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【知りたくもない!?カラダの不思議】「体脂肪」の数値が変わりやすいワケ 体の水分量と関係

風呂上がりに毎晩、体重と体脂肪を計るのが習慣になっている人も結構いるだろう。それにしても不思議なのは、体脂肪が毎日、あるいは時間帯によってかなり変わること。

体重なら「トイレに行っただけで1キロ減った」なんて話もたまに聞くけど、体脂肪もすぐ変わるものなのだろうか。都内の内科医に聞いた。

 「自宅の体重計などで計る体脂肪の数値が、大きく変動することはよくあります。というのも、体重計に乗ったとき、足が銀色の電極版に触れることで、体の水分量によって電気の抵抗をみて、体脂肪が決定されるしくみになっているからです」

 筋肉は水分を多く含んでいて電気を通しやすいが、脂肪は水分をほとんど含まず、電気を通さない性質がある。その性質を利用し、電気の抵抗によって体脂肪がわかるそうだ。

 「体の水分量は体調などで変わってきます。例えば、外出後すぐに体脂肪を計ると、足に汗をかいていて、うまく計れないこともありますし、朝起きたばかりの場合などは、水分が全身にいきわたっていないため、体脂肪が高く計測されることがあります。

また、飲酒後など脱水症状になっていると、体脂肪が高く出る傾向があるんですよ」

 ちなみに、風呂上がりに体重・体脂肪を計る人が多いが、体脂肪計の数値は「水分」と大きく関わっているため、実はあまりお勧めではないそうだ。

 「体脂肪を計る際には、足の裏の水分をよく拭い、電極をきれいにしておくことが大切です。できれば、お風呂上がりよりも、お風呂の前のほうが良いんですよ」

 また、体重を計る場合と同じく、体脂肪も毎日できるだけ同じ時間に決めて計ることが大切だそうだ。

 ちなみに、男性に多い「内臓脂肪」の原因は、炭水化物や脂質が多い、野菜やタンパク質が少ないなどといった食生活による部分と、運動不足が多いそう。放っておくと、生活習慣病に関わるだけに、注意が必要だ。

 まだまだ寒さが続くが、家でじっとしてばかりでなく、少しでも運動を始めてみよう。

【知りたくもない!?カラダの不思議】「しもやけ」最近見かけないのはなぜ?

「しもやけおててが、もうかゆい♪」は、童謡『たきび』でおなじみの一節。寒さと乾燥の厳しい季節、昔はこの歌詞のように「しもやけ」の子供がけっこういた。

 主に手足、頬などに赤い発疹や腫れが生じ、かゆみをともなうのが「しもやけ」の特徴だが、最近はあまり見かけない気がする。これってなぜなのか。単に温暖化の影響なのだろうか。

 『美人に化粧水はいらない』(講談社)などの著書を持つ皮膚科医・よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長に聞いた。

 「確かに、子供のしもやけは少なくなってきていますね。でも、昔の肌トラブルというわけではないんですよ」

 しもやけは、栄養状態が関与するといわれており、戦後、食生活が豊かになるにつれ、減っているのだとか。他の要因は?

 「住宅環境によるものもあると思います。昔の家のほうが、隙間風があったり、壁が薄かったり、また、暖房設備も十分ではなかったため、寒かったということはありますね」

 また、単に低温だからというより、「変化」による影響もあるらしい。

 「しもやけは、気温の変化が大きいと出やすいんですよ。例えば、暖かい日が続いて、急激に寒くなったときなどは、出やすいです」

 また最近は、しもやけは意外にも子供ではなく、若い女性に多く見られるという傾向があるそうだ。

 「しもやけになりやすい人には、『汗をかく』『血行が悪い』という特徴があります。女性の場合、今は冬場にブーツを履く人が多いので、足に汗をかいて、足がしもやけになってしまう人が多いんですよ」

 ブーツでフカフカに暖かくした足元がしもやけになってしまうとは、ちょっとした盲点だ…。

 ところで、「しもやけ」になる人と、「アカギレ」になる人との違いとは?

 「『アカギレ』は『しもやけ』とは全く別モノで、水仕事をする人などが、皮膚の潤いを奪われることによってできるものです。体質的にも、乾燥肌、冷え性などが多いです」

 しもやけ、アカギレの季節はまだまだ続く。お肌のケアにはご注意を。

【知りたくもない!?カラダの不思議】“すかしっぺ”はなぜ臭い? 意表を突かれ…

「声はすれども姿は見えず、ほんにお前は屁のようだ」なんて言葉が落語にある。それにしても、「ブッ!」と大きな音の出るオナラと、音もなくニオイだけが忍び寄る「すかしっぺ」は、どう違うのか。なぜ音がするオナラよりも、すかしっぺのほうが臭いのか。

 『ここ10年で、これだけ変わった! 最新医学常識99』(祥伝社黄金文庫、580円)等の著書を持つ、医療法人社団池谷医院の池谷敏郎院長に聞いた。

 「すかしっぺと、音の出るオナラは、体調や腸のコンディションの違いというよりも、状況の違いによるものでは? 音の出るオナラは、周りに人があまりいないなど、気にせず思い切りできる場合が多いのに対し、すかしっぺはオナラをガマンしているときにそっとするものですから」

 陽気なスケベとむっつりスケベの違いみたいなもんか。でも、すかしっぺの方が臭いのはなぜ?

 「オナラのニオイは、音が出るかどうかではなく、食べるものによって異なります。肉系やアルコール、にんにくなどを食べたかどうかで、臭いオナラが出るかどうかが決まるんですよ」

 ってことは、もしかして、「すかしっぺ=臭い」とは限らないということ?

 「そうですね。音が出ると、周りが警戒しますよね。それに対し、音のしないすかしっぺは、密かにニオイがくるので、不意をつかれたような状態になります。『たたくよ』と言ってたたかれるよりも、不意にたたかれるほうがビックリし、痛く感じますよね。それと同じで、意表を突かれる臭さなんだと思います」

 「音の出るオナラは臭くない」というのも、単なる思い込みで、音がした瞬間に覚悟ができる分、マシに思えるのではないかと指摘する。

 ちなみに、一説には、すかしっぺは、腸内の空気量が少なく、空気圧が低いときに音を出さずに出るもので、ガスの濃度が濃いため、ニオイが強くなるとも言われているようだが、真偽のほどは不明。

 それよりも、ニオイを左右するのは、食べたものと、胃腸の状態が大きいようなので、臭いものが出そうなときには、どうぞ、ご注意を。

【知りたくもない!?カラダの不思議】本当は怖くない「金縛り」の真実 そのメカニズムは?

眠っているとき、ふと目が覚めてしまい、動こうとすると体が動かず、声も出せない…そんな「金縛り」状態を経験したことがある人も少なくないだろう。

 「金縛りは霊的なものではなく、疲れているときに起こる」ともよく聞く。そもそものメカニズムは? ロフテー快眠スタジオ・上級ピローフィッター・矢部亜由美さんに聞いた。

 「金縛りは怖いものではありません。レム睡眠中は、筋肉を休めるため、筋肉がゆるむよう脳から指令が出ています。ところが、そうしたときに目が覚めてしまうと、脳は覚醒に近い状態でも体が動かない、いわゆる『金縛り』になるのです」

 自分の思うように体が動かないと、怖い気持ちになってしまうもの。この恐怖感が幻覚を発生させ、部屋の中に何かが見えてしまうような気がすることもあるが、自分では目覚めているつもりでも、実は夢の中にいるだけなのだと言う。

 「実際に、寝入りばなに何度も無理やり起こしていると、入眠時レム睡眠に入って金縛りを体験することがあります」

 また、こうした金縛り体験は、実は約40%の人に見られるそう。疲れや心理的ストレスがあるとき、生活が不規則なとき、思春期などにも起こりやすいことが知られていると言う。

 金縛りが起きやすい時間帯はあるのだろうか。

 「金縛りが起きやすいのは、明け方など、レム睡眠が多く出現する睡眠後半と言われています。明け方には中途覚醒が起きやすく、頭が目覚めて体が動かないということになりやすいんですよ」

 金縛りも単に夢だと思えば、怖くなくなる? でも、気持ち悪さはあるが…。

 「金縛りにあったときは、ムリにほどこうとすると、ほどけないことが恐怖心になることもあるので、まずは落ち着きましょう。そして、『金縛りにあっている=自分は最近疲れているんだな』と思っていただけると良いかと思います」

 金縛りにあったら、慌てず、恐れすぎず、過ぎ去るのを待つ。そして、自分の生活リズムなどを見直してみることが必要かも。

【知りたくもない!?カラダの不思議】加齢で顔が四角になる!? その原因は…

昔の自分の写真を見て、ほとんどの人は驚いたことが、あるのではないだろうか。

 「昔は痩せてたな~」「いつの間に太ったんだろう?」「昔はシワもなく、ツルツルだったのに」というのもあるが、意外とあるのが「あれ? 昔は丸顔だったんだ」と思うこと。

 若い頃は丸顔だったのに、いつの間にか加齢とともに輪郭が縦長になったり、四角くなってきたりする気がするのだ。

 年齢とともに顔の皮膚がたるんで、下がってくるということはあるだろうけど、顔が四角くなるのはなぜ? 単に肉が落ち、たるんでしまっているということだろうか。

 「美人に化粧水はいらない」(講談社)などの著書を持つ皮膚科医・よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長に聞いた。

 「加齢によって顔が四角くなるのも長くなるのも、原因はたるみです。皮膚と筋肉両方のたるみなのです」

 ピチピチの丸顔は、結局、若くて肌にハリがある状態ゆえに保たれている輪郭だということか。

 でも、年齢が出やすいのは、顔よりむしろ手や首の気もする。例えば、女優などには、顔にあまりシワがないのに、手や首にはシワがいっぱい…という人もいるし。

 「顔は、今はレーザーやヒアルロン酸注射など、シワを改善する治療法がいろいろありますが、首のシワは治療が難しいのです。手についても同様と言えます」

 また、手や首は顔に比べて皮膚が厚いため、お手入れしても効果が表れにくいということもいえるそうだ。

 「手や首は、いつも露出している部分のため、日光にさらされ、老化が進みやすい部分であること。よく動かすので、シワが寄りやすいこともありますよ」

 さらに、女優などの顔は目鼻立ちがはっきりしていて、その印象が強いために、多少のたるみなどは目立たないこともあるそうだ。

 では、顔のたるみを防ぐには、どうしたら良いのか。

 「超音波マッサージや顔の筋トレがお勧めです。筋トレは低周波美顔器を使うか、口にはさむトレーニングの器具を使うと良いでしょう」

 顔の四角化、なんとか食い止めたい。

【知りたくもない!?カラダの不思議】「水はたくさん飲むほうが体にいい」はホントか?

