l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】“泌尿器科”で最先端治療!選択肢の多さが強み★杏林大学医学部付属病院  


【日本の病院の実力】“泌尿器科”で最先端治療!選択肢の多さが強み★杏林大学医学部付属病院  

泌尿器科が扱う疾患はとにかく多い。加齢に伴ってほとんどの人が発症する前立腺肥大症、あるいは、前立腺がん、精巣がんや膀胱がんもある。さらには、腎臓の病気、腎臓の隣に位置してホルモンの分泌を行う副腎の病気、体質や食習慣に関わる尿路結石&腎結石など、挙げれば切りがないほどだ。

 病気の種類が多いだけに治療法も多岐にわたる。前立腺肥大症を高度な技術で切除する「内視鏡によるレーザー前立腺核出術(HoLEP)」や、小さな孔を数カ所開けて行う腹腔鏡下手術など、さまざまな新しい治療が登場している。

 そんな最先端の診断・治療・研究を行っているのが、杏林大学医学部付属病院泌尿器科だ。今年4月に前立腺がんに対して保険適用になったロボット手術も導入し、新たな治療に向けて弾みをつけている。

 「先端技術を駆使することで、患者さんへの身体の負担が軽くなるだけでなく、より安全で確実な治療を提供することができます。その治療の選択肢をたくさん持っていることが私たちの強み。腹腔鏡下手術やHoLEP(ホーレップ、前立腺肥大症の新しい治療法)の治療などでは、地域の先生方からも患者さんを常にご紹介していただいています」

 こう話す同科の東原英二教授(68)は、内視鏡治療のパイオニア。腎臓結石で内視鏡治療が世界的に導入され始めた1980年代、東原教授も国内で先陣を切り治療に取り組んだ。それまで腹部を切って腎臓から結石を取り出していたが、内視鏡治療により腹部へキズをつけずに済むようになった。

 その後の92年には、副腎の摘出で、世界に先駆けて腹腔鏡を用いた治療を実施。1年間かけて安全性を確かめ、新しい医療器具をメーカーの協力を得て作り、世界初の治療を行った。今もその情熱を持ち続けている。

 「内視鏡や腹腔鏡を用いた治療は、医療器具の進展で従来以上に安全に行えるようになりました。しかし、今は保険制度の縛りがあり、なかなか新しい取り組みを行うことができません。そのため、最近では、世界に先駆けた治療を開発しにくくなっているのです」

 とはいえ、最新の手術式だけにこだわっているわけではない。長年、難病のひとつで腎機能が低下していく「多発性嚢胞腎(のうほうじん)」の薬物治療でも、最先端の研究を行っている。

 また、片方の腎臓を摘出すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるとの海外の報告を受け、開腹手術によりなるべく腎臓機能を残す手術も実施。最先端治療は、道具のひとつに過ぎない。

 「治療は世界レベルで日々進歩しています。私たちはそれを行う技術レベルを持っています。国内でも時差がなく、反映されるシステムができることを願っています」と東原教授。

 その取り組みに終わりはない。(安達純子)

<データ>2011年実績
・手術総数906件
・腎臓手術76件

・前立腺がん(腹腔鏡下手術による全摘)35件
・膀胱がん手術186件(内視鏡による切除を含む)
・尿路結石治療219件
・病院病床数1153床
〔住所〕〒181-8611東京都三鷹市新川6の20の2
(電)0422・47・5511

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