l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【ベストセラー健康法】カンタン筋トレで健康長寿 キーワードは「大腰筋」


【ベストセラー健康法】カンタン筋トレで健康長寿 キーワードは「大腰筋」

超高齢化に向けて突き進む日本にあって、「抗老化」は、最大の関心事だ。止めようのない老化を少しでも遅らせるべく、さまざまな取り組みが行われているなか、注目を集める“器官”がある。

「大腰筋」だ。エビデンス(医学的根拠)の伴うアンチエイジングとは何なのか。話題の「サルコペニア肥満」研究の第一人者が解き明かす。

 最近医療界で使われ出した言葉に「サルコペニア」という用語がある。「サルコ」は筋肉、「ペニア」は減少という意味のラテン語で、早い話が「筋肉減少」のこと。老化に伴いサルコペニアは進展し、いずれは寝たきりにつながっていく。健康長寿を目指上で、サルコペニア対策は不可欠なのだ。

 今回紹介する『寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい』(飛鳥新書)の著者で筑波大学大学院教授の久野譜也(しんや)氏は、このサルコペニアと肥満が合併した「サルコペニア肥満」(脂肪が筋肉にとって代わる病態で、痩せて見える人にも多い)の研究者として知られるスポーツ医学の第一人者。

その最新刊となる本書では、サルコペニアを予防し、若返りを実現する上で最も重要な役割を果たす「大腰筋」の鍛錬を訴えている。

 大腰筋とは、腰の脊柱と太ももの大腿(だいたい)骨とをつなぐ筋肉。歩くときに足を引き上げたり、前に踏み出すときに特に重要な働きをするインナーマッスルで、ヒトの直立二足歩行を成し遂げた筋肉と言われている。

 人間の老化は下半身から進んでいくことが分かっており、その進行度合いは上半身「1」に対して下半身「1・5」。特に40代以降は下半身の老化は著しくなり、歩幅の短縮から歩行速度の低下が進むことで、自身でも「老化」に気付くことになる。

中でも老化を示す顕著な症状が「大して高くもない段差でつまずく」というもの。これは大腰筋の機能が低下したことで脚が思うように引き上げられなくなったことで起きる症状。だからこそ大腰筋を鍛えることは重要なのだ。

 本書では、筋肉トレーニングの重要性をこう説いている。

 「筋肉は老化に抗(あらが)う器官であると同時に、どんなに年をとっても増やすことのできる器官-」

 筋肉を増やす方法は“筋トレ”だ。といっても、きつくて苦しい運動ではない。日々の生活で簡単に組み込むことができる筋トレで大腰筋は鍛えられ、サルコペニアを予防し、結果としてアンチエイジングが実現する、という仕組みだ。

 著者が唱える「老けない体を作る3カ条の鉄則」がある。

 (1)筋トレと有酸素運動の両方を行う

 (2)上半身より下半身(特に大腰筋)を中心に鍛える

 (3)運動を一生にわたって継続する

 本書で紹介されている筋トレの中から、一つを紹介しよう。題して「座ってひざ伸ばし」。イスに座って片足ずつひざを曲げ伸ばしするだけ。これを初級者は左右10回ずつ、上級者は30回ずつを目標に「毎日」行うと、前ももが鍛えられ、足の引き上げ機能の維持につながるのだ。

 寝たきり予防は1日でも早く始めるに越したことはない。明日からと言わず、今日から実践して、ピンピンコロリを目指しましょう。 

 ■久野式「サルコペニア肥満チェック表」(抜粋)
 (1)ちょっとした段差につまずくようになった
 (2)ペットボトルのふたを開けるのに苦労するようになった
 (3)長時間座っていると猫背になる
 (4)片足立ちで靴下を履こうとするとよろける
 (5)エスカレーターやエレベーターがあれば必ず使う
 (6)近所への買い物でも車を使う
 (7)20代の時より体重が10キロ以上増えている
 (8)話題の「△△ダイエット」を試しても痩せない
 (9)若い頃に食事だけのダイエットをやってリバウンドの経験がある
 (10)休日は一度も外出しないことが珍しくない

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