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「なぜ宗教法人には税金がかからないの?普通の人は働いて税金がかかっているのに」12歳男子の質問に池上彰も驚き


「なぜ宗教法人には税金がかからないの?普通の人は働いて税金がかかっているのに」12歳男子の質問に池上彰も驚き© ABEMA TIMES

“お金博士ちゃん”こと須戸達哉くん(12歳)が、ジャーナリストの池上彰に「なぜ宗教法人には税金がかからないの?」と質問をぶつける場面があった。

【映像】博士ちゃんの質問にいっぱいいっぱいになる池上彰

『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』と『池上彰のニュースそうだったのか!!』のコラボスペシャルが2月24日、テレビ朝日系にて放送。大人が舌を巻くほどの探究心を持つ博士ちゃんと、“ニュース解説の達人”である池上彰が、互いに知識を披露しあった。

「なぜ宗教法人には税金がかからないの?普通の人は働いて税金がかかっているのに」12歳男子の質問に池上彰も驚き© ABEMA TIMES

番組後半では、池上が“博士ちゃん”たちに、いま知っておくべき「宗教」と、日本の発展の礎となった「昭和」について徹底解説。初めに「宗教」がテーマに挙がると、“お金博士ちゃん”の達哉くんは「なぜ宗教団体には税金がかからないんですか?」と質問。さらに「物価も上がってこれ以上税金が上がると、生活がままならないです。だからお金がある場所から取れば、少しは良くなると思うのですが」と主張し、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおは「よく知ってるなぁ!」と驚きの声を上げた。

宗教法人はなぜ非課税、もしくは軽減税率が適用されているのか。その理由について池上は、利益を追求する株式会社とは異なり、宗教法人は儲けることが目的ではないためだと解説。「金儲けではなく信者の幸せのために、みんなでお祈りをする施設」という考えが根底にあると語った。

しかし、達哉くんは納得がいかない様子。「池上さんが言っていたようなきちんとした団体は構わないですけど、無理やり信者からお金を集めるような団体もありますよね。お金をもらっているのに税金がかからないのはおかしいです!普通の人は働いたうえで税金がかかっているのに」と不公平感を訴えた。

「なぜ宗教法人には税金がかからないの?普通の人は働いて税金がかかっているのに」12歳男子の質問に池上彰も驚き© ABEMA TIMES

池上は「鋭いね」と感心しつつ、「いま、国が特定の宗教法人に、解散命令を裁判所に出してくださいって言っているのね。これは宗教法人として解散を認めてくださいという意味。組織としては残ってもいいですよ。だけど、宗教法人でなくなれば当然集めたお金には税金をかけますよ、という話ですよね。いまそれが裁判で争われているということですね」と、国が裁判所に解散命令を請求する場合もあることを、最近の事例を交えて解説した。

なお、宗教法人は非課税のイメージが強いが、まったく税金がかからないわけではない。お賽銭やお布施など宗教活動の収入は非課税だが、経営する駐車場の料金収入や、僧侶や神職の給与は所得税などがかかることを補足していた。

上野千鶴子「専業主婦は社会的に消えゆく存在」一方で夫が低年収でも働かない"貧困専業主婦"がいる深刻な理由


共働き世帯が片働き世帯を上回るようになって久しい。今、専業主婦は夫が高収入の世帯と低収入な世帯に二極化している。社会学者の上野千鶴子さんは「夫の所得階層別で見ると、年収100万円未満の世帯で妻の有業率がもっとも低い。貧困なのになぜ働かないか。背景には貧困層ほど伝統的な性別役割分担を受け継いでいることがあるように思える」という――。

※本稿は、上野千鶴子『こんな世の中に誰がした?』(光文社)の一部を再編集したものです。

専業主婦は社会的に消えていく存在

結婚している夫婦のあり方にも変化が起きています。

1980年代は、片働き世帯が圧倒的に多かったのですが、1997年には共働き世帯が片働き世帯を上回るようになりました。以後、夫婦のダブルインカム率はどんどん高くなっています。