モデルなどが体形維持の秘訣(ひけつ)として、「水を毎日2リットル飲む」などと語ることが、ときどきある。

 「水をたくさん飲むと、新陳代謝が活発になり、肌もキレイになる」なんて話も聞く。

 でも、これってホント? 「大人のための『美人道』」(三笠書房知的生きかた文庫)などの著書を持つ、よしき皮膚科クリニック銀座院長・吉木伸子先生に聞いた。

 「水をたくさん飲むと良いというのは、ウソです。『人体は3分の2が水でできている』のは本当ですが、だからといって水をたくさん飲めば良いわけではありません」

 人間は、のどが渇いたら水を飲み、余分な水分は尿として排出する。自然と水分量が適正に保たれる機能をきちんと持っているだけに、必要以上に水をとることは無意味なのだそう。

 そして、新陳代謝にとっても、残念ながらあまり意味はないらしい。

 「体にとって大切なのは、実は水分量ではなく、『電解質濃度』です。血液やリンパ液にはナトリウムやカリウムなどの電解質が含まれていますが、これらの濃度はほぼ一定に保たれることが必要なのです」

 たとえば、しょっぱいものを食べたときにのどが渇くのは、水を飲み、排尿することによって、ナトリウム濃度が調整されるようになっているからだそう。体に必要なものを知らせてくれるシグナルは、よくできている。

 では、のども渇いていないのに大量に水を飲んだら…?

 「適正に保たれた電解質濃度が薄まってしまいます。そして、不要な水を出すために、頻繁に尿を出そうとするのです」

 ただし、腎臓が尿を作り出す量には限度があるもの。そのため、尿として出しきれない水は、「むくみ」につながってしまう。

 「1日に水を何リットル飲んだら良いか、という質問がよくありますが、体にとって必要な場合には、自然とのどが渇くもの。適正量を考える必要はないのです」

 がぶ飲みは冷えの原因になるうえ、むくみにもつながるもの。

 あくまで「飲みたいときに飲む」で良いようだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】「冬は太りやすい」のウソ… ダイエットには最適な季節

 「寒い時期は、太りやすい」と思いがちだが、実はこれ、ウソだと言う。一体なぜ? 医療ダイエット専門外来・渋谷DSクリニックの林博之院長に聞いた。

 「そもそも『冬は太りやすい』というイメージは、12~1月のクリスマスや忘年会、新年会などで、暴飲暴食してしまい、一日の摂取する総カロリーが増えがちな日が続くから。加えて、気温が低く寒いので、運動をしたり歩いたりなど、体を動かす時間が短くなることもあります」

 つまり、「冬は太りやすい」のではなく、「ダイエットが休みがちになる要因が多い」ということだそう。

 「確かに、暴飲暴食をして、運動もしない生活が続くと、あっと言う間に太ってしまいますが、ダイエットに大事な基礎代謝は、体温と気温の“温度差”が大きければ大きいほど高まるため、温度差が大きい冬が一年のうちで最も痩せやすい季節なんですよ」

 諸説あるが、冬は夏より10%ほど基礎代謝量が上がると言われている。気温が低いと体温が下がりやすい状態になり、体温維持のため常に活発に熱を作り出すため、結果的にその分、基礎代謝も高くなると言う。

 また、もうひとつの根拠に「褐色脂肪細胞」の持つ役割があるそうだ。

 「褐色脂肪細胞は、低温化での体温維持や中性脂肪を燃やし、熱生産を行っています。この脂肪細胞の活動が活発だと、太りにくくなると考えられています」

 つまり、太りにくくなるには、褐色脂肪細胞の活動を活発にさせることが重要であり、「低温化での体温維持」をするために「気温が下がる」のが好条件ということだ。

 「気温が低い時期は、基礎代謝も高まり、かつ褐色脂肪細胞も活発化してきて、痩せやすい条件が出そろっているので、冬こそダイエットに最適な季節といえるのです」

 寒いからといって、じっとしているのではなく、1駅分歩いたり、階段を使ったり、こまめに体を動かすこと。シャワーだけでなく、湯船にしっかりつかること。朝食をきちんと食べることなどを心がけるのが大事だという。

 今日から始めては?

【知りたくもない!?カラダの不思議】年を取ると「好みのタイプ」が変わるのはナゼ?

「昔はロングヘアでおとなしい子が好きだったけど、今はショートヘアの女性が好き」「昔は美人が好きだったけど、今は一緒にいて落ち着くタイプが好き」とか。

 若い頃と年齢を重ねてからでは、「好みのタイプ」が変わってくる人は多い気がする。これはなぜ? 男女差はあるのだろうか。心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いた。

 「男女ともに、年齢とともに好みが変わってきます。食事も衣服も恋愛もすべて変化します」

 例えば、老人ホームで80歳の男女が恋に落ちたりすることもあるそう。男の場合、いつまでたっても女子高生や20代の女性が好きなわけではないのか…。

 「10代、20代のときには想像もつかない恋愛でしょう。でも、人間は年齢を重ねると、それに合った異性の好みに変化していくのです」

 では、衣服の好みの変化って? 単に流行によるものではないのだろうか。

 「40代くらいになると宝石は大きいもの、ヘビ柄やトラ、ヒョウ柄が好みになる女性は多いです。その年代くらいから、肉体美よりも社会的地位を求める状況に男女ともに入っています。そのため、男性は権力を求め、女性は『いいものを身につけている』という状況を作り出そうとします。動物柄系は原始的な『いいもの』の象徴なのです」

 関西のオバちゃんがヒョウ柄やトラ柄など、過激なアニマル系を着るのも、「権力」への執着ってことか。

 となると、女性が男性に求める「イイ男」の条件というのも、年齢とともに、ルックスではなく、カネになってきたり…?

 「そうですね。40代くらいになると、女性にとっての『イイ男』=権力や経済力を持った男性になりやすいです。10代ですと肉体的な能力、20代ですと知能・技能・コミュニケーション力が重視されますが、30~40代にかけては、社会的地位が好みに入ってきます」

 こうした好みの変化は、同年代の男性がどのような形で「強さ」を発揮できるかということが強く反映される傾向があるとか。

 ルックスに自信がない男性は、努力していれば、ミドルエイジになってからモテ期がくる可能性も大アリか。

【知りたくもない!?カラダの不思議】「なんで何もしてくれないの!」家事しない夫の心理とは?

奥さんから「なんで家のこと、何もしてくれないの」と怒られたこと、ないだろうか。

 別に悪意はないし、実は奥さんのほうが先回りしてやってしまっているからだと思うこともあるが、奥さんに言わせると「昔はこうじゃなかった」。なぜ結婚すると男は何もしなくなるのか。

心理コーディネーターの織田隼人氏に聞いた。

 「男性は『仕組みがうまく回っている』と思うと、そこに手出ししないようになる生き物です。もし、不満も言わずに先回りして女性が家事をやっていたとしたら、男性からすると『うまく家事が回っている』と判断し、何もしない方がうまくいくのだと思って、さらに何もしなくなるんです」

 そうそう。だって、邪魔になっても悪いし、それに、何かしてほしいなら、いきなり怒るのではなく、他の方法だってありそうだ。

 「奥さんは、夫が動かないことでマイナスになっていることを伝えると、注意喚起ができます。一人でやっていることに不満があることを伝えないと、うまく回っていると男性は信じてしまうからです」

 まずは不満を伝えることが、男性を動かす一歩なのだそうだ。

 「さらに、男性が動くまで何もしないことが大切です。片付けや家事を夫よりも先にする女性は、大抵、夫よりもきちょうめんです。そのため、夫よりも先に『気づいて』しまいます」

 つまり、夫が気づく前に行動しているため、「夫は何もしない」となるわけで、奥さん側としては、夫が気づくまで我慢をすることも必要だと言う。

 また逆に、書類が出しっぱなしなのだとしたら、それを全部袋に乱雑に詰めてしまうなど、男性のほうが困るような片付け方をすれば、男性も「自分がやるから」となるそうだ。

 「ちなみに、奥さんがダンナさんに『何もしてくれない』などとイライラしているときは、『相手も動く』ことによって、イライラを減らせるものです」

 例えば、奥さんの家事をやる動作が荒っぽくなっているときなどは、イライラしている証拠。どんな簡単なことでも良いから、手伝う姿勢を見せるのが得策だ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】美人はオンチが多いってホント!?   

美人で演技もうまいのに、歌うとひどいオンチでビックリするような女優さんって、ときどきいるもの。

 しかも、会社の方針か何かでCDを出すハメになり、後にそれが「黒歴史」になってしまうケースも結構ある。

 なぜ美人女優にはオンチが多いのだろうか。

 『「裏声」のエロス』(集英社新書)著者で、音痴矯正を手がけるBCA教育研究所主宰者の高牧康さんに聞いた。

 「確かに美人にはオンチが多いと言われていますね。理由のひとつは、骨格の問題によるものです。外見と声の一致は、『角があるものは声がりりしく、角がないものは声が甲高く弱々しい』などの内容で、古来よりアリストテレスが指摘していますが、エラがはっている人や『ゴリラ顔』の人に歌がうまい人が多い一方で、面長でキレイな『うりざね顔』の人にはオンチが多い傾向が見られるんです」

 なぜ「うりざね顔」だとオンチになりやすいのか。

 「うりざね顔の人は、のどを閉じる筋肉(声門閉鎖)が弱いため、声が疲れやすい傾向があります。疲れやすいと、長くしゃべらなくなり、声を出すことが少なくなります。すると、自然と声は細く小さくなり、歌う機会も減って、オンチになるというわけです」

 黙って座っていれば絵になるのに、声を出すと残念なことになる女性って、確かにいる。アゴがとがって、小顔の美人に多いのかもしれない。

 「ちなみに、キレイなのに、意外と野太い声の女性というのもいますよね? そういう方は、お化粧をとるとお肌がガタガタである場合が多いです」

 いったいなぜなのか。「濃い化粧の人は、肌荒れを隠していることが多く、声帯も荒れていることが多いもの。女性の肌のなめらかさと、声のなめらかさは、一致していることが多いため、肌荒れしていると、声もガサガサになるんです」

 ちなみに、「酒焼け」によって声帯が充血してしまい、野太い声になっている人もいるらしい。

 いずれにしても、健康状態は「声」に表われるそう。声のメンテナンスも大切なのだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】便秘や下痢で肌荒れのワケ 肌の健康と腸内環境

食欲の秋。つい食べ過ぎて、おなかをこわしてしまうこともある。

 ところで、「便秘で吹き出物が出る」とか、「下痢をすると、肌が荒れる」というのは、よく聞く話。そのため、肌の健康を保つには、「腸内環境を良くすることが大切」と言われ、ヨーグルトなどを欠かさず食べる人も多い。

 でも、そもそも不思議に思うのは「便秘や下痢で肌が荒れるのは、結局なぜ?」ということ。腸の状態と肌にどんなつながりがあるのか。便秘や下痢をすると老廃物がうんぬん…と聞くが、それがなぜ肌に影響を及ぼすのか。

 「美人に化粧水はいらない」(講談社)など、多数の著書を持つ皮膚科医・よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長に聞いた。

 「便秘や下痢で肌が荒れる理由については、不明な点も多いのです」

 え! ではなぜ「便秘や下痢で肌が荒れる」と言われるのか。

 「まず便秘や下痢は腸内細菌を乱し、悪玉菌が増えます。腸の中では11種類ものビタミンを合成しており、腸内細菌が乱れると、それが足りなくなることが、肌荒れの理由の1つと言われています」

 ビタミン不足=肌荒れ、ということ?

