l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の名医】効果的で安全性高い“てんかん”治療に心血★日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市中原区)脳神経外科講師 太組一朗さん(46)


【日本の名医】効果的で安全性高い“てんかん”治療に心血★日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市中原区)脳神経外科講師 太組一朗さん(46)

「てんかん」の国内患者数は約100万人。対して、てんかん専門医の数は全国で400人ほど。医療提供体制の充実が急務だ。その中で、脳神経外科医の立場から積極的なてんかん治療に力を入れるのが、日本医大武蔵小杉病院の太組一朗医師。

 「効果と安全性に優れた治療法はあるのに、日本では専門知識を持つ医師の少なさから、本来の成果が出しきれていないのが実情。手術で治るてんかんがあることさえ知られていない。

これを改善すれば、てんかん患者を巡る環境は大きく改善するはず」と語気を強める。

 特に太組医師がいま力を入れているのが、「てんかん医療過疎地」における医療技術向上に向けた取り組みだ。2カ月に1度、沖縄赤十字病院で行う「てんかん専門医外来」では、同院の脳神経外科医と神経内科医に、川崎から出張する太組医師が加わり、3人の医師が合同で1人の患者を診察。各自の専門性を生かした問診を行い、3人の意見交換の上で治療計画を立てる。

 「沖縄はてんかん専門医が特に少なく、かといって簡単に患者を本土に呼ぶわけにもいかない。この取り組みで、沖縄県内の患者の利便性向上だけでなく、沖縄の地域医療に従事する国内すべての医師にてんかん治療に興味を持ってもらうきっかけになれば」と抱負を語る。

 本拠地の武蔵小杉でも、難治てんかんに対する外科本業の手術で実績を上げる一方、てんかん診断用の24時間ビデオ脳波計付き病室など設備の充実を図り、首都圏におけるてんかん治療の中核病院としての整備を進める。

 てんかんについての正しい啓蒙活動と、医療者に向けた治療技術の普及をめざして心血を注ぐ太組医師。患者と家族にとって、これほど心強い存在はいない。 (長田昭二)

 ■たくみ・いちろう 1965年東京都武蔵野市生まれ。92年日本医科大学を卒業し、同大脳神経外科入局。同大付属病院、海老名総合病院、松江病院(東京・江戸川区)、米メイヨークリニック、同シーダーズサイナイメディカルセンター等を経て2009年より現職。脳神経外科専門医、てんかん専門医。医学博士。趣味はウッドベース演奏と水泳。

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