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【女医ドルほくろは「良性腫瘍」 気になる場合は除去も★三苫葉子先生


ほくろって、具体的には何でしょう。どうしてほくろができるのでしょうか。

ほくろとは、色素を作り出す細胞が皮膚の表面(表皮)から奥(真皮)まであり、徐々に成熟し大きくなっていく傾向がある「良性腫瘍(がんなどではない良いタイプの皮膚のできもの)」をいいます。

 30歳前後までは、ほくろはできるものと思っていただいていい。もしも気になっているのであれば、形成外科や皮膚科でとってもらうことをお勧めします。

 ただ、ほくろは真皮にまで細胞が達しているため、除去・摘出したとしても全く無傷というわけにはいきません。数日はテープを貼ったり、1~2カ月間は赤くなることも。目立たなくなるには半年から、肌質や部位によっては1年前後かかることもあります。

通常2~3ミリ程度までのお顔のほくろは、厳密には無傷とはいかなくとも、ほぼ分からなくなるといっても過言ではありません。

 とても小さく、成長速度も非常に遅く盛り上がりもほとんどないほくろは、クリニックによっては美容目的とみなされ自費診療の場合も多いのですが、通常、ほくろ除去にかかる費用は数千円から数万円程度。

盛り上がる傾向にあり、成長速度の速いほくろ(10年で倍以上になるもの)は、保険診療機関では保険がきくことがほとんどで、除去費用は数千円です。

 施術はあっという間に終了し、傷がキレイになる人だとあまり分からなくなり、傷があまりキレイにならないタイプの人でも、ニキビ痕みたいに目立たなくなることがほとんどです。

 私の東京イセアクリニックのほくろ除去では、多くのクリニックで導入されている「炭酸ガスレーザー」は使用せず、メスで切除する「切除法(1ミリ幅・1万500円)」、専用の器具を用いて手作業で必要最小範囲を削り取り電気で焼き凝固させる「電気焼灼法(1ミリ幅・5250円)」での手術で「仕上がり」を重視しています。

 炭酸ガスレーザーは、照射深度調整が難しく不必要な深さまでダメージを与えるため、結果的に痕が残る可能性の高い施術方法と考え、私どもではお勧めしていません。

 最後に大事なお話…。「ほくろががん化する」という話がありますが、非常にまれといわれています。ただし、60歳を超えて突然できた黒いできものや、手のひらや足の裏など加重や刺激が加わりやすい部位にできたほくろは、まれにがん化したり、がん(正確には肉腫)だったりします。治療は早い方がいいので、皮膚科を受診ください。

 ■三苫葉子(みとま・ようこ)1998年東京大学医学部医学科卒。同付属病院形成外科、美容外科所属。99年警察病院麻酔科などで研修。2000年東京大学医学部形成外科・美容外科関連病院勤務。02年ソフィアクリニック院長、東京大学付属病院形成・美容外科勤務。09年独協医科大学形成外科非常勤助教就任。12年東京イセアクリニック医師兼技術指導医就任。同クリニック=http://www.tokyoisea.com/
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