今、専業主婦のいる世帯は圧倒的少数で、2021年で片働き世帯は23.1%にすぎません。20代に専業主婦願望を持つ女性が増えていると言いますが、その望みはほぼかなえられないでしょう。夫の収入が思ったほど増えず、妻の収入がないと家計を維持できなくなってきたからです。夫ひとりが大黒柱だった時代は終わりました。

ダグラス=有沢の法則と呼ばれる経験則があります。それは日本社会では女性が高学歴であるほど結婚したら専業主婦になる確率が高い、というもの。高学歴女性は同じく高学歴男性と結婚しますから、夫の収入と妻の有業率が逆相関するという経験則でした。

ですが、この法則が当てはまるのは80年代まで。80年代以降、すべての経済階層で妻の有業率が上がり、夫の収入と妻の有業率が相関しなくなりました。

かつて専業主婦は裕福さのシンボルでしたから、多くの女性が憧れましたが、今や妻の有業率は所得のトップとボトムで低く、「貧困専業主婦」と呼ばれる層が登場しました。

格差が問題になる中、カップルになるとそれが倍に

ただし本書の第一章でお話ししたとおり、妻の就労にはフルタイムの就労と家計補助型の非正規就労の二種類があり、夫と同等の収入がある妻は少数派です。この少数派のなかに「バリキャリ」と言われる年収1000万円以上の妻もいます。彼女たちの夫は同等以上に稼ぎますから、世帯年収が2000万円を軽く超えるパワーカップルも登場しました。

男性が結婚相手に求める条件にも、「容姿」や「家事力」ばかりでなく、稼得力が含まれるようになりました。欧米では、ここ10年以上前から、男性が配偶者に求める条件の上位に稼得力が入ってくるようになりました。ひとりでも格差が大きいのに、カップルになると格差は倍になります。

貧困なのになぜ働かないのか?

夫の所得階層別で見ると、年収100万円未満の世帯で妻の有業率がもっとも低いことがわかります。「なぜ?」です。

働かない彼女たちを見ていくと、多くは学歴が低く社会的なスキルも低い、健康やメンタルヘルスに問題を抱えている、という問題が浮かび上がってきます。生活基盤における脆弱(ぜいじゃく)性があるから、男に対する依存度が高いのです。

彼女たちの母親もそうだったということもあります。男に依存する母親が、夫に殴られても蹴られても離れようとしなかったのを見ていると、それが世代間連鎖する場合もあるでしょう。

夫がDVでオレサマ化すると、家庭が閉鎖的になって妻は孤立します。誰にどうやって助けを求めればいいかという支援のルートにも彼女たちはアクセスがありません。

スキルや意欲がある人なら「自分で稼ごう」となるけれど、スキルを身につける余裕がないばかりか、意欲を無力化されてしまいます。

貧困層ほど「男は仕事、女は家事育児」を受け継いでいる

周燕飛さんの『貧困専業主婦』(新潮選書、2019年)は、この問題を取り上げています。周さんが貧困専業主婦と呼ぶのは、世帯年収が300万円未満の世帯の主婦です。その人たちの多くが働かない理由として挙げているのは「子育てに専念したい」です。彼女たちは健康やメンタルヘルスの問題があるのではなく、子どもを保育園に預けることに抵抗を示しています。「男は仕事、女は家事育児」という伝統的な性別役割分担意識を、貧困層ほど男女ともにそのまま受け継いでいるように思えます。

女を低収入に縛りつける第3号被保険者制度

既婚女性の就労は増えました。けれど、家計を支えられるほどの収入を得ているわけではありません。彼女たちが不利な非正規の低賃金の仕事に就き、ずっと貧乏なままでいることはこれまでにお話ししたとおりです。

令和四年版男女共同参画白書」は、既婚女性がなぜ低賃金の仕事を続けているのかの謎を解いています。それは、昭和型の税制・社会保障制度があるからです。著者は林伴子さん、優秀な女性官僚です。

日本のありとあらゆる社会制度は、夫が大黒柱として働き妻が家庭を守るという昭和型標準世帯モデルでできあがっています。そしてその制度を40年近く維持してきました。この「白書」を発表した当時の男女共同参画担当大臣、野田聖子さんが、記者会見で「もはや昭和ではない」と発言したのは、この昭和型の税制・社会保障制度が時代に合わなくなっていることを意味しました。

