あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【メタボより怖いロコモ】女性だけの健康体操教室会員60万人に 第1回ロコモサロン
1

【メタボより怖いロコモ】女性だけの健康体操教室会員60万人に 第1回ロコモサロン

ロコモ チャレンジ!推進協議会主催「第1回ロコモサロン」(東京、昨年11月)リポート。今回は、全国にフィットネスを展開するカーブスジャパンの「ロコモ啓発に関する取り組み」を、同社執行役員の齋藤光戦略企画部長が話した。

 同社では、「女性だけの30分健康体操教室」を全国で展開している。「筋力トレーニング+有酸素運動+ストレッチ」を組み合わせた30分ほどのプログラム。筋力トレーニングを30秒やり、有酸素運動を30秒というように交互に繰り返し、全身の筋肉を順次鍛えていく。

米国発祥で2005年にライセンス契約した同社が、翌年から全国展開。昨年10月には1365店舗、会員約60万人になったという。

 特徴は、(1)今まで運動とは無縁の40歳以上の女性が会員であること(40歳以上が90%で50~60代が中心)(2)始めやすい、続けやすい(女性だけ、短い30分プログラム、ターミナル駅でなくご近所に立地)(3)有効なプログラム(日米の専門機関でエビデンス)。

 医療費・介護費増の3大要因に次のようなアプローチをしているという。

 (1)メタボ対策(生活習慣病・血管疾患リスク低減)=国立健康・栄養研究所と共同研究
 (2)ロコモ対策(筋力・筋肉量・体力指標などの改善)=同
 (3)認知症対策(認知機能改善=東北大学加齢医学研究所と共同研究)。

 中でも、ロコモについては、トレーニングの結果、下肢筋肉が20%向上し、脚力と柔軟性の向上で転倒リスクが軽減するなどの介護予防効果が証明されたという。

 ロコモ対策はさらに、健康長寿医療センターや筑波大学久野研究室(システム脳科学)との研究を継続しているという。

 これらを踏まえた同社のロコモ啓発活動は、まずは会員向け。さらにその友人・地域社会、そして一般向けに行っている。

会員に対しては、部数60万~70万部の会員誌で専門医が「ロコモは体の動くうちから対策をしなければいけない」などとアドバイスしている。さらに、会員から友人にロコモ認知のための冊子を30万部配布した。

 この結果、会員へのロコモ認知度調査で、2010年8月の21%が13年5月には75%になった。

 また、同社は27都道府県150店舗で介護予防事業を展開しているが、そこでも啓発活動を行っている。そして最後に、「ロコモやメタボ、認知症への効果に関する確かなエビデンスをとり、皆様に広めていきたいと思います」と、齋藤氏は締めくくった。 (木村進)

 ■ロコモ ロコモティブシンドローム=運動器症候群の略。筋肉や骨などの衰えで歩行などに支障を生じ要介護リスクが高まる。予備軍含め4700万人が危機にある。

関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★
ホテル最安値の簡単検索
比較サイト【トリバゴ】