーンに住みついて体を守ってくれる常在細菌が減り、外からの細菌が繁殖して、かゆみを起こします。洗う場合は、石けんやボディソープをしっかり泡立てて摩擦に注意しながら行ってください。デリケートゾーン専用の石けんを使うのも手です。

それ以外の原因で考えられるのは、細菌性膣炎、カンジダ膣炎、性器ヘルペス、毛ジラミ、淋菌感染症など。いずれも、かゆみと同時におりものや外陰部に異常がみられるので、あわせてチェックしましょう。

<ただれや腫れ>
細菌に感染した可能性があります。ただれや腫れと同時に、痛みやかゆみが起こる場合も。考えられる病気には、バルトリン腺嚢胞(のうほう)、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍(のうよう)、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎などがあります。

<臭い>
にんにくなど強い臭いの食べ物を食べた時や、汗をかいた時、生理中や体調の悪い時に、デリケートゾーンの臭いが強くなることがあります。デリケートゾーンを清潔に保ったり、体調が回復するまで休むなどで解消できます。臭いと共に、おりものの異常が見られる場合は、性感染症が考えられるので病院でチェックを受けましょう。まれに、体質によって臭いがきつい「すそわきが」と呼ばれる症状があります。これはもともとの体質で病気ではありませんが、病院で専用のケアをすれば解消できるので、悩んでいる人はすそわきがの治療ができる医療機関に相談しましょう。

<できもの>
性行為によってウイルスや細菌に感染した可能性があります。黒や茶色、急に大きくなったものは、放置せずにすぐ病院を受診しましょう。考えられる病気には、バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍、尖圭(せんけい)コンジローマ、アテローム、性器ヘルペスなどがあります。

あなたはやっちゃってない?NGな入浴方法と正しい入浴方法とは

NGな入浴方法と対策

・入浴剤を入れていない
水道水には塩素が入っています。お風呂に入るたびに乾燥すると感じている方は、塩素の刺激が強すぎるのかもしれません。

・お湯が熱すぎる
お風呂でもシャワーでもお湯が熱すぎて良いことはありません。熱いお湯に入れば、洗い物の時お湯で油が落ちやすいように皮膚の油分がなくなってしまいます。

・湯船に浸かってから体を洗う
湯船に入ると皮膚の油分である皮脂が飛ばされてしまい、この状態で体を洗ってしまうと、さらに皮脂を奪うことになり、ガサガサの粉吹き乾燥肌になってしまうそうです。本来、汗とほこりはぬるま湯で流すだけで落とせます。石鹸をつけて洗うのは皮脂分泌量の多い頭、顔、上胸部、上背部と汚れやすい手足だけでもよいそうです。

・入浴後長時間起きている
冬の時期は冷え、乾燥などがあり、そのまま起きていると水分は失われていきます。また睡眠不足なども、乾燥の要因となります。

正しい入浴の仕方

・保湿成分の入っている入浴剤を使う
塩素による細胞の損傷を防ぎます。
市販のものでも良いですし、ビタミンCのパウダーを0.2g入れるのも効果があるようです。0.2以上多くても問題ありません。
塩素とビタミンCが合わさり還元反応によってビタミンCと食塩と水に変わります。シャワーヘッドも塩素除去のものを使うと髪の毛がツヤツヤになります。

・体温に近い温度である33度〜36度のお湯に浸かる。
熱いお湯は体にもよくありません、ぬるま湯にゆっくり浸かりましょう。

・乾燥部分は石鹸で洗わない
先ほどお湯だけで汚れは取れるという話をしました。湯船に浸かった後は基本的には頭、顔、上胸部、上背部と汚れやすい手足だけ洗うのが良いそうです。

・入浴後保湿クリームを全身に塗り、なるべく早く就寝する
温かいうちに眠りにつくことによって、湿度による乾燥も防げ、深い眠りにつくことができます。新陳代謝や美容ホルモンも活発になります。

NGな入浴方法をしていた方は今日からやってみてくださいね。

毛抜きやワックスはNG!? 医師のおすすめは? 肌を傷めない本当のアンダーヘア自己処理法

日経ウーマンオンラインが行ったむだ毛処理に関する読者アンケートによると、「自己処理派」は63.6%(複数回答)いました。(「プロによる脱毛は読者の4割が経験 VIOは? 費用は?」。カミソリ、毛抜き、脱毛ワックス、除毛クリームなど、自己処理の方法は多数ありますが、間違った方法で行うと、肌にダメージをあたえてしまうことがあります。前回に引き続き、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子さんに、むだ毛の自己処理の方法、みんなが気になるアンダーヘアの整え方についてお聞きしました。

●ムダ毛は抜くべきか? 剃るべきか?

 ムダ毛の処理は定期的に行うものだからこそ、肌へのダメージは最小限におさえたいですよね。間違った方法で行うと、刺激が積み重なって肌トラブルを起こすことがあります。肌へのダメージを防ぐには「カミソリで剃る」のが一番のおすすめで、肌にとって最悪なのは、「毛抜きやワックス」だとか。

 「毛抜きやブラジリアンワックスは、毛根ごと抜けるので次に生えるまでの時間が長いというメリットがありますが、神経や毛細血管が集中する毛乳頭から毛根が引きちぎられるため、出血や炎症のリスクがあります。その傷を修復するために毛穴の角質が厚くなったり、毛穴が塞がれてしまうと、次に生えてくる毛が皮膚の内側で丸まる埋没毛になることも。炎症がひどくなると毛嚢炎も引き起こします」(慶田さん)

 なるほど、「ボツボツと盛り上がった毛穴」や「黒ずみ」、「行き場をなくして皮膚の下でぐるぐると丸まっている毛」は、毛抜きやワックスでむだ毛処理をしている人に見られがちな肌トラブルだったのですね。一方、カミソリで剃ると一緒に角質を剃ってしまいますが、注意して行えば、最も肌にダメージを与えずにムダ毛処理ができるそう。次のページで、正しいやり方を紹介します。
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カミソリ処理 下から上はダメ!

 大切なのは「よく切れるカミソリを使うこと」。おすすめは4枚刃以上の安全カミソリです。 「刃の数が多いほど1ストロークでたくさんの毛が剃れるので、カミソリを肌に滑らせる回数を減らせます。カミソリの切れ味が落ちたら、新しいものに交換することも大切です」(慶田さん)それでは、手順を説明します。

●ボディのムダ毛の剃り方

(1)蒸しタオルで温める
むだ毛を処理する部位を清潔にしてから、蒸しタオルなどで温めます。浴室で行う場合は湯舟で体を温めればOK。

(2)ムースやクリームを塗る
シェービング用のムースやクリームをたっぷり塗ります。

(3)毛の生えている向きに滑らせる
毛の生えている方向に沿って、上から下へ向かって剃ります。一気に剃るのではなく、「短い距離を剃って刃を洗う」を繰り返すのがコツ。剃り終わったら、ぬるま湯で洗い流して水気を拭き取ります。

(4)クールダウン
濡らしたタオルや、薄いタオルで包んだ保冷剤で肌を冷やします。浴室で行う場合は、冷たいシャワーを掛けても。

(5)保湿
ワセリンや刺激の少ないオイル(キャリアオイル用のホホバオイル、セサミオイル、マカデミアナッツなどがおすすめ)で肌を保護します。浸透するタイプのクリームは、カミソリ後の傷ついた肌には刺激になることがあるので避けましょう。 顔は肌が敏感でカミソリ負けをしやすいので、顔剃り専用の電動シェーバーを使うのがおすすめです。

アンダーヘアはカットしてから剃る

 次は、アンダーヘアいわゆるVラインの自己処理の方法です。 「海外の人に比べると、日本人はアンダーヘアを処理することの関心が薄いようです。見た目だけでなく衛生面でもアンダーヘアはお手入れをするのがおすすめです。アンダーヘアは毛が太くて硬いので、最初からカミソリで剃ると毛がカミソリに絡み付いて剃りにくくなり、肌を傷つけてしまうので、あらかじめ短くカットしておくのがコツです」(慶田さん)

●アンダーヘアの整え方

(1)ビキニラインを決める
水着や下着を着用して、剃るラインを決めます。ビキニラインギリギリだと動いたときにズレて毛がはみ出すので、少し余裕を持ってアイペンシルなどでマーキングをします。

(2)はさみでカット
剃る部分のアンダーヘアを、小さなはさみ(薬局で売っている衛生はさみ)で1.5cm程度にカットします。剃らずに残す毛も、2~3cmくらいにカットしておくと生理時の経血付着が少なくなり衛生的です。

(3)皮膚を引っ張りながら剃る
シェービングフォームやジェルをたっぷりつけて、皮膚を軽く引っ張りながら顔用の小さめの安全カミソリを使って少しずつ剃ります。洗い流して水分を拭き取り、冷たいタオルで冷やしたらワセリンやオイルを塗ります(浸透するタイプのクリームは避ける) 「Vライン、Iライン、Oラインは皮膚がデリケートなため、カミソリを使った処理を繰り返すことに不安がある人は、皮膚科でレーザー脱毛を行うのもおすすめです」(慶田さん)

 次回は、読者のみなさんの関心が高い、クリニックのレーザー脱毛についてお届けします。

この人に聞きました
慶田朋子さん
銀座ケイスキンクリニック院長
東京女子医科大学医学部卒業。医学博士。日本皮膚科学会皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。日本抗加齢美容医療学会会員。日本美容皮膚科学会会員。最新の照射機器と注入治療を組み合わせたメスを使わない若返り「切らないハッピーリバースエイジング(R)」をコンセプトに、皮膚科学全般の豊富な知識と経験に基づき、安心・安全なオーダーメイドの美容医療を提供している。銀座ケイスキンクリニック

湯船のお湯はどれぐらいで交換すべき?専門家に聞いた

普段の生活ではシャワーのみという人も、寒い日や休みの日には湯船につかって体をしっかり温めたいと思っているのではないだろうか。しかし、毎日お風呂を沸かすとなると、水道代やガス代もバカにならない。追い炊き機能があるお風呂なら、前日の残り湯を沸かして入浴することもあるだろう。「教えて!goo」にも、「お風呂のお湯の交換について」と、お風呂のお湯の取り替え頻度についての質問が寄せられていた。

「私の実家は元5人家族(子供がそれぞれ独立)でその時は二日に一回交換でした。夏場は毎日交換です」(putikityuさん)や「独り暮らしをしていたとき追い炊き機能のないお風呂なので一度入ると当然翌日は冷めてしまうのですが、捨てる水は半分にしてそのぶん熱いお湯を注ぎ足して入っていました」(eroero1919さん)など、汚れは気にするも追い炊き機能を使って、水を節約しているという意見が複数あがっていた。

実際のところ、お風呂の沸かしなおしは何回ぐらいまでOKなのだろう。株式会社バスクリンの“お風呂博士”こと石川泰弘さんに疑問をぶつけてみた。

■細菌の増殖が気になるなら毎日取り替えるべき

果たして残り湯は衛生的にどうなのか。まずは、細菌が増殖していることはないのか聞いた。

「細菌の数は入浴直後と翌日では数千倍もの開きがあります。弊社の実験でも、同様の結果がでております。ただ、この細菌がどのようなものなのか、身体にどのような影響を与えるのかは不明です。また、入浴する人の状態や、室温などの環境によっても大きく異なります」(石川さん)

不明な点は多いものの、一夜明けると、多くの細菌が増殖するようだ。では、取り替え頻度はどのくらいが適切なのだろうか。

「安全面を優先すると、菌の増殖からみてお風呂の水は毎日取り替えるのが望ましいといえます。しかし、経済面、衛生面などを考慮するとなると、話は違ってくれると思います。プライオリティーを何にするかが判断基準になると思いますね」(石川さん)

細菌が増えることは事実だが、節水・節約という観点からいえば再利用するのもアリだろう。さすがに汚れやぬめりが目立つ場合は、取り替えた方がよいかもしれない。

■お湯を再利用したい場合は水質のキープが重要

沸かしなおして使う場合のポイントや、注意すべき点はないかも聞いてみた。

「重要なのは、菌の増殖をできる限り防ぐということです。まず、ちゃんと体を洗い、汚れを落としてから湯に浸かりましょう。しかし、それでも菌は増殖します。ただし、増殖した菌がどのような影響を及ぼすかは不明です」(石川さん)

