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働き盛りの「立ちくらみ」と意外?な治療法



FC2 Analyzer突然クラッとする立ちくらみ。気にとめないで放置していると、大腸がんや突然死につながることもあるというショックな情報が、2月4日(水)放送『ためしてガッテン』で紹介されていました。

とりわけ、働き盛りの人たちに増えている「失神性たちくらみ」は、ストレスから起こり、原因がわからず密かに悩んでいる人も多いそうです。簡単な治療法で改善するので、予防に努めましょう。

◆働き盛りの「立ちくらみ」
「顔を動かすと、スイッチが切れた感じで倒れた」と経験者は語ります。貧血でも心臓に異常をもっているわけでもないごくごく健康な人が、突然なってしまうのが「失神性立ちくらみ」です。40~60代の働き盛りの世代に多く見られます。

周囲の人たちに解かってもらえないようで、「疲れてない?」「飲みすぎ!」「寝不足?」などと、まともに相手にしてもらえず、本人が密かに悩んでいる場合も多いそうです。

番組調査によると、休職・退職に至ったのが19%、転職は29%に上るとのことです。

◆血管迷走神経性失神
失神性立ちくらみは、医学的には「血管迷走神経性失神」と呼ばれます。

ストレスが原因で、迷走神経が交感神経の働きを妨害し、立った時に脳にまで血流が十分に行き渡らず、脳の酸素不足をきたして、立ちくらみから失神に至る、というのが症状です。

交感神経は自律神経の一つですが、活動に関しては、自動車のアクセルのような機能を果たします。

血流の場合、血管を収縮させ、血液の流れを速くし、ヘモグロビンが酸素を全身に供給します。これによって、立っていても身体の最上部にある脳にまで、血液を行き渡らせることができます。

ところが、「失神性立ちくらみ」の場合は、迷走神経が影響しています。脳神経は全部で12対ありますが、第X脳神経を「迷走神経」と呼んでいます。

迷走神経にはさまざまな働きがありますが、失神性立ちくらみでは、交感神経の働きを阻害するように作用します。

つまり、交感神経が血管を収縮するのに対して、反対に、血管を広げるように作用してしまうのです。この結果、脳の酸素不足が生じ、立ちくらみや失神に至ってしまいます。

◆意外?な治療法
「クラッとしたら壁を見ろ!」それが番組内で使われていた対処法の合言葉です。

最近注目されている失神性立ちくらみの治療法は、経験者によると、「あれは何だったの?」「正直、不思議です」というほど効果があり、産業医科大学、安部治彦教授が推進しています。

壁に寄りかかって立つだけで完治できる方法
1.頭からお尻までが壁にぴったりくっつくように立つ
2.足を少し前に出し、動かさないようにする
3.最初は立っていられる時間だけでOK。無理をしない。目標は30分立ち続けること。これを一日2回繰り返す。

早ければひと月ほどで効果が現れるそうです。安部教授によれば、これはあえて「失神を起こしやすい姿勢にして身体を慣れさせる」ことがねらいだそうです。治療であるとともに、トレーニングでもあるわけですね。

◆ストレスマネジメントを!
失神性立ちくらみは、動いていない状態が続いている時に起こりやすいもの。ずっとデスクに張り付いているなどは典型です。ストレスが主な原因とされていますので、運動をしてストレス発散を心がけるなどすると、予防にもなるでしょう。

座波 朝香(ざは あさか)
助産師・保健師・看護師
株式会社とらうべ社員。前職は大手病院産婦人科。育児相談や妊婦・産婦指導に活躍
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