本当に「専業主婦優遇」なのか

昭和型というのは、サラリーマンの無業の妻に対して、昭和36(1961)年に配偶者控除、昭和60(1985)年に第3号被保険者制度、昭和62(1987)年には配偶者特別控除などの、いわゆる「専業主婦優遇」と呼ばれる制度が次々に整備されていったからです。配偶者控除はいわゆる「内助の功」に対するごほうび、第3号被保険者制度は、来るべき高齢化社会の介護要員としての嫁の貢献に対する報い、配偶者特別控除とは家計補助型のパート就労があたりまえになった既婚女性たちに対する配慮でした。いずれも男性稼ぎ主を前提としたサラリーマン・専業主婦体制という昭和モデルをもとに制度設計されたものでした。

これらの制度は、専業主婦優遇制度とも言われていますが、本当にそうでしょうか。

健康保険も雇用保険も年金保険もすべて保険、すなわち保険料を支払わないと受益者になれません。国民年金の1号被保険者は自営業者とその家族従業者、2号被保険者は雇用者、そこに3号被保険者という雇用者の無業の妻を新たにつけ加えました。国民年金の被保険者になるためには、たとえ無職・無収入であっても保険料を払わなくてはいけません。学生だろうと失業中であろうと、状況に応じて猶予はしてもらえますが、払わなくては将来の受給資格が生まれません。

ところがこの制度は、2号被保険者の被扶養配偶者、年収130万円までは「見なし専業主婦」とされる女性に、年金保険料を払わなくても基礎年金権を与えるという特権を認めました。その保険料の原資はすべての働く男女から拠出されています。ですから働く女性たちはこの制度ができるとき「わたしたちだって主婦をやっているのに、なぜわたしたちが専業主婦の保険料を背負わなければいけないのか」とブーイングしました。

106万、130万、150万…立ちはだかる年収の壁

この130万円の壁以外にも、配偶者控除の対象となる103万円の壁(2018年に150万円に変更)や社会保険に関する106万円の壁などがあります。企業によっては一定の収入以下の配偶者に家族手当を支給するところもあります。

こうした壁を回避するためには月収を10万円前後に抑えなくてはなりません。つまり非正規労働をしろということです。

こうした「壁」を超せば、既婚女性は被扶養者からはずれて、年金保険料も健康保険料もすべての社会保険を自分の収入から負担しなければなりません。となると、各種保険料負担が収入の増加分を上回る「逆ざや」現象が起きます。もし損をしたくなければ、170万円以上稼がなければなりません。だけどそうなると拘束時間が増えます。仕事をしても家事や育児を担当しなくてはいけない女性たちは、わざわざその壁を乗り越えようとはしません。妻が稼ぎを増やすことに賛成しない夫もいます。彼女たちは自発的に非正規を選ぶようになり、また「130万円の壁」「103万円の壁」を超さないように「就労調整」をするようになります。

「女性は低年収でいい」というメッセージ

この制度は、女性は低収入でいいというメッセージです。こうした制度をつくって、女が働きすぎないように、これまでどおり家事や育児を担当して、多く収入を得ようとはしないように誘導してきました。

パート先で「正社員にならないか?」と誘われるような優秀な女性がいても、あっさりと断ってしまいます。彼女たちは、「壁」を超えないほうが有利だと誘導されているからです。その結果、不利なパート就労は、「本人の選択」と自己責任に帰せられてしまいます。悪循環です。

専業主婦優遇策でトクするのは主婦じゃない

間違って「専業主婦優遇策」と呼ばれてきたこの制度から、本当にトクをするのは誰でしょうか。

まずトクをするのは、それまで妻の年金保険料を自分のフトコロから払ってきた夫です。彼らは、その支払いを逃れました。

そしてパート主婦を雇っている使用者も、彼女たちは被扶養者として夫の健康保険でカバーされますから、本来労使折半で負担しなければならない保険料を負担しなくてすみます。

