l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【ベストセラー健康法】がん予防する「野菜スープ」の効用 ファイトケミカル上手に摂取


【ベストセラー健康法】がん予防する「野菜スープ」の効用 ファイトケミカル上手に摂取

30年以上にわたり日本人の死因第一位に君臨する「がん」。この人類の大敵に、食事面から攻め込もうとする研究者も多い。

そんな中、「身近にある野菜や果物を上手に摂取することで、大半のがんを予防できる」という医師の本が話題だ。キーワードは「ファイトケミカル」。一体何なのだろう…。

 今回紹介するのは「がんにならない! ファイトケミカルスープ健康法」。著者は、がんと肝炎治療が専門の内科医で、元ハーバード大学附属マサチューセッツ病院准教授の高橋弘氏。

がんと免疫、食習慣の関連性についての研究に取り組み、「免疫栄養学」の分野を切り開いた一人だ。

 そんな著者は、この本の冒頭でこう記す。

 「ファイトケミカルは、私たちの身近にある野菜や果物を食べることで(中略)ほぼほとんどのがんを予防できることがわかってきました」

 もちろんそのためには喫煙をやめ、肝炎ウイルスやピロリ菌などがんを引き起こすウイルスや菌への感染症を予防することが前提となる。それにしても、ファイトケミカルとやらを日々摂取するだけでがんが回避できるのなら、こんなありがたい話はない。

 ファイトケミカルの「ファイト」はギリシャ語で「植物」の意味。つまりファイトケミカルとは、「植物に含まれる機能性成分」の総称。

有名どころではトマトのリコペン、ブドウのポリフェノール、ショウガのショウガオールなどはまさにファイトケミカルだ。

 がん予防に限らず、生活習慣病予防や長寿のために、バランスのいい食生活が不可欠であることは誰でも知っている。しかし、その「バランス」は多くの場合にビタミンやミネラルを摂取することを念頭に置いており、ファイトケミカルは蚊帳の外。

もちろん「バランスのいい食生活」は重要だし、ビタミン、ミネラル、微量栄養素などは人間が生きていく上で不可欠な存在であることは間違いのない事実。だが、そこにファイトケミカルを加えるか否かで将来のがんの存在を大きくも小さくもできる-というのが著者の考え。

 では、どうすればファイトケミカルを上手に摂取できるのか。著者が勧める効率的な摂取方法が、タイトルにもなっている「スープ」だ。

 「野菜は生で食べるのが一番」と思い込んでいる人は多い。確かにビタミン類のように熱に弱い栄養素もあるので、むやみに加熱するのも善しあしだが、ことファイトケミカルに関する限り、この考えは当てはまらない。

植物の皮や種に多く含まれるファイトケミカルは、繊維素でできた細胞壁に囲まれた細胞膜や細胞の中に入っている。これらは加熱することで初めて細胞の外に出てくる性質を持ち、煮出してスープにするのが最も効果的な摂取法なのだ。

 「ファイトケミカルスープは、抗酸化、免疫増強、抗がんのすべてにおいて優れた作用を発揮します。がんのリスクを大きく下げるためにも、毎日の食事にスープを取り入れてほしい」とは、編集担当のアース・スターエンターテイメント書籍制作部・中島大輔氏。

 本書には、じゃがいものポタージュやキャベツとアサリの酒蒸しスープ、大根とエノキのつみれ汁など、文字で読んだだけでもおいしそうなスープのレシピが27も紹介されている。

 この本を女房に渡せば、日々の献立を考える手間が省けて「女房孝行」にもなる。おいしい食事でがん予防、そして夫婦円満と、一石三鳥の健康本なのだ。 

■がんに対するファイトケミカルの機能性

(1)発がん物質の無毒化
(2)抗酸化作用
(3)がん細胞増殖の抑制
(4)免疫増強作用

関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★