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【気になるこの症状】胸のつかえ感に注意!食道の粘膜タダれ最悪がんも★胃食道逆流症


近ごろ“胸やけ”が気になる-。そんな人は、胃酸の逆流で起こる「胃食道逆流症」の疑いがある。肥満や高齢になるほど起こりやすい。症状の改善には生活習慣の見直しが必要だ。

 ■約10%が胃酸で炎症

 酸に強い胃粘膜と違って、無防備な食道に胃酸の逆流が繰り返されると、慢性的な炎症が現れると共に、食道粘膜が傷つけられタダレてくる=びらん(糜爛)。

 この“びらん”の生じた病態を「逆流性食道炎」と言い、平塚胃腸病院(東京・西池袋)の佐藤健副院長は「内視鏡検査をすると約10人に1人の割合で見つかります。気づいていない中高年者は意外と多い」と指摘する。

 ただし、びらんがなく症状だけが現れるケースもある。胃食道逆流症とは、びらんの有無に関係なく、胃酸の逆流によって起こる疾患の総称だ。

 ■括約筋の働きが低下

 では、なぜ胃酸が食道へ逆流するのか。佐藤副院長は「ひとつは、加齢による逆流防止機能の低下」とこう説明する。

 「食道と胃のつなぎ目の噴門部には括約筋があり、普段、食事のとき以外は閉じている。その弁の働きが老化により次第に弱くなるのです」

 また、食道と胃は噴門部のところで横隔膜によって仕切られているが、高齢者ほど胃が食道側に飛び出す「食道裂孔(れっこう)ヘルニア」を起こしやすい。括約筋が利かなくなるので逆流しやすいのだ。

 もうひとつは、年齢問わず日常的に強い腹圧がかかっている場合だ。

 「肥満や前屈みで姿勢の悪い人、重い物を持つ仕事の人なども括約筋の弱体化や食道裂孔ヘルニアが起きやすいので要注意です」(佐藤副院長)

 ■生活習慣で逆流予防

 いずれにしても、暴飲暴食や脂肪の多い食事をとると、胃の働きが悪く、停留時間が長くなって噴門部が開きやすい。

 働き盛りはストレスも大敵。交感神経が優位の状態が続くと消化器官の働きが著しく低下する。

 逆流症状(別項)がある人は胃酸の分泌が高まりやすい、甘いもの、柑橘類、コーヒー・紅茶、香辛料、お酒などを摂り過ぎないことが大切だ。

 「症状は食後や体を横にしたとき強く出やすい。就寝から朝方にかけて症状が強い人は、上体を少し起こして寝るのがいい」(佐藤副院長)

 治療では胃酸を抑える薬を処方されるが、対症療法でしかない。結局は腹8分目、就寝は食事から2時間以上あける、食事内容に気をつけるなどの生活習慣の改善が最も重要になる。

 佐藤副院長は「食道のつかえ感は食道がんの可能性もある。また逆流性食道炎で粘膜が変質すると、がんが発生しやすくなる。症状があったら、まず内視鏡検査を受けることが大切」と話す。

■胃食道逆流症の主な症状

★胸が焼ける不快感がある
★胃酸が逆流する感じがある
★口の中が酸っぱい、苦い
★喉が痛い、違和感がある
★声が枯れる、かすれる
★むせて、咳が出る
★ものを飲み込むと、つかえるような違和感がある
★お腹が張る、ゲップが出る
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