さらに彼女たちは、就労調整をするため低賃金でも文句を言わずに働いてくれますから、その点でも使用者はトクをします。

トクをするのは専業主婦の夫とパート主婦を雇っている経営者ばかり。ほとんどが男性でしょう。

こうして制度が女性の就労を抑制してきました。だから共働きといっても妻は家計補助型の非正規、低収入に甘んじています。これまでの性別役割分担が「夫は仕事・妻は家事育児」だとしたら、今は「夫は仕事オンリー・妻はあいかわらずワンオペの家事育児に加えて家計補助型就労」です。これを「新・性別役割分担」と呼びます。結果、外で働く有償労働と家で働く無償労働を合計した妻の労働時間は長くなり、妻の負担はあきらかに増えました。

上野 千鶴子(うえの・ちづこ) 社会学者 1948年富山県生まれ。京都大学大学院修了、社会学博士。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で40年間、教育と研究に従事。女性学・ジェンダー研究のパイオニア。

58歳・小泉今日子「孤独死しそうで心配です」「外食なんて年に3回くらい」旅行も行かず…私生活明かす


小泉今日子© スポーツ報知/報知新聞社

 歌手で女優の小泉今日子(58)が27日深夜放送のテレビ東京系「紙とさまぁ~ず」(火曜・深夜2時35分)に出演し、現在の生活について明かした。

 有名人にアンケートを取り、その回答を元にお笑いコンビ「さまぁ~ず」がゲスト不在でトークを繰り広げる新形式の番組。この日は「さまぁ~ず」も大ファンという小泉がアンケートに答えた。

 「世間からは〇〇だと思われているけど、実際は〇〇ですよ」の穴埋めをしてという質問に対し、小泉は「世間からは派手だと思われてるけど、実際は地味です」と回答。さらに「華やかな芸能界の世界で長く生きてきたので日常も華やかだと思われがちですが 仕事以外はずっと家にこもっています。

外食なんて年に3回くらい。旅行も行きません」と明かし、「50代になってからはお酒を飲みに行くこともなくなりました。こんなことでよいのでしょうか? 孤独死しそうで心配です」との答えを寄せた。

カズレーザーが「松本人志はなぜ会見しないか」疑問に賛同者続出も「できるワケない」の声も多かった理由


カズレーザーが「松本人志はなぜ会見しないか」疑問に賛同者続出も「できるワケない」の声も多かった理由© アサジョ

2月25日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演したお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが掲げた疑問に同意する声があがっているようだ。

3月28日に第1回口頭弁論が開かれると決定した松本人志に対し、「今、こうして開廷に向けて動きだしているこの状況で会見を開くと、松本さんは裁判に不利になるからできない、ってことなんでしょうか?」と疑問を投げかけたのだ。

そんなカズレーザーに対し、同番組のレギュラー陣の1人である最高裁判事出身の弁護士・細野敦氏は「裁判に影響はなくはないですけど、社会的な発信をまったくしてませんから、記者会見をやったほうが、松本さん側に有利に働くということもある。

(記者会見を)やるという判断はありうる」と返答。それを受けてカズレーザーは「素人的に見ていると、対外的に発言したほうがいいと思うし、発言してほしいと思っている関係者も多そう。

それでもやらないっていうのは、でも、いろいろと考えれば(松本側は)会見にメリットがないと思ってるんでしょうか」とさらに質問。細野氏は「メリットがないと松本さんは考えているんでしょうね。やってもいいですよね」と松本が会見を開かないでいる真意を推測した。

「視聴者からは『カズレーザーの言う通り』『松本は会見開けばいいのに』といった同意の声と同時に『会見は無理でしょ。

怒鳴るように質問してくる記者もいて、それにイラついたりしたらさらに印象悪くなるし』『メリットがなさすぎるのにリスクはあり余るほどある。そんな会見やるわけない』と、松本に寄り添う形での、会見は開けないだろうと推測する声がネット上に見られました。

ただ、疑惑が疑惑だけに、冷めた調子の“今さら会見なんてできるわけない”とする意見もありましたね。『とうとう出たねとか事実無根とかXで呟かず、さっさと会見してたら今よりマシな状況だったはずだけどもう遅いよ。もう現場復帰も無理だと思う。