 「その他に、悪玉菌が増えると活性酸素も発生し、それも肌に悪影響すると言われています」

 それにしても不思議なのは、ビタミン不足や活性酸素の影響が、なぜ顔の皮膚にばかり出るのかということだ。

 「実は影響は顔だけに出るわけではありません。アトピーなどを持つ人の場合は、便秘や下痢があると、全身的に肌が荒れることもあります。顔の場合、肌荒れが目立つし、意識しやすいのかもしれません」

 ちなみに、腸内の悪玉菌が好むものは、不規則な生活や、ストレス、運動不足、肉中心の食生活など。

 悪玉菌が多い人の場合、便秘や下痢を起こしやすく、肌荒れを起こしやすいほか、オナラが臭くなる、免疫が低下し体の抵抗力が弱まる、などの傾向があるそうだ。

 肌のためだけでなく、全身の健康のために、腸内環境には気を配りたいものだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】「家飲み」は酔いやすい? ついつい飲みすぎ…

景気低迷により、増えつつあると言われる「家飲み」。お店などで飲む「外飲み」に比べ、お金がかからず、リラックスできるのが魅力だが、ちょっと気になるのは、外で飲むときよりも酔いやすい気がすること。

 これってなぜ? 「かくれ躁うつ病が増えている」(共著)を著書に持つ、医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長に聞いた。

 「家飲みが酔いやすいと感じるのは、どこで飲むのがリラックスできるかという心理的な要因が大きいといえます。家で飲めば、終電を気にしたり、遅く帰って家族から怒られたりする心配もなく、緊張しないですむということもあるでしょう」

 また、パートナーがいる人の場合、家で飲めば「愚痴を聞いてもらえる」「甘えられる」といった安心感もあるだろう。一人暮らしの人の場合は、誰に気兼ねすることなく楽しめるために、ついついピッチが進んでしまう場合もあるかもしれないと言う。

 「家飲みの場合は、神経が弛緩(しかん)した状態で、眠くなったらすぐに寝られるというような環境であるために、酒がさらにまったりした状態を作りやすく、酔いやすいと感じるのでしょう」

 結局、気分的な違いに起因するところが大きいのだろうか。

 「外で誰かと飲んでいるときは、しゃべったり、相手の話に合わせたり、つまみを食べたりと、飲むペースは比較的抑えられていることもあるものです。

でも、家で飲む場合にはリラックスしている分、ついつい飲み過ぎのリスクが高まるのでしょう。特に黙々と一人で飲み続けるような飲み方は、アルコール依存症に注意したいものです」

 ちなみに、習慣的な飲酒(週3回以上、1日にビール大びん1本または日本酒1合相当以上)からアルコール依存症に至るスピードは、女性のほうが早く、男性が20年程度かけて依存症になることが多いのに対し、女性は数年(早ければ1年)で、酒びたりになってしまうリスクがあるそう。

 それぞれの人にとって居心地の良い場所で飲むのが一番ではあるが、くれぐれも「楽しく健康的に飲む」ことを、お忘れなく。

【カラダの不思議】気のせいじゃない?五輪メダリストたちの声が高いワケ

大いに盛り上がったリオ五輪。ところで、気になったのは、男子卓球の水谷隼選手や体操の白井健三選手、水泳の金藤理絵選手や瀬戸大也選手、バドミントンの奥原希望選手、競歩の荒井広宙選手など、一流アスリートたちには声の高い人が多い気がすること。

 なぜなのか。もしかしてスポーツで鍛えられた肺によって高い声になるとか?

 『「声だけ」で印象は10倍変えられる』(講談社+α新書)著者でヴォイスティーチャーの高牧康さんに聞いた。

 「本来、趣味のランナーやスポーツ愛好家の場合は、有酸素運動において呼吸回数が増えるので、高い声というよりも、声がかすれ気味になる傾向があります。声だけを聴くと、実際の年齢より老けている印象を抱く場合が多いです」

 有酸素運動時、本来は一度にたくさんの酸素を取り込みたいところだが、それでは追いつかないために呼吸回数が増えるそうだ。

 「呼吸時は、気道をできるだけ広げて肺へ酸素を届けようとします。声帯は、気道の弁で、開いたり閉じたりするが、閉じ気味で気道が狭くなっている状態では、息が通りにくくなります。すると、喉頭を下げ、声帯を左右いっぱいに広げて、空気の通り道を確保します」

 その時、外気が呼吸で取り込まれるが、粘膜でできている声帯は、そのたびに外気にさらされる。

 「気道全体も外気の行き来で乾燥しますが、それはのどの渇きという形で感じられるのに対し、声帯は乾燥すると、左右の声帯の密着度が低くなり、結果、音声に息が混じって息声になります。息声はさらに声帯を乾燥させるという悪循環を生み、声がれとなるのです」

 では、一流アスリートたちの声が高いのはなぜ?

 「趣味のスポーツ愛好家と違い、一流アスリートにはコーチのように育ててくれる人がいます。育てられ上手は、言われ上手。コーチへの高い声は『教わった通りにします』という依拠の表れです。そのため、コーチのいる一流アスリートは、高いコミュニケーションスキルを駆使し、周りの人々を巻き込んで、自らを鍛え上げているのでしょう」

 挨拶も会見の機会なども多い一流アスリート。高い声は、コミュニケーションで磨かれたものなのかも。

【カラダの不思議】「睡眠不足」は太る? 脂肪ため込み、食欲刺激

 徐々に薄着になり、身体の“ムダ肉”が気になる季節。ところで、「太りやすいか否か」の条件のひとつに、「睡眠不足」が挙げられることがある。

 同じ食事をしていても、睡眠不足の人のほうが太りやすいということらしいが、それってホント? ダイエット専門院・渋谷DSクリニックの林博之院長に聞いた。

 「睡眠不足だと太りやすいということは、確かに言えます。一日最低でも5~6時間の睡眠をとらないと痩せないですし、むしろ太りやすくなるんですよ」

 睡眠時間と太りやすさは、どのように関係しているのだろうか。

 「睡眠時間が不足すると太りやすくなる理由には、ダイエットと密接に関係するホルモンの影響があります。睡眠とダイエットにはいくつかのホルモンが大きく関係しているのです」

 ひとつ目は「コルチゾール」だ。

 「睡眠不足の状態は、ストレスを感じた状態です。ストレスを感じると『コルチゾール』というホルモンが分泌されるのですが、コルチゾールには脂肪をため込む作用があるのです」

 他に、影響を与えるホルモンに「グレリン」「レプチン」があるという。

 「睡眠時間が短いと、食欲を刺激する『グレリン』というホルモンの分泌量が増えます。また、逆に、食欲を抑制するホルモンの『レプチン』の分泌量が減るのです」

つまり、起きていると、ついつい食べ過ぎになる傾向があるということだ。夜遅くまで起きていると、やけにおなかが空いてくることは多々あること。深夜番組などでおいしそうなものが出てくると、「飯テロ」と感じる人も多いが、実は「ホルモン」の影響を受けていたのか…。

 ちなみに、「成長ホルモン」もまた、睡眠不足と太りやすさの関係に影響を及ぼしているそうだ。

 「成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。成長ホルモンには、脂肪分解作用を促進する働きがあるため、寝ている時間が少ないと、脂肪が分解されにくいことになるのです」

 「睡眠時間が短い→太りやすくなる」のは、さまざまなホルモンの仕業によって必然的にもたらされる結果といえる。ダイエット中の人は、特に寝不足には注意したいものだ。

【知りたくもない!?カラダの不思】うちの子のアレ、すごく小さい 脂肪に隠れて奥まである場合も

男性にとっては大事な問題だが、本人がまだ全くわからない幼い頃から、お母さんたちの間では、こんな会話がよくかわされている。

 「うちの子のアレ、すごく小さいんだけど」「うちの子の、けっこうスゴイんだよね~」「うちの子、包茎だよ…」

 アレとはつまり、チン○ンのこと。乳幼児の男の子のアレの大きさなどが、将来に影響するものなのだろうか。都内の泌尿器科医師に聞いた。

 「子供の性器が小さいと心配して受診されるお母さんは多数いらっしゃいます。でも、基本的にはホルモン異常がなければ、大きさに個人差はあっても機能的な心配などはありません」

 特に、「アレが小さい」とお母さんが不安に思う場合、実は多いのが、肥満が原因となっているケースだそう。

 「肥満によって下腹部が盛り上がっていると、表に出ている部分はわずかでも、脂肪の間を掘り返してみると、奥まである場合も少なくありません」

 また、幼児の包茎問題についても相談に来るお母さんたちはけっこういるそうだ。

 「『真性包茎』で皮膚が邪魔している場合がありますが、ほとんどは単にくっついている癒着状態で、問題ありません。泌尿器科でも、希望があれば簡単にむいてしまうことができます」

 実際、0歳児くらいでむいてしまう人は多く、その理由は「痛みを感じにくく、ラクだから」「くっついた状態だと、バイ菌がつきやすくなり、亀頭の発育にも良くない」などだそうだ。

 「実際には『むいてしまったほうが良い』というのは一理ありますが、ただ、世代差もあって、『放っておけばいい』という考え方も、もちろんあります。例えば、剥離(はくり)すると、一時的に出血することもありますので、かわいそうという声もあり、家族内で意見が分かれることもあります。家族の意見を調整してから行ったほうが良いでしょう」

 ちなみに、特に処置しなくても、大多数は自然に治るという。また、真性の場合でも、ステロイドの塗り薬を使用し、手術などしなくても済むケースもあるそうだ。

 もし妻や実母、義母が男の子のアレについて何か心配しているようなら、それとなく話してみるのも。いや、さすがに気まずいか。

【知りたくもない!?カラダの不思】むせやすい人 加齢で声帯の筋肉減少

むせたり、のどがイガイガしたり、声枯れしやすかったり、よくせきばらいをしたりする人がいる。

 のどの違和感の原因について、都内の耳鼻科医が説明する。

 「のどが炎症を起こしていると、痛みや違和感を生じます。のどは、食べ物や空気などの通り道ですが、のどの粘膜の抵抗力が弱まると、ウイルスや細菌の感染などを起こしやすくなり、炎症の原因となります」

