fc2ブログ
       

【女医ドル】 やる気があるのに体が…更年期障害かも!


最近は、育メンブームで、家事や子育てにも参加しなければならないお父さん。体がいくつあっても足りません。

 今回は疲れたお父さんたちの為に、男性更年期のお話をします。

 佐藤さん(仮名)は、47歳。最近、元気がありません。会社で組織の再編成があり、仕事も責任も決断しなければならない案件も山積みです。休まらない日々が続いていました。

 夜も、帰りが遅く、妻の手料理どころか、会話や夜のスキンシップもご無沙汰です。

 ここ一番、頑張らなければと自分を叱咤激励するのですが、やる気があるのに身体がついてこないのです。運動好きだったのに、ジム通いからも、遠のきました。大好きだったゴルフまで、おっくうに感じるありさまです。

 突然、汗が吹き出したり、動悸がしたりします。イライラして、会社で我慢している分、家族に八つ当たりしてしまいます。これでは、女房の機嫌が悪いのも、子供たちに煙たがられるのも当たり前です。

 最近、頭痛、肩こり、腰痛に悩まされるようになりました。夜中に何回かトイレに起きることもあり、眠りも浅く、朝が一番つらい状況です。

 あんなに几帳面だったのに、怠け者になってしまったのでしょうか?

 最近は、几帳面に行動できない自分に、ストレスを感じ、ますます不調です。近所の、内科や整形外科にも行ってみましたが、このつらさは、解ってもらえません。

 --これは、LOW(ロー)症候群かも知れません。私のアンチエイジング外来、痛みの外来でも、男性更年期疑いの患者様の病態は、複雑です。

 LOW症候群とは、「加齢男性性腺機能低下症候群」(Late Onset Hypogonadism in males)の略称で、症状や、徴候も定められています。

 不定愁訴が主訴のため、うつなど精神疾患との鑑別も大事です。診断は、遊離テストステロンなどのホルモン学的検査や、細かい問診から始まります。皆さん、LOW症候群も視野に入れて、専門的な診察も受けてみてください。

 ■百枝加奈子(ももえだ・かなこ) 
1982年、東京女子医大卒。東大大学院医学研究科博士課程、東大付属病院麻酔科医員を経て、医療法人寿泉会銀座7丁目クリニック院長。社団法人健康百寿協会理事長。日本美容外科学会会員。日本麻酔科学会指導医。ヨーロッパ麻酔学会会員。ニューヨーク・アカデミー・オブ・サイエンス会員。日本初の女医ユニット「Joy☆ Total Clinic」(カロスエンターテイメント)のメンバー。
関連記事
おススメサイト!
最新記事
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