お湯を再利用するなら「水質を下げない」工夫はしておきたいところ。複数人が入浴するなら特に、マナーとして湯船に浸かる前には、しっかり体を洗ってから入りたいものである。

今回取材から分かったことは、残り湯に含まれる細菌の影響には不明な点が多く、ゆえにはっきりとした指針を示すのは難しいということだった。現状ではプライオリティーを何にするかで個々人で判断するしかなさそうだ。

●専門家プロフィール:石川 泰弘
1962年東京生まれ。株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。株式会社バスクリンの“お風呂博士”として多方面で活動。著書に『お風呂の達人(草思社刊)』。

湯船のお湯はどれぐらいで交換すべき?専門家に聞いた

普段の生活ではシャワーのみという人も、寒い日や休みの日には湯船につかって体をしっかり温めたいと思っているのではないだろうか。しかし、毎日お風呂を沸かすとなると、水道代やガス代もバカにならない。追い炊き機能があるお風呂なら、前日の残り湯を沸かして入浴することもあるだろう。「教えて!goo」にも、「お風呂のお湯の交換について」と、お風呂のお湯の取り替え頻度についての質問が寄せられていた。

「私の実家は元5人家族(子供がそれぞれ独立)でその時は二日に一回交換でした。夏場は毎日交換です」(putikityuさん)や「独り暮らしをしていたとき追い炊き機能のないお風呂なので一度入ると当然翌日は冷めてしまうのですが、捨てる水は半分にしてそのぶん熱いお湯を注ぎ足して入っていました」(eroero1919さん)など、汚れは気にするも追い炊き機能を使って、水を節約しているという意見が複数あがっていた。

実際のところ、お風呂の沸かしなおしは何回ぐらいまでOKなのだろう。株式会社バスクリンの“お風呂博士”こと石川泰弘さんに疑問をぶつけてみた。

■細菌の増殖が気になるなら毎日取り替えるべき

果たして残り湯は衛生的にどうなのか。まずは、細菌が増殖していることはないのか聞いた。

「細菌の数は入浴直後と翌日では数千倍もの開きがあります。弊社の実験でも、同様の結果がでております。ただ、この細菌がどのようなものなのか、身体にどのような影響を与えるのかは不明です。また、入浴する人の状態や、室温などの環境によっても大きく異なります」(石川さん)

不明な点は多いものの、一夜明けると、多くの細菌が増殖するようだ。では、取り替え頻度はどのくらいが適切なのだろうか。

「安全面を優先すると、菌の増殖からみてお風呂の水は毎日取り替えるのが望ましいといえます。しかし、経済面、衛生面などを考慮するとなると、話は違ってくれると思います。プライオリティーを何にするかが判断基準になると思いますね」(石川さん)

細菌が増えることは事実だが、節水・節約という観点からいえば再利用するのもアリだろう。さすがに汚れやぬめりが目立つ場合は、取り替えた方がよいかもしれない。

■お湯を再利用したい場合は水質のキープが重要

沸かしなおして使う場合のポイントや、注意すべき点はないかも聞いてみた。

「重要なのは、菌の増殖をできる限り防ぐということです。まず、ちゃんと体を洗い、汚れを落としてから湯に浸かりましょう。しかし、それでも菌は増殖します。ただし、増殖した菌がどのような影響を及ぼすかは不明です」(石川さん)

お湯を再利用するなら「水質を下げない」工夫はしておきたいところ。複数人が入浴するなら特に、マナーとして湯船に浸かる前には、しっかり体を洗ってから入りたいものである。

今回取材から分かったことは、残り湯に含まれる細菌の影響には不明な点が多く、ゆえにはっきりとした指針を示すのは難しいということだった。現状ではプライオリティーを何にするかで個々人で判断するしかなさそうだ。

●専門家プロフィール:石川 泰弘
1962年東京生まれ。株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。株式会社バスクリンの“お風呂博士”として多方面で活動。著書に『お風呂の達人(草思社刊)』。

温泉では“積極的にぼんやり”しないと意味がないワケ

あなたは温泉地を訪れたとき、どのように過ごしていますか。

せっかく温泉に来たのだからということで、ドタバタと何度も何度も温泉に入ったり、温泉のはしごをしたり、お風呂上りにはスマホでメールをチェックしたりと忙しく過ごしていないでしょうか。

■“積極的ぼんやり”のすすめ
せっかく温泉に来たのなら、温泉効果を最大にする“積極的ぼんやり”をおすすめします。文字通り、意識的にぼんやりする時間を持つということです。

温泉に浸かることだけを目的とするのではなく、温泉地に滞在する時間そのものを大切にするということです。これは温泉で疲労をとるために、医学的にも非常に重要な行為だと言えるでしょう。

■ぼんやりの意味とは?
現代の日常生活において、私たちは絶えず強い刺激で脳を使っています。例えば通勤の時間でもスマホでニュースをチェックしたり、SNSを見たり、ゲームをしたり……。

デジタルコンテンツがこれほど普及する前までは、外から脳に情報をインプットすることなくぼんやりする細切れな時間があったはずです。そうした時間は決して無駄ではなく、頭の中で情報を整理したり、また新しいことを考えたり、疲れた時には脳を休めたり、という貴重な時間でした。

■温泉での“積極的ぼんやり”をすすめるワケ
人間の脳の重さは1.4kgと体重のわずか2%程度ですが、全身酸素消費量の約20%に相当する酸素を消費しています。それだけ脳は活発に活動している、ということです。

温泉に来たら体だけでなく、脳も積極的に休めてあげましょう。そのためには積極的にぼんやりして余計な外部刺激を脳に与えないということが大切です。このことがリラックスにもつながり、結果として精神的な疲れも癒してくれます。

■積極的ぼんやりの方法とは?
その方法は極めてシンプルです。

まずは不必要な携帯やスマホはいじらないこと。必要がなければ電源を切っておいても良いでしょう。

あとは、美しい温泉地の景色を眺めたり、温泉旅館のしつらえを楽しんだり、目を閉じて鳥のさえずりに耳を傾けたり。とにかく何もせず、ぼんやりする時間を10分でも20分でも意識して持つことです。

温泉医学における温泉の効能は、湯につかることだけではなく、転地効果として、温泉地その環境すべてを楽しむことも含んでいます。

今週末は温泉で“積極的ぼんやり”を行い、じっくり身も脳も休めてみましょう。

冬になるとありがちなお風呂上りの「かゆみ」…何とかしたい!

お風呂上りに肌のかゆみを感じるのは?

寒い日が続くとあっつい湯船に入って温まってから寝たいですよね。
でも、あったかいお風呂から上がるとなんだか体がムズムズ痒い、という経験はありませんが?

一番の原因は肌が乾燥して弱っているのが原因だったりします。お肌が弱っていると刺激を受けやすくなってしまうので熱いお風呂に入ったとき熱さにやられてしまうからです。

お風呂あがりのムズムズ痒さ対策をご紹介いたします。

1. ごしごし洗わない
体を洗う際に強くこすりすぎると、肌の表面の皮脂が落ちすぎてしまい、角質層内の水分が逃げだしやすくなるので、入浴後の過乾燥の原因になることがあるそうです。
体を洗う際は、皮脂を落としすぎないよう優しく洗いましょう。
そして乾燥が特に気になる人は、湯船に入る前に洗うことをお勧めします。

2. 熱すぎるお風呂に入らない
乾燥が気になる肌への適温は、38~40度くらいの少しぬるめのお風呂がいいと言われています。
42度以上のお風呂は、必要とされる油分を奪う可能性があると言われているのです。

3. 長風呂をしない
長く使っていると肌の水分がどんどん外に逃げ出してしまうので、乾燥しやすい人は長時間の入浴に気を付けましょう。

お風呂上りの乾燥対策

お風呂の入り方に気を付けていても乾燥する季節なので、やはりどうしても乾燥してします、という方はお風呂上りや入浴中にお手入れをして乾燥対策に臨みましょう。

1. ボディクリーム
保湿成分の入ったボディクリームで積極的にお手入れしましょう。
お風呂上り5分以内に、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が含まれているものを使用するのがお勧めです。
かかとなどの角質の厚い部分は尿素入りのもので別途お手入れできると、良いですね。

2.保湿成分の入った石鹸
クリームなどのケアが面倒くさいという人は、日々使用しているボディソープや石鹸を、保湿成分の入ったものに変えてみるといいかもしれません。

3.入浴剤
湯船に入れる入浴剤は、しっとりした保湿成分の入ったものを使用するようにしましょう。

すぐに使いたくなる!ニベアクリーム青缶の使用方法おさらい

ニベアクリームの基本的な使用方法

プチプラなのにしっとり潤うニベアクリーム。お家にひとつはキープしてありますよね。そんなニベアクリームの代表的な使用方法のおさらいをします!

【がってん塗り】
お風呂あがりや洗顔後の濡れた肌に、手のひらで温めたニベアクリームをこすらず、肌に押し込むように塗る。前後に他の化粧水や乳液は必要ありません。ただ、ニベアクリームを塗るだけ!某テレビ番組で紹介されたこの塗り方は、お手軽な上に、翌日のお肌が驚く程もちもちになります。

【ニベアパック】
ご存知ニベアの青缶を使った洗い流すパックです。蒸しタオルで肌を温めたあとニベアクリームを顔全体に真っ白になる量を惜しみなく塗ります。15分程置いて、精製水や化粧水を含ませたコットンで優しく拭き取ります。その後、洗顔で軽く洗い流します。お風呂に入っている最中にやるのがおすすめ!保湿効果が高く毛穴レスなお肌になれちゃいます。

【ボディクリームに】
顔だけではなく全身のケアにもおすすめです!特に、お風呂上がりの湿った肌に優しくマッサージがおすすめ。乾燥対策だけではなく、血行もよくなるので、身体がぽかぽかあたたまります。また、肌見せスタイルの際もニベアをひと塗りしておくと、艶が出るので、女性らしいツヤツヤ素肌を演出できちゃいますよ。

【ヘアケアに】
もちろん、ヘアケアにもおすすめ。ドライヤーをあてる前にニベアを薄く髪全体に塗っておく事で、ドライヤーの熱から髪を守り、乾かした後は髪の毛が保湿膜でコーティングされるのでサラサラの仕上がりになっちゃいます!このように、何かと便利に使えるニベアクリーム。アイデア次第でもっと使用方法がありそうですよね。

手持ちメイクにニベアクリームをちょい足しして使用する
この時期の救世主のニベアクリームですが、ちょい足しする事でもっと可能性が広がります!

【ファンデーションにちょい足し】
BBクリームやCCクリーム、リキッドファンデなどにちょい足しする事で、化粧崩れを防いで、流行の艶肌になれちゃいます!下地として塗るというより、ファンデに1:1の割合で混ぜて使うのがおすすめです。

【チークにちょい足し】
パウダーチークを少し削ってニベアクリームと混ぜると簡単にクリームチークが出来上がります。乾燥してパウダーがうまく乗らない時やスッピンだと顔色が悪く見える時などに役立ちますよ。また、リップとしても使えるので頬と唇の色をそろえて、統一感のある『おフェロ顔』が簡単にできちゃいます。

【リップにちょい足し】
流行の赤リップ、買ってみたけどやっぱり派手過ぎて使えない…。そんな時にもニベアをちょい足ししてみてください。派手な赤がうっすら透明感のある赤に早変わり!白雪姫の唇のように可憐に仕上がります。もちろん、チークやアイシャドウとしても使えちゃいます。

普段メイクにニベアをちょい足しするだけで、お色気溢れるおフェロメイクも少女のような可憐なメイクも簡単にできちゃいますね。
この冬はもっとニベアを使用してツヤツヤ肌になっちゃいましょう!

