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若い世代に「梅毒」が急増中。妊娠中、赤ちゃんに感染する可能性も?


国立感染症研究所によると、国内の患者数は2010年以降、3年連続で増加しており、2010年は621人だったのが、2013年では1226人と約2倍の数字になっています。患者の約80%は男性で、特に20~30代の若い世代に増えてきています。

特に東京都では、全国でも過去10年で最多数の患者の報告があり、注意を呼びかけています。

◆梅毒ってどんな病気?

梅毒とは、梅毒トレポネーマとよばれる細菌の感染によって起こる感染症です。感染後、感染した部位にしこりができ、2~3週間で消失し、数か月間は無症状の時期が続きます。

抗生物質を飲み続けることで治療できますが、放置すると全身への発疹などがみられ、最後は脳や脊髄へ広がり、脳梗塞、神経麻痺などを起こすこともあります。

また、妊娠中のお母さんから赤ちゃんが梅毒に感染し、先天梅毒の状態で生まれてくると、乳幼児期に症状が現れる早期先天梅毒では、梅毒しん、骨軟骨炎、発熱や発疹、発育不良など、様々な障害がでてくることがあります。
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◆梅毒はどうやってうつるの?

ほとんどは「性行為」によって感染します。粘膜にいる病原菌が皮ふや粘膜の小さな傷から侵入し、血液中に入って全身に広がります。口の粘膜に梅毒の病変部分がある場合は、キスでも感染します。

梅毒は感染から約3週間は潜伏期と呼ばれ症状が出ません。第1期とよばれる、感染後約3週間~約3か月の間は、小さな発疹がでたりしますが、痛みもなく治療をしなくても自然に消えてしまいます。

その後、3か月以降、第2期になると、皮膚や粘膜にさまざまな発疹が出てくるため、この時点でようやく異常に気づき、受診する人が多くなります。初期の時点では、ほとんど自覚症状がないため、気が付かずに人にうつしてしまうこともあります。

もし母親が梅毒に感染している場合、胎盤を通過しておなかの赤ちゃんに感染する可能性が高くなります。赤ちゃんが感染してしまうと、死産の原因になったり、先天梅毒として生まれる可能性が高くなり、母子ともに非常にリスクが高まります。

◆梅毒の調べ方(健診方法)

男性の場合は泌尿器科を受診しますが、女性の場合は婦人科です。また、レディースドックやブライダルチェックを受診する場合、STD(性感染症)という検査項目が入っていれば調べることが出来ます。

妊娠中の場合は、妊娠初期(4~12週)に受ける妊婦検診に梅毒検査があります。これは、妊娠中、母体から胎児に胎内感染するケースを防ぐためのものです。

妊娠初期の梅毒検査の結果が陰性の場合は感染の可能性は低いと言えますが、感染から日が浅いと陽性に出ないこともあります。このため、梅毒の疑いが強い場合には、時間をあけてから再検査することがあります。

また、初期の梅毒検査を受けた後に、感染する可能性もありますので、梅毒の疑いがある場合は、妊娠後期に再度検査を受けるのが理想的でしょう。
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◆梅毒の治療方法

ペニシリン(抗生物質)や抗菌剤を服用します。薬の種類によって服用期間はかわります。パートナーも感染しているので、この間の性行為は控え、一緒に治療し、同時に治すことが大切です。

また、妊娠中の治療の場合、日本では主にペニシリン(抗生物質)の内服薬を使います。確定診断のための検査や治療費は、公費の助成で受けることが出来ます。
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