 前述のむせやすいなどといった傾向は、若い人よりも年配の人に多い気がする。なぜなのだろうか。音痴矯正ドットコムを運営するヴォイスティーチャーの高牧康さんは語る。

 「加齢や、声を出す機会の減少により、声帯の筋肉が使われなくなり、痩せていくことを『声帯萎縮』といいます」

 筋肉は、使わないでいるとすぐに弱くなってしまうもの。のどもやはり使わずにいると、筋肉が弱くなってしまう、ということだ。

 「宇宙飛行士が帰還するとき、よろよろして自立できず、周りに支えられながらでないと歩けないのは、長い間、無重力の環境にいたことで足の筋肉が弱くなってしまったからです。のども同じで、あまり使わずにいると、声帯の筋肉が弱くなり、発声がスムーズにいかなくなるのです」

 また、「声帯萎縮」の第一の原因は、加齢だと考えられている。

 「声帯は粘膜に包まれています。加齢によって声帯の筋肉量が減少し、粘膜も変化していきます。粘膜の変化はのどのイガイガを起こします。少量ではありますが、唾液を誤嚥(ごえん)しているためにむせることもあるかもしれません」

 また、粘膜の変化で、声帯の弾性が弱まり、声が出しにくくなってくることもあるそうだ。

 「声は、声帯の閉鎖状況(声門閉鎖)と関係があり、うまく閉鎖されていないと、息漏れした声や、かすれ声となります。また、誤嚥性肺炎を引き起こしたり、重たい荷物などを持つ力が弱まったりします」

 のどの粘膜の状況や、声門の閉鎖状況を悪くする原因は、身体の疲れやタバコなどの刺激、乾燥などの環境の変化や、老化だという。

 のどが弱い人は、あまり使わず静かに過ごすよりも、日頃からたくさんおしゃべりしたり、歌ったりしてみては?

【カラダの不思議】おなかをこわしやすいのに太る 体が脂肪を蓄えようと過剰反応

新生活スタートの時期。軽やかな気持ちで、体のほうもダイエットしてみようなどと考える人もいるのでは? ところで、「おなかをこわしやすいのに、なぜか、ちっとも痩せない」と嘆く人がときどきいる。

おなかをこわしがちだと、栄養を十分に吸収できないイメージだが、なぜ痩せない。あるいは、場合によっては太りやすいことすらあるのだろうか。

 ダイエット専門院・渋谷DSクリニックの林博之院長に聞いた。

 「おなかをこわしやすいのに太っている原因には、『油っぽいものの食べすぎ』と『お酒の飲みすぎ』『体が冷えていること』の3つが考えられます」

 では、なぜ脂っぽいものやお酒、冷えによって痩せにくくなるのか。

 「おなかをこわしやすいと、痩せるために必要な栄養分も外に出てしまうためです。お腹をこわすと脱水症状(ミネラル不足)を引き起こし、むくみやすくなります。また、栄養がきちんと吸収できないまま排出するため、体は危険を感じ、体内にできる限り脂肪を蓄えようとするのです」

 また、同時に代謝機能を落とし、エネルギー消費量を少なくしようとするため、太りやすくなる傾向があるという。

 「下痢が続いた状態で食事をとると、体はできるだけ摂取エネルギーを脂肪に変えて蓄えようとするため、体重が増加する可能性があります」

 下痢が続いている間は体重が減り、やつれていたのに、回復後は気づいたら以前よりも太っていた、なんて経験をしたことのある人もいるのでは?

 おなかの健康状態と「太りやすさ、太りにくさ」は大いに関係しており、「腸内環境が良いと太りにくい」と言えるそうだ。

 では、おなかの調子が悪く、太りやすい人が食事などで注意すべき点はどんなことだろうか。

 「飲みすぎや、油っぽいもののとりすぎに気をつけることがまず一つ。それから、できるだけ温かい食べ物や飲み物をとること。消化に良いものを食べること。入浴時には、シャワーだけでなくゆっくりと湯船につかることなどが大切です」

 おなかをこわしやすいのに痩せない、あるいは太っていると感じる人は、腸内環境の改善や冷えの解消を心がけてみては?

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【知りたくもない!?カラダの不思】隣の人も眠くなる…眠気が伝染? 「静かで暗い」環境が影響

「春眠暁を覚えず」という言葉が、身に染みる季節。朝が来たことに気づかず、寝過ごしてしまったり、仕事中、デスクに向かいながらもついウトウトしたり…なんて人もいるだろう。さらに、自分の隣で寝ている人や猫などがいると、その誘惑や危険は倍増! 子供を寝かしつけているうちに、親も寝落ちしてしまうなんてケースは多いだろう。

 まるで眠気が伝染するように、こっちも眠くなってしまうことがある。これは、なぜなのか。都内の睡眠外来の医師が解説する。

 「寝ている人の隣で眠くなることは、確かに多いです。これは、寝ている人がいる環境的要因が『静か』だとか『薄暗い』などが影響していると思われます」

 本人の疲労や、睡眠不足などが、そうした「静かで暗い」環境により、一気に引き出されることもあるのではないかと言う。

 「たとえば、赤ちゃんを寝かしつけるときなどは、ずっと育児や家事に追われ、ようやく一息つけることで、一日の疲れがドッとでてしまうこともあるでしょう」

 また、高速道路で運転しているときなども、隣の人が寝ると、運転手も眠くなることがよくあるが…。

 「高速道路では風景が変わらず、退屈なことや、単調な作業をしていることや、隣の人もずっと座っていて疲れるので、眠気につながりやすいのでしょう」

 さらに、「寝ている人の呼吸のリズム」も、影響しているのではないかと指摘する。

 「寝るとリラックスして、呼吸数が減ります。そのリズムが聞こえてくると、つい隣の人も合わせてしまい、自分もリラックスして、眠くなってしまうということも考えられます」

 ちなみに、もともと人の睡眠時間は、季節によって変動し、冬は長く、春や夏は短くなる傾向があると言われているそうだ。

 「冬に睡眠時間が長くなるのは、日照時間が短くなり、寒さで寝つきが悪くなったり、深く眠りにくくなったりするから。日中の活動量が減ること、朝、目覚めにくく、体内時計がリセットされにくいことなどもあります。それに比べ、春は日照時間が長くなり、気温が上がり、活動量が増えるため、深く眠れるんですよ」

 春に眠くなるのも、隣に寝ている人がいると眠くなるのも、自然なことなのだ。

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【知りたくもない!?カラダの不思】女性の「天然」「不思議ちゃん」 実は養殖、腹黒!?

普通の人とはちょっと違った言動をしたり、独特の感性を持っていたりする、いわゆる「天然」「不思議ちゃん」と言われる女性たち。異性にはモテることが多く、一方で、同性には嫌われがちだ。こうした性別による差は何なのだろうか。

 精神科医で心理学に関する著書多数、心癒やされるクリニックとして定評がある「ゆうメンタルクリニック」総院長のゆうきゆう先生に聞いた。

 「『天然』『不思議ちゃん』と言われる人が異性に好かれやすい理由として、『隙があるように見える』ということがあると思います。また、一見、悪意がないように見えるので、性格が良く見えることも多いでしょう。加えて、言動が読めないので、『何を考えているのかな?』と興味を引きやすくもあります」

 元来、人は「問い」を持つと、「答え」を探したくなるもの。そのため、相手の言動に疑問を感じると、相手と関わって答えを見つけ出そうとすると言う。

 「話を途中でやめてしまったり、意図の伝わりにくい言動があったりすると、興味を引かれ、疑問を持ち、『もっと知りたい』と思ってしまう人も少なくないのではないでしょうか」

 では逆に、同性に嫌われやすいのは、なぜか。

 「それは、『天然』や『不思議ちゃん』には『計算された養殖もの』が存在するためです。モテるために全力で努力をしている姿勢は、むしろ称賛に値すると思うのですが、同性はその作られた魅力に不信感や反感を抱きやすいのです」

 これは、同じ「市場」において、異性に比較されたり、恋愛上のライバルとなったりする場合に見られるほか、有名人などを含め、自分にとってあまり身近な存在ではない場合にも、「装っている」ことを感じると、それ自体に嫌悪感を示す人が少なくないそうだ。

 同性だからこそ見る目が厳しいとも言えるという。

 「さらに言えば、『天然』『不思議ちゃん』というのは、大体『空気を読まない』傾向がありますから、特に協調性を重んじる女性の場合には、同性に好かれにくくなると言えるのではないでしょうか」

 「天然」「不思議ちゃん」は、実は腹黒女性である可能性もアリ。ご注意を。

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【カラダの不思議】ジュニアのブラジャー 巨乳化したのではなくサイズ認識が正確に

 「今の子供は発育が良い」などとよく言われる。実際、かつては小学生でブラをしている子はほとんどいなかったのに、今では小学生の着用も多いそう。また、細身の母親の場合、「小学生の娘のほうが胸が大きい」なんてケースもあると聞く。今はみんな巨乳化しているということだろうか。百貨店下着売り場担当者に聞いた。

 「確かに、昔に比べ、いまのお子さんは成長が早いといえます。数年前から、中学生までの『ジュニア用のブラ』でFカップまで作っているメーカーもあります。店頭からの要望で作られるようになったのです」

 昔は「ポッチャリした子や、カラダの大きい子=発育の良い子=胸の成長も早い子」というイメージがあったが、今は体が細いのにふくよかな子も多いという。

 ただし、「発育が早くなっている=女性みんなのバストが大きくなっている」というわけではないそうだ。

 「かつてはきっちりしたサイズ認識がなかったため、『普通はBカップかCカップ』というくらいの“感覚”で選んでいる方が多かったのです。でも、正しく測ってみたら、AAの方もいれば、Hの方もいることがわかり、それだけのバリエーションが必要になってきました。みんなのバストが大きいほうに移行したわけではなく、サイズ認識ができてきたということです」

 かつては「Eカップ」や「Fカップ」というと、かなり大きいイメージがあったが、今はその感覚が変わってきているという。

 「以前はFカップなどの人は嫌だと感じたり、抵抗があったりすることで、小さめのサイズを選んでいる人も多かったのですが、今はEとかFは普通に聞こえるようになりましたよね。ここ10~20年の感覚の違いは大きいと思います」

 また、かつては一般的にブラのカップサイズが「D」までのシリーズも多く、EやFというと、「ババくさいデザイン」「ヒモ部分が異常に太くかわいくないもの」が多かったが、今ではデザインも変わり、普通になってきているという。

 すべての女性が巨乳化しているわけではないが、発達が早くなっていることや「サイズ認識」の変化により、ブラの標準サイズは変わってきているのだった。

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【カラダの不思議】「将来ハゲそう」…バカにできないイメージ お医者さんに相談だ!