「隠れ乾燥」してない?いつでも急接近OKなプルプル肌になる方法

肌トラブルの元となる乾燥。年齢とともに肌の潤いを守るセラミドや皮脂が少なくなっていくので、これまでと同じケアでは少しずつ肌には合わなくなっていきます。

35歳を過ぎたら、肌質に変化を感じる頃。

特に乾燥が酷くなる人が大多数です。

そういう時期に突入したら、自分の肌をよく観察してスキンケアをしていく必要があります。

冬の乾燥は深刻なので、手持ちの化粧品でも保湿効果を最大限に活かせるよう、今回はきちんと保湿するためのコスメの使い方について見ていきます。

実は多い「隠れ乾燥」女子

肌がつっぱった感じがすると乾燥しているとすぐ分かりますが、乾燥は実感がないところでも引き起こされている場合があります。

例えば、

・化粧のノリが良くない
・ピリピリする時がある
・くすみがあり透明感がない
・毛穴が目立つ気がする
・ハリがなくしぼんだ感じ
・大人ニキビを繰り返す
・テカリが出やすい

このように、なんとなく調子が良くないという時は、隠れ乾燥の状態になっています。
手肌を見てもわかるのですが、冬の肌は自分が思うよりもずっと乾燥しているのです。

美肌のために乾燥対策はマストですが、保湿アイテムをいくら使っても間違った使い方では、乾燥を改善できず逆に肌老化を早めることになってしまいます。

実践!保湿効果を最大限に活かすコスメの使い方
美容液を使うタイミング

美容液はどのタイミングで使っていますか。

プラスワンアイテムの感覚でクリームを使うようなタイミングになっていませんか。

ローションに乳液、そのあとに美容液を加えているとしたら、美容液の効果を最大限に得られていない可能性があります。

美容液は水分が多いので、ローションの次に使うのが定番の使い方。

もちろん、ブースターとしてローション前のものもありますので、ご自身が持っている美容液をもう一度確認してみましょう。

水分の多い順に使う

美容液に限らず、美白や保湿目的のためにトロッとした美容液状のものを組み合わせて使う際は、のせる順番にご注意を。

水分の多い順にのせ、最後は水分が少ないものをのせます。

美容オイルの場合は洗顔後に肌を柔らかくするために用いたり、スキンケアの最後にのせることもできます。

オールインワンは乾燥しやすい?

1つでスキンケアが完了するオールインワンジェルはさらっとしたテクスチャーだと水分が多く、すぐに蒸発して乾きやすいということがあります。

その後すぐに下地をつける朝だけの使用に限るか、夜はさらにこっくりした美容液をプラスしましょう。

同じようにクッションファンデやリキッドファンデーションも水分が多いので、美容液成分配合で乾きにくい物などを選ばないと、肌の乾燥を進めてしまいます。

クリームは部分使いでもOK

冬場の保湿といえばクリームですが、その油分が多すぎると肌トラブルの原因になってしまうこともあります。

皮脂は年齢とともに減っていきますが、皮脂が減るのはおおよそ40代後半くらいとされていて、それまでは自分の皮脂で十分な場合が多いです。

早いうちからクリームを使い続けると、もともとの皮脂分泌を弱め肌トラブルを招きやすい原因にもなります。

乾燥が気になるときに部分使いをしたり、スペシャルケアとして使いましょう。

擦り込まずにのせる感覚で

肌の保湿を守るのに欠かせないのが肌のバリア機能を守ること。

肌を叩くパッティングやシワに擦り込むように美容液やクリームを塗布することは、肌の負担になってしまいます。

クレンジングや洗顔、洗顔ブラシ、美顔器を使う際も肌を滑らせるようにし、必要以上に肌を摩擦しないようにします。

まとめ

ローションだけでは肌の水分が奪われ乾燥が早くなってしまうように、保湿アイテムであっても水分の多いものだけでは十分に保湿できません。

さらっとしたテクスチャーのジェルや美容液がたくさん出ているのですが、水分を多く含んでいるので油分多めの美容液などを重ねると良いでしょう。

また、単に油分が多ければいいということではない点も覚えておきたいところ。

水分と油分のバランスに注意して保湿ケアをし、誰かに急接近されても怖くない乾燥知らずの肌でいましょう!

日本人の死因5位「入浴中の溺死」 やってはいけない入浴法

入浴には疲労回復や血行促進、リラックス効果など、さまざまな健康効果があるといわれている。だが、中高年にとっては危険も多い。間違った入浴法は、突然死にもつながりかねない。

 厚生労働省の研究班が入浴中の事故死の数を推計したところ、年間約1万9000人。そのうち約5割が12月から2月にかけて発生していた。冬はとくに“危険な季節”なのだ。入浴の方法によって、その“危険度”は大きく違う。リスクが高いのは「かけ湯」をせず、いきなりお湯に入ってしまうことだ。

「体を熱いお湯に慣らさずに浴槽に入ると、ヒートショックに陥る危険が増します」(近畿大学医学部病理学講座講師の榎木英介氏)

 また、「長湯」もリスクを増やす。発汗で体内の水分量が減り血液が濃くなると、血管の詰まりも起きやすくなる。

「湯船に浸かる時間は10分以内が目安。それ以上になると血液への影響が顕著になる。湯温も39~41℃くらいが望ましい。“熱いお湯に長く”は熱中症のリスクも高めます」(前出・榎木氏)

 加えて、注意すべきは浴槽からの出方だ。「急に立ち上がる」のはNG。脳に供給される血液が減り、起立性低血圧を引き起こしてめまいや意識の喪失(失神)が起こる。

 溺死のリスクにつながるわけだ。浴槽から出る時は、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくりと立ち上がる。あまり知られていないが、急激な血圧低下を防ぐために、湯船から出た後に体に冷たすぎない水をかけるのも有効だ。

 また、入浴で心臓への血流が負担になることにも注意が必要だ。九州大学の研究などによれば、水圧で横隔膜が押し上げられるなどして心臓への「静脈還流」が増量し、負担が増えるという。負担を軽くするには「半身浴」で浅い湯に下半身だけ浸かるなどの方法がある。

 もちろんアルコールを飲んだ後の入浴は絶対NG。高齢者は食後に血圧が下がる「食後低血圧」によって失神することもあるので、食後すぐの入浴も避けたほうがいいという。

“本当に健康にいい入浴法”を心がけたい。

温泉に5分間入浴すると5分間縄跳びと同程度のカロリー消費

温泉は、はいり方次第で毒にも薬にもなるというのは札幌国際大学温泉学教授の松田忠徳さん。

「温泉地に着いて、いきなり温泉にはいるのはNG。5分間温泉に入浴すると、5分間縄跳びしたときにほぼ匹敵するカロリーを消費するので、移動で疲れた体のまま温泉にはいると疲労が増します。旅館に着いて、1時間くらいゆっくり休息をとってからはいること。また、食後は胃に血液が集中しているので、30分~1時間たってからはいるよう心がけましょう」(松田さん)。

 熱めの温泉に汗が流れ出るくらい長く浸かるのは、体に負担がかかるので×。こう話すのは、温泉ビューティ研究家の石井宏子さん。

「1回の入浴を3~5分程度にとどめ、一度出て、休んでから入浴する分割浴を3回繰り返し、合計で10~15分程度はいるほうが、効率的に体を温められます」(石井さん)。

 そして、湯船から上がったら休養をとることも重要。

「30分くらいゆっくりして汗が引くのを待ちましょう。そのとき、水分補給も忘れずに」(石井さん)。

 起きぬけは体が完全に起ききっていないので、いきなりの入浴は避けたい。起床後、30分以上が目安だ。

温泉専門家が教える「ビューティ効果を高める」入浴の裏ワザ

本格的な冬が到来。温泉に行きたくなる季節。そこで、温泉ビューティ研究家の石井宏子さんが、美容に効果的な温泉入浴法を教えてくれた。

「美容成分のレシピは温泉によってすべて異なるもの。温泉分析書を見れば、さまざまな組み合わせがあることがわかります」(石井さん、以下「」内同)

 泉質名は主成分を並べて表すが、

「泉質名が短いなら“ひとつの成分に特化した集中トリートメント型”、長ければ“複数の成分がバランスよく配合されマルチビューティー型”とイメージできます。もうひとつ目安になるのはpH値。中性(pH7)基準に、高ければアルカリ性、低ければ酸性です。アルカリ性の湯にはクレンジング作用が。中性~弱酸性は肌にやさしい湯。酸性の湯には肌を活性して引き締める効果が期待できます」

 とのこと。自分が期待する効果で、pH値を見ていこう。温泉の恵みを、体に効率よく取り入れたいのなら、血液をサラサラにしておくことが大切。

「入浴前にはまず水分補給をして血の流れを整えましょう。宿で到着時に出されるお茶は理にかなっているのです。温泉による発汗を補うためには、入浴後の水分補給も忘れずに」

 たくさんの有効成分を含む温泉は、効果が期待できる反面、体にとっては刺激にもなる。

「まずはかけ湯でウォーミングアップ。入る温泉の湯を、足元から上へ桶で10杯はかけましょう。また。温泉成分は想像以上に早く、長く作用するもの。湯あたりをしないためには、ちょっと汗ばむ程度で上がる“ほどほど”がおすすめです。ひと晩での入浴を3回程度に分け“1回目は5分で体を慣らす・2回目は8分で芯まで温まる・仕上げは3分でさっと温まる”の分割入浴が効果的」

温泉豆知識 成分分析表の読み方や源泉かけ流しの意味を解説

スーパー銭湯に代表される“街ナカ”の温泉施設が人気の昨今。この寒い季節、手軽に行けて、すぐあたたまることができるのが最大の魅力だが、利用する前に知っておきたい温泉の豆知識を紹介しよう。

 温浴施設では、よく壁に『温泉成分分析表』が貼られているが、その読み方を知っておきたい。舞浜ユーラシア温泉入浴指導員・海老原一貴さんはこういう。

「日本の温泉は9種類の泉質に分類され、成分により違った効能が認められています。たとえば硫酸塩泉や炭酸水素塩泉には、毛穴の汚れや角質を落とす乳化作用が。pH値7.5~8.5の弱アルカリ性温泉にも同様の作用があり、弱アルカリ性のお風呂が美人の湯とされるゆえんです」

 また、塩化物泉は、皮膚に皮膜をつくり、低温でも保温効果が。一方、酸性泉には殺菌作用がある。

 また、よく使われる“源泉かけ流し”という言葉の意味だが、地中深くからくみ上げた温泉を、加水や濾過をしないでそのまま浴槽に注ぎ入れ、古いお湯はあふれ出てそのまま排出する仕組みになっている温泉のこと。

「つねに新鮮で成分そのままの温泉に浸かれるという意味では、温泉好きにとっては贅沢なお湯。一方、濾過装置を通してお湯を循環させているのが循環式。多くのかたが入浴してもいいように加温・加水・殺菌をしている場合がほとんどです」(前出・海老原さん)

忙しい時期は要注意! デリケートゾーンがかゆい! 女性の5人に1人は発症するカンジダ膣炎とは?

女性の5人に1人は発症するといわれているカンジダ膣炎。どこにでもいるカビの一種であるカンジダ真菌が原因で起こる症状で、免疫力が下がるだけで誰でも発症する可能性があります。そこで、このカンジダ膣炎の原因や症状、治療方法などをパークサイド広尾レディスクリニックの風本真希先生に伺ってきました。

カンジダ膣炎の原因は?

