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温泉では“積極的にぼんやり”しないと意味がないワケ



FC2 Analyzerあなたは温泉地を訪れたとき、どのように過ごしていますか。

せっかく温泉に来たのだからということで、ドタバタと何度も何度も温泉に入ったり、温泉のはしごをしたり、お風呂上りにはスマホでメールをチェックしたりと忙しく過ごしていないでしょうか。

■“積極的ぼんやり”のすすめ
せっかく温泉に来たのなら、温泉効果を最大にする“積極的ぼんやり”をおすすめします。文字通り、意識的にぼんやりする時間を持つということです。

温泉に浸かることだけを目的とするのではなく、温泉地に滞在する時間そのものを大切にするということです。これは温泉で疲労をとるために、医学的にも非常に重要な行為だと言えるでしょう。

■ぼんやりの意味とは?
現代の日常生活において、私たちは絶えず強い刺激で脳を使っています。例えば通勤の時間でもスマホでニュースをチェックしたり、SNSを見たり、ゲームをしたり……。

デジタルコンテンツがこれほど普及する前までは、外から脳に情報をインプットすることなくぼんやりする細切れな時間があったはずです。そうした時間は決して無駄ではなく、頭の中で情報を整理したり、また新しいことを考えたり、疲れた時には脳を休めたり、という貴重な時間でした。

■温泉での“積極的ぼんやり”をすすめるワケ
人間の脳の重さは1.4kgと体重のわずか2%程度ですが、全身酸素消費量の約20%に相当する酸素を消費しています。それだけ脳は活発に活動している、ということです。

温泉に来たら体だけでなく、脳も積極的に休めてあげましょう。そのためには積極的にぼんやりして余計な外部刺激を脳に与えないということが大切です。このことがリラックスにもつながり、結果として精神的な疲れも癒してくれます。

■積極的ぼんやりの方法とは?
その方法は極めてシンプルです。

まずは不必要な携帯やスマホはいじらないこと。必要がなければ電源を切っておいても良いでしょう。

あとは、美しい温泉地の景色を眺めたり、温泉旅館のしつらえを楽しんだり、目を閉じて鳥のさえずりに耳を傾けたり。とにかく何もせず、ぼんやりする時間を10分でも20分でも意識して持つことです。

温泉医学における温泉の効能は、湯につかることだけではなく、転地効果として、温泉地その環境すべてを楽しむことも含んでいます。

今週末は温泉で“積極的ぼんやり”を行い、じっくり身も脳も休めてみましょう。
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