あなたの健康はお金で買えますか・・・? がん・糖尿病の原因にもなる 食事中の水分摂取がもたらす危険(1)
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がん・糖尿病の原因にもなる 食事中の水分摂取がもたらす危険(1)

 食事中に水やスープで食べ物を流し込む――意外にもこの行為が、体調を崩す原因となるかもしれない。虫歯や歯周病につながるだけでなく、大腸や小腸の細菌のバランスを崩し、思わぬ病を引き起こしかねないという。「ご飯を食べながら、水をガブガブ飲み、さらにスープがないと食事が進まないといった人は、少なからずいます。

噛まずに食べ物を胃に流し込むスタイルですが、それは単に、胃や腸の負担を増やすだけではありません。結果的に、口の中を保護する唾液の量が減ることにつながり、体に様々な支障を与えることになるのです」
 こう語るのは、昭和大学歯科病院総合歯科診療科の担当医だ。

 中でも、最も重要とされる“唾液”について、さらに詳しく聞いてみると、主に七つの働きがあるという。
 ●熱い物、冷たい物など、刺激物を食べた際に傷つきやすい口腔内の粘膜を保護する。
 ●話をしたり、飲み込んだりする時の舌の動きをよくする。
 ●虫歯菌に溶かされた歯を再石灰化して、元に戻す働き。
 ●虫歯菌が出す酸を中和する。
 ●風邪や食中毒の原因となる細菌が体内に入らないようにする。
 ●味覚を感じさせる。
 ●体の水分が減った場合、唾液量が減ることで口や喉が乾いて補給を促す役目を果たす。

 唾液は健康な人で1日500~600ミリリットル程度が分泌されるという。重要なのは、その多く(約300ミリリットル)が、食事中に食べ物を咀嚼する刺激によって分泌されることだ。食べ物を水などで流し込むという行為は、食事中だけでなく、1日の唾液量を減らすことにもつながる。結果的に口腔内に雑菌が繁殖し、虫歯や歯周病が増え、カンジタ菌を増やし、同時にカビも繁殖させてしまう。

 さらにもう一つ問題なのは、食事中に水分を摂るということは、胃液を薄めることにもなる。そのため、こうした口腔内の雑菌が死ぬこともなく、そのまま小腸や大腸に送り届けられることになるのだ。「食べ物に付着した菌は、胃の中では生きていられません。しかし、食事中に水を飲むと胃酸が薄まり、菌が胃の中でも生きのびてしまうのです。実際、薬が一切なかった旧日本軍の部隊内でコレラの保菌者が出て、部隊全滅の危機に陥った際、『食事中に水を飲むな』という軍医の指示を守り、全員が無事だったという例があります。

必要以上の水分が加わらなければ、それだけ本来の胃酸は強力ということ。本来は薄めてはいけないのです」(同)そもそも、食材の衛生において基準が非常に厳しい日本において、コレラが起きる余地はまずない。しかし、食事中に水分を流し込むことで雑菌を体内に侵入させ、知らず知らずのうちに体を壊しているかもしれないのだ。

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