「女性なら避けては通れないデリケートゾーンのかゆみ。このかゆみの原因で一番多いのがカンジダ膣炎です。これは、いわゆるカビの一種であるカンジダ真菌が膣内で異常に増殖して起こるもの。

このカンジダ真菌は弱毒菌であり、健康な状態であればそこまで悪影響はありません。腸内や皮膚などどこにでもいるので、たまたま膣内に入ることもあります。ただ、免疫力が低下することで一気に増殖。男性が発症することもありますが、性器が体内にあり、ムレやすくカビの温床になりやすい女性のほうがかかりやすい病気です。

膣内は通常、デーテルライン桿菌(かんきん)という常在菌によって酸性に保たれ、雑菌の繁殖を抑えられています。しかし、抗生物質の使用で常在菌のバランスが崩れたり、疲労やストレス、妊娠、生理前や糖尿病などで免疫力が低下することで、カンジダ真菌は増殖してしまいます」(風本先生)。

自然治癒することもあるカンジダ膣炎

「免疫力の低下で発症しやすいカンジダ膣炎ですが、症状が軽い場合は、免疫力が高まれば自然に治ってしまいます。デリケートゾーンがかゆかったけど、翌日にはかゆみを感じなくなったという場合は、自然治癒力で治っているケースです。免疫力を高めるためにも、日ごろから栄養バランスのいい食事や十分な睡眠など、健康的な生活を心がけましょう」(風本先生)

何日もデリケートゾーンに強いかゆみがあり、人前でもかきたくなるくらいの場合や、カッテージチーズのような白いぽろぽろしたいつもと違う「おりもの」の場合は、カンジダ膣炎の可能性があります。早めに婦人科で診てもらいましょう。

治療は、カンジダ真菌を抑えるため、膣内へ抗真菌剤の投与と、外陰部のかゆみを抑える塗り薬を使い、だいたい数日で治るそう。増殖させないためにも、かゆみを我慢せずに早めに治療してもらうことが大切です。

また、カンジダ膣炎の原因としては少ないですが、性行為による感染もあります。パートナーが不衛生だったり、自分の免疫力が低下していたりする場合、感染してしまうことも。

デリケートゾーンのかゆみということで、よくカンジダ膣炎と症状が似ているのが接触性皮膚炎。これは、ナプキンのかぶれや汗ムレなどが原因で、市販の塗り薬などで治ります。しかしカンジダ膣炎には効かないので、数日塗ってみて治らなかったら、クリニックでの治療を受けましょう。

カンジダ膣炎は性病と思われがちですが、ストレスなどが原因で誰にでも発症しうる身近な感染症です。治っても再発しやすい病気なので、かゆみがひどい場合は、がまんせずに婦人科を受診しましょう。

風本 真希
医療法人 社団宗友会 パークサイド広尾レディスクリニック 産婦人科医
文系大学を卒業後、某予備校の英語講師に。しかし、28歳のとき、親類に障害を持つ子が生まれたことをきっかけに医学に興味を持ち、産婦人科医になることを決意。近畿大学医学部卒業後は、大阪市立大学医学部付属病院、東京都立広尾病院、愛知県のロイヤルベルクリニック不妊センターに勤務。あらゆる女性のかかりつけ医を実践すべく、幅広い年齢層の女性への診療を手掛けている。

冬場につらい“かゆみ”を解消!今日からできる入浴法3つ

寒くなるにつれて、気になる身体のかゆみ。この時期の空気の乾燥が、肌に与えるダメージは相当のものです。今日からすぐにできるこんな入浴法で、かゆみをストップさせましょう!

■ボディタオル、ボディブラシは、しばらくお休み!「素手洗い」がおすすめ

洗い上がりがすっきりするからと、ボディ用のタオルやブラシを愛用されている方も多いですが、洗い過ぎは必要な皮脂まで落としてしまい、さらには摩擦によって肌の表面の角質層を傷つけるおそれがあります。かゆみが気になるときは、お休みにしましょう。そこでおすすめなのが、「素手」で洗うこと。本来、汗や皮脂などの汚れは、ごしごしとタオルやブラシでこすらなくても、手でやさしく撫でるように洗うだけで十分に落とせます。

■ 湯ぶね、シャワーの温度は38度~40度に

湯ぶねとシャワーの温度にもご注意を。熱めのお風呂はからだが温まって気持ちがいいものですが、肌には大敵。肌に備わっている保湿成分や、肌の表面の油分がお湯に溶け出してしまうからです。するといっそう肌は乾燥しやすくなります。温度は、ぬるめに感じる38度~40度程度がベストです。また、肌の保湿成分を逃さないために、長湯もしないように気をつけてください。温まる時間は10分程度で切り上げるのがよいでしょう。

■保湿効果は絶大!入浴剤がわりに、グリセリン

市販の入浴剤には、肌に負担のかかるものもあります。代わりに、10cc程度のグリセリンを入れてみましょう。グリセリンは昔から、ひび割れやあかぎれのケアとして使われてきたもの。化粧品の原材料としても使われています。肌への刺激がないうえに、その保湿効果は絶大! お風呂上がりの肌はしっとり、すべすべです。

毎日のバスタイムにひと工夫すれば、肌のうるおい機能もぐっと上がります。この冬こそ、嫌なかゆみとお別れしましょう。

1度で変わる風呂の効用肩こり、ダイエット、花粉症...

日本人はお風呂好き。これから寒さに向けて何よりの楽しみだ。疲れを癒し、健康と美容のためにも欠かせない。一方で、入浴中に死亡する人が年間4866人(2014年、厚労省データ、入浴関連事故死は推計1万9000人)もいる。毎日入っているのに、お風呂の基本について知らないことが多い。11月26日は「いい風呂の日」。今回はお風呂の知識、入浴方法、効用などについての3冊を紹介する。J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://www.j-cast.com/bookwatch/)」でも特集記事を公開中。

温度と時間「肩こりは 40℃、10分」

江戸っ子は熱湯が好きといわれるが、ぬるま湯が好きな人もいる。各人の好みだが、温度や浸かる時間によって効果がずい分違う。長年にわたりお風呂を科学的に研究してきた専門家による『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(著・早坂信哉、KADOKAWA、1296円)がわかりやすく説明している。

「肩こりは 40℃、10分」「ダイエットは 40℃、食前に15分」「花粉症は38~40℃、15分」といった具合だ。正しい入り方から症状別の入浴法、入浴剤の選び方、水分補給法まで解説する。紹介している症状は、腰痛、神経痛、胃痛、頭痛、冷え性、不眠症、便秘・下痢、乾燥肌、花粉症、高血圧、低血圧、高コレステロール、二日酔いなど実に様々だ。著者の早坂信哉氏は温泉療法専門医で、日本健康開発財団・温泉医科学研究所所長。テレビやラジオにも出演している。

風邪を引いたときはどうするか

お風呂にいきなりドボンと入ってはいけない。その程度は常識かもしれないが、浴室環境や入浴手順、半身浴など大切なことが意外と知られていない。『入浴の事典』(編・阿岸祐幸、東京堂出版、3024円)は、あらゆる面から入浴のイロハを教えてくれる。お風呂に入ると心と体の関係はどうなるのか、安全な入浴、危険な入浴、夏と冬の違い、高齢者と新生児・乳児など役立つ情報が並ぶ。

そればかりではない。風邪を引いたときどうするか、生理痛・腰の冷え、皮膚疾患、水中運動、ストレッチ、リハビリ、転倒防止など入浴とトラブルについても説明している。随所に「シャワーの上手な使い方」「早朝の入浴の危険性について」「家庭の四季を楽しむ植物性浴剤」など興味深いコラムが載っている。

10分間でシルク肌になれる

お風呂の効果にはいろいろあるが、女性にはとりわけ、お肌の効果が気にかかるところ。『美しくなる入浴術』(著・漆畑修、メディカルトリビューン、1350円)は、皮膚科専門医で温泉療法医の著者が多くの人にすべすべの健康な素肌を手に入れてほしいと、入浴の効用やメカニズムを一挙に解説した1冊だ。

目次には「皮膚科専門医がすすめるこれぞ!正しい入浴法」「美肌をつくるお風呂の知恵」「楽しく温まるお風呂のトリビア」など6章があり、「10分の入浴でシルク肌になれる」「入浴で癒しホルモンが増える」「バスタイムを彩るグッズ」といった具体例が紹介される。ほかに、「朝風呂か、夜寝る前か」「お湯に浸かる時間は最低5分間」「湯上りにはすぐ保温を」や温泉の基礎知識と効用についてもアドバイスしている。

ウソっ毎日入らない人も多い!? 「入浴の最適なタイミング」って一体…

お風呂のタイミングって意外と迷いますよね。疲れて一刻も早く寝たいときは翌朝に入るか、重い腰を持ち上げてその日のうちに済ませるか……。もし、お風呂に入るタイミングで体にもたらすメリットが違うなら、効果的な時間に入りたいですよね。今回は、『美レンジャー』が女性500人に行ったアンケート調査をもとに、効果的なお風呂のタイミングをご紹介します。

■やはり多かったのは…

「あなたがお風呂に入るタイミングはいつですか?」とたずねてみたところ、以下のような結果となりました。

5位・・・1日3回以上(0.8%)

500人中4人の人が、1日に3回以上もお風呂に入っているという結果に。職業や体質にもよるのかもしれませんが、皮脂を落としすぎて乾燥を招くこともあるので、保湿ケアをしっかりしましょう。

4位・・・朝と夜2回入る(3.4%)

美容ライターの筆者からみると、1日2回の入浴も少し多いような気がします。肌には、紫外線や乾燥から守るために、ある程度の皮脂は必要です。汗を大量にかいたとき以外は1日1回の入浴で十分ですよ。

3位・・・朝に1回(7.4%)

朝のお風呂は目を覚ましてくれて、髪のセットもしやすいですよね。熱めの温度でパパっと済ませると交感神経を刺激でき、一日が活動しやすくなります。

2位・・・毎日は入らない(13.0%)

毎日お風呂に入るのは、日本独自の文化ともいわれています。汗をあまりかいていない日や室内で生活していた日は、毎日洗い流す必要がないのかもしれませんね。

1位・・・夜に1回(75.4%)

最も多いの方がお風呂に入るタイミングは、夜に1回という結果に。じつは、夜お風呂に入るとメリットがたくさんあるんです。そこで今回は、夜風呂のメリットを3つご紹介します!

■夜風呂の嬉しいメリット3つ

(1)下半身太り解消に効果がある

疲れたときなどは自分の脚とは思えないほど、むくんでしまうこともありますよね。「お風呂に時間入るより早く寝たい」という気持ちもわかりますが、むくみをそのまま放置してしまうと脂肪や老廃物が溜まって、セルライトをつくる原因となります。

夜、お風呂に入り血液の流れを改善することで、むくみも改善しやすくなります。セルライトは一度ついてしまうと厄介なので、むくみはその日のうちに改善することはとても大事なんです。

また、リンパマッサージをしなくても、湯船の水圧でマッサージ効果があります。シャワーの水圧を下から上に向かって当てると、さらに効果的です。

(2)質のいい睡眠がとれる

「疲れているはずなのに、眠れない……」こんな経験がある方は、交感神経が優位に働き、体が興奮状態にあるのかも。夜、湯船に浸かることで、体と気持ちがリラックスできれば、寝るまでに副交感神経が優位になります。また、眠くなるのは、体内の温度(深部体温)が下がっていくときです。寝る時間の一時間前を目安にお風呂に入ると体温が徐々に下がっていくので、自然と眠くなります。

ただし、熱いお湯に長時間浸かるのは逆効果。交感神経を刺激してしまうため目が覚めてしまう可能性が。38~40℃の温度に10~15分浸かると効果的です。

(3)肌荒れ防止につながる

睡眠時は成長ホルモンが分泌されます。そのため、美肌に重要なターンオーバーは、寝ている間に行われるといっても過言ではないのです。体は皮脂や汚れなどがたくさんついています。肌に汚れなどがついたまま寝てしまうと、ターンオーバーが行われにくくなってしまうので、その日のうちに汚れを落とすといいでしょう。

寝具を清潔に保つことができるので、背中ニキビの改善にもつながりますよ。どうせ入るのなら、体にいいタイミングで入りたいですよね。疲れたときこそ、湯船に浸かって心と体を温めましょう。

2日間シャワーを浴びないと起こりうる悲劇

シャワーを浴びないで 生活している人も少数派のあなたへ

 多くの男女にとって、シャワーを浴びるのは日々の習慣です。でも、時間に押されて慌てているとき、このシャワーセッションをサボろうと1度でも考えたことがある人がいるなら、その考えは改めた方が良いでしょう。 
 
 ウェブメディアの「TwentyTwoWords」に掲載された記事によると、2日間続けてシャワーをしなかった場合、かなりゾッとする数々の影響があなたの体に起こることが分かっています。 
 
 まず、バクテリアの問題が生じます。人間は約1,000種類のバクテリアを体に持っています。同サイトによると、これらほとんどが体に良いものである一方で、石鹸と格闘しなければならない悪玉も存在します。 
 
 「シャワーをしないと、悪玉バクテリアを阻止することができません。もし奴らが、あなたの目、鼻、口へ入り込んだとしたら、あなたは病気になってしまうでしょう」と、同サイトは説明しています。 
 
 また、バクテリアは体臭の原因でもあります。実際にバクテリアから発せられるガスが、30種類の悪臭を引き起こしていることが報告されているのです。なんて話でしょう!