芸に集中できず笑えない』『記者会見は芸能人に不利な場だと思って、ワイドナショーに出ようとしたんだけど、番組を私物化するなと番組側から断られた、という経緯だったよね?』といった声が多数あがっています」(女性誌記者)

「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し、立証していく予定だとしている松本の代理人。長引きそうなこの裁判の決着を見守りたい。

支持率最低でも岸田首相が国民の声を聞かない理由 「諸悪の根源」国会議員票で決まる自民党総裁選のルールを変えろ! 古賀茂明


「最低賃金1000円」「賃上げ3.58%」にだまされるな 岸田首相の「構造的賃上げ」で倒産地獄も 古賀茂明© AERA dot. 提供

 安倍派、二階派、岸田派などの裏金疑惑で自民党への信頼は地に落ちた。

「火の玉になって」改革に取り組むと言った岸田文雄首相は、派閥を政策集団に衣替えすれば存続可能という信じられないような方針に後退。政党や個人の政治資金パーティーも温存、企業・団体献金の禁止に反対、政策活動費の廃止も拒絶というように、はっきり言って、ほとんど改革する気がないかのような言動を続けている。

 このままでは、支持率はさらに下がり、4月の3つの国政補欠選挙でも大敗して岸田おろしにつながりかねないという話さえ聞かれる中で、岸田首相がここまで改革に抵抗しているのはなぜなのだろうか。

とても大きな謎のような気がするのだが、結局のところ、2月9日の本コラムで指摘したとおり、日本の総理大臣は、国民ではなく、ほとんどの場合、事実上自民党員と自民党の国会議員が選んでいるということが最大の原因なのではないかと思う。

 さらに言えば、自民党員と国会議員で選ぶと言っても、総裁選の決選投票では、党員票は都道府県票として加算されるもののそのウェイトが非常に低い。結局は国会議員票で決まるのが現実だ。それが諸悪の根源なのではないか。

 このルールを前提にすれば、結局国会議員の仲間を増やすことが、国民はもとより一般の自民党員の支持を集めるよりも重要だということになってしまう。

 したがって、今回の政治資金問題への対応でも、一般国民世論や自民党員の声に耳を傾けるよりも、自民党の国会議員の声を重視することがより合理的だということになるのだ。

 そこには、無理に改革を進めると岸田政権を支えてくれている麻生派、茂木派が怒るという事情がある。彼らは、いまだに派閥解消に舵を切っていない。また、それ以外の議員にとっても、企業・団体献金を禁止されれば収入が激減して大きな痛手になるし、政策活動費が廃止されれば、外部の目を気にせずに自由に使う金が少なくなるので、これまでの活動のやり方を根本から変えることを強いられる。

 だから自民党国会議員から見れば、どう考えても大きな改革には反対ということになるわけだ。とりわけ、巨額の政策活動費を使っていた派閥の領袖たちが猛烈に反発するのは必至だ。

 このように考えて、岸田首相は、国民の人気を取るために無理に改革を進めるよりも、支持率が下がっても、国会議員の激しい反発を買うことを避けようということになってしまうのだと思われる。

 本気での改革ができない原因の根底に自民党総裁選のルールがあるのなら、それを大きく変えなければならないということになる。

 そこで、まず、現行の(2021年の総裁選の)ルールを見てみよう。

 総裁選に立候補するには国会議員20人の推薦が必要だ。

 その上で、1回目の投票が行われる。投票できるのは自民党の全国の党員・党友(党員は約110万人。党友は資金集めの団体である自由社会を守る国民会議と国民政治協会の会員。2万人程度と言われる)と自民党の国会議員だ。その票数は、国会議員は1人1票で、党員・党友票(以下党員票と呼ぶ)には国会議員票の総数と同じ票数が割り当てられる。

21年の総裁選では、国会議員が382人いたので国会議員票が382票で、党員票も382票が割り当てられた。投票が行われた後、党員票については、各候補者に「ドント方式」(各候補者の総得票数をそれぞれ1、2、3、4……と自然数で割っていき、得られた商(得票数)の大きい順に議席を配分する方式。参議院・衆議院の比例代表選挙などで用いられている)で票数が割り当てられる。

