l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 美と健康のためのワインの選び方


美と健康のためのワインの選び方

歓送迎会やお花見と、お酒を楽しむシーンがにわかに増えるこの時期。昔から「酒は百薬の長」といわれるが、適量飲んでいる人は、お酒をまったく飲まない人や多量に飲む人よりも死亡率が低い、という研究データがある。なかでも“健康的”なお酒といえば、多くの人がイメージするのは赤ワインだ。実際、赤ワインは本当に“健康的”なのだろうか?

「疫学的にもセンテナリアン(百寿者)は赤ワインをよく飲んでいる、と報告されています。また、1990年代に発表された『フレンチ・パラドックス』も有名ですね。フランス人は肉やバターなどの動物性脂質を多く摂っているにもかかわらず、動脈硬化や心臓病による死亡率が低い。これは毎日赤ワインを飲んでいることに起因しているのでは? と逆説的に論じたものです」と言うのは、アンチエイジングドクターで、かつ日本ソムリエ協会認定のシニアワインエキスパートの資格も持つ横浜クリニックの青木晃先生だ。
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赤ワインに多く含まれるポリフェノールは、第七の栄養素といわれるフィトケミカルの一種で、抗酸化作用などさまざまなアンチエイジング効果があることがわかっている。

「赤ワインのポリフェノール効果に関しては、ご存じの方も多いはず。最近では、ポリフェノールの一種のレスベラトロール(黒ブドウの果皮に多く含有)という成分に注目が集まっていますね。レスベラトロールは長寿遺伝子サーチュインを活性化させるということがわかってきています。今なお研究途上ですが、レスベラトロールは強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つ物質で、動脈硬化予防、抗がん作用、糖や脂質の代謝改善、メタボリック改善、認知症予防、美肌効果などが臨床研究で確認されてきています」(青木先生)。
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さて、このレスベラトロールをはじめとするポリフェノールを多く含むブドウ品種は、果皮が厚くて色が濃いカベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ、タナの3品種だという。

「カベルネ・ソーヴィニヨンを例にとれば、チリ産のほうがフランス産のものよりポリフェノール含有量や活性酸素除去能が高いといわれます(醸造や熟成期間を同じ条件にした場合)。より熟成したワインのほうが活性酸素除去能が高いことも確認されています。また白ワインにも、赤ワインにはない効果があります。白ワインには抗菌作用があり、特に生牡蠣とは成分的にも相性がいい。腸内のビフィズス菌のなどの善玉菌を増やし、腸内細菌叢のバランスを改善する作用もあることがわかってきています。これらの効果を求めるなら、シャープな酸が多いリースリングやソーヴィニヨン・ブランなどを選ぶといいでしょう。ただし、適量は守って。ワインの適量は、一日ボトル3分の1本まで。休肝日を設けることも忘れないでください」(青木先生)

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