あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】心臓病 イムス葛飾ハートセンター  
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【日本の病院の実力】心臓病 イムス葛飾ハートセンター  

齢化や生活習慣によって狭心症や心筋梗塞などの心臓病は増加傾向。いつ何時発症するかわからない。そんな患者を救うために昨年3月にオープンしたのが、イムス葛飾ハートセンター。葛飾区、江戸川区、足立区を含めた東京北東部100万人の医療圏をカバーし、365日24時間体制で治療を行い、関東でトップテンに入る実力を誇る。

 「1人でも多くの患者さんを救うには、適確な診断と治療により、患者さんが早く元気に退院することが望ましい。その体制づくりを1年かけて行いました」とは、吉田成彦院長。

 もともとこの医療圏は、2000年に心臓血管外科と循環器内科を設置した新葛飾病院が担っていた。それまでカバーする基幹病院がなかったため患者は急増。そこで、急性期の患者の診断・治療を行いやすくするため、イムス葛飾ハートセンターが独立して開設された。手術室2室、カテーテル室2室を設置し、救急車の搬送受け入れだけでなく、病院との連携によりドクターカーで患者を迎えに行くこともあるという。それも、東京に限らず福島県や北関東に及ぶ。

 「遠方の患者さんは、病院との“病病連携”。開業医の先生との“病診連携”もあります。連携があるからこそ、患者さんをスムーズに受け入れることができています」(吉田院長)

 さらに、ベッド数が50床の小規模ながら20人の医師が常勤。一般的に外科医不足が危惧されているが、若い医師も心臓血管外科技術を学ぶために集まっている。それでも吉田院長は、「循環器内科医をもっと増やしたい」という。なぜなら、目指すは患者中心の医療だからだ。たとえば、狭心症や心筋梗塞では、血管カテーテル治療と手術の2つの選択肢がある。どちらの治療が良いのか、今も医師同士の活発なコミュニケーションで選択し、チーム医療を実現している。それをより強化したいというのである。

 「私たちの強みは患者さんを中心としたチーム医療。医師や看護師は、患者さんを家族のように思い、事務職のスタッフは1分1秒でも早く受診できるようにする。4月からまたスタッフが増えますが、それをより徹底したい」

 こう話す吉田院長は、母親が狭心症を患っていたことから心臓血管外科医を目指した。それだけに、患者に対して「家族のように」との思いは強い。そして、1人でも多くの心臓病の人を救うために、「将来的には病床数を増やせれば」という。取り組みは今後も続く。

<データ>2009年実績(2009年3月~12月)

★心臓手術総数449件

★冠動脈バイパス術158件

★血管カテーテル治療499件

★病床数50床

〔住所〕〒124-0006東京都葛飾区堀切3の30の1
(電)03・3694・8100

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