 パッと見の印象で、「この人、将来ハゲそう」と思われたり、陰で言われたりすることがある。例えば、「お父さんがハゲている」とか「胸毛がある」とか「いつも帽子をかぶっている」とか。これらよく言われる「ハゲそう」のイメージの中で、どれが正しく、どれが間違っているのか。薄毛治療専門院「銀座HSクリニック」の北嶋渉院長に聞いてみた。

 「まず『お父さんがハゲている』についてですが、男性の薄毛の要因『AGA』(男性型脱毛症)には遺伝も関わりますので、これは正しいといえます。ただ、遺伝だけが要因とはいえませんので、『父親が薄毛=必ず薄毛になる』とは言いきれません」

 ちなみに、男性の薄毛のうち90%以上はAGAだといわれており、AGAの年齢別の発症率データでは、20代で約6%、30代で約12%、40代で約32%、50代で44%と、年齢とともに高くなっているそう。

 続いて、「胸毛がある」こととハゲやすさについては、「おそらく『体毛が濃い=男性ホルモンが多い』ということが考えられますが、これも薄毛の要因のひとつにはなり得るものの、それだけで薄毛になると判断はしきれません。ただし、体毛が濃い人ほど、薄毛治療薬の効果が高く出るという研究データはあります」

 では、「いつも帽子をかぶっている」人はハゲやすいのか、否か。

 「これは薄毛の要因とは関係ありません。ただし、汗で蒸れることにより、雑菌が繁殖すれば、頭皮環境にとっては良くありません。清潔に保つよう注意しましょう」「自分が将来ハゲるかどうか」は、男性にとっては子どもの頃からずっと抱えてきた問題かもしれないが、では、何歳頃までにハゲていなければ、「ハゲない体質」と考えてよいのだろうか。

 「何歳までに薄毛にならなければ…とは言いきれないものの、AGAによる薄毛は50歳くらいで進行が見られなければ、それ以降は進行しないと考えられます。40代ではまだ判断しにくいでしょう。また、そこから老化による薄毛が進行する可能性はあります」

 残念ながら、単なるイメージばかりとはいえない「ハゲそう」感。ただし、AGAは現在、薬で治療できるので、早めにお医者さんに相談を。

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【:知りたくもない!?カラダの不思議】「笑ってはいけない」場面なのに…笑いたくなるのはナゼ?

緊迫した場面や静まり返った場面、誰かの失態を見たときなど、「絶対笑ってはいけないとき」はあるもの。だが、困ったことに、そういうときに限って笑いたくなることがある。何故なのか。

 精神科医で心理学に関する著書多数、心癒やされるクリニックとして定評がある「ゆうメンタルクリニック」総院長のゆうきゆう先生に聞いた。

 「『失笑恐怖症』というものがあります。『絶対に笑ってはいけない』という緊張感やストレスがピークに達すると、それをやわらげようと自然に笑いがこみ上げてくる症状を指します」

 笑ってはいけない場面で笑ってしまい、失敗した、辛い経験をしたなどがある場合、それが原因で過度に緊張が高まったり、精神的ストレスが強くなったりしてしまうことがあるそうだ。「そういったストレスから逃れるために『笑う』ことで身体と心をゆるめる、いわゆる自己防衛反応のようなものなのです」

 また、人は困ったことがあるときなど、照れ笑いすることで、その場の空気や追い詰められた心理状態を緩和しようとするもの。そうした恐怖や困難・緊張感などのストレスにさらされることで笑ってしまうのは、実は珍しくないと言う。

 では、笑いをこらえるにはどうしたらいいか。「『笑ってはいけない』と自分に言い聞かせるのは逆効果。むしろ『少しくらいなら笑っても大丈夫』『このくらいならごまかせる』と自分の緊張感をやわらげる言葉を自身にかけたり、まったく関係のないことを考えて気をそらしたりするほうが良いですよ」

 ゆうき先生のオススメは、「掛け算を逆から頭の中で言ってみる」「100から7ずつ引いていく」「さっき会った人の名前と顔を一致させる」といった認知症のテストや記憶のトレーニングだという。

 「痛みなど肉体的な刺激を加え、そこに意識を向ける方法もありますが、可能であれば頭の中で何か別のことを考えたり、近くにある時計などの単純な動きに意識を向けて集中したりするといったことの方が良いと思います」

 とりあえず「笑ってはいけない」ことから意識をそらせられるなら、なんでもOKらしい。自分を追い込まず、気楽にスルーしたいものだ。

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【:知りたくもない!?カラダの不思議】尻冷え 温度が低いのは脂肪の多さが影響

 「女性の尻はいつも冷たい」とか「耳たぶの次に冷たい場所は尻」だとか。おまけに、「猫の鼻と女の尻は大暑三日の外は冷たい」(大暑=1年で一番暑い時期以外は、猫の鼻先は湿っていて冷たく、女性のお尻もほぼ1年中冷たい)なんてことわざもある。

 ここでちょっと疑問。ホントに尻って冷たいのか。都内の内科医に聞くと、こんな回答があった。

 「体の中で最も温度が高い部位は、胸、心臓、腹の中などの体の中心部です。そのため、体温を測る場合も通常、耳の中や口の中、直腸など、中心部に近い場所になるんですよ」

 体の中心部からの距離で考えると、最も遠い場所にある先端部の手足が冷たいのはわかる。でも、尻はむしろ体の「中心部」に近いわけだから、温かくてよさそうなものだが…。

 「体温が低い部位は、実は人によって違います。でも、脂肪の温度は低いので、脂肪が多い人は、より冷えているということが考えられます。女性のお尻がいつも冷たいと言われるのも、やはり脂肪のせいはあると思いますよ」

 やっぱり尻は冷たくても仕方ないものか…。だが、統合医療に携わる都内の医師は、こんな解説をしてくれた。

 「脇と比較して冷たい部位というのは、冷えている部位です。意外と自覚のない冷え症の人は多いんですよ。例えば、身体は温かいのに、どうも手や足が温まらず冷たい人は、『末端冷え性』の可能性があります」

 また、頭はボーッとのぼせているような状態になっているのに、身体の各部位は冷え切っている「冷えのぼせ」の人もいると言う。

 「いずれも温めたときに『心地よい』と感じるのは、冷えているからなんです。冷え対策をしたほうが良いと思います」

 ところで、手足が冷たいときには、手足だけを温める人も多いが、それではなかなか冷えが解消できないもの。

 「冷えを解消するために、筋肉の量が多い部位=おなかや太もも、お尻などを集中的に加熱することが大切なんですよ」(前出の統合医療医)

 女性ばかりでなく、男性もやっぱりいつでも冷えているお尻。たまにはしっかり温めてみるのも良いかもしれない。

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【知りたくもない!?カラダの不思】のどが弱い人、実は鼻に原因!? 正しい鼻呼吸とは

乾燥しやすい時期で、風邪をひいている人、体調を崩している人も少なくないだろう。

 ところで、「もともとのどが弱く、すぐに痛めてしまう」「のどが痛くなりやすく、風邪をひきやすい」と言う人がいる。一方で、毎日のどを酷使したり大きな声でしゃべったり、長時間歌ったりしても平気な「のどの強い人」もいる。これって、どういう違いなのか。都内の耳鼻科医に聞いた。

 「ご自分で『のどが弱い』と思っている方は意外と多いですね。のどが弱いと感じている方の多くは、『鼻』に原因がある気がします」

 実際、「のどをすぐ痛める」と言う患者さんに鼻の調子を聞くと、大抵の人は「特に不調はない」「気になることはない」と言うそうだ。

 「でも、実際に診察してみると、実は鼻の通りが悪く、口呼吸をしているケースが非常に多いのです」

 なぜ無自覚なのかというと、本人はずっと「通りの悪い鼻」で呼吸してきたために、それが当たり前になっていて、自分の鼻が通りにくい状態だとは、気づいていないのだと言う。

 「鼻の内部には、空気中のホコリをとったり、適度な温度や湿度を与えて、のどや肺に刺激にならないように空気を送り込んだりする機能があります。一方、口にはそうした機能はないので、口呼吸すると、ホコリっぽく、乾燥した空気がのどや気管支に直接入り、炎症を引き起こすことがあるのです」

 鼻が悪い人は、どうしても口呼吸になりやすく、口から入った乾燥した空気がのどに炎症を起こし、「のどの痛みが風邪のような症状になる」というわけだ。「ちなみに、口呼吸していると、口腔(こうくう)内が乾燥するので、口臭も強くなりますし、睡眠時には、いびきの原因にもなります」

 のどが弱い人が風邪をひかないためには、当たり前のことながら、まず、外から帰ったときにうがいや手洗いを必ずすること。また、室内では乾燥した空気を吸い込まないよう、加湿器などを使用することだ。

 ちなみに、正しく鼻呼吸するには、舌をあごにつけて呼吸すると良いそう。

 のどが弱い人は、日頃からできるだけ鼻呼吸を心がけるとともに、異変を感じたら耳鼻科を受診してみることも大切なようだ。

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【知りたくもない!?カラダの不思】気圧の変化で耳が「キーン」 原因は鼻にある?

 飛行機やエレベーターで「耳がキーンとなる」現象。原因は気圧の変化として知られているが、すぐにそうなる人と、なりにくい人がいる。これってなぜ? 慶友銀座クリニックの大場俊彦院長に聞いた。

 「耳鳴りの症状としてキーンとなる人がいます。難聴が原因の場合があるので鼓膜の状態を確かめた上で、聞こえの検査をしたほうがいいと思います。気圧の変化で耳がキーンとなりやすい人は、鼓膜の内側にある中耳と鼻の奥とをつなぐ細い管『耳管』の機能が良くない人が多いと思います」

 エレベーターの上昇時などで外の気圧が低くなり、耳の中で鼓膜の内と外の気圧差ができる。すると、鼓膜が外に膨れるようになり、うまく振動できず、音が伝わりにくくなり、耳が詰まったようなキーンとした感じになるという。

 下降時には逆に耳の内側の気圧が低くなり、鼓膜が内側に引っ張られた状態で、耳の詰まりや、耳がキーン、痛みなどの症状が出るという。

 「耳管は鼓膜の内外の空気圧を等しくする圧力調整をしています。ところが、耳管に空気が通りにくいと、耳がキーンという耳づまり感が出やすいのです」

 耳管の通りは体調とも関係していて、例えば風邪をひいている時には通りが悪く、鼓膜を戻しにくいことがあるそうだ。

 「アレルギー性鼻炎を持っている人も詰まりやすくなります。中耳炎である場合もあります」

 鼻炎や風邪、中耳炎などの場合、症状が良くなれば改善することもあるが、「いつも耳が詰まりやすく、キーンとなりやすい」人もいる。

 「例えば、もともと鼻がすごく曲がっていて空気が通りにくい場合もありますし、蓄のう症を持っていることもあります。また、耳管の出入口にできものがあると、詰まりやすくなる傾向があります 咽頭扁桃肥大症のアデノイドが原因の場合は年齢とともに小さくなるので症状も解消されていきますが、ごくまれに悪性腫瘍や悪性リンパ腫の場合もあります」

 体調などの影響で耳がキーンとする場合はともかく、繰り返す人の場合は何か原因があるそうだ。「いつも耳がつまりやすい、キーンとする」人は、一度、耳鼻科を受診してみては?

