l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】患者ごとに合わせたオーダーメード医療 関節リウマチ★東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター   


【日本の病院の実力】患者ごとに合わせたオーダーメード医療 関節リウマチ★東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター   

自己免疫で手足の関節を破壊してしまう関節リウマチは、かつてその進行を食い止めるのが困難だった。その治療に新たな道筋をつけ、最先端の研究を行っているのが、東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター。患者数は国内最大で、内科と整形外科などが一体となり、患者ごとに合わせたオーダーメード医療を提供している。

 「関節リウマチの患者さんは、おひとりずつ症状も薬の効き方も異なります。新薬が登場する一方で、その効果や副作用の見極めも大切。そこで、2000年から6000人の患者さんの協力を得てデータを集積し、治療に役立てています」

 こう話す山中寿所長(56)は、このセンターが開設された1983年から治療と研究に取り組んできた。当時、治療法が浸透していなかった痛風も、ガイドラインを作成して、一般のクリニックで患者が受診できるように道を開いた。そして、現在、最も力を入れているのが関節リウマチの治療である。患者の膨大なデータを分析することで、2000年時点では、薬によって症状が治まる寛解(かんかい)を迎える患者はわずか8%だったが、09年には33%にまで押し上げた。

 「私たちは、全国の関節リウマチ患者さんの100人に1人を診ている責務があると思っており、2~3年のうちに、寛解率を50%以上にしたいと思っています」(山中所長)

 およそ6000人の患者調査は、今年で11年目を迎えた。データ集積は、今なお進行中で、これほどの膨大なデータは世界的にも類を見ず、国内外の治療と研究の最先端を走り続けている。

 「患者さんには年に2回調査にご協力いただいています。調査結果の回収率は98%。患者さんから信頼され、期待され、臨床を大切にしている私たちと患者さんが一体となっていることが、新たな治療への扉を開くカギとなっていると思っています」(山中所長)

 患者数の多さと膨大な研究、それを支える65人以上の医局員。そこから関節リウマチ治療の明るい未来は見え始めた。しかし、山中所長が治療研究への手を緩めることはない。難病の多い膠原病の治療に道筋をつけるべく、今現在、果敢に挑んでいる。

 「膠原病は種類も多く治療法も不十分。これから新たな治療法を開発し、標準治療として確立していきたい」と山中所長。取り組みに終わりはない。

<データ>2009年実績

☆受診患者数合計12万8053人

☆1日平均患者数454人

☆新患者数4874人

☆外来患者内訳/リウマチ60%、痛風16%、膠原病16%、その他8%

〔住所〕〒162-0054 東京都新宿区河田町10の22
(電)03・5269・1711

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