あなたの健康はお金で買えますか・・・? “口臭”を予防して爽やかな会話を!■笹澤麻由子(ささざわ・まゆこ) 歯科医師
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“口臭”を予防して爽やかな会話を!■笹澤麻由子(ささざわ・まゆこ) 歯科医師

こんにちは。歯科医師の笹澤麻由子です。今回はクリニックでのご相談が多い「お口の臭い」についてお話しします。

 ご自身の口の中の臭いや、他人の口臭は、気になっても相談しづらいし、指摘も難しいと思います。口臭は誰にでもありますが、その程度が問題です。

 起床時、空腹時、緊張時に口臭は強まります。口臭の原因を挙げてみましょう。

 ☆虫歯、歯周病
 ☆唾液量の不足
 ☆舌苔(ぜったい)
 ☆体の免疫力の低下
 ☆アルコール、たばこ、コーヒー等の嗜好品
 ☆ストレス
 ☆ホルモンバランス
 ☆全身疾患

 口臭の原因の90%は口腔内にあるといっても過言ではありません。中でも舌苔は約60%を占めています。

 続いて口腔内が原因である場合の口臭対策について説明します。

 ☆正しいブラッシング(定期的な歯科検診を受診して虫歯治療や歯周病予防を行う)
 ☆口の中の渇きを防ぐ(水分補給、ポリグリセリルメタクリレートやヒアルロン酸配合の保湿剤の利用、マウスウォッシュなどを用いる等)
 ☆唾液を促す(キシリトールガムを噛む、食べ物をよく噛んで食べる)
 ☆舌苔が大量につかないようにする(舌ブラシを使用する)

 これらの口臭対策法のうち、舌ブラシの使用に関しては、一歩間違えると逆効果になってしまう場合もあります。どう使えばいいのでしょうか。

 まずはご自身で「舌苔チェック」を行ってみてください。

 鏡の前でアッカンベーをして、舌の表面を白や淡黄色の苔のような物がべったりと付着していたら要注意です。

 ほんの少し白っぽい程度でしたら問題はありません。

 舌苔をとるための舌ブラシですが、必ず専用の柔らかいブラシを使ってくださいね。

 歯ブラシでゴシゴシこするのはだめですよ。なぜなら、舌の粘膜や舌乳頭などを傷つけてしまう可能性があるからです。

 最後に、唾液促進や舌苔付着防止につながる簡単な運動をご紹介します。

 舌を前歯につけるように持ち上げます。

 そして口笛を吹くようにとがらせ、舌を左右に動かします。

 これは、手軽にどこでもできるお口の運動法です。口腔内環境のみだけでなく、ほうれい線の予防など美容効果も期待できますよ。

 口臭を防ぎ爽やかな息で友人、恋人、家族との会話を楽しみましょう。

■笹澤麻由子(ささざわ・まゆこ) 歯科医師。横浜市出身。桐朋学園大音楽学部演奏学科声楽専攻、日本歯科大新潟歯学部を卒業。大学病院勤務を経て、ささざわ歯科医院(群馬県高崎市)副院長。日本小児歯科学会会員、日本歯科審美学会会員。現役女医ユニット「Joy ☆Total Clinic」(カロスエンターテイメント)のメンバー。

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