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認知症 初期症状に気づくための11の質問 

   

認知症とは、病名ではなく、何らかの原因で脳が障害され、記憶力や判断力などの認知機能が低下して「一人暮らしが困難な程度にまで、日常生活に支障が出る状態」を指す。

「認知症の患者さんは、自分が病気だという自覚が少ないので、周りの人が早く気付くことが大切です」とアドバイスするのは群馬大学 教授の山口晴保(やまぐち・はるやす)さん。認知症を見極めるポイントを教えていただいた。

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認知症は、早期に発見して、早期に治療を開始すれば、よい状態を維持することにつながります。また、家族や周囲の人が患者さんとの関わり方を身に付け、早期から対応することが大切です。

しかし、年をとるとともにもの忘れは増えてくるものですし、認知症はゆっくり進むので、それが年相応なのか認知症なのかを判断することは、簡単ではありません。

認知症では、まず生活管理能力が衰えてくるので、「同じことを何回も話したり、尋ねたりする」「計画を立てられなくなった」ことの有無など、生活の様子を11項目の質問にまとめました。

質問項目のうち、3項目以上に該当すれば、認知症が疑われます。実際に認知症と診断された患者さんの場合、6項目程度に該当しているケースが多く見られます。

■家族の理解が大切

これらの質問は、当てはまる数はもちろんですが、「誰が答えたか」が重要です。これらの質問は基本的に、生活の様子を客観的に評価できる家族に答えてもらうためにつくってあります。

本人が評価すると、家族が評価するよりも当てはまる項目が多くなることがあります。そのような人の中には、心配性だったり抑うつの傾向がある場合があります。

また、認知症の一歩手前の状態の人の場合もあります。認知症の手前では、自分の状態を自覚できるからです。

家族が評価した場合、病状が進行するにつれて、該当する項目の数が増えていきます。しかし、認知症では、病状が進行するほど、本人の自覚が薄れてしまう(病識が低い)という特徴があります。

そのため、本人が評価すると、発症までは家族の評価とあまり差はありませんが、軽度の認知症では家族よりも少なく答え、中等度になると、さらに少なくなり、家族の評価との差が広がります。

家族や周囲の人は、認知症の患者さんは、自分の病状について自覚が少ないことをよく理解して関わることが大切です。例えば、本人が「自分はできる」と思っていることを、家族が「できない」と指摘すると、患者さんは不満に思い、場合によっては暴言や暴力などに結び付くことがあります。

■『NHKきょうの健康』2014年5月号より

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( 2017/04/16 07:44 ) Category ■うつ病・認知症・アルツハイマー・男性更年期障害 | トラックバック(-) | コメント(-)
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