あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の名医】顔面けいれん専門の希少な脳神経外科医★日本医科大学千葉北総病院脳神経外科の講師、梅岡克哉さん(42)
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【日本の名医】顔面けいれん専門の希少な脳神経外科医★日本医科大学千葉北総病院脳神経外科の講師、梅岡克哉さん(42)

顔面に突如として電気を流されたような激痛が走る「三叉(さんさ)神経痛」。顔の表面が自分の意思とは無関係にピクンピクンと動き出す「顔面けいれん」。

千葉県印西市にある日本医科大学千葉北総病院の梅岡克哉医師は、この二つの疾患治療を専門とする、国内でも数少ない脳神経外科医だ。

 「顔面けいれんや三叉神経痛は生命に関わる病気でないため、外来などでも意外と軽視されやすいんです。でも患者さんの症状はとてもつらい。それを理解し、治療してあげたい。生活の質を改善させてあげたいと思うようになって…」

 人間の脳は、構造こそ同じでも、微妙な個人差がある。本来離れているはずの血管と神経が当たっていると、それだけで神経が刺激を受けてしまうことがある。これが三叉神経痛や顔面けいれんを引き起こす原因だ。梅岡医師の得意とする手術は、その位置を外科的に修正するもの。

 「このあたりは重要な神経が集中しているので、わずかなミスで聴力を失うなどの重大な合併症を招きかねない。脳外科医の本音としては、命に関わる病気でないため、積極的に手を付けたいとは思わない場所なんです」

 それだけに、この病気を専門とする梅岡医師にかかる患者の期待は大きい。最も遠方の通院患者は沖縄から来る。

 この病気を専門とする医師が少ないことは、正確な診断を困難にもする。群発頭痛や額関節症と誤診されて苦しんでいる人も少なくない。たとえ正しい診断がされても、数ある治療法の中から最適の治療を選択するためには、高度な医療判断が求められる。

 「自分自身の勉強と並行して、後進の指導にも力を入れたいんです」

 梅岡医師の言葉は、この病気で苦しむ全国の患者の願いでもあるのだ。(長田昭二)

 ■梅岡克哉(うめおか・かつや) 1970年山口県周南市生まれ。96年日本医科大学を卒業し、同大脳神経外科入局。同大附属病院、虎の門病院、三井記念病院などを経て2000年より現職。脳神経外科専門医、脳卒中専門医、医学博士。趣味は海釣りと草野球。

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