l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】高度先進循環器医療への挑戦「葉山ハートセンター」


【日本の病院の実力】高度先進循環器医療への挑戦「葉山ハートセンター」

最近は、インターネットなどを通して、一般の人が医学情報を入手しやすくなっている。難しい症状であればあるほど、高度先進医療に対する患者の要望も高い。そんなニーズに心臓血管治療において応えているのが、葉山ハートセンターだ。

 2000年の開設以来、2000件以上の心臓手術を実施。中でも、拡張型心筋症に対する心臓移植の代替治療「バチスタ手術」で名を馳せている。拡大した心臓の一部を切除する新しい治療で、高度な技術が不可欠な手術である。

 「このセンターは、もともと湘南鎌倉総合病院のバチスタ手術のチームが、高度な心臓手術専門の病院を作るために開院しました。普通の病院とは異なり専門性が高いため、全国から患者さんが来られています」とは、同センターの小田利通院長。

 専門性が高いゆえに、開院当初は、患者が集まるかとの不安もあったそうだ。しかし、それはすぐに払拭された。治療困難な患者が、全国から来院してきたのである。そのため、拡張型心筋症のみならず、心不全や心房細動など、治療の難しい症例が多い。

そんな治療を支えているのが医師たちの「エンド・ステージの人を救いたい」との思いだ。常に向上心を持ち、新たな治療への取り組みを続けているという。結果として、心臓血管外科医中心だった医療は、循環器内科の医師によるカテーテル治療も充実した。

 「医療の質を保つことで、患者さんだけでなく、自然に医師たちも集まってきます。若い医師の教育のためにも、”質”というのは、とても重要なことだと思っています」(小田院長)

 同センターの高度先進医療は、まさに日進月歩。カテーテル治療の応用により、子宮筋腫や子宮腺筋症に対して動脈血管からアプローチする「子宮動脈塞栓療法」も導入した。

また、心房細動では新たな治療を開発し、米国の専門誌にも紹介され、来年からこの治療の治験も実施予定という。

加えて、カテーテル治療や手術ができない心臓や下肢の血管閉塞に対する再生治療も行う計画もある。さらに、心臓病を合併していることの多い透析患者に対する透析治療を行うため、新たな病棟も新設するそうだ。

 「循環器に特化した病院によって、私たちの存在価値はあります。その体勢が整ったともいえます」(小田院長)

 少しずつ広げてきた高度先進医療への取り組み。エンド・ステージの患者を救うために、まだ挑戦は続いている。(安達純子)

【データ】2008年実績

★冠動脈バイパス術124件

★弁形成術/弁置換術124件

★左室形成術(バチスタ手術等)30件

★大血管術50件

★カテーテル治療256件

★カテーテルアブレーション359件

★全病床数65床

〔住所〕〒240-0116 神奈川県三浦郡葉山町下山口1898の1 
(電)046・875・1717

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