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【女医ドル】高血圧には食事、運動、睡眠から FC2 Analyzer


高血圧は有名すぎる病気です。しかし実際には高血圧であるにも関わらず、自覚されていない方が非常に多いのも事実です。手術前の診察で「これまでずっと健康でした。

高血圧? 言われたことありません」と言っていた患者さんの血圧が手術中とても高くなったり、逆に麻酔導入時(全身麻酔で患者さんを眠らせること)に驚くほど下がってしまったりすることもしばしばです。

 高血圧なのに血圧が下がるなんて矛盾に聞こえるかもしれませんが、調節性を失った血管は容易に高くも低くもなるのです。確かに生来健康であれば血圧計をお持ちでない方がほとんどでしょうし、血圧を測る機会もあまりないでしょう。

高血圧であっても無症状であることがほとんどです。医療機関を受診し医師に診断されなければ、ご自身では高血圧と気づかず無治療のままになってしまうのです。

 高血圧そのものが怖いのではありません。高血圧の状態が続けば、血管(主に動脈)はそれに負けまいと硬くなっていきます。これが動脈硬化です。

動脈硬化は全身の血管に及びます。特に問題となるのが、心臓や脳に血液を流す血管に動脈硬化が及んだ場合です。硬く狭くなった血管に十分な血液が流れなくなると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞が起こります。いずれも命に関わる恐ろしい病気です。

 喫煙、飲酒、肥満は高血圧の代表的な危険因子です。心当たりのある方は高血圧予備軍として、ぜひ予防と改善に努めてください。まずは食事、運動、睡眠に気をつけましょう。

 食事はなるべく減塩を心がけてください。ソースやおしょうゆの量を減らすだけでも構いません。運動は有酸素運動(ウオーキング、ジョギング、サイクリング、水泳)がおすすめです。たまにまとめてするのではなく、週に数回・短時間でも習慣づけて行うのが効果的です。

 浅い睡眠は血圧上昇につながるといわれています。どれだけストレスフルな毎日であっても、夜はゆったりした気分で就寝できるよう心がけましょう。皆様の健康を応援しています。

 ■藤原さやか(ふじわら・さやか) 1985年9月25日生まれ。2011年 大阪市立大学医学部卒業。同年、ベルランド総合病院(大阪府堺市)初期研修医。13年より同病院麻酔科医として勤務。趣味は旅行、ゴルフ。
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