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ドラマから見る 末期がん患者とその家族の生活


"がん"の末期は、肉体的に苦しい状態ですが、それと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に、精神的に苦しいものがあります。自分自身のことだけでなく、あとに残る家族のこと、とりわけ、幼い子どもがいたとしたら、残していくことへの精神的苦痛は察するにあまりあります。

ドラマ『ママとパパの生きる理由』では、小学校1年生の長女がクラスメートから自分の両親が"がん"だと聞かされ、学校に行けなくなってしまいます。学校に行っている間に親が居なくなるのではと不安だったからです。

単なる登校拒否ではなく、そんな気持から学校に行けなくなっていたことを知った両親の気持ちは、とても複雑でした。
家族が居なくなるという現実をどう受け入れたらいいのか、とても辛いことですし、簡単にできるものではありません。

でも、両親は一生懸命、娘に伝えます。自分たちは、そう簡単には死なない、頑張っていると。家族がいるから、あなたがいるから、こんな時でも幸せを一杯感じていると・・・。

◆ホスピスってどういうところ?
あなたの親や兄弟など、身近な家族が末期"がん"だったとしたら、あなたはどうしますか?

"がん"である本人の意向が一番大事ですが、自宅で過ごさせたいのか、最後まで治療を続けたいのか、それともホスピスなどで過ごしたほうがいいのか、選択肢はいくつかあります。

もう治療はしたくない、痛みなどなく穏やかに過ごしたいというのならば、ホスピスがお勧めです。

ホスピスは、1967年にロンドン郊外に設立されたのが始まりです。日本では、1973年淀川キリスト教病院でホスピスケアが始まり、その後、聖隷三方ケ原病院にホスピス病棟が開設されています。

それまでは、病院で、最後まで治療を続けるとことのみでした。治癒させる!という方向で、辛くても治療を続けたのです。

病院と違ってホスピスは、治癒が困難な患者が、最後までその人らしく尊厳をもって過ごしていける病棟なのです。多くは、背景にキリスト教がありますが、1992年新潟県長岡市に仏教の「ビハーラ」というホスピスも出来ています。

◆緩和ケアとは?
ターミナル(終末期)ケアに力を入れている病院も最近は増えていますが、「緩和ケア」も進んでいます。

"がん"だとわかったときから、治療中にも「つらさを和らげる=緩和」という視点を取り入れて、医学的な側面だけでなく、その人らしい生活スタイルの確保など、緩和ケアでは、患者さんの生活が保たれるように援助しています。

死に向きあうと、人間は強くなる

ドラマでは、学校に行けなくなった長女に「強くなってほしい!」と、両親が必死に見守る姿に応え、娘は成長していきます。辛い体験ですが、「死」としっかり向かい合うことで、人間は強くなっていくのだと教えてくれます。

最終回、ママはもう亡くなっていますが、生きていた時と同じように日常生活があり、娘は写真のママに話しかけて生活を送っていました。

当事者になるまで遠い様に感じますが決して遠くの存在ではない"がん"。何気ない生活の中に幸せがあることを忘れずに日々を過ごして行きましょう。
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