 シャワーをサボるという気持ちをこれでも変えられないのなら、もう1つの方法である、体をきれいに保たなければならない理由を教えてあげましょう。これは、健康な肌にとって重要なことでもあるのです。シャワーは肌に含まれる油が酸化するのを防ぎ、肌をシミから守る作用があります。これは定期的にワークアウトをしている人なら、特に重要なポイントと言えるでしょう。 
 
 「湿気や塩分たっぷりの汗を吸収した服が、ワークアウトの後も長期間肌に密着していると、肌の炎症を引き起こすだけでなく、小さな摩擦や肌の擦り剥けのリスクも高まります」と、女性のヘルスケアを扱う医師、ホリー・L.フィリップス氏が「さらに、ブドウ球菌や“いんきんたむし”の原因になるバクテリアの増殖や菌感染のリスクも高まります」と。「Women's Health」誌にコメントしています。 
 
 もし、どうしてもシャワーをサボらなければならないなら、ジムの服を着替えることは絶対必須だとフィリップ氏は語っています。また皮膚科医は、特に脇の下、股間、顔面のようなエリアは、バクテリアを誘引する傾向があるため常に清潔に保つべきだと助言しています。 
 
 しかしながら、シャワーのし過ぎも肌に良くないらしい。大のシャワー好きが聞いたらガッカリする情報であることでしょう。 
 
 長時間のシャワーは、人間の体から油分を取り去ってしまうため、カサカサと乾燥した肌になる可能性があるということです。結論として前向きな点としては、ただ「君の汗臭さに文句を言う人は誰もいないだろう」ということだけは期待できます。それでよかったらどうぞ!

あの実力派俳優も愛用!美肌をつくる「日本酒風呂」の効果を検証

乾燥に頭を悩ませ始めるこの季節。仕事が終わって帰宅するころには疲れがどっと押し寄せて、そのまま就寝。そして疲労をため込んだまま再び仕事へ……。

そんな生活、肌にいいわけがない。

疲れた諸兄にぜひお薦めしたい一日の終わりに最適の癒やし……それが「日本酒風呂」だ。

もったいないと思うかもしれないが、有名美人女優たちも愛用する効果満点の美容法。

さらに、あの実力派俳優・佐々木蔵之介も酒風呂の愛用者の一人。実家が酒屋で、自宅の風呂はつねに酒風呂だったそうだ。

彼から発される大人の色気や魅力の源は、酒風呂のおかげ、といっても過言ではないのかもない。

■日本酒風呂の効能
日本酒風呂の効能は、なんといっても血行の促進。単に入浴するだけでも体温は上昇するが、日本酒に入っている『アデノシン』という成分が、より体温の上昇を促してくれる。

アデノシンは、育毛剤などにも使われている血行促進成分。この効果でお肌の保湿力がアップする上に、入浴の際の発汗作用もサウナ並にアップ!新陳代謝の活性化にも大いに作用してくれる。

そして日本酒に入っている『コウジ酸』という成分も美容には欠かせないシロモノ。

コウジ酸はメラニン色素を撃退する効果があり、シミ・そばかすの防止など美白効果にも役に立つ。

さらに、老化の原因となる活性酸素を取り除く効果も持つ。加えて日本酒には同様の作用を持つ『フェルラ酸』もたっぷり含まれているため、ダブルでアンチエイジング効果が期待できるのだ!

また『アミノ酸』は潤いの保存を、『αエチルグルコシド』はコラーゲンの生成を助けてくれるので、疲れきった肌を美肌へと導いてくれるだろう。

酒風呂の入り方
酒風呂の作り方はとても簡単だ。浴槽に38度くらいのお湯を張り、その中に日本酒を入れるだけで完了。

日本酒風呂だからといって、浴槽をすべて日本酒で満たす必要はない。最初は酒の匂いに酔わない程度に、分量はコップ1杯程度から始めてみよう。慣れてきたら徐々に量をコップ2杯分、3杯分と増やしていくといい。

日本酒の種類や値段に関してそこまでこだわる必要はない。飲み残して余ってしまったもので十分である。ただし、合成酒は本来の日本酒の効果が期待できないので避けた方がいい。

日本酒を加えることによって湯の質感はだいぶ変わる。

硬質な水道水がサラリと柔らかなものに変化しているはずだ。日本酒独特の香りと成分を全身に染みこませながら、ゆったりとしたリラックスタイムを堪能して欲しい。

ちなみに酒風呂はあがった後に流す必要はない。

タオルで軽くたたくように肌の水分をふきとって、丁寧にからだを拭いていこう。

注意点としては、日本酒風呂は洗浄力が強いため浴槽の湯が汚れやすくなる。一度入った日本酒風呂はその時点で洗い流してしまう方がいいだろう。

厄落としの効果も!?
日本酒風呂は、なんとスピリチュアルな観点からもオススメだという。

日本酒風呂に浸かると日本酒の効果で毛穴が開くのだが、そこから体内の毒素だけでなく邪気まで出ていくという説まであるのだ。

たしかに日本酒は、古くから神聖な場面にしばしば登場する。早朝に撒いている神社もあるし、お清めとして使われることも多い。

そうしたことから、厄落としの効果も高いのではないかと考えられている。酒風呂の「ついでの効能」として覚えておいてもいいだろう。
日本酒風呂好きの男性に話を聞いてみた
フリーデザイナーのCさん(35)は独身で一人暮らし。しかし自宅でご飯を殆ど食べず、晩酌もしないため、もらいものの日本酒が家に溜まっていく一方だったという。

「封も開けずに放置していた日本酒をどうにか使えないかと思って、日本酒風呂を試してみたいのが最初です。

予想をはるかに超えた発汗が気持ち良くて、すっかりハマってしまいました。それからは色んな日本酒で試してみましたけど、個人的にお気に入りは純米酒。

あと、なんとなく色白美人が多いイメージがあるので(笑)、秋田のお酒を使うことが多いですね」

わざわざ日本酒を買うのが億劫なら、家にある古くなった料理酒でも代用が可能な日本酒風呂。美容だけでなく運気アップにも効果抜群(?)。ぜひ気軽に試してみてはいかがだろうか。

死亡事故例も “命がけ入浴”の評論家が語る「危険な温泉」

 北海道足寄町の温泉旅館の浴槽で男性(52)が意識不明の重体に陥った事故で、北海道警が業務上過失傷害の疑いで捜査を始めた。今回の事故が発生したのは2014年10月。同じ浴槽で過去に2人が死亡していることも分かった。2年も経ってから警察が動いた背景には、環境省が今年9月に硫化水素ガスを含む温泉の安全対策に乗り出したこともありそうだ。

「大げさに聞こえるかもしれませんが、温泉入浴は常に危険と隣り合わせです。温泉を甘くみている人は、いつか恐ろしい事故に巻き込まれるでしょう。とくに卵が腐ったような臭いがする硫化水素ガスを含む温泉は危ない。濃度が濃くなると嗅覚がやられてしまう。高濃度のガスを吸って即死することもあります」

 こう言うのは、「命からがら-誰も行けない温泉」(小学館文庫)の著者で温泉評論家の大原利雄氏だ。これまでに800近い温泉を取材。険しい山奥にも防毒マスクをつけて何度も踏み込んだことがあるという。

■入浴施設の風通しもチェック

 国が労働安全衛生法で定める硫化水素の基準値は10ppm。北海道足寄町の温泉は、事故直後の保健所の調査で浴槽からは最大200ppmが測定された。温泉で死なないためにどうすればいいのか。

「中毒が怖ければ硫化水素を含む温泉そのものを避けるしかありません。硫化水素が出る温泉の大半は山地の温泉で、伊豆のように海辺の温泉はほぼセーフ。もうひとつは、入浴施設の風通しが十分かどうか。硫化水素は大気よりも重い。換気が十分でないと浴槽付近に高濃度のガスが充満してしまいます」(大原氏)

 浴室内の空気が出てくる換気口の周辺も要注意だ。熱で雪が解け、くぼ地に硫化水素がたまっていることがある。05年には、秋田県の泥湯温泉で一家4人がくぼ地にたまった硫化水素で中毒死する悲劇が起きた。

 恐ろしいのは硫化水素だけではない。厚労省の研究班の調査によると、年間約1万9000人が温泉を含む入浴中に亡くなっている。

「死因で多いのはいわゆるヒートショックです。服を脱いで勢いよく熱い湯船にドボンと飛び込むと血圧が急上昇します。その結果、脳出血や心臓麻痺となり死亡する事故が後を絶ちません。温泉でヒートショックを防ぐには、寒くても慌てずにかけ湯をしてから入浴すること。

また、旅費の元を取ろうとして1時間近く長湯するのも禁物です。温泉は熱い上に有用成分が体内に入ってくるため、少なからず体力を消耗します。湯あたりしないために、入浴時間は1回あたり10分をメドにしてください」(大原氏)

 のんびりしようとせっかく温泉まで行って、死んでしまっては元も子もない。

避けたい入浴中の死亡事故…冬場の入浴心得5か条

■消費者庁が発表した驚きのリリースとは
2016年1月に消費者庁が発表した「入浴に関する事故の注意喚起」。これまでも寒い時期になると多くのメディアが特に高齢者における入浴に関連する事故について報道することが多く見られました。その都度、私たち温泉・入浴医学の研究者もコメントを求められることも多かったのですが、国などの役所が直接注意喚起をすることはありませんでした。

今回の消費者庁からのニュースリリースの結果、入浴に関連する事故について非常に注目が集まり、私たち研究者をはじめ、温泉や入浴に関係する業界では驚きが走りました。詳しく解説します。

■年間1万9000人? 入浴に関連する事故の実態とは
入浴に関連する事故の実態は、いくつかの調査によって報告されています。 1つは厚生労働省による人口動態調査による報告です。

この報告は、人が亡くなった場合の法的な届出によって死因が分類されたものです。これによると家庭の浴槽で溺死したと報告された人が、年間5000人弱いることがわかります。

一方、救急車が対応した事例から推定された入浴に関連する事故死の数は1万9000人と言われています。この入浴に関する事故は高齢者に多く、季節性の変化があり特に冬に圧倒的に多いのが特徴です。

その原因は様々な調査からいくつかの病気が指摘されています。 1つは脳梗塞や脳出血といった脳卒中と言われるものです。脳卒中やそれに伴う事故については「血圧が高くなくても、脳卒中になるかも!? 」(https://allabout.co.jp/gm/gc/452152/)、「冬場の入浴時は、脳卒中に注意!」(https://allabout.co.jp/gm/gc/299394/)などの記事も合わせてご覧ください。

もう1つ関連があると考えられるのが心筋梗塞などの心臓疾患によるものです。さらに近年は熱中症の関連も指摘されています。いずれにしても、入浴中の事故についてはまだ完全に原因が解明されていないのが実態です。

■冬場のお風呂で気を付けるべき5つのこと
お風呂での事故を防ぐために、消費者庁は5つのことを挙げています。これは私たち研究者がこれまでにもずっと世の中に啓蒙していたことと特に変わりはありませんが、再度確認しておきましょう。

1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

2.湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。

3.浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

4.アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。

5.入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

■入浴中の事故予防で5つのことが大事な理由
なぜ上記の5つが入浴に関連する事故を防ぐことになるのでしょうか? 1つ1つ順を追って簡単に解説します。

●1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めるべき理由
冬場は気温が低く、脱衣所や浴室がとても寒いことが多いです。その結果、寒い脱衣所で服を脱ぐと急に冷たい場所に身をさらすことになり、これが血圧を急上昇させるきっかけとなります。この血圧の急上昇が脳卒中などを引き起こします。あらかじめ脱衣室のドアを開けて温度を上げておく、湯船のフタを外してお湯を張る、入る前にシャワーで熱めのお湯を出して浴室を暖めるなどの工夫をするとよいでしょう。

●2.湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までにすべき理由
冬の間は特にお湯の温度を高くしがちになります。しかし42度を超える高温での入浴は交感神経が刺激され血圧が急上昇します。またあまり長く入りすぎると体温が上がりすぎて熱中症になりかねません。そのため、温度も、入る時間もほどほどにするのがよいのです。