【知りたくもない!?カラダの不思議】「産後太り」 生活の変化に一因 解消法は歩くこと

 「昔はスリムだったのに、いつの間にかすっかりオバさん体形に…」などと、自分自身の体形変化は棚に上げ、奥さんのおなかまわりや背中の肉などを横目に、ため息をついた経験のある男性は少なくないのではないか。

 出産を経て、かつてスリムだった女性が太ってしまうことは珍しくないが、なぜ出産すると太るのか。都内の婦人科医に聞いた。

 「明確な原因はわかっていませんが、一般的には、女性の場合、ホルモンの変化というより、生活の変化が大きいのではないかと思われます」

 出産直後は身体に負担がかかるため、ゆっくりと過ごすことが必要となる。そのため、自然と運動量が減ることが多いものだが、その状態で変わらず食事や間食をすることが、太る原因になる可能性があるそうだ。

 「また、子供が残したものを食べる生活で、体重が増えるという女性も多いですね」

 加えて、独身の頃とは違い、結婚し、「お母さん」になることで安心し、ダイエットの必要性を感じなくなることも要因の1つと考えられるという。

 ところで、「1人目出産のときは変わらなかったのに、2人目を産んで太った」という声もときどき聞く。1人目出産と2人目とでは、何が違うのか。

 「1人目のとき以上に残り物を食べるケースが増えることもあるでしょう。出産によって骨盤が開き、ゆがみが生じること、筋肉の組成が変わったという理由もあると思います。妊娠・出産で腹筋が伸びてやわらかくなり、脂肪がつきやすくなることもあります」

 さらに、出産すると母乳を出すために乳腺が発達するので、胸にハリがなくなって垂れさがることもあるそうだ。胸が垂れると、もう戻らないのだろうか。

 「大丈夫です。腹筋と胸筋を鍛えれば胸腹ともにハリは出てきます」

 ちなみに、産後太りの解消法としていちばんオススメなのは、歩くこと。

 「走るよりも、歩くほうが良いんですよ。ポイントは、『大股』で『少し早めのスピード』で歩くこと。おなかや腰回りの筋肉が鍛えられるほか、体のゆがみをとり、バランスを整えることができます。脂肪燃焼効果も高いです」

 例年より暖かく過ごしやすいといわれる冬だけに、奥さんを誘って、歩いてみては。

【知りたくもない!?カラダの不思議】妊娠時の食欲の加減、普段の食欲と関係あるの

妊婦さんが「あなたはもう1人の体じゃないんだから、2人分ちゃんと食べないとね」などと周囲から言われたのは、昔の話。

 今は妊娠期間中、必要以上に体重を増やしてしまうと、難産や妊娠中毒症になるなどのリスクが高まるため、体重管理が重要視されるようになっている。

 妊娠すると「やたらとおなかがすく」と言う人、「食欲がなくなる」と言う人がいるけど、これってどういう違いからくるのか。もともとの食欲と関係あるのか。都内の産婦人科医に聞いた。

 「妊娠4カ月くらいまでの初期には、つわりの症状が出ますが、症状の重さには個人差がかなりあります。あまりつわりの症状が出ない軽度のタイプと、さっぱりしたものしか食べられないなど、食欲がなくなってしまうタイプ、さらに『食べづわり』といって、空腹だと気持ち悪くなって、ちょこちょこ食べてしまうタイプです」

 これは人によってさまざまで、普段の食欲とは無関係。また、1人目妊娠、2人目妊娠などによっても違ってくることが多いそうだ。

 ところで、ドラマなどで定番の、妊婦さんが突然、「ウッ」とうめいて、流しやトイレに駆け込み、妊娠が発覚するという場面。あれは実際にあるのだろうか。

 「避妊せずに、月経が遅れているようなときでもあまり気づかない・気にしないような人の場合、ありえるかもしれませんが、一般的にはそんな人はほとんどいないと思います」

 現実にはどういった症状から「妊娠発覚」となる場合が多いのか。食欲の変化でわかるものなのか。

 「やはり『月経が遅れていること』を挙げる人が多いですね。また、妊娠初期の症状として多いのは、『食欲が落ちた』『最近やたらと食欲がある』『眠い』『胸が張る』『月経かと思ったらいつもよりも少なく、期間も短い出血があった』などがあります」

 つわりの症状が落ち着いてくるのは、一般的に安定期に入ってから。体重管理が重要とはいえ、当然ながら妊婦さんにムリなダイエットは禁物。食べ過ぎやカロリーの過剰摂取を防ぎつつも、必要な栄養はきちんと摂取してもらいたいものだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】心配いらない“もの忘れ”って?

某民放ドラマで若年性アルツハイマー病が描かれていたのを見て、つい不安を覚えた人もいるだろう。

 「あれ? この人、誰だっけ?」「これ、何て言うんだっけ?」などなど、知っているハズなのに、人やモノの名前を思い出せなくて不安になることは、誰でもときどきあるもの。

 でも、心配な「もの忘れ」と、そうでないものとの違いって、どんなことなのだろうか。医療法人相生会認知症センター・センター長で、東邦大学医学部客員教授の中野正剛先生に聞いた。

 「もの忘れしたときでも、ヒントがあれば思い出せるなら、心配はありません。思い出せないときは、自力で悩むよりも、ツールを使ったほうが良いですよ。例えば若い人なら、インターネットで検索するとか、どうしても覚えておきたいことなら手帳や携帯、PCなどにメモしておくとか」

 すぐにツールを使うクセがつくと、どんどん記憶力が悪くなり、もの忘れが増えそうな気もするけど…。

 「自分の頭で必死に思い出そうとしなくても、ツールを使う、情報への入り方を考えることも、『あ! そうか!』と思い出す快感も、脳にとって良い刺激になるんですよ」

 逆に、「思い出せない」というネガティブな感情は、ストレスでステロイドホルモンが分泌されるなど、脳や体に良くない影響があるそうだ。

 「日々忙しくて、やらなければいけないことが多い場合、あまり重要でないと無意識に判断した人や場所、モノなどを忘れてしまいます。

例えば、『自分の部署の同僚の名前は出てくるのに、別の部署の人の名前は忘れてしまう』のは、よくあること。また、テレビで久しぶりに見たタレントの名前が思い出せなくても、話題になっている人の名前はわかるでしょう?」

 そもそも興味のないことは忘れてしまうのが当然であり、仕事や日常に支障がある場合は別として、メモに書いておいて思い出せれば十分だそう。ただし、そのメモがどこにいったか思い出せない場合や、自分がメモを書いたかどうかがわからない場合は要注意だ。

 思い出せないときは、あれこれ悩まず、ツールを積極的に使うべし!

【知りたくもない!?カラダの不思議】歯医者でウエッとなるワケ

ごちそうをたくさん食べ、歯磨きせずにそのまま寝てしまった人もいるだろう。気付いたら虫歯に…なんてこともあるかもしれない。

 ところで、歯医者に行く際の悩みのひとつに、大きく口をあけたときに「ウエッ」と吐きそうになることがある。これって何なのか。日本非抜歯矯正研究会(JANO)創設者メンバーの1人で、医療法人社団恵明会「スーパースマイル国際矯正歯科」の賀久浩生先生に聞いた。

 「ウエッとなってしまうことを『Gag reflex(ギャグリフレックス)』、咽頭反射とも言います。実はかなり多くの人が、敏感な喉頭反射を持つようです」

 原因は何なのか。

 「心理的な要因か生理的要因、あるいはその両方に起因するようです。身体的な問題では例えば、軟口蓋(なんこうがい=うわあご)や、咽頭が敏感であるなどが考えられます」

 治す方法って、ない?

 「心理的要因の場合には、医師が話しかけて気をそらしてあげたり、音楽などでリラックスしてもらうことで、ギャグリフレックスが緩和されることがあります。またアメリカでは、子供の気をそらすために、型を取っている間中、片足ずつ交互に上げ下げさせたりすることもあります」

 他に、アメリカでは「鼻からの呼吸に意識を集中していただくように、声をかける」「鼻の充血除去剤を使用する」「のどを一時的にまひさせるスプレーを使用する」「吐き気を緩和するために鍼を使用すること」など、さまざまな方法を用いるクリニックがあるらしい。

 ちなみに、賀久氏のクリニックでは、ギャグリフレックスを少しでも予防し、リラックスして治療を受けてもらうために、治療椅子の頭上にモニターを掲げ、ヘッドホンで音声を聞き、お好みの動画などを見てもらう工夫もしているそうだ。

 また、型を取る際には、印象材にお好みの味も選べるとか。

 身体的要因はある程度仕方ないとして、心理的要因もかなり大きそうな「ウエッ」とくる「ギャグリフレックス」。まずは別のことを考えるなど、意識をそらすことから試してみては。

【知りたくもない!?カラダの不思議】“知恵熱”って何?ホントにあるの?

昔から聞く「知恵熱」という言葉。赤ちゃんに使う一方で、「珍しく勉強したから、知恵熱が出た」といったように、「頭を使いすぎ=発熱」という意味での使い方もよく耳にする。

 そもそも「知恵熱」って何? ホントにあるの? 『ここ10年で、これだけ変わった! 最新医学常識99』(祥伝社黄金文庫)著者で、医療法人社団池谷医院院長の池谷敏郎先生に聞いた。

「『知恵熱』はもともと赤ちゃんに使われる言葉です。多くの子どもは、生まれて数カ月~1歳くらいの時期に、突発性発疹という感染症にかかり、高熱が出ます。この時期はお母さんの免疫が切れる頃で、赤ちゃんは生まれて初めての高熱を経験することになります。

そして、この頃から赤ちゃんにも知恵がついてくることから、突発性発疹による発熱を『知恵熱』と呼ぶようになったのです」

 どうやら、赤ちゃんの知恵の発達と発熱の間には何ら関連性はない、というのが医学常識のようだ。

 ましてや大人が熱を出しても頭が良くなるわけでもないし、頭を使い過ぎて熱が出ることもないようだ。

 ところで、「インフルエンザなどによって高熱が続くと、脳細胞が死んで、頭が悪くなる」という不安を感じる人もいるけれど…。「高熱によって脳細胞が死ぬようなことはありません。細胞が死ぬほどの熱が出れば、頭がどうこうなる前に、人間そのものが死んでしまいます」

 感染症で脳に障害を残す危険性があるのは、「高熱」ではなく、脳の中にウイルスや細菌が入って脳炎などを起こしてしまうケース。あるいは、発熱や解熱剤の使用がきっかけとなって長引くけいれんを起こしてしまうような場合だという。

 「高熱時には体の免疫力は高まり、ウイルスなどの繁殖が食い止められています。このように、熱自体は体にとって必要なものなのです。ですから、むやみに解熱剤などを使用し、熱を下げてしまうことは、逆に感染症の治りを遅くしてしまうことになるのです」

 発熱の役割は、病気を治すことであり、知恵をつけることではないのだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】“肌の曲がり角”って何?男にもある?

