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足の捻挫を繰り返す…東洋医学における対策法はあるのか【東洋医学を正しく知って不調改善】


関節包や靱帯組織の損傷である捻挫はスポーツ中に起こる場合が多く、スポーツ障害全体の45%を足関節の捻挫が占めているという報告があります。

足関節の捻挫は大きく分けて2つ。足底を内がえしにする動作で起こる回外捻挫と、足底を外がえしにする動作で起こる回内捻挫です。

主な症状は腫脹(腫れ)、熱感、動作時痛です。一度起こすと癖になりやすく、また、捻挫から骨折に至る場合もあるので、しっかりと治す必要があります。

捻挫をしたら、RICE処置を。すなわち、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)です。特に痛みが強い場合は、完全に症状が取れるまで運動は休み、足へかかるストレスをなくしてください。

足関節の捻挫には2つのツボをよく使う

東洋医学では、鍼灸治療で炎症や痛みを鎮め、血液の循環を良くし、捻挫の治りを早めます。

足関節の捻挫に対しては、2つのツボをよく使います。外くるぶしの指1本分前下のくぼみにある「丘墟穴」、内くるぶしの指1本分前下のくぼみにある「商丘穴」です。

ある大学のサッカー部の選手から足関節捻挫で悩んでいる相談を受け状態を鑑別し、はり治療を週3回、2週間行ったところ、痛みが消え、再発もなく練習に戻ることができたという報告がありました。

ですが誰もが鍼灸が向いているとは言えませんし、絶対に効くとも言えません。飲み薬が苦手な方、漢方薬が苦手な方がいるように、鍼灸治療が苦手な方もいます。まずは、試してみてください。

なお、症状が弱まり腫脹、痛みがなくなってきたら、再発防止に効果的な自重のバランストレーニング、チューブトレーニングを行うことをおすすめします。

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