●3.浴槽からの立ち上がり時に注意すべき理由
浴槽から急に立ち上がると、立ちくらみのように目の前が暗くなったことを経験した人も多いでしょう。これは血圧が急に下がったために起こる現象です。湯船から立ち上がると水圧がなくなり血圧も低下します。この時に一時的に意識がなくなり転んで大怪我をする時もあります。

●4.飲酒後や食後直後の入浴を控えるべき理由
お風呂に入ると血圧が下がりますが、アルコールを飲むとさらに血圧が低下します。また食後にすぐお風呂に入ると消化不良につながります。結果として体調不良を起こすことがあるのです。

●5.入浴する前に同居者に一声掛けるべき理由
お風呂で事故や体調不良が起こるのは、必ずしも病気がある人ばかりではありません。元気な人であっても特に高齢者では起こりうる危険があるのです。また症状としては急に意識がなくなるといったことも多く、他の人に助けを求めることができないのです。そのため同居する人が時々様子を確認することが大切です。

お風呂は安全に入れば健康に非常に良い生活習慣です。冬はこの5つのことに気を付けて安全にお風呂に入りましょう。

お風呂でおしっこは危険? 「世尿症」という大人のおねしょ

執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医師)

“子どものおねしょ”と聞くとかわいい感じがありますが“大人のおねしょ”となると深刻な問題です。誰にも相談できず、困っている人もいるのではないでしょうか?大人になったにも関わらず、なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

詳しく見ていきます。
?「おねしょ」ではなく「夜尿症」

幼児期(小学校入学前)の夜尿を「おねしょ」といい、入学後以降の夜尿を「夜尿症」といいます。7歳以降も夜尿が続く場合は、適切な対策をとったほうがいい場合が多いため、病気を意味する「夜尿症」と言われているのです。

遺伝も関係? 夜尿症の原因とは
一般におねしょは3~4歳頃には消失し、遅い子どもでも小学校入学頃にはなくなると言われています。夜尿をしてしまう子どものうち約9割は、両親が夜尿症になったことがあり、遺伝体質だと言われています。

また夜尿症は大きなストレスがかかることにより、漏らしてしまうことが多いです。これはストレスにより自律神経が乱れてしまい、就寝中に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が抑制されることで尿の生産量が増加し、漏らしてしまうことが原因です。

夜尿症には一次性と二次性があります。

一次性は幼少時からの夜尿症が継続している場合のことをいい、二次性は一時期治癒していた夜尿症が半年~数年以上置いて、再発した場合を言います。

夜尿症の80~90%は一次性に当てはまり、二次性はあまり多くありません。

二次性夜尿症を誘発してしまう因子としてあげられるは、「過度の緊張状態やストレスを持続的に受け続けたとき」「引っ越しなどで生活環境が変わったとき」など心理的なものが原因で起こることが多いものです。

腎臓や膀胱、尿道の括約筋が病気その他で弛緩している場合、そして一度の飲酒でひどくよっているにもかかわらずアルコールを摂取し続けた場合、などもあります。

また勘違いされがちですが、夢や睡眠の深さと、夜尿症との関連はありません。

夜尿症の治療法
夜尿症を防ぐためには「焦らない」「起こさない」「怒らない」。この3つが大切。夜尿症の人は、幼少時から「おねしょをしてしまった」という自覚が強いため、精神的に追い込まれやすい状態です。

一次性夜尿症は、膀胱の容量が少なくて尿をためることができない、また抗利尿ホルモンの夜間の分泌量が少なく尿量が増える、など排尿に関わる機能が成長過程にあることが原因です。

そのため成長するに従って自然によくなっていくことが多いです。治療としては、薬物治療やアラーム治療があります。薬物は、膀胱機能を落ち着かせる抗コリン剤や尿量を減少させる抗利尿ホルモン薬などを用います。

アラーム治療は、下着にセンサーを付けて、センサーが尿を感知するとアラームが鳴ります。これは夜間に覚醒させるためではなく、排尿をコントロールする訓練でもあります。これを長期間続けると夜間にアラームが鳴っても朝まで我慢できるようになり、最終的には夜尿の消失や膀胱の許容量を増大させる効果があると考えられています。

二次性夜尿症の治療としては、カウンセリングを受けること、他の病気と関連があれば、病気を治療する必要があります。
夜尿症を予防する方法は?お風呂で排尿しない

お風呂で排尿する習慣がある人は夜尿症になりやすいと言われています。お風呂の暖かさと布団のぬくもりが似ているため、睡眠中に反射的に排尿してしまうことが原因ではないかと考えられています。風呂場で排尿する習慣がある人は直しましょう。

寝る時間を意識する

昼夜関係なく不規則な生活をしていると抗利尿ホルモンの分泌のバランスに悪影響を与えます。昼夜逆転などにならないようにしてください。

骨盤底筋群を鍛える

尿道は男性が8センチ、女性は4センチで短いです。更に女性はお産を経験することで、排尿をコントロールする骨盤底筋が伸びてしまい、しっかりと尿道を締めることが出来なくなります。それが尿漏れを起こす原因ともなるのです。夜尿症は、尿漏れ対策と同じで、骨盤底筋群を鍛えることが有効とされています。骨盤底筋体操を行いましょう。

お酒を飲みすぎない

膀胱に尿がたくさんたまっているのに深酒のせいで目が覚めないことがあります。飲酒はほどほどにしましょう。これらのことのほかに、ストレスや疲労を減らすことも大切です。日頃から気を付けておけば夜尿症になることはないでしょう。

シャワーの適温は何度?体の部位によって温度は変えた方がいい?大学教授を直撃

肌寒さを感じる季節になると、温かいお風呂が恋しくならないだろうか。しかし、一人暮らしだったりすると、お風呂にお湯を張るのはなかなかの手間である。寒い季節でも時間やコストを考え、シャワーで済ませているという人が大多数では。何を隠そう筆者もそのひとりだからだ。

シャワーだけで済ます入浴であっても、できるだけ効率よく体を温めたい。そこで、医師で東京都市大学教授、温泉と入浴の医学的研究の第一人者である早坂信哉さんに、シャワーの適温や注意すべき点などについて聞いた。

■意外に高いシャワーの適温

普段何気なく浴びているシャワーだが、人によって好みの温度は千差万別だ。とはいえ、そもそもシャワーの湯の適温とはいったい何度なのだろう。「シャワーブースの室温にもよりますが、バスタブよりもやや高めの41℃~42℃が適温です。というのも、湯船にどっぷりつかる浴槽浴よりも体温が上がりにくいからです。ちなみに、浴槽浴での適温は40℃です」(早坂教授)

シャワーのみで体を温めるためには、少し高めの温度が必要ということなのだろう。

■足を温めながらシャワーを浴びるのが効果的

適温はわかったが、全身同じ温度で浴びてもよいのだろうか。体の部位によって適温が違うのか聞いてみた。「部位による適温の差異はないという研究報告がありますので、取り立てて変える必要はないでしょう。しかし、冷えが強い人の場合、手足にかけるシャワーの温度は43℃くらいまで上げても問題ありません。また、バスタブに湯を少し張って足湯をしながらシャワーを浴びると体の温まりがよくなります。」(早坂教授)

末端の冷えが気になる人は、ちょっと熱めのシャワーや足湯を試してみてはいかがだろう。

■15分シャワーを使うならお湯を張ろう

いつも利用するシャワーだからこそ、注意しなければならないことがあるなら、知っておきたい。さらに聞いてみた。「シャワーは、いきなり肩や頭から浴びるのではなく、手足の末端から始めてください。これは、体を湯の温度に慣らすためです。体の中心に急に熱い湯がかかると、交感神経が刺激され血圧が急上昇してしまいます。浴槽浴より身体への負担は少ないシャワー浴ですが、このあたりは注意点です」(早坂教授)

これからの季節、暖房が効いていない脱衣所で衣服を脱ぐと、体の表面温度も急激に下がる。このような急な温度変化にはいっそうの注意が必要だという。シャワーに限らず、まずはお湯の熱さに体を慣らす癖をつけるとよいだろう。

「使う湯の量が少ないと思われるシャワーですが、15分も使うとバスタブに湯を張るのと同じくらいの量になります。3人以上でシャワーを使う場合、湯を張るほうが経済的であることも覚えておきましょう」(早坂教授)

15分間浴びっぱなしということはないにしろ、シャワーでかなりの量のお湯を使っていることは心に留めておきたい。最後に「教えて!goo」では、「風呂・シャワーなど(お湯)の温度」ということで、皆さんが考える適温についての意見を紹介中だ。

●専門家プロフィール:早坂 信哉
東京都市大学教授、博士(医学)、温泉療法専門医。医師として温泉と入浴を医学的に研究している。「世界一受けたい授業」など多数のテレビ出演あり。著書に「たった1℃が体を変える」(KADOKAWA)などがある。

正しい入浴方法は何度で何分間? 専門家の意見は

生活の中で手軽で身近なリラックス方法といえば入浴。だが、近年は間違った入浴法は場合によっては体に良くないと医学的にも判明しています。2016年3月21日放送「スッキリ!」(日本テレビ)では、疲労回復や美容に最適なお風呂の入り方を扱いました。

番組では、温泉療法を專門に研究している東京都市大学人間科学部の早坂教授を訪ねました。早坂教授は内科医でもあり、最近は温泉だけでなく日頃の入浴が体に与える影響を医学的に研究しているといいます。早坂教授によると、湯の温度が1度違ったり、入浴する時間が1分違うだけでもかなり差が出るそう。疲労を取るには40度のお湯で15分間浸かるのがいいそうです。

さらに、疲労回復にもってこいの入浴方法として、フタを閉めてサウナ状態にするよりも温めたり冷ましたりを繰り返すのがよいと話しました。筋肉に溜まっている乳酸が血液の流れで肝臓に運ばれることによって、エネルギーの元へと変換されると最近わかってきたそうです。

42度のお湯で3分間体を温め、風呂を出て手足に水を20秒間かけるのを2回繰り返すのがいいでしょう。お湯をためずにシャワーで済ませる場合は、桶などに熱めのお湯をため、足湯のようにしてシャワーを浴びると全身の血行が改善して疲労が回復しやすくなります。

また、美肌に効果アップの入浴法も。早坂教授は、基本は入浴時間は長くする必要はなく、10分でいいと語っています。温度は高めにして42度で10分間が美肌によく、長時間入っていると皮脂が必要以上に取れてしまい、乾燥してしまうそうです。また、入浴中に緑茶を飲むと美容の効果があがり、カテキンがシミやシワなどの老化の原因を撃退してくれる効果が7倍もアップしたという研究結果があると紹介。

入浴と睡眠にも深い関係があります。質の良い睡眠を取るためには、お風呂を出てから寝るまでの時間がとても重要。お風呂を出てから寝るまでの時間は2時間ほどあけるのがおすすめ。お風呂に入ると体の深部体温が上昇し、高いままだと寝付きが悪くなるのでそれぐらいの時間をあけたほうがいいのです。

いかがでしたか? 間違った入浴方法を実践していると、体にいいどころか悪影響を及ぼしてしまうことも。正しい入浴方法で生活の質を向上させましょう!

固形石けんvsボディソープ、優秀なのはどっち?