女性がよく言う「お肌の曲がり角」っていう言葉。昔は25歳だと言ったものだけど、これって、男にも同じようにあるものなのか。また、そもそも「お肌の曲がり角」って何なのか。

 『美人肌になるためのスキンケア76の法則』(宝島社)など多数の著書を持つ、よしき皮膚科クリニック銀座院長・吉木伸子先生に聞いた。

 「『肌の曲がり角』とは、肌老化が表面化してくる時期のことです。『25歳が曲がり角』などと言われた時代もありましたが、今はいくつになってもきれいな女性が増えました」

 女性の肌は女性ホルモン「エストロゲン」によって支配されているそう。エストロゲンが豊富に分泌されていれば若さをキープできるということらしい。

 「エストロゲンは初潮を迎えた頃から分泌が始まり、25歳くらいでピークになります。その先はゆるやかに下降しますが、35歳になると急激に下降します。このエストロゲンの変化によって肌の曲がり角が現れるのです」

 つまり、「エストロゲンのピーク」の25歳=お肌の曲がり角、ということか。さらに35歳以降となると、ああ…。

 「ただ、エストロゲンの変化には個人差があります。そのため、曲がり角が顕著な人とそうでない人がいます。極端なダイエットをすると、若くてもエストロゲンが低下することがあります。BMI(体格指数)がおよそ18以下になると、エストロゲン分泌に支障をきたすといわれます」

 その他に、喫煙や紫外線、不規則な生活など老化を促進する他の因子もあるそうだ。

 「曲がり角を遅らせるためには、規則正しい生活とバランスよい食事などの生活管理が大切です」

 ちなみに、男の場合は、この「お肌の曲がり角」がないのだろうか。

 「男性はこのようなホルモンの変化が顕著でないため、曲がり角も顕著ではありません。男性は主に生活リズムやストレスによって、老化の速度が違ってくるということです」

 いまは、男性用化粧品もいろいろあり、アンチエイジングを考える時代。やっぱり規則正しい生活が必要ということのようだ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】“ちゃんぽん”だと多く飲める?

「ビールだけなら大量に飲める」という一方で、「ちゃんぽんなら、もっとたくさん飲める」という人もいるもの。種類を変えると、味に飽きが来ないのはあるだろうけど、実際に飲める量が変わることってある?

 『かくれ躁うつ病が増えている』(共著)を持つ医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長に聞いた。

 「酒にはたくさんの種類があり、含まれるアルコールの濃度もさまざまです。飲酒による酔いの程度などは、飲んだ量ではなく、酒に含まれる『純アルコール量』で決まると言われます」

 この「純アルコール量(g)」は、飲んだ酒の量(ml)に度数(体積%)とアルコールの比重0・8を掛け合わせて求めた値だそう。

 例えば、アルコール濃度が5%のビールのロング缶(500ml)を1本飲んだ場合、「500ml×0・05×0・8=20g」という計算になる。日本酒1合の場合だと、「180ml×0・15×0・8」で約21gとなるわけだ。

 「求められたグラム数に応じて基準飲酒量(ドリンク)というものが各国で定められており、日本では『1ドリンク=10g』と規定されました。つまり、飲んだお酒の量には関係なく、純粋に摂ったアルコール量(g)に換算して、酔いのレベルや二日酔いや内臓障害などといったさまざまな症状との関係を検討できるので便利なわけです」

 ちなみに、かつて日本では「1単位=20g」で、1日2単位まではOKというのが定説だったそうだが、これは国際的基準からも合わないということで、使われなくなってきているそう。

 「飲んだ純アルコール量(g)のトータルが問題で、ちゃんぽんにしたから酔いやすいとは言えず、単に純アルコール量(g)がカウントされていくことになります。

当然、度数の高い酒では1ドリンクあたりの量は少なくなるわけで、例えば度数40%のウイスキーは1ドリンク30mlに対して、濃度5%のビールならば250mlとなり、飲める量は増えるというわけです」

 同じアルコールでも、ビールなら量の割には酔いにくいということは言えるだろうが、理論的には純アルコール量(g)にしたがってどんどん加算されていくものということ。お忘れなく。

【知りたくもない!?カラダの不思議】へ~と思う“臭いオナラ”の原因 不調のシグナル、要注意!

「お父さんのオナラ、臭い~!!」

 今も昔も、よくオナラをする人といえば「お父さん」の印象がある。男性、特に「お父さん」ともなると、女性よりオナラに対する羞恥心がなくなることはあるかもしれないが、何か根源的な理由があるのではないか。

 例えば、消化機能に性差があったりする? 都内の総合診療科の医師は言う。

 「オナラをよくする原因は、空気をのみこんでしまう『呑気症』や、腸内細菌が多い体質がありますが、一般には、腸管自体の機能に男女差はないので、オナラの多い少ない、ニオイなどに性差はないと思いますよ」

 ただし、食生活や食べ物の好みの違いで、動物性タンパクを多くとる男性のほうが、オナラが臭くなることはあるかもしれないそう。

 では、「臭いオナラ」の原因は何なのか。

 「オナラには、発酵型と腐敗型の2種類があります。発酵型のオナラは、善玉菌が主に大腸の前の方で炭水化物を分解して、ガス(二酸化炭素や水蒸気)を出すもので、ニオイもないし、害がないどころか、腸管を刺激して腸の働きを高めてくれます」

 やっぱり、臭くないオナラ=イイ奴というわけだ。で、臭いオナラは?

 「腐敗型オナラです。これは、大腸の後半部で悪玉菌が未消化のタンパク質を腐敗させて作り出すガス。焼き肉を食べた翌日のニオイからわかるとおり、このガスは有害で、その証拠に、有毒ガスができやすい大腸の後半部に大腸がんが多く発生します」

 ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんのウンチは臭くないが、それは、「腸内がたくさんの善玉菌で満たされていて、いわゆる『発酵型』のニオイになっているから」とか。

 「年齢を重ねるにつれ、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが変化してくると、子供も大人と同じ『くっさーい、えげつなーい』ウンチになるのです(笑)」

 オナラのニオイを支配するのは「食べ物」だけでなく、「腸内の菌=腸の健康度」ということ。

 「臭いオナラ」は不調のシグナルでもあるようだ。要注意!

【知りたくもない!?カラダの不思議】“ケツアゴ”ってどうしたらなるの?  

ハリウッドスターなど外国人によく見る、アゴが割れている人=「ケツアゴ」。外国人の場合はナチュラルだし、シブくてカッコいい気もするが、日本人の場合はどうだろうか。

 大人気の芸人・アンタッチャブルのザキヤマ(山崎弘也)などは小学生のころに既にアゴが割れていたなどと、テレビでよく語っている。芸人の場合は、ケツアゴも売りになるから良いけれど、一般人の場合は、あまり歓迎されないことが多いのではないだろうか。

 特に、幼い頃は天使のように可愛かったのに、いつからか顔がちょっとずつ濃くなり、気付いたらアゴが外国人のように割れてケツアゴになっていた…なんて話は、ときどき聞くもの。そうなる人・ならない人の違いって、そもそもどんなこと? 都内の美容外科医に聞いた。

 「日本人や東洋人の場合、歴史的に草食だったため、一般的に『咀嚼筋』の発達が不十分であることから、ケツアゴには本来なりにくいんです。ケツアゴになりやすい人というのは、オトガイ筋の十分に発達した人なんですよ」

 オトガイ筋とは、口唇周りにかけての口筋の中で、口の下にV字型に走っている、梅干し状のシワがよる部分の筋肉のこと。食べ物の違いによって、アゴの違いが生まれていたようだが…。

 「日本人も、食事が欧米化し、肉を多く食べるようになったことで、体形が欧米化してきていることと同様に、咀嚼筋が発達し、ケツアゴ化しているということは考えられると思います」

 また、ケツアゴはどちらかというと、女性よりも男性に多い印象があるけれど、これはなぜ?

 「女性の場合、皮下脂肪が多いため、皮下脂肪でカバーされてケツアゴが目立たないということはあります。

間違ったダイエットや、痩せすぎなどによって、女性ホルモンが減りすぎてしまうと、ホルモンのバランスが崩れてしまい、男性化が進んでケツアゴ化してくる可能性もあります」

 そういえば、痩せすぎて、アゴがしゃくれ気味になった人もときどきいるもの。急に痩せた人は、アゴの変化にも要注意!

【知りたくもない!?カラダの不思議】「リズム音痴」はなぜ起きる? カラオケで手拍子がズレて…

カラオケで手拍子をしているうちに、なぜかリズムがズレていってしまう人って、いるものだ。「リズム音痴」ってどうして起こるのか。

 『たった5分の裏声トレーニングで歌が突然うまくなる!』(青春出版社)著者で、音痴矯正コンサルタントの高牧康さんに聞いてみた。

 「リズム音痴は大人になってからのもので、幼児期には、なりません。そもそも手拍子は、実はリズムに合わせているのでなく、ビートに合わせているんです」

 ビートとは、音楽の中の時計による時の刻みのこと。リズム音痴で悩む人にとっては、音楽の時計がビートで、音程のないメロディーがリズムととらえたほうが良いそうだ。

 「タンタタタンといった音程のないメロディーをあらかじめ知っていないと、リズムに合わせた手拍子はできません。ですから、メロディーと同じように記憶しておくことが必要なんです」

 では、ビートに合わせて手拍子するうち、途中でズレていくのはなぜなのか。

 「手拍子は、メロディーのビートを手で打って刻みますが、人によっては歌詞の頭、言葉の頭で手拍子を入れようとしてしまうことがあるんです。

言葉の頭と手拍子を打つべきビートが一致している曲の場合は良いですが、必ずしも一致していないため、ズレが生じて、混乱を招いてしまうんです」

 また、手拍子が遅れたり、ズレたりする人を見ていると、ほとんどの人が身体を緊張させ、こわばったように、バチンバチンと大きな音を出しているそうだ。

 「リズム音痴の人は肩から腕だけを使って手拍子している人が多く、なんとか合わせようとする焦りから、肘も肩も上がり気味になって、蚊をたたくようなしぐさになってしまっています」

 では、リズム音痴を直すコツとは?

