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【1分で判明!病気チェック】早期受診で原因を特定「五十肩」



FC2 Analyzer「四十肩」とも呼ばれるように、早ければアラフォー辺りから出現する肩痛の病気。放置しても自然治癒するが、勝手な思い込みは禁物。肩痛は心疾患など別の病気によっても引き起こされるケースがある。

早期の受診で原因をハッキリさせることが重要だ。

【簡易テストで分かる】

 正式な医学名は「肩関節周囲炎」もしくは「凍結肩」。発症から3段階の病期を経て治癒に至る。チェックリストの項目は、発症当初の最も肩の痛みが強い「急性期」にみられる主な症状だ。

 「診察時にも行われていて五十肩を調べるのに最もいいのはエルボープッシュテスト(図)。ほぼ一発で分かります」と話すのは、山田記念病院(東京・両国)整形外科の長谷川伸医師。

 痛みは、肩関節の中の腱板や関節包、じん帯に炎症が起こるためだ。が、どうして炎症が起こるのか原因が分かっていない。

 加齢とともに体が固くなると起こりやすいので、運動不足は要注意だ。

【左肩激痛は心疾患も】

 決して怖い病気ではないが、早期受診が大切。他の肩痛が出る病気を見落とさないためだ。

 「中には狭心症や心筋梗塞を発症して『左肩が痛い』といって整形外科を受診する人がいる。急に左肩が痛み出し、脂汗が出るほどの痛みだったら要注意です」

 耐えられない激痛は石灰沈着性腱板炎でも起こる。また腱板断裂の場合、痛みは五十肩と似て耐えられるが、治療をしないと放置したままでは回復しない。「五十肩のうち40%は腱板断裂を伴っている」という。

【早期治療で回復早く】

 急性期を過ぎると痛みが軽くなり、今度は肩が動かしにくい症状が強くなる「慢性期」に突入。その後は痛みが消え、肩の動きが回復し始める「回復期」を迎える。

 3つの病期の期間は人によって異なり、治癒するまで早くて3カ月、遅いと3年もかかる。

 治療内容も病期によって異なってくる。安静時の痛みが強い急性期の中期までは安静にして、痛み止めの内服や注射治療を行う。痛みが軽くなり始める急性期の後期になったら一転、運動療法を積極的に行って可動域を広げていくのだ。

 「治療を続ければ、それだけ回復も早くなる。痛みが軽くても腱板断裂の可能性もあるので検査だけは早めに受けましょう」と長谷川医師。

 50歳以上の5人に1人は経験する身近な病気。40歳を過ぎたら誰に起きてもおかしくない。

★「五十肩」チェックリスト

□肩を中心に首や腕にも痛みがある

□肩を動かすと痛みが増す

□痛みで肩の動きが制限される

□夜中に肩の痛みで目が覚める

□痛い方の肩を下にして寝られない

□椅子に座った状態で、両方の手首を重ね合わせて握り、目の高さまで持っていく。向かいに座った協力者に片方のひじに手を添えてもらい、その手を押してみる。肩の痛い方のひじは力が入らない

※2つ以上該当したら可能性が高い

※山田記念病院・整形外科(東京・両国)/長谷川伸医師作成
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