 各候補者の国会議員票と割り当てられた党員票の合計がその候補者の得票数になる。1人で過半数の得票(21年の場合は383票)が集まれば、その候補が総裁に選ばれる。

 一方、1人で過半数の得票を取る候補者がいない場合は、得票数の多かった順で1位と2位の候補者のみによる決選投票が行われる。

 決選投票で集計されるのは、国会議員票と47の都道府県票だけだ。

割り当てられる票数は、国会議員も都道府県もそれぞれ1票ずつ。都道府県分は全部合わせても47票しかない。それが2人の候補に分かれるわけだ。したがって、勝敗は国会議員票でほぼ決まってしまう。

 21年の総裁選では、河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4氏が立候補した。

 河野氏は、国会議員票86、党員票169、合計255票。岸田氏が議員票146、党員票110、合計256票。高市氏が議員票114、党員票74、合計188票。野田氏が議員票34、党員票29、合計63票だった。

 どの候補も有効投票総数762票の過半数の382票に達しなかったので、上位2人の岸田氏と河野氏による決選投票となった。

決選投票では、岸田氏が議員票249、都道府県票8、合計257票。河野氏が議員票131、都道府県票39、合計170票だった。岸田氏の勝利だ。

 この結果を見ると、1回目の投票では、河野氏が党員票の44%を取った。決選投票でも河野氏は、都道府県票の83%を取っている。

 しかし、国会議員に嫌われていたので、そちらで大差をつけられ、岸田氏に負けたのだ。党員の意見だけで決めれば、もちろん河野氏の大勝だっただろう。

 この結果を受けて、河野氏は次期総裁選に向けた作戦を考え直したようだ。

 まずは派閥の親分である麻生太郎氏に忠誠を示して、できれば麻生派として河野太郎を推してもらおうとする作戦だ。それと同時に、お酒も飲めないのに毎晩国会議員との飲み会を重ねて「お友達」を増やそうと「精進」を重ねているそうだ。

 総理になるためには仕方のないことかもしれないが、河野氏が議員仲間に嫌われても正論を吐くという場面は急速に減ってしまったように見える。脱原発発言も完全に封印されてしまった。

 こうした行動を続けた結果どうなったか。

 党員の支持を失い党員票が大きく減少しかねない状況となっていることは、2月9日の本コラムで紹介した自民党員調査にもくっきりと表れていた。

 ちなみに、12年に安倍晋三元首相が総裁に選ばれた総裁選では、5人の議員が立候補したが、1回目の投票では、石破氏が党員票165票(55%)だったのに対して安倍氏は87票(29%)と石破茂氏の半分強しか取れなかった。

 しかし、安倍氏と石破氏の決選投票では、国会議員票のおかげで安倍氏が逆転して総裁に選ばれたのだ。党員票を完全に無視した結果だとして当時も問題になった。

 このように、自民党員の意見に反した総裁選びが行われて、その人が半自動的に日本の総理大臣になるということは、大半の国民が最初から支持していない首相が常に日本の政治を取り仕切ることになりかねないということを意味する。

 やはり、自民党総裁選のルールを根本から変えて、一般党員の支持によって総裁が選ばれるものにしていくことが求められるのではないだろうか。

 ルールの変更を具体的にどのように行うかについては、さまざまな考え方があるだろう。

 一番わかりやすいのは、1回目の投票では、党員だけの投票とし、過半数を取る候補がいない場合の上位2人による決選投票でも党員だけで投票するという仕組みに変えることだ。

 そのほかの考え方が、国会議員票の割合を少し減らすだけというものだろう。減らす度合いを高めていけば、党員だけの投票に近づいていくが、あまり減らさなければ現行とあまり変わらない。

 次期自民党総裁選は、一番遅くても今年の9月に行われる。直前にルールを変更するのは困難だろうから、急いで変更を行うべきだ。

 これまで問題とされてきた派閥は総裁選のためにあったという側面もある。また金がかかるのは、総裁選に向けた多数派工作のためとも言われてきた。それらを勘案すれば、総裁選における議員票の割合は、極力小さくして、議員の声を聞くよりも国民(党員)の声を聞くことの方が、総裁選を勝つためには重要だという構造を作ることが必須である。

