米ファイザー、新型コロナブースターは24%が接種すると予想-CFO
(ブルームバーグ): 米製薬大手のファイザーは、新たに承認された新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)について、接種が推奨される米国民の24%が実際に接種を受け、前回より若干増加するとの見通しを示した。
ファイザーのデービッド・デントン最高財務責任者(CFO)はJPモルガン・チェース主催の会合で、オミクロン株の亜系統「XBB.1.5」に対応し、市販もされているこのワクチンの接種を促す広告を打ち出していることを明らかにした。
昨年秋に発売されたブースターは、今年5月時点で対象米国民の約17%しか接種してない。
米疾病対策センター(CDC)は新系統のコロナがまん延する中、米国で今年初めて入院患者数が増加したことから、生後6カ月以上の全ての人にブースターを接種するよう勧告した。
(更新前の記事で見出しと第3段落の摂取を接種に訂正済みです)
原題:Pfizer Expects 24% Takeup of US Covid Boosters, CFO Says(抜粋)
(ファイザーのリンクを加え、更新します)
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