l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【ベストセラー健康法】カネいらずの健康法「断食」 飢餓感が生命維持システム動かす


【ベストセラー健康法】カネいらずの健康法「断食」 飢餓感が生命維持システム動かす

「ちゃんと食べて元気出して!」とは、体調の良くない人を励ます際の常套(じょうとう)句。しかし、具合の悪い時ほど「ちゃんと食べてはいけない」という本が話題だ。食べずに寝ていれば病気は治るという“新常識”、ホントなのか。

 過保護なペットは別として、野良犬や野良猫が体調を崩した時、彼らはどのようにして回復をはかるのか。それは、何も食べずに寝ているだけ-という手段だ。

 これに対して人間には、薬がありサプリメントがあり、時には手術という奥の手を使って病気を治そうとする。病気とまでいかなくても、ちょっと体調が悪い時には、「栄養のあるものをたくさん食べる」という手段に出るのが一般的。だが、今回紹介する本は、その考えを真っ向から否定する。

 「3日食べなきゃ、7割治る!」(船瀬俊介著、三五館)は、何も食べない、つまり「断食(ファスティング)」の健康効果を「これでもか」という勢いで列挙。すぐに医療に依存しようとする現代人に、警鐘を鳴らしている。

 「著者が当社から刊行した前著『病院で殺される』では、現代医学の限界と無力さを説いていますが、多くの読者から『じゃあどうすればいいんだ?』との質問をいただきました。今回はそのアンサーブックです」と語るのは、編集担当の三五館編集部・中野長武氏。

 健康増進や若返りを目的とした断食は近年人気だが、本書によると、その効果は想像を超えるものがあるという。

 なぜ、断食で健康効果が得られるのか。それは空腹感、言い換えれば飢餓感を持つことで、それまで「消化」に使われていたエネルギーが治癒、免疫、排毒という作用に転嫁するため。

また空腹感によって危機状態と感じた体内ではアラームスイッチが作動し、生命維持システムが一斉に動き出すことで起きる現象からだと著者はいう。

 効果は「健康」だけに留まらない。記憶力や集中力なども、空腹のときにこそ研ぎ澄まされる。ショウジョウバエを使った実験では、満腹のハエより空腹のハエのほうが記憶力が向上するという結果が出て、科学誌「サイエンス」にも掲載された。

 研究した東京都医学総合研究所によると、空腹になることでインスリン分泌が低下し、その逆にある種の特異タンパクが活性化する。このタンパクの活性化を抑えると、たとえ空腹であっても記憶力は高まらないことが確認されたという。

 つまり、記憶力を高める働きを持つタンパクを活性化させるのが空腹である-ということが言える。午後の会議で眠気と闘うのがつらいならば、昼食を抜けばいい。

 断食が効果を発揮する疾患や症状として、かぜ、腹痛、下痢、頭痛、便秘、アトピー、水虫、腰痛、鬱症状、糖尿病、心臓病、肝臓疾患、不妊症、EDを挙げ、さらにはがんへの作用にも言及する。

 断食がこれらの疾患に効果をもたらすメカニズムは本書に譲るが、小紙読者に最も興味深い(?)「精力回復」について、軽く紹介しておこう。サカリのついたオス犬は、何日もの間、食べ物には目もくれずにメス犬を追いかける。

 「動物たちは、本能で生殖力を発揮するには“食べてはいけない”ことを知っているのです」(本書より)

 狙った女性をモノにしたければ、まずは断食から始めるべし。 

■船瀬式・ファスティング5カ条
(1)朝食だけでも抜く
(2)それができたら1日1食に挑戦
(3)次は1日絶食を実践
(4)目標は3日断食
(5)食べる時には腹6分目

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