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内気過ぎる性格は、治療で治る? FC2 Analyzer


人の性格は大まかに内向的か外向的かの2つに分けることができますが、悩みの種になりやすいのは内向的な方でしょう。もちろん、内向的な人の中には思慮深い印象を相手に与えて、なかなか魅力のある人や、そもそも他人との交流をあまり必要としない我が道を行く人もいます。

とは言え、内向性が進んでいくと社会との関わり合いにおいてネガティブな影響がいろいろと出てきます。もしも、相手の反応で自分が傷つくのを恐れてしまい、本当は他人と交流したくても仕方なく内向的になっているような時には対人恐怖症も生じていて、精神科的な治療を受けることが望ましくなっているかもしれません。

ここでは内気さが行き過ぎるとどうなってしまうのかをご紹介しましょう。

■内気な性格は環境のせい?
そもそも内気な人も外向的な人もどうしてそのような性格になってしまったのか思い当たる要因はありますか? もしかしたら、子供の頃の経験が思い出されるかもしれません。性格には生まれつきの要素もありますが、育った環境の影響も大きなものです。特に、幼少時に親から拒絶されたり、遊び仲間に入れてもらえなかったといった体験は心の傷となり、劣等感が植えつけられる原因になりやすいです。

自分に自信が持てない時は相手のちょっとしたしぐさや言葉をネガティブに受け止めることがありますが、自信をすっかりなくしてしまうと、相手からネガティブな反応が返る可能性のあることを避けてしまうほど内気になることがあります。

それが経験不足を招き、ますます自信をなくす悪循環にも陥りやすく、もしも、チャレンジ精神をすっかりなくしてしまい、引きごもりがちなライフスタイルになっている場合は内気さが回避性パーソナリティ障害のレベルまで達している可能性があります。

■回避性パーソナリティ障害の特徴
回避性パーソナリティ障害では自分に自信が持てず、他人からネガティブな反応が返ってくることへの不安や恐怖のため、思考や行動バターンに以下のようなネガティブな影響が出てきます。

・人と接することが多い職業を避けてしまう

・自分が受け入れられると確信できないと、人の輪に入るのを避けてしまう

・親密な間柄であっても、恥をかかないか、からかわれないかを意識してしまい、自分の言動にブレーキがかかりやすい

・人前に出たような時、自分に対するネガティブな反応が他人に生じていないかに心がとらわれてしまう

・初対面の人と話す時、ぎこちなくなってしまう

・劣等感が強い

・恥を欠くのを恐れて、何でもないようなことでも避けてしまう

回避性パーソナリティ障害の頻度は米国の統計では1~2%前後ですが、対人恐怖症がローマ字読みでそのまま英語の病名になっていることからも、日本ではもっと大きい数字かもしれません。

回避性パーソナリティ障害では自分が完全に受け入れられていると確信できる環境ではあまり問題が生じないかもしれませんが、ひとたび、自分を受け入れられていた環境が失われてしまうと、上記のような問題が顕在化してしまい、うつ病など心の病気のリスクもあります。

もしも、他人にとっては何でもないようなことに尻込みしやすい自分を自覚していて、自分本来の力を発揮できないようになっている時は心理療法などの治療が必要な回避性パーソナリティ障害の可能性もありますので、精神科や神経科で相談することも考慮してみましょう。
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