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【ベストセラー健康法】“呼吸法と姿勢”で美ボディー作り! 腹筋運動はもう古い

ポッコリ突き出た腹をさする姿がかわいいのは、くまのプーさんくらい。お父さんの腹は、やはりへこませたほうが、世間体もいいようだ。とはいえ急に腹筋運動などしたところで、長続きしないのは明らか。何かいい手はないものか-と悩む読者諸兄にオススメの1冊を紹介する。

 世にダイエット法は数あれど、腹をへこませたい時、誰もが思いつくのが腹筋運動だ。

 テレビでプロボクサーなどが事もなげに腹筋運動に取り組む様子が映し出されることがある。腹を見れば、見事に六つに区画整理され、黒光りする皮膚の表面ではうっすらと汗が光っている。

 女性でなくてもウットリする精悍(せいかん)な腹を見せつけられて、「じゃあ俺も」と試してみたら、5回もできずにあきらめて、しかも横っ腹に妙な痛みまで背負い込んでしまう-。これが典型的な日本のお父さんの実像だ。

 そんなお父さんの腹を、腹筋運動を経ずにへこませようと立ち上がったのがフィットネストレーナーの森拓郎氏。その最新刊「腹筋運動ではお腹は凹みません」(アスコム)は、副題に「呼吸と姿勢だけでみるみる凹む最強メソッド」とある通り、腹筋運動をすることなく“美ボディー”を手にするテクニックが紹介されているのだ。

 そもそも著者は、腹筋運動には腹をへこませる機能は乏しく、トップレベルの運動指導者の間では、すでに廃れてしまった取り組みだと一蹴する。

 ならばどうすれば効率よくへこませることができるのか。著者が示す「森メソッド」は単純明快。次の4つだ。(1)まっすぐ立つ(2)腹式呼吸(3)胸式呼吸(4)背中呼吸。

 「まっすぐ立つ」とは、いわゆる「気を付け!」の姿勢ではない。両足の間を拳1つ分、開けて、足の裏で地球を踏みしめる感覚で立つ。そして骨盤を正しいポジションに据えて体重を乗せれば、下半身は安定し、それだけで腰痛や肩こりの解消につながるという。

 まずはこの姿勢を体で覚えた上で、3つの呼吸法を実践する。

 腹式呼吸は誰でも経験したことがあるはず。腹の膨らみを感じながら強くへこませる呼吸を5-10回ほど繰り返す。呼吸は鼻で吸って口から吐く-が基本。ゆっくり深く吸って、ゆっくり長く吐くことを忘れずに。

 胸式呼吸というのはあまりなじみがないだろう。これは腹をへこませたまま肋骨(ろっこつ)を大きく広げる呼吸のこと。腕を体の前で組み、手のひらで左右から肋骨に触れるポーズをとる。この状態で鼻から息を吸い、口から吐く時に「肋骨が閉じていく感覚」を感じる呼吸法。

 最後が背中呼吸。両手で肋骨を左右からしっかり押さえて鼻から息を吸い、一旦、口から息を吐き切る。次に息を吸い込む時に、鎖骨のあたりに空気を入れるイメージを持つことで背中が上がってくるのだ。

いずれも腹筋運動とは比較にならないラクなものばかり。これでインナーマッスルが鍛えられ、理想的な腹になるなら、やらない手はないだろう。

 編集を担当したアスコムの名越加奈枝さんは、「“お腹を凹ませたい”というのは男女共通の願い。森さんのメソッドはとにかく簡単でラクで、いつでもどこでもできるのが魅力」と強力プッシュ。年末年始は腹も出がち。真剣に腹をプッシュしてみてはどうだろう。 

 ■体重&体脂肪で腹のへこみを確かめよう
 (1)同じ時間に計る
 (2)同じ場所で計る
 (3)同じ格好で計る
 (4)1週間、あるいは1カ月単位の平均値を出して比較する
 (5)最低でも3カ月続ける

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