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専門家が伝授 美白化粧品 自分に合う「究極の1本」選び方、効かせ方

こんにちは。ビューティーサイエンティストの岡部美代治です。30代からの美白特集、今回は「自分の肌に合う美白化粧品の選び方と効かせ方」についてお届けしたいと思います。

●絞り込まれてきた、安心して使える美白有効成分

 新技術を搭載した美白化粧品が各メーカーから続々と登場するので化粧品選びに迷うかもしれませんが、下記のような「美白有効成分」が配合された「医薬部外品」の美白化粧品を選ぶことが一つのポイントになります。

 厚生労働省によって美白効果が認められている「美白有効成分」はいくつもありますが、近年はだいぶ絞り込まれてきました。

●安心して使える医薬部外品の美白有効成分

(1)ビタミンC誘導体……メラニン合成の抑制、分解の促進

(2)アルブチン……メラニン合成の抑制

(3)コウジ酸……メラニン合成の抑制

(4)トラネキサム酸……炎症予防によるメラニン合成抑制

(5)グリチルリチン酸誘導体……炎症防止によるメラニン合成抑制

 上記に加え、メーカーごとの独自の美白有効成分(カモミラET、ルシノール、4-MSK、XTC、エラグ酸など)もあります。

 最近のトレンドとしては「抗炎症」が美白のキーワードの一つ。炎症を防ぐことで、シミができにくい肌を育んでいくという考え方です。資生堂のHAKUなどに配合されているトラネキサム酸や、グリチルリチン酸、XTCなどが、抗炎症作用によってメラニンができるのを防ぐ美白有効成分です。

 メラニン抑制のメカニズムは美白有効成分によっても異なりますが、どれも安心して使え、シミやそばかすへの効果が認められているもの。適切な配合量も決められているため、どの成分を選んでも美白効果に大差はないと私は思っています。

 「どの成分を選ぶか」よりも、「毎日使い続けられるか」を基準に選ぶこと。美白ケアは「継続」が何よりも大切なのです。
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「ドラッグストアの美白美容液は効かない!?」の思い込み

 洗顔料・化粧水・美容液・クリームのどれか1アイテムに美白化粧品を組み込むなら、美白有効成分の配合量が多い美容液やクリームを選ぶといいでしょう。

 デパート系ブランドの1本1万円以上する美白美容液と、ドラッグストアで手に入るプチプラコスメを比べた場合、価格の高いものは感触が良かったり、使っているときの効果への期待感と高揚感が得られたりという+αがありますが、プチプラコスメの中でも優秀なものはたくさんあります。

 「価格が高いものは効く、安いものはそれなり」ということはなく、皮膚科学的には、どちらも使い続けてこそ効果が発揮されます。

 無理をして高い美容液をケチケチ使うくらいなら、無理のない価格の美容液をたっぷり使う方が効果は高まります。もちろん高い美容液をたっぷり使うなら申し分ありません。

●まずは1本を使い切る。美肌サインが現れたら使い続けよう

 「美白効果が高い」と噂のアイテムでも、感触や香りが自分の好みでないと、継続して使い続けることができないので、「毎日気持ち良く使えるかどうか」を基準に選びます。

 製品によって、しっとりタイプ、みずみずしいタイプなど、テクスチャーもさまざまなので、購入前には必ず感触を確かめましょう。そして朝晩に使い続け、1本を使い切ってほしいと思います。

 「シミやそばかすが薄くなった」とはっきりと感じられなくても、「なんとなく肌が元気になった」「肌がキレイと褒められた」「化粧ノリが良くなった」といった美肌のサインが得られたら、ぜひ2本目も使い続けてほしいと思います。

 というのも、メラニンの生成は急には止まらないため、1本使い切ったくらいでは、シミやそばかすのはっきりとした変化を感じられないことも多いのです。それに対して、「肌のくすみがクリアになる」「肌色がイキイキとする」といった美肌効果は比較的早く効果が実感できるもの。前回記事でもお伝えした通り、メラニンケアだけでなく、こうした美肌ケアも「美白」といえます。

 感触も気に入った「コレ」という1本が見つかったら、じっくり美白ケアに取り組んでみてください。

●美白化粧品の選び方・効かせ方のポイントまとめ

●どれか一つを選ぶなら美容液かクリームを

●購入前に必ず試してみる

●成分よりも「感触の好み」で選ぼう

●価格が効果に比例するとは限らない

●2本目、3本目と使い続けること

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