あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】がん治療に幅広い選択肢を持ち、患者のQOL向上もフォロー★日本医科大学付属病院・泌尿器科

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【日本の病院の実力】がん治療に幅広い選択肢を持ち、患者のQOL向上もフォロー★日本医科大学付属病院・泌尿器科  

   

泌尿器のがんは、前立腺がん、膀胱(ぼうこう)がん、腎がんなどがあり、治療法もさまざまだ。

たとえば前立腺がんの治療では、キズの小さなロボット支援手術(ダヴィンチ)、放射線を出す小さなカプセルを患部に留置する密封小線源療法、がんに集中的に放射線を当てる強度変調放射線治療(IMRT)、ホルモン療法、抗がん剤を用いる化学療法など、病態によってたくさんの選択肢がある。どの治療が適しているのか、見極めも非常に重要となる。

 そんな選択肢を幅広く持ち、身体への負担がなるべく少なくQOL(生活の質)を上げるため、いろいろな取り組みを行っているのが、日本医科大学付属病院泌尿器科だ。新たな治療法の開発にも積極的で、治験数が多いのも特徴である。

 「当院は、文京区にある地域がん診療連携拠点病院ですが、対象は足立・荒川・葛飾区といった東京の北東部になっています。というのも、当院は地下鉄南北線・千代田線・三田線からほど近いため、東京都の北東部の患者さんもたくさん受診されています。

そのニーズに応えるには、治療の選択肢をそろえなければなりません。既存の治療法では、予後改善の難しい方もおられますので、新しい治療法の開発にも力を入れています」

 こう話す同科部長(教授)を兼任する近藤幸尋(ゆきひろ)副院長(55)は、泌尿器がん治療のスペシャリストである。身体への負担の少ない腹腔鏡を用いた鏡視下手術で高い技術を発揮し、膀胱がんに関しては、オリジナルの治療も行っている。

 「膀胱がんは、表面の粘膜層に留まる早期がんであれば、内視鏡による切除で済み、膀胱を温存できます。従来は、粘膜層の下の筋層にがんが到達していると、膀胱を取らなければなりませんでした。

しかし、進行度合いによっては、筋層にがんが到達していても、内視鏡手術と抗がん剤治療などを組み合わせて、膀胱温存治療が行えることがあります。私たちはその見極めを得意としているのです」

 近藤教授は、がん細胞を調べる病理の医師らとタッグを組み、膀胱を温存できるかどうかを判断する独自の体制を整えている。

また、膀胱がんは再発しやすいため、新しい治療法として、免疫チェックポイント阻害剤の研究も行う。がん細胞は免疫細胞の攻撃を封じ込めるため、その動きを抑制し、免疫細胞が本来の働きをできるようにするのが、免疫チェックポイント阻害剤である。

 「新しい治療法の開発は、泌尿器系のがんに立ち向かうには欠かせません。そして、治療後のQOL向上のフォローも、大切だと思っています」

 身体へのなるべく負担の少ない治療で患者を救い、治療後のケアをするには、手間暇がかかる。しかし、近藤教授は時間を惜しまない。

 「診断と治療は現状を発展させることで、さらに進化できますが、治療後のフォローでは女性の患者さんのために、女医さんをもっと増やしたいと思っています」と近藤教授は話す。泌尿器がんを封じ込めるために邁進(まいしん)中だ。 (安達純子)

 【データ】2015年実績
 ・手術総数 717件
 ・前立腺がん手術数 82件
 ・膀胱がん手術数 143件
 ・密封小線源療法 41件
 ・病院病床数 897床
 〔住所〕〒113-8603 東京都文京区千駄木1の1の5 電話/03・3822・2131

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( 2017/05/06 13:54 ) Category ■日本の病院の実力・セカンドオピニオン | トラックバック(-) | コメント(-)
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