 「体の中の時計を手拍子などで表現するときは、使う筋肉が少ない順から始めると良いですよ。まずは指だけのカウント、次に手首だけを使った手拍子、そして足首だけを使った足踏みを。

こうした動きで遅れないようになったら、体全体の筋肉を使ってもできるようになります」

 リズム音痴の方はぜひ参考にどうぞ。

【知りたくもない!?カラダの不思議】男がモノを忘れる理由…「何度も言わせないで!」

忙しさから、ついイライラしがちな師走。

 妻に頼まれたこと、注意されたことを忘れてしまい、「前も同じこと言ったでしょ? 何度も言わせないで!」などと、まるで子供のように叱られている人がいるのではないだろうか。

 そんなときにいつも言われるのは「男はなんですぐ忘れるの?」というセリフ。本人的には悪気はないし、その理由がわからないから、困りものなのだ…。

 一体なぜなのか。心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いた。

 「原因としては2つあります。1つは、「そもそも、ほぼ頭に入らない状態で聞いている。例えば、ニュースやスポーツ中継を見ていたり、読書をしている男性の返事はアテになりません。ほとんど聞いておらず、適当に返事をしています」

 確かに、そんな態度に覚えがあるかも…。

 「その場で何となく会話が成り立っていたとしても、真剣に話を聞いてはいないので、記憶に情報として残っていることがほとんどないのです」

 この対策に、話を聞いてほしい妻はテレビを切るなど強硬手段が必要らしい。

 「2つ目は『実際に忘れてしまう』状態になっている。自分に興味のないことを人間は情報の重み付けを『軽く』設定し、後回しにしてしまうため、ちょっとしたきっかけ程度では思い出せない状態になっています」

 メモを読み返す、メールなどで定期的に指示を出すなどの「大きなきっかけ」がない限り、頭の片隅に置かれた状態で、忘れられているのと同じ状態になるそうだ。

 では、こうしたときに、妻に怒られない&早く怒りを鎮めるにはどうしたら?

 「『ちょっとしたものを買ってあげる』のが良いでしょう。1000円以内くらいで欲しいものを聞いて、『賠償』として買ってあげましょう。何でもかまいません。賠償という『得』があれば、夫がやってくれなかった『損』を消してもいい気になり、怒りの気持ちが収まりやすいです」

 まずは妻がしゃべっている気配に気づき、耳を傾けること。忘れてしまったときには、「賠償」を払い、家庭の平和を維持しよう。

【知りたくもない!?カラダの不思議】『残念な声』どうしてそうなるの?

「見た目はイイのに、喋ったら残念な声…」と言われる人がいる。

 例えば、シブくカッコいい男性の声が甲高かったり、美人の声がしわがれていたりすると、ガッカリしてしまうが、こうした声に対するガッカリ感って何なのだろうか。「『裏声』のエロス」(集英社新書)著者で、音痴矯正を手がけるBCA教育研究所主宰者の高牧康さんに聞いた。

 「『残念な声』は、外見のイメージとの不一致から起こることだと思います。例えば、アニメや海外吹き替えのキャスティングについて声優さんに聞いた話ですが、吹き替えの声はまず『俳優さん自身の声に似た声』、次に『俳優さんの骨格』から選ぶそうです。骨格と声のイメージが一致しているからです」

 実は、外見と声との一致の指摘は古来よりあり、「角があるものは声がりりしく、角がないものは声が甲高く弱々しい」といった内容で、あの古代ギリシアの哲学者アリストテレスも指摘しているそうだ。

 「また、音声生理学では、一般的に『体が大きいと声が低く大きい、体が小さいと声が高くて小さい』と考えられています。そのため、音声を出すものの見た目は、本来は一致するはずなのに、一致しないケースに対し、驚きを感じ、『残念』と感じるわけです」

 では、長身のイケメンが「残念な声」になるのはなぜなのか。

 「体が大きいと、本来は骨格的に低くて大きい声が出るはずですが、高くて小さな声になってしまう場合、しゃべり方や、気持ちが弱々しい・落ち着きがないなど、心理的な部分に原因があるかと思います」

 ただし、イメージと声の一致が必ずしも必要なわけではない、とも。

 「見た目のイメージから、周りに期待される声を自覚することは必要です。でも男同士のコミュニケーションでは、相手を威嚇しないよう、低い声を使わないようにしたり、女性に対しては、低い声で耳元でささやいたりと、いろんな声が使い分けられること。ここぞというときに声を演出できることが大切です」

 「残念な声」は外見とのギャップからくるが、使いようによっては武器になる?

【知りたくもない!?カラダの不思議】「栄養不足でうつ」ってホント?  

ところで近年、うつの症状を訴える人が多いと言われているが、少し気になるのは、ときどき聞く「うつの原因が、栄養不足のケースもある」という話。実際、うつの症状を解消するために、サプリメント療法を取り入れている医療施設などもあるが…。

 栄養素とココロの関係ってあるもんなの? 管理栄養士の泊真希子さんに聞いた。

 「栄養不足とゆううつな気持ちなどは、直接の関係性は考えにくいかと思います。ただし、ムリなダイエットをしていて栄養不足になり、自分を追い込むことで精神的にまいってしまったり、ストレスが重なって『うつ』になるなどということはあるかと思います」

 一説には「ビタミンB群が足りないと、うつになりやすい」とも言われているが、科学的根拠はないらしい。

また、うつの症状には、メンタル的なことなど、原因が別にあるケースが多いため、根源的な原因を解消することが不可欠で、「栄養補給」のみで治るとは考えにくいそう。

 では、ストレスがあるときに摂取すると良い栄養素って、あるのだろうか。

 「ストレスで心が疲れていると、消化器も疲れてしまうため、消化しやすいものを食べることが望ましいですね。

また、栄養補給によって心の問題が解決することはなくとも、ストレスに強くなる栄養素や精神の興奮状態をやわらげる栄養素はあると考えられています。タンパク質やビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどです」

 でも、それらを全部摂っていくと、ほとんどの栄養素だったりして…?

 「そうですね。結局、全般だと思います。どれかが足りないと良くないわけで、精神的にも疲れるはず。ストレスが多いときには、どれか1つを摂るというよりも、のんびりと楽しくご飯を食べることが大切なのではないかと思います」

 病的ケースは別として、心が疲れてしまっている場合には、食べたいものを楽しくゆっくり食べてみることが一番なのかも!?

【知りたくもない!?カラダの不思議】電車の中でウトウト…乗り物で眠くなるのはナゼ?

布団に入ってもなかなか寝付けないのに、電車などの乗り物の中ではすぐにウトウトしてしまう…という人がいる。

 また、誰かが車を運転してくれているとき、助手席で「寝てはいけない」と思いつつも、ついウトウトしてしまうことも結構ある。

 電車などの公共の場で眠る日本人の姿は、外国人には不思議に映るとよく言われるが、ヨーロッパなどには「シエスタ(午睡)」という習慣があったり、文化的な違いもあったりするため、生理的な問題だけでは片づけられないのかもしれない。

 とはいえ、身体の仕組みとして、なぜ乗り物では眠くなるのか。快適な眠りを追求した枕や寝具・眠具商品で知られるロフテーの快眠スタジオ睡眠改善インストラクター・矢部亜由美さんに聞いた。

 「眠気の波がやってくる午後2時頃に眠くなるのは自然なことですが、電車の中で必ず居眠りしてしまうとしたら、それは慢性的に睡眠が不足しているということだと思います」

 夜間の眠りが十分にとれているなら、日中にそうそう眠くならないはずだそう。睡眠不足に加え、疲れがたまっている場合などには、座った途端に疲れがドッと出てしまうということなのか。

 「高速道路で運転しているときなどに眠くなってしまう人が多いですが、それは風景が変わらないこと、単調な作業をしているため、ということもあると思います」

 ところで、どうしても電車の中で眠くなってしまう場合には、朝昼だけにとどめることが重要だと言う。

 「朝や昼の短時間の居眠りは、上手に利用することができれば、リフレッシュ効果があり、その後の仕事効率なども上がる可能性があります。でも、遅い時間に居眠りしてしまうと、夜の寝つきを悪くしたり、睡眠の質を落としたりしてしまいます」

 帰宅時の電車内の居眠りが、夜に寝つけない状況を引き起こし、また朝の通勤電車で眠くなる…という悪循環にもつながりそうだ。

 夜の睡眠をきちんととるために大切なことは、どんなに眠くても「朝昼の居眠りは15~20分程度まで」「帰宅時の電車では眠らない」と心がけること。ご注意を。

【知りたくもない!?カラダの不思議】女性の不思議…過去のことをよく覚えている  

「あなたって、いつもそう! そういえば、あの時も…」「○○のときだって、あなたは△だった」「あの時はガマンして言わなかったけど、すごく嫌だったのよ!」などなど…。

 女性と口論になると、次々に過去の話を引っ張り出してこられて参ったという経験、誰でも一度はあるのではないだろうか。

 なぜ女性は後から怒るのか。また、なぜ過去のことをいつまでも覚えているのか。『相手の心の中が怖いくらい見える心理術』(王様文庫)等の著者で、東京・上野などに展開する「ゆうメンタルクリニック」代表のゆうきゆう医師に聞いた。

 「人の記憶の仕方には、『事実のリンク』と『感情のリンク』があります。事実のリンクは、『昨日はミスして部長に怒られた』→『ミスと言えば、取引先でも失敗したな』といった具合に、事実と事実をリンクさせて記憶する方法です。

この場合、その事実ひとつひとつに『悔しい』『うれしい』といった感情が付加されています」

 では、「感情のリンク」とは…。「『悔しい…何でだっけ?』→『昨日部長に怒られたんだ』→『悔しいと言えば、この間も彼氏に太ったなって言われたな』といった具合に、感情を軸に事実を記憶する方法です。

いわゆる『思い出し怒り』をよくする人は、感情のリンクが主となって記憶をするタイプだと思われます」

 後者の「感情のリンクで記憶している」人の場合、「嫌なことがあった」→「嫌な気分になる」→「同じように、過去に嫌な気分になった出来事をどんどん思い出す」という悪循環に陥りやすいそう。

 そして、そのきっかけとなった相手に対し、全ての苛立ちをぶつけることになるという。

 「ちなみに、女性のほうが男性よりも感情のリンクで記憶する傾向が多く見られます」

 や、やっぱり…。そういえば、彼女や奥さんと楽しく話していたのに、気付いたら不機嫌になっているなんてことも、よくある気が。

 女性の「感情のリンク」に十分に注意し、自分が責められるような危ない話に繋がりそうな時には、話題を上手に転換したほうが良いかも。
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