あなたの健康はお金で買えますか・・・? 1日3杯のコーヒーがダイエット&美容に効く

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1日3杯のコーヒーがダイエット&美容に効く 

   

いつでもどこでも手軽に飲めるコーヒー。普段から何気なく飲んでいるコーヒーは、近年、さまざまな健康効果を持つ飲み物として注目を集めています。体の中から健康になる、コーヒーの“効く飲み方”をご紹介しましょう

 コーヒーが歴史に登場したのは9世紀ごろのエチオピア。今では世界各国で飲まれている嗜好品飲料だ。

 近年は、このコーヒーの“健康効果”が注目されている。これまで、脂肪燃焼効果、血液をサラサラにする、脂肪肝などの肝臓障害の抑制といった数々の報告がされている。昨年も「コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて、心臓病や脳卒中といった循環器疾患の死亡リスクが低い」という報告(※後述)が発表され、話題を呼んだ。

 “コーヒー博士”こと薬学博士の岡希太郎さんは、「コーヒーの主な有効成分は、目覚めさせる作用と抗炎症作用があるカフェイン、抗酸化・脂肪燃焼作用のあるクロロゲン酸などのポリフェノールの2つ。ほかにも、ニコチン酸、NMPなどの有効成分が多く含まれている。これらが複合的に働き、体の中で影響を及ぼすと考えられている」と話す。

 こうした健康効果を得るために、岡さんが薦める量は、「1日に3~4杯がベスト。ポリフェノールやカフェインが十分にとれ、飲み過ぎによる障害もない量です」(岡さん)。また、基本的にブラックで飲むのがお薦めだ。

 飲み過ぎには注意しつつ、コーヒーを楽しもう。
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コーヒーの主な有効成分は4つ

●カフェイン

 目覚めを促す覚醒作用のほか、利尿作用や短期的記憶力の向上、計算速度を速めるなど、作業時間を持続させる効果がある。また、最近の研究では運動前にコーヒーを飲むことで脂肪燃焼を促進するという報告があり、ダイエット効果も期待できる。

コーヒー(10g)1杯分(100ml)100mg

●ポリフェノール

 コーヒー豆にはポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が多く含まれる。クロロゲン酸は小腸と肝臓で代謝され、半分以上がフェルラ酸という成分に変化。これが血中に移行し、血管内で血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにする。体脂肪燃焼を促す作用もある。

コーヒー(10g、浅煎り)1杯分(100ml)200mg

●ニコチン酸

 コーヒー豆に含まれるトリゴネリンは、焙煎されると、脂質異常症や動脈硬化の予防に役立つニコチン酸に変化する。血中の遊離脂肪酸の濃度を下げる、ストレスを和らげる作用がある。ニコチン酸とよく似た成分がコーヒーの香りにも含まれる。

●NMP(N-メチルピリジニウムイオン)

 トリゴネリンが焙煎により、ニコチン酸のほかに、NMPというもう一つの物質にも変化する。ニコチン酸と同様、副交感神経を刺激してリラックス効果を高めたり、強い抗酸化作用で発がん性物質を解毒したりする。

●コーヒーを効かせる飲み方は→1日3~4杯(コーヒーポリフェノール 500mg/日)

 効果のあるポリフェノール量に換算すると3~4杯が効果的な量。5杯以上飲む人は逆に心臓疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患のリスクが上がるという報告があるので、飲み過ぎには注意して。

コーヒーの9の健康効果

●1. UVから肌を守りシミをできにくくする

 コーヒーのクロロゲン酸は強い抗酸化作用を持つ。紫外線を浴びることで、皮膚の色素細胞が過剰な色素を作るが、クロロゲン酸が活性酸素の働きを抑制し、色素沈着を防ぐ。そのため、シミができにくい肌になる。

●2. 肝臓を守る

 肝臓に中性脂肪が蓄積するのを防ぐ。日本人を対象とした研究で、コーヒーを毎日2~3杯飲む習慣がある人は、飲まない人に比べて、脂肪肝の発症リスクが低かった。また、1日3~4杯飲む人は飲まない人に比べて肝臓がんの発症率が1/2以下だった。ほかにも、肝機能改善、肝硬変を予防するという報告がある。

 脂肪肝のない男性492人を対象に、99年から04年の5年間で脂肪肝が発生した164人と発生しなかった328人とで、コーヒーの飲量を比較。結果、脂肪肝になった人は5年間でコーヒーを飲む量が有意に減少していることが分かった。(データ:三越厚生事業団三越診療所・船津和夫医師)

●3. 糖尿病のリスクが低下

 インスリン感受性を改善して、糖尿病のリスクを下げる。コーヒーを1日4~5杯飲む人は飲まない人に比べて、2型糖尿病のリスクが最大58%まで下がるという疫学調査報告がある。また、この効果はカフェインを抜いたインスタントコーヒー(デカフェ)でも認められている。

●4. 血液をサラサラにして動脈硬化を予防

 ポリフェノールが強い抗酸化力を発揮し、LDL(悪玉)コレステロールの増加を防ぐ。HDL(善玉)コレステロールが微増したという報告もある。また、ニコチン酸は血栓を溶かす作用をサポートし、血液をサラサラに保つ。

●5. 認知症を予防する

 動物実験において、クロロゲン酸は脳内の血糖値を抑制し、エネルギー代謝を高める作用が確認されている。また、神経細胞を保護する作用もあり、こうした働きから認知症予防に役立つと考えられている。

●6. ストレスを和らげる

 コーヒーを飲むと、飲む前に比べてストレスレベルが緩和したという報告がある。また、コーヒーの芳香成分はリラックスを促す。ドリップコーヒーの香りをかいで脳のα波が増加したという報告もある。

●7. 子宮体がんを予防する

 子宮体がんも防ぐようだ。子宮体がんのリスクはコーヒーを週2日以下しか飲まないグループに比べて、1日1~2杯飲むグループを3杯以上飲むグループでは低いという疫学研究の報告がある。

●8. 脳卒中・虚血性心疾患の発症が少ない

 コーヒーに含まれる抗酸化成分が作用を発揮し、血管を傷つける活性酸素の働きを抑制するほか、動脈硬化や血栓などを防ぐためと考えられている。15年に日本人を対象とした大規模な疫学調査でも報告された。

 日本人を対象とした多目的コホート研究による報告。コーヒーを1日に2杯以上飲む群、1杯以上飲む群、週に3~6回飲む群は、コーヒーをまったく飲まない群に比べて、循環器疾患の発症リスクが明らかに低かった。(データ:国立がん研究センター がん予防・検診研究センター)

●9. 内臓脂肪を減らす

 カフェインは脂肪分解酵素を活性化し、血行を促して代謝を上げる。また、クロロゲン酸は食事で取り込む脂肪の燃焼を促し、内臓脂肪を減らす効果が確認されている。
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( 2017/05/15 00:15 ) Category ■ダイエット・ 肥満・メタボ・摂食障害・味覚障害 | トラックバック(-) | コメント(-)
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