 再選を狙う岸田首相やポスト岸田の候補だと目される茂木敏充幹事長はいずれも、そのような改革には後ろ向きだと思われる。なぜなら、彼らのライバルである石破氏や河野氏、さらには高市氏や今人気急上昇中の上川陽子外相などの方が岸田氏や茂木氏よりも多くの党員票を獲得できると見込まれるからだ。

 1月22日の東京MXテレビの番組で、石破氏が党総裁選のルール見直しを提起した。「党を支えているのは地域だ。総裁の決め方も党員票の比重が上がっていいのではないか」という趣旨の話をしたという。もっともな主張ではないか。

 ただし、石破氏がこれを主張しても、岸田氏や茂木氏など総裁選を取り仕切る立場にある党幹部は、石破氏が、自分が有利になるように動いているだけだとして相手にしないと考えられる。

 河野、高市、上川各氏らの有力な候補者や小泉進次郎氏など世論に影響力のある議員が、できれば若手議員を巻き込んで、総裁選ルールの改革を提言すれば、国民の支持が得られ、岸田氏らも無視できなくなるのではないだろうか。

 都道府県連などもそうした提言をすることが期待される。

 自民党政権が続くことを期待するわけではもちろんないが、仮に国会で自民党の過半数の状況が続く場合に、少しでも民意を反映した事実上の首相選びが行われるように今述べた改革が実施されることは有益だ。

 2月9日の本コラムで紹介した調査では自民党員の自民離れが進んでいることが示されたが、党員の中でそれだけ不満が高まっているのであれば、総裁選改革を求めて、自民党の党員が声を上げてくれる可能性もある。

 さらに言えば、この改革を自民党員の行動に委ねるだけでなく、国民も自分たちの問題として、民意を反映するための総裁選ルールの抜本改革を自民党に要求していくことが必要なのではないだろうか。

松本人志に股間をつつかれ、男性に豊かな胸を押しつけてあえぐ激しい絡みも…篠原涼子(50)の“愛しくもせつない”女優人生――2024年1月の


2024年1月、文春オンラインで反響の大きかった記事5本を発表します。第2位はこちら!(初公開日 2024年1月21日)。

*  *  *

 大ヒット曲「恋しさとせつなさと心強さと」が「ストリートファイター」シリーズ最新作のタイアップとしてリメイクされたことが記憶に新しい篠原涼子(50)。今年の3月にはアナログレコード版も発売が決まった。

 しかし本業の女優業では苦しい時期が続いており、2023年10月スタートの主演ドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系)は、同時期のワースト視聴率になった。かつての“視聴率女王”の姿を知る人々からは驚きの声が上がった。

 『ハイエナ』は2020年に韓国でヒットした作品の日本版で、W主演の山崎育三郎との濃厚キスシーンなどもあり話題にはなったが、視聴率2%台と低迷。かつての『アンフェア』(フジテレビ系、06年)や『ハケンの品格』(日本テレビ系、07年)では15%を超えることも珍しくなかっただけに、退潮ぶりは隠せない……。

篠原涼子 ©GettyImages© 文春オンライン

ダウンタウンに頭をひっぱたかれ、あまりの痛さに涙ぐむ

 篠原は1973年8月13日生まれの群馬県桐生市出身。『高速戦隊ターボレンジャー』などに出演していたが、1990年に「東京パフォーマンスドール」のメンバーとしてデビュー。早々にグループ内ユニットとしてシングルCDを発売するなど、芸能生活のスタートはスムーズだった。

 その篠原を一躍全国区にしたのが、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系、91~97年)だった。

 筆者は撮影場面を何度かスタジオで取材したことがあるが、篠原の体当たりっぷりはとにかくすごかった。コントの中で浜田雅功が篠原の頭を力いっぱい叩く。スタジオ袖まですさまじい音が響く。

 するとすかさず松本人志が「こんな乱暴すな!」と言いながら先ほどに負けない強さで2発目を入れる。浜田の「何やっとんねん!」のツッコミで共演者もスタッフも笑っていたが、当の篠原はあまりの痛さに涙ぐみ、共演のYOUが心配して篠原の頭をなでていた。

