あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【ベストセラー健康法】TMD削らぬ治療で改善を その歯痛原因は「噛み締め」かも
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【ベストセラー健康法】TMD削らぬ治療で改善を その歯痛原因は「噛み締め」かも

「歯の痛み」というと、すぐに「虫歯」を思い浮かべるものだが、実際にはいろいろな要因で歯痛は起こる。

中でも面倒なのが「かみ合わせの悪さ」だ。単にかみ合わせが悪いからと言って矯正したり、削って調節しようとすると、悪化することもある。正しい知識を持って治療に臨みたい。

 そもそも人のかみ合わせは、なぜ悪くなるのか-。最大の原因は「噛み締め」という行為。

悔しいことが起きたときにグッと歯を食いしばることはあるが、これを無意識のうちに繰り返している人は、意外に多いのだ。

ストレスがあれば、睡眠中にも噛み締めているし、首や関節のゆがみ、姿勢の悪さから来る噛み締めもある。

 しかも、「噛み締め」が原因で起きる症状は、歯の痛みだけにとどまらない。

詳しくは別掲するが、気分がイライラしたりふさぎ込んだりといった精神症状や、口周りのシワやほうれい線などにも影響するというから、アンチエイジングを目指すお父さんとしては穏やかではいられない。

 そこで今回紹介するのが『ちょっと待って! その歯の痛み、8割は削らなくても治ります!』(すばる舎刊)という1冊。

著書の井出徹氏は、こうした噛み締めから起きるさまざまな不定愁訴を「TMD(側頭下顎部障害)」という“疾患”として捉え、「削らない治療」によって改善を図る歯科医師として知られている。

 「虫歯や歯周病などの炎症性の病気によるものではない歯の痛み、あるいはその周辺のトラブルに関しては、いきなり歯を削る治療をすることはタブーです」という著者。

たしかに、永久歯は一度削ってしまうと、二度と再生することはない。削ってうまくいかなければ、それはもう、「取り返しのつかないこと」になってしまうのだ。

単にかみ合わせが悪いという“口の中の状態”だけで対処しようとすると失敗を招く、と著者は言う。全身のバランスや精神状態などをトータルで観察し、その歪みを一つひとつ解消させていくことで、歯を削ることなく、TMDを改善させることは可能なのだ。

 たとえば本書には、呼吸法や首、肩のストレッチ法、さらには腹圧回復エクササイズなど、一見“歯並び”とは関係なさそうな取り組みにも紙幅を割いているが、じつはこうした全身の緊張の緩和が、歯や顎への負担を軽減し、TMDによる歯の痛みを解消することに役立つ。

読めば読むほど、人間の体がすべてつながっていることを再認識させられる1冊だ。

 「男性の場合、歯の痛みがあると、とにかくすぐに削ってくれ! と歯科医に訴えるケースが多いそうです。

単純な虫歯ならそれでいいのですが、かみ締めがあったりすると治療難民化しかねないので、要注意です」と語るのは、編集を担当したすばる舎の菅沼真弘氏。

 ちなみに著者の歯科医院では、患者が診察室に入って来るときの歩き方から全身バランスの状態を観察しているという。

先に診察イスに座らされ、エプロンなどのセッティングが済んでから歯科医師が登場する-という形の一般的な歯科医院では、こうした観察は不可能だ。

 あなたのかかりつけの歯医者さんは、全身を診てくれていますか。 

 ■「TMD」による諸症状
虫歯でもないのに歯が痛む、しみる▽知覚過敏▽詰め物やかぶせ物が何度も取れる▽樹脂の詰め物(レジン)やセラミックの詰め物の度重なる破損▽入れ歯が痛くてかめない、合わない▽歯の損傷▽口内炎を繰り返す▽唾液の減少▽味覚障害▽食事中に舌やほお肉をかむ▽滑舌が悪くなる▽咀嚼(そしゃく)できない感じがする▽顎(がく)関節症▽イライラやうつ症状、口周りのシワやほうれい線など

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