l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 死ぬまで現役 下半身のツボ “無”の境地で充実セックス


死ぬまで現役 下半身のツボ “無”の境地で充実セックス

 「あえて感情を“無”にすることで、セックスがうまく運ぶこともあるんです」
 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 感情を無にする--。まるで禅僧のような話だが、実はコレ、アスリートの世界でもよく言われることだ。 「人間は不安や緊張、またさらに“絶対にうまくいく!”といった気負いを持ちすぎると、変なところに力が入ったり、感情に邪魔をされたりして、本来の力が発揮できないのです。逆に喜怒哀楽のない無の状態、いわば究極のリラックス状態に持ち込むことで、強い力を引き出せるのです」

 話をセックスに戻そう。EDの要因の8割が心因性であることは、このコーナーで何度も紹介してきた。「加齢とともに男性としての自信を失うと、どうしても不安な感情のままセックスに挑んでしまう。そうした負の感情がEDを招いてしまうのです」

 かといって、やはり気合を入れすぎるのもよくない。 「自分を信じることも大事ですが、本当は自信がないのに頑張ろう、頑張ろうと強く意識してしまうと、これもまた負の感情に直結しやすい。最近流行りのポジティブ思考もちょっとしたきっかけで、すぐにネガティブに転換する諸刃の剣なんです」 確かに、せっかく気合十分で挑んだのに、思った以上にうまくいかなかった場合、そのショックは相当なものだ。

 では、“無のセックス”とはどういうものか。 「自然体です。目の前にある女体の柔らかさや匂い、反応を率直に感じ取る。と同時に、勃起しなくちゃいけないという感情もなくして、ただただ女性と抱き合う時間に溺れる」

 ある意味、心底セックスを楽しむことなのだ。 「前戯や挿入もアレコレ考えない。こうすれば女性は悦ぶはずとか、このタイミングで入れようなんて計算しなくていいのです。ただただ流れに任せて、性行為を行う。この状態に持ち込めば、自然とペニスも硬くなってくるはずです」

 しかし、欲望むき出しの性行為において、無の境地などに達することができるのだろうか。「一つコツがあるのです。それは、神経をどこか一つに集中させる。例えば、女性の乳房を舐めている時なら、舐めていることだけに気持ちを集中させる。何も考えず、ひたすら乳首の味を楽しみコリコリとした感触を堪能するんです」

 人間は一つのことに意識を向けると、余計な感情が消え去る。 「露天温泉に浸かりながら、周囲の鳥の声に耳を傾けたり、木々の香りを楽しんでいると、日頃の嫌なことも忘れられますよね。あの感覚こそが無なんです。これをセックスに応用すれば、とても癒やされた気分で楽しめると思います」

 実際、勃起は副交感神経が優位な時(要はリラックス状態)に起こる。これは無の感情に近いのだ。 「EDやセックスレスが起こる理由も大抵はストレスです。仕事のストレスなどが溜まると、どうしても性行為中も嫌なことを思い出して、性欲も高まらない。無の感情で行うセックスは、最高のストレス解消にもなるはずです」

 最近、アッチに自信のない方はぜひ試してみよう。

志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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