【白菜が劇的にウマくなる】作らなきゃもったいない! 大量消費もできる、白菜が主役の簡単レシピ3選


【白菜が劇的にウマくなる】作らなきゃもったいない! 大量消費もできる、白菜が主役の簡単レシピ3選© ハフポスト日本版

【白菜と天かすがあるなら作ってみて!】味付けはめんつゆ!サッと作れてしかもうまい

野菜は白菜だけでOK!天かすとめんつゆの旨みがたまらない「白菜と天かすのめんつゆ煮」のレシピを紹介します♪

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【白菜が劇的にウマくなる】作らなきゃもったいない! 大量消費もできる、白菜が主役の簡単レシピ3選© ハフポスト日本版

【豚しゃぶ白菜】白菜がいくらでも食べられる!?白菜が劇的にウマくなる鍋レシピ

白菜が余っていたらこれ作ってみて!「豚しゃぶ白菜」のレシピを紹介します♪白菜のとろっとした食感と豚肉の相性は抜群!白菜を千切りにするから、さっと火を通すだけで食べられるとっても時短なレシピです♪

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【白菜が劇的にウマくなる】作らなきゃもったいない! 大量消費もできる、白菜が主役の簡単レシピ3選© ハフポスト日本版

【白菜はマヨネーズで食べてもおいしいぞ!】和えるだけで作れる簡単サラダレシピ

「白菜の天かすマヨサラダ」のレシピを紹介します♪使いきれずに余りがちな天かすや青のりを加えて和風テイストなサラダに仕上げてみました。白菜がモリモリ食べられる無限サラダです♪

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ロッテ・佐々木朗希「やりたい放題」でイメージ急落の悲しすぎる現実


ロッテ・佐々木朗希「やりたい放題」でイメージ急落の悲しすぎる現実© アサ芸プラス

ロッテ・佐々木朗希がキャンプ地の沖縄・糸満での韓国ロッテとの練習試合で、今シーズン初めて登板した。最速154キロのボールを打者相手に投げた佐々木は「自然体で投げたけど、直球はまだよくなる。変化球はよかった」と出来栄えを評価した。今後は毎週日曜日ごとにマウンドに上がる予定で、3月31日にZOZOマリンスタジアムで開催される、日本ハムとの開幕3戦目に先発することが濃厚となっている。

昨年オフにはメジャーリーグ移籍を訴えて契約更改がまとまらず、がめついイメージが定着してしまったが、

「佐々木の主張はあくまでメジャー移籍しかなく、周りから浮いていてもお構いなしです。問題はそれを球団が許してしまっていること。この春キャンプでもファンサービスを怠ったり、マスコミ取材に大幅な制限をかけたりと、やりたい放題。周囲からは『特別扱いにもほどがある』とそっぽを向かれています。仮に本人の意思ではなく球団が忖度してやっていたのなら、本人のためにならないわけですが…」(球界関係者)

佐々木はどんどんイメージが悪化している現実に、気付いているのだろうか。

【酒飲みの新常識】老舗酒造が仕込んだ! 話題のクラフトノンアル日本酒


飲める人も飲めない人もみんなで楽しめる© 東スポWEB

世の中は酒飲みの方が多い。これまではそう信じて疑わなかった。しかし、それはまったく真逆だということが取材を通してわかった。データでは酒を積極的に飲む人2000万人に対し、飲まない人(飲めるけど飲まない+飲めない)は約5000万人、また家飲み+外飲みが月1回未満の人が約2000万人と、飲まない人のほうがマジョリティという結果が示された(出典‥スマドリ株式会社)。だがこれからは飲酒も多様性の時代。飲まない人も一緒に楽しめることが求められる世の中になっていくだろう。

そんな時代を先取りするように彗星のごとく誕生したのが、クラフトノンアルコール日本酒『一灯 BEYOND GINJYO』(税込3780円)だ。プロデュースしたのは、発酵食系のサプリなどを多数手がけるルナレインボーCEOの赤瀬弘憲氏。発端はコロナ禍、日本酒の生産量が減るのを目の当たりにしたのと、世界的に減酒傾向にあることを肌で感じ、「日本の文化である日本酒を守りたい」と思ったからだ。

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