l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 平熱でも要注意! お年寄りの肺炎


平熱でも要注意! お年寄りの肺炎

これからの季節、注意したいのが肺炎。お年寄りの肺炎はなかなか発見しにくく、ちょっと風邪気味みたいだけど、平熱だし……と思っていたら、じつは「肺炎だった」というケースも多々あります。いったいどうして、こんなことが起こるのでしょうか?

 まず、発熱の仕組みを追ってみることにしましょう。ウイルスなどが体内に入り込むと、白血球からは「サイトカイン」という発熱物質が分泌されます。

これが脳内の視床下部にある、体温を調節する中枢に作用。発熱を起こします。体温が上昇すると、ウイルスの増殖スピードは鈍化。白血球も活性化します。

 ところがお年寄りの場合、このサイトカインの分泌に異常が起こっている場合があるのです。そのため、体温も上がらず、ウイルスは暴れっぱなしという困った状態に陥りがち。

平熱にもかかわらず、じつはひそかに肺炎症状が進行しているかもしれません。体温チェックだけで安心してはいられないのです。

 さらに、痴呆が進んでいる場合など、本人の自覚がないケースがあります。また、たとえ自覚していても、それをうまく周囲に伝えられない、ということも。

■肺炎のこんな症状に注意!

 発熱、せき、たん、胸の痛みなど肺炎独特の症状がはっきりとみられないことがあります。手がかりとなるのは、呼吸回数の増加。脈拍、血圧なども注意深く観察する必要があります。

・呼吸回数が多い
・脈拍が高い
・血圧が高い
・咳・痰が出ている
・食欲がない
・水を飲まない

□予防1: 日々の予防法

 肺炎の予防には良好な栄養状態を維持することが大切。特に血液中のアルブミンというたんぱく質が少ないと肺炎にかかりやすく、抗生物質も効かないことが知られています。肉や魚、納豆などを積極的に取り入れた食事づくりを心がけましょう!

□予防2: お口の中を清潔に

 お年寄りの場合、口の中の雑菌が肺に入りやすいもの。加齢により脳の神経伝達物質が減り、咳をするための反射神経が鈍くなるためです。その結果、菌が肺に流入し、肺炎になることが。毎日、マメに口腔ケアしましょう。

□予防3: 食後にすぐ寝かさない

 食後はしばらく上半身を起こしていてもらいましょう。これは胃液が逆流を防ぐため。胃液にはいろいろな菌が含まれているので要注意です。

□予防4: お昼寝時間はほどほどに

 長すぎる昼寝は脳の反射神経を鈍らせます。体内時計も狂いがちになりますので、せいぜい30分ほどにするよう、心がけましょう。

■こんな人が肺炎にかかりやすい!

・心臓に慢性疾患がある
・糖尿病である
・肝機能不全である
・腎不全である
・呼吸器に慢性疾患がある

発見が遅れ、手遅れになりやすいのもお年寄りの肺炎の特徴です。しっかり見守り、日々の予防を心がけましょう。
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