固形石けんやボディーソープは、毎日のバスタイムに欠かせません。石けん派の方も、ボディーソープ派の方も、その効用をきちんと理解できていますか?今回は、固形石けんとボディーソープを比較してみました!洗浄力や刺激性、コスパなどに、どのような違いがあるのでしょうか。

■☆主成分が違う!?洗浄力を比較

固形石けんとボディーソープでは、主成分が異なります。固形石けんの主成分は「脂肪酸ナトリウム」。脱脂力・殺菌力が高く、汚れ落ちがいいのが特徴です。一方でボディーソープの主成分は、「脂肪酸カリウム」。脂肪酸ナトリウムに比べて洗浄力で劣る上に、ボディーソープは全体の7割が水分で構成されています。

洗浄力を求めるなら、固形石けんがベターと言えそうですね。

■☆お肌にやさしいのはどっち?刺激性を比較

固体石けんとボディーソープでは、肌への刺激性にほとんど差はありませんが、どちらかというと脂肪酸ナトリウムが主成分の固形石けんの方が、低刺激といわれています。しかし現在売られているボディーソープの多くは、原料や保湿成分、香料などにとてもこだわって製造されています。お肌と同じ成分を配合したものや、それぞれの肌質・体質に適した商品がそろっているのも事実。

刺激性においては、一概に優劣をつけるのは難しそうです。

■☆使いやすさやとコスパの良さを比較

使いやすさで比較すると、手やタオルで泡立てる手間が少ないボディーソープの方が使いやすく、便利といえるでしょう。石けんだと、使い続けて小さくなると、使いにくくなりますよね・・・。でも、コスパの面では固形石けんの方がすぐれていると言えそうです。まず一般的な固形石けんは、1個あたりの価格が安いのが魅力。また少量の水を加えるだけでよく泡立つため、消費の速度も遅いといえます。

さらに、ポンプ式のボディーソープにありがちな「出しすぎ」の心配もないので、こちらは石けんに軍配が上がりそうですね。

■☆環境にやさしいのは?エコ比較

環境にやさしいのは、言わずもがな、固形石けんでしょう。固形石けんのパッケージの多くには、紙が使用されています。また、捨ててもかさばらず、多くのゴミを出すこともありません。一方、ボディーソープのほとんどには、プラスティック容器が使用されています。使用後にボトルごと新しく買い替えている方は、なるべく詰め替え用を利用するよう心がけてくださいね!

エコに気をつかってこそ、一流の女子。「私には関係ない・・・」なんて思わずに、ボディーソープを購入する際は注意しましょう。

■☆毎日使うものだから、好みのものを!

固形石けんやボディーソープは、毎日使用するものだからこそ、自分が求める成分やフレーバー、使用感で選ぶことが1番。洗顔は石けん、体はボディーソープなど、洗う部位によって使い分けるのもよさそうですね!

あなたのニオイ大丈夫?デリケートゾーンの正しいお手入れとは

デリケートゾーン「ニオイ」の原因は?NGなお手入れをチェック

汗やムレの気になる季節。
だけど、デリケートゾーンのお手入れ方法、意外と間違っている人も多いのだとか。

次のチェックに当てはまる項目のある方は、残念ながら正しいケアができていないかもしれません。

・表面だけを洗い流している
・ボディソープで洗っている
・スポンジで洗っている
・毎日洗っているのに、痒みや独特のニオイがある
・菌が減ると聞いたので、熱いお湯で洗っている
・何もつけない方が良いと聞いたので、お湯で流すだけにしている

上記の中に1つでも思い当たるものがあった方は、要注意。

そもそも「デリケートゾーンのニオイ」は、雑菌の繁殖によって引き起こされます。
おりものなどの分泌物が、アンモニアを含む雑菌や汗と反応を起こし恥垢となります。
この恥垢は、アンダーヘアや内部の方にこびりついているため、表面だけを洗い流しても綺麗になりません。
かといって、ごしごし洗うのも逆効果。
強くこすりすぎることで良い菌まで洗い流してしまい、痒みや病気の原因にもなりかねないからです。


デリケートゾーンの正しいお手入れ方法って?

女性の身体はとてもデリケート。
男性より女性の方が複雑な構造をしており、その分、汗や汚れも溜まりやすく落ちにくいのです。
そんな、デリケートゾーンの正しいお手入れ方法とは?

【1、アンダーヘアの処理に気を遣う】
人によって個人差はありますが、アンダーヘアにこびりついた恥垢もニオイの原因に。気になる方は、適度な長さにカットするなどお手入れをしてみてください。
また、デリケートゾーンは高温多湿のため、つい不衛生になりがちです。
長さや量など、定期的なチェックを心がけましょう。

【2、しっかり泡立て、指を使って洗う】
お湯だけで洗い流すのは、ニオイが残ってしまう原因に。
デリケートゾーン専用のケア用品を使い、しっかり泡立てて洗うのがポイントです。
選ぶ時のポイントとしては、自然由来の洗浄剤を使用し、かつpHバランスにもしっかり配慮されているものを使うこと。
また、スポンジだと、細かなところをつい見落としがち。
最初にアンダーヘア、次にデリケートゾーンの順番で、必ず指を使って洗っていきましょう。

【3、前から後ろに洗っていく】
優しく丁寧に指で洗っていくのがポイント。
洗顔をイメージすると分かりやすいのですが、必要以上にごしごしこすり洗いはしませんよね。
前から後ろに向けてなでるように洗うことで、傷つきやすい部分を守りながら、しっかり洗うことができます。

【4、ぬるま湯で洗い流す】
繊細なデリケートゾーンは、熱いお湯だと刺激が強すぎてしまいます。
ぬるま湯で洗い流してあげることがポイントです。
また、泡が残らないよう、すすぎは丁寧に。


持っておくと便利!外出時に使える、デリケートゾーンのケア用品

ちなみに、外出時にはシートタイプのケア用品がオススメ。
汗ふきシートと同じ要領で使うことができるので、とてもお手軽です。
汗やムレ、ニオイなどが気になったときにさっと拭けるのも嬉しいポイント。
また、ワキや足など全身に使用することもできます。
拭き終わった後の爽快感は、病みつきになるかも。

いかがでしたか?
正しいお手入れ方法を知り、ストレスのない夏を過ごしましょう!

自宅でできる!炭酸浴の効果がスゴイ!

シュワっとした泡が肌にまとわりついて、デトックス効果も期待できる炭酸浴が人気です。スーパー銭湯でも炭酸風呂があるところが多くなってきています。炭酸浴は気持ちがいいというだけでなく、美容と健康にも嬉しい効果がいっぱいなのです。

炭酸浴と水道水ではどう違うの?

炭酸が溶けたお湯に浸かる炭酸浴には、普通の水道水で沸かしたお湯に浸かる入浴とは違う効果があります。炭酸が皮膚を通して体内に吸収されるので、毛細血管が拡張し血行が促進されるのです。

水道水で入浴しても血行は促進されますが、これは体温が上昇して血圧が上がることによるもの。炭酸浴は、血圧を上げずに血流を良くすることができるので、体への負担が少ない入浴方法ということができます。

炭酸浴には美容効果もいっぱい

炭酸浴は血圧を上げずに全身の血流を良くするので、水道水に比べて体の芯から温まることができます。夏でもクーラーの冷風による冷え症に悩む人も多いもの。炭酸浴なら、冷え症を改善する効果も期待できます。

また血流が良くなれば、新陳代謝もアップします。お肌の表面の毛細血管が開いて、栄養が行き渡るということは、お肌のターンオーバーが促進されて、シミやシワを予防することもでるということです。

炭酸水が汚れを落とす効果にも注目

炭酸水にはたんぱく質を吸着しやすい性質があります。皮脂の汚れはもちろんですが、メイクや古い角質なども吸着するので、炭酸浴の後はお肌がサラサラに。もちろん体全体の汚れを落とすので、汗をかきやすい夏の素肌を清潔に保つことができます。

化粧水や美容液でお肌のケアをする前に、キレイなすっぴんになれば、化粧品の効果を上げる効果も期待できます。

自宅でもできる!炭酸風呂を作ってみよう!

スーパー銭湯に行かなくても、自宅で炭酸浴を楽しむこともできます。市販されている炭酸系の入浴剤を使ってもいいですが、クエン酸と重曹を使えば簡単にシュワシュワの炭酸風呂に。お風呂1回分の分量は、クエン酸200g、重曹260gです。強めの炭酸を楽しみたい方は重曹を400g程度まで増やしてもOKです。

炭酸ガスは、お湯の温度が高くなるほど溶けにくく抜けやすいので、35℃~38℃のぬるめのお湯にしましょう。長めにじっくり浸かるのが、炭酸浴の効果を上げるコツです。もちろん重曹は食用のものを使用してくださいね。

入浴中に楽しく! 「お風呂30秒ヨガ」のススメ


入浴中にヨガを行えば、筋肉が温まってスムーズに大きく体を動かせるので、体を引き締める効果を実感できます。浮力が体を軽くしてくれるので、ラクにポーズがとれて、ヨガ初心者にもお薦め。お風呂タイムをシェイプアップタイムにしましょう。

 私は体が硬いからヨガに向いていない……。そんなふうに思い込んでいる人にお薦めなのが、このお風呂ヨガ。

 「湯舟につかって体が温まった状態は、筋肉が温まって体の柔軟性が上がった状態。部屋でヨガを行うときと比べてねじるポーズを取りやすく、お腹の引き締め効果をより期待できる」というのは、お風呂ヨガを考案・実演してくれたヨガインストラクターのyucoさん。高い温度下で運動すれば体の熱産生が高まり、やせ効果も上がる。
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 ポーズをキープする時間は、普通のヨガより短めの3呼吸でOK。鼻から吸うのに5秒かけ、吐くのに5秒かけるのを目安にして。浮力のおかげでポーズをとりやすいから、呼吸を意識する余裕ができる。慣れたら、より長い呼吸を心がけよう。

 「裸の状態で行うお風呂ヨガは、ボディラインを意識しやすいこともポイント。理想のラインをイメージしながら行うと『プラーナ』といわれるエネルギーの巡りがよくなって、やせやすくなる」(yucoさん)。まずは30秒しかかからない「お風呂で舟のポーズ」から。
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これだけでもOK! V字でお腹前面を引き締め

「30秒!お風呂ヨガ」が下腹やわき腹に効く理由

⇒ 湯舟につかることで筋肉が温まるため体をねじりやすく、お腹全体が引き締まる ⇒ 温度が高い環境で運動をすることで体での熱産生が高まり、やせやすい ⇒ 浮力の効果で、運動が苦手な人でも正しいポーズがとりやすい

湯舟につかって行うお風呂ヨガは、体を温めながら行うのが特徴。温まった筋肉は伸ばされやすい状態になるため大きくねじることができ、お腹を引き締められる。浮力で正しいポーズがとりやすく、効かせたい部位に効かせられる。うれしいことずくめだ。

●「お風呂で舟のポーズ」の準備

お腹をほぐしておけば引き締め効果アップ 重ねた両手の指先で、お腹の右下から右上、左上、左下の順で、少しずつ位置を変えながら押す。押すときに息を吐く。これは準備のマッサージなので口呼吸でもOK。

頭痛、だるさ…梅雨の不調を改善する入浴のコツ

■低気圧のせい? だるさや頭痛が続く梅雨時の体調不良
最近のインターネット調査(※1)によると、降雨の前の気圧の低下で体調不良を感じる人は少なくないようです。

「だるい」が42%、「頭痛」が24%、「関節が痛む」が13%となり、体調に変化が現れたという回答は、合計で64%となったと報告されています。

他の医学的研究でも以前から天気が悪化するとさまざまな体調不良が起こることが報告されています。このように気圧や天気、湿度、気温などの変化によって悪い影響を受けるものを「気象病」と呼ぶこともあります。

特に、梅雨の時期は、気圧が低くなることが多くなります。低気圧は人体の交感神経を過剰に刺激し、自律神経が乱れがちになります。そのことによって、だるさや頭痛、関節痛の悪化といった様々な体調不良が現れます。特に痛みは交感神経が興奮することによってより強く感じると言われています。筆者の外来を受診される患者さんの中にも、天気が悪くなってくると決まって頭痛がする、という方がいます。

交感神経は、例えば大事なプレゼンや試験の前にスイッチが入る自律神経で、いわば戦闘態勢の時の神経です。つまり低気圧にさらされるということは身体にとっては知らず知らずのうちにストレスになっているということです。そのため、実験的に気圧が低い環境にさらすことによっても、頭痛やしびれなどが悪化することも報告されています(※2)。

■梅雨時は自律神経を整えることが大切!
それなら、梅雨の時期の体調管理は、自律神経を整えることが早道、ということになります。自律神経を整える方法は、ヨガ、呼吸法、自律訓練法など様々ですが、どれもちょっとした努力が必要です。

もともと自律神経とは、その名の通り、自分で自動的に働く神経のことで、私たちの意志でコントロールできるものではありません。例えば、暑くなったら汗をかく、食事を食べたら胃腸が動いて消化する、緊張すると拍動が速くなる、といったことは自律神経の働きによるものです。このようなことから考えると自律神経を自分の意志でコントロールはそれなりに難しいということが理解できると思います。

■自律神経を整える入浴のポイント3点
自分で自律神経を整えることはなかなか難しいものですが、低気圧で興奮気味の交感神経を簡単に鎮める方法として、ぬるめのお風呂を利用することをおすすめします。ポイントは次の3点のみ。

