fc2ブログ
       

脱衣所の温度にも気を付けて!急激な温度変化で発生する「ヒートショック」 とは?


突然死は、症状が出てから24時間以内に死亡する事態です。年間10万人いると2月8日(日)放送『駆け込みドクター』で示されました。突然死が起きやすいのは、1位就寝中、2位入浴中とのこと。

どれも、心臓や脳への過剰な負担によって生じますが、ここでは、入浴中の突然死リスクに焦点を当て、冬に起こりやすい、寒暖の差による不調についてご紹介します。

とくに、自律神経の乱れからくる血圧の乱高下によるヒートショックと、その対策を知っておきましょう。

◆自律神経は5℃以内の温度差なら対応できる
最高気温と最低気温の差、風や湿度による体感温度の差、温めた部屋と室外の気温差などによって「温度差」が生じます。すると、自律神経が体温調節をするように働きます。

けれども、温度差が5℃を超えると、自律神経はオーバーワークになって、身体のあちこちにトラブルを起こします。前兆となる症状は、動悸・頭痛・めまい・冷え・肩こり・ほてりなどです。

◆ヒートショック
冬場に浴室が寒くてブルブルする経験、つまり、急激な温度変化が、脈拍や血圧に影響することを「ヒートショック」と言います。

2011年には約1万7000人が、入浴中のヒートショックで突然死!というデータもあります(東京都健康長寿医療センター研究所)。不整脈、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こして、突然死につながります。

入浴時以外に、トイレ・廊下・玄関・ガレージなどでも起こります。

また、体温維持機能が低下している高齢者、動脈硬化が進行している糖尿病や高血圧の人、飲酒後で一時的に血圧が下がっている場合などに、ヒートショックは起こりやすくなっています。

◆入浴時のヒートショック特徴と対策は?
温かい部屋から寒い脱衣所に行って服を脱ぐ。すると、血圧が急上昇します。次に熱い湯につかると、血管の拡張によって急激に血圧が低下します。

さらに、寒い脱衣所に出て服を着ると、また血圧が急上昇し、温かい部屋に戻ると血圧が低下する。このように、入浴時には、気をつけないと、血圧が乱高下することになり、ヒートショックが起こります。

温度変化を小さくする工夫が、ヒートショック対策となります。脱衣所にストーブを置く、入浴直前は風呂のふたを開けておく、シャワーで湯船にお湯をはる、窓には熱が逃げないようにカーテンをつける、湯温を41℃以下にする、

食後1時間を過ぎてから入浴する、入浴前後にコップ1杯づつ水を飲む、高齢者や生活習慣病の人には「見守り」をつける、などが対策として効果的です。

◆「オネエ走り」と「手クロス体操」:寒暖差への予防法
番組では、医師による簡単な運動「オネエ走り」と「手クロス体操」が紹介されていました。「オネエ走り」は、両手を脇に当て、こするようにして小走りに走るというもの。「少しやるだけで汗ばんでくる」とのゲストたちの感想。

「手クロス体操」は、握り拳をにぎって胸の前でクロスさせ、15秒ほど息を止め、握り拳とクロスを開放する時に息を吐くというもの。これを1度に3回、1日に朝・昼・晩の3回行うと、血管力を高められるとのこと。

寒暖差による血管障害は、エアコンがフルに稼働する夏場にも起こりますが、何といっても冬場に起こりやすいので、この時期、気をつけてお過ごしください。

●鈴木 ちひろ(すずき ちひろ)
助産師・保健師・看護師株式会社とらうべ社員。現在、妊婦・産婦の指導や相談に精力的。一児の母親
関連記事
おススメサイト!
最新記事
『忍者AdMax』
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