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【ベストセラー健康法】手軽に「心臓リハビリ」 階段昇りにつま先立ち…安全・確実な若返り法

年間15万人が発症し、そのうち30パーセントが命を落とすといわれる心筋梗塞。しかし、言い換えれば7割の人が生還していることになる。

そこで重要になるのが「心臓リハビリ」。実はこのリハビリが、健常人の若返りにも効果があるという。

 今回紹介する本のタイトルは「歩く、昇る、伸ばす からだ若返り法」(木庭新治著、角川マガジンズ)。著者は、大学病院の循環器内科医として数多くの症例を持つ心臓病治療のスペシャリスト。

 昔は「死」を意味した心臓病も、今は高い確率で命を救える。これはカテーテル治療など医療技術が進歩したおかげだが、単に救命するだけでなく、リハビリをきちんと行うか否かで、その後の生活の質に大きな差が付くことになる。

 著者の木庭氏は「重い心臓病の患者でも、体力をつけて若返った人は死なない」と断言する。

 昨年、心臓バイパス手術を受けられた天皇陛下も、手術翌日にはリハビリに励まれている。病気は医療で治せても、その先の体力をつけるには、リハビリ以外に手はないのだ。

 そして木庭氏はこうもいう。

 「この本に書かれているトレーニング法は、患者だけに必要なものではないのです。健康な人が実践することで、心臓病の予防効果があり、若返りに効果があるのです」

 ならば、やらない手はないだろう。

 心臓病患者が病院で受ける心臓リハビリは、専用の施設で、専門のスタッフが安全性を確認しながら指導するが、本書では読者が自宅で簡単にできる6つのエクササイズを紹介している。

 いずれも心臓病患者でもできるものなので、どんなに体力のないお父さんでもできないことはないはず。足のストレッチ、スロージョギング、ベンチステップ、バランスサンダル、セラバンドを使った内ももの筋肉強化、そして万歩計を使ったウオーキング。

 ベンチステップとは、踏み台昇降のこと。目の前の台の上に右足、左足の順で乗り、左足、右足の順で降りることを繰り返す運動。これを最初は5分、慣れたら最大15分を目標に行う。

専用ステップ台も売っているが、マンションの階段を使っても構わない。音楽などを聴きながらリズミカルに続けるのがコツ。

 バランスサンダルとは、かかとの部分がないサンダルのこと。これも東急ハンズなどで売っている。常に「爪先立ち」で歩かなければならないので、履いているだけで普段あまり使うことのない、ふくらはぎの筋肉などに負荷がかかり、効果的に運動量を高めることができるという。

 セラバンドはさまざまなストレッチに使えるエクササイズ用のゴムバンドのこと。これで両脚の腿の膝の上と下を巻くようにして縛り、椅子に座って膝を広げるようにバンドを伸ばす運動だ。

バンドの強度は何種類かあるので、初めは弱い(柔らかめの)バンドを使うといいだろう。テレビを見ながらでもできる簡単なストレッチだ。

 木庭氏によると、上半身の筋肉は普段の生活の中でもそれなりに使われるが、下半身はよほど意識的に使わないとすぐに弱ってくるという。こうしたエクササイズを12週間続けると、明らかに血中脂質が改善されるというデータがあると解説する。

 そのためには、「毎日続けなくても構わないから3日以上、休まないこと」と「呼吸が少し速くなり、うっすらと汗が出るくらい」というペースを守ること。とりあえずこの連休で試してみましょうか。 

 ■木庭式「若返り運動」をしたほうがいい5つのタイプ
 (1)心臓病の治療中、または以前、治療したことがある人
 (2)メタボ体形の人
 (3)高血圧や糖尿病など「生活習慣病」の人
 (4)体力がなく、すぐに疲れを感じる人
 (5)過去にダイエットや運動に取り組んでも長続きしなかった人

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