・40度以下
・15分
・全身浴

40度以下のぬるめのお湯に浸かることで、交感神経の興奮を抑えることができ、同時にリラックスさせる神経である副交感神経を刺激することができます。また、ゆったりと全身浴をすることで、浮力によるリラックス効果も期待できます。

ぬる湯で交感神経の過剰な興奮が抑えられることで、痛みへの感受性も弱くなるほか、お風呂の温熱効果自体によっても痛みへの改善効果があるため、梅雨の頭痛や腰痛などの不快な症状には効果的と言えるでしょう。梅雨の時期、ちょっと体調が悪いな、と思ったら早めにぬるいお風呂でしっかり温まって自律神経を整えてセルフケアしましょう。

半身浴は不健康…「正しい入浴」を温泉療法専門医に聞く

気温が上がり、雨の多くなるこの時季は、汗で肌がベタベタするうえ、低気圧の影響による頭痛などで不快感を覚えることが少なくない。そのイライラをお風呂で解消する人も多いはずだ。ただし、「汗をたくさんかいて頭がすっきりするから」と浴室に漫画や本を持ち込み、長々と「半身浴」にひたってはいけない。単に時間のムダというだけでなく、皮膚をダメにしかねない。

■半身浴は全身浴の“半分”の効果

「半身浴は、心臓や呼吸器に問題を抱えている人や高齢者にとっては良い入浴法です。しかし、健康な人は全身浴の方が断然いい」

 こう言うのは「たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法」(角川フォレスタ)の著者で、東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授だ。早坂氏は日本では数少ない温泉療法専門医。近年ブームになっている半身浴は決して健康とはいえないという。

「入浴には4つの効果があります。(1)体を温めて血管を広げ、血流を増やす温熱効果。その結果、新陳代謝のアップ、筋肉の張りが解消される(2)浮力によるリラックス効果(3)水圧による下半身の血流改善効果。足元にたまった血液を心臓に戻すことができる(4)毛穴が開くことによる皮膚の清浄効果――です。しかし、みぞおちの下までつかる半身浴は入浴時間が長くなるだけで全身浴の半分の効果しか得られません」

 それでも「半身浴で長くお風呂につかる方がカロリー消費が大きく、やせられる」と考えている人もいるはずだ。しかし、これも思い込みに過ぎない。名古屋大学医学部の研究者らがまとめた研究論文「全身浴、半身浴、シャワー浴がエネルギー消費量に及ぼす影響」によると、40度のお湯で「全身浴10分」と「半身浴20分」では消費カロリーに変わりがなかった。

「半身浴の方がたくさん汗をかくというのも正しくありません。前述の研究でも汗の量に差はありませんでした。半身浴で長くお湯につかる方が肌にうるおいが出る、というのも間違いです。長くお湯につかると、皮膚表面の皮脂やセラミドと呼ばれる皮膚の保湿成分が流出し、皮膚の表面を覆う角質が水分を保つことができなくなります。やがて肌の内部の水分まで失い、逆に乾燥肌になってしまうのです」

 体を守るバリアーである肌が乾燥すると、夏の強い紫外線やさまざまな感染症に打ち勝つことができなくなる。

■ぬるめのお湯で1日の疲れをリセット

 では、この時季にふさわしい入浴法とはどんなものなのか?

「梅雨は低気圧により自律神経が乱れやすい。リラックスして、乱れた自律神経をリセットすることが大切です。それには40度以下で入浴時間10分程度の全身浴がベストです。ぬるめのお湯は副交感神経を刺激し、お湯の浮力によるリラックス効果に拍車をかけます。交感神経の過剰な興奮を抑え込むことで痛みを和らげる効果もある。10分以内なら乾燥肌の原因となるセラミドの大量流出も抑えられます」

 また、自律神経の乱れの改善には睡眠が重要だが、40度以下の入浴が副交感神経を刺激してスムーズな眠りに移行できる。 「いまの日本人は仕事でパソコンを使い、余暇にゲームや映像を楽しむ。一日中、脳をフル回転しており、それをリセットするには十分な睡眠が必要です。毎日のぬる湯による全身浴はそのためにも必要です」

 ただし、入浴は食後30分~1時間あけてからにすること。消化のために胃袋に集まった血液が、入浴で皮膚の表面に集まると消化不良を起こしかねない。覚えておこう。

お風呂でできるねじり3ポーズを実践

筋肉が温まって柔軟性が上がっているので普段よりもさらに体をねじれる。その結果、下腹とわき腹の筋肉が鍛えられて引き締まります。「舟のポーズ」でお腹の前面を引き締めたら、次は上体をねじって下腹、わき腹を細くしよう。

 まずは、もみほぐすマッサージ。「わき腹の硬くなった脂肪をもんで柔らかくしておくと、ポーズを取りやすくなる」とyucoさん。しっかりもんだら、へそ下の下腹に働きかける「下ねじりポーズ」をとろう。

 一見すると、この「下ねじりポーズ」も、次の「上ねじりポーズ」も似たような体勢だが、手のかけ方が違っている。それが効き目を上下に分けている。「上ねじりポーズ」は、へそ上のお腹に働きかける。

 ポイントは共通していて、両方とも「息を吸うときは頭上からつられるイメージで背すじを伸ばし、息を吐きながらねじりを深めること」(yucoさん)。

 続く「壁ねじりポーズ」は、お腹をねじるポーズの仕上げとして行おう。「ねじりがさらに深くなるため、ややキツめになるが、呼吸を止めないように気をつけて」(yucoさん)。

 3つのねじりポーズを終えたあとは、お腹をさわるとすっきりして、くびれが復活した実感を得られるはずだ。

●「お風呂でねじりポーズ3」の準備

お腹をもんでおけばねじりやすい 手でわき腹をつかみ、息を吐いて背中を丸めながら、つかんだ部分をもむ。少しずつ位置を変えて、わき腹全体をもむように2往復する。これは準備のマッサージなので口呼吸でもOK。
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下腹を引き締める 1. お風呂で下ねじりポーズ

背すじを伸ばし、腰を立てて行うことでお腹の下側がより深くねじれる。そのねじりが、下腹や腰まわりを絞ってサイズがダウンする。

(1) 脚を組んで座り右手を上げる あぐらをかき、左ひざを立てる。左足を右の太ももの外に位置させたら、右手を上げてひじを伸ばし、背すじを伸ばして腰を立てる。

(2) 右ひじを左ひざにかけ息を吐きながら上半身をねじる 右手を下ろして右ひじを左ひざにかけ、鼻から息を吐きながら上半身を左にねじる。呼吸を3回繰り返す。吐くたびに下腹のねじりを深めるように。反対側も同様に。

お腹の上の肉をとる 2. お風呂で上ねじりポーズ

立てたひざをできるだけ胸に引き寄せてねじることで、お腹の上側をより深くねじる。くびれを作り、背中側の引き締めにもつながる。

(1) あぐらをかいて座り右腕で左ひざを抱える あぐらをかき、左ひざを立てる。左足を右の太ももの外に位置させたら、右腕で左ひざを抱えて胸に引き寄せ、背すじを伸ばす。

(2) 上半身を左側にねじって息を吐く 抱えたひざを離さないようにしながら上半身を左にねじる。呼吸を3回繰り返す。吐くたびにお腹のねじりを深める。反対側も同様に。
.
お腹全体、わき腹も同時にアプローチ 3. お風呂で壁ねじりポーズ

しゃがんだ姿勢で、太ももとお腹をくっつけた状態で行うことがポイント。壁についた手を1呼吸ごとにずらしてねじりを深めよう。滑らないように注意して行って。

(1) 足をそろえてしゃがむ 両ひざを離さないようにして、太ももとお腹をつけたまま、上半身を左にねじる。

(2) 両ひざをつけたまま上半身を左にねじる 両ひざを離さないようにして、太ももとお腹をつけたまま、上半身を左にねじる。

(3) 左手を上げて壁に沿わせねじりを深める 右ひじを左ひざにかけ、左手を上げて壁につける。呼吸を3回繰り返す。吐くたびに左手を遠くにずらし、ねじりを深める。反対側も同様に。考案したのはyucoさん 美容ヨガインストラクター、「姉妹ヨガユニットprakRiti~プラクリティ~」代表 @cosme や美LABなど美容総合サイトや美容・健康雑誌で、モデル兼監修を行うなどWEB、雑誌、TV等メディアで活躍中。

都内ヨガスタジオのほか、大手企業や外資系ラグジュアリーホテルのスパなどでレッスンを行う。モデル活動の傍らスタイル維持のためにヨガを始め、日常生活にヨガを取り入れる事で美しいスタイルを保てるよう、セルフメンテナンスやボディケアなどを取り入れたヨガの指導に定評がある。著書に『5日でやせる!きれいになる!80分DVD完全レッスンつき〝ながらヨガ〟』(主婦の友社)など。『yucoのながら日記』で日々情報を発信中。

デリケートゾーン、毎日お風呂で洗ってる? 働く女子の実態とは……

その名前の通り、デリケートゾーンはお肌が敏感でかぶれやすくケアが難しい部分。洗いすぎると問題がありそうで、かといって洗わないと不潔になりそうで心配に……。この部分の正しいケア方法とはどんな方法? 働く女性に聞いてみました。

Q.あなたは、デリケートゾーンをお風呂で毎日洗っていますか?

はい……91%
いいえ……9%

お風呂でデリケートゾーンをきちんと洗っている女性は、なんと9割以上。やはりこの部分はお肌に負担をかけないようにしながら、毎日きちんとキレイにするのが正解なのでしょうか。ケアで気をつけていることなどを含め、それぞれの意見を聞いてみましょう。

<「洗っている」と回答した人の意見>

■ニオイ対策のために

・「ニオイが気になるので、専用の石鹸を使っています」(26歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「毎日ちゃんと洗わないとニオイがしそうなので」(33歳/その他/クリエイティブ職)

・「最近ニオイが気になることが多く、ていねいに洗うようにしている」(34歳/医療・福祉/専門職)

デリケートゾーンを放置していると、汚れがたまりニオイが気になってくることが……。特に湿気のたまりやすいこれからの季節は、デリケートゾーンのニオイが気になりやすいですよね。ニオイのことを考えるとやはり毎日キレイに洗っておきたい?

■放置しているとかぶれやすくなるから

・「毎回ウォシュレットをしていてもきれいになっていないと思うし、不衛生にしておくとかぶれたりしそう」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「清潔にしないとかぶれたり湿疹が出たりするから」(34歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

・「かゆくなったときは、さっぱりしたくなるので専用のソープで洗っている」(29歳/情報・IT/技術職)

またこの部分を放置していると、かぶれたり、かゆみが出たりすることも。生理中は一日中ナプキンを使用しているため、余計に湿気がたまりやすく蒸れやすいですよね。できるだけ気持ちよく過ごすためにも、デリケートゾーンを清潔に保つことは大事かもしれません。

■洗いすぎの心配はこれで回避!

・「洗いすぎないようにお湯で軽く流すようにしている。洗いすぎるとかぶれると聞いたことがあるので」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

デリケートゾーンは肌が薄いため、洗うのが大事と言ってもやりすぎはやはり厳禁ですよね。特に気をつけたいのがごしごし洗い。肌にやさしいせっけんを選んだり、お湯で軽く洗い流したりするなど、ケアの仕方には工夫も必要なようです。

<「洗わない」と回答した人の意見>

■洗わなくても問題ない?

・「あまり洗いすぎると余計に雑菌が入りやすくなると聞いたことがある」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「軽くで問題ないから」(28歳/商社・卸/技術職)

また数は少なかったものの、ケア方法として「洗わない」を選択している女性も。汗汚れなどの心配はありますが、デリケートな部分だけに、過度なケアによって傷ついてしまう心配もあるのがこの部分。自分の体質に合ったケアを心がけるのも大事かもしれません。

<まとめ>

毎日のケアと同様に、体形に合った下着を選んだりお肌に負担の少ない生理用品を選んだりして、デリケートゾーンの不快感を回避するのも重要。生理中は特に蒸れやすくかゆみ・かぶれに悩まされやすいため、ぜひ自分に合ったケア方法を見つけてみてくださいね!
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