あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【今日のストレス 明日の病気】異常ないのに胸が痛い、動悸がする ストレス由来の「心臓神経症」
1

【今日のストレス 明日の病気】異常ないのに胸が痛い、動悸がする ストレス由来の「心臓神経症」

 胸が痛い、動悸(どうき)がする…。これほど人を不安にさせる症状もないが、あわてて病院に行くと、特に異変は見つからない。じつはこれ、「心臓神経症」というストレス由来の症状なのだ。気にする人はどこまでも気になるこの症状。気分転換が一番のクスリなのだが…。

 今回の主人公は専業主婦のC子さん(43)。夫は一流商社に勤務し、有名中学に通う一人息子は成績優秀。はたから見れば何ひとつ不自由のなさそうな生活なのだが…。

 ある日彼女は動悸を感じた。次第に胸が痛くなる。症状は1時間ほどで消えたが、たびたび同様の症状に見舞われるようになる。

 夫に相談すると「狭心症じゃないか?」と言われて怖くなった彼女は病院を受診。心電図やエックス線、心エコーなどの検査をしたが異常は見当たらず、下された診断は心臓神経症-。いったいどんな病気なのか。

 「心臓そのものには異常はないけれど、精神的な不安やストレスが原因で心臓に何らかの症状が出るものです。人によっては激痛に近い痛みを感じることもあります」と語るのは、新座志木中央総合病院副院長で循環器内科医の新井富夫医師。続けてこう解説する。

 「その人の性格や発症時の環境などによって症状の出方はさまざま。“異常ナシ”という結果に安心できればいいが、不安が消えない人は冠動脈CTや心臓カテーテルなど、さらに高度な検査に進むこともまれにあります」

 新井医師によると、男性よりも女性に多く見られる傾向があるとのこと。C子さんのような専業主婦の場合、ストレスがあると家に閉じ籠もってマイナス思考になりがちなので、1日に1回外出するように心がけるだけでも予防効果があるという。

 「人によっては安定剤を出すこともありますが、これはつらい時だけ飲む頓服(とんぷく)薬。お守り代わりに持っているだけでも不安は小さくなるものです」(新井医師)

 女房のストレスに亭主はなかなか気付かない、いや、積極的に気付こうとしないものだ。しかし、倒れられて一番困るのも亭主だ。たまには奥さんの胸に耳を当て、ちゃんと動いているか確認しましょう。嫌がられるだろうけど…。 

※Dr.アルなび 医師のアルバイト情報サイト
※Dr.転職なび 医師の転職情報サイト▽勤務時間のご希望がある方
関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★
ホテル最安値の簡単検索
比較サイト【トリバゴ】