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65歳以降も働くから「年金は繰り下げしたほうがいい」とは限らない!


年金が受け取れる65歳になってからも働き続ける人は多いですが、その場合、注意しないと、受け取れる額が減ってしまうかもしれません。会社員などで厚生年金保険に入っていた人が65歳以降も働く場合、給与と年金受取額が月で48万円を超えると、「超えた分の2分の1」が減らされてしまうのです(在職老齢年金)。

■年金繰り下げで多くの人が誤解していること

この在職老齢年金の仕組みがあるため、65歳以降も働いている人は年金の受給開始タイミングを遅らせようと思う場合が多いようですが、年金受取額を増やすために安易に受給開始を遅らせるべきではありません。

なぜなら、在職老齢年金の調整によって減らされた分の年金は、年金受け取りを遅らせた場合(繰り下げ受給)でも増額の対象にはならないからです。この点は、非常に多くの人が誤解をしています。

■年金を多くもらうために考慮すべきこと

年金を最大限多くもらうためには、次の2点を踏まえて考えましょう。

●毎月の受け取り額がどのぐらい増えるのか──繰り下げの効果

年金の受け取り開始を遅らせた場合、1ヵ月繰り下げるごとに受給額が0.7%増えるため、たとえば1年(12ヵ月)繰り下げて66歳から受け取り始めると、毎月8.4%多く年金がもらえます。この効果は一生続きます。

●年金を何年間受け取ることができるのか──平均余命

もう一点考慮すべき点としては余命で、年金を繰下げ受給すると受け取る期間は短くなるため、「何歳まで受け取れると考えるか」が重要です。65歳時点での余命(男性は19.4年、女性は24.3年)をもとに計算すると、男性合は69歳から受け取り、女性は71歳から受け取り始めると受取総額は最大になります。

いずれの場合も、繰り下げによって毎月の額が0.7%増えますが、余命期間までの受け取り年数が、男性で4年、女性の場合で6年減るものの、受取額はそれぞれ約6%、約13.3%増えます。

実際には、余命より長く生きる人もいれば、それ以前に亡くなる人もいますし、税金や生活水準などをあわせて考える必要があるので、あくまで参考にしかなりません。

大切なことは、65歳以降も仕事を続けるからといって年金を受け取らないほうが良いとは言えないということです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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